2018年11月


 
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○2018-11-01 下弦、一の酉 (旧暦 長月廿四日)
 
 
 あやのすけはねんがんのあいてむをてにいれた
 
 
 
 Reisong A10
 
 
 
 ついに真空管アンプ買ぅた♪
 
 いやー、例の PSE 問題のときに買った名器アンプが、イカれちまいましてね。
 代わりを探してた際に、格安の管球式を見つけてしまったのです。
 
 そうです、格安。つまり中華アンプです。
 抵抗は、かなりあったんですけどね。
 なにせ、こーゆーこともあるから要注意ではあるのです中国製品。
 
https://togetter.com/li/1161243
 
 だから用心深くもなろうというもの。
 
 でもねー、価格が国産の組立キットと比較しても桁からして違う。ブルジョワでもない庶民にとり、この点は切実ですよ。
 なので慎重に情報を集めては吟味してました。ほら、日記で意味不明なメモ書きとかしてたでしょ。
 
 けっきょく、お値段が日本メーカーの普及価格帯プリメイン・アンプ(トランジスタ式)並みということもあって、買ってみることにしました。
 届いてすぐに中身をチェック。
 
 Reisong A10
 
 大丈夫。ちゃんと手配線の管球式回路でした(Web で調べてはいたけど、実際に、この目で見るまではね)。
 それも、かなりきちんと作られているようです。生意気な言いかたですが、真面目な仕事ぶり。
 
 Reisong(BOYUU)の A10 という機種です。五極管 EL34 をシングルでドライブさせるステレオA級アンプ。
 BOYUU は、中国のシリコンバレーと言われる深圳に在る会社。なので日本が知らないだけで、国際的には、まっとうな企業なのでしょう。
 日本の通販会社が仕入れているのは数機種に留まりますが、海外の販売サイトを見ますと、シングルあり、プッシュプルあり、2A3 あり、300B ありと、かなり豊富なラインナップです。しかも$立てでもお安い!
 そして実機のこの手配線ぶり。昭和の日本製品が、こんな感じだったんじゃないかな。今の日本でも小さなメーカーさんが、やっておられますが。どっちかと言うと、ベテラン趣味者の自作品に近いかな。つまり、オーソドックス。
 
 にしてもね。石のアンプに比較して、パーツが少なくシンプルですよね、球のアンプの回路は。
 これで音が石より上とか言われるのだから面白いものです。例えるなら、現行車種と旧型キャブレター車とでエンジン・ルームを見比べるようなものでしょうか。
 
 鳴らしてみての感想は……何せ妖之佑ですからね。耳も凡俗そのもの。違いが判るはずもありません(爆)。
 はっきり言えるのは、きちんと鳴っているということ。ミニコンポなどでは太刀打ちできないほどに良い音で音楽を鳴らしてくれるということ。石の複雑な回路と対照的なシンプル回路で、これですからね。本当に面白いものです。
 たいへんに綺麗な高音に対して、あえて言うなら低音が少し弱いのかな? って感じ。低音が弱いのは、巷の曰く、管球式シングルの宿命だそうな。
 無音状態でボリューム最大にしてスピーカに耳を近づけてもハム音が聞こえませんでした。多少は覚悟していたのが良い意味で裏切られました。導線の引き回しを、きちんとしているのでしょうね。
 
 球は消耗品なので仕方ないですが、不安があるとすれば電解コンデンサの寿命ですね。ここが手抜きパーツだと、すぐに交換を強いられるかも。
 そのあたりも含めて、永くつきあえればいいかな、と。
 
 海外のサイトで調べたところ。
 A10 には標準機と上級機の2グレードあって、標準機は全部がプリント基板による配線。で、上級機は電源部分以外が手配線で、しかも出力トランスが少し大きめ。とのことです。
 妖之佑が入手したのは上級機種ということになりますね。まあ、トランスはケースに入ったままなので、大きさを確認などできませんが。(;^_^A
 当然ですが付属しているのは、すべて中国管でした。今後の用心のため、早速にスペア用として露西亜製の同等管を入手しました。で、整流管を除き、音声の通る電圧管と出力管は露西亜の物に差し替えました。中華管は、いざというときの控え要員ですね。
 
 このアンプ、本当に好きな人が設計して作ったのだろうなと、見れば見るほど、いじればいじるほど感じます。
 シャシーは鏡みたくツルピカで、ぶっちゃけ触るのに困ります。なにせ脂性なもので(苦笑)。
 脚となる四隅の円柱と、左の電源スイッチ、そして右の音量つまみとでデザインの統一がなされている。
 そして、整流管にST、電圧管にMT、出力管にGTと、外見的にも三種類の球を、トランスとともにシンメトリックに配置するあたりも、こだわった結果だと思われます。
 外見部分で唯一、残念なのはブランド名のプレート。両面テープで貼ったのか、少し真ん中が浮いてます(涙)。
 専用ガードも売られているのですが、どうにも監獄っぽいのが個人的にはマイナス点。まあ、真空管アンプは、どれも似たような状況ですし、球とユーザーの両方を守るアイテムなので見栄えなど二の次で正解ではありますが……どうしようかな。
 文句も言いましたが、日本で、このレベルの完成品を製造販売するなら、三……いえ四倍の値を付けないと、やっていけないでしょうね。その意味で、お買い得な品だと思いますよ(コンデンサや抵抗の品質が、まっとうなら、という条件は付くが)。真空管ビギナー向けと言ってもいいかも。
 
