2012年10月


 
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□2012-10-01 衣替え (旧暦 葉月十六日)
 
 
 ニシダさん面白すぎ♪
 そして良い人ですね。
 
 以前キリトが言ったとおり、アスナは醤油を販売すべきだと思うぞ♪
 需要かなりあるから。
 
 ユイちゃんに森で会う少し前の二人に手を振ってた釣り人たちは、マジで釣りゲームしてたんですね。SAOの遊びかたは人それぞれ自由自在ということですか。さすが。
 釣りスキルや釣りゲームでのボス獲物もちゃんとあるとは、恐れ入りました。
 しかも、釣り上げた獲物には戦闘スキルが有効って……どんだけ自由度高いんですか。
 
 ニシダさんのような人は、こーやって釣りに専念したほうが安全ですね。
 戦闘に関するアイテムを所持してなければ強盗や殺し屋に狙われる危険性も少ないでしょうし。
 
 他にもいろいろあるのかもなー、ダンジョン攻略以外のゲーム(考えてみれば料理スキルも、そうだよな)。
 これほどに盛りだくさんでは、デス・ゲーム化されずとも身体の限界までSAOにインし続けるヘビー・プレーヤ……と言うか依存症患者が続出してもおかしくないですね。
 
 TVゲーム、PCゲームについては「ゲーム脳」なる迷信が一時、まことしやかに騒がれましたが。
 リアルすぎるヴァーチャル世界が本当に実現したら、これは危険かもしれませんね。リアル世界に戻りたくないってのが、いっぱい出そうで。
 そう言えば、『STAR TREK』(「TNG」以降)には、長期航行の任務に就く艦船クルーのストレス解消目的で設置されている「ホロデッキ」なる疑似体験ルームがあまりにリアルすぎる(エネルギーの物質化を利用しているため対象物を触れる)ため、「ホロデッキ依存症」なる深刻な病気が一部の艦隊士官に流行ったという描写がありましたなー。
 
 


 
□2012-10-02 (旧暦 葉月十七日)
 
 
 だよなー。
 やっぱ、心に傷持つ者が新参者を受け入れるには時間かかるよなー。
 
 魔力切れで身動きすらできない晴人を前に、「やめた」って……いいのかそれで。猫ってのは昼寝も好きですが、本能的に獲物を襲うものなのに。
 このシーンは、ご都合主義に見えてしまいました。晴人が間一髪助かるための何か工夫が欲しかったですね。
 
 ご都合主義と言えば。
 グールの出現位置からすれば会場内に逃げ込む人がいても不思議じゃないんだが……全員が会場の外側に逃げてくれてよかったね。
 でなければコンテストが中止になってたですよ。
 
「コピー」最強じゃね?
 と一瞬、思ったものの。
 よく見れば全員が同じ動きをしているだけ。まさにコピー。
 雑魚であるグールの群れ相手だから通用したというだけで。
 ガタキリバコンボみたく分身体それぞれが個々勝手に動ける(劇場版『将軍と』のアレなんて凄すぎた♪)わけではなさそうなので使い勝手は決して良いわけではないと思われ。
 
「とりあえず前に進む」ためには「今の自分を受け入れるしかない」ですか。
 良い言葉ですね。勉強になりますし、我が身に染みます。
 さすが、ヒーロー番組は教育番組です。
 
 にしても。
 一つの事件だけで終わらせるには惜しいキャラだと思いますよ、あの猫♪
 三人目の、それもチョーやる気のないマイペース幹部でよくね?
 先の「やめた」にもからめて、そう悪い奴でもないかも的な展開に持ってく方法もあったんじゃないかと思うのですよ。仲間にはならないまでも、モグラ獣人みたくね。
 
 


 
□2012-10-03 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2012-10-05 亥の子餅 (旧暦 葉月廿日)
 
 
 JR名古屋駅の、ほぼ真っ正面。
 と言うことは、名古屋駅に降りた人の半分は、きっと最初に目にする建物。
 つまりは名古屋の顔とも言えた。
 
 そんな歴史ある建物が、消えることになりました。
 
 
 
 大名古屋ビルヂング
 
 
 
「ビルング」です。「ビルディング」では、ありません。
 ビル屋上に掲げられている文字看板にも、ちゃんと「ビルヂング」とあります♪
 
 文字看板とともに、このビルの象徴とも言えたのが地球儀形の広告看板でした。
 長らく「森永キャラメル」でしたが、のちに「コカコーラ」となり、最後には撤去されてフツーの看板になってしまいましたが。
 この「森永キャラメル」看板の勇姿は、いろいろな映像作品に残っているはずです(私の記憶では東宝の怪獣映画のどれかにも映ってたはず)。
 つまり、それだけ「名古屋の顔」だったと言うこと。
 
 九月末をもってビルとしての営業を終えたそうです。
 あとは解体を待つのみと言う……。
 
 けっきょくのところ。
 JR名古屋駅の新ビル(と言っても出来上がって、もうかなり経ちますが)であるJRセントラルタワーズに始まり、ミッドランドスクエア、モード学園スパイラルタワーズと。
 さらにはJRバスセンターと松坂屋名古屋駅店が入っていた名古屋ターミナルビルも現在、高層ビルへの鋭意建て替え中で。
 他にも名駅周辺では、いくつか予定があるらしく。こういった高層ビルのラッシュに圧されて、大名古屋ビルヂングも潰されるハメとなったのでしょう。残念すぎます。
 
 こういうとき、建て替え推奨の連中はすぐに「老朽化」を第一の理由に挙げますが。
 
 先日、修繕を終えてお披露目、ライトアップまでなされた東京駅の駅舎を見習え!
 
 と、高層への建て替えしか思いつかない愚かなる盲目的リンガ崇拝者どもに強く言いたいですよ。
 
 


 
□2012-10-06 (旧暦 葉月廿一日)
 
 
 大川さん@ヒースクリフの声がどうこうでは決してなく。
 やはり山ちゃんの声は格が違いますね。
 
 アインクラッド崩壊の前に、皆が空を見上げたシーンは、よかった(ニシダさんもいれば完璧だったのに……)。
『ドラゴンボールGT』最終回を思い出してもた。
 
 終盤の展開が急だったのは原作準拠?
 それとも1クールに納めるための横車?
 
