2016年11月


 
戻る
 
 


 
□2016-11-01 炉開き、玄猪 (旧暦 神無月二日)
 
 
 毎日、PC触って、ネットに接続しているのに。
 にも関わらず情弱なんてのは、ザラにあるもので。
 
 て言うか、単なる私の怠慢と言うべきなんでしょうけどね、これ。
 
 いえね。
 ウチに貼り付けている借り物の Midi 音楽。
 このファイル型式が、ほぼ化石状態だということは判っていたつもりなのですが。
 それでもね。
 
 Firefox で再生できないとは、つい今しがたまで気づいてませんでしたよ!
 
 いや〜、自分で自分のサイトを定期的に確認していないのがバレバレですね。(;^_^A
 Vivaldi では再生できないだろうなと思ってましたが(つか、対応プラグイン入れてないから、あたりまえだ)。
 最近の Firefox が Midi のプラグインを認識しないという事実は、ホントついさっき知りました。ついでに、MNG や JPEG2000 用のプラグインもスルーしてくれてますよ(苦笑)。
 面白いことに、同じエンジンの SeaMonkey だと、これらのプラグインをちゃんと認識してくれるのです。もちろん Midi も再生できます。だから気づかなかった(言い訳)。
 Mozilla は近いうちに Firefox から Flash 以外のプラグインを排除する方針なので、今さら対策したところで、ほぼ無意味ではあるのです。ええ、対応策は判っているのです。素直に QuickTime をインストールする、ってこと。こうするだけで、Firefox は Midi に出会うと QuickTime を起動させます。ただ、QuickTime は重たいし、アプデに時間がかかるし。それで以前、削除したんですよね。で、別に Midi のプラグインを入れておいた。まさか、Firefox が、それを無視するようになるとは……。orz
 
 Midi は MP3 などと違って、自身に音源を持たない言わば楽譜みたいなものなので軽量。ために、Webサイトに適した音楽ファイルだったんですよね。
 それが、ブロードバンドさらには光回線と高速化が進み、ページの重さなんて誰も気にしなくなった(いや、オイラは気にするがな)。これにともない音楽も、再生するPC側に音源を依存すなわちPCによって音質が激変する Midi に取って代わって、MP3 などが主流になった。MP3 は、言ってみれば音源そのものですから、制作者の意図が歪められることだけはない。まあ、音質は再生環境で左右されますが、それはオーディオ機器で音楽CD聴くときも同じですから。
 
 とは言え、オルゴール的イメージの簡単な音楽再生できる Midi は魅力的なんですよね。大袈裟でないところが良い。
 なのに……ねぇ。
 時代は古きものに冷たいのですね。
 
 とりあえず、ウチのサイトでは Midi をそのままにしておきます。大半の現行ブラウザでは再生できないかもですが、それでも、そのままにしておきます。
 希に訪れるかもしれない聴ける人のために。
 
 


 
□2016-11-04 (旧暦 神無月五日)
 
 
 こんなん信用でけるかっ!
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/04/news057.html
 
「新送信技術」って時点でトラブル確定だろこれ。
 
「次の次」ってことだから、どのみち年明け早々のは、また苦痛を強いられるし。
 あー 10 なんて嫌いだー。
 
 


 
□2016-11-05 (旧暦 神無月六日)
 
 
 支持率5%って何かの冗談かと思いましたよ。
 どこぞの独裁政権国家で国民に地下匿名覆面オフレコ極秘調査でもしたならともかくね。
 
 あそこは歴代大統領が任期終えるとすぐに捕まる、つまり「前大統領逮捕」がルーティーン・ワークになっているという実に面白い国ですが。
 それでも現役中に、ここまで疑惑を叩かれるのは初かな?
 
 いちおうエールでも贈っとくか。
 いいぞもっとやれー♪
 
 


 
□2016-11-06 (旧暦 神無月七日)
 
 
 おうし座南流星群のピークなんだそうな、今夜。
 
 寒い中なので精密機械のデジタル・カメラを据えるのは厳しいですが(結露問題ね)。
 少し頑張ってみようかな。
 
 


 
□2016-11-07 立冬、天一天上 (旧暦 神無月八日)
 
 
 失敗した。
 つか失念してた。
 
 ウチの周辺、街灯を LED に総取っ替えしてたんだった。
 夜道がもんのすげー明るい。
 防犯には良いけど、星見るには最悪。
 街灯のない開けた所に出たら出たで、離れた所にあるコンビニの明かりが目に入ってくるし。
 
 これでは流星が流れてても見えやしないって。
 orz
 
 


 
□2016-11-08 上弦、伏見稲荷火焚祭 (旧暦 神無月九日)
 
 
 こういうときは東京在住が羨ましいですよ。
 
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1028312.html
 
 何だかんだでソニーは数々の名品を世に送り出してきたメーカーですからね。
 楽しいだろうなぁ。
 
 


 
□2016-11-08 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2016-11-09 十日夜、出雲大社神迎祭 (旧暦 神無月十日)
 
 
 この先どうなるのか、まったく読めませんね。
 あの御仁が今まで威勢良く叫んでいたことを、そのまま実行するのか(マイノリティ排斥とか、イスラム教徒締め出しとか、TPP離脱とか、在日米軍撤退とか、とかとかね)。
 就任したら手のひら返しで従来路線を引き継ぐのか(党内争いで勝った途端、誹謗中傷してた相手に一転して好意的発言したよね)。
 それとも、いくつかは実行して、いくつかは引き継ぐ折中でいくのか。
 これすら読めませんから。
 
 これが今の日本の総理だと官僚がコントロールするので劇的な方針転換は無理なんですけどね。ホワイトハウスも、あの御仁が政治や外交には「ド」の付く素人ですから、ある程度は周囲が手綱を引く、と言うか引かざるを得ないとは思うのです。
 とは言え、そんな日本でも民主政権で酷いことになりかけたのですから、U.S.A. に変化がないはずはない。
 
 日本の政治家は阿呆揃いなので、今こそプロである官僚の腕の見せ所でしょう。
 いや、マジでこれ、下手すると世界地図が書き換わるかもしれないほどの出来事かもしれませんよ。
 
 先が読めない場合、最悪のシナリオを設定するのがセオリーです。
 そうすると、在日米軍の撤退と、米軍の「世界の警察」役の放棄と、ついでに亜細亜の公海は中共の要求どおり中共に支配権を丸投げする、あたりが最悪のシナリオですかね。
 もしもこうなると、日本が日本でいられる可能性って、ゼロに近くないです?
 少なくとも、在日米軍の撤退と同時に尖閣と沖縄は中共に侵略されますね。そのうえで、日本に対し武力をチラつかせて「同盟」という名の属国入りを要求すると思われます。拒否すれば侵攻されるだけ。で、日本がチベットやウイグルのようになる。
 
