2013年8月


 
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□2013-08-01 弘前ねぷた祭 (旧暦 水無月廿五日)
 
 
 何と言うか。
 ねんどろの底力を否応なく見せつけられた気がします……。
 
http://www.goodsmile.info/product/ja/4010/
 
 ほんま、何でもアリやな〜。
 
 


 
□2013-08-02 青森ねぶた祭 (旧暦 水無月廿六日)
 
 
 講演って原稿があると思うのだけど、担当の人が、ちゃんと推敲してなかったのかなぁ。
 それとも勢いがついてアドリブで言っちまったのかなぁ。
 いずれにせよ、相変わらず燃料投下のお得意な人ですね。
 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20130730/plt1307301212004-n1.htm

 
 右側な産経の記事で叩かれてりゃ世話ないです。
 とにかく例えに品位がありませんね。何も、その固有名詞を持ってこなくても他に、いくらでもあるだろーに。それを、クレーマーな中韓に、わざわざネタ提供するとは……。
 
 どうせ「引用を誤った」とか「真意が伝わっていない」だのという常套句で言い逃れるとは思いますが。でも、これは「言葉のあや」で済まされる問題とも思えないのですよね。
 引用に、そーゆー固有名詞がサラッと出てくる時点で、ひょっとして麻生氏の腹の内が露呈したのではないかという疑問すら、わいてくるわけですよ。
 
 国民が気づかないうちに憲法を書き替えてしまえばいい。
 などという物騒な発言が元総理でかつ現政権の重ポストから出てしまうのは、さすがに無問題とは言えないと思います。
 
 静かに、そっと。
 基本的人権や表現の自由を消されたら。
 思想犯が復活したら。
 と思うと恐ろしくて仕方ありません。
 
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 発言を撤回はしたものの例によっての常套句による言い訳たらたら。
 かえって火に油を注ぐことにならねばいいのですが。
 
 国際社会において、ナチスの話題はタブーだと、なんで判らないのか。
 
 一代で叩き上げの人ってバランス感覚に優れていると思うのですが(でないと出世なんでできゃしないって)。
 それに比べて二世、三世議員ってのはKYなんですかね。
 やっぱ政治家の世襲は禁止すべきですよ。
 
 


 
□2013-08-03 二の丑 (旧暦 水無月廿七日)
 
 
 今回はステーキ屋視点での半分総集編って感じでしたね。
 
 んが。
 
 バンドエイドには、やられました。
 あれ、本編でもありました?
 あったなら、ステーキ屋が黒幕であることへの見事な伏線ですよ。
 
 にしても会長以下、金城一族が子供を含め全員、一日で殺される。
 唯一生き残って金城グループのトップに立ったのが、それまで一族と距離をおいていた、会長の妾の子という、名探偵を呼ばずとも小学生でも犯人が判る構図なのに、ボルシティ住民の盲目ぶりと言ったら…………。
 
 で、そのステーキ屋あらため新会長・金城滔星。
 ステーキ屋のラフな格好では判らなかったのですが、金城グループに返り咲くときのスーツ&オールバックで「あれ?」と思いました。見た事ある人なんですよね。
 
 調べました(Web って便利♪)。
 
 あははははははは。
『龍騎』の OREジャーナル大久保編集長じゃないですかー。
 気づかなかったオイラが鈍すぎる。
 
 
 
 
 
『銀の匙』って不思議な作品ですね。
 面白いんだけど、なんで面白いんだろう?
 不思議でなりません。
 
 まあ大佛顔で温厚そうで悟りも開いていそうで実は煩悩まみれな先生とか、デフォルメの強いキャラもいますが(笑)。
 
 でも基本、地味な設定なのに。
 しかも、原作はサンデー連載って。
 あの不可思議現象を含む『もやしもん』でも青年誌なのに、アンビリバボー要素ゼロな『匙』は少年誌ですよ。凄すぎます。
 
 作者の力量と言ってしまえば簡単ですが。
 そこのメカニズムを理解できれば、自分にも少しは役に立つかも。
 などと生意気なこと考えてみたり……。
 
 


 
□2013-08-04 荒神祭 (旧暦 水無月廿八日)
 
 
 笛木の「ありがとう」は文字通りに受け取ると危険でしょう。
 言いくるめられた真由の言動から見ても、笛木がウィザードの指輪を狙っているのは明らかで。つまり、白い魔法使い陣営にとって晴人はもはや用済みだという意味に思えるのです。
「ありがとう」=「ご苦労さん」=「もう、いいよ」ということですね。
 
 さて。
 仮に「笛木=ワイズマン」とした場合、それでは笛木はいったい何に絶望したのか?
 と考えますと。
 愛娘が死んだ。
 以外に何がある? と、つながるわけです。
 
 今のコヨミは、やはり“つくりもの”で、核に賢者の石を使っている?
 人形を人間にできるのだから、ファントムを人間にするのも可能? というのがソラの考えかなあ。
(魔術や錬金術をテーマにした作品群でしょっちゅう出てくる賢者の石ですが、実は現実問題として賢者の石が何なのかは明確な規定がないのですよね。名称に反し「石」ですらない可能性もあって……つまりは「賢者の石」と称するアイテムが如何なる形態であってもツッコミ無用ということです。ある意味、便利♪)
 
 新番組が十月開始となっているので『ウィザード』は例年と違い十三ヶ月放送となるようですね。
 それでも次回予告が急転直下っぽくて、いよいよ物語の畳みかけに入る様子で。
 
 


 
□2013-08-05 (旧暦 水無月廿九日)
 
 
 ゲールの行動は忠心か、保身か?
 
 この疑問に終始した第18話でした。
 
 そも。
 ヤマトが次元断層に囚われの身となったとき(メルダ少尉が乗艦したときですね)、かなりの自己チューぶりを発揮したダメ指揮官でしたよね、ゲールは。
 しかも断層が膨張した際は自分の艦だけ逃げてしまった。指揮下の艦船に退去命令を出す暇さえ惜しんでの逃げ足でしたからねー。部下がどうなろうと知ったことではない、という姿勢がバラン星基地指令ゲールのダメダメさを表しており、新たにバラン星指令となったドメル将軍との落差を醸し出していました。
 
 ところが今回は、どうよ。
 大艦列の中、いきなり出現したヤマトに混乱し同士討ちする艦隊に「何をしている!?」と密集体勢をやめるよう指示したり、それを「ならぬ」と止めた元帥の、部下の命などどうでもよいという態度に青ざめてみせたり。
 あまっさえ、総統の通信が割り込み、暗殺計略が露呈して狼狽える元帥を「逆賊め」と射殺。
 おまけとして、ヤマトの波動砲によってバラン星が崩壊するのを知って即座に全艦隊に退却命令まで出すという有能ぶり。
 今回のゲールさん、まるで別人でした。いいトコずくめでした。
 まあ、射殺の部分だけ見れば、やはり保身に見えるんですけどね。「自分は元帥の計画を知らなかった」ということを示すための行動、と(実際、知らなかったわけですが)。
 
 ところで。
 旧作での七色星団が全26話中の第21話から。
 今作での七色星団は第19話から(全何話予定か知らんが、まさか2クールではあるまい)。
 もう大マゼランが目の前って、えらくペースが速いですよね。
 大マゼランでの物語をじっくり描く予定なのか、あるいは旧作では没となった小マゼランでのエピソードでも予定されているのか。
 バラン星崩壊の経緯を見ても、だいぶ旧作から離れてきた『2199』ですから、もう、とことん独自路線を突っ走っていただきたいと思います。意外性があるほうが観応えもありますしね♪
 
 


