2009年9月


 
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■2009/09/01 (火) 二百十日 (旧暦 文月十三日)
 
 
 多くの人々が、小泉チルドレンの末路を、前回の郵政民営化選挙の段階で予見していたと思います。
 
 あのとき当選して大喜びしていたチルドレンたち。
 数年後に自分が“失業”するという、素人にもできる簡単な予測が、どうしてできなかったのか。
 
 そう思うと。
 こう言いたくなるわけですよ。
 
 
 
 バカばーっか。
 
 
 
 だから、気の毒だとかは、ちーっとも思わない。
 むしろ。
 
 ザマミロ。
 
 と思うわけです。
 
 


 
■2009/09/01 (火) Opera
 
 
 Opera 10.00 がリリースされました。
 
 早速入れ替えてみました。
 
 で。
 話題の Opera Turbo ですが。
 
 言うほど高速化されません。むしろ激遅かもです。(;^_^A
 Opera のサーバーを介するということは、ある種の proxy なんでしょうか?
 とすると、日本というローカルな地域のサイト表示には、Opera 本家のサーバーが認識するまでにかえって時間を要するということなのかもしれませんね(当て推量ですが)。
 
 それはともかく。
 Opera Turbo を使ったときの Jpeg 画像の劣化が酷すぎて、はっきり言って見るに耐えません。
 高速化優先でこんな圧縮画像を見るくらいなら、画像表示をOFFにしてブラウズするほうがよほど合理的だと思いました。
 
 それと。
 実行ファイル(ショートカット)のアイコンが、9.* までのものから換わりましたね。
 個人的には前のアイコンのほうが好きでした。
 Opera 10 のアイコンは、何か平面的すぎて……(ブラウザの性能にはまったく無関係ですが♪)。
 
 


 
■2009/09/01 (火) 百鬼夜行
 
 
 どす。
 
 


 
■2009/09/03 (木) 三隣亡 (旧暦 文月十五日)
 
 
 自民党総裁選には出ないそうで。
 
 さすが東大卒の元国際政治学者。
 こういったところは抜け目なく小賢しいですね。
 今の自民党で総裁やっても、メリット無いですからねぇ。
 
 そのわりに、肝心の部分でバカ丸出しで、さっぱり使えない閣僚でしたが。
 ご自分で言ってることの矛盾に気づいてないし。
 
 
 
 いやね。
 今回の総選挙結果を受けて。
 また「政界渡り鳥(政党渡り鳥)」という珍妙な生き物が何羽も湧いてくるんじゃないかと思ってるんですよ。
 
 で。
 ひょっとしてもしかして。
 この元国際政治学者氏も、その波に乗っからないかと踏んだりしてるんですけどね(笑)。
 
 


 
■2009/09/04 (金) 八せん始め (旧暦 文月十六日)
 
 
 安倍、福田、そして
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20090903-00000005-jct-soci

 
 麻生と。
 器の小さすぎる野郎が総理をしてくれたおかげで、この国はガタガタですよ。
 
 共通するのは皆、「おぼっちゃま」だということかもしれません。
 だから、打たれ弱すぎる。
 だから、簡単に逆ギレする。
 
「政治家は悪党でないと務まらない」と言った人がおられますが。
 まったくそのとおりでしょうね。
 少なくとも、↑の三総理は小悪党のレヴェルにすら達していないわけですから。
 ここ数年の与党に、良い意味での“悪党”がはたしていたのかどうか……。
 
 あ。
 もちろん、次期総理である鳩山さんの器が大きいなどと言うつもりもサラサラありません。
 
 親の議席を継承(そもそも「議席を受け継ぐ」という発想自体が大きな誤りですし)しただけの二世、三世では、政治家としてのスキルなどたかが知れており。
 叩き上げで全身キズだらけの一世でないと、政治家としてはダメなのかもしれませんねぇ。
 
 


 
■2009/09/05 (土) 望 (旧暦 文月十七日)
 
 
 我が意を得たり!
 な記事みーっけ♪
 
http://ramenclub.t-galaxy.com/e2194.html
ラ部生活さんの記事)
 
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000007444
R25.jp の記事)
 
 あの見た目にも汚い行為に名称があるとは知りませんでした。
「浪(ロウ)」ですか。
 
 この“浪”。
 グルメ番組でも、しばしば見受けられます。特に「お上品」なベテラン女優さんに多いですね。
 妖之佑は、この“浪”をしたかた(もちろん女優さんに限った話ではなく)の美的センスはゼロ……いえ氷点下だと前々から思っており、その人物がどれほどご立派な意見を語ろうとも一切信用しません。当然、噛み切った麺についての感想を美食家っぽく偉そうに言ったところで、聞く耳持ちません。
 あれを汚いと感じないセンスは、ホント信じられないんですよ。
 そして、そんな汚いシーンをなぜNGにしないのか? という点では番組スタッフのセンスも、たかが知れているということになります。
 
 ついでですが。
 箸の持ちかたが変すぎるタレントさんも多いですね。
 どうして番組の現場や所属事務所が持ちかたを矯正してやらないのかが不思議でなりません(事務所にもTV局にも、まともに箸を持てる人がいない? だとしたら、それはそれで問題だと思うぞ)。
 
