2013年10月


 
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□2013-10-01 衣替え (旧暦 葉月廿七日)
 
 
 けっきょく女形巨人の生け捕りは成功したと言えるのか。
 団長は、何とか上を丸め込んだようですけどね。
 2クールで何も謎は明かされず、むしろ深まるばかり。
 これで二期なかったら暴動が起こるぞ(爆)。
 
 
 
 ちょっと巨人について考察ごっことかしてみる(笑)。
 まあ、この作品を観た者に共通の権利ということで、お許しあれ♪
 本当に駄文なので、たたんでおきます。あえて開いて見た人は、どうか怒らないでいただきたい。
 
 
 
 


 
□2013-10-02 (旧暦 葉月廿八日)
 
 
 前半は、ひたすら孤独な闘いの末に白馬の王子様が颯爽と登場♪
 後半は、仲間と一緒に、しかも最後は全員集合で大盛り上がり!
 二期『S』も王道で〆てくれましたね。
 
「目を合わせちゃいけない」集団までもが、なりゆき横やり参戦というのもセオリーっちゃセオリーですね。
 追い詰められたエリートがヤケになって暴走もセオリー。
 クライマックスが高い高いところに上がって、そこでやり遂げて自由落下ってのは……これもセオリー?
 妹たちも「絶妙のタイミング」で参戦、さりげなく自己主張してるしー♪
 
 ラス前、さすがに佐天さんの金属バットだけはないだろ、と笑ってましたら最終回、ちゃんとバットにもタゲ取りという役目があって、恐れ入りました。
 第一話(もう半年も前のことですなー)の冒頭に思いっきり存在感をアピールした食蜂さんが、その後まったく音沙汰なし。にも関わらず前期OPには1カットを確保していたのは何なんだろ? と思っていましたら、最後にそういう役割がありましたか。そのための伏線として1クール、つまり三ヶ月間あの1カットを観せられ続けていたわけですね。まいりました。
 
 ところで布束さんのあのゴスロリって……趣味ですかそうですか(フェブリに着せたのも、自信あってのコーディネートなんだな、きっと)。
 
 そして。
 とんでもない権限を持ってそうな、あのリアル・ゲコ太って何者……?
 
 
 
 いくら頭の良いエリート集団とは言え、知性を持つ人型人工生命体を作ってしまうというのは、しかもたかが学生どもがやってしまうというのは、SF考証的にも、いささか技術が突出しすぎなきらいは感じます。組織だって行われていた“妹たち”の計画とは求められる技術レベルが桁違いですからね。
 そもそも、あの「学園都市」という設定からして、個人的にはウソ臭すぎて、ために元である『禁書目録』には面白味をまったく感じない人です。
 反面、『超電磁砲』には活劇の面白さがあり、それが「学園都市」なるクソ設定なんか踏み越えて、大きな魅力を爆発させているのだと感じます。
 退屈すぎて数話で見限った『禁書目録』に対し、『超電磁砲』は中だるみなど見せずグイグイ引っ張っていってくれました。できることなら三期もお願いしたいですね。
 
 OP主題歌も良かったんだよなー、二期の後期以外は。
 一期の二曲(CD買った♪)と二期の前期分は、かなり気に入ったのですよ。なのに、二期の後期はシャリシャリ感が耳障りなうえに、コード進行がそれまでの三曲とは違って感覚的に微妙。
 なんでかと思ってましたら、二期後期分だけは、あの御大が参加してたのねん。道理で違和感あるはずです。余計な経費使わなくてもよかったのに……。まあ、御大のファンの人には嬉しい要素なんでしょうけどねぇ。
 とりあえず二期の前期OPはCD買うかな♪
 
 


 
□2013-10-03 三隣亡 (旧暦 葉月廿九日)
 
 
 あかり復活の鍵が冬菜だったのは、実に当然のことでした。
 第一話のモヤモヤを最後まで引っ張って、ちゃんと締めくくってくれましたね。
 
 対して、四人にあることないこと必死でささやくケルブレムが三流詐欺師みたいで滑稽ですら♪
 最後に巨大モンスター化も安っぽい悪党ぶりで(笑)。
 
 ケルブレムの最期に、あかりの母親が優しい表情で出てきたってことは。
 結局ケルブレムって、あかりの兄弟? まさか父親ってことは……ないよね。
 
 戻ってきた、ぎんかの証言に背筋が凍りましたよ。
「対消滅」って消えるわけじゃなくて、どこぞの空間に閉じこめられたまま自分の影と永遠に闘い続ける……地獄じゃ!
 
 るなの成長ぶりは感慨モノです。
 それまでの回復&防御という支援スキル専門だったのが、ダエモニア化のお土産として物理攻撃を会得するとは。これで、ほぼ万能じゃないですか(笑)。
 なにより、最も精神的に強くなったのが、るなでしょう。
(普通は僧侶キャラに攻撃スキルをとなれば魔法系なのだが、そうか、物理系スキルを与える選択肢も効果的なのか。ふむふむ)
 
 カラスとネコも単に監視役というだけでなく、それぞれ何かしら思うところがありげで。
 でも描かれなかったのは残念です。
 
 途中、怒濤の超鬱展開コンボで、どう考えてもバッド・エンドだろこれ、と思っていただけに、ハッピー・エンドで、ほっとしました。
 ラスト、楽しそうに市電に乗ってる四人を見ると本当に嬉しいですよ(ぎんか、その服装でガニ股座りはNGだぞー)。
 
 ちゃんと終わったうえに、その気になれば続編を作れそうな最終回でした。
 ズルいっちゃズルいんですけどね(笑)。まだまだ明かされていない部分が多いし。
 
 


 
□2013-10-04 (旧暦 葉月丗日)
 
