2012年4月


 
戻る
 
 


 
□2012-04-01 (旧暦 弥生十一日)
 
 
 昨年は自粛ムードがあり、目にすることのなかった Web 上のエイプリルフールのネタですが。今年は、あちこちで見かけましたね。
 例えばお馴染み、「窓の杜」ならぬ「窓の社」とか。
 
 当「宿坊」が間借りしています大家さん、さくらインターネットさんも、一昨年は『とある科学の超電磁砲』のレギュラー四人を駆り出しての笑える企画を見せてくださいました。
 
 その、さくらインターネットさん。
 今年は↓なことをしておられました。
 
http://sakuraha-ai.sakura.ne.jp/
 
 どれだけ応募があったのかが気になります♪
 
 


 
□2012-04-02 天一天上 (旧暦 弥生十二日)
 
 
 先週の悲劇、グルーデック暗殺が、まるでなかったかのような展開でした。
 今回の中で少しくらい触れてもいいと思う……。
 
 マジシャンズ8の全滅まで、あとどのくらいでしょうね。
 全滅させるのは兄か弟か。どちらにせよ、不吉な兄弟です。
 
 まあ逆に言いますと。
 偉大なるイゼルカント様は決して失敗などなさらない。となれば。
 地球がヴェイガンに勝つ鍵は、実はあの兄弟による内部破壊なのではないかと思うのですよ。
 実際、ヴェイガン側の戦力を削ぎ落としているのは、現状ではゼハート司令の迷いと甘さ、そしてデシルの独走ですからね。そこにフリットが乗っかってるだけで(笑)。
 
 そしてそして。
 連邦側にとっては、アセムが時限爆弾とならないかどうか……。
 フリットも何だかんだで息子のことは、いつも心配してますからね(その表現方法が下手なせいで、あまりにも伝わらなさすぎなのですが)。
 
 
 放送が、やっと半年経ったんだよなぁ。
「もう半年!?」と感じないあたりに、今までのガンダム作品との落差をあらためて感じます。
 
 


 
□2012-04-03 (旧暦 弥生十三日)
 
 
 あの山水が、ついに倒産……。
 
 トランス屋から始まって。
 70〜80年代には名機「07」シリーズでアンプ・メーカーとしての評価を確固たるものにした所なのに。
 90年代には家電メーカーとオーディオ専門メーカーの中間的ポジションに位置してましたっけ。それがダメだったかもなぁ。とは言え、90年代はピュア・オーディオよりもオーディオ&ヴィジュアルのほうが上り調子でしたから、山水としてもその流れに逆らえずAVアンプを出さざるを得なかった。
 海外企業の支援を受けた時点で、終わっていたのかもしれません。
 
 この際、規模を思いっきり縮小、トランス屋から出直したほうが何とかなるかもしれませんね。そのうえで、音響一筋の小メーカーで行くのが山水らしいかもしれません。
 
 今でもね。
 AU-607 を始めとする70年代の山水アンプは評価高いのですよ。
 
 
 
 M6など優れたスピーカーを作っていたオンキヨーは、今や SOTEC を受け継いだPCメーカー……。
 通信機メーカーのノウハウを生かしFMチューナーに定評のあったケンウッドは、今は携帯プレーヤーばかり……。
 
 専門メーカーとしては、デノン、パイオニア、ヤマハですか。
 まあ、みんなAV機器メーカーと呼ぶべきですが。
 
 総合家電メーカーでありながら頑張ってるのはソニーとビクターですね。
 松下は、とっくの昔にテクニクスのオーディオ部門を閉鎖して撤退しましたからなぁ。
 
 一度は閉鎖しながら、後に一時復活した三菱ダイヤトーンは、今はどうなってるのかな?
 あそこのスピーカーも定評ある品々でしたからねー。つか、今、欲しいんですよ。ちゃんとしたオーディオ専用スピーカー。海外品はバカ高いですから……(タンノイが欲しいが、手が届くわけもなく)。
 
 ミニコンポばかり並ぶ今の家電店を見るたびに、淋しくなるのでした。
 
 


 
□2012-04-04 清明 (旧暦 弥生十四日)
 
 
 ふと。
 
 菓子パン!
(あんパン、クリームパン、ジャムパン、カレーパン、メロンパン)
 
 国民食とまでは、いかないが。
 国民携帯食としてなら、いいセンいってそう。
 
 


 
□2012-04-05 (旧暦 弥生十五日)
 
 
 先月のことです。
 名古屋市博物館で開催されていた「世界遺産ヴェネツィア展」に行ってきたのでした。
 
 展示物あれこれに溜め息が出ました。
「おおおおもちかえりいいい」
 と叫びたかった(笑)。
 
 様々な絵画を見て、あらためて。
 当時の絵画には記録写真の意味があるのだな。
 と、そう感じます。
「凍結したラグーナ」など、特にそう思わせてくれます。
 
 そして。
 サン・マルコ広場を描いた絵画を見ますと。
 今、TVや雑誌などなどで見るサン・マルコ広場と変わりないことに驚かされます。
 さすが欧州と言うべきか。
 日本がダメダメなのだと言うべきか(京都の町を南北に二分してしまう京都駅の巨大さとかサー……)。
 
 いっぺん行ってみたいですね、ヴェネツィア。
 
 
 
 
 
 ガナッシュ
 名古屋市博物館に行くと必ず立ち寄るのが、近くにあるドイツ菓子とドイツパンを扱う店。
 そこのケーキの中でも、このガナッシュが妖之佑の大のお気に入り。
 行ったら必ず、これを買うのだ。

 


 
□2012-04-06 (旧暦 弥生十六日)
 
 
 一気に感想なぞ。
 
 
 
『灼眼のシャナ III』
 
 大団円、でいいのかな。
 闘いの舞台を、この世から、あちらの世界に移して、フレイムヘイズも紅世の徒も皆、この世界から追っ払っただけ、って気もしますが。
 あれだけ長く続くと、当初の予定とは違う結末になったのかもしれませんね。原作者さんの受けたプレッシャーは相当なものだったと想像します。
 クライマックスのキーとして「平井ゆかり」の名が挙がったのは、そしてエピローグで、その平井さんが楽しげにしているところは、ぐっときました。
 思えば、悠二は物語の最初から、平井さんのことをずっと気にかけてましたからね。自分もじきに消えてしまうというのに、平井さんのためにデートのセッティングをしてやったり。シャナに本気で怒りをぶつけたのも、シャナが平井さんのいた位置に割り込んだから。
 だから、最後の闘いで悠二が、シャナの持っている平井さんの存在の力を返すよう求めるのは当然の流れでした(思い至らなかった自分に腹が立つ)。
 それにしても、最終決戦のあたりでは、登場人物が多すぎたきらいがありました。とてもじゃないが一回では頭に入りません。世界を二つに分けた大きな闘いなので仕方ないですが。
「贄殿遮那」「零時迷子」「弔詞の詠み手」「万条の仕手」「探耽求究」「天壌の劫火」などなど、劇中の固有名詞に独特の色があり、これが成功の一因だったと思いますね。
 
 
 
