2003年12月


 
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■2003/12/01 (月) 上弦、御火焚 (旧暦 霜月八日)
 
 
 あいや申し訳ない。
 一週間分の日記をあとで更新すると申しましたが。
 その暇なさげですので。
 簡単に済ませてしまいました。
 おいおい、新たな日付の中で追記するということで。
 
 


 
■2003/12/02 (火) (旧暦 霜月九日、一の酉)
 
 
 人様にはとても言えないようなところに、おできができました。
 痛いやらウザイやら。
 
 


 
■2003/12/03 (水) (旧暦 霜月十日)
 
 
 また来ました、国際詐欺メール。
 今度はナイジェリアでなくてジンバブエですと。
 
 


 
■2003/12/05 (金) 納めの水天宮、八せん始 (旧暦 霜月十二日)
 
 
 風水財布の“幸運の体験談”とやらが、まったくの作り話だったとかで。
 ってか、そもそも本気で信じて買ってる人がそんなにいたの? このテの品物ってば気は心で、半分遊びで買うもんだと思ってるんだけどねー。
 にしても公正取引委員会が動くとは思わんかった。
 
 相変わらずあの球団はバカやってるようで。
 そもそもあそこってば、選手を道具としてしか見ていない感じで嫌い。
 だから「代理人交渉なんて道具の分際で生意気だ」ってな思想があるんじゃないか、と。
 今回の件もぜったい、元凶はあの爺ィに違いない。ったく、生ゴミと一緒に電柱の下に置いてくるワケにはいかんもんだろうか。
 
 ホンダは凄いですね。
 ジェット機を造っちゃったんですって。
 戦時中の航空機メーカーは戦後に解体されて自動車造るようになったんですけどね。スバルとか日産とかプリンスとか。
 その逆ってのは世界的にも珍しいはず。
 二足歩行ロボット造ったりヒコーキ造ったり。
 ホンダって何屋さん? (^-^)
 
 あのロシアのガキ二人組の日本コンサートはガラガラだったそうで。
 ダフ屋が正価割れで売ってたってのが大笑い♪
 元々のチケット価格はかなり高かったらしいが。そのクセ、ステージの内容は薄かったそうで。
 いつまでもカッコだけの偽物は通用しないと思い知れ。ってか二度と日本に来るなっ。
 マスコミも、もうあんなの相手にするのやめようよ。
 
 とある地方自治体(岐阜だったかな?)の年金関係のパンフレットにて、年金を支払わない人を妖怪に例えてけなしていたそうで。それが問題になっているとのこと。
 妖之佑は最初これを知ったとき、「なんで問題になるの?」って疑問に思った。年金を払わずに平気でいる厚顔無恥な輩など、妖怪に例えるのすらもったいない、もっと叩いてもいい。そう思うから。
 ところが実は違ってて。
 事情があってやむなく未払いになってしまった人ばかりを攻撃してるんだな、これ。
 いや、そりゃ怒られるわ。差別意識むき出しだもん。
 少なくとも、このパンフ作成に携わった役人さんたちは「自分は他人よりも一段上の地位にいて偉いんだ」みたいな勘違いをしていると断言できる。
 にしても、年金に関わるお役人の意識がこんな情けないものでは、そりゃ福祉なんてまともに機能しないはずだわ。
 
 以上。
 各ニュースをふまえての、つぶやきでございました。
 
 


 
■2003/12/07 (日) 大雪、三隣亡 (旧暦 霜月十四日)
 
 
 ちょい前のことだが。
 
 フリマをふらふらとひやかしてて、発見した。
 セガサターン用(「今さら」などと言わないのっ)のマルチコントローラ、通称「マルコン」。
 段ボールの中にガラクタとして無造作に転がっていた。
 案外高いかもしれないなぁ、などと思いつつも値段を訊いてみる。
 某店で牛丼喰うより安いやん。
 即買いである。
 
