2022年9月


 
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○2022-09-01 二百十日、おわら風の盆 (旧暦 葉月六日)
 
 
 そりゃ対価として見合わんわな。
 すでに隠居のタイミングを測ってる王様の首なんて、何の価値もない。
 本気の謝罪なら、次期王様であるザナック殿下の首でないと。
 まあ、どっちにしても魔導国の方針が鏖で確定してるから交渉の余地なんかないんだけど。
 それでも、アルベドさんが、あーも見下した言葉遣いするとは思わなかった。徹底的に慇懃無礼でいくと思ってたのに。
 
 一方でナザリック。
 人は……じゃない、魔物は見かけによりません。
 ワンコさんと共に謹慎処分になったとあったので、そういう性格の人だとは思ってましたが……見た目が凄すぎるわニグレドさん。
 ビスケットの味見には笑いました。冒険者モモンも、それで野営のとき困ってたもんなー。
 
 そして。
 OPに出てた斧使いさんが、ようやく登場。
 なんであんなに強いのかOP観てて不思議でしたけど、僧侶による強化の重ねがけでしたか。なるほど。
 
 そしてそして。
 OPに出てた赤いのが、ようやく登場。
 つか、あれじゃほぼMSやん。
 つか、何かプレイヤーの気配がする。
 つか、モモンガさんとしては想定内? え? どゆこと?
 
 


 
○2022-09-02 (旧暦 葉月七日)
 
 
 アンナミラーズの制服は、一度くらい直に見たかったかも。
 残念。
 
 
 
 マーチはリッターカーの代表選手だったかな、登場時。
 スーパーターボなんて代物もあって面白そうだった。
 それにしても歴史ある車種が次々と消えるよなぁ日本メーカー。
 
 
 
 選挙で圧勝したとたん、これだよ。
 原発再稼働だけでなく新規建設って……選挙前には一っ言も触れてなかったよなオイコラ。
 そんなんより、再生可能エネルギーを推進するのと、核融合炉の実用化を目指しての研究を後押しすべきなんじゃないのかな。
 まー利権まみれで目先の銭にしか興味のない自公政権にゃ無理か。
 
 
 
 ゴルビーの評価が国際社会と露とで正反対。
 というのを考えると、現状は当然の結果だと思うしかない。
「ゴルビーが国を破壊した」とするモスクワ市民の言い分って、要するに諸国を従える“支配者”としての地位を失ったことに立腹しているわけで。
 逆の見かたをすれば。例えばウクライナやバルト三国などの人たちに言わせれば「ゴルビーは、自分たちをクレムリンの支配から解放してくれた恩人」となる。
 モスクワ市民そのものが世界平和にとって大きな障害である。と立証されたワケだな。くたばっちまえ、アーメン。
 いや実際、最低でもプーが死なない限りウクライナ戦争は終わらないし、日本にとっての脅威も存続すると思うよ。
 
 


 
○2022-09-03 庚申待ち
 
 
 露西亜人の体内にも三尸がいるなら、悪人プーには天罰が下るはず。
 そうであってほしい。
 そうであるべき。
 そうであれ。
 
 いや本当に。
 ウクライナの人々にしてみれば「神様は何やってんの?」なんじゃないのかな……。
 
 


 
○2022-09-04 上弦、庚申 (旧暦 葉月九日)
 
 
 令和も早、四作目ですかー。
 
 第一話の時点で、半年に渡る闘いは既に最終戦。
 で、ミッション・クリアした主人公の望みどおりの世界が、破壊し尽くされた世界から再構築。
 その新世界で大勢の仮面ライダー候補が選ばれる。
 第二話から、新たな生き残り戦が。
 
 要約すると、こんな感じですか。
 
 主役ライダーは狐で、敵戦闘員(?)は陰陽師っぽい姿。しかも、敵の要塞は城。
 他の二人のライダーは牛と白熊なので、いちおう動物縛りのモチーフらしい。とは言え、この先、軟体系とか虫とかも出てくる可能性はありますね。
 敵もずっと和風かどうかは判らない。何せ第二話からは新世界での物語ですから。
 
 陰陽師戦闘員に斬られた蕎麦屋の大将が新世界で元気なので、世界の再構築ついでに犠牲者も生き返るらしい。
 蕎麦屋で、副主人公っぽい就活生とそのお姉さんが見えない壁と言うか有刺鉄線で仕切られて、就活生と大将は襲われたけど、お姉さんは無事。
 ということも併せて考えると、『シャナ』の「封絶」に近いものかもしれませんね。戦闘空間内だけで繰り広げられる闘いと再生?
 戦死した白熊の人(この手の物語では「良い人」であること自体がフラグだからねぇ)がどうかは第二話を観ないと判りません。あるいはライダーだけは死ぬと終わりかも。つか、そのほうが物語としては正しい。
 
 まだまだ世界観を掴めませんが。
 ひょっとするとVR世界での物語ってこともあるかもしれませんね。それこそ『マトリクス』みたいな。
 あるいは、我々の現実世界をVR程度にしか思っていないし、VR世界同様に簡単にいじれる、そんな神様みたいなのがラスボスとか?
 
 闘いを取り仕切ってる側からすれば単なるゲームでも、当の世界の住人からすれば、就活生の言うとおり「なんとなく幸せに生きていくと思っていた世界って、あるとき一瞬で終わる」という虚しさ。
 脚本家さんがウクライナにかけてる気がします。
 と同時に、安全な所から命令して死体の山を築かせている連中にはフィクションであれ現実であれ本当に腹が立ちます。
 
 とりあえず。
『龍騎』と『エグゼイド』を混ぜたような生き残り合戦をスマートレディみたいな女が取り仕切り、その戦場で天道総司か門矢士みたいな俺様主人公が好き勝手する。そこに城戸真司か加賀美新みたいな就活生が干渉する。
 今のところの印象は、そんな感じでしょうか。
 
 第一話で、しっかりバイクを乗りこなしてくれたことには拍手です。まあ、そのバイクが『キャシャーン』のフレンダーになっちまってますが。
 いや、それ言うと、ギーツのフォームチェンジなんてモロにガラットなんだが(爆)。
 主人公ライダーの基本が銃というのは初めてかな? 「銃使いライダーはヘタレかクズ」というのが平成以降の法則・伝統ですし(笑)。気が早いですが、あの銃がもしもCMSから出たら欲しいかも♪
 そして、巨大なラスボスに対してのとどめが、まさかのライダーキック! すばらっ。
 
 余談。
『ジオウ』のゲイツが『龍騎』の蓮に似てたのも、びっくりしたけど。
『ギーツ』では、牛の人が、たっくんそっくりで噴きました。
 
 


 
○2022-09-05 不成就日 (旧暦 葉月十日)
 
 
 迷走台風ってロクなことせんよなあ。
 
 


 
○2022-09-05 百鬼夜行
 
 
 犯罪者の引き渡し条約が交わされていない国からの訪日者は基本的に「潜在的な鬼」と扱うべきじゃないかな。
 
 やりたい放題やって祖国に逃げたモン勝ちなんて、迷惑千万です。
 おまけに安全圏にいるからと言いたい放題。
 
 ここ数年で、どんどんブラジル大嫌いになってますよ。
 
 群馬のあのあたりも“大掃除”を敢行すべきじゃないかな。
 ひょっとしなくても鬼だらけかもしれませんぞ。
 
 


 
○2022-09-06 (旧暦 葉月十一日)
 
