2007年1月


 
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■2007/01/01 (月) 元日 (旧暦 霜月十三日)
 
 
 新年、あけましておめでとうございます。
 
 
 
 なんか。
 愛媛では、新春早々に猪が暴れたそうで。
 
 これが昨年でしたら犬ですので、「人が噛まれた」とかになり、社会問題なのですが。
 
 今回、お怪我なさったかたには申し訳ありませんが。
「さすが亥年だ!」と思ってしまった妖之佑なのです。
 
 
 
 今年も、よろしくお願いいたします。
 
 


 
■2007/01/02 (火) 物始め、初夢 (旧暦 霜月十四日)
 
 
 新春早々、しくじりました。
 
 毎年正月二日の朝にNHK教育で観ていた狂言。
 今年は寝坊して観逃してしまいました。
 
 実に残念なり。
 
 


 
■2007/01/03 (水) 望 (旧暦 霜月十五日)
 
 
 シロクマのピースは可愛いですなあ。
 あの子の子供の頃を、いっぺんだっこしたかった。
 
 さて。
 今夜はBBC制作の『バスカヴィル家の犬』ですぞ♪
 
 


 
■2007/01/04 (木) (旧暦 霜月十六日)
 
 
 昨夜、NHKで放送されたBBC版『バスカビル家の犬』。
 面白かったです。
 
 以前に観たグラナダTV版『バスカヴィル家の犬』も面白かったのですが、こっちもなかなか。
 映像化するためにか、原作からかなり変えてある部分も目立ちましたが、これは許容範囲に収まっているかと。
 
 思えば、アーサー・コナン・ドイル卿によるシャーロック・ホームズ作品中でも屈指の出来なのが『バスカヴィルの犬』ですからね。推理物というだけでなく怪奇物・伝奇物の要素を併せ持つために、高く評価され続けている長編作品です。
 短編集『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されている各短編と比べると、ホームズ物の本軸から多少それていると言えるかもしれませんし、そのために低く評価なさるかたもおられるかもしれません。
 これは、『バスカヴィルの犬』の発表が、実は“ホームズ失踪”期間中だからに他なりません。『最後の事件』においてホームズをライヘンバッハの滝壺に突き落としたドイル卿は、二度とホームズ作品を書くつもりはなかったのですが、ダートムアの昔話に触発され、ついに執筆に至ったのです。ゆえに、その発想・構想が推理物よりも伝奇物から起こされているのですね、これ。
 ちなみに、『バスカヴィルの犬』においてはホームズはロンドンに生還しておらず、ホームズ転落死以前の過去の記録という形での作品発表です。つまり、読者の強い希望に応えてホームズを復活させたわけではなく、執筆者としてはあくまでもダートムアの伝奇を扱う際に「ホームズを使えばキャスティングが楽だった」という程度のことだったようです。
 ということで推理物よりも伝奇物の要素の濃い『バスカヴィルの犬』ではありますが、四本あるホームズ物の長編中ダントツの完成度なのは、まちがいないと思います。シリーズでなく単発として映像化されたのも、ホームズ作品の中ではこれが一番多いんじゃないかな?
 
 映像としては、グラナダ版同様、19世紀のスコットランドをきちんと表現しているのでしょう(知識がないので推測ですが)。前輪の大きいクラシカルな自転車がベーカー街を走っているのは嬉しかった。
 
 少し残念なのは、肝心の“魔犬”の動きがぎこちなかったことですね。まあ、そもそもがSFX作品ではないため、さほどCGにお金をかけられないということで、仕方ないのかもしれませんけれど。
(つか、あの外見だと実在する犬とは思えなひ……汗)
 
 あと、ホームズの例の悪癖に関する描写は、映像作品としては珍しいんじゃありませんか?
 いや。グラナダ版にも、ありましたっけ?(『四つの署名』で、あったかな?)
 
 ともかく。
 面白かったことは事実ですので、もしもBBCによる他の作品があるのなら、ぜひ観たいものですね。ジェレミー・ブレッド氏亡きあとの本格的ホームズ作品(それも、U.K.によるもの)は貴重ですから。
 
 


 
■2007/01/05 (金) 初水天宮、初戎、初亥 (旧暦 霜月十七日)
 
 
 三が日の初詣で目にした光景あれこれ。
 
 
 
 お寺で柏手打つのは、やめましょうよ。それも年配者が……恥ずかしい。
 仏像に二礼してるのも、いたな。
 
 
 
 せっかく夫婦仲良く初詣なのに。
 一緒に参拝しながら、カミさんを放ったらかしてダンナだけサッサと退散ですか?
 目を開けたときに、拝殿に独り残されていたカミさんの気持ちを思うとね。
 こーゆーことから夫婦の溝が広がっていくのかも。
 
 
 
「ばそきや」?
 何それ?
 …………ああ、「やきそば」か。
 特別な意図がないのなら、暖簾や看板を右から横書きするのは、やめたほうがいいと思いました。
 
 
 
 初売りの買い物をカミさんだけが両手に抱えてて。
 先を歩くダンナに「荷物持って」と頼むカミさん。
 すると、振り返っていきなり平手打ちって、あんた……。
 カミさん。なんで、そんな♂と一緒にいるのですか?
 
