2012年9月


 
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□2012-09-01 中元 (旧暦 文月十五日、盂蘭盆)
 
 
 旧暦では、ようやくお盆です。
 
 とは言え、セミが激減してたり、コオロギが鳴いてたり、日没が早くなったりと、秋の気配がいっぱいで。
 今年ばかりは旧暦が実際の季節とズレてしまっていますね。
 
 


 
□2012-09-01 もじら
 
 
 泉州もじら 15.0 と、南海もじら 2.12 がリリースされました。
 
http://www.mukkst.com/
 
 


 
□2012-09-02 (旧暦 文月十六日、送り火、藪入り)
 
 
「HiHiHi」だの「FuFuFu」だの「Shabadubi」だの「chooiine」だのと、えらい騒がしいですな、今回のライダーベルト。ったく、「タットッバッ、タトバ、タットッバッ♪」をやかましさで越えるベルトが出るとは思いもせんかったですだよ(笑)。
「ヒー」は「火」、「フー」は「風」のことらしい。つまり四大を使うライダーってことね。もっとも、クウガやアギトなど、フォーム・チェンジが属性の変更でもあるのは、平成ライダーの定番ではあります。
 基本四つのフォームのうち三種を第一話で披露というのは気前良すぎます♪ まあ、のちのち追加フォームがあるんでしょうが。
 
 主人公が第一話から闘い慣れたライダーというのは『W』以来ですね。
 これは頼れるヒーローという意味で、安心材料です。
 
 今作でも変形するペット・メカ出しますか。
 前作『フォーゼ』のフードロイドは、『W』のメモリガジェットや『OOO』のカンドロイドに比べ、どうにも存在意味が薄すぎました。はっきり言って、なくてもよかったくらい。
 今回は、ちゃんと活躍しそうですね(でないと売れないよな、玩具が)。
 
 コート(と言うか、あれは魔法使いのマントですな)を着たまま闘うライダーというのに不安がありましたが、いざ動いてみると、これが格好良い!
『マトリクス』あたりの映像を意識したのかな?
 あー、思えばキャプテン・マーベラスもコート着たまま暴れてたか。
 
 最初っから銃器を使う主役ライダーというのも初めてかも。
 平成ライダーの基本ルールとして、銃器使いは2号ライダー以降、あるいは第二フォーム以降で、なおかつヘタレというのがあるのですが(笑)。
 変身前でも扱えるウィザーソードガン、欲しいかもしれん(爆)。
 
 現実世界で等身大怪人と闘い、別世界で怪獣と闘う。
 というのは『電王』以来かな。もっとも、この展開パターンは、そもそも『宇宙刑事』シリーズの十八番なんですけどね。
 ゲートの心象世界は『龍騎』のミラーワールドみたいですね。
 ただ残念なことに、地デジに以降した今では、怪獣vs怪獣の戦闘シーンに粗が見えました。もっとCGを綺麗にしてほしいですね、たいへんだろうけど。
 
 そして。
 メデューサ人間形態は、メズール人間形態を越えられるか?
 今後に期待しましょう♪
 
 
 
 ところで。
 絶望してミノタウロス・ファントムを生んだという、あの無精髭刑事って、いつ死んだんだ? 無精髭が凛子ちゃんや警官隊とともに突入した建物の中にミノタウロスはいたよね?
 コンテ上の時間軸が狂ってる気がするんですけど……私が何か見落としてる?
 まあ、常識的好意的に考えれば、警官隊突入時点では中にいたのは戦闘員だけ。で、ミノタウロス登場の直前に刑事は姿を消していた。ということなのだろうけど。それだとしても、画面構成的に少し判りにくかったと思う。
 
 


 
□2012-09-03 (旧暦 文月十七日)
 
 
 戦艦の形をしたバルーンをズラリ並べるという宇宙世紀時代の戦法も、きっと EXA-DB に収録されているに違いない。
 でなければ、アルグレアス司令が不憫すぎる。
 
 
 
 双方ともに殲滅戦狙いの様相。
 とりわけフリットの「鏖し」志向が本気すぎて怖いわ(汗)。
 
 決戦ということで、まあ実に予想通り。
 一年戦争におけるア・バオア・クー海戦のソーラレイをパクってきましたな。
 
 それにしても、ゴリラ男の動きが意味不明でした。
 巨大な3D投影による演説で、ゼハートがすでに一部隊の司令官ごときではなく、偉大なるイゼルカント様の全権を継承していることはヴェイガン国民にも周知となっています。そのあとでゴリラが動くのが判らん。
 ゼハート暗殺を目論むなら、全権が移行する前だろうが。それともゴリラは、イゼルカント様がゼハートを後継者にする可能性をまったく考えていなかった? いやいや、ゼハートがレギルスを与えられているのだから、それはないな。
 要するにゴリラの頭が、イコール、本書いた奴の頭が***ってことですかね。
 
 頭が***、という件についてはヴェイガン全体が、そうらしく。
 どうしてセカンドムーンが来たのかが、やはり理解できません。
 連邦の大艦隊を前に、ラ・グラミスと一直線上に位置するあたり、もはや「玉砕上等」としか思えん……。
 
 以前、軍に志願した兄貴がようやく……と言うか今さら出てきたのも、なんだかな〜。
 イゼルカント様の偉大なる遺伝子を受け継いだ野郎も目覚めるであろう今、兄貴に尺を割く余裕なんてないと思うのですが。
 それとも、イゼルカントDNAの彼は映画に登場? とかかな(爆)。
 
 そう言えば『ZZ』のプルとプルツーはギレン総帥の遺伝子を受け継いでいる、って説があったな。ひょっとして偉大なるイゼルカント様はこれをパクったのかも。
『AGE』って、すべてパクりだな。
 
 


 
□2012-09-04 (旧暦 文月十八日)
 
 
 グッスマさん。
 出荷の大幅延期の末に、この始末ですと。(;^_^A
 
 メールでも同文の報告が来ています(それにしても「発覚」というのは使いかたが適切でない気がするなぁ)。
 とりあえず、届いたブツの確認と、輸送用段ボール箱を捨てずに保管しておいたほうがいいかと思います。
 ちなみに私のは、中身は見た限り無事そうですが外箱の表側が思いっきりひしゃげてます(まあ、この業界、原則として外箱は保証対象外なのですがね)。
 LEDギミックとか付けたからなぁ。それが関係してるかもなー。
 
 何が起こって出荷延期になっていたかは、商品に同梱されている明細書付記の報告文で判りました。かなり乱暴な扱いをしたようですね。
 下請けを誠実さのカケラもない中華から別の国に変えるべきだと思うよ。いやマジで。
 
 


 
□2012-09-04 続報
 
 
 グッドスマイルカンパニーさんから続報が出ましたね。
 
 個別対応はさすがに面倒なのでしょう。壊れていようがいまいが購入者全員にパーツを発送するとのこと。さらなる不具合には個別対応、ということだそうです。
 今回の件では、グッスマさん、利益台無しかもですねぇ。
 
 きちんとした対応をしてくださっているということで、今後も応援させていただきます。
 すばらでございます。
 
 


 
□2012-09-05 己巳 (旧暦 文月十九日)
 
 
 防災の日も過ぎ(あっ! 持ち出し袋の水と喰い物と電池、更新しとかないと……)。
 
 被災者さんの避難生活の映像を思い出すたびに、非常用品に関心を持たざるを得ないのですが。
 どうしても重たい宿命を持つ水は別格としましても。シェルター(要するにテントの類)が一番のネックとなります。
 本格的テントは嵩張りますから持ち歩くのに不便ですし、設置にコツもあります。
 軽量かつ簡単かつ安価なものに「チューブ・テント」なる品がありますが、マジで緊急用です。逞しき野生児や兵隊、山男クラスでないと常用できない。我々軟弱なる者どもでは、とてもじゃないが疲れを取るなんて代物じゃありません。
 軍用の「シェルター・ハーフ」も似たようなもので(つか、シェルター・ハーフの場合、「ハーフ」の名称のとおり正式には二人一組が前提)。
 そんな中、Web で紹介されていた品があります。
 
http://www.hennessyhammock.com/
 
 これ、いいわ。
 なにせ、屋根と蚊帳の付いたハンモックですよ!
 