 
 疑ってかかるのが基本でありお仕事である税関ですら、ご禁制品の見落としが発生するわけで。
 
 ましてや、性善説でシステムを組んでいる限りトラブルや事故は確実に起こります。
 起こらない理由・根拠が皆目、見当たらない。
 
 なら、安全対策は性悪説、つまりは「人は面倒くさがりであり段取りを無視する習性を持ったダメな生き物である」という大前提でシステムを構築すべきでしょう。
 段取りを無視すると爆発するとか、段取りを無視すると自分の目玉を抉られるとか、ね(魔笑)。
 
 お上からの「安全に細心の注意と確認を徹底して」なんて通達に何の意味があるというのか。
 そもそも「徹底して」という言葉そのものが、当事者に対策を丸投げしてますからね。システム構築とは無関係の態度。
 
 富山の悲劇も似たようなものだと思います。
 要は「まさかウチの子が外に出るなんて」という性善説が原因となった事故です。
 あえてきつい言葉を選びますが。自己責任能力のない子供なんて、ペットや家畜と同じです。で、ペット・家畜は籠やケージや檻に入れるか、鎖や縄で繋ぐでしょ? あれは「ペット・家畜は脱走するものだ」という性悪説の大前提があるからです。なら、幼い子供を持つ保護者の取るべき姿勢は自ずと判ろうというもの。
 あの事故のご遺族は痛いほど思い知っておられるでしょうけどね。だから、ニュースを観ている人が他人事と思わず、「子供は脱走するものだ」と想像力を働かせて戸締まりなどなどの対策を見直すべきでしょう。
 
 とにかく、まずは性悪説に立つことですよ。
 これが安全対策の超基本だと思います。
 
 今は、もっと近代的・科学的になっているかもですが。
 その昔、単線の鉄道で使われる「タブレット」という事故防止用品がありました。見た目、ただの“輪っか”です。
 詳しくは、ぐぐってみていただきたいですが。
 単線で列車同士の正面衝突を防止するための物理的アイテムです。このシンプルなブツで、単線上を走る列車たちを管理できるのです。
 ダイヤ状況のコンピュータ管理とか無い時代に、確実に事故防止するための見事な工夫だと思います(タブレットでも輪っかの付いてない小さな物だと、ミスも発生したようですがね……)。
 
 降車時に最後尾の座席まで確認をしないとか。
 一人ひとり個別にすべき登園カードのチェックを束でまとめてやるとか。
 ついうっかり、ではなく意図的で悪質なルール違反だと思いますよ。
 あれは過失じゃなく犯罪扱いでよくね?
 いや想像で言っちまうけどね。あの園長、反省なんかカケラもしてなくて、当日に休んだ運転者さんのことを逆恨みしてるだけなんじゃないかな。そう思うよ。だから、行政指導からの改善なんて無理無理。
 
 


 
○2022-09-07 八專終わり、三隣亡 (旧暦 葉月十二日)
 
 
『マツコの知らない世界』で防災のことをやってまして。
 
重ねるハザードマップ
 と
地震ハザードカルテ
 とがお役立ちとありました。
 
 で、見てみたら。
 判ってはいたけど愛知県ほぼ絶望的ですね地震に関しては。orz
 
 これから家を買おう土地を買おうという人は、どうぞ、これらの資料と睨めっこしたうえで物件を決めてくださいな。
 大きな大きな買い物ですからね。
 
 それにしても核シェルターなあ。
 けっきょく金持ちだけが助かる道理かよ。けっ。
 
 来世があるなら、それこそ平和そのものな異世界にでも転生したいもんですぜ。
 
 


 
○2022-09-08 白露、甲子、大光院呑龍開山忌 (旧暦 葉月十三日)
 
 
 やっぱモモンガさんのハッタリでしたか「想定どおり」は。
 
 あの赤いMSは、見た目の印象のまんま、ユグドラシルのアイテムだった。
 でも、それを着ていたのはユグドラシル・プレイヤーでなく、こちらの世界のエロ親父だった。
 ついにプレイヤー出現かと思っただけに残念。
 
 これで、ヤツメウナギを洗脳したワールドアイテムに続いて、モモンガさんが持ち込んでいないユグドラシルのアイテムが二つ。
 モモンガさん以外に少なくとも二人のプレイヤーが「転移してきている」あるいは「かつて転移してきた」と考えてよさそうですね。
 ヘニョポニョコ関係のワールドアイテムは魔法系で、三倍速そうなのは物理系だから、プレイ・スタイルが真逆。しかも所有者が片や法国、片やエロ親父。よって、それぞれ別人が所有していたアイテムと考えるのが自然でしょう。まあ、モモンガさんのように引退した仲間から貰った線もありますが。エロ親父を締め上げて赤いのの入手経路を吐かせたら、少しは手がかりになるかな?
 
 で、そのエロ親父と、さらに蒼の薔薇もスカウトしようと法国の漆黒聖典が動いた。と。
 法国は、いちいち細かく動くよなあ。国王が石頭な王国や、皇帝が心配性な帝国と違って、バランスが取れてそうで。やっぱり一番手強いかな。
 て言うかさ。その漆黒聖典の中で一番ペラペラ喋ってた人。あれ一期で見覚えのある誰かさんに似てね? 偶然?
 
 さて、風前の灯な王国は、どうやらザナック殿下が石頭の王様に“静養してもらって”暫定的にトップに立ったらしい。
 とは言え、ほぼ万策尽きてますけどね。
 魔導国の情報封鎖が解かれてみれば、領土の多くが既に死屍累々。
 貧乏籤もいいトコですな。こんなことになると判っていれば、とっくの昔に王位継承権を捨てて、どこか辺境にでも落ち延びればよかったものを。いや、妹君なら判ってたよなーだいぶ前から王国の末路をよお。
 
 結局、保身に走る貴族どもの手にかかる。ホント、善人ほど短命な物語だわ。
 ニューロニストって誰だっけ……あー、オネエの尿道結石か。
 ま、裏切り貴族どもには相応しい末路ですな。命が惜しければ家族連れて夜逃げすればいいだけのこと。ザナック殿下だって許しはせずとも、あえて放置したと思う。
 せめて、首持参での嘆願内容が「民だけは助けて」だったら、あるいは魔導王が少しは聞き入れたかもしれない(どのみち、わずかは逃がすつもりだし)ものを、「自分と家族だけは」だもんなー。
 
 ひょっとしたらモモンガさん、殿下に帝王学を教えてほしかったかもね。
 デミさんたちの手前、それも不可能ですが。
 
 次は爪切りさんかなぁ。
 アインズが戦士長の持ってた剣にご執心だから、今預かってる爪切りさんもただでは済みそうにない。
 たぶん……退場?
 
