2017年2月


 
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□2017-02-01 庚申待ち
 
 
 庚申の夜は体内に棲む三尸という監視役が天へと報告に出かける夜。宿主が眠っているときだけ、三尸は体の外に出られる。
 スパイにあることないこと密告されるとペナルティとして寿命を減らされるので、こいつらを体外に出さないことが人としては急務。
 よって、人々はこの夜だけ寝ずの完徹をした。
 
 というのが庚申待ちですね。
 
 


 
□2017-02-02 庚申 (旧暦 睦月六日)
 
 
 ふと思った。
 
 貰われていく子猫が母猫から離れたくないと泣いているのに対して「泣くのは、およし」と言い聞かせてた一休さんでしたが。
 現実の一休禅師って母上様と再会できたんだろうか?
 
 


 
□2017-02-03 節分 (旧暦 睦月七日、七草)
 
 
 今年で見ると、節分は旧暦睦月の七日になってますね。
 というように毎年、節分と立春は旧暦では年末年始のタイミングに来ます。お正月を「初春」だの「新春」だのと言うのは、これが理由です。新年と同時に立春、つまり新しい春が来るのです。お店にもよるでしょうが、和菓子も一月からは春のデザインになりますね。
 よって節分とは年越し行事の一つであったと言えます。
 商家が大晦日に、店から貧乏神を追い出す儀式をやったり。宮中での追儺が、やはり大晦日の儀式だったり。年越しを区切りに、家の中に居ついている“招かれざる客”たちを外に出すわけですね。節分とは、すなわち節目、区切りのこと。
 追儺の主役である方相氏が宮中に巣くっている鬼たちを追い払った。なのに、その異形の外見ゆえに後世、主役から悪役へと気の毒なキャスティング変更をされてしまう。それが今の鬼に豆をぶつける民俗習慣の元となった。
 というのは以前にも、お話ししました(本来の方相氏の活躍と姿については、平安神宮の「大儺之儀」を調べてみてくださいな)。
 つまり、鬼を追い払う豆は年末に撒いた、ということですね。
 
 そして。
 昔の日本人は、年越しと同時に一つ歳を取った。「数え年」というやつですね(今でも、厄年は数え年で計算する)。
 つまり、節分→立春の切り替わりは年越しであると同時に歳取りの時期でもあったわけです。誕生日と言うには少し違いますが、「また一年を過ごすことができた」という区切りと感謝の意味では誕生日を兼ねていたとも言えるでしょう。
 
 以上、節分に寄せての駄文でございました。
 
 


 
□2017-02-04 立春、上弦 (旧暦 睦月八日)
 
 
 節分と立春は旧暦では年末年始に相当した。
 という昨日の日記にかこつけて。
 お正月の話なぞ。
 
 
 
 初期『美味しんぼ』で、板山社長が催した新年会に喪服着用&数珠持参で、お経唱えて参加した人物がいましたね。最終的には、周大人の生首料理によって戒められ反省してましたが。
 実は、あの人物の行動は決して誤りとまでは言いきれなかったのです(つーか、たぶん作者は↓から取ったんだと思う)。
 
 新年会とも新築祝いとも諸説あるようですが。
 その席で禅僧の仙厓が「ぜひ何か、めでたい言葉を」と乞われて書いたのが有名な、
 
「親死子死孫死」
 
 でありました。これを見て依頼人が抗議したのは当然のこと。
 仙厓の意図を細かくは申しません。「先立つ不孝」という言葉が理解できれば、おのずとお判りになるかと。
 そして、超が付くほどの有名人、一休禅師の歌に、
 
「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」
 
 があるのも、ご存じのとおり。
 この歌を実践するかのように、一休禅師は元日早々に首から髑髏をぶら下げて「御用心、御用心」と町を歩いて廻った。アニメでも描かれていましたね。
 
 これらのことからしても、『美味しんぼ』の件の人物は、なかなかの禅僧レベルということになります(笑)。
 
 いやまあ。
 ウチの母上もね。
「誕生日も正月も歳取るだけだから、めでたくない」
 と声を大にして言ってますよ(爆)。
 その都度、「この一年間を過ごせたことの祝いだから」と言い聞かせるのが私。
 ったく、どっちが年上なんだか。(;^_^A
 
 
 とは言うものの。
 別に禅僧たちの言動を肯定してるわけじゃないんですよ。むしろ反対です。
 お正月くらい素直に祝えば、いいじゃん。
 というのが妖之佑の意見。
 そもそも、禅僧なんてのはシンプルな物事を、わざわざこねくり回してもつれさせて小難しく回りくどく偉そうに語ってるだけですからね(大笑)。
 それを遠慮なくストレートに批判したのが古典落語『蒟蒻問答』なのですよ♪
 
 


 
□2017-02-04 国防長官と防衛大臣の会談って言うけどサー。
 
 
 人物の格と出来が違いすぎて、さすがにホワイトハウスに対して失礼すぎるだろ日本政府。
 
 としか思えないですね。
 
 


 
□2017-02-05 八せん終わり、三隣亡 (旧暦 睦月九日)
 
 
 廃校の見学って……何かタイガーとは話が合いそうだ♪ いっそ買っちまえよ校舎(笑)。
 相手がメキシコという時点でペソ立ての取り引きだと気づかない十九歳でしたとさ。中南米を相手にするときは気をつけないとね。それら国家の紙幣は一夜明けると紙屑になりかねんし、とにかく連中はしたたかだから。
 にしても、尺の無駄遣いなカオス回が続くよなぁ。永田さんはコメディ担当に徹してるし(爆)。
 
 
 
 
 
 バガモンは『ゴースト』のキュビや音符眼魔みたいな立ち位置になるかと思いきや……南無。
 で、元社長が『ゴースト』のアデルみたいになっちまった。これはもう、ラスボス失格が確定したと言ってもいいですね。まちがいなく、新たな強敵に喰われるパターン。
 
 
 
 
 
 タチの悪い便秘だったのが、ようやく開通したみたいな感じ。
 まあ、通ってみれば実にあっさり。引っ張りに引っ張ったわりに、悪党としても雑魚な終わりかたしてくれましたけどね、尻顎。
 
