2003年3月


 
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■2003/03/02 (日) (旧暦 睦月晦日)
 
 
 ちょいと日記のログをいじくりちう。
 
 古い日付のをいじっているので、順序が変かもしれません。
 そこんトコ、よろしく。
 
 


 
■2003/03/03 (月) 雛祭、朔、三隣亡 (旧暦 如月朔日)
 
 
 チビ太のおでん。
 
 というのが、小さい頃から、ずっと気になっていたのだが。
 漫画の中でチビ太が手にしているおでん。
 
  △
  ○
  □
  |
 
 あの一串に三つある中の一番下に刺さっている外側ギザギザな筒形のタネは何なんだろうか? って。
 
 子供の頃は、真剣に、あれはナルト巻きをぶつ切りにした物だと考えてた。
 そーゆータネが、赤塚先生のおでんには、きっとあるのだと。
 
 違ってるよね。
 
 で。
 最近になって、あれは“竹輪麩”なんじゃないか、と気づいたワケ。
 
 竹輪麩って、関東限定のおでんダネだよね、確か。
 だから、田舎者@妖之佑には判らなかったってコトなんだろーなー。
 って、ようやく納得。
 
 そんだけ。
 
 


 
■2003/03/03 (月) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行です。
 
 


 
■2003/03/04 (火) 二日灸 (旧暦 如月二日)
 
 
 昨夜、情報を見かけて。
 それでも、確定情報がないので。
 デマであってほしい。デマに決まってる。
 そう願っていましたが。
 
 古谷徹さんのサイトにて、確実となりました。
 
 声優の井上瑤さんが、お亡くなりになったそうです。
 
 ガンダムのセイラさんやハロにキッカ。
 うる星のランちゃん。
 パトレイバーの香貫花。
 
 ……などなど。
 いっぱい楽しませてくださった声優さんでした。
 ありがとうございました。
 せめて、ご冥福をお祈りさせていただきます。
 
 
 
 合掌。

 


 
■2003/03/06 (木) 啓蟄、天しや、小つち、三隣亡(旧暦 如月四日)
 
 
 頭痛ぁい……。
 
 


 
■2003/03/08 (土) (旧暦 如月六日)
 
 
 不思議だ。
 
 右手で包丁持ってたのに。
 
 なんで右手指のほうが切れてんの?
 
 謎だわ。
 
 


 
■2003/03/09 (日) 妖怪警報
 
 
 明3月10日は旧暦如月八日事納め、すなわち「事の八日」です。
 目借り婆さん、もしくは一つ目小僧が目を求めてやって来るかもしれません。
 対策は「目」のたくさんある籠を表に掲げておくことです。
 目借り婆さんは、いっぱい目があるので沢山借りられると喜んで帰っていきます。
 一つ目小僧は、自分が一つしか持たない目が数えきれないほどあるために、びっくりして逃げ帰ります。
 
 じゃあ、そういうことで。
 
 


 
■2003/03/10 (月) (旧暦 如月八日、事納め、初午)
 
 
 かなりイヤらしいワームがはびこっているようです。
「WORM_DELODER.A」というヤツです。
 トレンドマイクロさんで報告されています。
 
 これは、メーラーやブラウザを介さず、直接、Windows 2000 や Windows XP のパソコンに侵入を目論むモノだそうです。
 2000 や XP のリモート機能を悪用して、“ポート445”からログインしようとするそうなのです。
 管理者パスワードに簡単な文字列を使用していたり、あるいはパスワードそのものを設定していないと、パソコンに入り込まれるとのこと。
 2000 ユーザーはパソコンの知識をお持ちなので心配要らないと思いますが、現在市販されているWin版パソコンの大半が XP ですから、セキュリティ意識の甘いユーザーも多いことと思います。
 XP ユーザーで、ご自分の愛機に管理者パスワードを入れておられないかたは、今すぐにパスワードを設定したほうがいいです。
 
 なお、シマンテックさんでは Windows 95 や 98 系も危険だとしている、という情報もあって、ちと錯綜気味かしらん。
 とにかく、要注意ってコトですね。
 
 実は、妖之佑のヒトミちゃんに備えている「ウイルスバスター」のファイアウォール・ログを見ますと、3月9日を境にして、ポート445への不正アクセス(I.P.によると海外からの)がいきなり、それもそれなりの数に増えています。
 全部ではなくとも、これらの内の一部は、そやつなのかもしれませんね。桑原桑原。
 
 怖いから、全ファイル検索かけましたが、今のところ、安全のようです。
 ほっ。
 
 


 
■2003/03/11 (火) 上弦 (旧暦 如月九日)
 
 
 軽々しく“動物好き”を自称する輩にロクなのがいないという実例のような、バカバカしくも腹立たしい事件だ。
 
 妖之佑は、タマちゃんを眺めて喜んでいる地元のかたたちや、住民票を発行するお役所の呑気さにも実は呆れていたのだが。それでも、今回の“愛護団体”の“保護活動”(?×∞)のような毒はないから、まだよかった。
 
 驚いたのは、暴挙に及んだ当該団体の代表という人物が、生態・環境・動物の専門知識が皆無だったという事(自分で言ってたぜ、こいつ)。
 それで、何をしようというのか、このおバカは!?
 
 実際、“捕獲作戦”とやらもまったく雑なもので、何らまともな計画があったようには見えない。まあ、おかげでタマちゃんは捕まらずにすんだんだけどね。
 
 ちょいと調べてみると。
 環境省は、この年度替りから日本近海のアザラシの生息域等の調査を開始するそうで。
 つまりは、環境省ですら、タマちゃんの古里をきちんと把握していないのだよ。
 ってことは、単なる素人の集まりのあの団体、タマちゃんをオホーツクのどこに連れ去るつもりだったんだろうか?
 
