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○2019-04-01 (旧暦 如月廿六日)
長谷川町子さんの『サザエさん』に、こういうエピソードがあります。
とあるママさんが、泣きわめく赤ちゃんと吹きこぼれる鍋の間でアタフタ。
そこへ追い打ちをかけるように電話が鳴り、玄関からは「ごめんください」。
けっきょく電話を取ったママさんの耳に、
「わたくし立候補いたしました○×△郎でございます。ドーカドーカ」
ママさんは冷静に「○×△郎ね」と名前を復唱・確認。
ガビガビに焦げ付いた鍋を背景に、訪問客(サザエさん)にジュースをふるまい、涙でグチャグチャになった赤ちゃんにミルクを飲ませながらの、ママさんの台詞。
「ゼッタイに、いれてやんないんだ」
候補者陣営が「とにかく足を運ぶ、とにかく名前を連呼、とにかく握手」をセオリーとするのは、別にまちがいではないと思います。自分の名前を言えば言うだけ握手すればするだけ得票数が上がるという統計データでもあるのでしょうから。
問題は、そんな容易なことで「誰に投票するか」を決めてしまう有権者の姿勢、選挙を取り巻く環境です。
よく選挙のニュースで、市民にペコペコしながら白手袋で握手しまくってる候補者(顔無し)の姿を映したあとに、市民の「熱意が伝わった」みたいな言葉が出たりしますが。
阿呆すぎます。そんなことで政治への熱意や意欲が判るわけない。あれは「当選したい」欲が剥き出しになっているだけでしょ。その候補者の政治家としての資質なんて、そんなインスタントに判るはずがない。
かつて、青島幸夫さんは選挙期間中を海外で過ごし一切の選挙運動をせずに当選しました。まあ、これは青島さんの知名度あってのことですし、レアなケースではあるのですが。名前の連呼しかない選挙戦に一石を投じた行為ではあったと思います。
半世紀も昔に長谷川町子さんが皮肉った選挙戦、いつになったらまともになるんでしょうかね。
○2019-04-01 エイプリル・フール
今年も、まとめサイトに頼ります。(;^_^A
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/01/news011.html
ジェットジャガーは実際に制作してもいいんじゃね?(笑)
○2019-04-02 己巳 (旧暦 如月廿七日)
三月末をもって和ジオが終了。ウチの別宅等々も消えてしまったわけですが。
どうしましょ。
サイトの構成そのままローカルにありますし、向こう一年間は和ジオのFTPから落とせるそうなので、どこかに移転することは可能なのですが。
今の時代、ドリキャスで作ったサイトに価値などない、ドリキャスでタグを打ってサイトを作る方法を書いたサイトにも価値などない。
そう考えますと、移転や復活に意味はなさそうですね。そもそもドリキャスで管理できなくなってる時点でドリキャスのサイト管理人として失格です(爆)。
当面は消えたままにして、ひょっとして気でも向いたら、どこかにアップするかもしれん。しないかもしれん。たぶんしない。
そんな感じでしょうか。
別宅等々にご訪問いただいたかたがたには厚く御礼を申し上げます。m(_ _)m
そして、家主である「Yahoo!ジオシティーズ」さん、長い間お世話になりました。気まぐれでサービス再開なさってもいいんですよ?(笑)
なお、本宅のリンク頁、和ジオに在ったいろんなサイトさんへのリンクは、おいおい修正することとさせていただきます。
あるいは和ジオの URL をそのまま残すというのも記念として面白いかもですね。リンク切れ放置は管理人として怠惰・失礼な姿勢ではありますが。(;^_^A
○2019-04-03 大つち (旧暦 如月廿八日、三の午)
「R-18」なんだそうですね、令和。
ちょっと整理しておきましょう。
明治は 33 を足す M+33(68+33=01 12+33=45)。
大正は 11 を引く T-11(12−11=1 26−11=15)。
昭和は 25 を引く S-25(26−25=1 89−25=64)。
平成は 12 を足す H+12(89+12=01 19+12=31)。
そして令和は 18 を引く R-18(19−18=1)。
R-18 とは上手いこと言ったものですね(笑)。
○2019-04-05 朔、清明 (旧暦 弥生朔日)
ゼノモーフの設定あれこれを考えた人って、あるいは、こういった生物たちを参考にしたのかもしれませんね。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190405-00556110-shincho-sci
カマキリの腹の中に、こいつがいることは知っていましたが、行動を操るとは知りませんでした。こわゎっ。
外国のカタツムリなどに寄生するロイコクロリディウムという虫は、通常なら避ける梢など目立つ場所にカタツムリを進ませて鳥に捕食させることで自らの移動に利用する、というのをTVで観たことがあります。あれ確か、寄生されたカタツムリは目の部分が異様に太くなり、しかも中がウニョウニョしてて気持ち悪かったのを憶えてますよ。
カンテツという寄生生物は、ゼノモーフみたく宿主と環境に応じて形態を変えて成体にまで成長すると聞きました。これ、レバーの生食や生野菜で人にも感染する場合があるそうですね。さすがに脳は支配されないようですが、肝機能をやられるそうな。
○2019-04-07 (旧暦 弥生三日、雛祭)
『ればかろ』が三月いっぱいで終わっちまったんだよなー。
東海ラジオのバカヤロー!
