2017年9月


 
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□2017-09-01 二百十日 (旧暦 文月十一日)
 
 
 そろそろ足を洗おうと思っているのに。
 
http://special.goodsmile.info/miku10th/
 
 足抜けさせてくれない(爆)。
 
 
 
 尼の予約が代引き不可になったのは不便。長年けっこう貢献した客の一人という自覚があるだけに、尼には裏切られた気分だよ。
 まあいいさ。お客に優しい店に移るだけだから。
 
 


 
□2017-09-02 (旧暦 文月十二日、草市)
 
 
 申すまでもなく、今の妖之佑は Vivaldi をメインのブラウザに使っています。
 で、ネット上にアップされている動画を保存する際には、歌うキツネさんで紹介されていた「Download YouTube Videos as MP4」を使っていました。
 
 ところがぎっちょん。気づけば落とせなくなっているではありませんか!
 あーもしかして。この間、Vivaldi が大幅な仕様変更をしてきたから、その影響かもしれません。なら、拡張も最新版に更新すればいいか。
 と思い飛びました。
 
「Download YouTube Videos as MP4」そのものが配布を止めている、もしくは止められている模様ですが何か?
 orz
 
 さて困りました。
 このままでは気に入った動画を落とせません。
 
 とりあえず、Opera 用の拡張配布ページをウロウロします(歌うキツネさんの説明にあるとおり、Opera 向けの拡張を力業で Vivaldi に入れるのですよ。それが動くかどうかは運次第〜♪)。
 お? 「HD Youtube Downloader」? 名前からして、それっぽい。
 早速、入れてみましょう…………大成功、使えます。
 
 ああ、よかった。
 
 
 
 
 
 以上、自分用のメモ。
 
 


 
□2017-09-03 天一天上 (旧暦 文月十三日、迎え火)
 
 
 うわあっ。
 
 ヤマハの SR400 が生産終了だって!?
 
 同じく単コロのエストレヤ終了にもショックだというのに、これは強烈。
 
 自分は車検の関係もあって、「もしも買うなら」という仮定の話でも、あえて候補から外しはしますが。
 良いバイクであることは、まちがいなく。永く続いて、好事家たちを楽しませてほしい車でした。
 
 OHV か SOHC の単気筒ってのは、もうバイクの基本でしょ。基本を失ってはダメなんですよ(涙)。
 バイクに DOHC なんて邪道!(冗談です)
 
 今は考えていませんし、可能性としては低いですが。
 それでも、できることなら、またバイクに乗りたいって気持ちはあって。そのときのためにも、トラディショナルなバイクには生き残ってほしいのですよ。
 
 ヤマハが意地を通せなくなるくらいに売れてないんですかねぇ……バイク。
 モンキーが終わり、エストレヤが終わり、そして SR400 が終わる。
 昔のバカ売れしていた時代が嘘か幻のような枯れ様です。まさに「砂の惑星」ですね。誰か「砂漠に林檎の木を植え」てくれないかな。
 
 


 
□2017-09-04 (旧暦 文月十四日)
 
 
 31日に書いた万年筆に関する妄想。
 読み返すと、不足だらけの間違いだらけですね。(;^_^A
 
 間違いのほうは、こっそり直してますが(苦笑)。
 不足分までは、さすがに、こっそりと書き足すというわけにも。
 
 なので、ここで補足します。
 なお、お金の関係で(笑)、妖之佑には少しの万年筆しか使用経験がありません。ですので、あくまでも知識のみによる記述です。まあ、これは日記であり妄想なので、それでもいいかなと。
 なので、そこんトコは、ご寛大なご容赦をお願いしますです。m(_ _)m
 
 
 
 31日に書いた趣旨では、万年筆の選択というより、万年筆の軸の選択になってました。それも機能面でのみの選択。要するに、吸引式かコンバータ式かカートリッジ式か、ということね。
 万年筆を道具としてだけ見れば、これでいいのですが。道具+α、つまりアイテムとして考えると、この視点だけではダメ。
 
 軸選びの、もう一つの重要な要素は軸の素材ですね。
 道具としては手触り感や重さ軽さにも関わりますし、あと見た目も永く愛用するには大切な点。
 
 軸の素材で、もっとも多いプラスティックは置いといて。他の主要な素材としては、エボナイト、セルロイド、木(ブライア、屋久杉……等々)、ステンレス、銀無垢あたりかな。
 エボナイトは、かつての万年筆軸の定番中の定番。伝統的と言っていい。
 セルロイドは軽さと、彩りの華麗さですね。
 木は手触りと高級感。
 ステンレスは重さ(筆圧不要、重さだけで書ける)。
 銀無垢は、重さに加えてのステータス性。
 実用性と見た目で上手くバランスを取って、自分にとって理想の軸素材を探せばいい。ただ、31日にも言ったとおり、吸入式となると素材の選択肢も、かなり狭いのですがね。
 
 とりま、構造と素材を考慮して「これだ」という軸を決める。と。
 
 で、軸と並んで重要なのがニブ、つまりペン先です。
 ざっとペン先の種類を挙げてみますね。
 
---------------------------------------
 
パイロット
 
 MS(ミュージック)……楽譜用特太字
 C(コース)……特太字
 BB(ブロード・ブロード)……極太字
 B(ブロード)……太字
 SU(スタブ)……太字⇔中細字
 M(ミディアム)……中字
 SM(ソフト・ミディアム)……軟中字
 WA(ウェーバリー)……軟中字・全角度
 FM(ファイン・ミディアム)……中細字
 SFM(ソフト・ファイン・ミディアム)……軟中細字
 FA(フォルカン)……毛筆
 F(ファイン)……細字
 SF(ソフト・ファイン)……軟細字
 EF(エキストラ・ファイン)……極細字
 PO(ポスティング)……極細字
 
 ジャスタス……軟度調整
 
 
プラチナ
 
 MS(ミュージック)……楽譜用超極太
 C(コース)……極太
 B(ブロード)……太字
 M(ミディアム)……中字
 SM(ソフト・ミディアム)……細軟
 F(ファイン)……細字
 EF(エキストラ・ファイン)……極細
 UEF(ウルトラ・エキストラ・ファイン)……超極細
 
