2001年7月


 
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■2001/07/02 (月) 半夏生 (旧暦 皐月十二日)
 
 
 どうにも調子が出ない。カラ梅雨のせいでもないだろうに。
 とにかく、少しずつでも更新していこうと思う。
 
 やっぱ、こまめにチョコチョコやるのが一番なんだな〜。
 特に、日記みたいなものは。
 
 
 ところで、最近、本邸の他に新たなサイトを設けるのが流行っているようだ。
 本調子になったら、妖之佑も何か全然違うジャンルのを考えて――って、母屋の管理もロクにできてないクセに……。
 
 いや、実は、COOLさんが近いうちに、上部貼り付け式(ジオガイドみたいなヤツね)の広告も選択できるようになるらしくて、ちょっち期待なんかしたりしてるワケ。
 懲りない奴なのです。はい。
 
 


 
■2001/07/03 (火) (旧暦 皐月十三日)
 
 
 COOLさんの上部貼り付け広告を先行実施している「都市」に行ってみた。確かに上に貼り付いている。んが、懸念していたとーり、相変わらず、オフ・ライン閲覧ができない。
 なんで、キャッシュ禁止の命令文なんて入れるのかな? ちょっち理解不能。
 
 
 それはさておき。
 
 常連さんの、ぽっかり衛星殿より、ありがたぁい宿題を頂戴してしまった。
 ちょいと気合い入れないと、難しい宿題。だって、あんな高レヴェルの土俵になんて、とてもじゃないと、逃げをうってたのにぃぃ。
 
 な…なんとかしなくちゃ…………。(握りこぶし)
 
 


 
■2001/07/04 (水) (旧暦 皐月十四日)
 
 
 今、
 
 開け放った窓から、
 
 お月様が見えている。
 
 明かりを消した室内には、月の光も差し込んでいる。
 
 いと、おかし。
 
 


 
■2001/07/05 (木) (旧暦 皐月十五日)
 
 
「和じお」さんの上部広告、「ジオガイド」をいじることができるのを、今さらながらに気づいた。
 
 で、その「ジオガイドマネージャ」というのに入ってみる。
 何やら「ジオガイドライト」なるものが、軽いとある。
 見てくれのカスタマイズなんてどーでもいい。「軽い」というのがメチャ気に入って、これにしてしまう。
 
 軽さよりも、「ミケ研」さんのHTML診断の得点が、この切り替えだけで、上がった!(いちおう、記憶違いではないと思う)
 
「和じお」さんをご利用者のかたがた。
 ぜひ、「ジオガイドライト」に切り替えることをお勧めしまーす。
 
 
 
 ところで――
 
 いいもん貰っちゃった♪
 御本尊様からの賜なの♪♪
 いと嬉し。
 
 


 
■2001/07/06 (金) 望 (旧暦 皐月十六日)
 
 
『魔女の宅急便』を観た。
 もう何度目だろうか。でも、いいものは、何度観てもいい。
 
 ただ…………。
 
 なぜ、ジブリのアニメ作品では、アテレコに素人を起用するのだろうか?
 ずっと疑問に思っている。
 
 今、「素人」といったが、要するに俳優さんやタレントさん、という意味だ。
 彼らは、たしかに業界人で、マイクロホンとかスタジオには慣れているかもしれないが、こと、アテレコという声の仕事に関しては、声優さんよりも上手なはずがない。
 にもかかわらず、なにゆえ、あえてプロをさしおいて下手な人たちを使うのか?
 