文化放送は土曜深夜二十四時だったのか。
次回、トライしてみますかねー。
○2019-04-08 花祭 (旧暦 弥生四日)
『ポツンと一軒家』でね。
ときどき、道を尋ねた地元の人が「案内してあげるよ」と親切に先導してくれるでしょ。
あれ観てますと、軽トラ最強説を信じたくなります♪
だって、番組スタッフの車がオロオロしてる山道を軽トラはスイスイ。いくら慣れていると言っても、あの軽快さはハンパない。
軽トラ最強でないと無理な話でしょ。
今回の急勾配の雪道をというのは無茶すぎたですね。
スタッフの「四駆なのに?」とか言ってる姿が滑稽です。四駆でも二駆でも四輪車である以上、路面と接触するのが「葉書一枚分の面積」×4にすぎないのは同じ条件。四駆だって滑る道では滑りますとも。山奥前提の取材なんだから、春スキーの季節が終わるまではチェーンくらい準備しとくべきでしょう。まあ、それでも無理して進むと帰れなくなるだろうけどねー。
つーか、あの車って四駆は四駆でも生活四駆ですよね。「4WD」の文字に期待しすぎですってば。
マッハ号のベルトタイヤ、あれを誰か実現してくれないかな? いや本気で。
○2019-04-09 (旧暦 弥生五日)
トリニティは電王クライマックスフォームと超人バロム・1を足して二で割ったようなシステムですな。
ウォズさんの「たぶん」「きっと」が笑えた♪ 平静を装いながらも混乱してたんでしょーねー。
何か、あれこれと凄い事になってる。
あの物悲しい別れから十四年、ついに『剣』の物語が、まさかのハッピーエンドという形を迎えた(いや、小説版とかあるけど、いちおう特撮作品なんだから別媒体で完結ってのは認めない方向で。な)。
ゲート魔法でも使ったのかという剣崎の瞬間移動とか、アナザーブレイドが誕生してもブレイドの記憶と力は消えないとか、アンデッドである剣崎も始もなぜか十四年分ちゃんと老けてるとか(笑)、ツッコミどころは多々ありますが。それでも二人が笑顔になれる結末は◎。
今回、脚本が、かなり頑張ったと思います。
アナザーブレイドがブレイドとカリスの力を奪うことにより、剣崎は人間に戻り、始も人間に擬態していたことでジョーカー分だけ奪われて人間になる。
アナザーブレイドもアンデッドとしてカウントするため活動するアンデッドが一体のみとなり、統制者はバトルファイトの終了を宣言、勝者がジョーカーという結果を受け世界を滅ぼそうと動く。この展開は『剣』終盤と同じで、剣崎がここで自身をジョーカーにし、バトルファイト終了を撤回させるという奇策に出る。代償は二人のジョーカー、剣崎と始が二度と出会わないように完全に別離すること。
しかし、今は『ジオウ』の世界でもあるので、ジオウの反則的力が一人残ったアンデッドをぶち倒しバトルファイトを勝者無しという力ずくで終わらせる。よく考えましたね、こんな解決方法を。要するに、膠着試合を横からの強権で没収試合にした、みたいな?
剣崎も始も、さらにはアナザーにされた天音ちゃんもバトルファイトのルールにガチガチに縛られてますからね。統制者の思惑に反するためには、ルールを無視できる強大な存在が必要だった。これは『剣』本編では絶対に出来ないことでした。
ということで、アナザーブレイドを倒したジオウはブレイドとカリスの力を継承した、と。
で、魔王にデレた白ウォズは自らの未来を放棄、魔王たちの作る未来に期待して消えた。
ついでに、やはり黒幕はスウォルツ氏らしい。
で、海東は、まるでオーマジオウのパシリみたくなってる。
まあ、あいつのことは大嫌いだから、ゲスな行動してくれて一向に構わんよ。つか『ディケイド』でも、ときどき気まぐれに良い奴っぽい言動するのが、むしろムカついたんだよな。性格破綻したストーカー泥棒のクセに良い子ぶるから余計に腹が立つ。
次回はアギト来ますかー!
敵はアナザーアギト……え? いや、当時の『アギト』にアナザーアギトは、いましたが何か?
そうだよ。アナザーアギトは木野さんなんだから、ウォッチで生み出されるアナザーは別の呼称を与えないと混乱するよ。
で、どう呼べばいいんでしょ? (;^_^A
つーか、オーマジオウの言によると、歴代平成ライダーすべて登場するようですね。
進ノ介とかヒビキさんとか、大丈夫なんでしょうか? あー、弦ちゃんや晴人みたく、顔無しでやるかもだな。
後ろからカランコロンと近づいて、実は前に回りこんでる。
というのは鬼太郎の妖怪としての習性だな。まなとの初対面でも、やってたし♪
なるほど。
春休みは部活もないから生徒がおらず、花子さんは暇で仕方ないと。
なのに用事が入った? 遅れてくるなんて許さん。期待してたのに温泉(爆)。
それはまあ、ともかくとして。
ねこ娘を連れ戻した件で、どうやら鬼太郎と親父さんは地獄側と何やら面倒な取り引きでもしたようですね。鏡爺ぃに何か捜し物を依頼してますし、そのことを子啼き爺ぃに訊かれて言葉を濁してもいましたし。
で、ねこちゃん。予想どおりの幼児キャラでワガママで、つまり現場の引っかき回し役。ありゃ、ポルンと良い勝負だー。
でも、元に戻ればそれはそれで問題なのか。砂かけのお婆がサラッと酷いこと言ったし(笑)。
妖怪の声にノイズ・キャンセラーが効くというのは一見すると上手い手に思えますが……そもそも人を病にする妖怪の声って物理現象としての音波ではないですよね。かなり大きな声だったはずなのに寝ていたカンジくんは影響されなかった、というのがその証拠。なので電子機器でキャンセルできるというのは無理がある話です。あらかじめイヤホンに呪術をかけておいた、という描写か台詞があれば無問題だったのにな。
そして、まさかの鬼の手だと!? おいおい、『鬼太郎』が後進の妖怪作品パクって、いいのかよ?
鬼の手を使うリヴァイ兵長(夏目でもあるから、ややこしい♪)は、まだよく判らないキャラなので、しばらく生暖かく見守るしかないかと。
ま、当面は鬼太郎陣営と激しく敵対するでしょうけどね。
鵺は源三位頼政が退治したことで有名ですね(アイキャッチは、そのシーン)。昔の武将は強く勇敢だったんですよ、ええ。
百鬼丸も『どろろ』最終話で鵺をやっつけてたっけ。
要するに鵺は大物妖怪ということです。まあ、日本妖怪を知らない人には“和製キマイラ”だと言えば理解いただけるかと。
残り三将は何なのか、今から興味ありますね。
予想すると……何が来るのかなあ? 天狐とかは妖怪界でもかなり強いけど、邪悪な存在ではないし。まさか、ここで、ぬらりひょんを出す?
とにかく鵺より強い妖怪なのは、まちがいないわけで。ほら、「奴は我ら四将の中でも最弱」ってパターンなのは確定してますからね(大笑)。
○2019-04-10 (旧暦 弥生六日)
新紙幣。
別に漢数字よりアラビア数字が優先されても、まあいいっちゃいいけどね(察するに、外国人観光客を意識したな)。数字の字体には、こだわってほしい。あんなゴシックみたいなのでは安っぽくて(苦笑)。
でも本音を言えば、真ん中の数字は従来どおりに漢字表記にしてほしい。外国人への忖度より、まずは日本人に見やすく作ってくれ。日本の紙幣なんだから日本人が使うことを最優先にすべきだろ。「10000」より「壱万」のほうが一瞬で判りやすいんだよ。
一説には、
キャッシュレス社会へと誘導するために、あえてダサダサなデザインにしたんじゃね?
