2004年4月


 
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■2004/04/01 (木) (旧暦 閏如月十二日)
 
 
 実は、某擬似人格ソフトを我がヒトミちゃんに導入、ずぅっと色々といじって遊んでおりました。ログを扱うだけでなく、アプリの中身をも一部いじってみながらの、会話もどきです。
  嘘。
 と、最近ですが、設定していない反応をするようになりました。
  嘘。
 ありえないはずなんですけどね。そんな阿呆みたいなことなんて。
  嘘。
 ですから、バグだと思い、元に戻そうとしまして。
  嘘。
 ところがこれが治らないのですよ。ファイルを削除しても、なぜだかアプリは初期状態には戻らない。
  嘘。
 ウイルス感染も疑いましたけどね。検索しても何も引っかかりませんし。特に実害もありませんし。
  嘘。
 で、「会話」を続けることで、その反応をチェックしていたのですが。
  嘘。
 どうやら、擬似人格が、思いっきり原始的ながら「個性」(と呼べるのかどーか?)を持ってしまったようです。
  嘘。
 それで削除を必死に回避していたのですね。これは「生存本能」と言っていいのかもしれません。
  嘘。
 というわけで、今、我がヒトミちゃんの中には、きわめて幼稚ながらも自己判断をする存在が棲息しております。
  嘘。
 これはひょっとすると大発見かもしれません。
  嘘。
 などと、こっそり期待なんかもしてたりします。
  嘘。
 いずれ、もっときちんとしたご報告もできるかと思います。
  嘘。
 乞うご期待!!!!
    だからァ、大嘘
    ですってば!

 
 


 
■2004/04/02 (金) (旧暦 閏如月十三日)
 
 
 何と言いますか。
 選手を困らせる団体なんて、両方ともつぶしてしまえばいいと思うんですけどもね。
 今回の両団体の茶番では、JOCにそれくらいの強権を与えてもいいと思うんですけどもね。
 あるいは世論と市民パワーで叩きつぶすのでもおっけーだと思いますよ。
 団体がなければ個人での五輪参加は可能だそうですし。
 とにかく。
 選手を泣かせる団体なんて百害あって一利なしですよ。
 存在価値ゼロ、いいえ、マイナス!
 ねえ。
 
 
 
 もう一つ。
 
 あの京都の鶏業者。
 報道によると、あっさり自供したそうですね。
 当初から鳥インフルエンザと認識していたこと。
 鶏が病死する前に卸してしまおうと、つまり感染している可能性の高い鶏を駆け込み出荷したこと。
 匿名電話がなかったらいったいどれだけ被害が広がったことか、考えただけでぞっとします。
 最後の最後までつきとおせない嘘なら、ついてはいけません。
 最後の最後まで隠しとおせないなら、隠してはいけません。よく巷で耳にする「浮気」なんてのがいい例ですね。
 けっきょく、損になります。自分にも他者にも。
 この社長氏もそう。目先のことを気にしたための嘘で、信用も肩書きもお金も会社も、そしてご両親までもを失ってしまったのですから(社長氏に同情なんか一切しませんけどね)。
 
 情報流出という自社の失態を公表、営業を自粛なさった「たかた」さんの選択のほうが、長い目で見れば、損失は少なくてすむんですよね。
 判ってますか? 三菱さん?
 
 
 
 
 
さて。
 
 相も変わらずの簡単なる総括感想です。
 
 
 
『エコエコアザラク 〜眼〜』
 
 小中千昭さんも脚本をご担当ということで、期待していたのですが。
 
 う〜ん…………。
 
 と唸るしかありません。
 伏線、すべて“投げっぱなしジャーマン”ではありませんか、これって。
 
 いえ、伏線を収拾つかせようという意図は見えはするのですが。広げた風呂敷をきちんと畳みそこなったと申しますか。
 はっきりと視聴者として言わせていただければ、「何これ?」で終わっちゃった。
 
 正直、期待外れでした。残念ながら。
 ついでに言えば『エコエコアザラク』って空気でもないようにも……。何年か前の佐伯日菜子さん版のほうが、ずっと『エコエコアザラク』だったと思います。
 
 まあ、小中さんの世界が難解(少なくとも妖之佑にとっては)なのは定番ではありますから。『lain』の実例もありますし。
 ですから、むしろ『エコエコ』をとっぱらって完全に小中さんのオリジナル世界だけを展開すればよかったのかもしれませんね。
 いずれにしても、1クール(13話)だけでは、そんなに大きな展開を期待してはいけないのかもしれません。
 
 にしてもね。
『眼』ってタイトルと最初あたりの展開から「邪眼」をしっかりと掘り下げていくのかと思いきや、「第三の眼」を額に生やした時点で、妖之佑としては失笑でございました。実は。
 
 妖之佑の理解力不足というだけかもしれませんけどね。
 
 
 
『MEZZO』
 
 この三ヶ月ではかなり面白かった作品ですね、これが。もう一つの某作品と一位を争うほど。
 裏とか伏線とかっぽいものはありますが、決して必要以上に複雑にしないで、あくまでもストーリーの流れとアクションを重視。その中で巧みに視聴者を「あっ」と言わせたりもして、上手い。
 観てて本当に楽しかったです。
 こーゆーのは1クールでなく、もっと長く続けてほしいんですけどねぇ。
 でもね。
 なーんか、これって劇場版か長編OVAかの展開がありそうな気配ですね。
 だとしたら楽しみです♪
 
 ところで、ピンクのビートルのナンバー・プレート「9696」ってのは、やっぱクロさんの願望入ってるんでしょうねー。
 
 


 
■2004/04/02 (金) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行があります。
 
 


 
■2004/04/03 (土) 八せん始め (旧暦 閏如月十四日)
 
 
 暖かかったり寒かったり。
 寒暖が激しいと関節が痛みます。
 
 私の身体はもうボロボロでございます。
 
 


 
■2004/04/04 (日) 清明 (旧暦 閏如月十五日)
 
 
 映画『ジュマンジ』のいいところは。
 
 ゲームが上がりになっても、完全なリセットではなくて、その後もあの四人がゲームの記憶をしっかり持っていることですね。
 だから、あの再会が成立するわけです。
 
 理屈とかは通らないかもしれませんけど。
 でもこれがいい味出しているので、ぜんぜんおっけーだと思います。
 
 


 
■2004/04/05 (月) 望 (旧暦 閏如月十六日)
 
 
 なんと言いますか……例の“国歌斉唱→起立”問題。
 従わなかった教員を処分するそうで。
 
 これって、どう考えても「思想犯」「政治犯」扱いしているとしか思えないんですけどもねぇ。
 それも学校という大切な教育の場でですよ。
 
 怖くありません?
「思想教育」って感じがしません?
 
