2008年5月


 
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■2008/05/01 (木) 八十八夜 (旧暦 弥生廿六日)
 
 
 中古カメラ市・春の陣。
 
 今回は不漁。
 そんな中、目に留まった面白グッズ。
 
 WATAMETER WI
 
 何だかお判り?
 表側に「WATAMETER」。
 
 WATAMETER WI
 
 真上。
 
 WATAMETER WI
 
 後ろ。右側のつまみにメートルの目盛りと、中央に「W I」。
 これで、お判りのかたもおられるでしょうね。
 
 WATAMETER WI
 
 こう使う。
 
 WATAMETER WI
 
 外付の距離計。これで被写体までの距離を測定してレンズの焦点距離を決定。
 ですので、距離計のないカメラ用ですね。
 
 WATAMETER WI
 
 とは言え合体するカメラは選びませんと。
 いくら何でも小型軽量が売りのオリンパスPENに付けるのは、性格が変わってしまいそうで(笑)。
 
 WATAMETER WI
 
 で、こいつを引っ張り出してみました。
 オリンパスSIX。距離計内蔵ですが幸いにも(をい)壊れてます。
 
 WATAMETER WI
 
 似合いますね。
 これでピンボケも怖くない。
 
 WATAMETER WI
 
 蛇腹カメラなのに背中がメカっぽくなり楽しいです。
 
「WATAMETER」というのはドイツのメーカーだそうで、これは有名な品だそうです(妖之佑は知らなんだ)。
 キーホルダーっぽく金具がありますが、たぶん元の持ち主さんが付けたのでしょう。距離計は精密機器なので携帯ストラップ的扱いは厳禁。カメラとの合体では邪魔だしね。
 なお。もちろんジャンクの中から発見、五百円で買いました♪
 
 他には8mm用望遠レンズ(買っても使い道がない)と、タクマーとロッコールのそれぞれ28mm広角レンズを買ったのみ。無論すべてジャンク価格。
 フィルム式カメラが販売統計の対象から外れた事や、店頭での扱いなど(広角が処分価格というのは今までなかった)、フィルム式は土俵際なのかな。
 中国成金が気前よく買うせいか、珍品も減りましたしね。
 
 


 
■2008/05/01 (木) 怒りを通り越して、
 
 
 あきれてしまいました。
 
http://www.news24.jp/108456.html
 
 家計に悩む国民の財布から搾取する法律を成立させた連中が、そのことを高級料亭で祝うだなんて……与党は悪の組織ですか!
 福田総理の会見にあった「本当に苦しい判断」とやらが大嘘だと判ります(まあ、あの長ったらしい会見内容は言い訳に終始してましたけどね)。
 とにかく酷い話だ。
 
 近い将来、消費税が15%とか20%とかになったときも、連中は高級料亭で祝うんでしょうね。
 けっ。
 
 


 
■2008/05/02 (金) (旧暦 弥生廿七日)
 
 
 あれから稽古に精進を重ねまして。
 なんとか1002回転と、ギリギリで最上級の技「イサオの愛」を決めることに成功しました、「ちゃぶ1グランプリ」
 ↓は、二度目の「イサオの愛」成功すなわち千回転越え達成をキャプチャーしたものです(ちなみにブラウザはSeaMonkeyで、別のタブにこの日記を呼び出してるトコ)。
 
結果

 二回できたものの、かなり難しい。2000回転とか、ましてや5000回転とかって人たちは裏技でもお使いなんですかねぇ。
 
 それにしても世間から半年も遅れてハマるあたり、アナクロ妖之佑らしくて、いいな(苦笑)。
 
 


 
■2008/05/02 (金) はーい、それではみなさん、ご一緒に。
 
 
 
 あの頃の宮崎駿監督を
 返してくださいっ!
 
 
 


 
■2008/05/03 (土) 博多どんたく (旧暦 弥生廿八日)
 
 
 TVのアンテナは、連休前に建ててもらうことができました。
 おかげさまで、今は地デジを楽しんでいます。
 
 副産物としては、地デジにする気のなかった両親が結果的に大喜びしてますよ。ノイズもゴーストもない画像を楽しめるようになったわけですからね。
 その代わり、機材の入れ替えでたいへんでしたけど……(購入の手配、屋内配線、設置・接続、初期設定すべて妖之佑がやるしかなかったからなー)。
 
 こちらの地域では、大人の事情により一局だけ放送出力が低いせいで受信できないなんて事態がザラでしてね、実は。
 今回お世話になった業者さんのご意見も「ブースターは必須」とのことでした。
 ただ、へそ曲がりな妖之佑は、電源を必要とするブースターに安易に頼りたくありません。越県などの遠距離受信ならともかく、放送エリア内でアンテナのみの受信ができないなんて、納得できない。
 というわけで、業者のかたのお勧めに反し、ブースター無しでの設置をお願いしました。代わりに、アンテナには奢って、本来は遠距離用の高性能品を取り寄せてもらいましたけどね(パラスタックって方式。判る人には判る)。
 
 結果としては問題の放送局も含めて受信できました。ブースターを勧めた業者のかたも、アンテナの性能を再認識しておられたようです。
 ただし、屋内分配を大幅に減らさないとダメでした。まあ、今までのVTRが使いものにならなくなったので、配線の整理にはちょうど良かったんですけどね(けど、これでU局以外の録画ができなくなった……ダビング10の導入は先送りになりそうだし。録画機…どうしよう)。
 
 事のついでにFMアンテナも五素子の大きいものに替えました。
 せっかく自力で取り付けた四素子は数年で廃棄という可哀想な結末でしたが、「四素子」というわりに利得が無いので、替えて正解でした。
 おかげで、FM受信も(ほぼ)快適です。
 
 まずは入り口をガッチリ固める。
 これはオーディオからAV(オーディオ&ヴィジュアル)に入った妖之佑だから発想することなんですが。つまり、どれだけ立派なレコードプレーヤーやテープデッキやアンプやスピーカーなどを用意しても、針先やテープなどが貧弱では無意味だ、ということ。
 これから地デジをとお考えのかたも、安易にブースターへと走らず、まずはアンテナの性能からお考えになったほうがいいと思います。ブースターはあくまでも最後の手段ということで。
 
 考えかたとしては、アンテナのみで充分に受信できる環境にしたうえで、家族(と言うか受信機)の数に分配する分をブースターで補強してやる、という方向ですね。
 屋外アンテナはカッコ悪い(UHFアンテナは一部には「魚の骨」と揶揄されてます。パラスタックなんて「ムカデ」とまで言われますしね)からと、最初っからお洒落なデザインの室内アンテナにブースターを追加して(なお、ブースター内蔵の室内アンテナも多い)「お金をかけたのに受信できない」と嘆くのは、順番がまちがっていると思います。
 室内アンテナ(屋内外兼用も含めて)って値段が高いクセに利得は無いですからね。ありゃ、デザインにカネ取ってますよ、きっと(笑)。
 
 
 
 ついでに、雑文にて少し地デジのアンテナについて触れてみました。
 
 


 
■2008/05/04 (日) (旧暦 弥生廿九日)
 
 
 専門用語に「ショート」と言うのがあります。
 小売店が問屋に発注していた発売予定品の総量を一方的に減らされることを示すようです。
 そして、結果として、お店に予約していたお客の手に渡らない、つまり予約したのに買えないことも、この「ショート」に含めるようです。
 
 で、「ショート」の同義語として「konozama」という専門用語(笑)もあるようです。
 これは、某巨大ネット通販店における「ショート」と言うか、店側による一方的な予約キャンセルを示す言葉だそうです。
 
 さて。
 妖之佑は、のんびりしていて予約しそこねた品をどうしようかと思っていた矢先、この某巨大ネット通販店に「七月入荷予定」というのを発見、ソッコーで予約しました。定価でしたが、ここは予約品は最安値に揃えるという「価格補償」をしているため、発売までに売値が下がれば予約の分も安くなります。また、入荷前のキャンセルにはペナルティがありませんから、お気楽。
 ということで、七月までは放置しておいてOK……と思ってましたらば。
 