 設置に際して、適度な間隔での二本の木か柱は必要ですが。
 それでも、これはかなり有用な品だと思います。
 
 野宿用品の定番であるテントってのは、張るのもたいへんですし設置のたびに地面の整備が不可欠です。これをやらないと、とてもじゃないが寝られない。そうやって苦労して設置しても、地続きに虫が入ってくる可能性もある。
 その点、空中に寝るハンモックは地面のコンディションに左右されません。しかも、少し高い所にあるため、真夜中の大雨でも寝床が濡れる心配がない。加えての屋根と蚊帳ですからね。ほとんど無敵じゃありませんか♪
 
 ざっとネット通販店を見てみますと、だいたい二万円までで買えそうです。
 これは家族の頭数分、揃えておいても損はないと思います。
 どうせ慣れない環境で寝るのなら、ゴツゴツの地面で寝るよりも、ハンモックは良い選択かもしれません。まあ、学校等々の避難所で勝手はできないでしょうが、独自に避難生活をするには心強い備品となることでしょう。
 
 他にも探せばあるかもしれませんね。こういうアイデア商品の優れ物が。
 
 


 
□2012-09-06 大つち (旧暦 文月廿日)
 
 
 宇宙人ジョーンズ。
 いつの間に、孫さんの所に出向したんだ?
 
 このCMシリーズも長いですなー。
 
 


 
□2012-09-07 白露 (旧暦 文月廿一日)
 
 
 ヤフーメールのβ版が出てから随分と年月が経った気がします。
 いったい、いつまでβ版でいる気なのか。
 
 今のヤフーメール正式版は、Mozilla では、まともに使えないんですよね。頑張れば使えなくはないのですが、とにかく厳しい。
 その点、今までのβ版は Mozilla でも、ちゃんと使えるし軽いしで良かったのですが……現在、新β版への切り替えが進行中で。
 この新β版が、これまた不便。と言うか Mozilla では一切、使いものになりません。
 で、旧β版にしているアドレスは今月中に強制的に新β版になってしまうそうで。
 慌てて正規版に戻しましたよ。Mozilla では、まともに使えないってのに。
 
 


 
□2012-09-08 下弦 (旧暦 文月廿二日)
 
 
 今日の Google ホリデー・ロゴが、凄すぎます!
 
 トレッキーの端くれとして嬉しすぎるのです♪
 
 
 
 
 
 いつも思うことですが。
 Google のホリデー・ロゴには本当に感心させられますね。
 デザインに凝ったもの、というだけでなく最近は動的なロゴも増えてきていて、とにかく楽しい。マジで遊べるパックマンのロゴをご記憶のかたも、おられるでしょう。
 その動的なロゴ、別に FLASH とかの動画ファイルではなく、JavaScript と CSS と HTML を駆使して実現しているというのが、またびっくりです(ソースを見る限りは一部には FLASH も使っているようだが、全体の動きは JavaScript や CSS で制御しているもよう)。
 
 ここに、まとめられていますので、いつでも楽しめるというのが、また嬉しいですね。
 
http://www.google.com/doodles/
 
 パックマンは、こちら♪
 
http://www.google.com/pacman/
 
 


 
□2012-09-09 (旧暦 文月廿三日)
 
 
「Shabadubi Touch Henshin ♪ Shabadubi Touch Henshin ♪」
(第二話で、すでにクセになっているらしい……笑)
 
 
 
 やっぱ仮面ライダーと言えば、オフロード・マシンによるバイク・アクションですなー♪ 敵側もバイクに乗るというのが楽しすぎます♪
 前作、フォーゼのマシンもオフロードでしたが、敵がバイクじゃないので、どうにも中途半端な感じでしたからね。
 
「半年前の日蝕」って、あの日蝕かよ!
 つか、日蝕の儀式って、次期創世王を連想しちまいました。
 
 OP観ると、あの魔法使い志願の人の良いだけの奴、レギュラーのようですな。
 イメージ的に、『555』の啓太郎が近いのかな。実力もないのに深く考えないで「人の奴に立ちたい」というだけで直進しちまう傍迷惑なタイプ(これに下手に実力が伴っちまうと『カブト』の矢車さんや『キバ』の753になるわけですが)。
 
 
 
 ところで。
 変なタイミングでCMが入るようになったのは、『OOO』の中盤あたりからでしたか。
 この悪習、元に戻してほしいですね。流れブッタ切りでCMになるので興醒めもいいところですよ、本当に。
 
 


 
□2012-09-09 百鬼夜行
 
 
 なのですよ。
 
 


 
□2012-09-10 二百二十日 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 無駄死にの積み重ね。
 
 ストーリを担当しているあの社長氏はガンダム好きを自認しておられるようですが。
 
 あんたは何も判っちゃいない。
 
 まあ、「ガンダム好き」ならぬ「種ガンダム好き」というのなら判らんでもないですがね。
 
 キオ編序盤の内通者ねーちゃんも、そうでしたが(つか今回、唐突に回想シーン来たな)。ただ戦死させるのが目的で登場させては殺してるという感じで脚本に不愉快さを憶えます。
 ったく、暴走した富野監督、通称「黒トミノ」の真似なんて、する必要はないのに。やるなら劇場版『イデオン』くらいに徹底しないと無意味ですよ(自分的には『V』ですら中途半端な黒トミノ暴走だと思っています)。
 
 けっきょく、あの兄は何のために出てきたのか。つか、Xラウンダーだったなんて、火星滞在時のどこにも描写なかったぞ。
 兄を出すなら出すで、もっと出番を与えないと、マジ無駄キャラですよ。
 
 ついでに言うと。
 兄が思い描いていた地球に作る妹の墓地、その美しい光景って、あり得ないんですけど。
 セカンドムーンにて三人で高台に上がったシーン。あそこで荒れ地に並ぶバラック建ての街並みを見下ろしながらルウが言った「綺麗」、そして「地球は、もっと綺麗なんだろうなあ」という台詞で、ヴェイガン貧困街の人たちは地球感覚での「美しい光景」というものをまったく知らずに育ってきた、という暗い事情が判ります(明らかに上からの情報統制がなされていますね)。キオも、それに気づいて強い違和感、というかショックを受けていたはずです。それも、キオが不殺の闘いを選択する動機になったはずです。
 このシーンは『AGE』の中では珍しくきちんと考証された部分だと感心していたのです。
 なのに兄のあの願望で台無しです。貧困街の住人には、そもそも地球の美しい光景を想像することすらできない。それこそがヴェイガンの悲劇のはずです。なのに、なんで兄は、あんな光景を脳裏に思い描くことができるのですか?
 登場させるだけ無駄どころか、出すことで構成を台無しにしてしまうとは……。
 
 中佐については言わずもがな。
 思えばウルフのときも中途半端な退場だったよなぁ。
 どっちも、自意識過剰で上官の命令を無視する若年パイロットが原因ですがね……ったく、アスノ家の男子って、みんな死神かよ。
(ここでフリット爺さんが焦ってたのは意外だった。平然と「かまわん。撃てっ」と艦長に言うと思いましたよ。つか、フォトンブラスター、もしくはそれのコピーを他艦にも装備しておけばいいだけなのだが、なんでそれができないかの説明もないよね。AGEビルダー製だからってだけでは説明不足)
 
 とにかくキャラを死なせさえすれば視聴者は簡単に感動するとでも思ってるんですかね。
 キャラが退場して視聴者が涙ぐむには、それなりの積み重ねか、あるいは存在感が必要なのですよ。リュウ・ホセイやマチルダさんのようにね。
 意識はしているのでしょうが失敗し続けてますね、『AGE』では。
『AGE』でのキャラの退場のさせかたは、精々頑張って無理して好意的に言っても、ガルマやデギン公王、レビル将軍らが退場した手法でしかありません。視聴者を泣かせる目的ではなく、戦局の展開にとっての必然性という方向ですね。
 
 やっぱり社長氏は何も判っちゃいない。
 誰だよ、こんなのを主スタッフに加えたのは?
 