 仮にどっかにアタリをつけてるとして。
 網で捕らえた後、ちゃんとした陸送用の車があったのか?
 空輸の際の“入れ物”はきちんとしたのがあったのか?
 その後、生息域まで海上輸送する船舶の用意はあったのか?
 それらの決して短時間ではすまない移動の間、タマちゃんのコンディションを保てる対策を取っていたのか?
 その団体の会員数がせいぜい50名ということで、それで移動等の費用が出せるのか? まともにやったら百万円単位ではすまないだろうだから、絶対に穴だらけの計画のはず。
 帷子川からオホーツク海という環境の激変も考慮していないようだし。
 
 疑問だらけだ。
 ってか、“おこちゃま”の所業だよ。あれでは。
 だいたい、すでに公的には、タマちゃんの健康に問題があれば保護する、という方針が出されているのだから、トーシローが横からゴチャゴチャやることではないのだ。
 
 
 取材のTVカメラに写っていた代表の喋りを観ていて気づいたのだが。
 大学のゼミとかでの、熱くも青臭いだけの議論が、そのまま社会でも通用すると勘違いしている手合いなのだよ。
 当人には遺憾な例えだろうが、代表の展開していた屁理屈は、毒ガスを撒いた某テロ団体の記者会見とかの口調にも似ていたね。
 
 この四月から、アザラシの無許可の捕獲が違法となるのを見越して三月に実行するとかのセコさとか。
 川の環境調査と偽って、川に入るための許可を取るなどという、平気で嘘をつくところとかも。
 某テロ宗教団体と同じ性格をしている。
 自分はすべて正しいから何をしてもいい、と考えるタイプだ。
 
 そこに依頼されて網を持ち込んだアメリカの団体は言うまでもない。
 だいたい、白人系の保護団体の、あの押し付けがましさといったら、ウザすぎる。
 グリ*ピ*スとかシー*ェパードとか。
 そもそもキリスト教系は、自分がすべて正しいという勘違いの押し付け正義に満ち溢れているからなぁ。
 
 とにかく。
 例えば、アフリカなどで野生動物一頭を保護地区に移動するだけでも、専門家のかたたちが、よってたかって、綿密な計画の上に慎重に実行するのだぞ。
 もしもタマちゃんが今回捕まってたら、きっと死んでただろうね。
 
 机上の空論しかしたことのないトーシローどもは、手出しするな!
 
 今回の奴らの暴挙でタマちゃんの警戒心はかなり高まったから、それこそ、今後、健康かどうかの観察すら容易にはできなくなるかもしれない。
 
 
 そゆこと。
 
 


 
■2003/03/12 (水) 十方暮入り、東大寺お水取り (旧暦 如月十日)
 
 
 何かと腹の立つことの多い今日この頃。
 
 久々に大笑いさせていただきました。
 
http://www.messe.gr.jp/chaos/asian/asian_VTR/vtr.htm
 
 ささ。
 あなたも笑ってけろ。
 
 


 
■2003/03/13 (木) 田打ち (旧暦 如月十一日)
 
 
 あ痛たたたたたた。
 
 て…天狗さんの…鼻があぁぁぁぁぁっ!!
 
 早く直るといいですね。
 
 
 鞍馬。
 また行きたいな。
 
 


 
■2003/03/14 (金) (旧暦 如月十二日)
 
 
 ちょっと気になること。
 
 
 
 まずは「探偵ファイル」さんのページをご覧あれ。
 
 
 
 要は、産経新聞さんという大手企業のサイトが、「自分チの記事ページに勝手にリンクするな!」と各ニュース・サイトさんたちに噛み付いた、ってコト。
 たいがいの大手企業サイトは、宣言をしているね。「トップ・ページ以外へのリンクには、あらかじめ当社の許諾を得なさい」ってヤツ。
 
 妖之佑は、この手の要求には何ら法的根拠はないと思ってきた。
 だが、まあ、あえて野良モンスターの尻尾を踏むこともないとも思うから、あんまりたくさんはやらないようにしていた。数を控えめにしてた。ウチはニュース・サイトでもないし。
 
 
 にしても、だ。
 
 
 だいたい、インターネットってのが、自由なリンクのおかげでここまで発展したっていう重要な事実を、完全に無視していると思うのだよ。リンク制限を宣言している企業たちは。
 新聞・出版社のサイトだけでなく、Webニュースで成立している企業サイトですら、そんな主張してるのには苦笑させられる。一例を挙げれば某Z*N*tさんとか(そのわりに雑誌『ネット*ンナー』の記事の中には、けっこうきわどいのもあるのにねぇ……)。
 
 
 他のところはともかく、産経新聞さんの主張は「無許可なリンクは著作権法違反に当たる」というもの。
 
 それって変じゃないかなぁ。
 別にコピー&ペーストしているわけでもないのに、不思議なことをおっしゃるものだ。
 リンクは、あくまでもそのページに飛ばすワケで。リンク先、つまりユーザーが閲覧するのは、その記事のあるサイトさんそのものなのだから、盗用・転載・複写などにはあたらないはず。ちゃんとページ・タイトルも表示されてるでしょ、ブラウザのステータス・バーに。
 
 
 
 ところで、もっと疑問なのは。
 産経新聞さんは
http://www.sankei.co.jp/pr/copy/001006tyosaku_01.html
(リンクしないのは、産経に対してのいちおーの保身です)
にて、無許可で「ホームページや携帯電話サイトなどにテキストや写真、図面を、転載したり、クリッピングなどに引用すること」(この程度の引用なら違法とは言えまい)が著作権法違反となる、と述べておられる。
 
 お判りだろうか。
「無断リンクが著作権法に触れる」とは書かれていないのだ。
 一番近いかもと思えるのは“クリッピング”だが、これとて単純なハイパー・リンクと同義とは言えないと思うし。
「など」を抜け道にしているのかもしれないが、“リンク”と“引用”とはまったくの別物だからねー。
 
 けっきょく「無断リンクが著作権法に触れる」とおっしゃっているのは、産経新聞さんの名前で各ニュース・サイトさんに警告メールを送付した伊東氏なる人物(社員さんなんだろーね)のようだ。
 