「まもなく発送されます」
 
 と来ましたよ。
 慌てて商品の紹介ページに飛びますが、やはり「七月入荷予定」のまんま。
 で、もう一度、自分のアカウント情報を確認しましたが、ここでも同様に「七月予定」です。にも関わらず「まもなく発送されます」。今は五月です。七月は「まもなく」なんでしょーか。
 オロオロしているうちに、
 
「発送しました」
 
 に変わりました。
 
 問い合わせた結果、少量の在庫が確保できたため発送したとのこと。
 まあ、結果的には、発売と同時に品薄だったものを七月の再販まで待たずに入手できたのですから、由としましょう(定価だけどね……)。
 
 しかし、さすがは、某巨大ネット通販店クォリティ。
「konozama」とは真逆の大技炸裂です。
 何と呼べばいいんでしょうね、この技を。
 
 
 
 
 
 はちゅねミク
 (© Crypton Future Media, Inc)
 
 で、これが、その品。
 今現在、妖之佑の脳内では『Ievan Polkka』がエンドレスで流れてるよ。
 
 なかなかの癒しグッズである。
 ねんどろいどシリーズは、頭身のイメージに反して無駄に出来がいいからなー。

 


 
■2008/05/05 (月) 立夏、朔 (旧暦 卯月朔日)
 
 
 風物詩ということで。
 
 鯉幟
 鯉幟
 鯉幟
 鯉幟
 鯉幟
 鯉幟
 鍾馗幟
 鍾馗幟
 鍾馗幟

 ちなみに、妖之佑は隠れ鍾馗様ファンでもあったりします♪
(いや、別に「隠れ」なくていいし)
 
 


 
■2008/05/05 (月) 百鬼夜行
 
 
 明日は旧暦卯月の午日に当たります。
 よって今宵は百鬼夜行となります。
 
 


 
■2008/05/06 (火) (旧暦 卯月二日)
 
 
 Web を巡回しておりまして、気づきました。
 和ジオに在るサイトさんに Favicon 、つまり「お気に入りアイコン」がつきました。
 いえ、サイトさん独自のものではなく、Yahoo! JAPAN の「Y!」アイコンがです。当然、妖之佑の旧宅でも、「宿坊」のアイコン(作:斑鴉さん)を貼った index ページ以外は、「Y!」が表示されてます。
 
 I.E.6.0 は、お気に入りに登録しない限り Favicon は表示されませんが。
 Mozilla 系や Opera 、そして I.E.7.0 はアドレス・バーにも Favicon が表示されるので気づいたんです。
 
 Yahoo! 以外にも、例えば DION に在るサイトは強制的に家主の Favicon が表示されますし、各ブログや日記や掲示板などのレンタル物では家主のアイコンになるのが普通ではありますが。
 サイトが、あたかも大家の付属物みたいに見えてしまうのは、訪問していてあまり好印象じゃありません。
 独自に Favicon を置けば防止できますが、すべてのページに「link rel」タグを書き込まないといけませんから、ちょいと面倒ですね。
 とは言え、自分のサイトに「Y!」マークを掲げる義理もないので、暇ができたら、旧宅のタグをいじろうかと思います。
 
 


 
■2008/05/07 (水) (旧暦 卯月三日)
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20080506-00000016-yom-soci

 
 これさぁ……。
 れっきとした傷害事件ですし。被害者にしてみれば、殺されるかと思うほどに怖かったと思うんですけど。
 
 それでも妖之佑としては、本当に失礼ながら不謹慎ながら、つい「コーヒー噴いた」なんですよ。
 だって、書こうとしていた作品のプロット段階で、こういうシーンを考えてましたからね(ねえ、伯爵様)。
 
「事実は小説よりも奇なり」とは言いますが。
 色々な事件が起こるたびに、創作に対してどんどん縛りがかかってしまうので、正直迷惑な話です。
 
 つーか、バカな行為はフィクションだからこそネタになるのであって。
 実際にやるなんて、とんでもないことです!
 
 
 
 
 
 さて、別件。
 
 学校関係者を悩ませるモンスター・ペアレントもですが。
 とにかく常識・良識に欠けた大人が増えたようで。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20080505-00000039-yom-soci

 
 救急車の要請でも、似たような事例が増えたと聞きますし。
 イタズラ目的とかでなく、マジでこういう要求をしているとしたら、その人って頭が変だとしか思えません。
 学校教育の改善よりも、大人の再教育が必要なんじゃないでしょうか、この日本。
(いや、こんなザマでは、五輪でトチ狂っている例の真っ赤な既地外国家のことを言えませんぜ。情けないけど)
 
 


 
■2008/05/07 (水) 6日の日記に関する追記
 
 
 あれから各ブラウザで確認したのですが。
Y!」アイコンがアドレス・バーやブックマークに表示されるのは SeaMonkey 1.1.9 だけでした。
 同じ SeaMonkey でも 1.0.9 では表示されません。
 さらに Mozilla 1.7.13 、Netscape 7.2 、Netscape 9.0.0.6 、Firefox 3.0b5 、泉州もじら 2.0.0.14 、Opera 9.27 、I.E.7.0 でも表示されません。
 I.E. は「お気に入り」に入れてもみましたが同様。
 
 で、URL からユーザー名をカットした「www.geocities.jp」に飛びますと(実際には「geocities.yahoo.co.jp」にリダイレクトされる)、そのトップには「Y!」アイコンがあります。
 ここでも表示されるのは相変わらず SeaMonkey 1.1.9 だけですが、「favicon.ico」は、ちゃんと存在します。アドレスの直打ちで確認しました。
 
 どうやら和ジオとしてはアイコンを表示させたい模様ですが、リダイレクトが影響して上手くいっていない感じですね。Gecko も Opera も、そして無論 I.E. も Favicon についてはイマイチ動作が不安定ですから(となると、SeaMonkey 1.1.* だけは、ここがきっちりしている?)。
 あるいは逆に「geocities.yahoo.co.jp」でだけ表示させるつもりが、SeaMonkey 1.1.9 の正確な動作のため、意図していなかった現象として「www.geocities.jp」つまりは各ユーザーさんのサイトにまで「Y!」が表示されてしまった、と考えるほうが正しいかもしれませんね。そもそも Yahoo! は、アバターなど各種サービスで判るとおり、I.E. 以外をブラウザと認めていませんから。
(トップに「favicon.ico」が存在し、なおかつ HTML に記述がない場合、Favicon を表示させるのがサーバーの基本的挙動。つまり「favicon.ico」に対応したサーバー上なら、Favicon 表示用の「link rel」タグは不要なのが通常というワケ)
 
 となると実害を受けるのは、妖之佑のように SeaMonkey 1.1.* を使っている人だけですか。
 なら、急いでタグを修正する必要もないのか。
 でも、予防線の意味で、暇になったら自前アイコンを表示するように修正したほうがいいな、たぶん。
 
 ともあれ。
 昨日は慌てて不確実なことを記してしまい、ごめんなさいでした。
 m(_ _)m
 
 


 
■2008/05/08 (木) (旧暦 卯月四日)
 
 
 Windows XP SP3 がリリースされましたが。
 
http://www.itmedia.co.jp/news
/articles/0805/07/news033.html

 
 いきなり問題があるようで。
 
http://www.itmedia.co.jp/news
/articles/0805/07/news049.html

 
 まいったな。
 妖之佑は既に I.E.7.0 を導入済みだから。
 まあ、6.0 に戻すことなんてないとは思うのですが、それでも「削除できない」と言われるのはね。なんかムカツク。
 いったん 7.0 を消して 6.0 に戻し、そのうえで SP3 を入れてから 7.0 にアップデートですか。
 うわーっ、めんどくさい!
 