 


 
□2012-09-10 Mozilla と、もじら
 
 
 Firefox 15.0.1 が、とっくにリリースされてました(六日付)。
 
 これを受け、泉州もじら 15.0.1 も、とっくにリリースされてました(七日付)。
 
 
 
 今回、SeaMonkey に緊急修正は、ないようですね。
 
 


 
□2012-09-12 (旧暦 文月廿六日、廿六夜待ち)
 
 
 かなり涼しくなってきて。
 夜には秋の虫の音が、けっこう響くようになりました。
 
 なのに、いまだに鳴いてる蝉がいますね。
 
 彼らの行く末を思うと気の毒になります。
 
 だって、連中のしていることは、人通りのない寂れた場所で必死になって女の子ひっかけようとしてるのと同じなのですから。
 女の子キャッチしたかったら繁華街に行くものです。ですが秋となった今、“繁華街”など、どこにもありません。
 
 必死に鳴き続けている蝉の声に、もののあはれを感じざるを得ません。
 せめて、彼らの来世に幸あれ。
 
 


 
□2012-09-14 小つち、三隣亡 (旧暦 文月廿八日)
 
 
 あれだけ「都に売る」「政府は信用できない」と言ってた地主さんがあっさり国に島を売ったのには何か裏がありそうに思えて仕方ありません。
 さしもの石原都知事もポカーンだったようで。
 都知事がまっとうな人格の持ち主であれば、困った問題は島購入にと集まった巨額の寄付金をどうするか、ですね。あやふやなことだけは、あかんですよ。
 
 でまあ、これを受けて既知害国家が一丸となって騒いでいるようですが。
 ここで日本が、そんな下品な連中に乗せられてはいけません。
 
 大陸の各所で“日本人狩り”が起きているとのこと。しかも中華政府は言葉こそ批判的であれ、実際にはそれを放置、つまりは容認しているとのこと。
 日本政府には、在中邦人の安全確保に全力を尽くしていただきたいです。
 
 そして。
 だからと言って日本国内で“中華狩り”をしてはいけません。それは日本が連中と同レベルの既知害だと認めてしまう行為に他ならないからです。
 世界中の国々が、関心度の違いこそあれ、この動きを見てはいるはずです。その結果、果たしてどちらの言い分が正しいか。どちらの国が信頼に値するか。どちらの国が嘘つきか。つきあうなら、どちらの国が良いとは言わないまでもマシか。自国民を送り出すなら、どちらの国が安全か。などなどを考えているはずなのです。
 
 これは災害の結果ではありますが。あの震災のあと、非常時に際してすら発揮される日本人の礼儀正しさが世界中で評価されました。
 今の領海問題でも、日本が世界中からどう評価されるかという立場に立たされているのです。
 
 ただし、これには一つ条件があります。
 日本政府が領海について断固たる姿勢を取り続けること。
 これがなくては、単に日本人が腰抜けで自国の権利すら守れないのだと国際社会に捉えられるだけです。馬鹿にされるだけです。
 以前に起きてしまったあれ。売国奴・仙谷がやった愚行のような対応は絶対にしてはなりません。
 
 この意味では、石原都知事の言葉が正しいです。
 
 中華が日本の領海に侵入したら追い返せ。
 経済面でも中華と手を切れ。経済的に苦しくなってもいい。
 
 まったく同意見です。
 今の状況は脱中華の、またとない好機なのですよ。
 一時的には苦しくなると思います。
 ですが長い目で見れば、中華に頼らず経済活動ができる状況は日本にとって大きな利益につながります。
 目先の小銭に目がくらんで、のちのちに大損するなど愚の骨頂。
 レアアースに代わる物質を探すこと、日本領海内のメタンハイドレート掘削、などなどは脱中華への一歩です。経済界もこれに倣うべきときが、すでに来ているのです。
 
 経済面での関係を解消して本当に困るのは、どちらでしょう?
 日本人狩りや反日デモとともに、日本製品ボイコットの動きがあるようですが。その実、日本製品の売り上げには、さしたる影響がないとも報じられています。
 つまり想像するに。「日本製品を買うな」と叫んでいる連中は、そもそも高価高品質な日本製品を買うカネのないボンビーでおバカな奴らだと言うことですよ。叫ぶ以前から買ったことがない連中ですよ。
 笑止。
 
 日本が本気だと示せば、U.S.A. だって動くしかなくなります。
 それに、アメリカ人というのは、はっきりものを言う人だけを相手にします。どっちつかずや、口ごもる野郎は無視します。
 
 藤岡弘、さんがまだ「藤岡弘」だった頃、『SFソードキル』という米画に主演なさいました。
 撮影現場でおとなしくしていた藤岡さんは誰にも相手にされなかったそうです。要するに、“お客さん”状態。
 で、藤岡さんが遠慮をかなぐり捨て、はっきり自己主張しだすと、つまり撮影に強く意見するようになると、とたんに、まともに主演者として扱ってくれたそうです。
 
 大切なのは、U.S.A. に、日本がどうするのかを明確に示すこと。中華に媚びへつらうのか、中華の不法行為に断固たる姿勢で臨むのか。
 U.S.A. の軍事力なしには国防がなしえない今の状況では、U.S.A. に信頼されることは必須です(沖縄には気の毒ですがね。でも現実問題、これは事実です)。
 
 まあ米軍云々は最悪の一歩手前でしょうがね。
(最悪なのは、鳩山ゆっきーみたいな大馬鹿政治家のせいで、U.S.A. に見捨てられた場合。この場合は日本が中華に征服されるのも時間の問題となる)
 そんな最悪の一歩手前に至らぬためにも、日本がなめられないよう、政府はしっかりすべきです。
 日本政府がしっかりするというのは、U.S.A. にだけではなく、各国へのアピールになります。とりわけ、東南亜細亜の国々は日本同様、中華に領海・領土を盗まれそうになっていますから、日本が毅然とした態度をとることは亜細亜諸国からの同情・信頼を受けることにもつながります。同時に、そういった国々と連帯もできるでしょう。
 中華(ついでに韓国)を除け者にした亜細亜連合の構想があってもいいんじゃないでしょうか。つか、あるべきですよ。
 
 そのためにも。
 まずは経済面での中華からの完全脱却。
 これから始めましょう。
 できますって。
 
 なんなら、試験代わりに韓流切り離しから、やってはいかがです?
 韓流との商取引禁止、韓流との国交断絶。
 簡単でしょ。
 結果、泣くのは韓流ですから♪
 
 同時に一刻も早く、韓流による竹島不法占拠を国際社会に強く訴えましょう。
 倫敦五輪での韓流によるDQNな行動あれこれがまだ記憶に新しいですからね。みなさん、うなずいてくれますよ。
 
 
 
 最後に言っておきますが。
 妖之佑は、大陸の四千年とも五千年とも言われる壮大な文化には強く敬意を抱いています。日本文化も、大陸文化の影響を強く受けていますから、ご先祖的意味合いもあると思います。
 ですが、現在の中国共産党は、その存在すら許せません。チベット然り、ウイグル然り、奴らは侵略と文化破壊しかしません。
 ものを知っている人は言います。「文化大革命で、あの国は完全に死んだ。今あるのは、まったく別の国だ」と。
 連中の言動を見ていれば、明々白々ですよね。偉大なる文化が、連中のような野蛮人どもに管理されているとは実に残念で嘆かわしいことです。
 
 


 
□2012-09-15 Mozilla &もじら
 
 
 来ないと思って油断してたら、来てました(汗)。
 SeaMonkey 2.12.1 が(10日付)。
 
 これを受けまして。
 南海もじらも 2.12.1 がリリースです(11日付)。
 
 
 
 
 
 Mozilla ついでに。
 今、Android 版 Firefox に関して、抽選でグッズの当たるキャンペーンが行われています。
 
http://get.foxkeh.jp/
 
 妖之佑は残念ながら参加できません。Android 機がないですから。
 もしも Android 機をお持ちで興味のあるかたは、応募なさってはいかがでしょう。
 
「フォクすけぬいぐるみ」はマジ欲しかった……。orz
 
 