 念のため、上で挙げたページにて産経新聞さんがご自身の著作権の見解の根拠であると言っておられる、日本新聞協会さんの「ネットワーク上の著作権について」という文章を読んでみたのだが、やはりここにも「無断リンクが著作権法に触れる」とは記されていない。
 
 個人的印象としては、伊東氏なる人物が自らの私的解釈のままに社名での警告を発するに至った、といった感触がぬぐえない。
 ひょっとすると、あんまり深くお考えにならずにの勇み足っぽいかもね。
 ニュース・サイト「連邦」さんの管理人さんと、この伊東氏とのやりとりを見る限りでは、お気の毒ながら、伊東氏=ヘ*レ、って印象すら受けてしまう。
 一方的になるのは皆さんが不本意だろうから、各ニュース・サイトさんとのやりとりについては、伊東氏なり産経新聞さんなりも、ご自身側の視点からの経過報告とかを公表する必要があるんじゃないかな。
 
 あるいは別の可能性として。
 産経新聞側あるいは伊東氏は、法的根拠皆無なのを承知の上で。
 企業名で脅しをかければ、個人サイトの管理人などは皆ビビッて逃げ出すだろうと思っての、確信犯的プロパガンダかもしれない、という見方。
 だとすれば、アテが外れたってトコかな♪
 
 
 
 もう一つ。
 産経新聞さん側は、リンクされることについて、アメリカでの判例とかを勉強したらしいけど。
 あれの争点は、記事に直接リンクされると広告が出ない、という点だそうで。
 ならば、記事そのものの著作権がどーのこーのという問題ではない。
 だから、もしも「アメリカでも裁判になったのだから日本でも無断リンクは著作権法に触れる」などとおっしゃるなら、それは論理のすり替えだと言わざるをえない。
 
 
 
 無断リンクが違法になるかどうかの法的解釈は、けっきょくは法律の専門家に委ねるしかないだろうが。
 
 少なくとも、企業サイトがリンク制限を主張するのは、インターネット後進国である日本の企業の頭の固さが顕著に現われた一例のように感じるね。特にマスコミってのは、一見すると先進的に見えるが、実は日本では官庁の次に時代に乗り遅れた保守的旧式石頭組織なのだから。
 
 
 
 ちなみに妖之佑の個人的意見としては。
 それが他所さんのページだとはっきり判る形でのリンクには、何も問題ないと思っている。
 
「問題あり」なのは、フレーム構成のサイトにて、そのフレームの中に他所さんのページを表示するやり方じゃないかな。俗に“フレーム・パクリ”とか言うそうだ、これ。
 これはあかんと思う。ブラウザのタイトル欄には、肝心のページの「title」が表示されずに、元のページ・タイトルのまんまだからねぇ。これじゃあ、リンクを張った側に属するコンテンツだと、閲覧者に誤解されちゃう。
 だから、フレーム・パクリはしちゃいけないと思う。だって、されたら嫌でしょ?(ウチはされた場合の用心のために、ささやかな対策を取ってはいるけどネ)
 
 あと、新窓を開く場合に、ポップアップ広告の形のようにJavaScriptとかを使ってそのサイトの付属窓みたくするのは感心できないし、妖之佑がこれをやられたら嫌だな。
 
 
 
 長々と書いたけど。
 
 それでも、企業サイトへのリンクは慎重にならざるをえないかな。
 法的に根拠のない主張であっても、それが企業相手の裁判に発展したら個人は弱いし。仮に勝てる裁判であっても、相当にしんどいだろうから。
 負ける可能性もゼロではなかろうし(日本の判事って、阿呆が多いからねぇ)。
 
 ズルイようだが、どっかで大きな裁判とかが起こって、大企業側敗訴の判例が出るまでは、妖之佑のような弱者で貧乏でしかも法律の素人は安心できないとも思う。
 
 あるいは、みんなで大挙して“赤信号”を渡ってやるか、だね。企業サイトへの嫌がらせ(♪)の意味も込めて(ただし、事前の示し合わせは違法なのでダメダメでっせ。あくまでも各自で個別に、ね)。
 
 
 もっとも。
 ウチみたいな弱小サイトからのリンクなんて、大手はイチイチ把握してないと思うゾ。
 
 
 
 なお。
 今回、いくつかのサイトさんを廻っていて、「リンク・フリー」という和製英語の意味不明さに気づかされましたので、当「宿坊」のリンク・ページの表現を少し修正しました。
 
 


 
■2003/03/14 (金) お・ま・け
 
 
 全然別の話題をチロっと。
 
 やっぱ、「ジブリ」のロゴ画面(線画のトトロ)って青色じゃん。『ラピュタ』も。
『千ちひ』だけだぜ、青緑なのって。
 いいかげん、潔くミスをお認めになってはいかがかと。
 そのほうが長〜い目で見れば、ご自身にとってもプラスになると思いまっせ。
 
 


 
■2003/03/15 (土) (旧暦 如月十三日)
 
 
 昨日から引き続き、楽しくない話題だが(だから少しだけ、ね)。
 
 
 
 仏蘭西が拒否権どーのこーの、って言ってるアレ。
 
 
   シラクの爺さんが戦争回避・平和を求めてる。
 
 
 などと本気で信じてるかたは、当「宿坊」のご常連さんにはおられないと思うが。
 
 大多数の日本人は、あのシラクが、かつて他国の反対を無視して南太平洋で核実験を強行したという事実を忘れとりゃせんか?
 ヤツが平和好きなワケはないので。そこんトコ、勘違いなさらぬよう。
 
 そーいや、古都・京都に仏蘭西の橋を強引にかけさせようともしたよな、あの爺ぃ。
 
 
 あと。
 今回、(本来、はっきりとは物を言わない)外相と官房長官が明確に仏蘭西批判してるのが、物悲しくもおかしかった。
 今の日本の立場からすりゃ、亜米利加のご機嫌取りもしかたないよねー。すぐ近所の某カルト集団、怖いから。
 
 
 
 これ以上は、やめときます。
 ここにはそぐわない色ですから。
 
 次は楽しいネタにしたいものですぅ。
 
 