『戦姫絶唱シンフォギア』
 
 拳、剣、銃のトリオ構成。まるで平成仮面ライダーでした。
 そう言えば、響や翼のキックは、まさにライダーキックの姿勢でしたね。
 最後に「歌は人を幸せにする」と持っていきはしましたが、やっぱり歌の扱いは、まちがっていたと思います。
 つか。歌いながら闘うという絵が、生理的に受け入れられません。歯を喰いしばらないと、人は力を出せないのですから。
 絵と言えば、敵モンスターである「ノイズ」のデザイン、あれも何とかならんかったものか。どうにも昔のソフビ怪獣にしか見えなくてサー(苦笑)。
 三人の使うギアの、メカとしてのデザインはかなり好きです。響のアーム・パンチと言い、翼の巨大剣+キックと言い、クリスのガトリングガン→ミサイル群と言い。技の発動時に技名が「蒼ノ一閃」等々の文字でインサートされる演出も熱かった♪
 割れた月は……どうするんでしょうねぇ。
 
 
 
『夏目友人帳 肆』
 
 いつもなら最終回は全員大集合エピソードになるのですが。
 この「肆」では、夏目の過去との決別、というか「踏ん切り」を描いた最終回でした。
 常に過去に縛られていた夏目でしたからね。その意味でも、これはアニメ版においては本当の最終回という印象を受けました。
 商売ですから、反響が大きければ、またやるかもしれませんが。でも、この段階ではアニメ版『友人帳』は完結したのだと思います。
 最近の妖怪モノとしてはダントツに良作なので、まだまだ観たいところではあるのです。
 
 
 
『妖狐×僕SS』
 
 キャラものとしては、かなり面白かったです。掛け合い漫才がサイコーですね。
 しかしながら、妖怪モノとしてはダメダメです。
 と言いますか。これは『いぬぼく』に限りませんが。多くの妖怪モノ漫画が『ゲゲゲの鬼太郎』に縛られすぎているのが気に入りません。
『いぬぼく』で例を挙げますと、一反木綿と、がしゃどくろ。
 反ノ塚の変身する一反木綿は、色こそ変えているものの、鬼太郎の仲間であるあいつと、そっくりです。つまり、デザインを水木作品からモロパク。
 髏々宮の変身するがしゃどくろは、もっと悲惨です。そもそも「がしゃどくろ」という妖怪は、伝承には存在しません。巨大な骸骨の化け物を描いた絵は残っていますが、名前は違う。これも、水木しげるさんの著書をそのまま引用した結果です。
 他作品で顕著なのは『ぬらりひょんの孫』です。主人公は、妖怪総大将ぬらりひょんの孫という設定ですが。ぬらりひょんを「妖怪の総大将」としたのは他ならぬ水木しげるさんです。水木さんの個人的意見でしかありません。
『鬼太郎』を始めとした水木作品群は、あくまでも作品であり資料ではないのです。ついでに言ってしまいますと、水木さんの妖怪解説本も、その文と絵に氏の創作が混合されているため資料的価値は低いです。と言うか資料として読むのは危険ですらあります。
『鬼太郎』は偉大な作品ですが、その設定を資料として扱うのは間違いであり大問題だと思うのです。
 そう考えると、ほぼすべてをオリジナルの妖怪だけでこなす『友人帳』と、民間伝承に極めて忠実な『もっけ』は、素晴らしい妖怪作品だと、あらためて思います。
 
 
 
『BLEACH』
 
 とうとう終わりましたねぇ。
 途中、連載を追い越してしまったため、何度かアニメ・オリジナルの編でつないだりしてましたが。
 個人的には、卍解が出てきたあたりからの『ドラゴンボール』っぽい展開よりも、初期のルキアがお嬢様を不自然に演じて学校に通っていた頃が、虚と闘う際に一護をぶん殴って幽体離脱させて死神にする頃が大好きでした♪
 
 
 
『牙狼 〜MAKAISENKI〜』
 
 深夜枠でも、特撮はここまでできる!
 前作同様、これを感じさせてくれました。
 前作『牙狼』で、雨宮監督を見直した私です(失礼)。
 今回、戦闘ではCGパートがかなり多かった印象ですが、鎧召喚前の生身のアクションも迫力があって楽しめました。
 元老院の“アンヌおばさん”だけは邪魔だったかもなー(爆)。
 それにしても、前作のときも感じたのですが。『牙狼』と『シャナ』って、なんであんなに各符号が一致してるんでしょうねぇ。不思議なシンクロです。
 
 


 
□2012-04-07 望 (旧暦 弥生十七日)
 
 
 ぐわあっ!
 
 夕方六時半、「ああ、そうだった」とTVを点けたのに、やってない。
 なんで?
 と思って確認したら……17:55からって。orz
 
 地デジの画質に合わせたデジタル・リマスター版と聞き、wktkしてたのに。
 いきなり第一話「エッフェル塔の少女」を観逃した。
 
 無論、勘違いした私がド阿呆なのですが。
 
 それでもね、NHK さん。
 夕方放送って、やめてくれませんかね。
 夜にしてくれませんかね。
 
 昨日も新作『鷹の爪』を観られなかったんですから。
 
『ナディア』は、まだしも。
『鷹の爪』は夜間の放送のほうが似合ってると思いますよ。
 
 


 
□2012-04-08 花祭り (旧暦 弥生十七日)
 
 
「如月! これを使えっ!!」
 
 アンガールズアンク誕生!
 
 としか見えなかった(爆)。
 
 それはともかく。
 合気道女子の「教師がスイッチを配っている」という言葉を聞いて、校長への報告を取りやめたのはGJ!でした。
 あんなでも大杉先生、頭悪いわけではなかったんですね。むしろ頭の回転は良いほうだったと。
 
 ただ……。
 今後、仮面ライダー部の秘密基地がホロスコープス側にバレる要素として、大杉のポカという大きな可能性が出てきたことにもなりますか。
 
 


 
□2012-04-09 (旧暦 弥生十八日)
 
 
 前回、ド派手に死亡フラグをへし折られた中尉でしたが。まさか、こーもあっさりフラグが修復されるとは。
 とは言え、今回の犠牲者は中尉ではなく……。
 
 度重なるスタンドプレーと命令無視の挙げ句に、ついには最も尊敬する人を死なせるに至った。
 こんなバカ主人公に、どう共感しろと?
 
 ブチ切れて勢いで強敵を倒してしまうのは、フリット編の繰り返しです。
 まあ、アセムはきちんと、とどめ刺しましたけどね(デシル機をダルマにしたので、また宇宙漂流の刑かと不安になりましたよ)。
 もし三世代目でも同じ展開とかやったら、もうギャグですね(自画自賛の脚本家氏なので、やりそうで怖い)。
 
 デシル機の他機遠隔操作機能も、脚本・演出が何とも使いあぐねた感じで、もったいない設定でした。
 つか、デシル自身の扱いも、もったいないですな。ここまできたら三世代に渡ってウザい敵として立ちはだかってくれたほうが面白い。
(いえね。出てくるかもとは思ってるのですよ、第三部にも。『00』のサーシェスの実例もありますしねー。メカ・デシルとか♪)
 
 


 
□2012-04-10 (旧暦 弥生十九日)
 
 
『SPEC』ってサー、『DTB』のパクりってことでOK?
(巷では『ジョジョ』の丸々パクりと言われているようですね)
 
 しかし。
『ケイゾク』、『SPEC』ときて、今度は『ATARU』と。
 TBS は変則的な刑事モノがお好きなようで。
 
 


