2004年12月


 
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■2004/12/01 (水) (旧暦 神無月廿日、戎講、請文払)
 
 
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
 
 昨日、「3式機龍の超合金が欲しい」と言いましたが。
 映画そのものの出来は、妖之佑の主観としてはバツでした。
 
 この前作『ゴジラ×メカゴジラ』では、3式機龍(メカゴジラ)の巨大ロボぶりが画面にどんっと押し出されてて、それが実に楽しかったのです。
 が、『東京SOS』では、機龍のメカメカしさがついに見えてこなかった。残念っ。
 
 ストーリもね。何かイマイチな感じで。
 まだ、前作の釈由美子さんのほーが良かったかな、主役。
 
 まあ、小美人が出たから、よしとしよ。
 
 


 
■2004/12/03 (金) (旧暦 神無月廿二日)
 
 
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
 
 毎年、12月になりますと、正月映画公開に先立って、旧作のゴジラ映画をどっかの放送局でやるんですが。
 今年は、ゴジラ映画が最終作となるそうで。その影響でか、あちこちの局でやってくれます。
 
 にしても。
 この『G消滅作戦』は、たしか『ミレニアム』の次の作品、つまりゴジラ復活の二作目だと思いましたが…………つまらん。
 とにかく全編に渡って画が安っぽいのが気になりました。撮り方が下手なのか、CGが粗悪なのか。たぶん両方でしょうね。
 画が悪いせいで、ストーリの甘さが目立ってしまい、逆相乗効果で印象を悪くしてますよ。
 
「Gグラスパー」なる対ゴジラ専門ティーム(平成ゴジラの「Gフォース」みたいなものですね)の辻森隊長を描ききれていないのがバツ。
 彼女は前のゴジラ上陸時に尊敬する上官を殺されたというのを戦う動機としている(らしい)のですが……それにしては「何が何でもゴジラをやっつける」という執念が見えてこない。いえ、台詞には出てますが、画面から伝わってこないのです。
 伊武雅刀さんの役どころもイマイチ。腹黒ぶりをもう少し前から伏線的に小出ししてもよかったのでは?
 
 メガヌロン→メガニューラ→メガギラスという三段成長の設定は面白いですし、彼らとゴジラとの闘いも、話としては期待できるものですが、それにしては画が安っぽいし、戦闘シーンもまだ少ないかなぁ。
 欲を言えば、メガヌロンが人を襲うのをきちんと「事件」として扱ってほしかったかな。
 さらに欲を言えば、メガヌロンはラドンの好物ですからねー。ラドンが出たら嬉しかったかも♪
 
 
 
 にしてもねー。
 ゴジラ作品を終了するなんて宣言する意味ってあるんですか? 東宝さん。
 平成ゴジラが爆死してからの四年間もですが。
 そのずーっと前のメカゴジラ(Gフォース所属ではなく、ブラックホール第三惑星人の侵略兵器のほう)との闘い後の九年間の沈黙。
 その九年後に悪役としての復活をとげたものの、次のビオランテ戦まで五年の沈黙と。
 ゴジラはわりとよく沈黙するんですから、今回も「最後」なんて明言しなくてもいいと思うんですけどねー。
(ってゆーか、どーせ何年かしたら復活すると、妖之佑はふんでますけどね)
 
 


 
■2004/12/04 (土) (旧暦 神無月廿三日)
 
 
 安倍なつみさんの盗作問題については、触れるつもりじゃなかったのですが。
 世論が何か変な気がしまして(いえ、別にワイドショーとかは観てませんけどね)。
 
 
 
 まず。
 一部(たぶん、なっちのファン)に「ゴースト・ライターの責任だ」という声があるようですが。
 履き違えちゃいけません。
 例え誰が書こうとも、著作権が「安倍なつみ」にあり、印税が「安倍なつみ」に支払われる以上は、文責は「安倍なつみ」にある。これだけは事実。
 
 でも、たぶんゴースト・ライター説は無いですね。
 なぜなら、ゴースト・ライターってのは文筆の“職人”ですからね。文章を書く技術力は、そこらのモノホン作家よりも持っているはずです。でなきゃ勤まらない。例えるなら、メジャーで活動しているバンド連中よりもスタジオ・ミュージシャンのほうが技術的には桁違いに上をいっているようなもの。
 ですから、なっちの詩や詞がゴースト・ライターの手による場合、そもそも盗作はしませんし(ライター自身の今後の受注にも関わる)、もしパクるとしてもあれだけバレバレな大ポカはやらないはずなんですよ(やってたとしたら、そーとーなヘタレを雇った出版社が大馬鹿でしょ)。
 それに、ゴースト・ライターが書いてたとしても、それを理由に、なっちを弁護することは誰にもできませんってば。何せ、「ゴースト・ライター」を使ってましたとは口が裂けても公言できませんから、事務所も出版社も、そしてライターも、もちろんなっち自身も。ゴースト・ライターという存在が周知の事実とはいえ、これはいわゆる「公然の秘密」ですからね、大相撲における「星の貸し借り」みたく。だから関係者は「ある」とは絶対に言わない。
 