 
□2013-08-06 山形花笠まつり (旧暦 水無月丗日)
 
 
『エコエコアザラク』という漫画を、ご記憶のかたも多いかと存じます。
 
 この中に出てくる数々のホトケ様の中で、大口胃太郎というキャラは、どれだけのかたが憶えておられることか。
 妖之佑、この大口さんが、とにかく気の毒でね〜。
 
 簡単にご説明しますと。
 この大口胃太郎という青年。桁外れの大喰いを武器に生計を立てていた、押井守監督的な言いかたをすれば「立ち喰い師」です。「*杯食べたらタダ」だの「*杯食べたら賞金*万円」だのという店を渡り歩いていたわけです。
 でね。これだけなんですよ。彼に関する説明・描写は、これだけ。
 次の登場シーンは黒井ミサと彼女のおじさんに屠られたあとのことでした。つまりご遺体としてです。
 行き倒れた胃病の男性(実は、行方不明となった大口さんを探す探偵さんなのですが)を魔法手術で助けるため、大口さんは二人によって胃袋を摘出されて、お亡くなりになりましたとさ。
 
 黒井ミサが理不尽なのは、ともかくとして。作者の姿勢が理解できませんでした。
 大口さんは犯罪者ではありませんし、黒井ミサの機嫌を損ねたわけでも、魔術関係での契約不履行や契約違反があったわけでもありませんからね(仮に裏設定であったとしても、原稿にて説明されていない以上、それは無いに等しい)。
 悪魔が人の魂を奪うにも、それなりの手順というか流れがあるもので、唐突に通りすがりの魂を、ほとんど通り魔的に取るということは、ないのです。
 作者は、よほど、このテの“特技を生かして社会の隙間を巧みに縫って生活費を得る”人たちが嫌いなのでしょうね。たとえばメジャーなところではパチプロとかが、そうかな。
 
 妖之佑に言わせれば、大喰いチャンピオンがタレント・デビューするこの平成、21世紀ならいざしらず、20世紀の昭和の時代に体を張った合法的タダ喰いで生計を立てていたなんて、大口さんは素晴らしいとすら思うのですよ。ベンチャー的発想と言ってもいい。
 しかも大口さんは店にも気を遣い、店主が喜ぶようにし向けます(立ち喰い師としての営業努力と言えば、そうなのですが)。
 賞金がアブク銭だからと無駄遣いするでもなく、住居はボロのアパートに別の男性とルーム・シェアです。生活も質素そのもの(酒くらいは呑んでいたようですが)。これは、その地域を一通り荒らしたら業者に顔が知れるので引っ越しを余儀なくされるという理由もありそうですが。同時に、「立ち喰い師」なんて若いうちしかできないという自覚があり、中年以降のことを考えて貯蓄していたのかもしれませんね。
 また、実家にもこまめに連絡をしていた様子で。行方知れずとなって、すぐに母親が探偵事務所に相談に行っています。調査を始めた探偵が、例の手術直後に、まだ腐敗していない大口さんの遺体を目撃しているので、ミサたちに捕まってからたいして日数が経っていないことが判ります。日頃から連絡を絶やさなかったのは親を心配させないようにという配慮でしょうか。
 良い人じゃありませんか。愛嬌もあるし。
 
「働かざる者喰うべからず」とは申しますが。
 それならね。部下にばかり仕事をさせて成果はすべて自分のものとし、あまっさえ失敗の責任だけは部下に取らせるクソ上司のほうが、よほど「働かざる者」だと思いますよ。あるいは社員に過労を強いては次々と使い捨て、稼ぎは親の総取りなブラック企業の経営者とかもでしょう。奴ら、仕事なんてしてねーっての。
 作者が叩くべきは大口さんではなく、こーゆー輩だと思います(別に、黒井ミサに正義を示めさせよという意味ではありません、もちろん)。
 
『エコエコアザラク』は好きな作品なのですが、この大口胃太郎さんのエピソードだけは納得がいきませんでしたし、今も納得していません。
 
 


 
□2013-08-07 立秋、朔 (旧暦 文月朔日)
 
 
 もこっちって、あれで真面目だからなあ。
 いろいろあるのに、それでも登校拒否やヒッキーになってないだけでも偉いと思う(体育は基本、自動的にサボってますが)。
 ジュンなんて、あっさり引きこもったからねぇ。
 
 まあ、無神経なバカ教師の愚行による完全な被害者ジュンと違って。
 もこっちは自爆自滅型だからかな(笑)。
 
 しかし。
 毎回思うけど。
 OP、いいわ♪
 
 


 
□2013-08-07 Mozilla
 
 
 Firefox 23.0 および SeaMonkey 2.20 がリリースされました。
 
 
 
 今回の ver.(Gecko 23.0)で、文字の点滅を指定する「blink」を、HTML でも CSS でもサポートしなくなったそうです。
 
 というわけで自分チに行ってみました。
 なるほど、点滅しませんな。むぅ……。
 
「blink」タグは、かなり古いものでありながら簡単に動的ページ(見た目だけ)を作れるので重宝した記憶があります。特にドリームキャストによる表示でも点滅が有効だったことは大きかったですね。
 反面、「文字がチラついて不快」という反発も巷には、かなりあったと記憶しています。「blink」タグを使うのは半角カナや機種依存文字同様にマナー違反である、とする主張も、たしかあったように思います。
 
 そもそも I.E. ではサポートされていなかったことと。
 W3C においても正式なタグではなかったので、いずれはこうなるかと思っていました。
 
 時代の流れということなのですが。
 それでも残念です。
 
 
 
 もう一件。
 Firefox の設定にて「常にタブバーを表示する」かどうかの選択肢がありませんね。22.0 までは、あったのに。
 23.0 では I.E. 同様、タブが一枚でもタブバーは強制的に表示されるようで。
 これ、画面が狭くなるので好きくないんですよね……困った。
 about:config から変更できないかと探しましたが判りません。つか、たぶん項目自体ないな(汗)。
 ったく、要らん変更をしおってからに……(怒)。
 
 


 
□2013-08-08 仙台七夕祭 (旧暦 文月二日、虫払い)
 
 
 面白そうな話です。
 
http://uk.caterhamcars.com/news/
telegram-caterham-hq-%E2%80%93-
suzuki-power-new-entry-level-caterham-seven

 
 重量500kg程度の7だからこその発想ですね。
 
 もしもです。従来車種より全幅を小さくできるなら軽自動車登録も可能となって実に興味深いです。
 ただ、バランス的に考えれば安定性を犠牲にしてまで軽規格に納める必要もないとは思いますし、そこまで縮めて日本での車両型式認証が得られるかどうかすら怪しいです。
 7は趣味性の極めて強いタイプですから、軽エンジンなのに小型車枠というのでも、いいかなとも思います。
 
 とは言うものの。
 なら無理に 660cc にせずとも、となってしまうのもまた事実。
 
 個人的には、7のボディには KENTユニットのような直4の OHV型式が一番似合うと思うのです。
 光岡が7的ボディにマツダの DOHCエンジンを積みましたが、信頼性は上がっても趣味性を著しく欠く気がして、さほど興味がわきませんでしたし。
 
 ローバ時代のミニに、ターボを積んだバケモノがありました。
 好奇心はそそられるものの、あの可愛いボディに、そこまで凝ったエンジンではアンバランス以外の何物でもないんじゃないか、というのが正直な印象です。専用のインパネやエアロ・パーツ群も、ざーとらしくて……(好きなかたには申し訳ないですが)。ミニのボディには適度に元気なA型エンジンがベストだと思うのですよね。
 タイヤが丸坊主のチンクェチェントにスーパー・チャージャーを積んで峠道を駆け抜けるのは、作り話だからできることなのですよ。
 
 その意味では、7に、より小さめのエンジンを積むのは健全な発想だと思います(1600cc のパワーに少しでも近づけようとしてピーキーなチューンを施さないなら……ですがね)。
 かつて、海外でスズキのカプチーノが意外と人気を得たという事実もありますし。趣味の車は必ずしもパワーではないのです。
 スズキのエンジンを積む7、商売的に成功すると、いいですね。
 
 いやまあ、そもそも。
 7を買うカネも、7を乗りこなす腕前も、7と2ショットできるファッション・センスも。
 私にゃありませんがね(涙)。
 
 


 
□2013-08-09 (旧暦 文月三日)
 
 
 TVCMを観てて……噴きました。
 
 
 
 
 
 ランバ・ラル 35歳
 
 
 
 
 
 嘘だっっっっ!!!!
 
