2019年3月


 
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○2019-03-01 (旧暦 睦月廿五日)
 
 
 毎年、今頃になると田んぼとかを見て「レンゲの花が咲き始めてるな〜♪」と、つい言ってしまいます。
 言ってから「しまった」と反省するのが常。
 
 レンゲソウ(蓮華草)と言うべきなんですよね。
 レンゲだと蓮華、つまり蓮の華になっちまう。
 
 裏取りのために調べたところ、「レンゲソウ」は通称で正式名は「ゲンゲ」なんだそうですね。知らんかったー。
 
 レンゲソウは花の形が蓮華に似ていることからの命名。
 ついでに、炒飯を食べる際に使うレンゲも、形が蓮華の花びらに似ていることからの命名だそうな。
 
 蓮華と言えば、蓮華坐。
 この言葉の用法が妖之佑は常々、気に入らないんですよね。
 蓮華坐の正しい解釈は、佛様がお座りになっている蓮華のこと。佛像の台座を見れば判りますよね。
 ところがぎっちょん。蓮華坐を、座るときの姿勢を指して使うことが多い。つまり坐禅のときの、あの痺れそうな脚の組みかた。
 正式には結跏趺坐と言うんですが。
 この結跏趺坐の意味で蓮華坐と言うのが、妖之佑としてはどうしても容認できないのです。「そういうもんだ、長らくそう言い習わしている」と言われれば、それまでなんですけどね。でも納得いかないんですよね〜。
 
 いやホント、どーでもいいことではあるのです。はひ。
 
 


 
○2019-03-02 (旧暦 睦月廿六日)
 
 
 爆笑。
 
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1903/02/news007.html
 
 ちなみに私は、子供の頃はウスターソース派で、今は醤油派でございます。
 
 そんな子供の頃。
 目玉焼きでなく、白飯に何をかけるかでは迫害というか、エンガチョ切られてましたよ。私、マヨネーズ派でしたからねー。
 でも、別に周囲の目を怖れることもなく、何処吹く風とマイペースでずっと来ました。
 結果、今ではマヨネーズとお米の組み合わせは市民権を得ています。ほら、ツナマヨおにぎりとかサラダ軍艦巻きとか、ね♪
 
 麺つゆ派にも、いずれ日の出が訪れると思います。肩肘張らずに頑張れ。
 て言うか、麺つゆを調味料に使う時点で、かなり良い舌をお持ちな気もします。
 
 そう言えば、コロッケに何かける論議では、私は麺つゆ派になるのかな? かけ蕎麦に入れちまうから(笑)。
 あと、納豆に芥子じゃなく山葵が意外と合うのだぞ。
 
 


 
○2019-03-03 雛祭、三隣亡 (旧暦 睦月廿七日)
 
 
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=
20190301-00000042-ann-soci
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00010011-abema-soci
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00000003-jct-soci

 この件、新聞でも読みました。
 読んで、日本人形協会の主張に吹き出しました。
 て言うか、ぶっちゃけ怒りを憶えました!
 
 歴史だ文化だ啓蒙だと偉そうに言うわりに、実は何も勉強していない無知丸出し。ただ売らんかな主義でやってるだけ。
 いえ、宣伝するな営業するな、などと言うつもりはありません。そちらも商売ですからね。
 
 ただね。
 
 売るために嘘をつくのは、絶対にやめろ! それって詐欺師への第一歩にすらなりかねんぞ!!
 伝統的な品を扱う団体が偽りの伝統を流布させるなど言語道断。
 なりふり構わない日本人形協会の姿は滑稽の極みです。
 
 
 
 
 
 では、少しお勉強をしましょうか。
 
 諸説あるものの、そもそも雛人形の元はと言えば流し雛が、さらに遡って“ひとがた”が元祖に近いと思われます。
 人の厄を紙でこしらえた“ひとがた”に移して、それを流したり焼いたりして祓う。それが人形の形態にまで進化したのが流し雛。これらの身代わりアイテムを総称して形代と言いますね(広義には、丑の刻参りの藁人形も形代)。
 この厄払いの風習・儀式と、宮中でのお人形遊びとが融合したのが、今の雛祭につながる流れでしょう。雛人形が豪華絢爛なのは、そもそもが宮中の遊びだったことが由来と思われます。要はお大尽のお子様のみに許された贅沢な遊戯。まー、今に至るまでデザインが完璧に貴族文化そのものですしねー。
 時代が下って徳川の世。それまで公家のアイテムだったものが外に出て、武家にも浸透、それがさらに裕福な町家にまで伝わったのが、今の雛祭の形になっていった。ってトコかな。
 
 ただね、この時点ですでに雛祭と流し雛とは、別々のルートを進んでますよ。
 片や、言ってしまえば「使い捨て」の流し雛。
 片や、豪華絢爛で超高価な雛壇飾り。
 まったくの別物でしょ。
 
 考えれば判ることですが。
 夫婦であるお内裏様と、それに付き従う家臣の者たち。どれ一つ取っても形代ではないですよね。飾っている家の女の子の身代わりではありませんよね。
 つまり雛壇飾りを厄祓いアイテムと考えること自体、事実誤認です。
 一方で、福を招くアイテムあるいは守り神と考えれば、豪華主義なのも納得いくというもの。そして、この考えに基づくなら、女の子一人につき1セットそれぞれ専属という説は無理すぎる。あれだけ大仰なセットです。家のお守りとするのが正しいですよ。そして代々受け継がれていくべき物。親から子、子から孫。実に自然な流れです。
 
 たしかにね。
 祈願成就のたびに供養してサヨナラするラッキー・アイテムもありますよ。達磨さんとか熊手とか、その代表選手。願掛けでない場合も、お守りは一年経つと新しいものに更新するのが基本。
 でも、達磨さんと雛壇飾りとでは……その……コストがね。さすがに一緒には語れないっしょ。
 
 日本人の精神から考えても、雛壇飾りは家に代々継承されてきたと思いますよ。
 襤褸の文化、もったいない文化を思えば、それしかありえない。
 
 生地に虫喰いなどが出来ても、柄もそのままに綺麗に直す「かけはぎ」という手法があったり。
 欠けたお椀や皿は漆と金で継いだり。
 鍋や薬罐の底が抜けても、叩いて塞ぐ職人さんがいたり。
 日本文化は、古くても使える物は使う、壊れたら直して使う、粉になるまで使う、という物を大切にする精神。無闇に物を捨てることを戒めた『付喪神絵巻』という巻物もあります。
 いつの間に、日本は物を大事にしなくなったんですかね。車なんて、古い車種に乗り続けると増税されるという、欧米と真逆な姿勢だもんなー(怒)。
 
 
 
 
 
 雛人形は女の子一人に1セット専属。そういう説も、ないとは言いきれません。でも、それしかないと断定、使い回しを全否定するのは、まちがいです。
 日本人形協会には、反省のうえで日本文化を一から学びなおしていただきたいですね。
 それでもなお「雛人形は一人1セット専属だ」と主張するなら、もっと安い品を出すべきです。使い切りしやすい価格帯でね。西陣織なんて要らない。不燃ゴミに出さずに済むように、可燃素材(色紙と木綿と木でええやん♪)で綺麗に作った雛人形を毎年、飾っては焼いて供養させたらいい。それなら誰も文句言いませんよ。家々で勝手に焼くのは今の時代では厳しいですから、それこそ日本人形協会が供養のお炊き上げ行事を主催すればいい。
 そんなことも考えずに、一方的にメッチャ高い雛壇飾りを一人1セットだと押し売ろうとは、あまえらゼニクレージーに操られてないか!?
 
 日本人形協会の横暴に対する庶民の策としては。
 無視する、あるいは廉価な人形しか買わない。
 ってトコかな。
 いや実際問題、日本人形協会の言いなりになってたら女の子が複数のご家庭は大変ですよ。まさに「娘三人持てば身代潰す」になっちまう。
 つか、超の付くところは別として。庶民同様、一般的なお金持ちさんでも段飾りを複数は買わんと思うなぁ。
 
 


 
○2019-03-05 (旧暦 睦月廿九日)
 
 
 ええ話や。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190304-00268697-toyo-bus_all
 
 ひし美さんの話もですが、特に、お巡りさんのエピソードが◎。
 
 国産車ベースのは、路上で見たことがあるんですけどね。
 まさか、ベース車までオリジナル準拠とは、おそれいります。
 旧型車は維持するだけでも大変なのに、改造したうえでの動態維持ですからねぇ。情熱があれば何でも出来るということでしょうか。
 
 ウルトラの劇中に登場するマシンは、科特隊とかMATとかTACとかとか単なるカラーリングとマーキングで済ますのが多数派ですからね。外装から作ってるのは、ごく少数。その中でもポインターは飛び抜けてます。これと、ウルトラではないものの同じ円谷作品である『怪奇大作戦』のトータスが両横綱だと妖之佑は思っています(当時のトータス製作話……と言うかサンバー大改造話は凄いんだぞ)。
 なお、無意味なパーツの山盛りで誤魔化しただけのZATは最悪。
 
 
 
 余談ですが。
『ウルトラセブン』本編にて、ポインターは「PO-I」と「PO-II」の二台があるとされてますね。車体各所にマーキングと、ナンバープレートにも記されてます。
 ただ、妖之佑は「PO-II」を観た記憶がないんですよ。たしかに、ストーリの構成上、複数台ないと成立しない箇所がありましたから、ウルトラ警備隊のポインターは最低でも二台あったはずなんです(もちろん実物は一台。あくまでもストーリ上ということね)。玩具でも「PO-II」は出ていたので、まちがいないと思います。でも、観た記憶がないんだよなぁ。欠番ありきのDVDは意地でも買いたくねーし。(;^_^A
 その代わりと言ってはアレですが。ポインターは「PO-I」「PO-II」以外にも存在します。「MP」とマーキングされた車体があるのですよ。これ、ウルトラ警備隊員ではなく一般隊員が使ってましたから「MP」はそのまま憲兵、軍警察を意味するものと思われます。こちらについては観た記憶をしっかり持っているのですよ。
(※ 確認するために、ぐぐってみましたら、劇中登場の「MP」は何と「PO-12」なんだそうな。さすが地球防衛軍、ポインターも二桁台数あるのか!)
 