 
■2003/03/15 (土) 妖怪警報
 
 
 今宵は百鬼夜行があります。
 
 


 
■2003/03/16 (日) 社日 (旧暦 如月十四日)
 
 
 楽しくない話題続きで恐縮なのだが。
 
 
 
 あの勘違いおバカ団体が、またしでかしたそうで。
 
「自分はすべてにおいて正しい」と信じ込んでいる電波野郎ほど、救いようのないものはないというコト。
 困ったものだ。
 
 
 この団体は、たしかに変だ。
 
 だってさー。
 
「自然に還すのが正しい」
と言って、とっ捕まえようとしたり。
 そのすぐ後には
「餌づけをする」
と言い張り、地元のかたがたの抗議・反対、神奈川県からの中止要請を無視して、川に生ゴミ(だって、帆立貝や蛤だよ、川に)を撒いたり。
 
 自然に委ねることと餌づけと、どこが両立するというのか?
 
 言ってることにもやってることにも、一貫性がまったくない(あるとすれば、万事が自己チュー、自分勝手、あるいは自己満足で自己完結しているという点ぐらいか)。
 しかも、それにちっとも気づいていない。38歳だそうだぜ、あの団体の代表氏。かなーり、おめでたいね(失笑)。
 
 県からの厳重注意を受けて、間も置かずに、すぐにまた騒動を起こす。
 まったくもって、某毒瓦斯テロ集団の性格とそっくりさんだ。
 程度の桁違いの差こそあれ、同じ傾向の考え方と行動をする人たち、ということだろう。要は迷惑な存在ってコト。
 
 
 なんとかあの団体を追っ払う方法ってないものだろうか。
 地元のかたがたは、ホント、大いに困っておられると思うよ。
 
 


 
■2003/03/17 (月) 涅槃会 (旧暦 如月十五日)
 
 
 というわけで。
 Mozilla 1.3 をお試し中なのだが。
 
 前の 1.2.1 よりもよさげ。
 CPUへの負荷も、使ってみて、1.2.1 よりは軽い感触。
 1.2.1 にあった、履歴の日付がごっちゃになってしまうバグも、どうやら無いようだし。
 
 気に入ったのは、Mozilla 1.x 系の特徴の一つ、ポップアップ窓のブロック機能についての追加機能。
 この 1.3 では、ポップアップをブロックしたことを報告する「!」マークが、画面の右下に出てくれるのだよ。
 
 現在愛用の 1.0.2 などでは、自分チ(「奈良」とか別宅とか)にポップアップ広告があることをついつい忘れがちになってしまうのだ。
 1.3 の「!」マークは、それを思い出させてくれるので、ありがたい。
 
 
 にしても。
 Mozilla のタブ・ブラウズ機能はいいね。
 見た目は、I.E.の「新規窓」と同じだが。
 
 I.E.の新窓は、二つ目三つ目のブラウザを立ち上げるので、CPUへの負荷も増えるし少し時間もかかる。あんまり何枚も開くと、下手すりゃWindowsが凍りつきかねない。
 
 が。
 新タブなら、何枚開いてもブラウザ自体は一つしか起動していないので、CPUへの負荷も増えはしない。
 閲覧したページを何枚も開いたままにしておけるので、都合がいいのだよ。
 
 このタブ・ブラウズ機能は Opera 6 にもあるのだが、Mozilla に比べてどうにも使った感触が好きになれないのだ。ま、あくまでも好みの問題だが。
 
 
 まあ、Mozilla は実地テスト用のソフトなので、人様に強くお薦めはできないが。
 Mozilla 1.0.2 とほぼ同じ中身の Netscape 7.02 は、ぜひとも多くのかたにお試しいただきたい。
 Mozilla も Netscape も、クッキーの保存を許可するサイト、禁止するサイトを一つひとつ記憶してくれるのも、安全上ありがたい(クッキー受信のたびに問い合わせるようにしておけば、同じ所からの二度目以降は最初の指定のとおりに扱ってくれるのだよ)。
 さらには、MNG動画も表示できるしねー♪
 
 


 
■2003/03/18 (火) 望、彼岸入り、三隣亡 (旧暦 如月十六日)
 
 
 言いたいことがないわけではないし。
 某F掲の下らない書き込み群(チラッと言うと…………あれでプロ作家ァ? あんな無神経な表現でェ?)を見ていると、口をはさんだり反論とかもしたくなりはするが。
 それでも、少し考えれば、そんなのを相手にするのも阿呆らしいと気づくし、勝手にやってろって感じなので、書き込みはしないが。
 
 いちおう、これだけはここで。
 
 
 
 好き好んで「人間の盾」なんてものになろうという人たちは、今からでも遅くない。
 帰国していただきたい。
 そんなもので戦争が止められるなどというのは、甘い幻想にすぎない。
 けっきょくは平和慣れした理想主義者の夢物語にすぎないのだから。
 
 湾岸戦争でも、タリバン殲滅でも、アメリカ軍はたくさん「誤爆」をしてきた。
 今度だって、きっと「誤爆」する。人間の盾があろうとなかろうと。
 
 ご自分の生命を危険にさらすのはご勝手だが。
 ご自分だけの問題ならば、それもご勝手にと言いたいが。
 
 だが。
 故国に残されたご家族や恋人、友人たちのお気持ちを考えていただきたい。
 あなたがたの大切な人たちを、心配で心配で夜も眠れないような状況に、あなたがた自らが陥れていることを、もっともっときちんと自覚していただきたい。
 
「何かしなくては」と思い実行に移す、というのはきっと立派なことなのだろうが。
 きっと、とてもご立派で美しい行為なのだろうが。
 
 それでも重ねて申し上げたい。
「人間の盾」などという無駄なことはやめて、帰国していただきたい。
 
 ついでに言えば。
 そんな“おめでたい”あなたたちを、あの独裁者側は、
「バカな外国人どもだ。まあ、せいぜい利用してやる」
と、あざ笑っているに違いないのだ。
 
 


 
■2003/03/19 (水) (旧暦 如月十七日)
 
 
 というわけで。
 つい先日「Mozilla 1.3」が出たばかりだというのに。
 もう、その和訳版とも言える「Wazilla 1.3」がリリースされた。いや、早いっ!
 