 トーシローのクセに、ちょいと格好付けまして。
 Web で拾った、これの回路図を見ますと。
 初段の電圧増幅は双三極管を単純に並列につないで一段だけにしています。たぶんですが、電極の負担を減らして長寿命を狙っているのではないかと。
 出力管はウルトラリニア接続。無難路線ですね。
 UL接続なので厳密には無帰還とは呼べませんが、回路全体でのNFB(負帰還)はありません。なので、ほぼ裸特性と言っていいのかな。シングルで無帰還と、本当に基本に忠実に攻めてますね。
 C電源のない自己バイアス回路なので、同規格管や同等管であれば交換の際に調整不要です。駄耳ではありますが、そのうち EL34/6CA7 の「球転がし」をしてみようかな♪
 整流管のA電源(ヒーター)にのみ、半導体ダイオードを使っています。たぶんハム音の防止でしょうね。
 
 Reisong A10
 
 やっぱり浪漫ですよねー。
 あのオレンジに光っている真空の中を今まさに、聴いている音が飛んでいるのかと思うと不思議でなりません。中身の見えないトランジスタでは感じることのできない部分です。
 
 


 
○2018-11-02 (旧暦 長月廿五日)
 
 
 スペア用の露西亜管を決めるまでの経緯と言いますか思考について、メモしておきます。
 
 
 
 
 
 出力管の EL34 は語る必要も心配する必要もなく。
 問題なのは残りの二種類。
 
 どこの通販店(含・海外)を見ても初段の電圧増幅管は「6N2J」とある。
 が、実際に取説(中国語だけどなー)を読むと「6N2」とだけ。また、整流管も配置図では「5Z4PJ」となっているものが仕様表では「5Z4P」と。つまり、どちらも「J」を無視して、「6N2」と「5Z4P」で解釈してよさそう。
 となると、だいぶ初段が楽になる。「6N2」の互換球は「6N2P」や「6H2П」。容易に見つかるというほどではないものの、何とかなりそうなレベル。もしも何ともならなかったら、例の4ピンと5ピンを短絡させての 12AX7 に差し替える手が最終手段として使える。これをやると球の入手環境が一気に楽勝モード♪ なので、いずれやったほうが後々にお得かも(ネックは技術面だよなぁ……)。
 
 問題は、思ってもみなかった整流管のほう。
「5Z4」なんて、どこでも見かけたと思い込んでたのが、実は調べるとかなりの品薄状態……つか見つからん(汗)。ようやく見つけたのも、見た目が素っ気なさすぎる金属管(これは最後の非常口用だな)。
 5Z4P は傍熱両波の 125mA 。これと同等なのは「5Z4G」と「5Z4GT」しか見あたらない。もちろん、どれも見つけにくさは一緒。
 残るは互換球なのだが……かなり情報が錯綜しており、まさにネット利用の際の要注意事項、玉石混合の様相。自信ありげに出ている情報それぞれが矛盾していて、素人には、どれを信じていいのか判らない。orz
 いちおう列挙してみると、5U4C 、5U4G 、5AR4(GZ34)、274B 、5V4G(GZ32)、5Y3GTB 、5R4GY 、5Z3P 、5C4S 、CV1863 などが挙げられている。が、今言ったように根拠が希薄。中には「真空管は頑丈だからピンのサイズさえ合えば大丈夫」などと直熱式と傍熱式を無加工で差し替え可としている乱暴な意見もあって怖すぎる。(;^_^A
 
 本当にド素人なので基本からして、よく判んないんだよね。
 傍熱両波 125mA があった回路に傍熱両波 250mA を入れてもいいのかダメなのか? ここでのアンペアは何を意味しているのか? 球が吐き出す電流? それとも球の耐久上限? そこが判らない(調べかたが下手だからね)。
 
 などとフラフラしてて、ついに見つけた!
 このサイト、すげー!!!!
 
http://www.r-type.org/index.htm
 
 その名のとおり、まさしく真空管博物館。データ量が、もの凄い。
 英語がスラスラ読めたら、本当に重宝できるのに。(;^_^A
 
 
 
 
 
 で、まあ結局。
 6N2J のスペアとして 6H2Пを、5Z4P のスペアに 5Z4GT を、通販にて購入しました。けっこう探し回りましたよ。
 EL34 は、定番中の定番、エレハモ製にしました。もちろん駄耳ゆえ音の違いは判りません(爆)。
 これで、球が寿命を迎えたら、その同等品を、また追加で買うという流れで常に一セット分を確保しておく、というのでいいかな(そのときに流通していれば、だけどね)。さすがに山ほどストックするほどのお金はないからなー。そんなお金があれば、別のアンプ買うだろ。
 
 真面目に考えますとね。
 初段は↑でも書いたように、4番と5番をショートさせて 12AX7 にするのが、球の入手面では一番楽でしょう。
 同様に、知識さえあれば、電源部を作り替えて市場に多く流通している整流管に換えてしまうのがベターだと思われます。
 とにかく知識と技術が必須なので妖之佑には無理な話なのですが、ね。
 その意味から考えても、本格的な管球式なのに安価な Reisong A10 は真空管入門用としては最適かと思います。球の寿命が来たら、球を新品に換えて使い続けるか、あるいは次のステップ(より上級な機種を求めるか、A10 を改造するか、球を知ったうえで石のアンプに戻るか)に進むか、そこで決めればいいわけですから。
 ちなみに、球の寿命は、電圧管>出力管>整流管 という優劣なのだそうな。整流管だけ二、三個確保しといたほうがいいかな?
 
