2007年6月


 
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■2007/06/01 (金) 望、鮎解禁 (旧暦 卯月十六日)
 
 
 ここ数日のロケットBBSさんのヴァージョンアップで、どうも不具合が連発しているようです。
 今は、サポートBBSの書き込みを見るにつけ、環境設定でデザインなどをいじるとログが破損してしまうようです。
 よって、しばらくは環境設定には入らず、様子見に徹するほうが安全だと思われます。
 
-----------------
 
 アナウンスが出ましたね。
 
http://www.rocketbbs.com/info/index.html#0602
 
(6月2日追記)
 
 
 
 
 
 雪の下
 雪の下。

 


 
■2007/06/02 (土) (旧暦 卯月十七日)
 
 
 先月末に学研から出ていたことを、今さらに知りました。
 
『魔道書ネクロノミコン完全版』
 
 以前のを買い逃した身としては、これは欲しい!
 妖之佑の手元にあるのは、『スタニスラウス・ヒンターシュトイザー博士の手紙』と『「ネクロノミコン」断章』が収録された国書刊行会のヤツですからねぇ。
 
 今度のは『ルルイエ異本』も収録されているそうですから、いよいよもって欲しいです。
 3,990円かぁ……。予定に入れてなかったからな〜。
 
 
 
 
 
 松葉牡丹
 紫だけでなく強いピンク系も、写真での色の再現が難しいようで。
 花の名前は言わなくてもいいよね? 答えは訊いてない。

 


 
■2007/06/03 (日) (旧暦 卯月十八日)
 
 
 ささやかに嬉しいことが、ありました。
 
 田んぼのあぜ道を自転車で走ってて。
 スッと、横にトンボが併走してくれたんです。
 見れば。
 
 ギンヤンマではありませんか!!
 
 図鑑ではもちろん見てましたが。
 本物をはっきりとは生まれて初めてですっ。しかも思いっきり至近距離(手を伸ばせば届くほど)。
 腹部の銀色も、胸部の緑色も、そして胸部と腹部の境目あたりの水色も、しっかり見えました。
 
 ほんの数秒の併走ののち、スッとどこかに行ってしまいましたが。
 あいつ、自分の勇姿を見せびらかしたかったのかなぁ。
 
 田舎暮らしで、よかったです。
 
 
 
 
 
 夏蜜柑
 初夏の収穫、その一。夏蜜柑。
 甘夏だそうだけど、歯がキシキシ鳴くほどにすっぱい。でも旨い。
 なにげに、ウチのワン子までもが喜んで喰い、あまっさえお代わりを要求してきたのには、びっくり。

 


 
■2007/06/04 (月) 己巳 (旧暦 卯月十九日)
 
 
 六月上旬は、夕暮れの西の空に水星が見えるそうです。
 
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/05/25
inferior_planets_campaign/index-j.shtml
 
 水星は金星とともに、地球の公転軌道よりも内側、つまり地球から見て太陽の方向にある惑星(内惑星)なので、夜中に輝くことがありません。明け方か夕暮れどきにのみ登場する星です。しかも、「明けの明星」と「宵の明星」の異名を持ち昼間ですら見える明るい金星とは違い、水星は最も太陽に近いのに加え非常に小さいため、本当に肉眼で見ることの難しい惑星です。
 それが、今、見る機会があるというのは、なんともわくわくします。
 
 見えるといいなあ。
 
 
 
 
 
 ユスラウメ
 初夏の収穫、その二。ユスラウメ。
 ここ何年か、ヒヨドリに先を越されてばかりだったので、父上がいち早く獲ってしまった。
 生でも旨いけど、これで作った果実酒がとっても美味しい(ただし、この程度では漬けるのに量が足りない)。

 


 
■2007/06/04 (月) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2007/06/05 (火) 大つち (旧暦 卯月廿日)
 
 
 第二弾でございます。
 お暇なかたは、どーぞ。
 
 
 
 
 
 自然薯
 初夏の収穫、番外編。
 
 自然薯
 庭に放置していた植木鉢の中にあったそうな。
 何かは判るよね?
 
