2004年3月


 
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■2004/03/01 (月) (旧暦 如月十一日、田打)
 
 
 
 
 
 
 今日は2月30日なんだ。
 
 
 今日は2月30日なんだ。
 
 
 今日は2月30日なんだ。
 
 
 
 
 
 今日は
 2月30日なんだっ!
 
 
 
 
 


 
■2004/03/02 (火) (旧暦 如月十二日)
 
 
 前にもここで話した、「isao.net」さんのメール・サーバーのトラブル。
 どんどん深刻になってく。
 
 週末の遅配は前からあって、ほぼ慢性化してた。
 同じ「dricas.com」からのウィルスもバンバン来る。
 
 だから、それを解決すべく実施されたのが昨年末のメンテと、先月末のメンテだと思ってた。
 
 ところがどーだ。
 昨年末のメンテでも、体感的に軽くなることも一切なく。
 先月末のメンテに至っては、メンテ後のほうが、はるかに状況が悪い。
 
 これでは――
 
 昨年末のメンテで失敗して。
 確固たる解決策もないままに先日、臨時メンテを強行したものの、そもそも慢性的不調の原因を突き止めていないままの付け焼刃ゆえに、かえって悪化させてしまった。
 
 ――といった勘ぐりが出てきも、しかたないと思う。
 
 仮にも、ホントに仮にも「プロバイダ」を名乗る所の提供するメール・アドレスが、かくも不安定でよいものか?
 ってか、メール・アドレスを安心して使えないプロバイダって、そもそも利用価値なんてあるのか?
 
 というわけで、腹の虫が治まらない。
 ゆえに、とある青くて桜色なかたの御言葉を、まるっとお借りしちゃうのである。
 
 
 
プロバイダのバカーッ(号泣)
 
 
 


 
■2004/03/03 (水) 雛祭 (旧暦 如月十三日)
 
 
 ずいぶん前のことなんだけど。
 
 自前のプレゼントを相手に贈ろうとして(まー、色気づいてたと思いねぇ)、当時は無知ゆえに「物を送るのは郵便」との思い込みで、〒へ。
 窓口で料金を払ったら。
 私が委ねた包みを手にしたその係員、椅子に座ったままグイッと体を捻って、後ろの郵便物がいっぱい入っている箱にポーンと放り投げやがった。私の目の前で。
 壊れないように慎重に梱包はした(実際、後に相手からの手紙で、品が無事だったことは確認できたし)。だが、それでもショックだったよ。
 同時に、「役所はあかん」とも思ったね。
 ちょいと立ち上がれば済むことやん。それを、利用客からの預かり物を、よりにもよって本人の目の前で「ぽいっ」だもん。
 今考えれば、たまたま、その係員だけがバカだったんだろうとは思うけどサー。
 
 最近、荷物を送ったり受け取ったりが多いので、ふと思い出したことです。
 
 


 
■2004/03/04 (木) (旧暦 如月十四日、二の酉)
 
 
 二週間か。
 連休前までだな。
 むんッ。
 
 


 
■2004/03/05 (金) 啓蟄 (旧暦 如月十五日、涅槃会)
 
 
 頭ン中が孟宗竹。
 
 


 
■2004/03/06 (土) 十方暮入 (旧暦 如月十六日)
 
 
 ラジオは'70年代モノに限る♪
 
 


 
■2004/03/07 (日) 望 (旧暦 如月十七日)
 
 
 '50〜60年代モノは「ラヂヲ」と呼ぶのである。
(そう決めた。勝手に決めた。今、決めた)
 
 


 
■2004/03/08 (月) (旧暦 如月十八日)
 
 
 今夜の献立は海老のチリソース。
 美味かった。
 
 自慢じゃあるけど。(をいをい)
 妖之佑作の海老チリは、ケチャップなどは使わず、ちゃあんとトマトのみじん切りを用いるので、そこそこいい出来だと自惚れてたりする。
 これを白いほかほかご飯にかけると、また一段と♪
「麻婆丼」があるくらいだから、「海老チリ丼」も正式メニューにしてもいいと思うんだけどなー。
 
 辛口好みのかたにはストレートな激辛さで。
 辛いのがやや苦手なかたにはマイルドな味付けで。
 あるいは山椒を用いた舌の痺れる(「麻婆豆腐」の「麻」は、この意味だそうですね)四川風アレンジ。
 どれも自在ですので、よろしければお作りいたしますわよん♪
 
 


 
■2004/03/09 (火) (旧暦 如月十九日)
 