 


 
○2019-03-06 啓蟄、三隣亡 (旧暦 睦月丗日)
 
 
 昨日のが尾を引いてまして(笑)。
 
 
 
 ポインターは、とにかく成田デザインの凄さが光ってる。が、日本の厳しい車検制度に敗北……。
 一方のトータスは手間と経費が凄い。しかもこいつナンバー取ってるし公道で走行撮影してるし。
 
 対する東映は、マッハロッド、ジョーカー、ズバッカー、ライドロンなど、20世紀はデザインがイマイチながら原型をとどめぬ改造っぷりの潔さで、すばらっ♪
 平成のトライドロンも良い線を行ってたと思う。トライサイクロンはイマイチ……いや、イマニ? イマサン?
 
 歴代バットモービル(もちろん映像作品に限る)は、どれも素晴らしい。まあ最高なのはTVシリーズのバットマンカーだが。(笑
 シャドーカーはガルウイングとハンドルがユニークすぎる。
 ナイト2000 やデローリアンは、たいして改造もしてなさげ? よく知らないけど。
 インターセプターは見た目だけ? 中身もある? よく知らないけど。
 映画『Damnation Alley(世界が燃えつきる日)』のランドマスターは、ド迫力の一言に尽きる。
 
 とにかく。
 色とマークだけですますのは、やる気のない証拠なので語る価値なし。
 
 
 
 ITC の人形劇特撮に登場した架空の車両は作品の性質上、撮影用模型のみなのが残念。実車で作ってほしかったなー。
 
 レディ・ペネロープの FAB1 はロールス・ロイス公認なだけにデザインの説得力がダンチ。独特の六輪システムは後にティレルP34 が現実のものにしてしまう。
 なお、近年にロールス・ロイスが作った FAB1 の実車は残念すぎて論外。
 
 スペクトラムの要人護送車である強力装甲車(MSV)は現実の現金輸送車などに採用してもいい硬派なデザイン。見た目が四輪なのに実は八輪構成という念の入れ様。
 同じく追跡戦闘車(SPV)は装甲車と戦車の中間かな? 衝突等々の対策として乗員は後ろ向きに座り、モニターを観て運転するシステム。この車も現実の兵器に使えるアイデア満載じゃないかな。ヴァンケル・エンジン搭載という設定に、びっくり!
 同じくパトロールカー(SSC)はデザインが鋭角的すぎて現実味に欠け、あんまり好きではない。(;^_^A
 
 
 
 アニメなので実物立体化とは最もかけ離れているけど。
 タツノコのマッハ号とG2号は外せないかな。コンドルアタッカーは……要らね。
 
 
 
 でも世界一の車はチキ・チキ・バン・バンに決まってるから、うん。
 
 


 
○2019-03-07 朔 (旧暦 如月朔日)
 
 
 マツコさんの番組だったかな。
「ショートスリーパー」ってのが取り上げられてて。一日に三十分しか寝ない人。そのおかげで時間を有効に使え生活が充実しているんだとか。
 
 まあ、そこまでなら「ふーん、そーゆー人もいるのか」で済ませてたんですけどね。
 その人が、ショートスリーパーになるためのノウハウを伝授する会社だか団体だかをやってて、受講料? か何かの名目で、お安くないお金を取っていると聞いて。
 
 んー。何だかな〜。
 
 と感じたわけなのです。
 本人が睡眠時間を長く取ろうと短くしようと、それは個人の自由。削った結果、たとえ体調を崩しても自己責任。
 でも他人に勧めるのは、ましてお金を取るのは、勧めた相手に対する責任が生ずるわけで。
 
 この人物、別に医学を学んだわけでもない素人さんのはず。にも関わらず、専門家の言う、つまりは一般的に言われている「一日七、八時間の睡眠が必要」という説を「嘘」と断じてます。
 何と言いますか、医師の提示する治療を否定して科学的根拠の一切ない民間療法や迷信を勧める人たちと同類にしか見えないんですよね、失礼ながら。
 
 聞くところによると、何十年まったく寝ていない人、というのも存在するそうですね。
 つまり、ある種の異常体質者は実在する。件の人物も、そういった体質あるいは才能の持ち主なのかもしれません。でも、特殊能力者が一般人にも同じことを求めるのは筋違いでしょう。特技を物差しの基準にしてはダメでしょう。孫くんがミスター・サタンにカメハメ波を伝授するようなものです。
 それに、当人はショートスリーパーになって体調が良くなったと言ってますが、こういうのって十年、二十年といった長期スパンで見ないと、断定的なことは言えないんじゃないのかな。
 なので推奨する本人の意識はともかくとして、安易に信じて大金支払う側が、ちょいと考え浅くないかな? と。
 
 少し調べたところ、件の人物は以前に、速読で有名になったそうで。
 んーー、何だかな〜〜。
 
 妖之佑は、速読にも懐疑的です。て言うか、そんなの無理だと思ってます。
 仮に本当に速読で本の内容をきちんと把握できたとしたら、そもそもその本がスッカスカなのでしょう。
 だいたい、新聞の見出しだけ見て読んだ気になっても記事本文の内容とは、まったく違ったりしますからね。まして、本の中から単語だけ拾って内容をきちんと把握なんて、どう考えても超能力のレベルでしょ。
 やっぱり、読んだ気になってるだけか、あるいは内容の薄っぺらな本だけ読んでるんじゃないのかな。もしくは百万歩譲っても写真的記憶能力者とか。
 
 まあ、すべての本が、内容の詰まった真面目に書かれたものとまでは言いませんが。
 少なくとも、真摯に執筆された本を速読で「だいたい判った」とするのは、ふるまわれた料理を丸呑みするような下品な行為だと考えます。つまり速読自慢は品がない。個人で、ひっそりやっててくれ。他人に勧めるな。
 あ……いや、速読するような人は文芸になんて興味ないから無問題かな(笑)。
 
 奇しくも、一人の人物が速読とショートスリープという、妖之佑が個人的に胡散臭く感じている二つの推奨者であるというのは、ある意味、面白いですよ。
 で、妖之佑としての考えは。
 
 しっかり寝て東大に受かり、そして今の立場を築いておられる林先生のほうが信用できる。
 水木しげるさんは睡眠時間をたっぷり取って長生きをされた。比べて、寝る時間を削って仕事をしてこられた手塚、石ノ森ご両名はともに六十という若さで他界された。
 
 これ以上、何も言うことなかろ。
 
 


 
○2019-03-08 (旧暦 如月二日、二日灸)
 
 
 前にも言ったけど。
 
 曲がる直前にウインカーとか、まして曲がりながらウインカーとか、ホントやめてくんないかな。
 あんなん、ウインカー出さないのと同じだよ。
 
 ちと考えてみたんですが。
 あれって、要は“煽りハンドル”の弊害の一つなんじゃないかな。
 つまり、左折するのに、まず右にハンドル切るバカにしてみれば、その時点でウインカーが戻ってしまうので手前からウインカー出すのが無意味、という馬鹿げた発想なんじゃないのかな、と。
 
 ブレーキ踏んでからウインカーも、やめてほしい。
 先にウインカー出してくれればこそ、後続は「ああ、減速するな」と心構えできるんだからサー。
 
 


 
○2019-03-10 (旧暦 如月四日、初午)
 
 
 新宿DASH の新十九○、すげーな♪
 あの風車による循環システム、秘密基地って感じでワクワクします。
 
 こーゆーのを駆使して高原の一軒家とかで自給自足のスローライフを送れたら楽しそうですね。
 そのためにも、まずは不老不死の十七歳の身体を手に入れないと(笑)。
 まあ、不老不死でさえあれば千五百年間、安定のヒラ職員でもいいが(爆)。
 
 


 
○2019-03-11 (旧暦 如月五日)
 
 
 結果論で語るのは不謹慎だとは思います。
 が。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190311-00000017-asahi-soci
 
 記事に付けられたコメントにもある「津波てんでんこ」が最善なのではないかと思うのですよね。
 地震があって保護者が子供を引き取りに園や学校に向かう。自然な行動ではあるのですが、この「迎えに行く」ための時間が丸々完全にロスタイムなのですよね。その時間を費やして少しでも安全な所にめいめいが逃げるべき。もちろん、学校や園も独自に避難をする。親子の再会は、その後でいい。
 まさに「津波てんでんこ」。
 