 
中屋
 
 Music……楽譜用
 極太
 太
 中軟
 中
 細軟
 細
 極細
 超極細
 
 軟ペン加工
 
 
セーラー
 
 MS(ミュージック)……楽譜用
 Z(ズーム)……細字⇔太字
 B(ブロード)……太字
 M(ミディアム)……中字
 MF(ミディアム・ファイン)……中細
 F(ファイン)……細字
 EF(エキストラ・ファイン)……極細
 
 ふでDEまんねん……毛筆
 
 キングコブラ……毛筆
 キングイーグル……超極太
 クロスポイント……極太
 細美研ぎ……超極細
 
 コンコルド
 エンペラー……巻きペン先
 長刀研ぎ……毛筆
 
 21金
 
 レフティ……左利き用
 
 
モンブラン
 
 OBB(オブリークBB)
 OB(オブリークB)
 OM(オブリークM)
 
 クーゲル
 
---------------------------------------
 
 ざっと挙げました。
 ただ、オブリークはモンブランの専用ということもなく、欧米の他社にもあるそうです。が、現在ではモンブランが主流らしく。
 
 さて。「極太」やら「細字」やら読んで判るものは放置しまして。
 独特なのだけ、大雑把にグループ分けしてみますね。
 
 スタブとズームは日本語を書くのに特化したものです。縦線が太く、横線が細い。
 本来の目的が楽譜記入であるものの、特性が似ているらしいミュージックも、この仲間に入れていいかもしれません。
 欧米のオブリークはアルファベット向けですが、考えかたは同じですね。
 
 毛筆のように書く目的のペン先の代表がセーラーの長刀研ぎでしょうね。それから、ふでDEまんねん。長刀研ぎは受注停止中、ふでDEまんねんはペン先と言うよりも完成したペンとしての名称。
 同じく毛筆調にもできるようペン先を柔らかくする加工として、左右をそぎ落とす方法があります。これが、フォルカンと軟ペン加工。フォルカンは製品ですが、中屋の軟ペン加工はペンの注文時に追加依頼するもの。
 
 先端が嘴のように下へ向いているのが、ポスティングとコンコルド。
 ただし、コンコルドは受注加工であり、現在は受付していないそうな。て言うか、セーラーの特殊加工すべてが停止中。
 
 ペン先の背中に、もう一枚あてがう方法が、ジャスタスとエンペラー。
 違うのは、ジャスタスがペン先の軟度を調整する目的なのに対し、エンペラーは支えると同時にインクを溜めるもの。
 ジャスタスは完成されたペンとしての名前。エンペラーは、これまた停止中かな?
 
 セーラーのもう一つのご自慢である 21金は、14金や 18金に比べて金の含有量が多い分、柔らかい。つまり軟ペン先。
 同じようにペン先そのものを柔らかくしたのが、中屋の中軟と細軟。これに軟ペン加工を追加して、さらに柔らかくすることも可。
 
 モンブランのクーゲルはペン先先端のイリジウムを球形のままにしたもので、ペンを裏返しても書けるそうな。
 
 
 これだけ豊富な種類があるのだから選びたい放題…………とは実はいかなくて。
 先のペン軸との問題。
 
 つまりね。
 豊富とは言え、特殊なペン先は、付いている軸つまり製品が限られるのですよ。
 例えば、国内でもっともペン先の種類が豊富なパイロットであっても、そのすべてを選択できる品は、カスタム742 とカスタム ヘリテイジ 912 の二つのみ。次点がカスタム743 、さらに下がってカスタム74 とカスタム ヘリテイジ91 。インク吸入式のカスタム823 は B・M・F の定番三種類のみ、カスタム ヘリテイジ92 でも四種類しか選べず、特殊ペン先には対応してくれません。しかも、「なら、カスタム742 でペン先を揃えよう」などと思っても軸が二色しかなく、しかも全ペン先に対応は黒軸のみ……なんでだよ。揃えたとしても、パッと見で判らず、ややこしくなるやん。
 他社も似たような状況です。プラチナも MS の対応品が限られ、しかも軸は黒しか選べない。あれだけ軸の種類が豊富なセンチュリーだと言うのに、もったいないなぁ。まあ、ご自慢の UEF がセンチュリーの色々な軸で選べるだけ、パイロットよりは、ずっと良いのですが。
 
 なので、ペン先の選択肢が多くても、軸と一体になった完成品となると、選べる範囲が一気に狭まってしまうのです。
 残念なことです。
 
 これに対応すべく、万年筆専門店の中にはペン先の付け替えを受けてくれる所もあるそうです。あるいは付け替えたペンを販売してくれる。これですと、例えば、カスタム823 に 743 用のスタブやコースを、という願いも叶うわけですね(とある専門店を通して、カタログにはない特殊ペン先が付いた特別なパイロット正規品も手に入るらしい)。付け替えた場合、たぶんメーカー保証はダメで、店舗独自の保証になるでしょうが。
 面倒かもですが、メーカーに頑張っていただきたい点ですね、これ。
 
 ということで、ペン先から選んでも、ペン軸から選んでも、完成品の時点で縛られてしまうのが、難しいところなのです。
 そうなると、こだわる人は既製品を諦めて特注に走ってしまうのかな。
 でも、ペン先の豊富さではパイロットが一つ抜きん出てるし、今は停止中とは言えセーラーには長刀研ぎがあるし。国内大手三社を外すことは難しいですよ。
 なので、ペン先、ペン軸それぞれにこだわりがあれば、それぞれを満たす複数品を選ぶしかなさげ。
 
 
 
 結論。
 万年筆で「理想の一本」だけを選ぶのは、大金持ちが名職人に完全オーダーする以外には、まず無理。せめて「理想の三本」くらいにしとけ(爆)。
 
 


 
□2017-09-05 (旧暦 文月十五日、盂蘭盆、中元)
 
 
 まーよーするにあれだ。
 
 パイロットのカスタム URUSHI 。
 これが吸入式になってニブもいろいろ選べるなら、妖之佑にとってほぼ百点満点、理想の万年筆になるのだよ。
 
 もしも実現するなら、モンブランもペリカンも目じゃねーぜ。
 
 
 
 マジで、やってくんないかなぁ。
 パイロットさんよぉ。
 
 


 
□2017-09-06 望 (旧暦 文月十六日、送り火、藪入)
 
