2003年6月


 
戻る
 
 


 
■2003/06/01 (日) 衣替 (旧暦 皐月二日)
 
 
 昨日は寺尾関の断髪式。
 
 で、今日は貴乃花関の断髪だったのだが。
 
 なんで?
 なんで、二時間もゴールデン・タイムを使って貴関の断髪&披露なんて放送するワケ?(いや、阿呆らしいから観てはいないけど)
 ちぃとも判んないよ。
 
 貴乃花が活躍した横綱ってのは認めるけど。
 でも、そこまでの扱いするほどの力士とは思わない。
 そんなこと言ったら、曙関だって若乃花関だって、平成の大相撲を盛り上げてきた人達のはず。
 
 たしかに、一代年寄貴乃花親方となってるけど。
 でも、戦績から言えば、一代年寄を辞退した千代の富士関のほうが、はるかに偉大。
 
 千代の富士関の引退から十年経って、放送局の考えが変わったから、ってコトでもなさそ。
 
 真面目なドキュメント番組ってのなら理解できなくもないが。
 仮にそれであっても二時間は取りすぎ。
 
 けっきょくは、相手が貴乃花だから、ってコトね。
 けっきょくは、未だに“若貴ブーム”“花田ファミリー・ブーム”をひきずってる、ってコトね。
 
 放送局って、つまんない発想しかできないねぇ。
 あ〜あ、ウクレレ弾きたくなっちゃうわん。
 
 
 
 
 
 で。
 今週の『仮面ライダーφ's』
 
 オルフェノクのエリート怪人の一人、ミスター・ジェイが最期を遂げたのだが。
 案外、あっけなかった。
 ってゆーか、せっかくのキャラクターを無駄死させてるよ、脚本。
 
 ミスター・ジェイは、愛犬のチャコ(チワワなのはア*フルの影響ね、きっと♪)をものすごく可愛がって、愛している男。つまり、オルフェノクのエリート集団ラッキー・クローバーのメンバーでありながら、人としての心を捨てきれてない。
 
 今回、チャコが迷子になってしまい、必死に探すミスター・ジェイ。
 一方、前回から続いて登場している訳ありな女の子・恵子ちゃんがそんなチャコを保護して、ベンチで「いい子いい子」している。
 そこに駆けつけたジェイ。恵子ちゃんからチャコを返してもらい、おまけに「もう、一人にしちゃダメだよ」(ごめん、台詞については記憶が曖昧です)とまで言われて、感謝のウルウル瞳状態。怪人の目じゃないワケ。
 実は、恵子ちゃんは、スマートブレインの村上社長が狙うターゲットの一人で、その命を受けたメッチャ怪しい一輪車の変態ピエロが拉致すべく追ってたのだが。そんなこととは露知らぬジェイは、立ち去る恵子ちゃんを静かに見送る。
 目の前の娘が社長の標的と知らなくとも、周囲に人もいないのだから。
 生粋のオルフェノクなら、獲物として映るはずなのに、感謝の気持ちで見送ったジェイ。
 少なくとも、その時点の彼は、人、なワケ。
 
 ここまで振ってくれたんだから、ジェイはそれなりの形の最期を迎えると、そりゃ期待しますわな。
 ところが、単純に怪人に変身して、ファイズに挑んで、三つ目の、つまり最後の命を失って敗れ去る。
 
「えっ!?」と思いますわな。
 
 ご主人を失ったチャコは、恵子ちゃんに再会、拾われるのだが。
 そんだけかいっ!?
 ただ、里親にするためだけに、恵子ちゃんとジェイを会わせたんかいっ!?
 
 あーっ、もったいないっ、もったいないっ!
 だって、想像してみ。
 
 愛犬チャコにだけは、人としての心を見せるジェイ。
 その心に、ほんの少し触れた少女。
 ファイズを前に怪人となったジェイ。その視野にふたたび少女が入る。
 オルフェノクと人との間で揺れるジェイの心。
 そこからジェイがどういう行動を取るのか。
 どういった選択肢を選ぶのか。
 そして、そんなジェイにとどめをさすのは、ファイズか、カイザか、善玉怪人三人組か、はたまたジェイを裏切り者・役立たずとして始末しにきたラッキー・クローバーの誰かか。
 そのどれを取っても、その後の展開にさえ影響させられそうな刺激が得られそうな予感がするではないか。
 
 ジェイの最期には、最低一話はキチンと使ってほしかった。
 恵子ちゃんの訳ありエピソードとは別に。
 
 あ〜あ、もったいね〜、もったいね〜。
 へ('o'へ)
 
 
 
 まさか、実はジェイには四つ目の命があった、とか。
 それは、なんか違うな。
 
 まさか、ジェイの命はチャコの中にあって、ある日、チャコが覚醒っ。
 それも、なんか違うな。
 
 
 やっぱ、もったいね〜。
 へ('o'へ)
 
 


 
■2003/06/03 (火) (旧暦 皐月四日)
 
 
 最近、プロバイダの、つまりドリキャスのメール・サーバーが不調で不調で。
 メーラーがつながるまでが長い長い。
 今年に入って、ウイルスらしきものやらSPAMメールやらがかなり増えたので、その影響もあるのかなぁ、とも思うのだが。
 にしても、なんで非公開のメルアドに来んねん? 迷惑メールども。
 
 で。
 メインのメルアドを変えちゃろうかとも思ったのだが。
 何に変えるか?
 
 いちおー、「宿坊」の有料スペースがらみのメルアドも使えるんだけど。
 サイトのURLから、メルアドもバレバレなので、これは却下。
 
 今や秘蔵モノ(?)の黒ドリキャス、R7でもって新たにイサオ・ネットさんのアカウントを取って、そっちに接続&メールを切り替える手もあるが。
 これだと、上で言った、メール・サーバーの不調は解決せん。
 ので、これもひとまず却下。
 
 ドリキャスのアドレスに、迷惑メール防止サーヴィスもあるにはあるが。
 有料っ。
 だから却下。
 
 けっきょく、当分は様子見ということで。
 なんだか、某政府与党みたいだが。
 
 にしても。
 サイトに載せてるライコス・メールのほーに来たのが妙なメールでさー。
 メールの題名がね、ウチのサイトのURLなのよ。
「http://ayanoske.g-7.ne.jp/」
 ね。
 ついでに、添付ファイル有りっ。
 なぜか興味があって、覗いてみたくなり。
 Webメールだから、メール本文はたぶん大丈夫だと思ったが、念のため。
「リンク先を保存する」を使い「.txt」の名前にして保存してから、ウイルスバスターでチェックののち、エディタで開いてみた。
 
 英語やん。
 
「あんたのサイトはどこにも登録されてないから、アクセスも少なかろ。
 ウチに格安で登録すれば来客も増えまっせ。
 ささ、急いで登録しなはれ。
 ここをクリックしてちょ」
 
 とかって、意味……だと思う。
 当然無視して削除だが。
 
 本物の登録サイトからの勧誘としても、あるいは装ってるとしても。
 添付ファイルがあれば、それだけで怪しまれると思うのに。
 変なのが来るねぇ。
 
 


 
■2003/06/04 (水) (旧暦 皐月五日、端午)
 
 
 気になる動向。
 
 
 
 その1。
 
 
 経済的理由で。
 Mozillaの開発へのお金が、危うくなるかもしれない、という話がある。
 要は、リストラ。
 もし、そうなったら。
 Mozillaの開発が当然、滞る。あるいは、終わってしまうかも。
 そうなれば。
 ネスケも止まる。
 
 それはあかんでしょ。
 なんとか生き残っていただきたい。
 
 
 
 その2。
 
 
 MozillaがMNG動画のサポートをやめる、という情報がある。
 ってか、すでにやめているらしい。
 オープン・ソースであるMozilla系ブラウザは、常に開発途中の「Nightly Builds」というアプリが毎日更新されている。
 そのナイトリー・ビルドから、すでにMNGサポートが消えているというのだ。
 
 Mozillaは常々アプリそのものの軽量化を目指しているのだが。
 あくまでも噂によると。
 そのダイエットの槍玉にMNGが上がったという説がある。
 MNGサポートを削除して300KB軽くなった……らしい。
 ってか、それが本当だとしたら、たった300KBのためにMNGを切ったというのだろうか?
 ちょっと信じられない。
 
 ほぼ一年前のMozilla 1.0のリリースから、いよいよMNGをイメージ・タグで使えるようになり、ネスケ7も出て、さあこれからMNGが発展、って時に、何なんだろう?
 