 
 
 どうも、歪んだことにばかり目のいく妖之佑なのです(苦笑)。
 
 
 
 
 
 ユージンSRDX ひぐらしのなく頃に 園崎魅音
 ぽにて。

 


 
■2007/01/06 (土) 小寒、六日年越、初子、高崎だるま市 (旧暦 霜月十八日)
 
 
 雨が冷たいです。
 寒くなるらしく。
 
 どーせなら雪景色を見たいと思います(大雪は願い下げですが)。
 
 
 
 
 
 巡視船しきしま
 横浜の写真、再開。
 
 海上保安庁の巡視船しきしま。
 プルトニウム運搬の護衛用というのが、ちと複雑な感じ。

 


 
■2007/01/07 (日) 七草、人日、初山神、太宰府天満宮鷽替え・鬼すべ (旧暦 霜月十九日)
 
 
 雪です。
 
 
 
 七草粥の日ですが。
 お粥にお餅を入れるとは、そしてそのお餅のことを「粥柱」と呼ぶとは知りませんでした。
 いえ、我が家では以前から餅を入れてはおりましたが、それは単に「このほうが美味しいから」(母上談)というだけで、公式な方法だとはまったく知らなかったのですよ。
 いや〜、勉強になりますね〜、NHK『きょうの料理』って。
 
 
 
 
 
 赤レンガ倉庫
 赤レンガ倉庫。
 本当は、ショッピング・モールに成り下がる前に見たかった。

 


 
■2007/01/08 (月) 初薬師、鞍馬寺初寅大祭 (旧暦 霜月廿日)
 
 
 笑った。
 
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091162780450.html
 
 


 
■2007/01/09 (火) 宵恵比寿、初卯 (旧暦 霜月廿一日)
 
 
 ステーキや焼き肉だと、赤身がいいと思うんですよね。
 脂身なんて要らない。まして霜降り肉なんて高いだけで無意味すぎ。
 
 んが。
 
 鍋でグツグツとなりますとね。
 
 ウチには、すき焼きなんて大層な献立はありませんが。
 寄せ鍋の主役が少量の牛肉、という程度の、つましい家庭ですが。
 そんな鍋の中で煮込まれて、それでも赤身と違っていっこうに固くならずフルフルしている脂身は、これは甘くて旨すぎ。
 そう思いません?
 
 ええ。
 ただ、それだけのお話ですが何か。
 
 
 
 
 
 馬車道
 馬車道にあった古そうな建物。
 何の建物かは忘れた♪

 


 
■2007/01/09 (火) 妖怪警報
 
 
 明日が旧暦霜月辰日ですので、今宵は百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2007/01/10 (水) 十日恵比寿、初金比羅 (旧暦 霜月廿二日)
 
 
 NHK『プラネットアース 第8集「極地 氷の世界」』。
 日曜の本放送も昨夜の再放送も観たのですが。やっぱり、すごいです。
 ペンギンの子育ての内容について知識はあったのですが、密着取材の映像で観せられると……過酷ですね。外見といい動作といい、ひょうきんでしかないペンギンですが、なんと強い生き物なんでしょう。
 
 個人的には、セイウチの群れを襲って、しかし獲物を捕れずに怪我をしてしまったシロクマくんのその後が気になって気になって、しかたありません。
 痛めた後ろ足を引きずり空腹のまま地面に横になって目を閉じてしまいましたから……。
 
 
 
 
 
 みなとみらい線 元町・中華街駅
 みなとみらい線の元町・中華街駅ホーム。
 秘密兵器のドックみたいな天井が楽しい。

 


 
■2007/01/11 (木) 下弦、鏡開き、蔵開き、初巳 (旧暦 霜月廿三日)
 
 
 防衛庁が防衛省になったことについて言いたいことは、あれこれありますがね。
 それには、あえて触れずに置いとくとしてもです。
 省への昇格は、何よりも国防のためですよね?
 とすると……初代防衛大臣が、あの久間氏ってのが、どうしても理解できないんですよ。
 安倍総理、あんた本気で国防のことを考えてます?
 
 
 
 
 
 さて、ヤな話題は置いときまして。
 一つ朗報。
 
http://www.asahi.com/business/update/0110/148.html
 
 さすがは富士フイルムさんなのです。ぱちぱちぱちぱち。
 シングル8をお使いのかたにとっては、こんな嬉しい知らせはないと思います。
 
 まー、コダックがとうに日本国内販売&現像を終了してしまってるW8のカメラしか持ってない妖之佑には関係ないっちゃないんですけどねー。
 
 


 
■2007/01/12 (金) (旧暦 霜月廿四日)
 
 
 ようやく、まあまあ納得できる結論が出たようです。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20070111-00000000-gbr-fight

 
 が。
 できれば未然に防いでいただきたかったですね。
 TV観戦の妖之佑はともかく、チケットを買って観戦なさった人たちには「無効試合」なんて結末は、失礼じゃ済まないことですから。「金かやせっ」ですよ、ホンマ。
 
 だいたいが、試合中&試合直後に桜庭選手があんなにしつこくアピールするなんて異常事態なんですよ。
 それを無視したレフェリーやジャッジは、クビでもいいとさえ思いますけどね。
 
 


 
■2007/01/13 (土) (旧暦 霜月廿五日)
 
