2022年10月


 
戻る
 
 


 
○2022-10-01 狩猟解禁、亥の子餅 (旧暦 長月六日)
 
 
 気持ちは判るような判らないような。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2208/20/news071.html
 
 第二次大戦時は、ほとんどの国で空軍なんて無く、陸軍や海軍が航空機を運用してたんですよね。
 大日本帝国で例えれば、海軍機の零式や雷電や紫電や九九式、陸軍機の隼や鍾馗や飛燕や疾風……などなど。
 
 例外は第三帝国の国防軍。これは、きっちり空軍。
 第一次大戦での敗戦が教訓になったのでしょうね。考えが時代を先取りしていた。
 さすが、ジオン公国のモデルになるだけあります。
 
 なので、世界的に空軍という概念が普及した、裏を返せば制空権の重要性が認識されたのは第二次大戦後。と言うか第二次大戦が教訓となった。
 そのうえで、海軍所属や陸軍所属の航空機も存続する。
 
 特に米軍の構成は、アーミー、ネービー、エア・フォース、マリン・コーと多岐ですからねぇ。今じゃスペース・フォースまであるし。
 ちなみに沖縄の在日米軍基地は海兵隊が主。で、有名なオスプレイは海兵隊だけでなく陸海空も所有してる。
 ホントややこしいよな。
 
 


 
○2022-10-02 (旧暦 長月七日)
 
 
 みんな大好き無印。
 といったところですか。
 コメント群に愛が溢れてますな♪
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/08bc2b191a42e55010f0dfc625b7dc21f28c898d

 
 鉄板なミハルの件はもちろんのこと。
 他の諸々のシーンも、よくあそこをそうやった、と唸らされるばかりで。
 
 しかもです。
 視聴者にとってのそれぞれショックなシーンは、それ単品でないということも重要だと思います。
 
 例えばコメントにもあった「なぜ出てくる!」と叫ぶアムロにやられて「火…火が……母さん!」のパイロット。
 これ、直前のキシリアとトワニングの会話とで合わせて考えるべきところなのですよね。
 
「ゲルググ、ドムの動きが目立たぬのはどういうわけだ?」
  ↓
「学生か」
  ↓
「戦果だけが問題なのでな。もろ過ぎるようだ」
 
 のアレです。
 トワニングは「彼らの救国の志は」とか綺麗事ほざいてましたが、キシリアにとって学徒動員の生活も信条も命すら、どうでもいい。彼らは将棋の駒に過ぎない。
 で、「火…火が……母さん!」に続くから、戦争の悲惨さの正体が判ろうというもの。
 
 これを考えるとね。
 ミハルの悲劇も、その原因が「素人ゆえの悲しい」などでは断じてなく、元凶は赤色が大好きな若きエリート士官だと判ります。
 そもそもミハルは軍属ではなく民間人スパイです。ベルファストで下船して気の緩んでる連邦兵士から話を聞き出すだけが仕事だった。
 それが赤い士官のせいで連邦艦に潜入させられて、しかも(ブーンの求めがあったとは言え)赤い野郎は送り込んだ 107号もろとも木馬を叩かせた。赤にとっては情報がすべてで、その後のスパイの生死などどうでもいい。ついでに言えば、107号を潜入させるためにMSパイロットを二名も失って「そんなとこだな」と言ってしまうんですから赤は。
 ブーンも同様で。少し通信で会話しただけの 107号など、どうなってもかまわん。ただ任務を成功させて本国に帰りたいだけ。だから 107号が乗っている木馬にも容赦なかった。
 命令内容と連邦軍服を渡したコノリーだけがミハルに少し同情的でしたが、奴は所詮、下っ端(苦笑)。
 ミハルがミサイル発射の衝撃について無知だった、なんてのは些末な事情なのですよ。
 
 セント・アンジェも同じくで。
 おぼっちゃまでエリートのガルマと、おそらく徴兵されたバロムとの温度差というか落差。
 ここでも赤いのは、人の命などカケラも気にしていないし。
 
「だったら、こんな所で食べさせるな!」もね。
 老人が、他人とは言え幼い子供の分を盗み喰いするという末世の様相。
 だけでなく。
 厨房でガメたトマトをキッカがアムロにくれる、というほっこりシーンの後だからな、盗み喰いシーンが。
 逆だとフォローになるところを、この順序だからアムロが追い詰められるわけで。
 
 だから何度も何度も観たくなる。
 富野ガンダムの底の深さったらもう。
 
 


 
○2022-10-03 上弦 (旧暦 長月八日)
 
 
 今度のジャマトはトランプ。
 で、同じマーク二体を同時に倒さないと無効となる神経衰弱ゲーム。
 
 それをデザイアグランプリ運営が宣言して、対策として二名タッグを組ませて、その通りのジャマトと闘わせる。
 残っているライダーは五名なので、「顔出し声出しNG」の運営側ライダーを一人加えて三組にする。
 オイコラ。ジャマトを寄越したのって、ぜってー運営自身だろ!? 用意周到すぎるぞ。
 
 俺様主人公は、さすがの主人公補正で、仕組みを即座に見抜いて得点。
 コンビを組む家出未遂娘も得点。
 他者はゼロ。
 
 で、運営側ライダーの使えなさに困った卑怯者オッサンが、組み合わせし直せるカードを使う模様。
 就活生をハブらせて確実に落とす戦略らしい。
 
 果たして、そう上手くいきますかな?
 
 運営側ライダーが使い物にならないのなら、それは公平なゲームとは言えない。
 むしろ、運営側ライダーって当たりクジなんじゃないのかな。要は使いかた次第で。
 無得点で怒ったオッサンが運営側ライダーを叩くと運営側ライダーも叩き返した。
 戦闘前でも、運営側ライダーの動きって、何と言うか自主性が見えなかった。オッサンに合わせてウロウロしてる感じで。
 これ、ひょっとすると、理解したうえで動くとシンクロしてくれるんじゃね? 謂わばプレイヤーを支援するNPCみたいな(あるいは、運営側ライダーの中身ってジャマトだったり?)。
 ギーツとナーゴが披露したとおり、神経衰弱ゲームでは二人の呼吸を合わせる必要がある。『エヴァ』のユニゾンみたく。
 だとすると、運営側ライダーと組むと、タイミング合わせの呼吸が不要なのかもしれない。
 オッサンの罠でハブられる就活生が、神経衰弱のルールとともに、そこに気づくかどうか。でしょうか。
 
 それだけじゃなくてね。
 孤高のイケメンは、その尖った言動のわりに実は良い奴という図式に則ったキャラらしい。回想シーンで、それが示されました。
 ならば。
 卑怯者オッサンの誘いに素直に乗るかな?
 それに、就活生には良アイテムを譲ってもらった借りもある。
 よって、就活生をハメ落とすことだけはしないと思われ。
 
