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□2011-07-01(金) 朔、山開き (旧暦 水無月朔日)
電力使用制限を受け。
LED電球が大好評でメーカーは生産ラインを増設、フル稼働なんだそうで。
えーと……。
各家庭がLED電球に切り替えて節電するとしても。
大手メーカー等々が工場フル稼働では……どうなるん?
て言うかサー。
一律15%削減ってのが、まちがってるんですよ。
T.P.O. ってのを知らんのかね、政治家と役人は。
海江田大臣の顔が日に日に阿呆に見えてくるんですがね。
□2011-07-01(金) 公務員試験って難しいと思ってるんですけどねぇ。
ユッケの食中毒事件を取り上げたNHKの特集番組を観まして。
法で義務付けられている抜き打ちの立ち入り検査を、行政側がまともにしていなかったというのに呆れましたね。
事件を起こした店舗が夜からの営業なのに、昼間ばかり何度も訪問していて「どうしても検査できなかった」と開き直っていたそうで……阿呆か!
改善策として「あらかじめ営業時間を調べるようにする」とか言ってましたが、そんなの訪問の基本や! 最初に気づけ!! ド阿呆!!!!
しかも、「それでも検査できないときは事前に連絡して時間を打ち合わせる」とまで。それのどこが「抜き打ち検査」なんだよっ!?
結論。
役所は阿呆だけで構成されている。
身を守りたければ、頭の悪い役所に頼らず、自己防衛すべきです。残念ながらね。
とりあえず、これからの暑い季節に、それでも生ものを欲しがるのは、自殺行為だと自覚しませう。
□2011-07-01(金) びっくりだ。
http://www.ricoh.co.jp/release/2011/0701_1.html
かつては。
一流のニコン、キヤノンに対して。
ペンタックス、ミノルタ、コニカは1.5流。
リコーは二流のイメージだったんですけどねぇ。
今やコニカミノルタはカメラから完全撤退。
そして、ペンタックスがリコーの傘下に。
なんともかんとも。
□2011-07-02(土) 半夏生 (旧暦 水無月二日)
ヒトミちゃんPの調子が今ひとつよろしくない、と以前申しました。
相変わらずです。
まあ、原因の一つがHDDがギリギリになってきていることは自覚しているんですけどね。何せ、容量40GB、しかもそのうち10GBをリカバリ領域に取られてる。今どきのPCと比べたら少なすぎます(汗)。
しかも、どうやらレジストリがグチャグチャになっているらしく。フリーのレジストリ掃除道具でも解決しなくなっています……。orz
(ぜってー、あれとあれのせいだ。あいつらアンインスコしたときの置き土産なんだ。そうに違いない)
で、まあ。
考えてしまうわけですよ。
そろそろ新しいのが欲しい。
とね。
候補は、そこそこ絞ってます。
無論、低予算で♪
安さだけなら、ThinkPad でないレノボ。
個人的好みなら、hp。
ブランド力なら、やっぱり ThinkPad 。
ただ。
レノボの G560 あたりは、安いだけのことはありそうで。なにせ、マジで格安ですからねぇ。
hpは、Compaq 時代の好評価が現行の Pavilion には通用しないらしく……。某板でも散々な評価ですね。
となると、ThinkPad ? 注文から納品まで一ヶ月は待たされるらしいですが。まあ、自分の好みでカスタマイズ注文できるのは便利ではありますね。
そんなとき。チラシにあったのが気になっています。
NEC VersaPro J 。
NEC と言えば LaVie なのに、何ですかこれは?
と思い調べてみましたところ、どうも業務向けのシリーズらしいですね。なんでこれが家電屋のチラシに?
それはともかく、NEC のサイトで見ても詳細がよー判らんですなぁ。
Win7 Pro は別に不要ですが、きっちり作られているのなら、妖之佑の好みに合うかもしれません。
うーむ。
もう少し調べてみますか。NEC 全般に対する口コミ評価も含めて。
□2011-07-03(日) 庚申待ち
四日が庚申なので。
□2011-07-04(月) 庚申 (旧暦 水無月四日)
細かなことなんでしょうね。
ヤミーの親である奥方、そしてヤミーの羽根で操られた警官、警備員の皆さん。彼らには一連の事件について責任は一切ないんですよね。
事件の発端となる支配欲を抱いていた奥方とて、普段それを実行に移すわけでなく、旦那を尻に敷く生活でそれに代えていたわけで、世間様に迷惑はかけていなかった。それがヤミーによって異常増幅されただけで。
しかしです。
旦那はどうですか。町会長の旦那は。
奴はシラフでありながら、女房の暴走に手を貸し、あまっさえ嬉々として町人監視と弾圧に走りました。
奴だけは真の悪人です。断じて許しては、なりません。
脚本的には、正常に戻った奥方にお仕置きされることで罰にしているのだとは思いますが。
でも、この様子は、この家庭での日常のはずですから、旦那にとって通常の範囲内です。罰には、なりえません。
どうにも、悪いことした奴が作品内で罰せられずに終わる展開が多くて多くて、気になります。
シンプルな勧善懲悪がカッコ悪い、ダサいとでも思ってるんですかね。
しかし、そんな感性なら、そもそもスーパーヒーロータイムの作品に関わるべきではありません。
どうにも終わりかたが不愉快で。
アンクがロストアンクに吸収されてしまったことも、ぼーっと観てましたよ……。
あと、さらに細かい、どうでもいいことかもしれませんが。
軍鶏ヤミーがムエタイっぽい動きをやたらと見せてましたけど。それもコミカルに。
あれって、タイの人とか、ムエタイ関係者のかたがたに失礼になりゃせんですかね。大丈夫ですかね。
少し心配になりました。
□2011-07-05(火) (旧暦 水無月五日)
地上波アナログの停波まで残り三週間を切りましたね。
にもかかわらず、未だに地デジ化していないかたも少なくないと思います。
ギリギリにならないと動かない人、さらには、ギリギリになってすら動かない人もおられますから(笑)。
念のために言っておきますが。
地デジ対応のTVを買っただけでは地デジが映らない場合も多いのですよ。アンテナの問題でね。
アンテナは室内アンテナでない場合、つまり屋根に設置する場合は安全のためにも業者さんに依頼することになります。
となると、日数的に切羽詰まってくると、夏のエアコン取り付け同様、順番待ちになる可能性が高いです。
ギリギリを越えてしまって、しかもアンテナ設置が間に合わないときは。
慌てて高価な地デジ専用室内アンテナを買わずに(立地的理由で室内用ではアンテナの効果が満足に得られないケースもあるので)。
まずは、お手軽簡単な自作アンテナを試してみるのがいいと思います。
「スリーブアンテナ」とか「ヘンテナ」を「地デジ」と込みでぐぐってみると、けっこうな有益情報が得られます。
室内屋外にかかわらず、お高いアンテナを買うのは、それからでもいいと思いますよ。
□2011-07-06(水) 入谷鬼子母神朝顔市 (旧暦 水無月六日)
言いたいことは多々あったのですが。
カンニング竹山さんが、ほぼすべて言ってくださっていますので。
http://rocketnews24.com/2011/07/05/109813/
まあ一説には、奴は菅内閣を潰すための自爆テロを実行したとも囁かれてますけどね。
□2011-07-07(木) 七夕、小暑、八せん終わり (旧暦 水無月七日)
星に願いを……たって雨ですから、しっかりと。
だからサー。
七夕は旧暦じゃないと無理なんですってばー。
新暦だと梅雨の真っ直中なんですからー。
あ、さて。
オカリンが星に願うなら、やはり、まゆしぃ☆の無事でせう。
先週はアバンを含めて三度殺されたまゆしぃ☆……。
今週どうなるかと思いましたら、オカリンの独白と数枚のシーン・イラストで軽く済まされてしまいました。
いや、ある意味、ほっとしてますよ。
おそらく原作のゲームでは、プレイヤーの選択に応じて、まゆしぃ☆が様々な形で死を迎えるというドツボなルートだらけなのでしょうね(あの手この手での殺害方法をあれこれ考えセッティングした原作スタッフは鬼かよっ)。
ですから、ほっとしているのです。アニメで数週間に渡って延々と鬱展開されては、たまりません。
某“8”を八週に渡り、しつこくしつこく繰り返して視聴者をうんざりさせ、しかも自画自賛している厚顔無恥な某京アニのような非常識さは、こちらのスタッフさんたちには、なかったようで。