 


 
○2018-11-03 (旧暦 長月廿六日)
 
 
 いっちゃあアレですが。
 CDが席巻するまで、民放の雑な深夜放送ですら、針飛ばすなんて失態は、まず無かったですよ。
 それが天下の NHK-FM の大本番で、やらかすとは……ブースの技術者には、もっともっともっともっとレコード盤とターンテーブルに触れさせるべきですよ。
 
 郷ひろみさんの名前が出たもんだから流すと思ってた『林檎殺人事件』(涙)。
 
 盤面に針を落とすのはリフターが最善。
 止めた状態で曲間に針を落としてからスタートするのが確実。DDプレーヤ(特にテクニクス製品)なら一瞬で定速に立ち上がるので完璧♪
 
 確かにB面は基本“捨て曲”ですが。
 あの大ヒットした『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』はB面だったんだぞー。
 
 かける前に回転数くらい、ちゃんと確認しようぜ。な?
 頭出しくらい、ちゃんとやろうぜ。な?
 プロなんだから。
 
 
 
 思い込み補正がかかっているに違いないんですが。
 言ってみればプラシーボ効果みたいなもんに決まってるんですが。
 それでもね。
 レコード盤の音を載せる電波を捕まえたアナログ式チューナから真空管アンプを経てスピーカから流れる音は、CDがかかる番組よりずっとアナログに聞こえました。
 そんな今日の『三昧』でございました。
 
 


 
○2018-11-04 (旧暦 長月廿七日)
 
 
 あれ?
 ひょっとして世間って、キョンシーがピョンピョンするワケを判ってない?
 あれは、死後硬直してるから体がカチカチで関節も曲がらない、だから移動するには無理して跳ねるしかない、ってコトなんだが?
 対して、墓から這い出たハリウッド系ゾンビが歩けるのは腐敗が進んでて柔らかいから。
 ちなみに、遺体を折り曲げて埋葬する屈葬の理由の一つとして、死者が動き回るのを防ぐ意味があるそうな。
 
 


 
○2018-11-07 立冬 (旧暦 長月丗日)
 
 
 まあ容易に予測できた症状なのだが。
 
 直熱式の球が気になりつつある。
 管球式のプッシュプル・アンプが気になりつつある。
 
 そしてまた。
 ロクハン一発への興味が再燃しつつある。
 
 さらに。
 バックロード・ホーンにも興味津々。
 
 ああ、そうだよ。
 阿呆である。
 
 


 
○2018-11-08 朔、鞴祭 (旧暦 神無月朔日)
 
 
 いや、これ普通に欲しいんだが?
 
https://p-bandai.jp/item/item-1000130558/
 
 残念ながら、予算的に無理。
 鉄分補給のために鉄魂だけ予約するかな。
 
 


 
○2018-11-10 百鬼夜行
 
 
 最初はグー!
 
 


 
○2018-11-12 (旧暦 神無月五日、達磨忌)
 
 
 よーやくの事、新型ジムニーの現物を見かけました。
 まあ、中古車屋さんの店先で、ですけどね。(;^_^A
 ピカピカだったので、いわゆる新古車でしょうね。フォグランプありだから、グレードは XC か XL 。
 好き勝手に想像するに、納車日が決まって嫁さんに打ち明けたら、こっぴどく叱られて泣く泣く諦めた、あたりかな?
 値札がなかったので、入庫したてか、あるいはソッコー売れたか。中古価格を見てみたかったな。
 見るだけで触れるわけでもなかったのですが、実物は Web で見るのと桁違いに良い。欲しくなります(苦笑)。
 
 


 
○2018-11-13 二の酉 (旧暦 神無月六日)
 
 
 うわっ、ガチ紘汰!? マジでスケジュール取れたんだ!
 しかも、戒斗まで! やるなあ。
 
 
 
 次回のことはともかく。
 
「ふんにゅ〜」が出ましたね。怪力健在でございました♪
 映司も政治家になってなお「ちょっとのお金と明日のパンツ」が信条で安心しました。
 
 そんな映司からソウゴが貰ったウォッチは二個。タトバとタジャドル。こーゆーパターンもあるのですね。
 で、タイムマジーンまでウォッチで変化するとは便利なことで。巨大なタトバとタジャドルは新鮮でした。
 
 ウォズは「ハッピーバースディ」を言ってくれるし。
 ジオウがオーズアーマーを着けてアナザーオーズを攻撃するとセルメダルが飛び散るし。
 あれこれと、ちゃんと継承してますね。
 
 ああ。
 そう言や、オーズも「王」だっけ。
 
 黎斗王は、ただ人の上に立つことだけしか考えてなかった(爆)。
 黎斗神のほうが、よほど目標を持って動いてたぞ、おい。
 ところで、なんで黎斗のオフィスにキヨちゃんがおんねん? しかも、あんな怖い姿勢……。
 
 キャッスルドランのあの変貌ぶりにも、びっくり。つか、これだとキバ編も、ないってことかな?
 それと、あのタカは何者? ソウゴに、いろいろと教えてたけど。
 
 あれこれあって結果、ゲイツは家出。
 いや、あんたは、そもそもジオウを監視するためにクジゴジ堂に居候したはずでは? にも関わらず家出? 家出して、どうする?
 直情型の脳筋がキャラとは言え、少しくらい何とかならんものかなぁ。(;^_^A
 ツクヨミが付いていない“放し飼い”状態では、タイムジャッカーに、いいように利用されそうで心配です。
 
「ツクヨミ」はともかくとしても、「ゲイツ」と名乗る態度横柄な無愛想男をすんなり受け入れて居候させた大叔父さんは実は、かなりの大物だよなぁ。
 大叔父さん、ひょっとして? ……という期待を捨ててはいないのだ。
 
 
 
 先輩ライダーとの共闘が、すっかりなくなったのは残念ですね。
 短時間とは言え、ジオウ、ゲイツ、ビルド、クローズの揃い踏みは燃えましたからね。
 
 


 
○2018-11-15 上弦、七五三、三隣亡 (旧暦 神無月八日、炉開き、玄猪)
 
