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○2024-12-01 朔、三隣亡 (旧暦 霜月朔日)
これ日本も真似したらいいと思います。
いや、ぜひ真似してください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ ea8134aba9d18dc44efe19d6a4a2d83869304635
ぶっちゃけ、ITの進化に人の精神が追いつけていません。
だから大人ですら様々な問題が出まくってる。
まして未成年なら尚の事です。
現実に。
子供に大人向けの映画を観せないですよね。
子供を大人向けの店や繁華街へ連れてかないですよね。
ネットであれ、同じことです。
もうね。
馬鹿ガキがソシャゲで親の口座から数十万円の課金なんてのは可愛いレベルになりつつありますよ。
それくらい、今のSNSは表ですら危険だらけ。
スマホのチャイルドロックなんて無駄無駄無駄。
小学生でもIT慣れしてれば解除しちまうってばよ。
○2024-12-02 (旧暦 霜月二日)
563ミニ、久々に登場♪
わざわざキコキコと窓開けてまで見上げるとは、五郎さんも映画『トラック野郎』好きなのかな?
ちなみに、ミニはトラックと同じく水平ステアリングなんだな。
あー。今さら気づいたけど。
原作からの繋がりで見ても五郎さん、BMW、ボルボと欧州車にしか乗ってないんだな。
時計もタグホイヤーだし、やっぱり欧州メインの輸入業だから、そうなっちまうのかな。オイラが判らないだけで、スーツやネクタイや靴や鞄もかもね。いつも室内を撮ってるカメラはさすがに日本ブランドだろうけど、筆記具は欧州品かもしれん。
日本製もいいのになー。
あかん。
とろみ麺、喰いたくなってきた。
つか、納豆オムレツだとっ!? なんだそれ!?
昔はさ、トラック野郎の無線って、大半が違法無線だったんだよなあ(荷下ろしのバイトで同乗したことがある)。なんせ、忙しくて無線の免許取る暇なんて無かっただろうから(あるいは単に面倒くさいから)の無免許。しかも違法改造で出力を上げてやがるため、放送電波をジャミングするとか信号機を狂わせるとか家電を壊すとかとか、かなり問題になってた。
深夜の信号無視がデフォとか、バイクの後ろぴったり付けるとか(やられた経験あり)、横断歩道の真上に停車するとか(渡れないと文句言ったら逆ギレされた経験あり)、運転の強引さ乱暴さも相まって、だからトラック野郎は嫌われ者・社会悪の代名詞でもあった。あの犬神明もクソゴミクズ級に嫌ってたし。個人的にも、昔のトラック野郎イコール違法者の認識しかなかったですよ。
法律のほうが妥協(?)して低出力機は免許制でなくなったんだったかな? 届け出制? ともかく、今は普通に使う分には違法無線扱いにはならないだろうけど(詳しくは知らん)。でも改造は、やってるかもなあ……ルールは守ろうぜ。
て言うかさ今はネットがあるんだから、仲間同士の会話もネット介したらよくね? わざわざ無線機使わなくてもよくね?
今や自分の行動半径内では、まったく見かけないんだけど。デコトラ生存率って実際のところ、どのくらいなんでしょうね。
野暮言うようだけどさ。あんなギラギラしたのが夜中に走ってたら、周囲の車の視覚妨害してるだけだと思うのです……痛トラで留まってくんないかなあ。
氷川神社って、あれかな? 武蔵國一宮のあそこかな?
あそこの摂社・門客人神社にはアラハバキ神が祀られてるので、一度は行ってみたい神社なのです。
主祭神がスサノオ、クシナダ、オオナムチと古代出雲の三柱ですし、これはもう神社全体が天孫族への対抗勢力そのものっしょ(笑)。
だから興味があるのです。
○2024-12-03 秩父夜祭 (旧暦 霜月三日)

『九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー』
九井諒子/ハルタ コミックス
発刊から、ほぼ一年経っちまったぃ。(;^_^A
今年一月の発売で、品薄がずっと続いてて。
オイラが買えたのが、たしか六月頃でした。
で、クソ暑いので感想書かずに放置してました。
『ダンジョン飯』を完結まで読んで。
九井さんの発想力と構成力と演出力と語彙力と画力がパねえのは、よおく判っていました。
『ラクガキ本』は、この中の取り分け画力の凄さを再認識させてくれます。
『飯』でも感じてはいたのですよ、九井さんの絵の上手さ。
特に、チェンジリングによる種族入れ替わりのエピソード。種族が変わっても、ライオスたちの個性はそのままでした(ネタ担当の約一名を除く♪)。
これが『ラクガキ本』ではキャラを拡大して一覧にしてるんですよ。本当に凄い!
顔でね、ちゃんと判るんだわ誰だかが。
いや、本当に本当に凄いことなのですよ、これって。
漫画という表現で個々のキャラを読者に容易に識別させる方法としては、手塚先生のスターシステムが定石で定番で確実です。
ハム・エッグ、ヒゲオヤジ、お茶の水、アセチレン・ランプ、ウイスキー、下田、田鷲、猿田、丸首ブーン……等々。デフォルメした特徴を与えて役者とし、どの作品でもパッと見で誰か判る仕掛けです。
石ノ森さんも同じシステムを使っておられます。ギルモア博士や006の丸鼻、002の尖った鼻、004の白目、007のギョロ目などがそう。ギルモア博士は『怪人同盟』では主人公の父親で魚屋の大将を演じましたし、004は『サブと市』の市、007は『仮面ライダーBlack』で悪役でした。008のキャラデは後に人権団体などに叩かれましたけどね。
イヤミ、ダヨーン、デカパンなどなど赤塚ワールドは言うに及ばず。
これでキャラが区別できないなら、それは読む側の責任です。一昨日来やがれです。
ずっと後には、鳥山明さんも、この手法ですね。異種族キャラが次々と出てくる『ドラゴンボール』は別としましても。ペンギン村の住人たちは地球人類であるにも関わらず見事にデフォルメした顔パーツと体型で特徴付けられています。千兵衛さんからして、そうだもんなあ♪
では写実的表現を選んだ劇画は、どうだったでしょう?