 決戦にてキリト危機一髪。
 そこに動けるはずのないアスナが身を挺してかばう。
 このゲーム理論を破った超展開はいいのですが。
 その後、キリトまでゲーム理論を無視した奇跡を起こしたのは腑に落ちません。
 つか、同一場面で同じこと二度やるな。つーこと。
 
 かつてキリトは、守れなかったギルド仲間のサチを救おうと、蘇生効果のあるレア・アイテムを、妨害を乗り越えて手に入れました。
 が、それはHPが0になってから十秒以内という厳しい制約があり。キリトが使うことはなく、手助けしてくれたクラインに渡されましたよね。
 
 アイテムの使いどころ、ここじゃねーかよ。
 クライン、動けないまでも喋れるんだから指でインパネ操作くらいならできるよな。
 
 ともあれ、嫁に先立たれ。
 生還したものの絶望に叩きのめされるキリト、ならぬ和人。
 
 作者は主人公に厳しくあれ。
 という王道で次章に続くわけですね。
 
 期待せずには、いられません。
 
 


 
□2012-10-06 やずや、やずや。
 
 
 世間的には関根勤さんの物真似ネタで有名、というところでしょうか。
 あるいは、ちょっと前ならキンチョールのTVCM、
「つまらんっ。おまえの話は、つまらんっ」
 とかでしょうか。
 
 個人的には市川崑監督、石坂浩二さん主演『金田一耕助』シリーズの脇役ぶりが印象に残ってますね。
 轟警部と違い、作品ごとに別役なのですが、それぞれがとにかく良い味出てましてね。
 
 大滝秀治さんのご冥福を。
 
 
 
 それにしても思うのです。
 誰もが主役をやりたがる昨今、こういった名脇役の育つ土壌が今の日本の芝居世界にあるのかどうか。
 
 


 
□2012-10-07 (旧暦 葉月廿二日)
 
 
『AGE』のない日曜夕方が、こんなに平和だったなんて……。
 
 
 
 
 
 良太郎のお姉さんは詐欺師でしたとさ。
 いや、愛理さんとは、まったく違う、違いすぎる演技で、実に新鮮です♪
 晴人のボケも、いいなあ。
 
 


 
□2012-10-08 寒露、下弦 (旧暦 葉月廿三日)
 
 
 日本語禁則処理に関する Gecko 15.0 の例の不具合。
 mozilla 側がいつ動くか、ぶっちゃけアテになりません(セキュリティに関係しないバグの長期放置は、mozilla の十八番ですから……)。
 ので、あちこちウロウロしてましたところ。
 またまた参考になる記事に行き当たりました。
 
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20121003/p3
 
 なるほど。
 自分で管理できる所なら対策もあるわけか。
 
 早速、はてなダイアリーの管理画面にて、
 
p {word-break: normal;}
 
 をスタイルシートに追加しました。
(本人、意味は判ってない。ただ書き写しただけ)
 
 これによって、SeaMonkey 、Firefox だけでなく、Safari でも禁則処理が正常になりました。
 この日記だけですけどね。
 
 当然のことながら他のサイトは、どうしようもなく。
 依然として mozilla が修正してくれるのを待つしかありません。
 
 にしてもねぇ。
 
{word-break: break-all;}
 
 なんつー指定、やめてくれればすむことなのに……どういう意味で、やってるんですかねー。
 CSS を理解してないので、さっぱりなのです。はひ。
 
 


 
□2012-10-09 秋の高山祭 (旧暦 葉月廿四日)
 
 
 
 操真 晴人(そうま はると)
 
 
 これはつまり。
 
「ま」を操る人
 
 という意味でしょうね。
「ま」は「魔」であり、人の心に潜む「真」という意味も兼ねているのかもしれません。
 アンダーワールドとは深層心理世界に他なりませんから、そこに棲むファントムは、その人のタガを外した剥き出しの本心と言っていいのかもしれませんからね。
 その剥き出しの本性であるファントムを操った晴人は、魔法使い「ウィザード」になれた。
 
 まったく別物ですが。
 漫画版『デビルマン』の不動明が、これによく似たプロセスでデビルマンの力を手に入れましたっけ。
 
 などと考えてみますとね。
 この『ウィザード』、西洋魔術について、かなりきちんと考証されてますよ。姿形やアクションこそ特撮ヒーローですけどね。
 
 
 で。
 一文字余った「晴」。
 まさか。
 まさかとは思うのですが。
「ウィザード」を「ウェザー」にかけた駄洒落ってことは…………あるかな?
 
 


 
□2012-10-09 Flash
 
 
 Flash Player の深刻な脆弱性が修正されたそうです。
 11.4 はデフォ設定なら放っておいても勝手にアップデートしますが。
 Firefox 上での日本語変換のバグを避けるため 10.3 にしている場合は手動での更新作業が必要です。
 
 ↓から。
 
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/downloads.html#fp10.3
 
 10/8現在の 10.3系最新版は「10.3.183.29」だそうです。
(あくまでも個人的には、ですが、このデバック版の挙動って微妙なんですよね〜……)
 
 あー、めんどくさい。
 早くバグ直してくれやー怠慢アドビよー。
 
 


 
□2012-10-10 (旧暦 葉月廿五日)
 
 
 何度でも言います。
 
 本日こそが、真の「体育の日」です。
 
 
 
 下らぬばかりか文化歴史破壊ですらあるハッピーマンデーに関する法律の完全廃止を強く願うものであります。
 
 


 
□2012-10-10 Shockwave
 
 
 Shockwave Player のほうもアップデート来ましたね。
 
 つか、Flash Player ともども、油断していると Google Chrome をデフォのブラウザとしてインスコしてしまう罠が仕込まれてます(前は GTB だったのが今じゃブラウザを入れさせようとは、態度デカくなってきたな、アドビとグーグル)。
 こーゆー汚い同梱商法って、マジやめてほしいんですけど。
 
 くれぐれもアドビのダウンロード・ページやインストール窓にて惰性でボタンをクリックなさらぬよう。
 
 だからアドビなんて大嫌いです。
 マクロメディア時代に戻れるといいのに。
 
 ついでに言えば最近のグーグルの姿勢も虫が好かん。
 
 


 
□2012-10-10 Mozilla
 
 
 やれ、忙しい。
 Shockwave が来たと思ったら、Windows Update も。
 
 で、やれやれと思ったら、mozilla まで来ましたよ。
 
 
 
 Firefox 16.0 がリリースされました。
 
 SeaMonkey 2.13 がリリースされました。
 
 Flash Player 11.* との相性(日本語入力不可の問題)は、どうなんでしょうねぇ。
 mozilla 側に何のアナウンスもないので、たぶん未解決なんでしょうねぇ。
 
 自分で確かめるのも、アンインスコ&インスコが、もうめんどいので。
 人柱情報を待つとしますか。(;^_^A
 
 


 
□2012-10-11 (旧暦 葉月廿六日)
 
 
 自分のPCが知らぬうちに乗っ取られ、踏み台にされ、それが原因で犯罪容疑者にされてしまうなんて……。
 
http://gigazine.net/news/20121011-iesys-exe/
 
 実に怖い話です。
 PCを使う人なら皆、他人事ではありません。
 
 私のことで言えば。
 ほら。
 この日記にも書いたとーり。
 ヒトミPPが、ときどき過負荷になって困る困る。
 って。
 タスクマネージャで見ても、よく判らず。
 怖いったらありゃしません(いよいよとなったらリカバリだよなぁ……)。
 
 とりあえず、一般ユーザーでできることを列挙してみますと。
 
 
 
