2005年9月


 
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■2005/09/01 (木) 二百十日 (旧暦 文月廿八日)
 
 
 なんか……今日は暑かった気がします。
 ってか、空に浮かんでたの、積乱雲だったしー。
 
 


 
■2005/09/02 (金) (旧暦 文月廿九日)
 
 
 いや。これは、しゃあないですわな。
 
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050902/denon.htm
 
 生産を継続してくれるだけでも、ありがたいことなのです。
 頑張っていただきたいですね。
 
 


 
■2005/09/03 (土) (旧暦 文月晦日)
 
 
 
 
 
 ふむ。
 
 これで残すは姉妹機「IDX-9」のみか。
 
 
 
 
 


 
■2005/09/04 (日) 朔 (旧暦 葉月朔日、八朔、穂掛け)
 
 
 恐れていたことが起こりました。
 
 以前から一部で懸念されていたのですが。
『仮面ライダー響鬼』に、あの最悪脚本家・井上敏樹氏が加わってしまったのです。それもメイン・ライターとして。
 
 今朝放送の回で、いきなりやってくれました。
 この半年間、スタッフが築き上げてきた響鬼の世界観すべてをぶち壊しにしてくれましたよ。
 どうあっても“井上色”に染めずにはおかないつもりのようですね。この大ベテラン先生様は。
 
 梃入れとして追加された登場人物に魅力は一切ありません。脚本の目論見が見え見えですから。
『アギト』や『ファイズ』でさんざんやってきたことを『響鬼』で繰り返して、一体どうしようというのでしょう?
 それなら視聴するまでもなく、『アギト』と『ファイズ』のDVDを買うなり借りるなりして観ればいいのです。なにも『響鬼』で同じ路線を行くことなどないですよ。
 
 ってかね。
 ヒビキさんや明日夢くんたち、メイン・キャストの居場所たる「甘味処 たちばな」は下町にあるんです。
 シリーズ冒頭から、それを意図的に強調していました。
 つまり、下町の人情を出していたわけです(さすがに『寅さん』ほどではありませんが)。もちろん妖之佑も、『響鬼』のそんなところ――人によっては「ゆるい」とお感じになる部分――が好きなのです。
 その世界に、井上氏お得意のドロドロした人間関係は不要です。余計です。邪魔です。それをやるなら、舞台は下町であってはなりません。
 
 どうしてもこの半年間で築かれていた『響鬼』の世界を壊したいならね。
 香須美さん、日菜香さん、勢地郎さん、あるいはみどりさんら「たちばな」の人たちを皆殺しにして、猛士という組織も壊滅させて、ヒビキさんと明日夢くんだけにして舞台を別に移すくらいのことをすべきなんですよ。それでなら、作品の空気が激変しても当然です。
 まあ、そこまでやると、さすがに視聴者からの非難轟々でしょうし。第一、井上氏ごときに、そこまでの度胸もありますまい(けっ)。
 つまりね。世界観を壊さないふりをしながら、実は内容面でしっかり壊してしまうのは、井上氏が卑怯者だからに他なりません(一説によると、井上氏は単に空気を読む能力が欠落しているだけだとも……)。
 
 はっきり言います。
 妖之佑は、もう井上版の平成ライダーは観たくないのです(同じ理由で井上氏ばかりが脚本を書いておられる劇場版作品は一切観ていません……ってか、巷の評価では観る価値なさそうですしね、平成ライダーの劇場版は軒並み)。
 ですから、井上氏がたった二話しか書かなかった『ブレイド』は安心して一年間観られました。
『響鬼』も一年間楽しめると思っていました。
 それを、何の都合かは知りませんがスタッフ入れ替えで(というよりも『ファイズ』時代に逆戻り)、台無しにされてしまったのです。
 テレ朝なのか東映なのか知らんが、何考えてやがんだよっ!?
 
 怒りというよりは悲しいですよ……。
 
(俳優さんたちも、戸惑っておられるんだろうなあ)
 
 


 
■2005/09/05 (月) (旧暦 葉月二日、二日灸)
 
 
 光速度不変の法則ってありますよね。
 
 光粒子は常に光速で動いて、それより遅くも速くもならない。
 で、この世の光子以外のすべてのものは亜光速(限りなく光速に近い速度)にはなれても、決して光速に達することはできない。
 
 したがって、ビッグ・バン以降、風船のように膨張し続けるこの宇宙空間は、その膨張速度が光速に達する時点で閉鎖される。何物も光の速さでは動けないのだから、光の速さで膨張もできない、というワケ。
 つまり、この世と外の世界とを隔てるものこそ、光子ということになる。
 
 では、外側は?
 となりますと、光より速い“もの”が存在しない限り、この宇宙の(中から見た)外側は存在できないということ。
 これに当てはまるのが、あるいはタキオン粒子――光速を越える速度でしか動けない粒子――なんでしょうけど……これは、あくまで物理学者さんたちが思考実験するために設定した存在でしかありませんからねえ。非ユークリッド幾何学みたく。
 タキオン粒子を用いて通信すると過去や未来と交信できるなんて仮定話もありますけど、そもそもこの世に存在できない粒子ですから(タキオン粒子の性質を持つ物質がこの世にあったとしても、先の理由から、すぐに膨張する世界の外に飛んでいってしまい、この世には残らないはず)、私らが通信に使えるわけもなく。
 
