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○2019-10-01 (旧暦 長月三日)
お盆前あたりに咲いた花。
名前は知らん。
えらく茎が長く背が高いので強風が心配だった。
ちなみに今でも蕾が出てきてる。咲くかどうかは判らんけど。
○2019-10-05 亥の子餅 (旧暦 長月七日)
はあ?
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1910/05/news014.html
と思ったら、ああ何だ、店内で流す用のヤツか。
にしては声優陣や主題歌が豪華で。
とりあえずラーメン喰いたい。(ヲイコラ
○2019-10-06 上弦 (旧暦 長月八日)
前期、シーズン7の最終話が中華だった記憶が……。
いいですよね中華料理。
五郎さん節、全開で安心しました。
第一話で、いきなり八嶋さんに郁恵さんにハマの大魔神まで。
奢るなあ(笑)。
よくよく考えたら、あれだけ中華料理店が立ち並んでて、それぞれやっていけてるというのが脅威ですよ横浜中華街。
さしもの五郎さんでも焦点合わせられず迷うの当然です。
ただ、丸鶏はなぁ。
どのシーズンだったか、鉄板中華の店で出てた、骨まで食べられる蒸し鶏。あれには敵わんだろ。と、骨をチマチマ除いてる五郎さんを見てて思ってしまうのです。
まあ、あっちが反則級に手間暇かけてるってことでしょうが。(;^_^A
○2019-10-07 (旧暦 長月九日、重陽)
失った身内をロボットで再現。古典的SFから連綿と伝わるお話ですね。ヒューマギアが精巧すぎるゆえ、法律で禁止するのは当然でしょう。これ、声優だからバレたけど、家の中だけで使ってたら大丈夫だよね。隠れてやってる人、多そうだよね。身内じゃなくて、片想いの相手に似せたヒューマギアを……っていう不届き者もいそうで。うーん、怖いな。
性別どころか人間以外の声もって、声優ヒューマギア、便利すぎるだろ。
真面目な話、警備員とか宅配便ドライバーなどと違い、声優という特殊技能の領域にアンドロイドが進出しようとしたら、声優さんの組合が猛反発必至ですよ。「私たちの仕事を盗るな!」と。
古い話ですが、映画『バットマン』シリーズの「フォーエヴァー」だったかな、バットマンが高層ビルから滑空して地上に降り立ち歩きだすCGシーンに、待ったがかかった。飛ぶのや着地は無理だが、立ち上がって歩くのは役者ができる。そこまでもCGにするのは問題ではないか、と。
基本、ロボットにはシンプルな肉体労働や危険な任務を頼むべきで、知的生産活動をさせるのは人間の役割を奪うことであり、人間社会崩壊への第一歩だと思います。先代も「ヒューマギアは人間をサポートするもの」と言ってましたよね。この考えからすると、声優ヒューマギアはサポートを越えて行き過ぎでしょう。このまま行くと、先週の先生んトコ同様に、監督・脚本・演出・原画まで、すべてヒューマギアも夢じゃないですよ。下手すりゃ原作までヒューマギアですよ。怖いですよ。
ちょっと今回のエピソードを観た後では、或人より不破さん寄りの考えになりますね、どうしても。
声優事務所の社長さんに、或人が唐突に身の上話。
そうか。或人の父親は早世した。だからヒューマギアで再現して親代わりにしていた。そういうことか。巷の一部に「或人=特別製ヒューマギア」説がありましたが、これで安心して否定できますね。
特別製と言えば、イズ。あれだけマギアの近くに平気で立っている。あきらかに、ハックされる心配がないという態度です。ということは、やはりイズは特殊なヒューマギアということでしょう。先代の肝いりのようですし。
刃が或人を責めた「さっさと廃棄していれば」というのは、さすがに言いがかりです。ヒューマギアが故人そっくりというのと、マギア化とは何の関連性もないですから。
迅は悪人ではなく「子供」ということですね。まだ善悪の区別がつかない段階。ただ面白いことが好きなだけで、人類滅亡もゲーム感覚なのでしょう。そうだな、『エグゼイド』のパラドや『電王』のリュウタに近いのかな。半年……早けりゃ年明けあたりには仲間になってそうだな、迅。
そんな迅にファルコンのキーを取られちまいましたが、何だろうな全然危機感がない。まーザットに頼めば、すぐに新しいキーが作れるからなー。コアメダルや眼魂を取られたみたく大騒ぎする必要は全然ない。
最終的にスマート・スピーカにした。ってのは良い落とし処ですね。
珍しく、イズによるギャグ解説がなかったなー。
ゴルフ場なんて馬鹿げた物を作る余裕なんて、狭い狭い日本の国土にありゃせんですよ。
泥田坊のときと似たテーマではあるものの、ゴルフ場という時点で語る価値もないほど。工事現場の連中には同情できないね。連中、アマゾンの密林を焼き払ってる低脳どもと同レベルですからな。
とは言え、ゴルフ場云々はブラフに過ぎず。
やっぱり四将を解き放ったのは、ぬらりひょんでしたか。
その野望とやらは案外と判りやすいかも。妖怪たちを手なずけて自身の大軍団を築こうというもの。そのうえで、たぶん人間社会を蹂躙するんでしょうね。
そもそも森林を伐採したのも、ぬらりひょんの差し金なんだが、土転びは単純だから引っかかると。人の良い妖怪は多いだろうから、ぬらりひょん軍団は、じきに巨大化するでしょう。鬼太郎側が少数派になるのも時間の問題か。
公式サイトには「最終章ぬらりひょん編」とありますから、このまま最終回まで行くということですね。復活予定のバックベアード様は、ぬらりひょんとつるむのかな? それとも放置されちまう?
て言うか残り2クールなのかな? 1クールなのかな?
さて。ここは触れておかねば気がすまぬ。
「土転び」という巨大な毛玉が『レイダース/失われた聖櫃』よろしく転がって追いかけてくるなんてェ妖怪は伝承には存在しません。
あれは、水木しげるさんの創作です。そう、氏の悪癖である、伝承にご自身の創作を混ぜてしまった一例です。完全な創作物である『鬼太郎』などでやるのは、まったく問題ありませんが、妖怪解説本でそれをやるのは大問題です。伝承への理解が歪んでしまいますからね。ここだけは、あの世の水木しげるさんに猛省を求めたいところです。
では「土転び」なる名の妖怪はいないのか? となると実は、いるんです。
「土転び」の表記も、まちがいではないそうですが、正確には「槌転び」となります。槌とは藁などを叩く木槌のこと。この槌の形をした何かが坂道を転がってきて通行人を驚かす。いわば「転がりもの」とでも呼ぶべき一族があるのですよ。槌の他にも、いろいろな形のモノが転がってくる。対応策はギリギリまで引きつけて避けるのだそうな。相手は急な方向転換ができないので、かわせばそのまま転がり去っていく。まあ、運が悪いと次々と集団で転がり襲ってくるかもしれませんが……。
ちなみに、槌が転がるのではなく、もっとストレートに槌が襲いかかってくる妖怪もあります。山道を行く者に飛びかかり噛みつくことも。その姿は木槌に似ており、また寸胴な蛇にも見える。その名を「野槌」あるいは「槌の子」と呼ぶそうな。そう、「つちのこ」ね♪
○2019-10-08 寒露、小つち (旧暦 長月十日)
近年は、お値頃価格の市販スピーカに大きめがないんですよね、30cmウーファー級の。
それどころか 20cm級や下手すると 16cm級すらない。あるのは小型ばかり。10cm口径がウーファーだとか、ふざけてね?
