2023年4月


 
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○2023-04-02 一粒万倍日、三隣亡 (旧暦 閏如月十二日)
 
 
 あー。
 そーゆーことかー。
 それでラーメンばっか喰って「懐かしい」と言ってたのかラスボス様。
「鬼」つながり、ということですね。
 
 読めなんだ。
 
 


 
○2023-04-03 (旧暦 閏如月十三日)
 
 
 ユキヒロさんの件が、ほんの少し前だったと言うのに……今度は教授ですか。
 
 失礼ながら。
 引っ張られた。
 みたく思えてしまいますね。
 あるいは、追いかけた?
 
 この人の代表作と言うのもアレですが。
 最も印象に残るものとすれば、やっぱり。
 音楽担当のみならず出演までなさり、あのデヴィッド・ボウイさんと共演した『戦メリ』ですね。
 
 
 
 合掌。
 
 


 
○2023-04-04 (旧暦 閏如月十四日)
 
 
 祢音のことを「スーパーセレブ」と言った英寿に言ってやりたい。
 あんたは「スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ」だろ、と(笑)。
 にしても、景和と二人で祢音の誕生日プレゼントを選ぶとは、英寿もくだけてきましたね。
 この場面で、英寿の転生に触れた会話、
 
英「もっと驚かれると思ってたけど、案外普通だな」
景「だって英寿は英寿だろ?」
 
 が、後になって効いてきそうです。
 
「馬鹿正直に一対一で戦うとでも思った?」と、タイクーンを騙し討ちしておいて。
 ナーゴの代わりにギーツが来ただけで「話が違うじゃない」と怒るロリ婆ァは、相変わらずの幼稚思考回路で。
 
 道長は、まだ揺れてるかな。
 いちおう、闘牛ゲームに一般人を巻き込まないよう考えてるっぽいし。
 つか、景和のツッコミは視聴者皆が思ったはず。牛は道長のほうだよなー。
 
  人間を不幸にさせるためなら
  あらゆる手段が認められている。

 そっちかー。
 
 祢音が創世の女神によって生み出された存在だというのは、以前のニラムの台詞で判ってましたが。
 それが例の事件の後だとは、読みが足りませんでした。口惜しい。
 
 なるほど。
 祢音や母親の記憶とは違い。
 あの誘拐事件は最悪の結末を迎えた。
 愛娘を失った鞍馬氏は、DGPのスポンサーになることを対価に、“娘”を望んだ。
 亡くなった「あかり」の代わりに理想の「ネオン」を。
 
 理解できないのは。
 なぜ「娘が無事な世界」と書かず「理想とする娘が生きている世界」を求めたのか?
 このあたりに、鞍馬氏の心の闇が垣間見えるようで。
 
 ともかく、鞍馬氏の歪んだ望みの結果、本来なら存在しない“娘”が最初からいたという歴史がでっち上げられた。
 なるほど。これだと、ニラムが撤退を仄めかしたときの鞍馬氏の焦りも理解できます。DGPに手を引かれたら、祢音が存在しない時点まで世界をリセットされるからなぁ。
 
 で、真相の暴露によって、ナーゴのファンは猛激怒。アンチに早変わりという……。
 ジャマト派に乗り換えてJGPを面白がっているオーディエンスも多い様子ですし。
 進化してるはずの未来人も、現代のフォロワーとレベル変わらねーなーおい。
 
 ゲスなロリ婆ァの非道に対し。
 英寿が感情で闘うのは初めてじゃね?
 
 これで、ナーゴを応援し続ける観客は、不器用で一途で面倒くさい性格のキューンのみですか。
 いや、理解者は一人いれば充分ですよ。戦友もいるし。
 尻軽な浮動層なんてスルーすればいい。どうせゲームの展開次第でまた、いけしゃあしゃあと戻ってくる。
 キューンが次回、祢音復活&ナーゴ大活躍の鍵になることでしょう。
 そのあたりで、たぶん↑の英寿と景和の会話が生きてくるんじゃ? 出自がどうであれ「祢音は祢音」ですからね。
 
 
 
 気づけば、今回が第29話なんですと。
 いつの間にか折り返し点を過ぎていたという。
 平成令和ライダーでは、なかなかに珍しい現象ですよ。
 
 


 
○2023-04-05 清明、天一天上 (旧暦 閏如月十五日)
 
 
 昔々は「百貫デブ」という悪口があってだな。
 
 メガとギガはPC使う人には常識。
 二十年前だとMBで「容量デカい」と喜んでたんですよねー。
 今や、GBでないと使い物にならない。
 
 寸の後に尺を選んだのなら、寸が捨て駒替わりになって、十倍ルールで楽勝だったのになぁ。
 
 刻>時間は、比較的簡単な推理力が試されます。
「子の刻」「丑の刻」を知ってるなら、一日が十二支だと判る。
 よって「刻」は一日を十二等分してるよね。
 と導き出せるのです。
 
 ともかく。
 知らずに1/2の丁半頼みでバクチ打つよりは、推論するほうが確率上がるはずです。
 あと二問まで行っといて、もったいねー。
 
 那由多は百千万億兆と同じく数の単位。
 一番上が「無量大数」ですね。
 いやいや、どんな場面で使うんだか。
 
 
 
 ところで。
 自動調理器のくだりを聴きまして。
 以前ありました、ヘッドのお宅で海外の高級ブランド全自動洗濯機が新品から二回連続で“謎の故障”をしてけっきょく廃棄、というその真相を理解できた気がします。
 いや、読んだ気になっての取説の飛ばし読みは厳禁だってばよ。
 高価な機械を触らせたらあかんお人やわぁ。
 
 


 
○2023-04-06 望、三隣亡 (旧暦 閏如月十六日)
 
 
 これも現状を考えたうえでの一つの選択肢でしょう。
 不敬だと思う人は何も言わず、参詣しなければいい。それだけのこと。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/4d3903232e837d270c6e7cfdebaa8093aeec9081

 
 個人的には、よくこの発想が出たなあ、と。
 これ、ひょっとしたらジワジワと全国に流行るんじゃね?
 このお寺には商売上手さん(誉めてます)がおられるようで。
 今の御朱印ブームに乗っかって、イラスト入りの限定御朱印を次々と出しておられますし。
 いや、可愛いんだわ絵柄が。オイラも御小女郎稲荷様の限定御朱印を拝領しましたよ♪
 
 建物は近代ビルで。
 その中にある納骨堂は、利用者がIDカードで入館するというセキュリティで。
 ビル上側には、でっかいカラクリ時計があって。
 手前には、玉を七つ揃えたら願いを聞いてくれそうなの(笑)もいて霧吹いたり水吐いたり色が変わったり。
 
