2017年3月


 
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□2017-03-01 三隣亡 (旧暦 如月四日)
 
 
 今さらかい。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170225-00005757-bengocom-soci

 
 この案件、何年も前から話題になってますよ。
 悪質だと思うと同時に、最初に考えた奴は頭が良いとも思いましたね。その知恵を別のことに使えばいいのに。
 全部がそうとは言えませんが、例えばオクで「業者の倉庫から直接、発送させます」みたいな文言がある出品は怪しんだほうがいいですよ。
 
 


 
□2017-03-01 以前、日記で言ってたことですが。
 
 
 世間の皆さんも同じお考えを持ってらっしゃるようですね。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170228-00000005-jct-ent

 
 一部の行き過ぎた愚者による迷惑行為そのものは断固として否定・糾弾されるべきです。
 
 が。
 こういう事態を招いたのは声優事務所やレーベル会社の売りかたに原因があるのに、あたかもファン側に全面的に責任があるかのような言いかたは釈然としませんね。
 そもそも声の俳優なのに、しかも演技も未熟なのに、一枚CD出しただけで「アーティスト」呼ばわりは滑稽にすぎます。
 ぶっちゃけ、声優のアイドル的な売り込みかたが改善されないようなら、妖之佑も宗旨替えしてジブリや宮崎監督のキャスティング方針を支持せざるを得なくなりますよ。
 
 


 
□2017-03-01 伝える側より、受け取る側の頭の出来が問題。
 
 
 巷で『ガッテン』のポカ(?)が話題になっているようですね。
 あの回、妖之佑も観ましたが、そこまで怒る内容か? と思っています。
 あれって、要するに「睡眠不足は血糖コントロールに悪影響があるから、きちんと睡眠時間を取りましょう。睡眠障害のある場合は睡眠薬も選択肢に入れましょう」という内容でしょ。
 あの番組を観て「睡眠薬は血糖コントロールの特効薬だ」と解釈してしまう視聴者の頭が短絡的すぎますよ。
 豚野郎は「睡眠不足は良い仕事の敵だ」と言ってます。
 林先生は「僕を含めて東大に受かった人は、きちんと睡眠を取っている」と言ってます。
 そういうシンプルなことを言っていただけなのですよ、あの回は。
 番組を痛烈批判している医師たちは、それこそ短絡思考の視聴者同様、一部しか観ていないと思われ。専門家を名乗っていながら、そんな姿勢は滑稽ですね。
 問題があるとすればテロップくらいかな。ちょっと憶えてませんが、もしも「睡眠薬が糖尿病に効く」とか書いてあったのなら、それは文面が端折り過ぎてる。ただ、テロップのまちがいなんて、同じNHKのニュース番組で、ほぼ毎日やらかしてますからね(爆)。「訂正してお詫び」すればいいレベルではないかと。
 
 
 
 似たような騒動が、ちょい前の『鑑定団』でもありましたね。超高額鑑定のついた天目茶碗が、番組を観ていた専門家たちから「あれは偽物だ」のシュプレヒコールを受けまくったとか。
 妖之佑は石坂さん降板以降、番組そのものを観ていませんから、鑑定結果の是非については何も申しませんが。
 そもそも、現物を直に見た鑑定士に対して、TV画面でしか観てない触れてもいない人たちが、そこまで断定的に言えるものなのか、騒動の当初から疑問を感じていました。何と言いますか、鑑定依頼人によくある「美術館で見たのと同じだから、これはきっと凄い物だ」とか「美術本に載っていたのと同じだから、きっと国宝級だ」とか期待満々が一転、鑑定結果に愕然呆然とするケースと、TVを観ただけで「偽物」と断定している専門家の先生様たちとが被ってしまうのですよ(笑)。
 一部報道では、専門家たちが「偽物だ」とする根拠の一つが化学調査によって潰れたそうで。これで即、真贋が確定したわけではないでしょうが、それでも批判していた専門家たちは語るに落ちたと言えるでしょう。
 だいたい、TVだけでなく写真だってそうですが、レンズってやつは対象を正確に写しませんからね。被写体は写しかたで、どうにでも変わる。照明の角度だけでも変身してしまう。
 液晶画面を観ただけで現物を見ていないのに、偉そうに決めつけないことです。でないと「専門家」としての資質を疑われますよ。今の状況では、ビール片手にTVの野球中継を観つつ監督の采配にダメ出しする素人オヤジと同レベルだからね。
 
 
 
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 NHK『ガッテン』が公式に謝罪文書を掲載しましたね。
 そこまで詫びんでも、とは思うものの、当該者が非を認めたのですから、それでいいでしょう。
 
 でも、「自分に都合の良い部分だけ切り取って勝手に解釈する側のほうがバカだし傍迷惑だ」という妖之佑の考えは変わりません。
 例えば、みのもんたさんが「ココアが体に良い」と言っただけでココアが売り切れになる日本の国民性こそが、正すべき歪みだと思いますよ。
 入ってきた情報は、いっぺん自分の中で噛み砕こうぜ。何のために脳味噌があるんだよ?
 
 


 
□2017-03-01 百鬼夜行
 
 
 ですな。
 
 


 
□2017-03-02 (旧暦 如月五日)
 
 
 アカデミー賞授賞式で大統領批判が連発。
 
 かたや、総理ヨイショの番組やタレントだらけ。
 マシなので、だんまり。
 
 これが米日の差ですね。
 日本が真の民主主義を手に入れるのは未来永劫、無理なのかもな。
 
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 茂木さんのおっしゃるとおりですね。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/12742734/
 
 今の日本の芸人、特にバラエティー芸人・雛壇芸人なんて、カストリ雑誌の足下にも及ばないですよ。
 チャップリンの映画をしっかり観るか、せめて手塚先生の『七色いんこ』くらい読んで勉強したほうがいい。
 
 


 
□2017-03-02 『我が良き友よ』
 
 
 まちがいなく名曲です。
 同じ吉田拓郎さんの手による、しかも共演なさった『シンシア』も良かった。
 
 ムッシュは、あちらの世界でも明るく歌っておられることでしょう。
 合掌。
 
 


 
□2017-03-03 雛祭 (旧暦 如月六日)
 
 
 スイスの時計メーカー「Tissot(ティソ)」の腕時計に「ワールドタイム」という機械式の世界時計がある、ということは以前に日記に書きました。
 巷によくある(Tissot にもある)、その都度その都度、各都市名が記された回転ベゼルを指で回して現地の時刻確認をする、という簡易式ではなく、またコンピュータ制御のクォーツ式でもない。機械制御だけで世界二十四都市の現在時刻がひと目で判るというスグレモノです。
 
 構造を説明しますと(※ 書籍からの情報であり、妖之佑は直に触れていませんので、そこンところはご容赦をお願いします)
 見た目は普通の三針式です。カレンダーは、ありません。少し違うのは、十二時間表記のインデックスが文字盤ではなく、風防外側の固定ベゼルに刻まれている点。通常の現在時刻は、この固定ベゼルのインデックスと三針で見ます。それと竜頭の少し上、いわゆる「二時の位置」にボタンが一つあることも外見上の特徴です。
 重要なのは文字盤です。◎という二重構造になっています。
 内側の円盤が短針に連動して回転します。ただし、短針が一日二周するのに対して、円盤は一日一回転、つまり二十四時間で一周します。これに世界二十四都市の名前がぐるりと記されている。つまり各都市の名前が二十四時間かけて一周するのです。
 一方、外側のドーナツ状の文字盤には二十四時間表記のインデックスがある。こちらは固定されていて動きません。
 
 ここまで書けば聡明なかたなら理解できてしまうのでしょうが、続けます。
 
 まずは針を通常の竜頭操作で回します。この際、円盤も一緒に回るので、そのまま目的の都市名(東京でも旅行先でもロンドンでも、とにかくメインに設定したい都市)が文字盤の「24」に来るまで進めます。
「24」に来たところで、二時の位置にあるボタンを押す。すると、円盤のみ竜頭の操作から解放されて停止します。
 ボタンから指を放しても円盤は止まったままなので、引き続き竜頭で針だけを回して、今度は短針を「24」の位置まで送ります。
 目的の都市名と短針(と、ついでに長針)が「24」の位置で重なったら竜頭を戻す、つまり押し込みます。これでボタンを押した状態が解除されます。この時点で、時計は目的都市の真夜中0時ちょうどを指している状態になります。
 次に、ふたたび竜頭を引いて回して針の操作をします。当然、針と円盤がシンクロして回転します。円盤にある目的の都市名の昼夜を文字盤の二十四時間表記で注意しつつ、長短針を固定ベゼルの十二時間表記で現在時刻に合わせます。
 で、竜頭を押し戻せば完了。あとは、いつでも針が時刻を指していると同時に、世界各都市の時刻も同時に文字盤でリアルタイム二十四時間表示されているって寸法になります。
 