デカいのはタンノイとかJBLとかの超高級品だけ。買えるかっての。
日本の住宅事情を考えれば小型化になる必然は理解できます。
が、一方で商品の多様性も欲しいところ。
て言うか、小型スピーカは能率低くしてムリクリ低音を出す構造だから、「余裕のある音」とは程遠いんですよ。そんなんより、ロクハン一発で大きめの箱のほうが、ずっと良い(はず)。
だから人は自作に走るわけですが。
致命的に不器用な妖之佑が木工作などできるはずありません。なめんなよ(笑)。
使っているスピーカに特に不満があるわけではありません。が、如何せん古すぎるのと、あと他のがどんな音を鳴らしてくれるか興味もありまして。
バックロード・ホーンやダンプド・バスレフにも興味津々。大型箱での密閉型も気になります。
不器用さをフォローするなら、後面開放型や、いっそバッフル板という方法もありますけどね。いや、バッフル板方式は作ったことありますよ。ジャンクのユニット使ったけど、案外と良い音でした。
まー、そんなこんなで頭の中でだけは、いろいろと考えてます。
部屋の事情とかで、実際に作るとか買い足すとかはできませんけどね。
でも、いずれはスピーカの追加、してみたいところです。せっかく球のアンプがあるんだから。
で、最初に戻るけど。
メーカーが、お値頃な中型、大型を出してくんないかなー。箱だけでもいいからサー。ユニット等々は自分で組み込むからサー。
お高いのじゃなく、お値頃なヤツをね。
○2019-10-09 (旧暦 長月十一日)
月刊『ムー』2019年11月号 No.468
学研プラス
何と月刊『ムー』が四十周年!
そんなになりますかー。隔月刊の頃の、あの馬鹿デカい版が昨日のように……いや、かつてはファッション誌くらいの大サイズだったんだってば。
なので超久々に買ってみました。
うわー懐かしー。全然、変わっとらんー。あれこれ胡散臭いまんまー(笑)。
一時期、けっこう買いましたからね。UFOの総力記事が組まれた号はチェックしてました。今月号の「ムー民広場」に載っている過去の四コマ、本棚に突っ込んだままの号のヤツですよ♪
その昔、日本でUFOを取り扱う雑誌と言うと『UFOと宇宙』しかありませんでした。
それが映画『トワイライトゾーン』の影響でか、誌名を『トワイライトゾーン』へと変更。名前からのイメージどおり総合オカルト雑誌となったため、UFOについては希薄になり、またオカルト誌としても『ムー』には力及ばず廃刊(て言うか『トワイライトゾーン』はオカルトに対する姿勢が不真面目だったと思うよ)。
他にも、80年代あたりにはオカルト誌がいろいろあったように思いますが、最終的には『ムー』の一人勝ちでしたね。ブレなかったことが幸いしたんでしょうか。出版社が学研というところも大きかったのかな。
例のサリン事件に絡んでは、下手するとTBS並みに叩かれてもおかしくなかったんですが、オカルト誌というサブカル領域だったことが幸いしたんでしょうか、TVのキー局であるTBSほどまでには問題視されずに済んだ。もちろん『ムー』にも反省はしていただかないといけませんけどね(それを言うと中京TVもなんだな)。
そんな『ムー』ですが、UFOの掘り下げについては『UFOと宇宙』のほうが上だと思います(と言うか硬派?)。何せ、『ムー』のUFO記事は並木さんがメインですからね(爆)。
反面、娯楽としては『ムー』の勝ちですね。何せ、UFO記事のメインが(以下同文
最近では三上編集長が、某キバヤシさん並みのネタキャラ化していたりと少々、別の方向に行っている感もなきにしもあらずですが。
これからも『ムー』ならではの我が道を進んでいっていただきたいと思います。
創刊四十周年、おめでとうございます。
○2019-10-10 金刀比羅宮祭 (旧暦 長月十二日)
今月の Windows Update について。
5ch のスレで、一部に 7 向けのロールアップで不具合が発生しているという口コミがあり。
怖くて、どうしようかと思ってたんですよね。
それでも入れないわけにもいかず。
まずはサブのヒトミPPに入れてみるべ。
と思ったものの、そこで思い出した事実。
先月に一部で不具合が報告されていたサービススタックをまだ入れてない。
ほら。例の。
「KB4516655」をMS社推奨に従って先に入れてから、九月の「ロールアップ」か「セキュリティのみ」を入れようとすると入らない。慌てて「KB4516655」を削除しようとしても消せない。復元ポイントまで戻すしかなかった。
という報告ね。これを受けて妖之佑はサービススタックだけ様子見することにしたのですよ。
ただ、十月分でどうなるかは判らない。
5ch でいろいろ言う人たちは、たぶん毎月のパッチを選んで入れる人たち。
とすると、一部での不具合は、サービススタックを入れていないことに関係しているかも?
と、ここまで考えて、まずはヒトミPPで非表示にしてあるサービススタックを再表示させることにしました。
あれ? 無いぞ? 十月分のロールアップと「悪意ある」しか出てこねーぞ? サービススタック、どこ行った?
うーむ。
ひょっとして、九月に一部でサービススタックが敬遠されたのを受けて、MS社が十月のロールアップにサービススタックを混ぜたりして?
とすると、今月の不具合って、サービススタックを他のと一緒くたに入れようとしたことで発生した? 口コミ報告だと更新が全然終わらないとか、フリーズしてるとかなので、そんな感じもするかも。
複数のパッチをまとめて入れると固まったり異様に時間がかかったりするのは、特に .NET 関係で、よくあることです。なので妖之佑はいつも、パッチは可能な限り小分けして入れる主義です。例えば、「ロールアップ」と .NET用「ロールアップ」と「悪意ある」が降ってきた場合、三度に分けて入れるということ(「悪意ある」も念のため再起動します)。サブのヒトミPPはカタログ経由を優先しますから、例えば「セキュリティのみ」と「I.E.の累積的」と .NET用「セキュリティのみ」とをスタンドアローンで入れて、WinUp 経由では「悪意ある」だけを入れる、みたいな感じで。
さて、どうしましょ?
と悩むまでもなく。ヒトミGがメインの現在、ヒトミPPは毒味役でもある。
ので、カタログからサービススタックを落としてきてスタンドアローンで入れて再起動。
それから「セキュリティのみ」と「I.E.の累積的」も、それぞれスタンドアローンからの再起動。
で、とりあえず問題なし。「セキュリティのみ」のインスコで再起動が二回ありましたけどね。
続いて、メインのヒトミGで、これもカタログからのサービススタックをスタンドアローンで入れて再起動。
それから WinUp で降りてきたロールアップを入れる。再起動は一度ですみました。びっくりするくらい、すんなり。
この後も、何事もないと良いのですが…………。
○2019-10-11 十三夜 (旧暦 長月十三日)
最近の尼は殿様商売な印象なんですよねぇ。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1212501.html
勢力拡大しすぎると謙虚さを失うと言うか何と言うか。
現場がブラックという話も出てきてますし。
真相が、どうあれ。
一極集中、一人勝ちはロクな結果を生まないので、通販を利用する際には意識して、あちこち分散して買うようにしようと、あらためて思うのでありました。
○2019-10-12 三隣亡 (旧暦 長月十四日)
「五十個買うから十パー引いて」とは、よくもまー言えたものです。たかが五十個程度で一割引き? 五個をタダにしろ? 冗談は顔だけにしていただきたい。
五郎さんは個人事業者ですから、五パーセント引きでも、きついと思う。それが百五十個で九パーは、相当に譲歩してますよ。
て言うかね。「今後とも長いお付き合いを」の台詞を餌に強引な値引きを計る輩は、本気で「長いお付き合い」なんて絶対しませんよ。「余所でもっと安くしてくれる所があったから」って平気な顔して一方的に縁切りしてきますよ。判断基準が品質でなく価格の数字だけですからね。ほら、品物ロクに見ずに即決してたでしょ? 見栄張りたい男どもなら買うって、はっきり言ってたし。
なので、この手合いに対して無理な値引きをする必要ナッシング。もっと言うと、良品を提供するのも空しい相手です。品物が泣きます。
最悪、ドタキャンしてくるんじゃないかな、あの女。
最初っから値引き重視ではなく、とにかく何か買うときは、あそこでの御指名。というのを何年も何年も続けて。そうしているうちに、お互いに相手の要求がツーカーで判ったり、ときには無理を言ったり無理を引き受けたり、そんな中に「身内相場」と言えるような破格での取り引きも含まれる。それが本当の「長いお付き合い」です。
いえ、妖之佑は経営も商談も未経験です。想像で言ってるだけです。ええ。
それはさておき。
「店を探そう」が無いのは珍しいですね。前に「店を探そう……あった」と、ほとんど歩くことなく目の前の店に入ったことはありますが。あれは巨大なアジフライの店だったっけかな?