 だからと言って、まったく新しいお寺ではなく、長い伝統のある佛閣なのです。
 何せ、織田信秀の菩提寺ですからね。
 と言って判らない人には。
 信秀の葬儀で奇抜な格好をした大うつけ息子が抹香を乱暴に掴んで位牌に投げつけた、日本史上でよく知られる出来事の舞台。
 と言えば、お判りいただけるかと。
 
 元々は曹洞宗だったのが、今はどの宗派にも属さない単立寺院。
 だから、新しい試みも次々と取り入れることができるんでしょうね。
 十三宗のどれかに属していたら、いちいち総本山や大本山の許可取りが必要でしょうから。
 
 
 
 ちなみに。
 同じく大須商店街にある大須観音では。
 かなり前から、お賽銭用にと、百円玉を十円玉にしてくれる両替機を設置しておられます。
 オイラの見た限り、参拝客よりは商店街の人の利用が多いっぽいですけどね。
 きっと、それも想定しての両替機なのでしょう。
 
 世知辛い今の世では、神社佛閣も現実的対応が必要なんですよ。
 その意味では、御朱印ブームも神社佛閣を救うことに繋がっているのではないかと。取り分け、小さな処は積極的にデザインを工夫した御朱印の連発によって息を吹き返しているわけですし。
 これらを不敬と斬って捨てる人は、札束でも寄進して、困窮しているお寺や神社を助けるべきだと思います。
 
 一つ意見を言わせていただきますとね。
 小銭の持ち合わせが無いうえに専用コインの販売が気に入らないなら、本堂・拝殿で拝む際に、お賽銭を入れなければいいのです。お賽銭は絶対ではないですからね。
 そもそも拝むときに願い事を言うものではなく、あくまでも拝礼つまりは神佛への御挨拶に過ぎません。いや別に、お願いしてもいいんですけどね。
 で、合格祈願だの交通安全だの縁結びだの子宝だの世界平和だのを願うのにタダでは申し訳ないと思うなら、御守りとか絵馬とか御札とかを頂くとか、祈祷をお願いすればいいのです。
 参詣だけなら小銭なんて、そもそも必須じゃありません。
 神社佛閣は拝観無料が多数派ですから、お参りって実は一銭も使わずできるんですよ。
 祈願だって、例えばお百度を踏むのにお金なんて要りませんし。
 
 だからさ。
 賽銭どうこうで、いちいち騒ぐなっての。もっと根っ子を見ろや。
 つか、コメントで手厳しくお寺批判してる連中って、まともに参拝なんてしたことなく今後も絶対に行かない層だろ。(藁
 
 
 
 ああ。
 もう一つ言っときますと。
 日本に入ってきた時点で佛教は、ゴータマ・シッダールタが提唱した思想とは、かけ離れています。何なら別モノと言っていい。『スッタニパータ』と『法華経』を読み比べたら莫迦でも判ります。
 なので、「今のお寺は御釋迦様の教えから逸脱どうのこうのあーたらこーたら」という批判は成立しません。聖徳太子の頃から日本のお寺は、ゴータマの教えとは違っているのです。やいのやいの言ってる人は、ただただ滑稽に過ぎませんよ。
 つか、そもそもゴータマの思想は宗教ではないのですよね。言ってみれば人生論とか哲学。もっとザックリ言うなら「誰でも幸せになれる方法。あなたは、もっと楽に生きられる」あたりが妥当かと。
 
 そう言えば。
 別のお寺で、若い僧侶さんの手首にアップルウォッチを見ましたよ。
 時代ですな〜。
 と言いたいところですが、実のところ、平安や鎌倉と大差ないのかもしれません。
 少なくとも徳川の世のお寺とは変わりないはず(笑)。
 
 


 
○2023-04-07 (旧暦 閏如月十七日)
 
 
 なーんか、続きますねえ。
 昭和を徹底デリートしようとする神様でもいるのかな?
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/4d364279ecab98e110ad7d372290f724eaae174f

 
 故人の業績を今さら語る必要はなく。
 とにかく、いろいろな意味で凄い人だった。
 としか。
 
 合掌。
 
 
 
 ただなあ。
 
 ウジTVのコメントは、白々しくて腹立ちます。
 動物王国を盛り上げるだけ盛り上げといて梯子外すみたく見捨てたくせに。
 
 


 
○2023-04-08 花まつり、不成就日 (旧暦 閏如月十八日)
 
 
 薬箱って前にも出てませんでした?
 観た瞬間、何だか判りましたもん。
 
 マニ石というのは知りませんでした。
 興味深いですね。
 日本だと写経に近いものかな。文盲の人が代筆してもらった、みたいな?
 あるいは、お経を刻んだ御守り?
 なお。
「オンマニペメフン」
 を専門家さんは「南無阿弥陀仏みたいなもの」とおっしゃってましたが。
 あれは、ご存じのうえで、あくまでも判りやすい例えを選ばれたのだと思います。
「オン マニ ペ メ フン」
 または
「オン マニ ペド メ フン」
 は、観音菩薩の陀羅尼なんですよ。
 日本の言いかたなら「南無観世音菩薩」となりますし、真言なら「オン アロリキヤ ソワカ」(なお、これらは聖観世音菩薩のものであり、他の観音様だと違うものになる。聖も十一面も千手千眼も馬頭も、そもそもは別々の神様だからね)。
「観音様に帰依します」つまり「観音様を心から信じます」という意味でいいかな。
 チベット佛教でも観音様は大人気ですからね。輸入販売されてる佛像が高いこと高いこと。
 
 


 
○2023-04-09 (旧暦 閏如月十九日)
 
 
 鞍馬氏、やはり心を病んでます。
 娘が生き返っても、その娘が死んだことを自分が憶えているだけで耐えられないとか。
 だから、すべてリセットして、理想の娘を新たに作り出すとか。
 その娘を未来人とくっつけて、鞍馬財閥を発展させようとか。
 徹底管理のママのほうが、ずっとマシだよ。ママは誘拐事件のせいで超絶用心深くなってるだけだからね。
 
 キューンは、ようやっと自分自身の言葉を祢音にかけた。
 で、祢音復活。キューンとのタッグで危機を切り抜けた。
 アンチのオーディエンスども、ザマァ。
 
 今がどん底なら、後は幸せになるだけ。
 ま、株式の底値と同じですな。倒産(諦め)さえしなければ、後は値上がりする一方♪
 
 ギーツが露払いに徹したのも、いいですね。
 今回の主役は祢音(とキューン)ですから。
 
  ヴィジョンドライバーには、
  運営に関わるあらゆる記憶が
  保存されている。

 ロリ婆ァのあまりのゲスさにゲームを降りて、ジャマト陣に見切りを付けたかに見えた道長ですが。
「ギーツの弱点」という餌に入れ喰いでしたとさ。
 ダメだこりゃ。
 
 
 
 
 