 
□2012-09-16 朔 (旧暦 葉月朔日、穂掛け)
 
 
「Sui Sui Sui 〜♪」ってのは『ひょっこりひょうたん島』かと思ったぞ(爆)。
 
 
 
 国家安全局ゼロ課の真の目的が問題か。
 あるいは警視個人か。
 
 ただ。
 第一印象、警視は(あの幹部二人より上位の)ファントムか? と思ったものの。
 今回の見事な、お茶噴きぶりからすると、どうやら人間っぽい(笑)。つか、「ファントムも魔法使いも何考えてんだ!?」って言ってましたからね。自身が、どちらにも属さないという表明でもありますから、あれは。
 
 国安の活動は、かなり怪しいですね。
 あの様子だと情報統制にのみ力を入れており、市民を助けるつもりはサラサラないっぽい。一般警察にも手を引かせましたし。
 とすると、ファントムを泳がせて、その影響で得られる何かがある? あるいは国安のトップとかにファントムの息がかかってる?
 かつて非公式ながらクウガとアギトに協力していた日本警察が『アギト』終盤、手のひら返してアギトの妨害、アンノウン保護に走りましたよね。あーゆー感じのダークな事情でもあるのかないのか。
 
 いずれにせよ。面影堂、ファントム、ゼロ課の三つ巴構図なのは確定ではないかと。
 日本警察が組織だって第三勢力として君臨することが、ずーっと、なかったですからね(『W』は刃野さんの個人的協力→照井率いる少人数組織でしたし、『OOO』のライドベンダー隊は完全なる民間組織、『カブト』の ZECT は警察官僚がトップではあるものの警察組織ではない)。それだけでワクワクします♪
 
 


 
□2012-09-17 (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
 まさかの最終回を待たずにゼハート退場(それにしても、あの亡霊たちによる背中押し→蔑みのコンボ攻撃は何なんや?)。
 ラスボスはシドで決まりですかね。あのイゼルカントDNAのクローン人間も出てくるようですが。
 
 オブライトさんを戦死させる意味は、先週の中佐以上に、まったくなかったと思う。
 たしかに、あの人はずっと死に場所を探してましたけどね。でも、それを乗り越えて生きるのが意味あることだと思いますから。あの世のレミさんだって彼氏の死に急ぎを望んではいないはず。
 死に場所を求めてのキオ編のオブライトさんが、最後に生きる道を見出す、という展開のほうがいいと思うんですけどねぇ。
 
 あ? ゴリラ男?
 あそこまでやっといて、ゼハートに後ろから撃たれる可能性を考えられない脳筋だった。
 というだけですね。
 
 というわけで人員整理第二弾な今回。
 ディーヴァが沈んだというのに何の感慨もなく……(AGEビルダーも粉々ですな。AGEデバイスさえあれば再建できるのかしらん)。
 これだけやっても感動を呼ばないなんて、ある意味、凄い脚本だと思うぞ。
 
 まあ、ガンダムと、その母艦さえ沈めれば勝てる、と思うゼハート司令が**すぎたということなのですがね。戦争なんて、そんな簡単なものじゃないのに。
 それだけに、感動しろと言われても、できねーっつーの。
(実のところ、ほぼ同様の理由から、TV版『Z』終盤の人員大量整理には否定的なのです。最終回、カミーユが崩壊しなかったら、トミノをこきおろしてたですよ)
 
 
 
 ところで第四部になってずっと気になっとるんですが。
 EDの、エミリーが老けゆくドアップ。
 あんな残酷な映像を流す意味が不明すぎて困惑してます。
 年月の経緯を示すだけなら他に方法もあるだろーが。
 
 それと、今さら気づいて不安になっとるのですが。第四部のOP。
 ひょっとして最終回、フリットもアセムも逝っちまうんですかね?
 壁に貼られた写真を見るキオの表情が暗すぎるもんなー。
 で、そんなキオの横に来るのが実体のない若きフリットとアセムだもんなー。
 
 


 
□2012-09-18 (旧暦 葉月三日)
 
 
 全編、長谷川さんのターンだった『もやしもん リターンズ』。
 
 1クールでも物足りないと言うのに、まさか全十一話だったとは。
 
 菌の蘊蓄を挿入するバランスが絶妙で、くどくない(『菌劇場』に委ねている部分も大きいですからね)。
 OP曲、ED曲ともに良かった。
 
 もっと観たいのになー。
 次は何年後なんでしょーねー……。(;^_^A
 
 


 
□2012-09-19 彼岸入り (旧暦 葉月四日)
 
 
『ソードアート・オンライン』物語内のゲーム「SAO」のヴァーチャル世界。
 よく言われる「ネトゲは社会の縮図」というのをよく顕してますね。これに関しては、比較される『.hack//』シリーズより優れていると思います。
 
 以前、威圧的に登場、出しゃばってボスにぬっころされた阿呆なおっちゃんも所属している「アインクラッド解放軍」というのが何者なのか、よく判らなかったのですよ。ユーザーをこのデス・ゲームから解放すべく最前線で闘っているのは「攻略組」であり、中でも代表格は「血盟騎士団」ですからね。
 しかも、始まりの街に駐留している? 街には軍がいるから用心?
 今回、よーく判りました。
 あれですね。軍ってのは、『ボトムズ』にあったウドの街の治安警察みたいなものっスね。だから、SAO が始まって二年も経つのに始まりの街に居続けてロクに開拓も攻略もしていない。ボスにやられた高圧的なおっちゃんは軍では、かなりマシなほうだった、と。
 
 ったく、暴力団はいるし強盗団もいるし殺し屋集団までいるし、かと思えばボランティアな託児所もあるし安穏と暮らしているご老人がたもいる。
 ホント、リアル社会のまんまですな(NPC で補っているとは言え、たかが数千人のユーザーで、そんな構図が可能なのかどうかは、さておき)。
 
 ただ。
 この作品中、どうしても気になるのが「ナーヴギア」というハードウェアの存在です。
 無線接続ながら装着者の脳波信号すべてを身体に伝えさせず回収、ゲーム・サーバーに送り込み、サーバーからのレスポンス(要するにゲーム世界での感覚)を脳に送り返す。このため、ゲーム内でどれだけ暴れても傷ついても実際の体はピクリとも動かない。
 一方、ゲーム世界では五感すべてが存在。痛い、重たい、旨い……等々。さらには、ボスに挑む前の軍の連中が行軍で息が上がりバテていたように、しんどいなどの疲労感などまで! さらにさらにキリトとアスナのアレ(「事後」表現だけでしたがね)までも……。そーとーのデータ量を扱っているわけで。
 トンデモ御殿な代物とゲーム世界です。茅場晶彦がエージェント・スミスに見えるほどにね(笑)。
 時代設定は開始時点で2022年。民生用PCで扱える情報量は充分クリアしているでしょうが、ナーヴギアによる身体の無力化についてだけは技術設定が進みすぎている印象を、どうしても抱いてしまいます。また、技術的に可能だとしても、民生発売前にアーケード版もあったとのことですから、どうして厚労省が動かなかったのかが不思議(それとも動いて認可した? ありえねー)。
 同じ原作者さんによる『アクセル・ワールド』は『ソードアート・オンライン』より二十年後の物語であり手術による電脳化がなされている社会(『攻殻機動隊』みたいなもんやね)なので、超リアルで現実と区別困難なヴァーチャル世界というのも充分うなずけるのですがね。
 
 まあ『ソードアート・オンライン』はラノベですから、そこまでSF考証を求めるのは筋違いなのかもしれません。
 ただ、自分としては、どうしても気になってしまうのですよ。
 どうせなら『アクセル・ワールド』同様に電脳化が浸透した社会にしてもよかったのに、と。ナーヴギアに仕込まれた殺傷システムは、ゲームへの初ログイン時に電脳を介して殺傷ウイルスを仕込まれた、に代えても成立するでしょうし。
 