 キャラ的に言っても、次の退場は華の無いオッサンだろうしサー。
 
  IDとレイズバックルには相性がある。
  その力を活かしきれるかどうかは
  使用者次第。

 いや、ルールじゃねーしこれ。
 ただの仕様だしこれ。
 
 運営側ライダーのモチーフは南瓜(動物じゃないの初めてだな)。
 見るからに、退場したパンダの色替えです。
 そもそも、そのパンダも、第一話で即退場した白熊の塗り替えでしたし。
 つまり、この被り物だけは使い回す気満々ということですね。
 冬にはお餅や雪達磨、来夏には西瓜になったりして♪
 
 


 
○2022-10-04 不成就日、三隣亡 (旧暦 長月九日、重陽)
 
 
 よーやくかよっ!
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/04/news114.html
 
 で。
 半年先なのな。
 なげー。
 
 


 
○2022-10-06 一粒万倍日 (旧暦 長月十日)
 
 
※ 露軍がウクライナ東部・南部から急速に撤退している。
 
※ ウクライナの国境付近に向け、核実験のための露部隊が移動しているらしい。
 
 この二つは、合わせて考える必要があると思います。
 思い出してみましょう、半年前。
 
※ 露軍が軍事演習のためにウクライナ国境に集結。
 
※ 在ウクライナの露外交官・職員・家族が慌ただしくウクライナ国外へ。
 
 この二件の直後に何が起きたかは、言うまでもないでしょう。
 プーの言う「演習」だの「実験」だのは、「実戦」に読み替えて警戒・対処すべきだと断じます。
 
 本当に腹が立つけど。
 プーは撃つでしょうね、核を。
 
 ウクライナ軍は奪還の成功に浮かれることなく、東部南部から離れたほうがいいかもしれません。
 そのうえで、もしも露軍が戻ってくるなら遠距離攻撃だけで叩いたらいい。
 
 場合によっては、プーは最前線の露軍もろともウクライナ軍を核で焼くつもりかもしれない。
 だからこそ部分的動員した分を、ほんの数日の訓練だけで前線に送ったのかもしれない。
 使い物にならなくても、見た目だけ部隊であればそれでいいということかもしれない。
 
 あー。
「プーが撃っても、どうせ戦術核だろ?」
 って、トランプ並みにのんびり考えてる脳天気さんもいるかもですが。
 戦術核と言っても、広島や長崎くらいの被害は容易に出る危険性、十二分に考えられますからね。
 あのキ印プーのこと。
 国境近くに撃つと見せかけておいて、照準はキーウに向いている。ってのも当然ありえます。
 
 想像力を働かせてみましょう。
 第二次大戦末期。連合軍に追い詰められつつあるナチスが、もしも核を持っていたら、さて撃っただろうか?
 そりゃ撃ったでしょ、キ印独裁者とその取り巻きどもだもん。
 
 最も怖い展開は。
 キ印プーがヤケクソになって、ありったけを四方八方に撃ちまくること。
「無敵の人」になっちまったら、中共のほうのプーさんでも止められない。
 
 撃たれる前に、そのシステムを無力化する。そして狂人独裁者を殺る。
 その方法を U.S.A. だけは持っている。
 ただ、落ち目の露に対して、奥の手はギリギリまで使わない、できれば使いたくない。なにせ中共が見てるから。
 と信じたい。
 
 


 
○2022-10-07 天一天上 (旧暦 長月十二日)
 
 
 粋な計らいなんでしょう。
 そうだと思います。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/06/news142.html
 
 でもなー。
 こーゆーキャスティングを見ると、むしろ淋しさを感じてしまいます。
 特にこのタイトルは個人的に思い入れが強いだけにね。
 
 いや仕方ないんですけどね。
 刻の流れってことで。
 うん。
 
 しかし。
 あたるの父親って、こんな目つき悪くなかったと思うぞ。
 この小ずるそうな目は、むしろメガネだ(笑)。
 
 


 
○2022-10-08 寒露、十三夜、一粒万倍日、三隣亡 (旧暦 長月十三日)
 
 
 ネギ玉に何か既視感が……ああ、『ハンチョウ』のオムレツライスだわ。
 つまるところ、ネギ玉と煮カツって、要するに天津飯とカツ丼それぞれ台抜きにしてんやん。
 それを牛肉のスタミナ炒めと一緒に喰うとか、胃袋すげー。
 あーゆー飾らない食堂が近所にあったら、きっとエンゲル係数青天井ですな。自炊なんてしねーよ絶対。
 
 いつものとおりの五郎さんが観られることに感謝。
 
 それにしても毎シーズン感じるのですが。ええ、音楽のことです。
 シーズンそれぞれ色合いを変えているはずなのに、それでも聴いたら、ちゃんと五郎さんのBGMになっているところが凄いなあと。
 久住さん才能ありすぎです。
 
 ところで。
 放送直前SPで松重さんが「半年ぶり」と言っておられたのが気になって調べましたら。
 あらまあ。
 春にやってたんですね配信限定の作品を。
 そりゃ観れんわ知らんわ。
 
 クソがっ!
 
 ……っと失礼。
 少ぉし経ってからでいいから、地上波でも流してくれませんかねー。
 
 


 
○2022-10-08 百鬼夜行
 
 
 あれだけ世間を賑わせていた鬼滅がすっかり気配を消して。
 今は呪術。
 それすら、そろそろ下火かもしれん。
 
 ほんま、世の中の流れが速すぎます。
 ついてけまへん。
 
 


 
○2022-10-09 (旧暦 長月十四日)
 
 
 裏があると思ってたら、あのお調子者、イカサマ師だったうえに、違法カジノの売り上げを持ち逃げしたって。
 とんでもねー悪党だったですだよ。
 
 いや、それにしてもさ。
 クジ引きのカードが盲牌できるってのは、イカサマ師どうこう以前に、構造上の欠陥だぞ。
 
 で、オイラの予想は外れ。
 カボチャは、どこまでも使えない奴だった。orz
 
 その代わり。
 イケメンくんが、やっぱり見せてくれました。
 必勝アイテムを手に入れたうえで、イカサマ師とのデュオを解消、就活生と再タッグ。
 もちろん、「助けたわけじゃない」までがセット♪
 
 ウザいイカサマ師は、これで退場。
 あー、せーせーした。
 
 次回、もうラスボス登場だそうで。
 第八話くらいで、世界がリセットされそうですね。
 1クールで一大会と思ってたら、それ以上のハイ・ペースだわ。
 
 あの顔を隠した主催者? 管理人?
 なーんか、パフェ作るの上手そうなんだよなー。
 
  仮面ライダー失格者は
  デザイアグランプリに関する記憶を消され、
  元の生活に戻される。

 ほんまかあ?
 主催者の怪しさとも相まって、もはやルール・ブックすら信用できんわ、このゲーム。
 
 