 な〜んか。
 某窓な会社が裏で糸引いとんちゃう?
 とかって、勘ぐりたくなるのよね〜。
 
 


 
■2003/06/05 (木) (旧暦 皐月六日)
 
 
 今夜の前半は、愚痴と悪口ね。
 
 
 
 
 
 またかまたか、と。
 相も変わらず、Windowsに危険性発覚とのことで。
 その修正プログラムとやらが毎回毎回、MB単位なのだ。
 ダイアル・アップ回線の身には、いいかげんにしてもらいたいのだが。
 
 しかも。
 回線なのかサーバーなのか。
 とにかく、パッチをダウンロードできんっ。
 数百KBあたりで、ぴたっ、と送信が止まってしまう。
 いくら待っても送信再開されない。
 阿呆らしくなって、キャンセル。
「インストール失敗」の履歴がどんどん累積される。
 バカか。
 Windows Updateがお粗末なだけじゃないかっ。
 修正プログラムに大勢が殺到するのは予想できるんだから。
 サーバーも回線も、目一杯、強化しとけっての。
 でなければ。
 せめてサイズの大きな修正プログラムぐらい、CDとかで無料配布せいっ。
 Windowsには大金払わされてるんだし、某MS社は荒稼ぎしているのだから。
 それぐらい、しなさいっ。
 
 我々は、ゲイツを肥らせるために金を払っているのではないのだっ。
 
 
 
 愚痴と悪口は、ひとまずここまで。
 
 
 
 
 
 個人的には。
 某MS社のOSが過去の遺物、生きた化石となる日も来るだろうと思っている。
“ブラウザ=ネスケ”という時代が昔の事であったように、「Windows? ああ、そんなのもあったっけ。あれはひどいもんだったよねー。よくあんなの使ってたと笑っちゃうよ」って日が来ると思う。
 実際、Linuxベースの製品もちらほら出てきているようだし。
 
 現状の、一社がほぼ市場を独占するというのは、絶対に不健全であり、メリットなどロクにないのだ。
 
 ただ。
 妖之佑のような素人には、まだ、なかなかLinuxには手を出しづらい。
 そういう意味でも、市販のパソコンに標準でLinuxがどんどん搭載されるようになってほしい。もちろん、パッケージされるソフトもLinux用アプリで。
 そのパソコンを、「ジャパネットたかた」さんあたりで分割金利手数料たかた負担で、バンバン販売してほしい。
 ハード、ソフト、流通の各社が本気になれば、きっと、あっという間に某MS社の牙城も崩れてくことだろう。
 
 
 とりあえずは。
 R指定になりかかった某ビーチ・バレーのゲームしかロクに売れてないX箱には、もはや未来はないだろーねー♪
 
 


 
■2003/06/06 (金) 芒種 (旧暦 皐月七日)
 
 
 気になる動向、その後。
 
 
 
 モジラがMNGを見限った、ってヤツ。
 
「Mozilla org」
 
http://www.mozilla.org/
 
 によると、Mozilla系の少なくとも「Thunderbird」においては、MNGはもはや相手にしない、と宣言されてる。
 
「mozillaZine」の
 
http://www.mozillazine.org/forums/viewtopic.php?p=92540#92540
 
 の6。
[以下、引用]
 
6) the MNG image decoder is no longer part of the build. The throbber has been converted to an animated GIF. Thanks to Pavlov for providing the new animated gifs. This allows us to save over 300K by not including the decoder.
 
[引用、ここまで]
 
 また、「Mozilla Firebird」についても、「CVS Checkins」
 
http://ted.mielczarek.org/code/mozilla/PhoenixCheckins.html
 
 において、6月の3〜4日にかけて、ブラウザのテーマからMNGを追放したことが記されている。
 ってか、「Phoenix」のディフォルト・テーマにはMNGアイコンを使ってたのねん(今さら気づくとは、愚か極まりない……汗)。
 
 などと、うろついてたら。
「NGIF-UG(次世代画像フォーマットユーザーズグループ)」さん
 
http://mng.cocky.to/
 
 にて、
 
「Mozillaが1.5a以降を持ってMNGサポートの永久廃止を決定、機能が削除される」(←「NGIF-UG」さんからの引用)
 
 という、信じられない情報を目にしてしまった。
 こっちは、原文をまだ発見してないのだが、「NGIF-UG」さんの情報なので、間違いないはず。
 
 にしても「永久廃止」って……。
 
 聞くところによると、GIFアニメとFLASHがあれば、MNGなど無用ってことらしいが。
 GIFは未だにライセンス問題が未解決(Unisys社が、近々切れるLZW特許の延長を申請するのでは、という予想も出ている)だし。
 FLASHは、はっきり言って大嫌い! 重たすぎるし、画像によっては最新版のプレーヤを要求してくるので、いちいちウザイ。
 FLASHの、あのファイルの激重さと、ブラウザに別にプレーヤを必要とする点を考えれば、現在のMozilla系なら <img> タグでフツーに表示できるMNGは、圧倒的に有利なのだ。フォーマットとしては。
 しかも、表現能力はGIFアニメを圧倒的に凌駕するのだから。
 
 例えば、もしもI.E.がMNGをサポートしたなら(ありえない例えではあるが……怒)、あっさり皆がGIFアニメからMNGに乗り換えるのは目に見えている。
 
 
 はっきり言って、妖之佑が我がヒトミちゃんにモジラをインストールしたのは、MNGが完全サポートされているからだ。
 だから素人で判らんなりに、なんとか勉強してMozilla 1.0を入れた。それから一年間、ずっと新ヴァージョンを入手し続けている。
 
 MNGがサポートされないのなら。
 1.5以降のモジラ系をダウンロードすることは、もはやないだろう。
 MNGを表示できないモジラなど、妖之佑にとって、ほとんど魅力はない。
 タブ・ブラウズ機能やポップ・アップ禁止機能なら、超軽量のオペラ7があるし。
 モジラ系のクセに慣れてるなら、1.4までのGeckoベースのブラウザを使えばいいし。
 
 可能性としては、ほとんどゼロだとは思うが。
 ネスケが、Geckoエンジンに独自にMNGデコーダを追加してくれるとかって……ないよねぇ、やっぱ。
 まだ、「Mozilla.org」がMNG切りの決定を撤回するほうが、多少可能性があるかな。世界中のMNGユーザーが、かなり怒っておられるらしいから。
 
 でも、感触としては。
 このまま流れてくかなぁ。MNGがフェード・アウトで。
 むー。
 
 


 
■2003/06/07 (土) (旧暦 皐月八日)
 