 
 
 一視聴者の戯れ言ですよ。
 
 


 
□2012-09-20 十方暮入 (旧暦 葉月五日)
 
 
 メイン機をヒトミPP、つまりは hp ProBook 4520s にしてから十四箇月ほど経ちました。
 これだけ経つと使い慣れた反面、どうしても馴染めない部分が、はっきりしますね。
 
 タイル・キーボードは、いまだにダメです。少し速度を上げると即、打ち間違い多発です。キーの角が指に引っかかるんですよね。キーからの蹴返しの強さと言うか弱さも自分には合ってませんし。
 十二個すべてが等間隔なFキー配列は言わずもがな。
 酷すぎるタッチパッドは無効化したままです。使う気ゼロです!
 ヘアライン加工などなど、まるで家電メーカー品みたいな外側の高級感仕上げも、事業者向け機種としては疑問です。
 
 今はどうか知りませんが、妖之佑の買った品について言えば、出荷段階でのグラフィック・ドライバと無線LANドライバは問題ありでした。グラフィックは一部のゲームがしばしば画像一時停止になりましたし、無線はブチブチ切れてくれやがります(最初、無線ルーターのせいかと思ったが、サブ機が切れないのでメイン機側の問題と判った次第)。
 しかも、更新を探してのアップデートはできませんでした。「最新版です」のメッセージで、すまされましたよ。orz
 仕方なく、ぐぐって最新版ドライバを探し(無線ドライバなんて最新版が 15.1.1 なのに、13.1.1 が載っかってたんだぞー見つけてくれよー更新)、手動で上書きインストールしました。おかげで今のところは問題ない様子です。
 
 それと。
 少しファンがうるさくなってきたので、「もう埃詰まりか?」と分解してみたのですが。
 ファン部品の露出までは進めたものの、ファンを外せませんでした。基盤にガッチリ貼り付いてる感じです。試しに適当なネジを緩めてみましたがビクともしません。hpサイトにもファンの外しかたは載ってません。排気口の外側からエアスプレーで噴け、という解説が英文サイトにあるだけです(外から噴いたら余計に詰まるんでね?)。
 まあ幸い、ファンのうるささは一時的なものだったようで、その後はおとなしいのですがね。とは言え、いずれは掃除が必要になるはずです。さて困ったぞ。
 
 これに比較しますと、先代メインで今はサブのヒトミちゃんP、hp Compaq nx6310 の作りには、あらためて好感を持ちました。
 とにかくカッチリしてますね。質実剛健で高級感など皆無♪ 見た目だけなら DELL より安っぽいくらい(苦笑)。
 モニタの開閉感もしっかりしていて、ここはひょっとすると IBM ThinkPad より上かもしれません。
 キータッチは、さすがに ThinkPad には敵わないでしょうが、ProBook のタイルとは比べものにならないくらい良好です。
 分解してのメモリ・スロットやファンまでのアクセスも簡単です。これでこそ事業者向けでしょう。
 
 もちろん ProBook は Windows 7 機であり、スペック面では、かなり進化しているものの。
 価格的にも Compaq シリーズに比べて相当な値下げを実現しているものの。
 物理面で硬派から軟派になってしまった感があり、ProBook には、その名からの期待を残念ながら肩透かしされた印象は否めません。
 次の製品には、ぜひとも Compaq を思わせる質実剛健さをhpにはお願いしたいと思います。ThinkPad が中華レノボとなってしまった今(設計は今でも日本だそうですけどね)、hpは唯一の老舗で硬派なPCブランドだと思っていますので。
 せめてタイルだけは、何とかしてくれー。
 
 それとね。
 ProBook お仕着せの管理用アプリ「HP Support Assistant」は個人的には使い物になりません。重たいばかりでロクなことしてくれません。最近では「BIOS を更新しろ」と、うるさいです。いや、さすがに BIOS は怖いってばよっ。
 これは Compaq でも同じです。「hpアップデート」なる代物が定期的に立ち上がるのですが、一度として更新を見つけたことがありません。まあ、Windows Update を欠かしていないからかもしれませんが、だったら不要ですよね、「hpアップデート」は。
「HP Support Assistant」も本当は消してしまいたいんですが、何かロクでもないことが起こりそうで怖くていじれません。(;^_^A
 hpは個人的にオススメのPCブランドですが、ここ独自の更新・管理用アプリだけは「なんだかな〜」なのでございますよ。はい。
 
 


 
□2012-09-21 (旧暦 葉月六日)
 
 
 妖之佑なんかが怒りに任せて言うとゴチャゴチャになっちまうんですが。
 専門家のかたは違いますね。
 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120920/plc12092003140005-n1.htm
 
 理路整然。
 判りやすいです。
 
 なのに、野田政権は早々に中華に歩み寄ろうとしている有り様。
 ったく基地害な盗っ人にすり寄るって……腰抜けとかバカを通り越して正気の沙汰じゃないですよ。
 
 


 
□2012-09-21 百鬼夜行
 
 
 なのでした。
 
 


 
□2012-09-22 秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月七日)
 
 
 プレイヤーのメンタル面をフォローすべく設置されたカウンセリング専用AIでしたか、ユイちゃん。
 
 で。
 
 その外見が何故に「ょぅι゛ょ」?
 
 そりゃ、可愛い子に癒される人もいましょう。
 が、SAOプレイヤーは老若男女に渡ります。
 癒されるならピチピチギャルのほうがいい、という亀仙人たちもいるでしょう。
 イケメンでないと許さん! という層も、もちろんあるはず。
 
 なのに……「ょぅι゛ょ」?
 
 これは、あれですか。
 茅場晶彦が「呂」ということですか?
 
 
 
 冗談は、さておき。
 ユイちゃんのエピソードには、もう数話使えると「二人の初めての子供」って面がもっと押し出せて良かったのになーと思いました。
 
 


 
□2012-09-23 上弦 (旧暦 葉月八日)
 
 
 ケットシーが、どーしてもミックに見えてしかたない……。
 
 ウィザードの水属性は、バイオライダー並みの反則ぶりですな。
 
 なにげに、“燃料切れ”で戦闘不能になる平成ライダーは初かもしれません。昭和では、よくあるパターンでしたけどね。
 狭い縦穴に落とされた本郷猛は風を得られず危機一髪。
 真空の気密室に閉じこめられたV3(しかも二度も!)。
 蛇女に電気を吸い取られて身動きすらできなくなった城茂。
 平成ライダーってエネルギー源についての設定が皆無でしたからね。何か知らんがベルトが凄い力を秘めている、って程度で。
 
 コヨミは作り物のようで。
 メドゥーサは「人形」と言いました。
 言葉通りの「魂を持つ人形」でいいのか。
 はたまたホムンクルス系なのか。
 まー、ホムンクルスの製造方法はけっこうグロなので、球体関節人形が魔力で動くほうが、いいかな(動く1/1ドールってだけでも、かなりホラーですけどね。そう言えば、過去にジンドグマの妖怪王女が、これやってたっけか)。
 
 
 
 
 
 ギャバンの若返りは、なんだかな〜。
 フツーに新たな宇宙刑事を出してもよかったんでね?
 