 
 ある程度 Firefox に慣れたかたにとっては、かなりお役立ちな、えむもじらさんのページです。
 
「about:config と user.js による Firefox のカスタマイズ」
 
 勉強になるわー。
 
 
 
 
 
横濱媽祖廟
 横浜中華街の媽祖廟。

 


 
■2007/01/14 (日) 十四日年越、松引き、四天王寺どやどや (旧暦 霜月廿六日)
 
 
 すごっ。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20070113-00000021-jij-int

 
 ぜひ真相を知りたいものでございます♪
 
 
 
 
 
 横濱関帝廟
 こちらは関帝廟。

 


 
■2007/01/14 (日) 不覚…………。
 
 
 日頃の睡眠不足がたたったのか。
 楽しみにしていた大相撲初場所中日・デーモン小暮閣下のゲスト出演を、まるっと観逃してもた……。
『仮面ライダーカブト』を観るために、朝まで頑張ってたのが……そこが限界だったらしく。
 録画も録ってねー。ナンテコッタイ。
 
 にしても。
 地獄兄弟の、あの扱いは……さすがに納得いかないですよ、米村さん。
 
 


 
■2007/01/15 (月) 小正月 (旧暦 霜月廿七日)
 
 
 小正月も終わり、そろそろエンジンかけないと。
 むんっ。
 
 
 
 にしても、昨日の『仮面ライダーカブト』における地獄兄弟の扱いには、一日経ってもなお納得がいきませんね。
 けっきょく、あの二人は何のために登場し続けていたのかが、とーとー見えずじまいでしたから。
 ってか、そもそも矢車さんは、どこからホッパーゼクターを、しかも二個も手に入れたのか?(まあ、想像はできますけどね。それでも矢車さんにゼクターを与えた側の意図が見えないままに終わるというのも、あかんでしょ)
『カブト』も残り一話。結末に持ってくだけで精一杯、なんて展開にならにゃいいのですが……すでに「ライダー生誕35周年記念作品」としての質は…………。orz
 
 
 
 
 
 月餅
 中華街で買った月餅などなど。
 妖之佑のお気に入りは、餡の中に五種類の種が入った「五仁」(ちなみに、写す前に喰っちまった……笑)。

 


 
■2007/01/16 (火) (旧暦 霜月廿八日)
 
 
『カブト』の次の仮面ライダーが電車に乗った桃太郎(ほとんど「桃鉄」♪)というのは、もうだいぶ前からリーク情報があり、その時点で失笑を禁じえなかったのですが。
 まあ平成ライダーは、放送が始まってみれば化けるというのがデフォなので、観るまでは何とも言えませんが。
 
 それでも白倉プロデューサ(平成ライダーのほとんどをプロデュースしている人物)の「ライダー史上最大の変革」というお言葉には、全面的に反論したいですね。
 
 ライダーとは似ても似つかぬまったく別物の設定にムリクリ「仮面ライダー」の看板括り付けてるだけじゃねーかよっ。

 と。
 
 正直、「ライダー生誕35周年記念作品」の重責を担えずに失敗した『カブト』を最後に、東映は潔く平成ライダーを一度終了すべきだったと思います。
 ダラダラ続けるのは「仮面ライダー」の名を貶めるだけだということに、東映も石森プロもバンダイも気づいてほしい。
 
 


 
■2007/01/17 (水) 土用 (旧暦 霜月廿九日)
 
 
 風邪をひきました。というか、昨日から風邪をひいてます。
 
 どういう巡り合わせか。と思いました。
 
 と申しますのも。
 
 ちょうど12年前にも、同様に風邪をひきましてね。早めに床に入ったのですよ。16日。
 
 で、翌朝早くに、なぜか目が覚めました。もちろん真っ暗ですから、実際には真夜中なのか早朝なのか、判りゃしません。とにかく、なぜだか目が覚めたのです。
 
 と。
 
 変な感じがしました。
 
 すぐ後に、びっくりするほど家が揺れました。
 
 我が家は神戸・淡路から、はるかに離れている他県の地ですが、それでも生まれて初めての大きな揺れでした。
 
 何もできずに、布団の中で凍り付いてました。
 
 一分ほどだったのかな? でも、長く感じました。
 
 揺れが収まって、慌ててTVを付けて。
 
 NHKも大混乱の模様。
 
 やがて夜が明けて、高速道路が横倒しになっているあの映像に愕然とさせられたものです。
 
 その後に次々と明らかになる惨事には……頭が働きませんでしたね。
 
 12年ですか。暦では一回りですね。ということは、震災は亥年だったんですね。
 
 この12年間で対策・予防策って、進んでいるのでしょうか。行政も、個人も。
 
 我が家の対策を鑑みて。正直、不安です。
 
 それにしても、12年。当時の赤ちゃんは中学生ですか。
 
 こうして記憶は薄れていき、やがて歴史となるのかもしれません。
 
 でも、歴史でなく体験による記憶でなければ教訓にならないとも思うのです。
 
 何を言ってるのか判らなくなってきました。
 
 今宵はこれにて失礼。
 
 


 
■2007/01/18 (木) 初観音、八せん始め (旧暦 霜月丗日)
 
