2018年9月


 
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□2018-09-01 二百十日 (旧暦 文月廿二日)
 
 
 前作『エグゼイド』に続き、例年みたく次のライダーが強引に割り込まなかったのは、かなり◎。
 戦兎がクローズライドウォッチを握っていたくらいは、まあ許しましょう。新番組への布石となるようですし。
 
 手遅れな世界を諦めて、「スカイウォールの惨劇」が起こらなかった「新世界」を作る。
 つまり、エボルトのいない世界を作る。
 要するに、リセットして大団円。
 
 正直、この展開には不安を憶えました。
『龍騎』のときにも感じた不満でもありますし、『DTB』二期で強引に話をまとめた結びかたでもありますし。
 何せズルいですから。意図は理解できるし、実はわりと好きなんですけどね。
 でも、ズルい。
 
 結果。
 平和な世界では誰も戦兎を憶えていません。誰も戦兎を知りません。
 ヒゲは取材を求めた紗羽さんを執務室(ホテルでないところがポイントね)に誘うし、ツナ義ーズの大ファンな石動父娘は忙しく店を切り盛りしてるし(ついでに、コーヒーが不味かったのはエボルトのせいだと判明♪)、そんな店へ三羽烏に連れられてきた一海は相変わらず惚れっぽいし、内海は作業服で旋盤か何か使ってるし(難波が巨大企業でなく町工場なことに藁)、万丈は黒髪で香澄とデートしてるし……。
 元々が桐生戦兎はエボルトがきっかけとなって誕生した人格なので、スカイウォールの惨劇が起こらなかったこの世界には、存在する根拠がない。もちろん、この世界には葛城巧もちゃんと生きているのでしょう(だからこそ、脳内の巧は戦兎に別れを告げて消えた)。
 それでも戦兎がいるのは、『電王』の特異点みたいになってるのかもね。
 
 守り抜いた世界の誰も自分のことを知らない。かつての仲間も自分のことを憶えていない。
 ヒーローは孤独。
 これをストレートに表現してくれた。
『龍騎』の場合は、真司や蓮もまた何も憶えてませんでしたからね。あっちで孤独なのは、死を受け入れ新世界での自らの存在を求めなかった神崎兄妹。
 
 にしても、nascita を訪れた戦兎に「どこかで会ったことありますよね?」と言う美空も酷いよ。上げてソッコー落とす、だもんなぁ。
 いや、まさか佐藤太郎が音楽で大成功しているとはね。「今夜は焼き肉っしょ!」(笑)
 
 このまま終わっても高評価だと思いますが。
 最後に戦兎にも優しかった脚本に涙。一人じゃないって良いよね♪
 
 そして、エンディングから一年前のアバン、「てんっさいぶつりがくしゃきりゅーせんと」へと続くわけですか。
 この手法、『ガン×ソード』の予告編と同じだな。なるほど、それでコント調だったのか。
 
 新番組『ジオウ』第一話に戦兎たちが登場するのは、何か『V3』第一話みたいでワクワクします。
 白Pが変なこと考えてなきゃいいんですが……。
 
 一年を通して面白かったです。はい。
 
 


 
□2018-09-02 百鬼夜行
 
 
 しむらー!
 うしろーうしろー!
 
 


 
□2018-09-03 下弦 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 うえっ!?
 はてなダイアリーが終了?
 
 ありゃまあ。やっぱり、そう来ましたか。
 新規受付を終了してましたからね、いずれこうなるとは思ってました。
 
 いちおう、はてなブログへの移行ツールは用意してくれているそうですが。
 あー、めんどい。
 
 どんどん、日記サービスが消えていきますね。
 そのうち、掲示板サービスも消えるんでしょうか。それ、嫌だな。
 
「2019年春をめどに終了」とあるんですが、かなり曖昧ですねぇ。
「春」って言っても、一月でも「新春」なので春と言ってしまえる。
 ということは、余裕を持つ意味でも年内には引っ越し先を決めないといけないですね。
 
 さーて、どーすべーか。
 
 


 
□2018-09-04 三隣亡 (旧暦 文月廿五日)
 
 
「ちょっと雨の降り具合、見てくる」
「ちょっと風の吹き具合、見てくる」
「ちょっと雲の様子、見てくる」
「ちょっと田んぼの様子、見てくる」
「ちょっと用水路の様子、見てくる」
「ちょっと川の様子、見てくる」
「ちょっと池の様子、見てくる」
「ちょっと沼の様子、見てくる」
「ちょっと裏山の様子、見てくる」
「ちょっと湖の様子、見てくる」
「ちょっと海岸の様子、見てくる」
「ちょっと船の様子、見てくる」
「ちょっと屋根、直してくる」
「ちょっと釣りしてくる」
「ちょっとサーフィンしてくる」
「ちょっと波打ち際で現場リポートしてこい」
「ちょっと電車が止まったくらいで休むな出社しろ」
 
 
 
 はあい。
 以上、バカヤロウどものリストでございましたあ♪
 
 


 
□2018-09-05 二十六夜待ち (旧暦 文月廿六日)
 
 
 あー、これ欲しい!
 
http://jp.kef.com/q350
 
 同軸2ウェイなのに、このお値段。
 しかも、名門の KEF ですぜダンナ。
 すばらっ。でございます。
 
 デザインが安っぽいという声もありますが。
 オンキヨーの名器・M6シリーズが、こんな感じでしたよ。シンプルそのものなデザイン(M6III のみ、派手なヒレが付きましたけどね♪)。でも音質は折り紙付き。
 
 ネックは 87dB という低能率ぶりですかね。
 いえ、KEF では標準的数値ではあるのですよ。
 
 石のアンプなら無問題ですが。
 将来的に球、それもシングル・ドライヴを目指したい自分としては、スピーカの能率は重要です。
 
 プッシュプルなら球でも 30wくらい出せるんですが、その分(?)、回路も複雑化して、お高い。
 単純な回路のシングルだと、精々出ても 12wですからねぇ出力。
 シングルの大多数である3〜5wあたりのパワーで 87dB を充分に鳴らせるものかどうか、少し Web をふらふらしてみますか。
 
 にしても、あの KEF が、ここまでお安くなっていたとは。
 時代ですかねぇ。
 
 
 
 これのユニットだけ売ってくれないかな(ぼそ……)。
 
 


 
□2018-09-05 バカヤロウを一つ追加。
 
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000000-kyt-l26
 
 あれだけ気象情報が出ていての、この体たらく。
 学校関係ってホント「中止する決断」をできない人種で構成されてるんだねぇ……。
 
 保護者のかたがたは激怒していいと思うよ。
 
 


 
□2018-09-06 (旧暦 文月廿七日)
 
 
 麻生は、やはり*呆だった。
 
 経団連が四大新卒採用のルール撤廃方針を決めたことに理解を示す発言として、
 
「役所ですら中途採用する所は、いくらでもある」
 
 と言ったってのがもうねバカすぎて。
 問題になっているのは新卒採用での解禁ルールなのに、中途採用の話を持ってくるとか……。
 
 有権者は少しでいいから投票のときに頭働かせたほうがいいですよ。
 でないと、頭空っぽな政治家ばかりを量産しますよ。
 
 
 