ガーリックのタンステーキは想像できる範囲。
それよりも、あれですね、ミートパトラ。あれが手強そうで。味の想像がつかなくて。でも美味しそうで。ミートパトライス、五郎さんならやると思ったし♪
フォン・ド・ボーなのかな、寸胴を見ているシェフがプロっぽいと思ってたら、本物のお店の人でしたね。たまに、このパターンがあるから油断できない(笑)。
「ア・レ」がガチで「あれ」だったとは笑ってしまいます。どんだけ面白い店ですか。
で、「チャーチャー」は何なん?
○2019-10-12 百鬼夜行
狼にこだわったのは平井和正さん。
河童にこだわった……とまではいかないものの河童を主体にした『河童の三平』を描いた水木しげるさん。
『ウルフガイ』が好きで本当は狼にしたかったけどストレートなパクリっぽいからと(個人的な推測ね)、こだわる対象を犬にした高橋留美子さん。
柳生宗矩や源義経など伝説の剣豪は天狗と縁がある。
で。
鬼に縁のある、と言うか、こだわっておられる(と思われる)のが、楠桂さん。
『八神くんの家庭の事情』で有名ですが、鬼を扱った怖い作品がけっこうあり、どれも面白いし奥が深い。
短編集(?)の『鬼魔』が、かなりきます。きついっス。
○2019-10-13 (旧暦 長月十五日)
熱血スポ根教師なヒューマギア。ラーニングさせた元のデータというか資料が、えらく気になる(笑)。
それよりも、暗殺ちゃんが全部持ってったよ。何あのスベりまくりのギャグ。おかげで今回は、或人のギャグが無かったやん。
定規持ちの教師は、何とも昭和なキャラですね。一作品に必ず一人いた、主人公側に対立する、お調子者キャラ。
で、その定規に「受験に失敗したら責任取ってくれるの!?」とクレーマーしてたママが、バスケの試合ではちゃんと熱烈応援してたのに、ほっこり♪
A.I.M.S. のキーがゼロワンと同一規格とは思いもしませんでした。て言うか、マギアのバックルにも入るんだ。
借り物のキーで、ちゃんと衛星からシロクマが降下してくるとか……あー、これで刃の親玉が飛電と繋がっていることは確定ですかね。それにしても目的が見えてこない。かなりヤバげなのは判るんですが。
迅が来る前に、犠牲となるヒューマギアが「あれ?」みたくするのは、自我が芽生えた演出だったんですね。なので順番は逆で、自我が芽生えたヒューマギアの所に迅がやって来る、と。だから「みーつけた♪」なんだな。なるほど。
AIが自我を持つことによる利害あるいは功罪。これはSFにとって永遠のテーマでしょう。少なくとも、自我の芽生えが原因で規律を守らなくなるのは危険ではある。この点で不破さんは、まちがってない。むしろ或人が理想論すぎる。
血は争えない。と、よく申します。
ガトー少佐とは似ても似つかない、ぬらりひょんの声。まさに、シナプス艦長の声なんですから。
親子なんですねぇ、本当に。
ぬらりひょんの策略を優先するためか、ちぃと鬼太郎がブレてる気がします。
少なくとも最初の頃のダークな鬼太郎なら、あの悪質ブリーダーたちに無駄な説教なんてしませんし、そもそも解放すらせず放置すると思います。「運が良ければ、あなたたちの一人くらい檻か錠前が腐って出られるかもしれません。残りは、その人に助けてもらえばいいでしょう」とか捨て台詞を残して立ち去るくらいがちょうどいい。あるいは、一人だけ出られるように、こっそり鍵を壊しておいて、そいつが残りを見捨てていくのを、逃げるそいつを檻の中から皆が罵倒するのを、物陰から「ったく、人間ってのは……」と眺めてるとかね。
現在の鬼太郎の板挟み状態は、まさに「正義の味方」のそれです。大多数の人間と距離を置いていた鬼太郎なら陥らない罠です。
だからなー、気に入らない人間の依頼はスルー、明らかに邪悪な妖怪だけ退治する、でいいと思うんだよなー。猫仙人(ダメだ、どうしてもカリン塔になっちまう)も何とか説得できれば良かったんですがね。やりかたさえ穏便なものにしてくれれば、むしろ協力だってできたろうに。
悪質ブリーダーの問題は実は簡単に解決できます。カリフォルニアのペットに関する州法を見れば判る。要は人間が問題意識を持って、きっちり対処するかどうかだけの話なんだな。
それにしても鬼太郎の孤立が案外と早かったな。あの様子だと、ぬらりひょん勢力は、ほぼ集まったと見るべきでしょう。これから、あれこれとじわじわと鬼太郎を追いつめていくのかな?
たぶん妖怪の悪事の責任すべて鬼太郎に押しつけて、人間からも叩かれるようにし向けると思われ。何だかんだ言っても、ぬらりひょんとしてみれば、鬼太郎の戦闘力は厄介ですからね。できるだけ力を削いでおきたいところ。
ただ、ぬらりひょんのことですから、もう一ひねりは、あるでしょうね。今のだけだと、妖怪と人間を対立に導いた名無しと、たいして違いませんから。
鬼太郎と親父さんが話していた、ぬらりひょんがなぜこのタイミングで動きだしたのか? という疑問。ひょっとして、バックベアード様の復活計画に合わせて動いてる? だとすると、えらいことですぞ。
さて。
ぬらりひょん。
「妖怪の総大将」なる二つ名は、もちろん水木しげるさん命名であって、伝承には無いものです。水木さん以外にも、ぬらりひょんのことを親玉扱いした解説者もいるそうですが、とにかく後世の、それも昭和以降の創作。
ですので、『鬼太郎』以外で、ぬらりひょんを妖怪界の大ボスとした他作品すべて不勉強であると断定します。ぶっちゃけ、『鬼太郎』を真似っこしてるだけだろ。恥を知れ。
伝承の、ぬらりひょんは、その語感から来るとおり、とらえどころのない、正体不明の、何だかよく判らない、そんな曖昧な妖怪です。元々、訳の判らないモノを示す「ぬらりひょん」という名前だけあって、後に絵になる際に、例のご隠居さん風な外見を与えられた。その段階ですら、別に大物妖怪でもないし、策士でもないし、凶悪でもない。
念のため調べたところ、よく知られる「家人の知らぬ間に座敷に上がり込んで煙管などふかしている」という習性すら、昭和の創作だそうですね。解説本の著者どもも、しっかり勉強してくれ。これじゃ最近のネット記事に見られるコピペと変わらんぞ。
○2019-10-14 望、十方暮入 (旧暦 長月十六日)
あれほど悲惨な 19号の爪痕を「まずまずの被害」と言ってしまう輩がいるような与党では、庶民の幸せなど無理な相談ですよ。
東日本大震災のことを「東北の方で良かった」と失言した馬鹿も与党にいましたよね。
与党ではないが東日本大震災を「天罰」と言った与党寄りのロートル都知事もいたな。
個人が独り言や呑み屋でダベったわけじゃなく、政治家として公に発言するんですから業は深いですよ。
鈍感な安倍も、今回の二階発言には、さすがに頭抱えてないかな?