 
 COOLさんとTripod Japanさんが楽天さんに買い取られて、けっこう経つ。
 
 この先どうなるかと、ずっと気になってたワケで。
 その間に、サイト引越しまでしちゃう始末だし。
 
 で、ようやく、二つのレンタル・スペースの将来が見えてきた。
 
 Tripod Japanさんは、この九月にinfoseekさんに統合されるとのこと。
 ということは、Tripodのアカウントは消えるということなんだろうね。かつてのHoops!さんみたく。
 広告形式その他もinfoseek式になるってことは、オンライン・エディタも消えそう。つまり、別宅「いまドリ」の引越しは必須となった。準備にかかるか。
 ライコス・メールも使えなくなるのかなぁ。他のドリキャスで使えるWebメールというと……Yahoo! Japanさんか。ID、取っとくかな。
 
 もう一方のCOOLさんだが。
 このたびメールによる告知があった。
 この八月にシステム変更をなさるとのこと。
 細かい所は、はっきり言って今回のメールではよく判らないものの。
 統合とはならないっぽい。だとすれば、ひと安心かな。
 掲示板とゲストブックとフリーメールは廃止だそうで。これらは使ってないので関係ない。
 ってか、COOLのゲストブックとフリーメールは、とうとうバグの解決はなかったなぁ。ツリー掲示板も古いスクリプトのまんまだったしー。
 オンライン・エディタが存続なら、今眠らせたまんまの「奈良」を「いまドリ」として復活させるかな。
 ぼちぼちと、ソースの変更から始めるか。
 
 いえね、Tripod JapanさんはShift JISで、COOLさんはEUC-JPなのよ。
 で、以前、単純にソースを貼り付けたら化けたもんで……。
 となると、時間かかりそうだから、今から着手しないと、って感じかなー。
 
 


 
■2003/06/08 (日) 上弦、八せん始め (旧暦 皐月九日)
 
 
 というわけで。
 慌て者でせっかちで取り越し苦労な妖之佑のこと。
 
 
 
 トライポッドさんにある別宅を、現在遊ばせているCOOLさんの「奈良」に移動させちった。
 昨夜ひと晩徹夜して、すませちった。
 別宅の立場上、FTPとかを使うワケにはいかず、コピー&ペーストの嵐だったから、しんどかった。
 
 トライポッド側も、まだ削除するつもりはなく。
「奈良」側も、まだ公開はしてないけど。
 探せるもんなら、探してみ♪
 
 
 
 ついでに。
 ライコス・メールもこの夏まで、かな。
 ということで、「宿坊」の受付窓口をヤフー・メールに切り替えちった。
 もしも、まだライコス・メールのまんま、ってページを「宿坊」の中に見かけたかたがおられましたら、ぜひご指摘くださいませ。
 m(_ _)m
 
 


 
■2003/06/09 (月) (旧暦 皐月十日)
 
 
『サンダーバード』
 
『ドラゴンボールZ』
 
『セーラームーン』
 
『エヴァンゲリオン』
 
 
 さぁて、これらの共通点は何でせう?
 
 
 
 洋の東西を問わず。
 実写の世界はネタ切れなのかしらん。
 まあ、『サンダーバード』は元々実写ではあるが……でも人形劇だったしー。
 
 
 
 考えてみれば、ハリウッド。
『MIB』も、
『Xメン』も、
『スパイダーマン』も、
 元はアメコミだよね。
『バットマン』は、ちょい前の映画としても。
 
 そういえば。
『少林サッカー』は、たしか『キャプテン翼』のパクリだと聞いた。
 古いところでは『ダイハード』が宮崎駿監督の『未来少年コナン』を部分的にパクったものだというのも有名な話。
『ライ*ンキング』や『アト*ンティス』は――――あそこは落書きにまでイチャモンつけるほどに“自分側の”著作権にはやかましい身勝手ジャイアン君なので、ごにょごにょ。ってこいつら自体アニメじゃん。
 
 
 
 考えてみれば、日本のドラマも。
 コミック原作のがメチャ増えたような気も……。
 ずーーっと前は、コミックから起こしたドラマなんて、「月曜ドラマランド」ぐらいだったかと。
 それが今や21時代22時代、そして深夜枠のドラマが、それなんだもんねー。
 
 コミックのレヴェルが上がったのか。
 あるいは、いわゆるTVドラマのレヴェルが下がったのか。
 
 そのうち、ゲーム原作のドラマとか映画とか出てくるのかも。
 アニメではすでにあるワケだから、ゲーム原作。ありそうな話だよねー。
 
 なお。
 CGの出来具合を自慢するだけだったためにモロこけた劇場版『FF』は数に入れないでおく。
 
 


 
■2003/06/10 (火) 三隣亡 (旧暦 皐月十一日)
 
 
 先週……いや、もう先月の日記でか。
 作品世界の雰囲気から。
『仮面ライダー555』のスタッフに『強殖装甲ガイバー』のファンがおられるのではないか。
 と言ったが。
 
 どうやら、スタッフに、かつての特撮ヒーロー物『キカイダー01』好きがおられるのは確実なようで。
 
 なぜなら。
 ファイズに対する強敵、オルフェノクのエリート集団「ラッキー・クローバー」の構成がね。
 ようやく今回放送分にて、四体のうちの三体が判明したのだが。
 
 影山冴子=ロブスター・オルフェノク
 ジェイ=クロコダイル・オルフェノク
 琢磨逸郎=センチピード・オルフェノク
 北崎=?
 
 で。
『キカイダー01』の初期に活躍した、ぼーそーぞくも真っ青な「ハカイダー四人衆」というのがあって。
 本編中、この四人のハカイダーがそれぞれ、怪人タイプに変身するのだが。
 
 シルバー・ハカイダー=銀エビ
 ブルー・ハカイダー=青ワニ
 レッド・ハカイダー=朱ムカデ
 ギル・ハカイダー=ブラック・ドラゴン
 
 どーだ。
 見事に一致しているではないか。
 これで、未登場の北崎さんとやらがドラゴン・オルフェノクでなかったら、むしろヒンシュク買うと思うぞ♪
 
 
 
 ってか。
 こんなことにイチイチ喜んでる自分も、何だかな〜、なんだよね〜。
 
 


 
■2003/06/11 (水) 入梅 (旧暦 皐月十二日)
 
 
 何しとんねん、わし。
 
『ストリートファイター』
『トゥームレイダー』
『バイオハザード』
 
 いっぱいあるやん、ゲームからの映画。
 
 阿呆や。
 寝ぼけとったんかいなぁ、おととい。
 
 


 
■2003/06/12 (木) (旧暦 皐月十三日)
 
 
 蒸すぅ。
 
 苦手だ。
 
 湿気って。
 
 


 
■2003/06/12 (木) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2003/06/13 (金) (旧暦 皐月十四日)
 
 
 実は昨夜、少し頑張って夜更かしした。
 NHK総合でもって、スイスの独立時計師の特集番組(BSハイヴィジョンの番組らしい)を流してたから。
 
 企業に属さないスイスの時計職人さん、独立時計師の人たちがバーゼル・フェアの出品に向けて精魂込めた品物を創る過程を取材したドキュメント。
 
 うならされた。
 
 21世紀の今でも、職人は健在なのだと、感動した。
 
 設計から部品の一つひとつまですべて自分で手造りするという事実には、敬服する以外ない。
 
 コンマ01ミリをルーペと指先でなんて、凄いっ、凄すぎっ。
 
 パーツを保持する指先が、長年の作業によって変形してたり。
 細かな組み立て作業で、視点を固定するために作業台の縁を歯で噛んだり。
 
 そういった事柄もさることながら。
 脱帽したのは、独立時計師さんたちの姿勢だ。
 一度こうと決めたら決して妥協しない、という頑固な姿勢。
 
 たしかに。
 どんなにうまく誤魔化したとしても、妥協したという事実は残るし、何より自分だけは絶対だませないんだからねー。
 
 最近何かとたるみっぱなしの自分には、グサッとくる。
 と同時に、初心をよみがえらせてくれる。
 
 いい番組を観せてもらった。
 あ、ヴィデオに録っとけばよかった。
 
 
 にしても、やっぱ機械式の時計は、いいねー。
 ダイヤとかをちりばめた高級品には興味はまったくないが、パーツ一つひとつが名人の手できちんと仕上げられた機械式時計は、本気で欲しい。
 いつか、そーゆーのが買えるようになったらいいなぁ。
 