 
○2022-10-10 望、金刀比羅宮祭 (旧暦 長月十五日)
 
 
 チーム・スマギャンに物申したい。
 
「七福神に女神は一柱」
 
 これは○ではなく、×ですぞ。
 
 一般的と言うか多数派的には、
 
 恵比寿、大黒、毘沙門、弁天、布袋、寿老人、福禄寿
 
 の七柱なので、女神は一柱ではあるのです。
 
 んが。
 
 そもそも、寿老人と福禄寿は共にカノープス(りゅうこつ座のα星。シリウスの次に明るい。中国や日本などでは極端に高度が低いことから、見えたら超ラッキーとされる)の神格化であって、同じ南極老人星という別名を持っています。つまるところ、南極老人星が寿老人と福禄寿という二つの姿を使い分けているに過ぎません。
 なので、この二柱を一柱とし、空いたところに吉祥天を入れて七柱とする場合もあるのです。
 このカウント方法ですと、女神は弁天と吉祥天なので二柱ということになるわけ。
 
 よって、↑の正解は×となります。
 
 
 
 まあ、だからって、副ヘッドが形勢逆転できるわけでもないんですけどねー。
 
 


 
○2022-10-11 一粒万倍日 (旧暦 長月十六日)
 
 
 遅延は仕方ないとしても。
 前倒しはダメだよダメ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/09/news057.html
 
 これはリアルタイム視聴派でも観逃します。
 さすがのお利口さんな器機でも対応しきれません。
 
「BSや配信があるからいいだろ」ってものではない。
 テレ東は猛省すべき。
 
 


 
○2022-10-12 不成就日 (旧暦 長月十七日)
 
 
 ゲルショッカーなあ。
 実は本編で、もっともっと掘り下げてほしかった悪の組織ですよ。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/9246ffc6ff73bedee9e27187ff9cf322096038fe

 
 地獄大使の戦略音痴ぶりで先が見えてしまったショッカーと、アフリカで暗躍していたゲルダム団とが合併した新組織。怪人も、そんな合併をイメージさせるハイブリッド仕様だった。
 合併とは言いながら、ショッカー構成員はすべて粛正という、実質はゲルダム団が全権を掌握した形なのが、なかなかにハードで。
 さらには「ゲルショッカー血の掟」である「ゲルパー薬」。ここに、ショッカーなど足下にも及ばぬゲルショッカーの恐ろしさが集約されている。なんで、デストロンでもこの薬を採用しなかったのかな首領は。
 
 後設定でこそ、ゲルダム団も首領が作ったとありますが。
 本編では名前が出たのみで、その他は不明のまんま。
 ゲルショッカーの紋章が、鷲とそれに絡みつく蛇なので、ゲルダム団の紋章が蛇なのだとは容易に推測できますが。それ以上が何も判らない。
 今となっては遅いですが、外伝としてゲルダム団の話があってもよかったんじゃないのかな。日本で本郷が地獄大使と闘っている頃、一文字がアフリカを訪れる、なんて充分ありそうですし。
 
 それにしても。
 ゲルショッカーの本部って浜名湖だったのか。
 知らんかったー。
 
 


 
○2022-10-13 (旧暦 長月十八日)
 
 
「梃子入れ」だろうと「契約」だろうと。
 ヒロインに途中退場が多いのは、当時の現場が女性出演者あるいは女性キャラを“付け足し”程度にしか見ていなかったことの証なんじゃないのか、とは思います。
 何せ、すべてにおいて男社会でしたからね昭和って。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/ffc19eeff13a9a52b54e0386dd539a01e1ef87c5

 
 男性レギュラーにも途中退場がなかったわけじゃない。でも少ない。
 坂田さんは、アキの退場に巻き込まれた形ではありますが。
 MATの加藤隊長は前半で転属、伊吹隊長と交替しました。
 その後と言うと……ZATの朝日奈隊長は中の人の多忙さで最初っから毎回は出られないという前提のキャスティングだったと聞きますし、荒垣副隊長が最終話直前で転属したのは中の人の油断からきた大ポカだった。
 MAC隊員は、すべて使い捨て要員だから論外。隊長の退場は、まさしく梃子入れでしたが、あれは遅きに失した形でしたね。
 
 いや、言うてもさ。
 昭和ウルトラは昭和ライダーに比べたらマシでしたよ。
 所謂ライダーガールの入れ替わりったら、追いかけるのがめんどくさくなるレベルですからね。
『V3』『X』『アマゾン』『ストロンガー』そして『スーパー1』は安定してましたが。
『仮面ライダー』と『仮面ライダー(スカイライダー)』は、ライダーガールがどんどん入れ替わっていきました。それも、理由も何もなしに消えていることが多い。
 最初のルリ子さんこそ「本郷を追って」という理由付けがありましたが、本郷が復帰してもルリ子さんは帰国しなかった。外国で何があった? まさか……。それ以降の立花レーシングクラブ会員は、めいめいが存在感を発揮したわりに本当に入れ替わりの応酬で。
 最ももったいなかったと今でも思うのが、『スカイ』の叶みどりです。第一話で、志度博士の助手として、しかもスパイっぽい感じで筑波洋に接近してたのに、第二話以降はフツーの女の子になっちまってた。ここは、志度博士の助手つまりはネオショッカー脱走者という立場を、脚本や演出が最大限に利用すべきだったと思います。それを活かさんでどうする? 最後は他のメンツと一緒に怪人にやられて重症からの長期入院という体で降板。ああ、もったいない。
 
 やっぱり現場は女性出演者をオマケ程度にしか見ていなかったんだな。
 
 
 
 余談ですが。
 ウルトラマンAは、もともとは M78星雲宇宙警備隊の人ではなく銀河連邦に所属する、まったく別のウルトラマンとして企画されました。その証拠に、最初の設定である「ウルトラファイター」は全高が九十メートルありましたからね。
 敵を一つに固定したのも、従来のウルトラとは違うという意思表示でしょうし(あるいは『ライダー』を意識した?)。
 男女二人による変身も、それまでのウルトラとは違うことをやろうという制作の意気込みだったのだと思います。
 工夫が足りなかったせいなのか、敵の固定化と言いウルトラタッチと言い、けっきょくは引っ込めることになるわけですが。もっとも、ヤプールは滅んだわりに、ゾンビのごとく何度も復活してたけど(笑)。
 
 


 
○2022-10-14 (旧暦 長月十九日)
 
 
 一極集中はリスク分散と真逆の思想。
 
 なので、マイナンバーカードにすべて集約するという、バカ河野の方針は到底、支持できません。
 すべて管理する側の都合だけで考えている。
 
 そもそも、マイナンバーいやさ個人番号というのは表に出すものではなく、役所同士で紐付けするためのものだったはず。
 だから、それを計画どおりに進めればいいのに。
 なぜかマイナンバーカードにこだわる政府。何か裏の理由でもあるんかいな?
 