 で、解禁ルールの撤廃について。
 
 四大に限っては今の青田買い状態な“新卒採用”を全面廃止・全面禁止すればいいんですよ。
 だって学生の本分は勉学ですから。なのに現状は三年生から職活に追われる日々。そんなんで学業をちゃんとこなせるはずがありません。
 実際、企業から内定もらってる学生が出席日数不足なので単位をやらなかった教授が、周囲からの圧力で渋々単位をやった話がありましたよね。これって本末転倒ですよ。
 卒業するだけの成果・成績を上げていない者を卒業させる道理はありません。精一杯頑張っての結果なら情状酌量の余地もありますが、職活に専念してたから講義はサボって論文は手を抜いた、というのなら卒業させるべきではない。だって、それでは卒業できるレベルに到達していないのですから、そんなのを「大卒」としたら学校の看板に傷がつきますよ。こんなんだから最高学府の価値も今や底辺だし、「駅前大学」なんて安っぽい言葉も出てくるんです。
 
 大学を卒業してから職活に入る、大卒新人を求める企業は卒業証明書を持った者とのみ交渉できる、という形にすればいい。その代わり、交渉の期間や時期に取り決めは一切なし、とね。
 人生、百年に届こうかという今の時代です。大学出てから一年かけて職活でも、別に問題ないと思いますよ。その間に、やりたいことに気づいて、惰性での就職をせずにすむ人も出てくるでしょうし。それであればこそ、入社早々に辞めるケースも減ろうというもの。
 
 まあ、本気でやりたいことがある人や、何かをやれる力を持ってる人は、お定まりの職活レールの上なんて、そもそも進まないんですけどね、たぶん。
 
 


 
□2018-09-06 おお、これは気になる。
 
 
 その1
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/06/news144.html
 
 自分、『大帝国』は文庫を買って読んでるはずなんだが……記憶が曖昧。手元に本があるとしても、どこにあるかが判らん。(;^_^A
 ともあれ、新作は大歓迎です。
 ただ、これまでの実例からすると、最初は文庫じゃないですよねぇ。
 
 
 
 その2
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/06/news130.html
 
 よく判らないのですが、海外だからできることなんでしょうか。それとも、国内でも法令的には無問題なのでしょうか。
 可能なら、国内の中小企業にこそ、やってほしいところです。
 問題ありなら、各ハード側の柔軟な姿勢を望みます。終わってる規格なんだから。
 各家庭の押し入れなどに死蔵されたゲーム群に光を!
 
 
 
 その3
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/06/news140.html
 
 これ実は、わりとある話。
 このタイプの多肉植物は一見するとサボテンに似ているため、勘違いして買っていく人がいるのですよ(ウチの父上もサボテンと思って買ってきたことがある)。何せ、サボテンと多肉植物は同じ店の同じコーナーで扱ってますから。で、店の人も、わざわざ「これサボテンじゃないですよ」とは言わない。訊かれれば答えるでしょうけどね。
 ただね。記事にもありますけど。これあっさり咲かせるって並大抵じゃないですよ。見事ですよ。すばらっ、ですよ。
 どうか引き続き可愛がってあげてください。
 ついでに、サボテンだと秋から断水しておけば、ある程度の冬の寒さにも耐えられますが、この手の多肉は寒気に即死するので、油断なさらぬよう。
 
 


 
□2018-09-06 もう少しバカヤロウどもを追加。
 
 
 関空に閉じ込められたかたがたは、そりゃー大変だったことだろうと思います。
 とりわけ関空に降り立った人は、酷い目に遭ったことに同情申し上げます。
 が。
 関空から発とうとしていた人の中には、遊びの旅行目的もいたことでしょう。
 その連中だけはバカヤロウだよ。
 気象情報で台風が直撃するであろう予報は出ていた。にも関わらず空港に出かける無神経さ。
 でもって、閉じ込められて職員さんに喰ってかかるなら、もう豆腐の角に頭ぶつけろレベル。
 同情の余地など一切ないね。
 
 そして。
 原因を作ったタンカーが、海上保安庁から二度も注意を受けていて、それでも橋に衝突したという事実。
 船長が無能なのか馬鹿なのか、プロのクセに正常化バイアスでも働いたか。
 これは……船の所有会社が船長に責任丸投げ、そして船長が自殺、なんて展開になりゃせんですかね。
「転ばぬ先の杖」とか「石橋を叩いて渡る」とかを子供の頃から頭に刷り込んでおくべきなんじゃないかな。
 
 


 
□2018-09-07 (旧暦 文月廿八日)
 
 
 言われてみれば、そうだった。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00000004-withnews-sci
 
 でも、まさか、そんな珍しい機種だとは思いもしませんでした。
 
 たしか、スカイルに世界一短かった(過去形)エスカレータとか、あったよなぁ。
 と曖昧な記憶に頼るよりは、巷の情報を探したほうが確実。
 
http://papicocafe.blog.jp/18657414.html
 
http://portal.nifty.com/kiji/140202163182_1.htm
 
 妖之佑にしてみれば、エスカレータが光るのは普通だと思ってました。
 奥深い世界なのですね。
 
 名鉄百貨店本店のビルは、リニア新幹線を睨んで建て替えるという話ですが。エスカレータのみ新ビルに移植、とはならないんでしょうねぇさすがに。
 どこかに動態保存とか、できないのかな。このまま潰すのは、もったいないでしょ。
 
 


 
□2018-09-07 しゅーりょー。
 
 
 終わってしまいました、Firefox ESR 。
 まあ正確に言えば、ついに Firefox ESR が Firefox Quantum ESR になっちまった、ということです。
 あーあ。
 
 その代わりと言いますか。
 妖之佑の環境では使い物にならなかった Pale Moon 28.0.0 および 28.0.0.1 でしたが。
 28.0.1 になって、今のところは何事もなく使えてます。
 このまま平穏無事でいてくれると嬉しいのですが……はてさて。
 
 


 
□2018-09-08 白露、大光院呑龍開山忌 (旧暦 文月廿九日)
 
 
 しつこくしつこく『ハンチョウ』の感想(爆)。
 日記なんだから、いいよね。
 
 
 
 まあ、畳んどきますんで。
 
 

 


 
□2018-09-09 重陽 (旧暦 文月丗日)
 
 
「中国アフリカ協力フォーラム」とやらが笑えて笑えて。
 だって、キンペーがアフリカ諸国に六百億ドルの経済支援とか言ってるんだぜ? そんなん帝愛から莫大な借金するよーなもんでしょ。
 なのに、目先の銭に目がくらみ、それまでお付き合いしていた台湾との国交をやめる国も出てきているそうで。実に愚かな。
 アフリカ諸国は焼き土下座や別室送りや地下落ちの覚悟あるんですかね。いや、相手が相手。まちがいなく、カネに縛られて身を喰われることになるって。
 せっかく欧州諸国から独立したというのに、わずか半世紀ほどで自ら植民地に戻すとはねぇ……。
 アフリカ諸国の偉い人たちは、とりあえずミャンマーの現状でも調べたらいいよ。
 
 


 
□2018-09-10 朔 (旧暦 葉月朔日、八朔、穂掛け)
 
 
 第一話冒頭の大戦闘シーン、見事なまでの十年前な既視感。
 ジオウが最低最悪の魔王というのも、ディケイドが実は大ショッカーの大首領だったという話と被る。
 白Pよぉ…………。
 