数えきれない絶望を繰り返したオカリンがブチ切れ、とうとうタイムリープを壊そうとまで、というのは実にリアルで鳥肌立ちます。
脳ミソ崩壊して当然ですよ。
延々繰り返してもブチ切れることなく、代わりに精神が老婆化した梨花ちゃま。
繰り返すごとにスキル・アップし、心身共にどんどん強くなる、ほむらさん。
どっちも(無理をしているとは言え)常人ではありませんからね。
対するオカリンは本当に“ただの人”ですから。
「組織」やら何やらを、“ごっこ”で演ずる単なるヲタクですから。
先週、早々にオカリンが未来から来たことに気づいた助手ですが、彼女が今回、事態を理解してくれたのが大きいですね。
オカリンにとって、最も頼りになる存在です。何せ天才ですから(しかも何? あの萌えパワー全開ぶりは)。
そして、もう一人の強い味方。
先週のAパートで、バイト戦士くんが、マジでただ者でないことは確定してました。
しかし、よりにもよって搭乗型のアレを持ち出してくるとは……まさかやるとは思ってなかったですよ、これを。
彼女の正体も、まさかそんなベタをするとは思っていませんでした。逆を取られましたなぁ。
(あの真空管式インジケーターは欲しいぞ)
とにもかくにも。
まゆしぃ☆が助かってくれれば、それでいいですよ。ええ。
余談ですが。
眉一つ動かさず片手撃ち一発で人を射殺できる萌郁はともかく、その手下たちが、あまりプロっぽくないんですよね。
雑居ビルへの突入に、あんなデカいサブマシンガンを携えるとか、ありえない(素人であるラボメンに対する威嚇のため、という解釈もできますが)。
縛ったオカリンに逃げられたり、通行人に邪魔されたりしてますし(こっちは、そうしないとストーリが進まない、という事情がありますが……)。
萌郁の属する組織の性質がイマイチ判りませんな。
□2011-07-08(金) 上弦、六星陰遁始め、甲子 (旧暦 水無月八日)
だいぶ遅れてしまいましたが。
ピーター・フォークさんのご冥福をお祈り申し上げます。
『刑事コロンボ』は名作ですからねぇ。
もちろん、氏に言わせれば「私はコロンボではない」となるんでしょうが。超有名な当たり役を得た俳優さん共通の叫びとしてね。
コロンボ警部(英語原版では“lieutenant Columbo”なので、実は「警部」ではない)は日本語版では、ダサくてさえない中年男、というだけですが。
英語版の台詞を聞きますと、実はかなりガラがよろしくない印象があります。想像するに、コロンボ警部は若い頃は、それなりに暴れていたんじゃないかと思っています(笑)。
あるいは、コロンボ警部がイタリア移民の子孫という設定から、あれはイタリア訛りの英語なのかもしれませんが(ピーター・フォークさんご自身は東欧系をご先祖にお持ちのようです)。
ピーター・フォークさんご出演の他の映画などでは、けっこう悪党が板にはまってたりしますから、案外、ご自身も若い頃は相当なワルだったりして……(笑)。
実は、コロンボ警部は第一作『殺人処方箋』では、かなりこざっぱりしたいでたちの人物として登場したんですよね。コートはよれてませんでしたし、髪も、きちんとしてましたし。
いったい、どこでどうなった?
シリーズを通してキャラクターが構築されていく過程を知るためにも、買ったままになっている全集DVDを観ないといけませんな。
□2011-07-09(土) 浅草寺四万六千日・ほおずき市 (旧暦 水無月九日)
節電?
知るかよっ、そんなこと!
熱中症になる気なんざ、サラサラねーからなっ!!
□2011-07-10(日) (旧暦 水無月十日)
アンク&刑事さんの中の人の演技に感心させられました。
メイクによるものも大きいんでしょうけどね。
とにかく、アンクと刑事さんが、ちゃんと“別人”してますから。
現在、ロストアンクのコアは八枚のはず(一枚はアンクが比奈に托したから)。つまり、まだ「足りない」。
それで、プトティラを圧倒する戦闘力って……どゆこと? アンクって、元々がそんなに強かったんですかね?
だとすると、そもそもアンクってグリード五人衆の中では別格だったことになりません?
だって、地道にセルメダルをたんまりと貯め込んだウヴァを圧倒したハイブリッドなカザリですら、プトティラには敵わないんですよ。そのプトティラを赤メダルだけのロストアンクは軽々と圧倒する……何か理由が提示されないと納得できんですよ。
ドクターは紫メダルと充分に融合できたのか、自信ありげに映司の前に出てきましたね。
枚数でも映司を上回っているのは当然ですし。
映司が住み慣れたクスクシエを出て行き、いよいよ物語も佳境って感じが嫌でもしてきますな。
果たしてラスボスはロストアンクなのか。
グリード化したドクターなのか。
それとも会長になるのか。
あるいは知世子さんになるのか(ないない)。
劇場版に上様がご客演というのはねぇ。
さすがに、やりすぎだと思うんですけどねー(マツケンさんはノリノリだとは思いますが♪)。
最近のライダーは、やたらと太秦を使いたがるんですよね。『W』とかも、そうでしたし。
□2011-07-12(火) 草市 (旧暦 水無月十二日)
菅内閣支持率がマスコミの調査では、ついに10%台だそうで。
これは政権維持が不可能なレベルなのだそうで。
でも、恥知らずな菅は居座る気満々のようで。
だからね。
これ、やるといいんですよ。
菅総理の記者会見に記者が一人も来ない。
面白いと思いません?
たまには、マスコミにも気概を見せてほしいものですよねー。
□2011-07-12(火) 百鬼夜行
でした。
□2011-07-14(木) 那智の火祭、大つち、三隣亡、初伏 (旧暦 水無月十四日)
沢嶋さん……人さらいに捕まった?
次シーズンへの布石という感じで終わりましたね。
聞くところによりますと、過去のシーズン最終回でも沢嶋さんはトラブルで自分の時空に戻れず迷子になり、次シーズンにて帰還できたそうですし。
U.S.A. のTVドラマは、たいていこういう「次回に続く」という形でシーズンを終えますね。
決して、『黄門様』のような最終回は使わない。
NHKは U.S.A. を意識してるのかな?(笑)
第一、第二シーズンの再放送は、しないんですかねー。
DVDも発売されているそうですから、やらんかもなー。
2011-07-15(金) 望 (旧暦 水無月十五日)
ヒトミちゃん、ヒトミちゃんPに続く、ノートとしては三代目母艦のヒトミPPです(風子Sヒトミは母艦ではないため、あえて言うなら2.5代目)。
メーカー&機種はロゴからお判りでしょう。
ぶっちゃけ、失敗したと思ってますよ、ええ(苦笑)。
いえ、性能的には申し分ありません。
標準のメモリは、増設したヒトミちゃんPと同じ2GB。
にも関わらず、XP搭載のヒトミちゃんPよりも、7搭載(ただし、32bit)のヒトミPPのほうが軽快に起動・動作します。CeleronM と COREi5 との差が明確に出てますね。
外見は、上蓋は写真で見えますか、それとパーム・レスト部もヘアライン加工されており、えらく高級感が演出されてます。その分、汚れがこびりつきやすく困りものですが……。
つか、この「ProBook」シリーズって「Compaq」の後継であり、要するに事業者向け商品のはずなのに。家電メーカーの品が軟派で外見重視ならまだ判るとしても、PCメーカーの事業者向け品にこういう高級感って必要なんですかねぇ。
事業者向けということで、Compaq 同様の質実剛健さを期待していただけに、残念でした。
それより何より。
入力デバイスが、事業者向けとは思えないほど……酷いです。orz
まずはキーボード。
下調べをきちんとしていなかった私のミスですがね。
いわゆる「タイル・キーボード」だとは思いもしませんでしたよ(涙)。しかも、妙に柔らかくてペタペタしますぅ。
私は、これを「タイル」と呼ぶとは知らなかったのですが、見てすぐに「生チョコをキーボー配列してる」と思いました。で、打つ前から嫌な予感がし、それは的中しました。
目的のキー周囲のキーの角が指に引っかかって邪魔しますね。何せ形が□ですから。
これが従来のですと山形ですから、隣のキーが邪魔することなどありえなかったのに。
各メーカーは「キーがそれぞれ独立しているので打ちまちがいをしにくい」と言ってますがね。絶対、まともな実用テストしてねーだろ!