 記事の園長さんみたく、全国津々浦々の園長・校長が同じ意識を持ってくだされば良い方向へ進むのではないかと、そう期待したいですね。責任者としてはたいへんであり、重たいとは思いますが。
 でも、いざとなると出来ないんですよね。少なくとも、児童たちがヘラヘラ笑って歩くようなルーティーンの避難訓練ではダメだと思います。体育や部活の反復練習みたく身体に叩き込むほうがいいかな。
 
 黙祷。
 
 


 
○2019-03-12 東大寺二月堂お水取り (旧暦 如月六日)
 
 
 とりあえずツクヨミ、タイムマジーンを普通に駐車場に停めるのは、やめようぜ。せめて偽装しようぜ。
 
 いやー、あの情報量。
 脳細胞がオーバーヒートしそうですよ。
 
 バス事故の犯人はツクヨミだったと……不甲斐ないゲイツに代わり、確実な方法でジオウを倒そうとしたってワケね。怖えぇ。
 にも関わらずソウゴが生存しているのは、なんでだろ? 最後の最後に、ためらった? まあ、何も知らない、しかも丸腰で抵抗する術も持たない少年を一方的に射殺できるくらいなら、クジゴジ堂で暮らしてる間にソウゴを暗殺してるだろ常考。
 あるいは、肝心なシーンをはっきり映していないあたり、まだ何か隠してるかもしれん。つまり、ツクヨミ犯人説も確定していない?
 ともかく、事故の真相にショックを受けたゲイツは、ようやく覚悟を決めたということですね。毎度のことながら、平成ライダーはパワーインフレが露骨で……。(;^_^A
 
 ツクヨミが……いや、「白い服の女」がバスジャックしなければ、少なくとも飛流がアナザージオウになることは、なかったのかな? それも、まだ判らないか。
 まさかバス事故に「だいたい判った」あいつも一枚かんでいたとは……いえね、事故が十年前ってことで、士とも関わるような気はしていたのですよ。『ディケイド』が十年前でしたからね。とは言え、バスに乗っていた士が、いつの士かは……ね。おそらくはジオウと会っている士のほうだとは思いますが。でも、判らないな。『ディケイド』本編と同様に「バスの運転手という役を与えられた士」なのかもしれないし。
 
 当然とは言え、事故の現場にスウォルツも出てきて、真相は未だ闇の中っぽい。飛流をアナザーにするついでに、あることないこと吹き込んだのはスウォルツで決まりでしょうけど。
 て言うか、スウォルツの格好に既視感が……と思いきや、あれだ。ソウゴの夢に出てきて「王になれ」と言った帽子だ。ということは、すべての黒幕はスウォルツ?
 そして、ゲイツリバイブの強さに対向すべく、ウォズさんが変身すると。あの姿は仮面ライダーウォズですが、白ウォズからドライバーとウォッチをぶんどったのかな? 白ウォズは何してる? 寝てる?
 
 いやー何なんですか、予告編の情報量。
 脳細胞がオーバーヒートしそうですよ、ホント。
 
 
 
 どうでもいいことですが。
 今までデジタルだったゲイツが、いきなりの砂時計という超アナログなのには違和感を憶えます。
 砂時計そのものは時計系ガジェットとして大いにアリですが、組み合わせは考えてほしかったですね。
 
 


 
○2019-03-13 (旧暦 如月七日)
 
 
 あー。静岡朝日TVのサイトで『しょんないTV』のページが 404 になってる。これは休止と言うより打ち切りの方向かな。
 何やってんだよ、あの阿呆。物騒なのは顔の造形だけにしてりゃいいのに……。
 
 愚か者一人の軽率な愚行のせいで、面白い番組が潰されてしまう。
 もったいないし腹立たしいことです。
 
 


 
○2019-03-14 上弦 (旧暦 如月八日、事納め)
 
 
 ここのところ、不具合を放置もしくは「あちらを直せば、こちらが壊れる」状態の続いている Windows Update 。
 おかげで毎月毎月スリリングな心持ちになってますよ。何せ、品質ロールアップを避けても、セキュリティのみのパッチにすらテレメトリを入れてくれやがるMS社ですからね。困ったものです。
 で、こんな話が出たそうで。
 
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1174508.html
 
 あ〜……。
 
 
 
 の悪夢ふたたびですかね、ひょっとして。
 例の 10 への無償アプデで当初、ユーザーの許可を求めることなく問答無用で 10 に更新しちまうという鬼畜仕様だったのをご記憶のかたも多いことでしょう。
 世界中の批判に晒されたMS社が慌てて強制アプデをとりやめたものの、告知のアイコンは出続けるうえに、下手にこれを触ろうものなら更新が開始されてしまうという……ガチの悪夢でした。
 コントロールパネルのあちこちを探したりしてを黙らせるのが大変だった〜。
 
 まさか、またもやらかす気じゃないだろうな?
 いちおう公式には 10 への無償アプデは終了しているので、さすがに強制自動更新は、ないと思います。
 が、告知のためのプログラムは、まずまちがいなくテレメトリを使うはずなので、これに伴ってあれこれ悪さをされてしまうリスクを想定せざるを得ない。何せMS社のやることですから。
 
 告知は四月からとされていますが、巷には「すでに毒アプリが仕込み済みなのでは?」といった不安があがっています。
 非表示のオプションがまともに機能するのかどうか正直、疑わしいと妖之佑も思っています。何せMS社の前科が前科ですから。
 
 ああ、怖い怖い。
 
 


 
○2019-03-15 (旧暦 如月九日)
 
 
 朗報。
 
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/14/news119.html
 
 もちろん妖之佑はDJなんぞやりませんし、DJブースのある店に通う趣味もありません。
 でも、これは朗報。
 
 なぜならば。
 SL-1200MK6 の生産完了以降、DJたちによる 1200 狩りによって、市場の SL-1200 生存率が下がったからです。
 いえね。普通にレコード盤を聴く人たちの使っている 1200 は、その後に中古市場に流れたとしても「生存」扱いできるのです。
 ですが、DJ(プロ、アマ問わず)が使ってから放出した代物は、もはや使い物になりません。酷使により擦り切れてますからね。
 DJたちがDJ専用機だけ使っててくれれば問題なかったのですが、↑のとおり、SL-1200MK6 が生産完了して以降は、DJ用でない 1200 もDJ用途に駆り出されてしまったワケで。そうなるともう、レコード鑑賞用には戻れません。身体ズタボロですから(涙)。
 
 SL-1200 シリーズでテクニクス自らDJ向けと明言したのは MK3D 、MK5 、MK6 の三機種なんですよね。これらにはDJ用の滑りやすいスリップシートが付属していた反面、ホコリ除けのダストカバーが構造的に付かないので、逆に言えばピュアにレコード盤を鑑賞したい人が買っても幸せになれない機種。
 で、それ以外の MK2 、MK3 、LTD 、MK4 、MK5G 、GLD は本来、オーディオ・マニア向けであり、DJでの使用前提ではなかった(性能的には問題なく使えるけど、あーゆーハードな現場には、もったいないって意味ね)。これらの状態の良い生き残りが中古市場で狩られてしまったわけですよ、飢えたDJども(笑)に。
 なお、初代である SL-1200 は、そのシステムがDJ用途に向かないため捕獲されずに済んだ模様(もともと中古市場での数も少ないと思われ)。もっとも、MK2 と比較してもスペックで勝負にならなかったけどね。しかも、MK2 の構造・仕様は、そのままに現行の高級版 1200 群にまで長年に渡って引き継がれています(それほどに初代から MK2 への進化は劇的だった)。
 
 ええと念のため。
 妖之佑はDJという職業・趣味に偏見だの敵意だのは持っておりません。
 ただただ、オーディオ用の 1200 がDJ用に酷使され死んでしまうのを残念に思っているだけです。
 例えるなら、ノーマルの箱スカが次々とカリカリのR仕様にチューンされていくのを憂う気持ちに近いと申しますか……あー、かえって判りにくい?
 