 けど、いずれにしても先に述べましたとおり、著作権は「安倍なつみ」にあるんですから仕方のないこと。
 
 
 
 で。
 安倍なつみさんご本人による盗作だとして。
 この場合、なっちの責任は当然としても、「周囲が何やってたの?」と思うんですよ。事務所とか出版社とかが。
 なっちは今年23歳だそうで。1998年デビューということは、高校生から芸能界って特殊な場所にいるワケでしょ? つまりは世間の常識すら知らずに大人になっちゃった。
 
 Webをあれこれうろついてるとよぉく判るんですが。ただでさえ、フツーの人は(他者の)著作権にはいいかげんなものです。まんま盗作バレバレなのに自分の著作権をくどいくらいに主張するサイト管理人氏の少なくないことと言ったら……。
 
 ちと古い話になりますが。
 あの和製ラップの草分け的存在(大袈裟?)の『DA・YO・NE』がヒットした頃に、NHKだかでラップの特集をしたんですよ。いえいえ、音楽についてじゃなくて、著作権についてです。
 妖之佑は全然詳しくないんですが、ラップの作曲には既成の楽曲から音をパーツとして流用する手法があるそうですね。写真をツギハギにしたコラージュみたく。
 その番組内でも、ラップの作曲家を目指す子が自主制作するのを取材してて、その子がたくさんのLP(当時は音楽CDをスクラッチさせる民生用プレーヤがなかったですからねー)から音を切り貼りして一曲仕上げました。そして、そのテープに自分の名前を作曲者として記入したんです。
 で、そのテープを、パーツとして使われた中の一つの曲の作者に聴いてもらったところ「これは自分の曲の盗作だ」と判断なさった。いや、素人の耳にも明らかなほどに、まんまフレーズを使ってましたからね。でも、そのラッパー志望の子は自分自身の作曲だと信じて疑わなかった。
 
 他に例を挙げるなら。
 二次創作の同人誌なんて、金取るでしょ? なんか、中には同人作家として、かなり稼いでる人もいるらしく。
 まあ、かなり稼ぐ人は特殊としても、二次創作物を販売する段階で「同人活動」の域を越えてるよーな気がするんですが……。
 
 その程度なんですよ。フツーの人の著作権意識なんて。
 
 それが、なっちはロクに社会人としての勉強もなく、アイドルだけをずーっとやってた人ですから、なおさらでしょ。ですからね、なっちがご自分のしたことを「盗作」だと認識していなかったというのは、あたりまえっちゃあたりまえなんですよ。
 まあ、確かに歌手をなさってはいますが、売れてるアイドルには時間もないでしょうし。自分から進んで学ぶことはなくて当然かと、著作権についてなんか(いや、版権収入を得ている人なんですから、本当は考えてほしいですけどね、自主的に)。
 
 つまり、何が言いたいかというと。
 なっちの著作権意識なんてその程度の貧弱なものだと、事務所や出版社は最初から認識していなければならなかった。なっちが無自覚に盗作する危険性を前もって想定していなければならなかった。だって、世間知らずの娘さんなんですから(事実でしょ?)。
 
 そもそも、モノカキなんてのは好き勝手書くものです。その文章が違法性を持たないかどうか、世間から問題視されるかどうか、等々は編集さんが判断します。つまり、この点については作者はアクセルで編集はブレーキ(ビッグ・ネームによる筆でもないかぎりは、例え一本筋の通った文章であってさえ、そうやって骨抜きにされるものでしょうね。特にドキュメンタリーは)。
 先に書きましたラップに関してですがね。『DA・YO・NE』をかわきりにいくつもの全国版(大阪なら『SO・YA・NE』とか)を出したEPIC SONY(だったかな?)は、ラップについては厳しすぎるほどの社内基準を設けてチェックしていたそうです。著作権を犯していないかどうかを。
 なぜ今回の件で、このタイプの自主規制・自己制御システムが機能しなかったのかが不思議でなりません。なんで編集は、なっちの詩をきちんと確認しなかったのかなぁ。あるいは、なっち本人に確認を取らなかったのかなぁ。それとも、件の出版社には、そういう良識がそもそもないのかしらん?
 
