“鬼太郎サーガ”について
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裏庭に出る
偉大な漫画家、水木しげる翁。
氏の作品の中、もっとも知られ、もっとも多く展開されたのが、「墓場鬼太郎」という名前(「ゲゲゲの鬼太郎」は通り名。小学校で「墓場くん」と呼ばれたりしている)の妖怪少年を主人公にした作品群であることに異論のあるかたはおられないと思います。
この作品群を「鬼太郎サーガ」と呼称したのは、私の知る範囲では京極夏彦氏ですが、判りやすい便利な呼びかたなので無断で使わせていただくことにしました(笑)。
こちらでは、私の個人的趣味としまして、鬼太郎サーガの感想などなどを手前勝手に書き殴ろうと思っております。
ええ、自己満足でございます。
ですので、つまらなくてもお怒りにならぬよう、あらかじめお願い申し上げておきます。
まずは簡単に。
鬼太郎サーガを大きく分けますと、怖くて不気味な鬼太郎の物語と、正義の味方の鬼太郎の物語と、2タイプあります。
この両鬼太郎、水木翁の中では同一人物らしいのですが、読者からすると別人か、あるいは互いに別世界の同一人物としか思えません。それほどに言動などが違います。
ですので便宜上、ここでは貸本版・ガロ版の怖い鬼太郎を「黒い鬼太郎」、少年誌版の正義の鬼太郎を「白い鬼太郎」と、それぞれ呼ばせていただきます。
以上のことを前提に、各頁をご覧くださいませ。
なお、ネタバレを含んでおります。あらかじめ、ご了解ください。
本当に駄文ですので、どうかよしなに。m(_ _)m
ついでにと言うのもアレですが、鬼太郎作品以外の感想なども。
こちらも一部ネタバレを含んでおります。
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