 
 甘酒(酒粕でなく糀のほう)は体が温まりますね〜。
 でも、風邪引きの喉には、熱さが痛いです。
 
 にしても。
 この中身に、法定基準の十倍とか社内規定の百倍の雑菌が……な〜んてのだったら、嫌ですよねぇ。
 とりわけ子供に与える物には、気をつかいたいものです。
 
 これって不二家だけの問題じゃなくて。
 発覚していないだけで、裏側が不潔極まりないかもしれない他の大企業もなんですが。
 
 正直、信用し辛いですなぁ。
 困ったもんだ。
 
 
 
 
 
 マリンタワー
 やっと来ました、マリンタワー。
 さー、登るどーっ。

 


 
■2007/01/19 (金) 朔 (旧暦 師走朔日)
 
 
 今年もこの時期が、やってまいりました。
 
 一月早々に何を。
 
 と思われるでしょうが。
 
 当「宿坊」用にお借りしている有料スペースの更新なのでございます。
 
 毎年、悩むんですよね。
 
 更新するか、やめちまうか。
 
 だって。
 
 一万円ですよ、一万円。
 
 額面、安くはないです。
 
 もうすっかり閑散とした、こんなチンケなサイトのスペースに一万円。
 
 普通の神経なら、払うのやめてますよ、たぶん。
 
 プロバイダのエリアに引っ越すか。
 
 そう考えたことも何度かあります。
 
 が。
 
 そこはCGIを使えないんですよ、一切。
 
 容量も、どこぞの無料エリアと同等と、たいしたことなく。
 
 しかも、増量オプション付けるとね。
 
 今使ってる有料スペースのレンタル料に並んじまう、という。
 
 これでは引っ越しも無意味というもの。
 
 いっそ、日記と掲示板のみにしてしまう?
 
 それも考えました。
 
 この「さるさる」さんの日記。
 
 ありがたいことにログの保存に制限がありませんから。
 
 ですからね。
 
 この日記から掲示板へのリンクと。
 
 掲示板から日記へのリンクだけ張ってしまえば。
 
 いちおうの体裁は整うというもの。
 
 壁紙等々はプロバイダのエリアにアップすればいいし。
 
 とはいえ。
 
 それだと何か、つまらない。
 
 で、けっきょく思考は堂々巡り。
 
 まー、払ってしまえば一年は悩まずにすむんですけどね。
 
 というわけで。
 
 週明けまで、いぢいぢと悩みますともさ。
 
 


 
■2007/01/20 (土) 大寒、二十日正月 (旧暦 師走二日)
 
 
 SeaMonkey 1.1 正式版がリリースされました。
 
 早速、入手。インストールした妖之佑なのですが。
 
 れ?
 1.1βに比べて、少し挙動が変?
 
 いえ、そこまで詳しくβ版をいじっていたわけではないのですが。
 どうにも、現在のメイン・ブラウザ、SeaMonkey 1.0.7 に比べて、おかしい感触で。
 
 それでも、と。メール・アカウントの設定をして、メール・データを 1.0.7 からコピーしてみましたが。
 
 メール、文字化けてるやんか。 orz
 
 文字コードの設定に、まちがいはなく。
 メールを選択しなおすと直るという、摩訶不思議。
 送受信に問題はなかったものの、さすがにこれをメインのブラウザ&メーラーにする気にはなれず。
 
 それと。
 いつもの習慣で、U.A.情報を確認しましたところ――
 
「Mozilla/5.0 Gecko rv:1.8.1.2pre」
 
 ――って……おいっ!? 「pre」って何よ、「pre」って。
 つまり、Gecko 1.8.1.2 の正式版エンジンではなく、あくまでもその前段階ということですか?
 なのに、SeaMonkey 1.1 としては正式版と?
 
 なんか納得いきません。
 
 挙動の微妙さとも相まって、1.1.* の修正で疑問が解消されるまでは、今しばらく 1.0.* 系がメインとなりそうです。
 
 
 
 
 
 氷川丸
 登ったどーっ。
 
 というわけで、マリンタワーの展望室から、眼下の氷川丸を見下ろすの図。
 風のためか、床がゆらゆら揺れて楽しい♪
 
 エレベータが狭いせいで、だいぶ順番を待たされたのだった。
 営業終了直前の人気だから、しかたないけど。

 


 
■2007/01/21 (日) 初大師 (旧暦 師走三日)
 
 
『仮面ライダーカブト』終了。
 よって言いたい放題言います。
 
 
 
 ぶっちゃけ、なんだかな〜。
 
 それぞれの素材は良かったと思うんです。
 度を越した「俺様」な天道ですら、面白いキャラクターとして受け入れることができました。
 
 ですが。
 すべてのパーツを組み合わせて一つの作品となった場合、アンバランスというかチグハグというか。
 
『カブト』の基本は、密かに人類に擬態し、じわじわと地球を浸食しつつある「ワーム」なるバケモノどもの驚異です。
 
 今、すれ違った人が?
 電車で隣り合った人が?
 隣家の人が?
 友だちが?
 家族が?
 
