2022年3月


 
戻る
 
 


 
○2022-03-01 一粒万倍日 (旧暦 睦月廿九日)
 
 
 前に写真を載せたのって、何年前でしたっけねぇ。
 本宅のほうに、JPEG2000 の表示実験でやったヤツ。
 十年は軽く越えてるはず。
 
 で、久々に載せてみますわ。
 
 メジロ
 
 庭木にぶら下げてる果物を目当てに、ご来訪♪
 両側にピンボケてる白いのはカーテンと窓枠です。隙間から窓ガラス越しに超望遠でズームアップ。さすが 720mm相当!
 
 思えば長らく、ぶら下げてなかったな。
 なんでだろ。
 いろいろとあって心に余裕がなかったのかもしれない。
 つか、完全に忘れてました。
 
 ということは。
 今年は少しは心に余裕が?
 
 いやいや、そんなはずはない。
 今でも、あれこれとキツキツで厳しいんだよな。安泰とは、いささか遠い。
 
 それでもま。
 ささやかにご馳走してあげる気になったこと、というかそれを思い出したことは。
 それはそれで良いことだと思いました。まる。
 
 巷で梅などが開花するまでは、ぶら下げ続けようかなっと。
 
 


 
○2022-03-02 (旧暦 睦月丗日)
 
 
 いやホンマ書いてあるとおりですな。
今までよかったんだ……。
 って。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2203/02/news107.html
 
 空気銃ですら厳しく規制している日本。
 その関係で、玩具であるガスガンやエアガンでも、メーカーの設計製造ミスや店舗・所有者による不正改造などで規格を越えると実銃扱いとなり厳罰が下る日本。
 
 なのに、こいつは恐怖の野放し状態だった。
 ぶっちゃけ、威力という面ではエアピストルやエアライフルを凌駕すると考えられます。
 なのに規制なしだった。
 理解できませんでしたよね。
 
 許可制度がザルにならないことを切に祈るばかりです。
 実銃の所持許可には精神疾患が無いことを証明する必要があるんですが、こっちのアイテムにも同じ証明義務があるんでしょうね? ね?
 
 一方で。
 この法改正によって“闇モノ”と化したブツがそこここに潜在し続けるであろう。という、極めて宜しくない事態も容易に想像できます。
 それはそれで怖い状況になるわけで。
 桑原桑原。
 
 


 
○2022-03-03 朔、雛祭 (旧暦 如月朔日)
 
 
 釣られてなるものか。
 と思いつつ、しっかり釣られます。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/c91251999ca0b14a17eef41c1df5d9c6306a1afa

 
 黙ってられますかって(笑)。
 いつもはゴミクズだらけなコメント群も、それぞれ思慮深くて、読んでて唸らされます。皆さん、お好きなんですね♪
 
 その評価が賛否両極端となる押井監督ですが、これだけは断言できると思います。
 
 もしも押井監督がいなかったら、TV版『うる星』は半年で終わっていた。
 
 言っちゃ悪いが、当時のフジTVの 19時台って、アニメ大量生産安かろう悪かろうの乱立枠だったんですよ。今の深夜アニメこそ、1クールだけなんてデフォですが、当時は一年前提としつつとりあえず2クール契約、ってな感じの進めかたが多かった。
 そんな中、なぜか水曜だけ当たり曜日になりました。そう、『アラレちゃん』&『うる星』からの『ドラゴンボール』&『めぞん一刻』という凄い歴史。この水曜枠最後の作品が『ワンピース』だったのも、ご存じのとおり。
 
 で、放送当初の『うる星』の出来も、乱立態勢のせいでか絵も演出も酷いものでした。原作大好きでアニメ化を楽しみにして観てみたら、愕然とさせられましたからね。
 そもそも『うる星』の話を 15分×2構成は無いですよ。るーみっくわーるどをナメるなよっ。19:30 からの『うる星』に続ける形で 19:00 から放送していた『アラレちゃん』に合わせたのかどうなのか、とにかく偉い人は『うる星』をジャリ番と捉えていたのでしょう。
 確かに原作の『うる星』は一話につき 16〜20頁くらいの作品ですが、枚数に反して中身は濃い。『ブラック・ジャック』並みに濃い。それを一話15分でやれと? 無茶です。無理に押し込むからガタガタになってた。記事のコメントにもあるとおり「あたる源氏平安京にゆく」など最悪以下でした(でもこれは例外的に一話30分なんだよなあ不思議なことに)。
 実は、内容の酷さに呆れて早々に見限ったんですよね。だから「ときめきの聖夜」などを本放送では観ていない。
 で、半年後に開始されたのかな、裏番組の『無限軌道SSX』を観てましたね。なにせ世間は松本零士ムーヴメントでしたから(笑)。
 その間に『うる星』が化けていた、と知ったのは再放送でです(当時の地アナでは、本放送されてる期間でも過去話の再放送などザラだった)。なので、慌てて戻ったクチです。そのタイミングで記事にある「みじめ! 愛とさすらいの母!?」を観て、頭ガツンと殴られましたね。以降は必死に追っかけですよ。その流れで『ビューティフル・ドリーマー』を観たのですから、そりゃ凄かったね衝撃。
 当時、まだまだ高価だったVTR(β hi-fi)を無理して買ったのも、『うる星』を観逃したくないからが第一の理由。でも、残念ながらVTRを手に入れたのは押井監督が去って後のこと(汗)。まあ、再放送を録りましたけどね。
 
 話がそれた感じですが。
 第3クールから一話30分構成となり、TV版『うる星』は、ようやく本気モードに入ったと言えます。
 その先駆けが「ときめきの聖夜」であることには、反論などないものと思います。このエピソードのときは、まだ 30分二話構成の期間でした。つまりイレギュラーの構成で製作された希有な回の一つ(他は「あたる源氏平安京にゆく」「スペースお見合い大作戦」「春らんまんピクニック大騒動!」の三つ)。
 この第3クールから押井監督降板までは本当に面白い回が多かった。押井節暴走回もありましたが(苦笑)、大半は原作を巧みに増幅した傑作揃いです。これは 15分では不可能だった。
 