 買いそびれたまま入手できなくなってた品なのでありがたかった。
 某ネット・オークションでも見つけることはできるが、やはり現品を見て決められるというのには勝てないワケで。
 行動半径内の中古ゲーム屋では、それなりの価格だったこともあって、お買い得な発掘と言える。
 
 で。
 なぜにこのマルコンが欲しかったかというと。
 ノーマルのパッドでは『NiGHTS』をクリアできないのだよ。
 だから、そのまんま数年放置だった。
 それがマルコンのおかげで、あっさり(でもないか……)クリア、全ステージでのA評価も取った。
 
 しかし、しげしげと見てみるに、このマルコン。
 なるほど、ドリキャス・コントローラのおにーさんだわ。ほぼ、そっくり。
 ドリキャス・ユーザー@妖之佑の手には、なじみやすい。
 そのおかげで、我が家では現在、サターンが最も稼動しているゲーム機だったりする。
 
 時代錯誤? いいじゃん。
 
 


 
■2003/12/08 (月) 納めの薬師、事始め (旧暦 霜月十五日)
 
 
 むかーし、鶏小屋とか鳩小屋の飲み水入れってば、水を満たした瓶を逆さに固定して器につっこんでたよねー。器の水面が瓶の口と触れたところで、水が出るのが止まる。で、飲んで減った分だけ瓶から器に供給される、ってヤツ。
 
 最近だと、フツーの小鳥用にもこの原理を利用したのがあって。
 
 それがサー。
 犬猫用の水入れでも実現していたのに驚いた(そこ、「今さら」などと嘲笑しない)。
 小鳥と比べて犬猫用にでかい、とかでなく、ペットボトルをねじ込む形になっているってのに感心した。
 考えたねー。
 
 時代は進んでいるのだね。
(↑ 大袈裟)
 
 


 
■2003/12/08 (月) 妖怪警報
 
 
 今宵から明朝にかけて、百鬼夜行が執り行われます。
 
 


 
■2003/12/09 (火) 望 (旧暦 霜月十六日)
 
 
 小泉(あえて呼び捨て)のキ印ぶりには、ほとほとうんざり。
 
「国際貢献のための派遣」(実際には「派兵」)だとほざいているが、国連から自衛隊の出動を要請されているわけではない。あくまでもアメリカ一国からの要求にすぎない。
 しかも、イラク戦争そのものもアメリカが独自に勝手に始めたことで、国連の総意ではない。アメリカとそれに付随する一部の国の個別的活動なのである。
 よって、自衛隊派兵は国際貢献ではなく、その個別的戦争への加担なのだ。はっきり言えば、イラクに戦争をしかけようとしている。
 
「日本国憲法違反ではない」と主張する根拠も嘘偽りの論調なことに閉口する。
 象徴的文面である前文が具体的内容である条文を無視してもいいかのような表現は、まさしく政治屋のよくやる詭弁だ。選挙後によく出てくる「公約違反にはならない」というアレである。
 
「戦闘行為は行わない」と言うのも無茶苦茶だ。
 テロから攻撃を受けた場合に自らを守るための戦闘をさせないとでも言うつもりだろうか?
 銃を撃てば、それは戦闘行為に他ならない。
「セルフ・ディフェンスはコンバットそのものだ」というのは、まともな神経の者なら皆知っていること。
 
 重大な憲法違反という大罪で小泉を告訴したいところだが、そんな金も力もない。
 それに告発・告訴したところで最高裁判所は「憲法の合憲違憲判断」という大切な職務は常々放棄するので、まず間違いなく流されてしまう。
 
 ついでに言えば小泉は、先日の悲しい事件について日本の首相として、現地イラクの治安維持責任を負うはずのアメリカ政府に対して損害賠償請求を一切しようとしない。これはアメリカに媚びる顕れであり、日本国民に対する裏切りと言っていい。
 