 


 
■2009/09/06 (日) (旧暦 文月十八日)
 
 
 やはり、この店には足を運びたくもお金を落としたくもありませんね。
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime
/090905/crm0909051953019-n1.htm

MSN産経ニュースの記事)
 
http://www.47news.jp/CN
/200909/CN2009090501000445.html

47NEWS の記事)
 
http://mainichi.jp/select/jiken/news
/20090906k0000m040052000c.html

毎日jpの記事)
 
 もっともらしく謝罪しておきながら、店舗に問題はないと営業を続けるなんて……。
 以前の女性客に対する非道な暴行事件でも、会社としての営業自粛はついにしませんでしたしね、ここ。
 
 客には店を選ぶ権利がある、ということをお忘れなく。
 
----------------
 
 追記。
 
 世間の風当たりが想定外に厳しかったのか。
 急遽、全店休業に方針変更してきましたね。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20090907-00000533-san-soci
 
 けっきょくこうするのなら、最初から全店休業すれば、むしろ好印象を得られたものをね。
 状況に対する経営者の認識が甘すぎた、ということでしょう。
 
 


 
■2009/09/07 (月) 白露 (旧暦 文月十九日)
 
 
『仮面ライダーW』第一話「Wの検索/探偵は二人で一人」
 
 
 要するに、
 
 ゴムゴムの実を喰った
 ネオドイツ代表な
 あしゅら男爵
 in マトリクス&探偵物語

 ということで(笑)。
 そう言えば、マフラーなびかせる主人公ライダーは、平成では初めてじゃないかな?
 
『探偵物語』や『私立探偵 濱マイク』の空気大好きな妖之佑ですから、『W』の舞台である「風都」の雰囲気も楽しめそうです。
 
 二人で変身する、というふれこみから『超人バロム1』や『ウルトラマンA』を連想し不安でしたが。
 一人が幽体離脱という方法は、なるほど考えましたね。その手があったか。
 碇ゲンドウ(笑)による「サイクロン! ジョーカー!」な叫び声もなかなか♪
 
“つかみ”である第一話としては成功なんじゃないでしょうか。
 問題は、このテンションを最終回まできっちり維持してくれるかどうか、ですね。これ、平成ライダーに共通する欠点ですからねぇ。
 
 しかし。
 あの女怪人の姿……どこかで見た記憶が…………?
 
 


 
■2009/09/07 (月) SeaMonkey
 
 
 SeaMonkey 1.1.18 が、とっくにリリースされてました。
 
 また出遅れたよ。
 最近たるんでるなぁ、自分……。
 
 


 
■2009/09/08 (火) (旧暦 文月廿日)
 
 
 なんかもう、凄すぎる。
 
http://gigazine.net/index.php?/news/comments
/20090905_dreamcast_running_ps2/

GIGAZINE の記事)
 
 とにかく。
 ドリキャスばんざーい♪
 
 


 
■2009/09/09 (水) 多賀大社古例祭 (旧暦 文月廿一日)
 
 
 いちおう、リンクしときますか♪
 いろいろな壁紙も配布されてますし。
 
http://kitty35.com/
 
 誤解する人もおられるようですが。
「35周年」であっても、決して「35歳」ではありません。
 この白猫は永遠に歳を取らんのです♪♪
 
 


 
■2009/09/10 (木) (旧暦 文月廿二日)
 
 
「いるな……シャア」
 
http://japanese.engadget.com/2009/09/09
/odaiba-gundam-last-shooting/

engadget 日本版の記事)
 
 


 
■2009/09/10 (木) Mozilla
 
 
 Firefox 3.5.3 および 3.0.14 がリリースされました。
 
 
 
 これを受けて泉州もじらも 3.5.3 と 3.0.14 がリリースされています。
 
 


 
■2009/09/11 (金) 二百二十日 (旧暦 文月廿三日)
 
 
 もっと言ってやってください。
 
http://news.www.infoseek.co.jp/topics
/business/n_food_service__20090910_6/

Infoseek ニュースの記事)
 
 
 
 今さらですね。
 
http://news.www.infoseek.co.jp/topics
/society/n_tarou_aso__20090910_47/

Infoseek ニュースの記事)
 
 そもそも、就任直後の解散総選挙を前提とした総理指名だったはずのところを、勝手にズルズルと引き延ばすから。
 何が「解散の時期については適切に判断する」ですかね。
 後悔先に立たず。思ってても、こういうみっともない悔いは口にすべきではありません。言えば、自分が馬鹿だと認めることになります。
 いや〜、ここまで頭の悪い人だとは思いませんでした。と言うか、これでは「漫画好き=馬鹿」という等式を証明してしまうじゃありませんか(少なくとも、お偉い人だらけの政財界では「それみたことか」と言われてそうだ……)。
 
 


 
■2009/09/11 (金) 庚申待ち
 
 
 なので。
 百鬼夜行があるのでした。
 
 


 
■2009/09/12 (土) 下弦、庚申 (旧暦 文月廿四日、地蔵盆)
 