 
 何も終わらず、ただ欲求不満が残るのみ。
 仕方ないですよねー、たった1クールじゃどうしようもなく。
 
 店長の無様な姿には少し溜飲が下りました。ザマァ。
 そして斉藤さん、ナイス・フォローっス♪
 あの部長さんは、ちゃんと物事の根っ子を見る人のようで、よかったですね(だいたい、高卒からストレートや一浪で大学受かった奴よりも、大検で進学した奴のほうが見処があると思うですぅ。みんなも見習いやがれですぅ)。
 
 また続編やるんでしょうか。
 やってくれないとスッキリしませんなー。
 
 


 
□2013-10-05 朔 (旧暦 長月朔日)
 
 
 とある空色なおかたが襲来して早、一週間。
 かの地でかなりのネタを仕入れておられたようであり、また当地でも多少のネタを仕入れるよう誘導申し上げたので、そろそろ久々の更新に期待できるのではないかと。
 
 などと、こんな所からもプレッシャーかけてみたり♪
 
 


 
□2013-10-06 (旧暦 長月二日)
 
 
 風都タワーを思い出してしまった。
 
 ユグドラシル・コーポレーションですか。
 名前と建物の外見から北欧神話の世界樹を象徴していますね。つまり、あの会社こそが沢芽市(=世界)の中心、大黒柱という意味。
 怪しげなロックシードの売人が属するのが、さしずめその大企業の裏組織(風都で言えば園咲家が管理するディガル・コーポレーションとミュージアムの関係)というところでしょうね。街のチーム抗争も、何かしらの目的があって表から裏から煽っている(あのDJ、超ウザい)。
『W』の園咲家、『OOO』の鴻上ファウンデーション、『フォーゼ』の天ノ川学園高校に続く、表も裏も牛耳る組織といったところか。ユグドラシルも、きっと財団Xとつながってるんでしょうな。
(そう言や『ウィザード』には、その手の組織が出てこなかったな。街も普通に「東京」だったし。笛木が研究資金を財団から支援されていた、とかのシーンがあってもよかったのにね)
 
 主人公以外のライダーが、どれもこれもクセのありそうな、あまり近寄りたくない感じ。
 というのは『龍騎』に近いですね。「戦国」ということからライダー同士のバトルロワイヤルをしそうですし(つか、プロローグでやってるよな)。
 
 その主人公に普通に家族があるのは、虚淵脚本だからかな。
 考えたら、バケモノと闘う主人公に普通に家族がいるのはアニメでは至極あたりまえの設定なのですよね。虚淵さんの『まど☆マギ』もだし、東映なら『プリキュア』が、まさにそう。
 しかし特撮では、それは少数派。むしろ、下手に家族がいると特撮ヒーローは悲惨な目に遭うだけです。ライダーで挙げるなら、風見志郎(V3)然り、神敬介(X)然り、秋月信彦(シャドームーン)然り、フィリップ(W)然り。考えたら良太郎(電王)と仁藤(ビースト)は例外中の例外だぞ。
 鎧武は、どうなるんでしょうね。
 
 あの「空からオレンジ」のシーンは脚本家の流れで「マミる」を連想したかた、多いでしょうね(笑)。
 あるいは意図的にやったかな、『鎧武』のスタッフ。
 
 平成ライダー第二シリーズの中でも、かなり異色になりそうですね。
 きっと虚淵的鬱展開もあるでしょうから、とりあえず追いかけないとです。
 
 


 
□2013-10-07 (旧暦 長月三日)
 
 
 姉御の迫力でスッキリした『Refrain』第一話。
 実のところ、こーゆー、クズどもに非道な悪行をさせて、それからヒーローがガツンとかます時代劇的展開って、あんまり好きじゃないんですけどね。そこに至るまでに胸クソ悪くなるからサー。だから少なくとも自分が書くなら絶対やらない。
 それでも姉御がカッコいいから、まあ許すが♪
 しかし、つくづく、この作品での教師って障害物的存在以外の何物でもないね(笑)。
 
 姉御に招かれて放送室に入った理樹の台詞で少し嫌な予感がしました。
 これもまた、ループ物なんですかね?
 流行ってるよなぁ……いささか食傷気味なほどに(巷の一説に例の『進撃』もループなのではないか、というのがある。そんな推測が出るのもループが流行ってる証拠だが、何だかなあ)。
 
 ところで、理樹(と筋肉バカ)の部屋に突然、National RF-2200(COUGAR 2200)が出てきたけど、なんであんな良い物が寮にあるんだ? つか誰の物? さすがに筋肉バカとは思えんから理樹のか? むー。
 物語の年代設定は今とそう違わないはずだから、あれは貴重品のはずだよね。そんな名機がミカン箱の上に無造作に置かれていることに、びっくりしました。
 
 他作品だと、アニメ版『けいおん!』の音楽準備室(あれ? 音楽室だったかな?)に、SONY CF-1980II(studio 1980II)があったけど。いったい、これら作品スタッフの中のどういう層が、この手のこだわりを見せるのかが興味あるね。
 いや、ラジオって、いいものですよ。放送を聴くのも、物自体も。うん。
 ラジオ放送のデジタル移行に断固反対します(デジタル方式での番組送信は radiko で充分だと思う)。
 
 うーむ。最後は脱線してもた。
 
 


 
□2013-10-07 百鬼夜行
 
 
 です。
 
 


 
□2013-10-08 寒露 (旧暦 長月四日)
 
 
 実は、ドラマ版より前に、ちゃんと原作を読めていたのです。
 
 『孤独のグルメ【新装版】』
 『孤独のグルメ【新装版】』
  久住昌之・谷口ジロー/扶桑社

 この作品の存在は実は二次創作、いわゆる同人誌で知りました。五郎さんが、さまざまなアニメの舞台を訪れては、あいかわらずの調子で“一人メシ”を楽しむ内容で。
 ですが、その時点ではさほどの興味が、わかなかったのです。
 