 それと。
 自衛隊ってのがそもそも「専守防衛」目的で成り立っているのだから、当然、自衛官のかたがたはそれを前提に就職なさったはず。
 にもかかわらず「海外へ戦争に行け。テロリストの弾幕に身をさらしてこい」というのは、雇用契約違反と断定できる。
 とはいえ、これまた厚生労働省や労働基準監督署とかが動くはずもないので、情けなくなるが……国自体が堂々とルール違反をしてるわけだからね。
 
 もっと単純に考えよう。
 もしも日本の領域に、外国の軍隊が日本人の声も聞かないままにズケズケと武器持参で乗り入れてきたらどんな気持ちになるだろうか?
 小泉には、そういった想像力もないのか。あるいは「日本はイラクよりも偉い」とでも思い上がっているのか?
 正気の沙汰とは思えない。
 
 多くのかたがおっしゃっていることだが、「治安の保たれた安全な場所」に「戦闘行為を行わない復興支援」だけをしに行くというなら、自衛隊でなくてもいいはず。
 ところが小泉は「自衛隊でなければ行えない」とほざく。
 自衛隊、つまりは軍隊でなければできないことをさせる、と言っているのだ。
 
 今日の会見で言ったことを小泉さんご自身が本気で信じていらっしゃるなら、たいへんお気の毒なことに精神に異常をきたしておられると言わざるをえない。
 本心は別だが日本国民を騙すために嘘を並べたというのなら、小泉のしたことは国民に対する重大な犯罪行為と言える。
 だいたい、これほどまでに重要な事項の決定について、憲法改正も国民投票もしないとは、有権者をバカにするにもほどがある。本気なら解散総選挙など後回しにすべきなのだ。
 
 つまり、いずれにせよ、小泉は日本国の首相には不適任・不適格。
 これから起こることについて、小泉以下の政府与党だけでなく、先の総選挙において与党側に投票した有権者すべてが責任を負わねばならない。
 こうなったらはっきり言う。小泉、腹を斬れ。
 
 せめて、はっきり「派兵する」と言え。
 
 
 
 すっかり忘れてたけど、十年前の国連PKO活動への自衛隊参加には反対してたんだよね、小泉は。
 国連への協力には反対で、アメリカ一国への協力は国民無視して進めるなどと……このキ印めっ。
 
 


 
■2003/12/10 (水) 納めの金毘羅 (旧暦 霜月十七日)
 
 
 火星を調査すべく宇宙をひた走ってた惑星探査機「のぞみ」が、あかんようになってたのだが。
 JAXAが火星観測を正式に断念したそうで。
 実に残念。
 
 う〜ん。
 技術力はあるはずなのに、なんで日本の宇宙事業ってば、肝心なトコでポシャるのかなぁ。
 慎重すぎるのがあかんのか。はたまた、どっかでボケてるのか。
 
 ご近所のあの国の有人ロケットなんて、ぜったいにブッツケで、たまたま運良く成功しただけだと思うぞ。(問題発言?)
 
 


 
■2003/12/11 (木) (旧暦 霜月十八日)
 
 
 小泉総理が「武器弾薬の輸送は行わない」と名言したすぐ後に、福田官房長官が「武装した米兵は運ぶ」と言う。
 武装した自衛隊が動くことすら実質軍事活動なのに、よりによって米軍を運ぶなんて。まんま輸送部隊、つまりは軍事活動ではないか。「人道的復興支援」とはほど遠い。
 しょせんはブッシュ大統領に従うだけの言いなり総理。「戦争をしに行くのではない」と声を荒げて断じた小泉の面の皮は一日もたなかった。
 
 大笑い……いやっ、笑い事ではないっ!
 憲法第九条はどこいった!?
 