 ので。
 早速、入手して使ってみる。
 
「Mozilla 1.0」系をずっと常用し続けてきて、ツールの英語表記にも慣れてはいるが。
 それでも、日本語表記は、やっぱりいいものだと感じる。
 
 ブラウザの使い勝手も、今のところさほどの問題はないようだし。
 
 いや。
 1.0、1.1、1.2と来ているのだから1.3ともなれば当たり前、と思われるかもしれないが。
 厳しく言えば、所詮は実用試験品である「モジラ」は、正式版ですらバグのてんこ盛りなのだ。
 1.1および1.2.1は、かなり目立つバグが、ついに解決されることなく終わったぐらいだ。
 
 ネスケの最新版である7.02が、Mozilla 1.0.2をベースにしていることからも、1.1や1.2.1が使えない証明になっていると思う。
 ネスケの7.1とか7.2とかがいずれは出るだろうけど、ベースは何になるのだろう?
 
 とにもかくにも。
 しばらくは1.0.2と共に、1.3も使ってみて、どれを今後の常用にするかを決めていきたい。
 特に問題がなければ、「Mozilla 1.3」のほうは使わないかな。やっぱ日本語の「和ジラ」のほうがいいもんねー。いくつかのバグも「もじら組」さん独自で解決してくださってるし。
 
 とりあえず。
「Mozilla 1.2.1」と「Wazilla 1.1」は削除しちゃった。
 少しだけどデスクトップがすっきりした……のかなぁ?
 
 
 
 個人的には「Wazilla 1.3」はお薦めできそうだが。
 それでも、人様には「ネスケ7.02にしときなさい」って言うかな、やっぱ。
 
 モジラやワジラなら「インストーラー版」はやめときなさい。圧縮ファイル版(Windows用ならzip版)が無難ですよー。
 と言っておく。
 
 


 
■2003/03/20 (木) (旧暦 如月十八日)
 
 
 今年は、ましかと思ってたが……いよいよ辛くなってきた。
 
 花粉。
 
 喉痛い。
 目痒い。
 鼻詰まる。
 頭ぼ〜。
 
 
 
 ときに。
 
 妖之佑常用のブラウザ、モジラのトレード・マークってのが、“赤いゴジラもどき”なのよね。
 だから「mozilla.org」さんのフェイバリット・アイコンもそれ。
 
 で、モジラの日本への普及に日夜努めておられる「もじら組」さんは、トレード・マークは「も」の字と、それを書いた“まとい”なのだよ。
 つまり、火消しの「も組」ってワケ。
 
 でね。
 モジラをベースにしてバグの解決や日本語化などをもじら組さん独自で行った「ワジラ」の――
――アイコンってゆーの? ブラウザの右上でぐるぐるするヤツ。I.E.だと地球だっけ。いや、6.0だと“Windows旗”がはためくんだ。ネスケだと「N」マークを小さい光が公転してたっけ? ワジラ使ってる今はネスケを起動できないから確認不可能だけど。――
――とにかく、それ。ワジラのそれ。その「も」の字の“まとい”がぐるんぐるん回るんだわ。
 これが何か楽しくてねー。
 
 ところが、これ、テーマを「モダン」にしないと表示されないのだ。
 個人的には「クラシック」テーマのほうが見やすいし、軽そうなのだが、そうすると、モジラ本来の、炎に包まれる赤い怪獣のアイコンになってしまうのだ。
 これも嫌いじゃないけど、せっかく「和じら」なのだから、まといのほうがいい。
 ので、やむなく「モダン」テーマで使ってる。
 
 
 などと、ぼやいてみました。
 
 でも、いい感じっスよ、和じらの1.3。
 
 


 
■2003/03/21 (金) 彼岸中日、春分、弘法大師忌、天一天上 (旧暦 如月十九日)
 
 
 ニュース映像を観ていて首をかしげたこと。
 
 
 
 各地での反戦活動。
 
 デモ行進は判るの、ね。
 署名活動とかも。
 
 
 でもサー。
 
 星条旗やブッシュ大統領の写真を派手に燃やすとか。
 アメリカ大使館のフェンスをガンガンやるとか。
 こぶし振り上げて汚い言葉をがなり続けるとか。
 ブッシュ支持派相手に殴り合いするとか。
 
 反戦派にも、かなりアドレナリン噴出で、闘争本能むき出しなかたが少なくないようで。
 
 それで「平和」って、何ゆーとんねん?
 
 


 
■2003/03/22 (土) (旧暦 如月廿日、二の午)
 
 
 実は、上の21日の日記を書いて、そのまんまの真夜中。
 
 
 
「Opera」が 7.03 になってると知り、早速貰いに行って、ダウンロードして、それまでの 6.05 をアンインストールして、それからインストールして、Midi や Java や MNG や JPEG2000 の Plug-in をコピーして、I.E. のブックマークをコピーして、起動して、自分チのあちこちをブラウズして、Java の作動を確認して、JavaScript の作動を確認して、Midi が鳴るのを確認して、MNG が表示されるのを確認して、スタイルシートの乱れ(苦笑)も確認して、ひととおりおっけーってコトで。
 あ、JPEG2000 の表示は確認してないや。ま、いっか。
 
 6.05 より格段に進化してるね、この 7.03 。
 しかも軽い感じ。6.01 、6.05 は、なんとなく一つひとつの動作が遅い気がしてたのだが。
 ありがたかったのは、ウチの「境内」の遊びがある程度作動するということ。6.05 では、こちらもてんであかんかったからねぇ。
 けど、スタイルシートは乱れるなぁ。
 