 この現象は、『となりのトトロ』以降、回を追うごとにひどくなっていく。
 
『トトロ』にて、糸井重里氏が、「おとうさん」をアテたのは、愛敬ですませられた。
 
 が、はっきりと怒りを憶えたのは、『おもひでぽろぽろ』だ。
 主役の二人を、今井美樹氏と柳葉敏郎氏が担当なさったアレ。
 ストーリーはともかく、あれは画もひどかった。しわの描きかたなど、アニメのディフォルメというものを完全に無視しているため、不自然になってしまっている。第一、なして、お二人に似せる必要があるの?
 聞くところによると、この作品では、あらかじめ今井、柳葉両氏の台詞をすべて録ってしまい、その音声に合わせて動画を作成したのだという。
 そこまで手間をかける意味が、まったく判らない。
 少なくとも、観た限りでは、それによる効果というか、成果は感じられない。むしろ、うっとーしい。
 
 これに次いでひどかったのが、『平成狸合戦ぽんぽこ』だ。
 これには、有名どころの役者&タレントさんが、ズラリと並んだ。おかげで見事、救いようのない作品に仕上がったのは、ご承知のとおり。
 断っておくが、野々村真氏が悪いと言っているのではない。出演なさったタレントさんがたは、全力をつくされたと信じている。
 
 問題は、キャスティングをするスタッフ、あるいは、スタッフに命令するお偉いさんの側にあるのではないだろうか。
 
『もののけ姫』の制作発表記者会見で、石田ゆり子氏を中心に据えた光景が思い出される。
 
 監督などのメイン・スタッフ、つまりオヤジだらけの記者会見では画にならない。
 とはいえ、出演声優さんを並べても、世間的には知られていない顔ばかりなので、これまた画になりにくい。
 
 ところが有名タレントを主役、あるいは重要キャラに起用すれば、必然的に記者会見の見栄えがよくなる。
 アニメ・ファン限定ではなく、より広い客層を狙っているジブリ作品なら、ありえる策略ではなかろうか?
 
 これには、日*テレビの意向が投影されているような気がしてならない。
 某有名球団ベッタリのこの放送局なら、ありえる話だ。なにしろ、あの新聞社ともども、常日頃、勘違いだけで行動している所なのだから……。
 
 古い話だが、『STAR WARS』の第一作目(後に「エピソード4」と命名されたヤツ)が初めてTVで放送された時のこと。
 放送したこの局は、何をとち狂ったのか、主役三人の吹き替えを、渡辺徹、大場久美子、松崎しげる三氏にさせたのである。
 結果は、笑うしかないほどの低レヴェル。
 実際に笑ってしまったのは、二回目のオン・エアの際には、すべて声優さんの声に変わっていたこと。(;^^A
 
 しかし、この局は、今でも時々、この手のミスを犯す。学習能力がないのか、はたまた確信犯なのか……。
 
 ジブリ作品の傾向にも、この病が影響しているのではないかと、ついつい勘ぐってしまいたくなるのである。
 
 餅は餅屋。
 
 非常に意味のある言葉だと思う。
 
 


 
■2001/07/07 (土) 七夕 小暑 (旧暦 皐月十七日)
 
 
 曇ってるよ〜〜。お星様、見えないよ〜〜。
 昼間は青空だったのにぃぃ。
 
 時に、今日は京都・貴船神社で、水祭があったはず。
 見たことないけど……。
 どんなんだろ?
 
 にしても、天気…………。
 いと、悔し。
 
 


 
■2001/07/09 (月) (旧暦 皐月十九日)
 
 
 とーとー、蝉が鳴きだした。
 あのリズム感のないノイズのような声(ホントは音)は、ニイニイゼミだ。
 今年の梅雨は、雨が少なかったなー。
 専門家の予測どーり、深刻な水不足になるのだろーか。
 
 浅草は、ほおずき市なんだよね、たしか。
 
 


 
■2001/07/10 (火) (旧暦 皐月二十日)
 
 
 あ゛ーーーーーーーっ!!!!
 