 などと思いながら、自分の腕時計(国産機械式の安物、でもお気に入り♪)を耳元に寄せて「チクタク」という音を楽しんでみたりするのだった。
 
 そーそー。懐中時計なんてのも、欲しくなってくるね。
 モチ、手巻きの。
 
 


 
■2003/06/14 (土) 望 (旧暦 皐月十五日)
 
 
 思うところあって(いや、そんな大したことじゃないが)か、あるいは、とあるまぁるいおかたのお買い物に触発されてか、物置を探った。
 
 で。
 
 見つけた。
 
 National RQ-568。
 商品名「HiFi MAC」。
 
 だいたい20年ほど前のラジオカセット(注:「ラジカセ」はPIONEERによる造語ナリ。登録商標だったかもしれない。余談だが「レーザーディスク」もPIONEERの商標なのら)だ。
 
 当時、買ってもらってたワケではない。
 某ネット・オークションとかで入手したワケでもない。
 二年半ほど前に拾った粗大ゴミだ。
 しかも雨の日だった時。
 
 あんまり汚い(雨水と泥まみれだった)ので、さすがの妖之佑も拾うのをためらったのだが、それでもめったにお目にかかれない機種なので、ダメモトで拾っておいた。
 で、掃除する前に、水気を完全に切ろうと放置。そのまんま忘れてたりするのだ。
 
 おかげで雨に打たれたのは完全に乾ききり(二年以上だから、あたりまえか♪)、カラカラになった元泥がこびりついてるのみ。
 それを楊枝でチマチマと削り落とし、多少汚れもふき取り、手持ちのガラクタの中から取り出した適当な電源コードをつなぎ、恐る恐るラジオ部分のスイッチを入れる。
 
 鳴ったよ。
 それも、意外といい音で。
 さすがは「HiFi」を名乗るだけある。
 リアル・タイムでは聴いたことがなかった機種なので、ある意味感動。
 多少の接触不良とかはあるものの、ラジオとしての実用性は生き残っていた。嬉しいことにダイヤル・ライトも健在♪
 
 さすがにこっちはあかんやろ、と思いつつ、物は試しと「PLAY」ボタンを押し込んでみる。
 回ったよ、モーター。
 信じられへんっ。
 もっとも、回転速度は狂ってると思うが。
 しかも、ヘッドもピンチ・ローラーも泥にやられているので、とうてい使い物にはなるまいが。
 それでも、回転するというのが、びっくら。
 
 よく生きてたねー。
 拾っておいて、よかったー。
 
 
 
 今でこそ、思いもよらないが。
 この「HiFi MAC」の頃は、モノーラルな高級ラジオカセットがステータスだったのだ。
 
 正確なデータなど無論持ってはいないが。
 たぶん、SONYのCF-1980「studio 1980」あたりがブームの火付け役だったかと思う。
 16cm&5cmの2ウェイ・スピーカ、高音・低音それぞれ独立のトーン・コントロール、マイク・ミキシング機能、各ボリュームはスライド式、高硬度パーマロイ・ヘッド&クローム・ポジション(後に「TYPE II」と言われたテープのポジション)、受信部のセラミック・フィルターとバッファー・アンプ、ITL&OTL回路(入出力部にトランスを置かないオーディオ回路構成)、サーボ・モーター……等々、当時の思いつく限りの贅沢装備をてんこ盛りにした代物で、メーカー標準価格で\42,800もした。
 ちなみにこの「1980」、短波受信とアルミ・パネルと金属メッシュで武装強化した「studio 1980II」(\43,800)、さらにはBTL回路(実はあんまり誉められた方式ではないが……)によって出力を倍増した「studio 1980 mark5」(\44,800)へと進化した。
 
 あるいは、NationalのRQ-560「音のMAC GL」のほうが古いのかもしれないが。
 こっちは、14cm&5cmの2ウェイに、ラジオカセットにはいくらなんでも贅沢すぎるフェライト・ヘッドを搭載。そのワリに機能が少ない印象があった。実際、ツマミ類は少ない。
 お値段は\45,800と、ご立派の一言。
 とはいえ、その完成度――ってか贅沢度――においては「studio 1980」のほうが勝っているので、火付け役はやっぱりSONYだと思う。
 
 大物が釣れると、そのポイントに猫も杓子も集まってしまうという日本人の体質のとーり。
「studio 1980」の成功を見た各社が、“二匹目の泥鰌”を求めてこれに追随したのは、当然の成り行き。
 
 日立のTRK-5140「PERDiSCO SR」(\42,800)、TRK-5240「PERDiSCO SRII」(\44,800)。
 AIWAはTPR-150「music 150」(\39,800)、TPR-155「music 155」(\41,800)。
 東芝ではRT-580F「ACTAS 580」(\42,800)とRT-2800「ACTAS PARABOLA」(\43,800)にRT-2880「ACTAS PARABOLA MarkII」(\46,800)。
 ラジオカセットのメーカーとしては後発の、というか、これで初めて高級オーディオ以外の分野に手を出したPIONEERからは、RK-666(\39,800)とRK-888(\44,800)、さらにRK-999(\49,800)。ついでにこのRK-666の発表時、「ラジカセ」という新語を世に放つ。
 負けじとSONYからも、CF-1990「studio 1990」という超ド級品――20cm&5cmの2ウェイ、フェリ・クローム・ポジション(要は「TYPE III」)、\49,800――が追加された。
 
 で、「音のMAC GL」では設計思想で遅れを取っていたNationalが、「HiFi MAC」シリーズとして、いくつかの新型を出した。その中の最高級機がRQ-568なのだ、たしか。
 
 18cm+6.5cm+3cmの3ウェイ・スピーカというのは、他のメーカーにはなかった。
 短波帯は受信せず中波とFMの2バンドというのは、「多いほうがいい」とばかりに皆が3バンド化する中、音質追求機種としては、かえって潔い。
 他の機能、スペックに目新しいものはないものの、さすがに最後発機種なので、デザインも含めて完成度が高い。ってゆーか、あの天下の松下が本気になってこしらえた品だからねー。
 
 だが、不幸にも、すでに市場の要求がステレオ・ラジオカセットに移行しつつあった頃なので、正直、松下の戦略は成功したとは思えない。
 \45,800もする「HiFi MAC」を買う気があれば、ステレオ・タイプに手が届いたワケだからねー。
 
 というわけで。
 妖之佑の周囲でも持っているヤツはいなかったのだ。この「HiFi MAC」。
 もちろん妖之佑も持ってたワケがない。
 店頭で触った記憶もないなぁ……ってか、現物を置いてる店が少なかったのかも。
 
 しかし、考えてみれば。
 20年以上前の四万円だ。
 当時、親御さんたちは、「買ってー、買ってー」のガキどもに、それはそれは大変だったろーと思ふ。ウチの両親も含めて♪
 
 
 
 まー、そんなこんなで。
 今、傍らで鳴っている粗大ゴミに、妙な愛情など感じつつあるのだった。
 にしても、汚いなぁ……。(;^_^A
 
 実は。
 物置にはまだ、粗大ゴミな「studio 1980」が二つばかり(こっちも負けずに汚いし、ラジオが鳴るかどうかも未確認)あったりするはずなのだった。
 
 
 
 ところで。
 こっそりとSONYのCF-1900「pro 1900」が欲しいのだが。
 どっかにないかしらん。
 いや、某オークションで買えるほどの銭などないけど……。
 