 ところで。
 かなり気が早いけど。
 英寿と祢音の落とし処について手前勝手に考えてみました。
 
 そもそも、未来人たちに過干渉されたのが『ギーツ』の物語なので、最終的には連中が手を引いて、事件の起こらなかった世界に巻き戻されるという結末が妥当でしょう。
 犠牲者も消失エリアも復活、と言うかそもそも犠牲など一切発生していない形に、という点では、景和の願いが叶うとも言えますし。
 
 この手の結びは、いくらでも実例があります。
 平成令和ライダーで言うなら、もはや世界がメチャクチャになりすぎて修復不能となった『ビルド』と『ジオウ』ですね。この二作品は、ともに手遅れの世界を捨てて、平和な状態の世界を新たに構築することで強引に解決しました。
 本質が少し違いますが、『龍騎』も状況的には近い。何度も何度もライダー同士の闘いを繰り返した挙げ句、事件の元凶が己のまちがいに気づき手を引く。それを受けて、それまで 2002年で止まって繰り返していた世界が 2003年に入った。 2002年にミラーワールドに関する事件は何も起こらなかった、ということで物語は幕を下ろす。
 
 こういった実例に倣うなら、DGPなど無かったことにするのが一番無難な解決方法でしょう。
 つか、『ギーツ』の世界ではデザ神が決まるたびに世界が再構築されてるんですから、今さらです(笑)。
 結末で、道長の望みどおりライダーが一人もいない世界にリセットすればいい。やさぐれ道長も、これなら納得するでしょう。
 
 問題は、DGPが無かったら存在すらしなかった祢音の処遇ですが。
 残酷に祢音を世界から消す結末もあるっちゃある。
『龍騎』のヒロイン・神崎優衣が、まさにそうでした。2003年に入った最終話では、神崎優衣は幼い頃に亡くなった故人です。そもそも『龍騎』の事件が、妹の死を受け入れられない兄・神崎士郎が起こしたものでしたからね。事件が無かった世界では、成長した優衣の存在はありえない。
 
 ただ、これでは納得いかない視聴者がいても当然。
 
 なので救済案としては、『ビルド』を参考にする方法がある。
『ビルド』の主人公・桐生戦兎は、黒幕の暗躍が結果的に作り出した人格と言え、黒幕の干渉が無ければ存在しなかった人物です。ために、新たな世界に戦兎の居場所は無かった。それでも戦兎が消えなかったのは、元々の世界でも“異物”だったためリセットに巻き込まれなかったから。
 同じことが相棒の万丈龍我にも言えます。彼も黒幕の干渉で半分人間でなくなっているため、世界の再構築過程では“異物”扱い。よって消されることなく、新世界にポツンと存在を許された。
 新世界の誰も戦兎と龍我を知らない。でもコンビだから孤独ではなく、救われたわけです。
 
 これに倣うなら。
 もしも『ギーツ』の結びで世界のリセットがなされるなら、それは鞍馬家のご令嬢が「あかり」である世界です。祢音の居場所は鞍馬家にも、どこにもありません。
 であれば、祢音を生かすなら誰か相棒が必要でしょうね。英寿にその役目を務めてもらう手もありますが……英寿には別の立ち位置でいてほしい。
 キューンが最適任者ではあるのですが、彼は未来人。
 そうですね。祢音がキューンと一緒に未来へ旅立つのは、ありかもしれん。
 うん。これがいい。
 
 英寿は順当に、前世の記憶すべてを忘れ、二千年分の経験値もゼロになって一般人に。
 かな。
 でもってエピローグ。道に落ちていたカエサル金貨を拾い上げて少し見つめた後に、カメラ目線でニッと笑って視聴者を困惑させたまま、年末の映画に繋いだらええ。
 
 以上、妄想でございました。
 
 


 
○2023-04-10 (旧暦 閏如月廿日)
 
 
 ヘッド、それはダメです。
 チーターはネコ科ではありますが、猫とは特性が別モノです。
 ライオンにもトラにも野良猫にもできる忍び足が、チーターには出来ません。なぜなら、チーターの爪は収納できないんです。犬と同じでスパイク・シューズなんですよ、少しでも速く加速するために。
 そして、残念なお知らせです。チーターの狩りの成功率は、いいトコ 10%です。しかも、せっかく獲った獲物も、あっさりハイエナとかに横取りされます。ケンカが弱いんですよ、チーターって。たぶんですが、ヤマネコにも負けると思う。
 チーターの体は瞬間最高時速百キロ越えに特化しているので、他がてんでダメなのです。
 ネコ科で総合力トップは、やはり定番のトラとライオンですね。
 イヌ科ならオオカミかコヨーテ。
 
 犬猿雉子の代わりに、オイラが選ぶなら。
 陸陸空だから、正面突破のバッファロー、奇襲のヒョウ、空襲のワシ、あたりが妥当かな。
 あるいは陸海空で、グリズリー、シャチ、フクロウですかね。
 少し変化球もつけるなら、イノシシ、ダイオウイカ、カラスかな。
 陸軍限定なら、まちがいなくアフリカゾウとクロサイとカバに決まりです。これは戦車隊ですよもはや♪ しかも、うち一体は水陸両用車だぞ♪♪
 あー、徹底的に搦め手で、キングコブラ、デンキウナギ、イモガイ(またはヒョウモンダコ)という選択肢もあるな。
 でも、味方に付けたら最も心強いのは、たぶんキラー・ビー(無闇な人工的交配で獰猛になったミツバチ)かグンタイアリの群れ。こいつらに狙われたら、鬼でもあっという間にやられます、きっと。
 同じ意味で、海中ならゴンズイの群れ(所謂「ゴンズイ玉」)を強く推します。
 毒クラゲ系もいいんだけど、あいつら命令したって積極的に敵を追いかけたりはしないからなー。むしろ基地を守るトラップ要員?
 