 自然薯
 そう。自然薯。
 まさか、こんなのが植木鉢に勝手に生えるとは……。
 
 自然薯
 ツルが切れてなければ、まだ生きられただろうに。
 残念。

 


 
■2007/06/06 (水) 芒種 (旧暦 卯月廿一日)
 
 
 新たなガンダムが起動するそうで。
 
『機動戦士ガンダムOO』
(全面FLASHページだなんて、やめてくれいっ)
 
 種二作とは違い、F監督夫妻がスタッフにいないようなので、まあまあ期待できそうです(とは言え、大きな期待まではしてませんがね)。
 
 ただ……キャラクター原案が高河ゆんさんって噂、本当だったんですね。
 この点だけ、少し不安かも。
 
 


 
■2007/06/07 (木) (旧暦 卯月廿二日)
 
 
 これが「美しい国日本」の正体なんですか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20070607-00000013-gen-ent

 
 失笑というよりも、情けないです。
 総理がじゃなく、あんな**を総理にした日本の有権者が情けないです。
 
 


 
■2007/06/08 (金) 下弦 (旧暦 卯月廿三日)
 
 
 まだ水星を見ておりませぬ。
 
 つか。
 日暮れどきの西の空をのーんびりと眺めるゆとりが無いと申しますか。
 雲の具合にもよりますしね。
 
 ちなみに。
 星の好きな母上に教えたところ。
 しっかり彗星と勘違いしておりました。
 
 だからーっ。
“尻尾”を探してもダメなんだってばーっ。
 
 
 
 
 
 押し入れから懐かしい物を発掘。
 
 愛・地球博の缶コーヒー
 あはははは。
 いつの間に、こんなの買ってたんだか。
(当然のことながら、とっくに賞味期限は切れとる)
 
 愛・地球博の缶コーヒー
 にしても、もう一昨年のことなのか。
 早いもんだな〜。
 
 © Japan Association for the 2005 World Exposition

 


 
■2007/06/09 (土) チャグチャグ馬コ (旧暦 卯月廿四日)
 
 
 ひどい雷雨でございました。
 
 
 
 さて。
 昨夜のNHK『美の壺』万年筆の特集でしたので、興味深く視聴しました。
 NHKゆえにブランド名を表示できないのは物足りないですが、面白かったです。
 
 あくまでも個人的な好みですが。
 万年筆は、やはり黒くて極太なボディがベストです(あるいは、どっしり感のあるスターリング・シルバー)。
 セルロイドや蒔絵の美麗さを否定はしませんが。妖之佑は、どうにもカラフルな万年筆は苦手なのです。
 
 今は。
 実用性重視、エボナイト軸の万年筆が欲しいですね。
 
 


 
■2007/06/10 (日) (旧暦 卯月廿五日)
 
 
 ささやかな疑問。
 
 エスカレーター使用時、「急ぐ人のために片側を空ける」というのが、マナーとして定着してしまっていますが。
 これが妖之佑には納得いかないのです。
 
 エスカレーターは乗るものであって、歩く(走る)ところではありません。
 各メーカーの公式見解でも、「エスカレーター内は歩かない」ことを正しい使用法としています。
 
 考えてみれば。
 ズラリと利用者が並んでいる横を駆け抜けるせっかちさんが、万が一こけたらどうなるか。
 エスカレーター上で将棋倒しの惨事が約束されていることは、まちがいありません。
 
 にもかかわらず。
「急ぐ人のために片側を空ける」という利用法は、いかがなものかと。
 
 と言いますかね。
 急ぐ人はエスカレーターなど使わずに階段を駆け上がるべきです(これも安全面を考えれば推奨できる行為ではないのですが、ビルの階段は空いているので転んでも自損事故だけで済むでしょうから)。
 
 などとは言うものの。
 片側の空いたエスカレーターで独りだけ道を塞いでしまい、冷たい視線を平然と浴び続けるほどの度胸は妖之佑にはありませんから、つい空けてしまいますけどね。
 
 ですからね。
 この「急ぐ人のために片側を空ける」というエスカレーターの誤った“マナー”は、ぜったいに根絶すべきだと思います。
 こういうときこそ、著名人・有名タレントが、こぞって啓蒙していただきたいんですけどね。TVに出るような連中はしょせんバカばっかですから、期待は薄いですな。
 
 あるいは二列幅のエスカレーターを全面廃止して、一列幅のみ製造すれば、否応なく問題は解決ですが。
 これは、メーカーもやってくれないだろーなー……。
 
 とにかくっ。
 急ぐ人は階段をお使いなさい!
 