 タグのポカ、発見。最悪、ぜーんぶの頁を確認しなきゃいけないかも……。
 基本頁を置いといて、そっからコピーしてたんだけど、その雛形が間違ってた。だから、全部に間違いが感染。まるでウィルスだわ、こりゃ。
 
 コピーの原本は、きちんと作ろう。
 懲りた。
 
 


 
■2001/07/11 (水) (旧暦 皐月二十一日)
 
 
 一部、梅雨明けしたそうな。いよいよ、夏到来。
 
 で、まあ、夏といえばな虫のお話。
 
 
 
 その一
 
 
 最近、というか、去年ぐらいから、ホームセンターとかで、カブトムシの成虫やら、幼虫やらを売るようになった。
 
 それだけなら、別にネタにもならない。
 
 んが。
 それがヘラクレスだとかなんとかの、異国の虫なのが、ネタなのである。
 
 検疫があるはずなのに、商売人がやると、そーも簡単に生きた虫を持ち込むことができるというのか? 正直、怒っているのだよ。妖之佑は。
 
 実際、マニアの話によると、これら外国産の虫(まあ、オスだろうねぇ)が逃げ出したり、捨てられたりして、その一部が奇跡的に生存可能な環境にたどり着いた――あるいは捨てる輩のエセ愛護精神で山に放す――場合、ガタイの有利さから、カノジョのゲット率が高いのだという。
 なにせ、カブトムシ、クワガタムシともに、お嫁さんはケンカして取り合う習慣なのだから、オスの体やツノの大きさは、決定的な差となる。
 結果、自然界では起こりえない(地理的にね)雑種が出現、在来種たるカブト、クワガタの種が脅かされつつあるのだそうな。
 
 だいたい考えてみてほしい。
 カブト、クワガタともに、日本の種の造形の素晴らしいことを。
 特に、カブトムシとミヤマクワガタの形は見事♪ 自然の芸術そのものといえる。
 
 比べて外国種の趣味の悪いこと。
 下手クソなデザイナーが造形した怪獣・怪人みたく、やたらアンバランスな大きさのツノやらアゴやらで飾っている。あれじゃ、タケヤリ・マフラーだってぇの。
 
 もっと日本の虫を愛そうよ。
 大切にしようよ。
 買う人がいなきゃ、業者は輸入しやしないのだから……。
 
 ああ、この夏、どっかに採りに行きたいな〜。
 と、歳甲斐もなく、思ったりして。(;^^A
 
 
 
 その二
 
 
 妖之佑が小学生の頃、少し離れた所にあるお寺が、虫採りの名所だった。
 なんでも寺の敷地内にある小山が実は古墳だそうで、手付かずのまま、森状態となっていたのだ。
 夏休みになると、早朝、まだ薄暗い内に自転車を駆ってそこに行ったものだ(学校側からは禁止されてたんだけどネ)。
 
 主にノコギリクワガタとカブトムシが採れた。
 噂では、オオクワガタを捕まえた子もいたらしい。
 夢中になって樹木と草ボーボーの中を進む内に、蚊にはメチャ喰われるわ、ふと見上げると枝からアオダイショウが睨んでいるわ、蛾が目の前に飛んでくるわと、けっこーな目には逢っている。かぶれる草木もあったし……。
 
 それでも、やめられなかった。楽しかったのだ。
 
 
 ところが、ちょい前なのだが、ここの寺が地元のTVで紹介されたのだ。
 観光名所としてである!
 
 どーゆーことかというと。
 
 この寺が、例の山を綺麗に伐採してしまい、境内には、梅雨時にマッチするあの花を植えまくり、勝手に「****寺」と名乗ったのである(****は花の名前ね。明記するとバレちゃうから)。
 おそらく、住職の代替わりでもあり、跡を継いだのが、どーしょーもない俗物だったのだろうと推測する。人集めのために、見た目の華やかさを追求したのだ。
 
 結果、長い年月、カブトやクワガタが繁殖できた貴重な環境は、この俗物坊主によって、完全に破壊されてしまったのだ。
 
 それ以後毎年、梅雨時の、この花の時期、寺はローカル・ニュースで紹介される。
 なーんにも知らないリポーター嬢が、呑気に「素敵ですねー」とか「綺麗ですねー」とか「心が洗われまーす」とか言うのを目にするたびに、はらわたが煮えくり返る。
 