 
 つい先日来、この「さるさる日記」さんのシステムが少し変更され、翌日以降の日付で書くことができなくなってしまった。
「さるさる」さんでは「未来日記」と呼称しているようだが。
 
 なんで禁止設定したのかしらん?
 別に悪いことじゃないと思うんだけど。
 
 ってゆーか、「未来」とか「予測」とか、または「予定」や「計画」、あるいは「夢想」や「願望」ってのも日記の一つの形だと思う。
 それを禁止ってのは、どーにもレンタル日記「さるさる」さんらしからぬ失態だと考えるワケで。
 まー、「表現の自由の侵害だ」などと大袈裟に言うつもりはないけど。
 特に問題がないなら、撤回していただきたいトコ。
 
 時間が取れたら、この禁止措置が取られたいきさつなどを調べたうえで、「さるさる」さんに撤回要求のメールでもしてみようかな。思いっきり理詰めなヤツを♪
 たぶんスルーされるだろうけど……。
 
 
 ちなみに、妖之佑は別に「未来日記」など書きはしないが。
 時間が取りづらいときなどに落語の『皿屋敷』的な使い方をするので、今回の措置は、やっぱプチ迷惑なんだよねー。
(どういう使い方かは、ここでは述べませぬ。『皿屋敷』のオチでございますので)
 
 


 
■2004/03/09 (火) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行でございます。
 
 


 
■2004/03/10 (水) (旧暦 如月廿日)
 
 
 御上意である。
 
 
  家畜やペットの鳥が死んだり、
  野鳥の死体を見つけたりしたら、
  すみやかに報告するように。
 
 
 ふーん。
 で、知らせたら、その全件をお上はきちんと調査してくれるの? 一切、放置プレイせずに。
 
 …………無理ちゃうか?
 そんなに人手があるんかいな。
 
 今ンとこ、それくらいしか案がないんだろうけど。
 な〜んか、現実離れした机上の対策って気がする。
 
 いや。
 だからといって、妖之佑に妙案があるかと問われれば困るけどね。
 
 でもサー、お上のお偉いさんって、とぉっても頭のいい人ばかりなんだから(学生時代、国家公務員試験の問題集に取り組んだことのある――ついでに言えば取り組みはしたもののしっかり挫折した――者の素直な気持ちなの♪)、その優秀極まりない頭脳で、感動するほどにすんばらしい対応策の一つや二つや三つや四つ、さっさと出しとくれよ。
 
 
 
 ところで。
 今回の鳥インフルエンザでは、人々のヒステリックな反応が一番怖いと思うのだが。
 
 すでに、鶏の死体の不法投棄とかが横行しているらしく。
 あまりに無責任で無思慮で無知・無教養な態度に腹が立つ。
 
 ちょい前に新聞の投書欄で見たのだが。
 とある神社では、境内の鶏すべてを保健所に引き渡し、“処理”させたそうで。別に病気でも何でもなく、元気な鶏たちをだよ。 
 こんな生命をないがしろにするような輩の管理する神社など、参拝したところでまったく意味ないと思ったね(ちなみに、お嘆きの投稿者は津市在住のかたで、件の愚かな神社は「地元では枝垂れ梅で有名」なのだそーな)。
 
 どなたも、まずは情報集めをなさいませ。噂・風評ではなく「情報」をですぞ。
 くれぐれも、至らぬ誤解によって、可愛きペットの信頼を裏切ることのなきよう。
 
 


 
■2004/03/10 (水) 緊急事態!
 
 
※ 注!
 毒舌全開です。

 
 
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00001052-mai-soci
 
 
 
 危険な鬼が野に放たれた。
 
 カウンセリングがうまくいったなどと、誰が何を根拠に言えるというのか?
 では、カウンセリングを受けさえすれば、何でも許されるというのか?
 関係機関はいったい何を考えているのだ!?
 
 日本の法律は殺人鬼をたった六年で解放してしまう。
 日本の法律は被害者や善意の国民を守らず、犯人だけを守る。
 ならば、社会がこの犯人を罰するしかなかろう。
 そう。永遠に許してはならない。
 
 はっきり言ってやろう。
 あんな害毒の社会復帰など、誰も望んではいないっ!!
 あんな害毒が社会でいけしゃあしゃあと生活するなど、許されるはずがないっ!!
 