 


 
■2003/06/14 (土) 今夜はル・マン♪
 
 
 徹夜するのよ〜♪♪
 
 


 
■2003/06/15 (日) というわけで、
 
 
ル・マン観戦で徹夜明けなのです。
 
 久々に、91年のマツダ787Bの勇姿を観ることができて、なんか嬉しい。
 テレ朝さん、ありがとー。
 
 と思ったら。
 何?
 今年は夕方の放送、ないワケ?
 テレ朝のケチッ。
 
 
 
 徹夜ついでに。
 オペラの7.11を入手して、7.03と入れ替えちった。
 
 おおーっ。
 文頭の全角スペースが無視されるバグが治っとるやんけ。
 
 
 
 ともかく。
 今夜のゴールに向けて。
 これから寝ることにします――じゃない。
「でじこ」は観なければ。
 
 


 
■2003/06/15 (日) というわけで、(その2)
 
 
 朝、一旦終了してから夜の放送まで17時間も間を空けられたり。
 ただでさえ、例年ゴール・シーンは録画なのに、野球で30分も遅らされたり。
 
 と。
 
 今年の中継は白けるものだった。
 
 も少し、何とかならないものかいな。
 
 
 
 とはいえ。
 放送してくれるだけでも、よしとしなくちゃならんのが、日本の放送局の情けなさ、ってところか。
 
 
 年に一回のことなんだから。
 24時間ぶっ通しの放送なんてできないもんかなー。
 無理だろーなー。放送局って保守的で石頭だからー。
 
 


 
■2003/06/15 (日)(旧暦 皐月十六日)
 
 
 うっわーっ。
 また、やってしまった。壊してしまった。
 
 破・壊・神、健在である。
 
 
 何を壊したかというと。
 モジラのキャッシュ。
 巡回コースのキャッシュをぜーんぶ壊した。
 また、一から読み込みなおしだわん。
 
 実は。
 モジラのキャッシュは壊れやすい。
 ちょいと操作を失敗したり、フリーズさせたりすると、簡単に
全滅する!
 試しに「マイ・コンピュータ」を開いてモジラのキャッシュ・フォルダを覗いてみると、上限50MB設定されてあるはずのフォルダの中身が空っぽなのだ。
 あーはははは。
 
 壊したのは一度や二度ではない。
 ってか、つい数日前にも壊したばかりで。
 ようやく、巡回その他のコースのキャッシュをひととーり読み込みすませたトコだというのに。
 またまた、空っぽ。
 今夜から、また、重たいアクセスが目一杯続くのであった。FLASH多用サイトが憎ひ……。
 
 とはいえ。履歴が生き残ってるだけでも、よしとしておこう。
 
 
 そんなでもモジラにこだわる妖之佑。
 けっこー意固地なんだろーねー。
(I.E.はともかく、オペラも常用する気はサラサラないらしい)  
 


 
■2003/06/15 (日) 妖怪警報
 
 
 明日は庚申の日です。
 したがいまして、今宵から明朝までは庚申待ちとなります。
 ので。
 百鬼夜行も執り行われます。
 
 


 
■2003/06/16 (月) 庚申 (旧暦 皐月十七日)
 
 
 ない。
 週末、散々探したのだが、ない。
 二台あるはずの粗大ゴミ「studio 1980」が一台しか見つからない。
 一見綺麗、んがスイッチが二、三個欠けているほうは、あった。
 あと一台、キャリング・ケース付き&キャリング・ハンドル欠品&汚いほうが、ない。
 どーしたんだろ?
 
 ちょいと思いついて。
 別の探し物もしているのだが。
 こっちも見つからない。
 どーゆーことだ?
 
 そう言えば。
 未組み立てのまんまの中華キャノンも、ここ数ヶ月、とんと見かけていない。
 どこ行った?
 
 あるべき物があるべき所にない。
 これは如何なることか。
 足でも生えたか。
 舞空術でも会得しおったか。
 
 言っとくけど。
 ウチは部屋数も少ないし。
 蔵とかももちろんない。
 
 にもかかわらず。
 物が行方不明になる。
 それも決して小さくない物が。
 
 むー。
 異次元に通ずる穴でも開いてるのかしらん。
 
 


 
■2003/06/17 (火) (旧暦 皐月十八日)
 
 
 IWCってのは、たしか、資源としてのクジラを守り育てていく目的の組織だと思ったのだが……だって「国際捕鯨委員会」でしょ?
 でも、どーしても「国際捕鯨禁止委員会」にしか見えないんだよねー。
 
 なら、日本にしろ、北欧諸国にしろ、そんなおバカな組織に身を置く意味などないし、まして委員会に金を支払い続ける必要も義理もない。
 さっさと脱退すればいいよ。
 で、さっさと捕鯨を再開すればいいのだ。少なくともミンククジラは絶滅に瀕してなどいないのだから。
 
 とはいえ、そうすると国際的イジメが始まるんだろーねー。
 特に、「自分こそが正義だ」と勘違いするクセのある“英語+キリスト教+白人”の諸国家は、陰に日向にイジメてくると思う。
 
 とんだお笑いである。
 それらの国々、とりわけジャイアンなUSAなんて、クジラを絶滅の危機に追いやった張本人なんだからサー。
 
 福田官房長官は脱退をほのめかしもしたけど。実際に日本政府に、そんな度胸があるのかどーか……ジャイアンに、真っ向から対立するってコトだかんねー。
 できるのか、のび太くん? ドラえもんは、いないぞ。いや、どっちかというと日本はスネ夫か…………。
 
 妖之佑の個人的な気持ちとしては、ビッシビシ行ってほしいけど。
 
 あー。
「クジラは頭がいいから、食べるなんてかわいそー、ざんこくー」
 などという愚にもつかない意見に耳を貸すつもりはないので、あらかじめお断りしておく。
「バカな生き物なら、どんどん始末していい」ってゆーふーに聞こえるもんねー、その意見ってサ。
 
「羊は神が人の糧としてお創りになったものだから、その羊を食べることは罪ではない」
 なーんてのは、愚の骨頂だと思うんだけどね〜。
 
 
 
 
 
 別の話題だが。
 
 地域猫の虐待事件がニュースになっている。
 トラバサミ(まだこんな物騒な物が禁止されてなかったとは驚きっ!!)と空気銃(玩具でなく所持許可の要る実銃、つまりは銃刀法違反だね)によるもので、かなり問題だと思う。
 
 だが。
 猫ちゃんだから可哀相、という論調は、はっきり言って白々しい。
 
 地域猫がペットの小鳥などに牙をむいてもニュースは取り上げまい。
 そういう点で空々しいため、いくら番組内で「動物虐待は許せない」とツバをとばして喚いても説得力がない。
 小鳥だって可愛い生き物なんだし、池の鯉とかだったら金銭的にも大きな被害だ。それらのペットを猫にやられた飼い主さんは被害者なんだけどなー。でも、猫の飼い主が猫のしたことの責任取ったなんて話、聞いたことがない。
 野良猫は別にして、飼い猫のありかた、猫飼い氏のありかたは、やはり考えなおす時期に来ていると思うぞ。
 
 曲解されたくないので念のため補足しておくが。
 猫を虐待した犯人の肩を持つつもりなどサラサラ無いので、そこんトコよろしく。
 
 


 
■2003/06/18 (水) (旧暦 皐月十九日)
 