 よくよく考えるとシンプルなシステム(まったくの素人想像ですが、カレンダー用のメカを流用したのかも)なのですが、まさに発想の勝利でしょうね。機械式で、これを越える世界時計は、ないと思います。機械式時計しかなかった頃、世界を相手にしたビジネスマンなどには重宝された品なのではないでしょうか。
 このワールドタイム、初出は 1950年代なのだそうで。その後、何度か復刻されていますが、とにかく数が少ないのと、価格が庶民には優しくないので、入手の機会はありませんでした(復刻版はボタン停止でなく、竜頭で円盤を単独操作できるらしい。ますますカレンダーのメカを使ってるっぽいな♪)。
 
 
 
 と、長々と書きましたが。
 ここまでは枕。
 
 
 
 我が日本の老舗時計メーカーの一つ、オリエント。
 ここはセイコー以上に機械式にこだわってくれている所なので、個人的に応援したいのです。
 
 そのオリエントで機械式世界時計を作っていると知ったのが、つい最近。
 いやー、いつ行っても公式サイトが見辛くて気づかなかったですよ(言い訳言い訳)。
 
「オリエントスター ワールドタイム」
 
 説明を読む限り、Tissot ワールドタイムの構造と同類ですね。短針に連動して都市名のリングが回転する。
 カレンダーとリザーブ(ゼンマイ残量)付きなのが、Tissot に対するアドバンテージか。
 ただ、秒針、カレンダー、リザーブをスモールにしたせいで文字盤に余白がなくなり、ために都市名を外周にしたのはデザイン的に失敗してますね。見た目にゴチャゴチャしていて、ひと目で判るとはいきそうにない。
 
 それでも国産ということが嬉しいです。価格も Tissot より安いですし。
 これは、できれば欲しいところですが、妖之佑の財布では無理です(きっぱり)。
 せめて、一人でも多くの人がこの時計に興味を持って買ってくれるとオリエントのために、ひいては日本製機械式時計のためになるので、こんな僻地ですが話題にするのでありました。
 
 オリエント頑張れー!
 
 


 
□2017-03-04 (旧暦 如月七日)
 
 
 おー。
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/17/news156.html
 
 これ、地域差があるだけで本質は同じなんですよね。年越しを節目に、家々を訪れて戒めに来てくださる神様、あるいは神の使い。基本的に、怠け者や不孝者を叱り、真面目に生きるよう叱咤なさる。
 いつも言うことですが、クリスマスの赤サンタ&黒サンタのペアと同質の存在だと思います。
 ぜひ認可されるといいですね。
 
 


 
□2017-03-05 啓蟄、上弦 (旧暦 如月八日、事納め)
 
 
 悪い冗談だろ……。
 あれは虎の穴なんかじゃない。虎の穴を勝手に名乗っている、まったく無関係の三流組織に違いない。
 
 鳴り物入りのデスマッチ「ヘル・イン・ザ・ホール」が、終わってみれば何というぬるさ。江戸っ子爺さんなら「こんなのァ風呂たァ言えねェ。もっと沸かせ!」と怒り出すレベル。
 死人も出るバトルロイヤルと言うわりに、みんな長机やパイプ椅子の一撃で沈黙するんだぜ。真の虎の穴のレスラーたちは、その程度の攻撃でやられたりはしなかった。
「門番」なるラスボスに至っては、結末を含めてもう笑うしかなく。ザ・サードの強さを見せるためだとしても、安っぽい演出で失笑モノ。
 こんな茶番を主催したミスターXは、帝愛の兵藤会長か、せめて利根川あたりに教えを請うべきだろう。実際、ヘル・イン・ザ・ホールは「鉄骨渡り」の足下にも及ばない。
 
 うーん。
 
 オーディンとビリーの息の合った連携にタクマとケビンが苦戦する展開は充分にアリなんですけどね。
 その後の、レッド・デスマスクが仕掛けた心理的分断作戦もドロドロした展開を期待させてくれましたし。
 なのに、そのレッド・デスマスクに対するオーディンの目論みが完全スルーだったり、心理戦ガチ無視の単なるドツキ合いでレッド・デスマスクを倒したり。
 おまけにオーディン、すんげー良い人になっちまってる……なんでタクマとケビンを待ってやるんだよ? 頭の打ち所でも悪かったのか? しかも一人だけハッピー・エンド。いやいや、岩山放置のビリーのことも思い出してあげてください。
 
「あらすじ」を観ているような乱暴さ、あるいは端折りっぷりでした。
 だからなー、ハムとうどんだの、村おこしとサボテンだの、スイーツだのという尺の無駄使いなんてしないで、ヘル・イン・ザ・ホールにもっと話数を割けばよかったのに。
 唯一の収穫は、ミスXがミスターXを良く思っていなかったと判ったことですか。
 
 ところで、主人公ナオトの自堕落ぶりは何とかならんものかと……。
 
 
 
 
 
 元社長の一人舞台。
 とは言え、そろそろ自分の開発したゲームに取り込まれそうだ。
 
 市民全員強制参加のサバイバル・ゲームって他作品にあったような気もせんでもない。
 仮に、このゲームが発動したとして……一般市民のライダーは量産型になるのかな。ライオトルーパーやメイジや黒影みたく、やっつけデザインなんだろうねぇ(笑)。下手すりゃゼクトルーパーのレベルかもな(爆)。
 
 
 
 
 
 リーゼントの言うことは正論なんだが。
 そもそも、カタギが軽い気持ちでヤクザ会社に就職したから、こーなるのであって。
 戦争やって成り上がった鉄華団なのは判ってたんだから、応募する前に少しは考えようぜ……手遅れだがな。
 
 歳の功ということか。マッキーの根回しとラスタルの人脈や奸計とで、経験値の差が如実に出たわけですね。
 そう言や「本国の戦力が、まだ残っている」とか言ってた人は本国に帰り着くどころか、言ってすぐ後にあっさり首もがれたんだよなージャイアントバズのミニチュアで(笑)。
 でまあ、マッキーは、またも内側から刺された。どーすんだよ、をい。
 
 ジュリエッタは、いちいち理屈を述べながら闘うからウザイですね。ミカでなくても、台詞の途中でぶちのめしたくなりますよ。
 ミカはオルガはもちろんのこと、鉄華団の仲間たちのため、という動機がある。
 対して、ジュリエッタはラスタル様のためだけ。そのラスタルは、いまだに真意が見えない(少なくとも保守派であることは確かかな。「宇宙ネズミ」とか言ってるし)。
 これでは勝負になりません。言わばジュリエッタは私情で戦争しているわけですから、いくら性格が純粋でも共感はできませんね。邪魔者なだけ。
 サッサとMSのパーツになっちまえ(技師のオバハン、ズタボロのジュリエッタ回収に嬉しそうだったな〜)。と思ってたのに、人間はやめないらしく。残念(嘲笑)。
 
 三期も考えてるなら、完敗エンド、充分にありえますね。
 
 


 
□2017-03-05 ここからは余談。
 
 
「ザ・サード」について少しだけ考えてみた。
 
 
※ 伊達直人
 タイガーマスクとして欧米で暴れている頃、その凶悪ヒールぶりのため「Yellow Devil」と呼ばれる。「Yellow」はタイガーが日本人ということからの蔑称と思われる。「Economic Animal Yellow Monkey」みたいなものか?
 日本帰国後も日本のスポーツ紙誌や観客から「黄色い悪魔」と罵声を受ける。
 
※ 高岡拳太郎
 虎の穴がタイガー抹殺の切り札レスラー「イエロー・デビル」としてデビューさせる。
 命名は、すでにベビー・フェイスとして人気レスラーとなっていたタイガーの古傷を抉る心理戦目的。実際、欧州に「イエロー・デビル」が現れたと知った直人は平静を失った。
 
※ イエローデビル
 モノポリーのスター・レスラー。
 ジパングプロレスを壊滅させ、タクマをスカウトした後、表舞台から姿を消す。
 
※ ビリー・ザ・キッドマン
 ミスターXから覆面を授かり、「イエローデビル」となる。
 覆面ワールド・トーナメント準優勝ながら、タイガーマスクに敗れたことを理由に虎の穴の制裁を受ける。
 
 
 こうして整理すると、ナオトとタクマが仇と狙うイエローデビルは三人目になりますね。
 つまり、そういうことなのかな?
 