 もう一人の善人であるレエブン侯とそのご家族も心配でしたが。
 ああ、そうか。そーゆーことか。
 だから王女は侯のことを「ご自分の領地から出てこないでしょう」と言ったのか。あの時点で、あらかたのナシはついてたワケね。怖い怖い。
 
 て言うかさ。
 寝返り貴族どもを糞虫レベルで嫌うのは判らんでもないけど。
 そもそも裏工作で多数の貴族たちを寝返らせてきた魔導王が何を言う?
 つか最も軽蔑すべきは、あの王女ちゃうかな? いくらデミさんのお気に入りでも。
 
 つまるところ、ザナック殿下が「まともな国にしたかった」王国は内実、手遅れだったわけです。貴族どもの腐敗ぶりが極まってますからね。
 帝国の場合は、利発な皇帝が反発上等でダメ貴族のリストラを強行したことで腐るのを防いだし、ナザリックに取り入ることにも成功した。
 王国は、国王が悪い人ではないものの石頭&八方美人なので、改革路線に踏み出せなかったのがアダとなった形かな。国王と第一バカ王子がもっともっと早く退場していれば、そしてガゼフ戦士長がもっと器用に動ける人だったら、王国も助かったかもしれません。
 
 今期もたぶん1クールでしょうから、王国の陥落で締めるでしょうね。
 OPで、これ見よがしにアインズを見下ろしてたあの白い鎧、確か孫くん声の婆様と友人だったドラゴンがリモートで動かす鎧、あれの出番は一番最後の最後で、登場したところで次期に続く。
 ってなところかな。
 
 
 
 ところでTV愛知さんよー。
 円安更新は確かに重要なニュースではあるけどね。
 少なくとも深夜アニメ観てる連中が、それを速報レベルで知りたがると思うかね? 翌朝でも充分だよ。
 デイトレードしてる人なら常時スマホでチェックしてるだろうし。
 つまり無駄な速報と言える。
 人命に関わることでないのに、無闇矢鱈に速報なんか流すんじゃねーよ。興醒めだよ。馬鹿野郎が!
 
 


 
○2022-09-09 (旧暦 葉月十四日)
 
 
『何だコレ!? ミステリー』は日本史も扱ってくれるので目が離せません。
 んが。
 
 この番組だけでなく、禁教令と潜伏切支丹について触れると、必ず「理不尽な弾圧に耐え続けた強く気高き切支丹」という美談扱いするんですがね。
 違うと思うんですよ。
 
 そもそも禁教令は失策だったのでしょうか?
 むしろ、あの時代ではベストとは言えなくてもベターな政策だったと思います。
 
 なぜなら。
 
 イエズス会の目的は布教だけではなかったから。
 と言うよりも、布教をとっかかりにした世界侵略あるいは世界征服だったと言えるかと。
 武力で制圧するのではなく、思想と経済を操っての無血征服、つまり実質的な属国にするのが主目的だったのではないでしょうか。
 少なくともイエズス会がベッタリしていた欧州権力者たちの思惑は、そうだったはずですし、イエズス会もそれを承知で動いていたはず。
 
 信長と良好な関係を持っていたイエズス会が武器弾薬の提供に協力したこととか。
 秀吉の時代に、ポルトガル商人の日本人奴隷売買に関わったこととか。
 少なくとも、イエスの教えとは逸脱が過ぎます。むしろ血にまみれている。
 さらに言えば、インカ帝国はどうなった?
 イエズス会によって、それまでの習俗風習信仰すべて叩き壊された土着民族は枚挙に暇がありません。
 
 基督教の上から目線や押しつけがましさは今も昔も変わっていません。「邪教」という言葉に連中の意識がすべて表れてますよ。
 イエズス会のしてきたことは、各地域の民俗文化破壊です。
 
 秀吉も家康も宗教侵略から日本を守ったと言えますし。
 信長も、利用するだけ利用したらイエズス会なんてポイするつもりだったんじゃないかな。
 
 


 
○2022-09-10 望、十五夜、三隣亡 (旧暦 葉月十五日)
 
 
 マン島の金貨
 
 このかたほど世界中から尊敬される人は極稀だと思います。
 
 大昔ならともかく。
 現代では二度と世に出ないだろうな、これほどの偉人は。
 
 


 
○2022-09-11 二百二十日、一粒万倍日 (旧暦 葉月十六日)
 
 
「俺が世界スターになっている世界」
 
 ↑が、前の闘いで俺様主人公ギーツの願った世界……いやクズすぎるやろ(笑)。
 この時点で天道総司も門矢士も抜いたな。ある意味、斬新なスーパーヒーローではあります。
 
 実のところ、EDに出たテロップによって、ギーツの真意は推測できます。
「DGPルール」の曰く、
 
  最後まで勝ち残った者は、
  理想の世界を叶えられる。
  ただし 何事にも例外はある。

 肝心なのは最後の行。
 つまり、けっこうなリピーターらしいギーツは勝ち続けて願いを叶え続けることで、叶う願いのボーダーラインを探っているのではないかと。
 
 怪しいナビゲーター・ツムリによれば。
 敵の名は「ジャマト」。その正体不明のジャマトから街を守るために、仮面ライダーたちが競うデザイアグランプリが作られた……いやいやいや無茶苦茶に胡散臭いでしょ。
 そもそも「街」って言った。守るのは「街」と。街限定の闘い。確かに第一話でも今回でも光の鉄条網みたいなもので結界が張られ、その中でしか闘いは起こっていない。だからこそ第一話で、就活生と蕎麦屋の大将は襲われて、就活生のお姉さんは無事だった。
 世界の脅威と言うわりに限定的なんだよな。
 
 ズラリ集められた大勢のライダーたちは第一のミッションで、たった七名に絞られた。
 数字だけ聞くと過酷そうですが、第一回戦は雑魚敵を倒してドロップ・アイテムをゲットすること。なので、拾えなかった人が脱落ということで、死ぬことはなさそう。
 そうなんだよな。
 RPGとして考えたら、ビギナーにチュートリアルとして緩〜いミッションで肩慣らししてもらうというのは正解なんですが……世界の脅威なんですよねジャマトって? なのに何? 先週の狩衣から変わって山賊っぽい格好のジャマトたちは少し転んだだけでアイテム落として逃げてくって。連中、ゲームに協力的すぎません?
 
 白服の執事っぽい人は、ギーツの部下でなく、ライダーたち皆をもてなすお仕事でしたとさ。
 その名はギロリ。
 ツムリだのギロリだのと、名前のモチーフが「目」なんだな。参加者を監視するってか?
 
 で、緊急事態でボスキャラ登場。
 緩かったアイテム探しから一転、ガチのバトルに。
 
 牛の人が
「仮面ライダーはそうはいかない」
 と言ったので、一般人と違ってライダーは倒されると完全退場のようですね。
 つまり前回の人命救助を優先した消防士さんは…………。
 
 七人のライダーは、
 
 ギーツ(狐)
 タイクーン(狸)
 ナーゴ(猫)
 バッファ(牛)
 ギンペン(人鳥)
 ダパーン(大熊猫)
 メリー(羊)
 
 で、早速にペンギン面接官さんが、お涙頂戴の身の上話を置き土産にご退場。前回の面接シーンでの軽いお説教と併せて、理想を追うばかりの就活生に影響しそうで。
 うーん、やっぱりアイテム探しのステージでは相手が手加減してくれてた感、かなり強いんですよねぇ。
 ギーツやバッファがリピーターという時点で、公平なルールには程遠いし。
 あれこれ怪しさで満ち満ちてますこのデザイアグランプリ。
 
 リピーターもビギナーも装備無しからのスタート。龍騎ブランク体や電王プラットフォームみたく質素な姿で、弱そうですはい。
 で、ドロップ・アイテムで自分の武装を一つひとつ揃えていくシステムは平等と言えますがね、いちおう。
 