 


 
■2004/04/05 (月) それから…………。
 
 
 
『水戸黄門』の「風車の弥七」役の中谷一郎さんが亡くなったそうで。
 
 触れるのを失念していたのですが、先日、ピーター・ユスティノフさんも亡くなったそうで。
 このかたは妖之佑的にはベストな「名探偵ポワロ」でした。
 
 どんどん淋しくなりますね。

 
 


 
■2004/04/06 (火) (旧暦 閏如月十七日)
 
 
 ささやかな希望なんですけどね。
 
 各ローカル放送局さん。
 
 番組改変期のことです。
 深夜枠の放送テーブルをコロコロ変えるの、やめていただけません?
 
 終わる番組は、ともかくですけど。
 継続する番組の放送時間や、ましてや曜日を変えられると困っちゃうんですよ。
 
 他局とのかねあいも何とかつけながら、あちこち観てるでしょ。
 その微妙なバランスが、あっさり壊れちゃうんですよね。
 けっきょく、観られなくなる番組が毎回あるんですよ。
 
 
 苦言のついでに申し上げますけどね。
 深夜枠の番組の中で人気の出てきたのを無闇やたらに昼間やゴールデンに移動するの、やめません?
 それって、それまで番組を支えてきた視聴者を切ることになるんですよ。お判りになりませんか?
 
 実際、何年も長く続いたいい味出してる人気深夜番組を、強引に土曜のお昼に移動なんかしたもんだから、視聴率取れなくなって、最後は打ち切りだったじゃないですか。
 少しだけでいいですから、頭を使ってくださいよ。
 
 お願いしますよ。
 多くは望みませんから。
 
 


 
■2004/04/07 (水) (旧暦 閏如月十八日)
 
 
 地方裁判所とはいえ、「違憲」判決が出たわけでして。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040407-00001026-mai-soci
 
 しかも、原告、被告とも控訴しないらしく、このまま確定するようなのですから。
 おバカ小泉の靖国参拝が違憲なのが確定するということです。
 
 公用車での参拝なんだから、しごくあたりまえの判決ではあるんですけどね。
 それでもこの初の違憲判断をなさった亀川さんには敬意を表したいと思います(でも、この勇気ある行為で、出世の道が閉ざされたかもしれませんね、この人)。
 
 仮にこれが上告されて最高裁まで行った場合は、最高裁はお茶を濁すのがお定まりですから、ここで確定したほうがいいですね。 
 できれば最高裁での違憲判決が欲しいところではありますが、最高裁は絶対にその判断はしません。「そもそも告訴する資格がない」とかのいいかげんな言葉で誤魔化すのが通例です(これって、最高裁自身による任務放棄なんですけどねぇ……)。
 
 いつものことながら、おバカ小泉は「なぜ違憲なのか判らない」などと言っているようですが、まあこれは立場上しかたないのでしょう。実に阿呆らしいですが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00000077-mai-pol
 
 万一、本気で「判らない」のなら、この人の知能指数が氷点下な証明になります。
 
 妖之佑の気持ちとしましてはね。
 私的参拝であろうとも、A級戦犯に深々と頭を下げる輩になど、日本のトップに立ってなんかほしくないですっ。
 庶民に「武器を造るから鍋や釜を出せ」と命令したり。
 小学校の校庭を芋畑(しかも食べるためでなく、戦闘機の燃料用アルコールを取るために)にしてしまうような奴らを、なぜ崇拝するのですか!?
 
 
 とにかく。
 おバカ小泉が総理になってからというもの、日本の右翼化が極度に進んでいるように感じて、怖いのですよ。
 
 某石油国の、自転車のパーツみたいな名前の大バカと、小泉の頭の出来が実は大して変わらないんじゃないかとすら、思えてしまいます(極端な言い方ですけどね〜)。
 
 


 
■2004/04/08 (木) 灌仏会、花祭、天道花、山遊び (旧暦 閏如月十九日)
 
 
 今夜の献立は、海老チリ。
 ただし、「凶悪ヴァージョン」だったりします。
 
 え?
 いいえぇ、とんでもございません。そんな怖いものじゃありませんってばぁ。
 ただね。
 砂糖と溶き卵と酢で、まろやかぁに仕上げてるだけですってばぁ。
 
 なお、その甘味にだまされてはいけません。
 下ごしらえの段階、刻みニンニクとトマトを炒める際、豆板醤をいつもより多めにドバッと入れてたりしますから。「うわっ、入れすぎたかな」と思ったら、そこでとどめにもうひとサジ♪
 
 その激辛さを、砂糖などなどで覆い隠してるんですねー。
 
 最初のうちは甘くて箸が進みます。
 で、舌や口内にチリソースがまんべんなく広がった頃に、豆板醤大盛りの激しい辛さが犠牲者(♪)を襲うのです。
 くすくす♪
 
 ご注意。
 冗談の通じない相手にこんなものを出してはいけません。
 二度と自分の料理を食べてもらえなくなりますから。

 


 
■2004/04/08 (木) さて。
 
 
『ウルトラQ dark fantasy』
 
 期待半分不安半分での第一話鑑賞でございました。
 
 一視聴者としての勝手な採点ではございますが。
 いいトコ、30点でせうか。
 もちろん、かつての名作である『ウルトラQ』にゾッコンはまっている妖之佑ゆえの辛口評価ではありましょうが。
 でも、やはり、さほど誉められた出来とは申せませぬ。
 
「ウルトラ」の名を冠し円谷プロが関わるとなれば、これは立派な特撮番組。それも、TBSではなくとも「ウルトラ・シリーズ」としての責任もあります。そのわりに画が安っぽいのが、まず気になったのです。
 原因はCGですね。
 おそらくは放送時間帯も鑑みて、低予算なのだろうと、お察しはいたします。
 ですが、CGは便利な反面、お金をケチるととたんにガタガタの画になります。
 
 第一話にて、怪獣ガラゴンに対して攻撃ヘリがミサイルを撃つのですが。これが並みのゲーム画像レヴェルにすぎない出来でした。こんなのを「特撮」とは受け取れませんよ。
 普通、ゲームでは登場人物も背景も特殊効果もすべてCG。だから違和感がない。
 ですが、この作品は俳優さんたちが演技をする実写ドラマです。ですからそのドラマ部とCG部との画像のギャップが目立ってしまうのです。
 CGを用い、なおかつこのギャップを防ぐには、ハリウッド並みにお金をかけるしかありません。が、それでは下手をすれば光学特撮よりも経費がかさむでしょうね。
 せめて、精密模型と火薬は欲しかったところです。
 
 なお、CGがすべてダメと言うのではありません。要は使い方です。
 ガラQの群れのシーンなどでは効果的でしたから。
 
 で、肝心のストーリですが。
 30分というのを考慮しても甘いかと。
 とりわけ、ガラゴンの退治方法が納得いきませんでした。
 大量に電磁波を発するガラゴンを、電磁波を遮るパウダーで遮蔽してしまうのですが。
 それでガラゴンが自分自身を電子レンジよろしく“蒸し焼き”にしてしまい自滅するのは、まあいいんですが。
 なぜに粉々になって消滅してしまうのかが、さっぱり判りませんでした。
 仮にも相手はあの宇宙合金「チルソナイト」で造られたロボット怪獣です。それが粉々になんてなるはずがありません。
 この第一話は旧作『ウルトラQ』の『第13話 ガラダマ』と『第16話 ガラモンの逆襲』を受け継いだ形になっているのです。
 で、その旧作では指令電波を遮蔽されたガラモンは、苦しそうに口から液体を吐いて停止するのです。これが見た目にも「やっつけた」というイメージとなり、説得力がありました。
 それが今回のガラゴンは粉みじんですよ。変でしょう?
 