 公式サポートの切れたOSやアプリを使わない。
 
 OSを常に最新の状態にしておく(Windows なら、Windows Update を有効にしておく)。
 
 アプリケーションも常に最新の状態にしておく(特にブラウザ、メーラー、Flash Player 、JRE あたりかな)。
 
 ちゃんとしたセキュリティ・ソフトを使う(有料でもクズがある。無料でも及第品がある)。
 
 メールの添付ファイルは、たとえ知り合いからのメールでも、まずはウイルス・チェック。
 特に「exe」ファイルは絶対に開かない(技術者同士のやりとりとかなら別かもですが、一般的にメールに実行ファイルを添付する時点で、その差出人は真っ黒ですよ。
 
 ↑とも関連して。
 エクスプローラーでのファイル表示にて常に、すべての拡張子を表示するよう Windows を設定しておく。
 
 無名サイトからは決してアプリを入手しない。
 有名な配布サイトのものであっても、ダウンロードしたアプリは、まずウイルス・チェック(有名セキュリティ・ソフトならダウンロードの時点でスキャンしてますけどね)。
 
 怪しいサイトには行かない(有名セキュリティ・ソフトなら主立ったドメインは、あらかじめチェックしてますけどね)。
 
 掲示板、ブログやメールなどに張られたリンクを安易に踏まない(有名セキュリティ・ソフトなら以下同文)。
 
 貰い物や預かり物の外部メモリ(カードや USBメモリ、HDD などなど)を安易に信用しない。
 著名メーカー製の未開封新品ならともかく、開封済み品や無名の新品は、すべて要チェック。
 
 ネットへの接続はモデムから直ではなく、間にルーターを入れる(まあ最近は、ほとんどないでしょうけどね、モデム→PCの直接接続なんて。つか、モデムがルーターも兼ねてる品のほうが多いか、特に無線LAN だと)。
 
 プロバイダ契約が固定IPでないのなら、使わないときはPCだけでなくモデムの電源も積極的に切ってしまう。これで次の立ち上げではIPアドレスが変わるので侵入防止に少しは有効。
 固定IPであっても使わないときくらいPCの電源は切っておく。
(つか、使わないのなら電気代節約のためにも切るべし)
 
 
 
 こんなあたりでしょうか。
 妖之佑のことで言えば、個人的事情で古い SeaMonkey や Firefox も使ってますので、この部分では問題アリなのですよね(汗)。まあ、これらの旧式ブラウザでネット・ザッピングするわけではありませんが。
 
 メーラーに関してですが。
 何年も前に、とあるまあるいおかたが、おっしゃっていたことを参考にさせていただき、妖之佑はそれ以来ずっと電信八号をメール・チェッカー兼任係として使っています。
 この電八、受信前にヘッダの確認もできますから、この時点で不要メールと判断すれば受信することなくサーバーから削除できます。
 で、受信してからも。メール・データをテキスト・ファイルとしてしか扱わないので、メールから受ける危険性がかなり低くなるわけです。受信して保存したメールは「txt」型式ですし、メール本文を開くのはテキスト・エディタですからね。無論、添付ファイルを開くこともできますが、あくまでメール・チェッカーとしてなので開いたりはしません。開く前に、テキスト・ファイルとして電八に保存されたメールをスキャンすれば添付ファイルともども危険性を確認できます。添付を開くのは、それからでも遅くないですからね。
 これだけのチェックを電八でやったうえで、メインのメーラーでの受信をするようにしています。
 ついでに、妖之佑は基本として、「txt」の文書や「png」「jpg」「gif」といった静止画像以外の添付は開かずに消してしまいます。相手が知り合いの場合で、送信してくることが判っていた場合のみ「zip」などのアーカイヴも開きますが、これは事前にセキュリティ・チェックをしてからでないと解凍しません。疑うようで失礼だと言われても、これはやめません。
 
 しかしねぇ……。
 とりわけ気になるのは、今回の事件でのウイルス、市販のセキュリティ・ソフトでは発見できなかった、という話が出ていることですよ。
 これでは、お手上げです。下手するとアプリやハードのメーカーですら感染しかねないじゃありませんか。社員全員が内規を厳格に守ってるはずないですからね(苦笑)。
 
 一般的に、ウイルス対策ソフトはウイルスのパターンファイル(簡単に言えば指名手配書)を元にデータをスキャンします。
 ですから、手配書を最新にしないと無意味となりますし、何より手配書は必ず後手後手ですから構造上どうしても発覚していない最新ウイルスにだけは対応できません。
 
 で、数年前から巷に出てきつつあるのが、手配書に頼らず、ウイルスの挙動を監視するセキュリティ・ソフトです。
 具体名は挙げませんが、新進気鋭のセキュリティ・ソフトは、この方法を主流にしていると思います。
 ただし、最近では既成の著名ソフトでも、挙動のチェックもするようになってきてますから、あまり気にする必要もないのかもです(おかげで誤検出も増えた)。
 
 専門的なことは専門家に任せるしかないのですが。
 無料ソフトならともかく、有料セキュリティ・ソフトを使っているユーザーとしては「メーカー、しっかりしてくれ」というのが本音ですよね。
 
 ふたたび妖之佑について申しますと。
 ヒトミPPに入っているノートン先生は「アイドルタイムスキャン」と称して、席を外しているとかの低負荷の間にPC内を調べてくれています。で、ウイルスは発見されていません。
 ですので通常の使用では手動スキャンの必要性は少ないですね。
 心配なら手動で完全スキャンもかけますが。それでも発見せず。
 にも関わらず不安になるわけですよ。
 
 で、まあ。
 念には念を、ということで。
 
 他社の無料スキャンも導入しました。オンライン・スキャンにしたかったのですが、どこも今はこれをやってなくて、無料のスキャン・アプリ配布に代えてますね。
 これでのチェックでも問題なしでした。
 異なる二種類の手配書で調べたので、ユーザーとしてできることは、やったと思いますよ。はひ。
 
 ここまでやっても、すり抜けてきやがるとしたら。
 怖すぎますよねぇ……。
 
 


 
□2012-10-12 芭蕉忌、三隣亡 (旧暦 葉月廿七日)
 
 
 アインクラッド崩壊のシーンがね。
 
『ビューティフル・ドリーマー』の、あのシーンと被るんですよ。
 
 ああ。
「SAO」ってのは夢の世界だったんだな、と。
 茅場は夢邪鬼だったんだな、と。
 
 


 
□2012-10-12 Mozilla
 
 
 Firefox 16.0.1 、来ました。
 毎度お馴染み、リリース直後の緊急アプデでございます(ったく……)。
 
 mozilla では、16.0 を取り下げて 15.0.1 の公開に戻していますが。
 ブラウザからのアップデートでは、16.0.1 にすることができます。
 じきにインストーラー版も載ると思います。
 
 SeaMonkey には、今のところ動きはありません(SeaMonkey の更新チェックは off にしている人なのです)。
 が、こちらも、おっつけ 2.13.1 が出るんでしょうね、きっと(2.13.1 candidates は、すでに存在してます)。
 
 mozilla に学習能力があるなら、そろそろ本当に、やめましょうよ。
 高速リリースなんて、おバカなことは。
 
 