 とすると、この世の外側は、やはりすべてタキオン粒子でできている?
 だとしても、私らが何らかの方法で外側に出たとしても、観測することは叶わないんでしょうね。光より速いんじゃ、見えないわな。ってか、そもそも外側になど出られませんし。
 
 彼岸とはよく言ったもので。
 この世の者では、決して知覚できないんですわな。
 
 ふむ。
 幽体離脱した人が光を見るなーんて話は、ひょっとして膨張宇宙の外側を見ているのかもしれませんね。
 
 
 
 ネタがないと、つまらんことを考えてしまいます。
 
 


 
■2005/09/06 (火) 天一天上 (旧暦 葉月三日)
 
 
 大型の台風が日本を縦断する勢いです。
 
 屋根が気になる。
 田畑が気になる。
 裏山が気になる。
 近所の川が面白そうだ。
 
 などということは決して考えないよう。
 暴風雨のあるうちは、外出はなさらぬことです。
 
 また、傘を使うなど、とんでもないことです。
 あなたの傘がひしゃげるのは勝手ですが、風にもぎ取られた傘が他のどなたかに当たったら大変ですから。
 
 


 
■2005/09/07 (水) 白露 (旧暦 葉月四日)
 
 
 ひどいものですね。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000243-kyodo-soci
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000000-maip-soci
 
 厳島神社も錦帯橋も、まだ直ってからたいして経ってないですよね。
 錦帯橋なんて、職人さんの代替わり劇もあって、一連の修復作業をTVで感動的に扱ってたのが、ついこの間なのに。
 
 大型で、しかもゆっくり動きやがって。それも日本海側を沿うように。
 今回の台風は、かなりタチが悪いです。
 
 


 
■2005/09/08 (木) (旧暦 葉月五日)
 
 
 先日、UHA味覚糖の「コレクト倶楽部 古代文明編III」が手に入らないよーっ、と嘆いていた妖之佑ですが。けっきょく某オークションに頼って、シークレット以外を揃えてしまいました。
 
 んがっ。
 
 とんだ落とし穴です!
 出来が酷すぎるのですよ!! 「III」。
 
 コレクト倶楽部シリーズには、これまで「古代文明編」「古代文明編II」「七不思議編」「―帰ってきた― 七不思議編」という四度のリリースがあったのですが、それらすべてがマックスファクトリーという技術の高い模型メーカーの手による物だったことが人気の理由だったのです。
 当然、今回の「III」も、ここによる造型だと思い込んでましたら……違った。しかも下手っクソ。
 
 味覚糖のサイトには、かなり早くから「III」の公式ページがあり、見本写真も公開されていましたが、この酷さは伝わらなかったぜ。
「実際の商品と写真は多少違う場合があります」って言いますがね。「多少」じゃないっスよ。「かなり」違うっスよ。
 
 まあ、実は味覚糖のことゆえ、不安がなかったわけじゃありません。
 好評だった「七不思議編」に対して「―帰ってきた― 七不思議編」での質的低下は否定できませんでしたし、「古代文明編」に対しての「古代文明編II」にも“びみょー”な品があったことは確かですから。
 
 にしても、今回の「III」は酷すぎます。
 企画責任者が変わったんですかねえ。上から下まで、すべてにおいて「やる気」が感じられない品ですから。
 そう、「下」。下請けがやっているはずの「塗り」も乱雑なんですよ。
 造型が悪いゆえに塗装ののりも悪くなるというマイナスの相乗効果もあるんでしょうね。
 
 UHA味覚糖の「コレクト倶楽部」という名称は、食玩の世界では北陸製菓「大英博物館 古代エジプトの遺産」と並び、超ステータスなブランドだったのですが。その名誉を、「III」によって地に貶めてくれましたよ、味覚糖自らの手で……。
 
「たかが菓子のおまけじゃないか」と言う冷めた声もあるようですが。
 現在の日本に流通している食玩のレヴェルというものがはっきりしているだけに、その平均を下回るほどに質の悪い品を出すのは、「いい度胸してやがる」という受け取り方のほうが正しい反応だと思います。
 まして、今回の「III」は、それまでの\315(税込)に対して\350+税なんですからね。値上げして粗悪品を売りつけるとは、ホント、いい度胸しておられますよ。
 
 さらしものにしてありますから、よろしければ、どうぞ。
 
 
 
 この「III」に打ちのめされたこともあって、以前の質の良い「コレクト倶楽部」への想いが一層強くなりましたね。
 まだ入手していない分も、やたらと欲しくなってきています。
 ぼちぼちと集めるのを再開しますか(そのうち数が揃ったら、博物館っぽく写真を展示してみたいとは思っているのです♪)。
 
 


 
■2005/09/09 (金) (旧暦 葉月六日)
 
 
 昨日は(メーカーさんには失礼ながら)悪い見本でした。
 今日は良い見本ということで。
 
モリゾーとキッコロ・5
 
モリゾーとキッコロ・1

 北陸製菓「モリゾー&キッコロ 海洋堂ミニヴィネットフィギュアコレクション」です。もちろん愛・地球博の公式グッズなのです。
 
 上は、春が近づき、木々が芽吹くのを楽しみにしているモリゾーとキッコロです。
 下は、夏の夜、光る蛍を手のひらに乗せて見つめているキッコロと、それを優しく見守るモリゾーです。
 どちらも、いい感じですよねー(他に五種あるのですが、この二つがデザインとして秀逸だと思うのです)。
 
 さすがは海洋堂なのです。
 
 


 
■2005/09/10 (土) (旧暦 葉月七日)
 