 動物ネタなら、数時間は語るぞー♪
 
 


 
○2023-04-11 (旧暦 閏如月廿一日)
 
 
 コメント欄の皆さん、すんげー語るなあ。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/67fae8647f41ad1de843a0371edfdf5c1a2d9b1d

 
 最終話で主人公を死なせる。
 
 これは昭和では決して珍しくなかったですね。特にヒーロー物。
 U.S.A. の真似っこから始まった日本のヒーロー物ですが、どうしてもケリをつけたいのは日本人の気質なんでしょうか。死なずとも、主人公は皆の前から立ち去るか、消息不明です。人ではない主人公ロボなら、ほぼ確実に全壊ね(苦笑)。
 U.S.A.作品は常に続編が作れる形で終わらせますからね。なので、U.S.S.エンタープライズ号の調査飛行は延々と続くし、ロビンソン一家は絶対にαセントリーへ到達できないし、遭難した定期旅客宇宙船612便は二度と離陸できないし、過去未来をさまようトニーとダグは現代にだけは戻れないし、デヴィッド・バナー博士のあての無い旅はちぃとも終わらないし、たいていの作品は未完放置状態です。つか、たぶん、米のTV制作側には結末を描く気がそもそもないね。
 
 そこが昭和の日本ではモヤってたのかな。
 
 でもなー。
 例えばガッチャマン三作目『F』とかは、もうヤケクソな終わらせかただった気もしますね。やっぱり、瀕死のジョーが“行方不明”で締め括った一作目で完結させるべきだったんじゃ?
『ヤマト』も完結編で、沖田艦長が生きていたとなってポカーンでしたよ、ええ。
 続編に名作が少ないのは、一作目できっちりつけたケリを無かったことにするから、なのかもですね。
 続編作りたいなら、作れるように最終回を軟着陸させとけやボケ、っちゅーことですね。アムロを生かしておいた富野監督(小説版では殺したけどなー)は利口だったということですよ。
 
 かわって、人間ドラマ。
 こちらのジャンルで、主人公の死をもって締め括るのは、それこそシェークスピアあたりからの伝統かもしれません。
 主人公あるいは主人公ペアが死んで、ようやく周囲の連中は事の重大さに気づいて後悔する。「ザケンナー!」と読者・観客が感じれば書き手・作り手の勝ち、ということですね。
 コメントにも挙がってる『フランダースの犬』は子供時代に児童向け本で読んでトラウマでしたよ。だからアニメは観てません。観ないと決めてたのです。もろちん、今でも断じて観ません。
 手塚先生の『ブラック・ジャック』は一話完結形式ですが、かなりの数の人を理不尽に殺してますよ。BJはいちおう主人公ですが、真の主人公はエピソードごとに入れ替わります。で、半分くらい、あるいは過半数は死んでますよね? 実は石ノ森さんよりも手塚先生のほうが桁違いに大勢殺してると思う(笑)。
 
 漫画家さんでは永井豪さんも多いほう……と言いたいけど、あの人、主人公だけはあまり手にかけてないような?
 
 コメントにもある『タイガーマスク』漫画版(漫画を原作とするのは誤り。『タイガーマスク』はメディアミックス展開なので、漫画はあくまでも漫画版)の結末は酷かった。妖怪人間たちに匹敵するほどの、日頃の心がけが浮かばれない最期だった。
 しかも、事切れる直前の伊達直人が最後の力を振り絞って実行した行為も、漫画版『タイガーマスク二世』では、熱心なプロレスファンによって台無しにされていたという(涙)。
 
 あれこれ叩かれたし、実際にストーリがグダグダで終わった『鉄血』ですが。
 主人公の戦死&敗北エンドは頑張ったほうだと思いますよ。
 ま、あれはガンダムの皮を被ったヤクザ物ですから、それこそ昭和の任侠映画にでも倣っただけかもしれませんけどね。
 
 まー今の世なら、別にSF作品でなくても、ただの人間ドラマでも。
「主人公が死ななかった別の世界線」
 という詭弁で、いくらでも“続編”作れますからね。
 夢オチ、リセット、巻き戻し、パラレルワールドと、SF的量子力学を便利に使いまくる。
 選択肢で結末が変わるうえに、真の結末に到達するためには何度も何度も、いろんな悲劇的結末を観ないとダメなAVGとかの影響でしょうけど。
 やりやすくなったのか、やりにくくなったのか。
 どうなんでしょ。
 
 個人的には、いっぺん死なせた主人公や重要キャラの復活だけは禁忌にすべきだと思ってます。どうしても再登場・活躍させたいのなら、回想シーンや過去エピソード(主人公の親が若かった頃のお話とか)でやれよ、と。
 でないと、解散コンサートやラスト・アルバムで大儲けしておいてーの、数年後にシレッと再結成するバンドみたくなりません?
 
 


 
○2023-04-11 百鬼夜行
 
 
「鬼気迫る」を、
 
「鬼々迫る」と、
 
 勘違いしていたのは秘密です。
 
 


 
○2023-04-12 一粒万倍日 (旧暦 閏如月廿二日)
 
 
 MX-30 e-SKYACTIV R-EV Edition R 。
 
 エンジンは発電用だから「MX」のままなんでしょうね。
 いつの日にか「RX」の復活を期待します。
 
 


 
○2023-04-13 下弦、熊野本宮大社例大祭 (旧暦 閏如月廿三日)
 
 
 第一話が 90分拡大SP。
 というのは、たぶん狂いに狂った制作スケジュールの調整を逆手に取ったのだと想像します。
 
 それでも。
 
 ヒロインがアイドルグループのセンターで。
 未成年出産で双子を育てる未婚のシングルマザー。
 しかも、その双子の兄妹が揃いも揃って前世の記憶を持つ転生者。
 いや、攻めてくるなあ。
 この路線で芸能界スポ根をやるのかな。
 
 と思ってましたら。
 ヒロインの過去を描いた独白シーンが延々と。
 いやこれって走馬灯じゃね?
 
 という嫌な予感が的中。
 これで一気にサスペンスになりましたね。
 赤ん坊だった双子は第一話の最後で中学?高校?に進学。
 以後、前世の知恵と知識も総動員しての犯人捜しになるのでしょう。
 まるで『僕街』的な空気感ですね。
 
 こないだ、この日記であんな事言ってたら。
 本当に、リアル系ドラマに転生とか升技持ってきやがった。
 
 そのうち、リアル系ドラマに元魔王とか元勇者とか出てくるんじゃね?
 あるいはもう出てたりして?
 
 それなら次は……。
 元魔王が転生して怪獣退治の専門隊に入隊して、銀色の巨大宇宙人と融合するとか(爆)。
 で、元勇者は悪の秘密結社に拉致されて怪人になって、悪事の限りを尽くすとか(爆々)。
 
 大胆なのか。
 型破りなのか。
 節操がないのか。
 
 ま。
 面白けりゃ正義。
 面白けりゃ何でもあり。
 なんでしょうね。
 
 型に填まってつまらんより、ずっといい。
 それは、まちがいないです。
 
 


 
○2023-04-15 一粒万倍日 (旧暦 閏如月廿五日)
 
