2010年9月


 
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■2010/09/01 (水) 二百十日 (旧暦 文月廿三日)
 
 
 死刑場が公開されたとニュースになってましたが。
 法務省が死刑について国民すべてで考えるための、一つの材料にしたいとか何とか。
 
 でも。
 首を括るロープは「施設ではない」との理由で非公開って……どこまで杓子定規なんだか。
 物事の本質を理解できない愚かな公務員が言いそうな台詞ですよね。
 死刑場を公開する目的が理解できていないのですから、おめでたいことです(ロープを公開することに意味があるかどうかは別の問題)。
 
 妖之佑は、個人的には死刑廃止に反対です。
 死刑という極刑を廃止すれば犯罪、特に凶悪犯罪は増えるでしょう。だって、いくら人を殺めても死刑にならないんですから。一人やろうと百人やろうと、犯罪者にとっては同じことになってしまいます。
 むしろ、一人を手にかけたことで、たがが外れ次々と…ってことになりませんかね。
 それを止める唯一の防波堤が死刑だと思うのですよ。
 
 ただし。
 死刑存続について、絶対に欠かせない条件があります。
 
 冤罪の完全廃除。
 
 これ無くしては死刑の存続は認められません。
 懲役刑や禁固刑、いえ、罰金刑であっても冤罪はあってはなりません。足利事件などは、まさに国家権力による取り返しのつかない大罪です。
 まして、冤罪で死刑が執行されてしまっては、本当に取り返しがつきません。
 
 日本警察の閉鎖的な取り調べから見直すべきだと思います。
 U.S.A. のように取り調べには弁護士の立ち会いが必要とするだけで、冤罪の発生率は激減するはずです。
 加えて、刑事訴訟において検察側には控訴権が無いという制度も、見習うべきでしょう。これで、さらに冤罪を防げるはずです。
 個人の権利に敏感な U.S.A. の姿勢を、日本はもっと見習うべきです。他の変なところばかり真似しないで。
 そうすることで、裁判員制度もようやく真価を発揮することでしょう。
 
 拘置所が実質的代用監獄になってしまっていることも問題でしょう。
 容疑者は推定無罪。という観点に立てば、規律のやかましい拘置所の制度そのものが矛盾に満ちていることは明々白々です。拘置の目的は逃走や証拠隠滅の防止のはずです。身柄さえ確保できれば、容疑者に厳しい規律を強制することに根拠などないのです。
 あれは容疑者、もしくは被告人を精神的に折れさせるために追いつめるのが目的ではないかとさえ疑いたくなりますよ。
 
 今の日本の司法環境では。
 もしも妖之佑が裁判員をすることになったとしても、検察側の主張すべてが疑わしいです。
 どんなに検察側が証拠を堆く積み上げようとも、きっと無罪しか言えないと思いますよ。
 
 死刑制度について全国民で考えるために、刑場を公開した。
 それはそれで、いいですけど。
 他にやることがいっぱいあるはずですよ、法務省には。
 
 法務相の気持ち一つだけで死刑執行が決まるという制度も、トチ狂ってるとしか思えません。
 改善すべき箇所が山積みでしょう。
 
 そのうえで。
 きちんと環境を整備したうえで。
 凶悪犯罪に対しては、死刑存続を望むものであります。
 
 


 
■2010/09/02 (木) 下弦 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 死刑論について書き忘れ。
 
 そもそも死刑とは何なのか?
 という点を確認しないと、存続派と廃止派との対話・討論は成立しないと思います。
 
 妖之佑は、死刑とは見せしめである、と考えます。
 て言うか、他に思い当たりません。
 
 死刑を、犯人に反省を促すための刑罰と解釈するのは、無理がありすぎます。
 反省した犯人は、けっきょく社会復帰とかできずに、あの世に送られるわけですからね。
 
 死刑の目的は、犯罪を防止することのみ。
 そのための、見せしめであるべき。
 
 死刑廃止をうったえる人たちは、おそらく「見せしめ」としての刑罰そのものを否定しているんでしょうね。
 でも、見せしめが無ければ、犯罪は減らないと思うのですよ。
 
 刑の確定から執行までを何年も待たせることは不当であり、非道ですらあると思います。
 確定したら、あまり長く置かずに執行すべき。
 まして、冤罪をおそれて、あるいは単に責任逃れで法務相が執行の書類に署名しないでズルズルと、というのは無茶苦茶でしょう(鳩山弟のようにサッサと、しかもたくさん署名するのも問題ですがね)。
 だからこそ、裁判段階で、冤罪は絶対に出してはならない。
 
 これを言うと、叩かれそうですが。
 
 犯罪者に対して、再犯防止目的でマインド・コントロールを施すというのは、どうでしょうね?
 例えば、性犯罪者に性癖を矯正するための洗脳をするとか。
 殺人犯の脳に倫理観・道徳観を植え付けるとか。
 
 昔、どこかの国で行われていたロボトミー手術に近い発想ではありますが。
 これを安全確実に実行できるなら、死刑廃止に賛成してもいいです。
 
 人権論者が怒り出しそうな提案ですが。
 そもそも犯罪者の権利より被害者の権利や、何の関係も無い第三者の権利のほうが遙かに大切だと思います。
 本質を見失った無意味な人権論者の言い分など無視しても構わんでしょ。
 
 後の問題は、「この洗脳制度を利用して一部の権力者とかが奴隷軍団を作らないか、凶悪なカルト集団を作らないか」という懸念でしょう。
 サリンを撒いた団体ですらできた洗脳ですから、そこのところはきっちりしておかないと危険ではあります。
 
 でもね。
 例えば警察官や検察官の脳に刑法の遵守を刷り込ませるとか。
 職業ドライバーの脳に道交法の厳守を刷り込ませるとか。
 医師の脳に医療倫理を刷り込ませるとか。
 自衛隊員に愛国心をインプットするとか。
 ってのは、就業の前提に必要な事だと思うのですよ、マジで。
 
 あー。
 政治家どもにはインスコすべき項目が多すぎて、たぶん脳の容量が足りないな(笑)。
 
 


 
■2010/09/04 (土) 廿六夜待ち (旧暦 文月廿六日)
 
 
 総理が替わって、まだ三ヶ月ほどかな。
 
 なのに、もう総理を替えるための代表選ですか。
 何考えてんですかね、あの連中って……。
 
 
 いや。
 正直、ここまで酷い集団だとは思ってもみなかったですよ。
 
 


 
■2010/09/05 (日) (旧暦 文月廿七日)
 
 
『仮面ライダーOOO』
 
 
 串田声の「タ! ト! バ!」は、いずれクセになるのでしょうね。
 バンダイ、商品の売りかただけは巧みですからなー(ガシャポンDG「KAMEN RIDER 4」以降の超激レア・アソートは、酷いなんてレベルじゃありませんが……)。
 