 
 とあるまぁるいおかたから、とてもいい物を譲っていただいた。
 Palm size、つまり手のひらサイズのPC、カシオペアE-65だ。
 
 手に取るのも実際にいじるのも初めてなのだが。
 面白い。スイッチ類が少ないこともあって、できることは限られるが。でも面白い。
 
 何よりちっこいのが嬉しいね。
 
 以前に譲っていただいたカシオペアA-60はキーボードがあるので出先…というか旅先での物書きにちょうどいい。その代わり、多少大きめなのと、使う際に本体を開くという動作が要るのが、気軽さとは遠い感じ。片手での操作もむつかしいし。
 E-65は、さすがに「執筆」というほどのきっちりした物書きには疲れそうな気がするが、テキストのチェックには、むしろこっちのほうがよさげ。
 試しに寝床でテキストを読んでみたのだが、片手で持ったままスクロール操作でき、かなり楽だった。バックライトもあるので寝る前のちょっとした時間にぴったんこ。で、気づいた点をチョコチョコ修正すればいいワケで。
 手書き入力が、かなりやりやすいので、メモにも最適。
 
 というワケで。
 新しいオモチャを手にした妖之佑は、かなりはしゃいでいる。
 
 とあるまぁるいおかた、あんがとー。
 ぺこり。
 
 
 
 にしても。
 これでますますワープロと万年筆の出番がなくなってきたなぁ。
 (;^_^A
 
 


 
■2003/06/19 (木) 八せん終 (旧暦 皐月廿日)
 
 
 昨日の、チャンネル争いがきっかけで散弾銃持って自分チに立て籠るに至ったというバカオヤジの事件だけど。
 
 素人の身で言うのもアレだが。
 仮に自分が、あるいは自分の身内が現場の警官だとしたら。
 
 相手がキレちゃってるのも判ってて。
 散弾銃を持ってるのも判ってて。
 ついでに、人質がいないのも判ってて。
 
 それで「突入しろ」って命令はないよなぁ、って考えると思う。
「先に催涙弾とか使わないんスか?」って、訊きたくなっちゃう。
 
 散弾銃相手じゃあ、防弾チョッキを着てたって、体のどっかにはまず当たる。バラ弾なんだから。
 つまり最低でも大怪我が、ほぼ確定してる。
 
 やっぱ、嫌だよぉ。
 
 自分なら。
 救出すべき人質がいないんだから。
 切羽詰まってはいないワケで。
 だったら。
 ただ取り囲むだけ取り囲んどいて。
 バカオヤジの頭が冷えるまで放置プレイにかけるけどねー。
 
 たとえ頭が冷えずに、キレたまま外に出てきたとしても。
 フツーの民家なんだから、出口は限られてるワケで。
 そこだけを皆にしっかり狙わせといて。
 出てきたところを足でも肩でも撃てばいい。
 
 警官のかたたちがわざわざ標的になるようなリスクなど犯すことはない。
 あんな無茶な突入指示なんて出した指揮官って、部下の命を軽んじてないだろうか?
 マジで腹立ってるのだよ。
 
 
 
 
 
 腹立ちついでに。
 
 高速道路のETC。
 専用の端末機に何万もかかるとか。
 
 高いために普及しないのを気にした道路公団と国土交通省。
 根本的解決に重たい尻を上げるかと思いきや。
 
 一台につき五千円の補助金を出すそうな。
 
 おいおい。
 料金の支払いに使う機械だぜ?
 フツー無償でないかい?
 機械そのものに価値なんてないんだから。
 
 例えば。
 低額での年間リースにしなさいよ。
 しかも。
 通行料金が年間で一定の額を越えた人に対しては、リース料金を最大100%のキャッシュ・バックとかにすれば、納得もいくというもの。
 
 そんなふーに頭も使わないで。
 従来の料金所のレーンの一部をETC専用になんかするもんだから。
 これまで以上に混雑するって有様(従来型決済のレーンが減るからネ)。
 
 で、しかたなく。
 ETCレーンを共用レーンにしてくれたりする。
 結果、ETC使用車も列に並ばなきゃならない。
 何のために高い端末買ったんだか、お気の毒なお話。
 
 さすがは日本の公の機関。
 やることなすこと、バカ丸出しだね。
 
 
 
 
 
 もう一つ、腹立ちついでに。
 
 びえぇぇぇっ!!
 またモジラが落ちちゃったよおぉ〜!
 しかも今度はXPを道連れにクラッシュ!?
 
 読み込んだばっかのキャッシュ、ぜーんぶパアだよぉっ。
 
 にしても、久々のクラッシュだったわ。
 こないだので良くないクセがついたかしらん。
 
 


 
■2003/06/20 (金) 九星陰遁始、甲子、鞍馬寺竹伐り会式 (旧暦 皐月廿一日)
 
 
 某Gの某*錬場が変質してしまっているのがずっと気になっていたのだが。
 
 なんとなく原因が判った。
 
 少なくない連中が、あそこを「投稿サイト」と認識しているらしいのだ。
 そりゃ質も落ちるし、「*錬場」というコンテンツそのものの意義も薄れるわな〜。
 
 


 
■2003/06/20 (金) 急ぎ追記
 
 
 かなり不愉快な事。
 
 大勢の漫画家さんの大切な原稿が(おそらくは出版社によって)某有名中古本屋に叩き売られ、しかも漫画家さんの情報提供依頼および原稿の返却要求に対し、その中古本屋は法律を盾に拒絶している模様。
 
 具体的には、
 
 
 
「最後通牒・半分版」さんの6/20付け
 
 
渡辺やよいさんの日記
 
 
井出智香恵さんのサイト内の日記、6月19日、20日の分
 
http://www2.tky.3web.ne.jp/~love36/diary/index_016.html
 
http://www2.tky.3web.ne.jp/~love36/diary/index_017.html
 
 
 
で、ご覧いただきたい。
 
 
 
 かねがね、中古本屋(※「古本屋」にあらず)は出版業界と著作者を喰い物にしているのでは、という印象がぬぐえなかったのだが、この一件が事実とするなら、少なくとも当該中古本屋については的中ということになる。
 そこの社長氏はかつては漫画家だったそうだ。にもかかわらず、漫画家の権利について、現時点では何ら思いやりの気持ちが見受けられないのは、不思議でならない。せめて情報開示ぐらいはしてもいいのではないのか?
 
 当該中古本屋は法律は犯してはいないのだろう。
 だが、明らかに作者の権利を侵すという不正が巷で行われているのだから、その解決に対して自主的に協力するのが、真に漫画を愛する者としての行動だと思う。
 愛してないとしても。漫画で儲けているのは事実だから、ここで恩返しぐらいしてもバチは当たるまい。それとも、叩くと“ホコリ”でも出るのかしらん? まさかね〜。
 
 このままでは、件の社長氏は漫画を金儲けの道具としてしか見ておられない(無論、そうであっても違法なことはなーんもないよ、ええ)、と世間に受け取られても反論できなくなるのではないだろうか。
 
 
 
 本当に漫画好きな人、良識のある人は、事実が明確になるまで当面、それぞれで買い物するお店を選ぶ、という選択肢もあるだろうね。
 どこで買おうと、買う側には個々に選ぶ権利があるワケだし。
 
 
 
 なお、固有名詞をここで出さないのは、妖之佑が弱者だからに他ならない。
 名誉毀損とかで訴えられたりしたら、裁判費用だけで破産しちゃうわん。
 
 


 
■2003/06/21 (土) 下弦 (旧暦 皐月廿二日)
 
 
 噂のキダムを観た。
 
 あれこれ申すのは野暮というもの。
 
 よってひと言だけ。
 

 機会があれば、ぜひ観ましょう。
 

 関心をお持ちのかたは、公式サイトにて詳細をどーぞ。
 
 
 久々に、読み物とは違うジャンルでの、いい充電をさせてもらった。
 
 
 
 
 
 ぜんぜん関係ないけど。
 蚊にやられた……………………鼻を。
 
 お願い、見ないで。
 
 


 
■2003/06/22 (日) 夏至、三隣亡 (旧暦 皐月廿三日)
 