 ちなみに前回EDに出てた「デザイアグランプリ ルール」は、
 
  ドライバーとIDコアが届いたら、
  それは仮面ライダーへの片道切符。
  もう後戻りはできない。

 ということで。
 届いた時点で辞退できないっぽいなこれ。
 辞退できないどころか、せっかく優勝してデザ神になり願いを叶えても、すぐに次のグランプリが始まるなら、命がけで参加するメリットって小さくね?
 いや、ペンギン面接官の「息子の病気を治したい」みたいな願いなら、やる価値あるけど。
 でも、就活生の「世界平和」とかはペイしないだろ。実現しても次のグランプリで御破算になるんだから。
 
 というあたりで、やはりギーツはグランプリの真相を探ってるっぽいですね。
 北岡弁護士@ゾルダみたく、悪ぶっていながら慈善してたりだし。
 グランプリの偉いさんっぽいのも、ギーツを怪しんでるし。
 
 まさかとは思うけど。でも状況証拠からすると。
 デザイアグランプリのトップと、ジャマトのトップとは、裏で繋がってたりしてねぇ。
 でも、それやるとマスターロゴス、赤石長官に続いて三年連続になっちまうんだよなー。
 だから、違うと思いたい。
 
 雰囲気からしますと。
 4クールの期間中で、何度も世界が再構築されそうに思います。
 順当に考えると1クール1グランプリですが。意外と1クールの間に二、三回開催されたりしてね。
 
 


 
○2022-09-12 (旧暦 葉月十七日)
 
 
 凄すぎるなこれ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2209/08/news160.html
 
 かかった金額にまた驚愕。
 大バカだろ(褒め言葉)。
 
 


 
○2022-09-13 己巳、不成就日 (旧暦 葉月十八日)
 
 
 その昔、日本で本格的に自動車を作ろうとしたところ。
「そんなものは欧米から輸入すればいい。わざわざ日本で作るのは無駄だ」と否定した政治家が多かったという話。
 それを無視して頑張ったからこそ、後に世界から認められる日本車ブランドが生まれて育ったわけで。
 
 現状を鑑みれば。
 農林水、さらには地下資源などなど第一次産業を軽視、「全部、外国から買えばいい」としていた政権の怠慢さ馬鹿さが露呈していると言わざるを得ません。
 食糧も燃料も原料もすべて輸入。それで安泰と考えていた政権の罪は万死に値します。
 
 西側の経済制裁にも関わらず半年も戦争し続けているプーを見れば、何よりも資源第一だと嫌でも判るというものです。
 遅ればせながら、日本も資源重視の姿勢に転換すべきでしょう。この先に何が起ころうとも。
 
 極端な話。
 鎖国してもやっていけるだけの“体力”を持たないと、一人前の独立国を名乗れないのではないかと。
 
 
 
 ところで。
 西側の経済政策って。
 何やら、ルーブルよりも、¥を標的にしてるみたく見えちまうんですが。
 気のせいですかそうですか。
 
 


 
○2022-09-14 大犯土 (旧暦 葉月十九日)
 
 
 はい外れました予想。orz
 
 意外と早く出てきたな白い鎧、というかドラゴンのリモート。
 で、赤いMSとツルんでた。
 その目的は魔導王の実力調査。さすが慎重ですね。
 それはモモンガさんも同様で。隠れた強敵を誘い出して、その力量を確かめる。
 ドラゴンは魔導王の底を見たつもりでいるけど、腹の探り合いでモモンガさんの勝ち。
 日頃の言動がアレのせいで誤解されがちですが、パンドラズ・アクターも階層守護者なので相当強いし、対象の姿だけでなく能力までコピーするってのはチートすぎますが。それでも、アインズの力には及ばない……はず。だから、手の内は明かしていない……はず。
 にしても、ドラゴンの、自分は引きこもったまま傀儡に行動させるスタイルって既視感なんだよなあ。何だろうなあ。あー。あいつだ。荒巻素子だ。
 
 さて。問題はドラゴンの目的ですが。
 言葉通りに世界を守るためなどと信ずるほど視聴者は素直でも無垢でもない。
 つか、独り言で言ってたよねドラゴン。エロ親父が弱いから「始末して、もっと御しやすい別の強者に赤いのを与えようか」とか、えらい物騒なことを。相手を友人だと信じてるエロ親父が気の毒になりますよ。
 であれば、シンプルな正義であるはずもなく。
 ユグドラシルのアイテムを集めてる? コレクターとして、ではなく自分の地位を守るべく、危険な代物は手元に確保しておきたい、とか何とか?
 ほら、「悪しきプレイヤー」とか言ってたからね。ドラゴンはユグドラシル・プレイヤーのことを良く思っていないらしい。となると、モモンガさん以外のプレイヤーは、こいつに屠られたのかもしれませんね。で、遺品を奪われた? なら赤いのも、その中の一つか。
 
 もう一つの可能性として、ドラゴン本人がプレイヤーという説もありえなくはない。あいつ、プレイヤーとNPCの関係を理解していますから。
 ただなあ。
 ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」はユグドラシルでは、わりと知られたギルドだったんですよね? だからこそ、モモンガさんはアインズに改名して、もしも他のプレイヤーがいるなら、向こうが気づけるよう、その名によって自らを目立たせた。
 ドラゴンは「アインズ・ウール・ゴウン」のことを知らない様子ですし、アインズとアルベドさんのどちらがプレイヤーか迷ってましたし。
 ユグドラシル・プレイヤーのアバター製作は(おそらく課金すれば)かなり自由度がありそうですが。一方で、体格となるとアイテムなどなどの関係でプレイヤー皆が等身大でないと不都合ありそうだよなあ運営上。こっちの世界に来てドラゴンの身体を奪い取った、というのはありえるか? ギニュー隊長みたいなスキルが存在するのかどうか知らんけど。
 
 つまるところ。
 まだ何も判らん。
 
 さてさて。
 アインズに忠誠を誓った八本指は配下を含めて千人が、王国への進軍前に回収してもらえて安泰。
 つか皮肉なものですね。罪の無い国民は鏖で、犯罪者集団だけ助けてもらえる、なんて。
 それ考えると、真っ先に魔導国に売り渡されて国王を恨みもしたかもしれなかったエ・ランテルの住人こそ、結果オーライではありますな。
 
 次こそ、爪切りさんの出番でしょうか。
 それとも、王国が滅びることになった元凶の出番かな。あの大バカ貴族が、どんな“待遇”を受けるかは楽しみです♪
 
 


 
○2022-09-16 一粒万倍日、鶴岡八幡宮流鏑馬 (旧暦 葉月廿一日)
 
 
『世界が騒然! 本当にあった(秘)衝撃ファイル【UFO&怪事件SP】』
 
 
 後半の女性失踪事件は、たしか以前に『何だこれ!?』でやってたと記憶してますから、今さらでした。
 
 
 肝心なのは前半。
 各地のUFO事件に絡めて、プロジェクト・ブルーブックとアレン・ハイネック博士に触れたのは、たいへん良かったです。
 ただ、できたらもう少し掘り下げていただきたかった。せっかくメン・イン・ブラックの元メンバーを自称する人の証言も取り上げたのですから。
 
