2017年8月


 
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□2017-08-01 庚申、弘前ねぷた祭 (旧暦 水無月十日)
 
 
 1703 へのアプデに、けっきょく丸一日かかりましたー。
 その間、メインでのアクセスは、ほぼ妨害を受けたも同然の激重状態でしたー。
 言うまでもなく、タッチパッド等々の個人的な設定はリセットされてましたー。
 
 結論。
 ユーザーに対し年二回も、こんな意地悪するMS社なんて消えてしまえ!
 
 いじょ。
 
 


 
□2017-08-02 青森ねぶた祭 (旧暦 水無月十一日)
 
 
 これは凄いな。
 
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1708/01/news102.html
 
 商品の建前上の構成を無視して「冊子付きのLP」と解釈しても、価格は適正の範囲内。むしろ良心的。これはコンプする人が多いんじゃないかな。
 全部購読しないと完成しない車や艦艇の模型とかロボットとかより、出版側のセンスがずっと良いと思います。
 ともかくも、創刊号付属LPの音質が勝負ですね。私は……全巻揃える自信と余裕がないので。(;^_^A
 
 それにしても。
 出版社がこういう企画をやってくれる一方で、レコード会社は何してんですかね。
 
 


 
□2017-08-03 秋田竿燈祭 (旧暦 水無月十二日)
 
 
 『ポーの一族 春の夢』
 『ポーの一族 春の夢』
  萩尾望都/フラワーコミックススペシャル

 
 実に四十年ぶりの『ポーの一族』!
 えー!? そんなに…………なりますね。
 なのに、さすがです。相変わらずエドガーは良い塩梅で“大人”だし、アランはガキだし。短期間でも、あるいは下手すると一話の中ですらキャラがブレる作家も少なくない中、作品としてのブランクを感じさせない安定感。ご本人が気にしておられる絵柄についても読者は問題視してませんから、ご安心を。
 ただ、残念(?)なことに、続編でない続編でした。つまり、あの最終話「エディス」のその後ではなかった。『ポー』の長い長い時系列の途中に挿入されたエピソードだった。
 とは言え、前後の矛盾を生じさせることなく、そればかりか過去作品の未解決要素を巧みに回収してもいたりで、その手腕には相変わらず脱帽のひと言です。
 新キャラも、こっち側、向こう側、そろって魅力的で。おまけに、こっち側の新キャラのおかげで、「エディス」後もエドガー生存の可能性が一気に上昇しました。これは大きい!(いや、当時から萩尾さんは「生きてる」宣言なさってたそうですけどね♪)
 しかもしかも、あの人までご登場とは! 意表を突かれるなんてものじゃない。
 いや、本当に大盛りの大サービス…………にしても、ポーの村って、あんなことしてきたのかよ。桑原桑原。
 ポーの一族が、数ある吸血鬼種族の中の一部分にすぎない、という点は読者視点では新発見ですね。あのオービン卿ですら、そこまでの情報は掴んでなかった。また、このおかげで連載当時に話題となった「バンパネラ」問題も自然体で解決♪ 何よりです。
『ポー』に限らず、萩尾さんの作品はページが詩になっていて見とれてしまいます。SFの人なのに、何この芸術脳(笑)。
 こいつのせいで、過去作品を一気に読み直しましたよ。やっぱ、すげえ! 気づけば、オービン卿になった自分がエドガーを追いかけてる。当時のカバー絵を使った復刻版も欲しくなりました(自分のは文庫本なんで)。
 そして、「エディス」後の物語も読みたいです。PCやケータイを使うエドガー、見てみたい♪
 
 


 
□2017-08-04 八せん終わり (旧暦 水無月十三日)
 
 
 ヒアリ、とっくに手遅れなんじゃないかな。
 
 もう随分と前のことになりますね。
 あのセアカゴケグモが大阪で発見されて日本中が大騒ぎ。すると専門家という人々が口を揃えて「こいつは日本の冬に耐えられないから心配ない。来年の春にはいなくなってるよ」と言って沈静化。
 結果は、皆さん知ってますよね。完全に定着、帰化生物となってしまってますが何か。
 
 専門家というだけでは、むわったく信用できないということを理解した出来事でした。
 そう言や、かつてヤマカガシを「毒蛇ではない」としたのも専門家なんですよね。
 専門家って何? せめて、しくったら責任取れよな。
 
 


 
□2017-08-05 甲子、山形花笠祭 (旧暦 水無月十四日)
 
 
 たまに町内で「子供がマムシを見かけたと言う。念のため用心を」って回覧板が回るんだけど、あれって、もしかしてヤマカガシの誤認じゃないのかな? と思ってたりね。だって、子供がマムシを正確に識別できるとは思えない。ガキの頃のオイラが、そうだったから(いや、今でも自信なんてないよ)。色彩的にはマムシより、ずっと毒々しいしね。
 思えば、オイラがガキの頃に見たと思ってる“マムシ”は、ヤマカガシだったんじゃないかなぁ。いやまあ、シマヘビとアオダイショウは判るけどね。でも、とにかく、どいつも見たくない、遭いたくない!!
 
 日本列島は世界の中で比較すると、人の命や健康に関わるほど強力な有毒生物の少ない土地ではあるんだよね。
 毒蛇は三種類。毒トカゲなんて、いねーし。
 蜂はアシナガやミツバチも刺すけど、まあ毒の強さも攻撃性もスズメバチ一族の独壇場でしょ。蟻の蟻酸は、たいしたレベルじゃない。
 見た目に毒々しい蛾は意外と悪性の毒は少なく。だからって何でも無闇に触れとは言わんが。ドクガの仲間が成虫にも毒があるし最凶かな。イラガは猛烈に痛いけど後が残らんだけマシかも。でもオイラは、蛾の姿だけで充分に精神をやられる。orz
 いわゆる蝦蟇の脂は毒なんだよね(だからこそ薬にもなっている)。まあ、向こうから積極的に吹き付けてきたりとかしないから、怒らせなきゃ大丈夫っしょ。むしろ、蝦蟇以外でもカエルや他の両生類を触ったら、きちんと手洗いすること。あのヌメヌメは地味に有毒だから。
 あー、ムカデは気をつけよう本当に気をつけよう。あいつら、壁にいるのを見てるとピョンと跳ねてくるど。ゲジゲジも弱いけど毒あるからね。
 そう言や最近、マダニが危ないって話があるよなぁ。古くからあるツツガムシ病もダニが原因だし。
 淡水ではギギに要注意。
 海は、もはや別世界。仕切りがないから海外と変わらん。くれぐれも不注意で死ぬなよ。ヒョウモンダコとかイモガイとかヤバすぎる!
 ザッと並べてみても、海外のそれらと比べて日本は穏便な連中が多い気がする。ミツバチなんて、日本のと違って海外には「キラー・ビー」なんつー凶暴なのもいるから。毒蛇だって、キングコブラの映像とか見るとハブが可愛く思えてくる……。愛嬌たっぷりのカモノハシも毒爪持ってるしー。
 