 


 
□2017-03-06 (旧暦 如月九日)
 
 
 ここ何年か、あるいはもっと前からか。
『歴史秘話ヒストリア』を始めとしたNHKの歴史情報番組が毎年毎年、大河ドラマにベッタリです。昨年なんて、くどいくらいに何度も何度も真田でした。
 それは、まだ理解できるのです(納得はしとらん!)。同じ局なので宣伝しているわけですよね。NHKはニュース番組で次期の大河ドラマや連続テレビ小説の内容を紹介するような放送局ですから(爆)。
 
 ですが。
 民放の番組が日本史を扱う際に大河ドラマにベッタリなのは、どうなんだろうと思うのですよ。
 そこまで自分の企画に自信ないですか。天下のNHK様に、おんぶにだっこですか。なら、TV局なんて辞めちまえよ。
 と言いたい。
 
 昨年は、どの番組でも真田だらけで、うんざりしました。
 今年は今年で、すでにどっちを向いても「直虎」「直虎」です。かんべんしてください。
 
 


 
□2017-03-07 天一天上 (旧暦 如月十日)
 
 
 お笑い芸人と低脳女タレントによって変なバイアスがかかるので、この手の番組は話半分で観ないと痛い目を見るのですが。
 それでも、五日夜に放送された TBS『世界の超S級危険生物』は考えさせられるところが大きかったと思います。
 
 番組内容を思いっきり要約すると「本来その土地にいない生物が侵入すると、あるいは人為的に持ち込むと大問題になる」ということに尽きると思います。
 この部分をもっと深く掘り下げれば良い番組になったと思うのですが、それが弱かったですね。民放故の、ペット業界などに対する心遣いでしょうか?
 
 千葉で起こった虎脱走の事件は、当時の自分が新聞とかニュースとかまったく関心なかった大馬鹿者なので知りませんでしたが。
 詳細が載った記事は↓とかにあります。
 
http://www.sankei.com/region/news/
150804/rgn1508040055-n1.html
 
 酷い事件ですね。事件であると同時に、明らかな人災でしょうこれは。
 第一の加害者は言うまでもなく素人なのに無謀な飼育をしていた寺。
 第二の加害者は、射殺に猛抗議して警察や猟友会の足を引っ張った無責任なクレーマーども(だいたい、この手のクレーマーって、無関係で安全な遠方地にいる連中なんだよな)。
 そして第三の加害者は、危険生物の取り扱いを野放しにしていた行政(の怠慢)。
 被害者は地元住民と犠牲になった犬、危険な仕事をこなした警察や猟友会のかたがたと、そして虎。
 端的に言えば、身勝手な住職によって罪のない虎が殺される結末となった。それが事件の本質でしょう(ついでに言うが、「虎が逃げた」と大騒ぎになってるのに、飼い犬を外につないだままだった飼い主は、さすがにペケだと思う。まあ後悔してるだろうけどさ)。
 後日談として、寺が手放した生き残りの虎たちはタライ回しにされたそうですね。いっそ、射殺に抗議した連中にくれてやるか、問答無用で連中の住む町内にでも放してやればよかったんだよ。「虎が可哀相」なんだから自分らで善処しただろ(けっ)。
 
 虎は極端な例ですが。
 
 古来より日本には様々な外来生物が侵入あるいは持ち込まれ、日本の生態系を激変させてきました。身近なものだと、アメリカザリガニとセイヨウタンポポが判りやすいですね。ともに繁殖力旺盛で、日本の種を駆逐してしまった。ニホンザリガニなんて「どこにいるんだよ」状態ですし、ニホンタンポポもなかなか見かけませんからね。
 ハクビシンは、いつ入ってきたのか判らないそうで。古くは「雷獣」なる伝説の獣と誤認されたこともあったり、「タヌキ汁」の材料とされるほどに昔から日本にいるらしく。でも外来種なんですね。
 ヌートリアは毛皮目的の畜産用だったかな。それが商売上手くいかなくて捨てたとか……阿呆どもが!
 ウシガエルが食用目的に持ち込まれた外来種なのは知っていますが(ちなみに、そのウシガエルを飼育するための餌として持ち込まれたのがアメリカザリガニ)、オオヒキガエルも外来種だとは恥ずかしながら知りませんでした。これは広がらないようにしないと、日本古来のヒキガエルつまり蝦蟇蛙が危ないですね。
 沖縄のマングースはハブ退治目的で放されたそうですね。当時の関係者の脳味噌って幼稚園児レベルかよっ。
 ブラックバスやブルーギルの問題も、もはや手遅れ状態。環境破壊最先鋒の清水K明とかは切り刻んでバスの餌にでもしてやれば本望だろ。
 学校が夏休みになるとホームセンターに外国産のカブトクワガタが並ぶのも、あたりまえの光景になってしまった。これもサッサと禁止してほしい。雑婚が進んでしまい在来のミヤマクワガタなどが危険なのは、かなり前から言われていることなのだから。
 アライグマもなー。獰猛なうえに木登り上手で民家の天井裏とか大好きだからなー。
 公園の池とかにガメラ……もといカミツキガメがいるのも、下水道にワニがいるのも、あたりまえになりつつある。
 ちなみに「ミドリガメ」として売られているのも外来種だからね。正式名はアカミミガメ。かなり大きくなるので、飼い主が手に余って捨てるのが、お決まりのコース。だったら最初から飼うなよ!
 
 外来生物は、公的に認められた研究機関以外には、全面的な輸入禁止でいいでしょう。だって持ち込む必要なんて、ないんだもん。ああ、誤解がありそうですが、動物園や水族館は展示よりも研究が主目的の機関ですからね(ただ、個人的にはサファリパークの展示形態には、日本の土地はそれほど広くない、他に使い道あるだろって理由から反対)。
 禁止によって、例えばペット業界とかが大打撃を受けても仕方ないと思いますよ。そもそも、環境破壊で成立していた商売であるなら、それは真っ当な商いではない。ならば、むしろ積極的に排除されるべきでしょ。犬猫ですら、ブリーダーの資質問題とかありますしねー。
 
 資源である家畜の扱いも慎重に願いたいですね。逃げ出せば野生に戻る可能性だってあるわけですから。
 豪州を駆け回る獰猛なディンゴは元を辿ればアボリジニの飼っていた犬ですし(「欧州人が持ち込んだ犬が元」というのは誤りで、ディンゴの起源はもっと古い)、豚だって脱走して野良化すると猪並みに危険だそうな。
 
 一方で、勝手に入ってくる連中は、どうにもならないのかな……。
 桜や林檎などなどバラ科にとっての害虫として悪名高いアメリカシロヒトリは米軍にくっついて侵入、あっという間に日本に広がった。
 セアカゴケグモが大阪の港で発見されたのが、もう二十年以上も前のことだとは、びっくりです。すぐに厳格な駆除を徹底しなかったこともあるのでしょう、今や完全に帰化生物となってしまった。当時「冬になったら死滅するから放っておいて大丈夫」と言っていた専門家どもをフルボッコしてもいいよな? だいたい、和名で「後家」と付く蜘蛛は例外なく怖いんだからなー。桑原桑原。
 
 まあ、言い出したからキリがないんですけどね。ハクビシンだけでなく例えば、誰でも四つ葉のクローバー探しをしたことのあるシロツメクサも、びっくりなことに帰化植物ですから。
 とは言え、今現在、日本にいない生物の侵入は可能な限り防ぐべきでしょう。持ち込みは禁止すべきでしょう。個人が犬猫を連れて税関を通る際の検疫はムッチャ厳しいのに、商売で海外の野生種が大量に輸入できるって、ザルじゃね?
 
 猪が海を渡って辿り着いた島で大繁殖というのも、日本国内のこととは言え、侵入した外来と言えますよね。
 あそこまで増えると撲滅は無理かなぁ……。
 ちょっと無責任に考えたんですが。災い転じて福と成す。専門家の知恵を頂いて効率の良い捕獲手段を確立(番組内でやってたIT罠も、その一つですね)、数をある程度コントロールできるようにしたうえで、猪を島の特産物にする手はないですかね。つまり猪の資源化による島興し。判りやすいのは食用肉ですが、毛皮だって利用価値ありそうですし、牙もアクセサリに加工できませんかね。で、それらをネット通販すればいい。商売になる、となればハンターや料理人や工芸職人やITマンなど若い人の移住が期待できて高齢化問題も解決するかもしれません。
 という提案まで番組でやったら面白かったのに。濱口くんじゃダメだな、やっぱり。
 
 


 
□2017-03-07 動物ネタついでに。
 
 
 六日付けの Doodle(Googleロゴの記念日ver.)はコモド国立公園のものでした。
 そのロゴになっていたコモドドラゴンのクイズに全問正解できたー♪
 ( ̄ー ̄)
 
http://www.google.com/doodles/
37th-anniversary-of-komodo-national-park

 
 やくみつるさんほどではありませんが、妖之佑も少しは動物のこと知ってますからね(ニホンザル、ワオキツネザル、ライオンタマリンは、ちゃんと言えたぞ♪)。
 いや、これミスったら自己嫌悪になるとこだったよ。
 