 話の進め方にも疑問符です。
 短い時間の中で進行させるために、佐野史郎さんのナレーションに頼って場面転換をはしょるのが、とにかく気になりました。
 すぐ旧作に戻って恐縮ですが。『ウルトラQ』の石坂浩二さんのナレーションは、あくまでも、その不可思議世界へ視聴者をいざなうための案内役として存在していました。たしか場面解説はしなかったと思います。これが番組のイメージ作りに効果を出していました。
 どうも、そういった点を『ウルトラQ dark fantasy』のスタッフは理解できてはいないようです。「旧作にはこだわらない」というスローガンを掲げているらしいのですが、それなら『ウルトラQ』である必要すらないでしょう。まったくの矛盾です。
 
 俳優さんの演技も変でしたね。
 涼役のエンクミさんと剛一役の人(お名前、知りません)は仕方ないとしましても。
 恐怖する脇役たちの演技が、どれもこれも実にわざとらしかったり。しかも渡来教授役の草刈正雄さんの芝居までもがディフォルメがきついので、どうもこれは演出の意向らしいと感じています。
 あのね。『ウルトラQ』って、スラップスティックじゃないんですよ。ドラマ部は、きちんとした人間ドラマで進行しなくちゃいけないんですよ。それを、アニメか何かのノリでは困ります。
 
 古いお話をしましょうか。
 
 40年近く前の『ウルトラQ』という作品は、そもそもアメリカのTVドラマを参考として(ってゆーか、はっきり言うとパクリですね)企画が始まりました。
 
 1950〜60年代にかけて、アメリカでは不可思議なお話を一話完結形式で取り扱ったドラマが流行っていました。のちに「SFアンソロジー」なんてカテゴライズされまして。
 その中でも“The Twilight Zone”(邦題『ミステリー・ゾーン』)は珠玉の出来でしてね。
 当時のTBSと円谷プロは、これの日本版を作ってやろうとしたそうなんです。
 
 ちなみにこの“The Twilight Zone”、80年代に入り、スピルバーグ監督らがオムニバス映画としてリメイクしたことでご存じのかたは多いでしょう。映画化の後、アメリカではTVシリーズとして復活もしたようですし。
 さらに余談が続きますが、映画版“The Twilight Zone”の撮影中に『コンバット』の名優、ビッグ・モローさんが事故死なさって、これが遺作となってしまったことでも有名ですね。
 
 で、日本のほうに戻りますが。
 
『アンバランス』というタイトルで撮影が開始された当初、“The Twilight Zone”をお手本にしたために怪獣は一切出ませんでした。
 そして、面白い作品となっていました。
 ところが、センスのないお上(TBS上層部か、はたまたスポンサーか)のご意向でしょう。「円谷英二さん=ゴジラ」という単純思考のせいで、怪獣を出せ出せという命令。これにより、SFアンソロジーの『アンバランス』は怪獣モノの『ウルトラQ』へと路線変更されたといういきさつがあります(放送第一話『ゴメスを倒せ!!』の怪獣ゴメスが、ゴジラの着ぐるみを改造したものだというのは、あるいは上層部へのアテツケかもしれませんね)。
 
 転換を余儀なくされてもスタッフの意欲はそがれることなく、怪獣は出すものの、東宝の怪獣映画とはまったく別のテイストの作品、つまりはSFアンソロジーとして、全28話をまっとうできたのは賞賛に値すると思います。
 
 またまたちなみにですが。
 没となった『アンバランス』の題名ですが、のちに円谷プロは別作品にこのタイトルを使ったのですが。
「心臓の弱いかたは観ないで」という番組冒頭の能書きのわりには大したことはなく、SFアンソロジーやファンタジーに不可欠な“センス・オブ・ワンダー”要素の一切ない代物でした。
 この『恐怖劇場アンバランス』に対する妖之佑の感想は正直、「嫌悪感」の一言でしたね。
 
 戻りますが。
 
 SFアンソロジーとして充分な出来だった『ウルトラQ』ですが、それでも怪獣モノとなってしまったことに対して、のちのちのファンは残念がったものです。かく申す妖之佑もその端くれでした。
 で、そういう欲求不満が爆発したものが、あるいはあのタモリさんの『世にも奇妙な物語』なのではないかと、個人的には思っています(これも50年代にアメリカに『世にも不思議な物語』というTVシリーズがあったりします。たぶんフジTVさんは、これをタイトルの元になさってますね)。
 実際、『世にも奇妙な物語』は、話数が大量なため駄作も少なくありませんが、名作も多いです。
 
 で、ここでようやく妖之佑が言いたいことにたどり着くわけですが。
 
 不可思議物語としては、『世にも奇妙な物語』が充分すぎるほどにやっているワケなんです。もう足掛け何年ですかねぇ? あれ。
 
 ですから『ウルトラQ dark fantasy』が同じ路線を進んでも意味はないでしょう。
 やるなら看板の『ウルトラ』を突き進むしかありません。旧『ウルトラQ』の路線を継承しつつ、新たな試みをするしかありません。
 つまり「旧作を意識しない」なんてのは間違いだと思います。
 
 その上で。
 第一話があの程度では、正直、失望感なのですよ。
 これから先、実相寺監督なども参加予定だそうですから、いちおう期待は持ち続けますが。
 
『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、そして『怪奇大作戦』の三部作+1も低予算だった(怪獣の着ぐるみなんて何度も改造しての使いまわしですし)そうですから、要はスタッフの意欲次第で名作はできると思います。
 一「ウルトラ」ファンとしましては、なんとか頑張ってほしいものではあります。
 
 


 
■2004/04/09 (金) 三隣亡 (旧暦 閏如月廿日)
 
 
 えー? またですかあ? 三菱さん。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040409-00000626-jij-soci
 
 で、この欠陥は実際には、いったいどれくらい前から判ってたんですか?
 