 けっきょく、インターネットのどこかで奴の実名等々が暴露されるのが唯一の正義と希望だとは、しかもその暴露行為が“違法”となってしまうとは、ありが たくて涙が出るほどに実に素晴らしい“法治国家”だ。
 
 悟ったような偉そうな人権論者先生がたのご高説など、うんざり。

 


 
■2004/03/11 (木) (旧暦 如月廿一日)
 
 
「Yahoo! BB」の個人情報流出事件に続いての、今回の「ジャパネットたかた」さんの顧客情報流出問題。
 ショックだったねー。高田社長さんの一ファンなだけに。
 管理システムがちゃんとしてたとすれば、内部犯行、つまりは裏切・背信しか考えられないから、社長ご自身、頭を丸太で殴られたかのような衝撃だと思う(“仏の高田”のあんな表情は見たくなかったよ)。
 
 しかしながら。
「Yahoo! BB」には厳しい批難がてんこ盛りなのに対して、「たかた」さんには激励のほうが多いそうで。これはいったいどうしたことか?(かく申す妖之佑も、「たかた」さん頑張って! の側なのだが♪)
 思うに、ブラウン管を通しての社長さんのあのキャラクターのおかげだね。これだけ好かれてるとは、素晴らしい財産。
 あの高田社長なら、「Yahoo! BB」のように顧客をバカにした行為はせず、調査結果をきちんと報告してくれるだろう、お客のことを考えて行動してくれるだろう、という信頼感。それが依然として存在してる、というコトか。
 利用客としては、「なぜ、どういう経緯で漏れたのか?」とか「今後、セキュリティをどう改善・強化していくのか?」を知りたいワケ。それだからこそ、「Yahoo! BB」のように一人五百円で示談にしようなんてふざけた態度は反感しか買わないのだよ(そーいえば「Yahoo! BB」ってば、今でもヒロスエによるCM、バンバン流してるやん。反省の色、皆無だね。ダメだこりゃ)。
 自動車メーカーがよくやる「リコール隠し」がけっきょくは逆効果に終わるのも、おんなじ理由。「信頼」ってのは、失敗・欠点も含めて包み隠さずに相手に知らせることからしか得られない、というコト(まー、神様的な力で永遠に絶対に隠しとおせるなら、話は別だけどー)。
 などと思ってたら、またも三菱はリコール問題を起こしてくれたね。あれは実質“リコール隠し”だろ。……ったく、あそこの体質かね。人命に直接関わるだけに、かなり悪質!

 
 にしても。
 10周年記念企画の“消費税込み価格”実施中における問題発覚。それによる営業自粛。
「たかた」さんだけでなく、お客にとっても痛手だよね〜(パソコンなんかだとでかいからねぇ、5%)。
 
 
 
 以上、いつかはケルヒャーの洗浄機と電子辞書と王乳とカーナビ「ゴリラ」を買いたいと思っている妖之佑でした。
 
 


 
■2004/03/12 (金) 東大寺お水取り、三隣亡 (旧暦 如月廿二日)
 
 
 クイズにて。
 自分の得意分野の問題にて、その知識によって正解するのと。
 自分の知識の及ばぬ範疇の問題にて、知恵やセンスによって正解へと至るのと。
 どっちが嬉しいか。
 
 そりゃ、後者だろうね。
 だって、これって本当の意味での「実力」だから。
 
 いえね。
 
 気分転換(「逃避」とも言う)に某ネット・オークションを冷やかして歩いているとね。
 相変わらず、セイコー・アルピニスト(機械式腕時計、製造終了)の人気が高いのよ。
 出品されれば、デッド・ストックどころか、キズのある中古品ですら、ほぼ確実にプレミア扱い。
 
 これ、妖之佑も愛用している時計でね。
 もちろん妖之佑はプレミアとして入手したわけではなくて、店頭でフツーに販売されてたヤツを、フツーに値引きも受けて購入したのだよ。
 つまりプレミアでも何でもない時点で、その品を選択したという自分のセンスが嬉しいのだ。メーカーが作らなくなってから価値が上がるというのは、その選択眼が正しかったことの証明だからね。
 
 プロ・カメラマン田中長徳氏のお言葉を少しお借りすると。
 品物の本当の価値は、それが作られなくなってから明らかになるそうで。
 
 つまり、品物が量販店とかに並んでいる内に、その真の価値を見抜くには、それなりの「目」が要るってコト。
 その「目」を、少なくとも腕時計については少しは持ってたってのが、自分としてはニマニマと嬉しいワケ。
 