少なくとも大量の入力をする使用環境で、この「タイル」は、あかんと思います。
一般家庭でのネット・ザッピングやネット・ショッピングになら、別にいいとは思いますが、それは事業者向け製品が網羅する用途じゃありませんし……ねぇ。
たぶんですが、プロでなくても、アプリを作る人とか、頻繁に更新するブロガーさんとかですと、タイルを嫌がると思います。
それと、もう一つ。
タッチ・パッドが……最悪です。orz
これも、ヘアライン加工と同じデザイン・コンセプトからでしょうが、パーム・レストとの段差が、ほとんどありません。バリア・フリーです。慣れるまで、パッドのつもりでパーム・レストを擦ってしまいますよ、これ。
しかも、ポインタ移動操作部分と、クリック部分にも境目がありません。白線は引かれていますが、指先の触覚では判別不能です。おまけにデフォではタッチ・クリックですから……既にいくつかのフォルダが行方不明になってますよー、意図せぬ範囲指定が頻繁に発動してしまいますからね(涙)。
ところが、タッチ・クリックを無効にしますと、もっと使えないパッドになります。左右それぞれクリックするために押し込むのに力がかなり必要なのです。これも、絶対に実用テストしてねーだろ!
パッドの左上に小さなLEDが埋め込まれてあり、ここをWタッチ・クリックするとパッドの有効⇔無効が切り替えられます。ドライバのプロパティを開かずにすむのは便利ですが、無効のときはオレンジ光が点灯したままというのも少し目障り……そもそも、まともなデバイスを取り付けてくれてれば問題ないのに。
増設用に2GBのメモリも入手、取り付けたのですが(2+2=4なのに、認識がたったの2.9GB。3.2GBくらいなら納得もいくが、さすがにこれは少なくねーか?)。
hpは本当にメンテ性がよろしくないですね。Compaq も、キーボードの裏側にメモリ・スロットでしたが、ProBook も同じくでした。しかも、Compaq より外すべきネジの数が多い!
高級な外見でお客に媚売ってるのに、こーゆーところだけ事業者向けハード仕様ってどうよ?
聞くところによりますと、個人向け商品である Pavilion もケースの構造は ProBook と同じで、メモリ増設がかなりめんどいんだそうで……ったくチグハグなことを。
hpは好きなメーカーなのですが、最近は開発姿勢が変わったのかな?
もっと硬派な商品を期待していただけに、残念でした。
せめてもの救いは。
私の場合、母艦はあくまでもネット用ですので、キーボーもパッドも我慢できる、という点ですね。デスク・ノートとして捉え、マウス操作すればいいわけですから。
モノカキ用には、今のところ、とあるおかたから譲っていただいたL1がありますし。
とは言え、これならレノボ版 ThinkPad にするべきだったかとは、思ってますよ、ええ(苦笑)。
私はもちろんヒトミPPを、しっかり使い倒しますが。
他人様には現行の ProBook をオススメできかねます。
なお、一つだけ強く褒めておきたい点があります。
私が使っているhp製PCは二つとも、パーム・レストが決して熱くなることがありません。もちろん作業中の排気は凄く熱いです。これは、内部のパーツ配置が良いからなんでしょうね。長時間の使用には、これはかなりありがたい利点だと思います。
(初代ノート母艦のヒトミちゃんが、まーとにかく手のひらが熱かったですよ、マジで)
とりま。
中古の IBM ThinkPad が、ますます欲しくなりました。
テキスト作成にだけ使う用のやつがね(笑)。
いや、それにしてもです。
ヒトミちゃんの半額で買えたヒトミちゃんP。
そして、さらにその半額で手に入ったヒトミPP。
しかも性能はダンチ!
PCの価格破壊って、凄いや。
ついでに。
Win7、そーとー頑固で使いにくいです。
XP までのマイコンピュータに相当する画面が、とにかく見辛い使い辛い。
まあ、安全性を重視してのことでもあるんでしょうけどね。
私は、フリーウェアの「ViX」を入れて、何とかやってますよ。(;^_^A
ああ、そうそう。32bit版7のおかげでか、今まで XP 上で使っていたアプリの大半は問題なく作動しています。ただ、7用窓の手正式版が、一部機能しないという問題発覚です。作者さんの修正待ちでしょうね。
95 から XP まで続いた伝統的操作感そのままに継承してくれればいいものを。
阿呆な技術屋は、自分の技術をやたらとひけらかしたがりますからなぁ。それでユーザーに不便を強いてりゃ世話ないです。
(毎年、新製品を出すセキュリティ・ソフトにも言える欠点ですがね、これは)
□2011-07-16(土) (旧暦 水無月十六日、嘉祥)
昨日の補足です。
hpの ProBook 。
あれこれ難癖はつけましたが、カッチリした本体構成と質感は価格以上のものです。これは、まちがいありません。
事業者向けと考えると、いささか肩すかしですが、フツーに個人用と考えれば、特にキー・タッチにこだわらなければ、かなりお買い得感はあるはずです。
ただし、事業者向けなので、プリ・インストールされているアプリは本当に最小限です。office すら入っていません(笑)。だからこそ、大半をフリーウェアでまかなうのが好きな妖之佑向けのはずだったんですが……まあ、そこは仕方ありませんね。慣れていきますとも、はい。
あ、さて。
機種が代わり、モニタ画面も 4:3 から 16:9 になり、新たに壁紙を探さなくてはなりませんでした。
で、いろいろうろついていて見つけた所があります。
http://aria.rightstuf.com/
URL から、ご推察ですよね(笑)。
どうやら、海外における運用権を持った所のようです。つまり海外版の「公式」と言えるでしょうか。
上側のタブから作品を選び、それから左のタブで「Extras」を選択しますと、壁紙がいろいろとありますよ♪
いやー、懐かしいですねー。
また観たくなりました。
□2011-07-17(日) 祇園山鉾巡行 (旧暦 水無月十七日)
ロストアンク、まさかの、あっさり退場……。
ウヴァが仲間たちに爆殺された直後、一枚だけのコアメダルが「このままでは、すまさんぞ」と言っていたことから、気にはなっていたのですが。
どうも、コアメダルの中で一枚だけ、グリードの意識を宿しているものがあるようですね。つまり、それが“コアの中のコア”、という感じ?
今回、プトティラが斬ったのは、ロストアンクの意識が宿ったコアだったのでしょう。
おかげでアンクが復活。
ちゃんと刑事さんに憑依していたときの姿なのは、他のグリードたち同様、人に化けた状態なのでしょうね(と言うことは、右腕だけではなく全身が復活? まあロストアンクのコアも手に入れたのなら、そうなりますね)。
で……。
予告編を観る限りですとね。
ラスボスはアンク!