 では、なぜ本を手に入れた?
 それは↓の作品に理由があります。
 
 『かっこいいスキヤキ』
 『かっこいいスキヤキ』
  泉昌之/扶桑社文庫

 妖之佑が、かなり昔から探していた作品を収録した短編集です。その短編の作者名もタイトルも判らず闇雲に探していて、そんなある日、偶然から書店の本棚で発見したといういきさつが(苦笑)。
 それが、この中に収録されている『夜行』でした。
 ネタバレを避けたいので具体的内容については触れませんが。
 ただ、この著者名「泉昌之」というのは、原作の久住昌之さんと作画の泉晴紀さんとの、いわばユニット名というところが重要。
 そう。『孤独のグルメ』と原作者が同じなのですよ。これでは『孤独のグルメ』を読まないわけには、いきません。
 原作者が同じため、そのテイストにも共通点があります。主人公の言動、すなわち「食べ物の組み合わせや食べる順番に対する強いこだわり」です。先に挙げた『夜行』の他に『最後の晩餐』が、そうです。
 他にも食べ物以外に対する強いこだわりの話もあり、カバー絵にあるような、外見からするとハードボイルドの世界に生きているらしい渋い中年男が、そのこだわりゆえに空回りし無様を晒すという地雷的自爆展開が基本スタイル(笑)。その意味でも『孤独のグルメ』と芯が似通っています。
 ただし、この本、お下劣な部分もあって、決してすべての人が面白く感じるものではないとも言えます。良い意味でも悪い意味でもB級なのです。そこのところは、よしなに。
 
 で、『孤独のグルメ』に戻りまして。
 こちらには、お下劣な要素はありません。あくまでも、おとなしく。
 また、ドラマ版のようなコミカルさも、ありません。コミカル要素はドラマ版独自の味ですね。
 
 以下に各話ごとの感想を書きます。
 ネタバレも含みますので、ご注意を。
 
 

 
 
 この作品、現在もマイペースで不定期連載中とのことで。
 早く第二巻が出てほしいものである。
 
 ご静聴ありがとうございました。m(_ _)m
 
 


 
□2013-10-09 天しゃ、秋の高山祭 (旧暦 長月五日)
 
 
 先月、この日記で愚痴った憂鬱の元が、またやって来ました。
 そうです。月例の Windows Update です。
 
 で。
 思ったとおりXPではトラブりました。orz
 もちろん7は問題なくアプデ成功。
 
 ったく、どうなってんだ!?
 
 と、またも Web のあちこちを駆けずり廻り。
 ふと。
 こーゆーときのリアルタイム情報と言えば。
 と思い立ち。
 あそこに飛びました。
 
 わー、あるある。
 同じ境遇で泣いてたり怒ったりと。
 自分だけじゃなかったんだと安心しました。
 やはりMS側の問題だったようです(つか陰謀じゃね? ……ぼそ)
 
 メモしときますと。
 Windows Update をかけると「svhost」が CPU 占有率99〜100%になる。
 って事象ね。
 
 自分固有の問題でないのなら足掻くのは無駄ですなー。
 サブであることを幸いに、アプデは急がない方向で行きます。
 
 つか、先月に散々いじって今月も足掻いたせいか、ヒトミちゃんPの様子が変になりました。頼みの Fix it でも修復不能の×マークが出てます。orz
 こっちもメモっときますと。
 .NET Framework 3.5 ファミリ更新プログラムのインスコ失敗。
 で、エラーコードを頼りに、ぐぐって調べると BITS(Background Intelligent Transfer Service)がらみっぽい(BITS については、よく判らんので自力修復無理ぽ。レジストリエディタなんて怖くて触れるかっつーの!)。
 その後、あれこれやっても徒労に終わる。このままだとリカバリしない限り、もうセキュリティ・アップデートを受けられない状態に……。orz
 
 XPも残り半年。
 サブを新しくする頃合いなのだろうとは思うのですが。
 もしも仮に、これがMS側による“ある種の操作”だと仮定した場合、その謀略に負けるのは面白くないんですけどね(苦笑)。
 
 にしても、こんなにトラブってたら法人がMSに何か言いそうなものなんですが……事務所のPC管理なんて、いいかげんだからアプデ失敗してることに気づいてない可能性は大きいか。自動更新に設定してたら気にしないかもね。
 あるいは事業者向けXPでは起こっていないとか? 個人向けXPでのみ発生しているとか? だとしたら本当に陰謀説を信じたくなりまっせ。
 
 
 
 追記。
 これですね。↓
 
http://gigazine.net/news/
20131008-windows-xp-svchost-bug-still-spikes-cpu/

 
 今のところMS側に直す気なさげ、つか知らん顔なのが腹立つ。
 
 


 
□2013-10-11 (旧暦 長月七日)
 
 
 その後。
 ついに、どうにもならなくなり(Windows Update が、まったくできなくなっちまった!)。
 リカバリ以外の最後の手段である「復元」にて、今月の Windows Update 以前のポイントまで巻き戻しました。
 とにかく、.NET Framework 関係が怪しすぎるので、コントロールパネルにて .NET をすべて削除。そのうえで、念のため .NET 専用の強制削除ツールにて徹底的に掃除してやりました。
 それから Windows Update のやりなおしです。
 このとき、問題が再発するのも怖いので、.NET は 1.1 を入れただけで止めておきました。また必要が生じたときに 3.5 を追加する、という方向で(でもなー、3.5 入れたとたん不具合再発とかしそうでな〜)。
 