 ほら、「掘り出し物」って言うじゃない。
 ガラクタの山の中から見つけたいいモンって意味だけど。
 あれって。
 商品知識がしっかりあって、それでもって山の中から発掘する、って場合と。
 知識はないものの、山の中にビビッと感じる物を見つける、って場合と。
 二つあると思う。
 
 で。
 実力ってのは「ビビッ」のほうだと思うワケよ。
 だって、例えばブランド品だの希少品だの名品だのってば、きちんと調べとけば誰にでも判るわけで。それってば「実力」じゃなくて「学力」みたいなもんだから。
 
 最近、これに近いことがあってね。
 母上がフリマで急須を買ってきたのだよ。百円で。
 妖之佑はそれを見てすぐに「お買い得だ」と断じたワケ。母上は疑ってたけどね。そりゃそーだ。百円だもんねー。
 なぜ「お買い得」と判断したかと言えば、出来がよかったから。蓋と本体とがぴっちり隙間なく合うとか、取っ手(正式に何て言うか知らなーい)と本体のくっつけかたとか、内部の茶漉しもステンレスとかでなく本体と同じ素材(つまり焼き物)だとか、細かい部分で丁寧なのが見て判るから。全体のシルエットもバランスがいいしね。
 まともに買ったら八千円はすると踏んだ。母上はバカにしてたけどね。
 で、裏を取るべと、彫られている「北條」の名前を頼りにネットで調べたところ、常滑焼に「北條」という工房があって、そこの急須だと判明。新品でのお値段は何と一万何千円!
 急須一個に福沢さん!? 庶民の妖之佑には無縁なお値段なのに驚いたものの、未使用中古品ということから、自分の値踏みがさほどズレてなかったことにニンマリ。
 別に、古美術を目利きしたとかいうご大層なモンじゃないけど。それでも自分の鼻も少しは使えるのが嬉しかったワケ(もちろん、無欲な母上が真の主役だけどね、この場合)。
 
 まー、滅多にあることじゃないし。次はきっと失敗するだろーけど。
 でも、ちょっち……いや、かなーり自画自賛モードに入ったりするのだった♪
(いいじゃん、たまには)
 
 


 
■2004/03/13 (土) (旧暦 如月廿三日)
 
 
 足つったーっ。
 痛い痛い痛い。
 
 


 
■2004/03/14 (日) 下弦 (旧暦 如月廿四日)
 
 
 
 
 
 
 
三月十四日?
 
 だから、
 
なに、それ?

 
 
 
 
 
 


 
■2004/03/15 (月) 天一天上 (旧暦 如月廿五日)
 
 
 第十番惑星だったら楽しい。
 
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/astronomy/
 
 名前は「雷王星」がいいと思ふ♪
 
 


 
■2004/03/16 (火) (旧暦 如月廿六日、三の午)
 
 
 残念ながら、小惑星ということになりそうで。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00001025-mai-soci
 
 でも、「惑星」にきちんとした定義はない、ってのが意外。
 
 


 
■2004/03/17 (水) 彼岸入り (旧暦 如月廿七日)
 
 
 来月、四月一日から消費税法の改正が実施されるそうで。
 それにともなって、モノのお値段は消費税を含めた総額で表示せにゃあかんよーになるのだそーな。
 
 ……ふーん。(−_−)
 
 国税庁のニュアンスとしては、消費者が実際に支払う価格を判りやすくするために便宜を図ったんだそーだけど。だから、税抜き価格を併記するのはかまわないとのことだけど。
 さぁてねぇ…………。
 
 想像してみそ。
 
 今現在税抜きで\953のお品の価格表示は、四月一日以降は「\1,000」と表示する義務があるとゆーことで。
 その場合なんだけど。
 値札などに、
 
  \1,000
  \953(税抜き)
 
 ってふーに、二行わざわざ書くかなぁ、お店。
 あるいは、
 
  \1,000(本体\953、税\47)
 
 って感じだろーけど、文字数多いのは一緒だね。
 義務があるのはこの場合で「\1,000」の部分だけなんだから、けっきょくは“総額のみ表示”が先々定着しそうな気がする。
 ついでに言うとこの総額表示には、内訳を記すとか「これは総額だよ」って宣言とかは必要はないんだそうで。国税庁によると。
 
 さて。ここで問題です。
 これって何のための「改正」でしょう?
 
 うがった見方って言われるかもしんないけどね。
 お上が狙ってるのは、消費者自身がどのくらい消費税を支払ってるか(ってか、「ふんだくられてるか」♪)を自覚する機会を奪うことじゃないかなあ。それがホントの目的じゃないかなあ。
 って妖之佑は思うワケ。
 
 要するにサー。
 
 消費税率大幅引き上げ
 のための布石

 にしか見えねーんだよっ!
 