 TV版『うる星』が四年半も放送され、その間に劇場版が四作品も作られたのは、押井監督がいたからこそ。
 途中降板した押井監督ですが、その影響は放送終了まで続きましたからね。
 ただし、押井節を真似ようとして失速した回も少なくなかった。このあたりは後任の、やまざきかずお監督の限界だったと、失礼ながら解釈しています。劇場版第3、4作も、どこか押井監督の背中を追いかけている感じがしてならなかったですよ。作画は第1、2作に比べて桁違いに綺麗なんですけどね。
 
 スタッフには、チーフディレクター・押井守を始めとして、後任チーフ・やまざきかずお、伊藤和典、高田明美、遠藤麻未、星山博之、小島多美子、早川啓二、山本優、辻真先、西村純二、金春智子、森山ゆうじ、吉永尚之、島田満、小華和ためお、西島克彦、土器手司、林隆文、網野哲郎、鈴木行、土屋斗紀雄……などなど、さらには怪優(笑)・千葉繁も。ベテラン新鋭織り交ぜて、とんでも御殿なメンツが居並んでいたわけです(以上、敬称略。並びは思い出した順で他意は無い)。
 二度と揃わないだろうなあ、こんな才能集団。
 ああ、柳川茂氏と井上敏樹氏は意図して外しました(爆)。
 
 どうも話が迷走してしまいますが。(;^_^A
 自分は大好きな『ビューティフル・ドリーマー』と、そのプロトタイプと言える「みじめ! 愛とさすらいの母!?」ですが。これが原作ファンの何割かから酷評されている事実も知っていますし、いちおう理解もできます。
 さすがに高橋留美子さんが「激怒した」というのは尾鰭ではないかと思うのですが、高橋さんが困惑なさった、あるいは不快を覚えられたのは、まちがいないでしょう。これは、本気を出した才能同士のぶつかり合いだったと思います。なので波風立たないはずがない。
 
「原作を改編するのは悪だ。そんなのは駄作だ」とする原作絶対支持者に伺いたいのは。
 
 ならば、宮崎駿作品は、どうなんですか?
 
 ということ。
『カリオストロの城』は駄作なのでしょうか?
『魔女の宅急便』は悪なのでしょうか?
 
 宮崎駿は超一流の大御所だから何やっても許される。
 押井守は“野良犬”だから叩く。
 
 では、ただの差別に過ぎませんよ。
「みじめ! 愛とさすらいの母!?」や『ビューティフル・ドリーマー』を酷評する人の言葉に、どうも原作原理主義からくる感情論が見え隠れするのは気のせいなんでしょうか。
 創作者は創作してナンボです。そこに忖度は要らない。
 なので思うように創作して、その作品の出来で評価されるなら、それが酷評でも無問題なんじゃないかと思います。
 ですが、内容の質に目をつぶり、「原作を改編した」という点だけを取り上げて叩くのは筋違いだと、そう考えるのです。それは創作の芽を摘む愚行だとすら思います。
 
 私個人は、原作、押井版アニメともに大好きですよ、『うる星』。
 しょせん漫画とアニメは表現方法が違う。つまり別物と思えば、気にならないと思うんですけどねぇ。
 
 むしろ、原作の人気に乗っかって手抜きトレスする量産アニメのほうが罪だと思うわー。
 
 


 
○2022-03-04 不成就日 (旧暦 如月二日、二日灸)
 
 
 ボルシチ、ピロシキ、コサックダンス、ドニエプル・サイドカー……等々。
 
 露西亜(旧ソ連)の文化と思っていたあれこれって、実はウクライナ文化なのですよね。
 AF全盛時代の日本で人気のあったソ連製機械式カメラも、多くがキーウで作られていた。
 鳥人ブブカは言うに及ばず♪
 
 我々日本人が親しみを憶えている“旧ソ連の部分”って、実際にはウクライナが多いのですよ。
 
 ひょっとして露西亜ブランドの真空管もウクライナかな?
 と期待して少し調べてみましたが、どうやらかつては作っていたけど今は無いらしいですね。残念。
 また作ってくれたらいいのにな。
 とりあえず、スロバキアの真空管買うわ(チェコのもあるけど、すんげー高い)。
 
 ああ。
 マトリョーシカは紛うことなく露西亜だったよ。
 
 


 
○2022-03-05 啓蟄 (旧暦 如月三日)
 
 
 何この楽しいやりとり。
 
https://togetter.com/li/1852978
 
 ブツによっては正解する自信がないぞ。(;^_^A
 
 


 
○2022-03-06 (旧暦 如月四日、初午)
 
 
 露からの原油輸入を禁止?
 
 いやいや、もっと良い考えがありますよ。
 露から引き続き原油も天然瓦斯もバンバン輸入しましょう。
 で。
 支払わなければいいんです。踏み倒せばいいんです。
 
 露が供給停止するまで搾り取ってやりましょう。
 
 契約?
 大嘘つきとの契約なんて無効無効♪
 
 


 
○2022-03-07 (旧暦 如月五日)
 
 
 カリちゃんの少年時代が凄い時代錯誤で笑う♪
 あれ、典型的な昭和のSF科学者像だぞ。
 
 一気に明かしてきましたなー。
 
 パパさんはギフの遺伝子を植え付けられた最初の仮面ライダーで、そのときの悪魔がデモンズドライバーに宿っていたベイル。
 しかし何らかの理由でパパさんは足抜け。それで、ベイルと分離したんでしょうね。
 その結果が例の心臓部分で、記憶の欠如もそのときの副作用と思われ。
 一輝たち三兄弟があっさり変身できたのはパパさんの遺伝子を受け継いでいるから。
 
 で、ベイルに見つかり、しあわせ湯は大火事に。
 
 バイスは最初から知ってたんですね。
 つか、昔っから良い奴だった。子供の一輝にあそこまで優しいんだからな。大火事から皆を救ってくれた五十嵐家の大恩人だし。
 第一話でママさんを食べようとしたのも、ただの悪ふざけだったんだろ。
 
 これで五十嵐家と狩崎家に因縁があることも判明しました。
 何かと有能なぶーさんは、やはりただ者ではなかった。謂わばパパさんの監視役かな。
 とすると、ぶーさんの雇い主が問題なんだが……狩崎パパの悔いている様子からしても彼が、ぶーさんのボスかな。
 
 長官は黒幕だと視聴者に明かしたし。
 いよいよもって、オルテカが雑魚に見えます。
 
 アギレラ様の良心が見えて、これは好転の兆しか。
 
 一方、ギフは研究員を一気喰い。
 かなり復活に近づいているようで。
 
 いや、詰め込みましたなー今回。
 次回は次回で、ぶーさんが一輝に明かす真相で、また唸らされますかな。
 
 


 
○2022-03-07 庚申待ち
 
 
 そう言えば。
 
 映画『悪魔が来りて笛を吹く』の悪魔って。
 
 プーに似てなくね?
 