 
 かなり前、TV番組で紹介されていた、エボナイトを使った手作り万年筆の職人さんが、東京、仙台、鳥取のお三方だったのですよね。
 当時は万年筆に対する気持ちが希薄だったこともあって、すぐに忘れてしまい、今は記憶が正しいかどうか怪しいところではあるのですが。
 たぶん、東京・川窪万年筆店、仙台・大橋堂、鳥取・万年筆博士、だったのではないかと思います。
 この三店の品も、いつか欲しいですね。「いつか」なんてのんきに言ってるうちに、職人さんが引退、あるいは妖之佑の存在が消える、で実現できなくなりそうですが(汗)。
 他にはセルロイド軸の大西製作所、木軸の平井木工挽物所が有名処のようです。どっちも良さげですねー。
 
 などなど。
 欲望からくる妄想は終わることなく続く(笑)。
 
 


 
□2017-09-07 白露 (旧暦 文月十七日)
 
 
 呉竹の万年毛筆にも興味あるんだよな〜。
 
 


 
□2017-09-07 百鬼夜行
 
 
 声が小さい。
 
 


 
□2017-09-08 (旧暦 文月十八日)
 
 
 リドリー・スコット監督は、『ブレードランナー』を何度も改変したり、『プロメテウス』で大コケしたと巷で聞いたりで、才能ゆえの迷走監督ってイメージが強く、不安ではあるのですが。
 それでも興味ありますよね、『コヴェナント』。
 観たい気もするけど、ガチな仕上がりなら劇場でだと心身を壊される(苦笑)。実際、第一作目『エイリアン』は本当に心臓に悪かった……。
 
 


 
□2017-09-09 (旧暦 文月十九日)
 
 
 最初の頃は「またゴシップ誌がデタラメを好き勝手に書いて煽ってる」とか思われていたのが。
 気づけば明確に解散へと話が進んで、終わってみれば、三人は九月に事務所を辞したという結末。ほぼすべてがゴシップ誌の予言どおりになりました。
 まさに「火のない所に煙は立たない」。
 
 
 この事実を踏まえますと。
 同じ事務所がらみのゴシップ誌情報「ニチアサの戦隊とライダーが移動してフジの海賊らと時間が被るのは、あの事務所のゴリ押しだ」という話も、あながちデタラメではないように思えてきました。
 それが真実であるならば、結論は、ただ一つ。
 
 あんな事務所、
 つぶれてしまえっ!

 です。
 特にね、子供の視聴者層には大問題なのだそうですよ。
 録画しといて後で観ればいいというのは、子供にはたいした慰めにはならないんだそうで。ウチはTVをネットに繋いでないので理解していないのですが、時間が被ると両方観たい人にはいろいろ不便らしく。
 
 この情報のせいでか、ニチアサ好きから悪人扱いされているH山さんこそ、お気の毒でしょうね。事務所の言うままにしてるだけでしょうから。
 まー中には「ゴリ押しの張本人は東Yだ」という話までありますが。
 
 


 
□2017-09-10 (旧暦 文月廿日)
 
 
 新型ジムニーの情報が、あれこれと出てきてますね。
 一時期は、テスト走行のスクープ写真から「大きすぎる。海外向けのみの新型じゃないのか?」とか「モノコックになっちまってないか?」とかの不安な声がありましたが。
 どうやら軽もちゃんとあり、ラダー健在のようで、ひと安心です。
 
 そんな中。パジェロミニも復活するという話が巷に出てきました。このタイミングでって……偶然かな? わざとかな?
 まだ噂の段階でしょうが、聞くところによると4ドアのSUVになるらしいとか。
 かつてのパジェロミニは、パジェロのファンから「パジェロを名乗るな」と批判されたそうで。理由は、街乗り重視&悪路性能妥協のセッティング。パジェロを名乗るなら悪路走破性能を優先しろよ、という落胆の声だったのでしょう。言葉は悪いですが、見た目に騙されて買ったもののクロカンに全然使えなくて怒ったユーザーさんもいたのかもしれません。命名とデザインにおいて、ジムニーをライバル視したのが仇になったということかな。
 ミニのことは見た目だけしか知りませんが、フロント・グリルつまり顔のバリエーションを増やして売る手法を胡散臭く感じてました。あと、四駆の車種だと思ってたら二駆まであったりと……あれはさすがに、ねぇ?
 で、復活するという噂のミニは、それを教訓としたのか、もっとはっきり街乗り重視を前面に押し出すようで。たぶん、ライバルはジムニーではなくハスラーなのでしょう。そもそも初代から街乗り重視の内容に即したデザインと名前にしてれば叩かれなかったのにねぇ。
 あ〜、つまりは復活しても「パジェロ」を名乗る限りは、真性のパジェロ派からは叩かれ続けるのかな?
 ともかく、パジェロミニの復活が活気に繋がるなら何だって良いですよ(笑)。
 
 


 
□2017-09-11 二百二十日 (旧暦 文月廿一日)
 
 
 知ってる人は知ってることですが。
 1970年に初代が発売されたジムニーは現在に至るまで、フルモデルチェンジを二度しかやっていません。
 一度目は 1981年。二度目は 1998年。この二回だけ。
 
 とは言え。
 これは、あくまでもスズキがそう言うだけのことで。
 
 ユーザー側視点で言わせていただければね。
 2サイクルから4サイクルに、しかもボディ形状も大幅変更になった SJ30 → JA71 のマイナーチェンジ。
 さらに、まったく別モノと言える JA11 へのマイナーチェンジ。
 これらだって、実質的にはフルモデルチェンジだと言ってもいいくらいなんですけどね。少なくとも外見的には、マイナーチェンジでも「別人か!?」ってほどに激変するのがジムニー。スカイラインR30 から R30鉄仮面への変身なんて可愛いものです(笑)。
 
 そう考えると。
 この十九年間、マイナーチェンジを重ねながらも外見的には、ほとんど変化のなかった現行 JB23 は凄いですね。
 
 新型が良い方向に変わっていることを強く願ってますよ。
 
 


 
□2017-09-12 三隣亡 (旧暦 文月廿二日)
 
 
 そんなこと言ってたら。
 
 FJクルーザーが終わるって?
 マジですかー。
 
 良いデザインだったし、決して悪い車ではなかったと思うんですけどねー。
 肥大化・高級化しすぎたランクルに困っていた層の受け皿としても、ほぼ理想的な車だったのではないかと(個人的には、これでディーゼルがあればと思うものの、メインが北米向けでは仕方なく……)。
 