 今のところは、普通に稼働しているようです。
 実はヒトミちゃんPは HDD の空き容量がギリギリで、月に一回のペースで最新の復元ポイント以外を削除してきたのですが、今回は慎重にしないといけませんな。今月の月初めのポイントを残さないと、取り返しがつかなくなりかねん(汗)。
 まあ理屈から言えば。二度三度と再起動してみて、それで問題なく作業できるのを確認したなら、そこで最新の復元ポイントを作ったうえで他をすべて消しても大丈夫なはずだし、不具合抱えたポイントも一緒に消せるので、むしろ安心できるはずなのだが……それでも怖いな、やっぱ(苦笑)。
 
 
 
 今回、よぉーく判ったのは。
 MS社のサポート頁の日本語版が酷いということ。
 まるで英語の直訳だよ。あれでは役に立たん。特にファイル名を指定して実行する方法の部分。説明文が崩壊してるし、ファイルのパスが一部文字化けしてるし……。
 それと、誉れ高き「Fix it」が、その評判に反して、たいして役に立たんことも、よぉーく判った。
 
 
 
 なお、.NET Framework 専用の強制削除ツールは高リスクとの意見もありまして。これもまた最後の手段だと思われます。普通は「プログラムの削除」で、すみますからね。
 ですので、どうにも、ここでの紹介は、ためらわれるのです。(;^_^A
 不幸にして必要なケースに遭遇したなら、ぐぐってください。すぐにヒットしますから。
 
 


 
□2013-10-12 上弦、亥の子餅 (旧暦 長月八日)
 
 
 すまん。
『囮物語』の何が面白いのか、とーとー判らなかった。
 つか、あの尻切れで完結? 決着を半年延期しただけで『囮』としては完結?
 
 なんだかなー。
 
 撫子は、もともと『物語』の中で一番……と言うかダントツ嫌いなキャラでしたが、今回、それが確固たるものとなりました。
 ぶっちゃけ助けてやる必要ねーだろ。な、ありゃりゃぎクン。(……失礼、噛みました♪
 この意味で、私は忍とは意気投合ですね(笑)。
 
 ただ、悩める中学生にはありがちなことが怪異の力で大増幅されてしまったと言える点では、また、そもそも周到に囲い込んで煽ったのがあの怪しい目つき(つか描かれてねーし瞳)の扇ということでも、撫子には同情の余地があって。
 無責任な教師にキレたり、教室でクラスメートに怒鳴ったりのところは、むしろ撫子のことが好きになりかけましたよ。
 
 でもまあ、最後のところでは、蛇さんと同じく呆れました。
「ダメだこいつ早く何とかしないと」ってレベルですな。
 
 後のエピソードがあるとして、ちゃんと納められるのかなあ。
 まあ、あの作者のことですから、算段ついてるんでしょうけどね。
 
 


 
□2013-10-13 八せん始め (旧暦 長月九日、重陽)
 
 
 初めて、ループしている描写が出ましたね。
 
 同じ日付をやり直している。
 しかも理樹以外は、それに気づいていない。
 
 key 原作ですから安直なことは、しないでしょうが……少し不安。
 
 
 
 て言うか、今までは、ループの要素なんて、なかったですよね。
 リトルバスターズのメンバーが一人ずつ増えるという積み重ねが、ちゃんとなされてきたわけですし(ループなら、五人状態に一人追加しても、次のキャラではまた五人から始まるはず)。
 ただ一点、理樹のナルコなんたら、つまり唐突に眠ってしまう病気について理樹自身が「世界と切り離される」と表現していることだけがパラレルワールドっぽい何かをほのめかしてきた。
 
 ここに来ての明確なループ表現は。
 花火のところで鈴の顔が一切描かれなかったことと関係ありそうで。
 
 それと、こっちは印象だけですが。
 恭介と姉御は何か知ってそうなんですよね。
 
 


 
□2013-10-14 (旧暦 長月十日)
 
 
 沢芽市の「一般常識」がイマイチ判らない。
 風都の場合は、わりと判りやすかったんですけどね。
 
 沢芽市民はロックシードやインベスのことを、どう捉えているんだろうか……?
 少なくとも、ロックシードの束縛から逃れたインベスが危険という認識はあるようで。でもインベスゲームを街ぐるみで楽しんでるという異常さ……。
 彼らにしてみれば唐突に目の前に出現したはずのアーマードライダーに対しても順応早すぎ。
 紘汰は紘汰で、平気で人前で変身しまくってるし。
 それ以前に、紘汰と舞は前回、空間に空いた裂け目から怪しい森の中へあっさり入ってしまうし。紘汰は、そこに生っている正体不明の果実をまさに喰う寸前だったし。
 この街の住人ども皆、警戒心なさすぎ。
 風都以上に変な街だ。
 
 怪人用とライダー用の両アイテムともをユグドラシル社が仕切ってる構図は、『555』のスマートブレイン社に似てますね。
 何が目的なんだか。
 
 チームバロンのリーダーは「強さ」に、かなりこだわってますが。
 そもそもインベスゲームはプレイヤー・スキルよりもロックシードのレベルで優劣が決まるという実に単純なもの。そのため皆が競って大金貢いで上級のロックシードを求めるというバイヤー丸儲けの構図となるあたり、まるで最近のオンライン・ゲーム並みに酷い仕様(苦笑)。
 ぶっちゃけ人の強さ関係ないやん。
 
 とは言え、ユグドラシルは金儲けが目的ではないはずで。
 まあ黒い黒い真っ黒な目的があるんでしょうね。
 
 


 
□2013-10-15 (旧暦 長月十一日)
 
 
 たまたま出た先で、カワサキの、おそらくZ2を見かけました。
 タンクの色と形、左右に出たマフラーの流れるライン。
 
 やっぱ、いいですねー、あの頃のバイクって。
 
 
 で、何とはなしに、久々にバイクについて検索かけてみたり。
 
 
 おや。
 カワサキのエストレヤが、いつの間にか二眼メーターへとマイナー・チェンジしてるじゃありませんか!
 