 
 NHK『美の壺』、今回放送の「クラシックカメラ」は良かったなー。
 
 一部、納得のいかない部分(ボケ具合をクラシックレンズの個性としていた点ね。あれは個性以前に、F値の違いによるものが大きいですから)もありましたが、それでも良かったー。
 
 また。
 どうして自分がアメリカ製のカメラを好きになれないかの理由が今回、初めて判りましたよ。
 
 来週の再放送、また観よう♪
 
 


 
■2009/09/13 (日) (旧暦 文月廿五日)
 
 
『涼宮ハルヒの憂鬱』第23話「涼宮ハルヒの溜息IV」
 
 
 原作ですら、けっこう腹の立つエピソードでしたが。
 映像化して音響が乗ると、ここまで腹立ちますか。ここまでハルヒを嫌な女に描けますか。
 アニメのスタッフさんと声優さんの力には感心させられます(誉めてます)。
 
 と言うくらいに、ハルヒの電波娘度全開の回なわけで。
 正直、他のエピソードと別人か? と思うくらい「溜息」のハルヒは手の付けられない、わがままモンスターです。
 エアガンで神主を撃つとか、朝比奈さんのジュースに甘酒を混入(アニメ化でかなり緩い表現になってますが、原作ではリキュールです)するとか、犯罪ギリギリ……と言うか少なくとも条例違反はやらかしてます。
 キョンならずとも腹立って当然です(そのわりに、カルシウム不足のせいにして納得したキョンもキョンですがね)。
 キョンは「ぶん殴って(原作では「麻酔銃を撃って」)文化祭が終わるまで眠らせておけば」とも言いましたが。個人的には、ここまで倫理観欠如の迷惑すぎるバカ女はガチガチに凍らせて海王星の地下にでも埋めてしまうのが世のため人のためだと、そう思います。いつの日か、宇宙人なり未来人なり超能力者なり異世界人なりに発掘されて目を覚ませば、ハルヒも本望でしょう。
 
 冷静に考えると、『涼宮ハルヒ』シリーズは長門と朝比奈さんで持っていると断言していいでしょうね。
 どこの世界に、ハルヒのようなバカ女が良いと言う読者なり視聴者なりがいるというのか……。
 
 優等生めいた言いかたは、したくないのですが。
 先に挙げた、ガスガンで人を撃つ行為や、無断で人の飲み物にアルコールを混入する行為だけでなく。
『涼宮ハルヒ』シリーズにおいては他にも、主人公側であるハルヒたちが、いろいろと問題行動をとります。
 公道での自転車二人乗り(キョンに至っては三人乗り)。SOS団合宿での酒盛り(団員は皆、“いちおう”未成年)。「笹の葉」での中坊ハルヒは東中への「不法侵入」を自覚したうえで実行しましたし。考えたら、初期にコンピ研部長をはめてパソコンをゲットした策略も、法的に問題があるような……。
 
 綺麗事だけでは作品は成り立たない、ということはあるのでしょうが。
 それでも、主人公側のレギュラー陣がこれほどに不法行為をフツーに平気で重ねるという演出には疑問を感じます(これが、主人公が例えば殺し屋とか盗っ人とか無免許医とかなら判りますがね♪)。
 長門、朝比奈さん、古泉の三人はその立場上、物語世界における日本の法令に縛られないとは思いますが。キョンとハルヒについては、法令遵守の義務があるはずです。特に、悪びれることなく違法行為を行い続けるハルヒをあたかも肯定するかのような物語進行には、正直ついていけません。なにせハルヒは、その違法行為について劇中で一度としてペナルティを課せられていませんからね。「バレなきゃいいのよ」ですむというのは、まるで珍走団用に違法改造を請け負うバイク屋みたいな卑怯さ無責任さじゃありませんか。
 いちおうは「SOS団の良心」であるキョンがいちいちツッコミを入れることで、ハルヒの行動が公序良俗に反しているという描きかたはしていますが、それでも弱いよなぁ。
 
 
 と。
 ここまで考えて、はたと気づく。
 ハルヒのジャイアン度を増長させてるのって、古泉の属する「機関」なのかもしれないな。
「現状維持」とは聞こえがいいものの、そのためにハルヒの機嫌を損ねないように、ハルヒのわがままを邪魔しないようにしてる……。
 そのうち、「機関」が悪だ、ときっちり描いてくれるなら、まあ納得してもいいか。
 ふみゅ。
 
 


 
■2009/09/14 (月) 二十六夜待ち (旧暦 文月廿六日)
 