 
 例えばの話。
 
 京都ではない別の某県某市の某組織が町興し目的で外国のTV局にジョークとして「ナンチャッテ祇園祭山鉾巡行」の企画を持ち込んだとします。
 これに、そのTV局が喰い付き「日本の伝統的な祭」として自国で放送したら、京都だけでなく日本人皆は、どんな気持ちになるでしょうか。
 この例えで言えば、軽々しく「ナンチャッテ」な祭を作った某県某市某組織も、情報の裏取りをしなかった局も、責任を負うべきものだと思います。
 被害者は嘘情報を信じてしまった視聴者と、山鉾巡行を“盗作”された京都ということになるでしょう。
 
 さて。
 
 今回の件、ラオス側が怒るのは当然です。ありもしない祭をでっち上げられ、そんな偽のラオス文化を日本に紹介されてしまったのですから。
 しょせんバラエティー番組だからと、なあなあにしている日本の視聴者は認識が甘いんじゃないでしょうか?
 無論、己の正当性を主張するばかりの日テレの姿勢は、お話にもならない。さすがはヤラセの最大手ですね。いっそのこと、報道局などを閉鎖して「うちはヤラセしかしません」と我が道を堂々と突き進んではいかがでしょう?(これだから『鉄腕DASH』も、どうしても警戒して観ちまうんだよなぁ……)
 
 ちなみに。
 日テレの親会社である読売新聞の「読売」とは、瓦版のこと。
 で、瓦版を「チョンマゲ時代の新聞」と理解している層が多いと思いますが、実際のところはロクな取材とか裏取りとかせず、ある事ない事を無責任に載せた物が大半。つまり瓦版(読売)とは、新聞は新聞でも報道とは程遠いタブロイド紙、あるいはゴシップ誌に相当する代物なのです。
 
 


 
○2018-11-16 八せん始め (旧暦 神無月九日)
 
 
 『果しなき流れの果に』
 『果しなき流れの果に』
  小松左京/ハルキ文庫

 
 初出が 1965年の、小松左京さんのSF長編。
 
 感想の前に。
 以前、アニメ『STEINS;GATE』(第一期)の感想の際に、『果しなき流れの果に』のタイム・トラベル部分のことを一つのループになっている、時間旅行と並行世界を一緒に扱ったのは松本零士さんの『ミライザーバン』が日本では最前列なのでは、と述べました。
 ごめんなさい。訂正します。m(_ _)m
『果しなき流れの果に』は、後々にいろいろなSF系作品での定番となる、タイム・ループとパラレル・ワールドを組み合わせて考える手法を取っています。『シュタゲ』で言うところの「世界線」の概念が、ちゃんと描かれています(一つの歴史では地球が滅んでおり、別の歴史では地球が健在、といった感じで)。
 妖之佑なりに噛み砕いて言いますと。
 世界(宇宙)は地球儀の表面みたいなもので、南極から北極へ行くのに、様々なルートがあり、それぞれが歴史であり、しかし最終的には皆、必ず北極に到達する(それこそ『シュタゲ』の「世界線の収束」をデカくしたようなものか)。だが、地球儀の表面を行く当人たちは、もちろんそんなことを知るよしもない。地球儀の表面から離れ、高位から見下ろす者だけが世界の本当の姿を知ることができる。
 てな感じでしょうか。
 
 プロローグで、あり得ない光景を見せて、まずは読者を捕まえ。
 第一章、第二章を謎多きミステリー調に進めて、読者の好奇心をガッチリ拘束。
 そして、よりにもよって、ここで大胆にも「エピローグ(その2)」なんつー代物を持ってくる。第一、二章のヒロインに一つの結末を迎えさせ、読者に喪失感を与えてーの。
 第三章からの、トンデモ御殿な怒濤のSF展開!
 第十章にて、あれこれと言いたかったこと、つまりは“解答”を示したのちに。
「エピローグ(その1)」が物語のトリとなる。
 
 いやー、一つまちがえたら破綻する構成ですよ。
 でも破綻しない。むしろ素晴らしい。さすがと言うしか、ありません。
 
 これを最初に読んだとき、ぶっちゃけ意味不明でした。第一、二章と、二つのエピローグだけしか頭に入りませんでした。特に、エピローグは心に強く残りました。今回、読み返してみて、ほぼ完璧に憶えてましたよ、エピローグ(まあ、他の章に比べて遙かに読みやすい文体ですし量も知れてますからね)。
 他がね……当時のオイラが今より遙かに大バカだったってことでしょう。読解力もSF考証の能力も何もなかった。だから読んでも理解できなかった。
 それが今は、少しはマシになっているのか、多少は、この作品を判ったように思います。まあ本当に「多少」のレベルですが(汗)。
 
 以降はネタバレに触れますので畳んでおきます。
 

 
 ところで。
 あとがきにて小松左京さんは、この物語の幅を「約十億年」と言っておられますが。
 Nは過去は白堊紀、未来は六十世紀まで移動しましたが、これですと一億五千万年の幅ですよね? 本文のどこに、「十億年」を具体的に確認できる記述があったのか、愚かな妖之佑は見つけられませんでした。
 あと十回は読み返す必要が、あるかなー。(;^_^A
 
 


 
○2018-11-17 出雲大社神在祭 (旧暦 神無月十日、十日夜)
 