 


 
○2022-03-08 庚申 (旧暦 如月六日)
 
 
 地味だけど実は凄いニュースかもしれません。
 
 以下、NHKの記事から引用。
 
 日本のほか、アメリカ、イギリス、EU=ヨーロッパ連合の加盟国、それに韓国や台湾など
 
 以上、引用。
 
 とんでもない情報なんですが。
 いや、日本がどうこうなんてことじゃない。元々、日本を友好国扱いしてたことなんて一瞬たりともないし。何かあるたびに領空侵犯してたろ漁船を拿捕してたろ。シンゾーとかムネオとかの阿呆どもは信じてたようだけどな。
 負債を“紙切れ”で返済できる、なんてのも、どのみち踏み倒す気満々だったはずなので、実質的に変わりない。
 
 注目すべきは、台湾を非友好リストに載せた点。
 
 プーとその周辺がどんだけ混乱してるか想像できます。
 露と中は(いちおう)お友だち関係のはず。そのお友だちの意向を無視するどころか怒らせるようなことを公言したわけですからね。
 
 これは中共が黙ってないかもしれませんな。
 露批判の安保理でも「反対」でなく「棄権」を選ぶくらいに微妙なスタンスを取ってた中共ですが。
 あるいは、これで中共の姿勢が変わるかも。
 
 露が気づいて慌ててリストを修正しても、中共は忘れないぞ、たぶん。
 
 
 
 露の負債は“紙切れ”などで受け取らず、プーが失脚あるいは消えて露経済がズタボロになってから、資源で取り立てればいいでしょう。そのときに北方四島と、ついでに樺太も札束で頬を叩いて買い上げたらいいですよ。
 ただし、大金持ちの中共が虎視眈々と狙っているので、先に露のあれこれを買い漁られないよう、日本もタイミングをしっかり見極める必要があると思います。
 
 
 
 核撃ってきたら?
 オラ知らね。
 そんときゃ世界が終わるし。
 
 


 
○2022-03-09 一粒万倍日 (旧暦 如月七日)
 
 
 何かのときには、デジタルよりシンプルなアナログが役に立つ。
 ということですかね。
 
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1393221.html
 
 もちろんSNSでの拡散もそれなりの成果を上げているようですし、例のハッカー集団によるGJも話題になっている。
 けど、ネットは完全に遮断されると、どうしようもない。
 
 それに対してラジオ電波、とりわけアナログ波は遮断できない。
 ジャミングをかけても、アナログだとノイズ混じりでも聴くことができる。
 
 まさに現代の海賊放送、地下放送。
 アナログのインフラを旧式だと見捨てずに、むしろ積極的に残すべきだと、あらためて思います。
 
 


 
○2022-03-10 上弦 (旧暦 如月八日、事納め)
 
 
 またまた失礼クリエイターのご高説ですな。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/598c3fd9f1111818de0212563585676d6c951acc

 
 阿呆らし。
 何が「育ちがいい」なんだか。
 つかさ。
 そもそも「育ちがいい」人の住む高級住宅とかならオートロックじゃね?(藁
 
 こんなんよりもさ。
 
 絶対に後ろ手では扉を閉めない。
 
 を心がけるほうが大切だと思います。
 忙しい職場などでもありますし、ただただ騒がしいだけの(笑)教室などでもよくあることですが。後ろ手は駄目、やめるべき。
 マナー云々でなく、安全のためなんですよね。
 後ろ手で閉めると、タイミングによっては後続者を扉で挟みますから。自宅だと幼児やワンニャンを挟むかもしれない。
 だから、扉を閉める際には必ず扉に向き直ってゆっくり閉じていき、少し(10cm くらい?)のところで一旦止めて、そこから静かに閉じきる。結果として「バタン」とか「ピシャリ」とか閉じることがなくなる。車だと半ドアになっちまうから出来ませんが(いや、ガキの頃に指を挟まれたことがあるだよ)。
 思えば、ドラマや映画などで高級料亭とかの女将などが、そうしてますよね。襖の開け閉め。
 
 繰り返しますが、個人的にはこれはマナーではない。
 安全対策として重要だと思います。
 
 


 
○2022-03-11 八專終わり (旧暦 如月九日)
 
 
 十一年。
 
「早いな」と軽く言うのも失礼にあたるのかな。
 
 阪神淡路もですが、日本社会があの厳しい教訓を今ちゃんと生かしているとまでは思えないのですよね。
 
 


 
○2022-03-11 百鬼夜行
 
 
 ユnクrも独逸銀行も、結局やるめんならハナから、やめとけばよかったのに。
 やめない宣言して世論に叩かれて、それでやめたらマイナスP上乗せですぜ。
 
 いっそのこと「カネさえ持ってれば鬼だろうと悪魔だろうとお客様だ」と開き直ればいいものを。
 ツッパリ通せないなんて、格好悪すぎです(魔笑)。
 
 


 
○2022-03-12 甲子、不成就日、東大寺二月堂お水取り (旧暦 如月十日)
 
 
 厳格と思える道交法なのに、ときとして頓珍漢だったりするのですよね。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2203/12/news019.html
 
 警察庁の言い分が、まったく理解できません。屁理屈にすらなっていません。
 私の頭が悪いんですかね?
 