 
□2012-04-11 弘法大師忌 (旧暦 弥生廿一日)
 
 
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が地上波に降りたので、観ました。
 
 うーん。
 やっぱり『ヤマト』って、特攻精神の物語なのですかねぇ……。
 
 CGで再現されたヤマトやコスモゼロ、コスモタイガー(あれは、どう見てもブラックタイガーやろ)は、かなり楽しめました。
 足長のアナライザーは……あれはないわ。(;^_^A
 
 この実写劇場版。
 ストーリの軸とガミラスのヤマト攻略戦法をTVアニメ一期から、びっくり要素を小説版から、そして戦士たちの死に様を劇場版アニメ第二作から、それぞれ持ってきてますね。
 真田さん、斉藤、山本、徳川機関長、そして古代進の死にかたはすべて、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』そのままです。最後の特攻に臨む古代の前に亡霊がズラリと並ぶオカルト・シーンも含めてね(苦笑)。
 
 特攻美化の演出には常に不快感を抱く妖之佑ですから、こういう展開は当然のこと受け入れられません。
 
 ただね。
 アニメ第一期では、特攻を肯定してはいないのですよ。むしろ否定しています。
 第一話、古代守の指揮するミサイル艦「ゆきかぜ」が沖田艦を逃がすために特攻しようとするのを沖田艦長は必死で止めました。「今を耐え生き延びることが大切だ」と。聞く耳持たぬ守は、そのまま特攻しましたけどね。
 そのことを知った弟の古代進は、沖田を責めました。まるで沖田艦長は生き恥だとでも言うような勢いで。
 そんな侮辱に対して、沖田は何も言わず耐え、下っ端新兵である古代進の無礼を責めることもせず、最後の作戦(つまりは、ヤマトの出航)にすべてを賭けた。
 イスカンダルへの往復29万6000光年の長い旅で多くの犠牲者を出したヤマトですが、クルーが特攻したことは、ないのですよ。「自分を置いて行け」と言った山本はワープ開始ギリギリでヤマトに収容されましたし(実写版では森雪救出のエピソード)。ガミラスの施設を独り残って爆破しようという真田さんも「自殺する気はない」という台詞のとおり生き延びるチャンスには賭けてましたし生き延びましたし。
 
 それが、どういうわけか劇場版第二作『さらば』では、特攻のオンパレード。特攻の肯定。特攻の美化……いったい何があったんだ?
 ガトランティスの超巨大戦艦を前に絶望した古代に、沖田の霊が「まだ武器はある。おまえの命だ」と言う。それで古代は独りヤマトに残っての特攻を決意したわけですが。
 今思えば、古代に「命を武器にしろ」と言った沖田は、そして特攻の際に古代の前に並んだ故人たちも皆、死神だったのでしょう。
 
『さらば』公開直後のTV第二期では、特攻は影を潜めましたが。
 つか、『さらば』EDでテロップに出した「ヤマトは二度と姿を現さない」という、その舌の根も乾かぬうちにTV二期をやる(『さらば』は1978年の夏休み映画で、TV二期放送開始が同年10月)。しかも『さらば』のストーリをそのままなぞり、結末だけ生き残り仕様にするという劇場版全否定……あれは詐欺にすら思えた。
 
 TVスペシャル版『新たなる旅立ち』では、デスラー総統が特攻未遂、スターシャが自爆。
 劇場版第三作『永遠に』では、せっかく生きていた古代守が、長官を救うために自爆。
 TV三期では、新クルー土門と揚羽の二人が闘いで自ら命を捨てる。
 そして『完結編』では、せっかく復活した沖田艦長がヤマトで特攻。
 
 シリーズ化してからというもの、やたらと「愛」を語った作品でしたが、その中身は特攻美化という……。
 本当に何があったんだ?
 
 実写版では「生きて帰る仕事もある」という沖田艦長の重たい台詞がありましたが。それでも、あの結末だと、やはり特攻美化……ですよねぇ。
 
 アナライザー、イスカンダル(実質、スターシャと言うべきか)、デスラーの声がアニメと同じ。
 ナレーターに、アニメ版主題歌の人。
 というアニメ世代へのサービス精神もあった作品でしたが。
 
 特攻させずに勝利する道はなかったのかと、制作側には問いたいですね。
 
 自分としてはTV一期の最終回、ボロボロのヤマトが赤い地球に消えていって、そしてスーっと地球が青くなっていく、あの終わりかたが今でも大好きですよ。
 
 
 
 ついでに言っちまうと。
 全作品の中で最も悲惨なる『ヤマト』は小説版なのだよ。
 あれは読後感が鬱になる…………。
 
 
(さらなる余談ですが、公式サイトのスタッフ一覧に「松本零士」の名がないのは、さすがにお気の毒だと思いました。少なくともメカ・デザインに関しては、まちがいなく松本さんの功績なのにねぇ)
 
 


 
□2012-04-11 むー。
 
 
 実写劇場版『ヤマト』地上波初放送のタイミングで。
 
 アニメ版『ヤマト』で真田志郎を演じられた青野武さんが亡くなられたそうです。
 判りやすく申しますと、アニメ『ちびまる子ちゃん』の友蔵さんのお声(二代目)です。
 
 友蔵さん一代目だった故・富山敬さんは古代進の声でもありました。
 
 実写版『ヤマト』の劇場公開直前に、『ヤマト』の生みの親と言える西崎義展さんが事故で亡くなられたりと。
 
 因縁なのか因果なのか……。
 
 合掌。
 
 


 
□2012-04-12 (旧暦 弥生廿二日)
 
 
 終わりましたね、『キルミーベイベー』。
 
 折部やすなの本格的大バカさが光った作品でした♪
(こーゆーお馬鹿キャラを自在に扱えるようになりたい……)
 
 ソーニャの殺し屋という面は、さしてどうでもいいような設定でしたね。まあ、原作が四コマ漫画なので、笑えればそれでいいということでしょう。
 あぎりさんの不可思議さのほうが、忍者設定を生かしてるかも(かなり怪しい忍者ですが♪♪)。
 
 没キャラに釘宮さん、いるだけの爺ぃキャラにチョーさん起用というのが、なにげに贅沢……つか、釘宮さん、最終回で何してんねん(爆)。
 
 全編、思いっきり楽しめましたし。
 やすなのバカっぷりを具現化したかのようなOP曲と、少し真面目要素の入ったED曲もお気に入りでした。
 
 
 
 
 始まりましたね『這いよれ! ニャル子さん』。
 
 クトゥルー神話の中身など、どうでもいいという勢いのおバカな内容に爆笑しました。
 ニャル子の正体がいわゆる宇宙人であるとか、「宇宙連合」や「宇宙犯罪組織」なる設定には、旧神旧支配者好きとしては、いささか興醒めしましたが、ギャグものなので、言うだけ野暮というものでしょう(笑)。
 
 ニャル子戦闘時の残虐性に一票!
 