 という恐怖。
 
 オープニング画像でも、この色はきちんと出されていましたし、番組開始直後から前期あたりまでは、かなりそれを意識した作りかたをしていたと思います。
 だから面白そうだと期待。
 
 期待外れになってしまったのは、やはりパーツ同士の組み合わせが上手くいかなかったことが原因でしょうね。
 
 例えばワームの地球浸食。これが種族としてのワームの総意なのか、それとも個々に動いているだけで、言ってしまえばワームの本能にすぎないのか。そういう部分が、ついにきちんと描かれなかったという不満。
 ワーム側の幹部クラスと思われた間宮麗奈@ウカワームや、その上をいきそうな乃木@カッシスワームも、けっきょくは雑魚キャラと変わらぬ最期を遂げた。あの喪服軍団もフェードアウトした印象ですし。
 逆に、アル中な外科医・若林×3や料理人・生簀は明らかに独自路線で動いていたワームですし。
 つまりチグハグ。
 
 後期、そして特に終盤にストーリのウェイトを占めたネイティヴ(ワームと同種のバケモノ)なる第三勢力も、一見すると種族の総意で動いているように思えたものの、ラスボスと思われた根岸の最終回でのあの扱いを見ると、ネイティヴすべてが侵略者かどうかが判らなくなってしまったです。
 そのネイティヴ。実は対ワーム組織「ZECT」の真の支配者で、マスクドライダー・システム技術の提供者(つまりライダーの生みの親)ということですが。そのかたたちは、どうしたんでしょ? 加賀美パパが「我が友人よ」と頭を下げていたあのゴルゴムの神官のごとき白ローブ連中は、どこ行ったんでしょ? 根岸独りに最終回を任せて……ねぇ。
 
 というように。ワームもネイティヴも、その勢力をきちんと描いてくれなかったという不満。
 なお、ZECTについては組織としてまともに描かれなかったのは放送開始当初から(田所さんの無策ぶりなどはギャグにしか見えなかった♪)ですので、スルーできますが(をい)。
 
 にしてもね。
 最終回で、いきなり「世界中の全人類をネイティヴに変える」なんて言われると、「はあ?」ですよ。
 今の今まで、ZECTもライダーも首都圏でしか活動してなかったですよ、ね? それがいきなり地球規模ですか?
 少なくとも妖之佑には、ZECTは首都圏限定の組織にしか見えませんでした。ですからワームも首都圏中心に、つまりは渋谷隕石の落下地点を中心に活動するものだと考えていました。
 それが唐突に全人類となると、これは演出というよりも企画段階での失敗でしょう。
 
 低予算だったと思われる昭和ライダー。
 その一作目ですら、ショッカーが全世界規模で活動していることは視聴者にきちんと伝わりました。
 大幹部が海外から日本支部に派遣されるとか。本郷が欧州から一時帰国するとか、一文字が南米へ旅立つとか。演出だけで、世界規模な物語であることを描写しました。
 さらには、伊豆とか桜島とか南紀とかへの地方ロケも積極的に実施し、決して首都圏限定物語にならないよう気を遣っていました。
 妖之佑の記憶が正しければ、平成ライダーでの地方ロケって『555』の第一、二話・九州ロケと、『響鬼』第一、二話の屋久島ロケだけと違います? 予算は潤沢にあるはずなのだから、少しは首都圏を離れてくれてもバチは当たらないと思うんですけどね。それから得られる効果も考えれば(ああ、ゴンが拉致られて軟禁されたZECTの保養施設は、いちおう地方ロケになるのか)。
 
 さらにチグハグさを加速させてくれたのが、主人公以外のライダーたち。
 物語の主軸、つまりワームの地球浸食に一切関わろうとしなかった大介@ドレイクは言わずもがな。
 妙に魅力的で妖之佑もはまってしまった「やさぐるま」こと矢車@キックホッパーと、その“弟”である影山@パンチホッパーの地獄兄弟も、けっきょく本筋に関わることなくサラリと退場。ライダーに変身するためのゼクターをどういういきさつで手に入れたのかすら示されず、投げっぱなし。
 もったいないですよ。
 
 加賀美@ガタックは、まあ、いいです。
 奴は最初っから最後まで直線しか進めない、ついでに言えば自分の脳で物を考えられない大バカでしたから。
 
 ダーク・ヒーローとして活躍するものと期待されたダークカブトも、ほぼ使い捨て状態。
 
 あと、ZECTのナンバー2・三島の立ち位置。これも問題ですね。
 彼ほど、唐突に思想を変えた人物も他にいませんでした。と言うか、あの転身は、ありえないでしょう。
 妖之佑は、三島の憎々しい態度から、最後には意外にもカブトと共闘(気持ち的なものではなく、あくまでも敵が共通だからというだけの合理的理由で)するとばかり思っていましたから。
 嗚呼、それなのにそれなのに。
 なんなんだろーなー、ったく。
 
 最終回での、一部のネイティヴの行動は良かったと思います。
 で、それを考慮するとね。重要なポジションだったぼっちゃま@サソードは、中途退場させずに最終回まで残すべきだったんじゃないかと、あらためて思うのです。
 
 けっきょくは、あれですかね。
 展開の候補を複数用意したうえで、会議とかでしっかり吟味しなかったんでしょうか。
 少なくとも三つくらいのストーリ候補があれば、こんな最終回には至らなかったと思うのですが……生意気ですかねぇ。
 
 そー言えば、帰還後のひよりの扱いも、ほとんど放置みたいなもんですな(にしても、ひよりのあの特別メニューは、喰いたくならんぞ)。
 キーであるはずの「暴走スイッチ」も起動せずに終わったし。
 