 もう一つ言わせてもらえば。
 自らも著名な著作者たるつんく氏が、機会を設けてメンバーに少しでも指導してあげててもよかったんじゃないかなぁ、ってコト。著作権というものに関して(まあ、そりゃお忙しいでしょうが、つんく氏は)。
 
 これらの点に限っては、安倍なつみさんは本当にお気の毒だと思います。
 
 
 
 長々と語りましたがね。
 言いたいことは、要は「なっちが盗作した、なっちが盗作した」と騒ぎ過ぎるな。ってコトです。
 実際には、なっちよりも、周囲の“大人たち”の責任が大きいんですよ、この事件は。指導してあげる責任を“大人たち”がきちんと取らなかった。そーゆーことでしょ。
 
 いや、ですから。
 23歳ったって、芸能人の、ましてアイドルの23歳なんて世間知らずに決まってるじゃありませんか。
 
 せめて、今後の教訓にしていただきたいものです。
 ってか、なっちにとっては高い“授業料”になっちゃいましたね。
 
 
 
 
 
 にしても「後浦なつみ」ですか。ユニットってこれで何個目ですかぁ?
「つんくファミリー」という大所帯からあれこれピックアップしての一時的ユニット結成ってのも、いいかげんにしてほしいと思うんですがね、つんくさん。
 それとも、世間はまだまだ飽きてないんですかねぇ、こんな手法に……。
 
 


 
■2004/12/05 (日) 下弦、納めの水天宮 (旧暦 神無月廿四日)
 
 
 夕飯がカレーライス。
 おやつがカレーパン。
 夜食がカレーうどん。
 
 わしの食事って、いったい…………。
 
 


 
■2004/12/05 (日) あ、さて。
 
 
 言ってるそばから、放映してくれましたわ、『ゴジラ×メカゴジラ』。
 やっぱ、これは面白いです。
 
 で、確認できたのですがね。
 
 先日、日記で触れました『G消滅作戦』のダメダメな部分。
 それらすべてが、きちんと改善されているんですね、『ゴジラ×メカゴジラ』では(監督さんが同じかたでした)。
 
『G消滅作戦』の辻森桐子、『×メカゴジラ』の家城茜、ともに先の対ゴジラ戦で上官を失っていて、それが本編での闘う動機になってはいるんですが。
 辻森桐子の場合は、それが中途半端にしか描かれてなかった。
 対して家城茜の立場は、その上官を失ったいきさつも含めて重みがしっかりあり、おかげでストーリが引き締められてますね。
 
 ゴジラの撮り方も『G消滅作戦』では、はっきり言ってガタガタな画造りだったのが、『×メカゴジラ』では一転して迫力満点。3式機龍のメカメカしさとも相まって、ゾクゾクします。
 監督さんの成長ぶりが明確に顕れてる二作品、って感じですね。
 
 うーん……。
 さらに同じ監督による『東京SOS』は、なんでイマイチなのかなぁ。
 不思議だ。
 
 


 
■2004/12/05 (日) さてさて。
 
 
 台風一過(異常ですな)、探し物でした。
 今月はいろいろと出ますからねー、妖之佑の趣味心をくすぐるアイテムが。
 
 その際なんですが。
 道でローバ・ミニに出くわしましてね、実車の。
 
 あの音はいいですねー。いかにも「エンジン」って感じの音。
 妖之佑は、アウトビアンキ「A112 ABARTH」のエンジン音が一番好きで、それだけの理由でこれを買おうと考えたことすらあるのです(まあ運転が下手クソなので、左ハンドルのみのA112は、結局あきらめましたけど)。
 で、次に好きなのが、この先代ミニのA型エンジンの音。
「A型」ってったら、ダットサン・サニーも「A型」なんですよね。ともにOHV形式。設計に共通項があるのかしらん? 元々、日産はオースチンのA40とA50をノックダウン生産してて、そのときにオースチンの技術を吸収したワケですし。
 
 念のために申しておきますと、オースチン、モーリス、ローバは皆、英国BMC傘下(スポーツ・カーのMGとかも、そう)で、同系列と考えていいのです。初期のミニは、オースチン「7」、モーリス「ミニ・マイナー」と、それぞれのメーカーで同型を製造販売してましたし。
 
 ルーツを考えれば、ダットサンも英国車の血をひくと言えるのかな。
 となると、初代サニーのA型も、初代シルビア&フェアレディ1600&411ブルーバードSSSのR型も、ともにオースチン系のエンジンなのかもですねー。ああ、そうか。日産/ダットサンのスポーティー・グレードって、SUキャブレターだもんね、トライアンフやMG、それにミニのスポーツ仕様「クーパ」とも同じ。
 
 というわけで、ダットサンのはしくれたるウチのボロ車の耕運機のごときやかましいエンジン音も好きなのです、はい。
 
 


 
■2004/12/05 (日) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2004/12/05 (日) おおっ!
 