 ほー、いいじゃないか。
 こーゆーのでいいんだよ、こーゆーので。
(発売された頃の ver. は単眼メーターだったので許せなかったのだ)
 
 旧き良き時代のバイクを彷彿とさせるデザインと単気筒エンジン、大仰な二眼メーター。
 これは俄然、欲しくなりますわ♪
 
 50万円ですか……無理だな。
 第一、もうバイクを乗りこなす自信がない。
 もっとも今の時代、このテの単コロを走らせるなら、カメさんライダーでもいいと思いますけどね。まさに「転がす」って感じのノロノロ走りでも。
 
 


 
□2013-10-16 (旧暦 長月十二日)
 
 
「生涯現役」とは、他の誰よりも、まずは、この人のためにある言葉でしょう。
 
 90歳を越えてなお、おむすびや天丼が歩いて喋る作品を作り続ける、ヒーローが「僕の顔をお食べ」と来る、そのセンスは誰にも真似できません。
 何よりも子供たちに支持され続けていることが脅威的であり偉大です。
 
 一番難しい創作は、低年齢層向けなのですよ。
 
 
 
 やなせたかしさん、きっと、あちらの世界でも休むことなく精力的に創作し続けておられることでしょうね。
 
 


 
□2013-10-16 Flash Player
 
 
 だいぶ経ったので、また張っておく。
 
http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/distribution3.html
 
 気づけば、またアプデされてるな〜。(←ウザいので自動通知を切ってる人)
 
 


 
□2013-10-16 もじら
 
 
 泉州もじら 24.0
 南海もじら 2.21
 
 気づけば、とっくにリリースされてました(汗)。
 
http://www.mtsuite.com/
 
 


 
□2013-10-17 十三夜、日光東照宮秋季大祭 (旧暦 長月十三日)
 
 
 さらに、その後。
 妖之佑の苦労は終わってはいなかったのである。
 
 
 いや。
 例の Windows Update のことですよ、ええ。
 
 ヒトミちゃんPは、いちおう見たトコ正常に稼働しています。
 
 ただ。
 ウチのXP機はヒトミちゃんPだけではない!
 そう、ネットブックの風子Sヒトミがいるのです。
 
 さて、どうしましょ。
 
 セキュリティのリスクは、もちろん消しておきたい。
 でも、また何時間もトラブるのは避けたい。
 
 何か回避策はないものかと、もう一度2chの当該スレを見てみました。そして有力情報を発見!
 書き込みによりますと――
 
 先に「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2879017)」だけを入れて再起動すると、その後の Update が快調。
 
 ――とのこと。
 おお、これは試す価値ありそうです。
 
 早速、実行……と思って躓きました。
 いつの間に、Microsoft Update になってる? 知らんぞをいっ。いつ切り替えた? 勝手に切り替わった?
 
 ご存じのとおり、Windows Update に比べて Microsoft Update は悪評で名を馳せています。このままでは上手くいくものすら失敗することでしょう。
 まずは Microsoft Update のページ左側にある設定のリンクをクリック、行った先のページ一番下(こういうレイアウトも微妙に、やらしい)に「Microsoft Update を使わない」旨のチェックボックスがあるので、そこにチェックを入れて設定ボタン。
 これで Windows Update から強制的に Microsoft Update に飛ばされることはなくなるはずです。
 
 で、あらためて Windows Update で更新を確認…………風子は Atom 搭載機なので一時間は覚悟しないと。orz
 出てきた一覧から「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2879017)」以外のチェックをすべて外して、一個だけをダウンロード&インスコ。そして再起動。
 そしてまた Windows Update へ行き更新を確認……おおーっ、すぐ一覧が出てきましたよ♪ なんか感動します(苦笑)。
 ヒトミちゃんPで痛い目を見た BITS 関係のトラブルのこともあるので、確認の意味で、まずは四つの「セキュリティ更新」を入れます。
 再起動して、次は「悪意のあるプログラムの削除ツール」だけを入れる。
 再起動ののち、今度は .NET Framework 2.0 SP2 の更新のみを入れ、更新の確認を経て 3.0 SP2 を入れる(入れるごとに再起動のつもりが、つい流れでやっちまったのよ)。
 さらなる再起動、更新のチェックで、入れずに残しておいた 3.5 SP1 の他に「3.5 ファミリ更新」が出てきました。ヒトミちゃんPでインスコ失敗のドツボの始まりとなったヤツです。
 
 さあ、どうしましょ。
 
 ここは冷静に考えよう。
 ヒトミちゃんPでは、.NET 関連の更新はまとめて実行したんですよね。つまり 2.0 SP2 、3.0 SP2 、3.5 SP1 の三つを一気に入れた。それから新たに出現した 3.5 ファミリ更新を入れてドツボの流れ。
 ここで 3.5 SP1 を先に入れると同じルートを進まないか? うん、進みそうだ。
 となると選択肢は一つ。先にファミリ更新を入れる。
 
 ダメなら、また強制削除するだけです。
 それでダメなら、また復元かけるだけです。
 
 覚悟して腹括ると楽ですね。
 
 結果、ファミリ更新を入れて再起動で、更新の確認と 3.5 SP1 のインスコ成功です。
 再度の確認でも新たな更新は、もうありません。
 あー長かったー。
 
 残る問題は、今の状態で Windows Update を正常にできるかどうかが未確認という点です。現時点で最新の更新が、ありませんからね。
 次のアプデが出てくるまで未確認のままですが仕方ありません。来月に失敗するなら、それこそ「復元」ですなー(遠い目)。
 
 
 疲れましたよ、本当に。
 
 


 
□2013-10-19 望、三隣亡 (旧暦 長月十五日)
 
 
 六月二十日の繰り返しは姉御の夢の世界だった……はぁ?
 それこそ、どこの『ビューティフル・ドリーマー』なんだか。
 
 これでお別れだと言わんばかりの姉御の様子だけが気になりました。
 それと「鈴はキミが守れ」という言葉も。
 
 そう言えば「少年」ではなく「理樹くん」と呼んだのは初めてかな?
 