 健康保険証や運転免許証を廃止した場合、身分証明書はマイナンバーカードのみとなります。たしか年金手帳も廃止する予定ですよね。
 つまり近いうちに、マイナンバーカードを紛失や破損した場合、身分証明が不可能となるわけです。再発行そのものは可能でしょうが、発行されるまでの間は役所で各種申請もできないし病院では全額自己負担。これは困ります。いや最悪、再発行できないなんてのも、ありえるぞ今のバカ政権だと。
 現状では、運転免許証が無くてもマイナンバーカードがあれば役所で諸々の手続きに身分証明ができる。その逆も同じく。ここが重要。利用者の利便性を考えれば、身分証明に使える書類は複数あるほうが助かる。
 そのうえで、役所の中で、それぞれを紐付けしててくれるのが一番。つまり、マイナンバーカードだけで各種手続きや運転も可能であり、また運転免許証だけでも役所の窓口や医療機関でいける。これが理想ですよ。そのための個人番号でしょうに。
 
 なんでマイナンバーカードにこだわるのかね。
 
 はっきり言って。
 IT面では致命的に後進国でありザル・セキュリティの日本で個人情報を一点集中しようものなら、それこそ脆弱性に命を吹き込むようなものです。すぐに、えらいことになりますよ。
 想像ですが。悪質で組織的な成りすまし、つまり、ある日気づいたら自分の住所が他人に盗まれている。そんな事件が多発する気がします。怖いです。
 
 て言うかサー。
「マイナンバーカードは義務ではない」と何度も明言しておきながら、健康保険証に絡めて実質的に義務化するなんて。
 さすが大嘘つきの自民ですな。
 舌、何十枚持ってるんですかね。
 あ、いや、何万枚か。
 
 


 
○2022-10-15 (旧暦 長月廿日)
 
 
 何も加えず何も削らず。
 
 ほぼ完全なる原作準拠できましたか。
 予想どおりすぎて少しがっかり。
 
 とは言え、そこは『うる星』。
 元が名作ですから、つまらんはずがなく。
 ええ順当に面白いですよ順当に。
 
 ま今どき、まさかの三十分二話構成には意表を突かれましたけどね。
 でも、それとて原作準拠にこだわった結果でしょう。
 
 原作準拠と言えば背景。
 OPで、あたるがスマホをいじっていたので、令和に合わせてきたか。
 と思いましたら、本編ではダイヤル電話しかも花柄カバー付きを自室にまでコードずるずる引っ張って、しのぶと通話。
 しかも、テレビはガチャガチャ式チャンネル。
 などなど、令和の景色ではありません。
 原作準拠のために、あえて昭和ドラマにしてきたかな。そう考えれば、OPのインベーダーゲームっぽいのも理解できる。
 確かに、ネットやスマホがあると原作ストーリのかなりが崩壊しますからなー。
 
 原作全話から厳選して4クールやる。
 ということは、長いエピソードを無視してカウントすると、全百話ほどの予定ですね。
 それだけあるのに、いきなり原作第三話「悲しき雨音」(旧アニメでは第二話「町に石油の雨がふる!」)をすっ飛ばしたのは正解なのかな? これが無いとサクラさんとの出会いを改変する必要が出てくるんだが?
 
 第二回以降を観ないと断定はできませんが。
「アニメならでは」という要素が見えないのは、ちと不満です。
 
 新生あたるは違和感ゼロ。さすがです。
 これはきっと『おそ松さん』が良いトレーニングになったんだと思う(爆)。
 
 古川さんは、かなり意識して声を抑えておられますね。
 少しでも声に元気が付くと、アレだもんな〜(笑)。
 
 
 
 ところーでー。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/cebe73cfdd4da1fd4c98ff07dbb9e613a74f5d99

 
 高橋さんが第三話に行き詰まって第一話の鬼娘に再び頼った、というのは初耳でした。てっきり編集さんの意向による方針変更だとばかり。
 そもそもの『うる星』のコンセプトが「稀に見る不吉体質の少年を入れ替わり立ち替わり襲う怪物ども(SF要素を含む)」のドタバタ連作モノだったわけで。これは、あえて乱暴に言えば、高橋さんのデビュー読み切り作品『勝手なやつら』を焼き直して連続モノにしたに過ぎません。本当にザックリ言ってしまうと、主人公のこだわりが新聞配達かカノジョかの違いだけです。
 この基本方針に第一話の鬼父娘、第二話の出刃包丁悪魔は完璧に沿っています。「やつら」とは、それら次々と出てくる、お騒がせ怪物たちのことで、ラムも、ここに含まれる。
 当然、ヒロインはしのぶであり、あたる&しのぶのラブコメを軸に、ゲストの怪物が賑やかしを担当する。それはラムがレギュラー入りしても揺るがなかった。1年4組の段階では、あくまでもラムは邪魔者の立ち位置にすぎません。例えば、あたるが遠足中に河童に捕まって池の底の竜宮城に引きずり込まれた回にラムの出番はなかった(旧アニメでは強引に登場させてましたけどね)。
 ラムがヒロインに昇格、と同時に、しのぶが脇役に転落(面堂に乗り換え)するのは、2年4組からなんですよね。この時点で、あたる&ラムのカップリングが確定した。
 
 同時期に人気を博していた『Dr.スランプ』も実は同様で。
 タイトルから判るとおり。
 千兵衛さんが毎回毎回、珍妙な発明をしては、その自作品に翻弄されるドタバタギャグ。
 がコンセプトで、アラレはあくまでも第一話の発明品に過ぎなかった。
 それが女好きの Dr.マシリトの一声で、アラレが主役に昇格、千兵衛さんは主役を降ろされることに(爆)。
 
 同じような企画でスタートした二作品が似たような流れでの変更により共に大ヒット作に成長するとは。
 興味深いものです。
 
 
 
 も一つ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/14/news163.html
 
 すごすぎる。いや、すばらすぎる!
 ウチのは壊れたままなんだよなー。orz
 
 


 
○2022-10-16 (旧暦 長月廿一日)
 
 
 やべえ。
 これは将来、入居したくなる。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/13/news088.html
 
 極楽行く前に極楽に入れるなんて理想的すぎくね?
 