 
『仮面ライダーW』第2話「Wの検索/街を泣かせるもの」
 
 
 実は依頼人が真犯人だった。
 探偵モノではガチすぎますが、その分、手法としては正解ですね。
 
 この二回分で判ったことは――
 
 風都では、ドーパント(怪人)による事件が公の存在として、警察や一般人に認知されている(『クウガ』における未確認生命体のような位置付けか)。
 ドーパント化して破壊活動を行うことが、はっきり警察には犯罪行為と認識されており、ドーパントとなった人物は逮捕の対象となる。
 加えて、Wの存在および、翔太郎とWの関係も警察には知られている(『クウガ』の未確認生命体4号の立ち位置?)。
 ドーパントは、ガイアメモリという麻薬的アイテムによって、普通の人が変化する。
 そのガイアメモリは、まさに麻薬同様に、風都では日常的に密売されている。
 一部の風都市民にはドーパント化に対する憧れの感情が存在し、それが密売を成立させる温床となっている。
 ガイアメモリを広めているのは、すなわち事件の黒幕は、園咲家。
 その園咲家の面々は飼い猫を含めて皆、ドーパントである(昭和のライダー作品における大幹部のようなものか。あるいは『555』のスマートブレイン社とラッキークローバーのようなもの?)。
 これほどの事件であるにも関わらず、ドーパントについて風都以外の地域には一切知られていない(顔芸と声芸の豊かな“女子中学生”の反応から明白)。
 ガイアメモリを直接人体に使用するとドーパントになるが、ダブルドライバーを介することでガイアメモリの制御が可能となる。そうやって、怪人化することなくガイアメモリの力だけを使いこなすのが「W」。
 
 ――といったあたりですね。
 
 ハードボイルドにこだわる翔太郎が愛する書物『The Long Goodbye』から考えますと、フィリップは翔太郎が命名しましたね。第一話冒頭のプロローグでWに変身した後に。
 つまり、フィリップは自分についての記憶を失っている? もしくは、経歴を元々一切持っていない? あるいは意図的に自分の素性を隠してる?(そう言えば、最初にWへの変身を持ちかけたのはフィリップのほうでしたっけ。Wのことをよく判ってるような感じでしたね)
 まあ、あんな検索ができる頭脳の持ち主ですから、ただの人間であるはずもなく。かなり一般常識に欠けた性格でもありますし。物語の中盤以降に、フィリップの正体が関わってくるのでしょうね。
 
 園咲家の目的は何なんでしょう。あの、ドーパントの使い捨てっぷりを見る限りは、単純に仲間を増やすためというわけではなさそうです。
 プロローグでお亡くなりになった(と思われる)探偵・鳴海荘吉は、事の真相を知っていたんでしょうね、きっと。
 
 あと、お久しぶりの、なすびさん。
 やっぱり、あーゆー超個性的外見でしか出演依頼が来ないんでしょうか……(「懸賞生活」は、それほどにインパクトがあったからなー)。
 
 
 
 玩具についても少し。
 
 Wのガイアメモリは、翔太郎の三個(メモリガジェットの分は除く)とフィリップの三個。
 で、これが組み合わさるので3×3=9で、Wのフォームは九通りとなり、バンダイとしては一粒で九度美味しいとなります(色替えしただけのフィギュアが九種出せるからね)。これは、ガシャポンやHDなどでの鬼アソートの予感が……。
 
 そして、クワガタムシに変形するケータイ、蜘蛛に変形する腕時計、蝙蝠に変形するカメラ、という三種のメモリガジェット。
 あれはスポンサー的には、『響鬼』のディスクアニマルの人気よもう一度、といったところでしょうね。
 たしかに、もう少しデザインが良ければ、欲しくなってたとこだった(苦笑)。
 
 


 
■2009/09/15 (火) 八せん終わり (旧暦 文月廿七日)
 
 
 一昨日の日記に(ごくごく少しだけ)関連することですが。
 
 先日、NHKのニュース番組内で、日本語の乱れについて取り上げていたのですが。
 取材先の、作家の学校みたいなところでのこと。
「い抜き言葉」を使う作家の卵さんの言い分が「伝わらなければ意味がないから」とあったのが、疑問でした。
 いえ、言い分の一部は理解できますし、納得する部分もあるのです。
 特に台詞については、いわゆる「正しい日本語」で統一するのは、どう考えても不自然ですからね。台詞については「ら抜き」も「い抜き」もアリだと思いますし、場合によっては例えば「憮然」の誤用とかもアリかもしれません(念のために記しておきますが、「憮然」とは「ブスっと不機嫌な」という意味ではなく、「茫然」や「茫然自失」に近い状態、あるいは「青菜に塩」な落ち込みざまを表す言葉です)。
 
 ただ、地の文だと、そうはいきません。ってか、誤用は許されないと思います。
「伝わらなければ意味がないから」と言うのは一見、正論のように見えますが、その実、勘違いも甚だしいと考えます。
 
 まず。
 そもそも小説を読もうという人には、それなりの読解力・国語力がある、という前提があります。
 この部分で、小説の文章表現は漫画の吹き出しなどとは根本的に違うわけです。
 
 次に。
 ライトノベルのような、読者にそれほどの国語力を要求しないジャンルの場合でも。
 読者層に合わせた読みやすい表現・文体にすることと、乱れた言語に媚びへつらって誤用を肯定することとは、まったく違います。
 例えれば、絵本や児童向け図書の表現を見れば明らかです。誤用を肯定せずとも、「やさしい」表現をすればいいだけなのです。
 その肝心要の部分をきっちり守ったうえで、台詞部分で「乱れた日本語」を使うのであれば、これを否定するつもりはないですね。つか、たぶん妖之佑も使うでしょう。
 