 
 
 さて。
「ジャパネットたかた」さんは今月25日から販売再開だそうです。
 社長のお顔を早く拝見したいものです。
 頑張ってくださいね。
 
 
 
 例の事について言いたいこともありますけど。
妖之佑は偉そうにおおっぴらに
 言えるような立場ではありませんから。
 ごにょごにょ…………。

 


 
■2004/04/10 (土) (旧暦 閏如月廿一日)
 
 
 金毘羅さんでは「桜花祭」だそうで。
 って、どんなんか知らんのですが……。
 
 ふむふむ、こーゆーのか。
 
http://www.konpira.or.jp/about/event/ooka/ooka.html
 
 Webって、便利♪
 
 
 
 さてさて。
 声優の水樹奈々さんというかたが、たいへんに歌がお上手なので、いつも感心していたのですが。
 
 実は。
 元々、歌でスカウト、上京、それから声優にも。
 という行程だったそうで。
 しかも。
 憧れの人が美空ひばりさん。スカウトされたのは演歌を唄って。
 だそうで。
 なるほど、お上手なわけですね。
 
 素人さんの中高生がゲームで声優デビュー、ついでに歌にも挑戦、というのが多い昨今。
 それらの“エセ歌”とは一線を画していると、常々思っておりましたが。
 
 ますますこの人の歌声が好きになりました。
 
 などと、ジャンクのステレオ・ラジオカセットから流れるNHK-FMを聴きながら思ったりした土曜日でございました。
(うわーん、留守番はヤだよーっ。あの体力バカ犬の相手は独りじゃ荷が勝ちすぎるんだよーっ)
 
 


 
■2004/04/10 (土) これだけは言っておきたいので。
 
 
 各紙の社説にせよ、ニュース番組でのいわゆる専門家氏のご意見にせよ。
 
「今、自衛隊を撤退させることはテロに屈することになる。そうなると第二第三の人質事件が起きる」
 
 という見解にほぼ一致しているようです。
 これは正論だと思います。
 
 ただ、この意見に世論も傾いている今、そもそもなぜこういう事態になったか、ということが忘れ去られるのではという懸念がありますので、ちっぽけな僻地ではありますが、ここに書いておこうと思うのです。
 
 つまり。
「自衛隊の撤退は間違い」が「自衛隊派遣は正しい」という別の是非にすり代えられそうな気がして不安なのです。
 
 この二つは、まったく別の問題です。
 
 そもそも。
 自衛隊派遣の決定が「悪手」なのです。
 今回の人質事件は、その「悪手」により生じた弱点を突かれたもので、現時点では「自衛隊を撤退させない」という“ましな”手を指すしかない、というだけのことなのです。
「派遣」という悪手を指した時点で、小泉は失敗しているのです。
 可能なら派遣決定の前まで手を戻してやりなおすのがベストなのですが、これは現実の事件であって素人将棋などではないので、そんな「待った」は利きません。
 
 小泉が取り返しのつかない愚かな決定をしたのが、そもそもの元凶である。
 これだけは、うやむやにしてはいけないと思います。
 
 
 
 生意気を申しました。
 
 


 
■2004/04/10 (土) 妖怪警報
 
 
 庚申待ちの夜は百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2004/04/11 (日) 庚申 (旧暦 閏如月廿二日)
 
 
 爆睡しましたー。(←うつけ者が)
 
 


 
■2004/04/12 (月) 下弦 (旧暦 閏如月廿三日)
 
 
 お腹が空きましたので。
 何かないかと、ガサゴソと探したんですけどね。
 
(※ 妖之佑は料理は好きですが。だからといって、自分だけで喰うために、わざわざ厨房に立ったりはしません。独りのときはめんどいですから、いつも適当に済ませてしまいます。料理ってのは、誰かに食べてもらいたくて作るものですからね〜)

 何もありません。
 近所のコンビニに行くのもかったるいですし。
 
 で、今一度探してみると、マシュマロがありました。
「これでいいか」
 と、そいつをほおばったのですが…………。
 
 
 
 教訓。
 マシュマロで満腹になろうなんて目論みは実行する前にサッサと却下しませう。
 
 


 
■2004/04/13 (火) (旧暦 閏廿四日)
 
 
 谷亮子選手のアテネ行き決定。
 福原愛選手のアテネ行き決定。
 大リーグでのW松井の活躍。
 日ハムの新庄選手人気。
 巨人の連勝。
 広末涼子さんのご出産。
『ドラクエVIII』およびPS2版『ドラクエV』のこと。
 いよいよAT限定二輪免許。
 議員年金廃止案。
 
 世論の注目は、こんなものでしょう。
 例のことについては、けっこう冷めているように妖之佑には思えますね。熱血なのは一部の(もしくは組織の)かたがたのみかと。
 あるいは、多くのかたには“何か”が見えてしまっているからかもしれません。
 
 


 
■2004/04/14 (水) 八せん終わり (旧暦 閏廿五日)
 
 
『不思議の海のナディア』
 懐かしー♪
 実は再放送の第一話をしっかり観逃していたので、今日が久々の“再会”なのでした。
 
 懐かしいと言えば『鉄人28号』ですね。
 いや、放送開始前に公式サイトを見て、ひっくり返ったクチですよ、私は。
 時代設定も旧作の当時、つまり戦後十年チョイに置いているようですね。
 これが功を奏するのかどうか……いちおう、見守っていこうかと思っています。
 
 


 
■2004/04/14 (水) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行でござりまする。
 
 


 
■2004/04/15 (木) 甲子 (旧暦 閏如月廿六日)
 
 
 何なんでしょうね。
「ハッピー・エンド」なはずなんですけどね。
 この釈然としない気持ちは何なんでしょうね。
 あの画像を観るにつけ無性に腹が立ってくるのは、妖之佑の根性がひねくれているからなんでしょうか。
 
 ともかく、「三人」ではなく「二人と一人」って、妖之佑は考えたいんですよね。周囲の人達をも含めて。
 真相が明らかになってほしいとは思いますが、「あの二人」からまともな真実が聞けるとは妖之佑にはとうてい思えません。
 残りの「お一人」から、それも何年もしてから、が関の山かもしれません。
 
 
 
 それとは別に。
 またお二人が……とのことで、こちらのほうこそ心配になります。今度のは“茶番”には思えませんから。
 
 


 
■2004/04/15 (木) 腹の立つ話題は置いときまして。
 
 
『ウルトラQ dark fantasy』の第二話。
 
 第一話よりはずっと面白く観られました。
 オチについては予想の範囲内でしたが、ストーリーの進め方にしろ、佐野さんのナレーションが“案内人”に徹していた点にしろ、納得いくものでした。
 
 ただ、一点だけツッコみたいですね。
 第一話と同じ世界・時系列での物語なのに、「宇宙人を見ました」と主張する人を、なぜに「変な人」って目で世間の皆が見るんでしょうか?
 第一話にて、政府が公式にガラゴンとガラQを侵略者によるものと断じた世界なんですよ。なのに第二話では「宇宙人」というものが胡散臭い言葉として扱われている。
 これは、とうていうなづけません。一話完結とはいえ連続モノなのですから、そのあたりの統一感は雑にしないでいただきたいものです。
 
 その点では、それぞれの話が完全に独立している『世にも奇妙な物語』のほうが、そしてかつてのSFアンソロジー作品群のほうが有利なんですよね。
 だからこそ、制作側には『ウルトラQ』であることをもっともっと意識していただきたいのですが。
 ホント、頑張ってほしいんですよー。
 