 
 ちなみに。
 肝の小さい妖之佑ですが、一点だけエスカレーター上で顰蹙覚悟で実践しているのは。
 どれだけ混んでいても、前の人との間に一段分の間隔を置く。
 ということです。
 
「前に詰めろ」と言われたとしても、これだけは譲りません。
 何かあったときに、この一段分の間隔が身を助けるかもしれませんから。
 車で言えば車間距離ですね。きちんと取っておくべきものです。
 
 むしろ、こっちのほうをマナーとして定着させてはいかがでしょう。
「エスカレーターでは、一段置きに乗る」というのを。
 
 
 
 ついでだから言います。
 エスカレーター(上りでも下りでも)を降りたとたんに立ち止まり「ええと、この階だったかな?」とキョロキョロするバカは、その場で後頭部をぶん殴りたくなります。
 後がつかえて危険なんだから、サッサと行け!
 これ、子供よりも、いい歳した大人に多く見られる迷惑行為ですよね。
 
 


 
■2007/06/11 (月) 入梅 (旧暦 卯月廿六日)
 
 
 社会保険庁が年金問題で、利用者に対する相談業務のために残業や休日出勤を積極的にする。
 ということですが。
 
 これ。
 ちょっと見には、社保庁全体が反省して額に汗するつもりか?
 などと思えますが。
 
 しかしです。
 
 残業手当と休日出勤手当は満額支払われるわけですよね?
 その(膨大な額になるであろう)手当は税金から、まかなわれるわけですよね?
 
 利用者情報のデータ化に際し、キー操作を一日五千上限にした、すなわち「仕事をしないようにした」張本人であるのは社保庁労組であって、そもそも今回のずさんな記録管理の責任は社保庁よりもむしろ社保庁労組側にウェイトが高いかもとさえ思える今回の問題です。
 つまり、やらなければならない仕事を思いっきりサボった挙げ句にまともな成果を上げず、にもかかわらず労組側は給料だけしっかり受け取っていたという、言わば仕事もせずにの“税金泥棒”なわけですよ。その結果が、真面目に保険料を支払ってきた人々に大迷惑をかけているという実にバカバカしい図式です。
 おまけに、その尻ぬぐいを自分たちでするのに、残業手当と休日出勤手当を、これまたちゃっかり受け取るつもりなのでしょうか?(しかも、そんな厚顔無恥な態度を、「反省している」ことを示すパフォーマンスにさえしようとしている?)
 
 失敗した分をやりなおす作業は、民間ならサービス残業モノですよ。
 それなのに手当を貰いますかね、税金から。つまり、迷惑を被っている人たちのお金から。
 
 国民から見れば、まるで「泥棒に追銭」です。
 
 
 
 まあ、妖之佑は、ずっと以前に社保庁の程度の低さを実感させられましたから、今さら驚きもしませんけどね。
 そもそも親方日の丸な役所の仕事ぶりになぞ期待なんてできゃしませんっ。
 
 


 
■2007/06/12 (火) (旧暦 卯月廿七日)
 
 
 前にも触れた気がしますが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20070612-00000301-yom-soci

 
 法律的な仕組みや解釈については判りませんけどね。
 日本で稼いだ人が、そのお金を日本に納税しないことには、単純に納得がいきませんよ。
 
 妖之佑は東京都民じゃありませんから、この人の納税先がどこであれ、直接の関係はありませんが。
 それでも、この六月から、あたしら底辺の人間は住民税の増額で痛い思いをさせられるわけです。大金持ちさまが税金の支払いを渋る、ケチるというのは、はっきり言って許せないんですよっ。
 
 日本で稼いだお金を日本に還元する。
 ごくごくあたりまえのことだと思うのですが。
 
 
 ムカツクので。
 まだ入手していない『はりぽた』の邦訳は、古本を買うことにしますかな。
 
 


 
■2007/06/13 (水) 小つち (旧暦 卯月廿八日)
 
 
 先に触れたエスカレーターの片側空けマナーですが。
 北京五輪に向けて、中国がこの似非マナーを周知させようとしているらしく。
 
 思わず失笑です。
 五輪に向けて中身よりも見た目重視にバタバタしている中国政府の様子が、あまりにも滑稽でね。
 
 日本では事故の例を聞きませんが。
 中国でなら、空いた側を駆け抜ける人が、その乱暴な動作で並んだ側の列を将棋倒しさせる事故が続出しそうです。
 あそこの国民性からすると、充分にありえるんじゃありません?
 
 それを教訓に、日本でのこの似非マナーが根絶の方向に動いてくれれば、そりゃー御の字。
 腹黒い之佑は、そんな展開を密かに期待していたりするのです。ケケケッ。
 
 


 
■2007/06/14 (木) (旧暦 卯月廿九日)
 
 
 日テレ『モクスペ』の『ガリレオの遺伝子』に期待した妖之佑がバカでした。
 テーマが複数あるので覚悟はしてましたが、あそこまで酷いとは。
 掘り下げが浅すぎるんですよ。何のための二時間枠なんだか。
 
 地球空洞説は古くから唱えられてきた説で、完全否定されたものではありません。むしろ更に検証されるべき課題の一つです。これ一本でも二時間じゃ足りない。
 
「プロジェクト・セルポ」もそう。二時間フルに使って追跡すべき…かもしれません(いや個人的には、過去のロズウェル事件やMJ-12文書、Grudge Blue Book Report #13などを踏まえた悪戯かとは思いますが。でも追及する価値もあるような)。
 と言うか、UFOネタを二時間全部使わないでどうします?
 