 第二次世界大戦で正体不明の「フー・ファイター」に悩まされてきた米軍が、UFOつまり「unidentified flying object」(今で言う「アンノウン」程度の意味)を国防上の脅威つまりはソ連の秘密兵器である可能性を考えて専門の調査チームを立ち上げた。それがプロジェクト・サイン。
 あれこれ調査したサインはUFO地球外起源説の可能性を報告し、それが空軍のお偉いさんの怒りを買ったため、プロジェクト・グラッジへと改編されることに。
 そのグラッジは、足早に「UFOは国防の脅威ではない」とする調査結果を出して活動を終了。説明のつかない目撃を観測気球ということで強引に済ませたことで悪名高い。
 それでも世論が静まることはなく、空軍の中にも真剣に考える士官がいて、それがプロジェクト・ブルーブックの立ち上げに繋がることに。
 このブルーブックは基本に立ち返って活動していたものの、指揮を取っていたルッペルト大尉の空軍内での立場がなぜか悪くなり、またサインの頃からUFO否定派ながらも科学者として真剣に取り組んでいた顧問、アレン・ハイネック博士も次第に「沼地ガスによる発光現象」を安直に連呼するようになり、けっきょくブルーブックは大尉の手を離れ「UFO否定機関」に成り下がってしまった。
 つまるところ、サイン→グラッジ→ブルーブックという変遷の中で、米軍とその上が望んだのは「UFOの完全否定による世論の沈静化」のみだったということ。
 
 ハイネック沼地ガス博士はブルーブックが閉鎖された後に、空軍の姿勢を批判。熱烈なUFO肯定派へと転じたことでも有名です。巷に知られる第一から第三までの「接近遭遇」という用語は博士が提唱したもので(「第四種接近遭遇」のみ別の研究者による追加定義)、この用語を元ネタにしたスピルバーグ映画『Close Encounters of the Third Kind』(邦題『未知との遭遇』)にて博士は科学面でのスーパーバイザーも務めておられます。
 博士の晩年については、あの『ムー』に記事がありまして(ただし並木さんの記事なので話半分ではありますが)。とあるUFO研究家が博士の自宅を訪問してインタビューの帰り道、黒い車に尾行された。という話。その研究家は、半分隠居の博士が M.I.B. の監視下にあると確信したそうで。ついでとして、尾行してきた M.I.B. は目玉が光っていたので異星人タイプのほうだろう、とも。
 
 そう。 M.I.B. には二種類あります。
 一つは、隠蔽工作や脅迫などを担当している機関の人間で、服装や車が黒くて、しかも時代遅れ(1970年代の目撃でも 1950年代のファッション)なのが特徴。
 もう一つは、異星人が地球人に化けているタイプ。こちらも黒ずくめだが、際立った特徴は、姿勢や動作が歪だったり、子供でも知っている常識(例えばスプーンの使いかたとか)を知らなかったり。
 とは言え、後者も含めて軍による情報操作目的の猿芝居である可能性が高いでしょう。わざと目立つ格好や言動で脅迫対象に印象づける。しかも脅迫されて恐怖を憶えた人が体験を周囲に語っても、M.I.B. の滑稽な言動のせいで、聞いた人は本気にしない。という狙いかもしれません。実際、M.I.B. は、L.G.M.(リトル・グリーン・マン)同様にUFO関連の話を揶揄する言葉としても使われましたからね。あるいは、比較的好意的な否定としての都市伝説扱いか。「ほら、また出たよ(藁」ってな感じです。
 
 番組に出てた元メン・イン・ブラックさんは眉唾ですね。
 U.S.A. に限らず、まともに国防を考えている国では公職について「お口にチャック」が生涯つきまといます。退職しても守秘義務は消えません。後期高齢者となっても情報を漏らせば酷い目に遭います。
 そう考えると、あの元MIBさんは、ドナルド・トランプ並みに軽率なのか馬鹿なのか。
 であれば、単なる偽物か、あるいは米軍の仕込みと考えるほうが有力でしょう。番組内で言っていたとおり、偽情報をバラ撒いて研究者たちを混乱させるわけですね。
 ちなみに「Men in Black」とは巷が勝手に呼んだ俗称にすぎません。目撃証言がすべて黒服黒帽子サングラスだから「黒ずくめの男たち」と誰言うともなく、そうなっただけのこと。日本では当初「ブラック・メン」と呼ばれてましたし。
 情報操作のための秘密部隊の公式名称が「Men in Black」だなんて、映画の観すぎか、その原作のアメコミの読みすぎです。
 
 
 この手の番組に雛壇芸人は要らんですよ、やっぱり。
 この番組では、素直に喋ってるしょこたんはいいとしても。映像に対する高橋さん鈴木さんの合いの手が、いちいち盛り上げようとわざとらしくて明らかに本気にしていない感が強くて、ただただ邪魔。
 昔の矢追さんのみたく、ナレーションのみで進められないんですかね。芸能人のギャラ要らずで他のことに予算を回せますし、いいことずくめじゃね?
 
 
 ところで、UFO撮影のベテランでコンタクティーでもある武良さん。
 宇宙人とコンタクトできるんですから、「地球の地下資源を勝手に取らないで」って言ってくれません?
 あれじゃ『ウルトラセブン』のシャプレー星人ですよ(苦笑)。
 
 


 
○2022-09-17 百鬼夜行
 
 
 露中北だけでなく印も、なかなかの鬼畜っぷりで。
 腹黒な国々が横行跋扈する中、日本だけが無防備あるいは無邪気すぎたんだよな、これまで。
 米の傘の下もいいけど。その米、日本を吸収して五十一番目にするつもりだけはカケラもないからね。あくまでも実質的属国扱いに留める。ま、何かのせいで日本の人口が二桁ほど減ったら、ソッコー領土化するとは思うけど。それでも五十一番目じゃなく自治領(コモンウェルス)がいいトコだろ、プエルト・リコみたく。
 だからさ。いろいろな意味で日本は独り立ちできないとヤバいと思う。正直者やってるだけでは生きてけないと思う。
 残念ながら、渡る世間は魑魅魍魎なんだな。
 
 


 
○2022-09-18 下弦 (旧暦 葉月廿三日)
 
 
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail
/88e21026837310fe2a05e543c3d7c76cf67656b1/

 
 これ、ウインカー等々の追加でナンバー取れるようにならないかなあ。面白そうですやん。
 カートやキックボードみたいな危険&邪魔なのが堂々ナンバー取れるんですぜ。これだけ不可ってのは道理が通らない。
 牧場や農場での使用に限るとしても、隣の畑に移動する際、公道を跨ぐこともあるわけですし。ナンバーあって然るべきかも。
 つか、あえて五月蠅いこと言うなら、普段から田舎の舗装路をゴトゴトやってるトラクターとか、けっこう邪魔やぞ爆走軽トラ以上に。(;^_^A
 
 


 
○2022-09-19 (旧暦 葉月廿四日)
 
 
 デザイアグランプリの情報を参加者以外の第三者へ公開することは禁止しております。違反が発覚した場合、即脱落となります。
 
 荒唐無稽だから他言しても、就活生のお姉さんみたく笑うだけで信じてもらえないんじゃ?
 と思ったけど、救助も得点になるから、ライダーの目撃者はゲームが進むにつれ増える道理か。
 
 ツムリの神出鬼没さは現実離れしてますね。
 こーゆーあたりも、あるいは伏線になるのかも。
 
 ジャマトにやられた人が今どうなっているかはジャマトにしか判らない。
 ということは……負けて消えたライダーはジャマト側に捕まってる? あるいはジャマトになっている?
 犠牲者が敵側に転ずるという典型的設定ですか。
 