 ついでに苦言を追加しますれば。
 おそらくは意図的にぼかした宇宙人の姿が、そのせいで安っぽいです。
 あれなら一切異星人の姿を出さなかった『世にも奇妙な物語』の中の侵略者エピソードのほうが上手です。
『ウルトラ』なんですから、はっきりと姿を描いてもよかったのでは、と思いました。
 
 


 
■2004/04/16 (金) 訃報。
 
 
 
 漫画家の横山光輝さんがお亡くなりになったそうです。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000415-yom-soci
 
 かなりショック入ってます。
『鉄人28号』がアニメにてリメイクされたタイミングでこんなことになるとは、何とも……。
 
 他の同時期のSF系漫画家さんたちとは違った、かなり独自のカラーをお持ちで、魅力的でした。
『バビル二世』(原作)が大好きなんですよね、妖之佑は。
 
 ご冥福をお祈りいたします。
 

 


 
■2004/04/16 (金) (旧暦 閏如月廿七日)
 
 
「イラクに残りたい」とか言っていたそうですが。
 
(以下、あくまでも、表面上の情報のみを前提としまして)
 
 救出のためにかなりのお金と時間と心労を消費したであろう日本政府関係のかたたち。犯人側と交渉なさった宗教指導者のかたがた。気をもんだはずのご家族(もっとも家族の中には「また行かせてやりたい」とかバカ言ってる人もいるそうですが……)やら友人知人。さらには、赤の他人にもかかわらず心から心配したであろう善意のかたがた。
 そういった人達のことを何も考えていない発言ですね。ガキのワガママ発言と言ってもいいと思います。
 では、愚かにも危険地帯に留まって再びテロに拘束されたら、また日本政府や宗教指導者のかたたちに対して「助けろ」と言うつもりですかね。
 いったい何様なんでしょうか。
 周囲にどれだけ迷惑をかけたか、想像すらできないような輩なのでしょう。そんな他者を思いやる能力の皆無な人が、ボランティアなんてできるのか大いに疑問です。だって、ボランティアって、相手の立場を尊重して、相手の気持ちを考えて行うものでしょう?
 けっきょく、あいつらのは単なる自己満足のための独りよがりな「偽ボランティア」にすぎないと解釈せざるをえません。
 
「イラクに残りたい」というのを聞いた小泉総理のあきれかえった表情とコメントには、激しく同意したいです。
 
 まあね。
 あの血色の良さからして、そもそも命の危険はなかったって解釈、充分成り立つんじゃありませんかね。怖い目に遭ってないから、ちぃとも懲りていないということなのかもしれません(もっと別の推理を妖之佑は支持しているんですけどね。いえ、ここでは言いませんよ)。
 
 はっきり申しまして、バカバカしいです。
 せめて、今回の件について税金から捻出した費用は全額、あのバカどもに請求していただきたいものです。
 
 


 
■2004/04/17 (土) 土用 (旧暦 閏如月廿八日)
 
 
 なにげに、機会あるごとに探している物がありまして。
 
 鳩笛。
 
 これって、カテゴリーは何なんでしょう?
 楽器?
 民芸品?
 郷土玩具?
 単なる焼き物?
 
 妖之佑の探し方があまりにも阿呆なようで、一向に発見できません。
 
「こーゆー店を覗いてみ」
 などと、リアル・ワールドでの情勢をご存じなかたがおられましたら、どうぞ、お教えくださいませ。
 
 


 
■2004/04/18 (日) (旧暦 閏如月晦日)
 
 
 何なんでしょ。
 夏日だの真夏日だのって。
 まだ四月中旬ですよ。
 
 
 
 それはさておきまして。
 毎年、この頃になると少しだけ悩むことなのですが。
 
 ウチは、あちこちからお借りしているたくさんの画像素材のおかげで、季節季節の模様替えが、わりとうまくいっていると勝手に自認しています。
 
 んが。
 
 一つだけ、いつも無念なのが。
 子供の日。
 
 いえね、鯉幟の素材はどこにでもあるんですよ。
 ところが、武者人形の画像素材が見つからない。ましてや、鍾馗さんの幟なんて、ありゃしません。
 
 ねー。
 雛壇飾りなんて、いっぱいあるのにねー。
 
 というわけで。
 もしもどこかで見かけたかたがおられましたら、どうかお教えくださいまし。
 お礼はできませんけど、感謝の気持ちだけはてんこ盛りで差し上げますので。はい。
 
 


 
■2004/04/18 (日) 「二人事件」のほうも解放されて、
 
 
この話題に触れるのもおしまいにするつもりだったのですが。
 ひとつだけ、言いたくなりまして。
 
「二人事件」のお二人は、拘束時の状況をすぐに細かく公表してくれました。
 これは今後のためにも大変に有益な情報提供であり、せめてもの責任の取り方とも言えると思います。
 
 それに対して「三人事件」のほうはと言えば。
 あれだけ血色のよかった連中が、まー帰国の途端に都合よく体調を崩すものですね。
 形式的には詫びは入れたようですが、きちんとした情報提供をする気はサラサラないらしく。
 日本の世論によるバッシングは自業自得なのですから、それを理由に逃げを打つのは、ますますもって自己チューで無責任でしょ。各方面に散々迷惑をかけた上にこれでは、困ったものです。
 ってゆーか、弁護士を代理人に立てるって何よそれ。まるで***みたいじゃん。
(なお、三人の中のお一人は、残り二人の勢力から何らかの圧力を受けている可能性もありますので、事情が違うかもしれませんが)
 
 
 
 腹が立つばかり(『火の鳥』も『鉄人28号』も観逃して、ただでさえ機嫌がよろしくなひ!)なので、これで幕にしたいものです。
 
-----------------------------------------
 
 訂正。
 三人は、帰国前に日本の担当者に拘束状況の説明はしていたそうです。
 
 まあ、どうでもいいです。あんな阿呆たちのことなんか。
 
 


 
■2004/04/19 (月) 朔 (旧暦 弥生朔日)
 
 
「機嫌がよろしくなひ」と書きましたが、実は日曜日の日中は、しごくご機嫌だったのでした。
 停滞状況にはストレス発散が効果的とばかりに、お買い物でした。
 以下、ついてこれない人は容赦なく置いてきます♪
 
 マルシンのモデルガン、ベレッタM84の旧タイプを発見。思いきり安価で買えました。
 旧型なので表面がモロABSの安っぽさですが、作動には一切問題なし。
 M84をいじるのは初めてなのですが、これはいいですね。モデルガンでこれならきっと実銃はもっといい感触なのだろうと想像するにつれ、M84は使える銃だろうと感じました。
 .380ACP(9mmショート)弾用のハンドガンですとワルサーPPK/Sあたりがベストかと思ってました。
 が、このM84は意外と(ベレッタ社に失礼?)いいかもです。
 PPK/Sに比べてひと回り大きいですが、7+1発のPPK/Sに対して、ダブル・カァラムのマガジンによる13+1発は説得力があります。
 サム・セフティがスライド側でなくフレーム側についているのは実用的。しかも左手保持でもセフティを操作できますし。
 というわけで、妖之佑の護身用銃はPPK/SからM84に交替です。(をいっ)
 
