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OVA
1『第2小隊出動せよ!』
五人全員が、この日に着任。
98式AVが第2小隊に納品。
思い出してみれば後藤隊長、最初っから悪党面だったなあ。
終始動かなかった榊班長が良い味出してて◎。
2『ロングショット』
香貫花が初登場。
テロ組織・海の家がらみの、本編内での初事件。
3『4億5千万年の罠』
明らかに『ゴジラ』を意識した東宝怪獣映画路線。
松井刑事、初登場。
4『Lの悲劇』
副題のとおりミステリー仕立て。
何が真実か判らなくなる、押井監督の真骨頂。
5『二課の一番長い日(前編)』
6『二課の一番長い日(後編)』
劇場版2のプロトタイプかも?
と個人的には思っている。
7『特車隊、北へ!』
シャフトがからむ初事件。
副題は『ウルトラセブン』を意識してる?
劇場版『the Movie』
あの時代に、OSだのネットだのウイルスだのと、コンピュータのあれこれを描いたのが凄い。
シゲさんが下宿のパソコンから二課棟のコンピュータに接続して演算させるとか、すばら。
TV版
1『イングラム起動』
野明は新任、遊馬たち男子四人は先輩扱いという、OVAから劇場版への流れをリセットしての完全仕切り直し。
2『香貫花が来た』
香貫花が来日。無論、第2小隊の面々とは初対面。
通称・レイバーの穴での訓練シーンは貴重(OVA第4話にも、あるにはあったけどね)。
3『こちら特車二課』
二課の日常ドタバタ。
連中と榊班長との駆け引きが良し。
4『魔の山へ行けっ!』
やっぱ『ウルトラセブン』を意識してる副題だろこれ。
5『暴走レイバーX10』
劇場版のプロローグだけを焼き直したかのような話。
6『ザ・タワーSOS』
桜山リポーター大活躍。脇役ながら、林原めぐみさんの実力大爆発。
7『栄光の97式改』
旧式で低スペックだそうだが、パイソンは格好良い。
ちなみに、OVAでの第1小隊は雪ダルマのような 96式アスカを使用。
その 96式をTV版第1話では、第2小隊が第1小隊のお下がりとして使っていた。
8『まぼろしの緑』
駄作。
9『上陸赤いレイバー』
公安部外事1課の高畑ってのは、ほぼほぼ室戸文明なんだよな、ケルベロス・サーガの。
製作陣は、これに登場したテロリスト三人組が大のお気に入りのようで、困ったことに後のエピソードで内輪だけで盛り上がってる。
10『イヴの罠』
11『イヴの戦慄』
謎のレイバー・ファントムが暗躍する、TV版としてはシャフトがらみの初事件で、黒崎の初登場回でもある。
香貫花グランマの若かりし頃が♪
12『太田惑いの午後』
凡作。
ただし、太田が主役の回は少ないので、そこは注目ポイント。
13『殿下お手柔らかに』
駄作。
14『あんたの勝ち!』
呑みニケーション話。わりと、ほっこりする。
榊原良子さん演ずる脇役も地味に良し♪
あと、進士さんめんどくさい。
15『歌を唄ったクジラ』
お行儀の良い優等生な話……かな?
16『小隊海を渡る』
いくら警察のイメージアップ戦略でも、イングラムを雪まつりの手伝いに北海道まで輸送するってのは無理がある。
そもそも特車二課って警視庁所属だから都警なんだが?