ぶっちゃけ、キャラの区別なんて無理じゃなかったです?
『子連れ狼』など小池一夫さんの原作を作画された小島剛夕さんの絵を見れば、嫌でも思い知らされます。誰が誰だか判るのは、ふきだしのおかげです。
台詞が無くとも座っているだけでも区別できるのは、柳生列堂と阿部頼母と、あと単発キャラの刺野右近(首売りの大道芸人)を合わせた三人くらいなもので。しかもこのうち頼母と右近の二人は実在の俳優さんをモデルにしたうえでデフォルメを効かせていますからね。謂わば似顔絵の手法(ちなみに、このモデルにされたお二方、萬屋錦之介さん版のドラマに同役でご出演です)。
主役コンビである拝一刀と大五郎なんて、ゲストキャラと区別つかないことも多々ありましたよ。いやマジで(苦笑)。
次々と登場するゲスト美女に至っては、ほぼ全員が同じ顔してたし……それ何て“松本美人”?(爆)
つまり写実的な絵を追及する劇画では、キャラの特徴付けに苦労させられるものなのです。そしてベテランですら、たいがいは失敗します。
そんなリスクを最終的に読者が負わされる。それが劇画なんです。
かの『ゴルゴ13』だって、主人公だけはちゃっかりデフォルメしてるじゃありませんか……眉毛とか眉毛とか眉毛とか。
↑で鳥山さんに触れましたが。
鳥山さんと同時期にデビュー、大活躍し続けておられる高橋留美子さんは、このキャラの外見特徴付けに限っては失礼ながら、あんまり上手くありません。
るーみっくのキャラたちをズラリ並べてみましょう。主役級グループにせよ脇役集団にせよ、服装と髪型以外で区別つけられますか? 実は、ほぼほぼ、あだち充作品レベルで識別困難ではありませんか? 例えば弁天が髪を下ろしたら誰だか判らなくなりますよ。
錯乱坊と八宝斎と五代ゆかり婆さんはデフォルメですが、それとて「年寄り=縮んだチビ」というシンプルな図式に過ぎません。実際よく見れば、ゆかり婆さんと八宝斎って同じ顔してます。
つまり、るーみっくの絵柄はスターシステムにも劇画にも程遠いレベルなのです。
ここまで前振りしまして。
では、九井さんのキャラはと言うと。
誰が誰だか、きちんと判るんです。
モブキャラに至っても識別できるんです。
チェンジリングで種族変更してすら、判るんです。
マルシルの悪夢の中で年老いたライオスですら、ライオスの顔してるんです。
だから凄い。
ライオスとカブルーとミスルン隊長を並べてみましょう。
三人ともイケメンです。
ああ、言いたいことは判る。でもさ、魔物語りする以外のライオスって、わりとイケメンですから。
で、この三人のイケメン。全然違う顔でしょ? だから凄いんです。
比較に使って悪いけど、るーみっくのイケメン並べてみ? な?
ミスルン隊長を取り上げたついでに。
一般的にエルフとくれば、キャラデザはテンプレになります。それはもう、くどいほどのテンプレ。何なら、デザイナーが違ってすらも同じ顔の金太郎飴。
ところがぎっちょん。
『飯』に出てくるエルフたちには、それぞれの外見的個性がちゃんとあります。ミスルンもフラメラもパッタドルも、そして監視下の囚人たちも、みんな個性がある。パッと見て誰だか判る。エルフだからとカナリア隊だからと十把一絡げにデザインしていないのです。この丁寧さは、これまでの漫画家さんでは決して見られなかったことだと思います。
しかも、これが濃い劇画でなく、線の少ない漫画レベルの情報量で実現できている。何なんですか、この漫画家さん! 凄すぎます!!
『ダンジョン飯』の表現手法をあえて言い表すなら。
漫画と劇画の中間?