 日本生まれの日本育ちで良かった。関係各位の皆々様がたには、くれぐれも水際での防衛をお願い申し上げますです。
 あとな、海外の野生生物を商業輸入・商業繁殖するの全面禁止しようぜ。カミツキガメも迷惑だし、ホームセンターでヘラクレス売るとか論外だ。やめてくれ。
 
 


 
□2017-08-06 土用二の丑、仙台七夕祭 (旧暦 水無月十五日)
 
 
 バンジー・ジャンプなどで同意書あるじゃないですか。「何が起きても自己責任」って感じの。
 お金払ったうえに、あんなのにサインさせられてまで飛びたい人の気が知れません。
 
 いや、それだけのことです。
 オチとか、ないですから。
 
 


 
□2017-08-07 立秋、佃祭 (旧暦 水無月十六日、嘉祥)
 
 
 やられたにゃー。
 これは反則にゃー。
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/06/news004.html
 
 ええ話だにゃー。
 
 


 
□2017-08-08 望 (旧暦 水無月十七日)
 
 
 怪談ではないが、ゾッとするお話……。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170806-00017214-forbes-sci
 
 この件での“会話”自体は稚拙なもの、他愛もないデータのやりとりにすぎないと思います。その意味では実害の出るレベルとは程遠いはず。
 重要視すべきなのは、開発側の想定外で自律的に会話が行われたという点でしょう。AIが「指示待ち妖怪」でなくなり、自ら行動するようになっていた。ここが大問題。なぜなら開発者は、そう設定していなかったから。
 これを放置しておくと、IT技術の進化スピードから考えても、そして電脳内世界における時間の速さを考えても、あっという間に実害レベルまで進む危険性があると思います。つか、危険性を想定すべき。だからこそ緊急停止したんでしょ。
 
 安直に「ジョシュア」だの「スカイネット」だの「エージェント・スミス」だのと言いたくはありませんが。
 でも、時代時代の創作物が結果的に“予言書”になった実例は枚挙にいとまがなく。その意味でも、“予言書”の内容を真摯に受け止め用心に用心を重ねても損はしないと思います。無視して放置するほうが、ずっとリスキー。
 
 素人の私にゃ何もできませんから、それこそ専門家のかたがたに頼るしかないんですけどね。
 ホント、頼みますよ。モノホンのディストピアなんて勘弁してくださいな。
 
 


 
□2017-08-09 (旧暦 水無月十八日)
 
 
 ゴジラを始めとした東宝・円谷怪獣群の内臓を演じられた中島春男さんが亡くなられたそうで、びっくりしています。
 いやまあ、初代ゴジラが昭和二十九年ですから、年齢的に仕方ないかもですが。それでも残念ですね。海外でもゴジラの人として有名だそうですし。
 
 今でこそ怪獣にせよロボットにせよヒーローにせよ着ぐるみ俳優さんは大勢おられますが、当時は『ゴジラ』そのものが画期的作品であり、すべてが手探り、スタッフ皆が先駆者。中島さんも、さぞご苦労されたことと思います。
 最初の着ぐるみは重すぎて動けなかったとか、息ができずに窒息しかけたとか、電飾の配線に触れて感電したとか、水没して溺死しかけたとか、とかとかとか。そんな中島さんの壮絶な経験値あってこそ、後進においては一定のテンプレ手法が確立していた。これが平成の特撮作品にも繋がっていると思います。
 
 中島さんは『ウルトラQ』や『ウルトラマン』でも怪獣を演じられ、ジラースのときは着ぐるみ・内臓とも真のゴジラ×ウルトラマンの対決が実現したことに♪
 ああ、また観たくなってきた。
 
 今頃は、きっと向こうで円谷監督らと語らっておられるんでしょうね。
 合掌。
 
 


 
□2017-08-09 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2017-08-10 己巳 (旧暦 水無月十九日)
 
 
 はー、へー。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1075308.html
 
 まー自分、定期的変更なんてしてませんけどね。
 登録してあるトコによってはログインのたびに「変更しろ」と五月蠅いけど、無視してますし(苦笑)。
 
 文字数を少し増やす方向での変更は、したほうがいいかなあ。
 とは常々思ってるんですよ。はい。
 
 


 
□2017-08-11 末伏、大つち (旧暦 水無月廿日)
 
 
 九日の朝日新聞・天声人語にて触れられていた「ひばくせい人」にまつわる話。
 もちろん『ウルトラセブン』の封印された第12話「遊星より愛をこめて」のことに他なりません。商業出版物にてサブタイトルすら書いてはならないらしいですね、版権元のスタンスでは。
 
 天声人語に書かれてあるとおり、最初に被爆者支援団体が噛みついたのは作品そのものではなく『ウルトラセブン』を特集した雑誌の記述に対してでした。
 第12話に登場したスペル星人に「ひばくせい人」なる注釈というか二つ名を(円谷の意向も確認せず勝手に)付けた。これが発端。そしてマスコミをも巻き込んで「被爆者を怪獣扱いした」という抗議の大波は円谷プロにまで及び、円谷側は謝罪、自主的に第12話を欠番とする、という結末に至ったわけです。ちなみに、聞くところによるとマスコミで先鋒を切って円谷批判したのは朝日だったとか何とか……。
 実にバカバカしい騒動であると断ずるのは、団体もマスコミも世論も第12話の内容を観ずして猛抗議・猛糾弾したということに尽きます。雑誌の記事のみを根拠に作品そのものを批判・否定した。なんか、今の「炎上」とレベル的に変わり映えしませんね。要するに稚拙。雑誌が勝手にやらかしたことであり、抗議する側が偏向・情弱であるという、この二重の理由で円谷が気の毒でなりません。
 まあ、当時の社会状況ってのが著作権にアバウトであり、作品解説本なんて著作権者の意向無視して独自解釈ってのが定番でしたからね。多くの怪獣解説本を出していた大伴昌司氏が、その代表選手かな(例の「ひばくせい人」命名の張本人という話も)。大伴氏は作品の公式設定にも関わってはいたそうですが、それと氏独自の設定とを混同して執筆してしまう癖があったらしく(セブンの脳は三つあるとか、セブンは数キロ離れたところで落ちる針の音が聞けるとか、セブンは数百メートルにまで巨大化できるとか、ね)。あるいは、この手の職にたずさわる人は良くも悪くも自己顕示欲が強いので、採用されなかった設定も公式だと信じ込んでいたのかもしれません。で、そんないい加減な経緯のものでも堂々と大手から出版できていた……昭和ですねぇ。
 
 話を大伴さんから引き戻しまして。
 
 妖之佑は第12話本編を観ています。
 また、大きな声では言えませんが(汗)、著作権に抵触する可能性のあるアップロード動画は巷にいくらでも存在しますから、ネット環境があれば今でも誰でも視聴できます。検索にコツが要るかもですがね。
 そのうえで言わせていただければ、そこまで騒ぐ内容ではない、ということに尽きます。むしろ今の時代に起こった炎上なら、容易に沈静化したかもしれませんね。それほどの、んー何と言いますか、「まあ怒る人は怒るかもだけど、そこまで大挙して騒ぐのって大人げなくね?」的な意見が大半を占めて、軟着陸するんじゃないかと。
 