 カートの扱いもですが、ザルじゃね?
 一方で、軽や登録車の外寸が少しでも越えてると車検通らないし、その気になれば検問とかでイチャモンつけ放題。
 
 なのに玩具みたいなブツが無問題って……。
 
 出前サービスの自転車や原付の乱暴運転だけでなく、こんな玩具珍走団まで警戒しなくてはならないなんて。
 このままだと、日本の道路は危険が過ぎるということになりますよ、歩道も含めて。ああ怖い怖い。
 
 とりあえずオイラは路上のカートとキックボードは「悪そのもの」と解釈します。
「中には良い人もいる」なんて甘い考えは断じていたしません。そもそも良識ある人は、あんな玩具で公道を走りませんから。
 
 反論は認めないんで。
 
 


 
○2022-03-13 (旧暦 如月十一日、田打ち)
 
 
『蜘蛛子さん』のコミカライズを無料公開されてる間にコツコツと読み続けてますが。
 先日の更新で一気に面白くなってきましたね。
 なるほど。並列意思たちがそう来たか(魔王と融合した元体担当は別だから、主犯は魔法担当1号2号だね)。
 しかも、蜘蛛子さん側には、かつての難敵だったパペット(魔改造仕様♪)たち。
 こういう構図の入れ替わりは楽しいですよね。
 あー続きを早く読みたいっス。
 これなら、やっぱアニメ二期が欲しいところですな。
 
 てゆーか。
 これで、ギュリギュリ魔王軍参加の理由が判った気がする。
 蜘蛛子さんが無自覚に災厄の原因にならないよう、すぐ側で監視・予防するためだな。

 


 
○2022-03-14 三隣亡、一粒万倍日 (旧暦 如月十二日)
 
 
 ライブがイビルに勝ってホーリーライブへと進化。
 これってまさしく、ホーリー・ガーディアン(守護天使)との対話に成功した、ということでしょう。外見も命名も、それに倣っている。カゲロウも悪ぶってるわりに、大二を強くするために動いてた感じで。
『ウィザード』における、ファントムに喰われなかった者だけが魔法使いになる、というアレと同じです。
 あれよりも『リバイス』は具体的に判りやすく描いたということですね。
 
 パパさんも、ぶーさんも、かつての政府機関にいて、そこでは悪魔兵器の開発が行われていた。
 で、非道な組織からパパさんたちは脱走。それを手助けしたのが狩崎パパ。
 意外だったのは、記憶を失ったパパさんと違い、ママさんはすべて知っていた、ということ。判ってて、平和な五十嵐家を取り仕切っていた。母は強し!
 
 機関が分裂した結果がデッドマンズ(ギフ)でありフェニックス(長官)でありウイークエンド(狩崎パパ)であり、しあわせ湯(パパさん)。
 元は一つだったのか。
 
 さくらとアギレラ様のやりとりも、これで決着がつきそうですね。
 アギレラ様が自分の本心、本当の目的に気づく。そう、ちゃんと誘導するさくらが、なかなかに頭使ってて、ただの脳筋じゃないんだと。
 
 ベイルが帰ってきて強化デモンズが使えてウキウキ御機嫌のオルテカですが。
 直後にホーリーライブにボコられる仕打ち。やっぱ噛ませ犬だわオルテカ。
 
 


 
○2022-03-16 社日 (旧暦 如月十四日)
 
 
 愛知でも揺れましたよ。
 気持ちの悪い、うねりのような揺れかたでした。
 
 これも十一年前の余震なんでしょうか。
 
 大事に至らぬことを祈ります。
 
 


 
○2022-03-17 己巳 (旧暦 如月十五日、涅槃会)
 
 
 『まおーえる! 1』
 『まおーえる! 1』
  闇儀式カルト/ブリーゼコミックス

 
 言ってしまえば今流行りの「転生モノ」ですが。
 そうですね。転生モノと人格入れ替わりモノを足して二で割った。って感じ。つか、そのもの。
 社畜OLさんと魔王様が入れ替わって、それぞれドタバタを展開するギャグ。お二人の活躍(?)を並行して描いてます。
 魔王の体に宿ったOLさんのほうは、まあそれなり。魔王の側近がドMイケメンとか、勇者がゲス野郎という舞台設定も、まあそれなり。
 面白いのはOLさんに宿った魔王様のポジティヴさですね。現代日本を「冥界」と解釈、社畜たちの勤労を「前世の罪を贖っておる」と誤解……いや正解かそれ(笑)。HPゴリゴリ削られる「実に不快な転移装置」(=通勤電車)を「どうにかしてやる」と考えるのも、いたく真っ当な思考回路で。
「贖罪の牢獄」における「底辺からの再起」を「乙ではないか」と燃える魔王様を、マウント後輩も色目上司もセクハラ上司もアルハラ上司もクレーマー顧客もモラハラ取引先も誰も止めることはできません。気弱な先輩にマウント取ってた後輩ギャルが一転、ツッコミ役の常識人になったのは笑えます。
 OLとなった魔王様の姿勢には学ぶべき処も多いと感じました♪
 ……頭脳の 100%開放はともかくね。いや、あれって火事場の馬鹿力を常時発動してるようなものだから、すぐにガタがくるぞフツー。(;^_^A
 
 


 
○2022-03-18 望、彼岸入り、大犯土 (旧暦 如月十六日、二の午)
 
 
 『1日外出録ハンチョウ 13』
 『1日外出録ハンチョウ 13』
  福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC

 
 怪談におけるオチの必要性については、知性派の大槻&小田切と体力派の板井&岩田とで意見が分かれたのは面白いですね。
 オチを付けない謂わば投げっぱなしジャーマンな怪談と言えば、アニメ『怪談レストラン』を思い出します。決してオチが無いわけではないのですが、あるような無いような微妙な匙加減で毎回を締めていましたよね。だから、より怖かった。監修が松谷みよ子さんでしたから、さもありなんです。
 
 煮干し定食は、むしろ地下給食のデフォだろ。
 これで、いつカイジが落ちてきても大丈夫(笑)。
 
 飯の供は、昔々『美味しんぼ』でもやってましたな。
 日本人にとって永遠のテーマかと。
 
「昔は電車でタバコが吸えた」や「マンガ家の住所が雑誌に載っていた」は、まさしく“あるある”。
 他にも、趣味系の雑誌に文通相手を募集するコーナーがあって個々人の住所氏名が掲載されていた、なんてのもね。つか、読者コーナーへの投稿掲載に投稿者の住所氏名も載ってたよな。
 走る電車の窓を開けて身を乗り出す、なんて映画のシーンみたいのも、昔は本当にできたからね。あぶねーよな。
 