 こうならないためにも、外交が重要でしょう。
 日本同様に中共の横暴さに辟易している国々との連携。そして地理的に遠い欧州や、それこそ北米については、損得勘定の面からアプローチする。
 とは言え、フィリピンはすでに中共に擦り寄ったし。
 お金の点でも、世界に対しては中共のほうが日本よりずっと影響力あるし。
 
 もしも日本という国家を消したくないなら。
 遺憾ながら、本当に遺憾ながら、自衛隊の国防軍化が不可欠となるでしょうね。
 それも今の武力では全然不足です。
 ここから先は……もう暗い話にしかならないな。
 
 
 
 あの御仁が就任と同時に、おとなしくなるか。
 あるいはバカやりすぎて暗殺されるか。
 それくらいしか日本が救われる道はないかもしれませんね。
 
 暗殺については充分にありうると思いますよ。
 あの御仁が勝ったのは U.S.A.市民の総意ではありますが、それはつまり主に低所得者層の支持でもあるわけです。とすると既得権益を持っている層にとっては不本意な結果に終わった。
 なので、あの御仁が選挙戦の演説のままの政策を進めたなら、そういった層を本気で怒らせます。
 つまり、JFKみたいなことになる可能性はあると思うのですよ。
 
 
 
 とにかく。日本は諸外国がどうなろうと関係ない、ってくらいに強くなる必要はあるんでしょうね。
 奇しくも安倍がよく言ってる「戦後レジームからの脱却」が本当に求められる状況となったわけです。
 ただ、安倍総理にとっても頭痛いと思いますよ。なにせ、TPPの強行採決をやった直後に、これですからね(笑)。
 
 


 
□2016-11-11 一の酉 (旧暦 神無月十二日)
 
 
 グランパスの降格は、地元としては残念なニュースではあります。
 
 が。
 
 一方で、朗報と言えなくもない。
 なぜかと申しますと。
 
 ほら。以前、あのザーとらしい名古屋弁の名古屋市長が、白川公園をぶっ潰してグランパスのホーム・スタジアムにって戯けた考えを示してたでしょ? 実現をトヨタに働きかけるとか。
 まあ、これは幸い、法令のあれこれが壁になって断念することになったそうですが。
 で、今回の降格騒動で市長は一転してグランパスに冷たい目。トヨタもチームへの出資を減らすとか言い出してる。
 つまり、当面、「白川公園を潰す」級の大バカな新方針が出る危険性はないと考えていいと思うのです。
 その意味では朗報と言える。
 
 まー、市長があんなタワケ者でなければ、こんな心配そもそもしなくてすむんですけどね。
 どうも、あの大タワケはカネ勘定だけやって熟考とか専門家に相談とかしないまま思いつきをすぐ口に出すところがあって、ちょいと危ないですよ。名古屋城天守閣の木造化だって別に歴史的文化的視点から言ってるわけでなく(だいたい、歴史ある白川公園を潰すと言ってる時点で、歴史・文化に興味ないのがバレバレだってーの)、目的は集客のみ。「耐震面の危険性」なんて理由は後からの付け足しで言ってるだけですからね。
 前に「あおなみ線にSLを」ってときも、肝心のSL調達の算段もなしに言い出して、借りるアテすら外れて(つか、根回しもなくいきなり言われたら誰だって断りますよ。隣の子に消しゴム借りるのとはワケが違う)引っ込みつかなくなって「明治村から借りれんか?」とかトチ狂った発言すらやらかした。明治村のSLは博物館の展示保管物であり、その資料的価値は、D51 や C62 、C57 などなどよりさらに大きいということと、あと性能面でも今の時代に営業運転できるレベルじゃないってことは、素人でも容易に判ることです。それをまー、よくも言えたものだと、その厚顔無恥ぶりに呆れましたとも。
 
 グランパスが復活するまでに、市長が、あんなゲスからまともな人に交替していることを願っています。
 
 


 
□2016-11-13 三隣亡 (旧暦 神無月十四日)
 
 
「007」と言えば、英国MI6 の某エージェントに付けられた超有名なコード・ナンバーですが。
 
「0011」というコード・ナンバーも実に有名で。
 こちらは国際機関 U.N.C.L.E. のエージェントに付けられたナンバーで、その名を「ナポレオン・ソロ」。
 諜報機関モノにもかかわらずコミカルな演出が良かったのか、この『The Man from U.N.C.L.E.』は日本では『Mission: Impossible』より受けたんじゃないかな?(『Mission: Impossible』はストーリ内容よりも、大平透さんの「なお、このテープは自動的に消滅する」って吹き替えだけが独り歩きしてる感じで)
 少なくともスパイ物作品に限っては、バディ物の元祖に近いかもしれない。
 ちなみに、MGC がかつて製造販売していたモデルガン「ワルサーP38アンクル」と専用オプションは、この作品の劇中銃を模しています。
 
 そんな人気番組の主役を演じられたのがロバート・ヴォーンさんです。
『COLUMBO』では、なんと二度も重要な役でゲスト出演されており。
 また、『The A-Team』では、マンネリ対策としての制作方針変更で、Aチームに命令する陰のボス的役割でレギュラー入りしましたっけ(残念ながら、この方針変更が番組をさらに衰退させる原因となった……)。
 気づいてなかったのですが、あの『復活の日』にも出演されてたんですね。
 
『The Magnificent Seven』最後のお一方だったそうで。
『七人の侍』も全員が鬼籍に入られて、かなり経ちますし。
 時代の流れですね。
 
 R.I.P.
 
 


 
□2016-11-13 考えかたを変えましょう。
 
 
 暴走して人をはねたのは、運転手が悪い。それは、まちがいないとしても。
 それでもね。
 停車状態でアクセルをベタ踏みするだけで急発進できてしまうAT車にも原因があり、メーカーに責任がある。という考えを追加しましょうよ。子供ですら簡単に急発進させられる車は欠陥車だとしましょうよ。
 お上がそれをやれば、メーカーは有効な対策を迫られます。てか技術的には、すでに実現できるはずです。
 
 もうね。暴走事故の予防には、それしかないと思うのです。
 歩道にいてさえ轢き殺されるなんて、被害者が浮かばれません。
 
 妖之佑は運転が下手だと自負しておりますので、MT車しか運転しません。
 もしも仕事でAT車の運転を強要されるような事態になったとしたら、その仕事を辞めます。AT車なんて怖いだけですから(いや、そもそも車の運転が必要な仕事そのものを、できれば避けたいよ。下手クソだからサー)。
 もちろん、メーカーがちゃんと対策してくれて、AT車の急発進事故が防げる仕様になれば話は別ですよ。
 
 保険会社も、そろそろMT車とAT車とで任意保険の掛け金を別枠にしたほうがいいと思います。AT限定免許が出来てからというもの、どうも世間が安易にATを選びすぎます。
 個人的には、MT車よりAT車のほうに教習時間を多くかけてほしいですね。「アクセルとブレーキを踏み間違え」るようなミスを起こさないよう、安全対策に関して徹底的に躾けてほしい。AT限定免許なんて廃止して、むしろMT限定免許を出してもいいくらいだと思う。
 
 運転未経験者でも子供でも足一本で暴走させられる車って、「危険物」以外にどう表現すればいいんですか?
 