 相変わらずの欠点は、ソースを開くのに、某MS社のテキスト・エディタが起動するコト。これだとシフトJIS以外(要はEUC-JP)のソースは文字化けしてしまう。同じ理由で I.E. を使いたがらない妖之佑としては、これは見過ごせない問題点。まあ、ちょこちょこっといじって別のエディタを指定してやればいいんだろうけど、めんどいからなぁ。
 ちなみに、6.05 では「メモ帳」が、7.03 では「ワードパッド」が起動する。
 
 それでもまあ、けっこう使えるようになったってコトで。よかったよかった。
 そうそう! フェイバリット・アイコンにも対応してるし、これ♪
 
 ……あれ? 文頭の全角スペース、無視するぞ。(汗)
 
 
 
 にしても。
 この一週間、これで三つ目の新しいブラウザだよ。
 よくやるわ、自分。
 
 今宵は、ウチの修正とかでもモニター睨み続けてて、おまけにNHKからも目を離せなくて。
 
 かなり目が疲れてきてる感じ。頭とかも少し痛い。首も重たい。
 な〜にやってんだか。
 
 


 
■2003/03/22 (土) 今は、ちゃんと土曜の夜。
 
 
 でー。
 
 産経新聞さんの「勝手にリンクすんなっ」問題だが。
 
 いつの間にやら、産経さんは著作権とリンクについての規定とやらを変えてたそうな。
 多少、やわらかな表現になったようだが、本質的には変わってない。「記事にリンクするな」ってのは、そのまんま。
 
 関心のおありなかたは、「連邦」さんの3月22日「産経新聞社の見解(俺法律)を、紀藤弁護士に相談してみました」をご覧になるとよろしいかと。
 
 にしても、この件についてあちこち廻ってると、産経新聞さんの中でも「デジタルメディア局」ってトコだけが別種の人類で構成されてんのかいな、って感触を受けるね。
「**ばーっか」
 ってか♪
 
 


 
■2003/03/23 (日) (旧暦 如月廿一日)
 
 
『仮面ライダーφ's』も早、九話。
 主役の三人組のダメぶりと、怪人三人組(いつの間にか一人増えてたりする♪)のいい人ぶりは変わらず健在。
 先週なんて、馬怪人@木場くんったら、ほぼ正義のために、防毒マスク怪人を倒したぐらいだっしー。
 
 装着するライダーというのも、絵的に面白く扱われている。
 つまり、主人公とライダーが同一シーンで一緒に存在する、というおかしさ。
 
 悪の怪人が装着したり。
 今日は、怪人側三人組の一人、ギタリスト崩れのニィさんがφ's に変身してた。それをぼけ〜っと見てる主人公って、変でおかしい♪
 こういう演出なら、装着型もいいかも、と思いつつある。
 
 前作『龍騎』もいちおうは装着型だったから、一部、そういう絵はあった。
 TVスペシャルで真ちゃんを助けた榊原@先代龍騎とか、シリーズ最終回のゾルダとか、ね。
 
 φ's では、それがよりきっちりと描かれているようで、その点では装着型にしたことが有意義になっていると言える。
 
 ただ、同時にφ's が必ずしも“いいモン”じゃない、というところは意見が分かれるかもね。
 まあ、古くは『鉄人28号』もそうだったから、おっけーかな。「せーいぎーのみかた」の鉄人も、リモコンを悪人に取られると「あーくまの手先」になっちゃう、ってトコね。
 ひねた人間には面白い部分だが、さて?
 
 
 
 で。
 ネタ変わって今日の『GA』。
 後半パートが面白かった。
 気になって気になって仕方ない「ひも」。
 笑ろた♪
 最後のオチはオーソドックスだったけど、でも笑ろた♪
 
 どなたかと思ったら小林靖子さんだった、脚本。なるほど、お上手なワケ。
 このかた、もう仮面ライダーではお書きにならないのだろーか。
『φ's』は、ずーっと井上敏樹氏だもんなー。
 
 いや。井上氏が“下手”って意味じゃないです。
 かつての『うる星』での脚本は嫌いじゃなかったっスから。
 ただ、この人はシリアス向きじゃないって感じなもので……。そーいえば劇場版『うる星4』もイマイチだったな。
 
 


 
■2003/03/23 (日) 実は。
 
 
 デジカメ欲しい病にかかっている。
 
 原因は、有料スペースに移ったこと。
 
 ここ、容量が80MBあって。
「宿坊」等で、せいぜい20MB足らずを使ってるだけだから、もったいない、ってか、お金払ってるから、使わないと口惜しかったりするから。
 
 なら、写真載っけたらえーか、と思って。
 なら、スキャナよりは、Web用に安めのデジカメかな〜。と。
 
 で、ここんトコ、「kakaku.com」さんに入り浸りなのだが。
 口コミ掲示板見てると、どんどんどんどん、ワケ判らんよーになる。
 
 けっきょく、どれがいーんじゃい?
 ってなワケで。
 
 で。
 今日は家電屋さんに行ってきた。今までデジカメのコーナーは素通りだったから。
 
 とあるまぁるいおかたもお使いの、CASIOの超薄型には、驚いた。あの気軽さは魅力的。
 にしても、パン・フォーカス(固定焦点)にしちゃあ、高いよねー、あれ。せめてマクロ機能があればねぇ。
 
 カタログで興味を引かれているのは、Panasonicの12倍ズームのアレ。
 全域でF2.8ってのはすごい。けっこう小型だし。
 でも高いなぁ(いえ、あのスペックではお買い得だとは思うのだが、絶対的金額としては、妖之佑の財布には厳しい)。
 
 今日見かけて気になったのは、Canonの旧型(ってったって、去年のヤツだが)。
 光学三倍ズームで、小型だし。CFカードだし。デジカメにしては、いいデザインだし。
 展示処分品で、CASIOの薄型よか安かった。う〜ん、悩む。
 
 手元にお金がないワケではないのだが。
 これ、某デビルガンダムその他を買おうか、モデルガン(コクサイのスマイソンかM10)を久々に買おうか、それとも先月骨董市で見かけた程よく古びた革の旅行鞄(次の市には無いかなぁ)を買おうか、あるいはこの春の中古カメラ市でのボロ・カメラ買いの資金にしようか、などと使い道の妄想で楽しんでたお金なのだ。
 
 どーしよっかなー(と、悩んでいるうちに肝心のデジカメくんは売れてしまうに違いない。いつものパターンなの)。
 
 


 
■2003/03/23 (日) ショック!
 