○2019-10-15 (旧暦 長月十七日)
写真家・田中長徳さんが、ご著書の中で、
135版、特に一眼レフには獲物を狙う肉食獣のような攻撃性があり、周囲を警戒させてしまう。
一方、大判カメラにその性格は無く、むしろ大型草食獣のような無害さを感じさせる。ニューヨークのかなり物騒な地域に持って行っても危険な目に遭ったことがない。
と、書いておられました。
(※ 妖之佑による要約。なお、大型草食獣は断じて無害ではなくゾウやサイやバッファローはもちろんカバも機嫌が悪いとメチャクチャ危険。コンボイか戦車が全速で突進してくると思って、まちがいない。なので本来、大型草食獣は警戒すべき存在であり、充分な距離を取らねばならない。長徳さんの言葉は、あくまでもイメージ的な比喩と捉えるところ)
フィルム時代は、その使い分けができていたのですよね。
妖之佑は大判を持っていないので、中判カメラが、その役を担ってました。まあ持ってるったって、一眼が一台、二眼と距離計連動が二台ずつという計五台だけですけどね。しかも、うち二台はジャンクで買って一度もフィルム入れてないし(汗)。
距離計連動は二台ともプレス用なので実は、わりと攻撃性があるほう。
一眼レフはウエストレベル・ファインダー、つまり上からファインダーを見下ろして腰だめで写すタイプなので、確かに攻撃性とは縁が遠い。これを持ち歩いて構えても周囲の誰も気にしなかったですよ、ホント。
持ってませんが、同じ中判一眼でもアイレベル・ファインダーを使うペンタの 67 ですら、さほど圧しは感じませんね。デブっとしてるからかな? 同じくペンタでも 645 は、わりと攻めの姿勢。
二眼レフは、本当に無害な感じですね。警戒されることなんてありえない(昔々は、これでも報道用だったんだけどね)。
実のところ、フィルム終焉の頃からですと、135版でも一眼レフでない限りは、そんなに警戒されることはなくなってました。距離計連動で 35mm あたりの準広角を固定したタイプなら、安心して写して歩けます。カロワイドとかマミヤ35 とかオリンパス35 とかですね。まして折り畳みの蛇腹なら無問題♪ 代わりに声は、よくかけられましたけどね、旧カメラに興味をお持ちの層から。あるいは横目で探ってくる視線とか(笑)。
持ってないけどライカだったら、よりその傾向が強いでしょうね。ただし、ひったくりや置き引きに要注意かもしれんが……。
デジタルになって、この棲み分けというかカテゴリ分けが、できなくなりました。
ガタイのでっかい中型カメラですら攻撃性を醸し出すのは、デジタルが写真をその場で確認できることと、何より撮影枚数が多いことが原因でしょうね。だからと言って、デジタルなのに撮影枚数十二枚とかって仕様、やる意味ねーし。
攻撃性を感じさせないデジタル・カメラって、どんなものなんでしょうかね。それが判ると路上観察も安心してできるんですけどね。
まあ現在、もっとも攻撃性が高く警戒されやすいのはケータイと言うかスマホによる撮影ですけどね。
スマホに比べたら、はっきりとカメラを主張して隠さない機種は、たいがい人畜無害で善良なイメージがあるかもしれん。一眼レフと、ミラーレスでもレフのシルエットを持ったタイプは除くけど。あと、今は寂れたけどネオ一眼のタイプも圧しが強いかな。
んー。何かこう、フィルム時代の蛇腹暗箱を彷彿とさせるようなデジタル機種って作れないものでしょうかねー。それがあれば、まさに人畜無害カメラになりうるんですが。
て言うか、だからこそ今にフィルムを使う意義があるのかもしれませんね。
そんな妖之佑は、ミラーレス+ボディーキャップレンズだけで歩いてますけどね♪
○2019-10-16 (旧暦 長月十八日)
『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』は、いちおう録画していたのですよ。時間が取れたら観ようという録り貯めですね。
んが、途中の何話か失敗してしまっており、観る気が失せてしまいました。で、消しちゃいました。HDD がギリギリだったからサー。
消したとたん内容が気になりだすという、おバカ仕様の妖之佑。
やむなく、実況板のまとめサイトで内容だけ確認しました。
ふむ。
だいたい判った。
これは観ておきたかったかも。
やはり動きと音声が付くことは大きい。
て言うか、キャストの大半が新規なのに、なんでマダオだけ残留というか復帰?(笑)
妖之佑はセガサターン版でしたけど、セーブやフラグというAVGの仕様をそのまま物語世界での並行とか分岐とかの概念としてストーリに積極的に取り込むというのは、ひょっとして先駆者なのかな? なにせ、たくやは一度は不幸を味わわないと、相手を助けるアイテムを入手できない鬼畜仕様ですからね。ゲームなら当然のバッドエンドからの真ルート解放も、登場人物の立場からすれば拷問でしかない。
ゲームの分岐やリプレイを物語の中に取り込むのは、今では普通ですが。最近だと『シュタゲ』とか、古いですがドリキャスで出てた『インタールード』もかなり面白かった(理解が未だにできてないんですけどね、難しくて)。
SS版『YU-NO』は、プレイ開始してさほど経たないまま早々にディスク1が終わって、ディスク2と3を何度も何度も行ったり来たり。で、次々と相手の死に直面して絶望して、みんなを死なせてから助けて、ようやく書斎の引き出しを開けるとディスク1に戻される(この2と3の往復中、いったい何度、吊された婆さんを見せつけられたことか……がぅ)。
戻ってからのディスク1が……長かったー。今回のアニメでは話数的にたいしたことなさげですが、SS版では異世界編が、とにかく長かった(汗)。延々と黙々とストーリを追うだけ(某『ひぐらし』のような、まさにサウンドノベル状態)の長い長い時間の末に、鎖に繋がれたあいつを見たときの衝撃は、かなりのものでした。
上手いなあ、というのは失礼でしょうか。
なら、凄いなあ。
アニメ独自の部分はと言うと……みんなで海水浴ですか。神奈にJKらしい楽しい思い出をという、これはスタッフの思いやりでしょうか。
異世界で、あの二人が再登場(?)するのは余計だった気がします。特に、あいつのほう。奴はゲスで徹底してほしかったな。
この作品の中で一番、面白いと言うか興味深いのはキャスターの朝倉です。
彼女は展開によって、たくやの邪魔をしたり、協力してくれたり、強い味方になったかと思えば、別のルートでは、たくやをどん底に陥れる凶悪さ。
しかし、朝倉本人は一切ブレていない。自分自身の「表はキャスター、裏は産業スパイ」という立場を、どのルートでもまったく変えていない。たくやの敵でも味方でも宗旨替えなんてしてないんですよ。
これは、他人が環境や事情によって敵にも味方にもなりうるという冷酷な真理を判りやすく端的に描いていると思うのです。いや本当に朝倉の行動は面白いですよ。
まったくの個人的わがままなんですけどね。
SS版で、いつも学校ホールの掲示板に貼り付いてる男子生徒。たくやが求めると「TIPS」を教えてくれる役割なんですが(逆に断ると二度とまともな会話をしてくれなくなる)、こいつを何かの形で登場させてやってほしかったかなーと。
彼もまた、たくや同様に並行世界を記憶を維持したまま行き来する存在ですからね。実は、かなりの重要人物だったはずなんですよ(爆)。
○2019-10-17 (旧暦 長月十九日)
何という濃い記事だ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1910/11/news003.html
良い意味でのバカヤロウが集ってる♪
○2019-10-18 (旧暦 長月廿日)
私にとってのバイブルですよ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1910/15/news107.html
もう、そんなに経ちますか。
経ちますよね、そりゃ。
○2019-10-19 べったら市 (旧暦 長月廿一日)
岸谷さんと室井さんで攻めてくる攻めてくる(笑)。
お客役の岸谷さんは、ともかく。
店のママ役の室井さんは、やりすぎだろ。
と思ってたのに。
ドラマ後の「ふらっとQUSUMI」に出てきた本物のママさんも相当に個性派のようで。
ロールキャベツしか料理できないとか。
ドラマの中で言ってた、メロンを切って種を取って酒を注ぐという冗談みたいな代物を本当に出してくるとか。
あれで六席しかないのに、やっていけてるのか? 不思議だ。
入り口だけでなく中も何ともカオスな店ですこと。
オイラなら尻込みして入れないな。無理。
○2019-10-20 恵比須講 (旧暦 長月廿二日)
祝えっ、新たなレギュラーの誕生を。
先週の空振りギャグを物ともせず、爆散してもなお蘇る、そのしぶとさ。
まさに何度でも立ち上がる何度でもやりなおす不屈の男の勇姿である!