 


 
□2016-11-14 望、下元 (旧暦 神無月十五日)
 
 
 何と、六十八年ぶりのウルトラスーパームーンなんだそうな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 雨だよっ!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 


 
□2016-11-15 七五三 (旧暦 神無月十六日)
 
 
 昨夜は残念だった地域が多かったようで。
 でも、今夜だって満月じゃないってだけで大きいことには変わりないはず。
 絶望するには早い。まだ、いける!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 曇ってるんですけどっ!?
 
 
 
 
 
 などと、昨日と同じネタを続けるだけでは芸がないので。
 
 この「スーパームーン」って天文現象ね。
 昔の人は知ってたのかな? と、ふと思ったわけです。
 
 昔の人々に認識された天文現象としては。
 有名なところでは、今は「メシエ1」通称「かに星雲」となっている過去の超新星爆発。藤原定家が書き残しているほど、物凄い天体ショーだったようです。長期に渡って、昼間でも見えたんだとか。
 古くは彗星や流星を「天狗」あまつきつねと呼び、空を駆ける不可思議な獣として扱った事例があります。
 日蝕と月蝕は古い暦にも、きちんと記されてますし。
 イエスの生誕に三博士を導いたベツレヘムの星は彗星だったという説がありますね。
 彗星と言えば、横綱級のハレー彗星は地球接近のたびに、いろいろと物議を醸してくれてます。いえ、別にハレー彗星さんが悪いわけじゃなく……特に大正時代の接近では世間が漫画みたいな大騒ぎをしたそうですからなー。まさに悲喜こもごもなバカ騒ぎ。
 
 で、お月様。
 旧暦は月の満ち欠けを軸として組まれたもので、その暦を頼みに営まれた農業や漁業、つまり第一次産業は月の動向を気にしないわけにはいかなかったはず。農民や漁民、そして彼らから搾取する権力者も、月に強い関心を持っていたのは明々白々でしょう。
 そして何より、古来より月を詠んだ歌や詩、描いた絵、さらにはイメージからの作曲も数知れず。芸術家たちは天空に浮かぶ月へ思いを馳せていた。
 なので、スーパームーンには気づいていたんじゃないかと思います。それも庶民レベルで。
 まー、妖之佑同様に観察力も洞察力もない人は、地平線近くの月と中天のそれとで大きさが違って見える現象と混同してたかもしれませんけどねー。
 
 ちなみに「supermoon」とは天文用語ではなく、最近の占星術が言いだした造語だそうですね。
 
 


 
□2016-11-16 (旧暦 神無月十七日)
 
 
 カメラがフィルムからデジタルに移行して、何がメリットだったか。
 
 撮影枚数云々やら撮影済み写真どうこうについては散々言われていることですから、わざわざ触れません。
 妖之佑個人として大きかったのは。
 
 一つは、以前に日記に書きましたとおり(2012年11月26日の日記ログ)、パノラマ写真が身近になったことですね。
 何度も言うことですが、上下をトリミングしただけの横長プリントのことではなく、ちゃんとレンズをぐるりとパンして撮った真のパノラマ写真ですよ。
 フィルム時代、パノラマ写真を撮るには専用のパノラマ・カメラが必要でした。安価な物もありますが基本は高価だった。これがない人は、普通のカメラで何枚かパンした写真を撮って焼き付けの際に、あるいは焼いてから継ぎ接ぎするという手法を取っていたようです(露出合わせが大変だったろーなー)。て言うか、自分で焼く人はともかく、パノラマ写真のプリントを受けてくれるラボが限られていたと思います。そんなこんなも、今では写真をスキャンしてPCのソフトウェアでパノラマに合成できるようですね(スキャナに取り込んだ時点でアナログでなくデジタルになってますが……)。
 でまあ、そんな機材的にもプリント的にも面倒だったフィルムに比べて、デジタルのパノラマ写真は本当に手軽になりました。専用カメラを買う必要がないというだけでも大メリット。パノラマ機能付きを選べばいいのですから楽なものです。フィルム時代は「パノラマ付きカメラ」って言っても↑のとおり上下を塞いで横長にするだけの代物でしたからね。ぶっちゃけ、ごまかしまやかしわいわいわいなレベルだった(日本のメーカーは何かブームが起こると、こぞって、この手のインチキ製品を作るから始末が悪い)。
 
 第二に、ハイスピード撮影が容易になったこと。
 パノラマと同じで、デジタル化によって機能が身近になったということに尽きます。
 ハイスピードというのは、1/8000秒とかの高速シャッターとは違います。
 ええと、TVや映画など私たちの観ている動画が実は静止画を連続して見せたものだということはお判りでしょうか。要するに、退屈な授業中に教科書の角にイタズラで描いた「パラパラ漫画」と同じ原理ですね。で、映画だと一秒に二十四コマが、TVやヴィデオだと一秒に三十コマ(日本の場合)が詰め込まれています。
 ハイスピード撮影とは、これらを越えるコマ数を叩き出す撮影のことだと思って、まちがいありません。乱暴には、民生用ムービー・カメラは極低スペックのハイスピード・カメラであり、その末席を汚していると言ってもいいかもですね。
 ハイスピードの用途は、ご覧になったことのあるかたも多いでしょう。水面に雫が落ちると綺麗な王冠ができる、いわゆるミルク・クラウン。風船が破裂する様子。車の衝突実験に臨むダミー人形さんの勇姿。などなど通常では観られない不思議な瞬間を切り取るのがハイスピード撮影のお仕事だと思います。
 業務用はフィルムもデジタルも別格としまして。
 一般市販レベルのフィルム・カメラで、これをやるのは無理でした。F3 と専用モードラのコンビでミラーアップ撮影して秒六コマ。F5 が秒八コマ。ペリクルミラー搭載の EOS RT で秒五コマ、同じく EOS-1N RS が秒十コマ。RT は別としても、プロ御用達の高級機群でも連写では、当時としてはお手軽だった8ミリ・カメラにすら届きません。用途が違うのですから、そもそも無茶な比較ですがね(笑)。映画機材で有名なベル&ハウエルが出していたスチル・カメラの「フォトン」にはムービー・カメラの技術が流用されているそうですが、それでも連写スピードはモードラ付けた F3 程度だったようです(とは言え、ゼンマイ仕掛けの連写で F3 にコマ数が並ぶだけでも、びっくりだよ)。
 打ってかわってデジタルは凄いですよねー。フィルムについて書きすぎたので簡単にすませちゃいますが、普通にカメラ買おうとしてて、ちょっと考えてハイスピード・カメラにするって選択肢があるんですから。お手軽になったものです。
 