 
 もじら組さんのフォーラムにて報告されており、また、えむもじらさんでも触れておられますが。
 
 Mozilla Firefox および Mozilla Suite の全ヴァージョンに影響する、IDNに関する脆弱性が発見されたとのことです。
 Mozilla Japan さんに対処方法が掲載されていますので、Mozilla系をご使用のかたは早急に対応なさったほうがいいと思います。
 
 なお、あくまでも個人的見解ですが。
 同じ Gecko エンジンを使う Netscape にも、ひょっとしたら同様の危険性があるのかも、と思います。
 念のため、↑の対策法をネスケにも施しておいたほうがいいかもしれません(妖之佑は済ませました)。
 
 


 
■2005/09/10 (土) 妖怪警報
 
 
 明日が旧暦葉月の戌日となる関係で、今宵は百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2005/09/11 (日) 上弦、二百廿日 (旧暦 葉月八日)
 
 
 少し野暮用がありまして、上京してまいりました。
 三年半ぶりかな。
 
 そのおかげで、ほぼ諦めていた物をゲットすることができたのです。
 
『仮面ライダー響鬼』グッズ三点
 あっはっはっ♪
 笑うでない。
 これでも「六本木ヒルズ限定品」なのですぞ。他所では買えないのですぞ。通販もないのですぞ。
 
 テレビ朝日の一階、ザ・ショップ テレビ朝日でのみ扱われている『仮面ライダー響鬼』の商品三種なのです。  
『仮面ライダー響鬼』携帯ストラッ(表) 『仮面ライダー響鬼』携帯ストラップ(裏)
 響鬼の音撃鼓「火炎鼓」と音撃棒「烈火」をかたどった携帯ストラップです。
 
音撃鼓まんじゅう
 一部で話題となったあの、まんじゅうです。
 発売当初は品切状態だったそうですが、今回は山積みされていて簡単に買えました。
 よかったよかった。
 
音撃鼓まんじゅう(アップ)
 ここがミソですね。ここが。

音撃鼓まんじゅう(中身)
 フツーに、お饅頭です。
 れ? 左にあるのは……何ィっ。音撃棒「烈火」のストラップが付属ゥ!?
 たしかに、饅頭が音撃鼓のデザインですから音撃棒もないと半端ではありますが……ストラップ、買っちまったよぉ。
 まあ、ストラップの音撃鼓は別物だから、いっか。
 
あられ
 こちらは、あられです。

あられ(アップ)
もちろん、こちらにも例の注目ポイントが♪

あられ(中身)
 中身は勿論ちゃんとした、あられです。

あられ(再利用♪)
 空になった箱は、こうやって再利用しましょう(笑)。

 
 
 にしても、久々の東京で、こんなのしか買わない探さないなんて。
 もっと他に行くトコないんかい?
 
 ちなみに六本木ヒルズは、田舎者の妖之佑には、まるでお城でした。
 行けども行けども目標に到達できない立体迷路のようで。
 
 


 
■2005/09/11 (日) で、『仮面ライダー響鬼』についてですが。
 
 
 プロデューサーがすげ替えられるという異常事態のようです。
 ともあれ、路線変更は確定だそうです。
 
 というわけで先週&今週、新体制による初エピソード前後編を観たわけですが。
 つまんないです。
 ってか、私は『仮面ライダー響鬼』を観たいのであって、『仮面ライダー響鬼』の設定と俳優さんを使い回した二次創作品を観たいわけではありません。
 残念です。
 
 このことについては、吉田戦車さんの日記のコメントが、たいへんに当を得ていると思います。
 あと、妖之佑が何かと参考にさせていただいている「Books by 麻弥」さんの日記ですね。極めて冷静な、しかし的確な分析だと感じました。
 
 妖之佑の考えも近いものだとは思うのですが、どうも妖之佑は失望させられると言葉が乱暴になってしまう傾向がありますので……。
 
 一つ言わせていただけるなら。
「これまでに無い仮面ライダーを」という企画を、最初はTV局もスポンサーも承諾したはずです。当然、パターン化されたものから踏み外すことのリスクについても承知のはずです。
 なら、なぜ一年間ツッパることができないのですか? 途中で従来路線に戻すくらいなら、最初っからやらないほうがいいのです。
 始めた以上は、最後まで意地を通していただきたい。それでこそ、吉田戦車さんのおっしゃる「作品全体が長期に渡って財産となりうる場合もある」ということにもつながると思います。
 
 などと言っても、もう『仮面ライダー響鬼』の路線変更は決定事項なので虚しい限りですが……。
 
 


 
■2005/09/12 (月) (旧暦 葉月九日)
 
 
 日本国憲法 第五十九条 2
 
 衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。

 
 
 判ります?
 自公連立が衆議院議席の三分の二を占有するという今回の選挙の結果は、与党が好き勝手な法律を自由に可決成立できる状態を招いてしまったということなのです。
 自公に投票したかたたちの、これが望んだ姿なのですか?
 
 
 
 どこかで聞いた文句ですがね。
 
 国民の頭の出来に応じた程度の政権しか生まれない。
 
 のだそうですよ。
 
 


 
■2005/09/13 (火) (旧暦 葉月十日)
 
 
 いつまでも暑いっスね。
 
 久々に写真の展示を追加しましたので、よろしければ庭(メニュー・ページ)から、どうぞ。
 
 


 
■2005/09/14 (水) (旧暦 葉月十一日)
 
 
 ほぉらね。
 選挙が終わったとたん、増税の話ばかりが噴出じゃありませんか。
 税金の無駄遣いには、ちぃとも触れないでサー。取ることばっか考えて。
 衆議院の議席の三分の二占めてりゃ、そりゃドカンと増税もできますわな。
 
 いったい、どーしてくれんのよっ!?
 