 今までの記念日ロゴは、こちらに。↓
 
http://www.google.com/doodles
 
 


 
□2017-03-08 (旧暦 如月十一日、初午、田打ち)
 
 
 観てからしばらくは、形態がどんどん進化するシン・ゴジラのことを今までにないユニークなゴジラだと思っていました。
 
 んが。
 よーく考えてみますと。
 一連の平成ゴジラ作品には、シンのお仲間っぽい連中がワラワラ出ていたことに気づいたわけです。
 
 ビオランテは薔薇とゴジラの細胞(G細胞)を融合し培養した結果、生まれた怪物で自己進化する。
 スペースゴジラは宇宙空間に放り出されてしまったG細胞と地球外起源の生命体とが融合して生まれた怪物。
 デストロイヤもゴジラジュニアの細胞を取り込んで進化した。
 オルガも、ほぼ同様の経緯で進化。
 
 要するに平成ゴジラの半分は、ゴジラが自身の疑似クローンとケンカする物語なんですね。
 体組織レベルで進化する不気味な怪物、という意味ではシンはビオランテたちに並ぶクリーチャーということ。ならば通常はゴジラに対峙する敵怪獣となるべきところをメインにしたのが『シン』の革新的な点ですか。
 もしも『シン』の続編があるなら、触手くらいは楽勝で生えそうだな(笑)。
 
 


 
□2017-03-09 (旧暦 如月十二日)
 
 
 いろいろと考えてしまう Firefox のアップデートです。
 
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1048320.html
 
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/
1703/09/news070.html

 
 NPAPI のサポートを終了、つまり排除したことで今後、Firefox に Plug-in を入れることは不可能となりました。
 まあ、ちょい前から MNG や JPEG2000 のやつが使えなくなってますから実質的には変わりないんですけどね。でも、正式に終了というのは建前としても大きい。
 
 奇しくも7日の『クローズアップ現代+』で裏ネットの話題を取り上げていましたが、ネットの状況がかなり変わってしまい、詰まるところ無法地帯・危険地帯の性格がより強くなったと言えるのかもしれません。ために、供給側がユーザー側でいじれる範囲を絞ってしまおう、なくしてしまおうという考えかたになる。最近の車みたいなものですね。車載工具にプラグ・レンチをそもそも入れず素人使用者には点火プラグ一本いじらせない思想。最初からスペア・タイヤのない車も増えたそうで。さらに進んで、自動ブレーキの義務化。行き着くところは自動運転でしょう。要は作り手が使用者を信用しないというスタンスですよ。
 Windows 10 が、まさにそういう設計思想ですよね。特に Home はアップデートに関してユーザーから指定できることがほとんどない。勝手に落とし勝手に入れて勝手に再起動する。しかも、次の大型アプデで、MS指定の場所からしかソフトウェアをインスコできなくするそうじゃありませんか(設定でオフにできるものの、将来的にはMS認可以外のソフトを完全排除するに決まってる)。
 対策が必要なことは理解できるのですよ。スマホに正体不明のアプリを入れて被害に遭う阿呆が後を絶たない。そういう愚行がPCにも……ということですよね。『クローズアップ現代+』に出てた主婦さんはPCのセキュリティ・ソフトを二年も更新せず放置していましたし。確かに阿呆については強制更新とかインスコ禁止とかOS側で管理するしかないでしょう。
 ただ、「自分でやる」という選択肢は残しておいてほしいんですよね。例えば、コントロールセンターをいくつか潜ったうえでプロパティを開けば設定変更できる、とするだけでも↑のような阿呆さんたちが安全のための自動設定を切ることはなくなると思いますよ(まあ、特殊詐欺にかかって言いなりにリモコン作業してしまう人もいますが、さすがに煩雑な操作を電話で指示されて、それでも怪しまない人は、どんな強固な対策しても被害に遭いますって)。
 
 Firefox の話に戻って。
 妖之佑の場合、JAVA も Acrobat も Silverlight も使っていませんし、Firefox は少し前の ver. から PDFリーダーを内蔵するようになったので、確かに通常の使用では Flash 以外の NPAPI は不要と言えます。その Flash も HTML5 が普及すれば不要となりますし。
 アドオンでカスタマイズするとは言え、今の Firefox はブラウザとしてかなり多機能になってますから、プラグインやアドオンを入れなくても、そこまで不都合もないのでしょう。妖之佑みたいなお仕着せ嫌いでなければ、むしろ便利になったと言えます。
 でもなー。釈然としないんだよなー。
 
 まー妖之佑の頭が時代遅れなんでしょ。
 とりま、SeaMonkey の更新マダー?
 
 


 
□2017-03-10 (旧暦 如月十三日)
 
 
 今年もあるそうです。
 
https://fukko.yahoo.co.jp/
 
 明日ですよ。
 
 


 
□2017-03-11 (旧暦 如月十四日)
 
 
 昨年秋に上新がヤフーショッピングでの代引き取り扱いを廃止。
 頃合いを同じくして、尼がホビー系の予約にて代引きだけでなくコンビニ支払い、ATM、電子マネーでの取り扱いまでをも不可にしてきた。使えるのはカードと尼ギフトのみらしい。
 
 想像するに、テンバイヤーによるドタキャンへの対抗策ではないかと思われ。
 理解はできるものの。しかしながら善良な利用者をも巻き込むのは、どうだろうか?
 正直、代引き予約できないなら、尼の利便性が大幅に下がる。
 
 こーゆー動きがネット全体に広がると、代引き大好きな妖之佑は途方に暮れる。
 カードなんて持ってないし、持ってたところでネットを介してカードの番号やり取りするよーな度胸はない。
 
 さて、来年一月予定のミクさんV4X をどーすべーか。
 世の中、一寸先は闇。ましてや三月の段階で来年のことなんざ判るはずもない。値の張る物は、円満に予約キャンセルできるところでないと困るんだよなー。
 ああ、だからって無闇やたらにキャンセル乱発なんてしてないからね。
 
 


 
□2017-03-12 望、東大寺二月堂お水取り (旧暦 如月十五日、涅槃会)
 
 
 ちょいと確認するが。
 三年前にタクマが怒ったのは、試合の結果が出ているにも関わらずイエローデビルがさらに大助さんに攻撃して潰したから、ですよね? イエローデビルのルール無視な非道ぶりに怒ったのであって、単に大助さんが負けたことに腹を立てていたわけではないですよね?
 ここ、重要ですから。
 で、その時点ではぺーぺーの新人レスラーゆえ、どう転んでもイエローデビルに勝てるはずもなく。唯一の強くなる方法として、敵であるモノポリーのスカウトをあえて受けた。当時のタクマに他の選択肢はなかった。
 言わば、敵に勝つために、わざと捕まったふりをして敵の力を得ようとするヒーローの姿です。そのはずです。そのはずでした。
 
 なのに……何だあれは?
 
 あのケンカは「正義が力だ」とするタイガーマスク二世×「力が正義だ」とする宇宙プロレス連盟の構図と一致します。
 その構図で「弱い者は負けて当然」とするタクマの心境が意味不明すぎました。理由は↑から。
 虎の穴に入ってからも初志貫徹だと思ってたのに。知らんうちに、虎の穴の思想に、どっぷり染まってるって何それ?(あれがモノポリーに対する芝居だったら、すげーですがね)
 タクマが虎の穴の「力こそすべて」という思想に宗旨替えしたならしたで、そういう過程を描写する必要があります。そのためには「ヘル・イン・ザ・ホール」は、うってつけだったんですけどね。覆面トーナメントでタイガーに敗れ、自分の進む道に疑問を抱き、復帰するチャンスであるザ・ホールで考えを変え「勝てば官軍」とばかりに手段を選ばない。親友ケビンをも見捨てる。そんな過程があればこそ、廊下でタイガーとケンカになったあの台詞が生きてくるというもの。要するに、バトルロイヤルであるザ・ホールのルールを「勝者は一人のみ」とすれば良かったんですよ。変な門番なぞ不要。これなら、タクマは表舞台に戻るため、親友も良心もすべてを捨てることになる。それでこその「ダーク」でしょ。
 しかし実際は、タッグとしての実力で差を見せつけられたオーディン&ビリー組に対して、ケビンとの友情パワーで闘うというスポ根展開。しかも、最後には優しい先輩オーディンに助けられる。この流れでは、タクマは「友情、勇気、思いやりなどなど、力よりも大切なものがいっぱいある」ことを学ぶしかないじゃありませんか。
 そもそも、覆面トーナメント決勝でイエローデビルが偽物と判ったときのタイガーの反応を見て「おまえも奴を狙っているのか」と言ったタクマは、そこでタイガーに対する印象を変えたはずです。それまでの単なる邪魔者から一つ評価が上がったはず。それも、まるでなかったかのような、あのケンカ。
 とにかく全部が、タクマのあの行動で台無しです。
 
 一方で、あれだけ腑抜けてたナオトは、モノポリーの名前を聞いただけでモード・チェンジ!
 団体を捨ててモノポリーに入った相手レスラーをギブしてるのになおも締め落とすほどの闘志。虎は、それくらいでないとね♪
 でも、そうなるとヘタレ部分は何のために? という疑問が残ります。ルリコさんの存在含めて、なくてもよかったんじゃね?
 