 後継車が出るのかどうか。
 出るとして、変なデザインにならないかどうか。
 
 何せトヨタのやることだからなぁ……ハズレ率、高いんだよなぁ。
 
 


 
□2017-09-13 下弦 (旧暦 文月廿三日)
 
 
 月一恒例の Windows Update 。
 最近は、Win 7 に関して平穏が続いているようで善哉善哉。
 
 一方の Win 10 は、どうなんでしょうね。
 1607 では散々でしたが、1703 では改善されたのかな? まだ今月の分をやってませんので、怖いです。(;^_^A
 
 で。
 Win 7 は平穏。とは言いましたが。
 10 が出て以降、7 や 8.1 も 10 同様の“内通者”とすべく、MS社はテレメトリなどというものを修正パッチに混ぜて寄越しているそうで。抱き合わせ? 混入? ともかく、ユーザーに黙ったまま……いや違うな、「問題が修正されます」の文言で一服盛る姿勢が、さすがMS社。
 そこで巷では、対抗策として、マンスリーなど自動配信されているブツを無視、カタログからセキュリティ・パッチだけを落としてきて入れるという手間をかけているそうな。
 これはこれで面倒だと思いつつ、そこは素人ゆえの悲しさ、何となく流されてきましたが。でも、テレメトリそのものは気色悪いんですよね。
 
 などと悶々としながら Web をふらふらしていましたところ。
 お役立ちになりそうな記事に出会いました。
 
https://i-bitzedge.com/tips/configure-windows-10-services
 
 記事は 10 に関するものですが、 7 でも使える手ですね。
 ↓では、まんま 7 のテレメトリに関して書かれています。
 
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1937915.html
 
 同じ方法ですね。
 早速、試してみました。
 ついでにサブ機の 10 でも、やっておきました。10 にしてから重たくなったサブ機が、これで少しでも軽くなると良いのですが。
 
 


 
□2017-09-14 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 Flash Player がセキュリティ対応のついでに(笑)、26.0 から 27.0 になったんだけど。
 
 いきなり激重なんですけど!?
 アプデするまで無問題だったページでフリーズするんですけど!?
 
 Adobe って、本当にバカなんですか? バカなんですね。そうかバカなんですよね。
 
 ったく。
 もうじき Flash そのものが終わるって、Adobe 自ら公言したんだから、もうこれ以上の ver. アップなど無意味でしょ。
 セキュリティ修正のみのマイナー・アプデに徹すればいいのに、なんで ver. を上げてくるかな? 重たくするかな?
 やっぱりバカなんだよね?
 
 


 
□2017-09-15 (旧暦 文月廿五日)
 
 
 やれ慌ただしい。
 
 今度はハイラックス復活ですか。
 FJクルーザーとは性格が違いすぎますが、ひょっとして「選手交替」の意味もあるのかな?
 
 この流れにのって、三菱も、パジェロミニだけでなくジープを復活させては、いかがでしょ。
 ライセンス切れてて難しい? 再契約も困難?
 なら、パジェロを徹底的にハード仕様にした幌車を出せばいいよ♪(無茶言うわー)
 
 


 
□2017-09-16 鶴岡八幡宮流鏑馬 (旧暦 文月廿六日、廿六夜待ち)
 
 
 松村さん、リバウンドしないといいんですけどねぇ。
 あの人の場合、健康つーか命すらかかってますから。
 
 いやだって、ほら、あそこってば。
 慎吾ちゃんとか、森本さんとか、赤井さんとか、天野っちとか、AKBの人とか…………ごにょごにょ。

 


 
□2017-09-18 社日、天しゃ (旧暦 文月廿八日)
 
 
 とある通販サイトで、お客に「急がない」選択肢を提供しているそうで。
 尼の即日配達と真逆のオプションですね。
 
 妖之佑は常々、尼の早すぎる対応に疑問を抱いていました。
 即日配達が必要な状況もあるでしょうが、通常の買い物なら数日くらい待てますよ。一週間でも余裕。なのに、即日にしなくても翌日や翌々日には届いてしまう。しかも購入金額によっては送料無料。運送会社にどんだけ無理させてますか? と思うのです。
 結果として、しわ寄せを受けた宅配業者がブラック化しているわけですし。
 
 JRを利用するとき、けっこう貨物列車を見かけますが。ガラガラですよね、貨車が。あれ、もったいないと思ってます。
 ここは昔に戻って、貨物列車を積極的に利用してはどうでしょう。
 詳しいことは知りませんから、素人が思いつくまま出鱈目を言いますが。コンテナ単位で賃貸契約して、それで「急がない」荷物を運ぶ。あれだけ日常的にガラガラなんだから、JRだってお値打ちに利用させてくれるんじゃないですかね。
 そうすることで、高速をひた走るトラックの負担が減り、お客には送料の差別化で還元する。みんなで幸せになる方法のように思うんですけどね。
 どのみち、貨物列車は空でも走り続けてるんですから、それを利用しない手はないと思うなぁ。
 
 急がない運送会社とか、いいじゃありませんか。
 ねぇ?
 
 


 
□2017-09-19 百鬼夜行
 
 
 静かにしろ!
 
 


 
□2017-09-20 朔、彼岸入り (旧暦 葉月朔日、八朔、穂掛け)
 
 
 GRって何のことかと思いました。
 つか、トヨタにはTRDがあるし社外にトムスもあるのに、さらに要りますかねGRなんて?
 