 


 
■2005/09/15 (木) 三隣亡 (旧暦 葉月十二日)
 
 
 NHKみんなのうた『トゥモロウズ ソング』(うた:GOING UNDER GROUND)で流れているアニメーションに、はまっています。
 録画しときたいと思うんですが、いつも流れてるのに気づいてから、「あらららら」ってなもんで。
 HDDレコーダーがあると簡単なんでしょうけどね〜。
 
 


 
■2005/09/16 (金) (旧暦 葉月十三日)
 
 
 何度でも、ついつい観てしまう『魔女の宅急便』。
 
 というわけで、今夜も鑑賞なのでございます。
 
 


 
■2005/09/17 (土) (旧暦 葉月十四日)
 
 
 私の記憶が確かなら。
 以前、利用させていただいていたプロバイダ、isao.net さんのメール・アドレスって、今年の三月付で失効しているはずなんですよね。
 
 説明しますとね。
 isao.net さんのメルアドって、プロバイダ料金未払いで接続できない状態でも使えたんですよ。他の接続からでも。
 ですから、かなりのユーザーさんが isao.net さんから別のプロバイダに乗り換えた後でも、メルアドは利用していたんですね。
 もちろん、これですと isao.net さんは丸損です。
 
 ですから、今年三月付で、この手のタダ乗りユーザーの締め出しを実行したんですよ。いえ、したはずなんです。
 業務連絡なメールには、そうありました。
 
 で、今は九月。
 使えるんですけど、メルアド。
 迷惑メールも、バンバン届くんですけど。
 
 何やってんですかね。
 
 
 
 なんで縁を切ったプロバイダのことを今さら、とも思われるでしょうが。
 
 実はね。今日、電話がかかってきたんですよ。ええ。isao.net さんから。
 内容は、新たなADSLサービスの勧誘でした。
 これ、以前にも何度か来た勧誘電話でね。
 しつこいんです。
「悪徳商法」みたい、とまでは申しませんが、断っても引き下がらない。
 乗り換えるつもりはないと、きっぱり申し上げたところ「なぜですか? 理由は何ですか?」とくる。
 さすがにカチンときましたからね。
 記者にサッカー以外のことを質問されたときの中田英寿選手みたく、冷たく突き放してやりましたよ。
 そこに至って、ようやく開放してくれましたがね。向こうもムカついてることとは思います。
 でもね。はっきりお断りを申し上げている(しかも、丁重に)にもかかわらず「理由を説明しろ」とまで言われては、私だって怒りますよ。勧誘を断るのに理由なんか要らないんですから。
 
 ってゆーかね。
 プロバイダが、こんな電話勧誘するようじゃ、あかんでしょ。
「おわってる」印象を顧客に与えますよ。
 そもそも、顧客を減らした最大の原因は、ユーザーに対するサポートの貧弱さにあったことを自覚していないんですかねぇ、isao.net さん。
 昨年、一昨年のメール・サーバーの何度にも渡るダウン。あれが致命的だったことを自覚していないんですかね(私も、それで見限ったユーザーの一人ですから。ついでに、ウチから張っていたリンクも外したほどに失望されられたのです)。
 プロバイダのメルアドが使えない、使えても半日一日の遅配があたりまえ。
 そんな所に誰がお金を払いますか。
 
 一度失った信用は、簡単にゃ取り戻せません。
 だからって、電話勧誘という手法に出るなど、完全に道を見失っています。
 故人となられた初代社長さんが、草葉の陰で isao.net の現状を嘆いておられることとお察しいたします。
 純粋にドリームキャスト向けのプロバイダだった頃(つまりは初代がご健在だった頃)には考えられないほど、酷くなったものですよ。
 
 
 
 さて。
 これで明日以降に悪質な勧誘電話とか勧誘DMとかがバンバン来るよーになったら、あの電話勧誘員の女性が、腹いせに私の個人情報を横流ししたのだと、ほぼ特定できますかな。
 まあ、不機嫌にさせたことは事実ですから(苦笑)。
 
 


 
■2005/09/17 (土) 『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』
 
 
 声が阿部寛さんに柴咲コウさんに宇梶剛士さんとな?
 
 なにゆえ声優さんを使わぬのか?(怒)
 
 


 
■2005/09/18 (日) 仲秋名月 (旧暦 葉月十五日)
 
 
十五夜
 
 背景が山のシルエットとかだったら、まだよかったんですけどね。中途半端な田舎なもので……。

 


 
■2005/09/19 (月) (旧暦 葉月十六日)
 