という話も(爆)。
○2019-04-11 天しゃ、小つち (旧暦 弥生七日)
今月の Windows Update は、またも問題抱えているようですね。
例の「10 にしろ」メッセージのプログラムも配信されているようですし。
なので。
http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1073784728.html
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1904/09/news018.html
このあたりに目を通しておかれると、いいかもしれません。
本当に助かりますねー、こういう情報提供は。頭が下がります。
MS社の連中は、このかたがたの爪の垢をありがたく頂くべきだと思いますが何か。
○2019-04-12 (旧暦 弥生八日)
五輪担当相(兼サイバーセキュリティ担当相)の更迭、早すぎますよー。
ここまで珍台詞を連発してくれてきた、なかなかの芸人ぶりなんですから。もっと長く居残りさせて、珍語の山を築いてほしかったですよ。
せっかく、ここまで庇ってきたのにサー、もったいない。もう少し我慢しましょうよ、安倍総理。
そう、夏の選挙までは慰留すべきでしたね(魔笑)。いやー残念残念。
○2019-04-13 上弦 (旧暦 弥生九日)
タモさん、ズルい!
あんなのに乗れて、しかもギャラ貰えるなんて。
羨ましいですよねー、リニア新幹線の乗車。
試験中のものですから、一般人には金輪際無理な体験。ちくそー。
大阪万博の頃にはチャチな模型でデモするだけだったリニアモーターカーが、おおよそ半世紀、ついに実用レベルにまで来た(いや、愛知万博から開業したリニモは目指すところが全然違うので、別勘定で)。
営業開始まで健康で生きてられたら乗りたいところですが……はてさて。
OVA『トップをねらえ!』には「ウルトラひかり」なるチューブ式の超特急が登場しましたが(あの話って西暦何年の物語だっけ?)。
リニア新幹線の名前は何になるんでしょうね。『トップ』の“予言”は「のぞみ」の登場で、あっさり崩れましたからなー(笑)。
○2019-04-14 (旧暦 弥生十日)
コーヒーが溢れるまで角砂糖を入れるって、何かの作品で見たような記憶が……はて?
レストランΑGITΩ。
懐かしいですね。『アギト』本編にて翔一はオーナー・シェフとなったわけですが。十七年経ってなお仏蘭西に修行に行くという、その情熱。頭が下がります。
て言うか、なんで真魚ちゃんが店を切り盛り!? そりゃ定番の後日譚パターンではありますけどね。つーか今となっては、どうしてもナオミに見えて仕方ない。あの店でコーヒー頼んだら、えらい物が出てきそうで困る。(;^_^A
ちなみに『アギト』本編の少なくとも台詞には「仮面ライダー」という用語は一切出ていないので、ソウゴが「仮面ライダーアギトに会いに来た」と言った際の、真魚の当惑な様子には「仮面ら……え? ナニソレ?」が含まれていたと思われ。あとで「変な子」認定してるし♪
G3が未だ警視庁で稼働中とは、びっくりです。その映像がTVニュースに流れるのも、びっくりです。機密じゃないんかい!(G3襲われるの記事の隣にあった「世界最大級の食肉の祭典」の記事が気になって仕方ないぞ)
『アギト』最終話で尾室くんが就任したのは確か「G5ユニット」の主任だったはず……あー、G5計画が頓挫してG3に戻ったのかな。まあ、小沢主任なしにG3やG4を越えるシステムは出来んでしょうからなー。
全国配備とかゆーとったし、あの量産型は、きっとG3マイルドの発展型だな。「尾室くんに扱える」イコール「誰にでも扱える」のアレ♪
て言うか、G3の活動が継続してたんなら、この十七年間、何しとったんだ警察は!
警官たちの前で堂々の変身は、ソウゴはともかく、少なくともウォズさんにしては軽率。
その場の責任者が未確認生命体に理解のある尾室くんだから助かったものの(連絡先交換してたみたいだし♪)、そうでなければ不審者として捕まってますよ。いくらG3たちを助けてもね、それとこれとは話が別。怪しくてしかも強い武装市民を見逃すほど警察は甘くない。
アナザーアギトは、見た目はまんまアナザーアギトでした。木野さんの。
でも木野さんであるはずもなく(『アギト』本編にて木野さんは死亡)。なにせ吸血鬼やハリウッド型ゾンビみたく増殖するなんて、木野アギトには無い習性。木野アギトのアナザーではなく、木野アギトの複製アレンジといったあたりかな。あるいは、故人である木野さんをゾンビとして復活させた? いずれにしてもスウォルツ、どんだけ器用なんだよ。
翔一が記憶も力も失っていないのは、スウォルツがアギトの力をまだ奪っていなかったから。いや、あんな派手に誘き寄せるより、仏蘭西に行ったらええやん、スウォルツ(笑)。
そんな翔一が生身のままアナザー相手に闘うのも観ていてワクワクします。装着型ライダーでは、こうはいかない。スタッフ、判ってるねー。
アギトに変身してからが、もうキレッキレやな♪ 平成でも早いうちのライダーはデザインがシンプルで、ゆえに動きやすそうで良いですね。特にクウガとアギトはブラック並みにスッキリしたシルエットで◎。
往年の主役が久々登場で、しかも変身してくれる。前回の『剣』編と言い、これこそ『ジオウ』という企画のメイン・ディッシュですよ。力を失って以降の状態で客演した、たっくんや草加、真司などは、やっぱり物足りなかった。
ツクヨミがツクヨミなのは仮の名だったから。それでゲイツと違って名字が無かったのか。
あの力はタイムジャッカーのものですから、元はタイムジャッカー? でもスウォルツが知らないってことは……?
ジャッカー三人とウォズさんの声にエコーがかかっているのも気になりますね。前からでした?
予告編にアギト・トリニティフォームですとっ!?
一週間が待てません!!