 劇場版『W』のせいで、『OOO』と『W』は同一世界上の物語という説が巷に溢れており、鴻上も財団Xからの支援を受けているという解釈がまことしやかに囁かれていますね。『W』終盤でガイアメモリから完全撤退した財団は、既に手を付けていたグリードのメダルに重きを置く。というところでしょうか。
 もっとも、劇場版『W』にOOOが客演したのは、あくまでも新番組の宣伝に過ぎません。昨年の『オールライダーvs大ショッカー』にWが出しゃばったのと同様にね。正直、こういう世界観のバランスを崩しかねないプロモは、やめていただきたいものです(古くからの東映の悪癖ではありますけどね。スケール感無視の『マジンガーZ対デビルマン』等々)。
 やるならやるで、『W』とのバランスをきちんと調整していただかないと。その上でなら、後々、WがOOOの助太刀に登場♪ というストーリもアリなのではないかと。昭和ライダーでは、よく行われていた視聴者サービスですし。
 が、そもそも平成ライダーでは各作品はそれぞれ完全独立しており、関連性を全く持たない違う世界での出来事となっていましたからね。それを昭和も含め「パラレル・ワールド」として並存しているとする力業で一つに統一したのが『ディケイド』であって。
 唯一、『アギト』の物語は『クウガ』の二年後でありG3はクウガを参考にして開発された、という設定があるものの、『アギト』に『クウガ』の人物やグロンギが登場することはありませんでしたからねぇ。
 辻褄を合わせたうえで『OOO』に翔太郎とフィリップが客演したら、みんな喜びますよ。ついでに、あのストップ・ウォッチを手にした財団Xのオバハンも出せばいい。
 
 さて。
 主人公が訳ありっぽい根無し草のフリーターで、人を疑わない善人であることとか。
 その主人公が冒頭から刑事と関わりを持ったこととか。
 ベルトのバックルが遺跡っぽかったこととか。
 グリードたちも、太古の存在だったらしいこととか。
『クウガ』を意識した作りかたがなされているように見受けられました。
 まあ、片手だけのアンクの言動は、いちいちモモタロスを思い出させてくれますが♪
 カンドロイドはモロ、ディスクアニマルですが♪♪
 大袈裟に仰々しく登場したわりに、怪人にやられるだけの黒ずくめバイク部隊は、ゼクトルーパーそのものですが♪♪♪
 ちっとも秘書らしくない服装の秘書は、スマートレディを連想させてくれますし♪♪♪♪
 
 自販機がバイクに変形するとか、その発想にはもうついていけません(苦笑)。
 
『W』では、面白かったわりに、さほどグッズに投資しなかったので。
『OOO』にも、お金はなるべく使わないつもりです。フォームの組み合わせを考えたら、Wなど足元にも及ばないほどの恐ろしい数字が算出されますし……。
 ただ、Wには3×3=9の組み合わせがあったもののメインは三フォームで済み、追加分もファングとエクストリームの二フォームでしたから。
 OOOも基本的フォームだけで済みそうではありますがね。
 
 ただ。
 まず最初に「子供をダシにして親に大金を使わせる」がありきなライダーの設定は、あまり良い事とは思えません。
 今では普通になってしまったフォーム・チェンジが、その元凶なのですが……。
 
 ほどほどにできんものでしょうかね、バンダイ。  
 


 
■2010/09/06 (月) 庚申待ち
 
 
 庚申待ちの夜には、百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2010/09/07 (火) 庚申 (旧暦 文月廿九日)
 
 
 自分、頭が悪いので判らんのです。
 誰か教えてくれませんか。
 
 デジタル・カメラの手振れ防止機能(特に光学式)。
 あれがきちんと手振れを防ぐのが理解できないのです。
 
 大雑把な捉えかたですが。
 カメラが揺れると同時に、補正用のパーツ(可動するレンズ・エレメントとか?)が反対方向に動いて光軸のズレを修正する。
 といったあたりですよね?
 
 でも。
 カメラが揺れた時点で光軸はズレてます。それを機械的に修正しても光の速度に追いつけるとは思えないのです。
 やるなら、揺れを正確に予測して、揺れと全く遅延なく修正しなくては。
 
 それで思ったのですよ。いえ、もちろんド素人の勝手な妄想に過ぎませんが。
 実は、手振れ防止機能が有効な状態では、厳密にはブレの無い写真を撮ることは絶対に不可能なんじゃないかと。ブレが目立たないだけで、実は微妙にブレているんじゃないかと。例え三脚固定で撮っても、手振れ防止が有効では、わずかにでもブレが存在するんじゃないかと。
 そう思ったのです。
 つまり、微少なブレを起こすことで大きなブレを消しているのが手振れ防止なのではないかと。だから手振れ防止が効いている間は、画像は常に極々小さくブレてないかと。
 完全にブレを無くすには、手振れ防止を切り、基本に還って従来のフィルム式カメラの手法で撮るしかないんじゃないかと。
 
 今でも、あるのかどうか。
 かつて、レコード・プレーヤやカセット・デッキなどの駆動用モーターに「サーボ」というものがありました。これ、音揺れの原因となるワウ・フラッタ(回転ムラ)を防止するためのシステムで、モーターの回転が遅くなると早めて、早まると遅くするという自己修正機能なんですよね。
 当時の友人の一人(けっこうなオーディオ・マニアでした)が言ったのですよ。
「サーボ・モーターってのは、要するに回転ムラを出し続けるモーターなんじゃね?」
 と。
 
 びっくりしました。
 が、同時に納得もさせられましたよ。
 ±の修正を常にしているのなら、それは回転ムラが常駐しているのと同義ですからね。
 言ってみれば、直線道路を走っている車のハンドルを常に左右に揺らしているようなものです。右に少し寄ったから左に少しきる。すると左に寄るから今度は右に少しだけきる。
 これでは、車は常にユラユラ揺れて走ってしまいます(アニメ版『宇宙海賊キャプテンハーロック』で、アルカディア号の舵輪を預かっていた台場にヤッタラン副長が「酔っぱらい運転や」と言ってましたっけ)。
 ですが、ユラユラ揺れるおかげで、大きなコース・アウトだけはせずに済んでいる。
 