 どうしても派兵したいなら、段取りをきちんとしろ。
 なしくずしでルール無視して動くのではなく、憲法改正という正規の手続きをしろ。
 まして、アメリカに盲目的に服従するなど愚の骨頂。
 
 このままでは、日本はどこの国からも相手にされなくなる。「唯一の同盟国」たるアメリカですら、利用するだけ利用して、使えなくなった時点で日本をポイするに決まっている。
 自己のポリシーを持たず、ただ他国の顔色をうかがうだけの国など、信頼するに値しないからだ。
 
 おそらく小泉は、あらゆる意味で、戦後最も日本をダメにする総理となるだろう。
 迷惑な話だ。
 
 
 
 
 
 腹の立つ話のあとに、せめてものお口なおし。
 
http://www.personal-media.co.jp/press/press/031210_tetcube.html
 
 興味ある新型PCですね。どう使いこなすかはともかく、として。
 
 


 
■2003/12/12 (金) (旧暦 霜月十九日)
 
 
 何かと腹の立つことも多い今日この頃。
 
 一服の清涼剤になれば、と思い。
 
 こんなのをば、ちぃと期間限定公開してみました。
 
 少し重たいですが、よろしければ。
 
 


 
■2003/12/12 (金) 妖怪警報
 
 
 明日は庚申の日ですので、今宵は百鬼夜行となります。
 
 


 
■2003/12/13 (土) 煤払い、松迎え (旧暦 霜月廿日)
 
 
「煤払い」に「松迎え」とは、年の瀬が近づいてきましたね。
 
 
 
 さて。
 
 I.E.にとんでもなく危険な問題点があるそうで。
 
 ここや
 こことか
 あるいはここにて
 
 要するに、リンクにカーソルを乗せて表示されるURLが簡単に偽装されてしまう、って困ったバグ。
 つまりは危険な罠を張ることができる。
 ついでに、某MS社はすぐにパッチを出す意思はないとのこと。
 いいのか? それで?
 
 
 などと思ってたら、我がNetscape/Mozillaでも同じ不具合が生じるそうで。
 
「もじら組」さんの掲示板にて。
 
 ただし、ネスケ&モジラでは、リンクにカーソルを乗せたまま右クリックで「プロパティ」を表示させると本当のURLを確認できるのが、とりあえずの救い。
 
 うっかりリンクもクリックできないとは、物騒な世の中で。
 まー、行きつけ以外の所は常に疑ってかかれ、ってコトっスね。
 
 
 
 
 
 さてさて。
 
 妖之佑は煮詰まり気味のときに、気分転換にと自分チのHTMLソースを見直して粗探しをしたりする。
 すると見つかる見つかる、タグ・ミスが。
 何度も何度もきちんと確認したはずなのに、あるもんだねぇ。
 
 一部のかたには周知の某所のソースも見てみると。
 こっちもあるわあるわ。ついでに、排除したはずの機種依存文字もしっかり残ってて。
 
 じっくり構えて万全を期したつもりでも、記述間違いの根絶って不可能なんだね〜。
 
 


 
■2003/12/14 (日) (旧暦 霜月廿一日、二の酉)
 
 
 あの元大統領が拘束されたそうで。
 これで平和になってほしい(別に、ブッシュごときのためにそう思っているワケではないぞ、念のため)ところだが。
 テロ側が元大統領の奪還とかを目論んだりしなければいいのだけど。
 しかしながら、もう一人の重要人物(日本の各マスコミが未だに「氏」付きで呼称している例の危険人物)のほうが、ずっと問題かもしれない。
 
 にしても「地下室から引きずり出された」なんて表現は、あのサリンを撒いた某テロ団体の代表が逮捕されたときの(当時伝えられた)状況にも似ていて、何とも……。
 あの時も思ったのだが、その「引きずり出される」瞬間のみじめな画像が公開されれば、残党の戦闘意欲をそぐには最も効果的だろうということ。カリスマ視されていた中心人物をただの(それも哀れな)人間だと示すのが一番…………なんて考えてたら、米軍は、やってくれたね。拘束の瞬間ではないが、捕まえたての元大統領の動画を公開したよ!
 