んー、少し違うなあ。
でも、線の分量としては、両者の中間に位置するかな。
ドットの緻密さ、ファイルのサイズだけで言えば、近年の萌えイラストのほうが圧倒的でしょうが。あれらは内容がありませんからね。誰が描いても同じってのが、つまらんし。何より情報量についてはペラッペラ。
九井さんの絵は余白もちゃんとあって見やすいのに、キャラの区別が楽という、本当に理想的です。
『飯』の次に何が出てくるか、楽しみでなりません。
えと……。
絵についてばかり言いましたけど。
キャラの性格設定についても、かなり丁寧にしておられるのが判って楽しい楽しい本です。
プレゼント交換とか、笑えますよ。
○2024-12-04 (旧暦 霜月四日)

『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』イースト・プレス
『ひきだしにテラリウム』イースト・プレス
『竜のかわいい七つの子 九井諒子作品集』ハルタ コミックス
九井諒子
『ラクガキ本』で散々と称賛しましたが。
まだまだ言い足りません(笑)。
この三冊は、九井さんデビューしたての頃の短編集です。初版が 2011〜13年なので『飯』開始より古い。
なのに、実力が既に垣間見えている。
業界全体での要求レベルの年代差は考慮すべきではありますが。
デビュー時の高橋留美子さんより凄いと感じます。『ラクガキ本』の感想で申しましたとおり、画力は勝負にならないレベルで九井さんのが上。失礼ながら、バリバリ少年誌の高橋さんには、この線捌きは無理ですね。
いちおう初版の古い順に。
『山の上』
普通に短編集です。
2011年現在、既に流行りまくってた異世界ファンタジーあり。
オーソドックスな昔話あり。
異種族の共存という、なかなかのテーマを扱ったり。
中で好きなのは、どストレートに日本昔話な「代紺山の嫁探し」と、皮肉全開な「くず」です。
「代紺山の嫁探し」は、過程も結末も良いのですが、サラリと入れた結びにセンスを感じます。
「くず」は、皮肉を効かせながらも九井さんの理系脳が働いてて、後の『飯』にも繋がりそうな。
『七つの子』
こちらは大半が異種族共存ですね。
中で気に入ったのは。
『飯』でマイヅルさんを演じた(?)キャラが、本当に魅力的な主人公を務めた「子がかわいいと竜が鳴く」と(いや、実はマイヅルさんの過去話じゃね? とすら思うわ……いやガチで過去話かもしれん)。
最初っから最後までふざけまくった、これもまた『飯』のルーツと言えそうな「犬谷家の人々」。笑えます。
なお、この本は、すべて読んでからカバーをひっくり返しましょう。
『テラリウム』
短編集と言うよりは、ショートショート集です。
テンポ良く一気にオチまで進みますから、九井さん入門用としては、これがベストでしょう。
久住昌之さんみたいなグルメ人が出てくる「龍の逆鱗」や、それ喰う?な「記号を食べる」などはモロに『飯』です。
「すごい飯」は、もはや禅ですね。
「スペース お尺度」の“彼女”の出しかたには脱帽です。ホント構図が上手いなあ。
「遺恨を残す」は極めてシンプルなマンガマンガした線使いなのに、主任さんの何気ない仕草や表情が色っぽいあたり上手いよなあ。
裏表な「春陽」と「秋月」も目の付け所がすばら。
「こんな山奥に」のオチは、さりげないのが良い(編集さんー、財布財布ー)。
「遠き理想郷」で滔々と語る女子に惚れました♪
登場人物たちが一堂に会するカバー絵には、楽しくて思わせな仕掛けがあります。本当に絵を描くのが好きなんだなあ九井さん。
○2024-12-05 納めの水天宮、不成就日 (旧暦 霜月五日)
ふぅむ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2412/04/news107.html
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2412/04/news196.html
今のところは何とも言えないな。
にしても、よりにもよってカラーと組むかよ。
○2024-12-05 百鬼夜行
そう言えば。
ガンダムのアンテナをバカバカしくデカくしたら鬼に見えなくもね?
元々、MSの中では人相悪いほうだし(笑)。
戦国武者の兜に、凄くでっかい鍬形が付いたヤツもあるから。
それを元にデザインしたら“鬼ガンダム”って、できそうで。
もちろん手持ち武器は金棒で♪
赤と青のペア機だと、なお良し♪♪
ガンプラは自由だから、とっくにやってるモデラーさんいるかもな〜。
つか、絶対おるわ。
○2024-12-06 秋葉山火防祭 (旧暦 霜月六日)
楽しい話題だなおい。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3116751/
80年代って、バイクの激変期でもありましたから。
ほら、カウル解禁、ターボ化という大事件。
なので、その前後での違いもあって車種が多岐に渡り、選ぶのが楽しい時代だったと思います。
ざっと思いつくのを挙げてみると。
ホンダ。
とにかく GL400ウイングカスタム。これに尽きます。これの兄貴分をベースにした CX500ターボもありました。
CB750F も恰好良いんだけど、750FOUR(ドリーム)の魅力には敵わない。
中型のホークは、どれもこれも****で論外。
XL250S はスズキのハスラー最終型に元気が無かった分、注目されてましたね。250R のパリダカ仕様も日本国内で乗るには大袈裟だけど、でも楽しそうで♪
出てすぐ大人気となった CBX400F 。750F と違い、CB400F に負けてなかった印象です。
あとは、ターボ車同様に逆輸入車しかなかった CBX ですね。これのカウル無し(『こち亀』本田くんのプライベート車)が憧れでした。
VT250F は……すまん、良い印象がない。
ヤマハ。
80年代となれば何を置いても、RZ350 。250 もあったけど、車検を考慮しなければ 350 の一択。
記事にもある「ペケJ」も悪くはないんだけど……特に中型は CBX400F が出て一気に霞んじまった感じ。
それよりも XV750Special と、その弟分(妹分?)の XV400Special が気になってましたね。貫禄っちゅーか、シャフト・ドライヴが凄いっちゅーか。
あと忘れちゃいけない、アイドリングがドンドンドンドンの SR400 ♪
スズキ。
GSX1100S刃の一択になるんだろうなあ。80年代スズキ車となると。
実は刃以外の GSX に良い印象を持っていないんだな。GS のほうが総合的に勝っていたと感じるのです。
GSX750E よりも GS750G が、GSX400E よりも GS400E が、となる。
400FSインパルスが出て、ようやく GSX の中型を認められるようになりましたよ。
この頃は名車ハスラーも末期でダメダメでしたし。後継の DR250S には何も感じませんでしたし。
刃とインパルスとガンマという尖った三強に救われたな、この時代のスズキは。
反面、素直なバイクは無かったなあ。GN250E くらいかな、売れてなかったと思うけど(令和の今だと逆に、こーゆーのが売れるんじゃ?)。
カワサキ……カワサキ……カワサキ…………えと何かあったっけ?
逆輸入車の Z1300 くらいしか印象ないんだが?