 それが、サーボ・モーターの正体なんじゃないかと、その友人はズバリ言ったわけです。
 
 思えば、コアなオーディオ・マニアになるほど、ダイレクト・ドライヴのプレーヤを敬遠する傾向にあります。音が浮ついた感じになるからと。
 ああ。ダイレクト・ドライヴというのは、レコード・プレーヤのモーター軸をターン・テーブルの中心軸に一致させる方法で、モーターそのものが、減速機能一切無しに、レコードの回転速度である33回転や45回転の速度で回るものです。モーターらしからぬ低速での回転を強いられることを除けば、パーツの数が少ない分、量産もメンテナンスも楽なので、最終的にはレコード・プレーヤの主流になりました。
 カタログ・データ的にもダイレクト・ドライヴのほうがワウ・フラッタが少ないとされていて、デンオン(今のデノン)やテクニクスのプレーヤすべてが、ダイレクト・ドライヴの高性能を謳っていましたっけ。
 ところがコアなマニアは、それを嫌った。嫌って、あえてベルト・ドライヴのトーレンスや糸ドライヴのマイクロ、さらにはアイドラー・ドライヴ機に走った人もおられたほどで(て言うか、たぶん今も、そう)。ちなみに、どれもバカみたく高価です。アイドラー式の高級機などは中古でしか手に入らない稀少品ですし。
 
 モーターの回転速度が直接レコードの回転速度になるダイレクト・ドライヴ方式と違い、他の方式はモーターとターン・テーブルとの間にベルト等々の減速用伝達パーツが入り、それがモーターの微細な揺れを吸収してくれる。モーターも低速で回転しなくて済む分、安定して回ることができる。というのが彼らの主張です。
 数値的には劣っていても、音の安定性で勝っているということらしいです。
 まあ、妖之佑は、そんなのを聞き分ける耳を持ちませんので、フツーにダイレクト・ドライヴのプレーヤを使ってますけどね。
 ただ、言い分は、よく判るのです。
 
 長々と寄り道をしましたが。
 このことを根拠、と言うか参考にして考えると。
 今のデジタル・カメラにある手振れ防止機能というのも、あまり頼ってはいかんのではないかと。
 そんな風に思いつつある今日この頃だったりするのでした。
 
 


 
■2010/09/08 (水) 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
■2010/09/09 (木) Mozilla
 
 
 Firefox 3.6.9 および 3.5.12 がリリースされました。
 SeaMonkey 2.0.7 もリリースされました。
 
 
 
 また、↑を受けて、泉州もじら 3.6.9 と府中もじら 2.0.7 もリリースされました。
 
http://moz.mukkst.com/
 
 


 
■2010/09/09 (木) 多賀大社古例祭 (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
 Firefox 3.6.9 リリースにちなんで少し。
 
 
 
 3.6.9 は「X-FRAME-OPTIONS」に対応したそうですね。
 I.E.8 で既に対応していたそうですが……と言うか、何じゃそれ? 状態だったので調べてみました。
 
 要するに「フレーム・パクリ」を防止するためのものらしいです。
 ほら、自分のサイトに設けたフレームの中に他所のサイトを表示して、如何にも自分で作ったように見せかけるズルです。
 最近では、フィッシングにも悪用されるとかで問題になっていたようで。
 あれって、パクられるほうは、そのパクったサイトを確認しない限りパクられたことに気づきませんから厄介なんですよね。
 
 ちなみに当「宿坊」では JavaScript によってフレームをぶち壊す仕掛けと、ハイパー・リンクで移動する際の target 指定でフレームを解除する仕掛けとを併用して対応していますけどね。
「やってはいけない!! ホームページの掟」さんのページをご参照あれ。
http://www2.plala.or.jp/Cool/okite/red06.html
 
 でも、ヘッダで指定できるのは便利ですよね。
 暇があったら、そのうち書き足してみようかな。
 
 


 
■2010/09/09 (木) Opera
 
 
 Opera 10.62 がリリースされました。
 
 


 
■2010/09/10 (金) 八せん終わり (旧暦 葉月三日)
 
 
『仮面ライダーW』最終回の、あの感動を受け。
 
 ずーっと買い逃したままだったメモリガジェット(食玩のほう)を探しに行ったと思いねぇ。
 月日が経ちすぎてて見つからないとは思ったけどね。
 
 買ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 プリキュアキューティーフィギュア2
 
 いやー。
 少し見ないうちにガジェットたち、みんな可愛くなって〜♪
 
 
 
 んなわけないですよね。
 
 バンダイの食玩「プリキュアキューティーフィギュア2」の三点です、これ。
 
 © ABC・東映アニメーション
 
 キュアブロッサム
 キュアブロッサム
 
 キュアマリン
 キュアマリン
 
 キュアサンシャイン
 キュアサンシャイン
 
 ご覧のとおり顔のアップに耐えられるのですから、中々の再現性だと思います。
 これの第一弾が、レビュー・サイトの写真で微妙すぎる出来と知りスルーしていたのですが。
 第二弾は、たいしたもんですね。
 食玩としては十二分な仕上がりでしょう♪
 
 欲を申すなら。
 衣装に光沢塗装を施すのなら、髪にこそテカリが欲しかったとは思います。
 
 


 
■2010/09/11 (土) 二百二十日、甲子 (旧暦 葉月四日)
 
 
 おやつ。
 
 名古屋コーチン
 
 名古屋コーチン
 
 名古屋コーチン
 
 名古屋コーチン
 
「名古屋コーチン」というお菓子です。
 某「ひよ子」にそっくりだとか言ってはいけません(笑)。
 
 餡の味は似ていますが。
 皮の風味に色で受ける印象どおりの違いがあるので、たぶん目を閉じても両者を判別できます。
 
 
 少しだけ真面目なお話をしますと。
 この形状の菓子は全国に色々とあって、どこが最古だかよく判らなくなっているらしく。
 草加煎餅やら草団子やらの元祖がどこか? って話に似てくるわけです。
 そう言えば、食べ物ではないものの、あの二頭身の招き猫の元祖にも諸説あるらしいですね。
 最近で言えば、天むすや櫃まぶしの元祖も、消費者レベルでは、よー判らんですし。
 
「パクられた!」と思っている当事者さんにとっては切実な問題なのでしょうが。
 現実は、なかなか白黒はっきりとはいかないようですね。
 
 


 
■2010/09/11 (土) ショック……。
 
 
 本当にショックです。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20100911-00000553-san-soci
 
 谷啓さんが亡くなったそうですね。
 ご自宅で転倒しての急死なのだそうで……。
 
 谷さんをTVで最後に拝見したのは、『美の壺』でしたっけ。今の草刈正雄さんと交替する際の、言わば“谷さん版最終回”で。
 
 ほとんどのかたが、谷さんのことをコメディアン、もしくは俳優さんと捉えておられるでしょうけど。
 谷さんの本質は、もう一つ、音楽家でもあります。なにせ、国内屈指の名ジャズ・トロンボーン奏者ですから。
 
 転びさえしなければ……というのは言ってはいけないかもしれませんが。
 どなたさまも、ご自宅であっても油断なさりませぬよう。
 
 谷さんのご冥福を。
 
 