 サリン団体の代表逮捕の際に日本警察は、(通常なら成人容疑者に対して行うはずの)マスコミのカメラの前を手錠をしたまま引き回すという“晒し”をしなかった(あるいは、この時だけは人権に配慮した、とか? へっ、くだらん!)。その手ぬるさのために、未だにその残党が社会に迷惑をかけ続けているワケで。
 変な手加減・気遣いは、かえって事態を悪化させるもの。その点は、場数を踏んでいる米軍のほうがよく判っている。
 
 とはいえ、米軍ってのは、へーきででっちあげの画像ぐらい用意するからなぁ。それはそれでチョー困りモノだし。
 今回の一件で米軍が思い上がるのも、いささか困りモノかも。
 
 


 
■2003/12/15 (月) (旧暦 霜月廿二日)
 
 
『笠地蔵』のお話で思ったこと。
 寒い雪の夜に、お爺さんが売れ残りの笠を道端のお地蔵さんたちに着けてさしあげて、その深夜にお地蔵さんたちが返礼に訪れた、ってアレ。
 
 変じゃない?
 お爺さんって、ずっと長いこと、そのあたりに住んでたろーに。
 お地蔵さんたちも、ずっと長いこと、その道端に佇んでおられたろーに。
 雪のすんごい夜も、その日だけじゃあるまいに。
 で、笠が売れ残ったのも、その日だけじゃあるまいに。
 
 これは信仰心とは程遠い、単なる気まぐれだと思うのだがねぇ。
 
 
 
 こんなツッコミするヤツ、嫌だよね〜。
 ってか、そんなガキがもしもいたら、わし自らがハリセンで連打してくれるわっ。
 
 


 
■2003/12/16 (火) 八せん終 (旧暦 霜月廿三日)
 
 
 寒くなりましたねぇ。
 そろそろ炬燵を出したいところですねぇ。
 
 などと言う前に。
 
 未だに部屋に扇風機が鎮座していることのほうが問題だと思ふ今日この頃。
 
 


 
■2003/12/17 (水) 九星陽遁始、天しや、甲子、下弦 (旧暦 霜月廿四日)
 
 
 こーゆーことするよーな無神経不躾無礼な奴らは、そもそも見に行く資格がないっ。
 
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/culture.html
?d=17mainichiF1217e074&cat=2&typ=t
 
 ったく。
「どこでもできる」ことと「どこでもしていい」とは同義ではないのだ。
 
 こんなマナー知らずなことしてたら、今に携帯は煙草の二の舞になるぞ。
「嫌煙権」ならぬ「嫌携帯権」みたく。
 携帯禁止区域でなく、「携帯コーナー」なんてゆー携帯してもいい区域を個別に設定するみたいな。
 そうなったら携帯の便利さは消えてしまう。
 
 嫌煙権問題がここまででかくなって、喫煙者の肩身が狭くなったのもマナー知らずなスモーカーが自分で自分の首を絞めた結果。
 だから、携帯がそうならないとも言えないと思うぞ。
 
 一番理想的なのは、煙草や携帯を締め出すのではなく、マナー知らずな大馬鹿者どもを削除することなんだけどねー。
 クリック一発でデリートできれば、どんなにいいか。
 
 


 
■2003/12/18 (木) 納めの観音 (旧暦 霜月廿五日)
 
 
 とあるかたのとある作品を読ませていただいて。
 
 信号待ちで、青になってもまずは左右を確認するよーになった。怖いから。
 
 これはこれで、いいクセかな。
 
 


 
■2003/12/19 (金) 三隣亡 (旧暦 霜月廿六日)
 
 
♪ 赤いくつー はーいてたー おーんーなーのー子ー
  ひい爺さんにー 連ーれられーてー 行ぃいっちゃーったー
 
 
 
 って、有名な歌の“空耳”があるが。
 声に出すと、みょ〜にしっくりするのがおかしい。
 
 


 
■2003/12/20 (土) (旧暦 霜月廿七日)
 
 
 雪でございます。
 寒ぅございます。
 
 ちなみに、ウチのヤツは、積もった雪と真剣に格闘しました。
 
「犬は喜び庭駆けまわる」
 
 は真実ですね。
 
 


