★
戻る
○2019-05-01 剣璽等承継の儀 (旧暦 弥生廿七日)
地球外由来説は、すごいな。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/30/news011.html
でも、ワクワクする仮説なので妖之佑は好きです♪
○2019-05-02 八十八夜 (旧暦 弥生廿八日)
『今日は一日“ガンダム”三昧』
今日の昼、十二時十五分からである。
忘れることなかれ。
○2019-05-03 博多どんたく (旧暦 弥生廿九日)
あれがUFOなら面白いんですけど。
まあドローンでしょうね、政治的思想を持った何者かの操った。
今からでも、ドローンの所有と使用を完全免許制にすべきですよ。で、無免許・無許可品には厳しく対応する。
あんなのが、どこでも飛べて何でも盗撮できるなんて、尋常な世の中じゃありませんよ。爆弾とか積まれたら防ぎようがないです。
すでに所有している人にも、免許取得を義務付けるべきです。もちろん運転免許などと同じく、申請しても却下されるケースありで。
既得権の保護は、この際、無視していいと思います。過去に遡って規制したのは、実例がありますから。例えば、金属製モデルガンの銃口を塞がせて全体を黄色にさせた件とかね。
子供の玩具まで規制? そんな大袈裟な?
という声には、子供があんな危険な物を飛ばすほうが怖い、と答えれば充分。
誰だって、あんなのが頭上から落ちてきたら嫌でしょ?
○2019-05-04 豊川稲荷春季大祭 (旧暦 弥生丗日)
なるほどー。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/02/news008.html
言われてみれば。
識者ぶってディスる連中が何を知っているというのか。そもそも、お手伝いレベルですら実際にやったことねーだろ、おめーら。
ってことですね。
ふむふむ。
一理あるよね。
○2019-05-05 朔 (旧暦 卯月朔日)
トドロキさんがいてくれなかったらグダグダになってたな響鬼編。
にしても、いつの間に「響鬼」が襲名制になってたんだよ? 聞いてねーよ。
京介のポケットに、なんで響鬼ウォッチが入ってたのか。
そもそも、ヒビキさんは、どうなったの? 引退したの? 殉じたの?
ついでに言うとだな、鬼が変身解除するとマッパなのが本当の設定だかんな。
そんなあれこれ、いいかげんで放りっぱで。
響鬼ウォッチで一時的に響鬼になった京介は、ウォッチをソウゴに渡して、自分は自分なりの鬼を目指す、と。
上手くまとめたつもりだろうけど、あれ、まとまってないよね?
「ヒビキさんのような鬼」に、こだわる京介と。
「祝え」に、こだわるウォズさんと。
二人の迷走と、迷いを吹っ切ったところを、もっと、はっきりシンクロさせるべきでしょう。
京介は響鬼ウォッチをあえて使わず、あくまでも京介自身の鬼で闘うべきだったんじゃないかな。まあ、これは、京介を“冷和の響鬼”と認めたくない妖之佑の本音も含まれてますが(苦笑)。
あと、せっかく前回、京介にヒビキさんの“シュッ”をわざとらしく、くどいほどに真似させてたんだから、今回は、その猿真似をやめる、という明確な描写を加えていれば、より一層「ヒビキさんのコピーじゃなく自分なりの鬼を目指す」決意を表現できたんじゃないかなと。今回、真似を一切していないので演出的には、そういう意図があったかとも思われますが、判りにくい分もったいなかったですね。
そんな京介のデカすぎる態度に、やはり違和感を拭えません。
『響鬼』における京介が高飛車な態度を取った相手は明日夢くんだけだったはずです。甘味処たちばなの人たちには普通に敬語を使っていました(まあ、店の奥に立ち入ろうとしたりと、あれこれが図々しかったことは事実ですけどね)。
なのに、今の京介は先輩であるトドロキさんにタメ口だったり、初対面の年長者である順一郎さんに対して超上から目線。これ、違うよなー。
初対面や歳上に対しても変わらずタメ口で偉そうにするのは……侑斗ですよねぇ。
とは言え、侑斗が十数年経って立派な大人になったら、それは十九世紀の探偵みたいな格好をした桜井さんなのですから、誰にでも偉そうな態度は改善されているはず。あーもーややこしい!
トドロキさんの最後の台詞には涙を止められません。
「日菜佳さんに相談しよう」って……もう、いないんですよ中の人。
次回はキバ編。あーそう言えばキバってファンガイアの王様が着ける鎧だったっけ。
しかも新たなミライダーも登場? ギンガねぇ……その昔、昭和ライダーの劇場版に銀河王ってのが出ててだな。顔どことなく似てね?
つまり次回は王様が二人も出てくるということかも(笑)。
重たい話でした。
そもそも、野原だか山肌だかを開墾して田んぼにしたのは人間。人間なくして田んぼは成立しない。
なので、泥田坊は人間が生み出した妖怪とも言える(実のところ、妖怪の多くは人間の営みが原因で生まれてる)。
その泥田坊が、今度は人間によって棲む場所を奪われる。怒るのも当然です。
一方で人間は常に便利さ豊かさを追い求める性質が強く、あの隻眼社長の言うとおり、立ち止まることなどありえない。
対立は必至ということです。残念なことに。
ざっくり言うと、今回の話は「開発×土地の祟り」という、よくある図式の一つなんですよね。
三十年前のあれこれが繰り返されるのかと思いきや。
三十年前は、子供(現社長)が鬼太郎を怒りの目で睨みつけた。
今回は、子供(現社長の息子)が鬼太郎に礼を言った。
世界線が少しだけ移動したようです。
でも後味は良くないな。工事中止になったところで、あの土地が田んぼに還ることは、もうないわけで。泥田坊も浮かばれません。
ねずみ男がカネ目当てとは言え、なかなか良い仕事をしましたね。
なるほど、妖怪が認知されている社会なら、そっち方面の噂で、どうにでもできるわけか♪
そもそも、「エコ」の名のもとに普及へと進んだソーラですが。
今となってはメガソーラこそ環境破壊の急先鋒ですからね。そこンとこも、ちゃんと主張してた。流石です。
次回は狒々がエースを狙え?
まー、猩々が女好きというのは定番ですが……。
○2019-05-06 立夏 (旧暦 卯月二日)
触発されたので、少しラリー車について無駄話など無意味にダラダラと。
ダラダラ無駄話なので当然のこと、まちがっていても「だが私は謝らない」。
まずは妖之佑が個人的に好きな日産車から。
※ ダットサン 210
1958年オーストラリア大陸一周ラリーにてクラス優勝。
※ ダットサン 310(初代ブルーバード)
1963年サファリ・ラリーに参加するもリタイア。
※ ダットサン 411 1300SS(二代目ブルーバード)
1966年サファリ・ラリーで総合五位・クラス優勝。
監督によるレース記録が出版、後に『栄光への5000キロ』の題名で映画化。
※ ダットサン 510 1600SSS(三代目ブルーバード)
1968年サファリ・ラリーに試験参戦。
日産社員の運転による無改造フル・ノーマル車で完走。
1969年サファリ・ラリーで本格参戦。総合三位・クラス優勝・チーム優勝。
総合三位に終わったのは観客の悪質な妨害行為のせいとも言える。
映画『栄光への5000キロ』の撮影用ロケ車も総合五位。
1970年サファリ・ラリーにて総合優勝・クラス優勝・チーム優勝の三冠。
※ 日産 フェアレディ 240Z
1971年サファリ・ラリーで総合優勝。
この年は日産に勝たせない目的で大幅にルートを変更。
日産は不利な 510 から 240Z に乗り換え。結果は日産の勝ち。ザマァ♪
欧米のスポーツ界は、よくこの卑怯な手を使う(F1のホンダ虐めとか)。
※ 日産 610(ブルーバードU)
1972年サファリ・ラリーで総合十二位(240Z との共闘)。
1973年サファリ・ラリーでチーム優勝(240Z との共闘)。
※ 日産 710(初代バイオレット)
1977年サザンクロス・ラリーで総合優勝。
参戦した車はLZエンジン搭載のバケモノ。
※ 日産 A10(二代目バイオレット)
1979-82年サファリ・ラリーを四連覇!
日産のラリー参加は、これでひとまず終わり。
やっぱり昭和の日産は強かった。
※ ニスモ U12(八代目ブルーバード)
日産の四駆システム「アテーサ」を初めて採用した車。
ファクトリー参戦はないものの、ラリー向け仕様の SSS-R がニスモで販売されていた。
ニスモとしてアテーサ搭載車が WRC に参戦していたら、どうなっていたんだろう?
お次に、これも妖之佑が好きなマツダ。
※ 323(ファミリア 4WD)
WRC グループAの常連。
マツダは、1990年代初めに WRC から撤退。時期を同じくして、ル・マンからも撤退。
当時の筆頭株主フォードの意向があったかもしれん。みんなバブル(崩壊)が悪いんやーっ(涙)。
そして、WRC では絶対に外せないトヨタ。
※ セリカ GT-FOUR
ST165 、ST185 、ST205 と三代続いた WRC の覇者。
レギュレーション違反によるペナルティを機に撤退したのは残念でならない。
もはや永遠の名前とも言える三菱「ランエボ」の系譜。
※ ランサー 1600GSR
1973-76年サザンクロス・ラリーで四連覇。
1974年サファリ・ラリーで優勝。
1976年サファリ・ラリーでは1・2・3フィニッシュ。
「GSR」は、この初代だけでなくセレステやギャランGTO などにも付けられた三菱の栄光ある名。
※ ランサーEX 2000ターボ
1982年1000湖ラリーで三位。
※ パジェロ
パリダカと言えばパジェロ、パジェロと言えばパリダカ。
これ以上、何を言えと?