 
■2010/09/13 (月) 三隣亡 (旧暦 葉月六日)
 
 
 タットッバッ♪
 タトバタットッバッ♪♪

 歌は気にするなって言われてもねぇ……。
 
 同じ脚本家だと同じ展開になるのかと小一時間。
 そんな『仮面ライダーOOO』です。
 
 絶体絶命の映司が、それでもアンクの助けを拒否して人命優先の約束をさせるシーンは、まんま『電王』にて非力なプラットフォームで戦い続ける良太郎が「ごめんなさいは?」とモモタロスに謝罪を求めたシーンとかぶります。
 まあ、主人公がイニシアチブを取らないと都合が悪いというのが、あるのでしょうね。明確な行程を踏むという意味では、かぶりも仕方ないのかな。
 そう言えば、無数のタコ缶がライドベンダーの道を形成するのも、デンライナーのレールを連想しますね。
 
 専用バイクを持たずにレンタルするライダーというのは画期的ですね。
 これは、例えOOOになっても、映司の自由人(?)という本質が消えないようにするためでしょうね。
 彼の信条は「必要なものは、ちょっとのお金と明日のパンツだけ」ですから♪
 
 その大切なパンツに包んだ硬貨の中に外国のコインがあった点で、映司の放浪が日本国内に留まっていなかったことが判ります。
 その過程でしょうか、あの子供が爆撃されるシーンは。ここなどは『ウルトラマンネクサス』の姫矢を思い出しますね(小林靖子さんは『ネクサス』に参加なさっていませんが)。
 
 ∞にもう一つ○(メダル)を足すと「OOO(オーズ)」になるという会長の話は面白いと思いました。無限を越えるのがオーズということですね。
 
 ところで宇梶さんって、あんなに濃ゆい芝居をなさるかたでしたっけ?
 ラオウの声などは、むしろ地味だったと感じていますが(笑)。
 
 


 
■2010/09/15 (水) 上弦 (旧暦 葉月八日)
 
 
 刻は流れる。
 
 と言うわけで。
 
 かつては「Tripod Japan」として無料レンタル・スペースの一翼を担い。
 本家 Tripod から離れ楽天に買い取られてからは isweb に吸収され。
 それでも無料で続いていたサイト・スペースが、ついに終了するそうです。
 
http://plaza.rakuten.co.jp/usersupport/diary/201008250000/
 
 有料版は継続だそうですので、単純に、広告バナーだけでは採算が取れなくなったということでしょうね(同じく楽天傘下の COOL は、今のところ動き無し)。
 たまたま、ここをご覧になっているかたで、isweb に無料スペースを借りておられるかたは、課金への移行なり、引っ越しなりをお急ぎになったほうがよろしいかと。
 
 妖之佑がお借りしている isweb のエリアは、ここ数年、放置状態でしたから特に困るわけでもないのですが。
 ただ一点。和ジオにある「宿坊 ドリキャス版」用のメール・フォームを、実は isweb 側に置いてたりします(笑)。
 
 さて、どうしましょう。
 とりあえず、COOL に在る「いまドリ」のフォームを共用にしますか。
 もっとも、どちらも長らく使用されてませんが……(苦笑)。
 
 今や、Web での情報発信はブログかツィッターが主なのでしょう。
 特に技術系のかたでもない限りは、いちいち HTML タグを書いて一から個人サイトを作る人なんて絶滅危惧種なのかもしれません。
 
 GeoCities (U.S.A. の本家)も、既にサイト・スペースのレンタルを終了していますし。
 和ジオや COOL も、この先は判らんですよねぇ。
 
 Tripod Japan の血脈は、これで完全に途絶えることになります。
 これも時代の変化ですか。
 
 刻は流れる。
 
 


 
■2010/09/16 (木) 己巳、鶴岡八幡宮流鏑馬神事 (旧暦 葉月九日)
 
 
 X-FRAME-OPTIONS についてのメモ。
 
 
 
 ↓のブログさんを参照させていただきました。
 
http://kaba-blog.shall-systemservice.co.jp/20100909-310/
 
http://end-of-file.net/blog/2009-01.html
 
 
 
 DENY:すべてのフレームを拒否
 SAMEORIGIN:呼び出し元が同一の場合のみ許可
 
 
 
 meta 要素での設定
 
<meta http-equiv="X-FRAME-OPTIONS" content="DENY" />
<meta http-equiv="X-FRAME-OPTIONS" content="SAMEORIGIN" />
 
 
 
 Apache(.htaccess)での設定(mod_headers 必須)
 
 Header set X-FRAME-OPTIONS "DENY"
 Header set X-FRAME-OPTIONS "SAMEORIGIN"
 
 
 
 現実的に考えると、ページ数の多いサイトでは、meta 要素での設定追加は作業面でかなり面倒。
 とは言え、無料エリアでの .htaccess 設定も、まず無理。有料エリアですら怪しい(サーバーの設定が関係するから)。
 
 安心材料(?)としては。
 実際問題、I.E.8.0 の普及率は意外と多くない。主流は 7.0 っぽいうえに、職場での使用が未だに 6.0 のままという現場も多いと聞く。
 Firefox も同様で。最新版が 3.6.* 系であるにも関わらず、3.5.* や 3.0.* 、中には 2.* 系の使用すら見かけるし、Netscape でという勇者までおられる(苦笑)。
 
 と言うわけで。
 慌てて「X-FRAME-OPTIONS」を設定しても、その効果はさほど期待できない気がする。
 
 


 
■2010/09/16 (木) Mozilla
 
 
 Firefox 3.6.10 と 3.5.13 、および SeaMonkey 2.0.8 がリリースされました。
 
 前 ver. のリリースからたった一週間ですので、またまた重大な欠陥があったようですね。(;^_^A
 
 


 
■2010/09/16 (木) もじら
 
 
 Firefox および SeaMonkey のアップデートを受けて、泉州もじら 3.6.10 と 府中もじら 2.0.8 がリリースされました。
 
http://moz.mukkst.com/
 
 


 
■2010/09/17 (金) 大つち (旧暦 葉月十日)
 
 
 それにしても。
 
 I.E.8 の CSS に関するバグって、いったい、いつ直るんですかね。
 
 巷を見ますと、いろいろあるようですが。
 ウチに関しては、↓なのです。
 
a:hover { color: #0000cd; background: #ffffff; }
 
 ここの背景色が「#ffffff」つまり白だと、I.E.8 は無視してくれやがります。
 色指定を「#fffffe」とかにすると、正常に表示されます。
 
 無論、Firefox 、SeaMonkey 、Opera では問題ありません。
 
 もともと、I.E. は CSS について独自の解釈をしますからねぇ。
 つか、HTML も、そうか。W3C 無視で独自のルールをMS社は押しつけますね。
 
 自分の書いたテキストに間違いはないのに。
 I.E. の不具合のせいなのに。
 他のブラウザでは問題ないのに。
 ただ、メジャーというだけで I.E. が無条件に無検証で信用されてしまい。
 不具合を、HTML や CSS を書いた側のせいにされては、たまりません。
 