 


 
□2013-10-19 百鬼夜行
 
 
 でありました。
 
 


 
□2013-10-20 土用、恵比寿講、誓文払 (旧暦 長月十六日)
 
 
「そんなバナナ!?」
 とかギャラリーの誰かが言うと思ってたけど、さすがにそれはなかったか……残念。
 
 
 
「そういうのは仕事とは言わない」
 
 沢芽市民みんな狂ってるかと思いきや。姉ちゃん、すんごくまとも。
 いや古風なのかな。
 姉ちゃんに言わせたら、下手すると芸人とかミュージシャンとか物書きとかも却下されそうだし……(爆)。
 
 あえて紘汰側に立って反論するなら。
「人の役に立つ」を「喜ばせる」「楽しませる」まで拡大解釈すれば、ダンスチームも「役に立つ」中に入れるはずで。
 あのDJだって、ダンスチームが抗争やってるおかげで稼いでるにちがいなく(実況は無料配信だろうが広告料その他が絶対に絡んでる)。……つか実況カメラマンって、どこにいるんだ? 防犯カメラの流用?(笑)
 連勝する紘汰に賞金が出たというのも、チーム鎧武の躍進に何らかのメリットがあるからこそ、どこぞの企業か個人実業家あたり(芋ヅル辿ればユグドラシルだろーけどね〜)がスポンサーになってくれてるはずなのですよ。
 ということで人の役には、それなりに立っており、その意味ではプロゴルファーやプロボウラー、プロ棋士とかプロ雀師などとすら変わりありません。
 
 たぶん姉ちゃんの目にはインベスゲームの本質が(何となくにしろ)見えているんだろうね。けっきょくは強いロックシードを持つ者が勝つという、胴元の手のひらで踊らされている出来レースぶりが。だから良くて精々がパチプロ同様にしか思えないのでしょうね。浮っついてて根っ子がない、というワケですな。
 そう考えると、この姉弟は生粋の沢芽市民じゃないのかもしれません。外部の視点で見ればインベスゲームと、それに興じる沢芽市民の感性は異常そのものですからね。少なくとも姉ちゃんはユグドラシルの巧みな洗脳に影響されていない。市内に何人いるんだろう、こういう常識人って(ゲームのライヴ中継は、まちがいなく地域限定配信)。
 
 姉ちゃんが、まともな一方。
 紘汰は紘汰で等身大な若者ですね。
 前回、ドライバを「自分のために使ってたから」ダメだと気づいたのも束の間、ちゃっかりチームのためだけに使って、しかも金儲けになってても疑問を抱かない阿呆さ加減。
 アブク銭が入ったとたん「もっと広い部屋に引っ越そう」などと言ってしまうあたり至極フツーで実に健全な大馬鹿野郎だと思います(笑)。
 
 それにしても。
 売人が、あんなに堂々と表に顔出しするとは思いもしませんでした。つか、ルールにまで言及してるし。あれではインベスゲームの胴元だと認めてるようなものでしょ。
 やっぱ狂ってやがるぜ、沢芽市民。
 
 
 
 フルーツパーラーのマスター。
 どっかで拝見したお顔だと思ってたら『龍騎』のゴロちゃんでしたか。
 もう少し後だと『カブト』の ZECT幹部・三島ね。
 
 ZECT と言えば。
 インベスの姿がワームに被って仕方ない。そこから別の形に進化するところまで共通してるし。
(さすがに着ぐるみの使い回しってことはないと思うけどね。『カブト』から随分経ってるし)
 
 


 
□2013-10-20 庚申待ち
 
 
 今宵。
 
 


 
□2013-10-21 庚申 (旧暦 長月十七日)
 
 
 不祥事や疑惑でマスコミに叩かれる政治家、特に与党議員が苦し紛れに使う常套句
「公正な報道を望む」
 を、
「報道に対する圧力だ」
 と問答無用に斬って捨てたのが天野祐吉さんでしたね。
 
 政治家どもより、はるかに頭もセンスも良いかたでした。
 また、サブカル系にも理解のあるかただったと思います。
 
 こういう、はっきりきっちりものの言えるかたが、いなくなるのは残念でなりません。
 合掌。
 
 


 
□2013-10-22 時代祭、鞍馬火祭 (旧暦 長月十八日)
 
 
 入ったことのない 7-11 にて買い物したところ。
 店員さんが、もんのすごい美人で、びっくりしました。
 あれは、あの店員さん目的で通ってる野郎客、ぜってーに何人かいるぞ。
 
 


 
□2013-10-23 霜降 (旧暦 長月十九日)
 
 
 例えばの話。
 
 維新で武士が消え。
 
 敗戦によって華族が消え。
 
 戦後の技術革新のため活動写真の弁士が消えた。
 
 今はフィルムの衰退を受け、ラボが減った。
 フィルムの現像&焼き付け技術も、じきに表舞台から消え去るだろう。
 
 などなど時代によって消え去る肩書き・職業は枚挙にいとまがない。
 
 武士の消滅によって失業するかに見えた刀鍛冶の大半は扱う物を包丁や大工道具、農耕具などに乗り換えて生き残った。
 弁士は他の喋る仕事に乗り換えることで生き延びた。
 フィルムと印画紙をメーカーが製造してくれる限りは、好事家によって銀塩の技術は保存・継承されるだろう。
 