※ ギャラン VR-4
1991-92年コートジボワール・ラリー二連覇。
このときのドライバーは、あの篠塚さん。
※ ランサー エボリューション
まさに「降臨、満を持して」なランエボ。
平成を駆け抜けた三菱ラリー車と言えば、これしか無かろ?
乗用車に四駆を採用したメーカーと言えば他を置いてもスバル。
※ レオーネ RX
パートタイム四駆ながらサファリ・ラリーを連戦連破(クラス優勝)。
※ レガシィ RS
スバルとして初めてフルタイム四駆で WRC に参戦した車。
ただし、サーキットでの活躍のほうがメイン。
※ 555(インプレッサ WRX)
ランエボに並ぶ、平成のラリー車。
1995-97年の WRC を、メーカーとして三連覇。
ドライバーとしても都合、三度の優勝。
個人的には初代の「平目」が好み。もちろん戦闘力は「丸目」「涙目」「鷹目」の二代目のほうがあった。
スバルは、2009年に WRC から撤退。
※ WRX STi
インプレッサから独立。
残念なことに、ラリーではプライベート参戦のみ。
むしろ、STI によるニュルブリンク参戦がメインか。
外国車についても軽く触れておく。
※ BMC ミニ クーパー
1960年代のモンテカルロ・ラリーと言えば、これでしょ。
※ フィアット 131 アバルト
地味な車体で高性能。
やっぱりアバルト・チューンは憧れ♪
※ ランチア ストラトス
1970-80年代は、ランチアが強かった。
中でもストラトスはラリー専用に設計したものを参戦資格を得るための最低ラインだけ市販向け量産したという代物。同じ手を過去にプリンスがスカGで、やってた。まあファクトリー・チームの常套手段だから(笑)。
※ ランチア ラリー
続くラリーも同じ経緯で量産されたが、ストラトスに比べて地味な、そして後のデルタにも通ずるデザインから、ストラトスほどのインパクトは無い。
※ ランチア デルタ
ストラトスも強かったが、とにかくデルタは強かった。
70年代ならともかく、80年代に5ドアのハッチバックで WRC を闘うという……何を考えていたんだか(笑)。
※ アウディ クワトロ
国際ラリーで四駆、と言えば、クワトロの名が真っ先に挙がる……よね?
ランチアのストラトスやデルタ同様、アウディもクワトロをどんどん進化させていったから、全部を把握していない。
他にいくらでもありますが、妖之佑の興味ないものはスルーの方向で(苦笑)。
○2019-05-07 (旧暦 卯月三日、隠元禅師忌)
面白い!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000041-dal-life
何が面白いって、撮影者さんの推測する「原因」が、ですね。
とりあえず私も新たなる王の誕生を祝おう♪
○2019-05-08 百鬼夜行
百鬼夜行に関しても、そろそろネタ切れになってきたな〜。
勉強不足だわ。
○2019-05-09 (旧暦 卯月五日)
実際、交差点にて直進車の妨害をしつつ右折するバカ車は多いです。
判ってない右折バカに言うけど、直進してくる対向車にブレーキ踏ませた時点で、その右折は直進車への妨害行為、すなわち道交法違反になるんだからね。
右折だけでなく、駐車場などから道路に合流するときも、道を行く車にブレーキ踏ませて合流するバカ車は多いですね。この場合に、さらに腹立つのは、強引な合流をしておいて例の「サンキューハザード」で済ます態度。免罪符にすんじゃねーっ、バカヤロウが(これもあって妖之佑はサンキューハザード反対派)。
あと、前方の状況が判らないままに右折するバカも多い。「対向車の直進があるかどうか判らない」が、なんで「右折できる」に脳内変換されるんだよ? 意味不明だよ。
思い出してほしいのは、ほとんどの人が体験しているはずの、まだ免許を取る前の路上教習に出たときのこと。右折が怖くて怖くて仕方なかったんじゃありませんか? あの怖さは、免許を取ってからでも大切な感覚なのですよ、きっと。
一方で、記事に付けられたコメントを見ると「右折車が悪いのはもちろんだが、直進車も下手すぎる。自分なら、ちゃんと回避した」という自信家さんが多くて失笑させられます。こーゆー連中こそが、店に突っ込んで「アクセルとブレーキを踏み違えた」とか、信号無視しときながら「青だった」とか言い訳するのですよね。
青信号で直進、交差点に入ったタイミングで強引に右折車が突っ込んできた。こんなので無事な回避をできるのは、三船剛や犬神明くらいなものです。現実で可能とするなら、この状況を何百回と反復練習した場合でしょうかね。咄嗟に的確な対応を一瞬でなんて無理ですよ。レーシング・ドライバーでも難しいんじゃないかな。公道とサーキットは、まったく違う、車の性能も違うし。
妖之佑? もちろん下手クソですよ。だから、ニュースを観て読んで本当に怖かった。あの状況で自分なら、やっぱり事故になってしまうだろうから。気痴害どもの跋扈する公道なんて、できることなら運転したくないですよ、本音で言えば。
唯一の確実性の高い事故回避方法は、青信号の直進でも徐行する一時停止する、くらいでしょうか。
青信号の意味がないし、後続車に追突されるね、きっと。
インフラ面での対策は、すべての交差点を立体交差にするくらいしか、素人の頭では思いつきませんね。
右折用の矢印信号では不十分です。あれがあっても強引な右折や、逆に無謀な直進すらありますから。
むしろ、上り線と下り線で青のタイミングが別々の完全な時差式信号のほうが、いいと思う。これなら矢印を追加工事しなくても、信号のプログラム変更で済むからコストも抑えられそうですし。加えて横断歩道の扱いをスクランブルにすれば、さらに安全かと。唯一の問題は、それぞれで信号待ち時間が長くなること、かな。
青信号で直進してて他車にぶつけられるとか、歩道にいて車に轢かれるとか、どちらも悪夢以外の何物でもありません。
本当に、今の日本は交通事情が狂ってませんかね。
右折側の人が早々に釈放されたのは、何か警察が例の“池袋”がらみで市民の目を意識しているようにも思えますね。
道路事情だけでなく警察に信頼が置けなくなっているのも、日本って狂ってねーか? と感じる要素です。なんだかな〜。
教習員のかたのお話なので参考になるかも。↓
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190508-00010001-wedge-soci
○2019-05-10 (旧暦 卯月六日)
チコちゃん観てて。
あの“腹の虫”の図鑑が欲しくなりました。
廉価で出版してくれないかなあ。
ニュース番組を観てて。
津波の危険域とされる土地に自宅を新築した人の言い分に、あきれかえりました。曰く「子供が転校を嫌がるから」と。
新築するだけの経済力があるなら土地選びからできただろうに、転校しないことを身の安全より優先?
東日本のあの恐ろしい映像が、まったく教訓になっていないことに虚しさを憶えます。
米中貿易戦争の影響で中国に工場を持つ日本企業が不安の日々を送っているということに、あきれかえりました。
あんなことあれこれがあって、まだ中国に自社施設を作る日本企業があるだなんて、脱中国していないだなんて、頭おかしいんじゃね?
まさに、喉元過ぎれば熱さを忘れる。
あんな愚かどもみたくは、なりたくねーや。
○2019-05-11 (旧暦 卯月七日)
はああぁぁぁ〜。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00010001-giz-sci
あそこにヤマトが行ったのか……いや、百八十年後に行くのか。
綺麗だけど、むしろ七色星団みたいですね。
好敵手が待ち伏せてるのかな。
○2019-05-12 上弦 (旧暦 卯月八日、灌佛会)
A60系セリカXXと、すれ違ったぜぃ♪ しかも綺麗。
トヨタなんだけど憧れの車だったんだよなー。ソアラよりも、後のスープラよりも好きだったんだよなー。
連休中には、帰省してた誰かなんだろうか、RT40系コロナが近所に止まってた。それもピカピカ。
(このコロナでセルフじゃないガススタに行くと、店の人の反応が楽しいのだよ。なぜか判るかな?)
好事家さんは、けっこうおられるのですね。よきかなよきかな。
○2019-05-13 (旧暦 卯月九日)
渋谷隕石かと思ったよ。
釈アナザー由美子のあの自信が、どこから来たのか。
アナザーに契約モンスターが従うのは、ライダーの力のためだとしても(ドラグレッダーがオーマジオウに従ってたからね)。珈琲飲んでクダまいてた次狼の立ち位置は、どうなるのか。主がアナザーという認識は、あるのかないのか?