 
 
 ちなみに、剣部シバラク先生も35歳なんだぞ〜。
 
 


 
□2013-08-09 真面目な話題
 
 
 コンビニや飲食店での店員の愚行が流行っているようですね。
 しかも、その愚行を自らネットにアップして自爆するという愚の上乗せぶりには、知能指数を疑いたくなります。
 それぞれの運営会社は「厳正に対処する」のテンプレですが。
 これ、他の店員さんへの再教育はともかく、当人を解雇ですませては意味がないと思います。どうせ「バイト、クビになった〜(藁」とかで終わってしまうに決まってますよ。
 ここは「店の信用を著しく貶めた」かどで正式に損害賠償請求すべきだと思います。企業が一従業員に対してするには一般的でない対処かもしれませんが、はっきり裁判にすることで、自分がどういうことをやらかしたのかを金額という具体的なデータで思い知らせるべきです。線路への置き石に対する鉄道会社の姿勢を見習おうよ、ということです。
 そこまでやってくれないと、客の一人として、その店の看板を信用する気にはなれませんね。どうせまた誰かバカ店員がやらかすと思えてしまいます。
 罰には当人を反省させる意味と同時に、周囲への見せしめの意味もあるのですから、ここは「厳正」よりも「厳重」に対処していただきたいと思います。でないと食品業界全体が怖くて怖くて仕方なくなります。五郎さんのような外食派は飢え死にしてしまいますよ、マジで。
 
 
 
 ついでに。
 ガキが線路に置き石したなら、その保護者はガキの顔が腫れ上がるまで殴るべきだと思う。それが保護者の責任。
 テストの成績が悪いだの給食を残しただの、あるいは教師・親の虫の居所が悪くて、だのという下らない理由で体罰されちゃかなわんが。人命に関わることでは場合によって体罰も必要だと考える。
 TPOも考慮せず、ただただ「体罰反対」と判で押したような台詞しか言わない人権派と称するバカどもは、大切なことを判っていないのだ。
 
 


 
□2013-08-10 天しゃ (旧暦 文月四日)
 
 
『幻影太陽』が、どういう作品なのか、やっと判りました。
 要するに“進退窮まったドロドロな『プリキュア』”ですね。
 
『プリキュア』ですとデザトリアンにしろジコチューにしろ、なっちまった人は倒されれば元に戻れます。つまりはハッピーエンドになる。
 しかし、ダエモニアの場合は、なっちまったらもう戻れない。滅ぼすしか救ってやる方法がない。本人の弱い心に取り憑くという点で『GARO』の因果ホラーにも近いですね。ホラーも、なっちまったら、もう助からないし。
 
 絵柄に反してストーリがハードで凄いわー(まあ第一話の冬菜からして、あれでしたからねぇ……)。
 
 
 
 
 
 で、『GARO』のほうは、予想してたのと、かなり近い展開だったな。
 妖之佑は、プラントを刺されそうになる流牙を庇って、仲間の誰かが刺されて魔導ホラーになってしまう展開を考えていました。『ワタル2』におけるシバラク先生みたいなもんですね。
 まさか、手で庇って、その手を切り落とすとは思いませんでした。ちょいと拍子抜けかな。
 それにしても、相変わらずアクション・シーンが凄い。どうやって撮ってるんだろ?
 
 


 
□2013-08-11 (旧暦 文月五日)
 
 
 今さら誰も驚きゃしない、笛木のカミングアウト。
 お気の毒に、メドゥーサだけが蚊帳の外でした(いや、晴人たちも驚いてたか……笑)。
 
 メドゥーサ退場ということで(ファントムが砂のように崩れたのは初めてだな。ワイズマンの能力なのか?)。
 ラスボスは笛木なのかソラなのかが残る未確定要素でしょうか。
 
 整理してみますか。
 
 笛木はワイズマンとしてファントムたちを操り、ゲートを襲わせていた。
 しかし、少なくとも晴人たちが関わった事件でゲートが絶望したケースはゼロ。
 この範囲においては笛木の罪は、せいぜいが殺人未遂か殺人未遂幇助(結果論にすぎませんが)。先生の事件で晴人が踏み外しかけた方向を笛木は迷わず歩いているってことですね。その罪滅ぼし、というか言い訳として晴人にウィザードの力を与えゲートを守らせた、というところか。
 
 一方のソラはと言うと。
 人間時代に、かなりの人を手にかけていた模様。それも猟奇的に。
 グレムリンとなってからは、視聴者の観る範囲では人殺しはしていない。
 
 ところが範囲を広げると。
 あの日蝕の日。かなりのゲートがファントムを生んだ、つまり死んだ。
 で、サバトを開いたのはワイズマン、つまり笛木。
 この時点で、すでに大量殺人を犯しています。
 
 順当に行けばラスボスはワイズマン=白い魔法使い=笛木でしょう。
 
 ですが、ソラの存在は、やはり無視できません。
 あそこまで瀕死でありながら、まだ生存しているからには物語上の役目が残っているはず(ヨロヨロしてるところを殺られると思いましたからね、メドゥーサ同様に)。
 ソラは笛木と同じく、人間だったときの記憶と外見だけでなく人格をも受け継いでいる。というか本人としては死んだ自覚はなくファントムに転生した、つまり変化したとは言え未だ人のつもり。
 そして、ここからが肝心。笛木と同ケースとなれば、ソラは笛木同様にファントムでありながら魔法使いの資格を持っている可能性が高い。
 よって、ソラがラスボスになることも充分にありえると思うのです。
 
 ソラは人のときから、すでに凶悪犯罪者だった。
 笛木はコヨミのために、あえて自ら罪人となった。
 どちらがラスボスとして適任でしょうね。
 
 ラスボスが最期に懺悔して良い人になる(あるいは、戻る)のは前作『フォーゼ』の我望理事長がそうでした。
 ラスボスを二人で役割分担というのは、さらにその前『OOO』のドクターとウヴァさんのケースがありました。
 とにかく読みにくいったら(笑)。
 
 


 
□2013-08-11 百鬼夜行
 
 
 です。
 
 


 
□2013-08-12 末伏 (旧暦 文月六日、眠り流し)
 
 
 ミニストップは被害届提出→威力業務妨害容疑という流れ。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/12/news033.html
 
 ブロンコビリーは損害賠償請求の検討。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/12/news083.html
 
 USJで暴れたヴァカ大学生の件は刑事事件として処理。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/7882821/
 
 容赦なく、やっていただきたいです。
 手加減など無用。学生とか社会人とか成人とか未成年とか関係ない。
 
 店員も客もヴァカだらけとなりますと、店内に死角をなくすくらいに監視カメラを設置しまくって常時監視するくらいしか予防策は、ないかもですね。店内が監視社会の縮図となるしかない……何とも情けないものですが仕方ありませんね。
 