もう少し「ねこちゃん」で引っ張ると思ってたのに、メッチャ早く完全復活しましたね。トラツグミどもを迎撃したシーンは相変わらず素晴らしい♪
で、小さくなってた間の黒歴史、ちゃんと記憶に残ってたのねん。負けるな、ねこ姉さん。
て言うか、花子さんの温泉シーンは!?(涙)
チョロ松は想像していたとおり。独りよがりの独善家ではなく、ちゃんと動機と理由のある、むしろ熱血漢。
思いのほか饒舌で事情をちゃんと語ってくれたのも、ゲゲゲの鬼太郎が人助けしているという情報をある程度は評価している証でしょう。
なので、鬼太郎とは対立と言うより獲物を争う関係になるわけですね。
閻魔大王との取り引きがシンプルで、かえって意外でした。
そーかー、地獄で不祥事があったのかー。あるいは手引きしたのって、ぬらりひょんかもね。
残りは三将ですが、しばらくは出てこないのかな。
○2019-04-14 百鬼夜行
雨の日も百鬼夜行は執り行われるんでしょうか。
夜行さんを始め妖怪の皆々様、お疲れ様でございます。
○2019-04-15 三隣亡 (旧暦 弥生十一日)
年二回のお楽しみ、中古カメラ市。正確には「第2回クラシック&中古カメラ掘り出し市」。
ええ、そうです。昨年六月に閉館した丸榮本店から、開催場所を松坂屋本店(大丸と経営統合したため正式には「名古屋店」だが、あえて地元民としては「本店」と呼び続けたい)に移しての仕切り直し、第二回なのです。
昨秋の第一回は時間が合わず諦めましたが、今回は満を持して(笑)。
松坂屋本館の大催事場は広さで丸榮と負けてません。少し広いくらいかな? ともかく売り場面積では見劣りしませんね。安心しました。
出店の顔ぶれも変化ないようで、正式タイトルこそ変わりましたが内容的には「継続」とみていいかと思います。ああ、よかった。
今回の戦利品。もちろんジャンク♪
ミノルタの「ミノルタ16」という小型カメラ。以前に入手した「16 MG-S」(本宅にある 2017年5月の日記ログをご参照。ブログでは写真が出ないので悪しからず)の先輩にあたるカメラですね。フィルムは 16mm という特殊規格。
正面、向かって左がUVフィルターを固定したレンズ窓、右がファインダー窓。この状態では、ともに閉じています。
後の 110カメラに至る横長の羊羹シルエットですが、この機種が走りということでもなく、遡れば独逸のミノックスなんでしょうね。
ひっくり返しますと、扇形の撮影枚数表示窓と、「LENS:ROKKOR 3.5/25」と「CHIYODA KOGAKU-JAPAN」の刻印。
当時、「ミノルタ」は社名ではなくブランド名でした。で、会社の名前が千代田光学。ちなみに東京の千代田区とは何の関係もなく、関西で起業だそうな。
もう一方の刻印は「ロッコール・レンズを使ってますよ」というアピールですね。「3.5/25」は、だいたい判りますが、ひょっとして逆? と悩まなくもない。
そういうときは、ここを見ましょう。これで明らかですね。刻印の「3.5」は開放F値。なので装備レンズは「ロッコール 25mm F3.5」ということ。
このカメラ、シャッター速度が三段階だけのようで、個人的には「1/25」よりは「1/100」が欲しかったかな。
ボディを引き伸ばすと、レンズとファインダーとシャッター・ボタンが出現して撮影準備完了。シャッター感は正直、安っぽいですね。バチィンって感じで。(;^_^A
いじった感覚では押し戻すときにフィルム巻き上げとシャッター・チャージをしているように思えます。正解ならミノックスと同じですね。
引き伸ばしたときに出てくるファインダーですが、何もありません。ただの素通しの枠です。至ってシンプル♪
伸ばしたまま、ひっくり返します。
畳んでいたときは端っこにあったボタンが中央寄りに。これを押し込みますと……。
外れました。
本体とカバーとの構造でした。道理でファインダーが“がらんどう”だったわけです。
これ見ると本当に、ただの枠ですね。UVフィルターが付いているのが唯一の別素材って感じで。
メカ部分を拡大。
メカメカしくて良いですね♪
外したまま、ひっくり返します。と言うか上下を正しく戻した。
蓋っぽい物がありますね。
実際、蓋でした。フィルム室の蓋。
蓋自体にロック機構はなく、カバーが覆うことで代えているようです。
ミノルタ純正のマガジンが入ってました。
すでに流通していないフィルムを自作(135 などを切って使うそうな)して撮影する強者さんにとって、このマガジンは貴重品らしい。
Wikipedia で調べましたらば、ポケット・カメラの 16mm は、ミノルタを名乗る前の千代田光学が作り出した独自の規格なのだそうですね。
フィルム・マガジンの構造や、引いて押し戻す撮影方法から、やはり独逸ミノックスをパク……もとい、おおいに教科書としたカメラだと思えます。梨地仕上げもミノックスっぽいですが、まあ当時の金属製カメラは全般的に梨地仕上げでしたから。
Wikipedia によりますと面白いことに、このミノルタ16 をソ連がまんまパクったんだそうで。ソ連は西独逸の物をパクる国家だという認識で、ミノルタをパクるのは中国のお家芸だと思っていただけに、びっくりです。構造がシンプルな分、壊れにくくてパクりやすかったのかな。
実際、同じミノルタの MG-S に比べて機械機械していて、個人的には、こっちのほうが好きですね♪
○2019-04-16 (旧暦 弥生十二日)
『ノートルダム大寺院のオルガン(バッハ)』ピエール・コシュロー
PHILIPS PHCP-3509
随分前に買ったCDです。
とにかくパイプオルガンの音がド迫力で、ウチの安物システムや貧相な部屋では鳴らしきれません。(;^_^A
生で聴かないとダメってことですか。
つい先日、『ブラタモリ』で訪問しましたよね、ノートルダム大聖堂。
まさか、木造だったとは……。
崩れた熊本城を見上げた熊本市民の気持ちと同じなんじゃないのかな、パリの皆さん。
出火原因は不明だそうですが、火の無い所に何とやら。
防火対策が厳格であっても、関係者のたった一人が守らなければ無意味になってしまうでしょう。
脆いものです。怖いものです。
職人の技と最先端の技術とで、完璧に再建されることを祈っております。
○2019-04-17 土用、十方暮入 (旧暦 弥生十三日)
そう言えば来月二日に『“ガンダム”三昧』があるんだ。
憶えとかないと。
○2019-04-18 『ルパン小僧』って作品も、あったよなー。
モンキー・パンチさん、せめて、あちらで山田康雄さんと和解できることをお祈りしております。
ちょっと、この訃報に関する各方面の姿勢に苦言を呈したい。
フィアット社が公式に、モンキー・パンチさんに感謝の意を示したという報道。