 ただ、問題が一つ……。
 一人称作品だと、どーすべーか?
 (;^_^A
 
 


 
■2009/09/16 (水) 甲子 (旧暦 文月廿八日)
 
 
 花王の「エコナ」が出荷停止とのこと。
 
http://headlines.yahoo.co.jp
/hl?a=20090916-00000590-san-bus_all
 
 前から思ってたんですが。
 そもそも油なんだから高カロリーであって当然なところを、低カロリーな製品にすること自体が不自然であり、無理があるんじゃないでしょうか。
 妖之佑は、ノンカロリーの甘味料が大嫌いでして。あの不自然な甘味(というよりは「甘い」と錯覚させる代物)を感じると、気持ち悪くなるんですよね。だから、ダイエット・コーラなどは大嫌いです。一度、試しに飲んだとき、気分が悪くなりました。
 自然食品が無条件で体に良いなどと言うつもりは、ありませんが。人工的にいじくりまわされた食品よりは自然なままの物のほうが、ずっとましなんじゃないかなと、あらためて思いました。
 
 


 
■2009/09/18 (金) 三隣亡 (旧暦 文月丗日)
 
 
 常に文章の切れ味鋭い、ちゆ12歳さんですが。
 9月14日付の記事もまた、かなり痛快です。
 
http://tiyu.to/permalink.cgi?file=news/09_09_14
 
 


 
■2009/09/19 (土) (旧暦 葉月朔日、穂掛け)
 
 
『宙のまにまに』でいつも感心するのが、流れ星の描写です。
 あれは流れ星を実際に見た、しかも空気の綺麗な場所で見た人にしか描けません。これほどに流れ星をきちんと描いたアニメは、他にないんじゃないかな。
 
 と言うか、そもそも天文部という、世間的にはマイナーな舞台を選んだことが素晴らしすぎます。原作はともかくとしても、よくもアニメ化してくれたものだと。
 劇中にいろいろ見える、天文部の手作り感もなかなか♪ 妖之佑も高校時代、いちおう天文部に所属していた関係で、すんごく共感できる部分なのですよね。
 
 あと、部長が天候の変移を知るために使ってた短波ラジオがサー。
 なんと!
 National Panasonic RF-2200(COUGAR 2200)ですぜ、ダンナ。
 
 実質的天文部員な正志のカメラは、Nikon FM3A だし。
 どこまでアナログなんだよ、蒼栄高校天文部。
 
 いいなー♪
 
 


 
■2009/09/20 (日) 社日、彼岸入り (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
『仮面ライダーW』第3話「Mに手を出すな/天国への行き方」
 
 
 第2話のT-レックスでも感じましたが。
 ガイアメモリを買うときは、くれぐれも熟考したうえで、どれにするかを慎重に選択いたしましょう。
 いくら怪人化するにしても、チョー頭でっかちや、金色メタボ腹に変身するのは、あまりに…………ねぇ(苦笑)。
 
 スリッパで闘う“女子中学生”の顔芸は、相変わらず楽しいです♪
 
 


 
■2009/09/21 (月) 己巳 (旧暦 葉月三日)
 
 
 そう言えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』第24話「涼宮ハルヒの溜息V」に触れてなかったか。
 いや、別に触れるほどのこともなく、前回「IV」ほどの演出もなく。原作どおりに終わりましたからね。
 
 ただ一点。
 ラストでキョンがハルヒに「長門は宇宙人」「朝比奈さんは未来人」「古泉は超能力者」と打ち明けたシーン。
 あれは本来、キョンとハルヒが閉鎖空間から帰還した後のSOS団集会(実質、キョンとハルヒのデート)にてのものです。一期最終回の画像を持っていないので確認できませんが、二人がそのときと同じ服装だとしても(つまり、そのときのシーンだとしても)、時系列順に並べたはずの今期で、こういう順序入れ替えをやるのはどうかと思いました。
 つか、「溜息I」にてハルヒが映画の配役を発表したときの、「やべえっ、こりゃ俺のせいか!?」というキョンの動揺が、この順番では全く効果ありませんからね。
 
 またあれかな。DVDで編集を変えてくるとかかな?
「溜息」では何度か、一見すると無意味なOPカットとかしてましたし。普通なら冒頭に置かれるべき前回分ラストの繰り返しがなかったりしますし。
 
 なんかねー。
 小手先のことばかりしてくる印象ですよ、今期は。
 
 


 
■2009/09/22 (火) 大つち (旧暦 葉月四日)
 
 
 さらに、そう言えば。
『涼宮ハルヒの憂鬱』第25話「朝比奈ミクルの冒険 Episode.00」を観逃しました。
 これ、一期のときも、つまり放送第一回のときも観逃してるんですよね〜。今回、これが一つの楽しみだったのに……やっちまった。
 別に放送時間の変更とかもなかったのに、なんで逃すかなぁ。orz
 
 


 
■2009/09/23 (水) 秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月五日)
 