 


 
○2022-10-17 伊勢神宮新嘗祭 (旧暦 長月廿二日)
 
 
 とにかく、はいりさんが濃すぎてもう。
 見事に国籍不明なお人でございます。
 
 未経験のお国料理に臆することなく挑戦する五郎さんの姿勢には、いつも感服します。
 何せ、どんな料理か判らないのに入るんですから。
 で、注文の仕方も判らないのに何とかするんですから。
 まあ言葉の通じない異国ですらも平気で独りメシする人ですからねー。
 
 オイラはダメだな。
 そもそも好き嫌いが激しいから。
 
 


 
○2022-10-18 下弦 (旧暦 長月廿三日)
 
 
 ラスボスは缶蹴り……ふざけてんのかよ。
 いやまあ、人々の生命エネルギーを缶ジュースみたく飲み干しては巨大化する怪物、というのはそれはそれで怖いですけどね。
 しかも、この怪物は以前にライダーを全滅させてゲームオーバーにした強敵だそうで。
 それでも、ふざけてる。
 
 て言うかさ。
 やっぱり、迫り来る危機というのが作られた感アリアリなんですよね。
 ライダーを全滅させたほどの強敵でも、攻略アイテムがある、それをゲットできる隠しミッションがある、という事実。
 絶対にクリアできないゲームは、誰もプレイしません。プレイしてもらうには、超高難易度であっても確実な攻略方法が存在するというのが最低限の条件。
 
 いや、例外はあるんだけどね。
『STAR TREK』の二作品に出てたゲームと言うかクルー向けの戦略シミュレーションが、それぞれ絶対にバッドエンドになる鬼畜なヤツだった(笑)。
 そのうちの一つは、あのカーク船長が士官学校時代にクリアしたんだが。その方法は推して知るべし♪
 
 閑話休題。
 
 とんでもなく長い間(何と、2022年間!)デザイアグランプリを続けていると自称するだけあって、俺様主人公は攻略アイテムのことも知っていた。やり込み廃人ゲーマーということですね。
 それでも、まだ攻略法に穴があって、次回に続く。
 
 第八話でゲームクリアなら、第九話からまた開始ってことか。
 一年で何回やるんだろうな、DGP。
 
 ときに。
 冒頭、就活生がまとめてくれてましたが。
 脱落者はDGPの記憶を消されて元の生活に戻る。
 退場者は、そうはならない。ルールブックだと「この世界からいなくなる」らしい。
「この世界」が、どの世界なのか気になるが、まあそれはいい。
 問題は、ゲームオーバーになった場合。過去には全滅したこともあると言うからね。
 
  仮面ライダーが全滅したらゲームオーバー。
  そのエリアは消える。

 うぉい。
 どういうことだ?
 かなり不穏なんだが。
 て言うか、まずは「エリア」の定義から教えてもらわんとな。
 例の“光の鉄条網”の中という意味だとすると、消えたエリアの分はどうなる? まさか、そこだけポッカリ欠けてるなんて地形は無いよな。
 やっぱり「エリア」の定義だな。話はそれからだ。
 
 


 
○2022-10-19 下弦 (旧暦 長月廿四日)
 
 
 唐突に考察めいたことをしたくなる。
 
 
 
 メーテルとは何者か?
 
 とは言え、ぶっちゃけ松本零士作品に対してSF考証に基づく真っ当な設定を求めるのは、ガラパゴスゾウガメに空を飛べと言うほどに酷なもの。
『999』本編を読んでも、メーテルの正体に関する描写はフラフラしていて、はっきり申し上げて考察に値しない。ついには、別作品でエメラルダスと双子姉妹にまで行き着いちまうんだもんなー。
 
 なので、考察と言うよりは、メーテルという存在の意味について考えることになります。
 
 これを考えるきっかけになったのが、「メーテルの旅」というエピソード。
 999号がワープ中に衝突事故。
 その事故相手がなんとっ、999号。
 向こうにもメーテルがいて車掌さんもいて、でもメーテルの連れは鉄郎ではなく別人。パスに記された行き先も、まったく違う。
 なのに、向こうの少年も宇宙戦士の銃を持っている。
 劇中では、戦士の銃は鉄郎のより向こうのほうが傷だらけ(記憶が曖昧で申し訳ないが、ひょっとするとシリアル・ナンバーも同じだったかも)で、別れ際に服を間違えたメーテルが向こうの服のほうが痛んでいることに気づくという描写もあり、鉄郎よりもずっと遠い未来の999号ということらしいのだが。それ考えると車掌さんも大概、正体不明の人ですがね。
 ここらあたりは、それこそ松本作品定番のユルユル設定と解釈して。個人的には単純に並行世界の999だったと思ってます。
 
 何かの記事で、松本さんが「メーテルは旅する少年みんなの横にいる」って意味のことをおっしゃっていた記憶があるのです。
 別の記事(あるいは考察記事だったかも)では、「鉄郎は実は独りで旅をしていた」とも。
 
 独りなんだけど二人。
 二人なんだけど独り。
 で、その“お連れさん”は、すべての旅人それぞれと一緒に旅をしている。その姿はすべて同じ。
 
「同行二人」じゃねーかよ。
 
 そう。
 つまり、メーテルとは弘法様だった。
 
 松本さんが、そういうイメージをお考えだったかどうかは存じませんが。
 実態があるようで無く、正体不明で、常に旅人に寄り添って助けてくれる。
 まさに、遍路に同行してくださる大師様ですよ。
 であれば、鉄郎とは別の少年にもメーテルが付き添っていたことも納得できます(TV版最終話で、鉄郎と別れたメーテルも他の少年と旅立ちましたし)。
 
 そう考えますとね。
 劇場版やTV版はともかく。
 原作連載で、機械化帝国の最期、そして鉄郎とメーテルの別れまで描く必要はなかったんじゃないのかな、と思うのです。アニメに完全に引っ張られた、謂わば予定調和の最終話でしたからね。
 巡礼には終わりなんてありませんから。四国のお遍路でも、二巡目三巡目と旅は延々と続くわけですし。
 それに何より。
『ハーロック』然り『エメラルダス』然り『ニーベルンゲン』然り、長編をきちんと締めくくる能力が絶対的に欠落している松本さんです。無理して締める必要なかったと思いますよ。
 現実、『999』は再起動してしまい、しかも頓挫中。
 ならば明確な結末には触れず「鉄郎の旅はまだまだ続く」で連載を一旦終えたほうが格好良かったのに。そもそもが、鉄郎とメーテルを狂言回しにした一話完結の連作モノなわけですし『999』という作品は。
 
 
 
 途中から話がズレちまいましたが。
 メーテルが大師様という思いつきは自分で、わりと気に入りました♪
 
 


 
○2022-10-20 土用、恵比須講、一粒万倍日、不成就日、三隣亡 (旧暦 長月廿五日)
 