 オヤジは、ちゃんとラスタルとナシつけてくれてたし。
 マッキーも、やっぱりバカの違法行為すべて掌握してたし。ああ、そう言えば、バカは結果的にマッキーのおかげで命拾いしたことになるのか。なんか、コラ沢並みの生命力だね。
 
 もう歳星でのメンテは受けられないでしょうから、今後はマッキーの世話になるのかな? マッキーは決して鉄華団の仲間ではないんだけどな。
 尻尾の台詞から、どんどんミカが人間離れしていくのが判るし。
 一方のジュリエッタも、技師のオバサンに危ない道へ誘導されてるし。
 どいつもこいつも先行き不安と不穏だらけですよねぇ……。
 
 


 
□2017-02-05 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2017-02-06 甲子 (旧暦 睦月十日)
 
 
 うわああああ。
 すっげー。
 
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1042543.html
 
 お値段も凄いですが、よくやる。
 前作は、ゆるキャラ頭身だからこそ何とかなったと思っていたのですが……(持ってるけど、かなり無理してる感が強いし、変形させてて壊しそうな不安にかられる)。
 まさか劇中のプロポーションで、ここまで出来るとは!?
 
 


 
□2017-02-08 針供養 (旧暦 睦月十二日、鍬始め)
 
 
 これは酷い!
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170208-35096264-cnn-int

 
「老舗」の「高級」というところが酷すぎる。信頼が二重に裏切られたわけだから。
 飼い主さんの気持ちを思うと、やりきれません。
 
 フードに限らず、動物のあれこれに関しては、日本は後進国あるいは無法地帯。
 犬猫をペットとした文化を長く持つ欧米に、どうしたって軍配が挙がる。ウチでもワン子の食事には、いわゆる「プレミアム・フード」を与えてます。北米の品と、日本製では珍しく無添加な品とのローテーションですけどね。
 そんな北米でも、こんなことが起こる。
 
 今回のメーカーは、ウチが使っている所とは違うので、とりあえず、ひと安心ではありますが。だからと言って、使っているフードで起こらないとは限らない。
 て言うか、過去にも北米のメーカー・グループが大規模なリコール騒動を起こしたことがありましたし……。
 それと、欧米ブランドの高級品でも中韓産があったりするので要注意。
 
 ただまあ、プレミアムだの無添加だの言ったって、けっきょくはメーカーの言葉を信じるしかないのが、もどかしいですけどね。
 だからって、一般ユーザーが分析設備を用意するわけにもいきませんし、いちいち分析のプロに依頼するのも現実的ではない。ダウジングで判れば便利なんだけどな(笑)。
 時間と手間の都合さえつくなら、お手製の食事を与えるのがベターだとは思うんですよ。ええ。
 
 件のメーカーは、ユーザーの声にちゃんと応えて、調査と結果公表、リコールをしたのだから、その姿勢は評価できます。ペット業界無法地帯の日本とではダンチです。
 やはり日本と欧米ではペット文化の懐が違いますね。
 
 にしても、今回の件。
 事故なのか事件なのか、徹底解明してもらいたいですね。
 決して対岸の火事ではないですよ。
 
 
 
 話ついでに書いておきます。
 ペット・フードを「調査」だの「研究」だの「評価」だのという専門っぽいサイト、ブログが巷に、わんさかありますが。
 その中の何割かは、ある特定のフードを売り込む(販売関係者が第三者を装っているか、個人がアフィリエイトで稼いでるか)ために他の品々をこきおろす目的で運営されています。何軒か廻れば、すぐに判ります。そいつらは判で押したように同じフードを大絶賛してますから。
 当然、そんなサイトやブログの記事は何の参考にもなりません。要は宣伝にすぎないのです。
 フード選びの際は、どうぞお気をつけくださいませ。
 
 


 
□2017-02-08 参考人招致に応じるったってねぇ……。
 
 
 どうせ「職員の説明を信じた」だの「自分は素人だ」だの「記憶にない」だのに終始することでしょう。
 あるいは当日朝になって“急病”で緊急入院するか、ですね。
 そもそも「素人だ」と言ってる時点で、自身の無能さと、まともに仕事をしなかったことを認めているわけですから、給与の返還すらさせてもいいくらいです。
 あんな卑怯な老害に対して高給を支払い続けたうえに「視察」という名の豪華海外旅行まで進呈していた都民の皆々様方は本当に太っ腹でいらっしゃる。何せ東京都の予算は小国の国家予算に匹敵するそうですからね。そのトップの給与となれば、そりゃあ相当なものでしょう。都税の無駄遣いもいいところです。
 え? 太っ腹なんかじゃない? なら、もっと怒りましょうよ。
 
 息子の政治屋のほうは論外としても。
 大根役者で三流気象予報士の弟氏も地に堕ちましたかね。政治に口出ししない限りは大根だろうと予報外しっぱだろうと、それはキャラとして成立しますし、活動にも何ら問題はなかった。むしろ笑いを取れる分、存在価値もあった。それが最近では政治について発言するようになってきた分、あの一家特有の胡散臭さが出てきたようです。
 もうね、一家揃って消えてほしいですよ。都どころか日本にとって有害なんだから。
 
 笑えるのは、あれだけ熱烈支持していたネトウヨが、最近は老害の擁護発言をしなくなったことかな。
 
 


 
□2017-02-09 (旧暦 睦月十三日)
 
 
 これ、いいかもしれない。
 
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/
1702/08/news139.html

 
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1043186.html
 
 メジャーな音楽を入れたテープは同じ音源をCDなどで買えばすむので、まあどうでもいいとして。
 ラジオの深夜放送とか、ラジオの深夜放送とか、ラジオの深夜放送とか、二度と手に入らない音をどうしたものかと少々困っていましたからね。愛用していたデッキは、とうの昔に壊れて今やヘッドホン用アンプになっちまってるし、古いからメーカー修理もできないし、修理できたとしてもお金の問題があるし。
 手持ちのテープの内容を一気にメモリに移動させるだけなら、長持ちしなくても目的は達成できる。なら安くてOK。
 
 ところでこれ、ドルビーCに対応してるのかな? してなかったらウチのテープ再生には使えないぞ。
 て言うか、対応してても、ドルビーBに比べて、CやSはデッキが変わるだけで音がグダグダになりかねないからなぁ……。なんでCなんかで録音したかなぁ、当時の自分(涙)。
 
 ともあれ、発売日を待つとしますか。
 
 
 ただ、言っちまうと。
 そもそも、コンパクト・カセットに Hi-Fi サウンドを求めた時代が無茶だったんですけどね。
 それでも未だに憧れを持ってますよ。ナカミチのデッキとかサー、欲しいよなー。
 
 


 
□2017-02-09 お客を自分の別荘に招待?
 