 ヘタレなナオト×地獄から生還し格段にレベルアップしたタクマ、という再戦カードでタイガー・ザ・ダークの圧勝にすると思ってましたからね。それで一勝一敗。で、ナオトが拳太郎に喝と鉄拳を入れられて復活する流れかと(まさか、恋愛相談に押せ押せアドバイスするとは思わんかったがな、拳太郎)。
 しかしながら、あそこまでタイガーマスクの戦闘スイッチが入ってしまうと、最近のナオトの堕落ぶりが無意味となりかねませんよ。
 本当に、何がしたいんだか……。
 
 ところで。
 ザ・サードが、まんまリング・ネームだとはね。
 しかも、北米でチャンピオンとして君臨してたとはね。
 あのリング・コスチュームは、まんまタイガー・ザ・グレートそのものですよ。つまり、やはりシンプルに「グレート三世」ということなのかな。とするとグレート二世も、いたんでしょうね、この半世紀の間に。
 
 
 
 
 
 幻夢コーポレーションが文字通りの黒企業に(笑)。
 
 元社長(身柄確保&発症時)の謝罪と反省が芝居というのは見え見えでしたね。
 衛生省の小役人は責任逃れの責任転嫁で「上に報告する」と言ってましたが。あの場合、拘束されそうな元社長を病人として収容したエムたちの姿勢は何らまちがっていない。凶悪犯罪者でもテロリストでも重い病気や大怪我をしていれば逮捕は退院後となりますからね。むしろ明らかな病人をそのまま小役人たちに引き渡してたら、CR側の怠慢を追及されますって。そもそもバグスターが暴れたらCRの助けなしには抑えられないってのは役人たち自ら証明してるのにねぇ……。
 つまり元社長の作戦が巧妙だった。
 結果として次回、CRは責任取らされるわけですね。第二期ウルトラ・シリーズによくあった「謹慎処分」や「出動禁止命令」ですよ♪
 
 しかし元社長と言い無免許医と言い廃墟を拠点にしてますが、光熱とか水道とか、どうやってんのかな?(笑)
 
 
 
 
 
 前回すでにアトラの変化に気づいてたハッシュくんの感性は、なかなかに鋭い♪
 
 ジリ貧の鉄華団。
 マッキーの心中や如何に?
 
 いまだにマッキーの真意が見えないんですよね。
 迫り来るギャラルホルンの部隊を見てニヤリ笑うなんて……まあ、見栄張ってるだけかもしれませんが。あの足下にMAが埋まってたりしたら爆笑モノだな。「地下にMAが隠してある、とくらい言ってください!」ってか?
 
 ホント、「火星の王」の話を蹴っていれば、こーはならなかっただろうに(それだと物語が動きませんが)。
 ビスケットがいれば……いや、いても止められなかったかな。リーダーであるオルガ本人に教育がないのがね、そもそもの不幸。つか、それを描いたのかな『鉄血』は。
 せめて、もう少しの間、兄貴の下について勉強できてればねぇ。
 
 でまあ、みんなで戸籍(?)書き替えて第二の人生って……たぶん失敗するよ。仮に通信が復旧したところで髭爺さんが協力してくれるとは思えない。
 オルガから一方的に縁切り、クーデリアさんとアトラの二人だけを逃がして全滅エンドかな。一般論として物語における「子種」って、そういう意味があるんだよ。
 
 


 
□2017-03-13 百鬼夜行
 
 
 でしたよっと。
 
 


 
□2017-03-16 三隣亡 (旧暦 如月十九日)
 
 
 百度に、やられた。orz
 解決は、こちらの情報に助けられました。↓
 
http://yossense.com/hao123_uninstall/
 
 この手のサイトさん、ブログさんには毎度毎度、本当に助かります。
 こういった情報を発信なさっている管理人の皆様には感謝です。
 m(_ _)m
 
 完全削除と行かないのかどうなのか。
 レジストリに「baidubar.dll」と「baidubarX.dll」に関するキーが残っています。
 ↓の場所ね。
 
HKEY_LOCAL_MACHINE
 SOFTWARE
  Microsoft
   Internet Explorer
     Extension Compatibility
      {B580CF65-E151-49C3-B73F-70B13FCA8E86}
 
 これ、「ええいっ、リカバリ上等!」とばかりに削除してみたのですが(真似したら、あかんよ絶対に)、PCを再起動すると復活している……フォルダごと消すのは危険すぎるし。まいったな。
 いちおう、ファイル全検索で「baidu」も「hao123」も見つからなくなってはいるのですがね。Mozilla に入れた「AdBlock」と Vivaldi に入れてある「uBlock Origin」の広告拒否リスト以外には(爆)。
 
 一部には、↑のキーは I.E. に不適合な代物のリストを予め書き込んであるものだという話もありますが。
 これも確定情報とまでは言えず。
 
 いちおう、トレンドマイクロのページでも確認しました。
 
http://about-threats.trendmicro.com/Malware.aspx?
language=jp&name=VBS_DELF.PII

 
 ここには「Extension Compatibility」内については書かれていませんね。
 何年も前のページであることからも、「Extension Compatibility」内のキーはMS側の対応策と考えるほうが自然かもしれません。最新の代物でないのなら、ノートン先生が見逃すはずないですし(いちおう完全スキャンを先生にやってもらったよ)。
 
 ついでに書いておきます。
「Hao123」にデスクトップとブラウザのホームを乗っ取られて右往左往したあとのこと。
 ↑の対策をやってのちに、いきなりノートン先生が赤い報告をしてきました。「uninstall.exe」が外部に通信しようとしたので遮断した、とのこと。見れば「CDex」のフォルダですよ。で、ログを見ますと「Trojan.Gen.8!cloud」を検出したと記録されています。
 何ですかこれは。CDex のアンインストーラー(もちろん触ってもいない)が勝手に動いてたってことですか? 怖すぎます。
 入れた CDex の最新版はもちろんのこと、落としてきたインストーラーもゴミ箱→削除しましたよ。その後で、↑のとおりの完全スキャンね。
 
 CDex は、ずっと使ってるソフトだからと油断した。最新版になんてするんじゃなかった。ぐぐってみますと、ver.1.77 あたりから雲行きが怪しくなってきたようですね。
 フリーウェアゆえ、広告料目当てで他ソフトを同梱するのは仕方ないとしても、判りやすく表示してほしいよ。紛らわしい構成にしてチェックボックスを判りにくくするなんて、騙し討ち以外の何物でもない。
 何年か前、Foxit Reader が 4.0 になったとき同じことをやって大顰蹙買ったのか、5.0 で、やめましたよね。あのときの同梱は Ask のツールバーだったかな確か。
 
 CDex 、良いソフトだったのになぁ……。
 どこかに転がってる古い ver. にするか、他のに乗り換えるか。
 
 
 
-----------
 
 けっきょく、CDex の便利さを諦めきれず、古い古い 1.51 を見つけてきて入れてみました。
 日本語化はファイルが見つからずできませんが、これでいけるなら無理に最新版にこだわることも……。
 て言うか、非公式に配布されているものなので、そっちのリスクもあるから、とてもじゃないけど推奨はできません。いちおうは念入りにチェックしたつもりではあるのですがね。
 まあ、↑の経緯を見れば、妖之佑のセキュリティ・スキルなんてザルどころかトンネルですが(汗)。だから推奨しないと申し上げました。もちろん CDex の使用そのものを妖之佑個人としてはオススメしません。自身も他のソフトを探し続けるつもりです。1.51 は、あくまでも“つなぎ”ね。
 
 


 
□2017-03-17 彼岸入り (旧暦 如月廿日)
 
 
 いいかもしんない。
 
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/
1703/17/news077.html

 
 まー妖之佑はバラでパーツ集めて作りますけどね。
 でも、慣れない人には良いキットだと思います。お値段も少し高いかなとも感じますが、同じシリーズの二千円もするゲルマニウムラジオ・キットに比べたら、まだ良心的ですよ……たぶん。
 
