相続 〜NTT固定電話〜


 
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 他社のことは存じませんが。
 NTTの固定電話は電電公社時代の遺産、遺物と言える「電話加入権」が絡みます。
 昔は、これが売買の対象になっていたことも。
 
 結果、その名残として、今でも書類上は相続の対象となっているようです。
 
 ですから、名義変更に伴う必要書類も、他のインフラより多くなります。
 て言うか、要するに戸籍謄本が必要になるのです。
 
 
 


 
 
 戸籍謄本を用意する以外については、基本的に電気ガスNHKなどと同じ段取りです。
 
 担当窓口に電話(NTTだから116にダイヤル)して、名義人の死亡を伝える。そして、指示を仰ぐ。
 NTTより必要書類と説明書が郵送されてくる。あるいは公式サイトからダウンロードする。
 必要事項を記入し捺印、添付書類(故人の戸除籍謄本と新しく電話の名義人になる人の戸籍謄本、あるいは法定相続情報一覧図の写し)とともに送付。
 手続き完了の旨、通知が届く。
 月々の通話料金などの知らせの宛名が変わっていることを確認。
 
 てな流れですね。
 
 他のガチな相続と違って、遺産分割協議書だの印鑑証明書だのまでは要らないようです。
 提出してもいいんでしょうが、ややこしくなりそうですよね。
 ただし、遺言書に電話のことが明記されているなら、提出しないわけにはいかないと思われます。
 
 
 


 
 
 公式サイトの説明を読むと、NTT東日本とNTT西日本とで、微妙に違う感じがします。
 内容は同じなのかもしれませんが、読めば読むほど違う気がしてきます。
 まあとにかく念のためにも、自分の住所と東西逆のNTTサイトの説明文を読まないように。