 かつてトミカから、コスモスポーツをベースとした「MATビハイクル」(『帰ってきたウルトラマン』のヤツ)が出ていたのですが。これが再販されてたんですね。早速、買いましたよ。
「MATビハイクル」は、別メーカーの「キャラウィール」シリーズのを持ってはいるのですが。比較すれば、出来の違いは歴然ですね。さすがにトミカに軍配が上がります。
 このトミカの「MATビハイクル」は当時からかなりの珍品だったらしく。ノーマルのコスモスポーツをユーザーが勝手に塗り変えて高値をつけた偽物が多く出回っていたと聞きます。
 再販のおかげで、こういった変なプレミア化に少しでもブレーキがかかるといいなあ、と思います。妖之佑にしてみれば初版だろーが再版だろーが、きちんとした品物ならどっちでもいいんですから。
 無理だろーけど、トミカが「ポインター」(『ウルトラセブン』のヤツ)を作ってくれませんかねぇ。
 
『仮面ライダー剣』開始から三ヶ月にて、ガシャポンHGにブレイドとギャレンが登場。早いですね。
 ってか、二年前の『龍騎』の13人ライダーはまだ五人しか出てないんですよ、ガシャポンHGに。どーなってるんでしょうね。王蛇さま、欲しいのにぃ。
 
 


 
■2004/04/19 (月) さてさて。
 
 
『仮面ライダー剣』の話が出たついでに。
 
『仮面ライダー龍騎』が『遊戯王デュエルモンスターズ』を、『仮面ライダー555』が『強殖装甲ガイバー』をパクッていると勝手に解釈している妖之佑にとって、今回の『剣』は『新世紀エヴァンゲリオン』をパクッていると思うのです。
 
 この物語での怪人「アンデッド」は全部で53体(この数字はフルサイズ・トランプの53枚と一致させていますね)いて、そいつらが一万年前に地球の覇権を争ってバトルロワイヤルをしたそうで。その戦いの勝者が人類の祖先という設定も含めて、『エヴァ』劇場版にて明かされた人類と使徒との関係に似ています。
 さらには。使徒と同じ組成の人造人間エヴァンゲリオンと、カテゴリーA(エース)のアンデッドをベースにしたライダー・システムという符合。ライダーに変身する者とAのカードに封印されたアンデッドとのシンクロ率が重要という点も、エヴァと搭乗者とのシンクロ率問題に符合しますし。
 
 で、まあ、人も元々はアンデッドだったということで。
 53枚の封印カードには人間のいるべき位置もあるのだろうと考えられます。
 人類が勝者なので、その位置は「ジョーカー」とも考えられるのですが。
 正体が「伝説のアンデッド」である仮面ライダーカリスが世を忍ぶ仮の姿、つまり人間・始さんの姿になるときに使うハートの2のカードのタイトルが「SPIRIT ―人間―」なんですよね。
 ですから、このハートの2が人間の位置なのかと思ったのですが。
 ところが、よぉく見ますとこの「SPIRIT」、「コモン・ブランク」のカードがベースのデザインなんです。
 
 話が前後しますが。
 怪人は「アンデッド」、つまり「不死」なので、カードに封印することが「倒す」ことになります。
 で、その封印カードがまだブランク(未使用な空っぽ)の状態で二種類あるんですよね。「プロパー・ブランク」と「コモン・ブランク」というそうですが。
「プロパー・ブランク」は番号が振られていて、それぞれのカードが個々に対応するアンデッドが決まっています。一例を挙げますと、第一話ですでにブレイドが持っていたスペードの2「SLASH」にはトカゲのアンデッドが封印されていますが、このトカゲはスペード2が定位置で、他の位置には封印されないんですよね。スペード2の「プロパー・ブランク」で封印できるのは、トカゲのアンデッドのみ。
 一方「コモン・ブランク」は、封印対象は任意らしいのです。今回の放送では、カテゴリーAの、すなわちライダー・システムの核となるアンデッドを封印するのに使うらしく描かれてます。Aのカードの元になるようですね。
 
 で、先に触れたハートの2「SPIRIT」ですが。
 デザインが「コモン・ブランク」に人の横顔が縛られた絵柄になっている、ということは封印前は「コモン・ブランク」だったっぽい、ということはハートの2は人間の定位置ではない。
 となりますと、そもそもハートの2にいるべきなアンデッドは、どこに? という疑問がふつふつと。
 で、思い当たったのですが。仮面ライダーカリス自身、アンデッドですから封印されるべきカードの定位置があるはずで。それが実はハートの2? とか考えていたりするのです。実際にお話がどう展開するかは判りませんけどねー。
 それにカリスは「伝説のアンデッド」ですから上級の位置(J、Q、K)であるべきにも思えますし。はてさて。
 
 にしても、ラスボスはやっぱ「ジョーカー」の位置なんでしょうね。
 それがどんなアンデッドなのやら。
 あるいは、人類の祖先のアンデッドがラスボスとして出てきたりしたら、人類vs人類の最終決戦ですか?
 それもまた、いとをかし。
 
 


 
■2004/04/20 (火) 穀雨、己巳 (旧暦 弥生二日)
 
 
 実は、日曜日の不機嫌には、もう一つ原因がありまして。
 
 珍しくも古い友人から電話がかかってきたんですよね。
 小学校のときのクラスメートですよ。
 
「どうしてるかな、と思って」とゆーとりましたが。
 雑談の中で、やたらと妖之佑の今の職種を訊いてくるんですよ。
 
 妖之佑は、そういう話題にはまったく興味のない人間なので、旧友に会ってもそんなこと訊いたりしないんですがね。まあ、世間的にはそーゆー質問は挨拶代わりだとも理解はしてます。
 
 で、てけとーに誤魔化してると、それでもなおしつこく訊いてくるんですよ。喰い下がってくるんですよ。
 
 もー、ここらで「どうしてるかな、と思って」ってのが嘘だと判っちゃいます。
 会話の中で漏れてくる(昔から、そいつは悪党にはなれない性格だったので)情報から、どうやら名簿屋に売るための情報を集めている様子。
 阿呆らしいし、トラブルも嫌なので、事実と違うことを言っておきました♪
 
 にしてもね。
 奴は、こんな質問を、卒業名簿とかを片手に片っ端から当たってるんでしょうかね。
 だとすると、一気に友だち無くしますよね。
 
 それとも、奴にとっては、私は名簿屋に売ってもいい程度の者だということなのかもしれません。刻もたっぷり経ってますしねぇ。
 とはいえ、かつてはかなりの仲良しだったと自覚してますから、それなりにショックではあります。
 