いや、もちろん Z400FX とか知ってますよ。知ってるけど、Z400 でないと! ってほどの強さが感じられなかった。ホイルの形も嫌だったし(苦笑)。ホント誰が買うんだカワサキなんて(爆)。
まあ、70年代のマッハや KH が凄すぎた反動ですかね。
カワサキは 90年代のエストレヤ発売まで、どうしても魅力を感じられなかったのです。
海外勢では。
ただただ無意味に、ハーレーの FLHエレクトラグライドに惹かれたのも事実です。
あと、『ビューティフル・ドリーマー』でサクラさんが駆った BMW R80GS も♪
工藤ちゃんも乗っていたベスパはなあ……一周廻って、乗り手を選ぶからなあ。オイラみたいな底辺は、おとなしくタクト、ベルーガ、ジェンマあたりに乗ってるのが平和なんだろな。とか思ったり。
実は、それこそ一周半ほど斜めに廻って、富士のラビットを探して買って乗っちゃろうかと考えた時期はある。
80年代の車じゃないけどね。
以上、もちろん妖之佑の独断と偏見でございます。はひ。
○2024-12-07 大雪 (旧暦 霜月七日、山神祭)
今年の初夏から秋まで、ずっと真夏でしたからね。
そのせいかどうか。
冬と梅雨を除き屋外放置なサボテンたちが花を咲かせてくれてました(多肉植物を咲かせるなら甘やかさず虐めろ、とはよく言われる)。

緋花玉という和名です。洋の呼びかただとギムノカリキウム属の一種。

一つ咲いて喜んでたら、追っかけで咲いてくれました♪
本来は、もっとメタリックに赤いのですが、我が家の雑な環境では、年々と薄くなってきてまして(汗)。
でも咲いてくれるだけで、ありがたいのです。



こちらはアストロフィツム属。
和名では、上の写真二枚が四角鸞鳳、あとの一枚が碧瑠璃鸞鳳。ともに鸞鳳玉の仲間です。
屋外放置なので「玉」でなく「柱」に伸びちまってますが、玉サボテンの本来の姿はみんな柱サボテンなので、まあいいかと(汗)。
他の連中は、ちぃとも咲いてくれないんだよなぁ。
手抜きだから仕方ないと言われれば、それまでですが(汗々)。
○2024-12-08 納めの薬師、針供養 (旧暦 霜月八日、御火焚き、鞴祭)
いい腕時計してんな新人神主さん。
中野区なので、武蔵一宮の氷川神社ではなかったですね。
調べたうえで録画も観直したところ、沼袋氷川神社でした。武蔵一宮から分霊を受けているので主祭神は須佐之男命。
けっこう立派な神社なので、宮司が急病だからって跡取り息子の見習一人で行かせるはずないよな。そこは脚本・演出の抜かりだと思う。
で、地鎮祭の準備不足。
これは、明らかに不動産屋の不手際です。専門業者のくせして基本を疎かにするのは大失態。
代理を寄越すにしても、申し渡しくらいちゃんとせえちゃんと。不動産屋の新人もさ、最低限の予習くらいしときなさいよ。スマホででも、できるやろ。
「ベテランの神主さんだから大丈夫」という言いぶりからすると、どうもすべて現場の業者に丸投げして自分は何もせずカネだけ取る不動産屋ということらしい。
新築にwktkしておられるあのご夫妻、今後も苦労させられると思いますよ。棟上げ式の準備ができてないとか、「話が違う」建物になっちまってたりとか、「これでは登記ができない」と司法書士が怒髪するとか、とかとかさ。
わたくし事ですが、亡父の納骨式のとき、お寺でなく石屋さんが段取りすべてしてくださいましたよ。専門業者って、そうでなくてはね。
まあしかし。
リーマンやってた新人でも勤まる地鎮祭って、意味あるのかな? とは思いますね。神様にちゃんと伝わってますかね?
でも、やらないままにして、後で何か起こったら後悔するんだよなあ。人とは実に弱く身勝手なもので。
世の神職さんや僧侶さん、みんな、あんな気持ちでやってるんですかねぇ、実は神佛全然信じてなかったり……ですかねぇ(苦笑)。
で、こっちも神様。
南印度のカレー屋にガネーシャ像が鎮座。バッチリ決まってますな♪
気難しい(儀式のルールをまちがえるくらいなら、そもそも祀らないほうがマシ。と言われるほど)とされる日本の聖天さんと違って、ガネーシャは人々に親しまれてるそうですね。だからわりと気軽に飾られてるし、キャラクター扱いすらもされる。らしい。
たぶん、日本の店に飾られてる恵比寿大黒や七福神みたいな感じなんでしょうね。
印度の多くではナンでなくチャパティだと、『タモリ倶楽部』で言ってたっけ。
さすが五郎さん、辛いの平気の平左ですな。ただなあ、料理名から旧友の名前を思い出すんじゃないっ。
五郎さんは前にも本格的印度カレーの店に入ってますから、最後の混ぜ混ぜ祭も手慣れたもんです。て言うか新人神主さんの言う「お茶の水にもあった」「二階のちょっとお洒落な」ってのが、それだろ。
本格カレーを「神主ソロデビューのご褒美」とか言ってますが。
それだと、ヒンドゥーの神々からのご褒美になっちまいますよ(笑)。
ま、すべての神は辿れば一つ、という説もありますけどね。イスラム教徒を自称していながらヒンドゥーの信徒に崇拝されているシルディ・サイ・ババも、そう言っていたそうです。
あのチャイ、チベット寺院とかでもやりますよね。
日本や英国と違って、あちらのお茶は塩分補給も兼ねてるんだよな。
国際ニュースとかからすると、印度社会は怖いけどね。印度の雰囲気と言うかカラーには憧れるのです。
部屋を印度風に飾りたいとか思ったりするし。
「あの人まだ食べるんだ」
この十年間のゲストたち、みんなそう思ってんだよきっと(爆)。
次回は漫画編集さんですか。