 なんとかならんのですかね、MS社の技術者さんがた。
 
 とりあえず。
 カスペとの相性のこともあるから、当面は SP3 を入れない方向でいくからいいけど。
 
 


 
■2008/05/09 (金) (旧暦 卯月五日)
 
 
http://sankei.jp.msn.com/world/america
/080501/amr0805010018000-n1.htm

 
http://sankei.jp.msn.com/world/china
/080504/chn0805041252005-n1.htm

 
 そもそも、漢民族の日本叩きとて、実は日頃のフラストレーション発散だけが目的ですからね。
 つまり、本当は相手が何でもいい。ただ、第二次大戦のこともあって、日本叩きだと理由付けがやりやすいだけ(つーか、チベットやウイグルを力によって支配・征服する中国に、大日本帝國の満州政策を批判する資格はまったく無いですね。同じ穴の狢です)。
 その意味では、欧米による捕鯨叩きと、あるいは学校のイジメとすら、本質的に変わりません。どれもこれも程度、低すぎ。
 
 この人のように冷静に自国を分析できる中国人が増えるといいんですが……愚民化政策されてちゃ無理かな。
 
 つーか、この愚民化政策こそ、現在の中国がバカでかいカルトであることの証明です。
 聖火を追って世界中の国々で赤い旗だけを振る漢民族の姿には、危険なものしか感じられません。どうして、訪問先の国旗も一緒に振るという大人の対応ができないのか。まあ、愚民化された、すなわち洗脳された漢民族は既地外に他ならないから無理か。
 
 聖火リレーの裏側でかなり起こっていたらしい暴行事件にて、日本人やチベット人ばかりを逮捕、加害者である中国人を一人も捕まえなかった長野県警は、と言うか県警にそう指示した日本政府は、日本人を世論を裏切ったと言っていいでしょう。
 むしろ、本庁から機動隊くらい派遣すべきでした。で、無法な中国人どもに毅然とした態度を示すべきでした(当然、違法行為を働けば、ローヤにぶちこんでやればいい)。正当な取り締まりに対してバカどもが暴徒化するのは大迷惑な話ですが、その反面、北京五輪の不当性が世界中に知らしめられることにはなったでしょうね。
 
 福田総理はジャイアントパンダの貸与を取り付けたことで内閣支持率が上がると思っているようですが。これで本当に支持率が回復するなら、日本の有権者はバカすぎです。
 絶滅危惧種のパンダを無闇に海外移動させるべきではありません(パンダという種の管理を野蛮な中国政府に委ねることは、それはそれで不安すぎですが……)。
 年間一億円(推定)ものレンタル料を中国に支払うと聞けば、日本国民の血税の遣いかたがまちがってるとしか言えません!(税金で支払うんだから、金額は公表しろよな) 日本侵略に向けての軍事費の足しにでもされそうだしね。
「パンダ外交」は、賃貸料にせよ、イメージ戦略にせよ、中国側ばかりが得をするものです。
 無理してまで、パンダなんて要りませんよ。「客寄せパンダ」の時代は、とうの昔に終わっています。
 
 ついでに言うならね。
 ジャイアントパンダは、元々はチベットに棲息する生き物です。
 つまり福田総理の態度は、中国のチベット侵略を支持することになるんですよ、けっきょくは。
 
(甘やかされて育った無能極まりない二世議員の総理なんて、もう願い下げです。今の日本を本気で憂う真の骨太政治家さんがおられるなら、早く何とかしてくれないかなあ)
 
 


 
■2008/05/10 (土) (旧暦 卯月六日)
 
 
 名古屋港イタリア村が倒産。
 
 愛知万博の残した最後のバブルが弾けた、ということでしょうか。
 
 それにしても、条例違反の不当な建築。
 税金の滞納。
 給与の不払い。
 などなど、問題山積みだったんですね。
 
 ワインの在庫が豊富で、チーズもけっこう種類があったりと、個人的には好きなショッピング・モールという認識でしたから、できれば健全に再生してほしいんですけどね。
 名古屋港水族館や南極観測船とのコラボで、これからも盛り上げてほしいところ。
 
 とは言え、破産管財人の冷たい姿勢(GW明けに突然解雇された従業員の人たちに、未払いのままだった給料を今後支払う予定はないと言ったようですし)を見る限り、イタリア村復興は難しそうですね……。
 
 経営陣がバカだと従業員やお客は迷惑します。本当に。
(「“食べ残し”ではなく“残されたお料理”としてほしい」などと報道に注文つける無反省な某おかみなんて、その典型ですな)
 
 


 
■2008/05/11 (日) 三隣亡、興福寺薪御能 (旧暦 卯月七日)
 
 
『仮面ライダーキバ』第15話「復活・チェックメイトフォー」
 
 
 ついに上級ファンガイアの一人「ルーク」の登場。
 かと思いきや現代編でいきなりの記憶喪失、無垢な「大ちゃん」に!?
 渡との心温まる交流も、どっかで観たような……ああ、『カブト』の間宮麗奈@ウカワームか。あれも井上脚本だっけ。
 
 にしても回を重ねるごとに過去編のガルル、現代編のガルルフォームともに弱体化が目立ちます。イヌ科だけに「噛ませ犬」? 音也イクサにゃ「ハウス」とまで言われるしなぁ。
 
 今回、なにげに、ぽにて率高かったです。
 ゆり、静香、そして出前のお姉さんも!
 ちなみに、出前のお姉さんのぽにてが一番◎♪(大ちゃんとの関わりから、死亡フラグが立っている気がしてならんが)
 
 
 
 
 
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』TURN 05「ナイト オブ ラウンズ」
 
 
 ルルの天敵降臨。
 その外道さは、ルルをも圧倒。
 ナナリーを利用するあたり極悪人だよな、スザク。
 ロロに続きヴィレッタ先生をも卑怯な手で抱き込んだルルが、むしろ善人に見えます。
 
「もうゼロは要らない」と言うスザクですが。
 日本人の大多数が今でもゼロを必要としていることに気づいていないあたり、ある意味政治家っぽくなってます(まあ、他者の意見など無視する彼の独善性は今に始まったことではないが)。
 
 またしても巨大ピザを食べ損なったC.C.は、お気の毒。
 おまけにトマトまみれになったり。
 カレンは終始着ぐるみ仕様だし。
 ルルは、そんな着ぐるみカレンや仮装した生徒会長にすら駆けっこで負けるし。
 
 相変わらず学園祭の様子は楽しいのですが、空気は緊迫。
 スザクのことを「人非人」とまで言いきってしまうルルーシュは素敵です♪
 
 そーそー。
 校舎の壁に、ちゃんと“壁子”のアレがあって嬉しかった。
 
 
 
 
 
『RD 潜脳調査室』
 
 
 キャラクター・デザインが妙にツボ。
 女性陣だけ見事にぽっちゃりなんですから(とりわけ下半身に重心を置く、いわゆる安産形)。
 男性陣がフツーにスリムなアニメ体型であることに違和感すら。
 何か意図があるんでしょうか。
 
 何をしたいのかが、まだよく判りません、この作品。
 
 
 
 
 
『図書館戦争』
 
 
 回を重ねるごとに違和感です。
 何と言うのか…世界観が変。
 
 メディア良化法を根拠とするメディア良化委員会および良化特務機関による図書の検閲、表現への弾圧。
 これに対抗し図書を守る唯一の存在が図書隊。
 
 この図式は判るのですが。
 
 メディア良化委員会は法務省下の国家機関。法的根拠はメディア良化法。
 対する図書隊は図書館所属の地方行政機関。法的根拠は改正図書館法。
 両者ともに合法的組織であり、合法的に互いに銃を撃ち合うというのが納得いかないのですよ。
 
 この物語での日本政府の方針は、公序良俗を乱し人権侵害をする表現を取り締まる、という建前での徹底的な言語統制です。お上に都合悪い表現を潰すためのメディア良化法。
 とすれば図書館法もこのメディア良化法に追随するのが普通です。にもかかわらずメディア良化法と図書館法は対立、結果としてこの二つの法律を根拠にして戦争状態が合法となっている。
 
 これが「メディア良化法@法務省 vs 図書館法@文科省」の代理戦争というならまだ判るのですが。
 図書隊はあくまでも地方組織。となれば政府に逆らう地方自治体の意地が見えてこないとダメです。
 きっと原作では、こういうところも含めてきちんと納得させてくれるのでしょうが。
 アニメ版を観る限り、そういった部分がないがしろにされている気がしてなりません。ただ戦争・戦略を描いているだけな印象。はっきり言ってしまえば、別に図書をめぐる闘いでなくてもいいほどに戦闘行為とそれに備えての訓練だけに描写が終始しています。
 マジで『図書館戦争』である意味が見えません。
 