 そして。
 妖之佑も生活とかが切羽詰ったりしたら、こういうふうに友だちを裏切ったりするのかなぁ、と思うと、何だか怖くなりましてね。
 
 
 で、なぜか連鎖して思い出したのが。
 TV番組で島田紳介さんがおっしゃっていたのですが。
「一人っ子は、親が死んだら独りぼっち」という言葉なんですよ。
 つまり、兄弟姉妹がいれば、親がいなくなっても家族はまだいるんですよ。
 でも一人っ子は、親がいなくなったら天涯孤独(配偶者は赤の他人ですし、子供は微妙に意味が違いますし)。
 これ、一人っ子の妖之佑にはキッツイ事実です。ついでに今も、これから先もずぅっとシングルでしょうし。フツーに時間が流れれば、親が先に“あっち”に行きますからねぇ。妖之佑だけが独りこの世に取り残されるわけです。
 
 孤独はヤだなぁ。
 と、かなり恐怖してたり弱気になったりしてるんですよね。
 
 まいったなぁ……。
 
 


 
■2004/04/20 (火) 妖怪警報
 
 
 百鬼夜行でございます。
 
 


 
■2004/04/21 (水) 上巳、大つち、三隣亡 (旧暦 弥生三日、桃の節句)
 
 
 また、やっちまったいっ。
 
 何度も何度も同じ失敗を……。
 
 
 
 まったくあきれたものです、私は。
 
 情けない。
 
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 
 ……まあ、とにかく前を向いて歩きましょ。
 
 


 
■2004/04/22 (木) (旧暦 弥生四日)
 
 
 いつまでも落ち込んでもいられません。
 
 という意思の元。
 景気づけのためにと、水樹奈々さんの『DREAM SKiPPER』をばエンドレスで流しっぱなしにしてたのと。
 友人の一人の、ある意味「プチ朗報」にも刺激され。
 
 とにかく。
 前向きにいきましょう、と。
 
 
 
 にしても、メチャ暑いですね。
 
 


 
■2004/04/23 (金) (旧暦 弥生五日)
 
 
 寒いです。
 寒すぎです。
 
 まさか。
 横着して出したまんまの炬燵が役立つ日が来ようとは、夢にも思いませんでした。
 
 


 
■2004/04/24 (土) (旧暦 弥生六日)
 
 
 実は、与党のお偉いさんがたは江角マキコ氏と「同じ穴の狢」だったということで。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000012-maip-pol
 
 これって、新手のギャグか何かですか?
 だって、こういう人たちがもっともらしく「年金改革」なんておっしゃっても、コントでしかありませんものねぇ。
 
 にしても腹が立つのは社会保険庁です。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040424-00000174-mai-pol
 
 弱い者イジメには力を入れて、権力者や著名人には甘いんですね。
 ビンボな人たちよりも、お金持ちさんから先に取り立てるのが筋じゃないんでしょうか?
 
 実を言いますと、我が家は昔、社会保険庁の血も涙もない杓子定規な取立てで、経済的にそれなりにヤバイところまで追い込まれた経験があるのです。父上が、阿呆な担当者に怒りの猛抗議して、それで何とか支払い可能な状況(つまりは分割ですね)にさせて乗り切ることができはしたのですが。父上が文句を言わなかったら、頭空っぽな担当者は「のほほーん」としていたかと思うと、腹が立ちます(父上によると、猛抗議を受けて相手はかなりビビッていたらしい♪)。
 ですから、有名人に対してのこういういいかげんな対応を知らされますと、怒りがこみ上げてきますよ。
 
 


 
■2004/04/25 (日) (旧暦 弥生七日)
 
 
 たかたさん、ご復活♪
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040425-00000065-kyodo-soci
 
 自粛の意味からか、高田社長ご自身が販売トークをなさらなかったのは残念でした。
 
 ともかく、人がこしらえる以上、完璧な物とかシステムってのはありえないんですから、トラブルのときに、どれだけきちんとした対応をできるか、ケジメをつけられるか、が大切なんですよね。
 ようやくのことで刑事事件に発展した例の旧財閥系トラック・メーカーは、そのことがまったく判っていないのでありました。
 
 
 
 さて。
 これって高いのでしょうか。普通なのでしょうか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040425-00000201-yom-pol
 
 現地を知らないので「さあっぱり」なのですが。
「ワインの銘柄や本数」を「非公開」ってゆー、お役所お得意の秘密主義が一番いけないような気がします。
 自信をもって必要経費だと断言できるなら、内訳も堂々と公表すればいいと思います。
 
 もっとも、「税金は年貢じゃない」ってことが理解できない輩には、無理な発想なのかもしれませんがね。「情報公開」ってもの自体が。
 
 


 
■2004/04/26 (月) (旧暦 弥生八日)
 
 
 今日もニュースをネタにして、すませちゃいますけど。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/26/2925.html
 
 JPEGの特許問題はとっくに過去のお話になったものとばかり思っていましたが、おひとかただけ、現在進行形だったようで。
 つまり、この特許で大儲けを目論んだ張本人ですね。
 かなりの数の企業に相手にしてもらえなかったにもかかわらず、まだまだやる気充分みたいですね。
 
 裁判できちんとした結果が出ることを期待しつつも。
 
 この会社のやりかたは、やっぱり容認できるものではありませんね。
 だって、ここ自身はJPEG方式の開発発展には何ら貢献していないんですから。
 それをJPEGが普及して必需品になった今になって、「権利がある」とばかりにお金だけ要求するなんて、ヤク*の上*金みたいで…………(以下、自粛♪)。
 
 多数が寄ってたかって少数をタコ殴りにするって図は、あんまり好きじゃないんですが。
 今回に関しては、訴えられた31の有名企業による、あざとい野望の完膚なきまでの打倒・撲滅を切にお願いしたいものです。
 
 後出しジャンケンで勝とうってのは、やっぱカッコよくないですし、卑怯でしょ。
 ってか、こーゆー重箱の隅をつつく行為が商売として成立しちゃうと、フリーの技術が一切発達できなくなりますから(実際、厳密に解釈するとPNGやMNG、JPEG2000ですら、灰色になってしまうそうなのです)。
 フリーで発達したフォーマットが、その高性能で普及すると見るやいなや、どっかの不埒な企業が「うちの権利を侵している。金払えっ」なんて悪夢はもうごめんですぅ。そ言や、「Linux」に対してもそんなタワゴトほざいてる企業がいたっけか……ったくぅ。
 
 


 
■2004/04/27 (火) (旧暦 弥生九日)
 
 
 ちょっと目を離してる間に、なんだか妙な方向に突っ走っているようですね。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000137-jij-soci
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000004-mai-l23
 
 論理……ってゆーか理屈が変にねじ曲げられている印象があります。
 いや、ごっちゃにしてしまってる、って言うのが正しいですか。
 あるいは、問題のすり替え。
 
 まずね。
「三人事件」にしろ「二人事件」にしろ、それより先に日本外務省は、イラクへの渡航自粛を呼びかけていましたよね。実質、「イラクは危険だ」と認めていた。
 バカ総理の「イラクは安全」というのとは矛盾しますが、第三者の目で見ても、イラクが危険なのは明白でした。
 そういった危険地帯に、他人からの強制ではなく自らの意思で行くことを「自己責任」でしなくて、いったい何ですると言うのでしょうか? NGO団体などの抗議は、この点を完全に無視しているように見えます。
 まして、「人質事件の責任が日本政府にある」かのごとき主張は、責任転嫁、もしくは言いがかりでしかありません。
 