 
『化物語』第11話「つばさキャット 其ノ壹」
 
 
 このシリーズは一貫して、言葉遊びと映像遊びが、もんの凄いのですが(前回「なでこスネイク」のスクール水着とかもね♪)。
 まさか、猫憑きがあんなストレートに「にゃ」「にゃ」言うとは思いもしませんでした。
 原作でも、ああなんでしょうか(笑)。
 
 原作、読んでみたいのだが……文庫本に慣れた身には高めなんだよなぁ、お値段。
 
 


 
■2009/09/24 (木) 巣鴨とげ抜き地蔵大祭 (旧暦 葉月六日)
 
 
『狼と香辛料II』
 
 
 終わりましたがね。
 
 正直申しまして、がっかりでした。
 
 パッと見た目では、前期との差は感じられないのですが(だから、知らなければ、前期と今期で制作会社が替わっているなどとは気づかないでしょう)。
 通しで観ますと、かなり劣化しているように思えました。
 
 基本、原作に忠実なはずなんですがね(とは言え、原作は第一巻しか読んでませんが……汗)。
 
 話数の配分に失敗しているかもしれませんね。
 アマーティとの“黄鉄鉱勝負”がズルズル長すぎて、その分、エーブとの化かし合いを端折りすぎた感触です。
 エーブとの商売にからんでは、ロレンスよりはるかに長命なホロが、それを理由に別れを切り出すのですから、ここは重要なエピソードのはずなのに、なんとなく街の武装決起に流された印象でねぇ……二人が元の鞘に収まるのが、あまりにムリクリな感じ。
 
 だいたい、OP映像のあれはダメですよ。
 二期に、これから出てくる人たちを次々と登場させるなんて。それも思わせぶりに。
 思わせぶりな分、かなりの肩透かしでしたからね。ガンダム00じゃないんだから、謎が謎を呼ぶわけでなし。
 
 三期があっても、果たして観るかどうか。
 それほどに、この二期は(期待が大きかったこともあって)退屈でした。
 
 


 
■2009/09/25 (金) (旧暦 葉月七日)
 
 
「不注意」などという言い訳が通用するはずもありません。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20090925-00000043-jij-soci

 
 報告書の内容を漏らすよう依頼し文言の削除を要請した前社長、漏らしたばかりか削除要請に応じて委員会に働きかけた元委員。
 両名とも万死に値します。
 
 いや、マジで死刑にしていいと思うぞっ。
 
 


 
■2009/09/25 (金) 百鬼夜行
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2009/09/26 (土) 上弦、彼岸明け (旧暦 葉月八日)
 
 
 今期の漁果♪
 
 
 
 というわけで、年二回の中古カメラ市、秋の陣でございます。
 
 ST801
 
 フジカST801は、一昨年あたりに黒仕様を買って、ここに載せた記憶があります。
 そのときに、クローム仕上げは買わないなどと申した記憶も(苦笑)。
 
 いや、だってサー。
 シャッターどんだけいじっても快調なんだもん。メッチャ安かったんだもん。
 
 これを買ってみて初めて気づきましたが。
 普通、クローム仕上げの一眼レフは、その銀色の部分がTの字になってますよね。つまりレンズ・マウントの部分にまでクロームが垂れ下がっている。
 ところが、このST801では上半身と下半身とで白黒はっきり分かれてる。パトカーみたく。
 少し面白くて、さすがフジと感じました♪
 
 ちなみに、付けているレンズは手持ちのスーパー・タクマー。
 
 ST801
 
「2000」の文字が誇らしげですね。
 これで機械式なんだから♪
 
 あらためて、フジフイルムは大したメーカーだと思いました。
 あれこれといった最新技術っぽい派手な部分ではニコンやキヤノンに勝てないかもしれませんが、カメラという製品をきっちり取りまとめることにかけては、負けていないと思います。
 このST801もですし、コンパクトのカルディア・シリーズなど特にそう感じます。
 そして、中版になるとこの一本筋の通った実用主義の色は、より一層強くなるようです。
 そう、フジはカメラ・メーカーとしても一流なんですよ。
 
 惜しむらくはデザイン、ですねぇ。
 ST801は平凡であり無難ですが……たいがいのフジフイルム製品がねぇ。(;^_^A
 
 


 
■2009/09/27 (日) (旧暦 葉月九日)
 
 
『真マジンガー衝撃!Z編』第26話「決着! ロケットパンチ百連発!」
 
 
「ついに真マジンガーの世界まで浸食されてしまった……おのれディケイド!」
 
 な最終回でした。
 とは言え、旧作『マジンガーZ』を知っていれば想定の範囲内の結末ではありますし、今川監督の悪癖を知っている人にも予想がついた終わりかたではあるのです。
 問題は、チラ見せだけした「グレート」の活躍する続編があるかどうかに尽きます。ってか、なかったらそりゃあんまりだぁ。
 
 
 
 
 
『仮面ライダーW』第4話「Mに手を出すな/ジョーカーで勝負」
 
 
 女子中学生、翔太郎のバットショットを勝手に持ち出してるし……。
 
 戦隊物に対して対象年齢を上げる傾向にある、つまり無闇にストーリーを複雑にしがちな平成ライダーですが、『W』はシンプルに展開していますね。これで、いいんじゃないでしょうか。そもそも「ライダーで私立探偵モノ」ですからね。複雑にしたら破綻は見えてます。
 