 違うのは、『ディケイド』で例えばキバが渡でなくワタルだったというのに対して、『ジオウ』では、ちゃんとモノホンのライダーが客演するであろうという点。少なくとも第一、二話に出てきた戦兎と万丈は本物だし。
 これ、そのうち行き詰まらないかな、キャスティングの都合でサー。進之介とか紘汰とか弦太郎とかフィリップとか今や売れっ子ですからなー。
 
 拾った重要アイテムを元の場所に置いてく主人公って斬新(爆)。
 でも、たぶん一番正しい選択肢だ。そのまま持って帰っちまうほうが変でしょ本来。
 
『ディケイド』の光写真館や『ウィザード』の面影堂みたいなレトロな時計屋、いいなあ。いっそ住みたいくらいです。
 修理依頼のラジオは、ナショナル パナソニックの RE-796 ですね。購入候補にあったんだよなぁ昔。あの手のホームラジオはデザインが地味で操作がシンプルなのに音が良いので、実は据え置きでの使用にベストマッチ!(FM聴くにはアンテナの設置が必要だけどね、少なくともオイラの環境では) これの対立候補に相当してたソニーの ICF-9740 は途中で台湾製になった挙げ句、終了して久しいし。ったく、今さら欲しくなってくるよ。中波だけなら自作したシャシーか基盤を木枠に入れれば、それっぽくなるけど、FMとなると簡単にはいかない。中古屋で探してみるか?
 にしても「クジゴジ堂」って……公務員ですかい(中の人が元警部補だけに♪)。
 叔父さんは何も知らないと見せかけて実は……ってことは、ないか。栄次郎さんみたく、ちょいと謎めいた人、なんて演出はあるかもね。
 
 ゲイツのやろうとしていることは、要するにトランクス。
 で、タイムジャッカー側も過去改変をやっている。怪人がライダーなのには笑う。あれじゃ、ほぼ匠魂だな。
 気になるのはジオウ。彼のすることも過去改変なんですよね。ビルドとクローズの力を奪い、二人を一般人にしたから(あの世界のスカイウォールは、どうなっちまうんだ?)。て言うか、そもそもソウゴにベルトを渡したのが、あの怪しい本読みのウォズという男なので、ジオウ生誕も過去改変ということ。
 つまり、ジオウが最低最悪の魔王となる世界は過去改変の結果であり、正史ではない。と、なりません?
 なら、どこかの時点で元の世界に戻す必要があるよね。ああ、ますます既視感。
 にしても、ソウゴがベルトの使いかたを知っていた……これまた既視感だなぁ。
 ジオウもレジスタンスも本読みもタイムジャッカーも、それぞれで過去改変するんじゃ世界は、たまったもんじゃない。
 
 ツクヨミの銃……何かファイズフォンに似ている気がするんだが?
 
 ゲイツがサー、なーんか秋山蓮に似てるんですよねー、いろいろと。
 と思ってたら同居することに。ああ、何という既視感。
 
 ところで全ライダーの力を持つ、ってことはディケイドの力も使える? いや、それだと、さすがにややこしくねーか?
 という点に関係するのかしないのか。
 実は放送開始前から巷でささやかれていることがあります。公式サイトのトップなどにあるポスター画像。ジオウを中心に歴代平成ライダーたちが勢揃いしているものなのですが……実は一部の構図で確認すると龍騎だけ本物じゃないんですよ。東映とテレ朝のトップでは、その証拠部分が隠されてますけどね。まあ、単なるミスって線も、ありますが。
 気になるかたは、ぐぐってみましょう。簡単に見つかるので。
 
 佐藤太郎は、スターク(エボルト)に殺られない限りは、どの世界線でも成功してるっぽい。
 すげーな。リーディング・シュタイナーでも持ってるのか?
 
 
 
 
 
 ところで。
 一介の日本人高校生男子が王様になりたい場合、どうすればいいのか。
 を少し真面目に考えてみる。
 
 もちろん、ここで言う「王様」は国王のこと。決して飲み会ゲームの王様ではない。
 
 まず、王制のある国に住まないと話にならないと思われ(まあ、日本の天皇陛下も王様みたいなものだけどね)。
 次に、王位継承権を得なくてはならない。ここが最重要関門だろう。なにせ、ほぼ例外なく継承権は血筋で決まるから。なので国民であっても血のつながりがなければ無理だし、ましてや外国人が移民しただけでは到底不可能。
 可能性があるとすれば逆玉の輿。とは言え、これもたいていの王国で防波堤を設けているはず。王家に変な血が混ざらないようにね。
 と言うことで、既成の王国に君臨するのは不可能と考えていいと思う。
 
 とすると、自分で王国を作り、その王に収まるしかない。
 
 一つは文字通り、誰の土地でもない所を手に入れて、そこに新国家を樹立する。
 これをやるには、とにかく莫大な資金が必要だろう。そのうえで、未所属の国土候補を発見しなくてはね……いや無理だろ。太陽系外の惑星開発でもしないと無理だろ。
 
 もう一つ。こちらのほうが、まだ多少なりとも実現性がある。
 まーよーするに、政権打倒、国家転覆、革命、独立だね。
 こちらをやるにも、お金は欠かせない。あと人心掌握術。支持者がそれなりの数集まれば、お金と力は付いてくるかな。既成政権と闘ったり、周辺諸国を納得させるための知恵も必要。
 もっと穏やかな方法なら、国をお金で買い取るのも、あり得る。世界規模の大金持ちになれば、それこそ財政が破綻している超貧乏国とか温暖化で国土が減りつつあるような弱小国とかなら、政権を買い上げるのも不可能ではない。
 あとは、どこぞの国のどこぞの地域に入植したうえで、民衆を扇動して独立運動を立ち上げる、くらいかな。
 ちなみに日本には、スコットランドが目指したような、どこかの自治体や土地が独立するための法令が存在しない。つまり、合法的に日本国から独立して新国家を作る方法がない。なので、蝦夷や琉球が本来の姿に戻りたくても無理という状況。それでもやるなら、他の国を巻き込むしかない。周辺諸国が、そこを独立国として認めて国交を結べば、日本政府がどう言おうと既成事実が先行する。難易度、ムチャクチャ高いけどな。
 とにかく、カネと力と人脈だね。
 
 さて、ソウゴはどこまで青写真を考えていたのでしょう。何も考えてないままに進路指導でああ言ったのなら、ただの大バカですが。
 そうか。医師、物理学者ときたから、今度は歴代最馬鹿ライダーということか(爆)。
 
 


 
□2018-09-10 整理整頓。
 
 
 タイム・トラベル物は油断すると頭こんがらがるんですよね。それこそ「よくわからない式」みたく。
 だから整理しておかないと。
 
 まず勢力図。
 
 ソウゴ(最高最善の魔王に僕は、なる!)
 ツクヨミ、ゲイツ(レジスタンス)
 ウォズ(『逢魔降臨暦』)
 ウール(タイムジャッカー)
 
 この四つの勢力が、それぞれの都合・目的で過去改変を実行中。
 
 レジスタンスは最低最悪の魔王「オーマジオウ」の存在を消すためにソウゴに干渉。
 ウォズは『逢魔降臨暦』に基づいてなのかどうか、ソウゴをオーマジオウにすべく動く。
 タイムジャッカーはアナザーライダーを誕生させ、本来のライダーを歴史から削除。
 そしてソウゴ@ジオウは共闘したライダーの力を受け継ぐことで、結果的にライダーを消す。
 