 それに倣ってなのか。
 今度のジャマトは噛みつく系ゾンビ。もちろん、噛まれた人はゾンビ化する、までがセット。
 公家、盗賊、ゾンビって、便利なキャラやなジャマト。
 
 第一ウェーブで一人。
 第二ウェーブで一人。
 それぞれ噛まれて第三ウェーブに続く。
 
 この二人のうち一方が失格なんだろうな。
 噛まれた二人とも、闘う事情というか動機を描いてるあたり上手いですね。これによって脱落者の予想が難しい。
 とは言え、紅一点が消えるのは絵的にマイナスなので、たぶん脱落はバスケ青年のほうでしょ。
 まあ自分がストーリ作るなら、噛まれた二人とも助かってーの、あのお調子者のおっさんをあっさり戦死させるけどね。
 
 つかさ。
 ゾンビの弱点は頭。
 だなんて相場、ありましたっけ?
 足腰砕いて歩けなくするほうが効果的だと思うけど……某バタリアンを除けば(苦笑)。
 
 就活生は面接官のことがあったわりに、まだまだ甘いですね。
 綺麗事な理想だけでは何も変わらんのよ。
 だからナーゴに怒られる。
 
 ゾンビ装備が長い爪とチェーンソーってのはギャグですか。
 どっちもゾンビキャラではないはず……まあ見た目が面白いからいいですけど♪
 
  ゲーム中に命を落とした者は、
  この世界から退場となる。
  十分にご注意ください。

 微妙な言いかただな。
 ジャマトにやられた者はジャマトになるっぽい。
 でも、命を落とした者は退場。
 両者は違う扱いなのかな。
 表現的に「退場=死」の意味で使いますが。
 この場合、ルール・ブックなので「退場」はそのまま退場と解釈すべきでしょう。
 であれば。
「この世界」からはいなくなる。
 けど、他の世界のことは判らない。
 つか、そもそも『ギーツ』の世界が現実かどうかすら怪しいからなあ。
 
 
 
『GANTZ』の作者氏が『ギーツ』を盗作扱いしておられるそうで。
 妖之佑は『GANTZ』を読んだことないですし読む気もありませんから、内容については何とも申せませんが。
 盗作だとはっきりしているなら、世論を味方に付けて東映に落とし前つけさせればよろし。
 でも、ただ設定が似ている程度なら、そもそも GANTZ とガンツ先生との関係をどう説明なさるのか。
 言い出したらサー。
 例えば、戦闘員を従える悪の組織に変身超人が立ち向かう作品すべて、石ノ森作品の盗作になっちまいますよ?
 例えば、巨大ロボット同士の闘いすべて、鉄人の盗作になっちまいますよ?
 まあ、『龍騎』も当初はデュエルとの類似を言われたものですし。
 創作は先人の模倣から出発するものと考えれば、細かく五月蠅く言うと、創作の芽を摘むことにもなりかねません。
 あとね。物語のパターンって、ほぼ出尽くしてるんですよね。そんな中で一切合切被らずに新作を出すなんのは至難の業です。
 難しい問題ではありますね。
 
 


 
○2022-09-20 彼岸入り (旧暦 葉月廿五日)
 
 
 昼行灯な記事にしても、これは酷い。スカスカすぎる。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/819697b5a040f95b3676c764aff466d1edf93be9

 
 記事本文よりも、寄せられているコメント群が興味深いし勉強になりますね。
 皆さん、お好きなようで♪
 
 妖之佑は日頃から申してますように「ウルトラ第一期原理主義者」(汗)ですので二期、取り分け『タロウ』には批判的です。
 ですが、だからと言って『タロウ』好きな人のことを否定するつもりはないです。まあ、幼少時の刷り込み効果を意識的に排除したうえで冷静になって作品の出来を吟味してみてほしいとは思いますが。
「第一期原理主義者」ではありますが、第一期にも欠点は山積みです。それは何度も観て、よーく判ってます。
 同様に、『タロウ』が原体験の人にも、円谷英二体制(『Q』『マン』『セブン』『怪奇』『MJ』『戦MJ』)と円谷一体制(『帰マン』『A(前期)』『ミラー』)と円谷皐体制(『A(後期)』『タロウ』『レオ』『ジャンボーグ』『ファイヤー』『ザ☆』『80』『USA』『G』『パワード』)とで、それぞれの作品の質を冷静に比較してみてほしいんですよね。見えてくること、あると思いますよ。
 
『タロウ』を端的に言い表すなら、視聴者層を幼稚園〜小学校低学年に徹底的に限定した特化作品である、と断言します。
 第一期のように「大人も楽しめる」ことは、ハナっから考えていません。結果的に大人も楽しめるパーツがあるとしても、それは偶々の結果であって意図したものではない。
 これは三代目社長である円谷皐氏の考えが強く反映されたのだと思われます。氏は創作者ではなくビジネスマンでしたから。そのため、円谷プロとしてだけでなく、業界としても初めてに近いことを実行しました。作品の質で稼ぐのではなく関連グッズでの収益に重きを置く、マーチャンダイジング最優先の姿勢です。
 その視点でなら、対象を幼児に絞ったのは大正解と言えます。事実、『タロウ』がもたらした売り上げは当時、歴代作品中ダントツだったそうですから。
 反面、視聴率欲しさの安直な過去キャラ客演には閉口せざるを得ません。これは『帰マン』のバルタンJr. や養殖物ゼットンの酷さにも言えることなのですが。とにもかくにも「卑怯もラッキョウも」な肥満メフィラスは頂けませんでしたね。
 要するに、言葉が乱暴ですがあえて言いますと、『タロウ』は子供騙しなんですよ。それこそ、第一期に円谷一さんや金城哲夫さん、あるいは満田監督や実相寺監督らがTBS局内で臍を噛んでいた、「しょせんジャリ番」というTV局社員の悪口。で、三代目は自ら、商売のためにウルトラをジャリ番にしてしまったわけです。
 この三代目の商魂に染まったウルトラマンを、『セブン』中途で降ろされた成田亨さんは「鎮魂歌」という詩で、いたく嘆いておられましたね(内容は、ぐぐってくだせ)。ウルトラマンの墓標まで作っておられた。
 三代目商法は大成功。大儲けして円谷バブルとなった。
 だが、しょせんはバブルです。次の『レオ』で視聴率一桁という大失態、ウルトラそのものがシリーズ打ち切りになりましたとさ。
 
 三代目は、後に四十年近くにも渡った、タイの会社との例の商用権騒動の元凶ですし。
 創業から良好に続いていた東宝やTBSとの関係をブチ壊した張本人でもありますし。
 円谷英明氏(一氏のご子息)による暴露本によれば、ご自身が六代目社長に就いてみて、会社にあるはずのお金が無いことに愕然としたそうです。調べたところ、三代目とその取り巻きが書類も作らず、会社の金庫から毎晩のように飲み代を掴んでいっていたらしく。なので帳簿と金庫とで数字が合わなかった。まるで昭和の「ごっつぁん体質」なプロレス団体ですな。
 などなどなどなど。
 
 円谷皐氏は営業マンとしては優秀だったものの、経営者としてはいささか問題ありだったのかもしれません。
 今は少なくなりましたが。かつて「懐かしの人気番組」みたいな特番が多かった頃のことです。
 番組でウルトラマンを取り扱うと必ず皐氏が登場して、MCが「ウルトラマンを作ったご本人でーす」などと阿呆面で紹介、その言葉を臆面もなくご機嫌顔で受けて、自分の作品であるとばかりに偉ぶったコメントを語っていた。その姿に違和感どころか怒りすら憶えたものです。「てめえ一本も撮ってないだろ!」とね(苦笑)。
 雑誌やムックの特集記事でも同様の姿勢でした。
 職人気質の父親や、生真面目苦労人の兄と違って、承認欲求の強すぎる人だったと容易に推察できます。
 