 一年間かけて、もったいないなあ。
 というのが、最終回を観ての、すなおな印象です。
 
 最後に。
 スタッフの自己満足だけのエピローグは、正真正銘の「蛇足」です。要りませんから、あれ。
 あそこの大介の登場は、いちおうサプライズのつもりですかね? だとしたら予告編に入れるなよな。
 それと、約一名がケバいよ(涙)。
 
 
 
 追記。
 
 樹花……太ったよな〜(そー言えば、『響鬼』の一年間でも、もっちーがやけに太ったんでしたっけ)。
 
 


 
■2007/01/21 (日) 妖怪警報
 
 
 明日は旧暦師走の辰日にあたります。
 よって今宵は百鬼夜行が執り行われるのです。
 
 


 
■2007/01/22 (月) 臘日 (旧暦 師走四日)
 
 
 というわけで。
 
 阿呆を通り越して。
 
 馬鹿である。
 
 そう自分で思いますよ。ええ。
 
 正直、こんなのにうつつを抜かしてていいよーな年齢でもなければ立場でもないはずなのに。
 なのに買っちまうんですから。
 しかも、散々探し回ってようやくのこと見つけながらも、迷いに迷って結局は一旦引き下がり帰宅、それでも気になって気になってしかたなく、出直して買ったという。
 
DXホッパーゼクター
バンダイ・DXホッパーゼクター
 
『仮面ライダーカブト』に登場するキックホッパーとパンチホッパーという二人のライダー専用アイテム、「ホッパーゼクター」なのです。「光る! 鳴る!」のキャッチ・コピーどおり、かなり賑やかな玩具でございます。
 劇中の設定どおり、左右リバーシブル仕様となっとります(緑色はキックホッパー用、茶色側はパンチホッパー用)。これをベルトのバックル部に装着するわけですが、キックホッパー(緑側を正面にして装着)とパンチホッパー(茶側を正面にして装着)で、ちゃんと音声を使い分けるというのが楽しいです。
 
DXホッパーゼクター

 音声は相当にデカいです。ちょっと周囲を気にしてしまうほどに。
 でも、発声用のパーツ(何て言うんだ?)が大型なせいか、音質は“喋る玩具”の中では良質のほうだと思いました。
 光って鳴るのは、電池スイッチON時、単体での脚部操作時、装着時(変身時)、装着状態での脚部操作時(必殺技発動時)、そして解除時です。いや、まさか解除音まであるとは脱帽ですよ。
 
DXホッパーゼクター

 脚部の動作のカッチリ感も「まる」です。
 難点を言うと、劇中の物に比較して、やたらに分厚いということですね。これを「受け皿状態」に開いたベルトのバックルに載せるのですから、かなりの“デベソ”となってしまい、ワーム相手に肉弾戦を闘うには邪魔でしかたありません(笑)。
 
 とはいえ、これだけの出来なら納得・満足です。同じく「DX」の冠がついたカブトゼクターやガタックゼクターもいい出来なんでしょうね。
 いえ、今さら買いませんよ。カブトゼクターとガタックゼクターは食玩版を入手してますし。それに、妖之佑は、矢車さん@キックホッパーの、あの「やさぐれ」調に魅せられて、これを買ったのですから(そーゆー人、多いと思う)。
 
 これで、いつでも安心して「やさぐれ」できます♪
 
 今、誰か俺を笑ったか?
 
 
 
 ちなみに。
 やさぐれよりも、もっと凶悪になりたいときの妖之佑は、こっちを使うのです♪
 
王蛇のカード・デッキ
バンダイ・ベノバイザー付属の王蛇デッキ

 俺をイライラさせるな。
 
 


 
■2007/01/23 (火) (旧暦 師走五日)
 
 
『発掘!あるある大事典II』が打ち切り。
 
 でも、それってスポンサーが降りたからですよね? つまり、あくまでもお財布の都合での打ち切り。
 別に、捏造を反省しての打ち切り、とかじゃないですよね?
 
 まあ、どっちでもいいですが。
 
 関西TVにしろフジTVにしろ、他にも情報番組は、いっぱいあるわけですから。
 それらで発覚さえしなければ、これからも捏造は続くんでしょうから。
 
 それに。
 フジ/関西に限らず、どの放送局でも日常的にやってることでしょうしねぇ、でっちあげなんて。
(マスコミによる建設業者の「丸投げ」批判が、チャンチャラおかしくて、あんた♪)
 
 みのもんたさんも、軽々しく「ココアがいいんですよっ、奥さん」とか言ってられませんなあ、こりゃ。
 
 
 
 妖之佑の好きな『ためしてガッテン』は、だいじょーぶなんだろーか……?
 