 今のところ、正史がどこにもない状態なのですよね。
 つまり『ジオウ』そのものが本来あってはならない世界の、言わば嘘の物語。まるで「ディケイドに物語はありません」という台詞みたいに。
 
 ホント、ややこしいんだけど。例えば。
 世界にビルドの力は一つしかない。だから、アナザービルドはビルドの力を手に入れた結果の存在。同時に、ビルドの力を持っていない戦兎はビルドになれないし、ならない。
 が、ジオウ(とゲイツ)がアナザービルドを倒せば、ビルドの力はアナザーから解放されビルドウォッチの形を取る。
 ビルドウォッチがある限りは、戦兎がビルドになる歴史は存在しない。
 
 なんで「戦兎」でなく葛城巧なのかが、判らないんですよね。顔は佐藤太郎の顔なので何らかの形でスタークの手にかかっているのは、まちがいない。記憶操作もされているだろうけど記憶喪失までにはなっていない。
 ビルドとクローズの力が存在しないため、スターク……じゃなくてエボルトの計画も『ビルド』本編とは違うものになっているのかもしれませんね。特に、万丈にクローズの力がないということはハザード・レベルも上がらないため、確かにエボルトとしては手詰まりのはず。それで、佐藤太郎も殺されずに済んだのかも♪
 あの世界線では東都、北都、西都が、それぞれファウスト、グリス、ガーディアンの裏戦力で三つ巴状態なのでしょう。おそらくスタークが暗躍して、そう調整しているに違いない。とにかく万丈のハザード・レベルを上げる手だてが見つからないと、どうしようもないからね。つまり、しばらくは本物のビルドが消えていても大丈夫、と。
 
 ゲイツは、ソウゴを襲う際に英霊たちの力を使ってた。ということは、すでにゴーストは歴史から消えている。
 次回予告でゲイツがドライブのアーマーを着けていたので、ドライブも消えていることになる。
 つまり、この時点で『ゴースト』編と『ドライブ』編は、ないことが確定ですかな。なるほど、役者さんのスケジュールを押さえなくても済む逃げ道が、あったということか。さすが白P、小賢しいズルだけは上手いですなあ。
 
 


 
□2018-09-11 二百二十日 (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
 エピソードIII 、案外と短かったですね。黒幕が小物臭プンプンでしたし、これくらいが、ちょうどいいですよ。テンポも保てるし。
 ルパンや不二子とともに逃げる際、アミが手榴弾を投げて兵士たちを撃退。そのショックを受けているとき、不二子の言葉で落ち着きを取り戻してましたが。あんな簡単には、いかないよね。理屈では不二子の言うことは正しいけど、それでも「自分の行動で何人か確実に死んだ」という事実は大きい。トラウマになっても不思議じゃない状況です。なので、あそこで演出的にアミに殺らせる必要があったかどうかは疑問です。例えるなら、クラリスにジョドーあたりの横っ腹を刺させるようなものだからね。やっちゃあかんでしょ。
 次元と五ヱ門が「探すのめんどくさいから待ってた」と王女に張り付いてたのは、お見事♪ ツーカーだからこその展開で楽しいです。そして、やはり容赦なく血まみれ殺戮。敵がこちらを殺す気満々なのだから、それで正解。とは言え、これが十九時台放送なら自粛の嵐だったんだろうなぁ。
 
 以降は一話完結が続いて、ありがたい。
 
 謎解きの回は、第一期への強いリスペクト。と言うか緑ジャケでしたからねぇ。伯爵のファイルもモロに一期のシーンばかりだった。
 にしても、ジム・バーネットを名乗るなんて「俺はルパンだぞ」と言ってるようなもの(笑)。
 メイドのマリーは良いキャラ。ルパンにやるくらいなら俺がもらう!
 
 そう言えば、ルパンは爺様と違って“世を忍ぶ仮の姿”を持ってませんね。銭形に化ける以外は変装も偽名も使い捨て。固定した表向きの顔を持たない(次元とコンビな間借り人の爺さんズは別勘定でいいだろ♪)。
 アルセーヌ・ルパンは表向きの顔をいくつも、しかもそれぞれ公式の身分まで持っていた。極めつけはドン・ルイス・ペレンナですね。彼は仏蘭西外人部隊の英雄で、その功績により勲章を授与されたほど。ジム・バーネットも、そんな表向きの一つですよ。あと、あれも、びっくりしたなぁ。『8・1・3』の、あの人物♪
 ついでに言っとくと。第一期に三世が登場したガニマール警部は、巷で言われるほどアルセーヌのライバルではないです。はっきり言って銭形警部の足下にも及ばない。いえ、無能ではないんですよ。むしろ刑事としては優秀なほう。イメージ的に近いのは目暮警部あたりかな。
 
 次元の過去は……まー何と言いますか、次元も五ヱ門も、いったいいくつ過去を持ってるんだ? レベルで(苦笑)。
 それぞれパラレルとでも解釈するのが、みんなが幸せになれる道でしょうか。
 
 そしてエピソードIV 。
 
 とりあえず、あの髭面、嫌いだ。
 過去の悲劇で涙誘おうったって、そーはいかねえよ。けっ。
 
 なんともまあ、懐かしい面々が書き込むこと書き込むこと。つか連中、生きてたのかよ(笑)。
 そんな裏社会の面々はともかく。一般市民に追い回されるのはエピソードIと同じ。某仮面ライダーも似たような目に遭っていたらしく(笑)。
 行動パターンすべて見透かされるのは、第一期にもありました。ルパンのデータすべてをインプットしたコンピュータが徹底的に演算する。あのとき、ルパンは土壇場で計画をアドリブに変更することでコンピュータを出し抜きましたが。時代は今や平成の終わり。AIの進化がハンパない、ということですね。さて、どう切り抜けるルパン?
 
 演出上のためとは言え、次元が素人レベルなのは勘弁してやってくださいよ。
 相手に銃口を突き付けるのは「いつでも撃てるぞ」とプレッシャーをかけるため。しかし、それは銃を一瞬で無効化されるリスクをともなう。実際、次元はコンバット・マグナムを弾き飛ばされましたからね。あれ、別にブルース・リーやジャッキー・チェンでなくとも、マーシャル・アーツを習得した者なら容易にできることです。
 ああいうケースでは、つまり敵に接近する場合は、腕を伸ばさず銃を脇に寄せて相手のリーチから離した状態で狙うのがセオリー。
 なら、どうやって脅すかと言うと……適当な筒っぽか囮の銃を突き付けるんですよ。そして、もう一方の手でしっかり本命を構える。で、相手が銃身と思ってダミーに手を出したら、バンッ!
 次元には、そこまでさせてやってほしかった。そのうえで相手が、その攻撃すら回避する、でいいんじゃね?
 脚本の都合で、プロフェッショナルに、あんな無様を晒させるなんて失礼ですよ。
 
 五ヱ門の苦悩は要るのかなぁ。何か無理矢理に山場を作ろうとしている感じで……。
 第一期、最初の闘いで、ルパンは本気で五ヱ門を殺ろうとしてましたよ。例の液体燃料、あれで焼き殺す気だった。五ヱ門がルパンを斬る気バリバリ大全開だったんだから、手加減なんて、さすがのルパンもできないっしょ。
 結論は今後の展開を観てからにしますか。
 