いかにもパワーありそうなPCですなあ。さすがプロ用。
○2024-12-09 上弦、大根焚き、漱石忌 (旧暦 霜月九日)

『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
『攻殻機動隊 1.5 HUMAN ERROR PROCESSER』
『攻殻機動隊 2 MANMACHINE INTERFACE』
士郎正宗/KCデラックス
円盤を買ったこともあり、引きずり出して読み返したのですよ……まだ暑い頃にな。
これまでも何度も何度も読み返してきましたが、未だに理解しきれていません。この作者さんは、いつもいつも詰め込み過ぎなんです。少しは手加減しろってば(笑)。
基本テーマとしては、「ゴースト(魂)とは何か?」と「そのゴーストは人工的に作れるのか?」ということ。
さらに言うなら、そんなゴーストが知覚している世界は実在するのか? という哲学的疑問にも到達します。ここらあたりが、押井監督に目を付けられた理由でしょうね。
最もシンプルな構成の無印(第一巻)ですら、難解ですからねぇ。
人形使いと接触したときに少佐が見て涙したのは、あれなんだろうな、天使(≒神?)なんだろうな。
些細な事ですが、この巻で気になったのは、どっちがボーマでどっちがパズかを完全識別できない点。状況から判断は可能なんだけど、百%の確定情報が無かったんだよな。けっきょく『1.5』を待つことになるわけで。ここは欠陥だと言ってしまいます。
とは言え、娯楽作品としては、この無印が一番です。難解なのスッ飛ばしても、ドンパチで楽しめますから。フチコマたちも大活躍しますし。
なお、セブロM5は、この巻に出てくる手のひらサイズが正しいのです。『S.A.C.』のデカいのはニセモンです。
少佐(と人形使いとの融合体)のコピーがワラワラ湧いてて潰し合いする『2』(第二巻)は、難解さが桁違いです。
そもそも、この巻の主人公であるポセイドンの荒巻素子考査部部長が何者なのかすら断定できませんから。見た目に少佐なデコットも使ってますし、クロマも名乗ってますし。なのに元ピアノ講師とか言ってますし。
しかも敵側も、ミレニアムの外見が少佐だったり、スピカがロリ少佐だったりで、もう訳判りません。アンタレスもフードを取ったら少佐の髪型なんでしょきっと。
巷の解釈では、スピカ+アンタレスがオリジナルの少佐としていますが、オイラは納得してませんぜ。それだと、少佐本人が宇宙ステーション建造に直接関わったことになる。んー何か腑に落ちない。
いやさ、スピカは荒巻素子のことを「11番目」と、ミレニアムのことを「20番目」と呼んでたけどさ。スピカ自身が自分のことをオリジナルと“思い込んでいる”可能性も否定できないんだわ。主観の曖昧さ、さらには客観と思っているものの曖昧さこそが『攻殻』のキモだからね。
少なくとも終盤、荒巻素子が魂合環と会話していた精神世界に出てきた回想的な少佐は少佐そのものなんだろうけどね。
となると環こそが実は『2』のキーということか。
うん。判らん。
ちなみに、環の霊視術(?)に立ち会ってた神職っぽい爺さんは、無印にて少佐の危機に部長が霊能局へ助けを求めたけど留守だった五十鈴局長ですね。
同席するバトーが、えらく禿げてたよなあ。最初、ボーマかと思ったんだよ(爆)。
そのバトーはポセイドンのリー保安部部長と交流があるようで。リーも、それっぽいこと言ってたし。
うん。ややこしい。
無印と2の中間的内容……と言うには不適切か。
ともかく、少佐を失って後の公安9課を描いた『1.5』(第三巻)は、作者の悪癖が出ましたね。つまり、事件の裏、真相をついに明かさず読者を悶々とさせて放置プレイする意地悪さ。
まあ、本編や解説文のほのめかしで、一部の黒幕は『2』の素子同位体としてますが。それでも、『ドミニオン』の短編「PHANTOM OF AUDIENCE」や、『アップルシード DATA BOOK』に収録された短編「CALLED GAME」と同じく、解明なしの尻切れですからねぇ。
第一〜二話のセレブお嬢さんの行動も、ほのめかしによれば誰かに操られていた様子ですが、それも明確ではない。あーイライラしますぅ。
それでも、アクション刑事物としては、無印に次ぐ傑作とは言えます。描き込みが過ぎて、かえって絵が見辛くなるのは、技術のあり過ぎる人の弊害ですかね。匙加減という意味では士郎正宗さんや麻宮騎亜さんは、やり過ぎで失敗してると思います。お二方とも、初期のほうが絵に魅力がありますよ。
それはさておき。この本で、ずっと気になっていたのが、第七話「LOST PAST」の最後、バトーの台詞です。段抜きフルカラーで登場ソッコー死亡の美少女・狭流木セーラ。彼女のことを「居眠り運転の大型車に2回 脇見運転の小型車に2回殺された」とバトーは言いました。ここが、ややこしくて理解に難儀してきてたのです。
このうち、荒巻部長の言う「裁かれるが存在しない」一件は、外務省の牧局長が主導して西尾とロウに実行させたと思われる、狭流木の口封じ。これが「小型車」の一回分。「存在しない」とおり書類・記録すら作られないと思われ。
そして、何より判りやすいのは対外的な、つまり新聞やニュースで報道される件。狭流木が同乗していた小型車を居眠り運転の大型車が潰した、普通の交通死亡事故として薬師署が処理する件です。こちらが「大型車」の一回分。素性不明の男二人の車に乗っていた狭流木の名誉がメチャクチャになりますがね……。