 


 
■2007/01/24 (水) 初地蔵、巣鴨とげぬき地蔵尊大祭 (旧暦 師走六日)
 
 
 Windows XP Home Edition のサポート期間延長。
 けっきょく朝日新聞のは誤報ではありませんでした。
 
 まーねー。
 OS ちゅー代物が、買い替え用新製品の発売から二年でサポート打ち切りというのが短すぎますよ。ええ。
 しかも、同じ XP でも Professional は当初から2014年までサポートするっちゅーんですから、Home Edition ユーザーが納得できるはずありませんってば。
 ついでに。別に Vista になんか興味ないですしー。
 
 Home Edition ユーザーの一人としては、これで、ひと安心ですが。
 
 それでも、できれば Linux に移行したいものです。
 そのためにも、フリーウェアの充実とかの周辺環境が良い方向に進まないと、ですね。
 大企業がオフィス用に Linux を採用してくれたりすれば、いいんですけど……企業って、意識低いですからねぇ。セキュリティすらロクにできてないほどに。
 
 
 
 
 
 鴎
 マリンタワーを降りて氷川丸へ。
 その氷川丸を留めている鎖に♪
 ちょっと寒そう。

 


 
■2007/01/25 (木) 初天神、亀戸天神鷽替え (旧暦 師走七日)
 
 
 風邪も治りきらないうちにお腹を壊しました。
 もー、なんなんでしょ。
 
 そもそもが普段なら1シーズンに一度しかひかない風邪を今期は、すでに二度ひいてるという時点で、困りものなんですよ。
 おまけに、こないだの風邪は、それはもータチの悪い代物でしたしね(それの置き土産な咳が、今回の風邪を呼び込んだ)。
 
 にしてもなあ。
 腹薬を飲むなら風邪薬は飲めないし。
 逆もまた同様。
 せっかく治りかかってる風邪が、ぶり返さないといいのですが。
 はてさて。
 
 
 
 
 
 妖之佑のお腹とは、ぜんぜん関係ありませんが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070125-00000206-yom-soci

 
 不二家、もう潰れていいよっ。
 どうせ、二度と買わないし。
 
 


 
■2007/01/25 (木) 妖怪警報
 
 
 明日は庚申ですので、今宵が庚申待ちとなります。
 庚申待ちの夜は百鬼夜行が執り行われるのです。
 
 また、明日は旧暦師走八日であり、事八日(ことのようか)となります。
 事八日には、目借り婆さんや一つ目小僧がやって来ます。
 防衛策としては、目のいっぱいある物(籠や笊など)を表に出しておくと良いそうです。これによって目借り婆さんは目の多さに満足し、一つ目小僧はその無数の目に驚いて、帰って行くとのことです。
 
 


 
■2007/01/26 (金) 上弦、庚申 (旧暦 師走八日、事始め)
 
 
 一日一度、キックホッパーに変身しないと調子の悪い妖之佑ですこんばんは。
 
 
 
 さて。昨日の補足をしますが。
 
 もしも不二家が潰れた場合、罪のない(かもしれない)一般従業員のかたたちが路頭に迷うということは理解していますし、不二家の専門店が道連れになってしまうことも理解しています。
 雪印の例を挙げるまでもなく。
 
 ただ。
 今回の不二家の場合は、明らかな会社ぐるみであることが、すでに判っているわけで。とうてい一般従業員だからと、責任を免れることはできないと考えるのです。
 
「会社ぐるみ」って、二種類あると思うのですよ。
 一つは、社員全員が知っていたわけではないものの、取締役以下の決定権を持つ重要ポストの面々だけは皆が承知していた、というケース。この場合、知っていたのが全社員の数%だとしても「会社ぐるみ」と考えていいでしょう。取締役が決めたことは会社の総意と同義ですから。
 もう一つは、文字通りの意味。社員の大半が承知していたというケース。
 
 不二家のケースは、この後者に近いと考えざるをえません。
 それを証明するのが、例の社内マニュアル。
 
 あってはならない大腸菌や黄色ブドウ球菌が見つかっても社内基準以下なら出荷だの。
 他の菌についても、国の衛生基準の十倍も緩い社内基準を勝手に設けていただの。
 あるいは、噂される「三秒ルール」だの。
 
 と、厚生労働省や専門機関・専門研究者の日頃の努力をないがしろにする態度。
 
 問題なのは、これが社内マニュアルになっていたという点です。
 マニュアルというのは、決定権を持つ側が作成して、決定権の無い側に読ませておくものですよね? 決定権の無い人が、想定した事態に遭遇した際に、わざわざ上にお伺いをたてずに仕事をスムーズに進めるためのものですよね? つまり、「大腸菌が見つかっても出荷する」というのを決定権の無い従業員も承知していたということになります。
 だからこそ、不二家のずさんさは会社ぐるみ。一般社員にも責任はあるということになります。
 
 よって、一消費者の立場として言わせていただければ。
 
 不二家は潰れてしまえっ!
 
 ということです。
 厳しいようですが、不衛生な環境で平気で食品を製造・出荷していた従業員に同情する必要はありませんよ。
 
 


 
■2007/01/27 (土) 大雄山道了尊大祭 (旧暦 師走九日)
 
 
「美しい国日本」「美しい国日本」と大声で連呼し続ける安倍総理は、松本零士さん作『銀河鉄道999』の1エピソード、『ざんげの国』を一度はお読みになったほうがいいと思います。
 
 
 
 
 
 氷川丸
 氷川丸です。
 さー、乗船するどーっ。

 


 
■2007/01/28 (日) 初不動 (旧暦 師走十日)
 
 
 仮面ライダー電王は列車だけでなく、ちゃんとバイクにも乗るようなので安心しました。
 
 まだ第一話ですので、どうとも申せませんが。
 やはり小林靖子さんの脚本は安心して観ていられますね。各所に置かれたベタなギャグも、サラッと通過するだけでテンポを殺さないのでOKだと感じました。
 これが御大の脚本だとギャグの所にしっかり停滞してしまいますからねぇ……。
 