って感じがしてならんのですが(汗)。
まあ、予告編は毎度毎度フェイクをかましてくれますから、何とも言えませんが……。
なにげにウヴァさん、いるし(笑)。
ガメルがいつも旨そうに菓子を喰っていたのが実は“ナンチャッテ”だったとは驚きでした。
クスクシエでバイキング喰ったときの「旨い♪」も、“旨いつもり”だったのですね。
ガメルの無邪気さを思うと悲しいですなぁ。
だからこその、アンクのアイス好きにつながるということか……なんて伏線なんだよっ。
□2011-07-18(月) (旧暦 水無月十八日)
“ナンチャッテ海の日”です。
しつこいようですが、ハッピーマンデー制度には強く強く断固として反対し続けます。
あ、さて。
ヒトミPPのタッチパッドが最悪ということで、とりあえずマウスを使っていたのですが。
このマウス、L1用のを外してきてるんですよね。
いちいち付け替えても、そりゃーいいんですがね。
とは言え、そもそも妖之佑、光学マウスの「どこ動かしてるか判らん」感触が大嫌いなのです。正確さに欠けようともボール式のほうが好きだったりします。
L1にはアキュポイントという、ThinkPad で言うところのトラックポイントと同じものがあり、マウスはあくまでも補助ですから、嫌いな光学でも問題ないのですが。
ヒトミPPで常用するとなると、どうしてもストレスが溜まります。母艦ですからねぇ。
初めてのノートであるヒトミちゃんに搭載されていたのがトラックボールでしたので。それにどっぷりはまりますと、もうマウスを使ってあれこれというのが習慣になりえないのですよ。
ですから、ヒトミちゃんPになってもマウスは繋がず、タッチパッドだけでやってました。おかげで、ツルツルになってしまい、指先が痛い痛い。
母艦を新たにすることで、心地よい滑りのパッドを期待していたのが……あのザマですからねぇ。(;^_^A
思いきってゲームマウスにでもしてしまうか? いやいや、いっそのことゲームパッドで操作するか? などとも考えました。
この妖之佑、初めてのネット生活はドリキャスでしたから、ゲームコントローラーでネットというのに違和感を持っていませんからね(笑)。
あれこれ考えつつ、マウスに代わる物がないものかと探しておりましたところ。
天啓とも言えるページにヒットしまして。
それから、すぐさま通販サイトに飛びましたよ。
で。
導入しました。
↓の製品です。
http://www.kensington.com/
原点回帰ですね。
マウスが嫌という時点でトラックボールを思いつかなかったのは我ながら不覚です。
ヒトミちゃんに、つまりノートPCに搭載のものより、はるかにデカいボールにびっくりしました。
でも、そのおかげでボール半回転で画面の端から端にポインタを走らせられますよ。これは快感♪
マウスですと、あと少しの所でテーブルの端っこやPC本体に当たってしまいポインタが届かない、というストレスが頻繁にありますからねぇ。
実は日本のメーカー製品を考えたのですが在庫切れで、それで在庫のあったこれにしたのですが。正解でした。
ポインタを動かすボールと左右クリック・ボタンの他にスクロール・リングがあり、これがかなり便利♪ 第一候補にしていた国産品には、スクロールがありませんでしたからね。
それ以外のボタンがないわりに、そこそこの価格でしたが、道具はシンプル・イズ・ベターなので、これで全然OKです。左右対称なので左手でも使えるという利点がありますし。
左クリック(PCの左に置くなら右クリック)を親指で、というのに慣れるまで、少し厳しいかもですが……。
ヒトミPPのキーボーと比較すると、そのサイズがお判りかと思います。デカいです。
下側に付いているのは、リスト・レストというパーツです。ユーザーの好みで付け外しして調節するもので、妖之佑にとっては付けたほうが手首と腕が楽です。ただ、ラバー製なので少し、くっつき気味なのが個人的には難点ですね。
ちなみに、妖之佑には、これくらい傾けたほうが使いやすい感じです。
特別なドライバはなく、USB に挿し込むだけで認識される手軽さも◎です(単なるマウスで専用ドライバのインスコ必要な製品なんて、ぶっちゃけ買うに値しないと思ってますよ)。もちろん7対応品。
まだ使い始めたばかりですが、それでも今までの違和感がかなり解消されました。
あとはボール操作の感覚を掴むのと、親指クリックに慣れさえすれば、たぶん完璧でしょう。
現段階では良い買い物だったと思っています(無線LANルーターより高かったんだぜぃ)。
□2011-07-19(火) (旧暦 水無月十九日)
わざわざ予算委員会での発言として述べることでもないと思います。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/ 110719/plc11071909400005-n1.htm
要するに利用する気、満々ということですよ。
一方の「二位」の人も。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/ 20110719/plt1107191608003-n1.htm
国民は、ちゃんと判ってますからね。
こやつらには一刻も早く退場していただきたいです。
居座られるれば居座られるだけ日本がますます危うくなります。
□2011-07-20(水) 土用 (旧暦 水無月廿日)
魁皇関、長い間をお疲れ様でした。
外野の勝手な言い分なのですが。
この人は、もったいなかったと思います。本来なら横綱になれたはずの力士ですからね。
しかしながら。綱取りの場所直前に怪我をすることが、とにかく多くて多くて……もったいなかった、本当に。
以下は毒舌です。
これで、番付上位に、ロクな日本人力士がいなくなったというのは、嘆かわしいですね。
いえ、別に外国人力士のことをどうこう言うつもりは、一切ありません。彼らは稽古に精進を重ねた結果、今の地位を勝ち取っているわけですから。
ただ、対する日本人力士たちの勢いが感じられないのが、何ともねぇ。
五輪の主に陸上などで、とにかくメダルの欲しい各国が、実力のある外国人選手(とりわけ身体能力に優れた黒人選手)を移籍させて“自国民”としてメダル争奪戦に参戦させる姿勢を個人的には「みっともない」と常々感じていますが。
どことなく、その状況に何となく近いような違和感を感じてしまうんですよね。番付上位を外国人力士に占有されている今の大相撲を見ますと。
いえ、五輪のと違うのは判ってるんですけどね(とは言え、メダルが欲しい各国と、協会やタニマチからカネが欲しい各相撲部屋と、その思惑に共通するところはあるのか……)。
なお、五輪に出場するために国籍を変える選手たちに対して思うところは、まったくありませんので。
□2011-07-20(水) それにしても。
はてなさん、はっきり言って使いにくいですね。
記事の修正が、すぐには反映されないというのは、ブラウザのせいではないですよねぇ? これでは明らかな誤りに気づいて修正しても、まちがったままの文がアップされたままになってしまいます。これは、よろしくない。てか、悪すぎ。
それと、本文の単語に勝手にリンクを張ってしまう仕様も、せめて OFF にできるようにしてほしい。
ログイン画面で、デフォルトでログイン状態を保存するチェックが入ってしまうのも勘弁してほしいです。臆病な妖之佑は、ブラウザに、なるべくこの手の情報を記憶させない主義ですから。憶えさせないからと何度やっても、チェック・マークが復活しますが……嫌がらせですか?
ログアウトすると、はてなダイアリーのトップにいちいち飛ぶのも不便すぎます。普通に日記のトップに戻してほしい。
こういった「押しつけ」仕様が一番嫌いなんですよ。開発者が「快適」と思っても、ユーザーが同じ感想を持つとは限らない。いや、むしろ十人いて一人が開発者と同じ感想を抱けば御の字でしょう。
だからこそ、こういった「押しつけ」仕様には、ON ⇔ OFF の選択肢が必須だと断言します。
あまりストレスが溜まるようでしたら、ふたたび日記探しの旅に出るつもりです。
このままでは、満足に使えませんからねっ!