 
□2012-10-12 ちくそー。
 
 
 なんで『ひだまり』と『サイコパス』が時間被るんだよー。
 空気読めよー地元ローカル局どもめー。
 
 


 
□2012-10-13 (旧暦 葉月廿八日)
 
 
 これは面白い。
 
http://www.itaindou.com/
 
 ようやく時代も、ここまで来たか。
 という感じですね。
 
 古い話ですが。
 アニメ版『うる星やつら』にて、ラムが地球滞在更新のためのパスポート書き換え申請書に押したのが、まさにこのタイプの印鑑でしたよ。
 このとき、実際にこんなハンコが使えたら面白いし、個性が出ていいのにな。三文判で成りすまされる危険性も減るんじゃないのかな。などと思ったものです。
 
 このサイトでの実例を拝見しますと、役所では拒否られたそうです。
 でも、役所では、三文判は何の滞りもなく実印登録できてしまいます。
 なのに、複雑な図柄である、これらは拒否される。
 印鑑というアイテムの本当の目的を見失った本末転倒な姿勢は、さすが公務員です。
 
 もっともっと巷に普及し、役所の姿勢が、おバカである、という方向に行くといいですね。
 
 
 
 
 
 とは言うものの。
 印章は偽造が容易(要するに物理的構造物はコピペできるから)なので、実印登録・印鑑証明という制度そのものを廃止すべきである。
 というのが私の持論ではあるのですよ。
 
 拇印も、本人を押さえつけたり、薬で抵抗力を奪ってなどの力ずくが可能ですから×。
 
 偽造の難しい直筆署名に移行するほうが安全だと思います。
 筆跡鑑定では、
「その署名が本人のものであると断定するのは難しい」
 ものの、
「その署名が他人によるものであると断定するのは、かなり高い精度で可能」
 だそうですからね。
 
 


 
□2012-10-13 Mozilla
 
 
 出ました。
 
 SeaMonkey 2.13.1 が。
 
 


 
□2012-10-14 天しゃ (旧暦 葉月廿九日)
 
 
 考えたら、愛美さんのアレって、詐欺にはならないよねぇ。
 何もなしに、お金だけ巻き上げたわけではなく。健康食品、英語教材、骨董品と、ちゃんと“商品”の代金として回収してるわけだから。
 適用するなら「悪徳商法」だけど。それとて特に値段が不当に高いとか脅迫して強引に買わせたとかでない限り逮捕も立件もできないと思う。被害者が訴えないと犯罪そのものが成立しない、ということもあるし。婚約とかしてないだろうから結婚詐欺にもあたらないだろうし。
 というわけで改心した愛美さん、警察に出頭したところで門前払いになる可能性すらあるぞ(苦笑)。
 
 刑事被告になるかどうかは、ともかく。
 愛美さんは、あのお金持ちさんと結婚すればいいと思う。
 あいつ良い人すぎますから、次はきっと本物の、そして狡猾で悪質な詐欺に引っかかり全財産を失う危険性が高い。あんな豪邸に住んでるんだから、その筋からはすでに目をつけられてるはず。
 それなりに知恵の回る愛美さんが傍にいてサポートしてあげるべきだと思うのですよ。
 これで、みんな幸せになれます♪(ああ、あのカモ三人組は、どうでもいいです。じき立ち直るでしょうから)
 
 
 
 毎週、観てて思うこと。
 CMの、あの、おむすび頭のガキ。良い味、出してるよな〜。
 前作『フォーゼ』のときのCMに出てた弦ちゃんスタイルのガキと言い、面白い子役を使ってきますな〜。
 
 


 
□2012-10-15 朔 (旧暦 長月朔日)
 
 
 総集編を、わざわざカネ払って観る気などサラサラない。
 
 が。
 
 第三部はメッチャ気になる。
 
 せっかく、まどかが自らを対価に魔法少女の悪しき宿命を消し去ったというのに。
 ぶち壊しにする奴がいたんですね。
 
 


 
□2012-10-16 (旧暦 長月二日)
 
 
 暴言を吐いてみる。
 
 
 
 
 
『アベンジャーズ』作った人は『ディケイド』や『ゴーカイジャー』や『スパロボ大戦』に影響されたに違いない(笑)。
 
 まー実際には、『アベンジャーズ』に影響を与えたものがあるとすれば『マーヴル vs カプコン』あたりかもしれないねぇ。
 
 


 
□2012-10-17 (旧暦 長月三日)
 
 
 Shockwave Player がね。
 上書きインスコすると、旧ver. を消さずに残してしまうのですよ。
 
 と気づいたのが、最近のこと。
 SeaMonkey のプラグ・イン一覧を見ていてね。
 
 かつて、JRE に、このタイプのバグがありました。
 指示に従いインスコすると、どんどん古いのが溜まっていくという膨張スパイラル(爆)。
 Javaフォルダの中を見て、ひっくり返りましたとも。
 今では修正され、何ら問題なく上書きインスコできてますけどね、JRE 。
 
 で、まあ。
 Shockwave の古いのを消してやろうと思い。
 個別には消せないので、まず全部消して、それから最新版のみ入れてやろうと思ったわけですよ。
 
 これが悲劇の始まりだった……。
 
 アドビにあるアンインストーラーを落として起動。
 当然、あっさりと消えてくれました。
 
 ところがです!
 
 入れても入れても。
 Firefox 16.0.1 が、Shockwave Player を認識しません。orz
 SeaMonkey や Opera 、そして Firefox でも 3.6.28 は、ちゃんと認識してるんですよ。Web 上に載ってる Shockwave 画像も表示されますし。
 て言うか、気づいたら Flash Player すらも認識していません(がーん)。
 
 仕方ないので、Firefox 16.0.1 をアンインスコ。
 あらためてインスコしてみました。
 
 ダメです。orz
 
 ならば、と。
 Firefox 15.0.1 を入れてみました。
 
 ダメでした。orz
 
 こうなると、Mozillaトラブル基本中の基本。
 怪しむべきはプロファイルです。
 
 ということで。
 ブックマークをエクスポートして保存。
 あらためて 16.0.1 をインスコしたうえで、新たにプロファイルを作ってみました。
 
 成功です!
 16.0.1 が Shockwave Player 、Flash Player ともに認識しました!!
 