各自動車誌が、モンキー・パンチさんへの追憶として、『ルパン三世』に登場した名車の記事を掲載。
あのな。
言っちゃあアレですが、モンキー・パンチさんはメカを特定できるように描かない人なんですよ。そこに、こだわりを持たない漫画家さんなのですよ。
ルパンがワルサーP38 を携行してSSKやチンクェチェントに乗るのは、あくまでもアニメだけ(次元のコンバット・マグナムもアニメのみの設定)。
で、アニメ版『ルパン』で車や銃器がやたら詳細に描かれたのは、作画の大塚さんや宮崎さんが趣味丸出ししただけのこと。腕時計の文字盤も、きっちり描いてましたし。以降に続く作品群でも、その姿勢が継承されているだけなのです。
なのに、なんでモンキー・パンチさんを追悼して車がらみのあれこれが発生するのかな。
あれじゃアニメ作品への追悼となってしまいます。かえって故人に失礼ですよ。
アニメで最も原作に近いのは、パイロット・フィルムだと思います。これだと、例えば次元の銃はコンバット・マグナムではなく正体不明です(S&Wハンド・エジェクターに似てるが回転方向はコルト式という摩訶不思議……)。このパイロット版のカットやシーンが、TV第一期の第二OP(ルパンが自分を含めたレギュラー陣を紹介するヤツ)に流用されています。
機会があれば視聴をオススメいたします。TVのルパンに慣れてると、かなり違和感ありますけどね。
○2019-04-19 望 (旧暦 弥生十五日)
批判覚悟で申しますが。
プリウス+爺ぃ
この組み合わせは路上最悪です。
落ち度もなく事故に遭われたかたがたは本当に気の毒でなりません。あの場でゴミ収集車が障壁になっていなかったら、もっと被害者が出ていたかと思うと、恐ろしすぎます。
実は、ほぼ同じ時刻、田舎道を行く妖之佑も銀のプリウスに、ぶつけられそうになりました。
向こうは一時停止の道、つまりこちらが優先道路。その交差点で、やられかけましたよ。
敵は一度は止まったのですが、その後、こちらが交差点に差し掛かるタイミングで鼻っ面を出してきました。要するに、習慣的に盲目的に止まるだけして左右の確認をしていなかったのでしょう。あるいは見たつもりになってるだけで、脳が何も認識していなかったか。どちらにせよ、漫然とした停止では意味がありません。
『こち亀』で検問のお巡りさんが、やってましたよね。「止まったじゃないですか」と反論するバイク乗りに「止まっても左右の確認をしないと一時停止にはならん」って(あれ、たぶん当時の秋本さんが実際にキップ切られた実体験だと思う)。
見通しの良い田舎道の交差点だったのが幸いでした。妖之佑の目には早くから交差する相手がプリウスだと判りましたからね。こちらが優先道路であっても、警戒してましたよ。なので「うわっ」ではなく「やっぱりかよっ」って反応(苦笑)。
ガラス越しに睨みつけてやりましたが、爺ぃは、なんで自分が睨まれるのか理解できない様子。救いようがありませんね。
繰り返します。
プリウスと爺ぃの組み合わせは路上最悪です!
それにしてもです。
青信号を安心して渡れない進めない日本の道路事情って狂ってますよ。
偉い人たちによる一刻も早い対策を強く希望します。
○2019-04-19 うわぁ。次々と……。
で、今度は小池一夫さんが旅立たれましたか。
この人の代表作品は数多あります。
でも、個人的には『子連れ狼』の一択ですね。
よく、ブッ飛んだ時代劇とか言われる『子連れ狼』ですが。
あれはドラマのせいですね。特に萬屋錦之介さん主演のヤツ。ほら、バラエティー番組なんかで「マシンガンを乱射する時代劇」とかって紹介されるじゃありませんか。あれのせいで『子連れ狼』は時代考証完全無視の異色作と世間に受け取られてしまった。
原作は、むしろ時代考証を物凄く掘り下げてますよ。東映時代劇の嘘八百を鼻で笑うかのように、きっちりした設定をしてある。
大五郎の乗る箱車に装着された“マシンガン”も、原作では「斉発銃」という名称の、一斉に多数の弾を同時発射する火縄銃なんです。連発銃ではない。なんでドラマで連射することになったのか? 監督がバカだったのか?
しかも、その斉発銃、名称はともかく、そのコンセプトの実銃まで存在しますからね。決して、妄想の産物ではないのです。劇中では堺の鉄砲となっていましたが、実銃のほうは近江の国友村に存在しました。つか、今でも展示物として残っています。
ついでに言うと、当該エピソード「堺筒」の主要人物、堺の鉄砲鍛冶・七郎兵衛は斉発銃では飽きたらず火縄の連発銃も図面段階までは完成させていまして、その連発銃の構造も何と実銃にあるんですよ。こちらはテレ東『なんでも鑑定団』に鑑定依頼品として登場しましたね。あの澤田平さんが楽しそうに、いじってらした♪
インターネットなどカケラも無い時代に、よくそこまで調べ上げたものです。流石と言うだけでは足りない。おそらく、表に出てこない部分で、物凄い量の調べ物をなさっていたことと思うのです。で、採用するのは極わずか。これぞモノカキの鑑です。
繰り返しになるけど、東映などの著名作品群こそ、時代考証無視したデタラメ時代劇ですからね。あれらは、あくまでも「時代劇の江戸の町」でしかないのです。えーと、最近ので言うなら、NHK『タイムスクープハンター』に出てきた江戸の町並みや服装・髪型が時代考証的に正しいです。
あの高橋留美子さんも小池さんに師事したということからも、その偉大さがよく判ります。
合掌。
○2019-04-20 穀雨 (旧暦 弥生十六日)
AAAは『電王』の主題歌を担当していたことから、なるべく嫌いにならないようにしてました。
とは言え、『電王』の少し後だったか、アメリカの国立公園に落書きをして、それを「良い思い出になった」と言ってしまう低脳さ、センスのなさに、ほぼ絶望的になったのも事実です。落書きするような輩にアーティストを名乗る資質などありませんからね。
なので私にとっては、AAAは『電王』の主題歌としてしか存在の意味がありません。当然、現在のAAAに何の価値も認めません。これは、はっきり言っておきます。
今回の件で、暴行をはたらいた本人の引退と、ついでにグループも再編か解散でいいんじゃないかな。
キ印なファンどもが、人の道に逸れた頑張れエールを贈っているようですがね。中には被害者女性を悪者にするという酷い声もあるそうで。
狂ったファンが諸悪の根源なのかもしれませんね。それで本人が勘違い、思い上がりをしてしまうのかも。だとすると人格形成の時期を終えているので、もう手遅れということです。更正して復帰? 要らんやろ。あの程度のグループなんて代わりは、いくらでもいるんだよ。
にしても。
青信号で横断歩道に入ったら車に轢かれるとか。
見ず知らずの(有名人を気取った)人間に、いきなり殴られるとか。
いったい日本は、どこまで狂ってしまうんでしょう?