 もう一つ補足・弁護しておきますと。
『ウルトラマン』では、OPに怪獣名や星人名とともに、二つ名が載りました。「三面怪人ダダ 登場」とか「古代怪獣ゴモラ 登場」とかね。
 ところが『ウルトラセブン』では、この手法は廃止。それどころか下手すると星人・怪獣の名称が本編にすら出てこず名無しさんのまま終わったりもします。て言うか、本編にはセブンの技名も出てきません。「エメリウム光線」も「ワイドショット」も出版物が初出。「アイスラッガー」は挿入歌の歌詞にあったな。なので当然のこと「スペル星人」の名称も本編の台詞で語られたのみであり、もちろん二つ名はない。「ひばくせい人」という言葉など特撮映像作品『ウルトラセブン』の、どこにも存在しないのです。
 
 ここからは本編ストーリのネタバレとなりますので、反転しておきます。
 
 そもそも、スペル星人が新兵器の開発実験に失敗、自らの星を汚染してしまい被爆したことが事件の発端となります。
 スペル星人は自分たちの体を維持するために地球人の血液に目を付け、吸血腕時計を使って地球人女性から血液を採取する極秘作戦に着手、その過程で子供の血液のほうが、より目的に効果的と判明し、大々的な吸血作戦へと進みます。例の「ロケットを描いて宇宙時計をもらおう」キャンペーンですね。実に自分勝手な彼らの行動は、『スタートレック ヴォイジャー』の醜き臓器強盗・ヴィディア人とよく似ています。
 で、まあこのキャンペーン作戦がウルトラ警備隊によって阻止され、なぜか自棄になったスペル星人は巨大化して暴れ、セブンに倒される……そこはフツー、それまで集めた血液持ってこっそりトンズラやろ?(笑)
 さて、この話のどこが広島・長崎をバカにしているのでしょう? スペル星人は広島・長崎ですか? 違いますよね。
 もうお判りでしょう。スペル星人の象徴するものは、マンハッタン計画です。マンハッタン計画関係者自らが被爆したら、という物語です。要するに「スペル星人=米軍」ということ。滅茶苦茶な例えをするなら、核実験で被爆し怪獣化したルーズベルトやグローヴスやオッペンハイマーが日本人の血液を盗みに来たお話なんですよ。
 第12話のストーリに批判的な意志が込められているとしたら、それは核開発への批判に他なりません。もっとも、兵器開発競争に対する批判ならペダン星人&キングジョーの話が、核開発批判ならギエロン星獣の話(「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」ね)が、もっとしっかり作られてますけどね。
 ここでも不幸なことに。たしか妖之佑の見た大伴さんの解説記事には「地球防衛軍の兵器実験でスペル星が被爆した」とあったように記憶しています。もちろん本当はスペル星人が自らの実験で被爆した自業自得です。この記憶が正しければ(本がどこいったか判らん……)、本当に円谷にとってもファンにとっても大迷惑な出来事でした。大伴さぁん……。

 かつての大騒動の頃、円谷プロは同族経営の中小企業でした。全国の主要マスコミを巻き込んでの総攻撃に反論できるはずもありません。だから裁判も諦めたのではないかと推測します。
 ですが、今の円谷プロは円谷家とは無関係、それなりに大きな企業でしょう。て言うか親会社が控えているのですから、力もあると思います。
 そろそろ、解禁に向けて活動を開始してもいい頃合いではないでしょうか。それこそ有識者を集めての内々の試聴会でも開くなどして、冷静に内容で判断してもらう。それを少しずつ世論に広げていく。もちろん、被爆関係者にも、まずは途中で席を立つことなく最後まで冷静に視聴してもらう。そのうえで考えてもらえば、解決の糸口も見えるのではないかと思うのです。
 
 抗議活動の先頭に立った件の支援団体の人はジャーナリストだったという話も聞きます。もしそうなら、ジャーナリスト氏が一次情報(作品)に触れることなく二次情報(雑誌の特集記事)のみを根拠に大騒ぎしたことになり、これが本当であれば、さすがに姿勢を疑わざるを得ません。
 とにもかくにも影響力のある人が内容も知らんのに意見したらダメですよ。最近の炎上騒ぎあれこれも、ホントそう思う。
 
 最後に、権利者に無断で、第12話の動画が巷にアップされていることの是非について。
 もちろん権利者の意向を無視した行為であり、訴えられればアップした人は負けるでしょう、確実に。
 ですが、これは事実誤認からくる不当な作品弾圧に対する、アングラ活動ではないかと、妖之佑は解釈・理解しています。決して合法ではないが、心情的には応援したくなる行動。
 何せ、版権元が欠番としているのですから、他に作品内容を知る方法がない。内容を知らなければ、考えることも論じることもできない(内容を知らずに知ったかで論じた者どもが当時は、いたわけですがね)。臭い物に蓋をして知らん顔をするより、ずっと前向きだと思うのは、まちがってますか?
 
 


 
□2017-08-12 阿波踊り (旧暦 水無月廿一日)
 
 
『エグゼイド』って八月いっぱいで終わるんですね。
 てっきり九月末までだと……。(;^_^A
 
 巷で言われているのは、ライダーが十月から九時放送に移動するということ。つまり、新ライダーは九月から八時放送で、一ヶ月後には九時放送って。ああ面倒くさい。
 戦隊も移動するので、要はヒーロータイムそのものが移動するってことですね。つか、フジTV側に変更予定がないならモロに『DB超』&『OP』と時間帯が被るんですけど? そこ考えてます?  まあダブル・ブッキングは録画で対応する家庭がほとんどではあるでしょうが……ガチで視聴率の取り合いしたら、『DB超』はともかく『OP』には勝てんのじゃないかな? それとも、ハナっからヒーロータイムは“大きなお友だち”頼みなんですかね。
 近年のテレ朝は迷走感が凄いですよね。日曜洋画劇場だった枠に、まさかの『しくじり』を持ってきたり。月曜ゴールデンは無闇やたらと「二番組合体二時間SP」をやってたり。長らく親しまれた番組を打ち切ったと思ったら、一年待たずに時間帯移動のうえで復活させたり。本当に、やっつけ感が強く、ちゃんと考えてるのか疑問です。
 長年の習慣ってのは強いもので、それまで「微妙」と思いながらも何となく視聴し続けてきた層には、放送時間帯の変更は惰性を断ち切るのに良いスイッチとなるんですよ。理解してます?
 