 それにしても何だったんですかねぇ。
 アンインストーラーが悪さをしたのでしょうが。
 プロファイルの中を見ても見かけないツラはありませんでした。
 まー、何かのファイル内での書き替えだったら素人妖之佑に判るはずもないですがね。
 
 復旧方法が判らないので、使い続けてきたプロファイルは廃棄するしかありません。
 16.0.1 は新規のプロファイルで使うしかないです。
 つまりは環境構築を一からです。ああ、めんどくさい。
 
 なお、この不具合は Windows 7機であるヒトミPPで起こりました。
 大胆と言うか愚かにも、XP機のヒトミちゃんPでも試してみたところ、何ら問題なく Shockwave Player の旧型を消すことができました。
 よって詳細はともかく、Windows 7 ということが関係していそうですね。
 
 
 
 いちおう手順を書いておきます。
 あくまでも自分用のメモとして(つまりは、これを見て実行するのは自己責任ですぞ)。
 
 Shockwave Player 用のアンインストーラーでアンインスコ。
 それから、
 
Windows\System32\Adobe\Shockwave 11
 
Windows\System32\Adobe\Director
 
 この二つのフォルダを中身ごと手動で削除(OSごとに位置は違うかもです)。
 そうしてから、あらためて Shockwave Player 最新版をインスコ。
 
 
 
 雑用ついでに発見しましたので、これも書いておきます。
 
 以前、この日記にて、Flash Player 10.3 を入手するのに、デバック版へのリンクを張っておりました。
 が、ここで訂正いたします。
 
http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/distribution3.html
 
http://helpx.adobe.com/flash-player/kb/
archived-flash-player-versions.html

 
 この、どちらかのページから入手するもののほうが、ちゃんとしているようです。デバック版は少し別物のようですね。
 実際、入れ直したところ「微妙」と言っていた違和感が解消しましたから。
 
 ついでに、アンインストーラーのありかも書いておきます。
 
http://www.adobe.com/jp/shockwave/download/alternates/
 
 ただし、アンインスコで不具合が生じても知りませんからね。
 
 
 
 ああ、しんど。
 
 


 
□2012-10-17 そしてプロファイルの再構築。
 
 
 まー、再構築ったって。
 エクスポートしておいたブックマークをインポートするとか。
 cookie などの扱いをオプションにて設定してやるとか。
 タブの挙動や位置、favicon の扱いなどなどを「about:config」で変更してやるとか。
 なんですけどね。
 
 
 それと拡張のインストールですね。
 妖之佑が使わせていただいてるのは主に以下のものです。
 
「Adblock Plus」
 邪魔な広告バナーを消すのに、これだけは必須。
 
「Fast Video Download」
 これがあると、flv型式でアップされている動画を落とすのが楽。
 flv で落とせなくても mp4 で落とせる。
 
「IETab2」
 Firefox 内で I.E. のエンジンを使うためのもの。
 これで「I.E. 以外お断り」なサイトも、Firefox の使い勝手で閲覧できます。
 
「Locationbar2」
 URLの表示を見やすくしてくれます。
 
「Menu Editor」
 ミスの多い妖之佑にとって「このURLをメールで送信」とか「この画像をメールで送信」なんて選択肢は要らんのです。
 そういったあれこれを非表示にできます。
 
「PrefBar」
 妖之佑にとって、これがなくては Mozilla を使えません。
 通常なら設定画面で変更するあれこれをバーのチェックでできる優れものです。
 Opera のクイック設定をもっと使いやすくしたもの、と言えば判るかたもおられるでしょうか。
 
 
 ああ、しんど。
 
 


 
□2012-10-18 八せん始め (旧暦 長月四日)
 
 
 正麺が旨い。
 
 従来のノンフライ麺には何と言いますか「輪ゴムを切って長く伸ばした」ような歯触りを感じていただけに、この正麺には、びっくりしました。
 
 もちろん、インスタントラーメンの基本である「味付け油揚げ麺」も好きなのですよ。
 
 でも、正麺はインスタント麺の新たなジャンルと言っていいかもしれません。
 茹で汁の濁りかたがまた生麺を茹でてるような感じで作っている段階からワクワクします(袋の説明には茹で汁をそのままツユとして使うよう書かれていますが当然のこと茹で汁は捨てて綺麗な湯でツユを作りますとも)。
 
 あえて難を申すなら付属の液体スープが個人的にはイマイチです。
 これは改善を期待しておきますです。
 
 


 
□2012-10-19 (旧暦 長月五日)
 
 
 何かっつーと、すぐ入院するのは政治屋の常套手段。
 
 とまでは言いすぎになってしまうのでしょうか?
 
 とは言えねぇ。
 
 政治家が若くても中高年、下手するとご老人となれば、医師が本気になって調べれば病気の一つや二つや三つや四つなんて確実に見つかりますよ。
 いや、病名二桁だって夢じゃない。
 
 かつて安部元総理が「総理職を放り出した」と巷から批難された病気も、本当のところがどうかは置いといても、そういう政治屋どもの習性があるからこそ叩かれてしまったわけで。
 
 政治家自らが同業者に対し、こういった「逃げ」をさせない姿勢を貫かないと、本当に重い病気の場合に困るでしょ。
 
 で、件の大臣の病気は本当なのかどうなのか。
 タイミングからしても、どうしたって国民は疑いのまなこで見てしまいますよ……ねぇ。
 
 


 
□2012-10-20 土用、恵比寿講、誓文払い (旧暦 長月六日)
 
 
 あのノリタケが『まど☆マギ』のマグカップを出すのだそうな。
 
 ほえー。
 
 出来は、よさげですが。
 
 お値段がね。
 
 庶民としては、マグカップに四千円も払えません。
 
 ノリタケですから当然の価格だとは思います。
 
 でも庶民には、お高く感じます。
 
 
 
 
 
 これはさすがに見送りだな。
 
 


 
□2012-10-20 がっかりだな。
 
 
 火星探査機キュリオシティを特集した『Nスペ』。
 面白そうだと思った矢先。
 
 ジャニーズだの、痛タレントだの、お笑い芸人だのが並んでて萎えました。
 
 無論、TVを切りましたよ。
 
 よりにもよって『Nスペ』で、これやるかよ。そーゆー下らん演出・構成は民放に任せとけばいいのだ。
 NHK は NHK の色を忘れないでいただきたい。
 
 


 
□2012-10-21 (旧暦 長月七日)
 
 
 子安は全国のアスナ信者を敵に回した。
 
 てな感じの前回でしたが(須郷の変態ぶりには退いたわー)。
 今回は出番ありませんでしたな、変態眼鏡。
 
 
 
 お約束とは言え、ユイちゃん復活は嬉しいです。
 
 


 
□2012-10-22 上弦 (旧暦 長月八日、時代祭、鞍馬火祭)
 
 
 ワイズマンがカーテン越しってことは。
 その正体が既に顔出ししているか。
 あるいは今後、顔出しでの登場予定ということですね。
 おそらくは味方か第三勢力として。
(現時点で立ち位置的に一番怪しいのは国安の、あいつですが)
 
 ついに幹部クラスとのバトルと思いきや。
 全然、歯が立たないのは予想どおりではあるものの。
 次回。もう新フォームですか!?
 