 日産のニスモ、スバルのSTi、かつてのマツダスピードなど、スポーツ&レースのブランドは各メーカーそれぞれに一つで充分に思います。
 TRDと違ってGRはマイルド(=見てくれだけ)だというなら、それこそ無意味ですし。普通にTRDで、あかんのか? 車好きって、けっこう子供だから、パーツにTRDの正規エンブレムが付くだけでも無邪気に喜びますよ、たぶん(オイラなら、ニスモのキーホルダーとか貰ったら喜ぶな、まちがいなく)。
 
 迷走してるなぁ、トヨタ。
 
 


 
□2017-09-21 (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
 だから妖之佑は常々、できるものなら西海岸に移住したいと言ってるのですよ。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170921-00010005-newsweek-int
 
 残念ながら日本じゃ、あと百年かかってもできない法律です。
 日本のお偉いさんがたと違って、西海岸は物事の本質をきちんと見極めていますね。だからこそ、こういう法律が成立する( U.S.A. でも、東海岸や南部だと、こうはいかない。内陸部は知らん)
 ケネル・クラブが批判しているそうですが、ケネルなんて犬の耳や尻尾を切って、それが「正しい姿」だとかぬかす集団ですからね。相手にする必要ないでしょ。
 
 日本じゃ百年かかっても無理とは言いましたが。
 欧米からの強い外圧があれば、日本でもあっさり成立する可能性はあるな。うん。
 
 


 
□2017-09-22 八せん始め (旧暦 葉月三日)
 
 
 何の脈絡もなく解散とか言い出しているそうですが。
 
 これで安部が勝つなら、日本の有権者の頭蓋骨には生ゴミしか詰まっていないことになりますね。
 
 


 
□2017-09-23 秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月四日)
 
 
 唐突な、そして古い話題。
 
『県立地球防衛軍』のOVA。
 あれ、一巻しか出ておらず、しかも正味一時間もなかったはずなのですが。えらい豪華な代物でしたよね。
 シャアにアムロにブライトにスレッガーにララアにロベルトにカクリコンにブルマに亀仙人に神様にバッファローマンにデビルマンにラリー・シァイアンにセーラー・ヴィーナス……当時の新人レベルがいないよ。
 音楽は『マクロス』第一作目の人、脚本はアニメのみならず平成『ガメラ』まで書いたあの人。
 
 制作費かけすぎて元が取れなかったかもしれんなー。
 だって、売れたら続編が出ただろーが。
 
 まあ言っちゃあアレですが。
 あの監督氏の力量では、原作の魅力すら引き出せずに終わるのが観る前から判ってましたとも。氏の『うる☆』での“実績”を知る視聴者の一人としてはね。
 監督の人選のみ失敗してたんだよな、あれは。
 
 当時、LDを買ったんだから、これくらい言わせてくれ。
 
 


 
□2017-09-24 三隣亡 (旧暦 葉月五日)
 
 
 あ? そういうこと?
 
 今の極東情勢で政権を選択するなら左は無理、右側でも普通の右ではなく戦時内閣レベルでないとまずい。
 ということは、今、総選挙をやれば与党の圧勝。
 
 そういう計算?
 
 
 
 
 
 あー、やっぱり東京五輪なんて幻想だよなー。
 つーか、自分の老後とか心配しなくて済みそうだー。
 
 わー、死にたくねー。
 
 


 
□2017-09-26 彼岸明け (旧暦 葉月七日)
 
 
 しばらく途切れていた「一つだけ選ぶなら」シリーズ(笑)。
 今日はカメラにしましょう。
 
 
 
 と思って、はたと気づく。
 カメラって「一つだけ」に絞れないアイテムに入るんじゃね?
 って。
 
 常に最新機種を選ぶべきデジタルは、この際、置いとくとしても。
 
 フィルム式は、そのフォーマットでも用途が分かれるうえに、それぞれのタイプでも需要が割れる。
 大雑把に例えると、一眼レフは望遠向き、距離計連動式は広角向き、スタジオ撮影ならブローニー、静物撮りにはモノレール、みたいな。
 
 さてどうしましょ。
 それでも、あえて一つを選ぶなら……レンズ交換式になりますよねぇ。そのうえで、ある程度の汎用性と携行性を求めるとなると、135フィルムに絞るべきですか。
 とすれば大きく分けて、一眼レフかレンジ・ファインダーか、となる。
 とは言え、レンジ・ファインダーは中古を含めても選択肢が少なく、しかも全盛期ならともかく今現在の視点では、性能追求より趣味性が強い。ぶっちゃけ、ライカかコンタックスかの、ほぼ二択になっちまう。話にならん(笑)。
 ということで、レンジ・ファインダーは語るだけ無駄。ライカでもライツ・ミノルタでもコンタックスでもニコンでもキヤノンでも京セラ・コンタックスでもフジでも、めいめいで惚れたの選べ(爆)。
 
 で、もう一方の一眼レフ。
 こちらもねー。今の状況では狭いんだよねー。少なくとも、フィルム式でAEやAFを選ぶメリットは、かなり少なくなったと思われ。それやるならデジタル行けって感じ。古いAEやAFはメンテ面での不安もあるし。
 つまり機械式に絞られるんですよね、妖之佑の考えでは。
 
 と、ここまで来て、ならば妖之佑がニコンの New FM2 を選ぶと思ったら、実は残念賞。
 いえ、かつては、まちがいなく妖之佑のフェイバリット機であり理想の一台だったのですよ、New FM2 。
 しかしながら、知識を得るにつれ FM2 は下位に落ちました。理由は耐久性の問題。そもそも妖之佑ならずとも FM2 を選ぶ人は、完全機械式で 1/4000秒を実現した、シンプルかつ高性能かつ電池要らずで丈夫で長持ち、という質実剛健なコンセプトを評価したはずです。
 が、実は FM2 には深刻な持病がありました。「FM2 シャッター チタン幕」とでも、ぐぐっていただくと背筋の凍る写真と文章に出会えるかもしれません。ふっふっふっ。
 で、まあ…… 1/4000秒やシンクロ 1/250秒にこだわらないなら、別に FM2 でなくても良くね? と思考に変化が生じてしまったのですよね。具体的には FM で充分やろ。と。
 なので、現時点で妖之佑が選ぶ一台は、ニコンの F2 になっています。ただし、唯一絶対的というほどでもなく。FM でも良いし、別にニコンにこだわらなくてもいい。ペンタックス MX やオリンパス OM-1 、フジカ ST801 も充分にアリ。
 
 けっきょく絞り込めてないんだよね。orz
 
 
 
 なお、触れたついでに書いておきます。
 FM2 と New FM2 との違いについて簡単に。
 
 FM2 は、ハニカム・パターンのチタン幕シャッターによって最高速 1/4000秒および、シンクロ 1/200秒を実現。ダイアル上で「4000」と「X200」が隣り合っている。
 New FM2(前期)は、シンクロを 1/250秒に上げた。シャッターはハニカム・パターンのチタン幕。当然、ダイアルから「X200」のポジションは消える。
 New FM2(後期)は、シャッター幕をアルミに変更(例の持病対策と思われる)。この改良により独特のハニカム・パターンが、なくなった。
 FM2/T は、New FM2 後期型の外装をチタン化したもの。
 