ここからが難解ですが、警察が作る書類の件数として考えると、何とか判る気がします。
まず、居眠り運転の大型車。この運転手を電脳ハックして眠らせつつハンドル操作した誰かさんがいます。推測となりますが、実行犯の西尾とロウを始末するためでしょう。これは9課がきっちり認識してますから、交通事故とは別の、9課としての書類が作られるはずです。これが「大型車」のもう一回分。
そして書類絡みで考えますと。事件を最初に調べた薬師署公安担当・式部主任の分があります。式部は狭流木が沖縄会所属の要注意人物と知ってますから、その狭流木射殺事件にも何やら黒いものがあることまでは察しています。だからこそ9課を呼んだ(正確には呼ぶように上から指示された)わけで。でもって、バトーが電脳会話でなく口で喋った「こいつらは6課の新人 西尾とロウだ」って台詞を式部も聞いたと思うんですよね。トグサとの最初の会話で狭流木のことをまったく知らない風を完璧に装ってたくらいには、式部は喰わせ者です。となれば、真相にまでは届かなくとも、交通事故の書類とは別に式部の手で「国家公安絡みの暗殺事件」という部外秘書類は作られたんじゃないかと。これが小型車の残り一回分。
合わせて四回ですね。何とか辿り着きました。正解かどうかは知らん。
6課の赤辺課長が牧局長と別に動いていたという可能性も考えましたが、警護すべき深谷氏をロストしたこととか、それに関して西尾とロウが勝手な行動をしていたこととかに狼狽えている様子から、シロと判断しました。前任の中村(人形使い逃走の件で9課をハメようとして逆に捕まった黒眼鏡)に比べると、どうも窓際っぽいですし(笑)。
第三〜四話に出てきたクロマは、オリジナルの少佐が動かしていたと思いたい(クロマの台詞の中にあるバーコードは、あれだよ。「ビバルディRV256の頭8秒の数列」だよ)。思いたいけど……うーん。
『ARISE』のサイトーがさ、まんまこの本の第五〜六話・軍情報部キムの外見でさ。ここ笑うところ?
なにげに『S.A.C.』にも出てたプロトがいるんだよなあ。かなり技術進んでるんだよなあ。
そして『1.5』最大の謎は、大先輩QWERの正体(笑)。装備班の真由美もなんだが、とにかく9課の女性は、どいつもこいつも怪しすぎる(爆)。
ところで、パズは、どうなったん?
全七話、すべて殺伐としている物語の中、自意識と自信と自己顕示欲が強くてウザいわりに実は癒やし系の清涼剤キャラになっていたのがアズマだと、読み返して気づきました。まる。
○2024-12-10 納めの金比羅 (旧暦 霜月十日)

『ドカ食いダイスキ! もちづきさん 1』
まるよのかもめ/ヤング アニマル コミックス
題名から、どう考えても、某JKがラーメン求めて東へ西へな、あの漫画をパクってますね。言い訳は許さぬ。
え? そのJKと違って、望月さんはフルネームだ? そんなの言い訳レベルに届かぬわっ!
かような不利さを覆すだけのパワーを持った作品だと思います。
カロリー中毒かつ塩分ジャンキーな望月さんの狂気がね、もうクセになるんだわ。
「濃縮タイプのそうめんつゆ」を「たっぷりボトル半分投入」とか正気の沙汰じゃない!
「10合炊き炊飯器」は「どこのご家庭にもある」なんてことはないっ!
「カロリー½マヨ」を「かければかけるほどカロリーが減ってく!!」という謎の数式。
その発想は無かったわ。きっとサンド伊達さんも、びっくりだ。
望月さんの語彙力もね、本当にクセになるんだわ。
「ある」のがいけない!!! 「ある」のがいけない!!!!
緑地化!!
いやもうさ、迷言連発しすぎ♪
なお、望月さんは架空の人物です。
良い子は絶対に真似しちゃ駄目ですよ。やったら、辛く苦しい思いをし続けたうえに早死にしますよ。
それにしても、女子社員を日付変わるまで残業させるなんて、真っ黒どころか闇な会社ですねえ。望月さん、転職したほうがいいんじゃ?
なのに毎年の社員健診は実施するとか、イミフな会社だわ。
なお、健康診断前日の絶食中は、水もNGだったはずなんだが……バリウム検査は無かったのかな。
○2024-12-11 (旧暦 霜月十一日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ 451138bc04fb8533b816dcf57365a1926951e2da
安全第一と、あと本音では必要充分な予算が取れない、さらには技術的に届かない。
ということなんでしょうね。
たぶん、露中のほうが先に実行しますよ。何せ、あっちは人命が石ころより軽い国家ですから、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる理論で強行しちまう。
でもって、「ここ俺の」と陣取りするんだろうな。兵器も持ち込んで、遅れてくる西側の宇宙船を「侵犯だ」と妨害、最悪撃ち落とすかもしれん。何せ野蛮国家だから。
U.S.A. はスペースシャトルの退役からこっち何もしてきませんでしたからね。全部、民間任せ。
動き続けなければ、停滞どころか退化するのは当然の結果です。
ホント、ISSへの往復を露に任せちまうとか、宇宙開発についてはプライド無くしたよなあホワイトハウス。
○2024-12-12 (旧暦 霜月十二日)

『ラーメン大好き小泉さん 12』
鳴見なる/少年チャンピオンコミックス
何と一年半ぶりの最新刊。
いや、重要なのは、そこじゃない!
少年チャンピオンだと!? 秋田書店だと!?