 第一話から三フォーム公開と気前が良かった分、テコ入れも早いですなー。
 
 
 
 ただ。
 平成ライダー共通の問題点だと思っていることに。
 
 強敵現る。
 無様に敗北。
 新アイテム登場。
 強化フォームで大逆転。
 
 という安易な展開には納得できないものがあります。
 ヒーローが強くなるための努力が見えてこないのですよ。
 
 昭和のライダーたちは、強敵に敗北すると特訓でその大きな壁を乗り越えました。
 だからこそ尊敬できるヒーローなのです。
 
 別にスポ根をやれとは言いません。
 ですが、アイテムでのお手軽強化は、なんだかな〜。と思うのです。
 孫くんやピッコロやベジータだって特訓して強くなってきたじゃありませんか。平成ライダーで、やってダメということもないと思うんですけどね。
 
 平成ライダーでの例外は『響鬼』ですね。ヒビキさんは「鍛えてます」が口癖でしたし、飄々としながらも実際トレーニングを欠かしていませんでしたし、「響鬼紅」という強化フォームには毎年の夏特訓が欠かせないというエピソードもありましたし。
 あと『W』の照井と、『フォーゼ』の弦ちゃんも少しだけ特訓しましたけどね。本当に少しだけ(苦笑)。
 
 
 
 まあ、ウィザード新フォームに対する批判は次回を観てからではありますが。
 
 


 
□2012-10-23 霜降 (旧暦 長月九日、重陽)
 
 
 BOSSコーヒー。
 宇宙人ジョーンズの「いまのところ」な総集編DVD。
 
 抽選の景品とかじゃなく。
 
 フツーに売ってくれよ。
 買うから。
 
(応募対象のBOSSを例え箱買いしても当選しない自信が私にはあるぞっ!)
 
 


 
□2012-10-24 三隣亡 (旧暦 長月十日)
 
 
 国産ドラマは、あまり観ない人なのですが、宣伝文句に釣られて観てみました、『PRICELESS〜あるわけねえだろ、んなもん〜』を。
 人生絶好調、一転、無一文の宿無し。という展開が最近の流行か? と気になりまして。
 木村拓哉さん演ずる二三男のホームレスぶりは観ていて興味深かったですね。
 織田裕二さんが主人公・健太郎を演じられた『お金がない!』が、お金についての悲喜こもごものみを追及していき(怖い怖い借金取りとのやりとりとか面白かったですよね)、どん底状態から這い上がる姿を描いたのに対し。
『PRICELESS』では、主人公を陥れた陰謀という面が特徴となりますか(中井貴一さん演ずる上司の「ステルス・モモ」ばりな影の薄さが実は伏線だったとは、やられましたよ♪)。
 ただ、やはりホームレスを続けさせることには無理があるのでしょうか。二三男は一話で早くも定住先を手に入れそうです。
 
「ホームレスを描いた」とされる作品と言うと漫画『荒川アンダー ザ ブリッジ』があり、アニメ化、実写化と好調のようですが。
 これ、ホームレスなんて一切、描いてないよね?
 スラップスティック・ギャグとしては優れていても、ホームレスは実はどうでもいいって感じで。
 荒川河川敷が友引高校でも一刻館でも特車二課でもペンギン村でも、どこでもいい。要するに身上思いっきり怪しすぎる奇人変人ばかりで繰り広げられるキ印物語ですよね。
 だって、私の記憶が確かならアニメの宣伝文句に「ホームレスの悲哀」とあったにも関わらず、連中の日々の糧がどうなっているかとかが、ちっとも見えてこないですから(日々のメシについてなら、むしろ特車二課のほうが切実に描いてた♪)。ホームレスを描くというなら、それではあかんでしょ。
 念押ししときますが、キ印ギャグとしての『荒川』は、かなり面白い作品だと思います。ただ、「ホームレスのなんたらかんたら」という冠だけが×だということです。
 
 今回、『PRICELESS』を観てみたのは、ホームレスの悲哀が描かれていそうだと感じたからです。
 実は、ほんの少し前に『桜乃さん迷走中!』という四コマ漫画を購読していたこともありまして。
 これも『お金がない!』や『PRICELESS』と同じく、主人公がいきなり仕事も家も失ってしまうハードな冒頭です。しかも地方から上京してきたばかりの二十歳の純真無垢な娘さんがです。それが会社の倒産(つか社長の夜逃げ)を受け、家も社宅だったことから追い出され公園で寝袋(安売り千五百円)生活という素晴らしさ♪ 帰る家なく彷徨ったり途方に暮れたりな桜乃さんの表情がどんどん陰っていく様子や、公園で遊んでいた子供に「ほーむれすなの?」と訊かれたときの困惑した顔とか、素晴らしかった。
 とは言え、第一巻のカバー絵や帯の文句に反しホームレス状態は冒頭のみで、すぐに定住先(居候ですが)と仕事(バイトですが)を確保してしまいますけどね。ついでに冒頭の純真さ天然さはどこへやら、黒さとウザ可愛さ全開という豹変ぶり。
 どうやらタイトルの「迷走」とは「自分探し」の意味だったようです。と気づいたのは読み終えたあとでした(笑)。カバー絵と帯に見事にだまされましたよ(苦笑)。
 こちらも念押ししときますが、桜乃さんのウザ可愛さを楽しむ作品としては面白いのです。ただ、売り文句の「ホームレス」云々が、ほぼ嘘だったと言うだけで。「世間は厳しかった」というキャッチコピーに反し、桜乃さんの周囲は暖かさに満ちてますからね。
 
 今期のアニメには、女子高生がいきなりホームレスになって、しかも神様になるとか、神様そのものが公園生活してるとか、ホームレスをネタにした作品は相変わらずいろいろあるようですが。
 どれも形だけ、って気がしてなりません。
 
『PRICELESS』には本質に迫ることを期待したいのですが。軸が陰謀に寄った場合は、ホームレス方向はダメになるでしょうね。
 にしても夏木マリさんって魔女みたいな鬼婆みたいな役が増えたよねぇ(爆)。
 
 


 
□2012-10-24 百鬼夜行
 
 
 でありました。
 
 


 
□2012-10-25 (旧暦 長月十一日)
 
 
『ハニカム』観てて。
 重要なことを忘れていたのを思い出しました。
 
 たしか、ゴトゥーザ様って病気療養しておられたんですよね。
 
 ということは快復なさった?
 それは良かったです。
 
 とは言え。
 ひょっとして仕事優先で、ご無理をなさっていなければいいのですが。
 病名が病名だけに、そこは心配ですね。
 
 


 
□2012-10-25 もじら
 
 
 泉州もじら 16.0.1
 
 南海もじら 2.13.1
 
 ともにリリースされました。
 
http://www.mukkst.com/
 
 


 
□2012-10-25 庚申待ち
 
 
 でございました。
 
 


 
□2012-10-26 庚申 (旧暦 長月十二日)
 
 
 Vista が「第二の Me」なのは、その出来からも確定なのでしょうが。
 Windows 7 も発売期間の面では「第三の Me」と、なりかねませんな〜。(;^_^A
 
 それほどに Windows 8 の発売が早すぎる印象です。
 
 まさか今後も次々とリリースってことじゃないでしょうね?
 