 新たな地震予知方法も、地震大国日本ならきちんと取り上げるべきでしょう。たとえ突飛な説でも。
 そも、阪神淡路のときは様々な予兆現象があったそうです。科学的に解明されていなくとも、有効なものは数多いと思います。
 
 暗闇の部屋で鏡を見つめ死者と交信するという方法にも色々思うことがあります。
 霊の世界が要は精神世界ということを考えれば、この方法、あながちバカにはできないかと。もっと追及すべきテーマでしょう。
 
 奈良に古代の地上絵が隠されいるという説にも興味を持ちました。
 が。これを提唱しておられるお一人が飛鳥昭雄氏ではねぇ…妖之佑が氏に抱いている印象は「ホラ吹きさん」(失礼)ですから。
 だってこの人、UFOは米軍のプラズマ兵器だと言ったり、宇宙人グレイは古代爬虫類だと言ったり、太陽のフレアが偶々作った影を第12番惑星ヤハウェだと言ったりと、とにかく珍説を唱えて注目を集めることしかしてませんから信用できるわけないです。
 
 そして、一億人の同時ジャンプで地球の公転軌道をズラして温暖化を防ごうというのは。
 さすがに、ふざけるのもたいがいにしてください。人間の群れのジャンプくらいで軌道が狂うなら、地震が起きるたびにどうなります!?
 
 ゲストにお笑い芸人を集めるのも、やめてほしい。
 結局、スタッフは真面目に取り上げる気がないのでしょう。残念です。
 
 なぜ二時間使って一つのテーマでやれませんか。
 だから民放の番組はつまらんと言いたくなるんです。ホントにもーっ。
 
 


 
■2007/06/15 (金) 朔 (旧暦 皐月朔日)
 
 
 こりゃ、ちょっと欲しいかも……。
 
http://www.rakuten.co.jp/wonderland
/442250/1806097/443137/

 
 レジン製というのが、実際に使うのには不安ですが。
 高いしね。
 
 でも、ちょっと欲しい。
 
 


 
■2007/06/15 (金) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2007/06/16 (土) (旧暦 皐月二日)
 
 
 やっぱ、これを言わにゃ気がすまん。
 ということで。
 
 
 
あの頃の宮崎駿監督
を返してくださいっ!!
 
 
 


 
■2007/06/16 (土) やっべぇ。
 
 
 来週だとばっか思ってたら……。
 
http://www.lemans.org/
 
 もう闘ってますよーっ。
 
 出場車のリストは↓のページ。
 
http://www.lemans.org/24heuresdumans
/pages/engages_gb.html
 
 コース状況は↓のページ。
 
http://www.lemans.org/24heuresdumans
/pages/chronos_gb.html
 
 日本語は↓のページ。
 
http://www.lemans.org/24heuresdumans/index_jp.html
 
 寺田陽次郎さんは29号車……既にリタイア!?
 うわぁ……。
 
 どこぞでライヴ配信をしているらしいですが、よく判りませんです。
 
(日曜の早朝に書き込みでございます)
 
 


 
■2007/06/17 (日) (旧暦 皐月三日)
 
 
 今年も終わったようですね。
 
 勝者はアウディでしたか(公式サイトの更新は遅いようで、まだなのですが)。
 にしても、1、2と取りたかっただろうに、快調だったうちの一台はリタイア。やはり魔物がいますね、あそこには。
 
 と言うか。
 チェッカー10分前まで、イエロー・コーションだったとは……これは位置によっては焦りものだったことでしょう。最悪、イエローのままチェッカーが振られる事態も考えられたわけですからね(ルール上、黄旗の間は追い越し禁止)。
 しかも、雨の中のゴールというのもね。
 
 来年は今年のようなWebでのライヴ配信があるのでしょうか。
 あるなら、それのためにパワーのあるデスクトップPCを用意する手も(をいっ)。
 
 地上波で実況中継をやってくれるのが一番いいのですが……とにかく日本のTV局は文化のレヴェルが低いですから、日本車のファクトリー参戦がない限り放送する方向に動かない。
 情けないですよ。
 