 
 俳優の天本英世さんがお亡くなりになったそうです。
 
 妖之佑的には『仮面ライダー』の“死神博士”ですが。
 
 押井守監督の『紅い眼鏡』では、立ち喰いのプロ“月見の銀二”の役を好演。
 
 あるいは、『平成教育委員会』のレギュラー解答者でしたし。
 
 例えば、ゆうきまさみ氏の『究極超人あ〜る』では、明らかに天本さんがモデルのキャラクターも、いました。
『機動警察パトレイバー』にもさりげなく出てましたね、天本さんもどき。
 
 笹本祐一氏の『ARIEL』では、岸田博士の旧友に、マッド・サイエンティストの“天本”というのもいます。
 
 
 天本さんは、どんな役でも手抜きをしない、という役者さんで。
『仮面ライダー』の撮影では、死神博士が怖すぎて、演出から「やりすぎ」と指摘されたぐらいだそうです。
 
 
 
 多くのクリエイターに影響をお与えになった天本さんのご冥福をお祈りさせていただきます。
 合掌。

 


 
■2003/03/24 (月) 彼岸明け (旧暦 如月廿二日)
 
 
 無料レンタルの日記や掲示板を使わせていただいている身としては、あんまり言う資格もないのかもしれないが。
 
 広告バナーの中に、FLASH動画をお使いの企業がおられるのだが。
 
 これは感心しない。
 
 重たいのだ。CPU占有率高くてファン回りっぱなしだしー。
 
 ウチの掲示板のほーで、とある企業さんのが出ると、妖之佑は迷わずリロードする。そこ(ウチのご常連さんなら、あるいは「ははァ、あそこだにゃ」とお心当たりがおありかもしれないが)のFLASHバナーが出たままだと、環境設定だけでなく、書き込みにすら支障をきたすし、凍りついたことも一度や二度ではないからだ。
 
 GIFアニメの広告で充分だろうと思うのだが……。
 懲りすぎって、逆効果だと思うんだけどねー。
 少なくとも、妖之佑は、あそこの広告バナーだけは、その気配がしただけで逃げることにしている。
 
 あちこちの企業のホームでもサイズのでかいFLASHが多用されているところが少なくないが。
 閲覧者の環境が様々ってコトに思いが至ってない気がする。
 サイト作成業者って、技術・腕前に走るだけの「ヲタク」気質なのかしらん? 肝心なことを失念してるんじゃないかなー。
 
 


 
■2003/03/25 (火) 下弦 (旧暦 如月廿三日)
 
 
 AH-64 があんなボロッちい小銃で落とせるなら、日本の主婦たちは B-29 をことごとく落としてただろうね、竹槍で。
 でも、信じちゃう人も多いんだろうね、あの映像で。で、やる気になってしまう、という図式。要は、あれもプロパガンダ。
 
 可能性がまったくのゼロとは言わないが……。たまたまヘリのやっかいな所に弾がはまっちゃってトラブるのは、ありえなくはないから。
 とはいえ、パイロットは、敵兵よりは自軍の整備兵をののしったと思う。
 
 残虐なことにならなきゃいいが。
 あそこの国営放送(ついでに言えば、アルジャジーラも)の態度からすると捕虜虐待の危険性は大きい。湾岸戦争で批難されたことが少しも教訓になっていないようだ。
 捕虜になることも想定して訓練されているはずの兵士が、あれだけ憔悴しているのは、すでに虐待が行われた証明になるようにも思われる(いや、捕まっているのが戦闘要員とは限らないが。補給などのサポート要員かもしれないし)。
 
 国際法無視はアメリカが先だ、というご意見もあろうが。
 そもそも、開戦についての違法性と、捕虜の扱いに関しての違法性とは別問題なのだと申し上げておく。
 正直、妖之佑は、この報道に嫌悪感と怒りを憶え、「*********」と怒鳴ったよ。
 
 
 
 独裁者の演説シーンだけど。
 ライヴなのか録画なのかって話題になってるヤツ。
 
 昨夜の演説は戦場になった南の地区に触れてるからライヴだ、などという説も出てるけど。
 
 一つ、ささやかな創作ネタ(使い古されてるヤツだけど)を。
 
 あらかじめ想定可能なすべての展開に応じたいろんな演説を撮影してしまうんだよ。
 で、実際の状況に照らして、使えるヤツのみを流せば、ほ〜らできた。
 
 これ。
 手品の“予言”の基本的トリックの同類なのだ。
 
 
 
 ところで小泉総理ってば、はっきり相手を「悪の独裁者」呼ばわりしてたけど。
 どうせアメリカが勝つから、と見越しての発言なのだろうが。“虎の威を借る狐”にしても、いい度胸だ。
 ただでさえイラついてるイラク大使館は、ますます怒ってると思うぞ。
 
 
 
 今回の戦争そのものへの意見もあるにはあるが。
 書くと、あるいは痛い文章になるかも。
 と思い、やめとこーかと思う。
 
 とはいえ、妖之佑の意見らしきものは、けっこう滲み出ているとも思うが。あちこちに。
 
 


 
■2003/03/27 (木) 妖怪警報 (旧暦 如月廿五日)
 
 
 今夜は百鬼夜行でしたー。
 遅かりしですな。(←実は土曜の晩に書いてたりする。ダメじゃん)
 
 


 
■2003/03/28 (金) (旧暦 如月廿六日)
 
 
 とある蒼くて桜色な所(♪)にて刺激を受け。
 高校生の頃から一度は読んでみたいとずーっと思いつつ手を出せずにいた『今昔物語』に、いよいよ手をつけるべえ、と考えた。
 