まあ、それは後に触れるとしまして。
美沙の空回りは通常運転。
寝つけなくて羊ならぬ「ラーメンが1杯、2杯、3杯……」と自ら墓穴を掘る小泉さんも通常営業。
のびたラーメンを創作料理に大変身させる悠も恐れ入る。
欲を言えば、委員長の出番が少ないことと、悠のサイコパスが見られなかったことが不満ではありますが。
それでも相も変わらずの小泉さん節全開で楽しいです。お腹が空いてきます。
読んでるだけで顔汗な激辛店とか、四席しかない激狭店とか、かき氷のメニューが多彩な店(ラーメン屋だよね?)とか。ラーメンってのは無限増殖するんですかね。ありとあらゆる形態があって、ついてけません。作者さん、よーやる。
「もっこす」って方言だったんですね。てっきり邪神の名前だとばかり……。
これも通常運行の美沙ママはともかく。悠ママに、びっくりした。
「八十九杯目」の「ラーメンキャンセルで!」の客を「後日」でフォロー(?)してますけど。そもそも着丼(この単語って大嫌いなんだが、他に適切で短い言葉が見つからない)した……いえ店側が作り始めた時点でキャンセルは成立しません。急用で食べる時間が無くなっても支払いすべきです。それを一方的にキャンセル宣言して立ち去るような人物だから、取引先にも部下にも家族にも見限られるんですよ。そこを判ってないからダメなんです、あの男は。て言うか、臆面も無く店に再来して愚痴ってんじゃねーよっ。愚痴りたいなら呑み屋行け呑み屋。
さて。
連載をチェックせず単行本のみの追跡なので、移籍しておられたことを存じあげませんでした。
いったい何があったんだ?
という下世話な好奇心が湧くのは仕方ないことなのです(汗々)。
何せ、既刊分もチャンピオンコミックスから加筆修正+あとがき新規書き下ろしの新装版として出ており、バンブーコミックス版のほうは紙も電子も絶版ですからね。第11巻なんて、たった一年チョイの寿命だったわけで。
しかも、秋田書店からの最新刊第12巻の内容が、ほぼほぼ竹書房連載分(しかも、この巻の最後の「八十九杯目」が竹書房での最終話だそうな)だということもあって。
これはただ事ではない。どう見ても移籍というより絶縁ではないですか。
と思わざるを得ない気持ちがふつふつと湧いてくるのを禁じざるを得ないわけで。
ここ二、三年の刊行スパンが確実に長くなってきていたのを、作者さんが仕事量を調整しておられたのかな、お医者から取材(ラーメン食べる量)にダメ出しされたのかな、などと思っていたのですが。
あとがきの「まだまだ単行本未収録の原稿が溜まっております。」という作者さんのお言葉からすると、前の編集部で原稿を山ほど放置された?
いや、想像でしかないので、これ以上は、やめときましょう。
個人的にはなあ。
読者として、昔っからチャンピオンの編集部には不信感しか無いんだよなあ。
だから、ぶっちゃけ心配です。(;^_^A
○2024-12-13 一粒万倍日、不成就日 (旧暦 霜月十三日)
今年の漢字は「金」だそうな。
は?
ですよ、率直な感想。
こんな無様なら、やめたらいいのに「今年の漢字」なんて。
だってさー。
2024年=金
2021年=金
2016年=金
2012年=金
2000年=金
判りやすすぎ。
選んでる奴等、実は何も考えてないだろ。
もうさ。
マシでやめちまえよ、こんなお間抜け企画。
○2024-12-14 八專始め、一粒万倍日 (旧暦 霜月十四日)
まさか本物の江口寿史さんを召喚するとは!
これも久住さんの人徳か?
つーかさ。
「江口寿史」と言えば最凶の「編集殺し」と同義語だぞ。いったい何人の編集が“昇天”したと思ってるんですか(爆)。
何せ手塚先生の「慢性シメキリ病」よりも恐ろしい「白いワニ」に取り憑かれてるんだからな江口さんは。
登場人物たちが何度もタイトル名を口にした、あの『ひばりくん』も作者逃亡からの打ち切りで、四半世紀以上も経って(いちおうの)完結という体たらく。
何より、オイラは『パパリンコ物語』の悲劇を忘れていない。あれは編集さんもだけど、ミスドも気の毒だったよなあ……(この経緯を同じくスピリッツ連載の『気まぐれコンセプト』が、いじってた)。
そんな前科を重ねた要注意問題児でも、それでも消えず漫画家として続いているのが、何と言うか、とんでもねー才能なんですねえ。
周りの迷惑考えたら羨ましくはないけど、凄いと思う。
五郎さんは『パイレーツ』好きですか。
あの、しょーもないナンセンス……いや狂気こそ、江口さんの原点と言えるかな。
今や美少女キャラ専門のイラストレーターと言ってしまってもいいくらいですが。実際、イラストやキャラデのお仕事も多いですし。確か、パチ台のキャラデも、やってらしたよな。
にしても、オイラなら推しに遭遇したとて声なんてかけれんわ。失礼だろう迷惑だろうと思う気持ちが勝つ。
あーいかん。
今回は料理が頭に入ってこなかった。
ぜんざいだけは辛うじて憶えてるんだが……。
○2024-12-15 望、世田谷ボロ市 (旧暦 霜月十五日)
これは、まちがいなく品薄→ボッタクリ価格になるよなあ。
https://www.casio.co.jp/topics/article/2024/K-066/
健全に安定供給されるようになったら考えよう。
て言うか実際のところ。
一日零時の予約開始直後にカートに入ったもののエラーが出て、何とか繋がったら「在庫なし」だったぜよ。
好き者ばかりに負けたならいいけど、テンバイヤーのせいだったら怒る。
一つ気になるのは、サイズ問題。
復刻なのに大きくなるって、それ復刻ちゃうやん。リニューアルやん。
Gなら、6400系、俗称「ガンダム」を復刻してほしい。
ソーラも電波も追加しない本来の仕様で出たら買う。
カシオ繋がりで、もう一つ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2412/05/news044.html
この機種は知らなかった。こんなんあったんだ。
これこそ、復刻したらいいのに。
○2024-12-16 三隣亡 (旧暦 霜月十六日)
あくまでも私の独断と偏見からくる持論なんですが。
イラストレーターにせよ漫画家にせよアニメーターにせよ。
斜め顔や横顔あるいはシャフ度が、どんだけ上手くても。
真っ正面の顔が整っていない人を「絵が上手い」と言ってはならぬ。
つまり、真っ正面の顔が下手な人(真っ正面の顔を絶対に描かない人も含む)はプロであっても下手クソと言って良い。
逆にヘタウマであっても。
真っ正面の顔が崩壊していなければ、その人は自分の絵柄を完成させている上手い人なのである。
と思うのですよね。
○2024-12-17 浅草観音歳の市 (旧暦 霜月十七日)
これも夏頃に撮って、そのまま編集せず放置してた写真。

勝手に生えて咲いてた。
種類とか知らん。

アングル変えてみた。
知ってる人いたら教えて。
○2024-12-17 百鬼夜行
鬼の角って、やっぱり牛系なんだろうか。
それとも、犀系だったりする?