 
 
 う〜む。
 やはり最後は愚痴になってしまふ。
 
 


 
■2007/06/18 (月) (旧暦 皐月四日)
 
 
 ふと思い立ち。
 Mozilla Firefox 3.0a6pre なる nightly build を入れてみました(Mozilla に不慣れなかたには決してオススメできません)。
 U.A. は以下のとおり。
 
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.9a6pre) Gecko/20070615 Minefield/3.0a6pre
 
 なぜ、わざわざリスクのある Minefield を入れたかと申しますと。
 PNG画像の新しいアニメーション規格である APNG動画を試してみたかったからです。
 
 APNG については以前も少し触れましたが。
 PNG方式の正統動画化である MNG方式を切り捨てた mozilla org が独自に作り出したPNG式動画、というのが簡単な説明です(当然、PNG規格開発者側から見れば APNG はルール無視の規格外品であり、mozilla org の身勝手な行動にはブーイングがなされました)。
 
 MNG が普及すればと長らく思い続けていた妖之佑ですが、Gecko 1.4.* を最後に Mozillaブラウザから MNGデコーダーを排除するという mozilla org の決定以降、MNG という規格そのものが風前の灯火だということは覚悟しています。残念ながら、SeaMonkey や Firefox を含め、現行のブラウザにデフォルト状態で MNG動画を表示できるものは存在しません。
 
 とにかく見てみようじゃないかということで、まだ実験段階の APNG動画に対応している唯一のブラウザ、Firefox 3.0 を導入してみたわけです(Firefox 3.0 自体、正式版のリリースにはまだまだ時間のかかる未完成品ですが)。
 
 で、「Animated PNG demos」さんという所に飛んでみました(言っときますが、Firefox 3.0 以外のブラウザで行っても無意味です)。
 なるほど、動いてますね。見た目に何ら違和感ありません。
 
 が。
 参考用に載せておられる同じ内容の GIF動画に比べて一桁大きいです、ファイル・サイズ。だいたい、5〜10倍かな。
 いくらブロード・バンド全盛とはいえ、これは感心しませんね。
 
 動画の内容にもよるでしょうが、MNG が軽かっただけに、納得がいきません。まあ、今後の改善で軽くなっていくのかもしれませんが。
 とは言え、APNG は mozilla org が独自に出してきた規格ですから、他社(特にマイクロソフト)が追随してくれる可能性はかなり低く、Web に普及させることは困難だと、今から不安になります。
 事実、ブラウザの最大シュアを占める I.E. は、PNG 対応にすら腰が重かったうえに、進化した画像方式である MNG や JPEG2000 を未だにサポートしていません(JPEG2000 は、メジャーな QuickTime が対応してくれたおかげで、これがインストールされていれば I.E. でブラウジング中にも簡単に表示できるようにはなっています)。
 
 ただ唯一、APNG が普及するかもと思えるのは、APNG動画というのは未対応のアプリでは PNG静止画として表示される性質を持つという点です。これは、未対応ブラウザでは“ばってん”になってしまう MNG に比べ、かなりのアドバンテージではあります(しかしながら、静止画としてしか表示されないものに十倍ものファイル・サイズがあっては、未対応ブラウザにとっては迷惑なだけの存在とも言えるわけで……)。
 
 mozilla org だけに偏っている APNG よりは、中立である MNG のほうが、長い目で見れば普及させるに有意義なんですけどね。
 今からでも、Mozillaブラウザが MNG のサポートを復活してくれれば……と思うだけ無駄か。どーせ、マイクロソフトが MNG をサポートするわけないし。
 
 けっきょく、Web に載せる動画のメインは GIF と FLASH ですか。
 
 でも、言っときますが。
 GIF動画は古い形式のために動画としての機能が貧弱。
 FLASH は多機能ながら、やたら重たい。背景を透過できない。表示には、ブラウザとは別に Flash Player を必要とする。
 
 MNG はシンプルな動画なら軽く作れますし、GIF動画にはできない複雑な芸当も可能。おまけに背景透過はαチャンネル対応で、半透過にもできる。しかも、ブラウザに入れる MNGデコーダは、たかだか400KB程度の大きさ。
 これを「img」タグだけで貼り付けられる、というのは本当に便利なんですけどねぇ……。
 
 APNG形式は、さて今後どうなっていきますことやら(とりあえずは生暖かく見守ってはいきますけど、あまり期待はしてなかったり)。
 
 
 なお、APNG の動向その他については、「CGIでも使えるPNG式画像カウンタ」さんが、判りやすくまとめておられます。
 
 