 
■2003/12/20 (土) 妖怪警報
 
 
 この冷え込んだ夜にも、百鬼夜行は執り行われるのでせうか。
 妖怪さんたちも大変ですな。
 
 


 
■2003/12/21 (日) 納めの大師 (旧暦 霜月廿八日)
 
 
 ヒトミちゃんの症状は徐々にですが、確実に悪化しておりまふ。
 起動後、しばらく使用していて狂っていた色彩が、今では起動直後から、ずーっとにじみっぱなしです。灰色と水色は特に目もか当てられません。ムチャクチャです。グラフィックの正常な表示確認は無理、ということですね。
 そろそろマジで「入院」を考えないといけないかなぁ、ってトコまで来ているのかもしれません(案外のんきなのは、テキスト・データを正しく扱えれば、とりあえず不都合はないから)。
 とはいえ、年明けてからだろーなー。ヒトミちゃんの治療は。
 
 
 
 さてさて。
 年の瀬も間近というのに、ちといろいろ水面下で散財などしていて。
 
 で。
 そーゆー時に限って、発見などしてしまうもので。
 
 某県庁所在地に赴いた際、とあるリサイクル店にて、スカイセンサー5500を見つけ、三千円という格安なお値段に即買いしてしまった。
 全バンド、問題なく鳴るしー。
 ダイヤル・ライト、点くしー。
 アンテナのポップアップも、きちんと機能するしー。
 満足なのだが、懐は凍えておる。
 
 で。
 県庁所在地に赴いたのは、そもそもが別のお買い物のため(最初っから散財目的かい?)で。
 TV東京系の『AVENGER』というアニメ作品のテーマ曲がどうにも気になって、そのシングルCD『月蝕グランギニョル』を買いに出かけたの(いや、地元でも買えると思うけど、CD買う店を一つに決めているもので)。
 
 メロディはシルクロード的、と言えばいいのかな。それも亜細亜でも欧羅巴でもなく、その境界って感じ。
 歌詞も、番組ではきちんと聞き取れない部分を確認できるにつれ、ますます気になる曲となった。
 オープニング、エンディングともに終末・末世がテーマなのかな。これは番組のテーマを受けてのことだと思うが。
 オープニング曲の『月蝕グランギニョル』は終末への畏怖。
 エンディング曲の『未來のイヴ』は終末から目をそらした背徳、もしくはデカダンス。特にこの『未來のイヴ』の歌詞は意味深で。
 
 これならシングルでなくアルバムを買えばよかった、というのが今の素直な気持ち……ってか買うんだろーなー、あらためてアルバムも。
 
 調べてみると、アーティストの「ALI PROJECT」というユニットは、けっこーなキャリアをお持ちだった。
 無知な私が素敵なユニットに出会えたことに、ささやかなる感謝を。
 
 


 
■2003/12/21 (日) 補足〜。
 
 
 上に書いた『未來のイヴ』についてだが。
 
 同名の小説があるそうで。
 19世紀のヴィリエ・ド・リラダンという人の著作。
 
 なんとロボット物。
 
 なるほど。
 この小説が元になっているのか。
 
 と、無知な脳に知識を一つ増やす。
 
 読んでみたくなってきた。
 
 


 
■2003/12/22 (月) 冬至、己巳 (旧暦 霜月晦日)
 
 
 巷では、ライト兄弟のフライヤー1号百周年、ってはしゃいでいて、レプリカ機を飛ばそうとして失敗したとか何とか。
 
 公式記録としては、ライト兄弟は世界初の飛行機野郎となってはいるが。
 
 飛行機・航空に多大な貢献をした人物としては、ブラジルのアルベルト・サントス・デュモン氏が欠かせない、いや第一人者だと思う。なにせ、ひょっとしたら世界初はこの人かもしれないのだから。
 パイロット向けの時計、という概念もデュモン氏が考えたものだし。
 
 凄いんだけど、なかなか注目されないんだよなー、この人。
 
 
 
 何でもアメリカアメリカってぇ感覚はいいかげんにしてほしいね。
 もっと他国にも目を向けようよ。
 
 