 で合ってるはずです。つまり、New FM2 には大きく二タイプあるということですね。
 巷の某知恵袋などなどで「FM2 でチタンだったシャッター幕をアルミに変更したものが New FM2 だ」などという嘘回答をしている知ったか阿呆がチラホラいます。いかにも「自分は歩く事典だ」と言わんばかりの偉ぶった長ったらしい文章なので騙される人もいるかと思いますが、バカの言うことを信じてはいけません。
 ちなみに、妖之佑の New FM2 はハニカム・パターンです。嬉しいんだか怖いんだか。(;^_^A
 
 
 
 まあ、そんなところで。
 駄文でございました。
 
 


 
□2017-09-27 小田原道了尊大祭 (旧暦 葉月八日)
 
 
 性懲りもなく「もしも一つだけ選ぶなら」シリーズ(笑)。
 今回はラジオと行きましょう。
 
 
 あらかじめ申しておきますが、ここで触れるのは遠距離受信のためのラジオです。
 フツーに地元の中波やFMを聴くための物は、それこそ何でもいい。何なら自作でもいい。なので触れません。
 
 
 
 で、遠距離。
 先に遠距離中波……と言うか国内放送向けをすませておきましょう。
 これはもう現時点では、ソニーの ICF-EX5MK2 以外にありえません。これで日本国内向け放送の中波と短波は網羅できます。FMは、そもそも遠距離受信に適さない電波なので、どの機種でも期待しないほうがいいです。
 なので、国内放送に限るなら、EX5MK2 の一択。はい解決。
 
 
 
 で、本命の海外短波ですが。
 
 これが問題でねー。
 かつては豊富だった国産短波ラジオのカテゴリですが、今や見る影もなく。
 現行はソニーの ICF-SW7600GR と ICF-SW35 の二機種だけ。ともにデジタルなので「電波を探る」ことはできません。今はそれでいいのでしょうが、アナログの手探り感こそが楽しいと思う層には、つまらん時代になりました。
 
 こだわらない人は中華製を選べばいいと思うものの、どこか釈然としない。
 なので、やっぱりリスク覚悟で往年の名機に走るわけです(笑)。
 
 往年に行く前に。
 もしもソニーの ICF-SW22 か SW23 の中古良品が良心的価格であったなら、とりあえず買っとけ。
 人によっては、まさに「一つだけ選ぶなら」のラジオとしての内容を誇ってますから。
 
 さて、往年。
 経年変化を考えると、いろいろ問題はあるんですけどね。
 それでも、あえて「状態の良い品が手に入る」という前提で「一つだけ」の機種を選ぶなら。
 妖之佑は、ナショナル RF-1180(クーガ118)か、同 RF-2200(クーガ2200)のどちらかを選びます。次点で、サンヨー RP 8700(パルサー8700)か、ソニー ICF-5800(スカイセンサー5800)ですね。
 なぜ、超人気だった ICF-5900(スカイセンサー5900)を挙げないのかと問われれば、現実的に良品に遭える可能性が低すぎるから、と答えます。そもそもスカイセンサーに限らず、当時のソニー製品は長期に渡って安定して使うことの難しい代物です。とにかく自然故障が多すぎる(想像するに、今の「ソニータイマー」説の元凶かも)。なので、往年の名機を楽しむに適さないブランドなのですよ、残念なことに。いやまあ、大金持ちさんなら大枚はたいて大がかりな修理もできるでしょうけどね。いちおう言っとくと、当時のソニーのラジオとラジオカセットはトランジスタとメーターに安物使ってる感じです。ここがいかれてる品の多いことったら……。他社のジャンク品と大きく違う点です。なので、スカイセンサーは薦められないし、自分も「一つだけ」には選ばない。
 それでも 5800 を挙げたのは、基本性能の高さと操作バランスの良さですね。当時のライバルだった RF-1150(クーガ115)に比べても短波受信の感触が良い。しかも 115 より定価で六千円安かったのですから、勝負になりませんよ。(;^_^A
 念のため言っておきますと、松下にも問題はあるんですよ。ラジオとラジオカセットだけでなくテクニクス・ブランドでも、とにかくボリューム(トーン・コントロールを含む)のガリが多い。安物の可変抵抗器を使ってたのかなぁ。古い松下製品は、他社よりガリ遭遇率が高いです。お覚悟を。
 
 そんなあれこれを考慮に入れても、クーガの 118 と 2200 はダントツですね、妖之佑の感性では。
 どっちを取るかは、好みの問題でしょう。
 いちおうスペック的には、シングル・スーパー&耳で同調する 118 と、ダブル・スーパー&周波数直読の 2200 とでは勝負にならないはずなんですが。ですが、実際に使ってみると良い勝負だったりするんですよ、面白いことに。もちろん中古品同士の比較ですから参考程度のものですが。それでも、両者ともに良い!
 高級感の 118 か、オール・ギアのメカによるカッチリ感の 2200 か。あとは選ぶ人次第。
 ああ、念のための補足をしときますと。
 クーガ118 でも改良型とされる RF-1188(クーガ118D)は選んじゃダメですよ。あれは、外見も中身もいろいろと残念な仕様ですから。当時の松下の「盛りすぎ詰め込みすぎ」という悪癖が全面に出た製品と言えます(60AII とか 70AII とか……とかとかとか)。
 一方で 2200 には、ジャイロアンテナのメカが物理的に脆弱という欠点がありますので要注意。要するに、2200 のジャイロアンテナは立てるな使うな寝かせとけ、ってこと。せっかくの楽しい機能ですが、壊すと大変ですから我慢しましょう。見た目は 118 や 115 と同じなのに、触ると全然違うので、びっくりしたものです。
 
 次点に挙げたパルサー8700 は、スカイセンサー5800 にかなり近い感じです。
 この二つなら、パルサーのほうが自然故障率が少なくていいかもしれません。デザインは微妙にダサいですが(苦笑)。
 