「教え魔おじさん」は、ただただウザいだけ。無自覚にやってるかもな人は気をつけましょう。
 無論、「過干渉おばさん」も同罪だから。
 
 空いた時間をダラダラ過ごす。
 ああ、これって『ハンチョウ』の基本やん。原点回帰やん。
 
 屋台のおでん。
 これも“昔あるある”ですが、昔は路上の商売が五月蠅く言われなかったってのが、ありますよね。だから駅周辺の歩道が日没後はゴチャゴチャしていて歩き辛いし汚いし物騒だし。何なら、使わない昼間も、線路沿いにシート被せた屋台がズラリ“路駐”してたし。
 それで成り立っていた昭和って、冷静に考えると野蛮な時代だったのかもしれん。
 いや、路上屋台でも適度にあるならいいんだけど、一つ許可すると後続が山のように続いて収拾つかなくなるんだよなあ。昭和初期くらいまで遡るとバランス取れてるんだろうけど。
 
 婚活については女将の意見が正解だと思います。結婚って、後からついてくる結果なんじゃないかと。
 個人の権利が蔑ろにされていた戦前までなら、見合いだの親が決めただので丸く収まっていたでしょうが。今では、結婚前提での出会いってのは、最初っから歪みを内包しているように思えるのですよね。
 いえ、恋愛結婚>婚活結婚、なんて優劣があるとは言いませんが。
 でもさー。「結婚は契約だ」とかの考えでドライに割り切った夫婦って、どこか仮面夫婦な感じがしてねぇ。
 とにかく木村さんに幸あれ。
 
 


 
○2022-03-19 (旧暦 如月十七日)
 
 
 『たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集』
 『たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集』
  赤井さしみ/ハルタコミックス

 
 帯にもあるとおり「ショートショート」の短編集です。一話一話が本当に短い。
 ほぼほぼ作者の感性だけで進めてますね。センスのある人は、これができるから羨ましい。
 絵柄も馴染みやすいですし、オチも柔らかながら切れ味あって、好みの作品です。
 ただなあ……全144頁で¥1,300(税別)ってのがなぁ。ハードカバーでなおかつ頁ごとに紙質を変えているという手間暇が価格に反映されるのは理解できます。でも、そこまでやるほどの作品集かな? と疑問に思うわけなのです。
 私なら、という生意気な仮定ですが。芸術家思考で行くのなら。ハードカバーにせず、もっとサイズのでっかい版にしてカラー頁の色合いと細密さに拘るほうが、よかったんじゃないかな。まあ、それやると本屋の本棚で冷遇されるのが見えてますが(汗)。でも、この本は書店を探し歩いてもちぃとも見つからず(田舎限定だけどな……)、けっきょくポチったのですから、もっとデカくしても無問題な気もします。はい。
 
 


 
○2022-03-20 不成就日 (旧暦 如月十八日)
 
 
 『世界で一番美しいマンダラ図鑑』
 『世界で一番美しいマンダラ図鑑』
  正木晃/エクスナレッジ

 
「世界で一番」かどうかは知りませんが、綺麗な内容だと思います。いろいろな曼荼羅をカラーで見られるのは楽しいですね。
 空海が日本に持ち帰った両部曼荼羅を始めとして。
 極楽浄土を描いた所謂、浄土曼荼羅。
 山岳信仰で敬われる、山々を描いたものや鳥瞰図など。
 さらには日蓮の大曼荼羅まで。
 そして、チベットなど外国の曼荼羅。
 行き着くところは、とにかく曼荼羅っぽいのはステンドグラスでも建物でも何でもかんでも曼荼羅と言いきってます(笑)。
 すべてカラーなのは本当にありがたいですね。これがモノクロだと興醒めしますから。
 残念だったのは山岳信仰の曼荼羅が少なかったこと。特に、数種類ある天河辨財天曼荼羅が一つも掲載されていないのは、どーゆーこっちゃ? 富士曼荼羅も無いし……。できることなら、これらを補完した続巻を出していただきたいです。
 
 


 
○2022-03-21 春分、彼岸中日、一粒万倍日 (旧暦 如月十九日)
 
 
 悪魔絡みで仮初めの家族かと思ってたら本当の家族だった五十嵐家。
 しあわせ湯は本気で好きだったが、偽物の家族を演じてきた赤の他人同士な牛島家。
 両家とも隠し事と嘘なんだけど、全然違うものですね。
 
 ママさんの様子から、狩崎パパは本物のようで。
 牛島家とのやりとりも含めて、狩崎パパご一行様に含むところはなさそうですね……いちおうは。
 とは言えスタンガンなあ。バイスの暴走を考えたら妥当な処置ではあるんだけど、印象悪いんだよなあ。しかもスタンガンの扱いが手慣れてる感じなのが胡散臭さを増幅してて。
 ウイークエンドにも、もう一つ裏があるかもな。狩崎パパすら騙されてる、みたいな裏が。
 
 フェニックス職員を喰らいまくった挙げ句に脱走したギフは、そのまま外でも人々を暴食。ニチアサなので軽く流してるけど、実はかなりホラーなシーンなんだよな。
 ギフスタンプで人々が生け贄になるのもホラーだし。悪魔を扱う作品だから、そこは譲れない……ですよね。
 
 さくらが前回、アギレラ様に言っていたのは実は自分に向けた言葉だった。
 アギレラ様は、いまだギフへの未練を残している。
 オルテカは天才児だったことで、かえって拗らせた。
 みーんな悩んで大きくなった。と。
 
 熱血カリちゃんが空っぽになったデモンズドライバーを持ってったけど、まさか変身する?
 