 あと。
 いつも主役が新人さんなために、やむをえないことなのですが。例年、不満に感じる部分。戦闘中のライダーの声がダメダメという点も、今作品ではベテラン声優・関俊彦さんを起用していることで完全解決されています。
 主人公に憑依するという形式のライダーだからこそ可能になったキャスティングですけどね、これ。
 
 このまま行くなら、よさげですが。
 白倉氏がプロデューサーですから、いずれ井上敏樹氏も参加なさるのでしょう。
 そうなると一気に出来はうわなにをするやめ@$*%ふ¥=こ#<
 
 


 
■2007/01/29 (月) 八せん終わり (旧暦 師走十一日)
 
 
 不二家と同様に。
 関西テレビの『あるある』も次から次へと出てきますね〜。ひょっとすると、すべての回が捏造だったりしてね。
 例の派手な帽子で顔を売った社長さんのホテルも、ボロがボロボロと出てくる気配で。
 
 他社なり他の業種なり、今のところは無問題でも、叩けばホコリどころかアスベスト並みの毒が出てくるかもしれないと思うと、いったい何を信用すればいいのやら……。
 
 かつての日本の美徳は、どこまで劣化すれば気がすむんでしょうか。
 
 
 
 
 
 氷川丸の機関部
 いきなり、氷川丸の内部。
 できることなら、動いてるメカを見たいところ。

 


 
■2007/01/30 (火) 天しや、甲子 (旧暦 師走十二日)
 
 
 あの「崖っぷち犬」に里親が。
 
 と言うと聞こえはいいですがね。
 果たして、よかったんでしょうか?
 
 抽選に当たった人は、犬を飼った経験がゼロだそうです。
 しかも「崖っぷち犬」は、人間不信に陥っているらしく。
 
 それだと、さすがに難しくありません?
 里親候補から、あらかじめ飼育未経験者を除いておくべきだったんじゃありません?
 皮肉屋・之佑の目には、けっきょくは手に負えなくなって処分場へ……という未来すら見えますがね。
 
 それは別としても不思議なのはね。
「崖っぷち犬」には里親希望者が全国から殺到、抽選という流れになったものの。
 その「崖っぷち犬」と瓜二つ、姉妹ではないかと言われている犬を始め、他の犬たちには引き取り希望者がいなかったという現実ですよ。「崖っぷち犬」の抽選に漏れた人たちが、「なら他の犬を」というのも聞きません。
 これって、どういうことですか? 何か、まちがってません? 歪んでません?
 
 あーったくもーっ!
 あんたたち、何!?
「崖っぷち犬」じゃなきゃ要らないっつーワケェ?
 ふざけんのもいーかげんにしなさいよっ!!
「崖っぷち犬」と他の犬と、どこが違うってゆーのよ!? えぇっ!?
 しょせん、あんたたちの里親希望なんて、一種のブランド志向にすぎないんじゃないの? 「マスコミで有名になった犬だから欲しい」って程度の、あさましい考えなんじゃないの?
 そんな邪なあんたたちになんか、犬の運命預けらんないわよっ。おととい来なさいってーのっっっっ!

 まあね。
 実際には、「崖っぷち犬」以外の何頭かにも里親が見つかったそうですから、少しは安心なんですけどね。
 それでも、まだ引き取り手のない犬たちがいっぱいいるそうで。
「崖っぷち犬」が欲しいと言ってきた人の頭数で充分に、すべての犬が落ち着けるんですけどね。なんで「崖っぷち犬」にこだわるのか、之佑にゃ判りませんよ。
 
 借家や集合住宅から一戸建てに引っ越して、これから犬を飼いたいな。
 というかたには、できれば、できれば、最寄りの「保護センター」という名称の「犬の処分待機場」に足をお運びになって、死を待っている中の一頭を助けてあげてほしいと思います。あるいは、ご近所とかで子犬がいっぱい生まれて「さあ、どうしましょ」という所から貰ってあげてください。
 十万、二十万出して純血種を買う行為を否定はしませんけど。特に、品評会とかドッグレースとかへの参加などの確固たる目的がないのなら、犬種にこだわる意味はないと思います。
 それとね。処分待ちな成犬の場合、人なつっこいとか、しつけとかが出来ている子も多いですから、一からしつけなければならない子犬よりもずっと、初心者が飼育するのに向いていると思いますよ。
 
 


 
■2007/01/31 (水) (旧暦 師走十三日)
 
 
 Windows Vista のTVCMを観てますとね。
 
 そもそも、Windows XP をクラシック・テーマで使用している人は、ほとんど興味を持たないんじゃないかなあ。
 
 と思ってしまうんですが。
 そんな妖之佑は、しょせん保守的で頭が固いのでしょーか……?
 
 Vista がストレス無く動くパソコンのほうには、もちろん興味ありますけどね。
 でも、それだけのスペックを誇るパソコンなら、XP に替えちまえば、さらに快適になるな。などと考えてしまいますぅ♪
 
 
 
 
 
 クロノメータ
 氷川丸船内に展示されていたマリン・クロノメータ。
 時計好きには、たまらない♪
 つか、お持ち帰りしたいぃぃぃ!

 


 
■2007/01/31 (水) 妖怪警報
 
 
 旧暦師走十三日は山姥の洗濯日。
 この日は、山での水の使用を控えるのだとか。
 
 

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