 
 あるいは『仮面ライダー響鬼』について語るのは、これで最後になるかもしれません(劇的改善がなされない限り)。
 
 18日放送分は主題歌を歌う布施明さんが特別出演ということで、それでも期待したのでした(特別出演そのものは、だいぶ前から決まっていたらしく)。
 
 でも……ダメかな。
 脚本が雑。画がガタガタ。
 脚本が乱暴になると画造りまで崩れるものなんですかねぇ。
 
 威吹鬼が姫と童子の新型(あえて、この呼び方をしてやる)相手に苦戦して。
 それを、あきら(役者さんは登場せず会話の中だけですが)が日菜佳さんの携帯に電話、救援を求める。
 で、ヒビキさんとトドロキさんがバイクと車で出動。威吹鬼がいたぶられている現場(ちなみに現場は山中。甘味処たちばなの在る東京下町からどんくらい?)に到着、変身して参戦。
 時間的合理性というかもっと基本的に前後シーンの整合性を一切無視した井上脚本の本領発揮です。『仮面ライダーφ's』で散々見せつけられた「たたたたっくん、おおおオルフェノクが!」のアレですよ(苦笑)。
 ヒビキさんたちは召還モンスターでもなければ蒸着スーツでもないんですけどね。乗ってるのも普通のバイクや車ですし。なぜ一瞬にして現場に到着できるのか実に不思議。
 先週分でもね。勢地郎さんと日菜佳さんが夏風邪ひいてゴホンゴホンと寝込んでいるその同じ部屋で商売物の菓子を箱詰めしているんですよ、お手伝いのヒビキさんが。食品産業でこれは暴挙。甘味処たちばなに区の保健所が立ち入り検査モノです。
 ことほどかように井上敏樹氏には一般常識は一切通用しないのです。ある意味、凄いモノカキです(誉めてませんから)。
 
 そして布施さん演ずる猛士のお偉いさん。まあ、そのデフォルメの効いたキャラ設定はいいのですが。
 彼の持ち込んできた新兵器がアームド・セイバー?
 響鬼さんたち鬼のアイテムって名前にちゃんとした統一性があるんですけどー。音角、烈火、凱火、烈風、鬼石、竜巻、音枷、音錠、烈雷……等々。
 そこにきて、いきなりの「アームド・セイバー」ですよ。
 空気読めよ、新スタッフ。
 
 とどめは相変わらず場をかき乱すだけで浮いているだけの新キャラ。
 無理矢理にでも存在感を出そうとしてなのか強引に彼の登場シーンを各所に挿入。結果、彼の台詞ともどもウザイだけ。
 
 やはり黒歴史確定ですな。
 
 


 
■2005/09/20 (火) 彼岸入り (旧暦 葉月十七日)
 
 
 えむもじらさんで知りました。
 
 Operaブラウザ無料化だそうです。これに伴い、新たにリリースされたOpera 8.50には無料版しか存在しないということです。
 つまり、もはやOperaにはライセンス料が要らない。
 ってことは、こないだのオンライン・パーティーでのサーヴィス企画にて無料ライセンス・キーをありがたくちょうだいした私たちは、何だったのでしょうか。
 
 と、えむもじらさんでも嘆かれておられますが。
 まあ、ブラウザの無料化は、いいことですから歓迎しましょう(今までOperaが有償だったのが、むしろ特殊だったと言えますからね)。
 
 ところで……。
 Opera日本語版を独占販売していた、“ホ”の付く社長の“ラ”の付く会社は、どうするんでしょうね。なにせ無料化ですから。
 かつて日本語版の販売契約を結んでいたトランスウェアさんもOperaの唐突な動きに翻弄されましたが。
 Operaとグルになってトランスウェアさんに迷惑かけた“ラ”の付く会社も、けっきょくはOperaに振り回されたということなのでしょうか(爆)。
 
 


 
■2005/09/21 (水) 社日、天しや (旧暦 葉月十七日)
 
 
 というわけで、Opera を 8.50 に入れ替えてしまいました。
 せっかく無料ライセンスを手に入れたというのに、何かもったいない感じですが。
 それでも、最初っから広告バナーがないというのは、当たり前なのですが、いいですね。ようやく気兼ねなく Opera を使えるようになった気がします。
 
 昨夜は Mozilla Firefox も 1.0.7(正式版ではなくリリース候補版ではありますが)に入れ替えてしまいました。Mozilla Suite のほうも近々 1.7.12 が出るはずですから、じきに入れ替え作業が要りますし。
 あと、知らないうちに SeaMonkey の 1.0αが正式リリースされていたので、今まで使っていた nightly build から、これまた入れ替えてやりました。
 
 重なるときは重なるもので。
 ブラウザの更新作業が続くのです。
 
 


 
■2005/09/22 (木) (旧暦 葉月十八日)
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000031-sanspo-ent
 
 前から、やるんじゃないかと囁かれてはいましたがね。
 そもそも己の不祥事が引き起こした状況であって、利用者には選択の権限があるがゆえにNHKに対して拒絶反応をしているのですよ。
 だからね。不払いに困っているからといって、こーゆー強硬手段に出ていいという理由はどこにもないと思います。ギリギリ譲っても「大義名分」って程度かな。
 
 なら、いっそ受信料支払い義務を法律化、って考えもあるんでしょうが。
 それをやったら面白いことになりますよ♪
 
 TV受像機を所有している人には支払い義務があると法律に明記された場合、消費者の選択権を守るためにはNHKを受信できない受像機を出さなければなりませんから。
 これを昔にやるなら、地方別に個別のチャンネル回路を備えたTVが必要になったのでしょうが。今ならTVの脳ミソで「これはNHKの電波だ」と判断、 NHKのみ受信拒否させるなんてことも簡単にできると思いますから、NHKだけが入らないTVの製品化は技術的には何ら問題なく可能でしょうね。
 
 むかーしの寒いギャグにあった「あ。ウチのTV、NHK映らないから」って言い訳が現実のものになるかもしれません。
 いや、楽しみです♪
 
 
 