1日に発売される平成ライダーの主題歌集に影響は、あるのかな? 残り十日では関係ないか。グループ全員の事件でもないし。
まあ、影響あったらあったで仕方ないと思います。これを機にタチの悪い奴は、どんどん業界から排除でいいんじゃないでしょうか(それやると、腐ってる芸能界、『そして誰もいなくなった』って結果になったりしてー)。
○2019-04-21 (旧暦 弥生十七日)
前回は歳相応にキリッとしてた尾室主任、今回の電話で翔一と話してるのが、まんまあの頃の「尾室くん」で笑った。
自分の過去に振り回されるツクヨミに助言してやれるのは、沢木哲也の記憶を取り戻してもなお津上翔一として生きている翔一だからこそ。ですね。
これ、『アギト』だけでなく『電王』のテーマでもあるんですよね。なぜモモの字たちが消えずにすんだのか。なぜカイは消えてしまったのか。それこそ、今を大切に思った者と、過去に囚われすぎた者との違い。
かくして四人はふたたび一つになった。……あれ? ウォズさん完全に仲間意識♪
アナザーなアギトはアギトだった。
まあ、あれだけアナザーアギト軍団に暴れさせといて、さらに新デザインのアナザーというわけにもいかないか。でも、あれだと普通に、人の中にあるアギトの力が発動した状態と変わらんのですが。
力を失った翔一がG3で参戦するのは、まさに視聴者サービス♪ 判ってますねースタッフ。
でも、力をウォッチに奪われてなお翔一にアギトとしての記憶が残っているのは……前の剣崎と始もそうだったから、2019年で奪うと作用が異なるということかな? ちょっと判り辛い。
アギト・トリニティフォームに、なぜかウォズさんが強く反応♪
まあ、『アギト』本編でも、ほとんど使われておらず、ガシャポンHGが元気だった頃でも発売されなかったほどの稀少フォームですからなー(何かの特典グッズとして出てたらしい)。
ただ、「六位一体」は違うだろウォズさん。あれは「六位二体」です(笑)。
とは言え、2トリニティによるライダーダブルキックは燃えます!
にしても、言ってしまえばアギトの力は神が人類に与えたものですから、タイムジャッカーの能力が、やっぱりチートすぎますね。
で、ウォズさんによると、そもそもタイムジャッカーはスウォルツのみだった。オーラとウールは、謂わば複製タイムジャッカー。それで、スウォルツは二人の時間も止められた。
で、そんなスウォルツもツクヨミに時間を止められてしまう。互角あるいはそれ以上ということですね、ツクヨミの力。タイムジャッカーは『電王』の特異点みたいな自然発生の特殊能力者と解釈していいのかな? ならば、劇場版のティードも無理なく成立します。
ウォズさんがスウォルツから何か聞き出したようですが……引っ張るのか。
次回はっと。
やっぱりヒビキさんは無理だったかー。
いえね。トドロキさんはいいんですよトドロキさんは。たとえ太っててもトドロキさんですから。断じて『ウィザード』でメイジになった人じゃありませんから。
でも、京介だけは勘弁してほしい。あれは『響鬼』の黒歴史だから(白Pにしてみれば、京介は『響鬼』の中で唯一、自分のキャラだから、どうしても出さなきゃ気がすまんのだろうな)。
なお無論ですが京介の中の人に思うところは一切ありませんので念のため。むしろ中の人には侑斗役で出てほしいですね。
「きのこの山」と読み違いしたオイラって、いったい……。
現実のあれこれが超ウザくなって、その心理状態で扉を開けたら、そこは異世界であった。
古くは『ウルトラQ』の「あけてくれ」でやってた現実逃避物語ですが、これも王道なんでしょうね。今現在、異世界転生物が流行り続けているのも、雅のような気持ちに陥っている人が多いということなんでしょう。かく申すオイラにも、その傾向が見られるので要注意だ(汗)。
あれほどの朝ご飯を作るって、たいへんなことなんだが……判んねーか中学生だと。むー。
四将の全員が、あっさり判明してしまいました。ズルズル引っ張ると思っていただけに意外な演出。
すまんが黒坊主には大物という印象を持てない。鵺より下にしか思えない。
鬼童って鬼童丸のことですよね? つまり鬼の一種。……あれ? ひょっとして、もう退治されてね? だって石動は鬼の腕を使役するぞ?