 閉店になったりガチガチに監視されたりと、真面目な店員さんばかりが損をする。
 せめてヴァカ犯人どもを徹底的に吊し上げてください。
 
 ↑の件で、某脳科学者を自称するTVタレント氏が、店側の賠償請求の動きを強く批判しているそうですが。
 これが本当なら、学者畑から芸人になっただけあってか、いい歳しての苦労知らずな発言ということで、失笑してしまいます。
 お客の抱くイメージってのは、場所が固定される店舗にとって死活問題なんだよっ。
(その意味では、これらの愚行はライバル店を叩きのめすためのトロイの木馬的な内側からの攻撃方法としての応用もできそうで怖い。ならば、なおのこと法的に厳しく対処すべき)
 
 
 
 それにしても。
 ツイッターがバカッター、すなわちバカ発見器というのは本当ですね。
 バカさ加減の度が過ぎてるとは思いますがね。
 
 


 
□2013-08-13 月遅れ迎え火、郡上踊り、三隣亡 (旧暦 文月七日、七夕)
 
 
 月遅れのお盆が間近なわけですが。
 
 ついこの間の立秋より前から。
 朝方や夜にね。
 
 リーリーリー♪
 コロコロコロ♪
 とか虫の音がするのですよ。
 
 昼間は酷暑で蝉の合唱だというのに実に不思議です。
 
 


 
□2013-08-13 Mozilla
 
 
 例の、Firefox 23.0 における改悪部分(言い過ぎ?)についてです。
 
「常にタブバーを表示する」の選択肢は、設定画面だけでなく、やはり「about:config」からも削除されているそうです(マジでムカツク!)。
 なので、どうやら現状ではアドオンに頼るしかないようです。
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/hide-tab-bar-with-one-tab/
 
 インスコするだけです。設定とか何もいじるところは、ありません。もちろん、アドオンの管理画面で無効化や削除もできます。
 これで使い勝手が 22.0 以前同様になりました♪
 
 需要はあるのですから、本当なら 24.0 ででも選択肢を復活させていただきたいものですね。
「削除した」とあるだけで、その理由の明記がないのですから余計に腹立ちます。
 
 


 
□2013-08-14 上弦、八せん始め (旧暦 文月八日)
 
 
 盆と正月が一緒に来た。
 
 なんていう言葉があるくらい、盆は日本人にとって正月と並ぶ重大期間です。なにせ、オグロヌー並みの民族大移動を敢行するのですから(笑)。
 
 そんなこんなで疑問に思うのです。
 なぜ、盆が祝日になっていないのか?
 民間企業だって、ちゃんと「盆休み」を設定しているのですから、ここはお上が率先して休日にするべきでしょ。
 
 もっと言うなら。
 迎え火十三日から送り火十六日までの期間を国民の休日にしてもいいと思います。
 同時に、年末から正月三が日も同様の扱いにしたほうがいい。と言うか、こっちは官公庁の仕事納め〜仕事始めが、すでにあるのですから、その気になればすぐできるでしょう。証券取引所や金融機関も、この期間は休みですしね。
 サービス業は休めませんが、その代わりカレンダーが休日となれば平日設定よりも儲かるでしょ♪
 
 日付に理由のある祝日を強引に月曜日に移動する伝統蔑ろでくだらないハッピーマンデー制度なんかより、よほど気が利いてるし健全だと思いますよ。
 
 


 
□2013-08-14 自分用メモ
 
 
 お役立ちサイトさんのURL
 
http://zenryokuhp.com/blog/archives/2010/11/windows_xpwindo.php
 
http://www.koikikukan.com/archives/2012/07/03-015555.php
 
http://daredemopc.blog51.fc2.com/blog-entry-788.html
 
 


 
□2013-08-15 月遅れ盆 (旧暦 文月九日)
 
 
 東映のプロデューサーを長く勤められた平山亨さんが亡くなったのが先月末。
 なので今年は初盆ではないはずですが。
 
 故人をしのんでみようかと思います。
 
 知る人ぞ知る。
 そんなかたでしょう。
 昭和の東映特撮ヒーローの総大将と言っても過言ではないかと。
 
 仮面ライダーを代表する、いわゆる「石森作品」群だけでなく。
 それ以外の等身大ヒーローでもPを勤めておられました。
 等身大どころか、巨大ロボも。
 
 メインは1970〜80年代ですが。
 60年代でも『仮面の忍者赤影』『ジャイアントロボ』『キャプテンウルトラ』などの名作を手がけておられました。ヒーロー物ではありませんが『悪魔くん』や『柔道一直線』も。
 
 とにかく凄いかたですよね。
 番組強化策としてライダーの巨大化案が出たときや、藤岡弘さん骨折のときの本郷猛戦死案に対し、頑としてこれらを拒否、二人の主人公という当時では例のない、というかタブーとされた未開拓の道へと進めた張本人なのは有名な話です(ここが『仮面ライダー』をおっそろしく長寿なシリーズにした選択ポイントだったのですから、何事も判らないものです)。
 トップがブレずに一貫した姿勢を見せてくれるとチームは安心して働けます。だからこそ、当時の東映特撮番組にはパワーがあったのでしょうね(ぶっちゃけ、判で押したような部分もありましたが、それでも人を惹きつける力は、どの作品も確かに持っていました)。
 
 後年、本編で描かれなかったライダーの側面を小説にしたりと、少し疑問視したくなる活動もなきにしもあらずでしたが。
 正史と考えず解釈の一つと捉えれば、それもまたアリかとも思えます。
 
 今頃は、あちらの世界で石ノ森章太郎さんや小林昭二さん(立花のおやっさん)、潮健児さん(地獄大使、メフィスト、イタチ小僧、三郎兵衛叔父などなど)、天本英世さん(死神博士、大魔王サタンなどなど)、安藤三男さん(プロフェッサー・ギル、ガイゼル総統、黒十字軍総統などなど)らと語らっておられることでしょう。
 
 
 
 生意気に言わせていただきますと。
 平山さんから私が見習うべき最大のものは。
 やはり、
 
 媚びず日和らず
 初志貫徹

 です。
 
 


 
□2013-08-16 月遅れ送り火、大文字焼き (旧暦 文月十日)
 
 
 ヒトミちゃんP(サブPC)のことです。
 
 最近、Avira のフリー版が、パターンファイルの更新時にアプリそのものを半強制的にアップデートさせようとしてくる。ウザい。
 一度、試しにアプデかけてみたら、別に入れてある火壁と「互換性がない」とかで消せと言ってくる。
 てめーフリー版だろーが! 火壁持ってないだろーが! どこが競合するんだよっ!?
 