 フィルム同様に心配なのが、アニメにおける手描きセルの技術なんだよね。
 さらに言うなら、プロ漫画家も、じきにPCでしか描かなくなりそうで。
 
 反面。
 文章書きが基本、PCや、それに類するアイテム(ポメラなどね)によってなされる今でも、万年筆に代表される文房具が決して衰退しないのが不思議でもあり嬉しくもあり。
 
 などと、何とはなしに、時代の変化に翻弄されるものに思いを馳せてみた。
 ので、文章は支離滅裂。
 まあ、いいじゃん。
 
 


 
□2013-10-24 八せん終わり (旧暦 長月廿日)
 
 
 アップルパイ
 
 妖之佑が、たまーに足を運ぶお店の、今回はアップルパイに手を出してみました♪
 いえ、もちろん、いつものケーキも買ってますけどね(笑)。
 
 もちろん美味しかったです。
 
(ちなみに写真の写し、パイの上下が判らなくて、てきとーに置いた。まちがってたら、ご勘弁を……)
 
 


 
□2013-10-25 甲子 (旧暦 長月廿一日)
 
 
 Kindle paperwhite
 
 と言うわけで発売日当日に届いてました。
 Kindle paperwhite の新型ですの。
 
 とあるまあるいおかたに相談して、Fire HD のほうを勧められたのですが、けっきょく読書に特化するということで、これにしました。
 つか、新型の発売記念で Kindle本用のクーポンが付くから、というのが最終判断の材料だったんですけどねー(笑)。ために、さんざん迷っていた3Gは、あっさり却下となりましたとさ(爆)。
 
 今は青空文庫の無料本を読んでいますが、かなり良いですね。
 ただ、これも、とあるまあるいおかたに助言いただいていたのですが、「けっきょくは紙の本が一番読みやすい」ということを認識もいたしました。長丁場になると紙の本よりも、ずっと目が疲れますね。
 予約前の参考にと、これの旧型に関するレビューをかなり拝見しましたが、みなさん、Eインクを持ち上げすぎですよ(苦笑)。もちろんPCのモニタとでは比べものにならないほど快適ですけどね、Eインク。
 
 純正のケースも購入しましたが……柿色を選んだのは少し失敗したかもしれん。どう見ても「通常の三倍速い」色にしか思えん(大笑)。これから買おうというかたは、柿色については Amazon のサイトで見るよりももっと強い朱だと思っておかれたほうがいいです、きっと。
 ケースそのものは快適ですね。電源が連動しているのも、さすが純正。
 ただ、日本向けに、開く方向を逆にできんかったものだろうかと小一時間。このケースの開きは洋書の形なんですよね。開く軸が左にある。これが縦書きの本を読む身には感覚的におかしくなってしまいます。些細なことではありますが、残念ですね。
 
 かなりの数の無料本を入れましたが、それでも残り容量3GBありますよ。新型で倍増してくれたのは、ありがたい改良点ですね。
 
 そうそう。
 旧型で話題になっていた、Wi-Fi がつながらないトラブルですが。
 妖之佑もこの新型で見舞われました(汗)。で、エラー表示から設定に行き……めんどいので何もせず接続をもういっぺん試したところ、あっさりつながったのにはびっくりしました。何も処置してないんですから。
 それ以降、問題なくネットにつながっています。何だったんだろ?
 
 そして新たなる問題が!
 
 Fire系も欲しくなってきた(爆)。
 
 


 
□2013-10-26 (旧暦 長月廿二日)
 
 
 恭介と姉御だけは何かを知っている。
 そう思っていました。
 
 が。
 
 あの様子からすると、理樹と鈴以外のみんなが何かを、いや、真相を知っている?
 そんな感じですよねぇ、あのシーンは。
 
 この作品とは関係ない人物ではありますが。
 押井守監督が、よく使う手法なのかな、と思えてきています。
 
 つまり。
 
 主人公(主人公の仲間を含む場合もあり)以外の、すべての登場人物が口裏を合わせて主人公を騙す、と言うと聞こえが悪いですね、言い換えるなら主人公の見たい夢を見せてやっている。
 それが物語の軸という手法。
 
 押井監督の代表作『ビューティフル・ドリーマー』では、あたる&ラムと、その仲間たち以外の、友引高校関係者、友引町住人のすべてが夢邪鬼の操るマネキン人形だった。
『パトレイバー』OVA版第4話『Lの悲劇』では、野明や遊馬たち第二小隊を取り巻く全員が、まさに口裏合わせて一杯かついでた。
 実写映画『紅い眼鏡』も、夢落ちでしたし。
 押井監督が原作担当のコミック『とどのつまり…』も、また同様。主人公以外の全員、それも超大人数が一丸となって主人公に“つくりもの”の世界を見せていた。
 
 ……などなどなどなど。
 要するに押井流「胡蝶の夢」ということ。
 
 どうも『リトバス』は、この手法を使っている気がしてきました。
 理樹と鈴だけが知らずにいて、他のメンバーはすべてを知っている。
 つまり、毎度毎度ネコが運んでくる、あのミッションに書かれた「世界の秘密」とやらを、実は恭介だけでなく皆が知っている? 知っていて、そのうえで理樹と鈴の二人に世界を見せている?
 となると、そもそもミッションを提供したのも恭介たち?
 
 
 な ん の た め に ?
 
 
 前回、来ヶ谷さんが理樹への恋心を見せ、それはダメだとばかりに自ら身を引いた形で6月20日のループを終えた。そのときの、まるで別れを告げるかのような台詞のとおり、今回は登場しない。
 そして、理樹と鈴のカップリング成立を祝福したのち、クド、三枝さん、西園さんは、あたかも自分の役目が終わったと言わんばかりのスッキリした表情で部室を出て行った。たぶん彼女らは次回、登場しませんね、来ヶ谷さんと同じく。
 それと、来ヶ谷さんの最後の台詞「鈴はキミが守れ」から考えても、来ヶ谷さんの目的も二人のカップリングにあると思われ。だからこそ自らは身を引いた。
 
 いや。無茶だろ。
 たかが高校生カップルを一組こしらえるためだけに、あんな“大芝居”を、こちらも同じく高校生にすぎない恭介たちがした?
 ありえねー。つか、そんな北高の変人女みたいな神懸かった力、どこから持ってきた?(この「芝居」に何かしらの超常的現象が伴っているのは姉御の6月20日ループで明白……だよね?)
 