 


 
□2012-09-24 社日、巣鴨とげ抜き地蔵大祭 (旧暦 葉月九日)
 
 
『逆シャア』のパクり、やってきやがった。
(ラ・グラミスの歌舞伎っぽい指揮官が冷静な人で、よかったですね。いや本当に)
 
 マジで、無印→『Z』→『ZZ』→『逆シャア』と、順序よくパクりましたな〜。
 
 
 
 一年かけての集大成が何の余韻もないってのは、いったい何なんでしょうね。
 生意気に言いますが『AGE』は失敗作だったと思います。サンライズの、そしてガンダム・シリーズ中でも屈指の失敗作。
 
 AGE-1グランサはカッコ良い。
 AGE-2ダークハウンドもカッコ良い。
 クランシェもOK。
 ジェノアスも○。
 レギルスも、まあアリ。
 シド単体は◎。
 
 つまり、メカは良いんだよな。
 楽曲も良い。
 物語の基本設定も可。
 最後、敵を倒すことではなく、皆を救うことこそが救世主である。とした落とし処はバッチリ。
 と言うようにパーツ、パーツは良いんですよ。
 
 なのに、なぜ失敗したか?
 簡単に申しますとね。
 
 一年通してダイジェスト編を視聴させられ続けた。
 
 ということに尽きると思います。
 何度もあちこちで言われていることですが、どだい三世代に渡る百年戦争を4クールで描くことに無理があったのですよ。しかもファーデーンで尺の無駄遣いしてたし。
 散々「百年に渡る長き闘い」と言ってたクセに、最終回を迎えてみれば残り三十数年を最終回のナレーション一行でかたづけやがった。ラスト三十数年は地球と火星の協力体制下での火星開発なのだから、戦争自体は六十数年で終結しているワケ。どんだけ、すっ飛ばしますかね。
 まさかとは思うが……番組を進めてるうちに脚本家が「フリットが百年も生きるはずがない」と気づいたのか?
 
「百年」などとハッタリかました挙げ句の体たらく。
 広げすぎた大風呂敷を畳めなかった、という典型ですね。
 そのクセ、往生際が悪いのか、ナレーションには「ひとときの平和」とあり、続編への布石っぽくしてますが……。
 
 百年戦争を描くなら描くで。
 やはり最低でも三世代それぞれに2クールずつは割かないと厳しいんじゃないでしょうか(まあ、キオは2クール貰ってましたが)。
 
 
 謎の侵略者UEの攻撃に対し必死に防衛するだけのフリット編。
 後半で敵の正体が棄民国家と判明、地球圏に潜むヴェイガンや裏切り者狩りの恐怖政治へ。
 ここまで2クール。
 
 半年休んで。
 
 恐怖政治下でのアセムとゼハートの交流と葛藤。
 イゼルカント様を加えての、地球連邦vsヴェイガンの構図から共存を探る道へ。
 ゼハートとイゼルカント様の退場を対価に戦争終結、和平。
 ここまで2クール。
 
 半年休み。
 
 闘いにしか目的を見出せない欠陥Xラウンダーの生き残り部隊とシドが合流。地球&火星に無慈悲な攻撃をしかける。
 敵側に人間性を持たせないことで単純明快な悪との闘いとする。本編のキオ編冒頭みたくノリノリのスパロボ路線まっしぐらでOK。
 ラスボスは本編同様、シドに取り込まれたイゼルカント・クローンで。
 ここに2クール。
 
 
 こんな感じのほうが、よくね?
 
 終盤を見てみると、キオとアセムの役目が被ってるんですよね。
 キオはセカンドムーンの状況を直に見て、火星との共存を求めるようになった。
 アセムはゼハートとの交流で、火星と手を取り合う道を心の底に描いている。
 つまり、ヴェイガン殲滅を目指すフリットに対峙するのは、ゼハートと友情を交わしたアセムだけで充分。決戦におけるヴェイガン側の最高指揮官がゼハートなので、よけいにアセムの役割が重要となります。
 この段階ではキオの役割なんぞ、ありゃしません。実際、中佐やオブライトさんが退場するときも役立たずでしたからね。
 キオの出番は別に用意すべきでした。
 
 少年姿のフリットをユリンが嫁力全開で優しく諭すシーンは良かったと思います。正妻であるエミリーの立場が、まったくないですけど(苦笑)。
 いや、アセム編冒頭を最後に本当にエミリーが空気でしたねぇ。出番ないのに、ED映像でシワクチャ顔のアップばかり流されて気の毒すぎます。
 
 ラストのナレーションから、やはり制作側には「EXA-DB と AGEデバイスは対をなすもの」という認識があったようですね。でも、それをきちんと描くことは、しなかった。
 これも欲求不満の原因です。
 例え話。
 アスノ家が実は「銀の杯条約」の影の立役者であり、EXA-DB の封印が万が一にも解かれた場合に備えた制圧システムとしての AGEデバイスを代々継承してきた。
 くらいの設定と描写があってもよかったんじゃないかな。
 
 そもそも、EXA-DB が失われた技術であり現在のパワー・バランスを著しく壊すものであるなら。
 やはり、それなりに現在の連邦が戦争下手であるという描写も必要だったんじゃないかと思います。
 ロボット兵器をロスト・テクノロジーとして描いた作品となると、同じサンライズなら『重戦機エルガイム』と『機甲界ガリアン』、そして『∀ガンダム』ですね。特に『∀』はモビルスーツ技術を持つムーンレイスに対し、19世紀相当の技術しか持たないミリシャ側がホワイトドールを始めとした発掘兵器で闘うという構図が秀逸でした。
 EXA-DB なんてロスト・テクノロジーを出すんですから、『AGE』にも、そういった工夫が欲しかったですね。
 
 
 終盤の(きっとスポンサーの怒りを受けての)テコ入れで、プラモは売れるかもしれませんね。
 グランサ、ダークハウンド、クランシェ、ジェノアスの動きは良かったですからなー。
 
 それにしても。
 ヴェイガンの衣服、特に軍服を着物風にしたのには何か意図があるんですかね?
 深い意味もないなら、やらんほうがいいと思うのですが。
 
 
 
 一年かけて得られた教訓が「あの脚本家だけは使うな」のみでは悲しすぎますぞ。
 
 


 
□2012-09-25 彼岸明け (旧暦 葉月十日)
 
 
 ちょい気になっとることがあります。
 
 ここでも何度も触れていますとおり、妖之佑は普段の Web 閲覧に SeaMonkey か Firefox を使っています。
 で、ここ最近に気づいたのですが。
 一部のページにて日本語の禁則処理が、なされません。句読点や括弧閉じるが文頭に、括弧が文末に来てしまいます。orz
 
 あれれ〜?
 と思い、他のブラウザで同じページを確認しました。
 I.E. では問題なし。Opera でも問題なし。
 Safari はダメでした。
 念のため、SeaMonkey 2.0.14 と Firefox 3.6.28 でも確認しましたら、ちゃんと禁則処理されています(なんで、そんな旧型を使っとるんかい? というツッコミは、ご勘弁♪)。
 これらのことから推測しますと、ページ側の問題ではないと思われます。
 
 Safari に関しては語るほどの使用経験もないので、ひとまず放置するとしまして。
 
 どうやらこの現象、Gecko 15.0 (Firefox 15.0 と SeaMonkey 2.12)になってからのようですね。それ以前には、こうなった記憶がありません。
 about:config で、どうにかならんか? と、あれこれ調べてみたり、いじってみたりしましたが成果は得られません(調べるのはともかく、about:config を無闇やたらにいじるのは到底オススメできませんので念のため)。
 
 妖之佑の環境だけで起こるものなのかどうかは確認が難しいのですが。
 もう少し調べてみようかと思うものの。
 同じ状況になっておられるかたの情報が出てこないかな〜、と期待してみたり。
 
 
 
 
 と思ってましたら、有益情報を発見しました。
 
http://apolablog.blogspot.jp/2012/09/firefox-15.html
 
 なるほど。
 やはり Firefox 15.0 の不具合のようですね。
 で、ユーザー側でできる対処方法は、ユーザー・スタイルシートですか。これ、使ったことないんだよなぁ。(;^_^A
 
 ついでに、Windows 7 上での Mozilla のプロファイル場所についてもメモしておこう。
 
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla
 
 ヒトミPPになってから一年以上経つのに、一度もプロファイルを開いてなかったことに気づいて苦笑しましたよ(汗)。
 
 
 
 で、見よう見真似でやってはみたものの……変わりません。orz
 やっぱり付け焼き刃ではダメですね。
 そもそも CSS の文法も理解してませんし、私。(;^_^A
 
 妖之佑のよーなド素人は、mozilla が早く、この不具合を修正してくれることを待つしかありませんか。
 
 