 パーツ屋さんに行けば抵抗は一つ五円、トランジスタも汎用性の高い 2SC1815 なら処分品のまとめ買いで一個あたり十円で買えますけどね。
 コイルはバーアンテナなんて贅沢品はやめて、マキマキしましょうマキマキ♪
 多少とも値の張るのはポリバリコンとセラミック・イヤホンですね。この二つは仕方ない。とは言え、すごい人だとバリコンもアルミ箔や金属板で自作するらしい。
 
 


 
□2017-03-20 春分、彼岸中日 (旧暦 如月廿三日、二の午)
 
 
 アニメになっても永田さんの白目は怖かった(爆)。
 春タイガーが再登場するとはね。一度ならともかく二度目はさすがにヤバいだろ。ナオトの目は節穴っぽいけど、若松は気づいたぞたぶん。
 ナオトと言えば、シレッと三笠海王も参戦してたけど、気づかなかったのか眼中にないのか、気にする描写が一切なかったな。
 終始悪ぶってた内藤と EVIL の二人、本当にナイスガイで。
 ところで浜名湖レスラーの「うなぎマスク」って困った目がメッチャ可愛いやん。素顔は出ないんだろうか(笑)。
 ドタバタ劇としては面白いっちゃ面白いんですが……しょせんは尺の無駄遣い。制作には、他にやるべきことがあると思いますよ。
 
 ついでに現実の話。
 オカダ×タイガーWの一戦は見応えありましたねー。
 で、セコンドについていた四代目タイガーは、タイガーWと組んでたんですね。新日全日両方見ても、タイガーが二人同時に活動するというのは初のことですから、これは楽しい♪
 で、タイガーWのマスク、デザイン変更されてますよね。あれ、やっぱり見辛かったのかな。
 
 
 
 
 
 前回、エムのドライバが腐食されたとき、監察医のドライバを思い出さなかった自分をグーで殴ってやりたい。orz
 エグゼイドの新フォームは、鎧武のスイカを思い出します。強いんだけど、ぶっちゃけ格好悪い(爆)。
 元社長は予定どおり折り返し点で退場。ただ、パラドがとどめを刺すとは思いませんでした。てっきり自分の作ったゲームに喰われるものとばかり。
 
 
 
 
 
 とりあえず、1/144 バエルとキマリスヴィダールは確保した♪ 組む時間ないけどなー。
 最終回を待たずに団長が退場するとは、さすがに想定してませんでした。とは言え、演出の判りやすい『鉄血』なので一、二分前には確実に惨事を予知できるんですけどね。判らんのは、あの暗殺者グループが何者の手によるのかということ。オルガに一番恨みを持ってそうなのは尻顎派の生き残りだけど、そこまで手下に慕われていたとも思えない。んー、誰なんでしょうね黒幕。にしても、アドモス商会が敵に監視されていないと、どうして思えるのか……連中、切羽詰まってるクセに脇が甘すぎるよ。
 髭爺さんもオヤジも可能な範囲でとは言え力を貸してくれるとは。どちらも悪党なのに良い人すぎる。一方で、脂ぎった肉塊は、やっぱりゲスだった。ありゃ最初からラスタルと繋がってたかもな。
 アジーさんがタービンズの新ボスなのはいいのですが……あの格好、やりすぎだろ(笑)。て言うか、みんなの身の振り方を引き受けたときのオヤジの台詞だと組織としてのタービンズそのものの維持は無理っぽかったのに、ちゃんと継続してるあたり、オヤジ親切すぎる。
 マッキーは、どうする気なんでしょ? あの口ぶりからすると本気で鉄華団に好感を抱いてたっぽいが……ホントに真意が読めん。
 
 


 
□2017-03-21 下弦 (旧暦 如月廿四日)
 
 
 もう、この際だから「籠池砲」には、むしろ期待したいですね。
 ド派手に、ぶちかましていただきたいところです。応援しますよ♪
(まあ、証人喚問の場で一気に萎んじまう可能性も大きそうですが……)
 
 
 
 
 
 私の知識にまちがいがなければ、海馬とは短期記憶を長期記憶に移すための器官のはずで。ここがやられると今日の出来事を明日には憶えていない症状となる。ただし、子供の頃など昔の記憶には問題がない。これをテーマにした小説や映画は、たくさんありますよね。
 つまり海馬の障害というのは、PCに例えるならメモリにあるデータをHDDやSSDなどに書き込むことができないという、インターフェイスに問題がある状態。ゆえに、作業を終えてPCの電源を落とすと次の起動時には、その作業結果は残されていない。逆に、メディアにすでにあるデータを呼び出すことはできる。
 二年前に海馬がやられて、漢字も平仮名も忘れてしまい、ワープロのキーボードは扱えて、半年前にTV番組で激論を展開、昨年も短編作品を発表、自分に都合の悪いことは忘れるが自分の主張したいこと(部下が勝手にやった、小池はけしからん……云々)はしっかり憶えている。ついでに言うけど、ニュース番組の映像で観た限りでは百条委員会の話が出る前は、ご自宅周辺をスタスタ歩いてらしたよね? それが百条委員会が開かれそうだとなったあたりから、お出かけの足取りがおぼつかなくなった。
 何とも不思議で都合の良い症例があったものです。ちなみに、聞くところによると診断書を書いたのは産婦人科医だそうで。
 
 無様としか言いようがないね。
 侍なら病を理由に、敵に手心や情けを求めたりはしない。満身創痍であっても全力で闘うし、闘えないなら潔く敵の手にかかるか腹を切るさね。
 
 


 
□2017-03-22 社日 (旧暦 如月廿五日)
 
 
 まあ何つーか。
 
http://bunshun.jp/articles/-/1784
 
 テレビマンなんて信用に値しないってことですかね。
 かなり前に、この人を大嘘つきと堂々批判した本が出てたりしましたが、志水さんは正しかったんだなー、と。
 
 ただね。
 記事の中でドキュメントドキュメント言ってるわりに、演出の強い回もありましたよ。特に 80年代後半あたりからは盛りすぎ感が一層と強くなった。
 その頃からかな、妖之佑も、この人をあんまり信用できなくなってきてたですね。
 
 で、ついにインタビュー内にて、こんなぶっちゃけをしてくれる。まるで居直り強盗並の開き直りだわ。
 けっきょくは、取材に応じてくれた目撃者のかたがたに対する、極めて失礼な態度ということに尽きます。
 
 本代返せとまでは言いませんが。
 もう、UFOに関して専門家ぶった発言はしないでくださいな。記事見る限りは今でも言動がバラバラですよ。
 て言うか、こーゆー発言をしたってことは、もうUFOに関わる気がないんだろうね。今の時代では、氏の古くさい手法ではカネにならないから。
 
 


 
□2017-03-23 彼岸明け (旧暦 如月廿六日)
 
 
 すげーな。
 特に値段が。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/
1703/23/news116.html

 
 未だにグッズが出るあたり、作品の底力を感じますね。
 原作者さんは、やる気まったくなしですが……復活せんものだろうか。
 
 いや、実写版に期待なんてしてねーから。
 
 


 
□2017-03-24 (旧暦 如月廿七日)
 
 
 ホンダが、この夏にモンキーの生産を終えるそうな。排ガス規制によって、50cc を作り続けること自体が無理という判断だとか。
 昨日は、ホンダと日本郵便とで、配達用のカブを電動化することを検討しているとの報道が。
 
 こう見てみますと。
 125cc までの原付二種を普免で乗れるようにしろ、という二輪業界の要望と関連付いている気がしてなりません。
 つまり、企業努力で 50cc を排ガス規制に対応させるよりも、50cc そのものを廃止して代わりに 125cc を今の原付の立ち位置にしたらええやん。という、安易な道を楽して進みたい本音(?)の顕れね。
 もしそうだとしたら、少なくとも技術屋の考えることじゃないよな。
 
 その昔、マスキー法に対して CVCC を開発した頃のホンダの心意気なら。
 あるいは、F1で(あからさまなホンダ潰しの)ターボ禁止をされてもなお、NAエンジンで闘い続けたホンダの心意気なら。
 原付エンジンでも排ガス規制をクリアすると思うんですけどね。
 
 今のホンダじゃ技術的にも精神的にも、困難に立ち向かうことそのものが不可能ですか。立ち向かうより敗走を選びますか。
 悲しいですね。
 
 
 
 とは言え。
 電動モンキーというのは想像しにくいけど。
 出てみれば「アリ」なバイクになるかもしれないし。
 いっそ、ゴリラともども電動を考えてみても、いいんじゃない? ゴリラのシルエットなら、タンク部分を収納スペースにできそうだし♪
 
 まーオイラ個人は内燃機関でないと嫌ですけどねーバイクも車も。
 
 