 


 
□2012-10-27 十三夜 (旧暦 長月十三日)
 
 
 第三部……どうしようかなぁ。
 
 と悩むほどに気になる『まど☆マギ』劇場版の行方なのですが。
 
 
 そもそも。TV版には回収していない伏線(らしきもの)が残されていますからね。
 つまりTV版は厳密な意味では完結していない。
 
 一つは最終話のエピローグ。
 魔獣の群れに立ち向かう、ほむらさんの背中ですね。
 どう見ても翼が生えている様子でした。それもグリーフシードを思わせる真っ黒な色の……。
 
 
 そして、もう一つ。
 つか、これこそが未回収要素の筆頭でしょう。
 
 そもそも「ワルプルギスの夜」なる魔女とは何者だったのか?
 
 という疑問ですね。
 魔女である以上、元は魔法少女だったはずです。
 聞くところによりますと、元々のアイデアでは過去に滅んでいった魔法少女の集合体というイメージだったらしく、没案ではワルプルギスの夜の外側に構成パーツとして、マミさんらが配置されていたそうです。
 でも、没となった。つまり他のアイデアが生まれた、ということ?
 
 巷に個人的な考察サイトも多々ありまして。
 その中の一つに、実に詳細で理路整然としており、ものすごく唸らされた推論がありました。
 私も、その説が濃厚だと思っています。
 まあ、その内容については触れませんけどね。
 
 
 この二つの未解決要素について、きっと第三部で回収されるはずなので、観たいという気持ちが強まってくるんですよね。
 いいように踊らされてますな、制作サイドに。(;^_^A
 
 


 
□2012-10-28 (旧暦 長月十四日)
 
 
 よく判る文章ですね。
 
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/
20121027/frn1210271438001-n1.htm

 
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/
20121027/dms1210271435002-n1.htm

 
 乱暴に言ってしまえば文化の落差ですよ。
 日本人の常識は大陸には通用しない。
 大陸の常識は日本で通用しない。
 そして、日本のと比較して、大陸の常識は段違いに狡猾で強か。
 ゆえに、お人好しな日本人は、大陸にとっては、いつもいつも美味しいカモでしかない。
 
 そもそも。
 日本人の道徳観、倫理観、誠実さ、正直さ……等々。これらは国際社会では希少種だと思います。
 
 日本と良好な関係にあると思える欧米諸国を考えても、契約社会であるあちらには、日本的な腹芸や阿吽の呼吸、ツーと言えばカーは通用しません。なにせ魔物とすら明文化した契約書を取り交わす文化ですからね、先方は(笑)。
 かつて、ゴジラをハリウッド映画化する際(あの失敗作ね)、あちらさんは契約書の隅っこに「東宝はゴジラの権利すべてをハリウッドに譲渡する」という内容を潜ませていたそうです。つまり、映画化を口実に、あっちは日本の貴重な財産であるゴジラそのものを乗っ取る算段だったのです。これを契約成立ギリギリで東宝側の弁護士が発見、致命傷に至らずに済んだという伝説があるのですよ。
 日本人的には、この行為は「騙し討ち」と受け取れます。でもハリウッドは、これを卑怯とは思っていません。文章の形はどうあれ、契約書に明記しているわけですから。
 
 イスラム圏に至っては、何を約束するにも、あちらさんは「アラーの許す限り」という文言を忘れません。つまり約束を反故にしても、それは「アラーのご意志」なので、どうしようもない。取引先と時間の約束をすると日本人は遅れないよう早めに出ます。でもアラブの人たちは良くて想定の所要時間しか見ない。で、交通事情なり何なりで遅れても「自分は悪くない」の一点張り。彼らに悪意がないだけに、こちらが譲歩しない限り解決は難しい。
 
 例えばスポーツ。
 日本人的に考えると、スポーツにおける反則は「してはならないこと」だと思います。
 ですが国際的には、特にプロの世界では違う。
「反則とはペナルティという対価を支払えば、やってもいいこと」が国際的な認識だと思うのです。日本人的に判りやすく言えばプロレスの反則が、いい例でしょうね。「ワン、ツー……」「ノーノーノー」のあれ(笑)。
 
 敵味方入り交じってのサッカーが最も判りやすい気がします。
 敵の選手がボールを伴って守りの薄いところを攻め込んできたとき、ユニフォームや腕を掴んでも、足を引っかけてでも止めるのがプロ・サッカーでの常套手段です。それで敵側に与えられるのは単なるフリーキックですから。つまり、フリーキックという罰金を支払ってでも止める価値があるから止めるのです。
 逆に、露骨に敵を殴ったり蹴ったりして止めると退場させられるので、そこまではしない。これは、退場という対価がペイしないからに他なりません。
 さらに反面、敵がペナルティ・エリアにまで侵入し、このままでは確実に一点取られる。という場面ではPK覚悟で敵の体を止めます。あるいはキーパーでないのに敵のシュートを手で止めます。確実に一点を取られるよりは、まだ得点が確定していないPKのほうがまし。キーパーが止めてくれる確率に期待しよう。ひょっとしたら審判が退場で済ませてくれるかもしれない。などという損得勘定ですよね。
「サッカーは紳士のスポーツ」という台詞が長い間、理解できなかった妖之佑ですが。↑のことを考え、サッカー発祥が契約社会の欧米であることと併せ、今は反則まみれのサッカーが「紳士のスポーツ」であると納得してますよ(笑)。
 
 スポーツはゲームであり、反則それぞれに対して、それぞれ罰則が規定されており、それを支払えばチャラなのですから、そもそも「反則は悪ではない」と認識すべきなのです。
「反則=悪」であるなら、反則を犯した時点で勝敗が決まります。具体例では相撲がそうです。相撲における反則は即刻、負けを意味します。
 ですから、反則それぞれに罰則が細かく設定されている種目については「スポーツマンシップにのっとり正々堂々と」などという選手宣誓は、少なくとも国際大会では滑稽なパフォーマンスでしかありません。負け判定より軽い罰則がいろいろある時点で、その反則は「してもいい」ことなのですから。
 
 日本は、この国際スポーツの考えかたを他分野にも取り入れて交渉・取引すべきだと思います。
 一部の政治家や財界者が「誠意を持って話し合えば」というのは妄想が過ぎます。むしろ「相手は詐欺師」くらいの姿勢であたるべきでしょう。
 まあ、「誠意を持って話し合えば」って台詞はポーズだとは思いますよ。つか、本気でそう発言する政治家は、政治に向いてませんよね。
 
 ただ。
 それとは違い。
 日本人の誠実さを忘れてもいけないと思います。
 日本が国際社会での信頼を得てきたのは、この誠実さがあったからこそですから。
「Made in Japan」がブランドとなったのも、誠実な物作り精神の賜です。不良品が出れば無償交換、と言うだけでなく、そもそも「不良品は極力出さない」方針こそが信頼を勝ち取ったのです。アメ車を出し抜いて日本車が北米で売れたのも、日本の家電が欧米で売れたのも、日本のカメラが……以下同文。
 