 


 
■2004/03/18 (木) (旧暦 如月廿八日)
 
 
 最近とみに思うこと。
 
 そう遠くない将来。
 日本に。
 
「思想犯」
 
 とか、
 
「政治犯」
 
 とかって罪状が復活するような気がしてならない。
 怖いよ〜。
 
 


 
■2004/03/20 (土) 春分、彼岸中日、社日 (旧暦 如月晦日)
 
 
 頭ン中で考えてることを。
 
 実際に形にしようとするも。
 
 思ったまんまになってくんない。
 
 となると、イライラするー。
 
 けっきょくは力不足。
 
 頭と体がバランバランつーことで。
 
 はあ、困った困った。
 
 


 
■2004/03/20 (土) 訃報
 
 
 
 いかりや長介さんがお亡くなりになったそうです。
 淋しいものです。
 
 合掌。
 

 


 
■2004/03/21 (日) 朔、弘法大師忌 (旧暦 閏如月朔日)
 
 
 最近、本宅や別宅で公開しているヤフー・メールのアドレスに、怪しいのがバンバン届きます。
「Re」とか「Hi」とかの件名で、添付ファイルがあって、サイズは24KBです。
 ソッコーで削除してますが、飽きもせずに連日来ます。
 
 皆様も、どうぞ、ご用心くださいませ。
 
 


 
■2004/03/21 (日) 妖怪警報
 
 
 21日の日没から22日の日の出までは、百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2004/03/22 (月) (旧暦 閏如月二日)
 
 
 う〜む。
 
 自分で読み返してみて、あまりにつまらん文章なので。
 
 今日の日記は無かったことにけってー♪
 
 消しちゃったぃ。
 
 


 
■2004/03/23 (火) (旧暦 閏如月三日)
 
 
 大笑いするしかないほどにバカバカしいネタ。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040322-00000235-kyodo-ent
 
「今、納めていれば、きちんと受け取れる」
 などと偉そうに言ってた(CMの中で、だけど)ご本人が未納だったとはね。
 
 だいたい、妖之佑はあのCMが大嫌いだった。
 ついでに、江角マキコ氏を嫌いになったのもこのCMで。
 
 事務所所属のタレントさんゆえ、という“色々”もあろうけど。
 
 国民年金が崩壊しつつあるのは事実で、ちょい先になったらロクに貰えなくなるのは必至。国民年金の給付だけで老後を安心して送れるなどと能天気に信じてる人なんていやしない。
 ってか、今現在でも年金受給者の生活は厳しい。腰の曲がったご老人が「働かないと食べていけない」なんて、本当に日本は経済大国なのか?
 皆さん、それを判っておられるから、わざわざ“取られ損”になるのが阿呆らしくて未納してたりする(もちろん、納付しないのはルール違反ではあるけれど)のだと思う。
 それを「ちゃんと貰える」などと例えCMという“作られた世界”の中でも、人気のある有名人が発言・宣言することの責任。それを少しでも考えてるか? ってコト。
 
 じゃーさー、このCMを信じて苦しい家計の中から頑張って保険料納めて、それでけっきょく歳喰ってからビタ銭くらいしか年金貰えなくて日々の生活に困窮してしまった人々に対して、社会保険庁は当然責任があるけど、仮にも「ちゃんと貰える」と請け負った江角氏には責任ってまったくないと言えるのか?
 いいや。著名人なら、やっぱ責任はあると思う。それも大きな責任が。だって、人の人生にかかわることなんだもん、年金って。
 
 だからね。
 本気で国民年金の将来が大丈夫だと信じていないかぎりは、あるいはダメだったときにきっちり落とし前つける覚悟(「責任を取る」なんて生やさしいもんじゃないよ!)がないかぎりは、有名人はこーゆーのに出演しちゃいけないんだよ。
 原子力発電所や自衛官募集のCMなどでも、同じだと思うよ。出演タレントさんの責任って、すごく重いはず。
 
 それがよりにもよって、事務所のミスだとしても「未納」なんて、お間抜けにもほどがあろうというもの。
 
 これでサー、「あの江角マキコも未納なんだ。だったら俺だって払うことねーや」などと、啓蒙の逆効果でも生じた日には、それこそ大笑いだね♪
 いや、むしろそうなってほしい。江角氏起用の逆効果で大幅減収にでもなって、社会保険庁は慌てふためくがいい。年金という大切なものにイメージ戦略を使うなんて、そもそも卑怯でしかないんだから。年金を、ゲーム・ソフトや缶コーヒーや化粧品なんかと同格に扱っちゃダメだよ。
 