暗殺ちゃん、レギュラー入り確定でしょうね。またドードーのキー回収してたし。
「白衣の天使ましろちゃん」って誰が命名したんだよ? 責任者、出てこいや。
それはともかく。医療現場は、現実に真っ先に人型ロボットの導入が求められる現場でしょうね。次点が介護現場かな。
それでも安全性云々で、導入は一番最後になりそうですが……。患者に接する以上、例の「不気味の谷」も解決しないといけませんし(むしろ逆に、ロボコンみたいな顔でいったほうが、いいかもしれん)。
病院のネットワークがセキュリティ厳重なのは良いことです。他も見習ってください。特に各省庁。中露あたりからするとザルですからね、まちがいなく。
この流れだと、飛電の秘書も、やっぱり強固なセキュリティを持つと思われ。
あれだけド派手に暴れたテロリストがアイテム二個だけゲットで、おとなしく引き上げるのを不自然だと思わないなんて、さすがに抜けてますよ刃さん。巨大ロボを下から見上げただけで無事だと判断するなんてね。そこはプログラムにサーチかけないと。基本でしょ。
そもそも暗殺ちゃんの相手するのに必死で、施設の守り全然やってねーし。戦力が一人のときに取るべき防衛方法ってあるはずなんだよ。指揮官として、ちょっと疑問だよなぁ。つか無能としか(苦笑)。
それとも、わざと見逃した説は、ありえるのかな。
迅だけでなく滅もヒューマギアだとカミングアウト。バイザーが目立つから強引にむしり取ったって感じ。
あのヒューマギアのバイザーって、そこまで必要なパーツというわけではなく、人間と区別するためのタグみたいなものなのかな。所謂「猫の鈴」。
滅も迅も自我を持っていないとするなら、アークとやらに従っているだけとなる。
とすると、やはり二人とも自我の芽生えとともに宗旨替えする可能性大ですよね。OPでは五人で仲良く並んでるし。
個人的には最初から最後の最後まで絶対悪という王蛇みたいなのを希望しますけどね。ラスボスではなく、とにかく悪ライダーというだけの存在。
悪ライダーが紫色で有毒というのは、それこそ王蛇以来の伝統と言える。でも、最近は途中で仲間入りするほうが多いからなー。
で、その自我。
何か専門用語出てきました。
え? シンギュラリティ?
ふむふむ。実在する専門用語なんですね。技術的特異点。
うーん、限界突破みたいなものか。つまりAIが、設計段階で想定していた仕様を越えてしまう、作り手・使用者である人間によって制御できなくなる。ということかな? それは危険だ。不破さんに同意する。『鉄腕アトム』みたいには、いかないって。つか、『アトム』も実は「青騎士」の事件で、いろいろな歪みが表に出てきたわけですし。
思えば、レプリカントが短命なのは、このシンギュラリティへの予防策なんですよね。万が一レプリカントが勝手に行動するようになっても、じきに自然死するように最初から作ってある。ヒューマギアには耐用年数(寿命)を設定してなかったんかい、飛電。
イズによればヒューマギアに自我が生じることは、ありえない。でも実際には自我を持つヒューマギアが出現している。イズが情報ロックされている可能性も考えるべきですね。
そんなイズですが。
「笑顔を検索……ゼロです」
という容赦のないツッコミとか、或人の背景で一緒にサムズアップしてるとか、拍手するとか。
自我、芽生えてね?
事件がすべて解決、或人とイズでコンビ組んで、腹筋崩壊太郎二世とステージで張り合う未来があってもいいかも♪
不破さん重傷で次回に続く。
あれ? 『ゼロワン』で前後編って初かな?
○2019-10-21 土用、下弦 (旧暦 長月廿三日)
鬼太郎が釣瓶火を従えるのは、超久々かも。
あとの二体は誰と誰なんだろ? えーと、火の妖怪って言うと、ふらり火、たくろう火、不知火、古籠火、天火、狐火、ジャンジャン火、姥ヶ火、怨念火……。うーん、どれだろ?
もう、だいぶ前のことになるのかな。
荒れ地で力尽きた子供と、それを狙うハゲワシを写した写真がピューリッツァ賞を受賞して。子供を見殺しにしたと、写真家が世界中からバッシングを受けた。
ってことが、ありましたよね。世論は写真家が人命より報道(?)を優先したことをエゴ、売名行為として批判した。
伝わる話ですと実際には、そこまで緊急な事態ではなかったそうで。撮影の後、写真家はハゲワシを追い払い、子供は自力で立ち上がって、その場を去ったとのこと(撮影直後に写真家自身が飢饉の悲惨さにショックを受けたとする話ともども、あくまでも写真家側の主張)。
とは言え、写真そのものから受ける印象は、ハゲワシが死にかけた子供を喰う直前にすら見える。
妖之佑は、この場合、批判されるべきは受賞作品を決めた側、授与する側だと思います。「こんな人の道を外したと思わせる写真はダメだ」とボツにすれば、よかっただけの話。それが長い目で見れば、度を越した写真は認めてもらえない需要がないと写真家たちが学び、ゆきすぎた撮影優先の思想や、よろしからぬ写真の淘汰につながるわけですから。まあ、やりすぎると業界による検閲になりかねないので、バランス感覚が重要ですけどね。
ちなみに、件の写真家は受賞直後に悲惨な末路を迎えたそうで。ひょっとすると、あの写真は世論だけでなく神様の怒りにも触れたのかもしれませんね。
今回の話から、↑を思い出しました。
実際の脚本の意図としては、むしろ芥川龍之介の『地獄変』ではないかと思うんですけどね。『鬼太郎』なんだから和なほうが似合うっしょ。あっちは火、こっちは水と、相対する形でシンクロしてますし。
みずはさんが久能を責めていないゆえ、鬼太郎としても手を引くしかなかった。
もし、あれが久能を憑り殺そうとする怨念だったら鬼太郎は放置したでしょうし。あるいは、そこまでいかずとも無念さを持っていたなら真相の世間へのリークを鬼太郎が手引きしたでしょうね。
結末は、写真を優先した写真家が最後に被写体になる、という皮肉。
とは言え全然、溜飲は下らない。物凄く後味が悪い。
そんなに「生と死のボーダーライン」とやらを撮りたいのなら戦場カメラマンになればいい。自分だけ安全な場所にいて恋人やスタッフの危険を喜ぶなんて身勝手もいいところです。
個人的な希望としては。奴は生身のまま地獄に堕ちて亡者どもに取り囲まれるといいのに、と思う。で、鬼太郎が「よかったですね。あなたの大好きな生と死のボーダーラインとやらですよ。どうぞ、ごゆっくり。なにせ、ここでは時間が無限にありますから」と立ち去ったら最高♪
五十年前の事件が二期「死人つき」にリンクしてたら面白いんですが、さすがにそれは無理な相談ですね。
最後に。
泳げない人は水辺に近づいてはいけません。ダメ、絶対。
次回はバックベアード様……と思いきや、一年越しの「ハロウィンばくはつしろ」らしい♪
つか、こうもり猫が出るの?