 無料なので心の中の叫びに留めておきますが……ウザい。
 
 


 
□2013-08-17 (旧暦 文月十一日)
 
 
 スイカは喰った。
 かき氷も喰った。
 冷や麦と素麺は、しょっちゅう喰ってる。
 
 怖い番組を今年は観ていない(最近のが期待できないというのも理由だが)。
 
 海に行く気はサラサラない。
 
 んが。
 山に行けてない。
 
 夏を全然、楽しんでねーなー。
 
 そんな夏も、もう終わりますな。
 すでに「残暑」だしなー。
 
 


 
□2013-08-17 Mozilla
 
 
 Firefox 23.0.1 がリリースされました。
 
 SeaMonkey には動きがありませんね。
 
 


 
□2013-08-18 (旧暦 文月十二日)
 
 
 もう笛木がラスボスでいいよな。
 
 平成ライダー恒例の、終盤が天変地異的大災害的展開となるなら、ソラが賢者の石を取り込んで暴走、巨大怪物化(『OOO』のウヴァさんね)あるいは無限増殖(『剣』のジョーカーをコピーしたブラックエナメル群とかね)する流れはありえますが。
 事件のクライマックスをコントロールするという意味でのラスボスは笛木で確定でしょう。しっかり悪役面を披露してましたし♪
 
 既視感。
 
 笛木父娘が『龍騎』の神崎兄妹に被って見えます。
 死ぬ運命の妹を救おうとミラー・ワールドとライダー・システムを駆使して人々を巻き込んで、しかも何度も何度も繰り返しては、その都度そのやりかたを妹に拒まれてきた神崎士郎。
 
 一方。
 もしも真相を知った場合。
 本物のコヨミであろうと人形コヨミであろうと、サバトで大勢の人を生贄にした父親のやりかたを認めるとは思えません。それで自分が救われるとしてもコヨミは父親の行動を拒否すると思います。
 動機がどうあれ、あれだけ人々を(ついでにファントムをも)使い捨ててきた笛木にハッピーエンドは訪れません。必ず報いを受けての退場(すなわち死)となります。それは、つまり愛娘に全否定されるということでしょう。笛木の絶望コース確定だな。
 
 一気に最終回的空気なのですが、まだ一ヶ月以上あるんだよな〜。
 どう展開するのか。
 
 
 どこかで見た顔だと思ってた山本さん。
 トドロキさんだったのですね。
 少し太りました?
 
 自転車少年が洗脳されて、は予想どおりすぎましたね。
 それにしては山本さんの魔法使いデビューが早すぎますな。これ、インスタントにした弊害が終盤での笛木の失敗につながる伏線になると面白いのですが。
 
 
 
 晴人が見晴らしの良い所でドーナツ喰ってから、ほぼ一年経ってるんですよねぇ。
 アンクがアイスの味を憶えたのなんて、もう三年前のこと。
 早いものです。
 
 


 
□2013-08-19 (旧暦 文月十三日、迎え火)
 
 
 旧作でのツッコミどころを巧みに解決する『2199』。
 
 七色星団戦では、最後にドメル艦隊が脆すぎた印象を拭えませんでした。
 脆かったのは今作も同様ですが、こちらは事前に、老兵と老朽艦ばかりを寄せ集めた、にわか艦隊という説明がありましたからね(あの三段空母が老朽艦とは……まあ“四十年前”の型ではあるが♪)。
 同時にドリル・ミサイルについても「兵器でないものを急ごしらえで兵器に転用した」と新見女史が推測したことで、ハッキングが容易だった説明になってますよね。旧作なんて、配線切って逆に結んだだけなんだぜー。
 
 それでもヤマト勢の奮闘振りが凄すぎます。科学力ではガミラスが上でも人材的にはヤマトが桁違いに勝ってるでしょ(いや、科学力も戦闘機については互角に見えるぞ)。
 
 旧作では艦底部が第三艦橋もろとも吹っ飛びましたが。
 今回、波動障壁とやらのおかげで第三艦橋の下部が焦げた程度とは……ドメル司令が不憫でなりません。
 
 そのドメル司令が特攻を決意して皆が従うシーン。あれは怖いです。あの空気では自分だけ「それじゃ」と言って退艦できませんよぉ……。
 そーゆーところもきちんと描いてくれると「戦争を描いた」と言えるんじゃないかな。あれではカッコいいばかりが目立ちますし、それは危険なことだと思います。
 思えば、冥王星海戦でのミサイル艦ゆきかぜも、そんな空気醸して特攻しましたっけ。
 
 ところで、新見女史も入れられているヤマトの独房って、どこに位置するんでしょうね。
 大航海時代の帆船などでは捕虜や奴隷は船底と相場が決まってますが。
 身動き取れない身で戦闘が始まってしまえば逃げ場もない。これで外側に位置してたらと思うと恐ろしいですね。せめて戦闘開始前に船外活動服くらい配布してくれないと(あ、新見女史がはだけてた制服は気密機能あるのか? でもメットはなかったですよね?)。
 ちなみに武家屋敷では外周、つまり塀に当たる部分が下っ端連中の寝起きする場所で、主人の住む母屋をそれでぐるりと囲むのですよ。つまりは人の壁ですね。怖い怖い。
 
 雪が攫われ、ユリーシャが目覚めた。
 これでユリーシャがクルーとしての活動までするなら『ヤマトよ永遠に』な展開ですが。はてさて。
 
 


 
□2013-08-20 (旧暦 文月十四日)
 
 
 マジこええ〜。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130820_611788.html
 
 かなり話題になった OCN の大規模被害。
 その原因が、まさかユーザー個々人が使用するルーターの脆弱性にあったとはね……。
 
 いや、洒落にならんでしょ。
 オイラ、このメーカーのルーター使ってるし(メーカー側発表時に確認、この脆弱性には関係ない機種でした。今回、念のためファームウェアも再度確認したところ最新版でした)。
 
 やはり自分が使ってる機器については日頃から情報をきちんと確認する習慣を持つべきですね(箱とか取説、捨てずに取ってるよな?)。
 で、脆弱性の問題があればソッコーで対応する。
 判らんからと放置するのは、このように自分の被害だけで終わらない深刻な事態にもなりかねない。ということが奇しくも証明されてしまいましたからねぇ。
 
 該当機種をお使いで、かつ未確認・未対応のかたは、すぐさま確認&対処することを強くお勧めいたします。
 
http://www.logitec.co.jp/info/2012/0516.html
 
 めんどくさいとか言っとれんよ、マジで。
 
 


 
□2013-08-21 望、中元 (旧暦 文月十五日、盂蘭盆)
 
 
 お盆というと里帰り。
 
 自分の里が田舎でなくとも、親の実家が田舎で「お盆=田舎」という関連付けがなされている人は、まだまだ多いかと思います。
 
 妖之佑も、その一人で。
 小中の頃は、夏休みとなると山村にある母上の実家に押しかけてました(と言うか母上が私を言い訳に、実家へゴロゴロしに帰ってた♪)。
 
 古い農家で、立派な佛間があったのと、家から歩いてすぐに墓地もあったので、お盆の行事は、それなりに行われていました。昔は迎え火も送り火も、やっていたそうです。
 ですが、精霊棚(盆棚)というのは、この目で見たことも、話に聞いたこともありません。おそらく、この地方には、なかったのでしょうね。
 
 よって精霊棚に関しては読んだ知識として語るのですが。
 
 盆棚の別名でも判るとおり、お盆に帰郷する御先祖様へのお供え物を飾る棚ですね。
 ナスやキュウリで作った牛馬や、素麺、その他季節の食品などなどが飾られてあるのを絵や写真、動画で見たことのある人もおられるでしょう。
 野菜で作った牛馬は御先祖様の乗り物とのこと。帰郷の際には足の速い馬で、あの世に戻る際は牛歩な牛に乗って、なのだそうです。粋な計らいですね。
 
 でも、妖之佑が触れたいのは、そこではありません。
 その下です。
 
 もちろん宗派や地域でも異なるのでしょうが。
 精霊棚は通常、二段構造になっており、上側は御先祖様用に、そして下側を無縁佛のかたがた用に使うのだそうです。
 帰る所のない佛さんたちにも「よかったら、どうぞ」と振る舞うわけです。
 
 ここが好きなのですよね。
 
 神社や墓地、街道の地蔵さんなどへのお供え物は、飢えた旅人を救う緊急食糧の意味も併せ持つので、必要があれば誰が取って食べても咎められることはない(ただし困窮していない者が手を出すのは、もちろんNG。あくまで緊急用なので、ビンボであっても地元の阿呆が、これを毎日アテにするのもNGと思われ)。
 という古い風習同様、日本の素晴らしいところだと思うのです。
 
 思えば、憑いた死霊を払うのも「除霊」ではなく本当は「浄霊」というそうですしね。
 エクソシストのように相手を力ずくで叩き伏せて滅するのとは発想が本質的に違うのでしょう。
 
 ん?
 西洋には、無縁佛に相当する人たちを癒す習慣ってあるのかな?
 