 
 聞こえはいいですがね。
 他の人はともかく、トランプの場合は自分の力、つまり大金持ちぶりを見せつけて相手を圧倒、交渉を有利に運ぶための演出ですよ。断じて、相手を暖かく心からおもてなしする目的であるはずがない。
 まー、生まれついてのボンボン安倍に通用するかどうか知りませんがね。
 
 


 
□2017-02-10 (旧暦 睦月十四日)
 
 
 現物を見ていないのでアレですが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170209-00003630-gifuweb-l21

 
 記事の内容が事実とするなら、まるで先日に問題発覚、大騒ぎとなった情報サイトやニュース・サイト並みの低レベルさですね。こんな出鱈目な輩でもプロの「ライター」になれる時代なのですよ、今は。
 珍走団向け雑誌やエロ雑誌ならまだしも、これが歴史雑誌というから始末が悪い。
 KADOKAWA が直接に関わったわけではないでしょうが、発行元として名を載せている以上、対策はきちんとしないといけません。申し出た人にだけ正誤表なんて手抜き対応は、あかんよ。ここは赤字を出してでも自分のケツを拭うところ。
 
 最近は、とにかく出版社の質が落ちたような気がしてなりません。人材の質が急降下してるのかな。
 まあ、今の「入社*年目」あたりだと、すでにコピペ世代だからなー。コピペ世代が中堅になって、そろそろ役職に就く奴も出てくるか。そりゃ現場の質も悪くなる道理。
 
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 続報によると、刷り直しを決めたそうですね。交換にも応じる方針だそうで。
 なら、最初っからそう言えば傷も浅くてすんだものを。なるべく安上がりにすませようとするから対応が後手後手になる。弱小会社ならいざ知らず、大企業なのにケチった結果として自ら看板に泥を塗りたくる。
「愚か」以外に表現する言葉が見つかりませんね。あきれます。
 
 


 
□2017-02-10 京都府警よくやった。
 
 
 ってなところですか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170210-00000001-jct-soci

 
 炎上したし写真という証拠がネット上に拡散してるから、警察としても(面倒くさいけど)放置するわけにいかなかった、というのが実状でしょうか。
 ともかく、これで、いちおうの見せしめ効果はあると思います。
 
 まーそれにしても。
 松本がバカなのは判ってましたが。
 早見が同様のバカだったことには、がっかりしました。
 やっぱり芸能人ごときに良識を期待したら、あかんね。見た目がそこそこ良くて、でも真っ当な仕事が務まらないバカが芸能人になるんだろうね。
 暴言? まあいいじゃん。
 
 


 
□2017-02-11 望、己巳、上元 (旧暦 睦月十五日、小正月)
 
 
 先日のこと、久しぶりに地元の本屋さんに行ったのです。
 昔はしょっちゅう通っていたのが、妖之佑の生活パターンが変わったことで疎遠になり、たまにしか足を運ばなくなった本屋さんです。
 でも、田舎なのに立派な本屋さんで、売り場面積もあり、何より在庫内容がかなり豊かで、使うに便利でありがたい本屋さんです。
 
 が。
 
 いきなり「閉店」の文字が迎えてくれました。まるで、久々に「レストラン アトム」を訪れた五郎さんのようにショックを受けました。
 ああ、まだ閉店はしていません。近々、閉店するということ。
 
 長年に渡り地元にしっかり定着した書店であり、↑でも触れたように、在庫が豊富で、無理に某県庁所在地に赴かずとも、たいていのことなら間に合う店でした。
 なかなかないんですよね、田舎の書店で、ちゃんと専門書や専門誌を並べてくれる所って。いや、本当に。さすがに丸善にはかなわないものの、三省堂や星野あたりには勝ってる部分がありました。嬉しいことに文具コーナーも充実していて、かなり専門的な用具も並んでましたし。
 同じく地元にデンっと店を構えている某レンタルビデオ的有名書店チェーンなんて立派なのはフロア面積だけで、本棚の内容は、ただただ駅の売店にある書籍コーナーを桁違いに広くしただけ。一度入ったけど、目的の専門誌どころか、同ジャンルの雑誌にロクな在庫がありませんでしたよ(もちろん、すべてがそうだとは言わないが、少なくとも妖之佑が入った店舗は酷かった)。あんなのが書店を名乗るなんて社会迷惑、犯罪行為にすら匹敵します(爆)。そんな所が図書館運営するなんて言うから、そりゃ地元の人たちが猛抗議するに決まってる(藁)。
 ……おっと、脱線。
 
 そんな良質な書店ですから、まさか閉店するとは夢にも思いませんでした。
 
 これは妖之佑自身、反省するところが多いですね。
 ↑でも言ったように生活パターンの変化で疎遠になったこともあるとは言え。
 某県庁所在地の大型書店でも目的の本が見つからず、それが度重なったことを契機に、ついつい某大型ネット書店に頼ってしまう自分がいますから。探すのも検索一発ですし(おかげで、実店舗の本棚で本を見つけるスキルが、かなり劣化したよ)。
 妖之佑一人のことなら影響もないでしょうが、民衆の流れがこうであれば、そりゃジワジワ来ますって。一番威力の弱い武器でも命中率が高ければ、むしろ強力な武器よりも確実に敵機を倒せるんですから(何の話や)。
 
 ネット通販の台頭と、あと↑にも書いたような売れ筋にのみ力を入れる大型チェーン店の展開と、ですね。
 その動きにお客が乗せられた結果、真面目な本屋さんが店を畳むことになる……後悔先に立たずです。orz
 