 
■2007/06/19 (火) 桜桃忌、十方暮入 (旧暦 皐月五日、端午)
 
 
 月曜の日記なんですけどな。
「Animated PNG demos」はんトコへのリンクがしっかり、まちごぅとりました。えらいすんまへん。
 今は直しましたよって大丈夫ですが。
 ちゅうても、Firefox 3.0 以外で行かはったトコで、静止画にしか見ぇしまへんけどな。
 
 にしても、なんちゅーイージー・ミスや。
 あかん。
 グダグダや、ワイの頭。
 
 


 
■2007/06/20 (水) (旧暦 皐月六日)
 
 
 国会中継のダイジェストを観るにつけ。
 安倍に衆議院における三分の二の議席という強力なアイテムを与えたがための乱痴気騒ぎ。
 にしか見えません。
 
 簡単にゆーと。
 ガキに鉈を与えたようなものです。
 みさかいなく何でもかんでも、ぶった斬ってるだけ。
 
 あんなの政治でも何でもありません。
 ただ、オモチャで遊んでるだけです。
 バカにでも、できます。
 
 ほら。
 ナントカに刃物、とも言いますしね。
 
 


 
■2007/06/21 (木) (旧暦 皐月七日)
 
 
「バカ検定」とな。
 
http://www.bakakentei.com/shiken.html
 
 妖之佑は「無自覚バカ」でございましたとさ。
 
 


 
■2007/06/21 (木) 衝撃の結末。
 
 
 言葉もありません(いえ、情勢から予想はしておりましたが)。
 
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/whatsnew/readers.html
 
 文庫レーベルとして業界の中では比較的長い歴史を持ち。
 日本のノベライズやラノベ群のルーツと言っても過言でなく。
 特撮ファン向け雑誌・ムック本の老舗でもあり。
 旧型カメラに関する書籍・雑誌も、かなりの数を出し。
 ますむらひろしさん、高橋葉介さんら、超個性的漫画家さんの出世作を世に問うただけでなく、超メジャーな手塚治虫先生の『火の鳥』単行本も、石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009 海底ピラミッド編』も、今TVでアニメが放送中な竹宮恵子さんの『地球へ…』も、ここが初出。
 いろいろな意味で大好きな出版社さんだったんですけどね。
 
「朝日ソノラマにその人あり」とまで言われ、ソノラマ文庫のドル箱タイトルをご担当、それらのあとがきにもよくご登場なさるI編集長が独自に新レーベルを立ち上げる、とかってことも無いんでしょうか……。
 
 もったいないですね。
 それもこれも、“風向き”や“潮の流れ”を読み切れなかった“舵取り”のせいではあると思いますけれどもね。
 
 


 
■2007/06/22 (金) 夏至、上弦 (旧暦 皐月八日)
 
 
 社会保険庁、今期の夏のボーナスが満額だという話を聞いて、心底立腹しました。
 あれだけの大問題を起こしておきながら、満額支給する神経、満額受け取ろうという神経。
 つくづく使えない連中の集合体です。
 
 と。
 すかさず、政府が社保庁のボーナス減額という方針を明らかに。
 
 とは言え、スッキリはしません。
 しょせんは参院選挙睨みのポーズですからね。
 
 
 衆院の会期延長もね。
 ずーっと会期延長はしないと強く言っていたのが、年金問題が噴出したとたん延長の話が出てくるんですから、正直な政権です。
 一週間投票日が先送りされれば、有権者は年金問題を忘れると安倍は考えているようで。
 
 つか、たぶん忘れる有権者は実際に多いと思います。
 日本人は熱しやすく冷めやすいですから……。
 
 


 
■2007/06/23 (土) (旧暦 皐月九日)
 
 
 ドブ掃除をしました。
 
 クソ重てーコンクリートのドブ板の上げ下げに疲労困憊しました。
 
 よって今日は他に何もできませんでした。
 
 ダメじゃん。
 
 
 
 
 
 梅干し
 家の隅っこから発掘。
 
 梅干し
 自分で漬けて干した自家製梅干し(正確には、土用干しの後で梅酢に戻したから「梅漬け」)。
 日付を見たら、11年も前に漬けた代物。
 
 梅干し
 漬けた当時の新鮮な香りが、そのまま残ってた。
 梅って凄い。
 
 天神さんも美味しかった。

 


 
■2007/06/24 (日) (旧暦 皐月十日)
 
 
 筋肉痛と脱力感で、今日も何もできませんでした(ダメダメじゃん)。
 
 
 
 それはさておき。
 完熟マンゴーが旨いと、あちこちで聞くものですから。
 今年は食べてみたいかも。
 などと少し考えて、Webをふらふらしてみましたが。
 
 高い。

 一個で三、四千円。
 上等なのだと一個で一万円ン!?
 