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追記。
キーワードのリンクを完全に無効化するには有料版にしろ、ですとさ。
けっ。
引っ越し、ほぼ決定。
今は時間がないから動けないけど、はてなを見捨てる方向は確定しました。
□2011-07-21(木) 土用丑 (旧暦 水無月廿一日)
「失敗した失敗した
失敗した失敗した
失敗した失敗した
あたしは失敗した」
鳥肌立って仕方ないんですけど……。
凄いわーこの展開。
脱帽。
今回のDメールによって、ラボへの襲撃が、なくなりましたね。
山の手線も平常通り動いてますから、少なくともこの時点での危険は、なさそうですが。
たぶん、別の形で違うタイミングで襲撃なり何なりの悲劇的事件が起こるんでしょうねぇ。
2クール予定だとすると残り10話ありますし。
まだまだ安心なんて到底できゃしません。
少し整理してみます。
あくまでも、個人的解釈で。
第一話、ラジオ会館にて、牧瀬紅莉栖が刺殺されていたことが物語の発端。
紅莉栖の遺体を発見したオカリンが結果的に一週間前という過去にメール(命名される前の「Dメール」)を送ったことで物語が動きだした。
つまり、オカリンのこの“最初のDメール”により、SERNのタイムマシン開発および世界征服が可能となった。
その証拠が、メール送信直後にラジ館屋上に出現した墜落人工衛星。なぜなら、SERNが世界征服しなければ、この“人工衛星”は出現する必然性がないから。
それから後のことは、置いといて。
つまり。
オカリンが最初のDメール、つまりは「牧瀬紅莉栖が殺害された」という一報をダルに送らなければ、あるいは電話レンジ(仮)が稼働していなければ、何事も起こらず世はすべて平穏のままだった、と。
では、Dメールの有無により、何が変わったのか?
“人工衛星”? いや、あれは変わったことを受けての結果の一つであり、世界線の移動原因ではない。
もっと、はっきりした変化。そう、それ。
牧瀬紅莉栖の生存。
牧瀬紅莉栖が後に「タイムマシンの母」となることは、第15話で鈴羽によって語られた。この鈴羽情報は信頼に値する(でなきゃ、さすがに今回の鳥肌感動が無駄になる……)。
つまり。
牧瀬紅莉栖がいたからこそ、SERNが世界征服できた。
ということは。
牧瀬紅莉栖がいなければ、SERNは何もできなかった。
つまり、最初に戻ると。
牧瀬紅莉栖がラジ館で刺殺された世界線では、SERNの世界支配は存在しない。
うわ。
要するに、あれか?
悲劇を回避する方法、歪んだ世界線を戻すこと。
それ即ち。
牧瀬紅莉栖の死亡。
ということ?
牧瀬紅莉栖が誰に、なぜ殺害されたのか、ということは別としても。
オカリンが発した最初のDメールの影響で、その犯人は殺害を諦めた、あるいはできなくなった。
たしかに、これは歴史改変に相当する。
第一話のサブタイトル「始まりと終わりのプロローグ」が、思いっきり示唆的じゃないか。
結末が第一話に戻るのか。
はたまた、まったく別の形で、つまり、オカリンが犠牲者ゼロを目指すのか。
一話たりとも目が離せませんな。
□2011-07-22(金) 小つち (旧暦 水無月廿二日)
Firefox が、それまでの、3.6.17 → 3.6.18 のような、きめ細やかな修正をやめ、短期間で 4.0 → 5.0 → 6.0 という ver. アップへと方針変更したことは周知ですが(これに引きずられ SeaMonkey も、それまでの 2.0.13 → 2.0.14 といった修正をとりやめ、2.1 → 2.2 という ver. アップに変わりました)。
とにかく、一ヶ月かそこらでの ver. アップを常とする、という慌ただしい姿勢が理解できません。
なんで、こんなに急ぐ必要があるのか? 現行 ver. のセキュリティ修正一切合切を取りやめてまで。
で、考えてみました。
と言うか、比較してみました。
最新の Opera が 11.50 。
同じく最新の I.E. は 9.0 。
対して Firefox の正式最新版は 5.0 。
ひょっとして、なのですが。
この数字が理由なんじゃないかと。
つまり、素人目(と言うか、ぶっちゃけ無知無教養の目)にて、こう比較することで「Firefox だけ世間から、かなり遅れている」と誤解されるのを恐れているのではないか。
と、そう思ったわけです。
で、ver. アップを急ピッチに切り替えた?
もしもです。もしも、これが的中しているとするなら、本質を見失った実に下らない愚行だと言わざるをえないのですが……。
さて、真実は如何に?
□2011-07-22(金) ところで。
今日の Google の「アレクサンダー・カルダー 生誕113年」バナー、凄いですね。
よく理解できてはいませんが、ソースを見る限り CSS と JavaScript を駆使したもののようですが。
とにかく凄い。
凝ってますよねー。
□2011-07-23(土) 大暑、下弦 (旧暦 水無月廿三日)
六月で終了した作品について、簡単な感想など。
『まりあ†ほりっく あらいぶ』
主人公の扱いが主人公らしくない、のは置いときまして(笑)。
小林ゆうさんの実力大爆発、というところでしょうか。
この人、ずっと少年役、もしくはボーイッシュな少女役だったのが、『絶望先生』の木村カエレで弾けちゃいましたからねー♪
以降は声優版の怪優って感じでしたが。
鞠也役にて、通常範囲の少年&少女および怪優要素(とりわけOP曲に顕著♪)を兼ね備えていて、まさに実力を余すところなく発揮なさった作品だと思うわけなのです。
余談ですが。
ED曲の真田アサミさんパートは、かなこが、というよりも、でじこが歌っているかのような声でした(笑)。
三期もあるといいですね。
『GOSICK―ゴシック―』
まさか、あーゆー幕引きに、と言いますか、あーゆー終盤への持っていきかたをするとは思いもよらなかったですよ。
てっきり「安楽椅子探偵」で一貫すると思ってましたから。
(とは言え、原作は、まだ終わってないんですよね?)
そして。
今月から始まった作品についての簡単な印象など。
『BLOOD-C』
主人公が眼鏡っ娘で天然ドジで同級生に敬語使ってお人好しすぎで家族大好きで人知れずバケモノと闘って、しかも中の人がヘッド奈々……。
既視感なんてもんじゃありません。キャスティングした人、絶対に「大地に咲く一輪の花っ」を意識してただろー。
ついでに言えば、あの双子姉妹役に副ヘッドってのも、絶対に『スマギャン』意識してるだろー。
それはともかく。
いまだ舞台背景が、よく判りません。
じっくり明かしていく方針なのでしょうね。
『セイクリッドセブン』
サンライズが本気出して、変身ヒーローものを?
と思うほどに等身大変身ヒーローの王道を行っているような気が……。
とりあえず。
こっち側の戦闘員・工作員・作業員・その他諸々が全員メイドさんということで得点高いですね(爆)。
『夏目友人帳 参』
何の問題もなく。
いつもの優しい調子で描かれているので安心して観ていられそうです。
『続』に出てきた、妖怪すべてを敵視するイヤミな婆さん一派は今回は出ないんでしょうね? あれは勘弁していただきたい、本当に(てか、不要なキャラクターだと思うんですよね、生意気言って申し訳ないが)。
□2011-07-24(日) 河童忌、地蔵盆、中伏 (旧暦 水無月廿四日)
これ1セットで、コアメダルとセルメダルがコンプできるそうな。しかもリアル塗装だそうな。
ほほー、それは興味ありますなー。
http://p-bandai.jp/chara/c0034/item-1000011219/
で、お値段は?