 
「ミケネコ研究所」さんのコンテンツが一部、復活ですぅ。
 
 


 
■2004/12/06 (月) (旧暦 神無月廿五日)
 
 
 NHKの不祥事にからめての受信料支払い拒否が増えているそうですが。
 
 なんだかなー。
 
 実態としては、ただ単に払いたくないだけな連中が、もっともらしい理由として不祥事を利用しているだけ、って気がするんですけどね。
 
 不祥事のせいで「NHKが信用できなくなった」から支払い拒否をする、っつーなら……もうNHKを観るなよ聴くなよ。
 でないと説得力のカケラもないからね。
 
 


 
■2004/12/06 (月) 妖怪警報
 
 
 明日は庚申の日ですので、今宵は庚申待ちとなります。
 ですので、百鬼夜行があるのです。
 
 


 
■2004/12/07 (火) 大雪、庚申 (旧暦 神無月廿六日)
 
 
 寒……。
 
 
 
 あ、さて。
 そろそろ、双子座流星群のピークが近づいてまいりました。来週、13〜14日だそうです。
 
http://www.astroarts.co.jp/special/geminids2004/index-j.shtml
 
 今のうちから、夜更かしの段取りを決めておきませう。
(冷えるやろな〜)
 
 


 
■2004/12/07 (火) 読んで、ためになります。
 
 
 と同時に、たいへん怖いです。
 
「高木浩光@自宅の日記 ヤフーからの通知を装った日本語フィッシングで何が起きていたか」
 
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20041205.html
 
 


 
■2004/12/08 (水) 納めの薬師 (旧暦 神無月廿七日)
 
 
 週間天気予報を観る限り。
 来週の月火は微妙な天気……ってか、崩れそうでんがな。
 
 双子座ーっ!
 
 


 
■2004/12/09 (木) (旧暦 神無月廿八日)
 
 
 あ……あれれ……れっ?
 
 また書こうとしていた内容を忘れてしまいました。
 
 
 
 まぢで歳なのかなぁ。
 もう、やめようかなぁ。
 
 


 
■2004/12/10 (金) 納めの金毘羅、八せん終わり (旧暦 神無月廿九日)
 
 
 とりあえず、一回休み。
 
 


 
■2004/12/11 (土) 九星陽遁始め、天しや、甲子 (旧暦 神無月晦日)
 
 
 今日もお休みにするつもりだったんだけど。
 
 
 
「金曜ロードショー」の『千と千尋』のTVCFが赤かったから、今回の放映もかな〜、と思ってたら。
 
 やっぱり。
 本編も赤い。
 
 日テレは“赤い”のを既成事実化しようとしてるよね、ぜったい。
 
 でも。
 世間のみーんな、真相を知ってるワケで。
 意地ンなって「赤いのは演出だ」ってのを“真実”としてるのはジブリと日テレだけなんて。
 腹が立つよりは、滑稽。
 
 もーどーでもいいや。
 ジブリのDVDは中古でしか買わないって決意を新たにするのだった。
 
 
 
 さぁて。
 明日の日記のネタはあるのかなっ、かなっ、かなっ!?
 
 


 
■2004/12/12 (日) 朔 (旧暦 霜月朔日)
 
 
 二回休み。
 
 
 
 
 
 ……と思ったけど、小ネタがありましたので。
 
 
 自転車で出かけました。
 ほぼ、初めての道です。
 
 と、目に入ったのが。
 
 喫茶 満月
 
 思わず笑った。
 
 以前にも、
 
 しゃぶしゃぶ喰い放題 さくら
 
 などというお店を発見しましたし。
 他にもまた何か見つかると面白いのですが。
(ほぼ常連さん向け限定ネタでごめんなさいませ)
 
 


 
■2004/12/13 (月) 煤払い、松迎え、三隣亡 (旧暦 霜月二日)
 