17『目標は後藤隊長』
前任の二課長だった祖父江が後藤隊長への恨みをはらすべく動くお話。
TV版はOVAとは別世界線なのだが、OVAの第5、6話を思い出しつつ、ここでの祖父江の怒りを考えると、繋がっているとも言える。いやだってさ、指名手配までした後藤さんと第7話ではフツーに会話するんだぜ、タヌキ親父の海法部長。ならば誰が詰め腹を? となるわな。OVAの続編に位置する劇場版では祖父江課長の姿は無く、お堅い福島課長に変わってるのが決定打。
18『スキスキ野明先輩』
駄作。
19『ジオフロントの影』
劇場版『WXIII』のプロトタイプみたいな、つまり漫画版『廃棄物13号』みたいな話。
本編内での関係性は皆無だけどね。
20『黒い胎動』
21『亡霊ふたたび』
ファントム2号機登場。
黒崎も再登場。
22『花とレイバー』
香貫花がアメリカ人的な悪乗り♪
とは言え……駄作だな。
23『香貫花レポート』
帰国直前の香貫花による第2小隊の総評。
24『さらば香貫花』
香貫花が帰国。
ガバメントを機内に持ち込むなら、OVAにて来たときと同じく在日米軍基地経由で帰らんかい。
クサヤを機内に持ち込むのも、どうかと思う。
25『春の嵐』
香貫花がいないため暴走しまくる太田。
それに振り回され、人生を考え直す進士さん。
26『私が熊耳武緒です』
お武さん登場によって、漫画版とのリンク形成。
27『闇に呼ぶ声』
お武さん大活躍(違う意味でな)。
ひろみちゃんの“趣味”も判明(笑)。
28『怪しいふたり』
グリフォン編が始動。
内海課長とバドが初登場の漫画版準拠。
29『特車二課壊滅す!』
TV版の最高傑作。純粋なドタバタ。さすが押井監督。
30『グリフォン参上!』
31『雨の惨劇』
32『再会』
33『シャフトの犬たち』
34『城門の戦い』
35『グリフォン堕つ!』
グリフォン編。
36『野明の冒険』
意味不明で制作費を無駄遣いしたゴミ。
37『安心売ります』
ウルトラマンが怪獣一体を倒すと損害はいくらか? って考察があったよな〜。
38『地下迷宮物件』
これも押井監督のドタバタ真骨頂。
39『量産機計画』
言いたいことは理解できるが、正直言って退屈。
40『沿岸警備命令』
有名なネッシーの写真も、そういうことだったそうで。
41『テロリストを救え』
お武さんが南雲隊長の立ち位置になってて笑える。
42『帰ってきた男たち』
最近のバラエティー番組みたく、内輪(製作陣)だけで盛り上がってる感の強い副題が実に不愉快。
お話は、あえて取り上げる処も無くフツー。
ぶっちゃけ視聴者にとって、テロリスト三人組なんて“通りすがりの”ゲストキャラに過ぎないんだよ。それをムリクリ盛り上げようとするからタチ悪い。
43『はたらくお嬢さん』
桜山リポーターふたたびの大活躍!
ゲストキャラで盛り上げるとは、こーゆーことを指すのだよ。
つか、この回に限っては実質主役だけどな桜山リポーター。
44『CLATよ永遠に』
パロディとして考えれば佳作。
パロディと受け取れない人には駄作。
45『職業選択の自由』
言いたいことは理解できる。
が、なーんか盛り上がりに欠けるんだよなあ。
陸自の 99式ヘルダイバーは格好良いよ、うん。
46『その名はゼロ』
AV-0 が第1小隊に納品。劇場版の零式から棘と毒を抜ききった感じの、お行儀のいい優等生な機体。
97式改パイソンは、これにて退役。
47『コンディション・グリーン』
最終回としては無難で、おとなしすぎる。
新OVA
1『グリフォン復活』
3『逆襲のシャフト!』
5『史上最大の決戦』
7『GAME OVER』
グリフォン編。
第5話の副題がさ、まちがいなく『ウルトラセブン』意識してるよな? な?
9『VS』
グリフォン討伐の打ち上げ慰安旅行。
なのでグリフォン編と繋がっているが、単品として笑える良作。
2『災厄の日』
歯は大切。
4『視聴率90%』
TV業界に対する皮肉。
6『黒い三連星』
銭湯で♂全員マッパで展開される真剣なドタバタ。
押井監督は好きだよなあ、こーゆーの。
8『火の七日間』
TV版『特車二課壊滅す』以来のドタバタ大傑作。
10『その名はアムネジア』
珍しく太田が主役。
不可思議現象は皆無だが、不思議な空気感。
何気に、漫画『犬狼伝説 完結篇』や小説『立喰師列伝』と共通するパーツというかキャラが出てくる。
11『雨の日に来たゴマ』
職場で野良猫を保護するのは、どうかと思うが。気持ちはよく判る。
12『二人の軽井沢』
文句無しの秀作。
13『ダンジョン再び』
TV版『地下迷宮物件』の続編。
14『雪のロンド』
ファンタジー的不可思議系ストーリ。
15『星から来た女』
TV版『CLATよ永遠に』と裏表の関係。
16『第二小隊異状なし』
キャラをきちんと掘り下げた、TV版よりずっと良質の最終話。
『ミニパト』
観てない。
聞くところによると、映画『立喰師列伝』同様のパタパタだそうで。
押井監督、実験が好きだなあ。
劇場版『2 the Movie』
新OVAできちんと締めた物語のその後なので、第2小隊の面々も異動していて散り散り。
最後のシーンからしても、これが『パトレイバー』全体としての終点だと個人的には思っている。
TV版と新OVAの後日譚的な作品だとは言える。つまり……蛇足……は言い過ぎか。
竹中直人さんの演技が光ってた。この人、OVA『最終教師』でも大活躍の芝居で。声優じゃないのに流石としか。
根津甚八さんは『天使のたまご』以来の押井作品ですね。
劇場版『WXIII』
これも観てないので何も言えない。
情報によると漫画版を原作としたものだそうで。
野明たちを脇役にするのは大博打。それほどストーリに自信があったのか。
そろそろ観たいとは思っている。
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まずは昭和。
電波人間タックル。
ストロンガーの相棒で、ちゃんとバイクにも乗る。電波投げを使うし、最終技のウルトラサイクロンもあるので、まちがいなくライダーマンより強い。
だが、彼女は公式にライダー認定されていない。
ライダーマン自爆のときのV3みたく、ストロンガーか茂の姿で、あるいはおやっさんでもいいから、タックルに「仮面ライダー」の名を贈っていればね。
残念。
なので、無理矢理に言えば、タックルは“プレ女性仮面ライダー”でしょうか。先にこれが無ければオペレーション・メテオは発動しなかったプロトタイプ・リーオーことトールギスみたいな? ガンダムの元となる理論がすべて使われているけど、ガンダムそのものではない、みたいな?