 なので、今回のDJ用としての MK7 登場を朗報と言ったわけなのです。
 これで、今でも生き残っている往年の 1200 たちが救われる。ウチの MK3 も狙われずに済む。
 
 DJ向けでもなくオーディオ・マニア向けでもなく、一般向けに発売される SL-1500C も期待できそうですね。
 
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1901/08/news081.html
 
 何せ、何年か前に復活を果たした新生テクニクスの 1200 群が、とにかくお高いですから。(;^_^A
 
 逆に今、あえて初代 SL-1200 を探す。という選択肢もあるかな。レコード鑑賞だけなら初代でも充分すぎるから。
 とは言え、そこまでするならオイラは SL-1100 を選びたい(爆)。
 
 
 
 上記のとおり。
 レコード・プレーヤ探して中古屋で SL-1200 系を見つけても買う前に、よぉくチェックするのを強くオススメします。DJブースで頑張りに頑張った結果ヘタレてるの、けっこうありますからね。
 まあ、中古品でレコード観賞用ならデンオン(デノン)のほうが無難かな。こっちはDJ用途に向かないから、そーゆータイプの劣化は無いはずです。
 
 


 
○2019-03-15 百鬼夜行
 
 
 十六日が旧暦の子日ですので。
 
 


 
○2019-03-16 八せん始め (旧暦 如月十日)
 
 
 車内販売が終了って。
 なんでこう、日本って国は何でもかんでも廃止する思考回路なんですかね。
 
 列車の窓が開かなくなって、窓越しの駅弁売りさんが絶滅。
 食堂車もビュッフェも絶滅危惧種。新幹線では絶滅。
 そして今度は車内販売がおしまいですか。残念すぎますね。
 寝台車も今や超高級列車のみ。
 ますます鉄道旅を楽しめなくなりますよ。
 
 日本全体が効率厨になっちまってますかね。
 それって、けっきょく心の貧しさの反映なんだけどな〜。
 
 


 
○2019-03-17 (旧暦 如月十一日、田打ち)
 
 
 昨日に続き、廃止のお話。
 
 
 
 和ジオが残り二週間を切った。
 ウチの別宅、どうしよう。
 もう消えるがままに放置するかな? それとも最終日あたりに自分の手で消すかな?
 どっちにしても、さすがに引っ越しまでする意味は、もうないな。
 て言うか、ドリキャスで管理できなくなった時点で消すべきだったかもね。
 
 ウチのことは別としても、和ジオの終了は残念極まりないです。
 膨大なる情報が、あそこにはありますからね。それらがすべて消えてしまうのは大きな損失です。たとえ放置されたサイトさんでも、その内容には価値があるのですよ。
 ああ、残念ですねぇ。終了をドタキャンしてくんないかなー。
 
 
 
 
 
 ところで、私信。
 組合は、どうしますかねぇ?
 二代目組長が長らく音信不通ですし……組合自体が有って無きがごとき現状。
 こちらも消えるままに、ですかね?
 いちおう、FFFTP で丸っと落としてはいるのですが。今さら無駄な行為かなぁ。
 表が消えるなら、裏も封印します?

 


 
○2019-03-18 彼岸入り、三隣亡 (旧暦 如月十二日)
 
 
『NHKスペシャル スペース・スペクタクル プロローグ はやぶさ2の挑戦』
 
 期待してたけど、とにかく司会もナレーションもBGMもSEも、すべてが喧しい。騒がしすぎました。
 せっかくの画像に、騒々しい語りを被せるなど不要で邪魔。言語道断。最悪のセンス。
 民放じゃないんだから。もー。
 NHKスペシャルとは思えないほど軽薄。芸能人の出演なんて要らんやろ。その高額なギャラ分を別のことに使えよ、もったいない。
 
 題材が素晴らしいだけに極めて残念です。
 たいへんだったであろう長期に渡った取材の成果を編集が台無しにしている感じでした。
 
 けっきょく音声を切って字幕表示しましたよ。
 このほうが、ずっと落ち着いて観られます(苦笑)。
 
 これがプロローグとのことだけど、次からも期待できそうにないかなぁ。路線変更で司会を切るとは思えないから。
 ひでえや。
 
 


 
○2019-03-19 (旧暦 如月十三日)
 
 
 生身の相手に攻撃かましたライダーって、王蛇くらいしか思い出さないぞ。他にあるとしても、悪ライダーだろうしなー。なのでゲイツ、それはダメだ。
 まー、ウォズさんが“生身”と言えるかどうかは、さておき(笑)。
 バラけたページのおかげで『逢魔降臨歴』が本当に紙の本だと判って安心。あの後、ウォズさんは一枚一枚拾い集めて綴じなおしたんだろうか?
 
 一週間、待たされたわりには未消化のままでイライラ継続(苦笑)。
 
 判ったことは。
 帽子のスウォルツは陰謀に着手したあたりの、ソウゴともツクヨミとも面識のない(ひょっとするとオーラやウールと組んでもいない)頃のスウォルツと思われ。苺狩りツアーは、王の候補を選ぶためのスウォルツによる仕込み。2000年生まれに何か意味があるらしい(平成ライダー開始の年?)。「オーマジオウは 2000年生まれ」という事象が確定しているから、候補者の生まれ年だけは妥協できないとかかな?
 ツクヨミは、バス事故の真相を知るために同乗しただけで、ゲイツの見たシーンである銃撃はバスジャック犯スウォルツに向けたものだった。
 そして居合わせた士は、例のオーロラを使ってツクヨミや子供たちをバスの炎上から救った(親御さんたちはスウォルツに時間を止められていたため、士のオーロラで移動できなかったのか?)。しかし咄嗟だったため、ダイマジーンが街を破壊する世界(オーマの日?)に飛んでしまった。ソウゴが夢に見たのは、このときの記憶。おそらく、ここでスウォルツがソウゴに「王になれ」と言った。
 あれ? でもバス事故の生存者ってソウゴと飛流の二人だけじゃなかった? 違う? まさか、ダイマジーンが暴れるあの街で他の子供たち全員……?
 
 こうなると、スウォルツがオーマジオウ生誕の元凶とも考えられますし、一方でオーマジオウとジオウは別人という説も依然として成立しますね。あるいは、スウォルツこそが後のオーマジオウってのもアリじゃね? 時間移動できるんだから、2000年生まれであっても、大人の姿で 2000年に居て無問題だし。
 まだ判っていないことも多いので、じれったさが、さらに一週間延びることに。(;^_^A
 
 士があそこにいた意味を推測しますと。
 いつものように「苺狩りバスの運転手」という役割と制服(笑)を与えられて、この世界に来た。そして、スウォルツの謀略に遭遇し、事故に巻き込まれた。
『ディケイド』本編に倣うなら、次回あたりで「だいたい判った」士は、自分の意志で行動を開始する。その行動……いや「俺の計画」こそが「ウォズに招かれてジオウと敵対する、ネオドライバーを使うディケイド」の言動あれこれであり、士なりにスウォルツの陰謀に干渉しようとしている。ってなところ?
 といった感じで、現時点での妖之佑の解釈としては、運転手の士はジオウに会う前の士だと思います。
 
 ウォズさんが白ウォズからドライバーを奪う方法は、なるほどと感心しました。「ウォズのもとに」なら、白ウォズでなくても成立しますよね、そりゃ。
 ただ、いきなり使いこなせるかどうかは……ね。
 て言うか、仮面ライダーウォズの力もウォッチで奪えるとは思わなかった。便利すぎやろブランクウォッチ。やっぱりタイムジャッカーはチートだわ(笑)。
 
 にしても、今どき、まかない付きの下宿なんて、大叔父さんは古風ですよねぇ(修理してた洗濯機って二槽式だなたぶん♪)。
 と言いたいところだけど、実は平成ライダーには、このパターンがわりとあるんだよね。まあ、はっきり入居者募集をかけたのは大叔父さんくらいだと思うけど。
 
 
 
 
 
 充分に上げてから一気に落とす、は基本中の基本。
 この方面では流石ねずみ男の嗅覚。伊達に、さんざっぱら人間の悲喜こもごもを利用してきてないですね。
 
 一気に動きだしましたな、名無し。まさか、まなママを利用するとは思わなかった。あの展開すべて想定どおりだろうから、鬼畜なことを。
 悔しいが、あの社長ぶりは上手い♪ 口調が少々胡散臭かったのも含めて、外国人のニワカIT系社長って感じがよく出てたよ(笑)。
 あー……前に「名無し」を「名も無き」からの歴史に埋もれた庶民たちの無念が集まったものか? と推測したけど。こりゃ違うな。
「名無し」はストレートに「名無しさん」なんじゃないかな。とすると、ネットを扱うスキルが高いのも当然。縊れ鬼のときにもアプリを悪用してたし。
 つまり名無しは、匿名をいいことにの誹謗中傷や罵詈雑言など悪意ある無責任な発言つまりは電脳世界に溜まりに溜まった邪念が一つに集まってバケモノ化したものなのかも。そう思うと、これまで何度かあった、人々や妖怪たちから出てきた黒い霧のようなものを名無しが吸い取るシーンが、それっぽいよね。
 となると名無しは標的が決まっていない無指向性の悪意そのもので、だからこそ、すべてを憎んでいる? 名無しがチートばりに万能なのは、ネットで生まれた存在だから、ネット上の情報すべてが名無しのもの、ということかな。五芒星のこともネット情報からだろ。
 
 ねこ姉さんもネットに詳しいんだから、まずは、あのゴミチューバーの自白動画をアップしてから行動すべきでした。
 まなに「嬉しかった」と過去形で言ったことから決別は決まっていたんですが……あんな別れは、ないよ。(T_T) 前回の、お雛を倒した力が伏線だったとは、まいったな。orz
 この後まなは、どうするのか。いや、どうなるのか。つーか、まなママのことを考えれば名無しにとって手駒にするのは容易だろうから、五芒星の完成と同時に戦士にして鬼太郎にぶつけると思われ。名無しにとっては、どっちが勝っても共倒れでも全然OKなんだろうし。だって、負けたほうは滅びるし、勝ったほうは生涯苦しみ続けるし……。
 そのうえで、ねこ姉さんのことを知った鬼太郎が、どう動くのか。
 いよいよクライマックスへの怒濤の直滑降か。
 
 さて。
 四月からは新章になるそうなので、今月中に名無しとは何らかの決着がつくものと思われます。
 となると、ねこ姉さんの去就が信者(笑)としては気がかりなのですが。
 