 
 
 で、その新ライダーのビルド。シルエットもポーズもWみたいだと思ったのは妖之佑だけではないはず。
 医師の次は物理学者。頭の良いライダーが続きますね。昭和も含めて学者系ライダーは何人いたっけかな? 本郷猛、結城丈二、沖一也、香川教授、伊達さん、プロフェッサー凌馬……あと天才肌な北岡弁護士を加えても意外と少ないな。
 日本が三分割ってことは、登場がすぐかどうかはともかく初動のライダーも三人いる、ということでしょうね。敵側も合わせて六人ぐらいに増えるのかな?
 とは言え、東都政府職員(?)の制服が、どことなく怪しいデザインなので、たぶんビルドと東都政府は最終的に対立すると思われ(あるいは最初っから微妙な“協力関係”かな)。
 切るかどうかは少し観てからにしましょ。一ヶ月間は従来の放送時間だしね。
 
 


 
□2017-08-13 月遅れ迎え火 (旧暦 水無月廿二日)
 
 
 例によって、お盆仕様のトップにある JavaScript が、I.E.11 では機能しません。
 めんどくさいし期待もしてないので Edge では確認していません(笑)。
 
 が。
 SeaMonkey 2.48 および Vivaldi 1.10 で正常表示されているので、ウェヴ・サイトの構成として、まったく問題ないと考えます。
 
 どうぞ、よしなに。m(_ _)m
 
 


 
□2017-08-14 (旧暦 水無月廿三日)
 
 
 『ダンジョン飯 5』
 『ダンジョン飯 5』
  九井諒子/ハルタコミックス

 
 あれ?
 四巻まではビームコミックスだったのが、この五巻はハルタコミックスになってる。ハルタも出世したということか。
 
 まあ、それはともかく。
 前巻に続いて、ストーリ重視の巻という印象でした。
 特に今巻は、魔物グルメの要素が微少で微少で(涙)。
 
 ストーリが、しっかり練り込まれているので、もちろん面白いのです。
 面白いのですが、自分が『ダンジョン飯』に求めているのは、まったりドタバタ魔物料理なんですよね。この巻で言えば、コカトリスの回みたいな空気こそが『ダンジョン飯』の真骨頂だと思うのです。マルシルさんのボケ(いや、あれはツッコミか)が絶好調ですし♪
 その意味で、個人的な感想は微妙とならざるを得ない。
 
 とは言いつつも。
 ストーリの構築が丁寧で読み応えあります。作者さん、本当に上手いなぁ。
 
 以下はネタバレなので。

 


 
□2017-08-15 下弦、月遅れ盆 (旧暦 水無月廿四日)
 
 
 素晴らしいと思います。
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/13/news015.html
 
 伝統に則りながらも、この自由な発想。
 良いセンスで、本当に羨ましい。
 
 


 
□2017-08-16 月遅れ送り火、大文字、灯籠流し、三隣亡 (旧暦 水無月廿五日)
 
 
 Vivaldi が 1.10 から 1.11 にアプデされたんですが。
 それまでとは比べものにならないくらい、けっこうな変更があって戸惑ってますよ。
 
 デスクトップやタスクに居座るアイコンのデザインが変わった。
 これはまあ実用に支障はないので、いいです。ぶっちゃけ、前のほうが良かったですけどね。(;^_^A
 
 サイトによってリンクを新規に開くのが小窓かタブかという挙動が変わった。
 これも慣れの問題なのでいいのですが……ただ、サイト指定の窓サイズに、ちゃんと開いてくれずスクロール・バーが出てしまい不便です。Firefox だと問題ないのに。
 そのうち直してくれますよね?
 
 自分の好みで設定してあった検索エンジンがデフォに戻されてた。
 これは、はっきり言って気に喰わないですね。上書きアプデなのに個別設定がリセットされるのは大問題です。Windows 10 じゃあるめーし(怒)。
 
 あと、これは変更ではありませんが。
 使ってるうちに重たくなってきて、まともにブラウズできなくなる。
 当て推量ですが、たぶん Flash Player との相性問題でしょう。そのせいで、メモリを解放してくれないんじゃないかなーと感じてます。正常に戻すにはブラウザを終了させて起動しなおすしかなさげです(だからメモリを疑ってる)。
 正規リリース初期の ver. で似たような状態がありました。気づけば直ってたので忘れてましたよ。
 これも、そのうち直してくれると信じておきます。
 
 ここしばらく安定していた Vivaldi ですが、また当分は不安定な環境が続きそうな予感です。
 むー。
 
 


 
□2017-08-19 小つち (旧暦 水無月廿八日、荒神祭)
 
 
『ダンジョン飯』第5巻で本性を垣間見せたエセさわやかくん・カブルー。
 彼の持つ危険性について少し深読みしてみました。
 
 以下、第5巻のネタバレにも触れますので。
 

 


 
□2017-08-19 やっぱりさ、何と言うかさ。
 
 
 お金や環境に余力のある人が積極的に保存へ動いてほしいですよ。
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/19/news019.html
 
 これはもう文化遺産だと思うから。
 
 


 
□2017-08-20 (旧暦 水無月廿九日)
 
 
 当「宿坊」で、やってみたいな、という、ささやかな企画がありまして。
 その構成をどうしたものか、などと暇なときどきに、のんびりと考えたりしていたのです。
 
 そしたらば、ある日のこと。
 ほぼ同様の意図で書かれた書籍が出ているではありませんか!
 
 うわー、やられたー。
 と思いつつ、内容確認の意味で買ってみました。被ってない部分が多ければ、個人の趣味サイトなら無問題ではないかという期待を込めてね。
 
 …………。
 
 おいこら、カネ返せよっ。
 何だこの中身スカスカな本は。
 
 結論として、ウチでやっちまっても問題なさそうです。
 なので思惑は引き続き進行。
 
 
 で、どういう本かと言いますと。
 特撮作品『ウルトラセブン』に登場した侵略異星人たちは、なぜ失敗・敗北したのか。
 を検証したもの……のはずです。
 
 実際の本文は、異星人の作戦と称して、ただただ作品の粗筋をなぞってるだけなんですけどねー。で、失敗点を指摘する文も、実質的には演出や脚本に対するツッコミでしかなく。
 良い点を挙げるとしても、収録されている着ぐるみやプロップの側面背面写真に資料的価値がある程度で(クール星人が、あんな扁平だとは知りませんでした♪)。
 しかも、欠番を除くすべてのエピソードを徹底分析(?)したうえでの、総合的な対セブン必勝法がサー。
 
 セブン一人に対して複数でタコ殴りにしろ。
 
 って……酷い。酷すぎる。
 これって、ヒーロー作品の基本構造に対する批判に他なりません。例えるなら、等身大ヒーローの変身や名乗りを怪人・戦闘員が黙って待ってくれている、それをダメ出しするようなものです。さらに押し進めれば、舞台芝居の大袈裟な発声や歌舞伎の大見得などを非現実的だと批判するのと同じです。
 要は、やってはならぬことなのですよ。作品のテンプレを否定するのは作品否定であり制作や企画そのものへの否定に他なりません。そうではなく、人によっては欠点に見えるテンプレを上手く解釈したうえで検証・考証を進めることこそ作品愛ではないでしょうか(旧作の『宇宙戦艦ヤマト』に対しては、そういった愛溢れる頑張った解釈・解説が山盛りだったぞ♪)。
 あくまで例えばですよ。異星人の間には基本タイマンのルールがあって、これを破ると惑星国家間の問題となり星間全面戦争にすら発展しかねない。みたいなー♪ 実際に、国際社会での戦争には、いちおうのルールがあるじゃないですか、ハーグ条約とか。それみたいな感じで、宇宙にも闘いの基本ルールがあるとすれば、演出上のあれこれもフォローできる。
 そういった工夫もせず、脚本そのものへのダメ出し同然な戦略分析は、さすがにシラケます。著者氏は映像業界にパイプをお持ちのようなので、今の時代なら大量の情報にもアクセスできるだろうし、せめて『ウルトラマン研究序説』に近いレベルのものは書いていただきたかった。趣味ではなく商業出版なんだからね。ぶっちゃけ、この本をはるかに上回る質の作品研究個人サイトや個人ブログ、巷にザラにありまっせ。
 しかも誤字脱字に多字(笑)まで。用語や言い回しも一部で間違ってる。校正すら、まともにやってなさげなのは低俗雑誌並み。カネ返せよ。
 