 作り物の、しかも欲望ベースの美など、欲しくない。
 あの遊び場は、もう存在しないし、甦ることも、決してないのである。
 
 
 
 その三
 
 
 半月ほど前か、父がスズムシの幼虫を貰ってきた。ご近所のお宅で大量発生(よーするに去年の子供がかえったワケ)したので分けていただいたのだ。
 ほんのゴマつぶのよーなものがモゾモゾと蠢いていたのだが、それでも昔を思い出し、ナスと鰹節をエサにし、毎日霧吹きをかけてやっていた。
 
 いや〜、たった二週間で、でっかくなるもんだねー。
 まだ羽根はないものの、生意気にスズムシの形をしてきている。
 後ろ足も立派になり、エサ替えに手を入れると、ピョンピョン跳ねる。
 暑さの盛りの頃には、綺麗な声(本当は音)で鳴いてくれることだろう♪
 
 だが、その前に。
 
 数が多すぎる!
 
 このままだと、共喰いするよ〜、絶対。
 入れ物、増やさなきゃ…………。
 
 ところで、マツムシって、どんなの?
 見たことも、声を聞いたこともないのよねー。
 
 


 
■2001/07/14 (土) 下弦 (旧暦 皐月二十四日)
 
 
 久々にアリスの「冬の稲妻」を耳にした。
 やっぱり聞こえるんだよな〜。
 
 
 養老院の産婆♪
 
 
 って…………。(;^^A
 
 


 
■2001/07/15 (日) (旧暦 皐月二十五日)
 
 
 というわけで。←何が?
 
「宿坊」のリンク・ページ、「縁」に、新たなサイトさんが加わったの♪
 
 いや〜、いいっスよ。「縁」から行ってみてくださいませ。素材屋さんなんですけどネ。
 
 ウチのご常連さまがたは、行かなきゃダメ!!
 ずぇぇぇったいっ!
 
 


 
■2001/07/16 (月) 初伏 薮入・閻魔詣(旧暦 皐月二十六日)
 
 
 というわけで、めでたいことのついでに。
 
 例の(?)問題作をアップいたしました。
 
「夕方満月」さんヴァージョンと「宿坊」仕様、一ヶ所だけ違っているところがございます。
 さて、どこでしょう?
 
 正解者には――何も出ません。
 
 


 
■2001/07/17 (火) 京都祇園・山鉾巡行 (旧暦 皐月二十七日)
 
 
 久々に来た。
 
 無記名・無記入、23kの添付ファイル付きの怪し〜いメール♪
 今日の05:51付けだわ。
 
 どんな爆弾なのかしらん?
 捨てちゃったけど、知りたい気もしなくはない。
 
 とはいえ、無記名・無記入ってのが、あんまり巧みとはいえない。
 もっともらしいことを丁寧に言って、ファイルを開けさせようとするのが本道(?)なのだから。
 
 


 
■2001/07/19 (木) (旧暦 皐月二十九日)
 
 
 URLを誤魔化す方法に「@」を入れるやり方があるんだそーな。
 知らなかった。
 
 何やらヤバイものが出回っているらしい。
「@」や「%40」が入ったURLは、要注意だそうです。
 
 


 
■2001/07/20 (金) 土用 海の日 (旧暦 皐月晦日)
 
 
 今日、ヤモリを見た。
 生まれて初めて見た。
 可愛い顔をしていた。
 もっとじっくり見たいと思ったが、照れ屋さんなのか、すぐに逃げてしまった。
 でも我が家に「家守」がいるというのは、縁起がいい♪
 
 *  *  *  *  *  *  *  *  *
 
 さて、USAゴジラ。
 
 別に出来は悪くないと思う。
 が、何も「ゴジラ」でなくてもいいと思う。別の名前で。
 
 わざわざ東宝さんに高いゼゼ払うこともなかったのでは?
 もっとも、ハリウッド側は当初、ゴジラの権利すべてを掌握するつもりだったらしいから、あの作品はアテが外れた結果だったりして……。
 東宝さんが契約に慎重で、本当に良かったねぇ。
 