 


 
□2013-08-21 庚申待ち
 
 
 でございました。
 
 


 
□2013-08-22 庚申 (旧暦 文月十六日、送り火)
 
 
 秋田書店の本は今後、極力買わなくなると思う。
 
 どうしてもこだわりたいタイトル以外で欲しいのは古本を買うよ。
 
 


 
□2013-08-23 処暑 (旧暦 文月十七日)
 
 
 マッシュルームガーリック……喰ってみてー。
 カキグラタンも喰ってみてー。
 バケットに付けて食べるというのが、また素晴らしい!
 
 あーゆー洋食屋さん、憧れですよねー。
 
 いや、メニューもシェフの服装も洋食屋さんですよね?
 壁にズラリとキャンティ・ワインの瓶が並んでいたのでイタ飯屋さんかと思ったのですが。
 グラタンあたりは、たしかにイタ飯カテゴリーですが。マッシュルームガーリックに明らかにオリーブ・オイルが入ってるのもイタリア的ですが。スパゲティも出てましたが。
 でもガチなイタ飯屋って感じじゃない。
 
 店名がスペイン語で「酔っぱらい」を意味するってのが洒落てて笑えます。
 ということはイタリアとスペインとの良いトコ取りした洋食屋さんってことでいいのかも。
 
 まあ、美味しくて居心地が良ければ何でもいいんですよね。
 五郎さんは満足してましたから。
 
 


 
□2013-08-23 百鬼夜行
 
 
 でしたの。
 
 


 
□2013-08-24 (旧暦 文月十八日)
 
 
 明日のニチアサは、ライダーvs戦隊とプリキュアの映画がある。
 
 地上波で特撮やアニメの劇場版を、というだけでも貴重。
 
 興味のある人は観逃すなかれ。
 
 朝六時。
 
 


 
□2013-08-24 そして、あれこれ。
 
 
 るなの色相が濁りそうで不安すぎるよ(前回、せいらが、あかりの胸で泣いてるところを実はちゃんと見ていたのですね、るな……)。
 おばさんの占いでも、スプレッドの中央に月のカードが来て隣が塔と死神という、かなり不吉な結果が出てましたよね。これは、るなが原因となってチームに危機が訪れる、という意味にしか思えません……。ついでに言うと月のカードは、その満ち欠けから「変化」「心変わり」「正体不明」などの意味を持ちますから「るなが別のもの、あるいは別の立場に変わる」と取れるのですよ。
 
 
 
「DNA頑張りすぎだろっ」には笑ったものの。
 今回も、食と命について考えさせられるエピでした。
 毎回毎回、重たいなぁ。
 
 
 
 婆さんサイド、完全にヘタレたね。
 そこに来て、ついにフィーネの復活か?
 第一期では三人の配置にしか感じてなかったけど、第二期になって平成ライダーを凄く意識した作りな気がしてならん。
 
 
 
 店長、偉そうに言ってるが全部ブーメランだぞ。
 それと、真っ当な経営者であれば、ちゃんと見てるものだ。見てない経営者なら早晩つぶれるよ、店。
 要するに「おまえにだけは言われたくない」っちゅーことだね。ジュンも、あんなのスルーすればいいのに。
 真紅が言ってるやん。「バカって言うほうがバカなのよ」って。
 
 


 
□2013-08-25 八せん終わり、三隣亡 (旧暦 文月十九日)
 
 
「オールスターズ」と銘打つわりに、半数が声無しなのは残念でしたね。
 どうせ、お祭りなのだから大盤振る舞いしてくれてもいいのに。台詞じゃなくても技のときの掛け声だけでも違うと思うのですよ。
 
 ストーリは、かなり使い古された展開で、その分、安定していたと思います。
 無難と言えば無難ですけどね。
 
 それにしても、プリキュアたちの姿が報道映像に記録されてもいいんですかね?
 あくまで都市伝説の域に留まっていないと活動にも支障が出ると思うぞ。仮面ライダー同様に。
 
 道に迷って遅れるとは、えりかが相変わらずえりかで嬉しいっス♪
 あー、ラブもか(爆)。阿呆の2ショットも楽しいですね。
 
 
 
 一方のスーパー大戦はと言うと…………酷いものでしたね。
 こちらもお祭りなんだから、設定がチープであってもド派手にやれば、それでいいと思う。変にストーリを凝ろうとせずともね。
 なのに何ですか、あの終盤の海東は。完全にキ印じゃありませんか。脚本家、精神崩壊してません? それとも例によって白Pの指示? とにかく、お祭り騒ぎを台無しにしたクライマックスでしたね。あんな脚本にOK出したらあかんよ。
 
 今回の地上波放送で、デンライナーでのシーンが丸々カットは残念でした。
 オーナーやナオミの姿を観たかったのに。
 
 にしてもねぇ。
 鳴滝さんというキャラクターが、あいかわらず理解できません。
『ディケイド』で白Pが會川さんを追い出したせいで、スタッフが鳴滝さんに関する大事な部分を知らないまま、なのでしょうね。
 下手打つだけなら、無理に鳴滝さんを出さないほうがいいと思う。
 
 
 
 
 
 まさか生きていたとはの伊東が、まさかのソッコー退場。
 意味あるのかな、この演出。
 つか、ヤマトの独房って、やっぱ外周側にあったんだ。Σ( ̄ロ ̄;)
 
 ガミラスの収容所にいた囚人の大半がガトランティス人だったとはね。ガトランティス帝国については第二期(あるとして、ね)で触れるのかな?
 メルダ少尉のパパも、ここに収監されていたとは……。
 
 というかガミラス帝国、かなりヤバい状態ですね。一枚岩でないどころか、勢力が分裂しすぎじゃありません?
 デスラー総統が遷都を考えているというのも、そのあたりに原因があるのかもですね。
 
 


 
□2013-08-26 甲子 (旧暦 文月廿日)
 
 
 ここ数年の悩み事の一つとして。
 CDプレーヤの不調がありまして。
 
 聴けないというわけではなく。
 ただ、CDによって音飛びが頻発するのですよ。反面、まったく音飛びしないCDもある。盤の古い新しいは関係ないっぽい。
 洋楽の輸入盤はまだしも、お気に入りの『ARIA』のサントラが飛ぶのが悲しくて悲しくて……。
 
 推測するにレーザー・ピックアップの劣化だとは思います。
 
 以前の日記に書きましたとおり、非接触方式のクリーニングCDも試しましたがダメ(まあ、これは、ほぼオカルトちっくな品物ですけどね〜)。
 接触式のクリーナーCDは乾式にしろ湿式にしろ下手すると、かえってピックアップを汚す可能性、あるいは痛める危険性すらあるので怖くて使えません(老兵とは言え、いちおう高級機の末席にいた機種なのだよ)。
 分解掃除という方法もありますが、何せ妖之佑、自他ともに認める破壊神ですので、これはやめておくのが無難でしょう。すでにアンプとVTRをおシャカにしてますしね(汗)。
 