 東芝の RP-2000F(トライX2000)や日立 KH-2200(サージラム2200)を挙げなかったのは、ともにイマイチすぎるからです。
 サージラム2200 は、申し訳ありませんが中古とは言え性能が良いという感覚を得られなかった。それと、選局ダイアルの位置(高さ)が中途半端で操作し辛いというのもマイナスです。なお、弟分の KH-2100(サージラム2100)は使ったことがないので何とも言えません。一度、骨董市で見かけたときに買っておけばと、今更に後悔……。
 トライX2000 は、受信性能そのものは高いと思います。スカイセンサー5800 やパルサー8700 に引けを取らないどころか上を行くかも。が、ご自慢の周波数直読システムが面倒すぎましたね。慣れれば行けるものの、けっきょくは直読受信をしなくなります、ややこしくて。もう一つ、こいつは背が高すぎるのも問題です。スリムで背が高いうえに重心も高いので片手で操作すると……倒れます。ええ、本当に簡単に倒れます。ご用心を。
 
 好きな人には本当に申し訳ないのですが。
 松下の RF-1130(クーガ113)が、どうして人気あるのか未だに理解できません。あんな中途半端な代物……(こらこら)。
 
 三菱の FIC-404(ジーガム404)と FIC-505(ジーガム505)はダブル・スーパーを誇るのに、なぜか短波帯が1バンドのみ。
 東芝 RP-775F(サウンドナナハンGS)は見た目にマルチ・バンドっぽいが短波は実質1バンド。
 ともに海外短波用としては不足なので残念賞。面白いラジオなんですけどね。
 
 ビクターの FR-6600 は写真でしか見たことがないので何も申せません。
 かなり楽しい機種らしく、オクに出れば取り合い合戦のようです。
 
 松下の RF-2800(プロシード2800)やソニーの ICF-6800 は評価が高いものの、バリコン使ってるのにデジタル・カウンタ表示というのが妖之佑の好みでないため、ここではあえて論外としておきます。ついでに、ICF-6800 はラジオと言うより通信機型受信機だしね実質。
 別に性能がどうのデザインがどうのといった含むところは一切ないので、誤解なきようお願いします。
 
 最後になりましたが。
 クーガ2200 の弟分っぽいデザインの RF-1010(クーガ101)が、実は地味な名機かもしれません。
 性能面で優れているわけでもなく、2200 譲りのデザインではあるものの選局は直読ではなく手探りだし、特筆するものはないのですが、使ってみて「意外に良い」と感じたものですから。
 もしも状態の良い物に出会ったなら買いでしょ。と申しておきます。ただし、2200 や 5900 みたいな高性能を期待しちゃダメですよ。しょせん、シングル・スーパーですからね。
 
 まとめます。
 妖之佑の考える「一つ選ぶなら」の短波用ラジオは。
 クーガ118 かクーガ2200 のどっちか。
 もう少しグレードを下げるなら、パルサー8700 かスカイセンサー5800 かクーガ101 のどれか。
 となります。
 
 
 
 なお。
 海外短波受信に対応したラジオカセットも当時、魅力的な品がいくつかあったのですが。微妙に違うカテゴリな気がして、あえて避けました。いや、楽しいんですよ。スカイセンサー5950 とか、MAC for BCL とか、アイワの BCL255 とか。
 それと、ソニーのワールドゾーン・シリーズや松下の受注生産ラジオなど、通信機型受信機よりも大型で高価なラジオもありましたが、これも微妙にカテゴリ違いかなと思いまして。つか、触ったことねーし(笑)。興味があれば、ぐぐってみてくださいな。いや、凄い時代でしたね。
 
 
 
 デジタル機については最新型を選べ、というのが基本ですね、やっぱり。
 なので、そのときどきで最善が変わります。今は国産がソニーの二機種しかなく残念至極。品質は競ってこそ、ですからねぇ。
 
 


 
□2017-09-28 上弦 (旧暦 葉月九日)
 
 
 Vivaldi が 1.11 になって、あれこれと重たくなった。
 
 と言ったのが、ついこないだだったと思います。
 
 で今回、1.12 になったわけですが。
 
 さらに重たくなってね?
 一度掴んだメモリはガッチリ握って絶対に放さないって感触なんですが?
 1.11 のときより早く限界が来て、一旦止めないと使い物にならんのですが?
 
 しかもこれ、ブラウザ起動してなくてもアンダーグラウンドで活動してるし。
 いや、Mozilla などでも「クイックスタート」とか言って、使ってなくてもアイドリング運転し続ける設定はありますけどね。でもこのテの機能って、インスコ時に ON か OFF かを選べますよね? それなしにデフォで ON にしますか。
 とりあえず、設定画面で更新の通知機能を OFF にしておきました。これで黙れば良いのですが……。ったく、使用中に更新チェックは別にかまわんですが、使ってないときも動いてるって気色悪すぎ(同じ理由で、Flash Player の更新チェックも切ってる)。
 
 このままだと、Vivaldi は、かつての Firefox 以上に早く激重ブラウザに堕ちてしまいそうな悪寒も…………。
 
 


 
□2017-09-29 (旧暦 葉月十日)
 
 
 ラジオに触れたら、通信機型受信機にも触れないと不公平。
 とは言うものの妖之佑、通信機型受信機は使ったことも触ったこともありません。ジャンクの一台を除いては。
 
 そのうえで以下の妄想妄言ですので、ご容赦を♪
 
 
 
 まず言っておきたい。
 アイコムの IC-R75 を買おうかどうしようかずっと悩んできた、そこのあなた。
 今ならまだ間に合います。財布的に無理すれば届くのなら、買ってしまいましょう。後悔しても手遅れです。
 
 と叫びたくなるほどに、通信機型受信機も選択肢がなくなりました。
 今はデジタル機種しかないのですから、最新型を選べというのがデフォなのも言うまでもなく。
 そんな中で、IC-R75 は無理すれば届く価格帯で高性能という、現在での良品でした。なので生産終了が残念でならない。後継機種は倍以上するらしいですからねー、お値段。
 アルインコには悪いけど、DX-R8 は、やっぱり見劣りするんだよね。ホント失礼言うけど。(;^_^A とは言え、妖之佑が買うなら、もうこれしか選択肢がない……。orz
 
 
 
 さて、気を取り直しまして。
 往年のアナログ名機に手を出すとなれば、これはもう性能よりも雰囲気でしょ。例えるなら、今の時代に、あえてキャブレターの空冷エンジンを積んだ旧車に乗る、みたいな。白煙にエンストどんと来い、みたいな。
 て言うか、そこまで達観しないと、本来がラジオと比較にならない高性能で売っていた受信機たちを、くたびれきった今さらに使う意味なぞ、ありえませんです。
 この点、ラジオの名機は状態が良ければ、むしろ現行品よりも高性能な機種が多いんですよね。要はラジオという商品カテゴリそのものが堕落したワケ。皮肉なものです。
 