 今回の二話で判ったことは。
 フィリップには過去の記憶がない。だが、家族はちゃんとあった(どうも、これって園咲家っぽいですが)。
 風都におけるWの立ち位置は都市伝説。
 メモリガジェットは誰にでも扱える(オーナー登録とか、ないんかい)。
 ゴムゴムの実の効力はメタルロッドにも(爆)。
 
 それにしても、マネー・ドーパントの目的は何だったんですかね。人の生命(?)をメモリに貯めて集めて、まさか単なるコレクションでもないでしょうし。
 ここだけが不満……あるいは伏線なのかもですが。
 
 我修院達也さんは、さすがです。マネー・ドーパントの声も含めて見事な怪演!
 なにせ、素で怪人ができそうなほどのおかたですからねぇ♪(この人の両津勘吉ばりの一文字眉毛って、本物なんですよね?)
 余談ですが、我修院さんは、かつて『ウルトラQ 〜dark fantasy〜』の「カネゴンヌの光る径」にゲスト出演なさいましたが。このカネゴンヌがまた名前からお判りのとおり“お金怪獣”なんですよ。『W』のキャスティング、わざとですな(笑)。
 
 そして、なすびさん@ウォッチャマンに続き、今度は腹筋善之介さん@サンタちゃんですか。
 風都の住人って、いったい……。
 
 


 
■2009/09/28 (月) (旧暦 葉月十日)
 
 
 漁果・その2♪
 
 PELLIX
 
 キヤノンのペリックスです。
 
 PELLIX
 
 一見すると普通の一眼レフです。
 
 PELLIX
 
 が、ただの一眼レフではありません。
 
 PELLIX
 
 マウント部。
 ここをよーく見ると、ただ者でないのが判ります。ミラー周りがスッキリしすぎてると思いません?
 
 PELLIX
 
 シャッターをBにてリリース、つまり露光状態。
 
 PELLIX
 
 同じく後ろ側。
 お判りでしょうか? 露光状態にも関わらず、ミラーは上がっていません(無論、故障ではありません)。
 
 このペリックス、ペリクルミラーという名のハーフミラーを採用しているのが最大の特徴です。
 そう、ファインダーに映像を送るべきミラーが、実はそのまま光を透過もするのです。
 この方式の利点は、ミラー・ショックが起こりえないことと、撮影の瞬間もファインダー像が消えないことです。
 欠点もありますけどね。フィルムが得られる光量はレンズの公称よりも当然、弱くなります(聞いた話では1/3ほどロスするそうな)。つまり、仕様よりも暗いレンズとして考えないといかんということ。
 
 PELLIX
 
 このダイアル、何をCLOSEするのかと思いきや。
 ファインダー窓を閉じます。三脚固定でレリーズ撮影するときなどに、ファインダーから光が入らないようにするためのものです。ペリクルミラーを装備するカメラならでは(実は必ずしもそうではなく、高級機にけっこう見られる)。
 
 ペリックスは古いカメラですが、この方式は後にも採用されています。EOS RT と EOS-1N RS が、そうでした。
 これらはプロやプロ志向の強い人には人気でしたが、レンズが暗くなるという理由だけでか一般受けはしなかったようで。
 EOS RT は欲しいと思うのですが、良い状態(かつ、お値ごろ♪)の品には、お目にかかれないでしょうね。
 
 


 
■2009/09/28 (月) 本当は、
 
 
 楽しい話題だけで終わりたかった今日の日記ですが。
 少し言いたいので。
 
 例のクズ力士が、またやらかしたそうで。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20090928-00000019-sph-spo
 
 ついでにと、この記事ページ下のコメント欄も見てみたのですが。
 程度の低すぎる擁護論のあまりの多さに愕然としました。日本人が、ここまで腐り果てているとは……(つか、こいつらってきっと亀田一家も擁護してるんだぜ。けっ)。
 
 妖之佑は、昨今の大相撲退廃の原因を、日本相撲協会の慢心と横綱審議委員会の老化にあるものと思っていましたが。
 大相撲をダメにしている張本人は、他ならぬ観客だったのですね。
 
 朝青龍を擁護するならするで、もっときちんとした理屈を述べてほしいものです。
 ロクな理由もなく、ただただ何となく「ガッツポーズくらい、いいじゃないか」という浅はかなコメントは、見ていて情けないです。
「柔道では、やってるじゃないか」という意見もありましたが、あれは国際柔道であり、つまりは「JUDO」ですから。武道としての柔道とはほど遠いということを理解してから言ってもらいたいですね。
 妖之佑の言いたいことの大半は、↓のブログさんが書いておられることと、ほぼ一致します。
 
http://luckman.cocolog-nifty.com/blog
/2009/02/post-3386.html

本と事件と社会世相さんの記事)
 
 これに付け加えさせていただくなら。
 以前、朝青龍が同じ問題を起こしたときに見つけた記事で気づかされたことですが。
 土俵の上でガッツポーズを取るということは、土俵上で握り拳を作ることであり、拳骨を禁じ手とした相撲の規則に違反する行為でもあるのですよ。
 たとえ勝負が決したあとであっても、このルールは固く守られるべきものです。
 