 というわけで、ここ数年、騙し騙し使いつつ、今後の対応策を考えておりました。
 要するに。
 
 メーカー整備に出すか(旧型だが、DENON なので受けてくれる可能性あり)。
 
 新機種に買い換えるか。
 
 の二択ですけどね。
 第三の選択として「簡単に聴ければいいじゃん」という生活スタイルの変更というのも、あるにはあります。これも以前、日記に書きました、ONKYO CBX-500 の購入が、これに当たります。実際、今は、これで聴くのがメインではあります(音飛びしないって、なんて素晴らしいんだ♪)。
 でも、ちゃんとしたアンプやスピーカがあるのに、スケールの大きな音で聞かないなんて! ということで↑の二択に戻るわけです(苦笑)。
 
 メーカー整備の利点。
 お気に入りの機種なので末永く使いたい。
 
 買い換えのメリット。
 デジタルはとにかく技術進歩が早いので、最新機種なら音質向上も望める。
 
 メーカー整備の問題点。
 かなりの旧型なので、そもそもお金を払ってまで直す価値があるのかどうか。
 
 買い換えのデメリット。
 最近の中級以下機種は、どれもこれもスカスカな中身と安物パーツ、しかも大陸製なので、数値上のスペックは良くても、オーディオ全盛期の普及価格品に比べてすら総合的品質面で貧弱そう。音は最終的にはアナログだからね。
 
 聞くところによりますと、そもそもCDプレーヤのピックアップは、その精度でPC用光学ドライヴには、とても敵わないそうですね。読み取ったデータを扱う回路部分でも、エラー・チェックが、いい加減だそうで。
 なので特に技術系の人たちは、音楽CDのデータをPCに取り込んでファイル化、SDなどのメモリ、もしくは HDD から再生して聴くのだそうですね。WAV型式などは変換による劣化もないので、音質面でも問題ないらしく。
 
 まあ根がアナクロ&アナログな妖之佑は、さすがにPCで聴くという第四の選択は、ありませんけどね。
 ながら聴きは別ですが、それ用はファイル・サイズの小さな MP3 にしてますよ。
 
 おっと、脱線した。
 
 仮にメーカー整備を依頼するとしても、最新機種の音や操作性にも興味はあって一つは買ってみたいですね(つまりは、欲しいんやん)。
 とは言うものの、最近の中級機・普及機ですと、日本メーカー品にもかかわらず、あの嫌な嫌な大陸製造となるのが何より気に喰わぬ。もちろん半島製など論外。
 品質面では安心できる高級機も論外です。お金がありませんから。
 
 候補としては、
 
 DENON(今使ってるのが DENON だから次は別メーカーにしてみたい。SACD 対応というのは余計)
 
 marantz(中身のスカスカさが特に凄い。が、いちおう国内工場製もあるらしい。福島の復興を!)
 
 PIONEER(だから、SACD 対応なんて……以下略)
 
 ONKYO(失礼ですが、なんでか見た目に安っぽい)
 
 YAMAHA(ネットワーク・オーディオ機能なんて要らん)
 
 TEAC(質実剛健な候補機種は現行品ながら少しだけ旧型なのだよ。大陸製だしなぁ……国産だったら問答無用で、これにしたものを)
 
 CEC(ここを選ぶのは素人には、さすがに冒険……かな?)
 
 と、どれもこれも一長一短。
 要するに、手持ちの旧型に惚れているということですが(爆)。
 
 
 
 いや、それよりも。
 そろそろTV録画機、買おうよ。
 
 


 
□2013-08-27 (旧暦 文月廿一日)
 
 
 あっけない幕引きで終わった閉架騒動。
 あっさり撤回した松江市教育委員会の面々は、お粗末で滑稽極まりない愚か者ぶりを露呈しましたが。
 笑えない大問題でした。
 
 日本漫画家協会が怒るのは当然の反応として。
 
 意外だったのは文科省が「こういった例は聞いたことがない」という微妙ながらも否定的表現の反応をしたことです。黙認であれば「それぞれの自治体や組織でお考えになること」などという常套句で逃げますからね。
 与党からですら否定的意見が出たと聞きます。
 両者とも、松江市教委の決定を支持するものと思ってましたからね(と言うか一連の流れが安倍政権の圧力による間接的影響だと考えられたもので)。
 
 日本図書館協会が反論したのは、これでもし文科省が閉架を支持してたら、もうリアル『図書館戦争』か、という状況でしたね。
 
 実のところ妖之佑は当該の作品を読んだことがありません。別に内容云々ではなく、紹介されている絵柄が好みに合わないから読む気にならない、というだけのことです。
 なので内容については知りませんし語る資格もありませんし今後も語ることはないでしょう。
 
 が、今回の件について右寄りの意見に「発禁にしろ」というものがあり、さすが極右は検閲肯定派なのだと、その思想の危険さを再認識せざるをえませんでした。
 内容がどうあれ表現の自由を犯すことは日本の文化を後退させる愚行です。
 
 賛否両論に熱く意見が分かれる作品というものは、それだけで力を持つ内容なのであり、存在意義があるのだと思います。
 ならば、いわゆる「問題作」であればあるほど後世に伝えるべきであり、まちがっても検閲の対象にしてはならないのです。まして「気に入らないから排除せよ」というのは、それこそ右側の人たちが大嫌いな大陸や半島の思考回路に他なりませんよ。
 本当に無価値な駄作、ゴミ作品は悪口すら言われずに完全スルーされて自然消滅しますからね(苦笑)。
 
 今回の騒動で注文殺到、大増刷という流れは、発禁にまで追い詰めようとした“一般市民の陳情者”とやらの目論みと正反対の効果を上げたわけで。
 実に滑稽であり愉快でなりませんね。
 
 日本も、まだまだ捨てたもんじゃないな。
 
 


 
□2013-08-27 もう一件
 
 
 この記事内容が本当なら心強いところなんですけどねぇ。
 
http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html
 
 ただ、もう引退した身だから何でも遠慮なく言える。
 という見かたもできるので、なんともかんとも。
 
 思慮の浅い安倍は原発推進爆進中だからなぁ。
 誰か止めてください。
 
 


 
□2013-08-28 下弦 (旧暦 文月廿二日)
 
 
『進撃の巨人』の凄いところは。
 設定が緻密だということに尽きると思います。
 
 いや、ガジェット等々のことではなく、物語の構成について、ですね。
(立体機動装置は物語を進めるための小道具として上手く考えたアイテムだと思いますよ、もちろん)
 
 作者のかたは、きっと時間をかけてプロットを練りに練ったのだと思います。それこそ、連載できるかどうかすら、まったく判らないうちから構想を隙なく築き上げてきた。街を巨人から守る、あの壁のようにね。
 そしてまた、本編で、その設定を小出しするタイミングが絶妙で。
 だからこそ、読者・視聴者は「謎」に魅了されるのだと思います。推理するのが楽しいのだと思います。
 この作者さんは、どこぞの某SF漫画家とは違い、読者の反応を見たうえで設定をコロコロ変える“後出しジャンケン”などという姑息な方法は使わないでしょうからね。
 とある鉈娘が活躍する一見すると推理物だったはずの物語が見せた超絶オカルト展開のようなこともないと思われるので推理欲が刺激されるのですよ、たぶん。
 
 凄いものです、本当に。
 
 
 
 巨人化したエレンは、ちっともエレンに似てないけど。
 あの女形巨人の瞳って……誰かに似てるよなぁ?
 
 


 
□2013-08-29 (旧暦 文月廿三日)
 
 
 コーヒーフロートにはアイスクリームがいいのか?
 それともソフトクリームがいいのか?
 