 なお、ここまで生意気に悪し様に書きましたので、最低限のマナーとして、本のタイトル名、著者名、レーベル名は、あえて記さずに伏せておきます。
 ちょい前に出たばかりだとか二千円だとか一峰大二さんの漫画も収録されているだとか言いませんからね。
 
 


 
□2017-08-21 (旧暦 水無月丗日)
 
 
 ちょいと目を離している間に。
 シャア専用万年筆の二次出荷分が「在庫無し」になってました。
 予約商品なので再入荷などあるはずもなく(笑)。つまり、もう買えません。
 
 これで、よかったんだよ。
 うん。
 
 


 
□2017-08-21 百鬼夜行
 
 
 うぃっす。
 
 


 
□2017-08-22 朔 (旧暦 文月朔日)
 
 
 『青の騎士ベルゼルガ物語』
 『青の騎士ベルゼルガ物語 上』
 『青の騎士ベルゼルガ物語 下』
 『青の騎士ベルゼルガ物語 『K'』』
 『青の騎士ベルゼルガ物語 絶叫の騎士』
  はままさのり/朝日文庫
 
 ワンコインフィギュアを一緒に写したかったのに、どこ仕舞ったか判らん(汗)。
 
 
 あくまでも個人的にはですが。
 ソノラマ文庫は当初、アニメのノベライズ用レーベルとしてスタートしたのではないかという印象を持っています。レーベルの最初を飾ったのが『宇宙戦艦ヤマト』でしたし、今はスニーカーに籍を置く『機動戦士ガンダム』も、ここが初出。まあ、一般的にはラノベの、ほぼ先駆者レーベルという解釈でしょうが。
 で、↑の四冊も妖之佑の説の根拠となっているタイトルです。もちろんご存じのとおり、アニメ『装甲騎兵ボトムズ』の外伝作品。
 まだ黄緑色の背表紙時代ですから、ソノラマ文庫の中でも古参のはずです。十年ほどのちに背中の白い新装版も出ましたが、朝日ソノラマ解散によって入手不可となりました。オクでも古本が、けっこうな取り合い合戦だったと思います。
 そんな、半ば伝説的ともなりつつあったタイトルがソノラマ編集部の移籍先、朝日新聞出版の朝日文庫から復刻。これは、ありがたいことです(実は、まともに読んでなかった)。
 
 外伝なので、キリコたちのストーリとは関わりがありません。一方で、ワイズマン、クエント、異能者は『ボトムズ』世界では避けて通れないため、絡んできますけどね。
 内容としては「上」と「下」で一つ、「K'」と「絶叫」で一つ、合計二つの話となります。
 百年戦争の停戦によって軍からあぶれた、と言うか見捨てられたAT乗りの主人公がバトリングで生活する中、巨大な陰謀を持つ闇の組織と関わってしまう。そんな物語です。
「上」&「下」では、ATはアニメ本編に準じた扱いをされており、本編のファンでも楽しめます。バトリングの描写は圧巻ですし、バトリング向けのATカスタマイズも面白い。唯一、ラスボスである「黒いAT」関連のみ異質ですが、これまた著者氏が脚本を担当なさったOVA『ビッグバトル』に登場したエクルビスの同類と考えれば、許容範囲でしょう。
 続編となる「K'」と「絶叫」では、ATの扱いがガラリと変わります。て言うか、もはやATではないですね。なるほど、これはアニメ派と青騎士派とでAT談義が成立しないわけです。何せ、まったくの別物ですから。純粋に物語としてはアリですが、『ボトムズ』世界のものとして考えると少々やりすぎましたかね。アムロとシャアが闘っている世界に、いきなりドモンが登場するくらいの違和感があります(笑)。
 
 著者氏、これを書かれた当時まだ二十歳チョイだったようで。
 凄いですね。
 
 


 
□2017-08-23 処暑 (旧暦 文月二日、虫払い)
 
 
 『稲生物怪録絵巻集成』
 『稲生物怪録絵巻集成』
  杉本好伸・編/国書刊行会

 
「稲生物怪録」と一口に言いますが、実のところは、ややこしいのです。
 備後三次の藩士・稲生武太夫の身に起こった、いわゆる怪奇体験を後に記録したものと、その写しの総称であり、当然いろいろな題名・形式があるわけです。それらを可能な限り集めたのが、この一冊。
 
 ご存じとは思いますが、まあいちおう。
 武太夫がまだ平太郎を名乗っていた十六歳の夏、七月の一ヶ月間に渡り妖怪どもが稲生家に現れ続けるという事態になります。が、平太郎は冷静に、これらを眺めたり撃退したりで、ついに妖怪側が根負けする。そんな流れですね。
「集成」としたために、一つひとつの絵が小さくなってしまったのは難点ですが。とにかく複数の版を比較できることの便利さ面白さ、これは素晴らしいです。「あー、これは書いた奴が誤解してるな」とか「これは、こいつを写したのかな?」とか想像も広がって楽しいです。
 
 具体的な内容にまでは触れませんが、一つだけ。
 ラスト、平太郎に妖怪どもの親玉・山本五郎左衛門が面会するシーンで、平太郎の横に冠に装束の男が上半身のみ現れるのですが。巷では、これを山本のライバルである神野悪五郎なる魔物としています。これが、とにかく納得いかなかったのです。なぜなら、平太郎の横で静かに山本を見る様子が頼もしくあり、また神々しいからです。とうてい悪者には見えない。
 今回、この本で見比べて、その原因が判りました。一本だけ、冠の人物をはっきり悪五郎と明記した絵巻物があったのです。ですが、他は平太郎の氏神様だとしています。もちろん氏神様が正解でしょう。書き写した者が勘違いしたかミスしたか、あるいは勝手に変更したかですね。
 
 以前にご紹介した『何かが空を飛んでいる』に収録されている『稲生物怪録』に関するエッセイの中で著者の稲生平太郎さん――あーややこしい、エッセイの名義・法水金太郎さんとお呼びしますね――法水さんは、『稲生物怪録』を平太郎の夏休みだと述べておられます。法水さんの言葉をお借りするなら、七月の一ヶ月間、平太郎の家には友だちや親戚が入れ替わり立ち替わり手土産など携えては訪問、夜通し呑んで喰ってダベってゴロ寝して夜が明けて、そのまま朝寝・昼寝のフリーダム♪ そして花火や蛍の代わりに妖怪どもが、いろいろな芸を見せてくれるわけです。なるほど、たしかに夏休みですね(笑)。そう思って読みなおすと、また面白いものです。
 法水さんがあえて「稲生平太郎」の筆名を名乗るのは、怪奇現象を冷静に観察・判断するという意志の他に、平太郎のような「夏休み」を生きたいという想いも込められているのかもしれませんね。
 