……………………。
無理無理無理無理無理無理無理無理。
25日から予約受付開始だそうです。しかも数量限定。
こんなに高価でも、あるいはソッコー完売かもしれませんね。
不景気とはほど遠いのがヲタク関連ですか(苦笑)。
□2011-07-24(日) いや、それにしても。
砂漠、すなわちすべてが滅んだ世界の中、ただ独り佇むドクター。
『電王』のカイを思い出してしまいました。
彼の場合は、嬉しそうに笑いながら砂漠の中を駆けていましたがね。
両者に共通するのは、手前勝手な理想の世界を作りたいと思っていること。
そして、その理想が“砂漠”、つまり全部ぶち壊してしまった何もない世界ということ。
こーゆーのが力を持つと周囲は迷惑しますなー。
それでも、まだラスボスが誰なのか、確証が持てません。
とりあえず。
メダル一枚だけになっても活動していたウヴァの執念に拍手♪
□2011-07-24(日) 百鬼夜行
でした。
□2011-07-25(月) (旧暦 水無月廿五日)
子供にもできるツッコミごっこ。
「日本や独逸の技術を独自に発展させた」
元ネタにしている時点で独自じゃねーだろ。
(かつて、αシステムで躍進したミノルタが、AFの基本的技術に関してハネウェルに敗訴したことを思い出すべし)
「事故原因は落雷」
日本だって雷いっぱい落ちてますが何か?
(ってか、雷落ちただけで人死にする列車が技術の最先端? なにそれ?)
「事故調査チームを発足させた」
その前に現場では事故車両を粉々に壊して埋めてますけど?
(例え話。犯罪現場にいる連中が刑事や鑑識の到着を待たずに現場の掃除をしたら、どう思うだろうか?)
「事故は日本のせい」
「中国独自の技術と言ってなかったっけ?」
(そろそろ自己矛盾スパイラル♪)
「技術に依然として自信を持っている」
だからー、たかが雷で人が死ぬ列車の技術って……。
(事故調査開始前に運行再開ってのも凄いな)
「日本の新幹線もトラブルは多い」
中国での事故に日本の環境は関係なかろーが。
(ちなみに、新幹線は開業以来の半世紀近く、乗客が死亡する鉄道事故を一度も起こしていません。ああ、飛び込み自殺や無謀な駆け込み乗車など、馬鹿な乗客側原因のものはもちろん別ね。それが新幹線の、そして日本の最大の自慢であり、最高速度は、そのうえでの二番目の自慢と言えます。安全最優先の姿勢を貫く新幹線は、総合評価で仏蘭西のTGVに勝ると思います)
結論。
常に力で人をねじ伏せる中国共産党は、まともな議論では子供をすら説得する能力に欠ける。
要するに信頼に値しない組織ってことだね。
中国がそこまで世界最速にこだわるなら、どこか広〜い土地にレールをいっぱい敷いたサーキットを作って、鉄道レースでも開催すればいい。
厳しい言いかたをしますと。
これって日本でのユッケ事件と本質的に同じでね。
提供者がどんだけ「安全だ」と断言しようとも、自己防衛するのが一番なんですよ。
相手の言葉に耳など貸さず、自分の頭で考えて、疑いのあるものは食べない乗らない。
そゆこと。
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追記
埋めていた車両から幼児が救出されたそうで……つまり、車内をロクに調べないままに埋めてしまおうとしていた? 生存者どころか遺体確認すら一切せずに埋めようとした?
凄いね。
一般国民が使い捨ての駒なのは、どこの国家でもですが。
ここまで露骨な所は珍しいですよ。
表には出ずとも。
人民の腹の内には、トップに対する巨大な不満と怒りが常駐しているんでしょうね。
□2011-07-26(火) 三隣亡 (旧暦 水無月廿六日)
なでしこジャパンに国民栄誉賞を。
それは、めでたい。
めでたい……よ…ね?
めでたいはず。
…………すまん。
素直に祝えないです。
落ち目な菅が、なでしこジャパンを利用して人気取りを狙ってるとしか、どうしても思えないのです。
タイミングが悪すぎましたね。
ダメ菅がサッサと辞職して、後の政権の手で国民栄誉賞を贈呈すればいいと思います。
ついでに言いますと。
そもそも国民栄誉賞というものが、妖之佑は胡散臭いという印象を抱いてます。
一部に例外はあるものの、スポーツ選手は引退後、文化系は没後、という暗黙の原則があって、賞を贈る意味が薄いと感じているのですよ。
もっと積極的に存命中、現役中に贈呈してもらいたいです。
その意味では、今、なでしこジャパンに贈るのは良い事ではあるのですよ。
ただなぁ……贈るのが菅だからなぁ……。
□2011-07-27(水) (旧暦 水無月廿七日)
中国の高速鉄道事故、どんどん話が、とんでもない方向に進んでいるようですね。
事故車両を埋めてしまおうとしただけでも酷い話なのに、今度は被害に遭った乗客の人数が計算と合わないとか何とか。
政府が被害状況を少しでも軽く見せるべく、秘密裏に**を****ということ?
政府側の卑怯な報道規制にも関わらず、中国のマスコミは政府批判の論調を緩めず、その影響で大規模な抗議やデモも起きているとか。
むー。
この状況、日本はウカウカしていられません。
このまま人民による中央への突き上げが進み、上がそれを制御できないようなら。
奴らはきっとまた、あの手を使います。
そう。民衆の怒りが向く方向を変えるための手だてをね。要するに政府に向いているベクトルを変えるんですよ、日本に。
簡単に人民の目を鉄道事故からそらすには、領土問題が一番でしょう。
前にやったようにまた、漁師に化けた海軍兵か情報部員を尖閣あたりに送り込み、海上保安庁と一悶着起こすくらい、してきますよ。
これが起きると途端に、中国人民は一丸となって日本批判に転じますから。怒髪天な事故被害者とそのご家族だけは騙されないでしょうが、事故に直接関係ない大半の人民は、こうしていとも簡単に操作されるのです。
本来なら、日本政府は既にこの予測をしたうえで情報戦を展開していなければならないのですが……トップがダメ菅だからなぁ。
また、してやられるんじゃないかと不安です。
他国・他組織に怒りの矛先を向けさせる、というこの手の民衆操作は、どこの国家でも行う常套手段ですから、別に中国政府だけが取り立ててズルいというわけでもないんですけどね。
大きなのは、あれです。ホワイトハウスが行った真珠湾の陰謀。
当時、戦争に否定的だった U.S.A. 市民の世論を開戦賛成に転じさせるべく、日本に先に手を出させ、しかも前もって知っていた情報を伏せておき、わざと大規模な被害を被った。
U.S.A. に限らず、どこの国民でも自国本土が攻撃されて怒らないなんてことはありませんからね。あっさり一丸となって「敵を叩き潰せっ」となるわけです。
(※ ホワイトハウスが真珠湾攻撃計画を知っていたのは、まずまちがいないでしょう。当時、ナチス自慢のエニグマをも解読していた連合国側です。日本の幼稚な暗号など、とっくの昔に筒抜けですよ。頭が良い人ほど、知っていても知らないふりをするものです。ここぞというときに切り札として使うためにね)
個人的には、あの「9.11」だって怪しいと思ってますよ。
当時のブッシュ政権はタリバンを叩く大義名分が欲しかったですからね。
しかもブッシュ大統領は、湾岸戦争を喜んでやらかしたブッシュ大統領のご子息。つまりは戦争大好き親子ですからねぇ。
□2011-07-28(木) 十方暮入 (旧暦 水無月廿八日、荒神祭)
なんか……嫌な予想が当たりそうだ。
前回が鈴羽の人生を元に戻すこと。
で。
今回はフェイリスの人生を元に戻す。
鈴羽の場合は、楽しかった思い出をリセットすることで、「こんな人生、無意味だった」と叫んでいた鈴羽の人生そのものを無駄にさせずにすませた。
それがラボメンとしての楽しい思い出と父親との対面という対価を支払っての救いなわけですが。
今回のフェイリスのは……かなり痛いことを。
こんな究極の選択は嫌です。
こんなのが、ずっと続くなら。
すべてを背負うオカリン、そのうち崩壊しまっせ。
すべてのDメールを取りやめにさせるようDメールを送るというのは、世界線を元に戻すことには、ならない……ですよね? Dメールそのものが「過去への干渉」なので、送っている時点で世界線は移動し続けるはずです。
その意味でも、紅莉栖の言うとおり、その手法に「科学的根拠はない」わけ。
今回、萌えが戻ったアキバは、見た目は元の世界線のようですが、「元通りになるように改変した世界」なのですから、まちがいなく「似て非なるもの」です。
それとね。
現時点ではオカリンは気づいていないようですが。
すべてのDメールを取りやめる、ということは最初のあれも取りやめないといけないんですよ。
そう。
「牧瀬紅莉栖が殺された」という内容のDメールも。
それはつまり。
あの日あそこで牧瀬紅莉栖が刺殺された世界線に戻す、ということです。
まゆしぃ☆か紅莉栖か。まさに究極の選択。
きついなぁ、これ。
複雑難解な立体パズルを解くような、抜け道でもあればいいんですけどね。
「正解は一つではない」って感じの。
□2011-07-28(木) いやいや、それにしても。
やらなきゃならんテキストが、むわったく進まず。
なぜに、どーでもいいテキストは進むのか?