 
□2012-09-25 泣きついでに。
 
 
 先日の。
 hpお仕着せの管理アプリはロクなもんじゃねーっ!
 という話の続き。
 
「HP Power Assistant」(以下「HPPA」)なるものがありまして。要は電源の管理プログラムなのですが。
 これが、どうも悪さをしている様子なのですよ。
 
 いきなりカクカクになって。
 タスクマネージャで確認すると、この HPPA が CPU を占有してるのです。
 タスクマネージャから HPPA を強制終了するのは、さすがに怖いので、PCそのものを再起動させることでしか解決できません。でも、いずれまた同じ状態になります。
 この繰り返しで、ちょくちょく作業が中断するのですよ。
 
 で、あちこち情報を求めて。
 HPPA をコマンドプロンプトから起動禁止に設定する方法を試してみました。
 まー素人が、あんな画面をいじったところで、しっかり失敗しましたけどね。orz
 
 残る手だては HPPA をアンインストールすることのみです。
 これで別の不具合が生じると入れ直しになってしまうので、なかなか実行に踏み切れません。
 hpのお仕着せはアンインスコしようとすると「二度と元には戻せねーぞ」と脅しかけてくるんですよねー。
 同じ理由で「HP Support Assistant」もいまだに消せません。
 そのうち、切羽詰まったら全部消してやるつもりではあるんですけどねぇ。
 
 ホント。
 Compaq から ProBook になって、このお仕着せには泣かされ続けてますよ。
 
 


 
□2012-09-26 三隣亡 (旧暦 葉月十一日)
 
 
 単焦点レンズ装備の X100。
 ズーム・レンズ装備の X10。
 そしてレンズ交換式の X-Pro1、X-E1。
 
 とにかくフジの本気度が凄いわけで。
 
 フジのカメラと言えば、フィルム時代は、とにかくデザインで損をしている印象が強かったです。
 オーソドックスな一眼レフである STシリーズや、同じくオーソドックスなレンジ・ファインダーの GL690、職業写真家しか相手にしていない GX680 は、ともかく。他の製品群が気の毒だった。
 内容は良いんですよ。セミ版の GS645シリーズにフルサイズの GW。そして、コンパクトではカルディア・シリーズ。どれを取っても他社に引けを取らない性能・機能。でも、これらのデザインが何と言うか、やる気がなさげと言いますか。所有欲を刺激する力に欠けていました。
 
 そんなフジが、デジタル機になって化けましたね。デザインにも本腰を入れるようになったのか、たまたまそうなったのか。
 個人的にはネオ一眼の S602 で「あれ?」と感じ、S9000 で「こりゃ本物だ」と思ったわけです。迷走はしてましたけどね、S8000 とか特に(苦笑)。
 で、HSシリーズでデザインが安定、性能面と見た目との両方向からユーザーを攻めてくるようになりました。
 
 しかし、ネオ一眼の動向が序の口にすぎなかったのは、レンジ・ファインダー機を意識したデザインのXシリーズで嫌というほど思い知らされましたね。まさに老舗フジの本気度全開です。
 フジのレンジ・ファインダー機というと、TX-1、TX-2 がありました。が、フジ製フィルム機の宿命なのかどうか、デザインが微妙で、やはり損をしていたように思います。これの新品を買う予算があればライカMの中古かコニカ HEXAR RF を選ぶ、という人は多かったんじゃないでしょうか。気の毒な話です。性能面では文句なしでしたからね、TX。
 
 で、まあ。
 本気度全開のXシリーズで、フジのデザインは爆発したわけです。
 この外見なら欲しくなりますよねー。
 
 カメラは道具ではあるのですが。
 そこに所有欲を刺激する+αがないと、そうそう売れるものではありません。実用のみで考えてしまえば、フィルムならレンズ付きフィルム、デジタルならケータイでOK、となってしまいます。奢ったところで、フィルム、デジタルともトイカメラで充分、とね。
 スパッと割り切れるプロは別として、趣味人相手だと高価であればあるほど、この傾向は強くなるわけです。性能と質感(デザインを含む)と価格のバランスですね。
 世がすべてデジタルになり、ようやくのこと老舗フジがこれに気づいたのは、遅きに失したのか、不幸中の幸いなのか、はたまた単に滑稽なのか。
 
 デジタル機の中で長らく(買えないけど)憧れを感じていたのは、パナソニックの LC1、LC5、LXシリーズ、もしくはキヤノンGシリーズだったのですが。
 想いはフジXシリーズに、あっさり切り替わってしまいましたよ(買えないけど)。
 LX7? 要らん要らん(笑)。
 
 


 
□2012-09-27 (旧暦 葉月十二日)
 
 
 行ってきました。
 名古屋ボストン美術館の↓に。
 
http://www.nagoya-boston.or.jp/boston-nippon/
 
 前期終了ギリギリでした。(;^_^A
 いや〜、もっと早く行こうと思ってたんですけどね〜。何だかんだでギリギリに……。
 
 良かったですよ。
 絵を描く人って、やっぱ凄いですね。線に命がある、と言うと気障ですが、でも近くでじっくり見ると本当にそう感じます。
 
 目玉展示品の曽我蕭白筆「雲龍図」も凄かったのですが。
 
 個人的には長谷川等伯筆「龍虎図屏風」が好きですね。
 一対の屏風、つまり別々の紙面ながら、龍と虎の視線がガチバトルしてますよ。
 元々、「龍虎」というテーマが好きなこともあって、この対決の勝敗が気になります。
 
「馬頭観音菩薩像」も迫力満点でしたね。
 いつも思うことですが、なしてこのおかたが「菩薩」なのか理解できません(笑)。
(マジで語ると、馬頭観音は元々が明王としての憤怒神だったものが、いつの間にか三十三観音の一つとして組み入れられてしまったもの。ゆえに菩薩でありながら明王形となっている。実際、一部には馬頭明王という呼称も存在する。この真逆な存在が明王部におられながら菩薩形を取っておられる孔雀明王ね。こちらも孔雀王母菩薩という別名をお持ち)
 
 そして隅々まで楽しめたのが「廷内遊楽図屏風」です。
 知識なしに絵からのみ推察するのですが、でっかい邸宅、あるいは遊戯施設でのあれこれを一枚の絵にしている群像です。あっちでは飲み会、こっちでは接待、そっちでは舞いの舞台とそれを見物する客たち、裏ではお運びさんとかが忙しくバタバタと……。
 この絵の凄いと感じたところは、登場人物一人ひとりに、きっちり背景があることです。誰一人として漠然とそこにいるのではなく、何かしらの行動を取っている、あるいは目的がある。
 これが、いいかげんな絵師になると単に頭数を増やしただけの絵になりがちです。作画にあまり時間をかけられない週刊連載漫画の引き絵や背景群像を思い出していただければ、ご理解いただけるかと(余談ですが、映画のエキストラで、こういう漠然とした存在は監督の最も嫌うところのようです。かと言って自己主張しすぎると怒られるでしょうが)。
 妖之佑が徳川の時代を好むため、この絵の風俗にはかなり興味を持ちましたです。サイズではもちろん敵わないものの、図録を買ったから、じっくりチェックしていこう♪
 
 いわゆる「山水図」のあれこれも、見ていて楽しかった。
 日頃から山暮らしに憧れる身に「こーゆー所に住みたいなー」と思わせてくれます。
 
 前期終了ギリギリだったため、かなりの混雑で、一部の展示品の前では、愛知万博の冷凍マンモスよろしく「立ち止まらないでください」でしたので、ちゃんと見られなかったものがあるのが残念でした。
 後期は今週末から始まります。早めに行っておこうとは思うのですが……はてさて(汗)。
 
 
 
 にしても、麝香猫って、名前とは違って本当は猫じゃないんだけどねぇ……。
(伝狩野雅楽助筆「松に麝香猫図屏風」を見ての素直な感想♪)
 
 


 
□2012-09-28 (旧暦 葉月十三日)
 