 
 今宵が双子座流星群のピークなんですが。
 
 20分ほど眺めて三個半(「半」ってのは視野の端っこ)。
 
 光害もありましょうが、それにしても少ない。
 
 もちっと粘ってみますか……寒いけど。
 
 


 
■2004/12/14 (火) (旧暦 霜月三日)
 
 
 けっきょく、見たのって20個くらいかなぁ、ゆーべ。
 視野の隅に流れるってパターンが少なくないのが口惜しい。
 
 


 
■2004/12/14 (火)
 
 
 とびっきりの すごい アニメ

 
 
 ――などとタイトル風にやってみました。
 これだけで判る人には判るでしょうが。
 
 
 ここのところ、(〇なおかたのお計らいで)『カレイドスター』全51話を鑑賞しておりました。
 血と汗と涙と努力と根性と忍耐と挫折と夢と希望のサクセス・ストーリ。本編内の台詞を借りて気取って言い表すなら、愛すべき愚か者たちの物語です。
 
 熱いです。
 燃えます。
 
 昔の少女漫画の定番ストーリではありますね(今もかな?)。
 
 ひたむきで明るい、でもドジなヒロイン。
 怖くて天才な、しかも他人の十倍百倍も努力家なお姉様。
 もっと怖くて厳しい、鬼のよーな指導者。
 主人公に異常なまでに執着する(しかも意地悪入ってる)ライバル。
 妬みからくる周囲による陰口といやがらせ。
 しかも、主人公の生い立ちにも少し「影」があって。
 
 あるいは「スポ根」とも言えるかもしれません。
 ってゆーか、これに相対性理論と巨大ロボと凶悪宇宙怪獣を追加したら、完璧『トッ――――げふっげふっ。
 
 あーいえ、『カレイドスター』はSF系なんかじゃありませんから。
 舞台は「カレイドステージ」という大雑把に言えばサーカス団です。というか昨年、あの『QUIDAM』公演で日本中をわかせた「Cirque du Soleil」のような所(たぶん、ここがモデルでしょうね)。
 そこで繰り広げられる主人公の奮闘ぶり。
 
 やっぱり熱いです。
 やっぱり燃えます。
 
 スポ根が苦手な人には一部緩慢だとお感じになる箇所もあるかもしれません。
 でも、観てるうちにそんなのどっかに行ってしまいます。スポ根嫌いな妖之佑が申すのですから間違いありません。
 
 特に最終回には、やられました。
 この手の物語ではハッピー・エンドは必然なのですが、何か「山」が欲しい。本編内の台詞を借りるなら「何かが起こる」ことが求められる。
 で、どう落としてくれるかをあれこれ想像と期待をしながら観たのですが、「うわそーきたかー」なのです。
 妖之佑は全話を一気鑑賞したために残念ながら感涙には至りませんでした。が、この物語に、きちんと放送でリアルタイムで一年かけてじっくりとつきあったなら、最終話は泣きますね、絶対(その意味では惜しいことをしました)。
 
 こーなると、OVAとして発表された第52話も観なくては、ですな。
 
 ついでに。
 子安武人さん、おいしい役どころで素敵ですっ、ですっ、ですっ♪
 
 
 
 にしても。
 2クール(半年)でも長いと言われ、大半のアニメ作品が1クール(三ヶ月)で終了させられるこの不毛なる時代に、まだまだこのような物語を4クール(一年)まるっと費して展開してくれるところもあったのですね。凄いことなのです。
 
 


 
■2004/12/14 (火) 妖怪警報
 
 
 百鬼夜行です。
 
 


 
■2004/12/15 (水) (旧暦 霜月四日)
 
 
 ちょーひさびさに喰いました。
 
 お・に・く♪
 
 サーロイン・ステーキ。
 
 喰った喰った。
 
 健康のためにも、明日からはしばらく肉を断ちませんとねー。
 
 


 
■2004/12/15 (水) NHKのニュースを観てて。
 
 
 あらららら。
 
 ASIMOが。
 
 走ってるわん。
 
 P2の頃と比べたら。
 
 どんどん進化しますねー。
 
 


 
■2004/12/16 (木) 己巳 (旧暦 霜月五日)
 
 
 あらがい難きモノ。
 
 
 
 朝のパン屋さんの店先に漂う焼きたてパンの香り。
 
 夕刻のお総菜屋さんの店先に漂う揚げたてコロッケの油の匂い。
 
 夜の焼き鳥屋さんの店先に漂うあの煙。
 
 
 
 ふらふら〜。
 
 