 ただ、皐氏にも同情すべき点はありまして。
 円谷英二監督はTVへの進出に際し、パイプを通すために二人の息子をTV局に就職させました。一氏はTBSに、皐氏はフジに。
 そして円谷初のTV作品となるはずだった『WoO』の企画がフジで脚本段階まで進んでいたものの頓挫。間を取り持っていた皐氏のあれこれがすべて徒労に終わった形です。
 一方で、遅れてTBSで進められていた『アンバランス』は撮影に入り、『ウルトラQ』へと改題されて今にまで続くウルトラ・シリーズの源流となった。
 加えて、『Q』は裏番組の『W3』を完膚なきまでに叩き伏せて、あの手塚治虫先生に煮え湯を飲ませた。少年だった手塚眞氏が『W3』でなく『Q』を観たがったため手塚家の空気が、それはもうヤバかったらしいですね(怖っ)。その『W3』を放送していたのがフジであり担当が皐氏だったので当時、皐氏の社内での居心地は最悪だったことでしょう。後に『ミラーマン』のおかげで、氏も針の筵から解放された、のかな?
 そもそも、聞くところによると皐氏は演劇学生だったそうで。なので芝居や演出で身を立てたかったであろうことは想像に難くありません。
 しかしながら、父親や兄が才能ありすぎた。その父親の意向でプロデュースや営業の畑を歩くことに。謂わば、お家の事情で夢を諦めたわけですね。
 なので、社長に就任して、そのコンプレックスや鬱憤が爆発したのかもしれません。人知を超越した神のごとき存在だったウルトラマンに家族の概念を植え付け、性差を与え、ペットまで飼わせ、人間のレベレに引きずり下ろしてしまった。
 商売的には正解かもしれませんが。
 一方で、若き皐青年が目指していた表現者の姿勢から見て、『タロウ』は本当に正しい道だったのでしょうか。
 ともあれ、神ならぬただの人間である皐氏ですから、その紆余曲折は仕方ない部分もあるかとは思います。
 
 その後の皐氏が「知らない」「聞いてない」「言ってない」のワンマン社長となり、円谷プロを迷走させた。
 これが円谷作品の質的低下とシンクロしていた。
 と言っても、まちがってはいないと思うのです。
 
 円谷プロが円谷家の手を完全に離れた今となっては過去のことに過ぎませんけどね。
 最近のは観てませんが、『ネクサス』『マックス』『メビウス』は好きですよ。はい。
 
 


 
○2022-09-21 不成就日 (旧暦 葉月廿六日)
 
 
 惜しい爪切りを亡くしました。
 つか、実力差ありすぎですからねえ。勝てる確率ゼロなのに命かけるとか馬鹿ですよ馬鹿。蒼の薔薇みたく逃げるこそ勝ち。生きてる限りジ・エンドではない。現実主義者の冒険者を見習って少し利口になれよもう。
 ガゼフさんと言い、つくづく武士・戦士というのは不器用な生き物です。
 そんな不器用な者を大好きなコキュートス。あえて道を回ったのは、できる範囲での最大の敬意ということか。現実派からすれば意味の無い見てくれ、ハリボテに過ぎない行為・好意ですけどね。そんなんするより見逃してくれってのが普通人の意見ですよ。
 て言うか、NPCも“四次元ポケット”持ってたのねん。
 
 王女は、ここに来て、さらに何か企んでるぞ。
 シレッと蒼の薔薇の行き先を訊いてたし。
 ブレインから返却された剣を自ら持って、しかも素振り。そのうえで王のところへ?
 
 土下座では引き出せた情報が不充分だったと見えて、アインズは「死ぬ必要がある」などと、こちらも不穏な話。死んでみせて白い鎧を油断させる、ってあたりか?
 それにしても真面目に語るパンドラズ・アクターは格好ええな。さすが次期・面堂終太郎。
 
 あと一話で終わりかな。
 まだまだ全然、進んでないぞストーリ。
 これでようやく4クール、つまり“一年分”ですから、次があるなら“二年目”突入なんですが。
 さてどうなるんでしょ。
 
 


 
○2022-09-22 社日、小犯土、三隣亡 (旧暦 葉月廿七日)
 
 
 どう解釈すればいいのかな、モスクワ市民の腹の内。
 
 ウクライナに対する侵略と虐殺が順調に進んでいるときは他人事で、偽マクドの味が旨いだの不味いだのにだけ関心。
 それが動員令発動となった途端、デモ行進あるいは国外脱出。
 
 言いたくても恐怖政治だから黙ってたけど、自身が戦場に駆り出されるとなると身柄拘束の危険を冒してでも行動するしかない。
 
 なら、いいのですが。
 
「勝つ戦争は賛成だが負ける戦争は反対だ」(@高橋葉介さん)とか、「職業軍人が何千人死んでも痛くないけど、自分が危険になるのは嫌だ」ってな思考回路なら、モスクワ市民に同情する価値など無いです。
 侵略開始当時のデモは別として、少なくとも今デモしてるモスクワ市民の姿からは、ウクライナへの申し訳ないという気持ちが見えてこないんですよね。ただただ我が身可愛さだけで「戦争反対」言ってるとしか感じられない。
 
 まあトップがキ印で取り巻きがクズで、実は市民もクズな国だったということで。
 クーデターでも革命でも何でもいいから、早く自滅してくれないかな。
 で、自ら滅んだ露は、かつての第三帝国みたく分割。地下資源は経済制裁に参加した国々で山分けしましょ。無論のこと、中印には石ころ一つ、やらんでいい。
 我が日本は多くを望まず、北方四島と、あと樺太にサハリン2の全権を付けてくれたら充分。
 
 とか思いません?
 
 


 
○2022-09-23 秋分、彼岸中日、一粒万倍日 (旧暦 葉月廿八日)
 
 
 戦場か獄中かという究極の理不尽二択を迫られている反戦露国民の皆さんは。
 ひとまず招集に応じて。
 で、戦地で隙を見て脱走、ウクライナに投降しましょう。
 たぶん、それが一番マシな選択です。
 銃器弾薬だけでなく、戦車とか手土産にできればGJ。
 
“独裁者六十九歳死亡説”ってのがあるそうなんですが。
 しぶといプーも、そろそろ地獄堕ちしてもらいたいですね。
 それが平和への唯一の道ですよ。
 
 


 
○2022-09-24 (旧暦 葉月廿九日)
 
 
 来ましたねー♪
 
https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume10/
 
 逃さんようにせんと。
 
 でも。
 第一期の一挙放送は知らなかった。orz
 せめて二期からは、しっかり捕まえないとな。
 
 


 
○2022-09-25 (旧暦 長月丗日)
 
 
 ナーゴのハンマー、ずっと既視感あったんですが。あれだ。『ソニック』のエミーだ♪
 ハンマーやキックをロケット・エンジンで加速は……何だったかなあ? スパロボ系だったかなあ?
 