 なにせ、かの芥川氏をはじめとして、多くの現代作品がこれからネタを得ているのだから、一度は要チェックなのだ。
 陰陽師のことや、物之怪のことなんかも描かれてるしねー。
 
 
 で、意気揚々と本屋さんへ。
 古典がちぃとも得意でなく、なおかつ文庫本派な妖之佑としては、岩波文庫か角川ソフィア文庫(どっちも完全収録ではなく編者さんによる抜粋だが、トーシローにはこれで充分)かなのだが。
 
 買ってもはたして粛々と読み進むのだろうか。と、商品棚の前で悩む。
 なにせ、注釈があってなおかつ片仮名を平仮名に変更してくれているとはいえ、原文だしー。
 だいぶ以前に買った『平家物語』も、一部分しか読んでない。完読したのは『徒然草』だけだもんなー。
 おまけに岩波、角川どっちも、ぶ厚いのが四巻。ざっと計算しても三千円を越える。
 
 しばし悩んでいるうちに、ふと目にとまった岩波文庫の背表紙。
 
  『江戸怪談集』上・中・下
 
 おおーっ!?
 この数年、ずーっと欲しかったのに長らく品切れ状態で、もう諦めとったヤツやんけ!!
 
 というわけで。
 本代は、急遽こっちに消費されちゃったい。
 
 
 
 いつになったら『今昔物語』を読めるのだろふか。
 
 


 
■2003/03/29 (土) (旧暦 如月廿七日)
 
 
 近所でフリマがあったので、行ってきた。
 どーせたいしたモノもないだろうと思いつつも、ガラクタを眺めるのが好きだから。
 
 
 で、見つけてしまった。
 ボロ・ラジオ。
 平凡な3バンドの旧型ラジオだが、日立のだったので買ってしまった。いや、日立のは持ってなかったから。
 
 痛みが激しく、電池室が腐食してることもあって安かったのも決定理由。
 なにせ、骨董市とかなら、三倍はふっかけられそうだから。
 
 とにかく鳴るからよしとする。それもけっこういい音で。
 
 
 けどねー。
 どんな電化製品も長期の“電池入れっぱ”はいけません。どなたもお気をつけあそばせ。
 
 
 
 M16(AR-15)のモデルガン(たぶんMGC製)もあったのだが。
 お値段を訊くと、ちょいと予算オーヴァーだったので諦めた。
 とはいえ、中古市場と比較しても格安なので、惜しかったかなぁ……。
 
 まあ、妖之佑は AR-15 って、そんなに好きくないから、いっか。
 
 接近戦なら Vz61 スコーピオンかイングラムM11 あたり。
 長距離なら マウザーやウィンチェスターのボルト・アクションを。
 その中間で、複数を相手にするなら、ウィンチェスターのレバー・アクション(西部劇とかによく出てくるライフル銃ね。特に“One of One Thousand”があると良い♪)か、あるいはレミントンのM31 かM870 のライアット・ガン(イサカでも可とする)。
 そこそこの精度と威力が欲しいときは、FAL あたりが良い。
 
 という選択なので、AR-15 の出番はないのだ。
(何の話やねん?)
 
 
 
 
 
<思いっきり余談>
 
 アニメ『シティーハンター』にて“One of One Thousand”(劇中では“One of thousand”って言ってたっけ)について、見事に誤った解釈をしていたのが、メッチャおかしかったね。
 だいたい、あの作品って銃器の解説が詳しそうで、実は全部間違ってるからねー。
 
 面白いから、まあいいんだけど。
 それでも、制作側には、少しくらいは調べ物もしていただきたいものだ、とも思ったりする。
(原作に対しては、すべてを読んでいないので特に何も申しません。とはいえ、読んだ範囲ではしっかり間違っておられますけど、北条司氏……)
 
</思いっきり余談>
 
 


 
■2003/03/30 (日) 三隣亡 (旧暦 如月廿八日)
 
 
 悪だくみ♪
 
 
 
 デジカメのカタログをさりげなく、父上の目につく所に放置しておく。
 父上はかつては自分で現像・引き伸ばし等をしていたほどに写真とカメラ好きであり、また、印刷物を見かけると、目を通さずにはいられない性格の持ち主。なにせ、チラシ・折り込みのたぐいはすべて読まないと気がすまないし、食事中に回覧板が回ってくると箸を置いて読み始めるほどなのだから。
 そのへんに放置されたデジカメのカタログを手に取らないはずはないのだ。
 
 さらには、父上は数年前(当然、パソコンなど我が家に無い頃)にデジカメを欲しいと言っていた時期がある。カタログもいくつか貰ってきていた。フィルムの入れ替えが不要というのに興味を引かれたらしい。
 ちなみに当時は、パソコンがなかったのと、高かったのと、イマイチ性能面に不安があったので、わしが反対した。それだけのお金があるならフィルム使用の新しいカメラを買ったほうがよろしかろうと。
 ということで、父上の意識下にはデジカメへの興味はいまだ潜伏中のはず。
 
 で、さりげなく放置したカタログだが。
 位置が変わっている。
 手に取ったようだ。
 
 しめしめ。
 これをしばらく続ければ…………。
 
 
 
 何の悪だくみか、判ったでしょ?
 だってー、お金ないんだもーん。
 
 


 
■2003/03/31 (月) (旧暦 如月廿九日)
 
 
 あんまり言うのも何だが。
 黙ってられないので少しだけ。
 
 
 命を捨てる覚悟でないと本音を言えない国。
 自国民に自爆を推奨する国。
 ついでに言えば、他国民を拉致する国。
 
 そんなのは間違ってると思う。
 存在しちゃいけないと思う。
 主義主張価値観は宗教やイデオロギーとかのそれぞれで、いろいろあるんだろうけど。
 でも、やっぱり変だと思う。
 
 少なくとも妖之佑は、そんなの嫌だ。
 そんな国には生まれたくない。
 
 
 ちょい前の日本も、そんな変な国の一つだったんだけどね。
 
 

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