ギンガは何しに来たのか何者なのか。
仕方ないことですが、後半を観ないと何も判らないですね。
アップルパイがらみを始めとした安っぽいギャグの連続は、あー、いつもの井上本だわ。
ギンガの圧倒的強さを前に、ツクヨミが「ダメだこりゃ」とギャグ飛ばす余裕なんて、ないはずなんですよ。相変わらず、アニメと実写の区別がつかない人ですね。
つか、アギト編や響鬼編みたいな本編の続編という体でないのなら、キバ編の担当が井上御大でなくてもいいはずなんですがね。
せっかく井上氏が書くのなら、ちゃんとした『キバ』本編の後日譚(例えば、ファンガイアと人類の共存が上手くいっているのかいないのか、みたいな)にすべきだったと思います。
三十分に渡り戦闘シーン含めすべてが崩壊してるのは、もはや流石と言うしかないな。
後半で盛り返してくれれば、いいのですが……はてさて。
これ何のアニメ?(笑)
サングラスだけで完璧な変装として通じるのは、たんたん坊相手だけじゃなかったのねん♪
聞き覚えのある関西弁だと思ったら、やっぱりキン肉万太郎でしたか……いや、関西弁つながりなら平子真子のほうがいいか。
全編ギャグながら、ハラスメント地獄やら、無責任なマスゴミの言いたい放題やらと、ちゃんと風刺もあって。
ねずみ男が顔も声も出さずに出演というのも珍しい。
なお、竹刀は地面を叩くものではありません。
○2019-05-14 三隣亡 (旧暦 卯月十日)
維新による除名処分が一日遅いです。昨日のうちに、奴が離党届を出す前に、すべきだった。離党届を出させるべきではなかった。
しかも、奴は議員辞職するつもりがないらしい(奴は以前の不祥事を受け、次に公務中に飲酒したら辞職すると明言している)。
もしも国として日露の交渉を継続するつもりなら、早急に国会での辞職勧告が必要だと思います。一般市民が言うならともかく、現職の国会議員の発言ですからね。露西亜側が「極めて宣戦布告に近い」と解釈しても仕方ないほどの暴言です。そう言わせないためにも、露西亜が動く前に国の姿勢を明確にすべきなのですよ。そうしないとダメ(維新は野党なので、その処分は国の意志表示とは無関係)。
徳川の世、不祥事を犯した侍は、それを指摘される前に屠腹するものです。謝罪・反省の意志を先に示すことで、相手に拳を振り上げさせない。自分の属する藩に迷惑をかけないための最善策ですね。
徳川の世における侍は、今の世では政治家。ならば奴は、屠腹までいかずとも議員生命は自ら絶つべき。それがないなら、やはり国会が引導を渡すべきです。
あんなバカを議員に選んだ有権者も猛省すべきですね。国会議員にリコールはないので、支持していた有権者が一丸となって「もう一切、奴を支援しない」と当人にだけでなく、広く公言すべきでしょう。そうやって政治生命を絶ってやるしかない。これはバカを選んだ有権者の責任ですよ。
老害政治家も迷惑ですが、人生経験の浅い若年も政治家としては不適格だということになるんですかね。とは言え、その間もなぁ……そもそも政治家を目指す人間にロクなのいないのが真実。
百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に……ですか。
んー、どうなんでしょ。個人的には、よろしくない気がします。
一般人が立ち入れる古墳って、見た目は、ただの丘ですからね。そんなので外国人観光客が満足するはずがない。
となると、彼らは仁徳天皇陵を始めとした“ザ・古墳”って感じの所を目指します。ですが、このタイプの陵は面積こそ世界的サイズですが、残念なことに高さがない。立ち入らずに観光を楽しめるものではありません。
なので、予測できる事態は無断での立ち入りや、ドローンを上空に飛ばす(そして敷地内に墜落させてしまう)行為です。日本人と違い、外国人には天皇陵に対する敬意などカケラもないですからね。特にゴミチューバーとかが天皇陵を荒らす危険性は大きいんじゃないでしょうか。
まあ、お金のある観光客ならヘリとかで見物する手もあるんでしょうけどね。それも近隣住民には五月蠅くて仕方ないんじゃないかな。
とは言っても、宮内庁主導で観光施設化ってのも、ありえないしなー(せめて学術調査については柔軟な対応を宮内庁に期待したいところですけどね)。
ギゼのピラミッドとか、よくやってるよホント。
まあ、二世俳優も、そこまで応援する気にはなれませんが。それでもね。
政権ヨイショのパクリ作家が何を言うか。ですね。
そもそも芸能というのは権力者批判が基本です。漫才しかり、落語しかり、演劇しかり、古くは狂言も。もちろん文芸も例外ではありません。
ま、三流放送作家あがりで、他人様の文をコピペするしか能のない極右作家もどきには理解できないのでしょう。作家の肩書きなどやめて「安倍広報担当」と改名すべきでしょう。
米中貿易戦争は、日本にもダメージがあるでしょうね。
でも、ここは「産みの苦しみ」の機会だと考えるべきでしょう。
あのリーマン・ショックから世界(少なくとも西側諸国)は何も学ばなかったのか、経済面での中国依存が減らなかった。むしろ加速してきた。
中華マネーが巨大ではあっても、それを牛耳るのは、あの中国共産党です。悪の組織が世界経済の手綱を握っている状況は、不健康どころか危険極まりない。
これを好機として、世界経済から中国共産党を隔離して、健全な状態に近づけるべきです。日本企業が中国撤退の動きを見せているとも聞きますが、まあ遅すぎますが動かないよりはマシですね。とは言え「一時的」というのが気に入りません。そこは「恒久的」とすべきでしょう。
トミカなんて、とっくの昔に「MADE IN VIETNAM」だぜぃ。タカトミにできて、なぜ他の企業にできない? 恥ずかしくないのかな?
○2019-05-15 八せん始め、葵祭 (旧暦 卯月十一日)
『歴史秘話ヒストリア』
日付にからめて五・一五事件を取り上げて、犬養首相の物語と思いきや、チャップリン暗殺計画からのチャップリン伝記と思いきや、その秘書さんの半生とは、変化球にさらに捻りを追加してきたな。
それは、まあいいです。
個人的に気になったのは、首相暗殺シーンの小道具。青年将校の持っていた拳銃(の撮影用模型)ですね。
パッと見、小型オートに思えました。見憶えのある形ではありました。んー、あれを使ってたことあるのかな?
さあ、検索を始めよう。
「大日本帝国軍 制式 自動拳銃」
南部式(乙)
南部式小型
十四年式
九四式
二式
追加ワード。
「将校」
南部式小型
九四式
二式
「1932年以前」
南部式小型
違うな。ワード変更。
「大日本帝国軍 採用 自動拳銃」
南部式(甲)
南部式(乙)
南部式小型
十四年式
杉浦式
九四式
一式
二式
稲垣式
コルト M1903
FN M1910
「将校 1932年以前」
南部式小型
コルト M1903
FN M1910
「海軍」
…………
訂正。
「陸軍」
南部式小型
コルト M1903
FN M1910
むむ。
画面で観た形から M1910 を考えていたのですが、当時これを使っていたのは陸軍将校ですか。
とは言え、そこまでがっかりすることもありません。当時の日本であれば、U.S.A. 同様、個人的に拳銃を買うこともできたはずです。そもそも将校の携行する拳銃は通常は、お飾り。仮に戦地で使うとしても護身用という消極的なもの。作戦に組み入れられる性質の武器ではありません。なので、好きずきに腰にしていた者も少なくないと聞きます。
陸軍将校の間で好評だった舶来物を海軍将校が欲しても不思議ではないでしょう。日本人は昔っから欧米コンプレックス持ちですからね。
やるな、NHK。
ん? M1910 が何か判らん?
あー、それなー。
峰不二子の愛用銃だよ!
○2019-05-16 (旧暦 卯月十二日)
日立が製造した U.K. の高速鉄道「AZUMA」。
車体が日本製、ブレーキが独逸製なのは、いいとして。シートが伊太利亜製、というところがツボにはまった。
まさに適材適所♪ さてはアルカンターラでも使ってるのか?(笑)
ガンダム(と赤ザク)宇宙に立つ。
やりたいことは判るし、技術的に難しいのも判るんですけどね。
でも、理科やガンダムに興味ない人からすれば、それこそ「玩具を宇宙に放出しただけ」としか思えませんよ。それも、ちんまい玩具をね。富野監督は「なめてもらっちゃ困る」と言っておられますが、五輪が広く一般向けのコンテンツなのに対して、ガンプラはサブカルつまりはマイナーなコンテンツです。
ちんまい模型が宇宙空間で立った? で、ガンダムが喋るの? え? 喋らないし動かない? 立っただけ? それのどこが応援なの?
と薄い反応されても、文句言えませんぜ。
五輪のための企画なのですから、万人が「おおーっ」となるような演出が必要だと思いますね。それこそ監督の領分じゃありませんか。技術者のかたがたと相談なさって、盛り上がる構成にしてくださいよ。
オンキヨーまでもが身売り……もう、おしまいだあ。
まあ中華に売られなかっただけマシと思うしかないな。
またプリウスだよ。
こう重なると、お定まりの「車が勝手に走り出した」という言い訳が力を持ってしまう危険性を考えるべきかもしれません。
トヨタも、そろそろ対策を取ったほうがいいんじゃないですかね。ブレーキ・アシストだけでなく、暴走への徹底的な対策を。あと、巷で悪評なプリウス独自のシフト・レバーを一般的な仕様に変えるべき。
運転手を弁護する余地は無いと思います。どうせ、コインパーキングから出る際の支払いでモタついて姿勢が崩れて足がブレーキからアクセルにズレた、あたりだろ。ATなんだから、そういう場面ではPレンジに入れとくべきだろ。バカが!
めんどくさがりがAT車を選び、そのめんどくさがりの性根ゆえ、AT車の運転ですら、いいかげんにぞんざいにやる。迷惑千万です。行政はサ、六十過ぎたらMT車限定免許にと制度を変更すべきだよ。どうせ「車が無ければ困る」って人は田舎住まいなんだから、元々が軽トラに乗ってるって。だからMT限定免許にしても不都合なんてないって。
怪我をされた保育士のかたは、とっさの行動とは言え、とにかく頭が下がります。自分だったら……脳からして反応できないだろうな。仮に一瞬で事態を呑み込めたとしても、怖くて体が動かないだろうし。
スルガ銀行がノジマと業務提携ですか。
まあ、お似合いなんじゃないですか?