 


 
○2022-03-22 (旧暦 如月廿日)
 
 
 このキット、どこで売ってますか?
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/c11081396518c4a2493cf12a100fe515624c1992

 
 デザインが洒落てて良いなこれ。
 教材だろうから一般の販売ルートには、ないのかな。
 
 それはともかく。
 やはりアナログ&アナクロのインフラは大切だと再認識します。
 
 さらに言うなら、無電源でも聴ける中波が、いざとなると強い。
 ゲルマなどの無電源ラジオは持ち歩きには適しませんが(長いアンテナが必要だから)、自宅に設置しておくのは損ではないと思います。
 少し奢って、太長いフェライト・バーにリッツ線を巻く。バリコンもポリではなくエア・バリコンを使う。それを洒落たケースに入れてインテリアみたく据えておく。繋ぐアンテナは木造なら天井の隅をぐるりと廻す、鉄筋なら外に張るなり垂らすなりしたのを使うときのみ窓を開けて接続する(アンテナでなくアースを長く垂らすほうが実は効果が高いケースも)。大きめのループ・アンテナも利得が高いですが、さすがに置き場所に困るかな(汗)。
 
 で、持ち歩きには手回し発電ラジオ。
 これで完璧に近づくでしょ。
 
 


 
○2022-03-23 (旧暦 如月廿一日)
 
 
 最近のオイラが、この心境ですわ。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2203/20/news050.html
 
 本当にそう。
 倹約も大切だけど、何のための倹約かを見逃すと意味が無い。まして、倹約そのものが目的になると本末転倒。
 
 人間、生きてるうちが華ヨロシ。
 死んだら旨いモン喰えなくなるアル。
 (@張々湖大人)
 
 言うまでもなく、ノー・ブレーキで突き進むのもバツ。
 適度なバランス感覚が大事ってことでしょうね。
 
 というわけで今日も今日とてネット通販をウロウロするのでありました。
 物欲万歳。(違っ
 
 


 
○2022-03-23 百鬼夜行
 
 
 あの巨大鬼は鬼ちゃんとおな中だけどワルだったから退治して無問題。
 
 納得しますた。
 
 


 
○2022-03-24 彼岸明け (旧暦 如月廿二日)
 
 
 自衛隊で拳銃の暴発?
 ありえなくね?
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/021cbf56cf62e62cd3445d0f2dc287e9d2c94b64

 
 って思ったら「9mm機関けん銃」とのこと。
 つまり、マシン・ピストルの暴発事故なのですね。それならまあ納得かな。
 つか、見出しで省略すなっ!
 
 いや実は恥ずかしながら自衛隊の「機関けん銃」を知りませんで。
 調べたところ(Web って便利♪)、mini UZI のコピー品のようですね。そりゃ暴発もするわ。
 ご存じのとおり、ウジはオープン・ボルト式。つまり、第二次大戦で大暴れしたトンプソンやシュマイザー、そして戦後の北米で人気だったイングラムなどと同じ、ぶっちゃけ旧態依然の構造です。安全面でも保守面でも問題多すぎる。
 
 んー。文だけで説明って難しいのですが。
 ルパンや銭形などが使っている普通の自動拳銃は、エジェクション・ポートつまり排莢口(発射後の空薬莢を吐き出すところ)が閉じた状態から、射撃のプロセスがスタートします。閉じてる→撃つ→開いて排莢→閉じる→撃つ→開いて排莢……の繰り返し。で、閉じた状態で握って周囲を警戒したりする。
 オープン・ボルトってのは逆に射撃プロセスが、排莢口が開いた状態をスタート地点にしてるんですよね。ほら、映画やアニメで、普通の自動拳銃で全弾撃ち尽くすとスライドやボルトが後退位置で止まってるでしょ。オープン・ボルト式ってのは、あの状態からスタートするんです。つまり、あの開いた状態から引き金を引くとガシャンと前進して弾倉の先頭弾を引っかけて持っていき持ってったついでで撃発が起こる。
 自動拳銃でそれやったのは日野式くらいなものですが。これがセミでなくフルオートとなると、けっこう多い。トンプソン、シュマイザー、グリスガン、ステン、百式機関短銃、ウジ、イングラム……等々。
 なんで多いかと言えば、構造がシンプルだから。製造におけるコストと手間を重視した結果ですね。その反面、実戦では開放状態で持ち歩くので異物が入りやすいという欠点が。しかもセフティが単純な物だから、暴発リスクも他の銃器に比べて高い。素人考えですが、過酷環境(砂漠とか密林とか)では使うのきついと思うのです。
 マウザーM712 、ベレッタ93R 、スチェッキンAPS などのフル⇔セミ切り替え式拳銃は、クローズド・ボルト式ですし。マシン・ピストルでも、旧チェコ・スロバキアのスコーピオンがクローズド式です。もちろん自動小銃全般では、こちらの方式がデフォ。コストは高いですが、これらのほうが携行するに安全でしょ。
 イスラエルや旧共産圏はともかく、なんで自衛隊がこんな旧方式を採用したのか理解できません。
 
 最初に、自衛隊で拳銃の暴発はありえない、と申しました。
 うん。ありえません。「暴発」はね。
 自衛隊の現行拳銃は「9mm拳銃」で、これは SIG/SAUER の P220 を日本国内でライセンス生産した合法コピー品です。なので、暴発はありえません。
 P220 には手動セフティが無いんです。その構造で安全性能を実現、引き金を指で引かない限り撃発しないのです。よって「暴発」は起こらない。起こるのは「誤射」です。つまりは出来の良い銃ということですよ。グロック17 やベレッタ 92F にしなくて大正解だと思います。
 ただなあ、なんで P220 をベースにしたのかが判らん。
 当時、P220 には P226 という改良型があって、220 は弾倉がシングル・カアラム、226 はダブル・カアラム。つまり装填数に倍近い差があります。そもそも自衛隊がガバから 9mm拳銃に変更した理由が、米軍がガバから M9(ベレッタ92F)に変更したことに併せるためです。自衛隊は戦略上の理由で、米軍や NATO と拳銃弾&小銃弾を統一してますからね。だから機種変するしかなかった。
 なら、火力を考えて M9 同様にダブル・カアラムにすべきだったのに、なぜかシングルの 220 ……。あるいは日本人の体型を考えてダブルのグリップでは握り辛いと考えたのかもしれませんが(警察のニューナンブM60 やサクラが、まさにその発想での設計)。でも、モデルガンでの感触ではありますが、P226 って、例えば M59 ほど太くないですからねぇ。問題ないんじゃないのかなぁ。
(あくまでも妖之佑の主観で、なおかつモデルガンでの感覚ですが。P226 とハイパワーが握りやすさで同着一位、少し下がってグロック、かなり下がって M9 、そして越えられない壁の向こうでウロウロしてるのが M59 です。ちなみに、P38 はシングル・カアラムの中ではオートマグの次に握り辛い感じです。そして回転式のコンバット・マグナムやパイソンは、P38 より握り辛いです。M29 ? 訊くなっ)
 拳銃も機関けん銃も、その選択は平和ボケ国家の象徴なのかもしれません。
 と思ってしまいました。
 