 専門書だけでなく、文庫本、コミックもよく買ったよな〜。
『ルドルフ』シリーズも、ここで買ったし。とあるまあるいおかたの本も、ここで。
 そして雑誌の立ち読みも、よくさせてもらった(笑)。
 
 本当に残念でなりませんし、一人の利用者として他店に浮気したことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 せめて、閉店前にもういっぺん、行ってこようかな。
 
 


 
□2017-02-11 そりゃ気も合うでしょ。
 
 
 双方ともに、司法の独立も理解しない幼稚な独裁者志向ですから。
 
 あの親密な画から一転。
 ゴルフ中にガキのケンカとかになったら、腹抱えて笑ってやる。
 
 
 
 まあ、トランプは二枚舌どころか舌を二桁は持っていそうなので、明日どうなるかなんて判ったもんじゃないですけどね。
 今の段階で安心なんてしてたら足もと掬われるぞ。
 
 


 
□2017-02-11 雪女
 
 
 旧暦の小正月には山から里に雪女が下りてきて、子供を攫っていくそうな。
 
 要は、慣れているつもりでも雪山には気をつけましょう、という戒めですね。
 
 


 
□2017-02-12 初午、大つち (旧暦 睦月十六日、藪入り)
 
 
『ブラタモリ』で、まさかのあの地獄歌が(大笑)。
 
♪じーごーくーじーごーくーすーてーきーなーじーごーくー♪
 
 


 
□2017-02-14 (旧暦 睦月十八日)
 
 
 ニコン大丈夫か?
 
 と思ってしまいます。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1702/13/news105.html
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1702/13/news115.html
 
 特にDLシリーズの開発そのものを中止というのはね、大きいですよ。
 かなりの経費がかかったであろう計画が頓挫ですから、外野として心配にもなるというものです。
 
 て言うか、東芝のお粗末な件とかも含めて、日本は大丈夫か? と、一市民として、この先が不安で仕方ありません。
 
 


 
□2017-02-15 涅槃会、横手かまくら (旧暦 睦月十九日)
 
 
 真壁さん回なのは、いいんですよ別に。
 でもサー、絵がサー。
 崩れてないかい?
 真壁さん本間さんだけでなく、タイガーも春菜も、まるで千代紙人形みたく扁平で……。
 納期がタイト過ぎるんなら、一回くらい新日レスラーによるアニメ鑑賞感想会でお茶を濁してもいいと思うぞ。
 
 で、また次回もカオス回の予感……大丈夫か?
 
 
 
 
 
 気づけば良い人なのが露呈していた天才外科医と無免許医。
 元社長の飛ばしっぷりが、本人の寿命間近なのを暗示しているようで。三月あたりで元社長はオールアップになるのかな? とすればラスボスが気になるところですが……新キャラなんだろうねぇ。
 まあ、元社長が完全に人間捨てる可能性もありますが。
 
 
 
 
 
 ヴィダールの件は予想通りすぎて、逆に肩透かし。
 
 まだ「チョコ」と呼んでたんだ、ミカのやつ(笑)。
 で、そのチョコの人、ガリガリを焚きつけてアインをグレイズのパーツにさせたのは、自分が阿頼耶識を着けるための試験体にする目的だったのねん。
 マッパでバエルのコックピットに乗るチョコの姿は、もはや変態。幼児体験って大切やね……。
 
 そのバエル。
 仰々しく長い廊下と、もったいぶった扉のせいで秘密基地の深層部に保管って感じだったのが、ヴィダールが天井突き破ってあっさり登場、バルバトスも追いかけてきた、というのにポカーンでした。
 あれって要するに敷地面積ギリギリで作られた神社の構造ですね。表からだと鳥居に参道に狛犬と、結界を思わせる設備がいっぱいなのに、実は裏側からだと囲いか塀か生け垣一つ乗り越えたら、すぐ本殿に取り付けるって配置。
 つまり、バエルはあくまでも象徴ということかな。本当に危険な最凶兵器なら、CIAが三つのしもべを地下核実験場に収容したみたく、どの方向からもアクセス困難な場所、つまり巨大な建物の中心部とか地下深くとかにするはずだから。
 あるいは単に、あのシーンにヴィダールを出すために演出がやらかした阿呆だった?
 
 お習字をするイオク様に噴いた。
 ラスタルが誰よりも一番まともな正常人に見えた回でした。
 
 


 
□2017-02-16 (旧暦 睦月廿日)
 
 
 それ見たことか。
 
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1044591.html
 
 I.E.11 や Edge に Flash Player を同梱することには特に異論はないのですよ。chrome でもやってることですから。
 ただ、MS社が昨年から開始した、修正パッチの一本化、つまり「マンスリー」と銘打って一つの巨大なファイルで配信する方法と↑とでは両立にリスクありということが、今回のことではっきりしたと言えるわけです。
 以前のように、個別に一つひとつ配信してくれたほうが、こちらとしては助かるので、方針を元に戻してくれませんかね。
 
 あと、Win10 home でも更新を手動選択できるようにしてくれよ。
 低速ADSL の環境では切実な問題なんだから……。
 
 


 
□2017-02-17 三隣亡 (旧暦 睦月廿一日)
 
 
 いろいろと考えさせられる記事。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1044708.html
 
 それに関連して。
 これも考えなくてはならない内容の記事。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1011309.html
 
 どうすりゃいいんだろうねぇ自分…………。
 
 


 
□2017-02-17 百鬼夜行
 
 
 今宵ね。
 
 


 
□2017-02-18 雨水 (旧暦 睦月廿二日)
 
 
 妖之佑が現在、使っているトラックボールについて、2012年6月16日の日記にて触れていましたが。
 その際、四つあるボタンのうち左上だけ判らんと書きました。
 
 四年以上経って、よーやく判りましたよ。
 中クリックですね、これ。
 
 まとめなおしますと。
 
 左上=中クリック
 右上=ブラウザの「戻る」
 左下=左クリック
 右下=右クリック
 
 ということでした。
 マウスなんて、ほとんど使ってなくて。しかもホイールはスクロールでしか使わず、押すってことを知らなかったので……いや、お恥ずかしい。
 (;^_^A
 