 設定面で言うなら、図書を守るために戦争までするというのは実におバカな発想で、妖之佑も好きなほうです。
 ただ、これはたぶん『図書館戦隊ビブリオン』のような路線が一番正しいように思います。
『図書館戦争』は、人物設定や戦闘シーンが真面目すぎて、この非現実的な設定とミスマッチすらしているような。しかも、そのわりに戦闘が殺し合いにまで発展せず、お行儀いい。
 表現の弾圧というシリアスなネタなのですから、図書をめぐる戦国時代にまで状況を悪化させるべきなんじゃないかとも思います。
 
 正直、今の路線のままなら戦争ごっこアニメで終わってしまいそうです。
 
 


 
■2008/05/12 (月) 上弦、八せん始め (旧暦 卯月八日、灌仏会)
 
 
 なんともかんとも。
 
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/
080510/tnr0805101825007-n1.htm

 
 ゆとり教育の弊害と単純に言うつもりはありませんが。
 平成の学校教育が、おかしな方向に行ってしまっている感じではありますね。
 
 つーか。
 洋画なんて字幕で観るのが普通だと思う妖之佑には、映画館に行ってまで吹き替え版を観る連中の気が知れません。
 俳優さん自身の声を聞かないなんて、もったいない。
 
「小説→ライトノベル→携帯小説」の流れも、同じ問題が根底にあるのかもしれないな。
 などとも思ったり。
 
 


 
■2008/05/13 (火) (旧暦 卯月九日)
 
 
 当面入れない。
 
 と申してました XP SP3 ですが。
 
 入れちゃいました。
 
 案件が一段落ついたため、PCの中身をいじるタイミングとしては一番いいからです(要するに、万が一ってことになっても被害が少なくてすむタイミング)。
 
 で、まずは I.E.7.0 のアンインストールから(わざわざ自動更新開始に先行して手動で入れたのに)。
 次に、I.E.6.0 に最新のパッチを当てる。
 
 それから、SP3 のインストール。
 いや、これが長い。
 カスペルスキーが絡む関係で、でっかいサイズのダウンロードには想定よりも時間がかかるんですよ。ダウンロードの最中、カスペはそのファイルを監視し続けてますからね。
 しかも、インストールの時間が、これまた長い。「PC、止まってね?」と思うほど動きが停滞して不安になりましたよ(SP2 のときって、こんなんでしたっけ?)。
 
 とにかく一通り済んでの再起動。
 一瞬、変な窓が出て、ギョッとしましたが。
 まあ、無事にできました。
 
 しかし、あらためて感じましたが。
 I.E.7.0 に比べて、6.0 は格段に軽い!
 6.0 のままでいいんじゃね? どーせ、タブブラウズには Gecko や Opera があるし。
 と思うほどです。
 
 まあ、アップデートしろというポップアップがウザいですから、また 7.0 にしましたけどね(やっぱ重たい)。
 
 聞くところによると、カスペ7は MP1 にしておかないと、SP3 対応の補償がないとのことでしたが。
 妖之佑のヒトミちゃんPに入っているカスペ ver.7.0.0.138 でも今のところは SP3 上で問題ありません。先のことは判りませんけどね。
 
 それよりも。
 2GBほど、HDD の容量を取られましたよ。SP3 のインストールで。
 と言うか、SP2 のバックアップ用ですね、この2ギガは。
 ヒトミちゃんPの HDD はたかだか40GB、しかもそのうち10GBをリカバリ領域に取られてますから、もう一杯一杯です。
 しばらく使ってみて SP3 に問題がなければ、思いきって復元ポイントを消してしまおうかな、とすら考えてます。
 それでも足りなきゃ、SP2 の構成を保存した CAB ファイルをごっそり消しちまうか……って、勝手に消してトラブルになりゃせんかな?
 
 まあ、そんなところで。
 
 


 
■2008/05/14 (水) (旧暦 卯月十日)
 
 
『仮面ライダーキバ』第16話「プレイヤー・非情のルール」
 
 
 思ってたとーり。
 あっさり記憶を取り戻したルークにより、出前のおねーさんと店主だけでなく、お客も含めて定食屋(つか、どう見てもあれは蕎麦屋だが……)全滅。
 このあっけなさは昭和ライダーにつながるものがありますね。一話完結型の人物切り捨て。
 結局、ルークの記憶喪失が何のための演出だったのか、さっぱりです。渡にファンガイアへの怒りを持たせるためなら、前々回の偽スカウトが健吾を騙したアレで充分のはず。
 
 にしても出前のおねーさんは、もったいない。
 ぶっちゃけ、ゆり、恵、静香のレギュラー三人娘よりずっと上です(ぽにてを含む)。どうして、この人をレギュラーにキャスティングしなかったかな。
 
 過去編も、音也に共闘を持ちかけたわりに次狼は一人でイクサに変身しちまうし(生身の音也にどうしろと?)。
 脚本なのか演出なのか知りませんが、投げ槍にも程が。
 
 今回、一人だけ生き生きしてた753(「名護さん」と読む。ちなみにイクサ専用バイク「イクサリオン」は最高時速753kmなんだと♪)でした。
 妖之佑は前に「クレーン」と言いましたが。パワーショベルでした、パワードイクサー。ええ、本当に重機なんですってば。運転席と言い運転方法と言い。
 歴代初ですね。重機で闘う仮面ライダー。
 にしても753、キャッスルドランを掴み投げたり、キバとキバットに「あなたたちは見ていなさい」と得意げに言ったり、巨大オーラ体に爆弾放ったり、楽しそうだなー(予告編じゃキバをフルボッコしてるし)。
 
 台本がやっつけでないのなら、今回、重要パーツがありました。
 ルークは22年間、記憶を失っていた。
 恵が調べていた山のような資料は、22年前の未解決ファンガイア事件のファイル。
 記憶を取り戻したルークは、渡に対し「おまえがキバを受け継ぐ者か」と言った。
 
 と言うことは、1986年のピークを最後に実はこの22年の間、ファンガイアは目立った活動をしておらず、2008年近辺になって再び活発化した? そこにきちんとした理由付けさえなされれば『キバ』の世界観が整理されますが。
 そして、「キバ」は継承されるものであるとも判りました。過去編で音也がキバになれば最高だね(たぶん、やるだろう)。
 
 
 
 
 
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』TURN 06「太平洋 奇襲 作戦」
 
 
 ロロはナイス・フォローでしたけど(ギアスの有効エリアを細かに調整できるとは、便利すぎー)。
 
 ルルが悲惨すぎます。
 ナナリーに自覚はないわけですが、ルルにしてみれば仇敵に最愛の妹を寝取…もといっ、身も心も奪い取られた形ですから。
 あの、ナナリーを保護したランスロットのシーンは、まさしくお姫様を救う白馬の騎士ですからね(ランスロットも、スザクの衣装も白いしな。スザクの黒さをごまかすための白い色だよ)。
 
 紅蓮弐式もついに飛びましたが、ここは演出が凄すぎるので許します。
 墜落覚悟の最後の最後で空中換装は燃えるでしょう、そりゃ。
 いやそれにしても、紅蓮の爪はやはり五本ないといけませんね。この凶悪さこそ紅蓮の真骨頂(やっぱ、プラモ買おう)。
 
 ただ、演出上の勢い優先ということは判りますが。
 たかが紅蓮一機に、ブリタニア勢が弱すぎます。ギルフォード卿ばかりか、三人いるナイトオブラウンズが何もできなかったなんて(約一名「本気出しときゃよかったな」と言ってましたが、あれはどう見ても負け惜しみですね)。
 だから余計に、今回ほとんど無意味に戦死した仙波さんが気の毒でなりません。卜部さんほどでなくても、見せ場を与えてやってほしかった。
 
 無様に放り出されたゼロは……次回のサブタイトル「棄てられた 仮面」から想像するに、かなり堕ちるようで。
 ルル、主人公してるよなー。
 
 がんばれ。
 応援してるから。
 
 