 
■2004/12/17 (金) 浅草観音歳の市 (旧暦 霜月六日)
 
 
 先日、大々的に発売となった某SONYのPSP。
 
 やっぱりと言いますか何と言いますか、しっかり初期不良モノだそうで。
 ってか、Web上に載っているユーザーさんがたのご意見ですと、設計上の欠陥っぽいという説が濃厚らしく。
 しかもです。並んでまで購入なさったであろうユーザーさんたちのお怒りの抗議も何のその。当のSONYは「不良ではなく仕様だ」と主張しているとかいないとか……。
 もー喜劇ですね、こりゃ。
 
 具体的には、「PSP 初期不良」とか「PSP 不具合」あたりで検索なされば、あちこちヒットすると思いますので。
 
 にしても、例の薄っぺらい新型PS2も発売当初、初期不良が多かったと聞きます(ってゆーか現在進行形?)。
 昭和の時代もしくは20世紀の頃はともかく、今のSONYってホントに日本のメーカーなんでしょうか? 本気で疑問です。
 
 ってか、あそこの体質は周知のことなのに、なんで行列作ってまで初期ロットのPSPなんて買うかなぁ?
 
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 追記です。
 
 日経の記事によると、消費者からのクレームを「欠陥は確認できていない」と斬ってますね、SONY側は。
 
http://it.nikkei.co.jp/it/column/review.cfm?i=20041215c5000c5
 
 まあ、私はPSPなんて買うつもりないですから、どーでもいいですが。
 でも、PS2はいずれ買うだろーからなー。
 ユーザー、つまりはお客への応対がこんな態度では困りものですね。
 
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 さらに追記です。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000070-mai-soci
 
 なんですか、PSPの品薄につけ込んで一部の店が高値販売しているそうです。
 けどねー。初期ロットのPSPなんて品薄でいいんですけど?
 来年には改良されたのが出るんですから、余計なお金出してまで急いで買うことないと思いますよ。
 ついでに、価格を吊り上げるような店は、全員でシカトするのがいいと思いますぅ。
 
 


 
■2004/12/18 (土) 納めの観音、山神祭 (旧暦 霜月七日)
 
 
 おいおい。
『G種D』にカイ・シデンのパクリと、プル・ツーの(あるいは『メガゾーン23』のイヴの、と言うべきか)パクリが出てきましたぞ(← 断定していいのか?)。
 どこまで暴走する気ですか、あのバカ監督。
 
 
 
 
 
 さて。
 
 例年、年賀状は、じんべえさん(インクジェット方式のキヤノワード。スキャナも付いてるんですよ、これ)で作っていたのですが。
 この秋口に部屋を片付けた際、さすがにもう物書きには使わないからと、ボタン電池を抜いてしまい込んでしまったもので。
 今になって、年賀状どーするべ? と困惑してる体たらくなのです。
 
 今さら手描きには戻れないほどに堕落してますし(じんべえさんに頼る前は、一枚一枚描いてたんですよ。しかも天然色で♪)。
 
 で、はたと気づくのです。
 我がヒトミちゃんは、パナソニックの「HITO」。画像ソフトはそれなりに充実しているんじゃないか、と。
 
 プログラム一覧を眺めますと、それらしいのがありました。
 あーははは。
 なんだ。ハガキだけじゃなくて名刺とかも作れるじゃん、これ。
 買ってから二年以上もの間、まったく知らんかったとは阿呆やね。(← こないだ名刺作成のフリー・ウェアを探しまくった人)
 
 いやいや。ヒトミちゃんのお仕着せアプリは、ごく一部しか使ったことなかったですからねー。
 物書きも落書きもサイト管理も、大半がWebで入手したフリー・ウェアでこなしてますし。
 
 とにかく、ハガキ作成ソフトの使い方を憶えませんと……ってか、今から学習して間に合うのか?
 
 


 
■2004/12/18 (土) ひっそりと、
 
 
「Mozilla」が 1.7.5 になってましたので。
 例によって、入手して、現在使っています。
 セキュリティ等々の修正版ですから、1.7.3 と特に目立つ変化があるわけでもなく。
 今のところ快適ですね。
 
 


 
■2004/12/19 (日) 上弦、御火焚き (旧暦 霜月八日)
 
 
 えっ!?
 