そして四体目が玉藻前こと九尾の狐。これは確かに大物ですね。それも超大物。
石動は「人に害をなした妖怪は許さない」と言ってました。が、一つ目坊は、ただ妖怪探しの道具とするために倒して吸収した。これは主張に矛盾しますね。まあ、正義のための必要悪とか言い訳するんでしょうが、しょせんは自分勝手、自己弁護。偉そうなことを言ってても石動も所詮は、ただの人間ということです。ねずみ男なら、ここらをビシッと指摘してくれるだろうな。
まあ、おかげで方向性が見えてきました。石動が妖怪退治に勤しみ、結果的に“食べ過ぎ”で暴走もしくは内側から喰われる展開でしょ。
森では雅だけが成長する。これは浦島太郎や隠れ里っぽい話です。
が、人間界に戻ると元通り。仮の成長は母親の気持ちを理解させるための演出なので仕方ないところですが、ちょっとご都合主義かな。雅にも木の子たちにも罪は無いので、この演出を責めはしません。が、もしもダークな話をやろうと思えば、母親の心が判った雅が人間界に戻っても、成長したままの自分には帰る家が無い、とするほうが面白いことは面白いです。妖怪譚には、そういった不条理な結末が多いものです。浦島太郎だって何も悪いことしてないのに、あの報いですからね。
戻ると、たいして時間が経っておらず、でも森での経験から雅は少しだけ精神的に成長した。『魔神英雄伝ワタル』を思い出すなぁ。
朝に家を出て、すぐ忘れ物に気づいて戻ったら、もう夜で親に怒られた。って都市伝説がありますよね。これも思い出しましたよ。
今回、唯一の悪役・山天狗。
基本、天狗さん好きの妖之佑ですが、こいつはダメだ。天狗の風上にも置けぬ。
たぶん天狗界の鼻つまみ者で追放された、あるいは逐電して、木の子の森に居を構えたのでしょう。木の子たち相手なら威張れるから。鬼太郎にあっさり倒された弱さや小者臭からしても、この読みは当たってそうですね。
天狗一族の恥晒しじゃ。数百年と言わず千年でも二千年でも魂のままでおるがよいわっ!
○2019-04-25 (旧暦 弥生廿一日、弘法大師忌)
パジェロの国内販売を終了しますか。
個人的にはショート・ボディが消えた時点で、パジェロの魅力は半減してしまったと思ってます。なので終了も必然かと。
海外では継続されるわけでしょうから、そのうち国内復活もあるかもしれませんね。
パジェロミニをやめて、パジェロもやめて。国内では三菱のクロカン四駆が消えるということか? つまんねー時代だなー。
いっそ終了を機会として、発想を新たにしたジープでもパジェロでもない本格的四駆車を開発したら面白いと思うのは素人の勝手な考えでしょうかねー。
○2019-04-26 天一天上 (旧暦 弥生廿二日)
真面目なんですねぇ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000337-oric-ent
画風・絵柄で言ったら、あの石ノ森章太郎さんなんて作品ごと年代ごとに激変を繰り返してましたよ。『009』の島村ジョウだって何人いるんだよ? ってくらいに変わる変わる。でも、氏は謝らなかった(笑)。
つか、これは別に謝るべき案件なんかではないと思いますよ。
生真面目なんですねぇ。
それとも、昨今の世の中が何かにつけてクレーム出し放題の風潮ゆえの予防策? それは何だかなー、です。
○2019-04-26 百鬼夜行
そもそも妖怪たちは、なぜ百鬼夜行をするのか?
自主的な夜回り?
行軍の訓練?
個人的には、ハロウィンのモンスターたち同様、物見遊山なんじゃないかと思います。絵巻物などに描かれた百鬼夜行の様子が楽しそうですから。
とするなら夜行さんは添乗員? あー、それはちょっと違うかな。
などと、つらつら考えたり。
○2019-04-27 下弦、三隣亡 (旧暦 弥生廿三日)
ゴーン氏の逮捕→長期拘留→保釈→すぐに再逮捕→すぐに保釈
東京地検特捜部よりも、東京地裁が何やってんだ? ってな印象です。
十億円で保釈したのだから、そこからの再逮捕は、まったくの別件でない限り認めるべきではない。地検は「別の事件」としていますが、あれは日産がらみの「一連」に含まれますよ。だから、保釈を認めたのなら再度の逮捕状は、地裁がおかしい。しかも、またすぐに保釈ですからね。これは地裁が“分裂症”でも起こしてるんじゃないかと勘ぐりたくなります。
いくつかの記事で「最近の裁判所は長期の拘留すなわち人質司法を避ける傾向にあるから」と今回の保釈決定の事情を説明してますが。だったら最初の長期拘留は何やねん? 主張と矛盾するやん? つか、それ言うなら、あの籠池夫妻なんて、どうなん? メッチャ長く拘留されてましたが?
ということで、やっぱり東京地裁の姿勢がチグハグに思えてならないのですよね。
まあ、それもこれも大金持ちで人脈もある外国人のゴーン氏だから、ではあるのですよね。我々普通の一般庶民だったら、騒ぎにもならず長々と閉じこめられたままで終わるんでしょ。で最悪、冤罪で有罪確定とかね。
この事件、シロかクロかはともかく、これをきっかけに日本の人質司法が外圧によって改善されることを願っていますが。仮に改善されたとしてもたぶん外国人にしか恩恵はないんだろうなぁ、とも思います。残念ながら日本って、外国に気遣う反面、自国民(庶民に限る)のことを後回し、ないがしろにする国ですからね。
シンゾーが謝罪したのは、タイミング的に選挙対策以外の何物でもないと断定しちゃいます。
小泉総理がハンセン病患者側に謝罪したのとは、事情・情勢が違いすぎますからね。
いや、この統一地方選で勝ってたら、謝罪なんかしてないと思うよ。なんせシンゾーだもん。
陛下のブルーギルについての言及に、びっくりしました。
ブルーギルを実際に野に放った奴らの責任であって、学術目的で持ち込み研究機関に委ねられた陛下には責任など一切ないと思います。
食用の名目で国内に持ち込まれた生物の大半は帰化生物になって、しかも在来種を蹂躙するのがテンプレになってますからね。軽率に放つべきではない。
陛下に責任を押しつける形となった張本人たちは、今からでも名乗り出るべきではないでしょうか? 「私が川に捨てました。ごめんなさい」って。
○2019-04-28 (旧暦 弥生廿四日)
アナザー響鬼のデザインが違和感なさすぎるんだが。
あれ、普通に猛士所属の鬼だと言われても納得いくんですけど(笑)。
ゲイツ、本当に変わったな〜♪ ウォズさんのことをソウゴと一緒に笑いつつ堪えつつの、あの姿♪♪
一方、ウォズさんの崩壊ぶりは、ちょっとね。井上脚本かと思ったですよ。