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000038-sanspo-ent
 
 騒ぎすぎです。
 とはいえ、これがヤラセ無しなら天変地異の前触れかも…………。
 
 


 
■2005/09/22 (木) おおっ。
 
 
 Mozilla 1.7.12(英語版)が正式リリースされてるじゃありませんか。
 早速、入手せねば。
 
 


 
■2005/09/22 (木) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2005/09/23 (金) 秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月廿日)
 
 
 愛・地球博も残り一週間を切りますと、閉場の22時を過ぎても、まだ会場内に居残ってるお客さんが、おられるよーですね。閉場したのに、中でのん気にソフトクリームとか喰ってるらしい(FM-LOVEARTHの放送内容より)。
 
 前々から思っていたのですが。
 この三連休の最終日・25日の22時をもって閉幕する愛・地球博。
 最終日のゲートを閉じることができるのは、日付が変わった後になるよーな気がするんですよ。お客さん皆さん、名残を惜しんで、居残って。それに、博覧会公式FM局たるFM-LOVEARTHの放送が深夜0時過ぎまでありますしね。
 
 ここ二、三日の閉場後の様子を聴くにつけ、「気がする」が「確信する」へと以降しております。
 ルール違反なのには違いないのでしょうが。楽しそうではあります。閉場してもなおの居残りって。
 
 居残りは、ともかくとして。
 最終日は、かなり盛り上がるんだろーなー(あたしゃ行きませんけどね、さすがに)。
 
 


 
■2005/09/24 (土) (旧暦 葉月廿一日)
 
 
 年二回恒例の中古カメラ市に性懲りもなく行ってきました。
 
 今回は見るだけのつもり(先月今月と何かと出費がかさんだもので)でしたが、けっきょくは予算オーヴァーという体たらく(苦笑)。
 
 中でも一番の収穫は、これです。
 
OLYMPUS OM-1

 オリンパスOM-1とFズイコー50mmF1.8。もちろんジャンクです。ボディが三千円、レンズが二千円、UVフィルター(これもちゃんとオリンパス製)が五百円。
 OM-1は自慢のミラー・アップ機構が死んでいました。が、いちおうスロー・シャッターは健在ですので買ったのです(そのうち壊れるかも?)。露出計は使う気がそもそもないので確認していません(たぶんダメになっているでしょう)。
 さすがに小型一眼レフの一位を争った機種だけに小さいですね。愛用のニコンnewFM2よりも小さいです。これで完全メカニカル制御ですから電池要らず。いざという場所でも心強いのです。
 
Nikon EM

 今回二番目の収穫が、このレンズです(ボディは以前に、まともな価格で購入したニコンEMです)。
 EM専用に用意されたニコンレンズ・シリーズEの広角35mmF2.5。まさか、これがジャンク価格二千円で買えるとは思いもしませんでしたよ。キズでもあるんですかね? 絞り羽根にも問題なさげですし(そのうち不具合が発覚するのかもしれませんが)。
 ちなみにEMは、ニコンが小型軽量一眼レフを目指して開発した意欲作でした。しかしながら、今ではあたりまえな樹脂ボディも、当時は「安っぽい」というだけで正当な評価を受けられなかったようですね。ですが、その樹脂ボディの採用により、小ささではOM-1に劣るものの軽さでは完全に勝ってます。
 露出を絞り優先オートに限定してしまった潔さと、ファインダーの出来の良さ、巻き上げレバーは二つ折れでコンパクトに畳めるのがいい感じ。しかもデザインは同社のF3、F4と同じく、あのジュジャローです。
「お金をかけすぎて儲からなかったカメラ」というのがニコンでの伝説になっているそうで。
 
PENTAX ME

 参考に、以前にジャンク価格で手に入れたペンタックスMEと、そのレンズSMC28mmF2.8を載せちゃいます。
 この黒ボディはセルフ・タイマーがいかれてて、下手にいじるとシャッターが降りなくなるのです(一度、ヤバい状況にしてしまって焦った)。でも、絞り優先露出は問題なく作動しますから、お買い得でした(たしか二、三千円)。レンズは中に剥がれがあるせいでか千円でした。もちろん撮影に問題はなかったりします(笑)。
 ニコンEM同様に絞り優先オートのみという潔さが使い勝手の良さに貢献しています。名前が「ME」と「EM」というのも、互いに意識し合っているようで面白いです。
 また、このペンタックスMシリーズはオリンパスOMシリーズと小型一眼レフの一位の座を争った仲なのでした。当然、MEも小さいのです(たしか、Mシリーズが勝者だったはず)。
 
ME & EM

 MEとEMを並べてみました。
 黒同士で、いいですな。OM-1は白なので今回は仲間外れなのです(笑)。
 
 そして今回もう一つの収穫が、これ。
 
Canon Canonet

 キヤノンのキャノネットです。
 一見すると何の変哲もない平々凡々なカメラですね。レンズも標準45mmですし。
 が、ひっくり返してみると、こいつの個性が判るのです。
 