 
■2008/05/14 (水) 肝心な事を忘れてました(汗)。
 
 
 超久々に、当「宿坊」のメイン・コンテンツの一つを更新です。
 ご常連の斑鴉さんよりの頂き物をアップしました。
 
http://ayanosuke.sakura.ne.jp/itadaki/mokuroku.html
 
 素敵なお話ですので、ぜひ。
 
 そして、よろしければ感想など斑鴉さんに寄せてさしあげてください。
 きっと、怪しい踊りを踊ってくださることでしょう♪
 
 


 
■2008/05/15 (木) 葵祭 (旧暦 卯月十一日)
 
 
 例の美食家父子が和解したというのが、新聞記事になりました。
「歴史的和解」なんだそうです。
 
 思わず失笑。
 
 だって、たかが漫画のストーリですよ。25年続いているかどうか知りませんが(ちなみに、妖之佑は、士郎がゆう子にプロポーズしたあたりで飽きて切りましたから、その後の展開は知りません)、ただのグルメ漫画です。
 
 偉大なる手塚作品や石森作品のニュースなら、まだしも……ねぇ。
 これを記事にした記者と、それをOKにした編集長は、なーに考えてんだか。
 
 


 
■2008/05/16 (金) (旧暦 卯月十二日)
 
 
 ちょっと欲しいかも。
 
http://www.technobahn.com/news/2008/200805151946.html
 
『ドラゴンボール』あたりに出てそうですよね。
 こんなヤツ。
 
 


 
■2008/05/17 (土) (旧暦 卯月十三日)
 
 
『マクロスFRONTIER』第7話「ファースト・アタック」
 
 
 前回に引き続き、熱い!
 第1話の頃には失礼ながら、ここまで魅せてくれるとは思ってもいませんでした。
 
 バルキリーVF-25の動きもですが。
 個人的には、ケーニッヒモンスターが最高でした♪(短いシーンでしたが)
 妖之佑的には、最初の『超時空要塞マクロス』に登場したデストロイドモンスターがかなり好きなメカだったので、この可変機であるケーニッヒも大好きなのです。
『超時空要塞マクロス』では、歩くだけでマクロス艦の甲板を踏み抜いた超重量級さの演出が映えてましたが、今回のケーニッヒも素晴らしい。シャトル形態で飛行、ガウォーク形態に変形と同時に狙撃ポイントに着地。そして一斉砲撃の反動で、足が甲板にメリメリっと喰い込む! しかも、モンスターの凄まじい火力については、デストロイドモンスターのときは描写がありませんでしたからね。ここまで圧倒的な前方向の鉄壁さは味方として心強いですよ。
 TV画面の中で活躍してくれる日が来ようとは。嬉しいものです。
 バンダイがHG級のプラモにしてくれないかなぁ、フル変形で(可変模型は、やまと版があるが品薄。しかも高い)。
 
 マクロスクォーターのトランスフォーメーションも熱すぎます!
 戦艦が「近接格闘戦」って、あーた……。
 重量子反応砲も凄いですが、贅沢を言えばダイダロスアタックの再現を観たかった。
 
 そして。
 あえて細かく語りませんが、ライヴを歌いきったシェリルのプロ意識も素晴らしすぎます。
 
 戦闘パートと歌パートの見事なシンクロ。
 いや、面白いわ、『マクロスF』。
 
 


 
■2008/05/17 (土) 心配されていたとおり。
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20080516-00000058-yom-int

 
 残念ながら、こういうことになるわけです。
 ですので妖之佑は、軍事政権や独裁政権の国家については、被災への物的支援には賛成できかねるのです。いくら物資を送っても被災者には届きませんからね(仮に運良く届くとしても、バカみたいな高額で買わされる)。
 
 ミャンマー軍事政権は憲法承認の国民投票を、この惨事の中で強行したうえに、憲法が承認されたと宣言したそうです(実際には、賛成票を投ずるよう軍が国民に命令したそうな)。
 国際社会がこの灰色な投票結果を認めると、もうビルマはおしまいです。この憲法では、軍事政権の安泰が恒久的に保証されていますからね。おまけに実質、合法的な改憲が不可能になってるし。
 
 そもそも、災害への人的支援を頑なに拒否しているミャンマー軍事政権の姿勢がね。
 この態度に理解を示しているのがロシアと中国だということからも、その本質は明らかでしょう。
 
 と言うか。
 そもそもミャンマー軍事政権をこれまで認めてきた国際社会の責任が大きいです。日本政府も含めてね。
 いつの間にか「ビルマ」と呼称しなくなってるんだから、日本のマスコミも……情けない。
 
 カンボジアにはできたことが、どうしてできなかったのかなぁ。
 まあ、いろいろあるんでしょうけどね。
 
 こういうニュースを観る・読むたびに、日本に生まれて本当に良かったと、しみじみ思います。
 
 


 
■2008/05/17 (土) 百鬼夜行
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2008/05/18 (日) (旧暦 卯月十四日)
 
 
『仮面ライダーキバ』第17話「レッスン・マイウェイ」
 
 
 753の狂いっぷりは、あいかわらずですね。
 指名手配犯確保よりもボタンを取ることを優先したあげく逃走される。
 車で逃げ去る犯人を走って追いかける(しかも何度も追いつく)。
 実は犯人がファンガイアだったと判っても、イクサにならず走って追いかける(普通なら最高時速753kmのイクサリオンで追跡すればいい)。
 で、そのファンガイアとキバが闘っているのを見るとたんにイクサに変身、ファンガイアを邪魔だとばかりに突き飛ばし、キバをフルボッコ。
 父親を売ったという心の傷云々があるにしても、753のこの一連の行動は、イクサ・システムの副作用(過去編にて、イクサに変身した音也が妙に高揚するのも、その可能性を示している)という理由付けでもないと、あまりに問題だと思います。
 
 今回の重要パーツは二点。
 イクサのフエッスル(召還笛)はキバのそれをコピーしたものだと思っていました(前回登場のパワードイクサーがキャッスルドランを素晴らしき青空の会なりにコピーしたものなのと同様)が、まさかキバの力を横取りする「スチールベント」(@『仮面ライダー龍騎』)だったとは……。イクサに取られたガルルセイバー自身も「へ? なんで?」だと思います。
 そして、もう一点。キャッスルドラン内に幽閉中の三人の中で、ガルルだけが本当の意味で渡の味方だと判りました。いちおうキバの召還に応じているバッシャーとドッガは、実は渡を喰っちまうほうがいいと考えてる。そんな二人を抑えるガルル(=次狼)が音也と、どういういきさつで固い約束を交わすに至ったのかは、興味の尽きないところです。
 
 それにしても。
 今回は『カブト』の米村さんによる脚本でしたが……井上脚本との連携が見事に取れていません。ブツ切り。
 毎回一話完結形式ならいいのですが、平成ライダーは「次週に続く」という連続モノの形態ですからね。ここを何とかしていただかないと、観ていて厳しいですよ。
 
 
 
 
 
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』TURN 07「棄てられた 仮面」
 
 
 今回のテーマはただ一つ。
 ルルーシュへの、
 
 愛
 
 です。
 
 ナナリーの「兄に認められたい」という兄妹愛。
 ロロの、できれば“兄”を独り占めしたい独占愛。
 カレンのゼロに対する愛の鞭。
 C.C.の、冷たく突き放しながらも、ゼロ復活にほっとするツンデレ愛。
 神楽耶様のシンプルな盲信愛。
 修学旅行をすっぽかしてまでルルを待っていてくれた会長らの友愛。
 
 ルル、みんなに愛されてるなぁ。
 
 指揮官としての無能ぶりをさらけ出したスザクは、今回は主役を引き立てるためだけの悪役でした。
 いい気味です(にしても艦隊全滅は、さすがにオレンジ並み、もしくはそれ以上の降格モノだと思うが……)。
 
 なお、セシルさんのサンドイッチを喰ってしまったロイド伯爵を見ての「あーあ、やっちゃったよ」という表情に、初めてギルフォード卿に好感を持ちました。おすまし顔だけのエリートさんじゃなかったんですね♪
 つーか、セシルさんはお見舞いに手料理を携えるべきではないです。相手はただでさえ体の弱っている怪我人なんだから。
 でも、得てしてこういう人に限って、ご自分の味付けに疑問を抱かないんだよなぁ……。
「貴様のことだ、ご主人」
「『とか』って何ですか!? 『とか』ってぇ!?」
 