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d
=20041219&a=20041219-00000024-mai-spo
 
 


 
■2004/12/20 (月) (旧暦 霜月九日、一の酉)
 
 
 一つ判ったことは。
 
 いくら面倒くさくとも、冬の夜の食事は暖めて摂るべきだということ。
 
 さもないと冷えてしまう。
 腹ではなく心が……。
 
 


 
■2004/12/21 (火) 冬至、納めの大師 (旧暦 霜月十日)
 
 
 東寺に行きたい……じゃなくて湯治もいいけど……じゃなくて杜氏さんは凄い……じゃなくて冬至です。
 南瓜と柚子です。
 
 
 
 それはさておき。
 迷惑千万な架空請求ですが。
 手口が変わってきたそうです。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000005-yom-soci
 
 もはや「架空請求=放置」は通用しないそうで。
 ってか、裁判所が悪事の片棒かついじゃあかんでしょ。(- -#)
 
 


 
■2004/12/22 (水) (旧暦 霜月十一日)
 
 
 18日の日記の訂正です。
 
 Mozilla 1.7.5 は 1.7.3 の単なるセキュリティ&バグ修正版ではないようです。
 Webページ画面のI.E.との相違を減らしたそうです。つまり、W3Cの基準を無視したI.E.向けHTMLの、いわば構文違反に、あえて目をつぶるということのようです。
 裏側では随分変更されているのですね。
 
http://www.mozilla-japan.org/releases/mozilla1.7.5/README.html
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/12/20/5874.html
 
 


 
■2004/12/22 (水) 朴葉味噌をいただきました。
 
 
 味噌を焼くことは貧乏神を呼び寄せてしまうので原則としてタブーなのですが、この朴葉味噌だけは例外ということで(焼くしかないやん、これは♪)。
 焼いて香ばしくなったのをご飯に乗せて行儀悪くぱくつくのがいいです。
 あるいは、ご飯に乗せたうえにさらにお茶をたっぷりかけて、ズズーッと行儀悪くかっこみます。
 う〜ん、満足満腹♪♪
 
 


 
■2004/12/23 (木) (旧暦 霜月十二日)
 
 
 例のライブ*アが、またまたしでかしてくれました。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000019-zdn_ep-sci
 
 Windows XP SP2 の不手際とも言えるいろんな不評と、そしてついに正式版となった Mozilla Firefox 1.0 のリリースの影響もあってか、I.E.の比率が90%を切ったと言われる今、こんなことをするなんてねぇ。
 なーに考えてんだか……ってか、ライブ*アってば、Opera 7.53 の日本語版を販売してるんですよ!
 右手と左手で矛盾すること同時進行してませんか?
 
 まったく……プロ野球参入を諦めていないと言うのも、いいかげん阿呆臭いですがね。
 こないだは有人ロケットを打ち上げるとかのたまっていたそうで……。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000009-tcb-biz
 
 あのね。
 NASDA――いや、今はJAXAですか――が無人のH2Aロケットにどんだけ苦労してると思ってんですか?
 お金さえあれば何でもできるとでも思ってるんですかね。まあ、さすがに「女は金についてくる」と豪語する社長氏のことだけはありますな。
 でもね。有人宇宙ロケットをなめてかかっては、しっぺがえしを喰らいますよ。
 
 とはいうものの、この会社のロケット計画を本気に受け止めている人がいるとも思えませんがね。
 (ここに対しては、いいかげん、嫌いを通り越して嘔吐感が臨界に達しつつあるらしひ)
 
 


 
■2004/12/23 (木) 冬の味覚としては、
 
 
やっぱり牡蠣は外せませんね。
 
 というわけで、今宵の献立は牡蠣フライなのでございました。美味しかった〜♪
 ちなみに、牡蠣にまぶす粉に小麦粉でなく片栗粉を用いますと、そのきめ細かさゆえに牡蠣のエキスが漏れにくく、結果、牡蠣の身が縮まなくてすむんですよ。
 
 


 
■2004/12/24 (金) 納めの地蔵 (旧暦 霜月十三日)
 
 
 毎度のことながら。
 クリスマスというと、俗な妖之佑はケーキとチキンなのです。
 
 アメリカでは七面鳥なのだそうですな。食べたことないけど。
 
 子供の頃、我が敬愛する『シャーロック・ホームズ』シリーズにおいて知ったのですが。
『冒険』内の『青い紅玉』で描かれていたのは、ロンドンではクリスマスと言えば鵞鳥なのだということ。
 こないだ、どっかの局の番組でも欧州のどこぞの国では「クリスマス=鵞鳥」なのだとか。
 