 
■2003/12/23 (火) 朔、大つち (旧暦 師走朔日)
 
 
 今年はツリーを飾りたいと思っているのだが。
「あっ」という間に「もう明日」になってしまった。
 他にもやんなきゃあかんことがいっぱいあるのだが、何一つ進んでいない。
 毎年思うけど、なんで年末ってばこんなに物事が進まんのかなぁ。
 まー、要は自分のせいなんだけどねー。
 
 


 
■2003/12/24 (水) 納めの地蔵 (旧暦 師走二日)
 
 
 今年の『明石家サンタ』は、どーにもイマイチだったね。
 ハガキが採用されたのに風邪をこじらせて寝込んでしまってた人くらいか、面白かったのは。一発芸っぽいウケで。
 五時間も六時間もカノジョを待っているというあの彼氏は、なんかネタっぽい。
 
 ってか。
 そんな番組を観るぐらいしかすることのないわしが一番阿呆かな、やっぱ。
 
 


 
■2003/12/25 (木) 終い天神 (旧暦 師走三日)
 
 
 久々に怖い系のネタだった『アンビリバボー』にて知ったのだが。
 クリスマス・ツリーの飾り人形は、生贄を起源としているそうな。
 
 わーっ。
 するとわし、ガキの頃はいっぱい生贄捧げたんやねー。
 
 
 
 それはともかく。
 ガキの頃にツリーに飾ってたサンタ人形が、とってもいい出来でねー。
 どこかに消えた(おそらくは捨てられた)のが惜しい惜しい。
 
 とりあえず今年は安い小さいので済ませました、ツリー。
 とはいえ、ランプが点滅するだけでも、なんか楽しい。
 
 


 
■2003/12/27 (土) 納めの荒神 (旧暦 師走五日)
 
 
 パソコンのファイルっつーのは、圧縮できる。
 つまり、普段使わない、けれども置いときたいモノは圧縮して保存するって手がある。
 
 自分の部屋のガラクタの山に、この方法が効けばどんなにいいか。
 
 などと、大掃除を前に途方に暮れる今日この頃。
 
 


 
■2003/12/28 (日) 納めの不動、餅搗 (旧暦 霜月六日)
 
 
 モジラ使いの妖之佑がちょくちょく情報を求めてお邪魔する「Netscape非公式FAQ日本語版」さんの「SillyDog 701 関連」というページにて知ったのだが。
 ネスケ7の軽量カスタマイズ版の「Netscape 7 Streamline 日本語版」というものがあるそうで。
 軽量化版というと「Netscape 7 Compact」があるのだが。この「Streamline」は「Compact」ではなされていない改善箇所があるようで、しかも「日本語版」の名のとおり最初っから日本語化されているのに興味を持った。
 で早速「Netscape 7.02 Streamline 日本語版」を入手、インストールした。
 なぜに「7.1」でないのかというと。ヒトミちゃんには「7.02 Compact」を入れていたのだが、「Mozilla 1.0.2」ではおっけーだったウチの「境内」のお遊びでこいつがなぜだかトラブルだったのだ。この「Streamline」ではどうなのかを知りたかったので「7.02」のほうをまず試したかったワケ。
 結果はバッチリ! もうこれだけでも「Streamline」が気に入ってしまった単純者だったりする(本家の「7.02」がどうなのかまでは確認できないけど、一応はひと安心かも)。
 
 というわけで。
 現段階では「Netscape 7 Streamline 日本語版」はオススメです。配布サイズが本家フルサイズものの半分以下(ほぼモジラ並み)ですし、Navigator(ブラウザ)だけのインストールが可能ですのでよろしければ。
 配布元のサイトさんは「SillyDog701」といいます。英語のサイトさんです。なお日本語版の配布ページは日本語ですからご安心を♪
「Netscape 7.1 Streamline 日本語版」もございますので(ただし7.1はWin98系にはご法度ですが)。私はこれからいただきに行くのです、 7.1。
 個人的にはレジストリいじらんですむMozillaのZip版がお好みなんだけどね。
 