 ともあれ。
 買いの一冊だと思います。
 
 


 
□2017-08-24 (旧暦 文月三日)
 
 
 あー。
 あれが、スーパーセルだったのか。
 そうか。
 道理で……。
 
 


 
□2017-08-25 十方暮入 (旧暦 文月四日)
 
 
 おおっ、これは!?
 
https://www.motor1.com/news/177749/2018-suzuki-jimny-leaked/
 
 ふーむ。
 中身が気になりますね。特に床下の様子を知りたい。
 顔つきだけ見ると、ハスラー・ベースに見えなくもない。仕様が判らない段階では、そこが不安材料かな。
 
 まあ、ドアミラーだし。出ても国内版には、まちがいなく“雨上がりの毒茸”が付くはずだからなぁ。
 お金もないし、私は買いませんけどね。
 
 でも、その直線デザインに相応しい、歴代の名を汚さぬ硬派な車であってほしい。
 ということは強く願ってますよ。
 
 現行の JB23 が、もうじき二十年というのも、びっくりですね。
 
 


 
□2017-08-26 (旧暦 文月五日)
 
 
『仮面ライダーφ's』のファイズドライバーに続き、今度はカイザドライバー(正確にはカイザギア)が発売されるとのことで。もちろん、大きなお友だち向けのサイズとお値段で(笑)。 『φ's』を観ていた子供が十四年の歳を経ているので、買うに無理な価格ではなく。で、「standing by」だの「complete」だのという番組内で使われた音声が流れるのですから、大人であっても楽しくないはずがない。草加の中の人もノリノリで喜んでおられるご様子♪
 
 ただ。
 たいへんに残念に思うことが一つだけ。
 
 この大人向けの商品企画を、もう少し早く立ち上げたなら。具体的には、スマホが浸透する前、ガラケーがまだ元気な間に企画を起こせていたなら。ケータイ会社とつるんで実際に通話できる、つまり携帯電話の機能が付いたドライバを発売できたのに。
 と考えるだけで、非常に無念な気持ちです。別に開発側の人ではありませんが、これが実現していたら本当に面白かったのにな。
 
 


 
□2017-08-26 百鬼夜行
 
 
 おいっす。
 
 


 
□2017-08-27 (旧暦 文月六日、眠り流し)
 
 
 まさか、ここに来て二頭身のレベル1が大活躍するとは!
 しかも、その伏線は序盤(第一話だっけ? 第二話だっけ?)に、しっかり張られてあった。
 
 始まった当初は「何だ、このガラットは?」と思ったものでした。レベル1からレベル2への変身は、まさに『超力ロボ ガラット』みたく面白いものの、「仮面ライダーか?」と問われれば返答に窮する(笑)。
 でも、やっぱり物語はストーリが肝心ですね。回を追うごとにグングンと加速していった。わりと早いうちに永夢と貴利矢が信頼関係を築き、そのうえで貴利矢の早期退場。これもストーリに速度を与えました。
 ライダーそれぞれの過去も、ちゃんと掘り下げられてましたし(永夢についてのみ不満があるけどね)。その過去を受け入れての、皆での共闘というのも、あちこちの作品で「何か気づけば仲間になってた」という演出に飽き飽きしていた身には嬉しかったです(ニコは個人的には大嫌いなキャラだが、大我の行動に必要な“動機”だから、否定はしない)。パラドの禊ぎも、そう。
 前半の悪役担当だった黎斗、終盤の大悪役である正宗、ともに良い味出してくれました。復活してからの黎斗は「ちょっとアブナイ発明おにいさん」って感じの便利キャラになってしまっているのが、子供には判りやすいものの少々乱暴ですがね(難関があっても、すぐに黎斗が攻略アイテム作っちまうからなー)。一方の正宗は一切ブレない悪人で終始したことに拍手です。お見事でした。こーゆー悪役は大切ですよ。
 
 消えたポッピーとパラドがエピローグで復活するのは、お約束。
 ですが、ゲーム病で消滅した人々は戻らない、という点が斬新でしたね。この手の展開では最後、ラスボス退治と同時に犠牲者全員復活の大団円という台本がデフォですから(昭和は本当にそうだったし、平成でも多い展開)。でも『エグゼイド』では、それをやらなかった。そのうえで、人々が「死んだ」のではなく「病気」だと解釈して「いつか治療する」という形で締めたのは、医療現場を舞台とした仮面ライダーに相応しいと思います。消えた患者の名前すべてを憶えている永夢、本当に立派になって……。
 
 不満というほどのことでもないのですが。
 飛彩の闇墜ち期間は、もう少し長くても、つまりもう少し早くから堕ちてても良かったかなと思います。何となくバランス的にそう感じる、って程度のことですがね。
 あと、グラファイトを最期に潔い武人として描くなら、普段から、そういうキャラとすべきでした。それまでが単なる野蛮な殺戮者だったからなー。
 
 で、こちらは大不満。
 クロノスを倒すシーンが4対1ってのは、あいかわらずの集団リンチぶりで困ります。多人数のライダーで一人にかかるのは、あの“大怪獣”状態のときだけにすべきですよ。教育上、よくない。
 そして何よりの不満は、永夢の過去を映画のみで描いたことです。しかも、「本当の完結は映画で!」という煽り文句で完結編映画まで出してくる。商魂たくましいのも結構ですが、節操がないですね。過去については、いちおう本編でのフォローはありましたが、それでもストレスは解消しません。ゲーム病を発症しそうですよ(苦笑)。
 
 例年、本編内で新旧ライダーの顔合わせがあるのですが、今回はなかったですね。ビルドが会ったのはゲンムのみ。けっきょく先輩と後輩の両方に対面したのはゲンムだけ。これもまた斬新でした(笑)。
 完結編劇場版はともかく。Vシネマ全三話って、またやってくれますね。しかも黎斗が大活躍? 大暴れ? するようで。
 
 レベル1から2への完全変形を再現した玩具とか出ませんかねー(変形玩具自体はあるものの……あれは、ねぇ?)。
 サイコガンダムよりは難しいけど、Zガンダムよりは簡単な気がするのですが。
 などと無責任に言ってみる♪
 
 


 
□2017-08-28 三隣亡 (旧暦 文月七日、七夕)
 
 
 もうじき八月も終わりますね。
 九月というと、真っ先に世間が飛びつくのが「防災の日」です。あちこちで防災グッズが取って付けたように並ぶことでしょう。まあ、ざーとらしくても、やらないよりずっと良いわけで。
 で、そんなグッズの中。最近は手回し充電のラジオが当たり前になってきてますね。ケータイに接続するアダプタまであるらしく、それでケータイの充電もやってしまえ、という親切さ♪
 