 完全にゾンビ化したところを倒せばポイントを稼げるから。
 と言いつつ家出未遂娘を見守り、適切な助言をしハッパをかける俺様主人公。
 少しずつ、ヒーローしてきてますね。
 
 ちっ。
 お調子者のおっさんは生き延びたか。
 汚い本性を露わにしたから退場すると思ったのに。
 
 退場者は順当に、こじらせバスケ青年でした。
 
 ゾンビのボス倒したら特効薬ドロップ。
 あたりかと思ってたのですが、普通にゾンビ全滅→状態異常リセットだったという。
 少し安直だな。
 
 とは言え。
 バスケ青年が自暴自棄になりライダーに噛みつかなかったら、ペナルティ減点が無くて実は最下位を免れていたというのは、すばらな皮肉。
 先週の、
「だったら大好きなバスケが思いきりできる世界ってデザイアカードに書けば良かったのに」
 という家出未遂娘のツッコミと合わせ技で、一本どころか二本取られてます。
 どんなに追い詰められても、ヤケクソはダメですね。
 
 最下位による失格をツムリが宣言したら、バスケ青年がドライバーだけ残して消滅ってのがヤバすぎる。
 これだと、一回戦で七人にまで絞られたときも、残りの大勢が消えたってなりません?
 消えた人たち、どこ行ったの? やっぱりジャマト化?
 
  ゲームから脱落した者は、
  仮面ライダー失格となる。

「仮面ライダー失格」の意味するところって……何?
 
 


 
○2022-09-26 朔、彼岸明け、不成就日 (旧暦 長月朔日)
 
 
 ずっと現役でいらしたことに、びっくりです。
 本当に長らく、お疲れ様でした。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/b29243c1d0767c517ea20fa522ba64f11353ccea

 
 洋画は吹き替え版しか観ない。
 という人は勿体ないなー損してるなー。
 と特に思うのが、ベイダー卿のお声です。
 本当に、この声しか、ありえない。
 
 字幕が面倒だから吹き替え版のみ。
 という人の気持ちも理解できますが。
 たまには役者さんご本人の声を聴ける字幕版も観てほしい。
 新たな発見がてんこ盛りですよ。
 
 ちなみにオイラは、日本人声優さんの声によって登場人物のイメージが固定されるのを防止する意味で、字幕版を優先します。そのうえで、吹き替え版も観るのは、もちろん無問題。
「また来る」も悪くないけどサー、やっぱ“I'll be back.”がサイコーっしょ♪
 かつて、ルテナン・コロンボのイメージを原語に戻すのに、けっこー苦労したんだよな〜(苦笑)。
 
 


 
○2022-09-26 百鬼夜行
 
 
 国葬じゃなくて、国賊葬だろ?
 
 しかもその国賊葬を取り仕切るのが、桜ナンチャラ会で大儲けした会社だと言う。
 
 自民には票とカネに飢えた餓鬼しかいないんだろうな。
 
 


 
○2022-09-27 大雄山最乗寺道了尊大祭 (旧暦 長月二日)
 
 
 自分、面接するような立場とは程遠いですが。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2209/20/news064.html
 
 それでも、「……まくら?」の人は人柄に惚れますね。一緒に仕事したい感じがする。
 むしろ四〜六コマの判で捺した模範回答者どもは絶対に落とす。ざーとらしくて、むしろ信用できない。
「御社」とか「理念」とか「やりがい」とか言うのも全員落とす。
 仮に、コメントにあるような「なぜ枕なのか」を理路整然と語ったら、やっぱり落とすな。出来すぎてて嫌になる。
 まあ、生き馬の目を抜く業界だったら、「……まくら?」の人では務まらないとは思いますけどね。つか、そんな黒業界の面接なんて、仮定でもオイラやるわけねーし。(;^_^A
 
 あーもちろん。
 社畜つまり使い捨ての奴隷を求めているなら、ビシッと紺のスーツで決めたテンプレ「御社」連中だけ採用しますけどね。
「……まくら?」の人をそんな地獄に引きずり込みたくないよ。
 
 


 
○2022-09-28 十方暮入、一粒万倍日 (旧暦 長月三日)
 
 
 比較するのは女王陛下に対して、たいへんに失礼極まりなく、恐縮しきりではあるのですが。
 
 愚かで安っぽい国賊葬と比べることで、より一層、国葬というものの正しい姿が見えてきたと思います。
 
 そもそも国民の半数が反対する“国葬”なんて、ありえません。それは国葬とは呼ばないし呼べないものです。
 悪い冗談と言うにも悪質だ。
 
 ニュース記事に付けられていたコメントに、こういうのがありました。
「国葬は皇族のかたがただけでいい」
 と。
 至極、真っ当な意見だと思います。
 
 


 
○2022-09-29 (旧暦 長月四日)
 
 
 毎回OPで仰々しく構えてた侍さんたち、あっけないにも程がある。
 ホント、容赦ねーなー。
 
 忠犬くん惜しい。
 一瞬でそこまで状況を読み取ったのは見事だけど……そもそも前提が誤ってますからねえ。
 ラナーは術にかけられたのではなく、自らの意志で国王を斬った。
 に違いありません。おそらくですが、アインズが課した最終試験でしょう。魔導国への忠誠を行動で証明しろと。
 
 ご丁寧に過去のシーンあれこれを並べて、ラナーが最初っから王国を売り飛ばしていたことを説明してくれましたし。
 しかも悪魔になることが望みだったとは恐れ入りました。で、忠犬くんにも悪魔への勧誘……。これでは彼に期待した単位さんも爪切りさんも浮かばれません。
 究極至高のヤンデレですな。かのコトノハサマをあっさりと凌駕してる。
 
 王国の滅亡は、滅茶苦茶なイチャモンに端を発するものではありますが。
 ラナーの本性を知っていたザナック殿下とレエブン候が、もう少し何とか動けなかったものか……いや、お二方も、あそこまでラナーの闇が深いとは想像だにしていなかったか。
 国王はダメダメだからなあ。ラナーの正体を知ったのは、それこそ最期の瞬間だろうし。第一王子が八本指と連んでたことも知らないし。ともにザナック殿下が注進したとしても聞く耳持たず全否定だろうし。ついでに、腐敗した貴族連中を切り捨てできないでいたし。
 あー。ナザリックが出現しなくても早晩、聡明な皇帝率いる帝国に敗北したかな王国は。
 とは言え、帝国なら鏖にはしないだろうから、やっぱり「魔導王さえいなければ」ではあるな。
 
 ふー。
 ラナーの凄さに、三流貴族馬鹿息子の末路なんて、どーでもよくなったわ(笑)。
 
 そして。
 アインズは、やはり悪。それも邪悪凶悪。
 原作がどう締めるのか、そして五期があるのかは判りませんが。
 個人的には、最後の最後にアインズには絶望を味わってもらいたいものです。あ、ワン。
 
 


 
○2022-09-30 (旧暦 長月五日)
 
 
 逮捕された連中はともかく。
 これって、ヘッドハントした者こそが黒幕として厳しく追及されるべきだと思うんですけどね。
 
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6440257
 
 そもそも、ライバル会社の人間をヘッドハントする主目的って、ライバル会社の内部情報以外にないでしょ。
 それがノウハウだろうと取引先リストだろうと帳簿だろうと同じこと。
 
 戦国武将がまさにそうだったように。
 同業他社への転職って、要するに寝返りに他ならないんですから。
 
 これが国境越えた転職だと歯止め効きませんしねー。
 規制する方法ってあるのかな?
 
 

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