 安易に復活してハッピーエンドは、さすがにないんじゃないかな。
 やれば「でえじょぶだ、ドラゴンボールで生き返れる」レベルの安物展開だし、何より、他の退治された妖怪たちと違って、ねこ姉さんは魂まで消滅した。これって、何百年後の復活すらできない状態じゃない? つまり妖怪学校の、たんたん坊たちみたくは、いかない。
 
 このまま完全退場というのも「妖怪と人間が近づきすぎた」ための悲劇的結末としてアリですが。その場合、まなも退場せざるをえないうえに、まなの人生が明るくない……ああ、ダメだなそんなの。
 一つの解決方法としては、記憶操作できる妖怪に頼んで、まなの鬼太郎たちに関する記憶をすべて消してもらうこと。それしかなかろ。まなは鬼太郎など知らず妖怪を信じていない一年前のスタンスに戻る、と。そのうえで、ママが怪我で済んでいれば、あるいはこれまた妖怪の誰かが蘇生してやれば、なべて世はこともなし。鬼太郎は、まなの元気な日常をひっそりと確認してカロンコロンと立ち去る。まなは下駄の音を聞いたように感じたが、あまり気にしない。そんなふうかな。
 
 あるいは。
 原作『墓場の鬼太郎』の寝子さん(猫娘の原型に位置するキャラクター)にちなんで、鬼太郎が地獄へ、ねこ娘を迎えに行く?
 新章のサブタイは「地獄の四将編」と公式発表されているので、何らかの形で地獄が関わってくることは、まずまちがいないでしょう。その中で、ねこ娘も再登場する可能性は、ある(蘇れるかどうかは……はてさて)。
 だとしても、やっぱり、まなは退場濃厚かな?
 とは言え、新章の新キャラは目つきの悪い男子しか紹介されておらず新ヒロインはいなさそうなので、まな続投かも。
 まな続投なら、ねこ姉さん再登場は、ほぼ必須。
 んー、判らん。
 
 


 
○2019-03-20 (旧暦 如月十四日)
 
 
 著名な音楽家氏が「音楽に罪はない」と言ったそうですが。
 甘いと思います。まあ、音楽を作る側なのでそう言いたい、という感情は判らなくもないですけどね。
 でも、甘いし軽率な発言。
 
 で、なんで甘いのか、なんで軽率なのか。
 例の容疑者は二十年以上もヤクを常用していたという話も出ていて。それが本当だとすると、その音楽活動はヤクのうえに成立していることになります。つまりは楽曲そのものがヤクに汚染されていたのですよ。そんな音楽でも「罪はない」と言えますか?
 罪と無縁な状態で音楽をやっていた人が、あるとき、何らかの犯罪を犯した。というケースなら、その事件が発生する前の音楽には罪などありません。
 しかし、犯罪を実行している期間に作ったり演じたりしたものはダメです。犯罪が前提となってしまいますからね。そんな作品を認めたら、犯罪の影響を肯定的に扱うことになる。謂わばスポーツにおいてドーピングによる記録を公認するようなものです。どう考えてもダメですよ、それは。
 以前のスポーツ界では、選手の薬使用が発覚すると、追放だけでなく全記録抹消という厳しい処置がなされていました。これは、さすがにやりすぎだったと思います。抹消するのは薬を使っていた期間の記録だけでいいでしょう。
 
 あと、巷に「芸術なんてものは古くからヤクによるハイで成立してきた」などという無茶な擁護意見が見られますが。薬が犯罪でなかった昔々のことを挙げられても議論になりませんよね。同じ理由で、今でも薬によっては合法という国もあり、そこでの活動であれば批判すべきではない。ここは微妙ではありますが。
 全否定でなく全肯定でもなく、TPOできっちり線引きすべきでしょう。
 
 普通に考えれば、ヤクと無縁な人はヤク漬け同業者など業界にとって迷惑、邪魔者でしかないと思うんですけどね。なので同業者が擁護発言すると「同じ穴の狢じゃね?」と、つまり「あんたも、やってんのか?」と勘ぐりたくなりますよ。
 それと、言うまでもないことなのですが。件の人物が得た出演ギャラや印税が、ヤク代として非合法な連中の手に渡ったということなのですよ。CDやチケットを買った、そのお金がヤクの売人に流れ、次の犯罪資金となる。そんなのを自分の財布から支払う形になったファンは容認できるんですかね?
 
 NHKは大河ドラマの当該人物が登場するシーンすべてを撮りなおす方針だそうで。
 演技そのものがヤク使用のうえで成立していたのなら、作品から当事者の姿を完全に消すのも、やむなし、いえ当然の措置だと思います(このあたり、スポンサーのお金頼みな民放だとシーンのカットだけで済ますんだろうなぁ。あるいは制作中止)。
 やりなおしさせられる撮影スタッフや共演者のかたがたこそ、とんだとばっちりですが。CGで何とかならないのかな。代役さんの演技だけ撮って、それをすでにある映像に組み込む……ハリウッドのことを思えば技術的には可能だと思われるけど、普通に撮りなおすよりお金がかかるかな。
 
 
 
 少し違う話かもしれませんが。
 
 バンクシーの絵? が話題になっていることに少なからず疑問を感じます。あれって、やってることは落書きであり、器物損壊という犯罪ですよね。なのに、有名な画家だと許される? それは変じゃないのかな。と。
 記憶が曖昧なのですが、過去にも落書きを繰り返すことで自分の絵を世間に広めて売れっ子になった人がいたとかいないとか。でも、そんなやりかたを伝記的に、あるいは成功物語として肯定するから、いまだに芸術家気取りの阿呆どもが商店街の壁やシャッターをメチャクチャにするんじゃありません?
 個人的意見としては、そんな行為をした人は、たとえ著名人であろうと、その絵の評価が高額であろうと「犯罪である」と明文化すべきであり、その期間の作品は否定・批難されるべきでしょう。
 
 何事にも線引きは必要ですよ。
 無免許天才外科医だの型破り刑事だの希代の大泥棒だのと、違法行為でも結果さえ出せばいい、なんてのはフィクションの中だけに願いたい。それと同じことです。
 
 


 
○2019-03-21 春分、彼岸中日 (旧暦 如月十五日、涅槃会)
 
 
 なるほど。
 エンヤさんの歌声に不思議な懐かしさを感じていたのは、それでしたか。ケルトの空気感。
 ストンと落ちましたですよ。『三昧』は勉強になるなあ。
 
 昔っからコンサルティーナの音が好きな妖之佑ですが、お恥ずかしながらケルトとの関連性など気づきもしませんでした(汗)。いや、おバカすぎやろ自分。
 コンサルティーナってのは、番組内の解説にあったとおり、アコーディオンの親戚。一部のメルヘン好き日本人が「手風琴」と聞いて思い浮かぶ、あの楽器ですよ(まあ公式には、手風琴はアコーディオンの日本語名という決まりになってますけどね)。
 これの演奏、マスターしたいと思いつつ幾星霜。買う段階にすら、いまだ届かず。(;^_^A まだ安かった頃に買っとけば、よかったなぁ……。
 
 
 
 
 
 バグパイプがバッグ(袋)・パイプだとは思いもよらなかった。
『三昧』は勉強になるなあ。

 


 
○2019-03-22 社日 (旧暦 如月十六日、ニの午)
 
 
 野球には詳しくないので、たいしたことは言えません。
 が。
 この人の凄さは言葉の一つひとつを聞いても判ります。
 集めて語録っぽく綴じたら、妖之佑のようなミツユビナマケモノにも効く妙薬になるかもしれません。
 
 元イチローさん、お疲れ様でした。
 
 


 
○2019-03-23 庚申待ち
 
 
 庚申待ち行事のご本尊もしくは神は、青面金剛か猿田彦命ですが。
 庚申待ちそのものが厳格な佛式でも神式でもなく、あくまでも民間信仰ですよね。たぶん、神社佛閣で庚申待ちを正式な行事として実施しているところは、ないんじゃないかな(無責任な当て推量ですが)。
 つか、そもそも三尸の蟲だの天帝だのって時点で道教や陰陽道のカラーですからね。
 猿田彦命はともかく。
 青面金剛は見た目は明王部の御姿ですが、実は佛教にそのような明王や佛は存在せず、庚申待ち独自の存在と思われます。言ってしまえば、役小角が体現し自らの本尊とした蔵王権現と同じです。
 そう思うと、庚申待ちは修験道の影響も受けているのかもしれませんね。
 いかにも神佛習合ウェルカムな日本らしい、というところでしょうか♪
 
 


 
○2019-03-24 彼岸明け、庚申 (旧暦 如月十八日)
 
 
 う〜ちくそー。予想、大ハズレだー。orz
 通りすがりの運転手は、通りすがりにジオウにちょっかい出して以降の士でした。
 やってることは「この世界」の観察・確認と、こちらは想定どおりでしたが、こんなのはいつもの士の行動なので誰にも読めてあたりまえ。自慢にもならねー。
 