 


 
□2012-04-13 下弦 (旧暦 弥生廿三日)
 
 
「宇宙の平和利用のための人工衛星」とやらの打ち上げを実行できる相手(失敗したようですがね。ケケケ)に、なぜ大量の食糧支援が必要なのか、まったく理解できません。
 それだけの物資があるなら、わざわざ食糧なんてめぐんでやることないでしょ。
 
 それにしても。
 日本政府の情弱ぶりには、ほとほと困ります。
 あんなザマでは、日本の領土領海に着弾……もとい、墜落するかもというとき、はたして迎撃できるのかどうかも極めて怪しいですよ。
 落下予想地点に対する警戒・避難の命令なども、間に合わんでしょうね。
 いくら何でも発表までに43分は遅すぎます。どう考えても落ちた後やん。
 
 


 
□2012-04-14 (旧暦 弥生廿四日)
 
 
 バーサーカーが自衛隊の戦闘機を乗っ取ったり。
 それでアーチャーとドッグ・ファイトを展開したり。
 それが結果的にセイバーたちへの援護となったり。
 エクスカリバーが真価を発揮したり。
 
 いきなりガンガン飛ばしてくれますね。
 
 
 二週に渡っての総集編は余計だったと思うぞ。
 
 


 
□2012-04-14 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
□2012-04-15 三隣亡 (旧暦 弥生廿五日)
 
 
 弦ちゃんの心停止は死亡を意味するのか、それとも仮死状態なのか。
 いずれにせよ、次回にアリエスの活性化スキルが発揮されるのでせふ。
 
 それにしてもタチバナさん。
 あのタイミングでメテオ変身強制解除は最悪っス。
 フォーゼがやられる前に止めるべきでしょ。
 
 ときに。
 弦ちゃんにシンクロして画面の隅っこで変身ポーズを取るユウキは良い味出してますなー♪
 
 ときにときに。
 CMに出てる、あの“ミニ弦ちゃん”な子も良い味出してますなー♪♪
 
 
 
 
 
 中尉に立ったフラグと思いきや。
 逝ったのはメガネっ娘だった。
 
 何度観ても、AGE-2 ダブルバレットの“イデオソード”は反則です。
 
 要塞に取り付く大量のヴェイガンMSは『逆シャア』のパク……もとい、オマージュのつもりなんでしょうか。
 
 分解の破片に紛れて地球に侵入というのは、映画『STAR TREK FIRST CONTACT』でボーグが使った手そのものでした。
 偉大なるイゼルカント様は、きっとSF大好きでいらっしゃるのねん♪
 
 あのチョビ髭メガネも属しているであろうグルーデック暗殺の黒幕については、アセム編の最後で、ちゃんと触れるんですよね?
 まさか放置なんてしませんよね?
 
 


 
□2012-04-15 ライダーマンに続いて、これでお二人めか。
 
 
 天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。
 悪を倒せと俺を呼ぶ。

 
 
 仮面ライダーストロンガーが……。
 
 合掌。
 
 


 
□2012-04-16 土用 (旧暦 弥生廿六日)
 
 
 昨日の書き忘れ。
 
 
 連邦のコロニー一つを丸々略奪しようとヴェイガンの移動要塞がコロニーに接触を狙い、それが失敗して衝突コース、それを何とか変更させた結果が地球への墜落コースになったという展開でしたが。
 
 えーと。
 背景絵と、ストーリー内での時間経過からして。
 コロニーの位置、地球に近すぎませんか?
 
 コロニーの質量も知りませんし、そもそも計算式を知りませんのでラグランジュ・ポイントも共鳴軌道も判らんのですが。
 それにしても近すぎる気がしました。
 
 
『Gガンダム』みたく、浮遊大陸っぽい怪しい形状のコロニーがゾロゾロ登場する世界観なら、何でもアリなんですよ。ええ。
 しかしながら『AGE』の世界設定は富野ガンダムを継承してしまってますからね。となると、SF考証にも、それなりのレベルが要求されるのです。
 
 
 だからサー。
 コロコロコミックと連動してるとーり、バルガスやディケの人類離れした体型(つまりはキャラ・デザインのデフォルメ手法)に見えるとーり、「低年齢向け」に徹すればよかったのにサー。そうすればSF設定なんてガン無視できたものを。
 フリット編とアセム編の内容では、さすがに「低年齢向け」にはならんっしょ。
 
 まあ、SDや武者があるから、『AGE』が純粋に低年齢向けで行ける道理は、ほぼないかもですがね。
 でも、だからこそ、そういうところに創作者の挑戦できる道があると思うのです。
 
『G』なんて、そういう面で、過去作品に捕らわれず己が道を大胆に突っ走った「脱トミノ」な名作だと思いますよ。
 素手でMSぶん殴ったり、ハチマキでビル斬ったりしてましたからねー♪
 
 


 
□2012-04-17 (旧暦 弥生廿七日)
 
 
 例のタカ派ロートル都知事の言動は基本、気に入らんのですが。
 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
120417/plc12041704580005-n1.htm

 
 これは好手だと思います。
 口だけでなく、ちゃんと完遂してくれればね。
 
 それに引き替え、日本政府は何やってんだか。
 総理は慌てて「国有化の可能性も」などと取り繕いましたがね。後手すぎ馬鹿すぎ。
 
 とりあえず。
 都知事の行動を誰が邪魔するかを監視しておきませんとね。
 
 


 
□2012-04-18 (旧暦 弥生廿八日)
 
 
 阿知賀視点で見る咲の顔が……ダンジョンの最深部で勇者を待っている魔王に見えて仕方ない(爆)。
 
 
 思えば麻雀って純粋に良くできたテーブル・ゲームだと思います。
 それが、どういうわけか日本では賭け事のイメージがつきまとい、良からぬ連中が卓を囲む印象ばかりが独り歩きする。これは麻雀の持つ不幸でしょうね。
 最近はゲーム機やネット・ゲームのおかげもあり、酒・煙草・賭博に無縁の人が麻雀に触れる機会も増えましたから、少しずつ黒いイメージは払拭しつつあるのかもしれません。『咲』が、その推進力に多少なりとも貢献できるといいですよね。
 だいたい。煙草臭いムサい連中が黙々と卓を囲み、少し迷うと「さっさとやれ!」と怒鳴られるあの空気。あれは麻雀にとって有害でしか、ないのですよね。
 
 


 
□2012-04-19 (旧暦 弥生廿九日)
 
 
 リニューアルした『鶴瓶のスジナシ』が二年目に入りました……が。
 
 
 
 
 
 なぜに中井美穂を切らない!?
 
 
 
 
 
 奴が居座ってるおかげで、相変わらずのスッカスカ内容なんですけどー。
 一説には、DVD販促のため放送内容を意図的にスカスカにしているのだろう、とありますが。
 仮にそうだとして。放送を観て「つまらん」と思った人がDVDを買う道理なんて存在しないと思うんですけどねー。
 
 まずは、存在の意味を持たないばかりか邪魔でしかない中井を切って。
 基本に戻ろうよ。
 手作り感の強かった、そして物凄く面白かった初期の様子にサー。
 
 


 
□2012-04-20 穀雨 (旧暦 弥生丗日)
 
 
『ニャル子さん』と『阿知賀編』以外、さして期待していなかった今期の深夜枠新番組でしたが。
 
 失礼しました。
『ヨルムンガンド』と『黄昏乙女×アムネジア』も面白そうです。
 
『ヨルムンガンド』は、登場人物みんなロクでもない連中ってとこが『ブラック・ラグーン』に似てて楽しくなりそうです。
 兵器に関するあれこれも高レベルで、ついていけないくらい(苦笑)。
 