戦争発言で党を除名された例のバカ議員。
「言論の自由」とか言い出しているそうで、もうバカを通り越して****ですね。
言論の自由だからと、いかなる暴言でも許されるわけではないことくらい、判らないのかな。それほど低脳なのかな。まあ、****なんだろうな。
独逸ではナチスに関するものはNG。言論・表現の自由という考えかたからすると、どうなんだろ、という声もあるかもですが。それほどに国として大戦の反省を重要視していることの顕れだと思われます。そんな独逸政府の姿勢を批判してるのは、それこそネオナチくらいなものでしょ。
○2019-05-17 興福寺薪能 (旧暦 卯月十三日)
ネットで拾ってきました。
画一的(がいちてき)
云々(でんでん)
背後(せいご)
保育所(ほけんじょ)
伊藤博文(はくぶん)
願って已ません(いません)
三流大であっても四大卒がこれは、さすがに日本の恥でしょ。しかも総理だなんて……つか、こんな阿呆が新元号の選定に意見を出したというのがもう、悪質なギャグとしか。
特に退位礼正殿の儀における「願っていません」は酷すぎた。仮に漢字そのものを読めなくても(オイラも「已」は読めなかった)文脈から「やみません」は、すぐ判る。これが判らないなんて、もう日本人をやめろ、ってレベル。
他の誤読も同じ。「がいちてき」「でんでん」「せいご」なんて日本語、使ったことないはずなのに平気で読んでしまう、その投げやりともとれる態度。「保育所」を「保健所」と言ってしまうのも、論題を理解していない証拠。頭を使わず謂わば“自動的”に音読しているから、こういうことになる。仕事なめてるだろ。
あの晩に切腹していないのが不思議でならないよ。恥知らずとは、このことを言うんだね。
せめて、最初の誤読を機に下読みを習慣づける程度の学習能力があればねぇ……同じ失敗を何度も繰り返す者は、どんな職場でも使い物にならんですよ。
羨ましいねぇ。
親や親族の七光りがあると無知無能でも高給取りになれて。(けっ
いや実際サー。
総理大臣が「森羅万象担当」だの。
総理大臣が「立法府の長」だの。
ひどすぎるでしょ。
『月曜から夜ふかし』に出てる街のユニークな爺さん婆さんの言葉じゃないんだぜ? 現職総理の言葉なんだぜ?
実のところ、お友だちも相当なもので(これまた、ネットで拾ってきました)。
三種の神器(しんぎ)
低迷(ていまい)
物見遊山(ゆうざん)
頻繁(はんざつ)
未曾有(みぞゆう)
踏襲(ふしゅう)
前場(まえば)
怪我(かいが)
完遂(かんつい)
順風満帆(まんぽ)
措置(しょち)
思惑(しわく)
破綻(はじょう)
有無(ゆうむ)
詳細(ようさい)
所信表明(しょとくひょうめい)
凄いな。現総理を越えてる。
最後のは、さすがにあかんやろ。総理経験者だぞ? 「総理のショトク表明演説」? 何だそれ?
「カップラーメンは四百円」が可愛く思えてくるな……。
重ねて言いますけど。
一般の社会人なら読めるものを読めないことも問題だけど。
それよりも、同じ失敗を繰り返すその姿勢こそが大問題なんですよ。なぜ次は、やらないように予防策を講じない? 下読みすればいいだけなんだが?
前の五輪&サイバーセキュリティー相が原稿をまともに読めなかったのも、さもありなん。
賢い人は、自分より知恵や知識のある人を傍に置いて参謀として活躍してもらう(あえて悪く言えば利用する)けど。
対してバカは、自分より利口な人を横に置きたくないんだよね。お山の大将でいたいから。だから自分よりバカで周囲を固める。結果、バカの集団できあがり♪
おまえら、国政なめてるだろ。
○2019-05-18 (旧暦 卯月十四日)
新型スープラに、がっかりしている人、いそうですねぇ。
BMW との共同開発で、BMW Z4 の名で、あっちからも出てるそうで。
これって、実質的 BMW車を少しだけいじってトヨタの名前を付けたんじゃね? 共同開発とは名ばかりで、トヨタはお金だけ出したとかサー。ありえますよね?
直6エンジンでFR。往年のスープラが復活したと言うよりは、BMW のオーソドックスなパッケージングであると言うべきかも。
思い出すのは 86 ですね。
あの「ハチロク」のテイストが復活するかと思いきや。何とスバルとの共同開発で水平対向エンジンという。
いや、妖之佑はスバル好きだからいいですけどね。
「ハチロク」好きさんたちにすれば、直4の小柄なジャジャ馬を期待していたであろうことは想像に難くない。それが水平対向ですからね。あれでは、86 は偽名で、BRZ こそが真名と考えるほうが正しいと言ってしまっていいだろ。
スープラも 86 と同じことをしたのかな。
これはもうね、今のトヨタに本格的スポーティー・カーを作る力が無い、と見るべきなのかもしれません。
以前のTVCMで「スポーツカーを作り続けなければならない」と力説していた豊田社長の姿が、今では何だか滑稽に思えてきます。これでは「作る」じゃなくて「作ってもらう」でしょ。
単独で自力開発できないんじゃあねぇ……。
せっかくの復活劇に水を差す暴言と言われても仕方ありませんが。
がっかりした、というのが妖之佑の本音です。
まあ、買うお金ないから、本当に外野の身勝手な戯れ言にすぎませんけどね。
だから、笑いとばしてくれれば、いいのです。
初代 MR2 みたくコンパクトな5ナンバー車のほうが、非力であっても人気出るんじゃないかな?
○2019-05-19 望、三社祭 (旧暦 卯月十五日)
けじめというのは必要でね。
シリアスとギャグのきちんとした棲み分けが出来ないなら、劇中にギャグを入れるべきではない。変にごっちゃになると何がしたいのか判らなくなる。
例えば、押井守監督は、そういう使い分けが実に巧みでギリギリの線を攻めてくる。『うる星やつら』や『パトレイバー』などのアニメ作品を観れば、よく判る。
宮崎駿監督も、そう。『カリオストロの城』では、ギャグ要素は調味料程度と、ちゃんと匙加減をしていた。
その他、さまざまな監督や脚本家のかたがた、みなさんそう。これは技術であると同時に分別でもある。あるいは良識? センス?
さて。父君が昭和ライダーの脚本家で、今はお子様も脚本家という、いわばエリート様。その御大の今回のお仕事を観て、率直に感想を述べるなら。
いいかげんにしろ!
この一言で終わるよ。
先週の前編。全員がキャラ崩壊を起こしており、それぞれの動機その他が意味不明。実質的な主役である釈アナザー由美子も、冤罪に対する復讐と言うわりに、女王になると言い出すあたり狂ってた。ギンガについてはもう、おまえ何しに来たよ?
で、今回の後編で、それぞれが解決や回収されたかと言うと……ほとんど何もなし。唯一、明かされた事件の真相というのが、女王様が「自分の嘘を本当と思い込む」という頭の壊れた人だった……何だそれ? 仮に女王様が精神疾患というのなら、ほのめかし程度でいいから前半にその伏線を張るのがルール。そんなことを何もせず、いきなり心の病気でしたと言われて、受け入れられるかってーの。しかも、面倒なキャラだから最後には殺すという放り投げストーリ。
ギンガに至っては何か知らんが、時空の歪みから生じた“力”そのもの、ですと? ごめん言ってる意味が判んない。しかも、スウォルツですら手こずるギンガを、何だか判らんうちにトリプル・ライダーキックで粉砕。いや前回、トリニティですら、まったく歯が立たなかったんだが? せめて、ギンガの弱点である“ソーラ・システム”を突かんかい!
顔を傷つけられたオーラが仕返しに女王様を殺ったけど。スウォルツはともかく、オーラもウールも、自分の手を直接汚すことはしない。いつもアナザーにやらせる。しかも、傷だけで命まで取る? オーラって、そういうキャラ? まあ、これは、ソウゴが十年前に初恋して十年越しに失恋したことや、ツクヨミが激辛党であることや、ウォズさんが食いしん坊なことなどと同様、次回にはサッパリ綺麗に無かったことになってるはずだから、いいよもう。
個人的な想像ですがね。御大って、押井守監督にすんごくコンプレックスを持ち続けてるんじゃないのかな、と思うんですよ。だから、押井作品の真似をしようと、あれこれやる。食事シーンが異常に多いあたりに、それが顕著に出ている。でも、押井監督みたいな才能もセンスもないから、いつも滑る失敗する。そんな感じがしてならない。
押井監督が去った後のTVアニメ『うる星やつら』の一エピソードで、原作の話を元にしながらも完全なオリジナル展開したヤツがあるんだけど、それが見事なまでにストーリ崩壊を起こしてて、はっきり言ってプロの仕事とは思えない出来だった。押井監督お得意の不条理非現実路線を真似ようとしていたことは観てすぐに判った。けど失敗している。大失敗している。もちろん脚本担当が誰だったかは……ね。
とにかく、全編通してのマンホールの蓋。あれは何をしたかったのかと問いつめたいね。シリアスのフリをしたギャグなら判る。だが、ギャグを散りばめたシリアスで、あれはない。絶対にない。素人並みの下手を打っていると断ずる。少しは恥を知っていただきたいものだ。
結局、次狼は判っててアナザーに従っていた。で、ソウゴにキバウォッチを渡した。いや、辻褄合わんやろ。アナザーキバの誕生は 2019年。なら、剣編やアギト編に倣えば、紅渡も依然としてキバのはず。ならばアームズモンスター三匹は渡に従っているはずだし、キバウォッチも生成されていないはず。なのに……。
ラスト、自転車のチェーンが外れて困っていた麻生ゆり似の女性をソウゴが助けるところは、まさか『パトレイバー』OVA第二シリーズ「火の七日間」(「上海亭の裏切り」事件と言うほうが判るかな?)の終盤を真似してる? あれは押井脚本なんだが……まさかね。いや、ありえるのか?
て言うか、ソウゴの「セーラさん」って、けっきょく人違いだったの? そこくらい、ちゃんと描こうよ。
次はカブト編。
期待していいんだよな?