いや、むしろ。
やらなきゃならんテキストが進まないときほど、どーでもいいテキストが進む進む。
メッチャ打ちにくいタイル・キーボードだというのに……。
絶妙なキー・タッチと評される IBM ThinkPad でもあれば、進むのかな?
肝心なテキストのほうも。
(いや、一台あるが、あれは親父のだからして)
まあいい。
とりあえず、先週の自分なりのまとめにて大きな見落としをしていたので、それの補足など。
牧瀬紅莉栖がラジオ会館で刺殺され、それを発見したオカリンが結果的にDメールとなるメールを送信、その直後にラジ館屋上に“墜落人工衛星”が出現。
この一連の流れが、SERNの世界征服への世界線、つまり歴史となる。
SERNが世界征服したからこそ、対抗勢力側であるジョン・タイターは2010年にタイム・トラベルしてきた。
すなわち、SERNが世界征服しなければ、タイム・マシンを作れなければ、ジョン・タイターが2010年の@ちゃんねるにコテハンとして登場することもなかった。
いや、待て。
最初のDメールを送る前から存在するオカリンの記憶によると、ジョン・タイターは2000年に U.S.A. の掲示板にも書き込みをしている。
つまり、牧瀬紅莉栖が刺殺される世界線上でも、ジョン・タイターはタイム・トラベラー。
これを完全に見落としていました。
可能性1:2000年のジョン・タイターと2010年のジョン・タイターは別人。
可能性2:2000年のと2010年のとは同一人物だがトラベルの目的が違う。
可能性3:牧瀬紅莉栖が刺殺されても、やはりSERNは世界を支配する。
さーどれだ?
オイラは判んねーぞ。
もう頭の中、グチャグチャだ。
なお、ご存じのかたのほうが多いでしょうが。
2000年に U.S.A. の有名掲示板へタイム・トラベルに関する詳細な書き込みをしたジョン・タイターを名乗る人物は実在するそうです。言い分が正しいかどうかは別として、書き込みを行った人物は存在するのです。
と言うか『Steins;Gate』という作品は、この出来事を元ネタにしているんですね。SERNの元ネタはCERN、IBN 5100 の元ネタは IBM 5100 などと。
この手の騒動は、アンビリバボーな分野では多くて。
UFO目撃証言や異星人コンタクト証言などのネット上での書き込みも、これに近い“騙り”が少なくなさそうです。
まあ、かつては新聞や放送局や出版社を利用して話題性を集めるか自費出版や街頭演説などで主張するしかなかったことが、ネットで簡単に広くできるようになったってことだけでしょう。本質的には、おそらくジョージ・アダムスキーなどと大差ないと思います。
ジョン・タイターについては、その代理人に相当する者による著作権宣言が、胡散臭さに燃料投下してますね。
まあ、弁護して言うなら、証言内容を他者によって勝手に改変されないための予防線という見かたもできますが。
事実の証言と称する内容に著作権宣言、しかもそれが法外な価格で売られる、というのが、いかにも U.S.A. ですね。
UFO証言ですと、かのミルトン・ウィリアム・クーパー氏によるMJ12騒動を思い出しますよ。
氏が“暴露”した米軍極秘文書の内容は、それはセンセーショナルでしたが、だんだんと氏は著作権にうるさくなり、講演にも法外な謝礼を要求するようになったと聞きます。
軍役時代に任務で目にした極秘文書の内容とやらを、著作権宣言して売りさばくというのも凄いです。おかげで、後の氏は誰からも信用されなくなったようです。
ただ、氏の最期がね……警察隊に取り囲まれて射殺されたそうで。「ひょっとして?」と思わせる幕引きでした。
さて。
ジョン・タイターは、どうなんでしょうね。
(タイム・トラベル否定論者の最大の論拠は「タイム・トラベラーが今現在、ここにも、あそこにも、どこにもいないから」というものだそうな。かと言って、タイターのようにタイム・トラベラーを自称すれば、やっぱり疑われる。否定論者は何を言っても否定するものですねぇ。ただまあ、本当にタイム・トラベラーがいれば、軽はずみに正体を明かしたりは、せんでしょ。歴史に介入しないよう慎重に動いてるでしょう。あるいは、改変されても私たちが気づかない、ってだけかもですが)
□2011-07-29 (旧暦 水無月廿九日)
それにしても、まゆしぃ☆の懐中時計が持ち主の寿命とシンクロして壊れる、というのは怖いですねぇ。
ということで、今日も世界線、つまりは時間軸のお話でも…………と思っていましたら。
まさか。
小松左京さんが亡くなっただなんて。
ご冥福をお祈りいたします。
日本SF界の中でも王道を行くスケールの大きなSF作家だったと思います。
まあ、『日本沈没』をSF作品と捉えていいものかどうかは個人的には疑問ではありますが。
でも、これが壮大な名作なのは、まちがいありません。
↑の言いようからご推察でしょう。実は妖之佑、ぶっちゃけ小松左京作品が好みではありません。
日本SFの王道を、というとき、妖之佑は光瀬龍さんを真っ先に挙げる人ですから。
もちろん、小松さんが偉大なSF作家であることを否定する気は、まったくないので、そこのところは、どうぞよしなに。
で、小松作品。
時間軸の話に絡めて触れますと、『果しなき流れの果に』が出てきますね。
王道を行くタイム・トラベルものですが、とにかくスケールが大きかった。おかげで、一回読んだだけでは把握できませんでしたよ(苦笑)。
今、調べましたら1966年発表ですね、これ。
この当時、SFにおけるタイム・ワープものでは、時間軸は一本となっていたように思います。
つまり、フィクションであるSF作品もタイム・パラドクス(最も基本的なものは「過去に行って過去の自分や親や先祖を殺せるのか?」という疑問)にガチガチに縛られていた。そこを利用して物語が作られていたと感じます。小説も漫画も映画もね。
私の記憶が正しければ、『果しなき流れの果に』も壮大ではありますが時間軸は一本で、その中で巨大なループを描いていたと思います。
SFドラマの名作『STAR TREK』(TOS)でも時間軸は一本で、ためにクルーの一人が過去に干渉したときは、カーク船長たちは何も存在しない暗黒の中に取り残されてしまいました。
これは、当時のSFにおいてタイム・パラドクスを(とりあえず)解決する方法の一つとしてよく使われた「時間の歪み」だと思われます。他に石ノ森章太郎作品などでは、パラドクスを起こした本人が歴史上から消滅する、という解決策もありましたっけ。
SF界上、最大かつ長期的なる過去への干渉と言えば何を置いても『ドラえもん』ですが(笑)。
のび太くんというご先祖にドラえもんを使って干渉しまくってるセワシくんですが、実は彼は彼なりに、大きく変化するであろうのび太くんの未来に再干渉して、ちゃんと自分が生まれてくるように日々、調整の努力をしているのです。
「僕の未来を変えたら君は生まれてこなくなるよ」というのび太くんの心配に、セワシくんは「東京から大阪へ行くのに、どの交通手段を使っても、まちがえさえしなければちゃんと大阪に着ける」と答えています(藤子・F・不二雄さん、すげえっ!)。