 そして。
 夕子さんに取り憑かれたいと思ってしまった私は阿呆ですとも(爆)。
 
 


 
□2012-04-21 朔、八せん始め、壬生狂言 (旧暦 閏弥生朔日)
 
 
「聖地巡礼」ブームを、いささか冷めた目で見ていた妖之佑ですが。
 ちょいと足を運びたくなっとります(汗)。
 
http://www.toyosato-elschool.net/
 
 阿呆と言うがいいさ。
 
 GWに上映会イベントがあるそうですね。
 いえ、別にそれ目的で行きたいというのではありませんです。
 純粋に建物を見学したいだけでございます。
 
 


 
□2012-04-22 (旧暦 閏弥生二日)
 
 
 弦ちゃんを救ったのは、40番スイッチの力と、友だちの絆。でしたか。
 タチバナさんの弦ちゃんへの思い入れはハンパなかったですね。弦ちゃんの関係者説が、いよいよ濃厚か。
 
 全スイッチの力を使えるコズミックステイツというのは。
 Wのサイクロンジョーカーエクストリーム。
 ディケイドのコンプリートフォーム。
 電王クライマックスフォーム。
 ブレイドのキングフォーム。
 と、前例がワサワサありますな♪
 
 オーズは三枚限定のルールを最後まで貫いたわけですね。
(全メダル同時使用なんて要らんほどプトティラやタジャドルが強かったわけですが)
 
 ちなみにリミットブレイク喰らって病院送りになった、ヘタレ演劇部ですが。公式サイトによると、ダーク・ネビュラ送りになったそうで……。
 うーん。番組本編で描かなかった部分をサイトでってのは、あまりにも安直すぎる補完方法なんですけどねぇ。
 
 
 
 
 
 冒頭のアスノ父子の不穏な会話から。
 かなり強行なやりかたをするものとwktkしましたが。
 
 がっかり。
 
 蓋を開けてみれば、きっちり証拠を揃えての告発でしたとさ。
 
 もっとガチで軍事クーデターを起こして政権を奪い取る、くらいしてほしかったですね。
 首相が裏切り者のトップだという証拠など無しに。
 
 そうでないなら、冒頭の陰謀をほのめかす父子の会話は余分でした。
 
 それにしても。
『AGE』の世界には極刑が存在するんですね。
 となるとグルーデックの25年刑期ってのは、やっぱり温情判決だったのか。
 
 唐突に結婚式まで進むのは、まるで鳥山明作品並みの恋愛経過完全無視の姿勢ですな(苦笑)。
 鳥山さんは、あれでいいですが……ねぇ。
 
 つか、ロマリーってゼハートが好きだったはずで。
 アセムは、ロマリーをさほど気にかけてなかったはずで。
 それでも二人がくっつくのは公式サイトで早くからネタバレしているわけで。
 
 思うに。
 公式サイトでの情報の出しかたには細心の注意が必要だと思うですよ。
 アセムとロマリーの間に子供が産まれる、なんて先に明かされてたら、ストーリ追いかけるのもシラけてしまいます。
 それさえなければ、ロマリーがゼハートを想うあまり連邦を裏切る展開も予想できたわけで。そういうミスリードで視聴者を楽しませる、という可能性を自ら捨てているのが、『AGE』に限らず、今の公式サイト頼みな姿勢だと思うのです。
(つか、ロマリーがレコアさん化したらしたで、面白かったと思うぞ)
 
 真っ白な AGE-2 に違和感ゼロなのは、Gエグゼス、Gバウンサーのおかげですね。
 あいつらがガンダム面してたおかげで、白い AGE-2 もGシリーズって感じで♪
 アセムは、ずっとウルフの格好で行くのかな。ピッコロ・スタイルにこだわった悟飯みたく(笑)。
 
 


 
□2012-04-23 (旧暦 閏弥生三日)
 
 
「さぁて、稼ぎますか」
 
 セルメダル
 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
 
 
 先週土曜日から『ライダー×戦隊』が劇場公開されているわけですが。
 
 そんなことには、むわったく構わず(笑)。
 この間の、お正月映画だった『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』について簡単に少しばかり。
 
 三部構成なのは一年前のMOVIE大戦と同じですね。
 第一部にOOO。
 インターミッション的にW。
 第二部にフォーゼ。
 そして全員集合の第三部。
 
 フォーゼ編は、いつものとおりの熱い学園モノでした(JKが特に良い味出してました)。
 新ライダーのナデシコは、まあ観客サービスですね。
 ロケットステイツはTVにも出してほしい♪
 
 第三部も、まあ財団Xの陰謀ということで。
 全員集合して強敵モンスターを討つという定番。
 終盤の戦闘シーンを飛翔する機体の上でというのは、熱く燃える状況なのですが、残念なことに、そこをほとんどCGでやっているため、しかもかなり荒い映像だったので、しっかり楽しめなかったのと、目がひどく疲れました。あそこは猛省していただきたい。
 
『W』最終回でメモリから手を引くと言っていた財団でしたが。
 しっかり再生怪人として園咲家の面々が出てました。スミロドンもいたのに、青ナスカのみいなかったです(爆)。
 戦闘員としてのマスカレードも健在でしたし。
 財団としては、把握できたメモリ分は使い続けるということでしょうか。
 
 あと。
 一号〜ストロンガーの七人を「レジェンド7」と呼ぶのは……ちょっとなぁ。(;^_^A
 
 
 
 しかし。
 この映画の目玉は。
 個人的には第一部です!
 第一部だけでも、いいくらいです!!
 
 TVにて、きっちり結末を迎えた『OOO』でした。
 あれで、きちんと完結している。
 
 にも関わらず。
『MEGA MAX』第一部は『OOO』の最終回なのでした。
 
 TVでもしっかり締めくくっていたものが。
 映画で、さらにしっかり締めくくられた、ということ。
 この映画で、映司とアンクの物語は、本当に結末を迎えた。それも、とっても良い結末を。
 
 映司の言葉「いつかの明日」が、心に響きました。
 
 アンクの再登場には、小林靖子さんお得意のアレを使ったわけです。観た者として、もちろん納得してます。
 TVの最終回をぶち壊しにしないあたり、上手いですよね、さすがに。
 
 劇中初登場のガタゴリーターは、その使い勝手の良さに「なんで、もっと早く使わなかったんじゃい!?」とツッコミ入れてましたよ(爆)。
 
 いや、それにしても。
 鴻上会長は、相変わらず良い味出してますなー♪
(しかもある意味、陰の功労者だもんなー)
 
 


 
□2012-04-24 (旧暦 閏弥生四日)
 
 
 毎度好例、春の中古カメラ市に行ってきました。
 
 とは言え、毎回通っていることもあって、ジャンクで出てる中に欲しい機種は、もうなく。
 かと言って、ジャンクでない品を買えるほどの予算もなく(苦笑)。
 今年は何も買わずに帰るかな、と思いつつ。
 散々、会場内をうろうろして疲れきった頃に、ようやく一つ、見つけました。
 
 Tsugami-8
 
 見た瞬間、ビビッと来ましたね。
 つか、何だと思われます?
 