 
□2017-03-25 百鬼夜行
 
 
 だったのです。
 
 


 
□2017-03-26 八せん始め (旧暦 如月廿九日)
 
 
 ふくわらさん、本当に旧作のミスター不動の立ち位置になりつつある。まあ平成の虎の穴は実にぬるいから、ふくわらさんが命を落とすことはないと思うけど。
『キン肉マン』かと思ったよ、あのピラミッド・リング(笑)。あーゆー演出は少なくとも『タイガーマスク』という作品には不要だと思うんですけどね。何せウォー・ゲームと銘打つわりに中身はザ・ホールの使い回しだからなー。岩山がピラミッドに替わっただけで一人を複数で叩いてもいいって、けっきょくはバトルロイヤル形式ってことなんだし。あれでも制作は工夫してるつもりなんだろうから困ります。
 ザ・サードの姿を見た拳太郎の驚愕シーンは、あたしらには今更なんですが(旧作でケン・高岡をワンサイド・ゲームで病院送りにしたのが初代タイガー・ザ・グレート)。『W』の視聴者には、かつての『タイガーマスク』を知らない層がかなり多いらしいので(できれば観てほしいですね。そのほうが『W』の視聴が盛り上がると思うから)、そちら向けの演出なのでしょう。
 今度のイエローデビルは誰なんですかね。三年前にジパングを潰した面々はイエローの他はオーディン、ビリー、ケイジの三人だったから、この中にはもういないわけで。
 にしても、外道さんがいきなりの敗退とは……『W』に出演のリアル・レスラーでは初ですね、モノポリーの餌食。しかも良いトコなしの本当の雑魚的やられ役。お疲れ様です。
 永田さんにお留守番を言い渡された若松は、まちがいなく参戦してるはず♪
 
 
 
 
 
 戦隊からゲスト出演するとか言うし。新社長の過剰演技からも。てっきり無駄遣いのカオス回だと思って油断した。
 急転直下の折り返し点じゃありませんか!
 ポッピーピポパポがバグスターということから、一度はこの手のトラブルが生じるとは思ってましたが。トラブルどころか大事件ですな。いや、グラファイトの復活は想定内ですから無問題っス(笑)。
 この状況がシバラク先生みたく長引くのか、それともすぐに戻るのか。さて、どうなりますことか。
 ……まあ、そもそもが、ポッピーピポパポが人類に味方する理由ってのが視聴者には明かされていないんですよね。そこも絡めてきてくれるのかな?
 
 
 
 
 
 黒服黒車は肉塊の手下どもだったか。ただ、肉塊がそう指示したわけでなく現場の独断ではあったようですが。
 オルガだけでなくマッキーも、あっけなかったな。て言うか何も考えなしの特攻野郎で終わるとは……キャラの無駄遣いって感じすら。てっきりアグニカ・カイエルの亡霊でも発動するとか期待してたのだが。あれじゃバエルのプラモが売れんぞ。
 対して、トドの扱いが良すぎやしませんか?
 とりあえずガリガリに言いたいのは「思想も理想もなく愛憎だけで戦争に参加するな」ってこと。生きるのに必死な鉄華団にとって迷惑千万でしかない。やりかたは汚いものの、「髭のおじさま」のほうがビジネスと割り切っていた分、なんぼかマシです。
 ラスタルは『鉄血』における悪役ではあるが、戦争に大儀があるからね。立場上からの行動だと理解はできる。だがガリガリには、そんなのカケラもないから不快感、あるいは哀れみしか感じない。おめーは最初っから動くな何もするな。イオク様が目立ちすぎたので誤魔化されますが、実はガリガリもイオク様同様に世界が何も見えていない勘違いで傍迷惑な、おぼっちゃまなんですよね。
 ミカと最終決戦する役は……降下したジュリエッタなんだろうなぁ。人間やめずに、どう闘うつもりなのか(技師のオバハンの顔色からすると、何やヤバげな仕掛けはしてそうだ)。
 このままアリアンロッドが勝利して世はなべて事もなし、ネズミもデブリも相変わらず使い捨てられ続ける。というのもアリっちゃありなんでしょうね。て言うか、鉄華団が全滅しようと名を変えて生き延びようと、アリアンロッドがテロリスト組織を鎮圧するという対外向けの幕引きは決まっているわけですし。その意味で、世界は何も変わらないと確定してる(マッキー、ご愁傷様)。
 残る分岐要素は、いちおうのラスボスであるラスタルを生かしたままで終わるのか、それとも始末するのか。もしも始末するとなれば……ヘルメットならぬマスクがなければ即死だった人の役目になるんでしょう、ガンダム的な流れ的には。やるかどーか知らんけどな。
 
 


 
□2017-03-27 (旧暦 如月丗日)
 
 
 セガの『シェンムー 一章 横須賀』にて。
 父の仇敵を追うべく香港行きを目指す涼は、少しでも出費を減らすために、ドブ板の人たちからよろしくない噂を聞きつつも胡散臭い旅行社に格安チケットの手配を依頼します。当然、カネだけ取られてチケットは手に入りません。怒った涼とのゴタゴタの末、その旅行社は店を畳んでトンズラという顛末。そして文無しとなった涼は、そこからの活動資金を得るために港でバイトすることになります。
 
 涼は出発前どころか旅の準備すらしてませんから、その程度で済んだと言えるでしょう。
 旅先で予定していた宿からチェックインを拒否され、帰路の座席もままならぬ人々は、生きた心地すらしていないでしょうね。
 
 お気の毒ではありますが。
 安いのには理由がある。
 ということが明確になった事件であるとも言えます。
 
 すべての格安旅行社がそうということは、さすがにないでしょうが。
 例の旅行社は、ギリギリまで予約受付をしていたうえに、予約現金一括払いのキャンペーンまでやっていたと言うじゃありませんか。倒産が目に見えている段階での、その姿勢は、少しでも現金かき集めて逃げる算段だったと批判されても仕方ないと思いますよ。いや、物理的に逃げてなくても、破産手続きに入れば、それは民事責任からの“逃走”に他なりません。あの偉そうな弁護士は「返金できるとしても1%ほど」と平然と言ってのけましたからね。三十万円払った予約がダメになったのに返してもらっても三千円ほど、って何の冗談ですか。予約客から集めた大量の現金は、どこに消えたんですか?
 
 そう言えばね。余談ですがね。
 高額課金アイテムの半額セールを大々的にやった直後にサービス終了を告知したネット・ゲームを知ってますよ。て言うか、プレイしてましたよ。
 もちろん返金なんて、ありゃしません(オイラは、そのセールでは課金してなかったけどな〜)。
 
 個人的な考えですが。
 お金が足りなくて海外旅行できないのなら、海外旅行できるくらいにお金を貯めるか、あるいは海外旅行そのものを諦めるべきです。
 リスクのある海外ゆえ、断じて格安に頼るべきではないと思います。下手すると帰国は棺の中、なんてことも最悪ありえますからね。
 予算不足なら国内旅行にすればいいと思うんですけどね。海外への飛行機代分だけでも、国内旅行ならけっこう良い旅館に泊まれそうじゃありませんか。
「どうしても海外でなければならない」なんて理由のある人って、そんなにいないんじゃないのかな。ほとんどは「何となく」行きたい外国を思い描いているだけで。
 
 


 
□2017-03-28 朔、三隣亡 (旧暦 弥生朔日)
 
 
 新横綱稀勢の里、奇跡と感動の大逆転優勝!
 
 などという文言が飛び交っている今日この頃。
 日本の世論は相変わらずの脳天気な浪花節だなと、つくづく思いましたね。
 
 もう随分と前になる、横綱貴乃花の逆転優勝を思い出さざるをえません。
 世間も思い出しているでしょうが、妖之佑はマイナスの意味で、この二つを同列に考えます。
 当時の小泉総理が「感動した!」と言っていた馬鹿面には、ほとほと呆れましたから。
 
 妖之佑が何を怒っているのか、お判りにならないでしょうか?
 