 
 終わりよければすべてよし。
 
 の真逆な幕引きと言えるでしょうか。
 ご自身を大切に思い、あれこれ慎重にしていれば、まだまだ長生きできたことでしょう。
 それを横断禁止区域での無謀な横断で台無しにした。しかも、車の運転手さんを巻き込んで。
 車の間を縫うように無理な横断をされては、たとえ通常速度で警邏中のパトカーでも事故を防ぐのは難しいでしょう。
 身勝手な人にありがちな「これくらい平気平気」という社会迷惑な正常化バイアスでしょうか。
 
 晩節を汚しましたね仲本さん。
 ドリフファンの一人として、たいへんにたいへんに残念でなりません。
 
 


 
○2022-10-20 百鬼夜行
 
 
 奥三河で催される花祭。
 この祭りに登場するキャラは鬼だらけです。
 でも、断じて鬼が暴れるとか、鬼退治の物語とかではなく、鬼は神聖なものとして、その役割をこなす。
 取り分け、主人公格の鬼の名が「榊鬼」。
 榊ですよ榊。神聖の極みじゃないですか。
 これは断じて、鬼の怖さを逆手にとって魔除けに使うという、謂わば「鬼を利用する」思想とは一線を画している。
 なにせ「花祭」の別名を「霜月神楽」と呼びますからね。神楽ですよ神楽。これまた神聖そのもの。
 鬼が神楽を舞うんですから、その鬼たちも穢れているはずがなく。
 少なくとも花祭においては、鬼は最初っから神聖なる存在。つまりは神様みたいなもの。そう言っていいと思います。
 
 改心したのではなく、最初から神様な鬼。
 不思議なものですね。
 見てみたいけど、村々を巡る地元色の強いお祭りなので難しいでしょうね(と言うか単純に、行くのが面倒くさい)。
 どなたか専門家が祭りの全容を動画でまとめて資料化してくれないかな。
 
 


 
○2022-10-21 (旧暦 長月廿六日)
 
 
 まさか、女王陛下の最後のお仕事が、たった二ヶ月で無駄になるとはね。
 
 別に差別を言うつもりはないのですが。
 未だにプーとの交渉をまちがっていなかったと言い続ける独逸の人と言い、♀政治家のポテンシャルって、呆れるほど低いと言わざるを得ません。ノリと勢いだけで政治やってるみたいな印象で。
 誰とまでは言いませんが、自民の♀議員にもロクなのいませんしねー。ああいや、日本の政治家は♂もゴミ揃いか……失敬(舌)。
 
 こうなると、伊太利亜が変な方向に暴走するんじゃないかと心配ですね。
 NATOの動きがバラバラになるのは願い下げですから。
 
 


 
○2022-10-22 天赦、時代祭、鞍馬火祭り (旧暦 長月廿七日)
 
 
 今回も、きっちり原作どおりに無難に危なげなく。
 なので、普通に面白いです。
 それ以上でも、それ以下でもなく。
 面白いです。
 
 原作では名無しなので旧アニメ版での呼び名で言いますが、メガネとチビも原作どおりの役割で参加。原作と寸分違わぬ芝居を全うしてましたね。
 友引高校も普通に鉄筋コンクリで。
 
 ただ。
 メガネの声が、やたら旧アニメ版のメガネに似ていたのが気になりまして。
 EDをチェックしましたら、『オバロIV』でアルベドさんを激怒させたあの大バカ、あいつに酒をかけられてムッとしてそれでも大バカを焚き付けることに徹して最終的に生首となった三流貴族の声の人でした。このときも、セバスさんに似た声だな、と思ったんですよね。
 意図して、この人をメガネの声に採用したのかな?
 ちなみに、役名の「サトシ」は旧TV版最終話で唐突に明かされたメガネの本名でもあります。
 次回と言うかCパートで面堂が登場となると、連中は進級するわけでもなさそうですし、サトシという名前を貰ったキャラなので原作みたく消えることはなさそうですね(原作での四人組は、1年4組時代は、あたると一緒に行動していたが、2年4組になったとたん全員消えた)。
 第一話ではコースケみたいのが出てましたし、これはひょっとすると旧アニメ版の四人組が復活するかも。でも、それやると原作者様が不機嫌にならんかな?
 
 つか。
 なんで、もうコタちゃんが錯乱坊のテントにおんねん?
 もしかして、コタちゃん登場のエピは、やらんの?
 あれ大好きなのになぁ。
 
 


 
○2022-10-23 霜降、一粒万倍日 (旧暦 長月廿八日)
 
 
 ドラマのおかみさんより本物のほうがチャキチャキしてて笑った。
 ありゃ楽しい店だよなきっと。
 
 今期、早くも二回目の「まだ食べるの?」。
 ちょっと、くどくないかな演出。
 
 五郎さんが大喰いというのはドラマだけの設定で。
 原作の五郎さんは、そこまでじゃないですよね。
 例えば、早朝の納品ついでに寄った「朝から呑める店」では、けっきょく岩海苔を残しましたし。いや、たかが岩海苔が入らないって、大喰いには程遠いですよ。
 まあ一方で、川崎の焼き肉では例の「ウオオン」からの「人間火力発電機所」で、かなり腹に詰め込んでた印象ではありますが。
 
 ドラマの五郎さんは、定食やランチだけでは終わらず、必ず単品を一つ二つ頼みます。
 一番凄かったのは町中華で、散々食べた挙げ句、叉焼麺で〆たヤツかな。お勘定と思ったら追加注文で店側がポカンとしてた。
 店のメニューをなるべく紹介したいという心遣いなんでしょうか。それは久住さんに任せたらいいとも思うんですけどね。
 松重さんにあんまり食べさせると、各臓器への負担が心配になります。
 
 鯛のフライは興味深い。
 家康が絶賛したのは鯛の天麩羅だったっけ。
 
 


 
○2022-10-24 (旧暦 長月廿九日)
 
 
 スポンサーに東洋水産の名前があっての、あのCMには噴いた。
 これは、緑のたぬき ver. もあると見た。
 つか、それでギーツは白いけど赤が入ってたのか。タイクーンはそもそも緑だし。
 
 
 
 今回、脚本が凄く頑張ったなー、と。
 第一話からの中で、この第八話が一番良かったと思います。
 何せ、名台詞が二つも出ましたから。
 
 攫われたお姉さんを助けたいと共闘を提案して皆に拒否られた就活生が「自分さえ良ければ他の人が犠牲になってもいいというのか!?」と逆ギレしたところに俺様主人公の言葉。
「誰よりも傲慢なのはお前のほうじゃないのか?」
 就活生の独善エゴを斬った見事な返しです。
 
 そして、あれやこれやで缶蹴りを成功させて満身創痍の就活生の台詞。
「姉ちゃん救うだけでこれだもんな……世界の平和を守るってのは簡単じゃないな……」
 誰か一人どころか、自分のことだけで精一杯ですからね、人は誰でも。
 人助けなんて素人がやるもんじゃないですよ。せめて日頃から鍛えてないとね。シュッ!∠(`・ω・´)
 
 副主人公ポジと思っていた就活生が、まさかの脱落。記憶を消されて元の生活に戻る。
 ということは、彼は次回のDGPでは仮面ライダーにならない、登場しない、ということですか?
 