京介が歳を取って歳下に接する態度としては、あんなものかな。でも、あの高飛車な態度は、どっちかと言うと佑斗かも(笑)。
そんな京介の変身した姿が白で安心しました。あそこでマジョーラ・カラーだったら絶望してたからなオイラ。
トドロキさんの「響鬼を継承できなかった、ただの鬼だ」って台詞に違和感を憶えました。
そもそも「響鬼」って継承するものでしたっけ? ザンキさんの弟子であるトドロキさんの鬼名は、斬鬼が散華したあとも轟鬼のままです。
猛士の鬼名は一人ひとりに付けられるコードネームですからね。代々受け継ぐ性質のものではない。いや、受け継いでもいいんだけど、「継承できなかった」と表現するものではない。
そして、メタ視点での共通性から導いても、桐谷京介が正式な鬼となった場合の鬼名は「き」で始まるものとなるはずです。それが『響鬼』暗黙のルール。
さらに言うと、仮に京介が「響鬼」を襲名しても、それは名前だけのこと。『響鬼』の主人公である響鬼そのものになるわけではありません。まあ、トドロキさんや、あきらくん、そして京介を見ても、弟子は師匠の姿形に似る、というルールはあるようです。それは音撃の流派と言うか使う楽器から来るものかもしれませんけどね……て言うか、たぶんそう。
『ディケイド』響鬼編では、ヒビキさんの遺志を継いだアスムが新たな響鬼となって、士に響鬼の力を与えましたけどね。でも、あれはパチモン世界の出来事ですから、ルール違反も無問題。
『響鬼』の初期案では、ヒビキさんが倒れ明日夢くんが跡継ぎになる、って話も出ていたそうで(『ディケイド』のアスムは、これを下地にしたと思われ)。ただ、それが「響鬼」の名を継承するとまでは判らない。「あ」で始まる名前の鬼になってた可能性濃厚だと思う。
ともかく、ここらについては後半を観てから結論を出したいと思います。はい。
にしても、響鬼の力を奪っていないのにアナザー響鬼が生み出せるって……相変わらず最近の展開は甘いな。
あの HIKAKIN 、おかしいだろ。人間じゃないだろ。だって耳が…………。
テロを起こしたゴミチューバーに優しすぎる展開で欠伸が出ました。
あそこはサー。野郎が「一生楽して暮らしていける」と言ったのを受けて、警察にご厄介からの収監でいいと思うんだが。塀の中なら「楽して」はともかく喰ってだけはいけるから皮肉が効いてて◎じゃね?
抜け首って妖怪は……うーん。これも水木しげるさんの創作要素が大きいな。いや、“冷熱ハンド”のことじゃなくて(笑)。
本来の抜け首は、あのような特徴的個性的外見を持つ妖怪ではなく。普通の人だと思ってたら首が抜けました、それでも平気で生きてます。って存在のはずです。
抜け首ときたら、ろくろ首に触れないわけにはいかなくて。
きちんと分けると、首が長く伸びる轆轤首と、頭部が抜けて自在に飛び回る抜け首と、この二つを一緒くたに「ろくろ首」としているのが現状です。
実は、どちらも幽体離脱を端から見た様子、という説があります。つまり頭が魂を意味し、それが宙をフワフワ舞う。そう言えば、人体から出たエクトプラズムは糸を引くとかって話もありますよね。
轆轤首のほうは、病に伏せった遊女が、病床から起きられず食事もロクに与えられず、せめて行灯の油をカロリー源にしようと必死でもがくうちに首が伸びた、という“生誕説”がありました。お化け屋敷の、ろくろっ首の姿が髪を結った和服姿の妙齢なご婦人なのが、その説を受けています。今期の妖怪アパートに棲む、ろくろ首の姐さんも、それに準拠している。
要するに轆轤首や抜け首とは普通の人が、そのような異常をきたす奇病・珍病とも言える現象なのです。それが、いつの間にか、そんな名前の妖怪種がいるようになってしまった。
とある妖怪解説本では古典落語『首提灯』の主人公をも抜け首として紹介していましたが、さすがにこれは解釈が走りすぎです。落語はギャグなんですから。解説本を読むときは著者の頭の程度を考慮して読む必要があります、困ったことにね。
水木しげるさんは、ご著書の中で「寝太り」という妖怪を「妖怪病」と表現しておられました。他にも、これは性癖を表したと思われる「舐め女」なども。つまり、ずんべらの霊形手術で、のっぺらぼう状態になった人が妖怪そのものでないのと同様、ろくろ首も、その人自身が妖怪というわけではないのが、本来の姿なのだということ。
なお、小泉八雲の『ろくろ首』に出ていた、人を喰らうバケモンは飛頭蛮という中国由来の妖怪です。
こちらは幽体離脱とは何ら関係なく、首だけが抜けて飛び回る正真正銘の怪物です。しかも人にとって極めて危険な存在。
ところで、最近の鬼太郎って髪型が昔のに戻ってません?
○2019-04-29 壬生狂言、有田陶器市 (旧暦 弥生廿五日)
NHK『NHK杯 輝け!!全国大失敗選手権大会』
深夜枠で再放送してたのを観ました。
中で、手術で片脚を腰骨からごっそりと切除した人が出てまして。
ご自身の身体をネタに爆笑を取る取る(パンツは大事だ。うん)。
昨年末の『ガキ使SP』で乙武氏がやろうとしていたのが、まさにこういうことだったと思うのです。
なのに日テレときたら……バラエティー番組で民放がNHKに負けてどうすんねん。
○2019-04-30 退位礼正殿の儀 (旧暦 弥生廿六日)
森永のチョイスが昔に比べて、包装が変わり、小さくなり、味も変わって残念だ。
と以前にも申しました。
包装と大きさの変更は、いわゆる「ステルス値上げ」の一種ですから、チョイスに限ったことではなく食品業界全般の悪癖と捉えるべき案件。
しかしながら、味の変更は受け入れがたい。
別に高級品でもないチョイスに対して美味いの不味いの言うのは、あえてさけておきますが。
馴染んだ味が変わってしまうのは淋しいものです。
で、たまたま。
ミスターイトウのバターサブレを食べたのですが。
これが、びっくり。昔のチョイスに似た味ではありませんか!(あくまでも妖之佑の感覚で) 微妙にしっとりした感触で牛乳との組み合わせもベストマッチ! 手にとってよく見ると、表面にある紋様のエッジ具合(角がすこーしゆるい感じ)も、かつてのチョイスに似ている。これは素材の質や固さに関係しているのかもしれません。今のチョイスはキリッとしてますからね紋様。
あー。とすると昔のチョイスはビスケットを名乗りながらもクッキーに近かったのか。ふむふむ。
変わってしまったチョイスは買わなくなり食べなくなりましたが。
これからは、イトウのバターサブレが妖之佑の口を癒してくれることになりそうです♪
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