 ソウゴには元々、王につながる何らかの力が備わっていた。それを見つけたスウォルツは、さらに何かの力をソウゴに注ぎ入れて王の候補にした。いや、ダイマジーンを睨むだけで砂にするとか、尋常じゃないんですけど?
 士によると、ソウゴと飛流はスウォルツが 2009年の事故現場に連れ戻したそうで……え? 他の子供たちは放置? 死んだ? て言うか、ソウゴに命助けられてんじゃん飛流。
 そんな逆恨み飛流ですが、ウォッチが消えかけて回復したので、アナザージオウの出番は、まだありそうですね。
 それもこれもスウォルツの計画どおりなのかな。白ウォズもスウォルツの側だったようですし。前回の「私たち」って台詞は「私とスウォルツ氏」って意味だったのでしょう。ウールは完全に雑魚扱いだし。
 
 前回の大叔父さんのお説教があってこそ、ソウゴがゲイツに「淋しい」と言えて、それがあったからこそゲイツも「帰れるものなら帰りたい」と本音を吐いてくれた。いいですね、こういう二週に渡った話。
 間接的にとは言え大叔父さんのおかげもあって、ソウゴと大笑いしたり大叔父さんに頭を下げたりとゲイツがやっと素を出してくれました。もうブレることはないでしょう。
 まー、オマケでウォズさんとルーム・シェアになっちまってますが(笑)。ウォズさん、何だかんだで仲良くやれる気がする。
 
 ウォズさんは初登場のときから一貫してソウゴを温かく見守っている風があって、総人口の半数を死に至らしめる最低最悪魔王の崇拝者とは、どうしても思えないんですよね。むしろ他人の死を好ましく思わない人物に感じます。そっちの冷酷系は、むしろスウォルツと白ウォズでしょ。
 ウォズさんと白ウォズの対比、実写でやってくれてるので本当に面白いです。これがアニメだと、そこまで面白味もないし、実写であっても演技が大根では困る。聞けばウォズの中の人、お芝居の仕事は『ジオウ』が初なのだそうで。凄いですね。
 
 次回はディエンド登場ですか。
 歴代の中ではムナクソな順に数えたほうが早いんだよな海東。それくらい嫌いだし見たくない。まあ番組は観ますけどね。
(※ もちろん中の人に思うところは一切ありませんよ念のため)
 
 
 
 
 
 あのシーンまでネット配信するとは思ってなかった。
 先週は窓の外にドローンでも飛んでないかと、いちおう疑ってたんですがね。
 そうか防犯カメラか……やりおる。
 
 う〜ちくそー。今回、予想ハズシのコンボだな。orz
 
 ママを傷つけられたまなと、ねこ娘を消された鬼太郎を対峙させ憎しみ合わせる。
 までは読みどおりでしたが、その先が全然大ハズレ。
 まなの五芒星を完成させたうえで呑み込むとはね。つまり、まなは名無しにとって贄だった。
 名無しは他者を動かして悦に入るルル山タイプだと思っていたので、この展開は頭の隅っこにもありませんでしたよ。まさか自身がラスボスになろうとは。
 
 でもサー。
 興醒めしましたよ。
 何あの赤子。
 バックベアード様の「フリーザ様か? 魔神ブゥか?」ってな最終形態にもポカーンでしたけどね。
 詰めが甘いんだよなぁ。これならブリガドーン現象で街の人々がバケモノにされるほうが、ずっと盛り上がったと言うものです。一年通してのラスボスが物理的な巨大怪獣では……ねぇ。破壊を尽くす巨大怪獣は八百八狸や牛鬼のときに、やってるわけだし。
 しかも、あれだけ奸計を巡らしてきた名無しが力を得た途端、知恵のない赤ん坊になるってのも。むーん。まあ、臍の緒が付いてるほどの徹底ぶりですので、次回に何かやってくれるのかもしれませんね(攻撃を受けるたびに、そのエネルギー取り込んで伝わり歩きから二足歩行へ、そして大人に成長とか、やめてよね)。
 
 そんな巨大赤子がドスンとやるたびに街が砂になってく……裏番組では普通の高校生の小学生時代が巨大ロボを砂にしてたけどなー。
 ということは、せっかく助かったママも病院ごと砂になって消えちまった? うわちゃ。一命取り留めたママが、まなを名無しから切り離す鍵だと思ってただけに、これはマズいかな。
 にしても、わざわざ偽の音声をまなに聞かせるとは名無しも微妙に優しいですね。私が名無しなら医師たちを妨害してママの治療を失敗させますよ。
 次回が決着だとは思いますが。街が砂になったことでむしろ、最後には某「封絶」みたく一切合切すべてリセット元通り、でめたしでめたし♪ という安直な結末になりそうで少し不安でございます。
 
 まなの母方の家系が拝み屋さんだった?
 聞いてないよぉ。そういう伏線は、もっと早くから張っておかないと。例えば、大叔母さんのときにでもサー(観落としてたらゴメン)。
 ともかく、まなは「真名」。だから名無しは、まなを標的にした。闇が相対する光を喰らって取り込む、ということなのですね。
 いいけど、布石をちゃんと敷いといてくれないと、ほぼ後出しジャンケン、あるいは設定の解説でしかないですよ(観落としてたらゴメン)。
 
 


 
○2019-03-26 (旧暦 如月廿日)
 
 
 何度も申していますとおり。
 妖之佑は大相撲を観ていません。相撲は好きですが、あえて観ません。今の日本相撲協会がクソゴミなので、その利となるのを避けたいからです。現役で頑張っている力士の皆さんには失礼しておりますが。
 なので、今場所も観てません。
 が、ニュースや記事などで白鵬が優勝したことは知っています。
 
 そこで。
 
 記事に添えられた白鵬の写真を見て「あれ?」と思ったのですよね。
 アナウンサーらしき人と2ショットなので、優勝力士インタビューのシーンだと思われます。そこの場面での白鵬の手、どう見ても拍手しているようにしか思えない。
 あー、またやりやがったな。
 と、すぐに判ったわけなんですよね。
 で、調べると出てる出てる。即座に理事会や横審が苦言を呈したという記事。
 
 ご記憶のかたも多いでしょう。例のモンゴル人力士の会合での暴行事件。カラオケのリモコンで殴ったってやつね。
 あれの直後の九州場所で優勝した白鵬は、インタビューの中で独断で観客を巻き込んでの万歳三唱を強行。物議を醸しました。
 あのとき、横審からの批判は白鵬の耳にも入っていたはずなんですけどね。て言うか、理事会から厳重注意を受けてますよ。
 反省してなかったようで。それが今回の三本締め。まさかとは思うけど「万歳がダメなら手拍子ならいいんだよな」という開きなおり?
 
 白鵬の愚行に乗ってしまう大阪の観客は……まあ大阪人なので道理よりもノリ優先なのでしょう。阿呆どものすることに何を言っても空しいだけです(爆)。
 
 しかし、白鵬については捨ておけません。
 彼のやったことは愚行であり、己の立場をわきまえない越権行為です。
 
 なぜダメなのか。
 白鵬の三本締めには二つの問題点があります。
 
 一つは、大相撲の本場所において一介の力士である白鵬に音頭を取る、すなわち場を取り仕切る資格・権利がないということ。これは前の万歳三唱でも問題視された点。
 大相撲をまったく知らぬ人でも、職場の忘年会や、今なら花見などを思い描いていただければ容易に理解できると思いますが。三本締めや万歳、あるいは乾杯の音頭を取れるのは、「お手を拝借」と言えるのは、その場にいるもっとも目上の人か、その代理人です。あるいは、その場に招かれたお客様の中の筆頭。
 大相撲の横綱は番付ではトップですが、立場としては親方の弟子であり、理事会や審判部の管轄下で相撲を取るだけの、いわば一選手にすぎません。まちがっても場のトップではない。にも関わらずの白鵬の行為は、その序列を無視した無礼極まりない行為なのです。
 仮に、仮にあの場で手締めなり万歳なりやるとしても、その音頭取りの適任者は協会理事長か、あるいは横審の首座でしょう。花を持たせる意味で、内閣総理大臣杯を持ってこられた役人さんでも○(総理本人が授与することもあるからね)。
 どう転んでも白鵬に資格など、ないのです。やりたきゃ、自分の部屋か後援会の席でやればいい。
 まあ、その場合でもね。部屋での宴会なら「親方、お願いします」「いや、今日の主役は横綱なんだから」と、後援会の祝勝会なら「会長、どうぞ」「いえいえ、やっぱり横綱のお声で」と、軽く譲り合うのが美しい。外国人には難しい空気かもしれませんが、白鵬は日本での生活が長いんだから……ねぇ。
 
 などと申しましたが。
 そもそも本場所での勝手な三本締めなど言語道断なんですね。
 
 ということで二つめの問題点。
 少し長くなりますが。
 大相撲の本場所は、いちおう神事として進められます(神職、いませんけどね)。
 場所前に呼び出しさんたちが土俵を作って。その土俵に、いろいろな縁起物を埋めて神様をお招きする土俵開きの儀式を立行司が執り行う。この土俵開きによって土俵は盛り土から「土俵」となり神聖な場とされます(関係者以外が上がってはダメとか女人禁制とかね)。
 で、十五日間を力士たちが闘っての千秋楽。
 弓取り式のあと、各段の優勝や三賞などの表彰式などなどの式がすべて終わると、最後の最後に手打式という儀式があります。
 その場所の新人力士、新人行司、新人呼び出し、そして新人親方が土俵の上に勢揃いして盃を回す。それから三本締めをする。そして、祓串を持った行司を皆で胴上げ。この胴上げによって神様は土俵を抜けて天にお帰りになる。そして土俵は「土俵」でなく、ただの盛り土に戻ります。なので、手打式のあとに会場のお客さんたちが上がったりするんですよね。
 ざっと流れを申しました。もうお判りでしょう。本場所の最後の最後に三本締めがあるのです。その前に三本締めなど、段取りを無視した言語道断な暴挙なのです。土俵を汚す行為と言ってもいい。白鵬にも新弟子のときがあり手打式をやっているはずなので、「知らなかった」とは言わさない。
 