 私が悪うございました。
 庶民が口にしていい代物ではなかったのですね。
 
 
 
 
 
 メロン
 口惜しいので(?)、果実の写真なぞ。
 安物だけどね。

 


 
■2007/06/25 (月) (旧暦 皐月十一日)
 
 
 例のミンチ肉偽装事件についての、妖之佑の個人的意見ですが。
 
 あの会見が、社長が専務だけでも助けようとした三文芝居なのか、専務が保身目的で社長を切り捨てた下克上なのか。
 と言うのは放置しまして。
 
 全員解雇で怒っている従業員のかたがたに、全面的に同情はできないのですよ。
 ワンマン社長の独裁政権下で働いていたという事情を考慮しても、材料を偽って生産・販売していることを知ったうえで働いていたわけですから、ある意味、共犯です。
 たしかに、年齢的に転職の難しい人もおられるでしょうが、だからと言って犯罪に荷担してもいいという理屈にはなりません。
 まして、長く犯罪行為を続けてきた会社だと承知のうえで務め続け、今になってその会社が崩壊・全面解雇だからと、会社に生活の保障を求めるのは、何から何までまちがっている気がしてならないのですよ。
 
 会社が犯罪行為を行っていると知った時点で、内部告発までしろとは言いませんが(警察や省庁が動かなかった場合を考えると、個人としてはリスクが大きいですからね)、ヤバくならないうちに逃亡、つまり転職の道を探るくらいは、あたりまえだと思うのですが。
 だって、どう考えても、共犯容疑で取り調べくらい受けても不思議じゃない状況なんですから。
 
 顔を隠して加工音声で、社長のワンマンぶりと偽装の実体をペラペラと語る従業員の姿を観るにつけ、「今さら何を」と不愉快にすら感じております。
 まして、休業・解雇に対して怒るなど、論理崩壊と言うよりはむしろ滑稽ですね。
 
 過去に、社長に「偽装はダメだ」と指摘してクビになった人のほうが、はるかに同情と賞賛を受けるに値するわけで。
 そういう人たちにこそ、救いの手があるべきだと思います。
 
 


 
■2007/06/26 (火) (旧暦 皐月十二日)
 
 
 へそ曲がりな妖之佑は使っていないので関係ないのですが。
 多くのかたが LHa(lzh)の圧縮・解凍に「+Lhaca」をお使いだと思いますので。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news
/2007/06/26/16161.html

 
 同一のことなのか少し判りにくいのですが、本家さんでも問題点について触れておられます。
 
「+Lhaca」をお使いのかたは、念のため情報を確認なさっておかれたほうがよろしいかと。
 
 


 
■2007/06/27 (水) (旧暦 皐月十三日)
 
 
 
 
 
(〓ω〓.)

 
 
 
 
 こっちのほうが似てるかな?
(何を試しとるか)

 


 
■2007/06/27 (水) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行なのです。
 
 


 
■2007/06/28 (木) 天一天上 (旧暦 皐月十四日)
 
 
 暑ぅおすなぁ。
 梅雨や言うのに雨も降らしまへん。
 このままやったら田んぼも干上がってしまいますよって、もう少し降ってもらわんと。
 
 それにしても、ほんま、暑ぅおすなぁ。
 
 
 
 
 
 ネタが無いときは写真でごまかす。
 
 ™ & © DC Comics
 © Mattel, Inc.
 
 バットモービル
 ということで。
 マテルホットウィールから「バットモービル」。
 そう。あのバットマンの愛車。
 
 バットモービル
 知ってるのと違う?
 たしかに、ジャック・ニコルソン氏がジョーカーを怪演なさった1989年公開版以降のバットモービルとは、かけ離れてるけど。
 でも、こっちが本来の姿。
 
 バットモービル
 1966〜68年のTVシリーズと1966年公開の映画『バットマン』に登場したバットモービル。
 
 バットモービル
 こっちのほうがアメ車っぽい分、アメコミ・ヒーローのバットマンには似合ってる気がする。
 1989年以降のあの装甲車みたいなのは、どうも好きにはなれない。

 


 
■2007/06/29 (金) 天しや (旧暦 皐月十五日)
 