これらは時間軸が一つであり、過去への干渉はその軸の改変に当たるという大前提からくるもので。
後々の80年代あたりになっても、『ターミネーター』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』あたりでは、時間軸を一つとして見ていたように思われます。
SFにおけるこの前提を大きく変えたのが、多元宇宙論ですね。
過去に干渉しても、その干渉した世界ではもちろん変化を生ずるが、自分自身や自分のいた世界には何ら変化は起こらない。というもの。つまり、過去改変は分岐を生むだけで変化は生まない。
SFでは比較的新しい考えかたのようではありますが、実は松本零士さんが『ミライザーバン』という作品において「未来は一つではなく、いっぱいある」ことを描いておられました。これが何と1970年代の作品ですから、びっくりします。
「過去の改変でも自分自身の世界は変わらない」という説を日本で一般に普及させたのは、たぶん『ドラゴンボール』人造人間編だと思います。未来から来たトランクスの干渉で、孫くんたちの世界は進む道を変えましたが、トランクスのいた世界は、そのままでしたからね。
世界的視野では、やはり『STAR TREK』(TNG)からでしょう。
この世界では量子物理学による多重宇宙論(あくまでもSF上の)が事実として認識されており、「可能性のある未来は、すべて実在する」(データ少佐の台詞)ということが確認されています。
要するに並行世界のことなのですが。
実は、この並行世界論、70年代に既にSF作品では、わりと展開されていたのです。
例えば石ノ森章太郎さんの『番長惑星』。この中で、舞い落ちる枯れ葉の上と下、というまるで禅問答のような会話を通し、可能性のある別世界の存在を説明していました。実際、主人公は「似て非なる」別の日本に飛んでしまっているわけですから。
『STAR TREK』(TOS)でも、「鏡像世界」という表現でパラレル・ワールドを描いていましたし。
面白いのは、70年代作品に、この並行世界とタイム・ワープとを一緒にして扱ったものが、あまり見られなかったことです(あるいは、それなりにあったけど目立たなかった?)。
妖之佑の貧弱な知識では、松本さんの『ミライザーバン』くらいです。
今では、一本だけの時間軸という考えかたはむしろ誤っておりタイム・パラドクスはそもそも存在しない、という方向で各作品は作られているようです。
『シュタゲ』は、もちろんそうですし。
エロゲからサターン移植で一般向け化した『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』にて顕著ですが。そもそも選択肢で展開・結末がコロコロ変わるAVGは、まさに多重世界そのものですからね。
あるいはコンピュータ・ゲームの台頭が、SFにおける多重宇宙論によるタイム・パラドクス解決の推進剤になったのかもしれませんね。
ああ。
ダラダラと語った。
無論、肝心のほうの筆は一向に進まぬ……。
□2011-07-30 (旧暦 水無月丗日)
とある辺鄙な田舎町を夜な夜な日本刀を手に駆け回り、バケモノを退治している朱目の眼鏡っ娘さんですが。
今回、「あれ?」と思いました。
廃線になった鉄道と駅と旧型車両に取り憑いて人を喰っていたバケモノを倒すときに。
一人、犠牲者候補を見つけて静かに尾行、その人が最終的に悲鳴を上げながら血まみれになって喰われるまでを、ただ黙って見守っていて。それから、おもむろに戦闘開始したのですよね。
つまり見殺しにした。
彼女の目的って人助けじゃなかったの?
バケモノを倒すこと、そのものが目的?
たしか「守る」と呟いていたはずなんですけどね……聞き違いだったのかな?
とりあえず。
主人公以外で、事情を知っている者は。
父親、喫茶店店主、女教師、遅刻魔の無口野郎、子犬(?)。
この四人と一匹は、おそらく確定でしょう。
前作を観ていないので、それとの関連性等々、まったく知らないんですよねー。
タイトルがタイトルだから、血まみれ展開は必須なのか……。
それにしても、今回の見殺しは納得いかん。
後々、ちゃんと説明してくれるんだろうな? あァ?
□2011-07-31 朔 (旧暦 文月朔日)
プリティでキュアなEDを観るたびに。
マエケンって凄い!
と思います。
あ、さて。
カザリ退場。
予定調和すぎるっしょ。
先週の予告編で完全体になってたので、たぶんそうだろうとは思っておりましたがね。
鴻上の地下27階保管室って。
どう見ても悪の組織のアジトなんですが……ってか、イメージ的には『仮面ライダー』最終回でのゲルショッカー首領(影武者でしたが)がいた部屋に似てる気が(爆)。
ここに至って、未だに会長の真意がつかめない。
映司がオーズの器に相応しいのは、おぼっちゃまだからとはね。
つまり、世が世なら映司は、王とまではいかずとも領主の跡取りくらいの地位だったということで、オーズになれた。
無欲では器になれない。
欲望が満たされていても器になれない。
欲望を満たす器が大きく、しかも空っぽでなくてはならない。
そのためには、充分に満たされたうえで一度すべてを失う経験をしていなければならない。
きつい条件ですね。
しかし納得のいく説明です、会長。
「何か欲しい物はないのか?」
と言いつつ財布を覗き込む後藤さん、リアルすぎて泣けます。
後藤さん、今では里中くんの部下とは言え、バースなんですから、それなりの高給取りのはず。
それにです。鴻上関連会社のキャッシュカードくらい持っていないんですかねぇ。
映司とアンクの対立は確定したと思います。
もはや和解は、あり得ない。
個人的意見ですが。
アンクは前回、ゴミ回収のおっちゃんを親にヤミーを作り、そのヤミーは多くの人々を傷つけました。
ほぼ一年前に、子供のアイスを盗み喰いしたようなレベルではありません。
つまり、物語の中でアンクは厳しく罰されなくてはなりません。
「ちょっと出来心で」とかの言い訳で元の鞘というのは許されないのです。
よって和解は、あり得ません。
ヒーロー番組は教育番組なのですから。
と考えれば。
ラスボスはアンクで、決まりだとは思います。
退場したカザリに代わって、他色のコアを取り込んでのハイブリッド化しそうな雰囲気ですし。
終盤は、映司、アンク、ドクターの三つ巴になると思うのですよね。
そうなると、成り行き的にせよ、アンクがドクターより少しだけ先に退場、それで彼を「ラスボスとしての悪」にせずにすませる、というのはアリかもしれません。
次回はメズールが退場しそうですね。
残り四話。
メズール回、ガメル回、ウヴァ回、そして最終回って流れなのかな。
あるいはメズールとガメルを一緒に退場させるか。
もしくは、ウヴァだけ生き延びて地道な“人生”をとか。『555』の琢磨みたく(笑)。まあ、ウヴァも罰を受けるべき存在ですから、退場でしょうがね。
できれば最終話には二話くらい費やしてほしいですね。
★
庭に出る
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