 理事会や横審は注意するだけでなく、ダメな理由をきちんと教えるべきです。
 とは言え、今の理事会に頭の良い親方はいなさそうですし、横審に大相撲のことをちゃんと知っている者もいなさそうだし。困りましたね。
 
 ともかく。前の万歳に続き、これで白鵬は二枚目のイエロー・カードだと思います。
 ここで協会や親方が毅然とした態度を取らないと、それこそ第二の朝青龍になっちまいますよ。
 
 白鵬が稼ぎ頭だから強く言えないのかねぇ。
 その反動で、休場続きだった稀勢の里関には容赦なかったのかなぁ、もはや稼ぎに貢献しない貴乃花親方を追い出したのかなぁ。それも酷い差別だよなぁ。
 
 変な例えですが。
 裏側の事情は、この際、脇に置いときましてね。
 フロントの意向に添わないと人気レスラーであっても解雇すらいとわない、という点において。
 大手プロレス団体の姿勢は日本相撲協会より立派だと思ってしまいます。はひ。
 
 そもそもですが。
 優勝インタビューを表彰式の中でやらなきゃ、白鵬に傍若無人する隙を与えずにすむんですけどね。
 以前は、結びの一番で幕内優勝が決まった場合、支度部屋に戻って表彰式に向けて髷を整えている優勝力士にNHKが代表でインタビューしていましたよ。それに対して関取が汗を浮かべてゼエゼエと答えるのが臨場感あって良かった。今の表彰式内での土俵下インタビューは雰囲気と段取りをぶち壊してます。
 NHKの勝手な都合なんだろーなー。ゼエゼエ声では視聴者に判りにくい、表彰式の後では放送時間内にできなくなる、ってなことで。NHKの無茶な要求など協会が突っぱねりゃよかったのに。もー。
 
 結論。
 日本相撲協会がすべて悪い。
 白鵬は、しきたりを守れないならプロレスに転向してマイク・パフォーマンスやればいいさ。
 
 


 
○2019-03-27 八せん終わり (旧暦 如月廿一日)
 
 
 またも頭もたげてきやがったな。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000047-reut-bus_all
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00000003-asahi-soci

 何度でも言いますが、遠方に届きにくいFM放送では災害時に役に立ちません。
 夜間であれば、かなり遠くにも飛ぶうえに受信機の構造がシンプルな中波のほうが、非常時のインフラとして強いです。極端な話、無電源でも聴けるわけですからね。
 
 偉そうな御託並べてる民放連ですが、本音はコストを減らしたいという銭勘定ですよ。
 思えば、大急ぎでFM補完放送を浸透させたのが妙だったんですよね。けっきょく、これの布石だったということだね。
 
 やろうとして軽く勉強すれば判りますけど、FMラジオって自作するの大変なんですよ。作例の大半はIC必須ですし、ディスクリートでもできるけどAMに比べると段違いでむずい。まして、無電源FMラジオなんて送信所の近くでないと使えない。
 昨年の台風による長時間停電を体験した身としては、中波放送は残してもらわないと、万が一のときに困ります。
「radiko があればいい」という馬鹿すぎる声もありますが。一晩くらいなら、それでもいいけど。長期に渡る場合を想定すれば、電源のことを含めても受信機はシンプルであればあるほど良い。送信側についても、ネットだって無敵じゃないから非常時にどうなるかなんて誰も判らない。災害対策というのは最悪を基準に想定すべきものですからね。
 
 まあ、最低でもNHKだけは中波放送を死守していただきたいですね。それでこその公共放送ですから。
 でなければ受信料なんか払う価値なしですよ。
(※ 追記。放送法によりNHKは中波だけを停波とかできないんだそうですね。ひと安心。とは言え、もしも奇跡的に、視聴者の「NHKだけ観ない契約しない」権利が放送法に反映されるときが来るなら、その際には中波の停波も盛り込まれると思われ。これは新たなジレンマかもしれない)
 
 
 
 
 
 まあ、とっくに死に体ではありましたが。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000113-kyodonews-bus_all
 
 今の日本の経営者って脳天気なんですかね。
 シャープもそうだけど、老舗の暖簾に胡座かいてるうちに、気づけば外資にどんどん蹂躙されてる印象ですよ。昔の U.S.A.ブランドが日本企業に買われまくってたようにね。
 
 オーディオ全盛期、パイオニアなんて超が付くほどの一流ブランドだったのに、ねぇ。憧れのエンブレムでしたよ。
 そのオーディオ機器のノウハウを駆使しての、パイオニアの登録商標で今じゃ実質代名詞の「ラジカセ」を掲げて世に出した RK-888 の品質が素晴らしかった。ソニーの CF-1980 なんて目じゃないほどに。
 
 


 
○2019-03-27 百鬼夜行
 
 
 鬼太郎のあれじゃないから。
 調布限定じゃないから。
 オメガくんの言うような怖いものじゃないから……たぶん。
 
 要は、逢わないように夜間の外出を控えれば済む話です。
 どうしても出かける必要があって運悪く出逢ってしまった場合は、大名行列みたく平伏してやり過ごせば助かるという説も。
 
 


 
○2019-03-28 下弦、甲子 (旧暦 如月廿二日)
 
 
 ガンダムの特番が直前になっての日延べ。
 こーゆーところは、さすがと言うか何と言うか、いかにもNHKですねぇ。
 いったい何があったん?
 
 


 
○2019-03-30 最低最悪の横綱?
 
 
 朝*龍のようなクソゴミが出てくるまでは、この人のことだと言っても大筋でまちがっていないと思います。
 現役横綱が師匠と喧嘩して部屋を飛び出して行方をくらませ、そのまま廃業(このケースでは実質的な破門)なんてのは、大相撲の歴史から見ても春秋園事件以来の珍事だと思いますから。
 
 実のところ本人の立場を鑑みれば同情・弁護する余地も充分すぎるほどあるんですけどね(と言うか、おおむね妖之佑個人としては周囲が全面的に悪かったと思ってる)。
 それでも、いい歳こいた大人なんだから、したことの責任は本人にある。
 日本相撲協会、新日本プロレス、そしてSWSと、世話になった組織にことごとく恩を仇で返す行為は、どう言い訳してもダメです。
 ましてや「スポーツ冒険家」なんつー造語の肩書きでメシが喰えると考える時点で、おこちゃま度が過ぎました。レスラー時代のコスチュームや設定からしても、そこそこ重度の厨二病だったと思われます。
 
 この人のファンも、この人に恩を受けた人も、もちろん大勢いると思います。
 でも、世間的には満足な成績も残せなかったダメ横綱(現役を通して幕内優勝経験が一回もなかった)であり、レスラーとしてもダメダメ。
 いや別に悪い人ではないんですよ、たぶん。むしろ、お人好しなほどに善人だと思う。あるいは無邪気と言うべきかもね。
 とにかく自己顕示欲・承認欲求が人より強すぎたんでしょう。それを自身でコントロールできなかったことで結果的に数々の問題を起こしてしまったのでしょう。
 ただ、そういった自己コントロールの術は若いうちに周囲の大人たちが教えてやるべきことですから、その意味でも最初の大相撲の段階で指導者に恵まれなかったのが、この人の一番の不運だったんだろうなぁ、とは思います。
 
 五十五歳での若すぎる死因が腎不全とはね。五年も闘病しておられたとは知りませんでした。
 某元フジTVアナなら勝ち誇ったように暴言を吐きそうですが。腎不全って、別に不摂生だけが原因じゃないですからね。
 
 世間を騒がせたあれこれについてはともかく。
 闘病生活はさぞお辛かったことと、生意気ながらお察しいたします。
 
 横綱双羽黒としては全然ダメですが。
 大関北尾は高い評価を受けましたね。名力士の一人であったことは、まちがいないと思います。
 
 せめて安らかに。
 合掌。
 
 


 
○2019-03-30 三隣亡 (旧暦 如月廿四日)
 
 
 さて、別記事にしまして。
 北尾氏の才能を狂わせた(かもしれない)指導者について。
 
 大相撲における北尾氏の師匠は、当時の立浪親方(現役時代の四股名は安念山、最高位は東の関脇)です。
 この人、現役時代は稽古の鬼だったそうで、力士としては真摯で真面目な好人物だったようですね。マスクも良かったそうで、かなりモテたらしい♪
 ですが、良い力士が良き師匠になるとは限らない。自分が相撲を取るのと誰かに相撲を教えるのとでは求められるスキルが、まったく違いますからね。
 