Canon Canonet

 底辺に起こしてあるのがフィルム巻き上げレバーです。これを左手親指で操作し右手の人差し指でシャッターを切ります。ですから手動にもかかわらず、かなり速く連写ができるのです。高級カメラであるライカに「ライカピストル」という連写用オプションがありますが、あれの廉価版みたいなものでしょうか。とにかく速いです。
 しかもレンズ外周にあるセレン受光部(乱暴に言ってしまえば太陽電池の親戚のようなもの)からお判りのように、自動露出での撮影ができます(マニュアル露出も可能)から、間を一切置かずに連続撮影に専念できます。ピントはライカと同じく距離計連動式ゆえに素早く合わせられますし。
 というように速写&連写に徹したカメラが、このキャノネットだと言えるのです。これでレンズ交換ができるとか、せめて広角レンズ装備の機種があればプレス用カメラとしても珍重されたでしょうね。
 このキャノネット、たいてい単品で、レンズもボディも汚く、しかもロクに動かないものが二千円というのが相場です。なのに、これはスロー・シャッターが生きていて。他にも見た限りでは特に問題なし。おまけに純正レンズ・フードと「Canon」のロゴの入った純正レンズ・キャップまで付いて二千円でしたから買うしかありません。
 
 さらに一本、正体不明のジャンク・レンズを買ってしまいました。
 キヤノンかミランダのマウントかと思い深く考えずに買ったものの、帰宅して確認したらば、どちらでもにゃい(だいたいがキヤノン・マウントは三枚爪、ミランダ・マウントは四枚爪なのに、何を勘違いしてたんだか)。
 ブランドが「ソリゴール」なのが気になって買ったのですが、使えにゃい。
 気長に調べるしかなさそうです。とはいえ判ったところで、そのボディが高価だったらジャンク買いの意味ないか……。
 マウント・アダプタも見つからないだろーしな〜(だから、どのメーカーのマウントかも判らんのにアダプタが買えるかってーの)。
 
 


 
■2005/09/25 (日) 下弦、八せん始め (旧暦 葉月廿二日)
 
 
 愛・地球博が閉幕しました。
 
 開幕前からいろいろありましたが。
 
 どす黒い思惑を抱えているであろう背広組は放置しておき。
 
 とにかく、現場の人達が一所懸命に博覧会に熱中して最後までやり遂げた。
 
 ということだけで充分だと思います。
 
 
 
 もう会えないと思うと、モリゾーとキッコロの姿にも未練が残ります。
(やっぱ今日、行くべきだったのかなぁ……)
 
 


 
■2005/09/26 (月) 彼岸明け (旧暦 葉月廿三日)
 
 
 泉州もじらの 1.0.7 が公開されています。
 早速、1.0.6 から入れ替えました。
 
 そう言えば、Netscape Browser も 8.0.3.3 になっていました。
 8.0.3.1 から入れ替えるついでに日本語化もしてしまいました。
 
 これで、ここ数日間のブラウザ更新攻勢は、おしまいかな。
 
 
 
 ところで、Mozilla Firefox ユーザーにとってのお役立ち拡張が、えむもじらさんで紹介されていまして。
 中でも「HTML Validator (based on Tidy)」というのに興味があり、早速入れてみました。
 これは、簡単に言いますとHTML構文をチェックしてくれるものです。表示中のページのソースを開くと、構文違反の箇所を示してくれます。しかも、「HTML-lint」のような大きなものではなく、ダウンロード・サイズが500KBチョイと軽いのです。ついでに言うと「HTML-lint」は CGIですが、「HTML Validator (based on Tidy)」のほうは単なる拡張プログラムです。
 基本的には Mozilla Firefox 1.0 以降用の拡張らしいのですが、Mozilla 1.7.* でも動作するそうです。
 
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/09/21/htmlvalidator.html
 
 ってか、実際、ヒトミちゃん上の 1.7.12 でも、しっかり機能してますから。
 これと Mozilla 付属のHTMLエディタ「Composer」とを組み合わせれば、タグ打ちのサイト管理人さんには鬼に金棒、タグ・ミスをほとんど排除できることでせう。
 かなりオススメです。この拡張のために Mozilla を入れるという選択肢だって、アリだと思いますよ。「HTML-lint」をローカルに導入する手間を考えたら、遙かに楽です(経験者は語る)。
 もちろん、「HTML-lint」ほどきちんとHTMLの検査をしてくれるわけじゃありませんけどね。でも、一番多いミスがタグの閉じ忘れということを考えたら、「HTML Validator (based on Tidy)」でも充分すぎると思うのです。
 
 


 
■2005/09/26 (月) 所信表明演説
 
 
 郵政民営化に国民の同意が得られた、と、あたりまえながら予想どおりのことを小泉総理は言ってますが。
 
 今朝の朝日新聞の天声人語にて。
 小選挙区の各候補の得票数を調べると、実は野党側が百万票ほど多いのだそうな。
 この数字が正しいとすれば、天声人語でも言っているように、投票した有権者の過半数は「郵政民営化反対」と解釈するほうが正しいことになります(小選挙区か比例区どちらかだけ棄権するというのは、あってもごく少数でしょうし)。
 つまり、今回の選挙の結果をもたらしたのは小選挙区制度が生み出す大量の死票、ということですね。
 これでは小泉総理の言う「国民の同意を得られた」というのは、選挙システムのカラクリによる詭弁と言わざるを得ません。
 当初から世間で言われていたように、郵政民営化の是非を問うなら国民投票にするべきでした。それをせず、しかも参議院での法案否決を受けての衆議院解散という、大義すらも立たない汚い方法で「国民の同意」とやらをもぎ取ったのですから、これは反則でしょ。なるほど、小泉らしい手口です。
 
「だから何?」と問われても。「別にぃ」としかお答えしません。
 とにかく、言いたかっただけですよ。
 
 


 
■2005/09/27 (火) 三隣亡 (旧暦 葉月廿四日)
 