 困ったもんだ。
 
 


 
■2010/09/18 (土) (旧暦 葉月十一日)
 
 
 先日。
 ベビーカーを、かなりの悪者として述べたのですが。
 
 もちろん、その認識は変わっていません。
 
 が。
 
 今日、フリマを冷やかす中で見かけたベビーカーが、パッと見ただけで「あれ、いいわ!」と思ったので。
 記憶にある外見を頼りに探してみました。
 
http://www.silvercross.co.uk/
 
 たぶん、ここの↓です。
 
http://www.silvercross.co.uk/
prams-and-travel-systems/classic-sleepover/

 
 流石は大英帝国。
 よく判ってますね。
 
 妖之佑がフリマで見かけた母親さんも、よく判っておられるのでしょうね。
 こういうのだったら、赤ちゃんがアスファルトの照り返しを受ける心配なんかないんです。他人の傘の先やカバンの角がっ、という心配もないんです。
 つか、ほとんど乳母車ですけどね、これ(笑)。
 
 これを見て、あらためて思うのは。
 赤ちゃんを荷物扱いする、あの座面の低い、言わば“ベビー用キャリーバッグ”に大切な我が子を縛り付けて道を行く感覚は、やはり理解できませぬ。
 
 車に取り付けるチャイルドシートも、そうですが。
 安い物は、安いだけのことがあるのです。
 
 安物買いの銭失い。
 
 ヘボ将棋、王より飛車を可愛がり。
 
 出費をケチったために、掛け替えのない大切な宝物を無くすなど。
 愚の骨頂を通り越し、地獄行きだと思いますよ。
 
 
 ちなみに。
 あれこれと、ぐぐってみましたら。
 けっこう、昔ながらの乳母車も製造販売されてるんですね。
 まー、それなりにお高いですが。(;^_^A
 
 


 
■2010/09/20 (月) 彼岸入り (旧暦 葉月十三日)
 
 
 白鵬関の連勝記録更新は素晴らしいことです。
 やろうとして、できるものじゃありません。
 
 が。
 
 53連勝の千代の富士関のときは、他にも横綱がいた状況。
 対する白鵬関は一人横綱の番付。
 
 比べると、どうしても雲ってしまうのです。
 例のバカ元力士が、もしも真面目であって今でも横綱を張っていれば、互いに競い合う状況ですから、記録もより輝いていたものをね。
 
 それにしても双葉山関の69連勝は、凄すぎます。
 何しろ、双葉の頃は年二場所時代。69連勝する間の体調維持が今とは比較にならないほど長期に渡るのですから、偉大すぎるのです。
 もしも双葉関が年六場所に臨んでいたら、果たしてどれだけ連勝を伸ばしていたか。
 とんでもない力士だったんですね。
 
 


 
■2010/09/20 (月) 百鬼夜行
 
 
 でした。
 
 


 
■2010/09/21 (火) (旧暦 葉月十四日)
 
 
 こういうときの石原都知事は歯切れが良いんですよね。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100921-00000081-jij-pol
 
 この姿勢を終始一貫してくれるなら、この人が総理でいいんじゃないですかね。
 少なくともボンボン腰抜け鳩ポッポや世間知らず菅、あるいは宮崎を見捨てて新党を起こすらしいエロ東国原よりは遙かにマシだと思います。
 
 実際、今回の件は中国側が意図して起こした「当たり屋」事件ですからね。
 日本政府は船員を帰国させるべきではなかった。あの中に中国公安か軍の回し者がいたはずです。そいつが船長をコントロールしていた。
 普通に考えて、一般人の漁船が日本の巡視艇にケンカ売るはずがありません。一目散に逃げるに決まってます。
 それをせず、ぶつけてきたのは計略あってのこと。つまりは「当たり屋」ですよ。
 
 毎年交替する馬鹿総理の面々は置いといても。
 省庁のプロたちは事件の裏表をきちんと把握しているんですよね?
 でないと本当に困りますよ。
 
 ここまで中国が強気に出ているのは、ケンカに勝てる公算があるからです。
 推測ですが、既に U.S.A. との間でナシがついている可能性もあるんじゃないですかね。
「日本の本土には手を出さない。領海の端っこだけを貰う」などという……。
 だから U.S.A. も「話し合いによる解決を望む」と、静観の様子なんじゃないかと。
 
 で、本当に日本政府だけが蚊帳の外だったら、これはもう恐ろしいことですよ。
 中韓の経済的台頭の陰で、日本の国際社会での立場は加速度的に小さくなってますからね。
 ついでに、鳩ポッポ政権のせいで、日米関係も揺らいでいる。
 そのうち日本が侵略されても、どこの国も指一本動かさなくなるかもしれません。
 
 それもこれも、中国をあそこまで膨らませてしまった自民政権の責任が大きいですよ。
 調子に乗って、下請けを全部、中国に委ねてしまったからですよ。あれで中国は日本の技術・ノウハウを盗んで大きくなったわけですからね。「世界の工場」として。
 それと、莫大な円借款まで提供してきましたし(ついでに言えば、恩知らずな中国は、この膨大な借金を踏み倒しますから)。
 
 今からでは遅いでしょうが。何もしないよりは、いい。
 中国側が「日本不要論」を打ち出すなら、それを好機と捉え、下請け相手を中国から他の国々に替えるべきです。
 て言うか、先見の明がある企業は、一極集中がハイ・リスクなのを知っていますからね。かなり前から動いているようです。
 パナソニックのPCは、だいぶ前から「made in taiwan」でしたし。
 昨年あたりから、タカラトミーのトミカが「made in vietnam」になってますし。
 
 冷凍餃子事件を機に「中国製の食品は買わない」層も増えたことですし。裕福とは縁のない日本の消費者だって、多少の我慢くらいできます。
 下請け先の切り替えを急ぐべきです。
 
 手遅れかもしれませんが……ね。
 
 それと同時に。
 日本政府には、当然、水面下で進めている計画が存在しないといけません。
 もし何も着手していないなら、それこそ無能すぎます。
 
 


 
■2010/09/22 (水) 仲秋名月 (旧暦 葉月十五日)
 
 
 普通に Windows を扱っている人なら誰でも知ってることですが。
 ファイルをうっかり上書きしてしまった場合、ファイルの最終更新の日付はその上書きが実行された日時になります。間違っても過去のどこかの日付になったりはしません。
 