 あれが公開された時、アメリカのゴジラ・ファンが「あれはゴジラじゃない!」とご立腹。対して日本のゴジラ・ファン、佐竹氏は「面白かった」とのたまったのが印象に残ったものだ。
 もっとも、日本のゴジラ好きな有名人、大車輪仮面・森末氏のご感想は存じ上げないのだが……。
 統計でも取ったら、興味深い結果が出たりして。
 
 にしても、戦闘機のロケット弾ごときでやられちゃう程度の奴がさァ、「ゴジラ」を襲名してもいいのかァ?
 
 


 
■2001/07/21 (土) 朔 (旧暦 水無月朔日)
 
 
 魁皇関、万歳!
 最高♪ 素晴らしいです!!
 
 寺尾関も勝ち越したよぉ。
 
 
 さて。
 朝乃若関よ、あんたの相撲には、とーてー拍手など送る気にはなれない。変化といなしばかりでは、相撲を嘗めているとしか思えない。
 来場所は十両に落ちて悔い改めていただきたい。
 もっとも、そんな奴に長々と幕内に居座らせてきた他の関取に問題もあるとはいえる。
 絶対、レヴェル落ちてるよ。今の大相撲。
 怪我も多いしねぇ。
 
 


 
■2001/07/22 (日) (旧暦 水無月二日)
 
 
 明石市の花火大会の事故のこと。
 
 部外者が言うことではないのかも知れないが。
 
 
 マスコミの論調は、お定まりの、主催側の不手際への批判に傾いているようだ。
 たしかに、不手際はあったとは思う。
 
 が、この手の事故でいつも思うのは――犠牲となったかたがたや、そのご遺族にはキツイ言い方となるが――なぜ、皆、自分と自分の身内を守ろうとしないのか? ということ。
 
 はっきり言えば、人・人・人で滅茶苦茶ごったがえしているような危険極まりない場所に、なぜ可愛い子供さんやお孫さんを連れて行けるのか、理解に苦しむのだ。
 何かが起きたらどうなるか。ちょっと想像するだけで、身の毛がよだつはずなのだが……。
 
 どうにも、安全はお上から賜るものだというのが、変な常識化しているのかもしれない。
 
 妖之佑は以前、電車で通勤していた時、踏切事故か何かでメチャ、ダイヤが遅れ、それでもクソ真面目に出勤しようとスシ詰め電車に無理に乗り込み、結果、電車は立往生。車内で酸欠に陥り失神したおバカな経験がある。
 
 以後、人混みはとにかく怖いと決め、けっして無理に行くなどということはしないようにしている。
 そのために、これは! というイベントも逃しはするが、命を掛けるほどのものでもなかろう。
 
 まして、体力的に劣る子供やお年寄りを、そんな狂気のエリアになど、間違っても行かせたくはない。
 
 
 とにかく、危険は、可能な限り、己の想像力で回避すべきなのだ。
 お上に責任を押し付けるのは、筋違いだと思う。
 
 


 
■2001/07/23 (月) 大暑 (旧暦 水無月三日)
 
 
 動いて暑し。座って暑し。もちろんまどろむも暑きまま。
 いと、辛し。
 
 我が家にはエアコンが無い(主義で付けてないのよ。念のため)。
 故に窓を開放しているわけだが、そのため、周辺の家々の室外機の集中砲火に晒されている。
 だから余計に暑い。
 
 いいんだい。雷さんで停電した時には、ウチだけへーきな顔して、ふふん♪ と笑ってやるんだから。
 あ、でも扇風機も止まるか…………。
 
 


 
■2001/07/25 (水) 土用丑 (旧暦 水無月五日)
 