 タイクーンのバックルに触れてしまったお姉さんが記憶を取り戻し、それによるとご両親は事故死ではなく、ジャマトの犠牲になっていた。
 就活生姉弟は、ジャマトの(あるいはひょっとするとDGPの)犠牲者という存在を具体的に描くのが役割だったのかもしれません。
 だとすれば、役目を終えたことになる。
 そのうえ、タイクーン+ニンジャバックルの勇姿を十二分に披露した。つまり見せ場を貰った。
 よって、もう出番なし。
 とも言える。
 
 でも待てよ。
 ジャマトに殺られても、蕎麦屋の大将は復活してた。
 なのになぜ姉弟の両親は?
 あ。
 そこで前回のルールブックか。
 つまり、ご両親が犠牲になったDGPでは仮面ライダーが全滅してそのエリアが消滅した、ということか。だから、ご両親の犠牲はリセットされなかった。
 うーん。そのあたり、もう少し掘り下げてほしいかも。
 
 就活生はもう登場しないのか(緑のたぬきCMを期待するので、これは無いと思いたい)。
 登場しても就活生に徹するのか。
 徹すると思わせて引っ張り「いつDGPに復帰するのか」と視聴者をモヤモヤさせるのか。
 間を置かず、あっさりタイクーンになるのか。
 
 今の大会でのデザ神が決まらないと、つまり世界がリセットされないと何とも言えませんね。
 
 脱落した就活生にも向けて俺様主人公の、あらためての決意表明。
「こんな世界、終わらせてやる」
 第一話のクライマックスでも言ってましたが。今回の世界は俺様主人公がデザ神となって願いを叶えた世界のはず。それを「こんな世界」呼ばわりです。
 やっぱり、ギーツはDGPで叶えられる願いに価値などないと思っている。それどころかDGPを嫌っている、あるいは憎んですらいる。そう感じますね。
 
  負傷や病など緊急の理由によって
  参戦不可能となった場合、
  脱落となる。

 初めて、まともなルールを見た気がするけど。
 これでさー。
 リセットされた世界で、もしもお姉さんが独り暮らしだったら、「両親と弟は事故で亡くなりました」ってのだったら。
 えらいことですぞ。
 DGP主催者、信用できませんからなー。
 
 いやそれよりも。
 缶蹴りが最終ラスボス戦なんじゃないの?
 なんで次回がラスボス決戦なんだよ。
 缶蹴り、何だったんだよ。
 
 


 
○2022-10-25 朔 (旧暦 神無月朔日、玄猪、炉開き)
 
 
 その昔、例の超有名処が、子供の落書きにまで著作権使用料を請求した、なんて都市伝説と言うかジョークがありましたが。
 
 カスラックもまさに同じですね。
 音楽教室の生徒さんの演奏……ではなく練習にまで「カネ払え」は、↑のジョークか、あるいは暴の取り立てレベルです。
 最高裁が棄却したとは言え、そんなキ印じみた発想をする組織なんて、ぶっちゃけ社会迷惑なんじゃないでしょうか。やってることは文化の芽を摘む行為ですからね。
 
 それとさー。
 素人でも気になるのはさー。
 最高裁判決によって生徒分を徴収できなくなったカスラックが、取りっぱぐれを教師の演奏分に乗っける可能性、ありますよね。音楽教師から徴収するのは最高裁が認めた形になるわけですから、そっちは容赦しないと思われます。何せ、どれだけ徴収するって部分に法的な決まりはないですからね。取り立てる側の胸三寸でしょ。
 
 何年か前、avex が、カスラックに頼らず、自社傘下の著作権管理組織に移る話がありましたが。
 あれは進んでるのかな?
 
 


 
○2022-10-26 八專始め (旧暦 神無月二日)
 
 
 探偵のテンプレ(ハンチング帽、ステッキ、パイプ)はホームズ。
 怪盗のテンプレ(シルクハット、マント)はルパン。
 では、刑事のテンプレ(ソフト帽、トレンチコート)は誰なんだ?
 
 少なくとも銭形警部でないのだけは確かです。
 それよりもっと古い手塚先生の『旋風Z』に下田警部というのが出てきて、これがテンプレの格好でしたから。ちなみに、これの主人公・Zはルパンみたいな服装(笑)。
 
 たぶん洋画あたりが元なんでしょうけど。
 ただなあ。洋画でソフト帽&トレンチコートだと、むしろスパイかギャングなんですよねぇ。禁酒法時代を描いた映画なんて、まんまこれでしょ。ほら、ソフト帽にトレンチコートの男が、ついでに葉巻加えてドラム・マガジンのトミーガン連射したら、バッチリですやん。
 
 というわけで。
 判らん。
 誰だ刑事テンプレの元祖?
 
 


 
○2022-10-28 不成就日 (旧暦 神無月四日)
 
 
 どこまでも原作どおり。
 
 面堂が登場して、原作で言うところの「2年4組」の空気感に切り替わりました。
 モブたちの台詞も、一字一句が原作どおり。
 原作サイドから太い釘でも刺されてるのか? と思うくらいの漫画→アニメの変換作業ですわ。
 
 前にも言いましたけど。
 原作の『うる星』って、「1年4組」と「2年4組」とで作風が全然違うんですよね。
 
 1年4組時代は、あたる&しのぶの相思相愛カップルが毎度毎度、人外によってアオハルを邪魔されるSF怪奇もどきのドタバタ悲喜劇。
 
 一方、2年4組時代、特に進級当初は、不可思議の要素が薄まって……と言うかほとんど消えて、単なる学園ドタバタになった。
 1年4組のときはそこまででもなかった、あたるのアホ面アホ言動が極端になりましたし。しのぶはイケメン面堂に惚れるだけの、ただの脇役・机女に降格しましたし。
 舞台は専ら友引高校の中で、しかも花和先生という学園路線を徹底誇示する追加キャラもあって。
 このあおりで、怪奇担当の錯乱坊もサクラさんも出番を失った。復帰したのは夏頃だったと思います。
 
 それほどに、新キャラである面堂の存在は大きかったわけです。
 
 自分が『うる星』に求めていたのは「1年4組」の空気感であって、なので当時、面堂は大嫌いなキャラでしたね。作品世界をブチ壊した張本人ですから(苦笑)。
 それもありまして、面堂が出ない話は2年4組であっても好きでした。例えばコタちゃん初登場のエピなどは、1年4組時代の作風そのままですよ。
 まあ、あんまりなかったと思いますけどね、面堂が出ない話って。(;^_^A
 