 記事の事故については、「銃器を手にしたら、とにかく最初に装填の有無を確認する」という基本中の基本を怠った本人に弁解の余地はゼロです。
 ただただ猛省していただきたい。
 
 そのうえで、です。
 そもそも軍隊(あえて、こう呼びますね)における拳銃の重要性って低いのですよ。
 ほぼ唯一の携行火器が拳銃である警察官と違って、兵隊さんは拳銃以外にも機関銃だの小銃だの重機だのランチャーだの大砲だのと使う火器が多種多様です。しかも戦略的にも拳銃を組み込んだ作戦なんて特殊部隊くらいでしょう。たいていの部署では拳銃の役割は念のためのバックアップです。よって訓練もそれなりで、拳銃に割く時間があるなら他の訓練を優先。となるのが道理です。
 北米でも、警官に比べて軍人は拳銃の扱いが上手くない、とされてますよね。まあ、北米で特殊部隊の次に上手いのはコアな射撃マニアでしょうが(笑)。
 だからこそ、軍装品としての拳銃の機種選択は重要なのですよ。素人でも安全に使えるくらいの代物でないと部隊内で事故って、それが最悪、敗北に繋がりかねないから。
 機関けん銃は大型拳銃並みのコンパクトさなのですから、携行における心得も拳銃並みであるべきです。なら機関けん銃の選択も上は、きちんとすべきでした。
 
 最前線の自衛隊員のかたがたには、いつもお疲れ様です。と謝意を表明したいです。
 問題なのは前線に出ないで書類にハンコ押すだけの威張った連中だね。
 
 


 
○2022-03-25 下弦 (旧暦 如月廿三日)
 
 
 ありえへん仮定。
 
 もしも妖之佑が親になったら。
 自分の子供に絶対強制すること。
 
※ 挨拶
 無意識に自然にできるようにしたほうが後々のためにもなる。
 ありがとう、ごめんなさい、いただきます、ごちそうさま……なども含む。
 
※ 交通ルールの厳守
 言わずもがな。
 
※ 受身の習得
 柔道でも合気道でも古武道でもレスリングでも、とにかく受身だけ。技は不要。
 徹底的に体に憶え込ませて、転んだら反射的に受身を取れるようにする。
 つか、これって小学校の体育で必須にしてや。
 
※ 柔軟な身体作り
 大相撲や雑技団でやる股割りのような過酷なのは求めないけど、とにかく体が固いと怪我が多くなるから。
 これも体育に取り入れてえや。
 
※ 何か一つ楽器の習得
 高校あたりで急に音楽に目覚めても遅い。と思う。
 
※ 基礎英会話の習得
 世界共通語の読み書きは必須。通じればいいので、文法無視でOK。
 お受験用英語は学校の授業で習えばいい。
 
※ 薄い味付けをデフォに
 三つ子の魂百まで。早くから濃い口に慣れちまうと中年以降の病気リスクがね。
 
※ 正しい歯磨き
 磨かないままだと気持ち悪くて我慢できない。
 というレベルにまで徹底育成するのがミソ♪
 
※ ピロリ菌の検査と駆除
 本来は国をあげてすべき。健康時での検査費も健保適用にすべし。そう思う。
 
※ 家事全般の基本だけ習得
 高度なテクは一切不要。
 もしものとき飯も炊けないパンツも洗えないゴミ出しの曜日も知らないでは困る。
 
 


 
○2022-03-26 天赦、小犯土、三隣亡、一粒万倍日 (旧暦 如月廿四日)
 
 
 楽しい話題ですね。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/c92abd5d7fbedb168a1432f6dab2881526edf219

 
 ディジェがアムロ機としては違和感という意見は理解できなくもないです。
 けど、そもそもカラバはアムロにとって“仮住まい”みたいな所ですし。アムロが脇役でいる間は、むしろディジェでよかったんじゃないかと。
 
 アムロ搭乗で印象的なのは、ランバ・ラルに「手強そうだ」と言わしめたうえにコズン機をフルボッコしたガンキャノン、そして飛べるアッシマーを飛べないのに落としたリック・ディアス。この二つが、アムロの底力を証明した双璧だと思います。キャノンなんてライフル持たずに出撃でしたからね。
 と同時に、記事の趣旨とはズレますが、ディアス乗り逃げのビダン大尉を追撃したクアトロ大尉搭乗のマークII三号機も格好良かったです。
 
 
 余談。
 マークII と、あとハイザックも、旧作MSの見事なリデザだと思います。
 ディアスはドムから変わりすぎてて、ちょっと違うかな。『Z』で一番好きなMSなんですけどね、ディアス。
 
 


 
○2022-03-27 (旧暦 如月廿五日)
 
 
 いかん、噴く。
 PVだからって、姫殿下に何させてんだよ!
 
https://news.yahoo.co.jp/articles
/2bf2a2f9d9dbb7f267c793131ae24456ed06a3ce

 
 イケボ声優さんのコント芝居そのものは珍しくないんですけどね。やる側の立場を想像すると、ギャップ萌え効果を狙えて美味しいわけですし。そもそも役者という人種は笑い大好きだと思われますし♪
 でも、この人の場合は超貴重。TV版『うる星』の数話と劇場版『めぞん』でしか記憶がないです(ただし『めぞん』はコントまで行かず大袈裟にデフォルメ効かせた芝居というレベルでしたが。何せ人形劇のシーンだもんな)。
 
 


 
○2022-03-28 不成就日 (旧暦 如月廿六日)
 
 
 大二に続いて、今度は一輝が悪魔との正しい対話を成功させた。
 そーゆー回でしたね。
 それにしても一輝の心象世界がカオスすぎて……笑える中にちゃんと闇への誘いもあって怖い。
 でもって、新フォームのスタンプは風車でポーズは新1号のそれ♪
 