 
 『百億の昼と千億の夜』
 『百億の昼と千億の夜』
  光瀬龍/ハヤカワ文庫

 
 これまた初出が 1965年。SFの当たり年だったんですかね。
 
 これも昔、読みました。
 つか、妖之佑が自分で買った小説本の最初期に位置するものですよ、これ。
 で、神話と宗教に強い興味を抱くようになったセカンド・インパクトです、これ(ファースト・インパクトは子供の頃に読んだ子供向けの昔話シリーズ本)。
 存在を知ったのは、萩尾望都さんによるコミカライズのほうが先です。ただ、その時点で原作があることを知っていましたから、コミックを後回しにして文庫本を先に買ったのです。
 わりとスラスラ読めたんですよね、当時の妖之佑の愚かな頭脳でも。思うに、物語が一本の世界線から横に移動していないから、ではないかと。
 
 とは言え、情報量は相当なものです。
 ために尺の少ないコミカライズでは大胆な解釈変更もなされてあり、しかもそれが崩壊していないあたり、萩尾望都さんの底力を思い知らされます。
 
 この新装版は、その萩尾さんのイラストをカバー絵に使っている。言わば「逆輸入」ですね♪ ああ、挿絵は無いですよ、念のため。
 知らなかったのですよ、加筆修正されていただなんて。なので、持っているのに、また買った。
 いやー変わるものですね、最後の数行だけで印象がガラリと。て言うか、大袈裟に言えば、まったく逆の解釈となりかねない。
 
 以下は畳んでおきます。
 
 

 
 しかしまー、本当にスケールの大きな物語です。
 1965年と言うことは映画『2001: A Space Odyssey』より古いわけですから、日本のSFも負けてない。凄いのですよ。ええ。
 
 けど。
 昔っからいくつかの紹介記事で、よくそんなふうに言われていますけど。
 物語の中で五十六億七千万年は経ってないですよね? あれ? 経ってる?
 
 


 
○2018-11-18 (旧暦 神無月十一日)
 
 
 アナザー鎧武のデザインが、かなり良い。
 鎧武アーマーにいちいち邪魔されて台詞を言えないウォズさんの表情が、また良い♪
 
 にしても、二人のソウゴとはね。
 ややこしい事をしてくれる。
 
 紘汰が神様だから、できたこと。
 時空間を超越した神様だから歴史改変の影響を受けない。
 ってなところなんでしょうね。
「この本に書かれていない」と途方に暮れるウォズさんが面白すぎる。
 
 家出人にソッコー接触してきたタイムジャッカーが予想どおりすぎて。
 敵方に勧誘されるという展開も、蓮と似てますねぇ。ま、蓮と違ってゲイツは仲間にならなかったけど。
 
 戒斗は戒斗で相変わらず強さにこだわっている様子。
 しかし……ヘルヘイムの森に五年も閉じ込められてるってことは……あれ? 食事どうしてんだ? 喰ったら危険なんだが? それとも歴史改変されてるからヘルヘイムの実は無害?
 
 ツクヨミとウォズが同時に呆れたのは、ソウゴがタイム・パラドクスを起こしたから。電王では牙王事件の際に、これをやってトラブルを呼び込んだんだが……。
 やっぱりウォズさん、悪人には思えないですね。単純に最低最悪の魔王を求めているというより、別に何か考えがあるに違いない。
 
 あれこれの謎はすべて次回持ち越し。
 上手いけど、気になって困る。
 
 今回、ツクヨミが全力でコメディ担当でしたね。
 なかなか見られない演出なので、満足満足♪
 
 


 
○2018-11-19 (旧暦 神無月十二日)
 
 
 もう踏んだり蹴ったりやな日産。
 
 落ち目の日産を蘇生させた功績は事実なのだから、変な嘘なんかつかなきゃいいのに。
 ケチゆえに手段を選ばず“倹約”や“節税”に勤しむのは大金持ちの習性なのかなぁ。
 
 経営の立て直しに成功した日産ではあるものの、そのために、かつての日産色を失った感は否めない。
 これを機に、ブランドの原因回帰ができたら「災い転じて福となす」にならないかな。
 いや……今の時代じゃ無理か。
 
 


 
○2018-11-21 (旧暦 神無月十四日)
 
 
「蛇足」という故事があってだな。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000339-oric-ent
 
 たとえ作者であっても、名作を汚す権利などないんです。
 
 


 
○2018-11-22 小雪、下元 (旧暦 神無月十五日)
 
 
 こないだの『美の壺』(Eテレ放送分)は谷啓さん以来、久々に万年筆を取り上げてくれた回だったので楽しく観ました。
 谷さん版のときより内容が薄いのは想定の範囲内であり百も承知だったので、まあ満足しましたよ。欲しくなる病が再発してしまいます(苦笑)。
 北方謙三さんが「万年筆でないと原稿が書けない。ペンだこに刺激が来ないと言葉が浮かばない」というのは何となく判る気がします。にしても、ご所有の万年筆みんなに名前を付けておられたとは(いや、妖之佑もPCみんなに名前付けてますけど)。
 
 ただ、草刈さんの小芝居部分がね。
 あのオチ、万年筆を触ったことのない人間が台本書いたなって、興醒めしちまいました。
 
 万年筆は裏でも書けます。
 細字の用意がなくて、それでも細い字を書きたいときの急場しのぎに、裏返して使います。
 裏返しても使いやすいように調整されたペン先もあります。
 少なくとも、裏返したらインクがまったく出ない、なんて事態はペン先の構造上あり得ません。
 プロのモノカキの資質が低下している顕れなんでしょうか。呆れました。あんな台本なら中高生にでも書けますよ。
 
 蕎麦のときも酷かった。あの蕎麦をクチャクチャ噛んでた自称・蕎麦通の(エセ)蕎麦評論家ね。
 草刈さん版になってからチラホラ目立つんだよなぁ、こういうスタッフの無知や雑さが原因と思しき不備。草刈さんに罪がないだけに気の毒です。
 
 谷さん版の再放送(もちろん地デジ)を強く希望します。
 
 


 
○2018-11-22 百鬼夜行
 
 
 タバコ、シル?
 