で、時代が流れて平成。
初の女性ライダーは劇場版『龍騎』に登場したファムで、まちがいない。
彼女は後に『龍騎』のTVSPにもチラッと出ているので、映画とTVの両方で初の♀ライダーと断定できます。
お次が、ちと難しい。
『555』では、ギアを複数の人物で使い回すのがデフォでしたからねぇ。メインであるファイズギアすら主人公以外も使ってた。
カイザギアをロブスターオルフェノクの景山冴子が二話に渡り使用。
デルタギアは、流星塾にいた木村沙耶が三話に渡って使用した後、生身のところを澤田に殺害される。
その後に一回だけ、同じく流星塾生だった阿部里奈がデルタギアを使用するも、戦果を上げられず変身解除。
一番早く変身した女性は冴子なんだけど、女性ライダーと言っていいのか? って印象でねえ。
少なくとも、ファイズ=たっくん、カイザ=草加、デルタ=三原修二、というのがいちおうの常習使用者となるわけで。
やっぱり、『555』に女性ライダーがいたとするのは無理があるかな。
その次。
『響鬼』では、あきらが一度だけ変身体になったけど、これは猛士認定の「鬼」ではないので、女性ライダーとの解釈も無理。
となると……あれか。黒歴史の一つである朱鬼か。
これは認めたくないんだけどなあ。恰好最悪だし、単発のゲストキャラだし。
でも、いちおうは猛士が認定した鬼だからなあ、過去のやらかしで資格剥奪されてるけど。
不本意ながら、朱鬼を二人目の女性ライダーとします、不本意ながら。
お次は、ちょいと間が空いてーの『ディケイド』。
「響鬼の世界」にて、あきらが変身する天鬼は正式な音撃戦士なのでライダーでいいと思います。彼女が三人目。
で、劇場版で、なつみかんがキバーラを装着して仮面ライダーキバーラに変身。これが四人目。
次に『フォーゼ』。
劇場版に登場した美咲撫子が仮面ライダーなでしこに変身。
本当は美咲撫子の姿をコピーした SOLU なのですが。でも女性ライダーではあるので五人目でいいですね。
次は『ウィザード』。
稲森真由がメイジに変身するけど、これ言ってしまうと量産型だからなあ。他に男二人もメイジになったし。
劇場版では、おっちゃんや瞬平、凛子さんも変身したし。
やっぱり、メイジはカウントしないでおきます。
で『鎧武』。
狂気の科学者・戦極凌馬の秘書であり、彼を裏切って駆紋戒斗に鞍替えした湊耀子がマリカに変身。
これで六人目っと。
お次は『エグゼイド』。
洗脳されて闇堕ちしたポッピーピポパポが仮面ライダーポッピーに変身。七人目。
なお、西馬ニコの変身はライドプレイヤーニコという固有名を持つが、しょせん量産型なのでカウントせず。
次に『ジオウ』。
最終回、ツクヨミが仮面ライダーツクヨミに変身。八人目。
さて、続いて令和。
令和一発目の『ゼロワン』。
ザイアの技術者・刃唯阿がバルキリーに変身。九人目。
アズがアークゼロワンに変身。
劇場版にて、イズがゼロツーに変身。
この二人を十人目、十一人目にカウントするかどうか悩む……ひとまず保留。
令和二作目『聖刃』。
南極基地(笑)の神代玲花がサーベラに変身。暫定・十人目。
ソフィアさんがカリバーに変身したけど、イレギュラーなのでカウントしない。
三作目の『リバイス』。
五十嵐さくらがジャンヌに変身。暫定・十一人目。
夏木花がアギレラに変身。暫定・十二人目。
令和四作目『ギーツ』。
鞍馬祢音のナーゴが唯一まともに活躍したレギュラー♀ライダー。暫定・十三人目。
八木沼雪絵のレターはソッコー退場なのでカウントしたくない。暫定・十四人目。
我那覇冴のロポは、これまた難しいところ。とりあえず暫定・十五人目。
ベロバはベロバに変身。ライダーとは呼びたくないけど暫定・十六人目。
桜井沙羅のハクビで、暫定・十七人目。
で、現在の『ガッチャード』。
九堂りんねのマジェードが暫定・十八人目かな。