 当時を振り返りますと。
 十四日目に右膝を痛めた貴乃花は、それでも千秋楽に強行出場。本割りで武蔵丸に敗れての、その武蔵丸との優勝決定戦。たしか、貴乃花は塩を取って土俵に向き直ったとき、グラッとよろけたんですよね。そこまで状態が悪かった。対峙する武蔵丸の目に入らないはずがなく、本割りともども武蔵丸関は、やり辛かったと思いますよ。
 結果は、ご存じのとおり。優勝決定戦を制した貴乃花の優勝。小泉総理が↑のような馬鹿台詞を吐き、十四日目の取り組みで貴乃花に怪我をさせたとして武双山関は悪者扱いされるという気の毒な境遇になるワケです。
 ですが、話はこれで終わらない。一部の人々が予想していたとおり、この無理をした一番によって貴乃花関は力士生命を大幅に削り、その後、二年持たずに引退しました。もっともっと長く綱を張れる横綱だと思っていただけに、もったいなかったという印象でした。
 
 さて、新横綱で春場所を迎えた稀勢の里関の心中を想像すれば「ここまで来て怪我くらいで休めるか!」であろうことは誰にでも判ります。優勝争いをトップで走ってましたからね。これが三日目、四日目あたりなら休場したかもしれませんが、残り一日となれば、なおさらでしょう。
 結果として優勝しましたが、これを褒めるべきか批判すべきか。少なくとも妖之佑には、手放しで祝っている連中の顔が馬鹿面にしか見えません。十九年ぶりの「日本人横綱」が、ひょっとしたら短命横綱に終わってしまうかもしれないような無茶を、どうして褒められましょう?
 
 実際、貴乃花関の話に戻すとね。
 強行出場からの逆転優勝を手放しで褒めちぎっていた世論(横審を含む)は、その後に毎場所を休場し続けた貴乃花を徐々に批判するようになったわけです。「出場できないならサッサと辞めろ。この穀潰し」というワケ。勝手なものです。
 結局、世論からの風当たりに対して、体調不十分なままの出たり休んだりで、どんどん体をズタボロにしていった挙げ句の引退となりました。
 きっかけとなった強行出場はともかく、その後のことでは、妖之佑に言わせれば、横審と世論が貴乃花関を潰したんですよ。
 
 
 今場所の問題点は、これだけではありません。
 同じく優勝がかかっていた大関照ノ富士が、十四日目に注文相撲で白星を上げた。これに対して観客からの大ブーイング。「モンゴルに帰れ」という暴言まで出ていたとか。たしかに大関が立ち合いの変化は印象よろしくありません。理事会や審判部からの今後の評価にも響くでしょう。
 しかしです。
 千秋楽、優勝決定戦に持ち込むために本割りで稀勢の里が見せた変化に誰も文句を言わないのは、どうしてなのでしょうね。「新」とは言え横綱である稀勢の里は変化しても批判されず、横綱より格下の大関は変化して大ブーイングを受ける。おかしくありませんか?
 稀勢の里は怪我をしていたから仕方ない? いやいや、照ノ富士も怪我してましたからね。
 思えば、以前に横綱白鵬が変化したときも、それはそれは激しいブーイングの嵐でした。
 なのに、稀勢の里の変化にダメ出しするマスコミや相撲ファンの声を聞きません。不思議なものです……いえ判りきったことですね。白鵬も照ノ富士もモンゴル人力士であり、稀勢の里は日本人力士だからですよ。こんなザマでは大陸や半島の「愛国無罪」を批判なんてできませんね。情けない。
 
 
 あとこれは、ほぼ、ついで話の問題点なのですが。
 重い怪我を圧して出場することでの対戦相手に対する失礼、という点。テーピングやらサポーターやら包帯やらで、いかにも「自分、怪我してますんで」と言わんばかりの姿。これが相手に対するプレッシャーにならないはずがなく。
 かつて貴乃花と優勝を争った武蔵丸は、もちろん全力で闘ったはずですが、それでも心の奥底に、どうしても百パーセントを出しきれない部分があったと思うのです。
 今回の照ノ富士関も、やり辛かったに違いありません。本人は否定するでしょうけどね。
 いや、相手が大怪我しているのが判ってて、そこを意図的に突いて相手の力士生命をも平気で絶とうとするのは後にも先にも、品位のカケラもないチンピラ朝青龍くらいなものですよ。
 しかしながら、実のところは、怪我を圧して出た力士に、弱点を突かれて文句を言う資格はありません。それで潰されても自業自得です。真剣勝負とは、そういうものではありませんか? それが嫌なら休めばいいだけ。だから、相手力士が包帯してても遠慮なく土俵の下に叩き落としていいんですよ、非情でいいんですよ(相手が格上や先輩だと、裏での報復が怖いかもだが……)。
 
 
 稀勢の里関や当時の貴乃花関の相撲道を否定する気はありません。それは、ご本人が自らの体を懸けて、お決めになることですから。
 ただ、世論が、それをやたらと持てはやすのは美化するのは、ちょっと違うんじゃないかな、と思うわけです。もっと言えば、こういった無責任で不気味な盛り上がりは「感動ポルノ」の同類ではないかとすら思うのでした。
 
 


 
□2017-03-29 (旧暦 弥生二日)
 
 
 従業員が八十人しかいないのに、内定者が五十人もいた。
 
 ネタの尽きない会社ですね。
 しかも笑えないネタ。
 
 よりにもよって三月末に内定取り消しを喰らった新卒のかたがたはお気の毒ですが、ここは考えかたを変えましょう。
 そんないい加減な会社に入ってもロクな結果にならない、下手すりゃ人生ぶち壊される。入社前にそれが判ったのは、むしろ不幸中の幸い。
 とね。
 
 それにしても五十人に内定出して、どうするつもりだったんだろう?
 やっぱり倒産隠し? それとも毎年毎年、退職率がハンパなかった?
 どちらの説でも、ブラック企業っぽいな。怖い怖い。
 
 


 
□2017-03-29 よくよく考えてみると。
 
 
 破産すれば責任投げっぱでいい。
 お金を返さなくていい。
 海外に渡航中の利用客を一切フォローしなくていい。
 
 なんてことがまかり通るなら、それは旅行業界全体に対する信頼が失墜しませんか? 尻ぬぐいはすべて現地の日本大使館に、ってのは、さすがに業界そのものが無責任だと思えてなりません。
 ご同業の各社は対岸の火事とか思わず、自主的に救済窓口を現地に開くくらいしてもバチは当たらんと思う。それに、ヤらしい言いかたですが、ここで恩を売っておけば後々、新たな顧客の開拓にもつながるかもでっせ♪
 
 まあ個人的には、格安海外旅行なんてのはバックパッカーやヒッチハイカーみたいな連中だけが利用していいという程度の商品にすぎないと思いますよ。つまり最低限、自力で現地の宿や交通機関を利用できるスキル持ちさん向けのもの、ってことね。
 右も左も判らん人が使っていい商品では断じてないね。
 
 と言うほどに、妖之佑は「格安」と付く商品(サービス)を信用していないのです。利用する際は粗悪承知で利用する。微妙な例えですが、百円店が判りやすいでしょ。
 しかも現地で交渉するスキルもないので、海外旅行なんて考えもしませんさね。無能者の自覚があるので身の程をわきまえてるのですよ、わっはっはっ。
 
 


 
□2017-03-30 (旧暦 弥生三日、桃の節句)
 
 
 仮面ライダー45th
 『仮面ライダー生誕45周年記念
  昭和ライダー&平成ライダーTV主題歌コンプリートベストCD 3枚組』
   avex trax AVCD-93586〜8
 
 
 商品名で内容も判りますよね。そのまんまです(笑)。
 平成ライダーの主題歌集は今までに何度か出ているのですが、何せ継続中のシリーズゆえ、どこで買うかのタイミングが掴みにくく、けっきょく買わずにいました。
 そこに来ての、これですからね。深く考えずに予約でポチりました。昭和の主題歌集もストロンガー以降を持っていないので、主題歌のみの収録ですが良い機会でした。
 
 自分に呆れたことに平成の主題歌は大半を忘れており、響鬼と電王の他は聴いてようやく思い出す始末。ドライブも忘れてたわ。(;^_^A
 昭和ではZXが初めて聴きました。串田さんだったんですね。
 Black と Black RX は平成同様に、聴いて「ああ、そうだ、そうだったよ」状態。
 にしても、倉田てつをさんって、こんなに歌が下手だったのかよ……「信じる奴がジャスティス」
 当時、時間の都合でRXの活躍は半分以上、観られなかったのですが、それでも主題歌は Black よりもRXのほうが頭に染みついていたようで熱くなりました。「Wake up! The Hero! 燃え上がれ」、いいよなぁ♪
 
 ボーナス・トラックとして収録されている二曲は劇場用のアレンジ版(2016年ver.)と四十五周年記念のオリジナル曲で、これは正直いただけません。蛇足を越えるレベルで不要です。
 ボーナスとして入れるなら、あれがあるのにねぇ、なんで入れなかったのかねぇ。ほら、あれですよ、あれ。判りますよねぇ? 子門さんでなく藤岡さんが歌った『レッツゴー!! ライダーキック』ですよ。
 
 


 
□2017-03-30 Vivaldi
 
 
 しばらく続いてた日本語の不備が、1.8 になってようやく直りましたね。
 もう勘弁してくださいよ本当に。
 
 


 
□2017-03-31 百鬼夜行
 
 
 だったよ。
 
 

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