 横綱を始めとする関取衆による土俵入りは、その場にいる邪気魔物を追い払う清めの儀式でもあり。
 仕切り前にちりを切るのは「身に寸鉄を帯びず」という宣言、つまり対戦相手に対する礼儀であり。
 本場所前に開かれる「土俵開き」や、千秋楽直後に行われる「手打ち式」も、神事の要素を強く持っています。
 
 こういった慣例・様式美を大切にできない人は、そもそも大相撲の力士になるべきではありません。
 日本人か外国人かは関係ありません。日本人よりも日本人らしい外国人もいれば、外国人よりも外国人らしい日本人もいますから。
 朝青龍について言えば、この人は他の、格式等々に縛られずに済む格闘技の世界で伸び伸びと活躍してお金を稼げばいいんですよ。
 
 まずは、親方衆が「どうしていけないのか」をきちんと力士に教えるべきです。
 また、入門志望の人たちには、大相撲の歴史と伝統を重んずる意識をまずは植え付けてほしいですね。それができない人には別のスポーツを選んでもらうべきです(念のために言うけど、心情的あるいは宗教的理由などで、それができないということ自体は、決して悪いことではないです)。
 
 観客の意識・知識が救いようもないほど低レベルである現状では、日本相撲協会が腹をくくって道を決めるしかないでしょうね。
 一つは、相撲の伝統を守っていく。当然、これに従わない者はクビにしてでも、断固たる姿勢で臨む。
 もう一つは、伝統をかなぐり捨てて、純粋な格闘技の興行としてやっていく。
 前者は協会の規模が縮小するリスクを避けられないでしょうし、後者なら「財団法人」の肩書きを捨てる必要があるでしょうね。つまり、今の腐った協会には、どちらも選べない。
 何とかならないですかねぇ……。
 
 ダラダラ述べましたが、今回の事は実は簡単なんですよ。
 今年初めにダメ出しをされたことを、またやったのがバカなんです。
 組織に属する以上、組織のルールを守るのは、あたりまえです。そのルールが“正しい”かどうかを論ずるのは、別の場でなされるべきことなのです。
 そんなことも判らず、同じ問題を起こす朝青龍も、その朝青龍を擁護する人たちも、もう少し頭を使えよっ。
 ってことです。はい。
 
 


 
■2009/09/29 (火) (旧暦 葉月十一日)
 
 
 漁果・その3♪
 
 Cinemax-8
 
 例によって、妖之佑のこだわりジャンルであるW8のムーヴィー・カメラでございます。
 もちろん、手巻きのゼンマイ動力です。
 
 Cinemax-8
 
「Cinemax-8」と記されています。
 こだわっているわりに、メーカー名には疎かったりします(つか、W8カメラって、車のオート三輪同様、いろいろなメーカーが手を出してましたからね)。
「NIKKOR 1:1.9」とも記されており、これはどうやらレンズ・マウントの形式らしいです。
 
 Cinemax-8
 
 二本レンズのターレットです。
 
 Cinemax-8
 
 他社のと違うのは、これはターレットを前側に少し引き出してからでないと回らない点ですね。最初、どうやっても動かないので混乱しました(苦笑)。
 
 Cinemax-8
 
 内部です。
 ここはメーカーごとの差が少ない部分ですね。規格だから当然か。
 
 W8カメラ集めも、やめられません(ただし、ジャンク価格限定♪)。
 
 


 
■2009/09/30 (水) 小つち、三隣亡 (旧暦 葉月十二日)
 
 
 漁果・その4♪
 
 そして今回の目玉かも。
 
 80A
 
 これだけでも、ある程度の想像はつくでしょうか。
 
 80A
 
 そう。
 
 80A
 
 こう開きます。
 
 80A
 80A
 80A
 
 蛇腹式のフォールディング(折りたたみ式)・カメラですね。
 
 80A
 80A
 
 カヴァーにあるマークから何者かは明白♪
「POLAROID Land CAMERA MODEL 80A」というのが、このカメラの名前です。
 
「ポラロイド」と聞いて思いつくのが――
 
 80A
 
 ――これですね。
 そうです。インスタント・フィルム用なのですよ、これ。
 
 80A
 
 絞り羽根は、ありません。
 11〜18それぞれの絞り値に対応した大きさの○形状ホールが八個、円盤の外周に配置されています。それが画面右下側の歯車形つまみの操作に応じて回転し定位置に付く構造です。
 
 80A
 
 一番、絞り込んだところです。
 
 80A
 
 ちょっと判りにくいかもですが、中途半端な位置で止めてみました。
 
 80A
 
 蓋の裏側にある、このステップみたいなパーツがシャッター・ボタンです。
 インスタント・フィルムなのでフィルム送り機構も巻き上げ機構もなく、シャッターはリリースと同時にチャージされた状態に戻るようです。
 
 80A
 
 蛇腹カメラは、こうして後ろ側から覗くのが最高♪
 
 

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