 


 
○2018-11-23 望 (旧暦 神無月十六日)
 
 
 さてさて、少し前に触れました。
 ウチのヒトミGを初期化したという話。
 
 ヒトミGを買ったのが、およそ一年半前。
 当初は快調だったのですが、じきに微妙になってきてましてね。あぁ……素人想像ですが、Windows Update のあれこれが影響したんじゃないのかなー、とか思ってますよ。だからってMS社にクレーム入れるつもりもないですが。
 とにかく、起動を止めてあるはずの指紋認証ドライバがシャットダウンの邪魔するとか、キーボード用ドライバが起動時に「見つからない」と文句言ってくるとか、MS社のライセンス認証が唐突に無効になるとか、とかとかとか、あれこれあって気分がよろしくない。ええ、無視して進めば使えてるんですけどね。でも気色悪い。
 ひょっとして HDD が弱ってるのか? と思い、ストレージの健康診断で有名な水晶雫さんに着任していただいたのですが、「正常」との判定。
 でもトラブルは続く。
 我慢の限界が来たので、この夏にリカバリ、と言うかストレージの交換をしました。
 
 ウチのヒトミG、つまり hp ProBook 650 G1 は、本来は Windows 8.1 搭載ですが、ダウングレード権行使の Windows 7(32ビット)なのです。
 ですので、HDD の中の Win7(32) リカバリ領域の他に、Win8.1 と Win7(64) のインストール円盤も同梱されてました。
 選びたい放題じゃねーか♪
 と思い、ここは先を見越して 8.1 にすんべ、と取りかかったのですが……これが、あかんかった。orz
 細かな事は省きますが、とにかく「失敗した失敗したあたしは失敗した」っつー結果でした。
 新しいストレージでのクリーンインストールもダメ、HDD をそのままに 8.1 へというのもダメ。つか、Bios の画面だと光学ドライヴを認識してくれない。どうなってんだよ?
 
 お手上げです。
 で、他の方法を探していて見つけた代物がありました。
 
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=USB-CVIDE4
 
 サンワサプライの USB-CVIDE4 なる品。
 体裁としては、「SATA - USB3.0変換ケーブル」に「HDDコピー機能」がオマケで付いている、ってことっス。あれっスね、オリンパスのボディーキャップレンズみたいなモンっスね。
 
 古いストレージを■
 新しいストレージを□
 としまして、↓のように「両手に華」の形に接続します。
 
 ■[本体]□
 
 左から右にデータがコピーされるので必ず↑の位置関係にすること。
 容量が ■≦□ でないとコピーは実行されません。要注意なのは「データ量」ではなくストレージのスペックとしての容量という点。つまり「500GB の HDD で 100GB しか使ってないから、250GB の新品 HDD にクローンを」というのが不可能なのです。
 なお、□のほうが大きい場合、余った領域はOSの機能でドライブ化すれば使えるようになるそうな。
 LED が「開始」と「完了」の二個の他に四個あって、その四個でおおよその1/4区切りに進捗具合を表示。ただしコピーに失敗しても知らせてはくれず、見た目がただただ「進行中」となったままなのが残念な点。長時間放置で「完了」になっていなかったら失敗したと判断するしかありません。所要時間は当然ながらデータ量にもよるので個々で違いますね。
 人によってはソフトウェアでクローン作りするほうが良いとする考えも、もちろんあると思います。
 が、妖之佑のような素人には、このシンプルで廉価で考えなくても使える品は大助かりです。ああ、箱から出したばかりの新品ストレージを、そのままコピー先に使えます。フォーマット要らず♪
 
 でまあ、こいつを購入しまして、今使っているブツから新品にクローン。
 ただし、このままだと、まちがいなく不具合要素も継承してるので、もう一つやることがあります。
 新しいほうをヒトミGに組み込んで、起動するのを確認。そこからの D to D リカバリをかけてやりました。もちろん、その前に……つか、↑のあれこれもがく前に個人的ドキュメントは外付け HDD にコピーしてます。
 このリカバリで出荷状態の Windows 7 に戻っているはずです。戻ってないと困ります。
 
 環境の再構築を手作業は、もう何度目かってくらいやってますからね。慣れたものです。
 
 ごめんなさい、嘘つきました。
 何度やっても、めんどくさいです。orz
 
 それでも今回は、わりとサクサク進みました。幾重にも襲いかかってくる Windows Update も早かった。さすが、SSD ですね♪
 そう。どうせ新品にするならと、SSD にしてしまいました。もう HDD には戻れないってくらいに快速ですね。これは凄いや。
 
 で、あれから三ヶ月ほど。
 つい先日、雫さんが、残り寿命が減ったと教えてくれました。99%になったそうです(つか、雫さんって喋るんだ)。
 ここから大雑把に計算すると一年で4%の減、五年でも 20%。
 
 あと十年は戦える!
 
 ……まあ、Win7 が再来年で終わりますがねー。(;^_^A
 そのとき、ヒトミGを 8.1 にできるのかどうか。なーんか、できない気がするなー。
 
 それにしてもね、今回の作業で実感しました。ProBook G1 の底蓋は素晴らしいです。バッテリーの取り外し同様にワンタッチで開けるので、HDD やメモリへのアクセスが超簡単。
 どうして、以降のモデルでは廃止されたのかなぁ?
 