 具体的な機種名も、そこまで詳しくないのですが、家電メーカーから出ていた二機種には憧れがありましたよ。いちおうラジオのカタログに載っていましたが、実質的には通信機型受信機でしたからねー♪
 一つは、ソニーの ICF-6800 。PLLシンセサイザ選局でデジタル・カウンタによる周波数直読。なのに、操作はダイアルを回すアナログで、バンド切り替えにはバリコンを使うというアナログからデジタルへの過渡期らしい品。ただし、カウンタが暴走する欠陥品だけどなー。買うなら、改良型の ICF-6800A にしとけ。こっちも完璧ではないけど、故障率は低いそうだから。
 もう一つは松下の RJX-4800(プロシード4800)。プロシードを名乗りラジオのカタログに載っているものの、ナンバーが「RF」でなく「RJX」となっており、メーカー自ら通信機型受信機だと認識していた模様(松下の「RJX」はアマチュア無線機器に付けられるナンバー)。こちらは欠陥とかなかったはずだけど、選べるなら改良型の 4800D にしたほうが良さげ。なお、オクで比較的よく見られる北米仕様の RF-4800 や欧州仕様の DR49 は、日本国内のFMに対応できないので、電源電圧とともに要注意。
 
 で、通信機メーカーの品となると、ほとんど知識ございません(汗)。
 なので外見だけで語りますが。
 いかにもメカメカしい面構えのトリオ R-300 。無骨そのもののドレーク各機。などなどありますが。
 妖之佑は、八重洲 FRG-7 をイチオシに据えたいと思います。トリプル・スーパーであること、見た目が格好良いこと、などなどで説得力があると感じています。お金と置き場所に余裕があるなら今すぐにでもオクとかで買いたいですよ(笑)。
 
 もっと渋くいくなら、トリオ 9R-59D という真空管の名機がありますけどね。
 拾ったジャンクが手元にあるものの、ウンともスンとも言わないので長年、押し入れの肥やし状態。これが稼働すれば雰囲気的には、ほぼ満点でしょうね。
 
 もしも近しい知人・友人に腕の良い自作マニアがおられるなら、経費とお礼を添えてお願いする手もありますね。もちろん腕に自信があれば、自分自身で作ることもアリですが。
 手作りの真空管短波ラジオなんて渋すぎます。
 それで夜な夜な雑音混じりの解読不能な異国語を聴いていれば、月からの怪電波を受信してメモするイングレッサ職員の気分に浸れることでしょう(爆)。
 
 組み立てキットもあるにはありますが、ある程度の性能を求めるとなると、けっこうな技術と設備が必要ですから、手間暇考えれば自作とたいして変わらない気がします。
 真空管のキット、かなり高いし。
 
 
 
 いじょ。
 
 


 
□2017-09-29 庚申待ち
 
 
 百鬼夜行もあるでよ。
 
 


 
□2017-09-30 庚申 (旧暦 葉月十一日)
 
 
 何とはなしに『科捜研の女』の再放送を観ていましたところ。
「S.R.I.」の文字が目に入り、はたと気づきました。
 
 あー。
 この番組って、ひょっとして『怪奇大作戦』が元ネタなのかな?
 
 と大胆に思ったわけです。
 もちろん『科捜研の女』は大雑把に言って刑事物に分類され、怪奇系特撮作品の『怪奇大作戦』とは趣もテーマも違います。
 が、専門に特化した科学調査によって犯罪捜査を助ける、というコンセプトでは一致するわけですね。
 
 この『怪奇大作戦』において、警察の捜査に科学面で協力する民間組織の名が「S.R.I.(科学捜査研究所)」。まさに「科捜研」と同名。
 平成になってリメイクされた『怪奇大作戦 セカンドファイル』や『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』ではNPO法人「S.R.I.(特殊科学捜査研究所)」へと設定変更されていますが、これは現実に警察組織に科捜研が設置されたため改名が必要だったという理由だそうです。
 
 そもそもの『怪奇大作戦』の概要が。
 科学技術を悪用した凶悪怪奇犯罪に対して、警察での限界を感じた鑑識課課長が退職、自ら科学犯罪を専門に研究・調査する民間組織を立ち上げた。それが S.R.I.(科学捜査研究所)。S.R.I. は警察の鑑識では手に負えない事件に、最先端の科学力で協力、事件解決を目指す。
 といったところです。
 つまり、「バケモンが人を喰った!」などの怪奇事件が実はれっきとした殺人事件だと明かすのが S.R.I. のお仕事。基本コンセプトとしては「おまえらのやったことは、まるっとお見通しだ!」と叫んでタネを暴く山田と同類であり、怪奇要素を無視すれば京都府警の榊研究員とも重なるわけですね。
 
 そんな『怪奇大作戦』より後になり、現実の警察に科捜研が設立された。
 これは何と言いますか、ひょっとしたら円谷プロのおかげなのかもしれませんね。だって、鑑識課では限界があるから、もっと専門知識を持ったチームが必要だとなって現実の科捜研ができたのなら、まさに『怪奇大作戦』の S.R.I. と同じ理由での設立ですから。あるいは『怪奇大作戦』を観ていた人の頭の奥底に影響が残り、のちに科捜研設立に尽力したとかなら、素晴らしいですね。
 ちょっと調べましたところ、警視庁の科学警察研究所(科警研)は、かつては科捜研という名称だったそうで。それが『怪奇大作戦』の頃にはすでに科警研に改名していた。つまり、円谷プロは科警研を意識して S.R.I. の設定を作ったのかもしれない、科警研になって廃止された科捜研の名称を拝借したのかもしれない、という楽しい想像が成立します。
 
 警視庁科捜研が科警研に改名、それを踏まえて S.R.I. が活躍する『怪奇大作戦』が作られ、この番組の影響で各警察組織内に科捜研が設置、それを受けて『科捜研の女』が制作され、一方でリメイク版『怪奇大作戦』での S.R.I. はNPO法人への変更・改名を余儀なくされる。
 なーんて流れであれば、実に興味深いですね。
 
 

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