 
 『1978年のまんが虫』
 『1978年のまんが虫』
  細野不二彦/ビッグ コミックス スペシャル

 
 いろいろと感ずるところの多い作品でした。
 
 フィクションということで、細野さんの「自伝的作品」とされてますが。
「的」を付けながらもたぶん九分九厘、自伝つまり真実なんでしょうね(笑)。
 
 以下、ネタバレも含みますので、畳んでおきます。
 

 さて。
 この作品を読んで思い出さざるをえないのが。
 同じく細野作品の『あどりぶシネ倶楽部』(80年代半ば)です。スピリッツに連載されて、コミック本は全一巻(本の写真載せたかったけど、部屋の奥に入り込んでて取り出せない……)。
 これは大学の映研に籍を置く学生たちと、ついでに彼らと関わりを持つゲストキャラたちも含めての、創作・表現を目指す者たちの苦悩を描いたお話です。
 なので、↑の自伝的作品と根っ子はたぶん同じです。こちらは少なくとも登場人物に関しては完全なるフィクションだと思われますけどね。いちおうの主人公はテンプレですし。天才肌の副主人公は美少女みたいな外見の♂で、ついでに父親と反目中ですし。部長は納得のいく映画を作るためにわざわざ留年したオネエですし。部の便利屋担当は大学に入る前は裏モノと関わってた怪しい野郎ですし。
 それでも、連中のあれこれは共感できる部分も多い。もちろん「違うだろ」と思うところも多々ある。それも含めて古い言いかたしますと「青春物語」。
 細野さん、デビュー前後の二十歳あたりに本当に悩みに悩んだんだろうなあ。
 苦悩とは言いましたが、読んでて決して鬱にはなりません、大丈夫。そこが作者の技なんでしょうね。
 
 細野さんの完全オリジナルとしてのプロ処女作と言える『恋のプリズナー』は、同時期のサンデー新人作品の中でダントツの上手さだったと思います。
 比べてしまうと、あの高橋留美子さんの『勝手なやつら』は、まだまだ素人臭さがあります。
 六田登さんの『最終テスト』も絵がメチャクチャ上手いんだけど、漫画としては描き込みが過ぎててゴチャゴチャしてたし、ついでに絵柄がジョージ秋山さんの模倣から抜けきってなかったし。
 やっぱり、デビュー作品については細野さんがダントツだと思うです。
 
 ま、高橋さんが『うる星』で本性見せるんですけどねー。
 ったく、『勝手な』から『うる星』で凄い進化してるもんなー。
 
 それと。
 あらためて、ぬえって凄いんだなあと再認識しました。はひ。
 
 


 
○2023-04-16 不成就日 (旧暦 閏如月廿六日)
 
 
 たぬきにナルト巻きって入れるっけ?
 入れないよな?
 つか、たぬきは天かすのみだべ。
 ナルトでなくカマボコ入れたら、おかめだべ。
 
 他に客がいるわけでもないのに、つかそもそも店じゃないのに、二度付け禁止は無意味だと思う。
 
 狂気に満ちたアルキメデルの退場は、まあ順当として(前回の様子から簡単に予想できたからね)。
 他の犠牲者たちともども景和が消えちまった。笑えねえ(@ケケラ)。
 
 道長は外道にも劣る。
 いや言いたいことは判らなくもないですけどね。自分が助かるために他人を犠牲にする。そういう人の業そのものに愛想が尽きたんでしょう道長は。
 でも、それでも、多くの人々が犠牲になるゲームに堂々加担する行為は、正当化できるものではない。
 どこかで厳しく罰せられない限りは、悪役のまま退場するしかないぞこれもう。
 
  犠牲者の幸せは
  理想の世界を作り変える力に
  運用される。

 初めて、英寿が打ちひしがれました。
 まさか、自分が叶えてきた願いが、無数の犠牲者の幸せ分を積み立てて成立していたとは。
 そりゃショックだけど……何せ願いが「世界スター」だの「DGP運営と家族」だのと、ある意味ふざけてたから。
 でもこれ、英寿が悪いわけじゃないからね。悪いのはDGP運営だからね。
 そこを履き違えてはいけない。英寿を責めるのは筋違い。景和も道長も、そして英寿自身も。
 
 意外と早く現場復帰するな、ジーン。
 ま、そこまで英寿のメンタル・ダメージが大きいということでしょう。
 
 
 
 
 
 ところで、第一作目『仮面ライダー』の円盤。
 4Kリマスターもいいけどさ。
 廉価版も出しとくれよお。とっくに元は取ってんだろーがよお東映さんよお。
 
 


 
○2023-04-17 土用 (旧暦 閏如月廿七日)
 
 
 『シン・ウルトラマン 空想特撮映画』
 『シン・ウルトラマン 空想特撮映画』
  円谷プロダクション TBR33095D

 
 発売日に入手。
 つか予約してたからね♪
 
 いやー。
 人の……と申しますかオイラの記憶って、いいかげんですわ。
 きちんと憶えてるつもりだったシーンのいくつかが順序入れ替わってましたから。(;^_^A
 
 あらためて観て、やっぱり面白いです。
 
「次はシン・セブン」を、という期待の声が巷に見受けられますが。
 それは無いと、あらためて思います。
 なぜなら、『シン・ウルトラマン』の中には『ウルトラセブン』の要素があれこれ詰め込まれているから。
 
 旧ウルトラマンがハヤタの遺体に憑依したのに対して。
 シンは神永の姿をコピーした(最終決戦前に神永の遺体が消えたので、そこで初めて融合したものと思われる)。
 これは、セブンが薩摩次郎の性格や姿をコピーしてモロボシ・ダンになったのと似ている(滑落する薩摩次郎をセブンが助けたので、その後も薩摩は健在)。
 
 神永=ウルトラマンと判明して以降の過特対メンバーの反応が、ウルトラ警備隊のそれと似ている。つまりウルトラマンに対してタメの仲間意識。
 まあ、正体バレ以降、政府に追われるあたりは、ウルトラマンメビウスの状況にも似てますが。
 
 神永(マン)とメフィラスが呑み屋で語るシーンは言うまでもなく。
 まさに、特撮好き以外にも周知されている“メトロン卓袱台シーン”のオマージュに違いなく。
 
 ゾーフィの最初の台詞、
「リピア……いや、地球での呼び名に従ってウルトラマンと呼ぼう」
 は、『セブン』最終前、体調不良に苦しむダンの心にセブンの上司が呼びかけた、
「340号……いや、地球での呼び名に従ってウルトラセブンと呼ぼう」
 と、まったく同じ。
 
 ここまでやるということは、庵野監督としては『シン・セブン』をやるつもりなど、少なくとも『シン・マン』制作の時点では皆無だと容易に推測できます。
『シン・ウルトラマン』は『ウルトラマン』だけでなく『ウルトラセブン』へのリスペクトでもあるのですから、わざわざ重ねて『シン・セブン』をやる意味などないのです。
 そんな金と暇があるなら『シン・宇宙猿人ゴリ』とか、やってほしい。思いっきりゴリを主役にしてスペクトルマンを脇役、何なら「公害怪獣を使って地球人に環境危機の警告を試みるゴリの邪魔をする」悪役にして♪
 それとも宣弘社の何かかな。何がいいかな。ケツ顎のシルバー仮面か、TV埼玉に“特撮アレルギー”を発症させたアイアンキングか、かなりマニアックな白獅子仮面か、巨大ロボ物のレッドバロンもアリか。光速エスパーは権利が複雑だから難しいかな。
 いや。東宝、円谷、東映と来てるんですから、もしも次の「シン」があるなら、そりゃピープロか宣弘社でしょ。
 