 三番目。
 ミラーレス一眼の台頭もあり、フォーマットによっては交換レンズが、フィルム時代と比べて格安になったこと。
 これも日記で書いたことですが、オリンパスのボディーキャップレンズが顕著な実例だと思います。フィルム時代、トイカメラ以外で、あそこまで廉価なレンズなんてありませんでしたからね。特に魚眼があんなお安く手に入るなんて、これはもうデジタル様々ですよ♪ ホロゴン相当を早く出しちくりー!
 レンズ固定のコンデジについても、特に高くないカメラで「光学40倍」とか平気でありますからね。フィルム・カメラでは考えられなかったコスパです。
 
 四つめ。
 本当に妖之佑の個人的で狭量にすぎる、くっだらない話なんですが。
 デジタル・カメラを常用することで、電子制御カメラに対する不安が払拭されつつある。
 という事実。
 フィルム時代、妖之佑は、とにかく電池切れに神経質で、はっきり言って電子シャッターのカメラ持ち歩きでは心がおちつきませんでした。いつシャッターが下りなくなるか不安で不安で(苦笑)。
 もちろん取り越し苦労ではあるのです。出かける際に新品電池に交換するか予備電池を持っていけばいいだけですし、電池が切れても昔ならともかく平成の世、そこらの店で買えばいい。いや、置いてるでしょボタン電池の数種類くらい。
 なのに、妖之佑は電池切れを恐れて、ほぼ機械式カメラ一筋でした(大笑)。
 そういったアレルギー反応的な先入観が、デジタル機を持ち歩くことで緩和されつつあるのですよね。もちろん、機械制御に対する関心が薄れたわけではありません。電子シャッターで 1/8000秒を実現するよりも、機械シャッターで 1/4000秒のほうに強く興味を惹かれるのは、そのままです。
 でも、実用では機械も電子も変わりゃせん、という認識へとシフトしてきているのですよね。これはデジタルのおかげです。
 ただ、困ったことが一つ。今まで妖之佑の旗艦カメラは New FM2 であり、それが F2フォトミックへと移行しつつあったのですが。ここにきて、F3 が欲しくなっちまってるんですよね(爆)。つか、無性に欲しい! これはメリットなのか? デメリットなのか?
 
 いじょ。
 
 


 
□2016-11-17 (旧暦 神無月十八日)
 
 
 若松戦で見せつけた圧倒的パワーと、タイガー戦でもゴング前の反則攻撃から、かなり良い感じだったんですが。
 逆十字かけられただけで形勢逆転というのがね。試合が終わってみれば何という小者臭……。
 ブラック・パイソンと言いレッドデスマスクと言い、ついでにダークにドラム缶潰して見せたヒゲオヤジと言い。
 どうも、GWM(虎の穴)のレスラーたちは攻撃力がかなりあるものの、とにかく打たれ弱すぎる。育成で「ATK」に極振りパラメータ与えたキャラみたいだよ。かつての虎の穴では考えられないほどに脆い。脆すぎる。
 先代の赤き死の仮面は初代タイガーをギリギリまで追い詰めた。それがタイガーの生存本能に火をつけてしまい、凶悪で残虐な反則の逆襲で沈められたわけですが、決して小者ということではなかった。単に、ブチ切れたタイガーが殺す気満々で赤き死の仮面に襲いかかったというだけのことです。リングサイドのテーブルを使った反則なんて、今だと作画できないかもな(笑)。
 せっかくのレッドデスマスク戦、もう少し引っ張って盛り上げても良かったように思います。
 
 で、GWMが一旦、静かになって節目。息抜き回が少し続くようですが。
 ふくわらマスクの中身は、ちょっと判りにくいですが、三年前にジパングプロレスを興行名目で壊滅させたGWMチームの一人、ケイジ・タナカですね。顎髭、眉、額の形が同じです(もっとキャラデザを目立つようにするとか、第3話でタナカの見せ場をもっと描くとかすればいいのに、不親切だなぁ演出)。
 三年の間に全身傷だらけになる出来事がありGWMを抜けたのか、あるいは抜ける際に傷を負ったのか。とにかく、お客を愉しませるというプロレスの本道に目覚めたということかな。控え室でタイガーにかけた台詞、「あんたの試合は、なんかピリピリしてる」が、その本心を表しているのでしょう。
 この、ふくわらさん。プロレス好きのかたがたによると、実在するコミカル系レスラー複数からパーツを借りて作られたキャラだそうですが。妖之佑の視点では、『子連れ狼』の一エピソード「半畳 壱畳 貳合半」のゲスト・キャラ、刺野左近に被りました。
(以下はネタバレなので反転しておきます)
 左近は「首売り」という風変わりな大道芸で、その日暮らしをする浪人。刀や槍など、いろいろ用意した武器の使用権を一振り、または一突き十文程度のビタ銭でお客に売り、それで首をはねられても叩き潰されても文句を言わない。もちろん、ただ斬られるわけではなく、下手クソ相手なら軽くかわす、少しできる相手なら白刃取りで止める、そうやって自称腕自慢たちをカモに小銭を稼いでいた。もちろん、これは相当の手練れだから可能な芸であり、たまたま通りすがりの拝一刀は一目で左近の力量を見抜く。左近も見物している一刀の正体に気づき、あれこれあって呑みながら話をすることに。その会話の中で、殺伐とした武士の生き様が嫌になり気楽な乞食道を歩んでいると明かす。そして一刀にも「刺客道を捨てられよ」と言い、もちろん一刀は拒否。その結果は…………。
 ふくわらさんが今後、タイガーとどう関わってくるのかは判りませんが、↑くらい深いものであってほしいと今から期待しています。きっと今回のは軽い伏線で、後で重要なポジション(旧作のミスター不動あたりの立ち位置か?)で再登場するのでしょう。でないと「謎」などと大層な銘を打った意味がなくなりますから。
 そう言えば、あのときのGWM側選手でオーディン以外は表舞台から姿を消したんだったよな。で、タナカが足抜けしたとすると……他の連中にも何か大きな出来事があったのかもしれないですね。
 
 で…………何と申しますか。
 ハムとうどんは意味不明すぎました。
 要するに企画物のカオス回だったらしく。
 にしても、そんな無駄遣いするほど尺に余裕あるんですかね?
 