ねずみ男の浮上方法が、ほとんど『河童の三平』で笑った♪
大胆な新解釈を出してきましたね。でも、『墓場の鬼太郎』におけるジョニーと『ゲゲゲの鬼太郎』におけるエリート、この二つの名を上手く一つのエピソードにまとめたものだと感心します。なんかオイラもジョニーに同情しちまいそうだよ。声がフリーザ様のわりに、あっけなかったですけどね(笑)。
依頼人である社長氏の態度は、まあ人間としてはデフォに近いし、ちゃんと謝礼金を用意してるだけかなりマシなほう。二度と妖怪事件に巻き込まれることなどないと高をくくっての失礼な言動なんでしょうが……あの世界では妖怪は普通に認知されてますからね、じきに何か起こって後悔するだろ(天下のモグリ医ブラック・ジャック先生に治してもらいながら手のひら替えしした連中は、たいがい酷い目に遭ってますし♪)。
次回も引き続き西洋妖怪。お? アニエス出るの? エリートがバックベアード様の顛末を知っていたし、これは西洋妖怪軍団再襲来、あるいはバックベアード様復活の予兆?
つか、四将の件が完全に止まってるんだが。石動も寝てるのかな?
○2019-05-20 (旧暦 卯月十六日)
肯定側、否定側ともに、激しい勘違いをしているために無駄に炎上している。
としか思えません。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000011-nkgendai-ent
先日にも申しましたとおり、芸能・芸術の基本姿勢は権力批判であるべきです。と言うか、権力者に面と向かって物申せないからこそ、芸能・芸術という手法で婉曲的・比喩的に批判をする、というものだと思います。
もちろん、中には宮廷絵画のように権力におもねる芸術もありますし、その存在を否定も拒絶もしません。クラシックの名曲なんて、大半は偉い人をパトロンにして成立しましたしね。
ですが、それでも基本姿勢は権力批判です。そうでなくては、なりません。
「ペンは剣よりも強し」をここで使うのは誤用だと思いますが、剣を持つ権力者に庶民が対向するにはペンしかないとも言えるでしょう。
思うに、今回の……いえ昨今の炎上あれこれの原因は、芸能人が芸でもって政治的表現をしたことではなく、その思いを直に発言してしまったこと、だと思います。
んー。どう言ったらいいのかな。
えーと、つまりです。
仮にですよ。現職総理を批判したい作家がいたとして。その思いのたけを作品に込める。直接に現職総理を名指しで批判するのではなく、例えば異世界の国王に総理の言動やキャラを投影し、敵国や魔族との闘いの中で、その王様を滑稽に、あるいは卑怯に描くことで、批判とする。
ここまでなら、問題ないと思いますし、これを弾圧しようものなら、それこそ表現の自由の危機でしょう。
問題となるのは。この作品を書いた著者本人がもしも、あとがきやインタビューやブログにて「この作品は現職総理の人柄や政策を痛烈に批判したものです」と書いてしまったら? 言ってしまったら? ということなんです。これでは小説の形を取った意味がなくなりますし、だったら作家やめて政治評論家か思想活動家にでもなれよ、と言いたくなるでしょ。
今回の件で言うなら、当人である俳優氏は、体制批判の気持ちを口にすべきではなかった。
そんなのは「映画を観て、皆さんそれぞれで感じてください考えてください」とだけ言えばいい。それを受けて、鑑賞した人々が、ああでもないこうでもないと感想や意見を交わせばいい。映画を俳優を褒め称える者もクソミソに貶す者もいるでしょう。それでいい。衆人にテーマを振って考えさせる。それこそ芸術の本領発揮というものです。
ネットの、とりわけ SNS の浸透で、様々なプロがダイレクトに意見や思想を発信するようになりました。役者なのに作家なのに噺家なのに芸人なのに歌手なのに、ネットで発言してばかりの者だらけです。
でもね。
言いたいことがあるなら、それぞれの分野を使って表現しろよ。直接の言葉なんか使うなよ。それじゃ芸なんて要らんだろ。そんなの、ただの論評だろ。
昨年、鬼籍に入られた某ベテラン俳優氏は晩年、極右に傾倒し、そのため巷では「晩節を汚した」という批判もかなり出ましたよね(妖之佑も同意)。これも同様のことだと思います。別に、ご本人が右だろうと左だろうと、それは思想の自由です。ただね、役者なんだから、その主張は芝居で表現すべきだった。なのに普通に発言し、右翼政治家に露骨に擦り寄ったからこそ「晩節を汚した」と言われてしまうんですよ(この御仁、「産経新聞を読んで国際政治情勢の真実を知った」とか言ってなかったっけ? だとしたら、それこそ某元防衛相と同レベルの**なんだが?)。
手塚治虫先生の『七色いんこ』を読んでみてほしいな。
芸能とは何か、表現とは何か、ということの一つのヒントになると思います。
○2019-05-20 百鬼夜行
大雨でも執り行われるのかな百鬼夜行。
雨と言うと、何を置いても雨降り小僧ですね。
外見の初出は、おそらく鳥山石燕。後の絵、とりわけ『鬼太郎』の雨降り小僧は、この石燕の絵を元にしていると思われます。
さて、この雨降り小僧。
好きなように雨を降らせる妖怪なのか、自動的に雨を従える妖怪なのか、はたまた雨の中でしか活動できないので雨を追いかける妖怪なのか。そのあたりが、よく判らない。
て言うか、そもそも雨降り小僧という妖怪自体、鳥山石燕の創作という可能性が否定できません。石燕の妖怪画集、言うならば『百鬼夜行』シリーズには、他の本や絵巻では見かけない妖怪が、わりと出てきます。なので、妖之佑は大胆に生意気に、鳥山石燕を水木しげるさんのような絵師だと考えています。要するに、伝承・伝奇を元にしつつも、自身の創作を加味して様々な妖怪たちに名や形を与えた人、という意味。そこには、もちろん完全創作も含まれるわけです。
まあ元々、当時の江戸は妖怪ブーム。なので、それまでは存在しなかった……あー、ええと言いかたを変えましょうか。それまでは我々人間に認識できなかった妖怪たちが一気に、その存在を主張し始めた時代と言えます。昭和で言うなら口裂け女のような現象が次々と起きた時代。石燕は、そのムーヴメントに乗ったイラストレーターだったと言えるんじゃないかと。
そもそも、妖怪には姿形のないものが多い。天候とか音とか振動とかチラッと見えた気がする人影とか何となく感じる気配とか、謂わば「妖怪現象」ですね。そこに形を与えたのが石燕の功績とする考えもあるんじゃないでしょうか。それこそ、水木しげるさんみたくね。
ちょいと寄り道が長くなりましたが、だからこそ、雨降り小僧の性質が判りにくい。
まあ想像しますと、急に雨が降ってきたら「雨降り小僧が来たな」って感じだったのかもですね。
『鬼太郎』の雨降り小僧は有名だから、置いときまして。
個人的に大好きなのは手塚治虫先生の読み切り作品『雨降り小僧』ですね。
内容については触れませんが、この作品、よく感動ストーリとか心温まるとか評されます。妖之佑も昔は、そう思っていました。
が、最近思うに、これって、かなり残酷な物語だよな。と。雨降り小僧にとってではなく、主人公である人間の子・モウ太にとっては、悲劇的結末だと思うんですよ。だって、たぶんモウ太は一生、悔やみ続けるんですから。登場人物に厳しく冷淡なのは手塚先生の本領発揮ですね。
『うる星やつら』にアメフラシなる妖怪が登場する話がありましたが。
高橋留美子さん、きっと手塚先生の『雨降り小僧』を参考にしたんだろうなー、と思うのでした。実際、けっこう被る部分が多いんだな。
○2019-05-21 小満 (旧暦 卯月十七日)
地域によっては、とんでもない豪雨であり災害だったそうですね。
こちらは幸い、大雨って程度ですみました。
大雨はともかく、暴風雨のときに傘にこだわるのは、ぜひともやめていただきたいです。
そもそも横殴りの雨で傘さしても無駄ですし壊れますし。で、その傘を風にもぎ取られたら、他の通行人やバイク、車などにとって危険物ですし。
風にあおられて車道に出た人とバイクが接触した事故って、ひょっとして傘が影響したんじゃないのかな? あれでバイクの人は転倒して重体、一方の歩行者は軽傷だと聞きますし、歩行者とバイクの事故ですから、後のあれこれでバイク側不利ですし。バイクの人が気の毒すぎです(まあ、暴風の中をバイクも何だか、ではあるのですが……)。
強い風雨のときに傘をさすのは端迷惑です。やめてくれ本当に。
前々から思っていたことなのですが。
避難準備、避難勧告、避難指示って用語。
これ、言われて判ります?
まあ、準備は判りますよね、だいたい。
でも、勧告と指示が判りにくい。
避難指示 > 避難勧告 > 避難準備
の順に強いんだそうで。
でも、語感からすると指示より勧告のほうが強そうな気も、しませんか?
こういうところに、役人や専門家のバカさ加減が見え隠れするのですよ。
例えば批難指示を無視して亡くなった人を「無警戒のバカが自業自得だ」と批判するのは簡単ですが、そもそもこういった広く一般向けに、しかも緊急に発信する言葉に、専門用語が必要なのでしょうか? 前もって調べておかない人が一方的に悪いのでしょうか?
伝わらなければ意味がない。
とは考えないのでしょうか、役人や専門家は。
シンプルに単語で比較しても、
「勧告」……説き勧めること
「指示」……指し示すこと
んー、どっちが強いんでしょうね。ぶっちゃけ判りません。
まあ「避難準備」は、このままでもいいでしょう。判りやすい言葉ですから。
でも、勧告と指示は、もう少し工夫が欲しい。
けっきょくのところ「避難勧告」より「批難指示」のほうが強いってのは、行政側の作ったルールに過ぎません。それは内輪の物事。一般に広く使うには、それではダメなのですよ。
極端な話、事情により小学校すらまともに卒業できなかった爺様婆様や、現役小学生、現役幼稚園児などでも理解できるような表現にすべきではないでしょうか。あと、できれば、日本に滞在している外国人にも判るような表現。
要するに。
「逃げたほうがいいと思うよ。逃げなくて酷い目に遭っても知らないからね」
「逃げろ。とにかく逃げろ。死にたいのか?」
この二つをそれぞれ短い言葉に変換できるといいのですよ。小難しい専門用語や辞書に頼らないと判らない固い単語などでなくね。
数字で段階的にしたら、という意見もあるそうですが、これも問題あり。
つまりね。例えば三段階表示にしたとして、1→2→3と強くなっていくのか、それとも五輪みたく1が一番強いのか、ここの取り決めを周知徹底しておかないと正しく伝わらない。それでは専門用語と変わりませんから、意味ないんですよ。
「イエロー」と「レッド」のほうが、まだ伝わりやすいんじゃね?