 にしても、本当に今期のルパンは、よく深手を負うよなぁ。
 まあ、二期みたく安易に防弾装備で済ますより、ずっと良いですけど。
 
 


 
□2018-09-13 天しゃ (旧暦 葉月四日)
 
 
“ミスター双眼鏡”すげーな。
 思わず欲しくなったじゃねーか。
 高すぎて買えねーけどな。
 
 


 
□2018-09-14 百鬼夜行
 
 
 おまえ、それはないだろ。
 
 


 
□2018-09-16 鶴岡八幡宮流鏑馬神事 (旧暦 葉月七日)
 
 
 次元に同感なんだよな。
 オイラも古い人間なんだろうな。
 
 
 いや、最高だわ♪ 護送の警官隊をほぼ皆殺し。
 火器満載の次元が実に生き生きしてましたね。
 
 こうでなくっちゃいけません。
 相手は射殺する気満々なんだから、手加減してやる義理なんかない。て言うか、きっちり仕留めとかないとヤバい。
 超一流の殺し屋に銃口を向ける以上、警官たちも覚悟しておくべき。覚悟してなかった奴は、ただの馬鹿。地獄で後悔しろや。
 
 たぶん、宮崎監督なら嫌がる演出でしょうね。
 ナウシカにトルメキア兵士たちを殴り殺させた監督ですが、『カリオストロの城』では具体的に影どもを殺した描写を避けていた(次元と五ヱ門が本気出したんだから、影どもに死者が出ているのは、まちがいない)。無垢なクラリスに気をつかったのかな?
 
 つーかさ、あそこに籠もるのは反則だべよー(笑)。
 ヒトログへの反撃方法は、自分も無い知恵絞って考えていたのですが……さすがルパン。その手がありましたか。
 一番怒らせちゃいけない連中を怒らせる。これ以上の圧力は、ないわなー。おかげでルパンは、かなりの持ち札を消費したな、きっと。
 
 次元だけでなく、五ヱ門、不二子、そして銭形、みんなルパンが大好きなんだなぁ。
 
 
 次回が、どうやら最終回のようで。
 どんなふうに締めてくれますことか。期待しましょう。
 チャンネルは決まったぜ!
 
 


 
□2018-09-17 上弦、八せん始め (旧暦 葉月八日)
 
 
 十月から始まる『SAO』第三期が計4クール予定というのにも、びっくりしました。
 
 が。
 
 例のパクリ&トレスな中華ソシャゲをアニメ化すると聞いて、「は?」ですよ。
 そんな真っ黒に近い灰色ゲーを原作にしなくとも、アニメ化すべきネタはいくらでもあるじゃまいか。
 
 まあ観ない作品があれば、それだけ時間が取れるし、レコーダも楽ができるんで、かまいませんがね(爆)。
 
 録るだけ録って、まだ観てないんだよなぁ『AGGO』……。(;^_^A
 
 


 
□2018-09-19 三隣亡 (旧暦 葉月十日)
 
 
 うがあああ。
 頭抱えてる人、多いんじゃないかな。
 
 救急車のボディに「2016」と映ってたので、二年前にアナザーエグゼイドが出現し、二年間を活動していたことに。
 つまり、2018年現在、ゲーム病もバグスターも出現した歴史は、ない。
 
 なので、この改変された歴史では研修医……じゃなく小児科医と天才外科医はライダーになっていない。はず。
 小児科医のデスクにあった人形は『マイティアクションX』のプレイヤー・キャラである「マイティ」であって、決して「エグゼイド」ではない。
 天才外科医が協力的だったのは、過去にソウゴたちに会っていた(そして、おそらく共闘した)影響と思われ。
 
 と、ここまでは納得の展開なのでした。
 
 が。
 
 ジオウとゲイツに対峙した小児科医は、なんでかドライバーとガシャットを持っていて「大変身」でエグゼイド・レベル2に。
 
 あー意味判んねー。
 白Pだからなー。設定ソッコー無視してくるのは想定の範囲内ではあるんだけどなー。
 にしても第3話でとは辛抱なさすぎる。
 
 こんなんで白Pは「仮面ライダーはSF」とか抜かしやがるんだぜ?
 
 ともかく。
 次週、後編で納得のいく説明を希望する。
 
 


 
□2018-09-20 彼岸入り (旧暦 葉月十一日)
 
 
 自分用に整理。
 
 タイフーン……亜細亜
 サイクロン……中東、豪州
 ハリケーン……亜米利加
 
 以上、ザックリと。
 
 
 
 ガキの頃、トルネードも↑の仲間だと思っていたのは内緒だ。
 
 


 
□2018-09-23 秋分、彼岸中日、社日 (旧暦 葉月十四日)
 
 
 あー。
 最後の最後に失速した感があるなぁ。
 何と言うか「綺麗なまとめ」になっちまった。
 とは言え、『カリオストロの城』みたいな爽やかさじゃなく、本当に「行儀良く折り目正しく畳んでからアイロンまでかけた風呂敷」って感じ。不二子はルパンに惚れなおすし、エンゾも知らぬ間に良き父親になってるし……。違うんだよな。『ルパン三世』って、そうじゃないんだよな。
 そこだけが不満。
 いえいえ、第四期に比べたら、はるかに上出来ですよ。
 
 ルパンの顔がアレなのは原作準拠。アニメでは初解釈。
 つか、これだと劇場版一作目を筆頭に、いくつかの作品がガチで困るぞ(苦笑)。
 
 レベッカは前に名前がチラッと出てたので、登場に意外性とかなかったですが。
『ハリマオの財宝』なんて憶えてねーよ、もう。(;^_^A
 調べなおしたら、正式採用の“栗貫ルパン”としては初作品だったそうですね。だから台詞付きで登場させたわけか。
 
 アミが「網」だったのはインターネットにもかけてあるわけだが……子供に「網」なんてつけんだろ日本人なら。譲って、せいぜい「網子」とか「網介」とかじゃね?(笑)
 六期にも出てくれることを希望。すっかりアミのファンです。はい。
 
 ルノー8ゴルディーニが、あれで終わりは惜しいかも。
 ルパンにそこまでのこだわりはないだろうから、六期では、またフィアットに乗ってそうですね(五ヱ門は絶対にゴルディーニ支持だと思う♪)。
 
 


 
□2018-09-24 中秋名月 (旧暦 葉月十五日)
 
 
 アナザーライダーは本家ライダーの力でしか倒せない。
 アナザーライダーが誕生もしくは復活すると本家ライダーは歴史から消滅する。
 
 騙されないぞ。
 
 前回のラストで、アナザーエグゼイドはジオウとゲイツに倒された。
 倒された証拠は今回、タイムジャッカーの女が「最初からやり直し」と言ったから。
 アナザーが倒されて一時的にせよ歴史上から消えたからこそ、小児科医がエグゼイドに変身できた。
 つまり、アナザーは本家でなくても倒せる。
 ビルド編で、現在のアナザービルドを何度も何度も倒しても次々わいてくるのと、えらい違い。
 