 答え。
 美味しければ、どっちでもいい。
 
 グラタンならぬグラパンには降参しました。
 個性的なあの店、けっこう有名だそうですね。
 
 
 
 前座があれでは、さぞかし本命は苦戦かと思いきや。
 こちらも個性的な店でしたね。メガとか、チューリップ揚げ99個のお品書きとか(爆)。
 
 厚み 2.5cm のハムカツは反則でしょー♪
 
 わざわざカウンターの中から出てきて、お客を戸口まで見送る姿勢には、気取らない店なのに丁寧で恐れ入りますよ。
 
 


 
□2013-08-29 Opera
 
 
 あのオペラが独自のエンジン Presto を捨てて WebKit に移行したことで話題となった新生オペラの最新版 Opera 16 を入れてみました。ver.16.0.1196.62 です。
 なお、15 は一度も使っていません。
 
 で、感想。
 
 使いにくいっ!
 
 この一言です。(;^_^A
 
 うーん。
 たぶん Windows 8 からPCを始めた人には違和感ないんでしょうね。
 あからさまにタブレット向けなんですよ、機能もレイアウトも。
 当然、タブレットでないユーザーには使い辛さMAXです、たぶん。特にブックマークが酷い酷い。orz
 メニュー・バーなし、サイド・バーなし。これでいったい、どうしろと?
 流行りのクラウド機能も、どうなんだろうな。
 
 オペラでも変わりすぎなのは自覚しているようで、従来型の 12.* は現在もセキュリティ・アップデート継続中です。
 Opera ブラウザでオペラのホームに行くと、古い ver. の場合「アプデしろ」というメッセージが付きものなのですが、8/29現在、12.16 でホームにアクセスしても最新版扱いしてくれています。
 また、従来の Opera が入っているPCに新たに 16 を入れると上書きでなく別個にインスコされます。つまり併存している。これは助かりました。16 を使うのはやめて、12 に戻すつもりですから(つか、もう 16 消したしー♪)。
 
 いずれ、Opera は 16 以降に完全移行するはずですから、12 は、じきに使えなくなるでしょう。
 ですが正直、私には 16 は使えません。
 
 Windows 版 Safari が死に体で。
 今度は Opera が別物になってしまった。
 I.E.9 は、むわったく使い物にならない。
 だからと言って、I.E.10 にする気にもなれない。どーせ使い物にならんことは判ってるし(爆)。
 Chrome は出た当初の印象が良くなかったせいで、今でも信用できずにいる。
 
 情勢の変化が早いことを慮ると「SeaMonkey と Firefox があればいい」などと脳天気にも言っていられないでしょうし。
 にも関わらず、ブラウザの選択肢が実質、どんどん少なくなっていきます。
 困ったなぁ……。
 
 
 
 オペラには再考をお願いしたいですね。
 Presto エンジン版の開発継続を。
 
 


 
□2013-08-30 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 なんかサー。
 赤い人が本編でも本国で乗り回してる気がしてきた(笑)。
 
http://netz.jp/char-auris/
 
 動画、どれもこれも力入りすぎです(爆)。
 
http://netz.jp/char-auris/movie/
 
 


 
□2013-08-30 そして、あれこれ。
 
 
『銀の匙』が今週は『GARO』と時間モロ被りだった。
 忙しく切り替えて両方観た結果、『匙』は何も判らなかった……(『GARO』のストーリが、それでも頭に入ったのは構成がシンプルだからだね)。
 
 
 
 ということで、時間の被りかたがいつもと三十分ズレた関係で、普段は『匙』優先でスルーしていた『マジェプリ』を久々に観たのですが。
 平井キャラって『種』の頃より劣化してません? 鼻を描かず影だけで表現するのは相変わらずなのですが、その影が大きすぎてアンバランスと言うか雑と言うか……要するにデッサンが崩れてる。
 平井さんのせいなのか作画監督のせいなのか原画スタッフのせいなのか知りませんが。質的に褒められたもんじゃないと思いました。
 
 
 
 おばさんたちが「四人で一緒にいられる時間は、そう長くないかも」と言ってたので、今回、早くも誰か離脱するかな、とは思っていたのですが。実際、るなの台詞が「あかりが消えずにすむなら、他の誰かが消えても」などと、かなり色相濁ってきててそうで……。
 なのに、るなではなくタコ焼き娘が、それも離脱どころか退場するとは思いもしませんでした。
「対消滅」の意味が、ちょっと判りませんね。
 エレメンタル・タロットとディアボロス・タロットが元は一つのアイオーン・タロットから分かれたもの。よって片方が消滅すれば、対のもう一方も消える。というところまでは理解できます。ピッコロ大魔王と神様のジレンマ関係ですね。ただ、そうなると誰がディアボロス・タロットを滅ぼしたところで対の者は必ず消える、という流れになってしまいます(このほうが黒い物語としては面白いかもしれんな)。
 そうせず、同じタロット同士の闘いでのみ共倒れになる理屈が説明不足かな、と。まあ、その意味で「対消滅」という用語を持ってきたんでしょうけどね。物質と反物質のアレ。
 でも、それならむしろ闘わずとも接近・接触そのものが危険、としたほうがよかったんじゃないかな。
 とりあえず、対消滅を全カードに適用すればダエモニア事件は完全解決という鬼畜仕様か。
 それを回避する方法の可能性が、タコ焼きの影が言っていた「融合」なのかもしれませんね。変幻自在のあの黒幕は、それを狙っているわけか。
 
 
 
 久々に見たな、カンフー馬鹿師弟の姿を♪ この場合、クリスちゃんの反応こそが正常で。どこまでも馬鹿二人に淡々とついてく翼さんも、けっこうおバカなのかも。
 未来が助かるのは判ってましたが、今回のラストをあー持ってくるとは……いつもいつも、やってくれます。
 
 
 
 店長の無能ぶりが明確に発覚。要するに、大きな職場になら必ず一人くらいはいる「何もしないでいてくれたほうが、まだマシ」ってタイプの人間ね。これが、えばりの上司だから最悪だわ。ジュンも斉藤さんも、お気の毒なこと。
 ただ一点。ローマ字入力する人はよくて、かな文字入力する奴は阿呆という図式に見えて、なーんか不愉快ー。原作者が常日頃から、そう考えてるんじゃないか? とまで思えてしまふ……。
 
 


 
□2013-08-30 で、日本語文字入力について(笑)。
 
 
 合理的理由もないのに、世間で「ローマ字入力が当然で、かな文字入力は異端。よって少なくとも職場では、かな文字入力なんて使うな。迷惑だ馬鹿野郎」などという、かな文字入力者を見下す声が少なからず存在するのは承知している。
 が、日本語の文書に限れば、物理的に最速最強は、かな文字入力のブラインド・タッチだという事実を認識していない連中の、しょせんは戯れ言だね。人のやりかたに、いちいち口出すなってんだよ!
 
 そんなこと、あれこれ考えて、ふらふらしてましたら。
 面白いサイトさんを発見してしまいました♪
 
http://www.asahi-net.or.jp/~dy5h-kdm/
 
http://www.asahi-net.or.jp/~dy5h-kdm/kanaplus2.htm
 
「かな入力推進委員会」なんて嬉しくて嬉しくて(笑)。
 
 


 
□2013-08-31 己巳 (旧暦 文月廿五日)
 
 
『ウィザード』本編は4クールで、きっちり終わるようですね。
 
 で、はみ出し分の二話が會川昇さんの脚本で平成ライダー総出演らしく。
 総出演なので当然、鎧武も出るわけです。
 
 つまり新ライダーへのバトンタッチ的な特別編ということのようですね。
 
 それで會川脚本なのかー?
 まさか鳴滝さんは出ないよなー?
 
 

7月へ 9月へ
庭に出る

 
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