 ……にしても、この江角氏起用の広告費が六億二千万円だとは、そしてその大金を国民が納めた年金保険料からまかなわれたとは、納得いかんね。
 税金もそうだけど。カネの使い方の下クソな連中に、強制的に大切なお金を委ねさせられるなんて、実に不条理で阿呆らしくて腹が立つ。
 
 


 
■2004/03/24 (水) 三隣亡 (旧暦 閏如月四日)
 
 
 いや、だからって……。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000044-mai-pol
 
 これは意味ないでしょ、菅さん。
 タレントさんなんて、しょせんは全部事務所任せで、なぁんにも知らないんですから。
 
 


 
■2004/03/25 (木) (旧暦 閏如月五日)
 
 
 なるほど。
 
 こんなのが出てるから、映画『イノセンス』が『攻殻機動隊』だと知らなかった人が少なくないんだ。
 
 
  『イノセンス After the Long Goodbye』
   山田正紀 著
 
 
 山田正紀氏って言えば、有名な小説家さんだからね〜。
 納得。
 
 


 
■2004/03/25 (木) へぇ〜。
 
 
「枕銭」なんて言葉があるそーな。
 どーも、日本の旅行会社が旅行客に説明するのに使ってるらしく。
 ということは造語なのかな?
 
 あー。
 それで「外国では泊まった部屋の枕の下にチップを置いとけ」なんて話があるんだね。
(※ 海外にお詳しいかたや、Webの情報によると、このチップの出しかたは好ましくないようですね)
 
 


 
■2004/03/25 (木) 何と言いますか。
 
 
 
 一昨日、又野誠治さんが亡くなって。
 本日、下川辰平さんが亡くなって。
『太陽にほえろ!』の刑事さんだったかたが続けて、というのも因縁と申しますか。
 
 下川さんの演じられた野崎刑事の愛称が「長さん」だったのも、何というタイミングなのでしょう。
 
 ご冥福を。
 

 


 
■2004/03/26 (金) (旧暦 閏如月六日)
 
 
 まず、完熟トマトの缶詰を用意。
 なければフツーのトマトを潰してもおっけー(ただし、この場合は煮詰める時間を多く取る必要があります)。
 
 本来はフォン・ド・ヴォーを使うんですけど。それは妖之佑のようなトーシローには無理。牛の骨自体、今は怖いですしね。
 で、代用として使うのがハムやベーコン、それもスーパーとかで安く売ってる切れっ端。
 ついでに“おだし”としてスープの素も。妖之佑はコンソメが苦手なので、中華ブイヨンを使ったりします。
 
 香菜も要るけど、わざわざ買うこともございません。
 軸を味わったセロリの残り物である葉っぱのほうで充分です。
 
 バターも欲しいところですね。
 
 これらを一緒くたにしてぐつぐつぐつぐつ。
 
 味は塩などで調えます。隠し味に醤油をちょっぴり加えるといいかも。
 
 なお、裏漉しするのをお忘れなく。
 
 
 
 さて。
 こうして作ったソースもどきを元に。
 
 てきとーに切った玉葱を、お鍋でしんなりと炒めます。
 ソースもどきをそこに注ぎます。
 
 さらに生クリームを加えたいのですが、なければ牛乳でも可。ただし、牛乳は水分が多いので味が薄まるのを計算に入れないといけません。
 で、裏技っぽいのが低脂肪牛乳。とりわけ90日とか120日持つのが売りのロング・ライフ。妙に不自然な(大いに苦笑)コクがありますからね〜。
 
 これとは別に、軽く焼き色をつけた牛肉もあとから加えます。
 
 で、ぐつぐつぐつぐつ。
 
 これだけでもいいんですけど。
 はっきりした“とろみ”が欲しければ、炒めた小麦粉のやっかいになることになります。
 けど、これはめんどくてむつかしいので、サラサラでもよしとしてしまうのが妖之佑方式。
 あるいは水溶き片栗粉で、という手もありますが、この方法はむしろカレーうどん向き。
 
 できあがったものを白いご飯にかけて、さあどうぞ召し上がれ。
 
 
 
 以上。
 妖之佑でもできる、特殊技能不要の“えせドミグラス・ソース”および“偽ハヤシライス”の作り方でございました。
 
 


