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冒頭。
緊迫したブリッジの様子からの、連邦宇宙艦 U.S.S.エンタープライズDが大爆発するシーン。
暗転。
ライカー副長、Dr.クラッシャー、データ少佐、ウォーフ中尉がカードを楽しんでいる(この四名は階級を越えてのカード友だち)。
ドクターは副長のハッタリを“判っていた”気がしていたのでチップ上乗せを続けて大勝利。
ドクターが医務室から呼び出され、ゲームはお開き。
ラ=フォージ少佐の体調不良を診察するドクター。
その夜、ドクターは自室で不思議な物音を聞くが、音源不明。
翌日、緊急事態となり結局、エンタープライズは大爆発。
暗転。
四名がカードを楽しむ。
副長はドクターに“見抜かれている”気がしたので、ハッタリをやめて早々に降参。
ドクターが医務室に呼び出される。
診察中にドクターとラ=フォージは既視感を覚える。
ドクターは自室で不思議な物音を聞くが、原因不明。ピカード艦長の自室を訪れ、個人的に相談。
翌日、緊急事態となり結局、エンタープライズは大爆発。
暗転。
四名のカード・シーン。
ウォーフが既視感に襲われる。
ドクターが、配られるカードをすべて予言的中。確率的にありえない出来事にデータは異常を確信する。
ドクターは艦内通話で医務室に確認。とほぼ同時に体調不良のラ=フォージが医務室を訪れる。
医務室にて艦長を交えての相談。ラ=フォージの体調不良はヴァイザー(ラ=フォージは視覚障害者で、ヴァイザーが視覚を担っている)が時空の異常を感知したことによるものと判明。艦長は異常の調査を命ずる。
ドクターは自室での不思議な物音を録音。
意味不明な雑音と思われた物音は解析の結果、エンタープライズのクルーたちの声が幾重にも重なったものと判明。
これにより、エンタープライズがループに入っていることを知る(音声は空間に残存したエコー。同一座標にいるから聞こえる)と同時に、エンタープライズが大事故に至ることも判った。
データは、エコーを利用して“次の”自分たちにメッセージを送ることを提案。
緊急事態となり、エンタープライズが大爆発する寸前に、データはメッセージを送信。
暗転。
四名のカード・シーン。
既視感を覚えたドクターがカードを予言するも、すべて外れる。
配られたカードは「3」ばかりとか同じ数字が三枚ずつ揃っているなど、すべてが「3」絡み。
前と同様の医務室でのやりとり。
調査中、データはコンソールの表示がすべて「3」であることに困惑。
その後、緊急事態となりエンタープライズの危機。
そのさ中、データは「3」が鍵であると気づき、エンタープライズの爆発を回避する。
そして事後の説明シーン。
エンタープライズは、通常空間の十七日半を、ループの中に囚われていた。
だけでなく実はループに絡んだ別の驚愕の事実も……。