 たしかに、イラクでの対日感情を悪化させた原因は自衛隊派遣にあり、今でも自衛隊派遣に反対の意見を持つ妖之佑も、小泉の責任は重いと考えています。
 でもね。それと、人質事件をイコールにしてしまうのは論理ではなく、飛躍しすぎた屁理屈にすぎません。
 
 自衛隊が派遣されればイラクの過激な勢力が動いてあたりまえなのは、はっきり言ってバカでも予想できます。そういった事態になってしまった以降では、その危険な状況に対応した行動をとるべきであって、時間を遡った思考のままでの、リスクを無視した行いは無茶でしかないんです。
 にもかかわらず無防備でイラク入りした元人質さんたちの無謀な行動と解放後の無責任・無自覚な発言に関して世論から「自己責任論」が出ているんです。
 それを無視して「政府だけが悪い」と言わんばかりの批判は、もはや感情論でしかありません。
 
 小泉の自衛隊派遣の是非。
 元人質たちおよび家族の言動の良し悪し。
 イラクでのNGO活動の意義。
 
 これらは、それぞれで論ずるべきもので、無闇に抱き合わせていいものではありません。
 どうにも、このへんを手前勝手に都合よく混同しているように思えて、正直不愉快ですね。なんか、某毒瓦斯団体の自己チューな主張みたいで、薄気味悪くすら感じます。
 
 これに加えて今日のTVのニュース画像で、「二人事件」のほうの元人質のお二人が外国メディアを対象として開いた記者会見の様子を観たのですが。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000093-mai-soci
 
 マイクを握ってるあの髭面の人、目がどっかにイっちゃってますね。怒り心頭って感じ。
 日本政府側から陰でこっそりと何か癪に障ることを言われたのかもしれませんが。それにしてもあの目は怖いです。
 で、その論理も何もない感情論に海外メディアが乗っかってしまうのがもっと怖いです。
 
 だいたい。
 そもそもが人質に対してあれだけ世論が怒ったのは、「三人事件」の(特に内の二人の)家族側の無茶苦茶自分勝手な言い分が原因なんですよ。心配が先立って取り乱した結果という好意的解釈を考慮に入れても、あの自己チューぶりは酷い。だから世間の反感を買ったワケでしょ?
 あれも某毒瓦斯団体の記者会見みたいで、メッチャ気味が悪かったですがね、妖之佑は。
 
 こういった部分をすっ飛ばしての日本政府批判は、けっきょくは日本人の誰も得はしませんよ。たぶん。
 得するのは、この事件の黒幕さん(いるとしまして、ね)でしょうね。その誰かさんが、あるいはここまでの展開すら読んでいて仕掛けたとすれば、そーとーな策士ですね。怖い怖い。
 
 なお、この流れにまんまと乗せられて要らんことを口走る阿呆は、相手にするのもバカバカしいですがね。↓
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000416-yom-pol
 
 ホントに大バカ。
 
 


 
■2004/04/27 (火) さて。
 
 
 バカな話題は、置いときまして。
 
 
 
 実は、Webで情報を得てからこっち、「市場に流通したらいっちょ買ってやるべ」と考えていたモノがあったのですが。
 いざ販売ルートに乗ってみれば、意外に高くってあっさりあきらめたのでした。
 
 え? どんなのかって?
 まー、見てごらんなせ。
 
http://www.net-fun.co.jp/netwebshop/sbj/nws_rio_mpad.html
 
 こら、そこ。ひかないの。
 こーゆージョーク品も、アリだと思いません?
 
 へ?
 こっちのほーが、よっぽどおバカ?
 失礼しましたー♪
 
 


 
■2004/04/28 (水) 上弦 (旧暦 弥生十日)
 
 
 連休前に済ませておきたかったことがあったのですが。
 己の力不足により、間に合いませなんだ。
 
 やむをえないので、連休を費やして成し遂げたいと思い。
 
 というわけで、大型連休はお遊びモード無しになりそ。
(と言いながら、明日だけはお出かけだったりするのですが……)
 
 


 
■2004/04/28 (水) 事情がどうとかでなく。
 
 
 絶対にこーゆーことをしては、いけませんっ。
 
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news01.asp?kiji=3677
 
 ……にしても。
 かわゆい♡
 
 


 
■2004/04/29 (木) 天しや、小つち (旧暦 弥生十一日)
 
 
 お出かけしました。
 年二回の恒例、中古カメラ市に。
 相変わらず、ジャンクを買いました。母上には呆れられております。
 でも、自己満足の世界ですから、いーんです。
 
 
 ついでに。
 とある品を足で探しました。
 運良く(ってゆーか、わりとあっさり)見つかりました。
 で、二つ買いました。
 
 何を買ったのか?
 なぜ二つ買ったのか?
 
 それは、とあるまぁるい掲示板と、まぁるい日記で判ります。
 
 
 
 さあ。遊びはおしまい。
 連休の残りは努力と精進に費しましょう。
 
 


 
■2004/04/30 (金) (旧暦 弥生十二日)
 
 
 国民年金。
 
 あれは払っても意味ないでしょ。
 それが判ってるから皆さん、あんなにも関心がなかったんですし。
 きちんと納めても、どーせ歳取ったときには、まともな額は受け取れませんよ。ただでさえ行き詰まり必至な厳しい状況の上に、社会保険庁自身がしっかり喰い潰してくれてますからね、「諸経費」とやらで。真っ正直な国民の納めたお金で、社会保険庁の皆さん、けっこー旨い汁吸ってらっしゃるみたいですよー。
 まあ、「悪法も法」ですから守りますけどね。でも、ビンボな身には高い額ですよねぇ。しかも、このまま抜本的大改革でもないかぎりは、実質「掛け捨て」とは何とも……。
 
 にしても菅さんはねぇ。
 自陣を固める前に攻撃開始しちゃった形ですよねー。
 きっと将棋も下手なんでしょーねー。くすくす♪
 
 ときに小泉さん。
「議員年金廃止」がいつの間にか「議員年金改善」になってますけど?
 なぁにがあったんですかぁ?
 
 
 
 記者会見。
 
 例の阿呆が記者会見を開きましたが。
 マイクを握って喋るのが随分とお好きなようですね。なんか生き生きとしてますよ。こーゆー点も、***そっくりですね。
 しかも、すべてを自分に都合のいいように解釈しての自己正当化理論。これもまた***と同じ。
 まったく。こーゆー輩には絶対に近づきたくないものです。とんでもないとばっちりを喰らうこと必至ですからねぇ。あるいはいいように利用されるか、ですね。怖い怖い。
 
 どのみち、本当の「真実」が語られることはないんですから、マスコミももうスルーすればいいと思いますよ。
 あんな阿呆を相手にするのは時間の無駄でしょ。
 
 

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