 


 
□2017-02-18 おー。
 
 
 六甲山にも回転展望レストランがあるんだ(厳密には喫茶店らしいが、まあいいじゃん)。
 これだけを目的にしてでも行きたくなりますなー。
 
 学生時代、友人に誘われて行ったお洒落な店で出てきたミネラル・ウォーターが酷く不味かった。
 そう感じた当時の私の感覚は正しかったんだろうな、と思わせてくれた今回の『ブラタモリ』でした。
 
 


 
□2017-02-19 下弦 (旧暦 睦月廿三日)
 
 
 雪かき車、つまり線路の除雪車両に、かつて「キマロキ編成」というのがあった。
 というのを、日記で少しだけ触れたことがあります。
 
 マクレーン車を引っ張る関車。
 線路両脇の雪を中央にかき集めるクレーン車。
 集めた雪を遠くに飛ばすータリー車。
 ロータリー車を押す関車。
 
 これで「キマロキ」。
 メカ好きには、かなり魅力的なものですが、実はこれだけでは不完全でして。
 キマロキが進むために、線路上に積もった雪をまずは掻き分けて線路を露出させなくてはなりません。これを担うのがラッセル車。
 ですから雪と闘うには、先頭にラッセル車を連結した、言わば“ラキマロキ”にする必要があります。それでも不足だとラッセル車をもう一台追加したり、あるいは先頭をラッセルからロータリーに変更(つまりロータリーが二台)したうえに最後尾に後退用のラッセル車を追加する場合もあったそうで。こうなるともう超大編成ですね。メカメカしくて本当に楽しい♪
 
 で。
 これらはSL時代のものでして。
 
 その後、ラッセル車にディーゼル機関が搭載され、ラッセルのみの単独自走が可能に。
 
 最近はどうなのかと思いきや。
 なんと、一台で「ラ」+「キマロキ」をやっちまうんですね。びっくりしました。
「投排雪保守車」で画像検索すると面白いですよ。機種名なら「MCR-600」や「ENR-1000」で。
 
 


 
□2017-02-19 長らく探し求めていたものを、また一つ発見。
 
 
 日記でも何度か触れたことのあるキャラクターというかモチーフ。
 胴体が鳥の入った鳥籠になっている怪人物。
 
 ようやく判りました。
 
 ルネ・マグリットという画家の『臨床医』というシリーズでした。
 複数の絵画に彫刻まであるそうで。
 
 いや、この人の画集、欲しいな。
 洋書の安いの、あるかな?
 
 
 
 ↑を調べる途中で、ロブ・ゴンサルヴェスという画家の絵にも目が止まりました。
 こっちも画集が欲しいな。
 
 
 
 いや〜。
 ダリやエルンストだけで満足してたら、あかんですね。
 
 


 
□2017-02-20 小つち、天しゃ (旧暦 睦月廿四日)
 
 
 まさにカオスな回でした。まさか、ミスXまでリングに上がるとはね。
 まあ、ミスXの参戦はパワー・バランスの面から言えば妥当な線ではあります。さすが興行主。
 とは言え、いくら筋肉キレッキレでも、実際の試合は危険と背中合わせ。青痣だけですむのは、ご都合主義がすぎますよ。ジャーマン一つ取っても素人には、たいへんに危険なものですからね。
 て言うか春タイガー、技のつなぎが鮮やかすぎる! 筋トレで身に付くってレベルじゃねーぞ。
 これなぁ、ガチの試合でなく例えばハッスル(南無)みたいな爆笑エンタメ系のカードなら、まったく問題なかったんですけどね。プロレスの本場 U.S.A. にも、そういったギミックや演出を最優先した団体があるわけですし。モノポリーの重鎮 vs タイガーの若くてキュートなエージェント、ってェ因縁の組み合わせはエンタメ的には好カードですから(いや、春タイガーの正体なんてバレバレやろ)。そのあたりの工夫が足りなかった、あるいは面倒だから省略したのか、結果として脚本にご都合主義の印象が否めなかったわけですよ、アミーゴ。
 
 ところで終盤、崖登りを終えたタクマの指先を踏んだ、あの髭おっさんって、たしか第一話でタクマに手を出して反対に崖の下へ落とされた人ですよね? 生きてたの!?
 ってことは、あの崖は下側に、サーカスみたく安全ネットでも張ってあったのか。だとすると、昭和の虎の穴とは桁違いに善良な組織ではありませんか、平成の虎の穴。なら、大風呂敷を広げたデスマッチ「ヘル・イン・ザ・ホール」とやらも、たいしたことなさそうですな。なにせ、タイガーに敗れたレスラー総出演の気配ですから(ヒーロー物における再生怪人軍団の立ち位置って……ごにょごにょ)
 
 
 
 
 
 けっきょく、「僕」と「俺」、どっちがエムで、どっちがバグスターか、はっきりしないまま通常運行に戻ってしまった。引っ張るなぁ。
 こちら側のライダーが戦闘員を使うってのは新鮮です。シリーズで初めてのことかな? 過去の例では、神様になる直前の紘汰がインベスを従えてたけど、鎧武として使役とかしなかったですよね。
 
 
 
 
 
 どう考えても鉄華団は貧乏クジ引いたとしか思えません。
 旨い話にゃ裏がある。副団長の言うとおりで。モンターク商会の勧誘に乗ったときから、こうなることは決まっていたのかもね。
 
 ともあれ、いよいよ山場であることは、まちがいないでしょう。
 もちろん、最終的にはバルバトスとバエルの決戦になることも想定されるわけで。ガリガリには悪いけど、マッキーがラスボスである限り、君の出番はラス前になるよ。
 それとも、最後の最後にラスボスとしての新たなガンダム・フレームが登場……かな?
 
 一方でガンプラ 1/144 。
 バエルと、もう一つのガンダム・フレーム(更なるバルバトス新形態なのか、はたまたラスボスなのか)の発売が 3/31 予定なんですが、これって遅すぎませんかね?
※ 発売予定日についてはガセ情報を掴まされたようで……ラスタルの仕業か。orz
 
 


 
□2017-02-20 海難法師
 
 
 旧暦の睦月廿四日には海難法師が現れるので、漁などを休むそうな。
 
 海難法師とは海坊主や舟幽霊の仲間と思われます。
 要するに、海に現れる危険な妖怪。
 
 なぜ睦月廿四日なのか?
 なぜ法師なのか?
 そもそも何者なのか?
 