 一時的にアナザーが消えて小児科医がエグゼイドに変身したのも、少し考えれば辻褄が合わないことに気づく。
 て言うか、エグゼイドが二人に襲いかかった理由がね、アナザーになってた飯田さんを助けるため、という意見もありますが、実際のところよく判らない。何か、雰囲気だけでライダー同士の戦闘シーンに持っていった感じで収まりが悪い。
 そもそもですよ。アナザーが消えたなら、攻略不可能なゲームの事件もなかったことになり、小児科医がゲーム世界に入ることもない。そして、飯田さんがアナザーになった歴史も存在しない。だから、小児科医が飯田さんを守るためにエグゼイドに変身することもない。よってジオウたちと闘う展開にはならない。はず。
 
 脚本の都合で設定をコロコロ変える平成ライダーの悪い面が発動してますね。
 
 タイム・パラドクスものをきちんとやりたいなら、脚本家陣の上に総括役を置くべきだと思う。
 いや、白Pはダメだぞ。奴に任せたらメチャクチャになるから。
 
 
 
 最後にソウゴが楽しそうな父子とすれ違いハッピーエンド。
 と言いたいけど、これって明らかな歴史改変ですよねぇ。ソウゴの過去干渉によって、ケイスケくんは天才外科医の手術を受けられたのですから。
 つまり、この先もソウゴが人助けするたびに歴史が変わってしまうかも。それこそがオーマジオウへの道なのかもしれない。
 そもそも、本の人が言ったようにソウゴはドライバの使いかたを教えられずとも知っていた。そんなソウゴが「最高最善の王」を目指して行動すればするほど過去改変が重なる。もしもそれが、オーマジオウに至る道であるなら……ソウゴは、たぶん、本来この世界の住人ではないね。本の人なのか、別の誰かさんなのか、とにかくオーマジオウの誕生を目指す勢力によって、王育成に最適と考えられた時代と場所にソウゴは送り込まれた。と考えられないかな。もちろんソウゴ本人を含めて人々の記憶改変も抜かりなくね。タイムジャッカーが、あれだけチートなテクを使えるんだから、オーマジオウ勢力にとって、それくらい楽勝っしょ。
 ソウゴが「王様になる」と常々言うのも、それが原因かもね。無意識下に自分が王の候補だと記憶しているのかも。
 
 ところで、ブレイブの力は奪われなかったんだな。つか、共闘もしなかったし。
 奪われなかったとは言え、エグゼイドの存在しない歴史になっちまってるから、そもそもブレイブも存在しないことになるのか。
 んー、でも、エグゼイドはブレイブよりずっと後に誕生したライダーなんだよなぁ。
 ああ、もう! ちゃんと辻褄合わせろよな。
 
 
 
 次回、あのリーゼント学ラン後ろ姿は……怪しすぎる。
 さすがに弦太郎じゃないよなあ、たぶん。
 
 


 
□2018-09-24 ヅラ外そう♪
 
 
 ディスコ・ミュージック、ダンス・ミュージック、ソウル・ミュージック、あとAORもか……これらって微妙に重なるから、専門家やマニアでないと分類が難しいよなー。
 
 それはともかく。
 出演者が熱く語ってこその『三昧』ですね♪
 
 


 
□2018-09-24 庚申待ち
 
 
 月は出ているか?
 
 


 
□2018-09-25 望、庚申 (旧暦 葉月十六日)
 
 
 夏休みをまるっと使っての『ふたりはプリキュア』全話無料配信。
 
 あの素晴らしい企画に倣い。
 
 平成最後の仮面ライダーが制作・放送されている今だからこそ。
 平成初代の『クウガ』を全話無料配信してはどうだろうか?
 て言うか、ぜひやってほしい。
 やってくれ!
 
 
 
 
 
 中古でもDVD高いんだよお……。
 
 


 
□2018-09-26 彼岸明け (旧暦 葉月十七日)
 
 
 こうなることは予想に難くなかったですね。
 
 ちょいと前に、貴乃花親方が倒れて。で、回復して職場復帰した。
 そのタイミングで「どこかの一門に属さないと貴乃花部屋は消える」という報道が出てきた。
「すべての年寄は一門のどれかに所属せよ」とのルール自体は七月だかにできていたそうですが、それを盾にしての「一門に所属しろ」という“命令”と「さもなくば」という“脅迫”は、親方の体調不良につけ込んだ汚いやり口にしか見えません。なにせ、現状では、つまり一連の主張を曲げない限りは貴乃花親方を迎え入れようという一門は、ないそうですからね。これは「すべての主張を取り下げろ」という事実上の最後通牒でしょう。
 
 名横綱だった一代年寄が退職届を出すという前代未聞の出来事と、協会を出るからこその記者会見での「圧力を受けていた」という暴露は、親方の最後の切り札。
 とたんに協会は「脅しなどかけていない」だの、前の暴力事件告発でも圧力などかけていないだのと、あたふたと全否定していますが。
 
 さて、協会と協会信者以外に、いったい誰が信じますかねー。
 
 元NHKアナウンサーで、定年退職後はフリーで相撲解説者などを長らくなさっている杉山邦博さんの論評は、貴乃花親方を頑なで幼稚だと切り捨てており、協会の保身姿勢には一切触れていません。
 ああ、この人って何十年経っても、相変わらずNHKの人なんだなあ、と残念に思いましたね。
 まあ、杉山さんは、例の“相撲取材証没収事件”で協会に逆らえなくなった裏事情が、あるいはあるのかもしれませんが……それでもねぇ。て言うか、むしろ、それならそれで世論を味方に闘うのが、相撲を愛する人の正しい姿勢だと思うのですが。この人、貴乃花親方関連では、完全に協会寄りだからなぁ。相撲の腐敗に協力してるんだもんなぁ。
 
 デーモン閣下の意見も伺ってみたいものの。
 閣下も、協会ベッタリのところがありますからね。何より、力士たち親方たちとの個人的付き合いが長いから、あんまり強くは出られないかな。“双羽黒廃業事件”のときには、はっきり「我が輩は北尾の味方である」と『オールナイトニッポン』で公言なさってましたけどね。
 とは言え同じ頃、大相撲の八百長に触れたリスナーの意見には「八百長などない!」と不快感まで表しておられましたが、ずーっとずーっと後になって八百長発覚事件にて力士たちが処分されてしまった。もちろん、近年になって急に「星の貸し借り」がなされるようになったはずもなく。て言うか、故・板井氏が告白した「自分が貸し借りのとりまとめをしていた」というのは、板井さんが現役の頃から誰でも知っていた情報。それでも閣下は全否定していた。
 ともあれ、協会が八百長に関わった力士・親方を処分した、と同時に「調査した以前には八百長など一切ない」と再度主張したあたりから、閣下の協会批判も切っ先が鈍ってきたように感じます。残念ながら。
 
 残るは、やくみつるさんだけかな。きっちり協会を批判してくれるのって。
 もう一人二人欲しいですね、戦力。やくさんだけじゃなあ……。(;^_^A
 
 協会は親方の退職届を「不備がある」と受領していないそうで。
 とすると、諭旨解雇とか懲戒解雇とかを考えてるのかな? 協会に対する裏切り行為で。何せ受理だと円満退職になりますからね。協会としては面白くなかろ。
 やるなら、やったらいい。たぶん親方は、それも見越してますよ。その展開で世論がどう感じるか、までをね。
 