 ですが。
 個人的には、手回し充電ラジオはイマイチだと思うのです。これ、内蔵の充電池がやられると、一転して役立たずのゴミになりますから。いえ、ゴミは言い過ぎですが、ヒーヒー回しても、すぐまた電力切れでは、おちおち聴いてられません(経験済み)。しかも電池交換は大手の品であればメーカー修理扱い、無名のメーカーなら自力交換かジ・エンドかな……めんどい。
 実のところ、充電池の安定供給に不安のある海外では、これとは違う発電式ラジオがジワジワと普及しているようで。それが、いわゆるゼンマイ発電ラジオ。つまり、ゼンマイを巻けば、それが回り続けて発電し続ける。その電力でラジオを稼働させる。ゼンマイの音が喧しいっちゃ喧しいようですが、化学的劣化が宿命の充電池を持たない分、維持は容易です。寒暖の激しい地域ではお役立ちでしょう(そう言えば、ゼンマイ発電式パソコンってのも、あったような……でもあれは、さすがに一度は充電池に入れて電圧を安定させるか?)。
 日本でも扱えばいいのにと思う。ブリキ玩具や安物の目覚まし時計の技術があれば楽勝で作れるでしょ。つか、欲しい。
 
 まー、知識と技術があれば、自分で作れなくもないんだよな、たぶん。
 対象を地元の中波局に絞れば、トランジスタ三個でいけるし、電力は 1.5V からでもできるし。ちなみに、太陽光発電ラジオなら、ネット上に作例がありますよ。
 発電に関する電子知識がないので、トーシロー妖之佑には無理なんですけどね。だってさー、直流にするとか求める電圧にするとかが、けっこう面倒そうなんだよ。(;^_^A
 
 


 
□2017-08-28 補足
 
 
 少し大雑把に調べてみましたところ。
 
 ゼンマイ式発電ラジオは、U.K. の発明家さんが特許を持っておられるそうです。
 氏は、これを先進国で高く売り、その分、電力インフラの整っていない開発途上国に向けて廉価販売している。生産拠点は南アフリカ。
 とのこと。
 
 そう言えば、手回し発電PCも、欧米で高値販売した分を発展途上国に安売りすることで還元しているんだったっけ。
 
 
 
(8/31)
 
 


 
□2017-08-29 上弦 (旧暦 文月八日)
 
 
 以前にも書いてましたっけ。
 理想の車を一台、選ぶなら?
 なんつー物欲妄想。
 
 実は、しつこく考えてたりする(笑)。
 
 現実には、今さら車を買い替えるだの買い足すだのは考えてないんですけどね。お金ないし、あれこれ面倒だし、そもそも公道を走るの怖いし(必要だから運転してますけどね、でも怖いよ公道は)。
 
 で、怖くも何ともない妄想の世界♪
 そもそも、制約がないなら用途に合わせて複数台を使い分けるべきなんですよ、車であっても道具ですから。ただ、そこまでいくと妄想でもダラダラとキリがなくなるので、一台のみという縛りは必要(苦笑)。
 
 一台のみ。この制約により、どうしても「オールマイティ」さを求めることになる。
 車に求めるものは、本人の移動、自分以外の人を運ぶ、荷物を運ぶ、旅行に行く、走りを楽しむ、眺めて愛でる、投資……くらいかな? まあ投資は除外して、人を運ぶセダンかワゴン、荷物を運ぶバンかトラック、遠乗りするなら大きめ、走りならスポーツ車、近場の用足しなら軽、愛でるなら限定特別仕様車やレストア前提の旧名車、といったあたりかな。
 これらを一括りにすると、(選択肢があるなら小型車枠の)スポーツ・セダンかスポーツ・ワゴンになってしまいますね。極端なのなら WRX かランエヴォ、走りでなく走破性能に向かうならランクルやパジェロなどの四駆ね。そこまで行かずとも、そこそこ軽快に走れるセダンかワゴンか1ボックスってトコかな。
 もう少し目的を絞り込めるなら面白さマシマシになりますね。移動は最大で家族のみ(四人以下)、日曜大工クラスの大きな買い物は店のトラックを借りる、悪路は走らない、で走りにも多少こだわりたい。これで2ドアや3ドアのスポーティ車が可能になります♪
 さらには、独身である、遠乗りまではしない、などを追加するとコンパクトや軽も可となりますね。ワークスなんて、結婚前提にしてないカノジョにすら嫌がられるっしょ(爆)。逆に言うと、家庭持ちでも近場のスーパーに食料品を、というのなら軽で充分、小型車なんて経費がもったいない。まして買い物だけに3ナンバーなんてバカだろ。
 
 などなど、思考実験の結果、妖之佑が現行車種から一つ選ぶなら。
 ABARTH 595 のMT、もしくは JB23ジムニーのMT、に行き着くのでした。
 ああ、もしも北米か豪州に移住するならランクルですね。
 
 旧車から選ぶとなると、複数候補があり、どうしても一つに決められません。(;^_^A
 まあ基本、スポーツ・セダン系から選ぶことになりますが、それでもアウトビアンキ A112 ABARTH や英国車時代のミニ・クーパーは候補になるかな。
 ただ、北米か豪州に移住するならランクルの一択(大笑)。60系の丸目か、55・56型。
 
 ここで、もう一つの笑える思考実験。
 もしも可なら複数台。という妄想で列挙するのです。
 旧型の、しかもホンダで統一すると、けっこう楽しい。初代Z、N360(またはライフ)、ステップバン、バモス、T360 。どうです、全用途対応のチームですぞ!
 ここに他社のも入れてやると彩りが良くなります。フロンテクーペ(または初代セルボ)、N360(またはライフ)、二代目サンバーのバン、LJ10ジムニー(または SJ10ジムニー)。ほーらね。
 逆方向に強化するのも面白い。360ヤングSS 、N360 、ミゼット(または K360)。いちおう、スポーツ、家族で移動、荷物の三通りを網羅です♪
 少し新しめで揃えるなら、ミニカ・ダンガン(またはアルト・ワークス)、リーゼ、ワゴンR、ミニカトッポ、JA11ジムニー(またはパジェロミニ)。あれ? ホンダが消えた?
 もっと新しめだと。カプチーノ(またはビート、初代コペン)、ムーヴ、ミゼットII 、JB23ジムニー。あー、かなり無難になってきたか。とは言え、オープン2シーターの存在は重要ですね。
 現行は……まあ、いいか。
 お判りのとおり、ここのキモは軽で統一って点。やっぱりホンダで揃えるのが一番面白いや。
 
 本当はロータリー車に乗りたいんですけどねー。
 初代 RX-7 とか、初代カペラとか、ロータリーには小型のボディが良く似合う。
 好きな人には悪いけど、FD3S とか RX-8 とか、でかくなりすぎ。
 例外はルーチェ・ロータリークーペ。あれだけは別枠の魅力です。
 
 


 
□2017-08-30 (旧暦 文月九日)
 
 
 で、四輪に触れたなら二輪に触れない道理は、ないっ!
 