 あるいは、七面鳥や鶏よりは鵞鳥のほうが、オーソドックスなクリスマスのメニューなのかもしれませんね。
 今でこそ日本でも、ブッシュ・ド・ノエルがクリスマス・ケーキの定番として知られていますが。その昔は、イチゴの載ったケーキしか日本人は考えなかったですからね。
 そのうち鵞鳥もクリスマスの定番として日本の食卓に並ぶ日って、来ませんかねぇ。
 
 ただし。
 ウチの献立に鵞鳥を採用したとしても、腹の中から宝石は出てきますまい(あたりまえだ)。
 
 
 
 
 
 さぁて。
 今夜は恒例の『明石家サンタ』を観るので夜更かし予定な不埒者なのですぅ。
 
 


 
■2004/12/25 (土) 終い天神、小つち、三隣亡 (旧暦 霜月十四日)
 
 
 まったく予備知識のない子供にとって。
 
 年末の寒い夜中に家に唐突にやって来て。
 赤くて。
 恰幅がよくて。
 毛むくじゃらで。
 子供を標的にする。
 
「サンタ」と「なまはげ」って、たいして変わらんのとちゃう?
 
 
 
 実際、真夜中に「ほっほっほーっ」って言いながら接近されたら怖いってば。
 
 


 
■2004/12/26 (日) 妖怪警報
 
 
 百鬼夜行でした。
 
 


 
■2004/12/27 (月) 望、納めの荒神 (旧暦 霜月十六日)
 
 
 一番目のケース。
「Real One Player」に脆弱性が発見されて、それで気は進まないものの安全のためにと「RealPlayer 10」にアップデートしたとたん、ヒトミちゃんの起動が激重になりました。
 
 二番目のケース。
「ウイルスバスター」を2004から2005にアップデートしたところ、レジストリが整理されたのか、非常に快適に起動するようになりました。
 
 三番目のケース。
「Windows Media Player 9」に脆弱性が発見されたと聞き、不承不承「10」にアップデートしたとたん、再びヒトミちゃんの起動が重たくなってしまいました。
 
 え?
 何が言いたいのか、って?
 
 別にぃ…………。
 
 


 
■2004/12/28 (火) 納めの不動、餅搗き (旧暦 霜月十七日)
 
 
 げっ!
 NHKの『地球大進化』の再放送をやってるやん。
 ……しくじった。
 
 毎年この手の特集は翌年の正月三ヶ日の夜とかに一気に再放送してくれるので、今回もそうだろーと踏んでたのが、見事に外れてしまった。口惜しい。
 
 なら、今度のお正月は一気の再放送は何を?
 と思ってたら、そーかそーか。
『新シルクロード』の放送開始に便乗して、むかーしの『シルクロード』を再放送してくれるのねん。
 これは録らなくては。
 早速、8ミリの生テープ(今どきは「ブランク」と言うのか?)を買い込んでおこう……ってか、それ以前に、今年はほとんど使っていないVTRが、まともに動くかどうかのほうが問題かも。
 
 


 
■2004/12/28 (火) 古い『シルクロード』は、
 
 
一気に放送じゃなかったのねん。
 
 


 
■2004/12/29 (水) 苦松、苦餅 (旧暦 霜月十八日)
 
 
 未だ炬燵も出さず。
 
 未だ年賀状も書かず。
 
 未だ車も洗わず。
 
 当然、未だ部屋も片付かず。
 
 サイトの模様替えだけが何とか間に合いそうな様子。
 
 日本人失格ですな。
 
 


 
■2004/12/29 (水) メーラーの起動がめんどいので。(をぃコラっ)
 
 
 とあるまぁるいおかたに業務連絡。
 
 まだ、お読みになっていないそうです♪

 


 
■2004/12/30 (木) (旧暦 霜月十九日)
 
 
 なんとか、部屋を片付けました(かなり妥協してますが)。
 
 炬燵も出しました。
 
 車を洗うのは暖かくなってからにします。
 
 サイトの模様替えもすませました(一夜飾りは良くないと聞きます)。
 
 これから夜っぴて年賀状を書くつもりです。
 
 じゃあ、そういうことで。
 
 


 
■2004/12/31 (金) 大晦日、年越、大祓、十方暮入 (旧暦 霜月廿日)
 
 
 30日付の日記のすぐあと、まだ31日の午前中(ってか、深夜? 未明?)ですが、年内最後の日記を書いときます。
 
 とはいえ、大したことでもありませぬ。
 今年も、このような“僻地”にお越しいただき、ありがとうございました。
 どうぞこりずに来年もまた、妖之佑の相手をしたってくださいまし。
 
 それではどなた様も、どうぞ良いお年を。
 m(_ _)m
 
 

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