 Tsugami-8
 
 前後真っ二つに分かれます。
 これで一目瞭然。
 そう。妖之佑のこだわる、W8フィルムのムービー・カメラです。
 
 Tsugami-8
 
 鋭いかたはお気づきでしょう。
 普通、カメラというものはレンズ面と装填されたフィルム面が平行になっています。そうでなければなりません。
 しかし、このカメラはリールを見る限り、レンズ面とフィルム面は90度の関係です。これではダメです。
 
 Tsugami-8
 
 解決方法が、これ。裏蓋内側にフィルムの装填方法が説明されています。
 撮影面手前にて90度にフィルムを捻り、リール手前でまた90度捻るんですね。
 
 Tsugami-8
 
 背中。
 露出を決定するための参考表が付いてます。
 ファインダーの右側にあるのは、視野の切り替え。STが標準、Wが広角。レンズを交換したときに手動で切り替えるわけです。切り替えのメカニズムは、ちょっと面白い構造です。
 
 Tsugami-8
 
 右上の円いのがシャッター・レリーズとシャッター・ロックを兼ねてます。
 右下は ASA感度のメモ用。
 左上は、連続撮影⇔一コマ撮影の切り替え。
 左下はフィルム・カウンターです。
 
 Tsugami-8
 
 向かって左はゼンマイの巻き上げレバー。
 向かって右は動画撮影時のコマ数/秒指定。
 で、レンズのそばにあるのはレンズを取り外すときのロック解除です。W8カメラのほとんどがスクリュー・マウントなのに、こいつは生意気にもバヨネット・マウントです。びっくりだ。
 
 Tsugami-8
 
 ブランド名なのか製品名なのか(たぶん、その両方か)。
 ネットで調べても、この「ツガミ」という品や企業のことは判りませんでした。ゼンマイ式のW8カメラは、二眼レフやオート三輪みたく、さまざまな工場から品が出てますから、そんな無名の品の一つなのかもしれません。
 ただ、それにしては作りがしっかりしています。「MADE IN JAPAN」の文字も誇らしげです。
 
 それにしても、普通のカメラみたく凸形で軍艦部を持ち、そこにファインダーを据えた横長のW8カメラなんて、思いもしませんでした(一般的には、W8カメラは縦長デザインのボディで、軍艦部など持たない)。ストラップ用の金具を見ても「首から胸にぶら下げろ」と言わんばかりですし。
 当然、撮影姿勢も普通のスチル・カメラ同様のはずで……面白いことをする所が、あったものです♪
 
 これは、京セラの SAMURAI 並みにユニークなデザインだと思います。なにせ、機能とデザインの関係が SAMURAI とは真逆ですからね。
 そう言えば、ジャンクの中の SAMURAI を手に取っていたとき、初老の男性が私に「それ、ビデオ・カメラ?」と訊いてきましたよ(笑)。
 
 


 
□2012-04-24 う〜む。
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000033-flix-movi
 
 このイタズラ書きを仕込んだ当時のスタッフは大馬鹿者だと思います。
 ですが、それにしても回収までするとは騒ぎすぎではないかと。
(何が問題視されたのかは、「ドラえもん」「不適切」で画像検索すると見つかるかもです)
 
 ほら。小中の頃、国語辞典や百科事典で、その手の言葉を引いたりしてませんでした?
 子供って、本来その程度の耐久性があるものですよ。
 むしろ、下手に隔離して純粋培養なんかするから大人になってから問題が生ずるのではないかとすら思います。
 
 こんなの騒ぎだてする暇があったら、一部の行き過ぎな、にもかかわらずなぜか年齢制限のないコミック誌こそ、何とかすべきだと思うのでありました。
 
 


 
□2012-04-25 (旧暦 閏弥生五日)
 
 
 ジャイアントロボ
 『少年サンデー版ジャイアントロボ限定BOX』
  横山光輝/小学館クリエイティブ

 
 こういう作品が復刻されるとは、ありがたいものです。
 
 横山光輝さんと言うと「漫画『三国志』の人」が一番、一般に判りやすい説明となりましょうか。
 巨大ロボット物の大家と言ってもいいでしょう。鉄人28号然り、ジャイアントロボ然り、三つのしもべ然り。
 とにかくレパートリーの幅広さに関して、手塚治虫先生、石ノ森章太郎さんと並ぶほどの漫画家さんです。
 
 ですが、個人的には、横山さんの真骨頂は諜報戦と、それに伴うアクションだと思います。スパイ映画のような、ね。
『鉄人28号』でも、鉄人はリモコンで操縦する機械に過ぎないので、そのリモコンを巡っての争奪戦という展開があり、物語の魅力になります。
 逆にジャイアントロボことGR1は主人公・草間大作の声にしか反応しないため、敵味方で大作の生命に関わる闘いが繰り広げられます。登場人物みんな、60年代映画のスパイやギャングみたいな服装ですし♪
 横山作品の、もう一つ代表的なジャンルに忍者モノがありますが、忍者なんて正にスパイ、つまりは諜報戦そのものでしょう。
 
 こういった要素の集大成が『バビル二世』ではないかと個人的には思います。
 巨大ロボあり、忍術ならぬ超能力あり、諜報戦あり。
 BF団のロボット兵器GR1、GR2、GR3がそれぞれ陸海空に特化しているのと同様、三つのしもべも陸海空ですし。
 
 鉄人もロボも、感情を持たない兵器なのに瞳があるんですよね。ここがまた楽しい(ロボ実写化の功績は、これを忠実に着ぐるみで再現したこと)。残念なことに、バビル二世のしもべであるポセイドンでは、瞳が廃止されましたが。
 ちなみに、そのポセイドン。『ジャイアントロボ』に登場するライバル機、GR2の色を濃く受け継いでいると思います。どちらも海中用ロボットですし、頭部のシルエットも似てますし。
 
 東映が制作した実写版『ロボ』は、それはそれで面白いのですが。
 敵組織であるBF団の首領をギロチン帝王なる異星人にした時点で、横山作品の魅力をかなり削いでしまっていると感じます。東映としては円谷の『ウルトラマン』みたいな路線を目指していたそうで、BF団と闘う主人公側組織のイメージは、原作の諜報機関と違い、科特隊やウルトラ警備隊に近いものでした。
 東映による横山作品改造は、これに限ったことではなく、アニメ『バビル二世』の内容なんて、それはそれは酷いものでしたね。『飛騨の赤影』を実写化した『仮面の忍者赤影』も、かなりテイストの違ったものになっていますし。
 さらに遡って、東映ではありませんが『鉄人28号』の実写版は、横山さんを激怒させたとも聞きます(まあ、あれはいくら何でも酷すぎた)。
 
 ところで、妖之佑は長らく誤解をしていたようです。
 ので、その誤解による評価を、ここで変えます。
 あえて失礼な言葉を使わせていただきますと(汗)。
 
 永井豪なんて、たいしたことねーっ!
 