 とは言え、四輪に比べたら用途は限られますが。
 二輪の用途となると、走り、ツーリング、悪路、移動、配達……あれ? たいして四輪と変わらん? 数人での移動と大きな荷物が無理なだけか。
 
 近場の移動に限るなら原付でしょうね。中でもカブが、まちがいのない選択。配達するにもカブは最強でしょう。郵便局が選んだのは伊達じゃない。
 走りを追求するのはキリがないのと趣味性が高いので、まさに好きずき、勝手に選ぼう♪
 長距離ツーリングは疲れないのが前提なので、大きなスクーターもアリかもしれない。スポーツ車でもアメリカンが向いてそうで。逆にフルカウルは姿勢的に辛かろ。あと、一般道だけで長旅するなら、ゴリラの大容量タンクは心強い気がします。
 遠乗りせず近場を用事を済ませがてら走りを楽しむ程度なら、クォーターで充分でしょ。車検要らずだし。
 
 などなど妄想した結果。
 現行から妖之佑が一台選ぶなら、エストレヤになりますね。次点で ST250 。
 でも、エストレヤは生産終了するんだよなー(涙)。
 
 旧車からなら…… GT380 が欲しい。本郷猛が帰国後に乗っていた、新サイクロンの変形前♪ あと、カブトローのベースでもある。車検が嫌なら GT250 だけど、380 が良いよなぁ。
 オフなら、これも仮面ライダーの影響ですが、ハスラーの III型(TS250 が新サイクロンのベースだったり、ライダーマンが乗ってたり)。ただし、250 はフツーのマフラーなので、当時のスズキの特徴的な「コブラマフラー」を求めるなら TS400 か TS125 になる。400 は体力的に論外として(汗)、125 でも人一人乗るには充分な出力でしょ。原付二種だから少し経済的だし。
 妖之佑は限定免許なので乗れませんが、現実の障壁をすべて無視するなら、初代 CBX のカウルなしが一番の憧れですよ。『こち亀』の本田くんがプライベートで乗り回してたやつ。まあ、免許の問題を置いといても、六連CVキャブなんて代物は現実面での大問題ですけどねー(爆)。
 
 なぜだろう。
 海外製バイクが全然挙がらない。
 興味がないわけではないんだけどな?
 
 ちなみに。
 ベスパに乗って似合う男は、日本では「工藤ちゃん」だけだからね。
 
 


 
□2017-08-31 (旧暦 文月十日)
 
 
 物欲の思考実験は続きます(笑)。
 
 今日は、万年筆を一本だけ選ぶなら、というテーマで。
 
 いきなり小さなアイテムになりましたが。
 これもまた道具であるからには、用途によって選択基準が変わるのは、車と同じ。
 
 万年筆の用途って何でしょ?
 書くこと。これは当然。
 では何を(何に)書く? 葉書や手紙、手帳、日記、ノートに走り書き、原稿、絵……くらいかな。
 絵については、ペン先の関係で一本で足りるとも思えず(パイロットのジャスタスだけで見事な絵を描いた動画がありましたが、あれは例外としとこう)。なので、絵描き用は今回、あえて考えない方向で。
 文となりますと大きく二つですね。長文か短文か。この差で選ぶペンも変わる。便箋か手帳かノートか日記帳かチラシの裏かは、ペンではなくペン先で対応するものなので区別しません。問題なのは長々と書くのか、ササッと書いては仕舞うのか。
 
 ここまで考えを進めて。
 妖之佑なら何を選ぶかを言ってしまいます。
 妖之佑が万年筆を使うのは、第一に応募原稿。今となっては手書きを受けてくれるところは少ないですが、でも使いたい。第二に、原稿に至るまでの下書きやら、あれこれといった殴り書きなどなど。
 つまり、とにかくたくさん書きますね。であれば候補は、かなり絞られます。カートリッジ式は論外。インク補充のたびに、いちいち軸を外すうえに容量の少ないコンバータ式も不満が出るに決まってる(て言うか実際、不満だったよ)。もちろん両用式とか、ありえない。つまりはインク吸入式しかないわけ。この時点で、ほとんどの国内現行品と、かなりの海外現行品が落選します(苦笑)。
 結論。国産では。パイロットのカスタム823 と カスタム ヘリテイジ92 の二種。セーラーのプロフィット エアロ、プロフェッショナルギア エアロ、プロフェッショナルギアΣエアロの三種。都合五つのみですね。これらはペン軸自体にインクを吸入して溜める機能がありますから、軸をバラさずに補充できるうえに、コンバータより容量が大きい。カートリッジなんて話にならない。おかげで、執筆がノッてるところにインク切れでブレーキかけられる事態が起こりにくいのです。
 一方の海外ブランドでは、かのモンブランにも吸入式はありますが約十万円コースです(笑)。ペリカン、アウロラが品によっては多少お安いかな。パーカーは、どうだったっけ?
 まー容量で言ったら、インク止め式って、とんでもないのもありますけどね。これは要するにペン軸そのものがインク用タンクになっていて、そこにスポイトで注ぎ入れるという構造。大容量を誇る反面、補充の手間を考えると原稿執筆には、むしろ難ありかもです。品そのものが極端な少数派ですし(逆の理論で「一本だけ」の選択対象には、なりうるか)。
 他にも吸入式は、もちろんあるのですが、妖之佑の知る限り、現行品ですと限定仕様だったりしますね。数が少なく、お高い。カートリッジやコンバータだとペン軸はシンプルに空洞でいいので作るに楽ということですか。吸入式、便利なのになー。年筆って言うくらいだから、もっともっと貪欲に大容量にこだわってほしいですよ。
 
 まあいい。
 
 長々と書かない人であれば、コンバータやカートリッジで何ら問題ないと思います。
 となれば、ほとんどの品が候補となる。あとは好みかな。
 
 よく聞く「万年筆の書き味」ってのは、カメラの「レンズの味」と同じで、曖昧模糊としたものだと思っています。ほぼ自己満足の世界ね。同じペンに対して人により評価が正反対になったりするのが、その証拠。
 あきらかにペン先が紙に引っかかってしまうとかインクがかすれるとかでない限り、「書き味」ってのは少なくともビギナーが考えても仕方ない。「書いてて疲れない」ってのも、長く使ってみて初めて判ることですから、買うときの参考にはならないかな。
 まー要するに。短文しか書かないのであれば、店頭で手にとってみて、あるいは外見を見て、気に入った物にすればいい、ということです。著名メーカーの物に変な代物はないはずですから、バカみたく高価とか中古品とかでない限りは、どれに決めても失敗しないでしょう。
 その意味では、一本だけを選ぶのは難しいのかな。むしろ、一本使ってみて、二本目に「一本だけ」を選ぶという、ややこしい事態になるか。(;^_^A
 
 くりかえしになりますが、長文対応だと選択肢が少ないので、最初っから「一本だけ」を選べるのです。
 
 あと、最初の一本は国産が無難かな。
 価格のこともですが、国産は日本語を書くために調整されているので、まちがいがない。
 対して、モンブランだのペリカンだのパーカーだのウォーターマンだのは、あくまでもアルファベットを書くための道具ですから、日本人が日本語を書くために海外ブランド品を積極的に選ぶ理由は、ないですね。もちろん最終決定は「好きずき」ですが♪
 
 まー、日本の文豪がモンブランなんて、ガチの定番なんですけどねー。
 でも、まずは国産を使おうぜ。
 
 

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