 


 
□2016-11-18 (旧暦 神無月十九日)
 
 
 Kindle が日本上陸して、けっこう経ちますね。
 自分の paperwhite には無料本ばかりが山ほど入ってますよ(有料本もあるにはあるけど微々たるもの)。
 
 Kindle for PC も使ってますが……これはダメですね。ストレス溜まります。
 漫画や図鑑などを見るには画面サイズからも保存容量からも for PC に限ります。
 が、ホーム画面がとにかく汚い。何この、だらしないオヤジ独りだけでやってる古本屋みたいな惨状。(;^_^A
 
 ご存じのように、Kindle には「コレクション」というフォルダに似た整理整頓方法があります。便利ですし、処理能力に劣る paperwhite では表示を軽くするために不可欠の機能ですね。
 for PC でも、初回に日本語で Amazon にインしておけば、その後に言語を English に切り替えてコレクションを使うことができます。
 これで、ある程度は片付けられるのですが……いえ、ぶっちゃけ for PC では片付けたことになりませんね。相変わらずホームがグチャグチャのままです(コレクションに本を入れる操作の簡単さは for PC に軍配が挙がる)。
 比較すると、paperwhite の良さが再認識できます。こちらは、コレクションのみの表示に設定しておけば、本をコレクションに入れるとホームから消えてくれる。つまり、ホームがスッキリするうえに、本それぞれがコレクションに入れたか入れてないか、ひと目で判る。
 なんで for PC に、この機能がないのかなぁ? アプリでもサイトでもトップ画面を軽く作るのは基本中の基本だと思うんですけどねぇ……。しかも、コレクションの並び順が作った順番のままで好きに動かせないって……酷いよ(paperwhite はコレクション名の五十音順。ただし、ちょっと工夫すると自分の好き勝手に並び替えできる♪)。
 for PC のコレクションはローカルのみで、クラウドでない点も問題ですね。他の端末と“本棚”が共有できないわけですから。Fire 系や他社のタブレット向け Kindle を使っていないので、そちら方面については何も言えませんが。ひょっとすると、for PC がクラウドコレクションに対応したら、↑の問題あれこれは解決するのかもしれませんね。
 て言うか、まずは日本語のままでコレクション使えるようにしろよ!
 
 なーんか。for PC は、コレクションに限ってはチグハグな作りかたをしている印象です。
 担当技術者が Win10 並みに阿呆揃いなんでしょうか?
 
 
 
※ 上記に関して、もちろん妖之佑の誤解・認識不足ということもありえます。もしもそうであれば、ご指摘いただけると幸いです。
 
 


 
□2016-11-19 (旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払い)
 
 
 例によって、自分用のメモというか、頭の中の整理用です。
 意味判らん人は、ほかってきます。まー、判らなくても、なーんにも困りませんし(笑)。
 
 
 
 
 
※ ポセイダル
 
 オージェ……ポセイダル王家に伝わる象徴的な機体。第二次聖戦時に既存。黄金製。
 プディン・オージェ……同上。白金製らしい。
 オージェ……オージェのレプリカ。本編でLガイムを相手に大暴れした機体。
 オリジナル・オージェ……別名を「オージ」。オージェ(元かレプリカか不明)とプディン・オージェとのニコイチ機体。第二次聖戦後に製造。なお、永野護さんの『F.S.S.』から推察するとファティマ・アトロポス搭載の可能性もあるが、額の窓に映るシルエットは男性形から妖精形へと変化し、女性形ではない。
 パゴータ……オージェ系列の設計機体。
 
 アシュラ・テンプル(Aテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。レプリカあり。
 ブ-ラッド・テンプル(Bテンプル)……第二次聖戦時の主力機体。戦後も複数体が残存との噂。オリジナル・オージェや Mk-II にパーツが流用されている。
 カルバリィ・テンプル(Cテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみで、別名を「ヘルミーネ」。レプリカあり。
 ディスティニー・テンプル(Dテンプル)……第二次聖戦時の機体。ポセイダル専用の一体のみ。「ナイト・オブ・ゴールド」の異名を持つ。フィティマ・ラキシス搭載。
 エンペリアル・テンプル(Eテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。フル・フラットの写真に足が写っている。
 フロート・テンプル(Fテンプル)……空中城郭。
 ガスト・テンプル(Gテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。
 クルツ・テンプル(Kテンプル)……ヌーベル・ディ-ザードの別名とも、ヌーベル・ディ-ザードの設計母体とも、ヌーベル・ディ-ザードに改造されたとも、諸説あり。一体のみ。
 
 アモンデュール……可変機。ヌーベル・ディ-ザードの設計を経て作られたとも、これを参考にヌーベル・ディ-ザードが作られたとも。ファティマがないにもかかわらず、A級扱い。個体名は「スタック」。
 
 ア-トールV……ア-トール(レプリカ)の改造機。
 サロンズ……グ-ルーン(レプリカ)の改造機。
 
 
※ ヤーマンその他
 
 ガイラム……第二次聖戦時の主力機体。戦後、フル・フラットが私的に保管。
 Lガイム……ガイラムの二十一番機「アーメス0021」を元にした改造機体。ファティマ・クローソ搭載。
 ディ-ザード……Lガイムの構造を元にしたB級量産機。赤い機体のみパーツの質が良くA級に近いらしい。ただし、通常の三倍ではない模様(笑)。
 LガイムMk-II……スタックの改造機体。頭部はBテンプル三番機(個体名「グレイオン」、ファティマ・ティータ搭載)の物を流用。
 LガイムMk-III……プローラー形態のみの非可変機。個体名「ウンダースカッツ」。おそらくポセイダルの手による物。
 ヌーベル・ディ-ザード……可変機。実はポセイダルの設計製造で、アモンデュールや Mk-III とは姉妹機の関係。
 
 バッ-シュ……第二次聖戦時の機体。一体のみで、またの名を「ブラック・ナイト」。レプリカあり。
 ア-トール……第二次聖戦時の機体。レプリカあり。
 グ-ルーン……第二次聖戦時の機体。レプリカあり。
 ゴンドラ……大昔の機体。
 
 
 
 ペンタゴナ・ワールドのロボット兵器は大きく分けて四種類ある。
 
 ヘビーメタル:第二次聖戦時までに作られた、いわゆるオリジナル品。基本は一品生産で、同型機複数が存在するBテンプルやガイラムは例外。
 A級ヘビーメタル:第二次聖戦の後に作られた物で、いわゆるレプリカ品と新規設計とがある。
 B級ヘビーメタル:戦争当時のレベルに届かないことを前提で作られたもの。
 マシンナリィ:B級よりも、さらに下の代物。
 