 
 フルタ製菓から待望のスタートレックフィギュアの続編が出たのですが……まあ、簡単にご覧いただきましょうか。
 
スタートレックフィギュアα
 
スタートレックフィギュアβ

「α」(東日本先行販売)五種と「β」(西日本先行販売)五種の計十種。同社の「スタートレックフィギュア」、「スタートレックフィギュア2」と違い、今回はシークレットは無いようです。
 一見すると出来はいいのですが、実は問題があります。
 
エンタープライズ二種

 左側がβの「NCC-1701 USSエンタープライズ(改修型)」、右側はスタートレックフィギュアの「NCC-1701A USSエンタープライズA」です。
 
エクセルシオール級二種

 左側はスタートレックフィギュア2の「NCC-1701B USSエンタープライズB」、右側がαの「NCC-2000 USSエクセルシオール」です。
 
 言いたいことは、お判りいただけますよね?
 同一シリーズの食玩における同型艦同士なのに、この違い。いえ、落差とでも申しますか。
 これで値段、一緒なんですよ!?
 今回のラインナップにシャトルなどの小型艦が多いのは気になってはいましたが、まさかこんなオチだったとは。やられました。
 いえ、良い物もあるんですよ。
 
フェニックス
 
 このフェニックスなんか。
 
フェニックス

 シリーズでは初の可動ギミック搭載なんですから。
 二隻あるシャトルの出来もいいですしね。
 
 経費面から従来サイズが難しいのだとしてもです。中身の判らないブラインド販売形式をメリットにして、エンタープライズとエクセルシオールだけに多少お金をかけてでも前作と同一サイズにしてくれても良かったんじゃないですかね。
 ってか、ぶっちゃけ今回の中で言えば、ボーグ・キューブ(見たら判る。立方体のヤツ)は塗装も簡単ですし、絶対安く上がってるはず。
 
 あと、複雑な感想なのはαのこれですね。
 
Mr.スポック

 Mr.スポックの胸像です。宇宙船ばかりのシリーズの中で唯一の胸像です。
 出来は、いいと思います。レナード・ニモイさんに似てますから(多少、お肌の色が不健康そうではありますが)。
 でも、これの原型や塗装にお金かけるくらいなら、エンタープライズとエクセルシオールを……以下略。
 ちなみに、台座のデザインは、『STAR TREK』作品に必須の小道具、3Dチェスのチェス・ボードをモチーフにしていますね。もちろん台座のハンガー部分もそう。これは、かなり気に入りました(ってか、どっかで3Dチェスを盤と駒のフルセットで発売してくれないかしらん?)。
 
 景品プレゼント(ボーグ・キューブ電飾ヴァージョンとボーグ・スフィアだそうな……あんまり嬉しくない)にかこつけたアンケートで、第四弾以降のリリースの可能性もほのめかされていますが。
 このサイズで行くなら、小型艦メインが無難だと思います。とにかく、今回のエンタープライズとエクセルシオールは許せませんっ。
 
 
 
 αとβの入手を待って、スタートレックフィギュアの展示館っぽいページをこさえようと考えていたのですが。今回のエンタープライズとエクセルシオールがなぁ……。
 どうしようかしらん。
 
 


 
■2005/09/27 (火) ときに。
 
 
 別の食玩も入手しました。
 よろしければ例によって例の場所にて(笑)。
 
 


 
■2005/09/28 (水) (旧暦 葉月廿五日)
 
 
 最近、気になるもの。
 
 
 
 カニパン
 
 サンリツパン
 
 カンパン
 
 あたり前田のクラッカー(楕円)
 
 あたり前田のクラッカー(四角)
 
 ヘソの有るアンパン
 
 
 
 以上。
 
 


 
■2005/09/29 (木) (旧暦 葉月廿六日)
 
 
 どーせまた18年後だろーと思っていたのに。
 
 まさか二年後に優勝とは!
 
 


 
■2005/09/30 (金) (旧暦 葉月廿七日)
 
 
 世間話ということで。
 
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000060-zdn_n-sci
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news080.html
 
 正直、失笑モノですよね。
 この会社って、自分トコの著作権にだけ、やたらめったら五月蠅いって印象強くて、日頃から気に喰わなかったですから(CCCDの件などもあって)、特に今回の件で大嫌いになりましたさ。
 けっきょくは、何年か前にタカラがやらかした大ポカとおんなじワケですから、庶民が黙ってるはずないのです。今回については、ひろゆき氏の行動も功を奏しているでしょうしね。
 この会社、音楽・映像ソフトの業界をどんどんダメにしている(言い方を変えれば「文化を喰い物にしているだけ」でしょうか)ような気が(個人的には)してならないんですがね。どうでしょ。
 
 ってゆーかね。
 これが「まったく別物であり問題ない」と本気で信じているなら、この会社の人は視力も思考力も壊れてるから病院で診察を受ける必要がある、ってことですよ。
 どう見たって同一デザインやんか。
 
 
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/30/9311.html
 
 よかったよかった。
 一審の裁判官が、この手の事柄にかなり疎い人(要するに無知)だという印象を強く持っていましたからね。
 これで一ユーザーとしては、ひと安心です。
 さて。どうせ控訴するんでしょうから、最後にどうなるか、ですが……。
 
 
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/29/9299.html
 
 スペックと玩具の楽しさとは別な気がするのですが。
 もはや、一号機の出た頃の百分の一ほどの興味すらありません。
 
 

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