 どういうことかと申しますと。
 マジンガーZのブレストファイアは、GR1の灼熱光線。
 マジンガーZのロケットパンチは、GR2が既に採用。
 空飛ぶ巨大ロボットも、GR3が既に実現。
 もちろんマジンガーZの光子力ビームよりも先に、GR1は目からビームを発射してますにょ。
 そもそも人が乗って操縦する巨大ロボットそのものが、『ジャイアントロボ』(小学館コミック版)に敵側として登場済み。
 つまり、マジンガーZにおける永井豪の独創部分って、あんまりないんじゃね?
 とゆーこと。
 永井さんが横山作品を知らなかったはずはないですからね(これでもし「知らん」と言ったら、パクリ中国と変わりねーぞ)。
 
 閑話休題。
 
 この『ジャイアントロボ』、雑誌連載されて以降、ずっと単行本化されなかったそうです。理由は、作者である横山さんが許可しなかった(道理で探しても見つからんかったわけだ)。
 すなわち。
 横山さんが鬼籍に入られたことで単行本化が実現したという……何とも複雑な事情です。
 ファンの一人としては、単行本で読めるのは嬉しいことなのですけどね。
 
 


 
□2012-04-25 ところで。
 
 
 この『ジャイアントロボ』に入っていた折り込みチラシで知りました。
 
『三つ目がとおる』も完全復刻されるそうですね。
 
http://www.shogakukan-cr.jp/mitsume/
 
『三つ目がとおる』は不幸な作品でしたから完全復刻となるのはありがたいです。
 
 なにせマガジン連載当時、当然のことKCコミックスにて単行本化されていたわけですが。タイミングを同じくして講談社が手塚治虫漫画全集の壮大なる企画を立ち上げ、「全集」と銘打つのですからもちろん『三つ目』も収録されるわけです。しかしダブらせるわけでもなく、KCコミックス版を途中終了、その続きを全集にてリリースという、読者の気持ちを無視したやりかたでした。『三つ目』を通しで読もうとすると、装丁の異なった本を読み渡るはめになったわけです。
 手塚治虫漫画全集は『ブラック・ジャック』の収録も順番バラバラでしたし。「全集」と名乗りながら、内容的には「よりぬき」とか「特選」とかが相応しい程度のものが、ありました。それで、全巻揃える価値は皆無、と判断した私です。
 
 講談社の悪口は、このくらいにしまして。
 
 全巻購入特典が、特製の万年筆。というのも気になってます(笑)。
 景品レベルなのでしょうから筆記具としての出来は知れてるとは思いますが……欲しい。
 
 まあ、万年筆はともかく。
 全巻買って、じっくり読む価値のある名作ですからね。
 何とか買いたいところではあるのです。
 
 


 
□2012-04-25 Mozilla
 
 
 Firefox 12.0 がリリースされました。
 
 SeaMonkey 2.9 がリリースされました。
 
 そして、重要案件。
 Firefox 3.6.* のサポートが終了しました。先月リリースされた 3.6.28 を最後にセキュリティ・ホールの修正等々は今後、一切なされません。
 長らく 3.6.* をお使いだったかたは、早めに 12.0 に移行するしかないと思います。
 
 


 
□2012-04-26 (旧暦 閏弥生六日)
 
 
 レインボー戦隊
 『レインボー戦隊[完全版]』
  風田朗/復刊ドットコム

 
 どのくらいの人が、ご存じでしょう。
 
 石森章太郎、藤子不二雄など、かのトキワ荘グループによる作品です(ここでの「風田朗」は共同ペンネームと解釈するのが妥当)。
 
 東映からアニメ化を前提とした作品依頼だったそうで。
 アニメでは『レインボー戦隊ロビン』となっています。
 
「レインボー」の名のとおり、パワー、火器、索敵……等々、それぞれの分野に特化した七名で構成された戦隊です。
 
 既視感あります?
 ありますよね。
 
 そう。
 
 石森さんの『サイボーグ009』と類似しているのですよ。
 作戦・分析担当の教授、索敵担当のレーダー(アニメではベル)、射撃専門のウルフ、怪力のベンケイは、それぞれ、001、003、004、005と対比できます。主人公のヒカル(アニメではロビン)は009の立ち位置になりましょうか。ヒカルの服装も、どことなくゼロゼロナンバーの戦闘防護服に似てますし。
 
『009』の初出が1964年。
『レインボー戦隊』は1965年。
 ということで、石森さんにして、ご自身の作品に引っ張られたのかもしれませんね。
 
 内容は、さすがに今のレベルで見れば、厳しいものがあります。1965年当時のもの、というハンデを付けておかなければ可哀相でしょう。
 ただ。トキワ荘メンバーの一角、藤子不二雄さんによる『海の王子』(1959年初出)の絵やストーリと比較しても、『レインボー戦隊』はかなり荒いです。もちろん石森さんの『009』と比べても。
 思うに複数名による合作というのが弱点になったかもしれませんね。それと、あくまでもアニメ化前提なので、本命はアニメだったということも、あったのかも……。
 
 面白い点としまして。
 主人公ヒカルの境遇がね、ずっと後に世に出た、石森さん原作の『宇宙鉄人キョーダイン』の葉山健治に、よく似ているのですよ。
 石森さんはどこかで『レインボー戦隊』をずっと気にかけていて、つい『キョーダイン』でシンクロしてしまったのかもしれませんね。
 
 
 この「完全版」だけでなく。
「冒険王」連載版の復刻もお願いしたいものです。
(記憶では、こちらのほうが絵もストーリも丁寧だった。まあ描いた人が違いますけどね)
 
 


 
□2012-04-26 百鬼夜行
 
 
 です。
 
 


 
□2012-04-27 道成寺鐘供養、三隣亡 (旧暦 閏弥生七日)
 
 
 GX200
 
 さて、何でしょう?
 
 GX200
 
 ぱかっ。
 
 GX200
 
 去年から愛用しているリコーGX200用にと探していて、ようやく見つけた専用ケースです。
 リコーのではなく、「i-Beans」というブランドの品です。
 ご覧のとおり、蓋側は外さなくても、かなり後ろ側にめくれて、液晶パネルまで露出させることができます。
 
 GX200
 
 ケースに入れたまま、三脚に接続できます。
 このパーツでケースとカメラもガッチリ接合しています。
 某有名な本革手作り品のGX200専用ケースみたく、上側をみっともなく固定用バンドが横切ることもないので、見た目にも操作感上もスッキリしています(使っておられるかたがたには申し訳ないが、あれは高価なばかりで実用性皆無だと思う)。
 
 GX200
 
 中身がコンデジだとは思えないほどにクラシカルなシルエットです♪
 ちなみに、お値段は某尼で二千円切ってました。合皮だからではあるのでしょうが、質感は良いです。
 
 このケース、VFを付けて使えないのが難点ではあります。日向での撮影には、あれがあると助かりますからねー。
 ですが、現在流通しているGX200用ケースの中ではベストだと思います。なにせリコー純正の本革ケースが****だから……。
 
 


 
□2012-04-28 (旧暦 閏弥生八日)
 
 
 ATH-A900
 
 妖之佑が普段使っているヘッドホンです。
 audio-technica の ATH-A900 。「アートモニター」というシリーズの、販売当時は、いちおう最高位です(厳密には A1000 というフラッグ・シップ品があったが、これは限定品なので欄外扱い)。
 
 これを買ったのが三年前。
 それまで長い間を酷使し続けてきた同社の ATH-M7 が限界を越えていたので、選手交代させた次第です。
 ただ、限界と言っても、音はちゃんと鳴ります。それも良い音で。限界なのは私の外耳でした。パッドのヘタレが酷く、一時間も聴いていられないほど痛かったのですよ。
 ズタボロになっても音質の劣化が見られなかったのは、さすがテクニカのモニター用、といったところでしょう。
 