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 八月末の最終巻発売から、さほど間を置かずに応募。一ヶ月足らずで届きました。
 小学館クリエイティブさん、仕事が早いですね♪(でも、メール便で来るとは思ってなかったですよ。メール便ってイマイチ信用できないんだよな〜……)
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 と言うわけで。
 GAMANGA BOOKS『三つ目がとおる』全巻購入特典の特製万年筆です。
 キャップに手塚先生のサインと写楽&和登さんの2ショット・イラストが印刷されています。
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 もっとペラペラした玩具っぽいものを想像していましたが、なかなかにしっかりしてます。キャップを填めるとパチンと音がして固定されます。
 けっこう重たいです。本体よりもキャップが重量をかなり稼いでいますね。これを尻に挿して書くとバランス的には、どうなんだろ?
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 ペン先のアップ。
 う〜む。ピントが甘すぎる。orz
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 刻印によれば、ペン先はイリジウムですね。
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 インク・カートリッジが一個、付いてます。
 これに装着できるコンバーターって、あるのかなあ(←カートリッジ苦手な人)。
 
 『三つ目がとおる』特製万年筆
 
 もっぺん挑戦。
 やっぱりピントが激甘だ。orz
 
 書き味も試したいのですが。
 記念品なのでインクを入れることに、どうしても躊躇してしまいます。
 万年筆は書いてナンボなのにね〜。(;^_^A
 
 
 こういう特典は楽しいですね。
 これからも実施していただきたいです♪ そうしたら私のような軽薄な阿呆がバンバン本を買うことでせう(笑)。
 
 


 
□2012-09-29 天一天上 (旧暦 葉月十四日)
 
 
 秋の中古カメラ市。
 
 年々、陰りを感じますね。
 お客も減ってきている印象で。はっきり言ってマナー最悪な個人業者によるジャンク品の買い付け(と言うかワゴン荒らし)も、目に見えて減ってきています。
 
 にしても、ハッセルブラッドの一眼レフ白枠レンズ付きが十万円チョイの値段で売られてるなんて信じられない。
 フィルム・カメラは、いつまで居場所を維持できることか。
 
 ROKKOR-X 45mmF2
 
 ジャンクの中から発見しました。
 ミノルタのMDロッコール・レンズです。
 ただ、刻印には「ROKKOR-X」とあり、しかもオレンジ色の文字です。
 調べましたところ、輸出用製品なのだそうな。
 そーかー。おまえ里帰りしてきたのかー。
 
 えと。
 数値は 45mmF2 です。
 いわゆる「パンケーキ」に属するレンズですね。
 
 ROKKOR-X 45mmF2
 
 とは言うものの、他社のパンケーキに比べると厚いです。
 スカイライト・フィルターを付けてますが、それを差し引いても厚いです(フィルターは一枚百円で投げ売られてたぞー半年前なら五百円はしてたぞーマジで終焉近そうだぞー)。
 ミノルタのパンケーキ自体が珍しいので、全然OKですが♪
 
 薄さでは負けているものの。
 逆にF値が2というのは他社パンケーキの F2.8 に比べて少しだけ勝ってますね。
 
 カメラに付けた姿も……と思ったのですが、手持ちの SRT に装着したところ、笑えるほど似合わなくて諦めました。
 MDロッコールということと枠の質感もあって、XD や X-700 とかでないと似合いそうにありませんね(無論、そんな電子制御の旧型カメラなど持っとらんですばい)。
 
 


 
□2012-09-30 望、仲秋名月 (旧暦 葉月十五日)
 
 
 電子制御の旧式カメラなど持っとらん。
 
 などと偉そうに言いました。
 
 じゃー↓は何じゃい!?
 
 230-AF
 
 いやー。
 訳あり処分品で捨て値だったからサー。
 外見、綺麗だったしサー。
 不動品をお飾りとしてなら面白いかなーと思ってサー。
 
 230-AF
 
 シルエットだけでパッと判る人は、それなりの好き者さんでしょうね。
 京セラが「京セラ」ブランドで出したAF一眼レフ、230-AF です。
 京セラとしては初のAF機だったかと思います(うろ覚えですが)。
 
 230-AF
 
 この正面から見た▲シルエットが特徴ですね。他社のどこにも、こんなデザインはありませんでした。
 
 230-AF
 
 真横から見ても、そう。
 それだけに個性が強く、印象に残りやすいデザインです。
 カメラ・メーカーとして後発の京セラには、これくらいの冒険が必要だったのでしょうね。
 
 230-AF
 
 見た目はブッ翔んでても、中身はしっかりしてます。
 ご覧の通り、高性能機の特権である縦走りのシャッター幕ですよ!
 
 230-AF
 
 右肩にあるストラップ用の枠は、ともかくとしまして。
 
 230-AF
 
 左肩の枠を、ご覧あれっ!
 首から水平に下げるだけでなく、プロがよくやる肩からカメラを吊るために、左側にだけストラップを付けられるようにもなってます。
 見た目のロボットっぽいイメージとは相反する、本格的実用的デザインですね。
 
 230-AF
 
 ただしまあ、上から軍艦部を見ますと液晶パネルとボタン群。
 電池が切れたらフィルムの回収すらできないロボットくんであります。このあたりは本格派とは呼びがたい(プロ用の電子制御カメラは万一の事態に備えて手動の巻き取りクランクも併設しているものなのだよ)。
 
 230-AF
 
 露出の計算表があります。
 あれ? これって、よく見るよね? とあるカテゴリの製品でサー。
 あれれ? ってことは……?
 
 230-AF
 
 こーゆーことでした。
 超個性的トップ部分は、実は着脱式の専用ストロボなのです。
 
 230-AF
 
 ストロボ外したら何これ?
 メッチャ硬派なデザインになっちまいました!
 この状態でカタログに載ったり店頭に並んだりはしてなかったはずですから、まったくの別機種と思うでしょうね、誰でも。
 
 230-AF の発売より前に京セラは老舗のカメラ・メーカーだったヤシカを吸収しており、既にカメラ会社としての立ち位置は確保していました。ただし、引き継いだ製品群はヤシカ・ブランドのままで扱っており(二眼レフのヤシカマットなど)、また、ヤシカが独逸から権利を受けていたコンタックス・ブランドも継承、いわゆる「京セラ コンタックス」として製造販売が継続されました。京セラになって開発されたコンタックスはコンパクト・カメラの「コンタックスT」からかな?
 という経緯もあり、京セラが「京セラ」として出してきた意欲作が、この 230-AF と姉妹機 210-AF なのでしょうか(230 には金の、210 には銀のロゴというところで上下関係を演出している)。
 超個性的デザインは、オーソドックスなヤシカ品との差別化を図ってのことではないかと推測します。定番「ヤシカ」と高級「コンタックス」に続き、最先端「京セラ」という第三のカメラ・ブランドを構築しようとしたのかもしれませんね。
 ちなみに、この 230-AF の頃だと思いますが、京セラはアンプやCDプレーヤなど高級オーディオ製品にも手を出しており、重量級アンプを支えるインシュレーター(足)に、お得意のセラミックを使っていることを売りにしていた記憶があります。1980年代は京セラが(無闇やたらな)業務拡大に走っていたのでしょうか。
 
 ぶっちゃけ。
 ミノルタαとキヤノンEOS が拮抗する当時、AF一眼レフを買おうと店に赴き多々ある中からこの機種を選んだ人は、かなりの好事家かヘソ曲がりか、あるいはまったく予備知識のない初心者あたりではないかと思います(予算潤沢で京セラ製一眼レフを買うならフツーはコンタックスに行くし、低予算で一眼レフならMF機種に向かう)。
 それほどに立ち位置の不思議なAF一眼レフという印象ですね(笑)。
 
 230-AF
 
 というわけで「京セラ」ブランドのレンズ交換式一眼レフ代表選手に並んで、(いちおう)コンパクトの代表選手として SAMURAI に来ていただきました♪
 つか、フルサイズの 230-AF より、ハーフサイズの SAMURAI のほうが図体デカいって、どゆこと?(笑)
 
 この SAMURAI も、業界後発ブランド「京セラ」の爆弾商品だったと思いますよ。
 他社が全然やってないところに爆撃したもんなー。
 
 

8月へ 10月へ
庭に出る

 
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