 
 日本全国の鰻の紳士淑女諸氏が、かのインチキ男・平賀源内に対して恨み節を唱える日である。
 
 ただ、どーゆーわけか、鰻だけは口に入るんだよねー。
 他のこってり系は、イヤイヤなのに……。
 
 夏バテ予防には、確かに有効ではある。
 
 最近は輸入物が幅を利かせているそうだ。松茸もだが、日本の風物詩が、どんどんまやかしになっていくようで、なんか……嫌。
 
 


 
■2001/07/26 (木) 中伏 (旧暦 水無月六日)
 
 
 ガスコンロって、必ずグリルが付いてるよねー。
 
 あれって、皆さん、お使いになるのかしらん?
 ウチは使ったことがない。ってゆーか、いっぺん使おうとして、面倒くさそうなのでやめたのだ。で、それっきり。
 
 今年三月の最後の粗大ゴミ無料回収を理由に新しいコンロに替えるまで、ついにグリルは使わなかった。
 新しいのはカタログをなめ回して見つけたグリル無しのヤツ。薄型で火力もあって、実に気に入っている。
 
 だが、チラシなどで宣伝ぶってるのはグリル付きのものばかり。
 ウチで購入したグリル無しのタイプも、それっきり店頭に現われない。あっても値引きないしね……。
 
 日本の市場では、「五目」とか「ミックス」とかのてんこ盛りの品物でないといけないという風潮があるように思う。
 
 シンプルな物のほうが性能・耐久性ともに優れているのだが、そーゆーのは、メーカーが設定したがらない。
 
 もちろん、てんこ盛りの商品自体の存在を否定するつもりはない。ただねー、シンプルなのを選びたいって人にも優しくあってほしいのだよ。
 
 とはいえ、てんこ盛りには妙なの、多いと思う…………。
 
 
 自動車。
 走る・曲がる・止まるのみを追求した高性能車(かつての箱スカGT-Rでは、ラジオすらオプションだったのだよ)があってもいいと思う。
 が、エンジンがいいものになるのに比例して、豪華な装備も抱き合わせで購入させられてしまう。これでいいのか?
 
 腕時計。
 1/100秒ストップ・ウォッチなんて意味ないじゃん。そんな精度でボタンを押せる人っているの?
 
 カメラ。
 プログラムオートもシャッター優先オートも絞り優先オートも、そしてマニュアルもすべてこれ一台!
 どれか一つに絞ったほうが、思想が健全だと思う。
 
 古い話なのだが、かつてLPレコード全盛の頃、レコード・プレーヤには「オート・リピート」なる機能が必ず付いていた(マニュアル機は別)。
 これがふざけた代物で、リピート回数を0〜6、そしてエンドレスに設定できた。何がふざけてるって? だって、LPのA面とかB面とかだけを何度も聴く人って、そんなにいたのかしらん?
 
 付けなきゃ売れないって、妙な脅迫観念にかられた結果の蛇足機能だと思うワケ。
 
 今でもこの病気、治ってないみたいだねー、日本のメーカーって。
 
 
 でもね、実は解決法は簡単なの。
 消費者がお利口さんになればいいの。
 それだけ。
 
 


 
■2001/07/27 (金) 上弦 (旧暦 水無月七日)
 
 
 最近、自分のサイト(メイン側)に来ると、どーも上部が気になって仕方がない。つまり、ジオ・ガイドのこと。
 
 名優・えなりかずき君の、なんともいえない笑顔が出迎えてくれちゃったりするのだ…………。
 
 ホントに、なんともいえない笑顔なのだよ。
 
 
 選挙が終わるまでは、××××かな?
 
 


 
■2001/07/30 (月) (旧暦 水無月十日)
 
 
 う〜〜ん。
 言いたいことは山ほどあるのだが……選挙。
 
 でも、ここの趣旨に合わないし、やっぱりやめとこ。
 
 
 ただ、著名人候補者が多かったことについてだけ、一言。
 
 日本の有権者って、政治家さんたちから、そーとーナメられてるんちゃう?
 
 

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