 などなどについては諸説あるようです。
 
 


 
□2017-02-21 (旧暦 睦月廿五日)
 
 
 ロマン溢れる話じゃありませんか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20170217-00000040-jij_afp-sctch

 
 そもそも昭和の頃、世界は浪漫に満ち満ちていました。
 伝説の国アトランティス、失われたムー大陸、砂漠のどこかにある未発見の大ピラミッド、密林の奥地に謎の集落、宝の地図が示す大秘宝、地底の大空洞、地下王国……等々。とりわけ、暗黒大陸と呼ばれたアフリカには謎と夢がいっぱいでした。アフリカに住む人々には迷惑な話だったでしょうがね(苦笑)。
 UFOが人々の噂に上るようになったのも 20世紀半ばからのことですし、グレムリンなるモンスターも飛行機が実用化されて以降のもの。
 
 しかし、それが今やどうです?
 
 アフリカ大陸は開発(侵略?)されてビルが立ち並び、野生生物が狩り尽くされかねない事態。
 UFOは凧やドローンやCGで容易に演出可。
 飛行機は金属疲労やプログラムのバグ、果ては不良バッテリーと、故障の要因が枚挙にいとまなく、グレムリンなどお呼びでない。
 砂漠のどこかに謎の大ピラミッドがという楽しい想像も、ぐーさんマップで無慈悲に叩き潰される。
 つか、インターネットのおかげで、今日の出来事が今日のうちに地球の裏側どころか宇宙ステーションにまで伝わってしまう。
 
 宇宙旅行や人工知能や不老長寿などなど、技術の発展で広がる夢がある一方。
 技術の発展により摘み取られて消え去る夢もまた、たくさんあるのです。
 
 インディアナ・ジョーンズは、20世紀だからこそ活躍できたのですよね。
 
 


 
□2017-02-22 (旧暦 睦月廿六日)
 
 
 『ダンジョン飯』
 『ダンジョン飯』1〜4巻
  九井諒子/ビームコミックス

 現在進行形の作品の中では、かなりの注目タイトルだと思います。
 何と言うか、いろいろと凄いです。
 
 炎竜に喰われた仲間を救うべく迷宮最深部に向かう一行。しかし文無しなために食糧を自給自足、つまり倒したモンスターを喰う。というのが物語の柱です。RPGではモンスターが食糧や薬を落とすのは普通なんですが、こうやって漫画で描写されると、RPGのプレイヤー・キャラって不用心と言うか無神経と言うか頑丈な心身してんのな、と気づかされます(笑)。
 ただ。この作品のキモは、単にモンスターを喰らうのではなく、ちゃんとリアルに調理する点です。我々読者がよく知っている現実の食材になぞらえて正攻法の料理をする。そこが面白いのですね。見た目に判りやすいバジリスクやケルピーはともかく、ミミックや動く鎧の見立てにはガツンとやられました。あと、クラーケンの寄生虫も♪ そう来たかーって感じです(笑)。
 この作者さん、理系脳なのか、キャラたちに専門用語を容赦なく使わせます。ひょっとして学業にて、そっち系の専攻だったんでしょうか。普通の会話ですむところまで固い表現してますから。
 
 物語全体としての山場は、やはり最新刊、炎竜との闘いと喰われた仲間の救出と言うか蘇生なのですが。そこで終わるのかな、あるいはどう続けるのかな。
 と思っていましたら、えらく舵取りを変えてきましたね。
 いや、舵取りを変えたと言うよりも、最初から用意されていた急展開という気もします。
 
 
 以下はネタバレになりますので、たたんでおきます。
 

 
 第五巻が待ち遠しいです。
 でも本音は、のーんびりした魔物食グルメ漫画であり続けてほしいんですけどね。(;^_^A
 
 
 
 
 
 ついで話に。
 
 第四巻は発刊されたばかりなのですが、先日に日記で触れた本屋さん、しっかり入荷してました。それも大量に。
 閉店日直前でも仕入れを欠かさない姿勢には頭が下がります。
 いやまあ、在庫は系列店に回すんでしょうが、それでも荷物が増えれば店じまいの手間も増えるわけで。たいていの店なら、スカスカな棚のまま閉店日を迎えますよ。なのに閉店日まで全力投球(いや、最終日には行けませんでしたが……)。
 
 長い間ありがとうございました。
 残念でなりませんが、お疲れ様です。
 
 


 
□2017-02-23 (旧暦 睦月廿七日)
 
 
 この本を買いに行ったときに、近日閉店を知ったんだよな〜……(涙)。
 
 
 
 『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』
 『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』
  つのがい・手塚プロ/小学館クリエイティブ

 言わずと知れた手塚先生の名作『ブラック・ジャック』の二次創作、パロディ作品です。それもナンセンス・ギャグ系♪
 驚くべきは再現性ですね。とにかく絵柄と構図が似すぎてる。もしも手塚先生がご存命なら、先生ご本人の手による“おふざけ”だと多くの人が受け止めてしまうレベルだと思います。
 そして、さらに驚くべきは、この作者さん、一年半前に初めてペンを持ったという事実(あとがきより)。それまで絵を描いたこともなく、手塚治虫の名前も知らなかった。そんな人が、たった一年半で、これほどのものを描いてしまう。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。
 無責任な外野が抱く唯一の懸念として。作者さんは漫画家をやっていきたいとおっしゃっていますが、ここまで手塚先生のタッチに酷似してしまうと、先々ご自身のオリジナル作品を描くことができるのか、という点です。まあ、要らぬ心配でしょうが。
 
 何げに邪悪なピノコのカット二つが、かなりツボでした♪
 
 