 A級B級の、ざっくりした分類基準は、ヘビーメタルの複雑な操作を担うコンピュータである「ファティマ」の有無。ファティマ搭載ならA級、なければB級。
 制作側の公式見解としてはファティマの存在は否定されている。が、出版物にて公開されている設定画にファティマの名が記されてあったり、本編動画でヘビーメタルの頭部に人影らしきものが描写されていたり、オリジナルとA級に必ずある額部分の窓や小窓や白毫がB級にはなかったり、などと暗にファティマが存在するかのようになっている。ために、ファンの間では、ファティマの存在を肯定的に扱っていると思われ。
 ただし、『F.S.S.』のファティマみたく外を歩き回って喋ったり笑ったりする人造人間ではなく、ヘビーメタル頭部に封印された人型コンピュータという意味に留まる。本編で出歩いていないのだから当然か(笑)。
 
 とは言え、A級のカテゴリー分けは実は微妙で。
 百年単位で古い設計のレプリカと、戦後の新規設計とを同列に扱っていいものか? とか。
 品質や性能面でA級に匹敵するもののファティマを持たないアモンデュールを、どちらに分類すべきか? とか。
 戦時中の機体を改造したLガイムはオリジナルなのかA級なのか? とか。
 ポセイダルがニコイチで作ったオリジナル・オージェは、どうなんだ? とか。
 ああ、ややこしい。
 
 こう考えると、当時、永野さんによるファティマの設定を没にした富野監督は正しかったのかなとも思えます。
 活劇アニメで、あまりややこしくするとワケワカメになりますからね。実際、『F.S.S.』はムッチャややこしいし(爆)。
 
 
 
 
 
 うむ。
 こーして書き出してみると、ある程度は整理できるな。
 
 


 
□2016-11-20 百鬼夜行
 
 
 でしたの。
 
 


 
□2016-11-21 下弦 (旧暦 神無月廿二日)
 
 
 面白いとは思うんだけど……うーん、微妙かな。
 
http://p-bandai.jp/item/item-1000110142/
 
 金属パーツが竜頭だけってのは淋しいですね。デザイン的にもサイズ的にも懐中時計のイメージでまとめるのが正解だと思うので、ボディも金属製にすべきだったかと。で、ついでに時計機能もあると完璧だった。
 もっとも、ブルマとカプセルコーポレーションの技術力からすると、劇中のボディは金属でなく樹脂やセラミックの可能性もあるため、金属製が正解とも限らないんですよね。これについて、アニメの効果音って、どうだったかな? 操作するときとか、取り出したときとか、テーブルなどに置いたときや、落としたとき、どうだったっけ? むー思い出せんー。
 外殻が全金属製であるべきというのは、あくまでも妖之佑の個人的意見です。だって、樹脂って何か安っぽいじゃないですかー。
 そういった感じで個人的には残念な仕上がりだろうと予想しています。
 ただ、収録ヴォイスが豪華なので『DB』大好きな人には嬉しいアイテムであることも、まちがいないでしょうね。
 
 いっそ、このデザインそのままに、ガチの高品質デジタル懐中時計を作っても売れるんじゃなかろうか?
 逆に絶対にやらんでほしいのは、某スマホ向けアプリみたく歩きゲーム機の機能を追加すること。これは、やめておくれね。
 
 


 
□2016-11-22 小雪、豊川稲荷秋季大祭 (旧暦 神無月廿三日)
 
 
 大阪城に豊臣大阪城と徳川大阪城と二種類あり、現存するのは徳川大阪城で太閤さんとは何の関係もないということを、恥ずかしながら今まで知りませんでした。いや、夏の陣でブチ壊されたとは思ってましたが、そのままに徳川政権下で修復か再建されたものと思ってました。まさか、潰して埋めて別物を新たに作ったとはね。豊臣エンガチョな潔癖性も、ここまでくると見事です。
 道理で、古い絵に描かれた大阪城と今のとが外見違いすぎるわけだ。
 
 にしても、タモリさんじゃないけど、
「なんちゅーことすんだっ!?」
 ですね、大阪市。
 いくら↑の衝撃の事実を公表したら大阪市民がショックを受けるからって、よりによって日本史上の新発見を隠蔽したとは……。
 大阪市にとり、↑の事実は墜落UFOや宇宙人の死体並みの衝撃極秘情報だったのかよ。うむ、この隠蔽工作をネタに一本作れるな(爆)。
 
 将来、名古屋城みたく耐震性等々の問題で建て直すときが来たら、今度は豊臣ver. で再建するといいと思います。
 
 


 
□2016-11-23 二の酉 (旧暦 神無月廿四日)
 
 
 曖昧な表記に徹していて、反省とか誠意とか微塵も感じられない。
 
http://www.ja-higashibiwako.jp/topics/3768.html
 
 なにせ、これの前の「お詫び」では、事故の内容について一切、触れていないからね。
 
http://www.ja-higashibiwako.jp/topics/3768.html
 
 いったい、これが何をどう「お詫び」した文章なのか、マジで解釈に困る。
 
 報道によると、主催側は「お茶を用意していた」と言い訳しているそうだが。そもそも、早喰い競争で、お茶を悠長に飲む奴なんていない。
 ここの主催はテレ東の『大食い王決定戦』を観たことがないのだろうか。この人気シリーズが一度、終わらざるを得ない事態になったことを知らないのだろうか。
 かつて、テレ東の大食い番組(『TVチャンピオン』を含む)には早喰い部門もあった。そして、それに影響を受けたとされる中学生が早喰いの真似をして死亡するという事故が起き、社会的責任を追及される形でテレ東は看板番組の一つを下ろすことになる。
 そして数年を経て復活した『大食い選手権』では「早喰い禁止」を明言し、「食べ物に対する感謝」を参加選手に求め、また負けた選手のことを失格、脱落、リタイヤなどと呼ばず「ご帰宅」とする、などの改善を見せ、今に至る。
 
 かなり初期の頃(丼にスプーンを使う戦略などでも注目された初の女性チャンピオンを君は憶えているか?)からテレ東のこの企画が大好きだった妖之佑だが、唯一、早喰い競争だけは、どうしても好きになれなかった。番組内で早喰いチャンピオンが北米のホットドッグ大会に殴り込みをかける企画もあり見事にトロフィーを獲得したが、ついに応援する気にはなれなかった。
 なぜか?
 絵ヅラが下品に過ぎるからである。無理矢理に口に押し込められていく食べ物が、そして口の端からボロボロこぼれる食べ物が、もはやゴミにしか見えないからである。
 大喰いは健啖を競い豊かさに感謝する言わばお祭りだが、早喰いにはそれが一切ない。ただただ食べ物をレイプするだけの乱痴気騒ぎである。だから観ていて嫌なのだ。
 要するに「早喰い選手」と呼ばれる、あいつらは、ただの人間ディスポーザーなのである。生ゴミを処理しているのだから、そりゃ絵ヅラが汚いのもあたりまえだ。
 