 ただ、少し不満が。
 ゼロが敵艦隊殲滅に利用したメタンハイドレートですが。
 その採掘が行われている、つまりメタンハイドレートが燃料として実用化されている世界なら。
 内燃機関の発達が無いことが矛盾になりゃせんかと疑問です。
『ギアス』の世界ではサクラダイトという日本産出の鉱物によって実現された超電導機関が動力のメインですからね(日本がブリタニアに侵略された最大の理由もこれ)。リヴァルやロロの使うバイクも内燃機関ではないはず。
 ここが引っ掛かるために、ゼロの奇策もご都合主義に見えてしまうのが残念でなりません。
 
 


 
■2008/05/18 (日) 庚申待ち
 
 
 明日は庚申日です。
 ので、今宵は庚申待ちとなり、百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2008/05/18 (日) Firefox
 
 
 Mozilla Firefox 3.0 RC1 がリリースされました。
 
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/3.0rc1/releasenotes/
 
 致命的な問題が無い限りは、この RC1 がそのまま正式版 3.0 になるそうですが、現時点ではあくまでも「Release Candidate 1」ですので、一般向けではありません。
 ちなみに、RC1 の「welcome」ページはβ5と変わりませんでした。残念。
 
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/3.0/whatsnew/
 
 それにしても、いよいよここまで来ましたね、Firefox 3 。
 
 


 
■2008/05/19 (月) 庚申 (旧暦 卯月十五日)
 
 
 ダビング10の実施が事実上、凍結されたそうですね。
 JASRAC が、録画機などのハードに著作権使用料を上乗せしろと言って聞かないらしく。で、ダビング10実施承認を人質にした形。
 JASRAC は「録画機メーカーがダビング10導入を遅らせている」と言ってますが、逆です。ダビング10を遅らせているのは、JASRAC に他なりません。
 
 が、それはそれとして。
 そもそも、妖之佑はダビング10に肯定的ではありません。ただ、現行のコピーワンスにくらべたら「なんぼか、まし」ってくらいで。
 コピーしても劣化のないデジタル・ソースに対してコピー制限を設けたい気持ちは判ります。DATやMDに採用されたSCMS(シリアル・コピー・マネージメント・システム)規格についても、肯定的です。
 ただ、孫コピーを禁止する代わりに子コピーには制限を設けないSCMSと違い、コピーワンスやダビング10は、孫コピーの禁止に加えて子コピーの回数を制限するという姿勢が気に喰いません。はっきり言って「ふざけんなっ」です。
 ついでに言えば、コピーワンスにしろ、ダビング10にしろ、B-CASと深いつながりがあり、その実態は不透明すぎますからね。利権の臭いプンプンです。
 
 人質にされている、著作権使用料のハードへの上乗せ要求(「私的録音録画補償金」ですか?)についても。
 そもそもブランクのCDやDVD、あるいはDATやMD録音機に著作権使用料を上乗せするシステムそのものが泥棒です。自分で買った音楽CDを自室用と車用にとコピーする人ならまだしも(これとて、著作権法により「個人的使用」として認められているので、そもそもコピーに課金される言われなどありません!)、自作の音源や画像を焼く人たちにまで使ってもいない著作物の使用料を前払いさせるなんて、あこぎでしかありませんよ。
 しかも、ダビング10のようにコピーに制限を設けたものにまで「私的録音録画補償金」を課すのは、二重取りに他なりません。どこぞの名料亭がやった残飯使い回し並みにタチが悪い。
 こんなバカなことをする前に、他に考えることがあると思いますが……期待できませんね。言ってしまうと JASRAC はカネの亡者にしか見えませんしね、失礼ながら。著作権を守るべき団体の JASRAC こそが実は著作権を喰いものにしている印象しかないわけです、現状では(大規模な著作権管理組織がもっともっと増えるといいんですけどね、独占業界にならずにすむから)。
 
 それと。
 各レーベルは音楽CDや映像DVDの販売価格を適正なところまで下げるべきです。今のぼったくり価格(長年言われ続けていることですが、レコード盤を含めて、日本における音楽ソースの価格はバカ高いのです。映像ソフトの海外相場については知りませんが、たぶん似たようなものでしょう)を廃止すべきです。それをしない限り、今後も違法コピーや違法アップロードは増えるでしょう。高いものより安いほうに流れるのは自然ですからね、倫理や道徳がどうあれ。
 考えてもみてください。ケータイの待ち受け用などのダウンロード販売には、ちゃんと皆さんお金を払ってるんです。ヤフー・アバターの有料アイテムにすら、お金が支払われています。払える額なら、皆さん払うんですよ。
 大手レーベルが寺銭のごとく丸取りする時代は、もうやめにしませんか? でないなら、創作という行為で食べていけなくなり、プロのクリエイターがこの世からいなくなりますよ。それでいいんですか?
 
 


 
■2008/05/20 (火) 望 (旧暦 卯月十六日)
 
 
 少し前の話になりますが。
 
 甘利経産相が白熱電球を廃止させる方針を示したのを受けて。
 大手家電メーカーが、こぞって白熱電球生産終了の意志を明言しました。一気にではないものの、蛍光ランプに切り替えていくそうで。
 
 地球温暖化対策というのは理解できなくもありません。
 白熱球は確かに蛍光灯に比べて電力を喰いますが。だからと言って害があるものでもない。減らしていくことに異論はありませんが、廃止させるというのは、どうなんでしょう? 有害なオイル・コンデンサやPCBなどとは違う無害な品に、ただ電気を喰うからという理由だけで死刑宣告だなんて……ねぇ。
 正直言って、こういう紋切り型、切って捨てるやりかたは文化的でも知的でもありません。**のすることです。
 
 個人的意見を言わせていただければ、机の上・手元を照らすとか、室内を天井から照らすとかの直接照明には蛍光灯がいいと思います。妖之佑の家でも、室内照明は蛍光灯か蛍光ランプです。
 ですが、部屋の雰囲気を出すための間接照明には、白熱球の暖かな光が最適なんですよ。
 さらに、実利面で言うなら、レトロなスタンドや古い家屋では蛍光ランプへのすげ替えが難しい場合があります。接続部分が同じサイズであっても、白熱球に比べ、蛍光ランプは点灯のメカニズムも内蔵している分サイズがデカくて重たいですからね。規格を合わせたからって、アンティークなスタンドやランプには使えないのですよ。
 
 今後は、中小企業が細々と供給してくれる白熱球に期待するしかないんでしょうか。
 いや。まちがいなく需要はありますよ、白熱球の。
 
 ホント、日本の政治家と役人と大企業は、文化を知りませんね。
 実に情けない。
 
 


 
■2008/05/21 (水) 小満 (旧暦 卯月十七日)
 
 
 カスペ……大丈夫か?
 などと思ってしまいました。
 
http://www.just-kaspersky.jp/movie/taka/
 
 
 まあ、大丈夫でしょう。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special
/2008/05/20/19612.html

 
 にしても。
 おじさん、イメージ違いすぎー。
 
 
 
 
 
 夜桜
 もう五月も下旬だと言うのに、厚顔無恥にも春の景色など。
 
 夜桜
 ということで、まずは夜桜。
 
 


 
■2008/05/22 (木) (旧暦 卯月十八日)
 
 
 言いたいことは、↓がすべて言ってくれましたので、妖之佑は何も申しません。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20080520-00000000-tsuka-soci

 
 
 
 
 
 木瓜
 引き続き、春の景色。
 
 木瓜
 木瓜の花。
 
 木瓜
 赤いつぼみもあったのだが、気づいたときには散っていたという……迂闊。

 


 
■2008/05/23 (金) 三隣亡、八せん終わり (旧暦 卯月十九日)
 
 
『仮面のメイドガイ』ご奉仕七「なえかの剣 鞍馬山修行編」
 
 
 爆笑に継ぐ爆笑でした。
 
 毎回そうなんですが。テンポがいいんですよね、これ。
 どんどんギャグを畳みかけてくる。無駄な間なんて一切置かない。
 
 うーむ、精進せんといかんな。
 テンポか……。
 
 にしても。
 メイドガイ・バッヂって、メッチャ重たかったのねん(コスパあたりで売り出してくれんかな、全金属製でズッシリしたの)。
 
 
 