 


 
○2018-11-23 庚申待ち
 
 
 仕事が明け六つから暮れ六つまでだった昔と違って、今は日没後も仕事に追われる人が少なくない。
 のんびり庚申待ちをする余裕なんて、ないでしょうね。徹夜行事なので次の日にも、こたえますし。
 やるとしても、夕暮れに集合して二、三時間を呑んで騒いで日付が変わる前には解散、ってな感じでしょうか。
 勤め人だらけの地域では、こんな略式でも難しそうですが。
 例えば商店街みたいな所だと、やれるかもですね。
 つか、やったら面白いのに。民間信仰だから小うるさい教義とか関係ねーし(笑)。
 
 


 
○2018-11-24 庚申 (旧暦 神無月十七日)
 
 
 リヴァイ兵長と、お掃除軍曹と、どっちが厳しいかな♪
 
 
 
 ああ、やっと一気観しましたよ。
 何つーか。たったの1クールで怒濤の急展開、てんこ盛りでしたね。
 NHKだからって遠慮も見えず、安心して観られました。
 
 
 えーと。
 
 サシャが、つまみ喰いしてて。
 サシャが、パンのようなものをシレッとカバンに入れてて。
 ハンジさんが、巨人の研究以外にも有能すぎてて。
 あれこれ知りすぎた調査兵団を中央憲兵が暗殺にかかって。
 立体起動装置の動きが超絶すぎてて。
 ハンジさんが、けっこう拷問得意だったりして。
 あの中央憲兵のおっさん、調査兵団とはルーツ的に関わりがあって(「下手に利口な教師」とか「牧場にいた売女」とか)。
「調査兵団は負けたことしかなかった」りして。
 エルヴィン団長が、出来レースの裁判で死刑にされかかって。
 そこを逆手にとって、団長たちがクーデターを実行して。
 二期ではパッとしなかったツルピカ司令が策士ぶりを発揮して。
 一期に出てた、メガネ髭の総統が実は大変態だったりして。
 その頃、ヒストリアは父親である真の王様に説得され、エレンを喰おうとして。
 でも、けっきょく父親の身勝手さに気づいたヒーロー(笑)は、ヒロインのエレン(笑)を助けて。
 ヤケクソの父親が妙チクリンな奇行種になっちまって。
 サシャが泣き虫エレンに本音ぶっちゃけすぎてて。
 不細工バカデカ巨人をヒストリアが倒して。
 ヒストリアが王女に即位、新政権が誕生して。
 ミカサがヒストリアに何か物騒な事を吹き込んでて。
 サシャが教官にビビリまくってて。
 教官が訓練兵のエレンに厳しかったのには、ちゃんと理由があって。
 サシャが肉に過剰反応して巨人みたくなって柱に縛られて。
 ウォール・マリア奪還作戦が開始されて。
 EDが無茶苦茶になってて。
 
 俺たちの闘いは、これからだ! ってトコで四月まで待てと?
 早いと言えば早いけど。待つとなると、けっこう長いよ。
 
 
 明かされた謎部分は、ほぼ二期で出たことの確認でしたね。
 新たな部分は。
 巨人化能力者が他者の記憶を操作できると言う点。それで、人類が壁内に引き籠もる以前の歴史が残っていなかった。うーん、便利だ。便利すぎる。
 あとは、王家が巨人化の情報あれこれをちゃんと継承していたこと。こっちは想像できていた部分ですが。
 そして、アッカーマン家と東洋人は特殊能力者の血族で王家の記憶操作も無効。その混血であるミカサが素で強いのも当然。うーん、便利だ。便利すぎる。
 
 誰もが思ってたとおりストーリの軸、と言うか一連の元凶はエレンの父親でした。
 で、彼は、どうやら現体制下の仕組みをぶち壊したかったらしい。ために自ら巨人化して王家が持つ力を奪い取り、それをエレンに託した(父親の非道な行いという記憶を得てしまったエレンが発狂しないのは不自然だが、それも含めて力のなせる技か?)。
 その経歴とイェーガー家の地下室については未解明のまま、と。
 
「ん? メシかあ?」の爺さんは目をあけたまま眠れる特技ゆえに雇われたのかな(『進撃』のシリアス・シーンって、ところどころ絶妙なポイントで瞬間芸かましてくるんだよな〜♪)。
 
 子安巨人、意外と歳喰ってるなぁ。
 誰かに似てる気がするが……気のせいか。
 
 
 
 つか。
 エレンたちが調査兵団に配属されてから、まだ数ヶ月という事実に驚いてます。
 
 


 
○2018-11-25 三の酉 (旧暦 神無月十八日)
 
 
 神様、消えたよ……。
 
 あれか。
 ウィザード編で、仁藤が一時的に記憶と力を取り戻してビーストに変身できたみたいなことか。
 アナザー鎧武が誕生した時点で、紘汰の持つ鎧武の力は消滅、その流れで神様も消滅。ソウゴがアナザー鎧武を倒したことで、神様復活。その短い間に神様はソウゴに「それでいいのか?」と説法。ご神託を受け、ソウゴはアナザー鎧武との闘いをやりなおし、ゲイツと協力する道を選んだ。で、「祝え!」がなされたために、紘汰がライダーとなる歴史が消えて神様も消えた。
 そゆことか。
 
 タイムジャッカーを利用してゲイツ救出の妨害をするウォズさんの裏をかいて作戦を立てていた「3日後のソウゴ」、出来すぎる。ツクヨミに睨まれて涙目の「今のソウゴ」とは、まるで別人だ(爆)。
 さすがは将来の魔王。出し抜かれたウォズさんも嬉しそうで。
 
 小玉スイカには笑った♪
 
 戒斗がゲイツのライドウォッチを気にしてましたからね、バロンウォッチを持ってそうですね。つまり、一個手元に残した仁藤みたく、再登場の布石かも。
 一方、紘汰は持っていた二個ともソウゴに渡したので、これで出番は終わりかもですね。
 