 主催側は、おにぎりの早喰い競争を「近江米のおいしさを知ってもらう目的」で行ったとしているそうだが、早喰いは味わいなどしない。詰め込むだけである。「おいしさを知」るはずがないのだ。
 主催のこの発想が理解できないし、実に愚かだと断言する。同時に、早喰い競争に参加した人たちも愚か者である。失礼だが亡くなったかたも愚かであり自業自得なのだ。同情する気になど到底なれない。
 愚か者どもが集まって食べ物を粗末にした。それが悲劇という結果に終わるのは、ゴミ扱いされた食べ物たちからの警告ではないだろうか。
 
 ついでに言うと、妖之佑は「フードファイター」や「フードバトル」などという造語も嫌いである。
 これらも早喰い同様に食べ物をバカにしているようで気に入らないのだ。
 
 最後に、テレ東『大食い王決定戦』で提示される「大食い三ヶ条」を転載させていただき、〆とする。
 
「大食いは健康であれ」
「早食い厳禁」
「食べ物に感謝を」

 食べ物は楽しく美味しくいただいてこそ。
 だよね。
 
 


 
□2016-11-24 (旧暦 神無月廿五日)
 
 
 Vivaldi が 1.5 になったのですが。
 
 日本語版で不具合あれこれありという話が出とりまんがな。orz
 妖之佑のも変な箇所があります。て言うか日本語になってない箇所があります。
 
 早く修正してくれー。
 
 


 
□2016-11-25 三隣亡 (旧暦 神無月廿六日)
 
 
 mozilla.org の気持ちも判らんではないのですが。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1031773.html
 
 うーん。
 mozilla.org は以前にも、↓なことを公言しましたし。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1027501.html
 
 この二つの大きな変更によって、重宝していた拡張の中、少なくない数が開発終了とならないか。
 そこが、一ユーザーとして、まずは心配です。
 
 これが物理的な製品であれば各社間での互換性は大歓迎なんですけどね。カメラとレンズとか、記録メディアとか。
 ですが、ソフトウェアというのは物理的存在じゃない分、気軽に複数種を試せます。気に入らなければ消せばいいだけ。となれば、各社それぞれ独自色を出してくれるほうが、少なくともユーザー・レベルではありがたい。
 実際、妖之佑はブラウザをいろいろ使い分けて遊んでますよ。それも、それぞれに独自色があればこそです。で、Vivaldi を使っているので Chrome や Opera は使っていません。SeaMonkey と Firefox は同じエンジンなのに、けっこう違うので併用してますけどね。
 
 さてさて、↑の変更は mozilla.org にとって吉と出るか凶と出るか。
 場合によっては、大量の Mozillaユーザーが離脱する気がします。
 
 まあ、すでに SeaMonkey の開発が停滞している現状では、妖之佑の Mozilla に対する興味が加速度的に薄れつつあるのも事実なので、この大幅変更についても「なるよーにしかならん」程度の関心しかないんですよね。
 
 嗚呼。
 Mozilla Suite は本当に良かったなぁ。
 
 


 
□2016-11-26 八せん始め (旧暦 神無月廿七日)
 
 
 来年二月いっぱいまでの限定無料公開ですと。
 
http://animatorexpo.com/patlabor-reboot/
 
 
 
 …………実は昨日から試してるのだが観れん。
 妖之佑の環境の問題か?
 それとも何か手続きが要るのか?
 
 


 
□2016-11-27 (旧暦 神無月廿八日)
 
 
 笑った。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000151-jij-pol
 
「防衛相は頼りない」
 
 いやこれ訂正せんでもええやん。
 事実だから。
 
 


 
□2016-11-28 (旧暦 神無月廿九日)
 
 
 ワグナリア犬組店には行ってみたいと思うが。
 
 ワグナリア猫組店には行きたいと思わない。
 つか、あんな愛憎劇の現場、近づきたくもない。
 
 
 
 あー、それと。
 夢をブチ壊すようで悪いけど。
 アライグマは基本的に人に懐かない(つーか、素人の手に負える相手じゃない)ので、あーゆー描写はフィクションでも絶対にやらんでほしいし、作者の無知・無神経・無責任に腹が立つ。名作アニメとされる『ラスカル』も、連中が帰化動物となってしまった日本の惨状を鑑みれば、実は罪深い作品と言えるのだからね。創作者は最低限の調べ物だけはすべきだし、おバカな作者なら編集がきっちり手綱を引くべき。
 他にはアナグマやイタチ、ハクビシンあたりも、アライグマ同様に獰猛だから。あと、凶暴かおとなしいかに関係なく野生生物・外来生物に出会ったら、病原菌や寄生虫を持っているリスクも考えなくてはならない。
 なお、フェレットは欧州のイタチを品種改良・家畜化したもので、野生のイタチとは、もはや別物。
 また、アライグマと見た目が似ているタヌキ(英語では“raccoon dog”つまり「アライグマイヌ」と呼ばれている)はイヌ科なので比較的飼いやすい性格。もちろん野生動物ゆえ、イヌネコなどの家畜みたいな感覚で飼っていいものではないので念のため。
 
 


 
□2016-11-28 あー、やっちまうのかー。
 
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/27/news029.html
 
 実は生きてましたパターンかよ。
 なんだかなー。
 
 


 
□2016-11-29 朔 (旧暦 霜月朔日)
 
 
 テンプレ的に良い人すぎる研修医はともかく。
 一見すると冷徹な天才外科医の真意は、患者に深入りすると感情のせいで判断が鈍り治療に支障を来す、という最悪の事態を避けるため。つまり、かなりの患者思い。
 また、監察医も、その飄々とした法螺吹き男爵な態度とは裏腹に、患者のメンタルを常に考えている。
 そこに来て、無免許医(部分白髪と言い絶対にBJのパクリだよなー)までもが良い人フラグですか? あれって「ライダーの力を自分が独占する」意図ではなく、「ライダーのリスクは自分独りだけが背負えばいい」という意味に取れますからね。だから他者のガシャットまで奪い取った? 犠牲を減らすために?
 もーこーなると、社長も実は良い人でした、ってな落ちが最後に出てきても驚かないですよ。人類滅亡を防ぐために、あえてバグスターと結託したとか何とかサー。まあ、視聴者に正体バレしたときの笑い顔は邪悪なものでしたけどね。それとて、ライダー・システムの副作用という理由付けが可能ですから。
 いやまあ……平成ライダーの大企業トップって基本、ラスボスかそれに近い人でしたけどね。SB村上社長、BOARD理事長の天王寺、園咲の琉ちゃん、天高の我望理事長。例外は鴻上会長くらい? D&P社長・太牙は途中で改心したパターンか。ユグドラシルのトップは、ついに登場しなかったな。
 
 


 
□2016-11-29 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2016-11-30 (旧暦 霜月二日)
 
 
 炎上したのは行き過ぎな事態と思うものの。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news102.html
 