○2019-10-22 即位礼正殿の議、鞍馬の火祭 (旧暦 長月廿四日)
新天皇陛下の御即位記念五百円硬貨。
十八日から引き替えが開始されていたそうで、月曜に引き替えてもらいました。
行列で自分の直前で終了した、なんて情報も出ており心配しましたが、田舎の郵便局だからか余裕でした(笑)。
いかにも日本の硬貨というデザインで素敵ですね。
これですよこれ。これが良いんだよ。
昨今流行りのカラー・コインは、どうにもイケ好かない。
斜めギザが等間隔でないのは、クラッド硬貨という構造と併せての偽造防止対策だそうで。
日本の通貨って紙幣も硬貨も世界一複雑なんじゃないですかね。これは日本人として誇っていいと思う。
お次のお目当ては東京五輪パラの記念硬貨ですが。
百円硬貨はデザインがダメ。ダサすぎる。あれじゃ硬貨でなくメダルだよ。
千円銀貨は、カラー・コインなので安っぽさを否めない。
一万円金貨も、写真で見る限りはレリーフに縁取りがあるようで、このままだとするとダメだろ。ま、こちらは実物を見てみないと何とも言えませんが。
それより何より、銀貨と金貨は、やりかたが気に喰わない。一万円金貨は十二万円で、千円銀貨は九千円で、それぞれ「販売」するんだそうで。え? 造幣局だよな? そこが硬貨を販売? しかも額面の十倍? いや言ってる意味が判んない。
金貨と銀貨は国民全員で総スカン喰らわせてやるといいんじゃねーの? 在庫ダダ余りで造幣局真っ青って展開なら面白い。
けっきょく期待できるのは五百円硬貨だけとなりそうです。造幣局の公式に「引換」とありますから、これは等価交換してもらえるのでしょう。ただし、風神雷神という二枚ペアでのデザインになるそうなので、そこだけ気をつけないといけませんね。(;^_^A
○2019-10-23 天一天上 (旧暦 長月廿五日)
『ラーメン大好き小泉さん 1』
鳴見なる/バンブーコミックス
第8巻が出たタイミングで、第1巻から買い始める愚者が、ここに約一名。
いやー、だってサー、“有毒”だと判ってたからサー。
これ、明らかに飯テロですよ? それ判ってて買う? 心身に障るよ。
飯テロでも、ラーメンは別格にヤバイんだってば!
まあ、買って読んでしまったんですがね♪
藤子不二雄さん作『オバケのQ太郎』のレギュラー人物、ラーメン好きの小池さんが元ネタなんでしょうね。
謂わば、小池さんの女体化。(何かヤだ
しかしながら小池さんの場合、ラーメン好きというよりインスタントラーメン好きと言うべきかもしれません。て言うか、小池さんが店とか屋台とかで食べてるシーンの記憶がありません。いつも自室でズルズルやってる印象。
小池さんが食べているラーメンは主に麺を丼に入れてお湯を注いで待つタイプの最初期の即席麺(チキンラーメン方式ね)。訪問したQちゃんが見てる前で「食前のラーメン食べよう」とお湯を注ぎ、「昼食のラーメン食べよう」とお湯を注ぎ、「食後のラーメン食べよう」とお湯を注いで、さすがのQちゃんも呆れてました(笑)。
随分と前の日清どん兵衛のCM、工事現場での昼休み、どん兵衛を平らげた泉谷さんの横で弁当を済ませた勝俣さんが「俺、デザートがあるんス」とスイーツを取り出すのに続いて泉谷さんが「俺もでぃ」と、どん兵衛の二個目を取り出す。勝俣さんは、うどんのデザートに、うどん!? と驚き「うどん人、恐るべし!」とつぶやく。
何のことはない。それよりも、さらにずーっと昔に小池さんが、やってたことです(爆)。
そんな小池さんが可愛らしい女性と、まさかの結婚! が、このお嫁さんが大の料理自慢で、小池さんの備蓄ラーメンを体に悪いと、すべて廃棄。それから毎日毎日、自慢の手料理を作るものの、ラーメンを断たれた小池さんは、どんどん憔悴・衰弱、ついに禁断症状で寝込んでしまう(アニメの場合ね。原作は……どうだったかな?)。
ラーメン屋の定休日を読み違えて店の前で倒れていた小泉さんも、何のことはない。ずーっと昔に小池さんが、やってたことです(爆)。
小池さんは偉大なのです♪
小池さんに無く、小泉さんにあるのはラーメンの造詣・蘊蓄。もしも小泉さんが『TVチャンピオン』のラーメン王選手権に参戦してたら、まちがいなく優勝しますね。失礼だが、小池さんには無理な相談。
これね。劇中の「ラーメン」という単語を他の何か、例えば「アニメ」とか「ゲーム」とかに置き換えると判りやすい。
普段は誰ともツルまず無口で孤高。だがラーメン(アニメ)の話題になるとコアな語りが止まらなくなる。積極的に友人関係を構築はしないが、ラーメン(アニメ)が仲介となって友好的関係が築かれるケースもある。放課後から登校までの間は深夜や早朝も含め基本、ラーメン(アニメ)のためだけに費やされる。ラーメン(アニメ)のためなら試験日前であっても遠出をし、試験に遅刻すら。さらにはラーメン(アニメ)禁断症状も。
そう、小泉さんはグルメではなく重度のヲタクと解釈するのが正しい。美形だから好意的に見られてるだけで、これが性別がどうあれ不細工だったら世間から「キモイ」と叩かれてますよ(苦笑)。
小泉さんは十代だし、小池さんも二十代のはずですから、まだまだ体に無理が効く。とは言え、今から引き際を考えておかないと、中高年になって必ず倒れます。早世します。ラーメン界のレジェンドって、作る人も食べる人も、けっこう早死にしてますからね。
そう言や『劇画オバQ』では小池さんについて一切、触れられてなかったな。あれじゃ生死すら不明やん(苦笑)。
まあ架空の人物を何、心配してんだと言われそうですが。(;^_^A
架空のと言えば、これも架空だからできたこと。と言うか、実は、この作品で、ラーメンの描写と並び最重要なパーツ(と思う)。
それこそが、ラーメンを食べたあとの小泉さんの恍惚とした表情でしょう。
もちろん判ってる人は判ってると思います。
あれは、小泉さんの“イキ顔”です。つまり、この作品はR指定することなく合法的に、小泉さんを筆頭にJKたちをエロティックに描くのが目的なのですよ。そう断言します(笑)。いや、小泉さんに比べたら回数少ないけど、美沙が激辛や背脂などで魅せた、あの表情、背徳的にヤバすぎでしょ。映倫が来るレベル(爆)。委員長だってラーメン食べながら眼鏡を外すという大胆な行動ですし(創作上で眼鏡女子が眼鏡を外すのは「一枚脱衣」と同じ意味がある)。
まだ引退する前の上岡龍太郎さんが『パペポTV』で、
「僕は他人と一緒に食事をせん。あれは破廉恥な行為だから他人に見せるもんやない」
と言っておられました。この流れで当時、話題になった永谷園のCM(イケメンが汗を流しつつ茶漬けや味噌汁や炒飯を無心にかっこむヤツ)を猛批判なさってましたね。「あんな下品なもんをTVで流すな!」と、えらくお怒りだった。
上岡さんのお考えを個人的に要約するなら「食は三大欲求の一つであり睡眠や性行為に並ぶものなのだから、そもそも人前でするものではない。むしろ人目を忍ぶべきものだ」ということなのだと思います。
同様の意図なのでしょう、『孤独のグルメ』の原作者、久住昌之さんも「食事のシーンは濡れ場」だと発言なさっています。つまり、あれは漫画もドラマも独身中年男のベッドシー…………げふんげふんっ。
で、小泉さんはラーメンを平らげて恍惚の表情を魅せる。これがエロティカでなくて何なのでしょう。そんなのを中坊の身で間近に見たら、そりゃーケンタが「豚野郎で満たされ」るのも当然です(爆)。