 つまり。
 うっかり失敗して、ファイルの最終更新日が過去のどこかの日時に書き換えられる事態は、通常の使用環境では起こらないわけですよね。
 起こるとすれば、PCの時刻設定が誤って過去の日時になっていた場合でしょうか。
 つか、そんな使いかたをしていては、他のファイルの扱いに不都合が起こりますし、アプリの更新にも差し支える、要するに、まともにPCを使えないと思います。
 
 そんなことを考えれば。
 逮捕された主任検事の言い訳がムチャクチャなのは誰の目にも明らかでしょう。
 意図して日付を書き換えたのでないなら、納得いく説明をしないと、どーしよーもないですよ。
 
 て言うか。
 個人の犯罪だとも思えないんですけどね。
 検事が創作した筋書きに沿うように証拠を集めたり作り替えたりするのが検察全体の定番手法なんじゃありません?
 となれば、技術的に改変・すり替えが可能なものに関しては、すべて証拠能力ゼロと見なすべきですよね。
 でないと、被害者が増えるばかりです。
 
 とりあえず。
 検事の肩書きを持つ人の言動は一切信用できない。
 ということが、よく判りました。
 
 検察の自浄など、まったく期待できませんから。
 最低限、取り調べに弁護士の同席を必要とする制度改正を望みます。
 
 


 
■2010/09/23 (木) 秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月十六日)
 
 
 書こうと思っていたネタがあったのですが。
 一日延ばしている間に、菅総理のバカのせいで没になりました。
 
 


 
■2010/09/24 (金) 巣鴨とげ抜き地蔵大祭 (旧暦 葉月十七日)
 
 
 呆れて、ものが言えません。
 菅内閣は売国奴の集まりですか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20100924-00000566-san-soci

 
 地検が外交判断するなど、越権行為に他なりません。
 と言うよりも、政府からの指示があったに決まってます。
 
 つまり菅内閣が中国の野蛮な恫喝に屈したのです。
 
 情けないとか言うレベルじゃない。
 国家を蔑ろにした行為であり、国民への裏切りです。
 
 これで日本政府は尖閣諸島に関する主権を放棄したことになります。
 もう二度と中国に何も言えなくなってしまう状況を作ってしまった。
 菅内閣の罪は万死に値します。
 
 
 それと。
 釈放についてのコメントを見て。
 公明と社民も売国奴だと、よく判りました。
 特に社民の福島。奴の脳には蛆虫でもわいてるんですかね。コメントがあまりに馬鹿すぎる。
 
 
 
 どいつもこいつも、日本をどこまでダメにする気なんですか!?
 
 せめて。
 強気発言をなさっていた前国交相&現外相の前原さん。
 おっしゃっていたことが本当なら、あなたは今すぐ辞表を出して菅内閣から距離をおくべきです。
 でなければ、あの言葉もしょせんは形だけかと思われてしまいますよ。
 
 


 
■2010/09/25 (土) 社日、小つち、三隣亡 (旧暦 葉月十八日)
 
 
 怒り心頭ですので、文章が荒れております。
 一部は、支離滅裂ですらあります。
 でも、あえてそのままで。
 
 
 
 
 
 民主党は昨日のうちに動いていなければならなかった。
 のんきに構えている余裕などないはずだった。
 
 何をすべきだったのか?
 もちろん、菅と仙谷の責任を追及することに他ならない。
 
 今回の不手際と言うか、愚か極まりない決定は日本に多大な損害を与えた。
 その責任を糾弾すべき。それも早急に。
 
 具体的には。
 民主が昨日のうちに動きを見せ、できれば今日中に菅を民主党代表の座から引きずり降ろす。
 政府と与党は必ずしも一致した存在ではないので、民主に菅内閣をどうこうは建前上はできない。
 が、内閣不信任を出すことは可。
 党代表の肩書きを失えば、菅に総理を名乗れる根拠も消えるが、それでも厚顔無恥に総理の椅子にしがみつく場合でも、民主が先頭に立って内閣不信任案を出すなら、これが可決しない道理は無い。
 そして、見苦しくも菅が衆院解散の手を取れば、小沢派が民主を離脱すればいい。今の世論からすれば、残った菅派に勝ち目は無い。最悪、菅本人も落選する(と言うか、菅派から菅自身が排斥される。選挙対策としてね)。
 
 何で、こんなことを言うかと言えば。
 要するに、船長の釈放は日本政府の意思ではなく、菅と仙谷の独断専行であったと内外に強く示す必要があるということ。
 そのため、日本政府、あるいは与党として、菅と仙谷を厳しく追及する態度を具体的に見せなくてはならない。
 これを早急にやらないと、本当に日本が中国の恫喝にひれ伏したという印象を世界中に与えてしまうのだよ。つか、もう、ニュースの世界では既成事実化しているわけだが……。
 
 仙谷がどう詭弁を繕おうと、中国は「日本は尖閣諸島の領有権が中国にあると認めた」と広く主張する。そして、今の様相だと諸外国皆が、そう捉える。
 何よりまずいのは、今回の件を注視していたはずのASEAN諸国に大きな失望を与えたこと。「日本は自国の領海も守れないのか」と。
 中国は日本だけでなく、東南アジア諸国の領海を軒並み侵略しているからね。だからこそ、今回、バックにU.S.A.という軍事大国がいる日本の動向は、ASEAN諸国にとって重要な意味があったはず。
 ここで日本が毅然とした態度で終始していれば、この国々から尊敬は無理としても期待はされる。利用価値ありと評価だけはされる。そして、日本と ASEANとの連携が可能となる。ひょっとして上手くすれば、台湾、韓国とすら連携が取れる。その連携は侵略国家中国に対する包囲網の効果を持つ。
 
 ……はずだったのに。
 ったく、バカな決定したもんだよ!
 
 今からじゃ遅いけど。
 でも、やらないよりは、いい。
 菅と仙谷を地に叩き伏せるべき。それも身を斬る思いで与党が率先して。
 可能なら、逆賊、国賊(なんて言葉は使わないだろうが)として裁判にかけるまですべき。
 民主にとっては大きな痛手となるが、放置すれば日本が本当に酷いことになる。
 
 小沢一郎氏が、ご本人の言葉どおり「国のために働く」意志をお持ちなら、今からでも自身の息のかかった議員を動かして、この不祥事の後始末をすべき。
 それをしないなら、「中国寄りの国賊」という噂を自ら肯定することにもなろう。
 