 今だから言いますが。
 当時、コミック本の購読をやめようかと本気で悩んだ時期があったんですよ。たしか花和先生の頃です。ガチで、つまらなかったから。
 その後に、インフルエンザの回でサクラさんが校医として復帰。夏休みエピで錯乱坊が復帰。で、学園モノの途中に、たまーに、コタちゃんなどなど不可思議路線が入るので、我慢して購読し続けたワケです。ぶっちゃけ連載中期頃は、コタちゃんのためだけに買ってたかも(苦笑)。
 と同時に、押井体制下のTVアニメが購読継続の推進剤になってくれていた、という事実もあります。だからこそ妖之佑は、原作絶対主義者に何を言われようとも、原作者様が本当に激怒しておられたとしても、押井版アニメを断じて否定しないのです。
 重ねて、はっきり言いますが。花和先生や登場初期のランが関わるエピは、本当につまらなかったです。終盤でも、渚や面堂家お庭番の親子が、つまらんかった。もはや無理矢理の梃子入れにしか見えず、痛々しかったです。連載を引き延ばさず、もっと早く「ボーイミーツガール」に入るべきだったと、今は思いますね。
 高橋さんは、連載作品のほぼ全てがアニメ化されるほどに凄い才能の持ち主でいらっしゃいますが。でも、天才も完璧ではない、ということですよ。
 
 今回は尺の関係でか、無理矢理に二つの原作を一つに圧縮してましたね。
 その影響で、あたるがしのぶを口説き落とすシーンの割愛と、洞窟内に埋まっていた宇宙船の主の変更があり、少し原作との相異が出てきました。
 が。
 はたして、アニメ独自の解釈、アニメ独自の楽しさは出てくるんでしょうか。
 
 正直、期待はできそうにないですが。
 むー。
 
 


 
○2022-10-29 (旧暦 神無月五日、達磨忌)
 
 
 実は後ろに進むのが正解。
 あったなー、『ソニックアドベンチャー』で、こーゆーマップ。スタート地点から前でなく、いきなり後ろに行くと超ショートカットになる。
 五郎さん、お疲れ様です。
 
 小さいながら、わりと格式高そうな店に入って「当たりかも」と思う五郎さんは、やっぱり庶民じゃないですね。ややセレブ寄りですね。タグホイヤーのカレラは伊達じゃない。
 あたしなんざ、メニューのランチがズラリ三千円レベルなところで、心臓が高速運動しますよ。「やべえ。分不相応な店に入っちまった」って。(;^_^A
 
 いや、旨そうですけどね。あの、牛タンのオムライスとか。
 でもなー。オムライスを高級料理にしてしまうあたりが、オイラの住む世界とは違うんだよなー。
 ま、ボンビーのグチってことで。
 
 ややセレブと言えば。
 五郎さんが間違えられた、予約しているサカグチさんってのも気になりましたね。
 店に来て、すぐにお酒頼んでましたけど。何者なんでしょ。
 絶対に良いご身分の人だぞ、あれは。
 
 


 
○2022-10-30 (旧暦 神無月六日)
 
 
 缶蹴りゲームの次は卵育成ゲームですか。
 猛牛さんが怒るのも無理ありません。
 
 て言うか、ジャマトが想定外の進化をしたというのに、その想定外の追加最終戦に隠しミッションがある。
 どう見てもライダーたち、運営に弄ばれてますね。
 
 その運営のボス、ゲームマスターがライダーたちの前に登場して激励。
 いや、仮面に白スーツが、むしろざーとらしいんですが……隠す気ないだろ、てめー。
 
 ギリギリで孵化したモンスターバックルはメチャ可愛いくせに、とんでもない攻撃力で大怪獣を殴り飛ばして爆散させた。
 もはや「仕様です」な。
 
 そして世界は救われて、狐の願いが叶えられる。
 ツムリがすんげー嫌そうにしてましたが、何なんだ狐の願いって? 少なくともスター・オブ・ザ・スターより桁違いに酷いんだろうね。胸ポケットに赤い薔薇差してたし(笑)。
 
 マスター、あっさり(視聴者に)正体バラす。
 うん。知ってた。
 
 それと。
 まさかのカボチャが再登場、しかも喋って中身もあった。
 運営側のライダーですからなー。これは『ギーツ』初の敵ライダーかもです。
 
  デザ神が願いを叶えると世界が作り変えられ、
  人々の記憶はリセットされる。
  こうして、世界は守られた。

「守られた」って、もはやルールじゃないだろこれ。
 
 
 
 ありましたね、緑のたぬきCM。
 楽しいわー♪
 
 


 
○2022-10-31 (旧暦 神無月七日)
 
 
 ハロウィンってのは、あの世とこの世が繋がるときでもある。
 ということは、何人か向こうに連れていかれても不思議ではない。
 
 というのは言い過ぎでしょうか。
 他所の国の出来事だからと対岸の火事を気取ってたら、じきに身に降りかかりますぜ。
 
 ぶっちゃけ、ハロウィンもどきの仮装行列騒ぎと判ってて、その場に行った人に同情する気はゼロですね。自業自得です。
 知らずにその道に入ったらバカどもに巻き込まれた、という人には心からお見舞い申し上げます。が、常日頃から情報収集して身の安全確保に努めたほうがいいですよ、とは言いたい。
 
 まあハロウィンに限らず。
 大混雑すると、後ろのほうが無責任に無理に押すんですよね。
 そのせいで、前の人たちが体勢を崩す。
 で、最後は将棋倒し。
 
 思えば愛知万博のとき、リニモの駅が凄かったんですよね。よく転ばなかったな。運が良かった。
 なので、次からはリニモを使わず、専用バスで往き来したんですよ。時間はかかるけど、駅の大混雑と比べたら安全だろうと。
 
 て言うか。
 まだコロナが終息していないというのに、あの大混雑って、またクラスターとか発生しますよ。
 連中の頭の中にはゴミでも詰まってるのかな。
 
 せっかく憶えた「密を避ける」ということ、コロナ禍と関係なく積極的に使っていくべきなんじゃないかな。
 もうインフルの季節にも入るわけですし。
 
 それとね。
 そろそろ「いい歳した大人が仮装行列するのはハロウィンとは違う」という認識を社会全体で持ったほうがいいんじゃないでしょうか。
 ハロウィンの意味を考えれば、あんな馬鹿騒ぎをする気にならないと思うんですけどね。
 さすがに、あの世のオバケたちも呆れてると思う。
 
 

9月へ 11月へ
庭に出る

 
壁紙 by 「じっこの画板」