 
 
 芝桜
 芝桜。
 
 芝桜
 濃いの薄いの混じり。
 
 芝桜
 白いの。
 
 


 
■2008/05/24 (土) 九星陰遁始め、甲子、とげ抜き地蔵大祭 (旧暦 卯月廿日)
 
 
 笑うに笑えないですね。
 
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser
/articles/0805/22/news055.html

 
 某MS社の開発系の人が「個人的にはATOKに切り替えようと思っている」だなんて……。
 まあ、一度 ATOK を使うと、IME のおバカすぎる変換には戻れませんけどね。
 
 にもかかわらず、たまに知らんうちに IME が起動してたりするんですよね。ATOK を抑えて。
 再起動して黙らせますけど、あれは薄気味悪いです。ATOK に慣れた身には変換の感触も気持ち悪いですし。
 
 いや、それにしても、IME の開発が中国にシフトしているというのは驚きです。
 そりゃ、おバカにもな……いえいえごにょごにょ。
 
 
 
 
 
 赤い花
 赤い花。
 名前は知らない。

 


 
■2008/05/25 (日) 鶴岡天満宮化けものまつり (旧暦 卯月廿一日)
 
 
 ああ、そうか。
 けっきょく土曜日は、まったく眠らなかったんだ。
 
 道理で、やったら眠たいわけです。
 ふにゃら〜。
 
 ええ。
 部屋の模様替えをしたんですよ、一日かけて。
 その前夜から徹夜してましたから、一睡もせず土曜を過ごしたわけで。
 
 まあ、努力の甲斐あって、部屋は快適になりました。
 いちいちいじるのがめんどいので初夏仕様なんてケチなことはせず、一気に夏仕様です(直前まで冬仕様だったことは極秘だ)。
 いやー、雨が降って寒い寒い。
 
 
 
 
 
 菫
 部屋は夏仕様だが、あくまでも春の景色。
 すみれ。

 


 
■2008/05/26 (月) (旧暦 卯月廿二日)
 
 
『仮面ライダーキバ』第18話「カルテット・心の声を聴け」
 
 
「ドガバキフォーム」って、公式の名称だったのねん……。
 
 ヴァイオリン少女がアーチェリーおばさんでしたか。
 過去編、現代編両方に登場したゲストキャラは、ファンガイア以外ではたぶん初めて。こういうのだと、22年間の開きを描く効果がありますよね。
 
「これからは本当にやりたいことだけをやれ。心の声に耳を澄ませろ」と、音也はなかなか言ってくれます(言うほど簡単じゃないんですけどね、これ)。
 音也がオーディションの演奏をロクに聴かずに居眠りしてたのも、「親の期待に応えようと頑張っているだけ」の演奏には聴く価値などないからなのでしょう。
 結果、やりたいことをやっているアーチェリーおばさんは生き生きしてます(にしても、ファンガイアの牙をよけるとは、たいした運動神経だわ……)。
 
 なお。
 753は、かなりキてます。
 キバにもファンガイアにも逃げられて、ヤケクソで銃を乱射してますし。
 犯人のボタンを取るために、警官たちを殴り倒して護送車を奪ってますし。
 イクサの副作用説しか選択の余地がないほどのキ印ぶり(このままだと、キバよりもイクサのほうが、よほど人類の脅威になりゃせんか?)。
 
 次回、健吾が再登場とのことで、レギュラー確定なんでしょうか。
 現代編で過去のキバについても触れるようですし。少しでも現代編の話が進むといいのですが。
 
 
 
 
 
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』TURN 08「百万 の キセキ」
 
 
 その昔、ルパン三世が銭形警部とガニマール三世を翻弄するのに使った手ですね。
 ワン子まで“ゼロ仮面”なのは、やっぱゼロでないと国外追放にしてもらえないからか?
 
 今回、スザクの行動により、ギアスの効果が一年以上にも渡って有効だと知れました(まあ、ルルとて、C.C.による救出がなければいまだに記憶を失ったままなんでしょうけど)。
 となりますと、学園を追い出されたであろう「壁子」のその後が思いっきり心配になります(生徒会主要メンバー、すなわちルルの関係者以外は全員本国に戻されたってことですからね)。
 
 にしても、前回の艦隊全滅と言い、今回のゼロとの取り引きと言い。
 これでもラウンズからの降格処分とかにならないのだろうか、スザクは……(バックにV.V.がいるからだろうけど)。
 
 そんなスザクですが、ゼロとの約束、つまり国外追放を選ばずに残った日本人を救うということが、単なる悪役からの脱却になりそうですね。
 なにせブリタニアの視点からすると一気に百万人の奴隷労働力を失ったわけで、残った日本人への迫害は、さらに厳しいものになるはずです(総督のご意向? んなものは現場でいくらでも無視できる)。
 
 次週が無関係なタレントを使った下らない番宣特番だという予告に、『ギアス』の今後が不安です。
 噂の範疇ですが、視聴率低迷から打ち切りや深夜枠移動という情報も出てますし(深夜枠移動はむしろ歓迎ですが、打ち切りは勘弁してほしい)。
 四川大地震を考慮して、TURN 10の内容を修正するために時間稼ぎが必要だとかいう話も。
 打ち切りは無いとしても、内容が骨抜きにされていかないか心配です。
 一回分を特番で浪費するせいで、前作同様に最終話を放送せずな進展にはなるかもです。で、放送終了半年後とかに最終回のみを特別枠放送とかね(悪夢だ)。
 
 それにしても、地震がらみの噂が本当だとしたら、日本は中国の反応を怖がりすぎじゃありませんかね。
 中国では、日本人だけを連続して殺害するゲームや映画がフツーに出回っているというのに。
 
 
 
 
 
 菫
 すみれ。
 
 


 
■2008/05/27 (火) (旧暦 卯月廿三日)
 
 
 周囲の田んぼに水が入りました。
 途端にカエルの大合唱です。
 毎年のことながら。
 今まで、どこにいたのやら。
 いや、にぎやかにぎやか♪
 
 
 
 
 
 菫
 すみれ。
 
 


 
■2008/05/28 (水) 下弦 (旧暦 卯月廿四日)
 
 
 最近の妖之佑の心境を、借り物の台詞にて表現。
 
 
 
「俺をイライラさせるな」(某指名手配犯さん)
 
「嘘だっ!」(某鉈娘さん)
 
「下の下ですね」(某総合企業社長さん)
 
「私は我慢弱い」(某MSパイロットさん)
 
「どうせ俺なんて……」(某やさぐれさん)
 
「絶望したっ」(某高校教諭さん)
 
「ざわ…ざわ……」(某効果音さん)
 
「みっくみくにしてやんよ!」(某ボーカロイドさん)
 
「うるさいうるさいうるさーいっ」(某フレイムヘイズさん)
 
「俺ぁおりるぞぉ」(某警部さん)
 
 
 
 いろいろあるのよ。
 リアル・ワールドでは。ね。
 
 
 
 
 
 菫
 すみれ。
 
 


 
■2008/05/29 (木) 己巳 (旧暦 卯月廿五日)
 
 
 随分前にも触れた気がしますが。
 
 妖之佑は白いご飯にマヨネーズをのせるのが大好きです。
 
 これを言うと、あるいは実行すると、たいていドン引きされます。
 
 なんで?
 
 なんでよ?
 
 と、いつも悲しく淋しい思いをしておりました。
 
 が。
 
 反論の方法を見つけました。
 
 ほらそこ!
 
 そこのあなた!!
 
 コンビニで買いませんか?
 
 ツナマヨのおにぎりを。
 
 回転寿司で取りませんか?
 
 サラダ巻きを、エビマヨ巻きを。
 
 そう。
 
 ご飯とマヨネーズの組み合わせは正しい!
 
 間違っているのは妖之佑を批判していた奴らだ!!
 