 やっぱり、主催者側が無神経だったな、と。
「踏みつける」「足蹴にする」という行為が何を意味するか、という想像力あるいはセンスが欠けていた。だから大衆を怒らせた。ここを先読みできなかったことが敗因でしょう。
 そもそも、生きたまま氷付けにしたワケじゃなく死んだ魚を使っているので、「残虐」という批判は当たらないんですよね。残虐・残酷レベルの話なら、尾頭付きの舟盛りのほうが桁違いだよ。あれ、パクパクしてるし(汗)。
 これが上側か側面にあってお客が魚を見上げる形なら、たぶんここまで叩かれなかったんだろーなー。あるいは、巨大水槽の中で魚を元気に泳がせる上に強化ガラスで蓋、その上に氷のリンクなら受けたかもね(費用がかかりすぎてNGだろうけど)。
 それにしても、叩かれるまで運営が気づかなかったのは、日本人の感性が壊れつつあることの一端なのかな。まあ、怒りの声が大きかったので全体としては、まだ大丈夫とは思いますが。
 
「見上げる」の話ついでに。
 例の展示会場内にたくさんの小鳥を放した「芸術」とやらは、かなり胡散臭いと思います。
 生きてる小鳥を見たければ、野にバード・ウォッチングに行くか、動物園やペット店に行けばいい。生き物のド素人が生きた小鳥を扱うことに何の意味もないばかりか、弊害だらけです。
 あれは芸術家気取りの思い上がりが愚行をやってると断言。肩書きが芸術家だとしても、センス悪すぎ。クソだ。
 
 
 
 
 
 庵野さんだからできたことですね。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news065.html
 
 Pの阿呆な要求を拒否、お見事でした。あんなのハリウッドに任せとけばいいんですよね。こういうことが、元は個性的だった作品を一律金太郎飴な骨抜き(「無難」とも言う)にしてしまう。ったく、センスのない奴、冒険心のない奴が偉い地位にいると、ホント困るわー。
 一方、民間側の描写がなかったのは単純に台所事情からだけだった、というのが意外でした。てっきり意図的に排除したものとばかり。つまり、そう思わせないところが巧みなんでしょうね。観客に「あ、ここケチったな」と思われたら制作の負けということか。なるほどなるほど。
 そんな庵野監督にして、今の邦画業界がダメダメと感じているというのが、また印象的でした。個人的感触でも、今の邦画に巨匠どころか準巨匠もいないし、巨匠の卵もいない。しかも、卵が育つ環境ですらない。まー、カウンターから注文伝票もらってチャチャっとパフェ作る的な感じで漫画やラノベの実写化ばかりやってたら、卵も育ちませんわな。しかも売り上げの大半を「制作委員会」が持ってってしまうとなれば、現場がまったく潤わない。有能な若手ほど別の畑に移る理屈です。
 往年の巨匠たちが自分の作品作りにしか興味なく、現場の環境整備に力を注ぐとか積極的に弟子や後継者を育てるとかしなかったことも大きいでしょうね。ルーカス監督やスピルバーグ監督が早々に最前線から退いたのと対照的な気がします。
 
 
 
 
 
 これ、中国語に関するトラブルだから即行で対応したんだろーなーと。
 
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1032261.html
 
 もしも日本語に関する不具合だったら「修正は次のマイナー・アップデート時に(ついでに)」で済まされそうです。現実に、Vivaldi 1.5 の日本語関連のトラブルは放置されてますし。
 腕時計やPCサプライ品の取説とかでも、中国語は必ず載っている反面、日本語のないものが増えました。
 それが今の日本の立場。バブル崩壊から何も学ばなかった政財界のバカ爺ィどものせいで、こうなったんだぞ!
 
 
 
 
 
 ようやく決めたか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000080-jij-kr
 
 逮捕されるのがほぼ確定だから、任期ギリギリまでしがみつくと思っていたので意外でした。
 お父上がらみの人脈から見捨てられたのかな?
 にしても、私たちは、あちらの国民の熱意だけは見習う必要があると思いますね。どうも日本人は淡白すぎる。
 
 
 
 
 
 こういう記事を見るたびに。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000049-jij-pol
 
 各界は皇族に対して敬語を使っているものの、その実、敬意なんて持っていないとしか思えないんですよね。
 あえて不躾な表現を使うと「絶滅危惧種の保護」つまり「飼育」している感覚なのではないかと。
 だって、「認める」ってのは、要するに「許可」「認可」です。上が下に対してするものです。つまり、陛下を下に見ていることになるんですよ。敬意のカケラも、あるはずがない。
 でなければ、陛下のご意向に、ああも堂々と反対意見を出せるはずがない。反対している連中って、はっきり言って「おまえら何様?」ですよ。
 世俗な例えで申し訳ないが、平社員が社長のやろうとすることに対して「認め」ますか?
 王族がおられる国々の人たちが日本の保守層のドタバタを知ったら、さぞ不思議に思うでしょうね。
 
 
 
 
 
 強い関心を持っています。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000114-jij-soci
 
 直接に情報を得る手段を持たない者として、どちら寄りの発言もする資格がありませんが。
 ただ一点、同じ証拠、つまり贈賄側の記憶による証言だけを根拠に、地裁と高裁で真逆の判決が出るという司法のデタラメさに恐怖していますよ。判事個人の主観だけで被告の人生を左右するなんて尋常じゃない。
 日本の司法制度は、まだまだ野蛮だなと思わざるを得ません。マジで怖い。
(いや、U.S.A. の判事も、かなり主観というか好き嫌いで動くという話も聞きますがね。まして陪審員なんて主観でしか物事を考えないし。それでも、あちらは人権にうるさい国だし弁護士の力も強いから、日本よりはずっとマシでしょ。ついでに言うと、あちらの刑事裁判では検察には控訴権がない)
 あえて無責任な印象を申しますと。所謂「出る杭は打たれる」事件のような気はします。つまり贈賄、検察、裁判所と、それらを束ねた黒幕が、生意気な若造を罠に掛けた図式ね(この場合、地裁の無罪判決は「民意に対するガス抜き効果」といういつものパターンとなる)。
 
 
 
 
 
 相手側チームが、こういった意向を示した気持ちは理解できます。
 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp
/article?a=20161130-00010001-footballc-socc

 
 でも、どうなんだろう。単に勝ちを譲ってもらって、それで犠牲者のかたがたは、うかばれるんだろうか?
 奇跡的に選手の中に生存者もおられるそうなので、そのかたたちの回復まで年を跨いででも決勝戦を延期して、それで少人数でも勝負できる形式、つまりPK戦のみの試合という方法もあるんじゃないでしょうか。
 これなら勝っても負けても全力を尽くした結果となるので双方にとり意味のある決勝になると思うのです。
 無知な素人外野の意見にすぎませんけどね。
 
 

10月へ 12月へ
庭に出る

 
壁紙 by 「風と樹と空とフリー素材」