 カリちゃんはデモンズに変身して大活躍。ちなみに変身ポーズはクウガ。
 短時間ではあるものの、ヒロミっちやオルテカよりも巧みに力を発揮してましたな。
 さすが「鍛えて」おられる。つか、その「鍛えてるんでね」のポーズが、やっぱりまんまヒビキさんの「鍛えてますから」じゃん。
 いやーでもさー、この場にヒロミっちがいなくてよかったと思うよ。カリちゃんの闘いぶり見たら絶対に落ち込むからヒロミっち。
 
 用済みのオルテカを予定どおり喰らったギフ。
 なぜアギレラ様はビンタだけで済んだんだろ? あの状況だと喰われるのがフツーなんですが。
 単にアギレラ様の出番がまだあるから、という演出上の理由だけでないと思いたい。
 
 とうとうパパさんは完全に記憶を取り戻しましたか。
 ベイルが憑依したパパさんの表情。
 記憶を取り戻したパパさんの語り。
 そして脳天気なパパさんの日常。
 全部が別人で感嘆しました。俳優ってすげえな。
 
 カリちゃんとダディの再会は、上手くいかなかったようで。
 カリちゃんのわだかまりが解けるといいのですが。
 
 で。
 しあわせ湯を守る一輝。
 ウイークエンドに加入した、さくら。
 フェニックス残留の大二。
 五十嵐三兄弟は三つの立ち位置に別れました。とは言え決別とは違うので、今のところは安心してますが。
 でもなあ。
 黒幕確定の長官だけでなく、牛島パパも何か隠してると思うんですよねぇ。この二人の動向がキーになることは、たぶんまちがいない。
 
 ってところで次回はまたお遊び回の模様。
 でも、お遊びでも爆弾投げ込むから『リバイス』は油断なりませぬ。
 
 


 
○2022-03-29 (旧暦 如月廿七日)
 
 
 単なる思いつきですが。
 
 まったく宗派にこだわらないフリーダムな佛壇をとお考えの人は。
 日本以外の亜細亜(印度、尼波羅、泰国、西蔵などなど)のアイテムで揃える選択肢もありますよね(※ 外国様式の祭壇を整えるという意味ではない)。
 
 佛像または佛画や曼荼羅
 卓上型のマニ車(ソーラ式もあるぞ)
 シンギング・ボウル(おりんと違い、縁を擦って倍音を出すヤツ)
 お洒落なキャンドル・スタンド
 お洒落な香炉
 
 頭の中で想像してるけど、なかなか良さげな感じにまとまりそうで。
 
 


 
○2022-03-30 (旧暦 如月廿八日、三の午)
 
 
 四月から『月曜から夜ふかし』が 22時に移動するそうですな。
 
 相も変わらずTV局の偉い人は何も判っていない。
『夜ふかし』の人気は深夜枠だからこそ、という重要な点を判っていない。
 いや出せるか? 22時台になって、それでも珍宝館館長さんや“業界”の人たちを、ウ*コやゲrが道に溢れる街の赤裸々な様子を。
 無理だんべ。
 となれば気(毒)の抜けた番組に変わっちまうだろうな。
 
 そもそも、22時台なんて、まだまだ夜はこれからな時間帯。
 どう考えても「夜更かし」になんてなりゃせんわ。
 
 超絶面白い長寿番組が、阿呆な移動で一気にクソつまんなくなって寿命を迎える。
 なんてことは過去に実例があるある。
『夜ふかし』も、そんな魔の手に捕まってしまったのか……。
 
 


 
○2022-03-31 (旧暦 如月廿九日)
 
 
 『日本のしきたりがまるごとわかる本』
 『日本のしきたりがまるごとわかる本』
  晋遊舎ムック

 
 妖之佑が長年に渡って(笑)様々な書籍などから集めて大学ノートや頭の中にまとめあげてきたのと同じ……いえ、それを遙かに上回る情報が、このムック一冊だけであっさり読めます。今までのあれこれは何だったん。(;^_^A
 この本がもっと早く出ていたら、と思うけど。まあ、自力で無手勝流で情報集めしたことは経験値に反映してるやろ。と自分で自分を慰める。
 
「しきたり」とありますが、むしろ民間信仰を含んだ「風物詩」かなとも思います。要は季節季節の行事を暦に沿って紹介・解説している。
 楽しいのは、暦に沿って各地のお祭りも紹介されているところ。
 こーゆー編集センスを持った所があったんだな。と感心しきりです。
 
 もちろんヘソ曲がりの妖之佑。諸手を挙げて賞賛などはいたしません。
 細かな箇所で反論したいところも多々ある。
 とは言っても極一部ですけどね。九割越えで素晴らしい内容です。
 
 あとは……ビジネスマナーまで収録しているのは、かなり違和感。
 特に、車の席順やエレベータでの立ち位置。これらって「日本のしきたり」じゃないですよね。
 エレベータの立ち位置は明らかに車の席順に倣ってる。で、車の席順は、自動車そのものが欧米文化なので、つまりは異国のしきたり。そしてそのルーツは、まちがいなく貴族の乗る高級馬車です。
 
 も一つ言うと、誰でも戸惑う葬礼での作法。
 これって宗教宗派だけでなく地域差もかなりあるので、一括で一般論で解説していいものじゃないですよ。
 焼香や献花などは、自分の知ってることと違っても、前の人の真似すれば無難にすませられますがね。
 現場で気づいて焦っても修正できないのが、持参するお見舞い金です。「香典」や「花代」などなど表書きを宗派ごとに変えねばならないのはもちろん、水引がマジで地域ごとの違いがあるので、「本に書いてあった」では済まされません。このあたりは、この本の性質上、蛇足な情報かな、と。
 この手の情報は別の本にまとめるべきでしょう、「冠婚葬祭のしきたり」みたく。それで、宗派ごと地域ごとの違いをきちんと載せるのがよろし。
 
 文句も言いましたが。
 八百円(税別)という価格は、かなりお得だと思います。
 これ読み返して勉強しなおそうかな。
 
 

2月へ 4月へ
庭に出る

 
壁紙 by 「風と樹と空とフリー素材」