 妖之佑の意見は、とっくに固まってます。
 ドロドロに腐りきった日本相撲協会に伝統ある相撲を継承する資格などない。潰れてしまえ!
 です。
 政府に強く望みたいのは、連中から「公益財団法人」の肩書きを取り上げてほしい、ということ。
 あんな利権に凝り固まった無教養肥満児集団を政府が支えてやる意義なんて、ないっしょ。私的団体として営利興行する分には誰も文句言いませんし言えませんし、好き勝手にすればいい。妖之佑はプロ野球が大嫌いですが、それでも連中の勝手だから否定まではしませんよ、悪口くらいは言わせてもらいますがね(笑)。
 それを税金面で優遇とかするから、揉めるんです。
 
 力士暴行死事件、八百長事件、賭博事件、そして現役横綱(発生当時)による傷害事件、さらには立行司によるセクハラ事件。
 いったい、どんだけ繰り返せば気が済むんですかね。
 って、ぶっちゃけ永遠に改善なんて無理だと思います。組織の解体以外に解決方法は、ない。
 
 ↑でも、あえて汚く書きましたが。
 しょせんは、周囲の大人たちのせいで中卒止まりの脳筋肥満児が、そのままおっさんになっちまった。そんな無教養デブだけで構成されている組織に知性を求めることそのものに無理がある。しかも、公益財団法人の肩書きで、メチャクチャ楽をしている。要するに世間知らず。まともな組織を期待するほうが、どうかしてます。
 完全な私的組織となって四苦八苦すれば、それこそ各プロレス団体などが日頃から直面している苦労あれこれを知ることになる。そうなることで大切なものにも気づく。人としても組織としても成長することでしょう。
 
 思えば、サッサと協会を辞めた小錦さんや曙さんは正しかったのかな、と。
 直せるはずのない手遅れなものを頑張って直そうとしてきた貴乃花親方は、あるいはドン・キホーテだったのかもしれません。
 
 


 
□2018-09-26 百鬼夜行
 
 
 いっかりやに、おっこられた♪
 
 


 
□2018-09-27 最乗寺道了尊大祭 (旧暦 葉月十八日)
 
 
 では、何をもって継承されるべき「相撲の伝統」とするか?
 
 というところが肝要となるわけですが。
 
 日本相撲協会の執り行っている大相撲が継承しているのは徳川の世にあった勧進相撲、とりわけ大阪ではなく江戸勧進相撲の流れでしょう。
 勧進相撲というのは、各神社が祭りの催し物として開催したもので、実質的にはカネ目的の興行。
 その勧進相撲の元となったのは各地方で行われていた土地相撲。これをムリクリ現代に照らすなら、プロレスの地方団体が近いかもしれません。土地相撲の力士を職業としていた者もいたそうですから、興行であったことは、まちがいない。
 この土地相撲から遡ると、どうやら公家による相撲節会と武家による武家相撲に分かれるようです。ともに時代の流れによって組織的におちぶれ、あぶれた力士たちが土地相撲を構成するに至ったらしく。
 武家相撲は武力鍛錬の目的で行われた、言わば純粋なスポーツ。
 一方の相撲節会は、公家側の武力鍛錬目的の他に、宮中の行事でもあったということで、神事の意味合いも大きそうですね。となれば、相撲の源流を探るのは、こちらの方でしょう。この相撲節会が現在まで各神社で行われる神事相撲の元となっているはずです。
 で、めんどくさいので(笑)一気に源流へと飛びますが。高天原軍団が日本列島を支配下にすべく進軍してきたとき、高天原側の建御雷神に対して、出雲の建御名方神(大国主の息子)が闘いを挑んでの一騎打ち。それこそが相撲の最初だったとされているはずです。結果は、ご存じのとおり建御雷神の白星。黒星となった建御名方神は信州諏訪湖まで逃げ延びた挙げ句に許しを請い、それが諏訪大社の由来となったのは有名な話。ついでに、諏訪湖の御神渡りは建御名方神が歩いてるんだぞ。
 
 というところで、ザックリまとめてみますと。
 
 
 
 葦原中国平定における史上初の相撲(建御雷神×建御名方神)
  ↓
 相撲節会→神事相撲(奉納相撲)
  | ↓        ↓
  | 武家相撲   女相撲、わんぱく相撲、泣き相撲……等々
  ↓ ↓
 土地相撲
  ↓
 勧進相撲
  ↓ ↓
 江戸 大阪
  ↓ ↓
 大相撲(+学生相撲、実業団相撲)
 
 
 
 こんな感じかな。
 いちおうは大相撲は直系ではあるんですけどね。でも、その直系が救いようのないほどに腐りきってるから困る。
 
 いったん江戸勧進相撲あたりに巻き戻すのが最善かもですね。となると、今は日本相撲協会と絶縁状態にある吉田司家の出番かもしれません。
 かつては横綱や立行司の免許を発行していた吉田司家。それが没落(要するに法人としての破産)を機に、日本相撲協会から切り捨てられて今に至る。吉田司家側は大相撲への復帰を望み続けているが、日本相撲協会は無視を決め込んでいる。
 
 ならば、吉田司家を軸にした、“正当な相撲の後継者”としての団体を立ち上げることは不可能ではないはず。
 この場合、日本相撲協会を「吉田司家から免許権を盗み取った不届き者」とする理論展開が必要です。いわゆる本家争いですね。実際、お金のなくなった吉田司家に対する日本相撲協会の態度は冷徹そのものであり、それまでの関係を台無しにする不誠実と言っても差し支えないと思われます。そんな根性の腐りきった団体相手であれば、吉田司家こそが大相撲の正当継承者であるとする主張も極めて正当なものと言えましょう。
 
 まあ、吉田司家が、そこまでゴタゴタを望んでいるとも思えませんが。
 いちおうは「国技としての相撲を継承するという日本相撲協会の正当性には少なからず疑問がある」という理屈は成立するでしょうね。
 
 継承する団体が複数あったほうが、互いに競って精進することになるので、全体にとって良い方向に進むはずなんですけどね。
 やっぱりね、独占はロクな結果になりませんよ。
 
 大貧民の革命ルールみたいな大どんでん返し、起こらないかな〜(魔笑)。
 
 


 
□2018-09-28 八せん終わり (旧暦 葉月十九日)
 
 
 わりと真面目に考えていること。
 
 一つめ。
 小中学校の授業に道交法を加えていただきたい。
 で、テストも実施していただきたい。
 で、合格すれば自転車の免許証を発行する、としていただきたい。
 当然、翌年のテストで不合格なら更新不可、再試験、とすべし。
 事情により学校でテストを受けられない子は、都道府県の公安委員会で受けられる、と。
 一時停止の「止まれ」標識の下に「自転車も止まれ」とあったのを見て、そう本気で思ったのだ。
 
 二つめ。
 小学校の授業に「受け身」を加えていただきたい。
 柔道でも合気道でもいいから実践で役に立つ受け身を必須科目にしていただきたい。
 九九の暗記のように、無意識に出来るまで、きっちり徹底して体に憶えさせてやっていただきたい。
 そうなれば、大人になっても転んで大怪我するのを防げるかもしれない、と日々感じているのだ。
 
 いじょ。
 
 


 
□2018-09-29 甲子 (旧暦 葉月廿日)
 