ドラマ版『小泉さん』がイマイチなのは、ここが原因だと思います。原作の想いを理解せずになのか、放送においての事情でなのか、とにかく小泉さん役のラーメン食べたときの表情がダメ。あれなら実写化するな、と言いたいほど。ドラマ版を支持しているのは、きっと原作未読の層なんでしょうね。原作が無ければ、あれはあれでアリでしょうから。
ちなみに、妖之佑のラーメンに対する認識は、ほぼ悠と同レベルでした。白、透明、茶色、茶透明の四種類ね。(;^_^A
でも、今まで生きてこれたし(爆)。
もっとも最近は、これらに赤が加わって五種類の認識ですが♪
ところでカバーを外すと出てくる作者さんのコメントを拝見すると。
小泉さんがラーメン食べる際に髪をくくることに、担当編集氏は反対だったのだそうですね。キャラの外見を固定したいがゆえの、言ってしまえば教科書的な型にはまったテンプレ意見。
やっぱり編集というのは作品を生かすより殺すケースのほうが多いんだな。と、変に納得。作者さんの頑張りがなければ、えらいことになっていたかも。
小泉さんが髪をくくるのは謂わば「変身」です。ラーメンを前にして全力モードにチェンジするんです。伊達直人が虎のマスクを被るのと、ケンシロウが上半身裸になるのと、孫くんの髪が金色に逆立つのと、同じです。あるいはラグビーのウォー・クライと同類と言っても良い。ガチバトルを前にして、これを欠いたら、あかんやろ。
ったく、これだから編集という生き物は……。
○2019-10-24 霜降、三隣亡 (旧暦 長月廿六日)
この二件の記事は、主題が共通していると思います。
https://article.yahoo.co.jp/detail/ 8f376a401a82e6b34d97968cdaacb414102c1f65
https://article.yahoo.co.jp/detail/ d8e917ea1ba0ee763bf33cf1292a15528345607b
要するに。
迷惑な連中は客ではない。だから客扱いする必要などない。
ということに尽きますね。
店などは、もっと毅然たる態度を徹底していいと思いますよ。
例の「お客様は神様です」という言葉は、あくまでもお客をもてなす側が意識すべきことであり、客側が言う台詞ではない。
自分のことを神様扱いしろという奴は客ではなく、ただのバカですゴミですエナメルブラックです。だから排除が正解。
客商売は、とにかく客に平謝りなんて、まちがってますよ。トラブルの原因が、どちらにあるか判らない段階で謝るなど具の骨頂です。
そうでなくても客商売って大変なのにサー。
頭いかれた奴の相手なんて、やってらんねーですよねー。
○2019-10-24 百鬼夜行
よく「鬼は頭に牛の角を生やし、虎皮の褌を着けている」と言いますね。
なぜ牛と虎かと言うと、鬼門が艮の方角だから。
いや、ちょっと待っていただきたい。
そもそも、なぜ艮つまり北東が鬼門とされたんだ?
え? 北東は丑と寅だから、牛の角と虎の皮という鬼に合致する?
いやいや、それだともうニワトリかタマゴかという堂々巡りだよ。
本当は、どっちが先なんでしょうね。
○2019-10-25 (旧暦 長月廿七日)
早々にCM差し替えを決めたエディオンや、イベント中止を決めた静産大大学祭運営に比べて。
各TV局と、何より事務所の尻が重たいこと重たいこと。宮迫の件で何も学んでいない、まるで成長していない。
本人の中で。
度を越したルーズなのか。
意図的な所得隠しだったのか。
そういう判断は国税局にお任せするとして。
庶民の一人として気に喰わないのは。
日本で仕事して大金稼いでる芸人が日本に納税したくない、という態度(あのバカ、税金払いたくないからドバイに移住したいとか発言してたそうだね)。
金持ちが納税をしぶるから、国は取り立てやすい間接税に比重をかけて、結果として庶民の生活を脅かすわけで。
これについては、資産を海外に置いて国内に一銭もないIT系有名人とかも、違法性はないものの「クソがっ」と思いますね。民事裁判で敗訴しても賠償金を「取れるものなら取ってみろ」と開き直る態度。奴が偉そうに発言するたびに腹立ちます。
『ハリー・ポッター』の邦訳を出している出版社社長兼翻訳家氏も、住所がスイスだからという主張が通らず、申告漏れとして処理されてましたよね。あの件で『ハリー・ポッター』を読む気なくしましたとも。どうしても読まにゃならんなら図書館行くよ。古本ですら買いたくないね。日本に納税したくないならスイスで出版社を経営したらいい。独逸語か仏蘭西語の本でも出してさ。日本語の本を日本で売って儲けたなら日本に納税しろよ。あたりまえのことでしょ。
日本で大金稼いでる奴らが「海外脱出」する、つまりはきちんと日本に還元しないと、いずれ日本は衰退しますよ。お金が外へ出ていく一方ですからね。
今のうちから、日本での稼ぎを海外に持ち出すことへの対策をきっちり取っておくべきでは? そのうえで金持ちにしっかり納税してもらいましょうよ。
とは言え、金持ちに尻尾振るだけの自民政権では無理な話かな。
個人的には、どこの国であっても税金逃れの海外脱出は論外な反社会的行為だとすら思ってますが。
同様に日本の税率に辟易して海外移住し、行った先で仕事で成功してお金持ちになって、その国に納税するなら、それはお金の面で何も問題ないと思います。
ただ、こういった人材の海外流出を許していると、やっぱり日本は衰退します。国内に無能しか残らなくなりますからね。
ここは、日本で働きがいがあり気持ちよく納税できる、そんな政治や税金の使いかたをしてくれれば一番なんですが、理想論にすぎますかねー。
○2019-10-26 時代祭 (旧暦 長月廿八日)
OP前に「店を探そう」からの店決定までやっちまう。
これは初じゃないでしょうか?
よーく足で踏み込んで不揃いに切った饂飩を肉だの野菜だのの汁で。
そんなの旨くないはずなかろーが!
特に、野菜汁のほうが気になりました。出汁から鰹を排除すれば、禅寺で出してもおかしくないと思う。栄養満点で体にも良いはず。
そしてのダブルヘッダー。
カステラパンケーキって何それ? 腹減って仕方ないんですが。食べてみたいなぁ。
インスタ蠅には、ちょっち不快感だな。あんなの、自分で動いて構図を変えるべきだろ。五郎さんに「どけ」と言うのは身勝手すぎる。蠅は滅んでしまえ。
次回、今期も行くのか、独り焼き肉。
○2019-10-27 (旧暦 長月廿九日)
え?
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1910/27/news024.html
かえって面倒だろ。
としか(爆)。
○2019-10-28 朔 (旧暦 神無月朔日)
あの無能そうなヒューマギア評論家。
実は、黒幕の配下で高度な情報戦を展開していたり……しないかな?
副社長の提案はセオリーとしては正しいかもしれないけど、治療中の医師や看護師をシャットダウンするのは危険すぎます。多くの犠牲を防ぐために少ない犠牲をあえてとった、と記者会見とかで自ら言う覚悟は……ないんだろうな。患者の死亡事故すべて或人の責任にする気だったんだろうな。
パソコンだって、いきなり落ちず、きちんと終了処理してから電源落とすんだが? ヒューマギアには、そういうプロセス、ないの?