○2019-05-22 庚申待ち
仙人になりたい人は、がんばれがんばれ♪
○2019-05-23 庚申 (旧暦 卯月十九日)
『ダンジョン飯』6、7
九井諒子/ハルタコミックス
第5巻も、かなりの山盛りでしたが。
6巻7巻も、なかなかですね。もはやギャグ漫画とは言わせない。
ライオスの「すごくかっこいい」という大馬鹿台詞は置いときまして。
魔物として皆の前に立ちはだかったファリンの強さがハンパなく。まあ炎竜の力に加えて、ファリンの魔法ですからね。そりゃヤバい。さすがのシュロー配下でも歯が立たない。
そう、シュローの一行。侍と忍者の部隊ということで日本を意識した、ますますもってRPGに出てくる東国って感じですね。扉絵によれば、ライオス一行が最初に炎竜と出くわすまでも、ちゃんと主であるシュローを護衛していたようで。肝心なときに出てこなかったのは、あれか、直前あたりでダンジョンの迷路か何かではぐれた、ってトコかな。まあ、いたとしても、マイヅルさんはシュローしか助けなかっただろうけど。
で、あれこれあって険悪になったライオスとシュローは青春的殴り合いによって、いちおうの和解。
ここで意外だったのは、例のカブルーの言動でした。ライオスの化けの皮をはぐ、とか言っときながら、冷静にライオスのことを見ており、しかも怒るシュローを巧みに制する。カブルーがあれこれ気遣いをしなければ、メチャクチャになってましたね。
カブルーの行動あれこれの根底は、7巻で西のエルフたちと対峙するときに明かされました。
魔物によって家族と故郷を失った。だから魔物は嫌いだし苦手。悲劇を繰り返さないためにも迷宮はすべて封印すべき。でも、魔物がトラウマな自分では迷宮攻略は無理。なら腕の立つ冒険者の攻略を支援しよう。
という、かなり真っ当な思考回路なことに、びっくりしました。その過程で変わり者ライオスのことを知り、実はあれこれ相当回数アプローチを繰り返してはスルーされていたという(苦笑)。
だとすると、仲間に見せたあの邪な表情と「化けの皮」という悪意ある台詞は何だったのかと疑問に思います。作者の中でキャラが固まりきっていなかったのか、あるいは仲間に対しても全部を語らなかったのか。が、今回の事情は心の中の台詞なので、本当のことだと思います。カブルーは自己利益そっちのけで地上を守ろうとしている。今はライオスが支援するに足る存在かどうかを吟味している段階。
この間、宝石類や麦の件は水に流したようですね。チルがマルシルに「黙ってりゃ判りゃしない」と言うのを離れた所から、カブルー側のハーフフットが聞いてますから、後々もめることになるかもですが。
さて、ファリンを助ける方法ですが……どうやら、なさそうです。
7巻で、アセビあらためイヅツミが半人半獣であることにからんで。
マルシルの説によれば。炎竜に術がかけられていたため、本来なら混じらないはずの人とドラゴンの魂が混じる事態となってしまった、とのこと。
魂を卵に例えた話からすると、いったん混ざった魂を分離するのは不可能らしい。つまり、ファリンは狂乱の魔術師から解放され正気に戻ったとしても竜の体を自在に操る獣人として生きるしかなさげ。ライオスの夢に出てきたファリンは、このことを言っていたのですね。
もはやギャグ漫画とは言わせない、ハードな展開となってきました。
もちろん、本来の魔物食話も健在で。
夢魔を蛤みたいな貝にしたのは流石ですね。伝承によると蜃気楼は海底に棲む巨大蛤の吐く息だという。蜃気楼→幻→夢、という連想で、この設定になったのでしょう。素晴らしい思いつきですね。
なお、そんな貝の魔物が実はドラゴンの一種だとしたのは、法螺貝からのものだと思われます。法螺貝が成長すると竜になるという伝承があるのですよ。本当に、よく調べ込んでるなぁ。
この回の扉絵のマルシルが破壊力ハンパない!
食べ物ではありませんが、シェイプシフターの話も面白い。
ライオスたちと一緒に読者も偽物探しできる構造になってますからね。いや本当に丁寧な仕事です。
あー、あの最初に偽物判定されたマルシルは、たぶんセンシのイメージだと思う。やたら黒魔術を連呼してたからサー♪
マルシルが怒ってた、ファリン似のライオスは、そんな反面、実はマルシルのイメージでしょう。つまりマルシルはライオスのことを「ファリンのお兄さん」という認識でい続けているんだと思う。
最後に出てきた本体は、まんま九尾の狐ならぬ九尾の狸。そりゃ幻覚操るの得意だわなー。
あれ? そう言えば、シェイプシフターの死体は解体して調理せんかったのかな?
「やっぱお前 聞こえてたんじゃねーか」
は、まんま“見える人あるある”のアレですね。怖い怖い。
彼らは、やはり黄金城の住人だった人たち。その人々が住まう村で、事の真相が明かされました。
デルガル王の孫であるヤアドの言うことにゃ……って、孫? 子はどうした? まあ、いいか。
やはり、あの道化だった黒エルフこそが狂乱の魔術師であり迷宮を作って人々の死を禁じた張本人。その名をシスル。
ケン助の柄がダンジョンクリーナーの影響で獅子顔になり、それこそが黄金城の守り神である翼獅子。あれは、たぶんクリーナーのせいで変形したんじゃなく本来の形に修復されたんだと思う。だって、そもそもケン助を持っていたのは、まさに翼獅子を象った甲冑だったからね。動く鎧が年月のせいで型崩れでもしてたんでしょ。
ヤアド、無事だといいのですが……。
まさかスカイフィッシュを持ってくるとは思いもせんかった、センシの過去エピソード。
これも上手いよなぁ。チェンジリングなる代物を巧みに使った話で、唸らされました。
しかし、センシの年齢が判らなくなったな。坑夫時代に三十六歳で青年というよりは少年に近い印象。同じドワーフのナマリが六十歳で、こちらは、いちおうまだ娘さんって年齢だと思われ(カブルーの視線にリンが怒ってたからね)。人間換算すると、坑夫センシは十五、六歳で、ナマリは二十六、七くらいか? そこから強引に導き出すと、今のセンシは中高年で「おっさん」とも「じぃさん」とも言われるようなので、人間換算で六十前後? ドワーフ年齢で百四、五十くらいになるのかな?
けど、この大雑把な計算だと坑夫組が迷宮を発見して全滅したのが百年ほど昔のことになる。センシは魔物食の研究を十年来やっていると言ってたから、九十年かそれ以上を無目的に迷宮周辺でブラブラ過ごしていたことに……マジか?
ちょぉっと計算に無理があるのかな。もう少し材料が欲しいところ。
センシがケルピーを「アンヌ」と呼んでいた理由も、ここで回収。いちいち丁寧ですな。
チルが世帯持ちだったことにも、びっくりだ。
一行が、しっかりチェンジリングを踏んで、8巻に続く(笑)。
○2019-05-25 鶴岡化けものまつり (旧暦 卯月廿一日)
『幸せカナコの殺し屋生活』1
若林稔弥/星海社コミックス
とある社畜さんは過労死ののち、三百年にも渡る悠々自適な理想的生活を手に入れましたが。
こちらの社畜さんは、手遅れになる前に、ちゃんと逃げた。そして転職した。という大正解の選択。
転職先をまちがえた以外はな(笑)。
引きこもり不登校でネトゲから知識を得、人の目が怖くて自然と気配を消すスキルを会得し、毎日毎日終電に乗れず深夜を走って帰宅して培われた体力。
気づけばレベルMAXならぬ、その道の天才になっていた主人公カナコさん。
社長さんから熱く口説かれては、そりゃ嬉しいですよね。生まれて初めて人から必要とされたんですから。
まあ言ってもギャグ漫画ですから♪
たった一ヶ月で、そこそこできるプロの殺し屋になってしまうカナコさんが、なにげに怖いです。
一人目を殺ってボーダーを踏み越えたのでしょうか、二度目以降は標的の命が軽いこと軽いこと。ちょいとイラついただけで殺意が実行に移るあたり、マジで怖いですカナコさん。
まあ言ってもギャグ漫画ですから♪
殺し屋と言いながら、モンスター・クレーマーだのヤリチン大学生だの万引き主婦だの痴漢リーマンだのと、標的の悪人度がセコいったら。
日常で誰でも遭遇しそうな迷惑人間をカナコさんが殺るという、まさに日常に潜む闇。
そんな闇を感じさせない軽い作風が素敵ですね。
普通なら、万引き主婦にも子供がいるだろうし、痴漢リーマンにも奥さんや子供がいるだろうし、そんな遺族は後をどう暮らすのか、お父さんお母さん女房旦那が実は万引きだの痴漢だのとバレた遺族に対する世間のバッシングなども想像すると、カナコさんの罪は重いんですよね実は。
でも、それを思わせない工夫として、標的には瞳を描かない。その結果、標的は人ではない“人でなし”“人間もどき”と読者が無意識に思ってしまう。なので標的の背後を気にしなくていいワケ。
まあ言ってもギャグ漫画ですから♪
ストーリと関係ないところでの、カナコさんの動物使いぶりが、また楽しいです♪
「ムリムリムリムリカタツムリ」なんて、ほんの序の口ですよね。
ロップイヤーは両手で拒絶の意志を示しますし、オオイヌワシはちゃんと当たり屋を睨んでますし。
しくじリスに至っては、盗撮スマホをカナコさんより先に捕捉、カナコさんの発砲と同時に散開する始末(笑)。
おったまゲンゴロウや、ぶっころスフィンクスのインパクトも素晴らしいです。
まあ言ってもギャグ漫画ですから♪
暴のチンピラと区別つかない、いかにもな外見の刑事に目を付けられて、いよいよ物語が動きそうなところでの二巻に続くは、やられますね。
つーか、そもそも社長の入社テストがリスキーすぎましたね。あれじゃ、わざわざ紐付けするようなものです。
刑事によって徐々にカナコさんの裏の顔が剥がされていくのか。はたまた、カナコさんに一目惚れした刑事が逆にカナコさん陣営に鞍替えするのか。予断を許しません。
まあ言ってもギャグ漫画ですから♪
個人的にはですね。物語の最後の最後。
逮捕されて「オロオロオロオロヤマタノオロチ」。
裁判にかけられて「マジマジマジマジアルマジロ」。
そして処刑台で「ウソウソウソウソコツメカワウソ」。
で暗転。
なんて結末、どうでしょ。
書店で探しやすいカバー絵もすばらっですね。
二巻のカバー絵、どうするんだろ?