 
■2004/03/26 (金) 『ニュースステーション』終了。
 
 
 いろいろと叩かれたニュース番組ですけどね。
 私は好きでしたよ。だって、自民党にあれだけ嫌われた番組が“ダメな番組”なワケないじゃないですか。
 
   ニュース番組は報道に徹するべきだ。
   主観を入れるべきではない。
 
 という意見も巷にはありますが。
 客観報道はNHKに任せればいいと思いますからね。
 民放は主観でバンバンと権力者や灰色なものを叩くべきだと思います。
 
 久米宏さんはご自分のことをニュース・キャスターではなく「ニュース番組の司会」と言っておられました。そこには、番組の中にご自身の感想・主観を入れていくよ、という意思があったものと推察します。
 
 理想を言いますとね。
 NHKが完全中立で、事実のみの報道。
 各民放がそれぞれ別角度からの視点。
 というように、全方位からニュースというものを扱ってくれるといいと思うんですよ。だから某民放は保守、某民放は革新、某民放は右で某民放は左、某民放はハトで某民放はタカ、って感じでもいいと思う。大事なのは一方向からの目にならないこと。
 
 だけど残念ながら、民放ってのは横並びでね。
 
 それに考えてみれば、『ニュースステーション』が始まって以降の他局のニュース番組ってば、『ニュースステーション』をパクッてますよね、どれもこれも。つまりは横並び。まあ、それだけ『ニュースステーション』は当時、目新しかったとは言えるんですけどね。
 今や、残る個性派ニュース番組はTV東京系の『WBS』のみですねぇ。
 
 にしても。
 阪神タイガース優勝の年度に始まって。
 阪神タイガース優勝の年度に終わった。
 これもまたいとをかし。
 
 久米宏さん。
 18年間、面白いニュース番組をありがとうございました。
 
 
 
 TV朝日にひとこと。
『ニュースステーション』が追っていたいろいろな灰色事例については、引き続き、後番組でぜひとも追跡していただきたいです。
 
 


 
■2004/03/27 (土) (旧暦 閏如月七日)
 
 
 こんな夢を見ました。
 
 
 
 エレベータに乗るんですよ。
 
 他にも何人か人が乗ってましてね。
 で、私は最上階に用があるらしく、そのボタンを押します。
 それが13階でしてね。しかもその「13」だけがひとまわり大きなボタンでしてね。
 いや、別に私はキリスト教徒とかではないので、13の数字でビビることもないんです。
 
 ともかくエレベータが動きだします。
 
 が。
 これがなぜか地上を横移動するんですよ。
 それに、気づけば他の人たちはいなくなってる。もちろん途中、どの階にも止まっていません。
 
 でね。
 あと少しで墓地の上を通過(なぜか、ここだけ神様視点なんですよね)する、というところで脱輪したんです。
 
 けっきょく、この脱輪のために、13階はもちろん墓地にも至らず。
 別の夢へとシフトしたようです。
 
 
 
 もしも13階とか墓地とかに到達していたら、どうなっていたんでしょうね。
 なんとも嫌な後味すらある夢でした。
 
 夢は何かを暗示しているとも聞きますし。
 内心の五割ほどは、自分の身辺整理をしておいたほうがいいのかもしれない、などと考えていたりもします。
 
 
 
 変な話題で失礼いたしました。
 
 


 
■2004/03/28 (日) (旧暦 閏如月八日)
 
 
 しごく簡単な総括感想。
 
 
 
『ソニックX』
 
 元々、低年齢層を対象にしているからなのか、作りに無理に凝ったところがないので、素直に観ることができました(時々危なげなパクリとかあったりもしましたが……)。
 一年間の放送中には『ソニック・ヒーローズ』ってゲーム・タイトルも発売されましたし。商業的には成功なんじゃないですか。
 
 劇中、車椅子の女の子・ヘレンがセミ・レギュラーとして出ていたのが印象的でした。ホントにフツーに居るというのがいいです。
 物語を作る側としては、こういう部分は意識しないとできないことですが、それが形になったときに意識せずにフツーにあればいいなぁ、というのは私の理想でもあるのです。
 
 ところで。
 最終回にて、エミー・ローズがハンマーをいくつも出せるというスキルを発揮しましたけど。
 これって、新作のゲームに反映されてるのかしらん?(いや、エミーのハンマーは強力ですから、何個も出しては投げつければ、すんごい有効打ですからねぇ♪)
 
 
 