 
 時津風部屋の新弟子さんが稽古中に亡くなった事件につき、部屋に対し日本相撲協会から何のペナルティもなさそうなのが気に入りません。
 
 時津風部屋は事件の翌日に稽古をとりやめたのみで、既に通常に戻っているそうで。
 名古屋場所間近ゆえ休んでいられない、というのは判りますが。弟子達の本場所での成績を、人の命よりも大事に考えているようで不愉快です。
 死者を出した部屋の力士達が何事もなかったように名古屋場所に参加できることは大きな疑問です。部屋の責任という意味でも名古屋場所不参加が当然ではないでしょうか。
 全休となれば力士達の番付は大幅に下がるでしょう。ですが、稽古中に力士が一人亡くなったということは、稽古に問題があった、即ち部屋の連帯責任。番付が下がるくらい何だと言うのか? 名古屋場所中、ずっと喪に服しても足りないと思います。
 
 言われるように、稽古のせいではなく本人の体に問題があった単なる病死であるのなら。そんな病弱な子を採用した新弟子検査、その後の力士の健康管理体制に欠陥があったということで、問題は時津風部屋だけでなく協会全体に及びます。
 ならば協会としての責任を認める姿勢がなければなりません。
 にも関わらず協会としての対応は今のところ無い。時津風部屋に責任を押しつけるつもりか?
 
 時津風親方は、ご遺族に「いじめは無い」と釈明したそうですが、これは嘘です。相撲部屋で、兄弟子が弟弟子をいじめないなんて所はありません。何せ弟弟子のみならず兄弟子だってガキなんですから。
 例えば学校の部活にもいじめは存在します。無いなんて言ってしまう神経を疑います。
 
 命にかかわること以外は表沙汰にならないだけで、相撲部屋については、いじめのトラブルがたくさん囁かれます。
 いじめに耐えかねて傷だらけのまま逃げ出す子も少なくないはずです。もちろん、部屋は単に「根性が無い」と、そんな子を切り捨てるだけ。
 
 甘やかしては強い力士は育たないでしょうが。厳しい指導と、いじめは違います。
 その点を、もっと各部屋、協会はよく考えていただきたい。でないと、どこの親御さんも大切な子供を、相撲部屋にだけは決して預けないようになります。
 
 ここは、亡くなったかたのために、大相撲のために、時津風部屋を厳しく処していただきたいと思います。
 
 


 
■2007/06/30 (土) 望、夏越祓 (旧暦 皐月十六日)
 
 
 実質、経産省の敗北宣言と受け取っていいでしょう。
 
http://www.sankei.co.jp/keizai/kseisaku
/070629/ksk070629001.htm

 
「実態調査の結果、電安法施工前と安全性は同等であることが確認された」というのが失笑モノな欺瞞ですけどね。
 元々が、PSEマークってのは、それまでの〒マークに替わるものにすぎなく、検査による安全性に変わりはなかったのですから。わざわざ「実態調査」なんてしなくても結果は判っていたはずです(経年変化は別として)。
 
 このPSE問題は、そもそもが中古品のことを想定していなかったPSE法を実際に運用する際に、経産省の人間が「中古も対象」と発言した愚行が事の発端です。さらに、経産省の某T部長がご自身のブログで、中古品をPSE規制の対象とすることの“正当性”をその独自の“論理”で力説なさったことが火に油を注ぎました。
 経産省はお役所ですから、一度役所として発言してしまった以上、後には引けず、大臣まで巻き込んでの横車。
 電安法が中古品を想定せずに作られたわけですから、本来は経産省が「解釈をまちがっておりました」と詫びればすむだけのことなんですけどね。でも、それをやると経産省にすべての責任が生じてしまうから、こんな「法律改正」という手続きを取ることにしたわけで。
 すべてがバカバカしい三文芝居ですよ。
 
 中古販売業者に「製造メーカー」を名乗らせ、PSE検査をさせるために説明会を開いたり、検査機器をリースしたり。
 はたまた、いわゆる「ビンテージリスト」なんてぇサイズばかりデカい単なる製品リストを作製させるなど、意味の無い仕事に人員を割いたりと。
 PSEに関しては経産省はかなりの税金を無駄遣いしています。この責任も追及されないんでしょうね。
 
 それよりも何よりも。
 経産省の身勝手な言動によって、この一年チョイの間に廃業へと追い込まれた中古品業者さんたちは、怒りが治まらないでしょうね。
 素人の手による「検査」で“PSEレイプ”されてしまった往年の名機も少なくありませんから、経産省による損害は各方面に及びます。
 
 デ*ノートでもあれば、経産省の人間どもを「削除」してやりたいところですよ(悪笑)。
 
 

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