 まあね。
 もしも“小沢総理”だったら、船長逮捕の打診に許可なんて出さなかったと思うよ。
 小沢さんの本音がどこにあろうとも、さすがにそんな悪手は指さないね。
 
 最後まで突っ張り通せないなら、そもそもケンカを売ってはいかんのだよ。
 
 菅内閣が事態を甘く見た結果とは言うが。
 戦略というものは常に最悪の展開を想定したうえで立てるもの。
 ピッチャーは、気を抜けばホームランを打たれるという覚悟をしてボールを投げる。
 そんな展開をもちろん望んではいないが、自動車の対人保険では無制限を選ぶもの。
 甘い楽観視の上に構築された戦略など、子供同士のゲームでも使い物にはならない。
 その意味でも菅は総理としての、リーダーとしての、意思決定者としての資質に欠ける。即刻、クビにすべき。そして、菅の独断専行だと、重く責任を取らせるべき。
 無論、菅に「助言」したであろう仙谷も同罪。
 
 日本政府の総意が中国に屈したという事実だけは、断じてあってはならない。
 
 このまま菅総理で行くのは、もう無理だよ。どの国を訪問しても、腹の内で失笑されるからね。菅総理が訪問するたびに、恥の上塗りをするだけ。
 できるのなら、菅と仙谷を逮捕して銃殺刑にするくらいでないと、諸外国へのアピール力に不足なんだよね。
 それくらい最悪の展開なのだよ、今は。
 
 菅さんに出来ることがあるとすれば、一つだけだ。
 今夜にでも遺書を書いて切腹すること。
 いや、比喩的に言ってるんじゃない。本当にハラキリしろと言っている。
 細川元総理みたく引退後を悠々自適に過ごせる、などと思うなっ。
 
 
 中国が日本に対して経済制裁を発動したらしたで、日本には使えそうなカードがあったんだけどなぁ。
 中国を国際的に追いつめるカードが。
 
 とりあえず。
 対中援助は即刻完全打ち切りで、いいよね。
 貸していた分の取り立ても厳しくいこう。返さないなら、それこそ声を大にして国際社会に訴えるといい。「中国は借金を踏み倒す国だ」と。
 後は、民間の下請け依存を脱中国にすること。これは政府主導で強引にでも進めていってもらいたい。
 もう、あからさまに嫌中姿勢でいいと思うよ。
 
 
 
 もう一点。
 内閣の中に「国交断絶の可能性もあった。戦争になるのもまずい」という声があったと聞く。
 国交断絶は、この際、むしろ歓迎したい。日本に入国する凶悪犯罪者の数が大幅に減るからね。
 が、やはり戦争は御免被りたい。
 とは言え、中国が一方的に侵略してきてなお、闘いたくないとすれば、それはどうだろうか。
 闘う意思がないのなら、そもそも自衛隊なんて持つな。U.S.A.との合同演習なんてするな。
 最悪の事態を想定するからこその自衛隊だろうに。
 インドネシアのように海軍を派遣して、領海侵犯をしてきた中国軍と睨み合うくらいの気概がないと、あくどい中国から領海を守ることなんて、できはしないのだ。
 
 既に中国は尖閣領域の海底ガス田を採掘にかかってる。
 さて、日本はどうすんの?
 え?
 
 
 
 本音で言ってやろう。
 
 船長(=スパイ)の首を刎ね、生首だけ中国に送り返して、返答に代えてやればよかったんだ!
 
 


 
■2010/09/26 (日) 彼岸明け (旧暦 葉月十九日)
 
 
 鳩ポッポが何やら、ほざいているようですが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20100925-00000593-san-pol

 
 随分偉そうに言ってますがね。
 
 そもそも、中国では比較的日本に友好的だった温家宝首相の好意をガタガタに叩き壊した重宝人が鳩ポッポだというのに……。
 
 だってそうでしょ。
 鳩ポッポは温家宝首相と色々友好的平和的な約束を交わしたわけですよ。
 先日ドタキャンされた、1000人の上海万博訪問もその一つ。
 
 対日強硬派が多数を占める中での温家宝首相の鳩ポッポとの対話は、リスキーだったはず。
 それでも温家宝首相が約束を交わしてみれば。
 鳩ポッポは唐突に総理の椅子を無責任に投げ捨てた。
 
 面目丸つぶれの温家宝首相がその後、強行派から批判を受けたであろうことは、容易に想像できるわけです。
 今の温家宝首相の強硬な姿勢も、そういった声に従ってのこと。
 
 つまりは、今回の最悪の事態を招いた責任の一端は、鳩ポッポにもある。
 それを棚に上げて、菅を批判とは……既地外すぎる。
 鳩ポッポも万死に値しますな。
 
 それにしてもロクな政治家がいない日本。
 いったい、どうなるんだか。
 
 


 
■2010/09/26 (日) 何かもう……、
 
 
 呆れ果てるを通り越したですよ。
 
 菅総理。
 あんた、国技館に大相撲見物に来てる場合じゃないだろ?
 何やってんだよ、そこで!?
 
 今は緊急事態のはず。
 内閣総理大臣杯授与など代理を立てればよろしい。
 それ以外に、やらなければならない事があるはずでしょう。
 
 ふざけるにも程がある!!!!
 
 


 
■2010/09/27 (月) (旧暦 葉月廿日)
 
 
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 引き落としの明細を見た怪力妹に、アンクが激しくつるし上げられる図を期待。
 
 
 実際、妹とアンクの力関係が、いずれはハナとモモタロス同様になる気がしますね。
 アンクがメダルの音を敏感に聞きつけるのも、モモタロスがイマジンの匂いに敏感なのを連想させますし。
 そう言えば、アンクは自販機に潰されましたが、モモタロスは初登場時に自転車に踏み潰されてましたっけ(笑)。
 
 同じ事をやるつもりでは、ないのでしょうけど。
 似てしまうんですかねぇ。
 
 
 
 
 
 ときに。
 キュアムーンライトの前髪って、ナイフエッジになってたりします?
 なってるのなら、接近戦時に相手の眼前で頭を振れば――(マテ
 
 


 
■2010/09/28 (火) (旧暦 葉月廿一日)
 
 
 連中の考えかたを実に良く表した言葉でしょうか。
 
http://sankei.jp.msn.com/world/china/
100928/chn1009280301002-n1.htm

 
 ここにおいては「犬」という部分が重要です。
 
 人類と犬とのつきあいは、一万年以上にも及ぶそうです。
 それほど長く一緒に暮らしていたためでしょうか。犬という種族は、とにかく人を好いてくれます。
 
 哺乳類なら皆、人になつくと言うかたもおられるでしょうが。
 少なくとも、猫の人に対する態度は犬のそれとは異種ですし。
 他の種類、特に野生動物では、どんなに信頼関係があろうとも「野性に還る」ときが来ます。動物園で家畜化されたものですら、ベテランの飼育員ですら、油断できないものです。
 家畜であっても、豚や牛がそこまで人との信頼関係ができているわけでもなく(逃走して野良となった豚は猪化するそうです)。
 
 犬だけが人の長きにわたる友人。
 人も、それを体で判っている(アレルギー等々での例外もありますが)。
 
 さて。
 そんな大切な友人である犬を「喰う」という行為は、人として、どんなものでしょう?
 