「それ輪切り」にも笑った♪
 
 まあ、そんなことより次回ですよ。
 ゴースト編は、ないものと思ってましたが、あるんですね。しかもタケル殿ご本人が登場!
 これなら、ドライブ編も期待できるのかな?(さすがに進之介は無理だろうけどねー)
 
 しかも。
「通りすがり」のあいつが参戦する模様。
 ジオウと同じく歴代ライダーの力を使える、こちらは世界の破壊者。
 
 魔王×破壊者
 
 ということですか。
 いや、協力関係なストーリは、つまらんやろ。
 
 


 
○2018-11-27 八せん終わり、三隣亡 (旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払い)
 
 
 過去ログ見てみたら八月十四日でしたね、「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛GIGAMAX」の話。
 
 最初に言っておく。
 相撲や柔道、プロレス、ラグビーなどなどマッチョ系スポーツの人、もしくは所謂フード・ファイターの類はともかく。
 一般人は、これをソロ攻略しようなどと断じて考えぬことだ。
 
 はい、やっちまいました。ソロでの挑戦。
 ええ、食べきりましたよ、もちろん。残すとか捨てるとかは、絶対にしません。
 
 ただね。
 ダメージ、きつかったわー。
 後悔したわー。
「2142 kcal」だの「1日1食にして下さい。」だのの注意書きは伊達じゃなかったわー。
 
 まあね。
 量のことはともかく、誤算が二つありました。
 
 一つ。
 熱湯 1.3リットルを沸かす時間を考慮してなかった。
 お手軽が信条のカップ麺なのに、袋麺なら二、三回作れるくらい時間かかるじゃねーか(苦笑)。
 
 二つ。
 お湯を捨てる際、カップが自重で歪む。そりゃ 1.3リットルだからね。おおよそ 1.3キロある道理。
 持ちかたをちゃんと考えないと、最悪の事態にすらなりかねないので要注意。
 
 そして、これは予想してたことですが。
 ソースやふりかけ、そして湯で戻したカヤクも麺と上手く混ざってくれない。しまいにゃ箸持つ手が疲れてくる。量大杉です(爆)。
 蓋を完全に剥がさず、ソースなどをかけたあと、もっぺん蓋して振ったら混ざったかも、と後で思いました。まあ、持ちかたが甘いと惨劇になりそうですが(汗)。
 あまり長々と混ぜてると冷めるので、ほどほどにして食べるのが吉だと思われます。大口で食べれば、濃いところと薄いところが口の中で平均化されるかもですし。つか、それしか、なかろ。
 
 味は、ちゃんとペヤングです。何の問題もなくペヤングです。
 て言うか、とんでもないサイズなのに、ちゃんと三分で出来上がることに感心しました。
 むしろ心なしか、通常サイズより麺の出来上がり具合は良いかも?
 
 あー、ご想像のとおり。
 美味しいのは最初のうちだけです。半分待たずに、単なる苦行となってましたよ。はひ。あるいは、六根清浄?
 
 実際に食べてみて理解しました。
 この商品は、家族や仲間でワイワイガヤガヤ騒ぎながら食べるべきもの、シェアして食べるべきものですね。
 気の置けない集まりで、これを開封すれば、ソース、かやくの袋や麺のバカデカさに笑いが誘われるは必定。出来上がりに至っては盛り上がること、まちがいなしでしょう。
 
 
 
 
 
 とりあえず、もっぺんトイレ…………。
 
 


 
○2018-11-28 九星陽遁始め、天しゃ、甲子 (旧暦 神無月廿一日)
 
 
 大雑把な一覧にしてみる(再編集および、ガンプラの物語は除く)。
 
 無印:1979-80
 Z:1985-86
 ZZ:1986-87
 逆シャア:1988
 ポケ戦:1989
 0083:1991
 F91:1991
 V:1993-94
 G:1994-95
 W:1995-96
 X:1996
 第08MS小隊:1996-99
 Endless Waltz:1997
 ∀:1999-2000
 種:2002-03
 種死:2004-05
 MS IGLOO:2004-06
 00:2007-09
 00劇場版:2010
 UC:2010-14
 AGE:2011-12
 Gレコ:2014-15
 鉄血:2015-17
 サンダーボルト:2015-17
 THE ORIGIN:2015-
 NT:2018
 
 タイトルでの比較とする。
 昭和と平成の比率は圧倒的に平成だが。
 20世紀と 21世紀だと、20世紀が未だ過半数か。やるな、20世紀♪
 
 


 
○2018-11-29 (旧暦 神無月廿二日)
 
 
 うーん。
 面白い。
 そして、いろいろと考えさせられます。
 
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/26/news017.html
 
 さすが、Dr.マシリト♪
 
 


 
○2018-11-30 下弦 (旧暦 神無月廿三日)
 
 
 機械式時計、万年筆それもカートリッジでなく吸入式、銀塩かつ機械式のカメラ、バリコンを使ったアナログ式のラジオやチューナ、真空管ラジオや真空管アンプ、レコード&針&プレーヤ、紙の本、車はEVでなく内燃機関しかもキャブレターなら尚よし、駅のホームにディーゼル車が入ってくると血が騒ぐしSLだったら沸騰するだろう、電子レンジよりガスコンロそれより七輪、石油ファンヒーターなんて邪道だストーブ万歳、密かに南部鉄瓶が欲しいと思っている……。
 基本、ズボラでいい加減でモノグサなので、メンテ・管理面では全然ダメな奴なのに、このテの維持に手間のかかるほうを好むという面倒くさい性格。昔、ガチガチ理系の友人に「単なる骨董趣味」と一蹴されたよ。(;^_^A
 
 

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