 ATH-A900
 
 替わって酷使される席に着いたこいつですが。
 物凄い進化を実感させられました。
 人の外耳というものを、きちんと考慮して作られています。頭部分も、バンドで支えるのではなく、アーム二本で重さを受け止める構造。おかげで、一般的には重たい部類に入るこのヘッドホンでも、しんどくならずにすみます。
 音質は、少なくとも私の素人耳には文句なく良い音で鳴ってくれます。
 
 アニメ『けいおん!』の澪が劇中で使用していたことで異常な人気になった、あの AKG K701 の三分の一以下の価格で、しかも音質も質感も良いのですから、C/P面で言えばダントツの品だと思うのです。
 
 
 
 …………で。
 なんで、三年前のことを書くのか?
 と申しますと。
 
 ATH-A900
 
 三年で、この有り様。(;^_^A
 A900 のパッドは肌触りは優しいものの、とにかく弱いのが欠点なのです。使い始めてすぐにヒビと言うか何というか……劣化が始まっていましたよ。
 たしか「コラーゲン素材」とか言ってたように思いますが、耐久性がないのは困りものですよね。
 
 というわけで、何とかしたいというわけです。
 パッドは交換パーツなので取り替えれば新品状態にできます。本体が製造終了していても、メーカーでは補修部品として取り扱ってくれます。この良心的な姿勢は賞賛に値しますね。
 が、同じ物を使っては、またも三年と持たないのが判りきってます。
 
 ですので。
 同じことしている人は巷にわんさかおられますが。
 A900 の上位機種である A1000 のパッドを着けちまえっ。
 とゆーこと♪(メーカー非推奨行為だと思われます)
 サイズと構造が同じなので着くのですよ。しかも A1000 のパッドは合皮の中では定評のあるクラリーノ素材。
 A1000 は限定生産品で、A900 よりももっと前に生産が終わっているにもかかわらず、パーツは今でも取り扱われています。テクニカ様々です。
 テクニカのサイトから注文し、すぐに届きました。
 
 ATH-A900
 
 というわけで生き返った A900 なのです♪
 装着感も問題なく。音も、もちろん良く。
 上位機種と互換性があるというのは、ちょっとした贅沢ができて嬉しいですね。
 
 ちなみにパッドの着脱方法ですが。
 テクニカのサイトに PDF 型式の説明書が置かれていますし、交換パッドに説明書も同封されています。
 簡単に言いますと、自転車やバイクのパンク修理をする感覚でぐるりと外してまた着ける、という感じでした。
 最初は戸惑いましたが、慣れると簡単にできそうです。
 
 なお、現在販売されている ATH-A900X 等々、末尾に「X」の付く機種は若干サイズが違うそうで、「X」なし機種との間でパッドの相互流用は厳密にはできないそうです。
 ムリクリなら着かなくもないらしいですが(笑)。
 
 


 
□2012-04-28 庚申待ち
 
 
 今宵。
 
 


 
□2012-04-29 上弦、庚申 (旧暦 閏弥生九日)
 
 
 睡魔に勝てず。
 天ノ川学園高校の修学旅行に、置いてけぼり喰らいました。orz
 
 
 にもかかわらず。
 思わぬ所で理事長のお姿を拝見したでござる(笑)。
 
 


 
□2012-04-30 (旧暦 閏弥生十日)
 
 
「これが最後の任務だ」
 
 いきなり何のフラグだっ!?
 と思ったら、OP前に退場してました。
 まあ、わざわざ「行方不明」扱いしてるので、後半か終盤にでも戻ってくるんじゃないかと。どういう形で、どういう立場でかは、ともかくね。
 案外、宇宙漂流してたところを、アセム大好きなゼハートが救出・保護してたりしてね(爆)。
(聞くところによりますと、アセム行方不明の経緯は小説版で補完されているとのこと。こういうやりかたは、本当にやめてほしい)
 
 
 
 アグレッシブなだけでなく、サムズ・アップまでするファンキーさも併せ持つ。
 そんな元気印満載な爺さん(『真マジンガー衝撃Z編』の兜十蔵爺さんに通ずる元気さですな)指導の元、スパロボを操って侵略者を討つ少年主人公。
 
 最初っから、このスタイルでやれば新世代ガンダムとして、低年齢層向けガンダムとして、成功したんじゃないかと思います。
 AGE-3 のコックピットでGボタンを叩く姿なんて、まさにスパロボ!
 
 第一世代と第二世代の、あの深刻さの積み重ねがあるため、フリット爺さんのやってることが、『V』のハンゲルグ・エヴィンが息子にやったことと重なってしまいます。
 つまり、身勝手で独善的ってこと。
 
 いささか反抗気味でもあった息子の経験からでしょう。
 孫のことは巧みにコントロールしていますね。
 これが単に「仲良しの孫と爺ちゃん」ならいいのですが、フリットの腹の内を考えると……黒すぎます。
 
 制作の思惑としては、ファンキーなノリや、AGE-3 のシルエットと合体システムからして、『ZZ』を意識しているのは明らかです。AGE-1 がガンダムを、AGE-2 がZガンダムを意識していたようにね。
 ただ。「明るいガンダム」を目指した『ZZ』を真似て、キオ編を明るい展開にするのなら、それはダメでしょう。『ZZ』の明るい路線は失敗だったと富野監督も認めておられるはずです。だからこそ、すぐにシリアス路線に戻した。結果、『ZZ』は全編で統一感に欠けたチグハグ作品となったわけです。マシュマー、キャラ、グレミーら、キャラクターたちの激変ぶりは、そりゃー酷かった。スクリーンにフレームが入る「Zザク」も黒歴史でしょう(苦笑)。
 
『ZZ』のことは、ともかく。
 マジで、今回が『AGE』の第一話ならと本気で思いました。
 第一、第二世代については「かつて戦争が始まった」「爺ちゃんも父さんもMSパイロットだった」って程度にしてサー。
 それで、全編通して一貫して子供向けに徹したらいい。サンライズの子供向けアニメには小学校の一クラスが「地球防衛組」を名乗って侵略者と闘うという父兄が卒倒しそうなストーリもあるのですから、爺ちゃん大好きな少年が爺ちゃんのガンダムに乗って明るく闘っても問題ありません。
 
 
 
 あくまで『AGE』が深刻な侵略戦争を描くというのなら。
 前回の、あのクーデター(と呼べるほどハードでもありませんでしたが)を受けての恐怖政治を描いておくべきでしょう。
 フリット・アスノ司令が徹底的にヴェイガン狩りを行う弾圧政策。それこそ、ティターンズやアロウズを思わせるような、ね。
 あの裏切り者の首相を逮捕したときのフリットの目の色からすれば、それくらいの強攻策はさせるべきです。
 にもかかわらず。
 キオ編の始まりは平和な社会でした。
 潜入していたヴェイガンが一斉蜂起しました。
 一瞬にして地球は連邦だけのものでは、なくなりました。
 
 脚本家は何をしたいんだ?
 
 ビッグ・リングも脆かったですなー。(棒読み)
 いやー、さすがはヴェイガンの迷彩技術ですなー。(棒読み)
 
 


 
□2012-04-30 もじら
 
 
 泉州もじら 12.0 と、南海もじら 2.9 がリリースされました。
 
http://mukkst.com/
 
 

3月へ 5月へ
庭に出る

 
壁紙 by 「風と樹と空とフリー素材」