 この安念山の立浪親方、話題に事欠かない人ではありました。
 横綱双羽黒の廃業事件と、立浪部屋を娘婿の旭豊関に継がせるべく場所中に電撃引退させた件と、そして定年退職後にその旭豊である新・立浪親方との確執と金銭問題と裁判沙汰、あたりが大きいかな。
 
 しかしながら、これらの間に隠れたものも見過ごせません。
 逸材ではあるものの、こらえ性のない北尾を甘やかして育てた件。これに反比例してか、他の力士育成をないがしろにした気配がありますね。
 そして双羽黒の廃業で部屋の関取がゼロとなったため、日大に声をかけて卒業生を取りまくった件。一刻も早く部屋に関取が欲しかったのは台所事情を想像すれば容易に判ります。が、そのために先輩である中卒の力士たちが後輩である新入り大卒者の付け人をやる結果となったことを、師匠としてまったく気にしなかったのか? という疑問もわくわけです。
 実際、安念山本人が一から育て上げた関取は北尾ただ一人だけ。双羽黒廃業後に関取になった立浪部屋の力士はすべて学生相撲出身なので、ほとんど日大相撲部が育てたようなものです。双羽黒や、双羽黒の後に入ってきた学生相撲出身の関取たちの陰に隠れてしまった他の力士たちに日の光が当たることはなかった……。この、ひょっとして中卒の弟子たちを雑務要員としか見ていなかったのではないかとすら思える姿勢に、安念山の指導者としての資質に疑問を持たざるを得ない理由があるわけです。
 
 補足しておきます。
 関取とは十両以上の力士を指します。十両以上には協会から月給と場所給金が支給される、つまりお金を稼げる力士が関取ということです。幕下以下の力士を関取と呼んではいけません。怒られますよ。
 そして、それぞれの相撲部屋には所属する関取の頭数や番付(ランキング)に応じた金額が協会から支給されます。もちろん同じ人数なら平幕より三役、三役より大関横綱のほうが部屋が潤う構図です。またタニマチ(私的スポンサー)も、だいたいは関取に付くものです。つまり、部屋に関取がいなかったら、師匠は金銭面で物凄く苦労するわけです。
 以上、補足でした。
 
 相撲廃業後の北尾を指導したプロレス界も問題ありですよ。
 新日は破格の厚待遇で北尾を迎えましたからね。たしか猪木さんの肝いりで、コーチ役に佐山さんじゃなかったかな。で、デビュー戦の相手は当時の新日では看板クラスのクラッシャー・バンバン・ビガロ。元横綱とは言え、持ち上げすぎでしょ。ビガロ選手にも失礼だし、実際の試合も塩だったし。
 その新日を勝手に見限ってSWSに移籍したものの、こちらでも団体と対立して結局は解雇される始末。
 SWSはともかく、新日は北尾にある程度の下積みをさせるべきでした。
 
 要するに、人を、特に未成年者を指導するには相当な覚悟と責任が伴う、それのない者が指導者になっては、みんなが迷惑する、ということに尽きます。
 昨今のスポーツ界の騒動あれこれを見ますと、横綱双羽黒の相撲人生そして北尾氏の生涯について、いろいろと考えさせられるのではないでしょうか。
 
 伊能忠敬は隠居してから、算術を学ぶために、自分の息子ほどの若い学者に弟子入りし、その勉学を経て日本列島を測量、精密な地図を作りました。
 玄奘三蔵は自分より桁違いに歳上の三妖怪を弟子にし、そんな弟子たちから「お師匠様」と慕われました(いや、こっちはフィクションですが)。
 師匠になるにも弟子になるにも、年齢とか肩書きとか誰が偉いとか言ってるうちはダメなんだと思います。
 
 


 
○2019-03-31 (旧暦 如月廿五日)
 
 
 ラスボスを安易に巨大赤子になんかするな。
 と先週に申しました。
 申し訳ない。謹んで暴言を撤回させていただきます。m(_ _)m
 
 名無しの正体は水子……と言うか産まれる前に母体とともに滅んだ赤子。
 名前を貰う前に“死んだ”から名無し。
 だからこそ、名付けが名無しを救う唯一の方法。
 
 うん。筋が通ってる。
 
 あのカップルは双方の一族によって始末されたんだから、まなが直系の子孫ということは、ないですね。傍系の血族なのか、あるいは生まれ変わりなのか、そんなところかと。
 ともかく、いろいろな意味で母親に似ているから、まなを器として選んだ。その“真名”に名前を貰った元名無しは満足して魂となり、そのうち新たな、ちゃんとした半妖として誕生するのかな。
 
 人間を憎みつつあった鬼太郎が事の真相を知るプロセスは、名無しに接触したことでの情報の共有化という安直なものでしたが(まあ、尺のこともあるからね)。
 まなが、それでも鬼太郎たちを恨み続けようとする理由は、かなり納得のいくものでした。
 そうだよな、中学生だもんな。誰かのせいにしないと、自分が壊れちまうよな。
 そのわりに「愛の反対は無関心」なんて中学生の台詞じゃねーし。つか大人でも、そうそう言わんぞ(笑)。
 
 酸いも甘いも噛み分けてきたからこその、ねずみ男の説教も深いものでしたが。
 あいつ、なんで名無しのことが理解できたんだ? 確かに同じ半妖ではあるけど、そんなに名無しと関わってねーだろ? そこだけが、ちょっとね。
 
 砂になった街は名無しが浄化されたことで元通り、というのは、やはり安直です。
 ここは好きになれない。て言うか予想どおりすぎて、つまらん。
 
 ねこ娘は、やっぱり地獄から連れ戻しましたか。
 ……て言うか新たな破壊力が爆誕! たぶん戦闘力は低下したけど(苦笑)。
 先々週の時点で巷に、あれを予想した意見があったんだよなー、すげーなー。もう、ねんどろ化しようぜ♪
 
 
 
 
 
 みんな揃うまで箸つけずに待つとは、お行儀の良い(大叔父さんは裏家業で大忙し中♪)。
 ウォズさんは納豆に醤油と芥子でご飯にかけて、朝刊とともに……いやいや新聞は行儀悪いやろ(爆)。
 
 ウォズさんはゲイツやツクヨミの上官でしたとさ。
 で、魔王側にスパイとして潜入したまま寝返った、と。ウォズさんのマフラー芸は魔王から授かった力なんでしょうね。
 いや、司令部の命令が雑でしょ。オーマジオウの配下はロボットだらけなんだから、人間が潜入すること自体に無理がある。ソッコーでバレたと思われ。
 でないならあるいは、隊長だった時点ですでに実は魔王側のスパイだった説も、ありえますね。
 そんな感じでもなお、やっぱりウォズさんは単純に魔王配下の悪とは思えないですね。ゲイツウォッチを泥棒から取り返した策士ぶりが、そのヒントになるかも。
 
 ソウゴたちが 2004年に行くのではなく、『剣』本編最終話を受けての『剣』編、要するに後日譚の体とは意外でした。
 つまり、あの始は紛れもなくジョーカーでありハカランダに居候していた、あの始。だからこそ、十五年経った今でも写真をやっている。
 そして、あの剣崎も相変わらずオンドゥル語で喋っていたとおり紛れもなく「職業、仮面ライダー」だった剣崎であり……あれ? そうなると剣崎もジョーカーのはずで、二人が接近すると統制者がバトルファイトを促す危険な事態になるんじゃ?(だからこそ、『剣』最終話で剣崎は皆の前から姿を消した) て言うか、闘い始めちまってるし連中。これ、下手に決着つくとローチの群れがワラワラと……ひえぇ!!
 もっと言っちまうと、ラウズカードは始が始でい続けられるよう「♥2」だけを残し、他すべて烏丸所長がふたたび封印したはずなんだけどね。なのに、なんで二人ともカード持ってんだよ!?
 さらに言っちまうと。始がカリスに変身、つまりカードの力を使ったため、剣崎が影響されてしまったのはいいとしても。その剣崎は、どこかに人目を避けて引き籠もっていたはずで。それが、あっさり登場するのは瞬間移動しかありえない(苦笑)。
 ま……まあ、細けぇこたぁいいんだよ!
 ともあれ、過去に飛ぶのではなく 2019年の現在に往年のライダーが登場、闘うというのは『ジオウ』としては新鮮ですね。燃えます。ブレイド×カリスは、相川七瀬さんの歌声が脳内自動再生されますね♪ あらためて観ますと、ブレイドって複眼にクラッシャーと、平成ライダーではダントツに“仮面ライダー顔”ですね。
 
 天音ちゃんをあーゆーふーに使うとは、白ウォズの鬼畜野郎が!
 つか、あれじゃ白ウォズがまんまスウォルツのパシリやん。(藁
 だから最後にヤバイことにもなる白ウォズ。(藁々
 
 海東も、あいかわらずですね。ウザイ、ウザすぎる。やっぱ、ディエンド嫌いだわーオイラ(歴代の中で、シザースやガイより嫌いかもしれん)。
 キカイのアーム群は便利ですね。まあ二度と出番ないでしょうけど(笑)。
 
 ツクヨミの「だめだこりゃ」いただきました♪
 
 とにかく人間関係がメチャクチャ立体的にややこしいまま次回へ。ですと。(;^_^A
 ときにウォズさん、次回からの前口上はどうするんでしょ? もう「普通の高校生」じゃないからね〜。
 
 

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