 
□2017-02-23 実を申しまして。
 
 
 お顔とお名前は、かなり前から存じ上げているにもかかわらず、『ツィゴイネルワイゼン』などなどの著名作品を観たことがないのですよ。
 氏が手がけられた作品で、きちんと観たものと言えば『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』くらいなもので。これとて、監督名を知ったとき「はぁ?」と思ったものです(失礼ですよね)。後に知ったのは、TVシリーズ『ルパン三世』第二期のスタッフでいらっしゃったそうで。その縁で映画三作目の監督ということだったのですね。
 ただ、このおかた、俳優としてのお仕事もかなりなさっており、妖之佑としては、そっちで存じ上げていたというのが正しいところなのですよね。それぞれの作品での監督以下が気を遣っていたというのはあるかもしれませんが、それを差し引いても芝居の上手いかただと思います。
 中でも印象に残っているのが、Vシネマ作品『パチンコ グラフィティ』(布川敏和さん主演)の、フィーバー台を一日五百円しか打たない常連客の爺さん役(五百円だけなら、せめて羽根モノにしとけよ、ですよね)。何と言うのか、平凡で淋しげなご老人を自然体で演じておられた。そっくりな俳優専業の別人なんじゃないかと何度も思ったものでしたよ(笑)。
 
 鈴木清順監督の御冥福をお祈り申し上げます。
 
 
 
 
 
 ……なんかサー、昭和の偉人が恐ろしい勢いで次々と旅立ってく感じだなぁ。
 
 


 
□2017-02-24 二の午 (旧暦 睦月廿八日)
 
 
 甲府事件を持ってくるとは、しかも当時の目撃者を登場させるとは思いもしませんでした。想像するに、ご本人たちにすれば、もうマスコミにいじられたくない過去だと思いますからね。なのに実名顔出しOKとは驚きました。
 あの番組は、たまに、こーゆーのを扱うからスルーできなくて困る。
 
 GSWのスポールディングさんは老けたなぁ……。
 CIA側の敗訴からもう、だいぶ経ちますからねぇ。
 
 そして。
「SID-1」って、絶対にあの S.I.D. から取ってるよな〜。え? どの S.I.D. かって? だからほら、星一徹の声で喋る S.I.D. ですよ。
 24時間自動監視システムとは、まさに秘密基地。格好良い!
 お金がある人は羨ましいですよ。ええ。
 
 


 
□2017-02-24 はへー。
 
 
 最上級が百二十万円ですか。
 
http://twilightexpress-mizukaze.jp/
 
 豪華絢爛な寝台特急もいいんですけど。
 我々庶民が利用できる寝台車も絶やすことなく、ちゃんと維持していただきたいものです。
 
 


 
□2017-02-25 北野天満宮梅花祭 (旧暦 睦月廿九日)
 
 
 ええ話や。
 
http://www.cinematoday.jp/page/N0089872
 
http://www.cinematoday.jp/page/N0089815
 
 泣けるで。
 涙は、これで拭いとき。つ□
 
 あれからもう十年ですか。
 
 
 
 巷でずっと言われてきたことですが。
 TVの続編となる映画群で良太郎が小太郎にならざるを得なかったのは、事務所のせいだったんでしょうね。「もっと大きな仕事で稼げるのに、わざわざジャリ番なんかに構ってられるか」って姿勢。
 だいたいにおいて、事務所はライダー作品を、自社所属タレントを売るための踏み台くらいにしか考えてませんからね。だから名前が売れた途端、本人の思いを無視して黒歴史化してしまう。
 最近の例だと、お正月のエグゼイド映画にウィザード、鎧武、ドライブ、ゴーストが共演したものの、鎧武の中身である紘汰だけ登場が叶わなかった。ご本人は出たかったと思うんですよ。
 
 ジャリ番をバカにしながら、同時にジャリ番を利用する事務所なんて潰れてしまえばいいと思います。
 東映も事務所を選べばいいと思います。
 
 
 
 もう一つ触れておきたいのです。
 桜井侑斗役の中村優一さんについて。
『電王』より二つ前の作品『響鬼』で中村さんが演じられた桐矢京介のことを、妖之佑は事あるごとにクソミソに言ってきました。つーか、今でも話題にすればクソミソ扱いします。
 ただ、これはあくまでも桐矢京介というキャラクターの脚本・演出上のVIP待遇に対してであり、偉い人たちが当時は未熟だった中村さんをやたらと持ち上げる、その(大人の事情っぽい)不自然な姿勢に対してです。ですから十年以上経った今でも、『響鬼』の第30話以降は観るに値しないと考えています。
 でも、中村さんご本人について思うところなど一切ありません(まあ、『響鬼』当時は、ガチの大根でしたけどね〜)。
 むしろ、『響鬼』公開ショーのとき、桐矢が視聴者に嫌われているキャラだと知っていて「僕なんかが一緒に舞台に立っていいのかな」と悪役さんみたいな心配までしておられた、その人柄にむしろ好感を憶えましたっけ。
 ですから、格段に演技が上達した『電王』の侑斗は素直に応援できましたし、さらに後のドラマ『もやしもん』も楽しめました。
 
 役者は貰った役に全力で取り組めばいいだけで。
 ただし、その背後で事務所が自社の利益優先で、作品の質を落としてでも口出しゴリ押しとかするのは、よくないと考えるわけです。
 ここ近年でも、サナギマンみたいな名前のクズ大根が映画やドラマに出まくり原作レイプを重ねるのなんか、極端な実例でしょ。まあ、あいつに対しては人間そのものが大嫌いですけどね。だって何年経っても上達の気配すらないから。噂で言われてる「台本にダメ出しする」って生意気な態度がもしも本当なら、もう人格そのものが手遅れだしな。

 


 
□2017-02-26 朔、十方暮入 (旧暦 如月朔日)
 
 
 やめるやめる詐欺やな(笑)。
 
http://www.sankei.com/entertainments/news/
170225/ent1702250015-n1.html

 
 だから「引退」なんか言わず「休業」宣言にしとけばいいんですよ。これなら、いつまで休んでも良いし、いつ復帰しても良いし。自分のタイミングで動けるわけですからね。
 ミュージシャンは判ってるから「引退」の文字を使わないですよね。
 
 にしても、ジブリに制作部は、もうないはずだが?
 どこが作業を担ってるんでしょうね。
 
 