 仮にそうだとしても、判らんことがある。
 前期、メンバーそれぞれは、たしかに深刻な悩みを抱えていて、それを解決してリトバスのメンバーになれた(西園さんなんて、自分の分身に居場所を明け渡して消えようとまで、してたよね)。
 仮に理樹の見ている世界が、恭介たちの“芝居”によるものだとすると、このあたりが理解できなくなるんですよねぇ……うーむ。
 ひょとして悩んでたことも芝居? いやー、さすがに、それはちょっと承伏できかねるな。
 
 
 
 要するに。
 むわったく読めん。orz
 
 
 
(※ まちがいをこっそり修正しました。わっはっはっ)
 
 


 
□2013-10-27 下弦 (旧暦 長月廿三日)
 
 
 戦極ドライバーを手に入れたばかりの紘汰が、はしゃいで変身しまくって姉ちゃんに叱られたのが、ここに来てちゃんと生きてますね。
 
 遊びじゃない。
 
 ということに気づかされた。
 それで恐怖から引きこもる。至極まっとうな反応です。
 インベスが危険な怪物であること。それと闘えるライダーの力もまた危険な代物であること。
 これに気づいただけでも紘汰は成長しました(怖がる様はヒーローらしくはないけどね。でも等身大な主人公としては正解)。
 次、恐怖を抑え込んででも変身したときが、本当の「鎧武」誕生となるのでしょう。
 
 裏表の顔使い分けクンが、実はユグドラシル幹部の弟だったと。
 で、兄がメロンで弟がブドウ、と。
 あー、ややこしい。
 今はチーム鎧武のために変身してますが、じきに別勢力に移るか、自分のチームを作るかしそうですね(順当にならメロン配下ですが、はてさて……)。
 
 いちおう言っておく。
 平成ライダーの銃使いは基本的にヘタレ……(ぼそっ)。
 
 


 
□2013-10-28 (旧暦 長月廿四日)
 
 
 劇場版『まど☆マギ』のTVCM。
 とんでもない展開っぽくて、これは観てみたくなります。
 
 つか、ほむほむが、そーとーにヤバげ。
 やっぱり、TV放送当時に巷で言われていたように、“あれ”の元は、ほむほむだったのかなぁ……?
 
 
 
 しかし。
『仮面ライダー』は平気で観に行けても。
『まど☆マギ』観に行くのは、ちょっち……いや、かなり勇気要る(汗)。
 むー。どうしよう。
 
 


 
□2013-10-30 己巳 (旧暦 長月廿六日)
 
 
 超かなり久々に『生まれいずる悩み』を読んだ。
 
 きついな、これ。
 
 


 
□2013-10-30 Mozilla と、もじら
 
 
 Firefox 25.0 がリリースされました。
 
 
 
 これを受けて泉州もじら 25.0 がリリースされました。
 
 


 
□2013-10-31 大つち、三隣亡 (旧暦 長月廿七日)
 
 
 というわけで観てきました。
 
 ちなみに砂時計は、なかった(怒)。
 売り切れなのか、田舎の劇場だから入荷してないのか。
 普通に考えれば先週末の段階で、ひょっとすると最速上映の段階で売り切れたんだろうね。
 
 つか、パンフレットもなかったぞ。あの劇場、物販コーナーが貧弱すぐる。orz
 通販しとくれよぉ、砂時計……。
 
 再入荷があるのかどうか。
 あってほしい。(←そのためだけに、また足を運ぶ気らしい)
 通販しとくれよぉ……。
 
 
 
 なら、どうして早くに観に行った?
 と問われれば。
 第一週のうちに行っておきたかったから。
 と答える。
 
 なぜならば。
 
 『まどか☆マギカ』
 
 これね。
 週替わり来場者プレゼントの第一弾、ミニ色紙。
 
 円還の理に頼らずとも、このまま中身を観測せずにおけば、すなわち未開封でおけば、シュレディンガーの猫よろしく確定せずにすみ、ほむほむだと信じたまま私はあの世にすら旅立てる。
 
 …………無理だな。
 未開封のまま明日にでも死んだら未練が残るわい。
 
 よし。
 中身を観測するぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 『まどか☆マギカ』
 © Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
 
 ほむほむでないのならマミさんが欲しかったのにー。
 でもまあ、本編で見事なコンビネーション・プレイを披露してくれたペアなので、もちろんOKです♪
 
 たいへんに面白かったのですが。
 あの結末には納得が行きませんでした。何か収まりが悪くてスッキリしない。
 ぶっちゃけ、また続編作れそうな感じもあって(苦笑)。
 
 とりあえず。TV版でキュゥべえを憎々しく思ってきた、そこのあなたは、この作品を観る価値ありと申し上げておきますです♪
 それと、最後の最後まで席を立たないでくださいな。
 
 
 
 以下、ネタバレも含みますので。

 
 あれこれ文句も言いましたが。
 たいへんに面白かったのですよ、本当に。
 
 砂時計、欲しかった…………。orz
 
 


 
□2013-10-31 百鬼夜行
 
 
 ハロウィンの夜が百鬼夜行だなんて、できすぎてるわ。
 
 


 
□2013-10-31 Mozilla
 
 
 SeaMonkey 2.22 がリリースされました。
 
 

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