○2019-05-26 八せん終わり、三隣亡 (旧暦 卯月廿二日)
トランプ大統領が大相撲を観戦したい、というのは何も不思議なことではなく。海外の V.I.P. が大相撲観戦に国技館を訪れるのは、よくあることです。むしろ、どんどん来て観て知っていただきたい。
ただ。座すべき枡席に椅子を並べる光景は異常という以外の表現が見つかりません。あれは例えば、茶室に土足であがって、持ち込んだ椅子に座るのと同レベルの失礼極まりない行為です。日本文化に興味のある人物の行動ではなく、珍しいものを上から目線で見物するときのそれです。
大統領を護衛すべく周囲をSSが取り囲むのは当然のことですが、そのために大量の枡席を無駄にするとか観客に不便を強いるとかは愚行です。ま、協会がやったというよりは、内閣から強硬な要請が協会へ行ったんでしょうね。安倍なら、このくらいの愚行、無自覚に平気な顔でやるでしょ。何せバカだから。
国技館に貴賓席があるのは何のためなのか、安倍は理解していないらしい。理解する知能もないのでしょうが、日本人なのに枡席に椅子で座るなんて、トランプ氏とは比較にならないほど業が深いですよ。日本人の恥さらし総理が!
トランプ氏が「間近に観戦したい」と言うなら、警備上の不備を理由に断ればいい。せめて、「枡席では座布団に尻を置くもの」という観客側が守るマナーを理解してもらうべき。それも含めての日本文化でしょ。
そもそも大統領に土俵の遠くで相撲観戦してもらうことは失礼でも何でもありません。高級な劇場にあるロイヤル・ボックスなんて偉い人しか入れないわけですし(て言うか、そもそも国技館の貴賓席はロイヤル・ボックスを真似たものだろ)、そのためにオペラ・グラスというセレブなアイテムも誕生したわけですし。
貴賓席でオペラ・グラスを使ってもらったほうが、成り上がり者のトランプ氏に貴族気分を味わってもらえたんじゃないのかな。
国技という日本文化を守るための公益財団法人であるなら、きちんと筋を通してほしかったですね。心配なら、内閣側の恫喝的かもしれない要求を録音しとけばいい。世論を味方に付ければ無敵でしょうに。
今回の件で、トランプが下品な成金であることが、さらに確定したと思います。同時に、安倍のバカさかげんも、さらに周知されたかと。
なお。
座布団を投げるのは、トランプ氏訪問のあるなしに関わらず、NGな行為ですからね。
場内放送でも「座布団を投げないでください」って、いつも言ってるっしょ。そこは「せっかくの千秋楽で座布団を投げられない」とした各記事こそがバカ丸出しでしたね。情けない。
○2019-05-27 下弦、九星陰遁始め、甲子、最乗寺道了尊大祭 (旧暦 卯月廿三日)
OPの不意打ちに、やられたわ。
一気に、あの頃に引き戻されたよ。
影山……太ったな。『カブト』本編での影山は根岸の計略にはまって人間からネイティブ化、兄貴に頼んで引導を渡して貰ったはず。その死者をコピーしたというのか、ワームが。それは新説だな。そうか、太ったのは過去の死者を模したために擬態が不完全だからだ、そうに違いない。
一方の矢さ車さんは、この十年以上をあの格好で放浪していた? それも凄すぎ。
あの気難しいガタックゼクターが今でも加賀美(良い方向での「刑事さん」って感じになってましたね)を見捨ててなかったのは安心しましたよ(笑)。
これまでの疑問をツクヨミが、ちゃんと言葉にしてくれました。アナザーが生まれてもオリジナルのライダーは健在という矛盾。
そして、加賀美が訊いた「渋谷は、いつ、あんなに復興したんだ?」という疑問。
さらには、士の言う「だいぶ時空が歪みだしている」。
ようやく核心に触れてきた感じかな。
そもそも、平成ライダーでも『クウガ』から『キバ』までの第一シリーズは、それぞれ別世界の物語です。いわゆるパラレル。この事実は『ディケイド』にて「九つの地球」という言葉で明示されています。
にも関わらず、ソウゴたちは、たっくんや草加、真司や大久保編集長、剣崎や相川、トドロキさんや京介……などなどに出会ってきました。士のように光写真館での世界移動をしたわけでなく、普通に出会った。この時点ですでに論理的矛盾が生じているワケ。
で、今回も加賀美@ガタックやら地獄兄弟@ホッパーsやらと、渋谷隕石の大災害が起こっている前提でのライダーたちが登場。ZECT の存在も加賀美が明言しました。
でも、ソウゴたちの世界では、渋谷隕石など落ちた過去はない様子で渋谷は何事もなく。
なので、おそらくソウゴを取り巻く人々の記憶には渋谷の壊滅もワームの跋扈もなく、一方で同じ時空にいる加賀美たちにとっては渋谷隕石もワーム事件も事実であり、またライダーに変身できることから ZECT の存在も証明される。つまり、異なる歴史が同一時間軸上に存在するということ。
『ディケイド』であれば「士があちこち移動した」で済むんですけどね。ソウゴの場合は、あっちから事件があれこれと舞い込み、それに伴って歴代ライダーたちもソウゴと邂逅する。
そう。言ってしまえば、ソウゴが時空の収束点になっている状態。『ジオウ』の世界に、別々のライダー世界が集合している。時間軸が束ねられているのなら、ライダーの力を奪われたとしても、時間の流れが正常でないのだから因果関係も生じず、オリジナルに変化なしでも不思議ではない。剣崎や翔一が依然としてライダーだったことへの、いちおうの解答となりますね。
ソウゴが中心と言いましたが、ひょっとするとツクヨミかもしれませんね、時空の収束点。
ヒロインこそがキーマン。考えたら、これは基本です。
ずっと奔走していたと見える士は、ある程度、掴んでいるようですが。
影山の罠にかかったふりをして、まんまと目的を果たす。しかも、ウォズさんの自主的行動をも計算に入れたうえで。
ソウゴの王様スキルが着実に成長してますね。
やっぱり、この世界って魔王を育成するために用意されたものなんじゃないのかな。だから、歴代すべてのライダーと事件が一緒くたになってるだけで、もともとは存在しなかった世界……とか。
そして。
「キャストオフ」の原点は、これです。断じて肌色率を高くすることではありません。
いやー、マスクドフォームは、やっぱり良いですねー♪
予告編の士がコックなのに爆笑した。
おまえ、まだそんなこと、やってんのかい。
いや、まあバスの運転手やってたけどサー。
タイトルって『ちゃんちゃんこの呪い』でしたっけ?
アニエスの前口上まで頂戴して仰々しく格好良く登場したラ・セーヌが瞬時に三枚目キャラへ転落するとは思いもせんかった。
で、三流モンスターとして鬼太郎に、いいようにあしらわれ、最後は石動に喰われてしまう。
て言うか石動よ、美味しいトコ取りのハイエナ根性はまあいいとしても、犠牲者を減らす努力してないだろ。ラ・セーヌの犯行そのものは放置してたろ。ざけんなよてめー!