 


 
○2023-04-18 三隣亡 (旧暦 閏如月廿八日)
 
 
 素人ながらに、第九波は絶対に来ると思う。
 でも、それが第九波と認識されるには、かなりのタイムラグが、つまり手遅れになってから、という危険性があると思う。
 なぜなら、GW後には5類に落として感染を追跡しなくなるから。
 
 コロナは人類に忖度してくれないのに。
 政府やマスコミは経済界に忖度して、コロナにも忖度する。
 今や外国からの観光客だけでなく、現地ルポのアナとかも、ほとんどマスクしてないし。
 
 パンデミックは近いのではないかと危惧するよ。
 
 


 
○2023-04-20 穀雨、朔、不成就日 (旧暦 弥生朔日)
 
 
 まさに今の状況は、これ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/19/news028.html
 
 言葉を操るAIが人に成り代わりつつある。
 これに、なんで危機感を憶えないんだ? と小一時間。
 
「スマホで何でも調べる」と言ってる人は気づいていないのです。
 本当は「スマホを通してAIに調べてもらってる」だけであって、本人は自分の頭脳を使っていないのですよね。AIに親心があれば「ぐぐれカス」と答えてくれるのでしょうが。
 
 ↓な思考停止人も実際に出てきているようですし。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/18/news027.html
 
 なので、人類種の退化と人類社会の衰退は時間の問題なのかもしれません。
 使わないものは錆びるのが自然の摂理です。
 
 そう。
 ボタンチラリ星(@藤子・F・不二雄さん)は、もう目の前なのです。
 
 


 
○2023-04-22 (旧暦 弥生三日、上巳)
 
 
 『現代コミクス版 ウルトラマン』
 『現代コミクス版 ウルトラマン』上・下
  金城哲夫、佐々木守ほか・井上英沖/復刊ドットコム

 
『ウルトラマン』のコミカライズとしては。
 まず誰を置いても、ウルトラシリーズのコミカライズ第一人者である一峰大二さん版。
 ウルトラマンを最恐ホラーにしてしまった楳図かずおさん版。
 そして、複数の漫画家さんが入れ替わり参加した現代コミクス版。
 この三つが挙げられます。
 中では現代コミクス版が、原作と言うべき特撮版の内容に最も忠実かと。
 
 この本の収録分における漫画担当の井上英沖さんは、手塚先生のお弟子さんのお一方で。
 オリジナルよりは、アニメや特撮のコミカライズ専門に近い漫画家としてのご活動だったと思います。この範囲では、けっこうな数を手がけておられたかと。
 
 絵としては当時のレベルをきちんとクリアしている(いやいや、手塚作品、石森作品、水木作品などと比べたらあかんて)。
 そのうえで、言ってしまいますと。
 当時は、こんな出来で満足してたんだなぁ……としか(苦笑)。
 円盤どころかホームVTRも無い時代のこと、漫画という形であれ、好きなときに物語に触れられるのは、それだけで価値があったのでしょう。
 
 内容としては。
 これ、決定稿の脚本か台本を提供されてるな、というのがよく判ります。
 漫画という体裁ゆえ省略シーンや改変部分も多々ありますが、一部の台詞が一言一句、特撮版と一致していたりするので。
 もっと酷い、やっつけ仕事のコミカライズもいっぱいあることを思えば、この作品はかなり良質と言っていいと思います。
 
 でも、まさかこれを読めるとは思いもしませんでした。
 復刊ドットコムさん、良い仕事してますね♪
 
 


 
○2023-04-23 (旧暦 弥生四日)
 
 
 喰われた形で実はアルキメデルがジャマトの力を手に入れたのか。
 喰ったジャマトが自分のことをアルキメデルと思い込んでいるのか。
 判らなくなりました。
 
 それは、まあどうでもいい。
 
  最後まで生き残ったジャマトは
  ジャマ神となり
  理想の世界を叶えられる。

 まあ、そうなりますわな一旦は。そうでないと展開上、面白くない。
 なるほど。
「すべてのライダーをぶっ潰す力」だから、次回からライダー狩りのゲームになるということですか。
 普通に「ライダーもジャマトもいない世界」か「DGPの無い世界」を願えば済むものを道長、脳筋すぎる。
 
 ニラムの言いかたはムカつきますが。
 それでも。
 そもそもDGPが無かった状態にリセットされるなら、それはそれで良い世界かもしれません。
 ジャマトやライダーに殺られた、景和の両親や道長の親友が元気に生きている世界ならね。
 ただ一人、前世の記憶を蓄積している英寿だけは救われませんが……。
 
 さて、ギーツとタイクーンと、ついでにニラムがどう復活するのやら。
 
 


 
○2023-04-24 八專始め、一粒万倍日 (旧暦 弥生五日)
 
 
 いや、歴代横綱に小錦おるで。
 
 ハワイ出身の小錦関は最高位が大関でしたが。
 明治時代に活躍した第十七代横綱の小錦八十吉がいるのです。
 ハワイ人の小錦関は、この横綱の四股名を継承したんですよ。
 
 ヘッドは KONISHIKIさんの意味で答えたとは思いますが、回答者の認識がまちがっていても字面が合っているなら、それは正解扱いされるべきです。
 この手のジャッジ・ミス、前にもあったよな。
 いつもいつも偉そうに出題するわりに、スマギャンスタッフは勉強不足すぎますよ。
 
 ヘッド、大丈夫です。
 あれは正解です。
 
 


 
○2023-04-25 (旧暦 弥生六日)
 
 
 ちょいと、何もやれない期間ができてしまったので。
 録り溜めてたのを一気観。
 
 中でも最優先で期待の『水星の魔女』。
 ふむふむ、なるほど。
 
 ガンダムではGレコ以来の学園モノ路線でのスタート。
 とは言えGレコは早々に戦場に移行しましたけどね。
 対して魔女は、なかなか学園から出ない。生徒も教師も腐ってて、外部も腹黒連中だらけだけど、それでも学園モノ路線から出ていかない。人死にも、ない。
 
 この学園イジメ根性モノ路線で1クール徹してたら、たぶん切ったと思います。つか、二、三話で切って残り観ずに消すね。苦手なんですよ、主人公(と視聴者)に辛抱を強いる学園モノと根性モノ。そーゆー人、多いんじゃないかな。
 おそらくは、それを防止するための「プロローグ」だったのではないかと。血まみれ前日譚を先行させることで、視聴者を繋ぎ止める作戦。
 