 
 例の不愉快な事件。
 
 井出智香恵さんのサイトの日記、22日、23日付けで、いろいろと情報が増えています。
 
 


 
■2003/06/23 (月) (旧暦 皐月廿四日)
 
 
 犯罪被害者の人権は、とにかく優先的に守られなければならない。
 何もしてない人達の権利も、当然、守られなければならない。
 容疑者や被告人の人権も、もちろん守られなければならない。
 
 で。
 
 それでお釣りがあれば、ついでに犯罪加害者の権利も守ればいい。
 
 何も、犯罪者の人権を第一に考えることないんじゃない? 世のお偉い人権論者のかたがた。
 
 刑事罰には「みせしめ」の意味もあるってこと、お忘れでないかい? 世のお偉い人権論者のかたがた。
 
 世のお偉い人権論者のかたがたのせいで、日本の犯罪は年々、凶悪になってくんだよ。
 責任取れや。こら。
 
 


 
■2003/06/23 (月) 追記
 
 
 井出智香恵さんのサイトの日記、24日付けによると、ジョージ秋山先生がご自身の原稿を百万円で買い取られたとのこと。
 これによって、『デロリンマン』がド阿呆なマニアによって死蔵されることはなくなったのだろう。個人的に気になってた作品だけに、ちょっと安心。
 
 ひっかかっているのは。
 大御所の先生がたは、こうやってお金で解決できる。つまり簡単に買い戻せるワケで。
 そのまま「取り返せてよかった」で、能天気に自己完結してしまわれるのではないか、という懸念。
 それでは、けっきょく、この文化破壊につながる歪んだ(念のために言うが、違法性はない。悔しいがね)“商売”を成立させてることになるのだから、根本的解決とは程遠いのだが……。
 大御所の先生がたこそ、率先して、この問題の徹底的解明と、責任追及をしていただきたいのだが。でないと、本当に漫画の息の根が止められてしまう。
 
 原稿料も払ってもらえないままの新人さんたちの大切な原稿が、気づけば中古本屋の同人誌コーナーで売りさばかれている(↑の井出さんの日記、24日付けより)なんて、悲しすぎる。酷すぎる。
 違法性がないとはいえ、よくもこんな、漫画家の心を踏みにじる行為ができるものだ。やはり、文化よりも金のほうが大切なんだろーね、あの**氏は。
 
 もちろん、文化をないがしろにして金儲けに走っても、何ら違法なことはない。むしろ、商売人の鑑であろう。いや、ご立派ご立派。
 
 
 
 もっともっと言いたいところだが。
 **氏は******の元**であり、今も***と関係がおありとのことなので。
 妖之佑としては自分の身が大切なので、これ以上の発言はしない。
 無論、今後も事件の動向には注目し続けていくし、それによって、一利用客としての、あの店に対するスタンスも決めていくつもりだ(すでに、ほぼ決まってるけどネ)。
 
 


 
■2003/06/24 (火) (旧暦 皐月廿五日)
 
 
 某G!のF掲がなんと、この十日間、止まっていた。
 こんなのって、初めてではないだろうか。少なくとも、妖之佑があそこに巡回するようになってからほぼ三年、こんなことはなかったはず。
 いや。妖之佑が書き込みしてた頃とは、顔ぶれがまったく違っているので、どーでもいいことではあるのだが。
 
 で、Gと言えば、T場。
 どーしょーもない、って感じ?
 独りよがりなヒステリー氏やらナルシスト氏に皆、振り回されてサー。
 
 実は、本気でGをブックマークから削除しようかと考えはじめている。
 展開されているやりとりがあまりに醜いから……。
 
 場合によっては、ウチからのリンクも考え直さないといけないのかもしれない。リンクを張らせていただいた当初とは、運営のありかたも違ってきているように感じられるので。
 ただ、こちらは、すぐに結論を出すというわけでもないのだが。
 とりあえず、リンクの紹介文だけは修正しておくか。
 
 
 
 
 
 
 井出智香恵さんの日記が更新。
 大御所のかたのお名前でのお知らせ文が掲載されています。
 
 渡辺やよいさんの日記が更新。
 興味ある(というか、悲しくなるよーな)ページへのリンクがあります。
 
 最後通牒・半分版さんの25日付けに、さくら出版事件の関連リンク集が設けられました。

 
 


 
■2003/06/24 (火) 訃報
 
 
 
 俳優の名古屋章さんがお亡くなりに…………。
 実に残念です。
 

 
 


 
■2003/06/24 (火) 妖怪警報
 
 
 今宵から明日の夜明けまで、百鬼夜行が執り行われます。
 
 
 
 ところで土砂降りでも百鬼夜行ってやるのかなぁ?
 だとしたら大変ですね、夜行さんを始めとした妖怪さんたち。
 
 


 
■2003/06/25 (水) 己巳 (旧暦 皐月廿六日)
 
 
 えぇっと。
 
 ちょいと混乱中です。
 何と言いますか。
 自分の頭の中が解析不能状態です。
 
 ここンとこ、飛ばしすぎてたかしらん。脳ミソ。
 
 
 
 
 
 井出智香恵さんの日記、25日付け。
 かなり腹立たしく情けない事が……。
 事実とすれば、あそこの店は「立派な日本の文化」を喰いものにしている、としか、もはや解釈のしようがありませんね。漫画を大切にするという姿勢が見えませんから。

 


 
■2003/06/26 (木) 大つち (旧暦 皐月廿七日)
 
 
 昨夜から今朝にかけての顛末。
 
 
 
 午前零時過ぎに、ウイルスバスターのパターン・ファイルの更新をした。
 で、ひと通りあちこち廻ってから接続を切って、全ファイルの検索をした(パターン・ファイル更新時には、いつも実行している)。
 
 すると「VBS_REDLOF.A」が発見された。場所はMozillaのキャッシュ・フォルダなので、Web上のどこかのページだと判る。
 
 その時点でまだ検索途中なのでそれは止めずに、ドリキャスでとりあえず警告書き込みを自「宿坊」の掲示板に載せる。
 
 続いて、25日に更新した「宿坊」のページにドリキャスでアクセス、ソースを開いてみる。以前の経験で、「VBS_REDLOF.A」はHTMLファイルの </body> タグ直前に貼り付くことを知っていたので、そこを確認。もちろんソースすべてを読む。こーゆーとき、タグ打ち人は楽だ。なにせすべて自分で一つひとつ打ち込んだものだから、見知らぬスクリプトがあればひと目で判る。
 で、25日更新のファイルには、怪しいスクリプトはなかった。となれば、それ以前のHTMLが感染している可能性はないので、妖之佑のサイトは感染していないと確信できる。
 
 引き続き、ついさっきまで廻っていた所を思い出しながら、ドリキャスでアクセスする。一軒目でいきなりビンゴかも。
 そこのトップ・ページを始め、各ページのソースの末尾に、相当量のスクリプトがある。かなり複雑そうなものだ。もちろんクロかどうかなど素人の妖之佑には判るはずもないが。
 とはいえ、そのトップに「感染している可能性が」という警告文が掲載されているので、かなり灰色かと。ってか、怪しいって自覚なさっているのに、なんでトップがそのまま公開されてるの?
 