 一万年ともなると、多少なりとも遺伝子に情報が書き込まれているでしょう。ですから心的抵抗がありそうなものなのに……。
 と言いますか、犬の遺伝子には、明らかに人に好意を持つ遺伝情報があると思われます。
 ところが人の側では、一部の民族で「犬食」が文化として存在している。つまり好んで犬を喰う連中が存在する。
 不思議でなりません。
 
 日本でも「犬食」があったと聞きますが。
 これは他に蛋白源が無かったときのものであって、積極的「犬食」とは違うと考えます。
 
 ところが。
 例の二つの民族(言わずもがなですが、日本にとって迷惑千万な隣国にいる連中のこと)は、今でも「犬食」を好む。犬肉を「旨い」と平気で言う。
 
 信じられますか?
 
 あれこれ考えて、妖之佑は一つの結論に達しました。
 
 すなわち。
 この二つの民族は、実は人類の遺伝子を正しく継承していない。
 つまり、人の形をしてはいるが、まったく別の生き物、言わば「人間もどき」なのである。
 と。
 
 こう考えると。
 日本の誠意や親切心が、いつまで経っても連中に届かない理由が判ります。
 連中は、日本が譲歩すればするほど与えれば与えるほど、つけ上がり思い上がるだけで、人としての倫理観・道徳観の存在が感じられません。
 日本に対する感謝の気持ちなど皆無です。
 
 なるほど。
 人じゃなかったのか。
 だから無茶な要求を平気でするし、恩を仇で返すと。
 犬も平気で喰うわけですな。
 
 結論。
 あの二つの民族との和平だの友好だの信頼関係構築だのは幻想に過ぎない。
 そもそも構造的に無理。
 むしろ、人権を適用する必要すら無し。人じゃないのだから。
 
 徹底的に排除・排斥・退治する方向で各関係機関には強くお願いします。
 日本に居座っている迷惑な連中に対しても、いい加減に手を打たないと、大量の害毒が流れるばかりですよ。ええ。
 
 


 
■2010/09/29 (水) (旧暦 葉月廿二日)
 
 
 バカかっ!
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20100929-00000552-san-pol

 
 こんな言い訳する暇があったら、さっさと切腹しろと言っている。
 無能なロートルが要職に居座ることは迷惑千万。
 
 昔、ありましたな。
「反省だけなら猿でもできる」
 って。
 
 
 
 日本の政治家がアテにならないとなると。
 せめて、中国にもいるであろう知識層に期待したいところではありますが(天安門事件のとき、中国政府と勇敢に闘った人たちならば、まちがいなく日本とも、まともな話し合いができたはず)。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/5038275/
 
 こういった声も、愚民どもには聞く耳無しでしょうね。
 
 


 
■2010/09/30 (木) (旧暦 葉月廿三日)
 
 
 日本政府の恥晒しが、結果的に幸運にも功を奏した形でしょうか。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/5038007/
 
http://news.livedoor.com/article/detail/5038312/
 
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/
news/20100928-OYT1T00970.htm

 
 外務省の根回しが多少なりとも影響したとなれば、「良くやってくれた」ですが。
 いずれにしても菅内閣の功績ではありませんし。
 
 これで国際世論での中国脅威論に加速がかかり、ASEAN諸国とインド、U.S.A. との連帯が強まるとしても。
 そこに腰抜け日本の座る席は、ないのです。
 丁重にお断りされるか、せいぜい良くて建前だけの参加国扱いでしょうね。例えるなら、合コンで会費だけ取られて美味しい事皆無、ってパターンです(嘲笑)。
 
 日本政府は毅然とした態度を示し続けたうえで、ASEAN諸国やインドと密に連絡を取るべきだったのに……。
 
 大罪人である菅と仙谷の逮捕は、まだですか?
 
 中国はレアアースの対日輸出再開に動いたようですが。
 これを日本の産業界は「ああ、よかった」などとは思わず、「いや、もう中国なんかから買わねーし」と、脱中国態勢を進めていかなければダメです。
「中国製の食べ物なんて怖くて買えない」という極めて正しい思想を他のジャンルにも広げないと、いつまた悪質な脅しをかけられるか判ったものではないのですからね。
 
 ついでに言いますと。
 露介についても同様の警戒が必要です。
 今回の尖閣事件に乗じて、北方領土の侵略を正当化しようとしてますから。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20100927-00000021-mai-cn

 
 けっきょく、中露とも本質は変わらず悪の枢軸国家ということです。
 
 もう一つ、ついでに。
 竹島問題での腰抜けぶりも、日本の政治家どもには猛省してもらわないと。
 実際には、中国の尖閣に対する姿勢並みか、あるいはそれ以上に悪質なのが韓国による竹島実行支配ですからね。しかも恥知らずな奴等、最近は対馬まで韓国領だとバカをほざいてますしね。
 
 


 
■2010/09/30 (木) 愛知国際放送、最後の日……。
 
 
 RADIO-i が、ついに終わります。(T-T)
 
 日本において、放送業務停止、すなわち閉局する地上放送局は初めてなのだそうですね(ミニ局などの類は、もろちん除く)。
 
 他の地域のことは知りませんが。
 中部エリアにおいて、今では唯一、まともに音楽を流してくれる民放FMでした(老舗、FM愛知の近年の堕落ぶりと言ったらあーた)。
 実に残念です。
 
 なんで妖之佑が好きなものは、どれもこれも短命に終わるのかなぁ……。orz
 
 ちょいと調べましたところ、愛知国際放送の現在の親会社は100%、興和なのだそうですね。
 興和というのは、あの KOWA です。コルゲンとかキャベジンとかバンテリンとかトメダインとかでよく知られている、あそこ。
 古くはカメラやレンズを製造販売していた所で、カロやプロミナー・レンズなどは名品として今でも評価されています。
 知りませんでしたが、興和は今でも放送用の映像音声機器を取り扱っているのだそうですね。
 あるいは、そっち系の縁もあって、RADIO-i の親会社になってくれたのかもしれません。
 ですが、そんな興和でも、ついに支えきれなくなってしまった。
 
 見てくればかりで中身の無いものばかり流行って。
 良質なコンテンツが生き残れない今の日本は何かが間違っていると思います。
 
 にしても。
 明日から、どうしましょう。
 下劣なバラエティー番組を観る気はサラサラ無く。
 最近はニュースを観るとイライラで血管切れそうになりますし(苦笑)。
 RADIO-i の存在は、実のところ大きかったのだと再認識。
 
 できることなら。
 復活を望みたいです。
 
 とりあえず。
 局の皆さん、十年間をお疲れ様でした。ありがとうございました。
 
 

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