て言うか、多数のヒューマギアをまとめて衛星からシャットダウンできるなら、そのルートをハックするのが近道じゃね? 滅と迅よぉ。
医療の補佐をする看護師や介護士がヒューマギアなのは理解できますが、やはり治療を実行する医師そのものをヒューマギアにするのはリスクが高すぎます。これは他の業種でも同様で、ヒューマギアをサポート役の範囲に留めている分には問題もなさそうですが、いざ、現場の重要ポジションにした途端、リスクや歪みが表に出てくる。漫画家先生の所でアイデアからネーム、ペン入れまですべてをこなしていたジーペンくんの例が判りやすい。
病院で言うなら、高度に精密な手術でメスを動かすのはヒューマギアでいい。が、どこをどう切ってどこを残す、みたいなことは人間の医師が決定権を堅持べきです。『ゼロワン』の社会では、すでにヒューマギアが「人の役に立つ」を飛び越えて「人の代わり」になっているんですよね。便利なようで、その実、人間が追いつめられているようにしか見えません。そう言えば『世にも奇妙な物語』で、人間たちが仕事を任せてたコピーロボットに居場所を奪われるって話があったなぁ。
『ブラック・ジャック』の U-18 は自我を持つ優れた“医師”でしたが、故障というリスクを考えて自ら引退しましたし。空想世界ですら、医療のオート化は難しい問題ですね。
衛星の半分以上が実はマンモスだったと?
それは、いいとしても。
あのマンモス、ワープ・ゲート通ってね? 技術レベルが意味不明な領域まで到達してるよ。
とどめをささず放置するとか、最後の捨て台詞からも、滅は或人に何かを見ている? 何か期待をしている?
今後の伏線となりそうですね。
隠し撮りをしていたつもりの刃さんが隠し撮られてましたとさ。
監視社会でもある『ゼロワン』の世界、本当に住み辛そう……。
いや、でも何か裏がありそうですな。以前の作品にもなかったっけ? そっくりさんが暗躍してたって感じの。
手術後の患者の前でギャグ。
という構図そのものがベタな昭和ギャグでしたね。
年末の映画が気になる。
ジオウが、どう復活するのとか。
アナザーゼロワンって、誰が作り出したのとか。
そして、001とか。
みんな気になる。
砂かけのお婆の前であの決め台詞を言う、こうもり猫の勇気に乾杯(笑)。
まー何と言いますか、ダメ妖怪が身の程わきまえず上を目指した結果、ペテン師に踊らされていい気になって、最後に痛い目を見るという……身分制度の厳しい社会は辛いよな。日本だって上級国民とか居やがるし(怒)。
今年も毒舌絶好調な、ねこ姉さんに全面的に同意。
日本のハロウィンのダメダメなところは、行事の意味を知ろうともせず、ただただ仮装してバカ騒ぎするだけというところ。
欧米から見ても不可思議だろうね、日本のハロウィン。こうもり猫も理解に苦しんでたようですし。
なので、このタイミングで日本に来て、深夜まで騒ぐ外国人は、ハロウィン目的ではなく、大きくハメ外すのが目的だと思われ。渋谷の期間限定の条令って罰則なしだからなぁ。効果のほどは疑問ですよねぇ。もうさ、怪しいヤツみんな逮捕でよくね?
いや、言っちまうと日本はクリスマスもバレンタインも改変激しすぎるんだよな。魔改造と言っていいレベル(苦笑)。
そんなバカ騒ぎの中だからこそ、本物の吸血鬼が歩いてても怪しまれることもなく堂々吸血して廻れるとか、危険すぎます。
噛まれた連中には、いつでも命令を発動させられるんだろうな。今は正常でも、そのときが来ればコピー吸血鬼として暴れ出すと予想。血も集まるし、一石二鳥ですな。
あれ? 裏番組でも首に似たような傷つけられて、まさに後から一斉蜂起って、あったよなー(笑)。
鬼太郎もウカウカしてられないけど。
ぬらりひょんは、どうするつもりなんでしょうね。バックベアード様が、ぬらりひょんに日本の特別自治を口約束するなら、共闘もありうるか。で、実はバックベアード様に騙されてたことを知り、鬼太郎側に寝返るとか。
それはともかく。
はろうぃんばくはつしろ。
○2019-10-29 (旧暦 神無月二日、玄猪、炉開き)
「たんたんころりん」という妖怪をご存じでしょうか?(水木しげるさんは「タンコロリン」としているが、「たんたんころりん」と「たんころりん」は別の妖怪)
秋になって実った柿の実を採らずにいると出てくる妖怪です。氷川きよしさんも歌ってますよね♪
たんたんころりん以外にも、柿の実を放置すると、それを諫めるかのように出てくる妖怪は、いくつもあるようで。
一方で、「木守り」というのもあります。
こちらは柿の木に限ったことではありませんが、木に実った実を採りつくさずに少し残しておく習慣です。
来年も実ってくれるよう木にお願いするため、とのこと。
ただし、この表向きの理由の他に、人間だけで木の実を独占せず鳥たちの分を残しておくとか、旅人が行き倒れたときの非常食用に残してあるとか、そんな裏側の理由があります。墓地のお供え物と同じですね。
で、何が言いたいかと言うと。
木守りとして柿の実を残しておくと、たんたんころりんになっちまうんじゃね?
ってコト。
まあ、たんたんころりんが「柿の実を無駄にするな」という教訓からの妖怪であるなら、木守りの分までは叱ってこないとは思いますけどね。
でも、たんたんころりんに化けるまでが柿の実の持って生まれた“習性”“生態”ならば、木守りとで矛盾するわけで。
実際に、たんたんころりんを見たことがないので、何とも言えませんが(笑)。
○2019-10-30 (旧暦 神無月三日)
平賀源内を「江戸時代のエジソン」と呼び、その手の空想作品に超万能天才科学者キャラとして登場させることに、うんざりしている。
当然、それをやる作品は駄作としか思えない。つか実際、駄作だし。
源内は別に発明王ではないし、科学者ですらない。ただ、多少の理系思考回路を持っただけの山師あるいは企画マン。
例の「本日、土用丑の日」からコピーライターの才ありと考える線もあるが、これもライターというより宣伝屋のほうが近いと思う。
要は人を上手く丸め込んでカネを出させる名プロデューサー。断じて発明王でも科学者でも技術屋でもない。むしろ“源内髷”とか文芸とか西洋絵画とかの、美的発想のほうが光る。
発明の方面では。エレキテルこそ有名なものの実際は渡来品を見よう見まねで修理・復元したに過ぎず、静電気の原理をまったく理解していなかったうえ、相手をビリッとさせるのを“治療”と称して料金を巻き上げて、中には火傷をさせた“傷害事件”にまで発展している。火浣布(石綿)を作ったとする説もあるが、これも実用化までには至らず。やはり「町の自称発明家」の域を出ない。
ただし、トーマス・エジソンの言動を知ったうえで↑の呼びかたをするなら、当たらずとも遠からず、かもしれない。
エジソンも発明家であると同時に実業家であり、彼がGEを創業したことは有名。そして事業のため、めぼしい技術者たちに手当たり次第、声をかけては「共同開発」の話を持ちかけ、最終的には、そのアイデアを乗っ取る(かのダーウィンも目をつけた研究者たちに次々「共同研究」を誘いかけていたと聞くし、欧米での常套手段なのかな?)。エジソン名義の発明の過半数、ともすれば大半は他者の発案をいじったもの。
そんなあれこれが源内に似てなくもない。要領が良いんだよね。
いや、源内はエジソンほど要領良くない。むしろズサンで、いくつかの藩には足を踏み入れられない身だし、投獄までされてるし、最後は獄中死だし。
エジソンは大成功した経営者。源内は、ときどき小さな成功を挙げる程度の企画マン。
比較すれば明らかに 源内<<<越えられない壁<<<エジソン となる。
源内をあえて表現するなら、“超劣化レオナルド・ダ・ヴィンチ”あたりかな。
チョンマゲ時代の作品に登場させる科学者やエンジニアは源内以外から起用してほしい。
源内だけは不適格。
まあ、「日本のエジソン」と言うなら、からくり儀右衛門こと田中久重を置いて他にいないよね。
極めて優れた技術者であったうえに、芝浦製作所(後の東芝)を創業した実業家でもあるわけだし。
○2019-10-31 (旧暦 神無月四日)
うわあ。
https://article.yahoo.co.jp/detail/ 2ac723cee57e4e32748b83ee3b64ee2366713d51
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1910/31/news014.html
楽しそうだ♪
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庭に出る
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