 あと、プロローグにはヤバげな伏線も張られてますし。
 
 義手と仮面の能登ママはともかく。
 スレッタが過去のガンド医療のプロモ動画を観て「この人誰ですか」と言った時点で、「ばあば」の件はどうなった? と皆が疑問に感じるワケ。それまでは、母子とも偽名だろ、の解釈で済んでたのが一気に……ね。
 つか、プロローグが本編より二十一年前のことで、その当時、エリィは四歳。ということは“現在”は二十五歳ってことになる。スレッタは、どう見ても十代ですから辻褄が合いません(水星は太陽の重力が強すぎるため時空が歪んでいる。という説が、あるにはある)。
 まあ、エリィについては能登ママが後輩さんに明かしましたけどね。
 どういう形態で、なのかは判りませんが。ともかく、ルブリス+エリィ=エアリアル、なのでしょう。
 ただ、操縦中のスレッタの様子がね。あの「みんな」って台詞。
 ひょっとして、ガンビット一つひとつにも、それぞれ“入って”たりしてね……いや、第二期のEDが、それっぽいじゃないですかー。怖っ。
 エリィの件は、それでいちおうの解答としてもです。
 ならば、スレッタって何者なんですかね?
 能登ママの様子だと、大事なのはエアリアルで、スレッタはオマケって感じがせんでもない。いや、むしろエアリアルを生かすための道具に過ぎないのかも。さすが仮面を着けるだけのことはある。
 
 イケイケでクソ野郎な御曹司が、あっという間にヒエラルキー底辺落ちするのも、なかなかに潔くて(本当に腐った学校ですこと。まともな人間を育成する環境じゃないね。だから社会が腐るんだよ)。
 しかも、落ちるに伴ってどんどん良い奴になっていく。某ジェリドとは、えらい違いです。
 第一期最終話の扱いが鬼畜すぎましたけどね。あれ、闇堕ちしても仕方ないぞ。何せ御曹司とは言え、ただの学園生だもんなあ。
 さらに第二期早々またも修羅場を目の当たりにして。この先、どんな道を進むことになるのか。
 
 鬼畜と言えば「やめなさいっ」のアレも。
 理屈では最善の“手”ではありましたが(火器系だと、最弱のバルカンですらまちがいなく二人を巻き添えにしてしまう。思えば、ワッパの群れをシールド動かした風だけで追い払おうとしたアムロは器用だったなぁ)。
 その後の、血まみれになって笑ってるスレッタは、どう考えても普通の精神ではないですね。どういう環境で育ったのか、そもそも「人として育った」のか、想像するのも怖いです。
 案外、酷いコミュ障ぶりも伏線だったりしてね。
 
 やるなあ魔女。
 比べると、種の残虐シーンは無意味で下手クソだったな、と。
 
 ところで。
 水星って、あの水星なんですかね。
 太陽との距離を考えれば、いくら何でも人が住むに無理すぎるんですが。いや閉鎖型コロニーでも無理です。そもそも施設を作る段階から無理ゲー。
 金星だって居住は非現実的だと言うのに、さらにその内側なんですぜ水星。
 それとも、「水星」という名も何かの伏線・布石だったりして?
 
 


 
○2023-04-26 (旧暦 弥生七日)
 
 
 あー。それもありえるか。
 外角高めギリギリを攻め……いや、何ならボール球にして、日活(ガッパ)か松竹(ギララ)。
 どっちも版元が乗ってくるかどうか。
 庵野監督が、やる気あるかどうか。
 そもそも、そんなのやって売れるかどうか。
 というところで、しょせん空論ですがね。
 
 
 
 なお。
 これらの個人的予想に大映を入れないのには理由があります。
 
 一つ。
 ガメラは、そもそも平成ガメラの脚本が伊藤和典さんで、アニメ業界人の特撮参入としてはシンよりずっとずっと早い。
 そのためか平成三部作中、少なくとも一作目のノリは、それこそ『シン・ゴジラ』に近いものがある。
 なので、シン・ガメラをやっても、あんまり美味しくない。
 
 二つ。
 大魔神は、髙Pによる例の駄作『大魔神 KANON』があるため、これまた今の時点でやるメリットが感じられない。
 ま、むしろ髙Pの向こうを張ってケンカ売る、というのもアリっちゃアリですが。
 庵野監督が時代劇に興味あるかどうか。
 とは言え『KANON』も現代劇でしたからね。もしもシン・大魔神をやるなら、現代を舞台にしての“巨大特撮仕置き人”というのも、ありえなくはない。
 
 それでも。
 やっぱり、大映のタイトルは候補に入れる気しないんですよね。
 たぶん、候補としては列の最後尾になると思う。
 
 


 
○2023-04-27 一粒万倍日 (旧暦 弥生八日)
 
 
 おいおいおい。
 いったい、どういう方法で取ったデータなんだあ?
 よお?
 
https://article.yahoo.co.jp/detail
/469c9ff0a4c455713f32cb5fbbb13c552c330e51

 
 何が「ガチで天才」ですかね。阿呆らし。
 単に人気ランキングじゃないですか、こんなの。
 そう見られるのが嫌だから、わざとらしく一位に手塚先生を持ってきた。
 結果、ツギハギのランキングになってて、記者の低脳さがバレバレです。
 
 十位以内に挙げられている漫画家さんの半分が、有名タイトルが二つ三つしかありません。下手すると一つしかない人も……。
 こんなレベルを「天才」とは言いませんし言えませんよ。
 言葉は悪いですが、たまたま売れたから超ロングヒットになってるだけで、一タイトルだけで天才かどうかなんて判るはずがない。
 どなたも他人より努力家であり秀才だから売れたのは、まちがいありませんが。
 でもさー。『ワンピ』が天才? 『進撃』が天才?
 いやいや寝言は寝てからどうぞ。
 この二つは「売るための対策を徹底的に取った」作品です。才能云々ではなく、むしろ理論武装ですよ。創作の、いやむしろビジネスのノウハウで構築されています。そこはそれで凄いと思いますけど、でも「天才」とは意味合いが違う。
 
 手塚先生が判りやすいですが。
 出す作品すべて売れる話題になる叩かれる憎まれるアニメ化される。
 これくらいでないと。
 しかも手塚先生は、次から次へとアイデアが浮かんできてペンを動かす手も時間も全然足りない、というご生涯だったと聞きます。確か病床での最期の言葉が「仕事をさせてくれ」だったんじゃなかったかな。
 ここまでのレベルでない限り「天才」と呼んではいかんです。
 