 
 にしても、パソコンばっかいじってないで部屋とか車とか整理整頓掃除せにゃ。
 
 


 
■2003/12/29 (月) 苦松、苦餅 (旧暦 師走七日)
 
 
 わ゛ーん。
 
 なんにも片付いてないよーっ。
 
 


 
■2003/12/29 (月) 妖怪警報
 
 
 明日、12月30日は旧暦では師走の八日であり「事の八日」となります。
 したがいまして、今宵から明朝にかけ、目借り婆さん(地域によっては一つ目小僧)が現われ、あなたの目を借りていくかもしれません。
「勝手に借りられてはかなわんっ」というかたは、表に籠や笊(目がいっぱいある)を掲げておきませう。
 目借り婆さんは「目がたくさんある」と喜んで帰り、一つ目小僧は目だらけな相手に驚いて退散します。
 
 


 
■2003/12/30 (火) 上弦 (旧暦 師走八日、事始め)
 
 
 気になるバイクがある。
 
 カワサキの「ESTRELLA-RS」とスズキの「ST250」の二車種。
 どちらも維持経費の安くすむクォーター・マシン。しかもトラディショナルな外観で、妖之佑の心をくすぐる。
 わーっ、乗りてーっ。
 
 とはいえ。
 買うお金も、乗りこなす根性と腕前も、今は無いのだが……。
 でも、気になるなあ。
 
 
 
 さてさて。
 今日、扇風機(!)を片付け、炬燵を出した。年賀状もなんとか書いた。
 扇風機と炬燵の件はともかく(をいっ)、年賀状書きは去年は31日にやったので、今年はかなりスキル・アップしているワケだ。
 どんなもんだいっ。えっへん。
(言ってて、虚しくないか?)
 
 


 
■2003/12/31 (水) 年越、大祓、小つち、三隣亡、おけらまいり (旧暦 師走九日)
 
 
 大晦日に三つも格闘技番組が重なるっつーのも、何とゆーか、民放のセンスが実に平凡っつーことの証明って感じだね(と言いながらも観ている自分って、何様?)。
 にしても、いくら新日のリングで偉そうに悪ぶってても、安田はしょせんは“素人”だよね。けっ。
 にしても、猪木さんのようなカリスマ性がカケラもあるわけじゃないのにあれだけ出しゃばる高田の姿は、笑えないジョークほどの価値もない。とうに終わってる“泣き虫野郎”は裏方に徹すればいいのだ。
 にしても、ホイスはまともに当たってはとても敵わないと(つまりは自分のほうが弱いと)自覚してか、かく乱戦法(あの金的蹴りも明らかに意図的!)で来たね。吉田側のミスは、試合前に胴着の扱いをきちんと規定に盛り込ませていなかった点。何せ相手はあの卑怯極まりないグレイシー一族なのだから、勝つためなら汚い手だって何だってしてくる。まあ、これだけ悪意あるハンディマッチ戦にハメてもなお、吉田を確実に落とせなかったのがホイスの限界。どちらが実力者かは、火を見るより明らかだ(今回のことで、グレイシー柔術に真のプライドなどというものが皆無なのがよぉく判った。実にくだらん流派である。ペッペッペッ)。
 にしても、曙は明らかに調整のための時間不足。絞込みも足りてないから、ま、あんなもんかと。
 
 ところで、大晦日などという節目に「朝まで生テレビ!」にて激論を交わす予定になっている偉ぁいかたたちって、生きてて楽しいのかしらん?
 などと思ってしまふ。
 余計なお世話だろーけどサー。他の年越しの仕方って、いっぱいあると思うんだよね〜。
 
 
 
 
 
 さてさて。
 ありきたりな文句ではありますが。
 
 今年一年、かような弱小サイトにお越しいただいた皆様には、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 そして、来年もまた、気晴らし程度にご訪問いただければ、と思っております。
 
 どうぞ、良いお年を。
 
 

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