 日本は、きっちり約束を守る。
 ただし、相手が守るとは限らないので対策をしっかり取っておく。
 この姿勢で臨むべきです。損な気はしますが、仕方ない。
 
 そして。
 付き合う価値のない野蛮で小ズルい下品なる国家とは絶縁すべき。
 そんな輩と絶縁しても痛くも痒くもない体制にすべき。
 でもあると思いますよ。
 
 


 
□2012-10-29 八せん終わり (旧暦 長月十五日)
 
 
 う〜む……。
 
 最近、超合金魂の動きが見えない。
「スパロボ」「DX」「大人の」に分化してしまったのが原因だろうな。特に「スパロボ超合金」の勢いが凄くて。
 
 嗚呼。
 本家こそが「魂」なのに。
 
 


 
□2012-10-29 Mozilla
 
 
 Firefox 16.0.2
 
 SeaMonkey 2.13.2
 
 それぞれリリースされています。
 例によっての緊急アップデートのようです。
 
 
 
 だから。
 高速リリースなんて茶番は、やめろと(ry
 
 真面目に言ってもね。
 今の Mozilla には、いわゆる「安定版」がないんですよ。次々と ver.アップするために安定する暇がない。先の実例で言えば Firefox 15.0 と 15.0.1 だけで、すぐに 16.0 ですよ。ver.15 の安定版が出来上がる前に ver.16 が出てしまう。で、同時に ver.15 のサポートを終了してしまう。
 これでは安定させろと言うほうが無理です(Phoenix の ver.0.* 時代を考えれば、桁違いに安定しているのも事実ではありますけどね、無論のこと)。
 5.0 以降、この繰り返しばかりです。正式リリース、数日から一週間程度での緊急アップデート、一月半で新ver. へのアップデート、数日後に緊急アップデート……何のスパイラルですか。
 
 脆弱性が発覚してソッコー緊急修正という姿勢を mozilla の良心とする見方も、もちろんあります。それも、まちがいのない事実だと思います。
 某MS社なんて、相当に深刻なものでない限り、脆弱性は定例アップデートで修正するという姿勢を頑なに崩しませんからね。つまりユーザーは場合によっては最長で一ヶ月間を大穴の穿たれたOSやブラウザで頑張らねばならないのですから。
 
 ただ、高速アップデートをやめれば、細かな修正を重ねた ver. は自然と、どんどん安定するわけで。Mozilla ユーザーとしては、そんな安定版こそが最も望ましいものだと思います。
 新しい機能とかを欲するのは技術者系でしょう。なら、β版なり「枝」なりで、技術者の領域のみでやればいい。で、新機能を載せた ver. が安定したら、正式版として出せばいい。そのためにも、高速でないリリースにするべき。
 今の高速リリースされる Mozilla は正式版と言うより、ぶっちゃけ延々と続くβ版リリース同然ですよ。
 そんなβ版の実験に一般ユーザーを巻き込まないでほしいのです。
 
 ネスケ時代、Mozilla はネスケの踏み台的存在でした。一般ユーザーをモニターとして、ネスケの安定リリースに貢献してきた。
 ですが、今や Mozilla は「製品」です。ユーザーがモニター役になることに問題はありませんが、同時に安定した「製品」を供給する責任もあると思います。
 でないと、Opera に追い抜かれますよ。ただでさえ、肥大しすぎた Firefox 、動作の軽さでは Opera にかなり引き離されているというのに……。
(以前はできなかったことですが、いつからか Opera でも「euc-jp」のソースを表示できるようになっていて、これならメイン・ブラウザを乗り換えてもいいかと思えてきているのですよ)
 
 


 
□2012-10-30 望、甲子 (旧暦 長月十六日)
 
 
 大手日本メーカー各社の頭脳海外流出という問題に絡んで。
 
 半島企業が日本の技術者を雇用、彼らが日本で培ってきた技術を吸収した時点で解雇。
 という記事を見て、いかにも半島らしい露骨なやり口だと思うと同時に。
 してやられた日本人技術者たちが揃いも揃って世間知らずで無防備すぎます。
 
 前の日記にも書きました。
 日本人は相手に対して誠意を期待しすぎです。
 
 青色発光ダイオードの研究者さんが、会社(国内のでしたが)を相手取った裁判で、その研究成果の権利を勝ち取ったことがありましたよね。
 皆、この人を見習うべきなのですよ。迂闊に組織に対して自分の成果を手渡すべきではない。とりわけ外国企業に対しては、安易な技術・知識の提供は日本全体の損失につながりますから。
 
 私なんかよりずっとずっと遙かに頭の良い人たちが散々利用されて最後はボロ雑巾のように捨てられる。
 気の毒を通り越して滑稽ですらあります。
 
 軽々しく相手を信用したりせず。もう少しだけ警戒心も持とうよ。
 あえて日本のためとは言わない。ご自身のためにね。
 
 


 
□2012-10-31 (旧暦 長月十七日)
 
 
 最近、『009』の勢いが凄いですね。
 
 絵柄が激変している新作のアニメ映画と言い。
 小説による完結編と言い。
 
 ただ。
 新作映画はともかく。
 小説版完結編には期待よりも不安のほうが大きいのです。
 なにせ書くのが石ノ森さんのご子息ですからね。別にイタコさんを呼んで、お父上を憑依させたわけでもなく。単に、ご子息が創作するだけの。
 
 もちろん、土台として、石ノ森さんが生前に残された構想ノートを据えているという事実はあります。
 でも、それでもね。
 偉大な創作者の血縁が必ずしもまともな創作者とは限らない。
 と言うか「鳶が鷹を産む」こともあれば「鷹が鳶を生む」こともある。つか、むしろ後者のほうが多かろ。
 
 父親が残した名作『ブラック・ジャック』をアニメ化でズタボロにしてくれた思い上がり激しい息子氏、という実例もあります。
『009』完結編が、笑うしかなかった『ブラック・ジャック21』みたくならないか、心配でなりません。
 
 ちなみに、この小説版完結編をコミカライズしたものは、石ノ森さんのお弟子さんだったかたがメインとなっての作画担当なため、その絵柄が少年サンデー連載時の絵柄とそっくりなのですよ(つか、実質的に描いてた人が同じってコトだからね要は……苦笑)。
 だから、下手すると絵柄に騙されかねないという懸念も、漫画版完結編には、あります。
 
 個人的には。
 石ノ森さん直筆の構想ノートそのものを出版してほしいと思います。
 素材を無加工で発表するなど、石ノ森さんが草葉の陰でお怒りになるかもしれませんが。
 後継者を気取る勘違いで思い上がりな連中が寄り集まって下手に手を加えるよりは、ずっとマシだと思うのですよ。
 
 


 
□2012-10-31 もじら
 
 
 泉州もじら 16.0.2
 
 南海もじら 2.13.2
 
 ともにリリースされています。
 
http://www.mukkst.com/
 
 

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