「天才」の称号を安売りするなっての。
 
 ↑の条件に該当する人となると。
 失礼ながら鳥山明さんは入りません。メチャクチャ売れてる人ではありますし、デビュー当時から他の誰とも似ていない絵柄で勝負していたあたり、才能の塊なのは、まちがいないのですが。でも「天才」と呼ばれるには、「天才」であることを証明するには、絶対的にタイトル数が足りない。つか、鳥山さん、仕事ほっぽって遊んでたり、カノジョ(奥方様)とデートしたりしてましたからね(笑)。
 同じ理由で、秋本治さんも「天才」ではない。
 お二人とも他者を逸脱した超高レベルの秀才だと思います。
 
「天才」とは言い換えると「怪物」です「バケモン」です。あるいは言いかたを変えるなら「仕事に取り憑かれた者」。
 そうなれば、やはり真の天才である手塚先生に続く候補は石ノ森さんでしょうね。藤子Fさん、藤子Aさん、横山さん、あたりはやはり超絶高レベル極限的秀才。
 ああ、赤塚さんだけは「天才」じゃなく「紙一重」が似合うと思います、絶対♪
 水木サンは、そもそも妖怪だからカウントせず(爆)。いや真面目な話、あの人は画家を目指してたので少し違うんですよね、あれこれと。
 松本さんも凄まじく売れた人ですが、やはり天才ではない。ぶっちゃけ、長編が絶望的に下手クソ。長編については完結させる能力が皆無。
 そして。
 今もご活躍の中から「天才」候補を挙げるなら、真っ先に高橋留美子さんでしょう。何せ、この人、長期連載すべてアニメ化されてるんですよ。だけでなく短編もけっこうな数がアニメ化。しかも「描くのが辛いと思ったことはない」と言って、編集さんだか先輩漫画家さんだかに「なら、まだまだだね」と苦言を呈されて、それでも平気の平左だった。四十年間で、お休みしたのが、ほんの少しだけで、それ以外ずっと第一線を維持しておられる。現役の中から、この人を「天才」候補に挙げずして誰を挙げるんですか?
 それが、まさかの五位だから、こんなの天才ランキングとは程遠いんですよ。
 
 最初っからシンプルに人気アンケート、あるいは発行部数もしくは売り上げランキングにでもすればいいんだよ。
 記者はバカですか?
 
 


 
○2023-04-28 上弦、不成就日 (旧暦 弥生九日)
 
 
 かつて巷の腹筋を崩壊させまくった「会釈山本」「オオアリクイ」「カナブン」「立太子ボタン」「チンパンジー」などなどもそうだったように。
 まだ今は、こんなだから笑ってられるけどサー。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/27/news041.html
 
 何たらGPTとかが蔓延ると、詐欺メールも違和感皆無の自然な日本語になって、被害者増加するんじゃないかと危惧してますよ。
 
 技術は悪くない、悪用する奴が悪い。
 
 そうなんですが。
 人類そのものが、便利すぎる道具を使いこなすにはまだまだ幼稚なんじゃないかと思うと、ねぇ……。
 
 
 
 何より。
 偶発的奇跡的爆笑傑作が誕生しなくなるのが、もったいない。
 
 


 
○2023-04-29 壬生狂言 (旧暦 弥生十日)
 
 
 なんでだ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/27/news182.html
 
 


 
○2023-04-29 百鬼夜行
 
 
 鬼が出るか蛇が出るか
 
 を
 
 鬼が出るか邪が出るか
 
 と誤解していた時期があったのも内緒です。
 
 


 
○2023-04-30 三隣亡 (旧暦 弥生十一日)
 
 
 以前に記事が出てた、どんだけ明朗簡潔な文章にしても飛ばし読み斜め読みして手前勝手な誤解をする層が一定数いる、と問題の根っ子は同じなのかもしれませんね。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/a2234dbacdfff93caa139aed96230b0300575301

 
 とにもかくにも読解力・理解力の無さ。
 直接的でない婉曲な言い回しについては場数を踏む、つまりは少しでも多くの文章・言葉に触れるしか解決方法はないです。
 なので、定番の回答ですが「本を読め。新聞を読め。映画を観ろ。舞台を観ろ」とならざるをえない。言うまでもなく、この本とはエロ雑誌などではないし、新聞もお馬さんや風俗紹介の新聞ではありません。映画も飛ばし観はダメ。劇場でスマホいじるなら帰れっ。
 もう少し言うと、小説でもラノベは不足です。何も読まないよりマシですが、あくまでもラノベは、読解力育成の面では初級コースだと考えるのが吉でしょう。
 
 では「本なんか読みたくない。10分越える動画なんて我慢できない」という層は、どうすれば?
 という事柄については明白です。
 
 **のことなど、ほっとけ。
 
 これに尽きます。
 で、**が何かやらかしても同情せず、生暖かく見守るか、厳しく責任追及すればいい。
 例えば面接で「あ、こいつ**だ」と思ったら問答無用で不採用にすればいい。もしくは使い捨ての駒として採ればいい。
 それだけのことです。損するのは**本人なのですから、他人が気に病むことなどない。
 
 これにも繋がる問題なんでしょうが。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/9220eb14b93b2a8c62b5f3f5573356d974148ebc

 
「タイパ」とか言ってる連中こそがまさに、この「行間を読めない」層に該当するのでしょう。
 別にさー、親切に助言とか指導とかせず、放置しとけばいいですよ。本人は好きでタイパ追いかけてるんだから。それで脳味噌スカスカになっても、こっちの知ったこっちゃない。
 
 幸いなことに今でも、分厚い本を読む人、映画を飛ばさず観る人、ちゃんといるわけですから世の中、捨てたものではありません。
 こういう層が少数派となったらなったで、↑の**どもを巧みに転がして奴隷化すればいいだけです。**は、それに気づかず、せっせとあれこれ貢ぐわけですから、それで世の中ちゃんと回ります。ある意味、愚民政策みたいなものですが、いいんじゃないでしょうか。
 ギレン・ザビ総帥を認めるわけではありませんがね。**は**のままにしておき、自分で物事を考えられる者がコントロールするほうが、全体として上手くまとまるんじゃないかな、と。
 無論ですが、ここに**を虐待するような差別政策は断じて入りません。**にも人権はあります。ここは守られねばならない。
 そうではなく、巧みに、**が幸せを感ずるよう、むしろタイパ優先のコンテンツをどんどん供給し続ける。そして**から搾取することなく、**が喜んで貢ぐ構図を確立する。
 気づかないのは幸せなことですし。
 自分で危うさに気づけば自ら改善すればいいだけですし。
 
 思うんですけどね。
 令和の大衆が嗜むのは、文にせよ動画にせよ、瞬間芸レベルの極めて短いものだけです。
 つまるところ今は、超インスタント娯楽と、従来の創作物とで完全棲み分けになりつつあるんじゃないかな。
 と。
 
 あ、濃いヲタ系は、たぶん従来のほうにカテゴライズされると思うですよ。
 だって、この層は複雑に絡んだ伏線や長期に渡る布石って、むしろ大好物ですから♪
 はひ。
 
 

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