 とりあえず、「宿坊DC版」(和ジオ側)にログイン、そこへのリンクを一時的に外す。
 本宅(g-7.ne.jp側)はドリキャスでは編集できないので、ヒトミちゃんの復旧を待つしかない。
 
 ドリキャスでトレンドマイクロさんに跳び、「VBS_REDLOF.A」の情報を読む。
 
 そーこーするうちに検索終了。けっきょく、ひっかかったウイルスはキャッシュの一個のみ。
 なのでヒトミちゃんが感染している可能性は低くなった。
 
 とにかく、トレンドマイクロさんの解説に従う。
 レジストリ・エディタを開き、各レジストリをチェック――該当する値は一つもなかった。
 Outlook Expressを起動し、雛形をチェック――設定は変えられてはいなかった。ってか、そもそも用心のために、雛形もアドレス帳も作ってないしー。
 
 そんなこんなの確認の後、Windowsを再起動。
 もう一度、ウイルスバスターによる全ファイル検索。
 何も発見されなかった。
 
 ここに至り、ようやくヒトミちゃんにて再びの接続。
「宿坊」本宅のリンク頁にあるリンクを一時的に外す。
 掲示板にも、安全宣言を出す。
 
 それから当該サイトの管理人さんに忠告メールを送信。特に親しいかたとかではないために、かなり文面に気を使ったつもり。
 あとは、そこの管理人さん次第。
 
 念のため、Mozillaをオフラインにして、そのサイトさんのキャッシュを呼び出してみる。
 と。
 ページ・ソースの下半身が切り取られたように消えていた。
 最初に、ウイルスバスターにて「駆除成功」と出てたから、これがその結果なのだろう。
 灰色は、かなり濃くなってきたかも。
 
 この時点で、午前六時を回ってる。
 徹夜しちゃったい。
 
 
 
 以上。
 変な物を拾い喰いしたお恥ずかしい顛末を告白いたしましたー。
 Mozillaが危険なスクリプトに反応しなかったのは、相手が複雑な(そして、おそらくは)I.E.を狙ったスクリプトだったという、たまたまの幸運ですから。
 実際には、最新のパッチを当てて、なおかつウイルス対策ソフトと連動させたI.E.のほうがまだ安全なのにね〜……阿呆ですなぁ、妖之佑は。
 
 今後のご参考にでもなさっておくんなまし。
 それでこそ、自らの恥のさらしがいもあるというもの。
 
 


 
■2003/06/26 (木) 訃報
 
 
 
 声優の八代駿さんが、25日に亡くなっていたそうです。
 
『Tom & Jerry』のトムの声や。
 第一期『仮面ライダー』シリーズにて色々な怪人の声などなさっていました。
 
 合掌。
 

 


 
■2003/06/27 (金) (旧暦 皐月廿八日)
 
 
 件の社長。
 これから裁判で忙しくなるかもね。
 もっともっと多くのかたがたがどんどん提訴することで、「立派な日本の文化」が金儲け主義の犠牲にならずに守られることを心底望む。
 
http://www.asahi.com/culture/update/0627/001.html
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030626-00000382-jij-soci
 
 


 
■2003/06/28 (土)(旧暦 皐月廿九日)
 
 
 足の裏、刺された…………痒い。
 
 
 
 今日はせっかくの土曜日で。
 骨董市とか、フリマとかあったはずなのに。
 
 雨のせいで、全部パアやん。
 
 つまらん。
 
 
 
 
 
 
 渡辺やよいさんの日記28日付けより。
 N社長が逃げを打っているそうで。
 潔白なら、そんな必要ないでしょ。
 
 井出智香恵さんの日記29日付けより。
 実はN社長とF社長が顔見知りだったとかで。
 何よ、それ?

 


 
■2003/06/29 (日)(旧暦 皐月晦日)
 
 
 久々の五月晴れ(梅雨のさなかの晴れの意味ね)なので。
 昨年末からちぃとも洗うとかしてない我がボロ車を綺麗にしてやるべ、と、とりかかる。
 外側は花王の*ガで済ます。
 むかーしは頑固に固形ワックスにこだわってたが、最近はそんな根性もなく。まいっか、ってトコで。
 
 で、エンジン・ルームも確認すんべ、と、ボンネットを開く。
 
 
「なんじゃあ、こりゃあ!?」

 
 説明しよう。
 ボンネットの内側に、なにやら黄色と茶色の中間ぐらいの、不可思議な物質が貼り付いていたのだ。
 それが一部は垂れて、エンジン・ルームのあちこちにダマになってしまっている。
 触ってみると、多少ねばつく感触だが、基本的には固い。
 
 爪でこそげてみる。
 
 う〜ん…………判らん。
 
 古くなり劣化したワックスみたいではある。石鹸で指を洗ってみたが、明らかに油性だった。
 無論、ここ数年、ワックスは使っていない。
 だいたい、なんでボンネットの裏側に?
 ってか、はたしてこれは化学的な物なのか。
 はたまた…………生物的な物なのか。
 
 いやね。こんなコトは口にしたくもないのだが。
 エンジン・ルーム内で何かが弾けて、数ヶ月経った。
 みたいなイメージなのだよ。
 
 あるいは。
 正体不明の生き物が営巣してた、みたいなー。
 
 そんな阿呆なことを考えながら、エンジンの真下あたりを覗き込むと。
 ?
 車庫のコンクリートに何か、こびりついてる。
 何?
 
 手ではキモイので、棒切れでこれまたこそげてみる。
 抜け殻にしては、厚みがあるし。
 干からびた死体にしては、形があやふや。
 いよいよもって、判らん。
 ってか、まぢでキモイよ。
 
 未確認生物とかがウチの車ン中で冬眠でもしてたのかしらん?
 不気味〜。
 
 
 
 
 
 キモイついでに。
 
 
 昨夜のこと。
 ついつい、うたた寝したときのこと。
 いや、うたた寝というよりも、まぶたが重たいので、単に横になっていたのだが。
 
 来たっ。
 
 久しぶりの金縛り。
 
 だが、いつもと違うのは。
 まだ寝てないんだな、これが。はっきりと覚醒している。
 なのに、金縛り。
 ついでに。
 目の前に何だかモヤモヤしたものがうごめいてるよ〜。
 顔に見えるよ〜。
 
 ごくごく一部の人向けに解説すると。
 アニメ『デジキャラットにょ』の冒頭の「テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見るにょ」の画。
 あの、でじこの固まった状態。
 モロ、あーゆー切羽詰った状況だったのだ。
 
 怖かったにょ。
 
 こーゆー時は、念仏は役に立たない。
 般若心経は長くて間違えてしまう。
 短くて、しかも効力のあるのは、やはり『今昔物語』でも太鼓判を押しているお題目か。
 
 寝てるワケじゃないから、こんな計算もしっかりするのだ。
 
 で、唱えようとするのだが、やはり、口がまともに動かない。
 声帯は機能している。うめき声が自分でしっかり聞こえる。
 
 何度か頑張っているうちに、だんだん声がまともなものになってきた。
 で、気がつくと、怖い顔の集団は消えていた。
 
 ここでも、いつもの金縛りと違っているのだが。
 いつもなら、スイッチが切り替わるように、パッと動けるようになるのだ。
 昨夜は、ゆっくりじわじわと回復した。
 まあ、眠ってはいないからかもしれないが。
 
 にしても。
 怖かったにょ。
 
 


 
■2003/06/30 (月) 夏越祓、朔 (旧暦 水無月朔日、氷の朔日)
 
 
 タモリさん、あなたは何も悪くない。
 
 でも、TV朝日とユニバーサルは、ちょいとお間抜けすぎないかい?
 相手が問題児ってのは判ってたんだから、トラブル前提、何か企んでやがるぞ〜、って構えとかないとサー。
 
 一番腹立つのは、あのショ**ン臭いガキ二人と、そのバックにいるヤローだが。
 日テレの小ズルさにも、ほとほと嫌気がさしたね。「テレ朝ザマミロ」ってのが見え隠れしてたよ。
 
 にしても。
 全世界ヒットって。
 あんなの、どこがいいんだろーねぇ。
 
 

5月へ 7月へ
庭に出る

 
壁紙 by 「雪だるまさんが転んだ♪」