ようやく四将の話に戻ったかと思いきや、バックベアード様復活の予告まで。
四将の脱獄とバックベアード様の復活計画とが関係しているということかな。日本側の手引き者は、いよいよ、ぬらりひょんかもしれんな。
「カミーラが世界中の吸血妖怪に命じている」とは、さすが最上級の貴族。
彼女の上となると、もうドラキュラ伯くらいしか、いないからね。
主に忠実なマンモスが人間というのだけは納得いかん。
あいつ、人にしては強すぎやろ。
予告編。
シルエットになってるがな。
半魚人が何か捧げている階段の上のメイドは……あいつだかんな。
○2019-05-28 (旧暦 卯月廿四日)
たった一人で、包丁たった二本で、あれだけのテロを実行できる。
日本には銃刀法という、国際的にもかなり厳しい武器コントロールの法律があります。他国では玩具扱いの空気銃であれ、生活用品の刃物であれ、この法律によって管理されます。
さらには、銃刀法には抵触しない物でも軽犯罪法の拡大解釈つまり現場の警察官の裁量次第で、いくらでも規制できる構造になっています。建前はともかく実質的な社会主義国家である日本行政の面目躍如と言っていいほどの厳しさ。
にも関わらず、こんな悲惨なテロ事件を防ぐことができないという現実。
以前、アキバでのテロ事件を受けて、アキバで主にヲタクを標的にした“刀狩り”が行われていたそうですね。銃刀法に抵触しない小型のツール・ナイフつまりキャンプ用の十徳ナイフの類を取り締まりの対象として、次々にとっ捕まえて書類を作った。
防犯のためというより、警官が「仕事してますよ」アピールのためのパフォーマンスにしか思えないこの時間と労力の無駄遣いによって、別にテロが減ったわけでもなく。
今回の事件を受けて、発想の貧弱な役人たちは、包丁に対する規制を考えているような気がしてなりません。
いや、今まででも、プロの調理師が自分の包丁を持ち歩いていて(もちろん剥き出しじゃなく)捕まったという話も聞きます。歌にある「包丁一本サラシに巻いて」という行為は、点数稼ぎしたい警官にとって格好の餌食というワケ。
ピッキング犯罪のせいで、今ではマイナス・ドライバーの携行は問答無用で捕まるそうですね。私も車のトランクに工具箱ごと入れっぱだから、ヤバいかな。バイク乗りさんとか、どうするんだろ。出先でパンクしたとき、これがあるとタイヤ外してパッチ修理ができるんだが(古いスポーク・ホイールだとタイヤはチューブ式なんだよ)……ピッキングのことからすると、専門工具であるタイヤレバーですら睨まれるかもしんないし(昔、バイクに乗ってたとき、タイヤレバーをパッチや空気入れと一緒に積んでて助かった経験があるんだよね)。
叱られるの覚悟での例え話を申します。
仮に日本で拳銃の売買を合法化したとして、それほど通り魔犯罪が激増するとは思えないのですよ。ガラクタはともかく、まともな銃であれば、北米で数百$から軽く千$越える品も多々。これを輸入したとして、国内販売価格は倍どころでは済まないでしょう。一丁で十万円を越えるようなアイテムを、そうそう通り魔が使うとは思えません。
実際、北米でも、物盗りが使う銃器にはガラクタが多いそうです。俗に「Saturday Night Special」と呼ばれる「安かろう悪かろう」なガラクタ銃。しかも、質流れ店のガタガタな中古を入手するわけです。タバコ代にすら困っている連中ですから、必然的にそうなる。まちがってもS&Wやコルトの高級品など使えるはずがない(盗品でない限りは)。ゆえに登録銃の規制は北米において、たいして効果を発揮できていないという考えもありますね。
銃刀法のある日本でも闇銃はかなり流通しているという怖い話がありますが、拳銃による犯罪は主に、そっち系の組織同士の抗争などで起こっている印象。要するに闇銃はメッチャ高いから、喰い詰め者が自棄になって犯罪に使える代物ではないという理屈ですね。
なら、頭の壊れたお金持ちが、という例は、すでにあるでしょう。お金持ちならライフル銃や散弾銃くらい持ってますからね。それを持ち出して、例えば女房の浮気相手を撃つなんて事件、わりと聞くじゃありませんか。なので仮に拳銃を合法化しても、それが高価である限りは、さほど事態は変わらないように思えるのですよね。
別に、日本で拳銃を合法化しろと言っているわけではないのです。むしろ私は今の銃規制に、基本的には賛成派です。
そうではなく、今回の事件によって、もしも刃物への規制が厳しくなったとして、効果があるのかどうか疑わしいと思っているだけです。
『ヨルムンガンド』のキャスパーが言った名言、
「航空兵器がダメなら海戦兵器を売ろう。船がダメなら戦車を売るよ。銃を売ろう、剣を売ろう、ナタを売ろう。鉄を封じられたなら、こん棒を売ろう」
が、すべてを表現してくれています。
通り魔は、手元に包丁があれば、それを掴む。無ければ近所の店で吊しの安物を買う。包丁が見つからなければカッターナイフを。それも無ければ鉄パイプか角材でも使ったでしょう。あるいは千枚通し? その気になればシャーペンだって鉛筆だって人を害せます。弱者相手なら拳や足も凶器そのものでしょう。それら日用雑貨品すべてを規制しますか?
刃物を厳しく規制して不審尋問をどんどんやれ。
というのでは、おそらく何も解決しないし予防策には程遠いと思うのです。
むしろ、真っ正直に暮らしている人たちの生活が不便になるだけでしょう。包丁買うのにマイナンバーが必要な管理社会になったらと思うと、ゾッとしますよ。
こういうときこそ、本当の意味で頭の良い人たちが知恵を出し合うべきだと思います。
頼りにしていますから是非とも、お願いします。m(_ _)m
○2019-05-29 (旧暦 卯月廿五日)
この会社、だいぶ前にTV番組で紹介されていた記憶があるなあ。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/27/news005.html
まさに究極の、そして理想的なフレックス・システムですね。労働者側だけでなく、経営側も無理をしていないのが素晴らしいと思います。創意工夫の賜物でしょうか。
たいていは、収入を優先してプライベートを殺すか、プライベートのためにビンボに耐えるか、ですからね(社畜さんや売れない芸人さんが判りやすい極端な実例)。そのシーソー理論をぶち壊してくれたのは偉業と言ってもいい。
どんどん後続が出てきてほしいですね。それと同時に、社員を力で服従させ搾取するしかできない無能な経営者どもには絶滅してもらいたい。
こーゆーホワイト会社がウチの近所にあったら、ぜひぜひお世話になりたいと思う今日この頃です。
そう言えば、自民は「失言防止マニュアル」とやらを所属議員に配布したばかりなんだよな。
それでも言っちまうという超マイペースぶり。ああ、そう言えばネットセキュリティ担当相のときに「PCを使ったことがない」だの、五輪相についても書類に目を通していなかったんだっけ。つまり、せっかく配られた防止マニュアルもチラ見すらしてなさげ。
過去に同様の趣旨の発言で叩かれて謝罪・撤回するに至った政治家が、わんさかいるというのに、それすら知らなかったのかな。
学習能力が皆無なのか、それとも脳の病気なのか。
いずれにせよ議員を続けるに足る状態ではないんじゃないかな。サッサと辞職して療養でもなさるべきでしょ。無能な議員が減れば、その分だけ税金の無駄遣いが減るわけですし。
○2019-05-30 (旧暦 卯月廿六日)
別に芸能人のスキャンダルに興味などないのです。
ただ、この人の今回のケースは単なる「不倫」では留まらず、「複数のファンと」という点に気持ち悪さを憶えます。これじゃ、いわゆる「ヤリチン」ですよね。
いや、それでも別に芸能人のすることですから、基本的には、どーでもいいのです。各自ご自身のことですから好き勝手になさればいい。
しかしながら。
この人、二枚目俳優というイメージをぶち壊すリスクを怖れずに『ガキ使SP』でお笑い芸人ばりの体を張ったギャグをかましたり、座敷童を求めて全国飛び回ったりしているじゃありませんか。そのギャップに好感を憶えた視聴者は多いと思います。
そこにきての、この文春砲。ご本人も認めているそうなので誤報ではない。
となるとね。
座敷童探訪は女性視聴者に自分を売り込む目的のものであり、実は座敷童なんて信じてないんじゃね? 興味があるのは人間の♀(の股間)だけなんじゃね? という不信感が、どうしても持ち上がってくるのですよ。
あれだけ仲良かったはずの座敷童さんたちの御加護がなかったってことは……そういうことなのかもしれませんね。
都心でもプロパン使ってるんだ、まだ。
もう随分と昔のことですが。
自宅から相当に離れた場所でのプロパン爆発事故で、物凄い爆音が聞こえたんですよね。雷鳴もかくやというほどに。十数キロどころじゃなかったと思う、距離。
ガスの破壊力に驚いたものですよ。いや本当に怖いったら……。
しかも、今回のが事故ではなく事件がらみということに、びっくりです。
考えたらガスの充満したボンベが自宅の外壁に引っ付いてるなんて危険ですよねぇ。わざと衝突する自爆テロも可能なわけですし。もう昭和は二つ前なんだから、そろそろ仕様変更を考えるべきではないですかね。
ウイルス研究の必要性は理解できます。そのために施設の安全管理をあれこれやっていることも理解できます……が。
例え設備が完璧であったとしても、それを扱う人間は完璧にほど遠い不完全生物です。ヒューマン・エラーをどう予防するのか、それがしっかり確定しない限り、近隣住民のかたがたが不安になるのは、あたりまえです。「想定外」という言葉で責任逃れするのが見え見えの、テロや直下型地震も怖いし。
原発問題で、よく言われるじゃありませんか。「そんなに原発が好きなら、電力消費してる都心のド真ん中に作れよ。安全なんだろ?」って。
同じことです。あくまでも「安全だ」と言い張るのなら、エボラを持ち込むと言うのなら、厚労相や厚労省幹部、所長たちは子や孫を連れて、国立感染症研究所に隣接した家に引っ越すべきです。
それをしないで「安全です」を連呼しても説得力なんてカケラもありません。
離島とかに作れないのかなぁ、研究施設。
あー、でも離島だと、かえってテロと言うかウイルス泥棒の標的になるか。
研究が必要だというのは本当によく判る話なんですが。とにかく、やりかたが近隣の人たちに対して一方的すぎますね。冷淡と言うべきかも。
○2019-05-31 金沢百万石まつり (旧暦 卯月廿七日)
『チコちゃん』観てまして。
円谷英二監督の仕事ぶりというか、その質の高さを『チコちゃん』のCGスタッフさんが熱く語るところにジーンと来ました。
ウルトラ第一期は、やはり凄かったのですね。妖之佑が“第一期原理主義者”だから贔屓目で見ている、というわけではなかったのですね。CG特撮を観て育った人たちから見ても、専門家視点で凄い仕事だったのですね。
安心しました。
★
庭に出る
|