 
 むわったくの個人的メモ書きでございます。
 日記だから、いっか♪ と。
 
 なお、言うまでもないことですが、日記であり自分用のメモなので、内容の正確性については何ら保証はありません。見当違いのデタラメかもしれません。当然、責任など取れるはずがございませんし、取りません。
 そこんトコ、どうぞ、よしなに。
 
 
 
 
 
 6N2J について Web でウロウロと調べた件。
 
 6AX7 と同等であり 6N2P と互換性がある、というような出品記述が外国のサイトにあり(by ぐーさん翻訳)。
 ECC88 と互換性があるという記述が一件だけ日本の個人ブログにあり。
 
 6N2P は、ヒーター電圧が 6.3V であるという点を除くと、12.6V の 12AX7 とほぼ同じ特性を持っているそうな。まあ、6AX7 が、まさに 12AX7 の 6.3V 版という意味の名前だからね。
 であれば、6N2J も 12AX7 に近い性質かもしれない。12AX7 を4番5番のショートに接続変更することで 6N2J の代用にできるという話も、ここに理由がありそう。
 
 ECC88(欧州)の正式名は 6DJ8 。上位管に 6922(E88CC)がある。
 また、代替品として 6N23P(ソ連)や 6N11(中国)がある。
 
 これらを総合すると。
 6N2J は、6DJ8 の一族でも代用が効くように考えられる。これが正しい場合、もちろん 6N2J のヒーター電圧は 6.3V ということに。
 もしそうなら、なぜ回路図にて 6N2J 用のヒーター電圧が 12.6V と記述されているのかが疑問となる。名前の頭に「6」が来るのだから、ヒーター電圧は 6.3V なのが通常。単なる図面のミスだろうか? 中華の真空管ゆえルール無視なのだろうか? 無論のこと、6.3V 用のヒーターに 12.6V の電気を流そうものなら…………。
 
 なお、出品者や業者の中には球の互換性について不完全な情報やデタラメを言う所もあるので要注意(だから、↑に示した外国サイトの記述も半信半疑)。
 6N2P を ECC83(12AX7)の互換球だなんて、よくもまー。
 
 6N2J が、まるで“謎の球”だから、こんな右往左往することに。(;^_^A
 
 けっきょくのところ、実機の回線を電圧計で測定するのが手っ取り早いと思われ。
 どなたか知識と技術のある所有者のかたが実行して、Web に結果を載せてくんないかなぁ。
 
 


 
□2018-09-30 (旧暦 葉月廿一日)
 
 
 29日付、朝日新聞の土曜版「be」にあった記事から誤用例を引用させていただきます。
 
 
 
「間が持たない」←「間が持てない」
「押しも押されぬ」←「押しも押されもせぬ」「押すに押されぬ」
「怒り心頭に達する」←「怒り心頭に発する」
「足もとを掬う」←「足を掬う」「足元を見る」
「過半数を越える」←「半数を越える」「過半数を占める」「過半数に達する」
「愛想を振りまく」←「愛嬌を振りまく」
「恨み骨髄に達す」←「恨み骨髄に徹す」
「思いもつかない」←「思いもよらない」「思いつきもしない」
「乗るか反るか」←「伸るか反るか」
「熱にうなされる」←「熱に浮かされる」
「上や下への大騒ぎ」←「上を下への大騒ぎ」
「後ろ足で砂をかける」←「あと足で砂をかける」
「屋上屋を重ねる」←「屋上屋を架す」
「微に入り細にわたって」←「微に入り細を穿って」
「薄皮をはぐように」←「薄皮をひくように」
「合いの手を打つ」←「合いの手を入れる」「相槌を打つ」
「的を得た」←「当を得た」「的を射た」
「二の舞を踏む」←「二の舞を演じる」「轍を踏む」
「舌づつみを打つ」←「舌つづみを打つ」
「火蓋が切って落とされる」←「火蓋を切る」「幕が切って落とされる」
「寸暇を惜しまず」←「寸暇を惜しんで」「骨身を惜しまず」
「雪辱を晴らす」←「雪辱を果たす」「屈辱を晴らす」
「嫌気がする」←「嫌気が差す」
「明るみになる」←「明るみに出る」
「新規巻き返し」←「新規蒔きなおし」「巻き返しを図る」
「目鼻が効く」←「目端が利く」「目鼻が付く」
 
 
 あー。
 妖之佑も、やっちまってるのがありますね。(;^_^A
 ただ、意味を理解していれば予防できる誤用も、わりとあります。
 いくつか例を挙げますと。
 
「足を掬う」は、相撲の決まり手「小股掬い」を思い出せば判りやすいですね。相手の足を取るべきなのに足元ばかり探っていては倒せるはずがない(笑)。
「過半数を越える」は情けないことに選挙報道で乱用されてるよなー。「過半数」とは「50%を越えた」状態のことであり、50%ではない。越えた状態を越えるなど永遠に不可能。動くゴールを追いかけるようなものです。
「後ろ足で砂をかけた」ら、その人は常に四足歩行ということで(爆)。
「薄皮をひく」のは実は魚の捌きかただそうです。確かに、魚をおろす際、身から皮を剥ぐことを「ひく」と言いますね。
「二の舞」の「舞」とは演舞のことですから踏んではいけませんわなー演じないと。
「舌鼓」は、ちょっと判りにくいかな。鼓というのは和楽器のあれです。肩に載せて「いよーっ」とか言って「ポンッ」と鳴らす糸巻きみたいな形のヤツ。で、舌鼓は落語で何か食べるシーンのある演目を観ると露骨にやってくれるので判るんですけどね。「づつみ」という楽器は、ないですからねえ。
「火蓋」は火縄銃のパーツです(フリントロック銃にもある)。点火用の火薬を火皿に入れて蓋をして携行する。で、撃つ際に蓋を開けて、そこに火縄が落ちて点火、発射の流れ。ここでの「切る」は「開く」の意。「切って落とす」のは舞台の幕。シーンによっては、張ってある幕を上から一気に落とす演出がありますよね。あれのことです。
「新規」云々は漢字から判るように、作物の育成に失敗したので種蒔きの段階からやりなおす、という意味だそうな。
 
 記事にもありますけど、そこまで目くじら立てることもないかな、というのもあるのかもしれません。言葉は生き物であり、常に変化し続けるものですから。
 が、例えば報道記事やニュース原稿を書く人が、そんな、なあなあな姿勢では困りますね、やっぱり。
 創作系であっても文筆を目指す者は、やはり知ってないとあかんでしょ。そもそも執筆とは言葉の意味一つひとつを汲んですることですからね。そのうえで、例えば台詞や語り言葉で意図的に使うのは、もちろんアリ。
 他愛のない雑談とかで、いちいち校正するのは大人げないですが。きちんとした文章・文書では、やはり正しいとされる表現を優先すべきだと思うのです。とりわけ、何かしらの形で言葉に関わる立場の人は、無視してはならぬことではないかと。同じ誤用でも、知ったうえで使うのと、知らぬままに使うのとでは、意味合いがまったく違いますから。
 
 ATOK による漢字変換だと言葉によっては訂正の警告を出してくれますから、むしろ手書きよりPCで作成した文書のほうが案外と誤用は生じにくいんじゃないかなと、逆に面白く感じていますよ。
 
 

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