 よって最近は他人の目を気にすることもなく、ご飯にマヨネーズをかけられるのです。
 
 
 
 
 
 菫
 すみれ。
 
 


 
■2008/05/29 (木) カスペルスキーのトラブル
 
 
 昨夜、OSの再起動を促す更新が来ましてね。
 カスペについては、再起動はときに地雷と言っていいエラーを出してくれるので、怖々でした。
 とたんです。一部のサイトにつながらなくなりましたよ。SeaMonkey や Firefox だけでなく、Opera や I.E. ででもです。
 タイミングがアレなので、まっさきにカスペを疑いましたが、一部のサイトというのが引っ掛かりまして。一日、様子見したんですが。でも回復せず。
 
 で、判明。
 
http://www.just-kaspersky.jp/support/info/20080529.html
 
http://jsboard.com/doc/jkmob/ja/index.html
 
 何やってんだよ、カスペ。orz
 
 ここの指示通りにステルスモードを切ったところ、回復しました。
 とは言え、少し不安ですね。これでは、ネット上からPCを隠せないわけですから(ルーターがあるから、まだましだけど)。
 
 にしても相変わらず、本家
 
http://www.kaspersky.co.jp/
 
 のほうは、だんまりなんですね。
 前回も、ジャストシステムが独自にトラブルの告知をしたし。
 まあ、日本での販売・サポートがジャストシステムでなかったら、そもそもカスペになんて手ェ出しませんがね。
 
 サッサと直しやがれ、カスペ。
(すでにパッケージを買っちまった……)
 
 
 
 ちなみに、ウイルスバスターには、もう戻れません。
 2006のユーザー登録が、できなくなっているそうですから。
 2008が改善されたという話は、まったく聞きませんし。
 
 


 
■2008/05/29 (木) 百鬼夜行
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2008/05/30 (金) 大つち (旧暦 卯月廿六日)
 
 
 宮崎アニメに参加する「声優」の素人度が、一段と増した気がします。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20080527-00000025-oric-ent
 
 宮崎駿監督の声優嫌いは、だいぶ前から噂されていますが。
 だとしても、失礼ながら長嶋一茂氏を採用する意図はワケワカメです。俳優ですらないじゃありませんか。
 
 一部には、有名声優を使うと、そのイメージが作品のキャラクターを壊すから、という理由があるなんて説もありますが。
 
 そもそも、宮崎監督が声優嫌いって、どういうことでしょうね。
 監督、以前はそれはもう一部の声優さんにぞっこんでしたのにね(惚れていると言ってもいいくらい)。
 
『カリオストロの城』のヒロインであるクラリス役の島本須美さんは、その後『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカにも起用され、TV版『ルパン三世』第二シリーズ最終回でも事件のキー・マンとなる小山田マキというほとんど「ナウシカ」な少女の役にも採用されました。さらには『となりのトトロ』では、おかあさん役ですよ。“劣化宮崎”の始まりである『もののけ姫』のトキでもあるわけだし。
『未来少年コナン』のヒロイン、ラナ役を務められた信沢三恵子さんも、その後『魔女の宅急便』にて、コキリさん(キキのお母さん)を演じられたりと。
 あるいは、その『魔女宅』では高山みなみさんにキキとウルスラの一人二役をさせるなど、声優さんの実力に頼ったことをしてたりもします。
 
 どこで狂っちまったのかね、監督……。
 
 いえ。
 吹き替えのできる俳優さんもいっぱいおられますよ。
 
 でもね。
 俳優さんを使うにしてもね。
 著名な役者さんであればあるほど、その人のイメージがつきまとい、キャラ作りの弊害になると思うんですよ。
 例えば『もののけ姫』の名台詞「黙れっ、小僧」なんて、どう聴いても山犬モロではなく美輪明宏さんが喋ってるわけで。美輪さんの存在感が大きすぎるゆえの弊害だと思うんです、これ。
 
 うーん。
『ハウル』とかを絶賛している人達って、『ナウシカ』や『ラピュタ』や『カリオストロ』を観ておられるんでしょうかね。
 往年の真の名作群を観たうえで、それでも『ハウル』や『千と千尋』は素晴らしいと、本気で思うんでしょうかね。
 仮にストーリや絵がどれほど完成されているとしても、演ずる人達が「トーシロー」では、その出来は推して知るべしなのですが。
 
 ホント、世間の好評さが不思議でなりませんよ。
 
 なんたって、『ハウル』が『千と千尋』に勝る点はただ一つ。
 発売されたDVDが「赤くない」ってコトだけだそうですから(失笑)。
 
 
 
 
 
 菫
 すみれ。
 
 


 
■2008/05/30 (金) カスペ、その後
 
 
 昨夜遅くの、さらなる再起動を要する更新で、問題点は修正されたもようです。
 今は、ステルスをオンにしても、問題なくブラウズできています。
 
 ほっとしましたが。
 それにしても人騒がせな。
 
 


 
■2008/05/31 (土) (旧暦 卯月廿七日)
 
 
 白鵬関と朝青龍との、千秋楽のもめ事について、少し。
 
 そもそも今の大相撲界でのケンカ沙汰は、すべて朝青龍に原因がありますよ。
 あの「だめ押し」だって奴が出稽古でよく使う常套手段です。相手が力を抜いたところを不意打ちして怪我をさせて潰すんです。奴は、そうやって苦手な力士を壊してきた。その癖が本場所の土俵で出たのが、あれです。白鵬関が怒るのは、あたりまえなんですよ。
 かつて、貴乃花関が旭鷲山関との一戦で、勝負のついた後に土俵の外に投げられて、思わず「ムッ」とした顔を旭鷲山関に向けたことがありました。行司の「勝負あり」の声に力を抜いた直後でしたから、それで怪我でもさせられたら「冗談じゃないっ」という怒りだったようです。
 にもかかわらず、今回、北の湖理事長は白鵬関だけを叱り、朝青龍の行動は問題ないとお咎め無しでした。横審や外部委員からの「喧嘩両成敗が打倒」との指摘で、ようやく朝青龍に対しても注意したという流れは、以前に文科省から(財団法人の剥奪をちらつかせながら)叱られて初めて力士急死事件(実質、殺人事件)の内部調査を本気で開始した経緯とよく似ています。
 
 けっきょく、協会の体質は何ら改善されていません。
 朝青龍擁護の体質にも変化なしです。
 
 真剣に相撲に取り組んでおられる力士や親方の皆さんには申し訳ありませんが。いまだ、大相撲は観戦する価値無しと判断せざるを得ません。
 最低でも朝青龍と北の湖理事長が辞めない限り、妖之佑は大相撲の観戦を再開することはありません
 
 
 それと、もう一つ。
 
 間垣部屋と陸奥部屋が、力士への暴行があったということで処分を受けたそうですが。
 あまり厳格すぎるのも問題だと思いますよ。
 稽古中に力士を叩くことすべてを「暴行」と位置づけるのは、どうなんでしょう? お行儀が良すぎても、プロの格闘技が泣きませんかね。
 まあ、指導する側が「叱る」と「怒る」の区別ができない状況では、体罰を全否定するしかないのかもしれませんが……って、そんな区別もできないほどに相撲の世界も地に堕ちたわけでしょうか。
 とは言え、そういう指導を受ける力士ってのは、ほとんどがまだ十代半ばですから。きちんとした躾けが必要な時期なんですよ。時と場合によっては、叩いて教えるのもありだと思うんです。
 
 妖之佑は体罰すべてを肯定する気は無論ありませんが。
 かと言って全否定など、とんでもないと思います。
「殴られずに一人前になった奴がどこにいる!」って名台詞もありますし。
 TPOによっては、ぶって教えることも必要なんじゃないでしょうか。相撲に限らずね。
 
 親が叩かず、教師が叩かず(つか、PTAが怖くて叩けず)、おまけに道を踏み外しても少年法のせいで実名も顔も晒されず刑事裁判にもかけられない。
 甘やかすから、つけ上がる。
 挙げ句の果てには、どんどん少年犯罪が凶悪化するって図式なんじゃないんですかね?
 
 
 
 
 
 菫
 これらのすみれは、すべて毎年、勝手に咲いてくれる。
 他に真っ白なすみれもあったのだが、今年はなぜか出てこなかった。
 それだけが、ちぃと淋しい。

 


 
■2008/05/31 (土) 尼の、
 
 
 チキンレースに負けた……。
 
 orz
 
 

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