『デ・ジ・キャラットにょ』
 
 終わりかたは、可もなく不可もなく。
 2003年分がメチャ面白かった反面、ラストの1クール、つまり一月からの三ヶ月が「プリンセス・スクール」編という、どーにもトチ狂った方向に行ってしまったのが実に残念な作品でした。
 この手の、スタッフ(たぶん上位スタッフ)の激しい勘違いによる作品の不幸は、巷に多いんですけどねー。
 できますれば、健全な形での続編を希望ですね。
 
 
 
 ついでに。
 金曜日放送の『ゴジラ2000ミレニアム』
 
 一連の“平成ゴジラ”と比較してもいい出来だと思いました。
 監督が大河原さん。なるほど。このかたなら大丈夫なわけですね。
 異星人が怪獣化するのは、ちと疑問ではありますが。
 まあ、山場をこしらえるとすれば、あれしかないかな。
 
 大森氏が監督でも脚本でもなくて、本当によかったです。
 
 


 
■2004/03/29 (月) 上弦 (旧暦 閏如月九日)
 
 
 いろいろと物騒なウイルスがはびこっているようです。
 
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2598.html
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040329-00000237-kyodo-bus_all
 
 ウイルス対策ソフトと、“手配書”のこまめな更新は欠かせません。
 ご用心を。
 
 
 
 あとは、こんなトコですか。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040329-00000214-kyodo-ent
 
 しょせん、あの日テレに「報道」を求めるのは無理なようですね。
 いや、主観はかまわないですけど、嘘はいけません、嘘は。
 
 


 
■2004/03/30 (火) (旧暦 閏如月十日)
 
 
 ほうほう、KTXがいよいよ開業でございますか。
 それはよろしゅうございました。おめでとうございます。
 
 ですが。
 しょせんは仏蘭西のTGVベースでございますよね。
 
 やはり、日本の新幹線が世界一でございますよ。
 オーッホッホッホッホッホッ♪
 
 


 
■2004/03/31 (水) (旧暦 閏如月十一日)
 
 
 今夜のNHK『ためしてガッテン』。
 普段なにかと鬱気味な妖之佑には、大いに有益な内容でございました。
 
 
 
 さて。
 またまた簡単な総括感想です。
 
 
 
『魁!! クロマティ高校』
 
 そーか。
『デ・ジ・キャラットにょ』だけでなく、これも終わるんですね。
 中身空っぽのバカバカしく楽しい作品が終了するのは淋しいものでございます。
 不良学生ばかりが登場する作品なのに、悪事のシーン皆無なのがいとをかし。
 どいつもこいつも、いい味出してましたね、登場人物。
 
 にしても。
 まさか最終回に、でじこ&ぷちこが出るとは思わなかったです♪
 
 にしても。その2。
「メカ沢七味とうがらし入れ」が欲しい妖之佑の悩みは、これに一味唐辛子を入れたら叱られるのだろうか、ということだったりします。
 その前に手に入れなくてはいけませんがね。
 
 
 
『ガングレイヴ』
 
 元々はゲームだったようですね、この作品。
 お話は骨子のしっかりしたハードなもので、最終回も含めて好感が持てました。
 
 ただ、進め方には疑問が残りました。
 
 第一話で、バケモノの群れに取り囲まれるヒロイン。
 そこで目覚めて大活躍、ヒロインを守る身体改造とかされてるらしい強い主人公。
 
 この展開ですと、第二話以降もそのカラーを期待するのが普通の視聴者の反応です。
 
 それが第二話でガラリと雰囲気が変わりました。
 十数年前にさかのぼる、というだけでなく、物語の性格そのものがバケモノ退治から、マフィア色に転じているんですよ。出てくるのは犯罪組織の幹部に殺し屋にチンピラばかり。バケモノの気配は一切なく。
 それが延々と1クール(三ヶ月)続くのです。第一話で喰いついたものの、この手の裏社会モノが好みでない視聴者が早々に離れていくのは必至でしょう。
 2クール目に入ってようやく第一話に戻るのですから、かなりリスキーな演出をなさったものです。
 
 ただ、主人公がなぜバケモノと闘うのか、そしてそのためにどうしてバケモノと同類の力を得るに至ったかを描くには、これしかなかったのも納得できるのです。そのおかげで物語に重みができましたから。
 
 それでも。
 裏社会モノの第一クールと、バケモノ相手の戦闘モノの第二クールとのカラーの落差はいかんともしがたいものでした。
 
 

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庭に出る

 
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