 
□2017-02-27 (旧暦 如月二日、二日灸)
 
 
 ぶっちゃけ、ナオトの好みが判らん。面倒くさそうなルリコさんの、どこがいいんだか……。まあ、あんな怖いイラストで尻に敷こうとする若くてキュートなエージェントも嫁にするのはリスキーでしょうが(笑)。
 ヘル・イン・ザ・ダークの展開には、さほどの興味はないのです。結果が判ってますからね(ここを裏切ってくるなら、脚本を誉めてやんよ)。まあ、オーディンが乙女回路を持っていたという爆笑ネタは収穫と言えなくもない。パイプ椅子、長机と順調に凶器をゲットするレッドデスマスク、次の得物はゴングかマイクと見た♪(これ、旧作だとナイフや金鎚が平気で出てくるシチュエーションなんだが)
 注目すべきは、金持ちたちが集う賭けの場に登場した「ザ・サード」という名のグレーのタイガーです。あの様子から、ミスターXの上に位置する虎の穴の大幹部なのは明らか。つか灰色って、旧虎の穴のボス、タイガー・ザ・グレートのカラーですよ。声はクレジットされていなかったものの島田さんですから、イエローデビルが「サード」になったってことなのかな? つまり虎の穴の人事で出世した。「サード」つまり三世。初代は、かつて伊達直人に敗れたあの人。とすると、この間に二代目グレートがいたのだろうか。んー。見えん。
 拳太郎は春タイガーの正体に気づいていないようですが、まあスポーツ誌の記事だけじゃ無理か。実際に試合を観れば、ソッコー見抜いたでしょうけどね(つか、あのマスク、そもそも量産して売る気だった物だからなー。大量発注したら拳太郎にバレるぞ)。気になったのは「母親との約束」で春菜をレスラーにはしない、という箇所。言いかたがサー、まるで洋子が故人のようで……ね。春菜は高岡姓だし。考えすぎかな?
 
 
 
 
 
『アマゾンズ』の配信で味をしめたのか何なのか。制作サイドが、やたらと盛り上がっているようで。
 
http://www.toei.co.jp/release/bb/1209022_971.html
 
http://www.tv-asahi.co.jp/ex-aid/gorider/
 
 今のところ配信を観る気はサラサラありませんが、興味は沸きますね。そのうち観る機会も来るかもしれません。そのときまで待ちますか。
 
 で、本編は。
 スナイプが艤装着けて艦娘になっちまった。
 で、頭がいっぱいになりました。まる。
 いや、わざとだろあれ。
 
 
 
 
 
 放送日の二月二十六日は奇しくも、あの「二・二六事件」のあった日付。
 単純思考なイオク様に違法兵器運用のお手本を見せる腹黒ラスタルですが、決起した青年将校の部隊だけを標的にするあたり全体が見えてますね。二・二六事件でも、下士官たちは軍法会議でお咎めなしだったのですよ(五代目柳家小さん師匠が、このガチ体験をしておられる)。
 シノは……外したのかあれは。どこまでも意地悪な脚本だ。orz
 ヴィダールはキマリスが偽装していたのですね、知りませんでした(つーか、よーく考えたら前期にキマリスもガリガリの遺体も放置してたって、マッキーどんだけ迂闊なんだか)。つまり、バエルとともに 3/31 に発売されるガンプラは新形態キマリスということか。
 石動が乗るヘルムヴィーゲだって元はグリムゲルデなのでキマリスに劣るわけではないはずですが、アインの脳味噌の分、ガリガリ有利ですよねぇ。
 戦況の鍵は、やはりマッキーの動き次第となりますか。なんかヤだな。
 果たしてマッキーの「226」は成功するんでしょうか。
 
 


 
□2017-02-27 ふむふむ。
 
 
 又吉さんは VAIO 使いなんですね。縦書きのエディタは何だろうな。
 あんな売れっ子で才能と実力を認められた人ですらあれだけ悩むんですから、妖之佑みたいな雑魚が何も書けなくたって、あたりまえっスよね。
 自分は書ける、なんて思うほうが、おこがましいんですよ。思い上がりもはなはだしい。書けないという前提で書き殴れば、出来たものがつまらなくてあたりまえ。人に酷評されても気にするな。と開き直るべきだろ。うん。
 
 


 
□2017-02-28 (旧暦 如月三日)
 
 
 『山怪』
 『山怪』 『山怪 弐』
  田中康弘/山と渓谷社

 タイトルからご想像のとおり、山の怪談集とでも言うべき本です。正確には体験談集ですが。
 この手の編纂本というと、古くは柳田國男さん、そして松谷みよ子さんや水木しげるさん、といったあたりが有名ですね。
 集めた体験談に学者としての考証を加えた柳田翁。創作者の本能ゆえ無自覚に想像と創作を混ぜてしまう水木先生。このご両名に対して、創作者でありながらも淡々と体験談を収録することに徹した松谷女史。
 この本『山怪』は、松谷さんの姿勢に近いものです。山で暮らす人々の体験談を、そのまま収録してある。余計な演出がない分、むしろ畏怖を助長しているのです。
 ぶっちゃけ、自宅で読む分には、そこまでではないのですが。少し想像力を働かせて古びた山の宿、あるいは山小屋あたりで、しかも夜に読んだと思いねぇ。もう一人でトイレにゃ行けねぇです。
 著者が不可思議系の研究者とかでなく、山の生活、特にマタギをテーマとするライター兼カメラマンであること。そして版元も怪奇とは縁のなさげな、山と渓谷社であること。これも、かえって怖さを加速させてくれます。
 山には人智の及ばぬ何かがいる、それもいっぱいいるんですよ。
 
 生活面の問題(主に経済的なこととインフラ)が解決するのなら山奥に引きこもりたいと常々思っている妖之佑ですが。
 この本を読んでしまうと躊躇しますね。山奥はやめて山里にするか? (;^_^A
 
 


 
□2017-02-28 観たいなぁ。
 
 
 深夜枠でもサブ・チャンネルでもいいから。
 谷啓さんの『美の壺』を再放送してくれないかなぁ。
 全部。
 
 

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