『うる星』の鬼族は生え替わるので鹿系と見たね。
○2024-12-18 納めの観音 (旧暦 霜月十八日)
ほほぅ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2412/04/news137.html
我が家には両方あるぞ。
で、ローテしてるぞ。
○2024-12-19 (旧暦 霜月十九日)
なんかサー。
今月に入って、迷惑メールが一桁増えた気がします。
あれですかね?
悪徳業者・詐欺師集団も絶賛歳末大売り出し中なんですかね?
迷惑な話だわ。
○2024-12-20 (旧暦 霜月廿日)
ささやかな悩み。
飾りたい大色紙(F6号=だいたい 40×30cm)があるんですよ。
でね。
それを入れる色紙用(ポスター用だと厚みの件でNG)の額かフレームを探してるんですけどね。
高すぎてねぇ……色紙を入手したより高額かかるんだから。
中身より入れ物が高くつく。
ってのが、どうしても納得できない。
どっかに、お値打ち品って、ないですかねえ。
厚みもあって廉価な額縁のマットを色紙サイズに刳り抜くってのも考えはしたけど、そんな綺麗にできませんって。見苦しくなるだけです。
額縁屋さんに加工依頼するなら、けっきょく高くつくわけですし。
だから悩むのです。せっかく手に入れたのに飾れないって、もったいなくて。
今は埃除けのビニール袋に入ったまま寝っ転がってますよ。
自作しろって?
うん、それ無理。🔪☆
○2024-12-21 冬至、納めの大師、不成就日 (旧暦 霜月廿一日)
若者に気を遣って空回りする伊丹……じゃなくて平成アポロガイスト……じゃなくて、孫もいるベテラン船長さんの回。
五郎さん、登場初っ端からフラグ立てまくり。
もはやそれ、自ら大晦日まで働くルート選択だから。
メニューが木の紙とは粋な店ですな。
いもまんじゅうバター焼きには、びっくりだ。
和の店なんだよな?
しかも、鯛焼きの型みたいので焼くとはね。
頭肉と呼ぶのですか、あれ。
あそこ旨いんだよな、どの魚でも。
頭となると、目玉と頬肉とカマばかり注目されるけど、頭肉だって負けてないんだぞ。
しっかし。
和の店なのに、メレンゲときますか。やるな。
「え? また芋喰うの?」
ほらね。ゲストみんな思ってんだよ、五郎さん。
ちなみに、芋は身体に良いって『トリセツ』で言ってた。
鶏の水炊きも白湯スープときますか。
和の店なのに。
こりゃあ、鶏団子にも何か中華の素材が練り込まれてるぞ、きっと。
鍋の締めのオススメが饂飩でなくラーメン?
和の店なのに?
にしても丁寧な店ですなあ。
二人そろって、お見送りしてくれるとは。
映画館の券売係さんの顔をちゃんと映すから怪しいなと思ったら…………ほらね五郎さん。
三本もフラグ立ったら十二分過ぎます。
だからサー。そのテの人たちって、年末は五郎さん来るの手ぐすね引いて待ちぼうけてるんですよ。自分がガッツリ休みたいから。
なので、要注意名簿作っといて、年末は近づかないようにスケジュール組まないとダメです。そんでもって「私、今は遠方におりますので、この電話で年末のご挨拶にさせていただきます。良いお年を」とか言って逃げるんだよ。
対面したらアウツ! ですよ。ご愁傷様。
実験的とも言える『それぞれの』でした。
巷では賛否両論、やや否定派が多いように感じます(ぶっちゃけ、第一話の太田の素人大根芝居が尾を引いたな。先鋒は大切ですよ)。
妖之佑は、こーゆーのもアリだよな、と楽しませていただいたクチですけどね。
思えば現実でも、たまたま隣り合わせの人が。
実は少し前にもニアミスしてた、とか。
あまり一般に親しまれていない珍しい職業に就いておられる、とか。
なんてシチュはフツーにあるでしょうからね。
そこを認識させてくれた作品でもあったと思います。
電車で隣に立つ人、バスで前の席に座ってる人、交差点で青を待つ向かい側の人、などなどの正体を想像するのが楽しくなりそうで(まあ、シャーロキアンの末席の隣に床座りする身としましては、想像でなく観察・判断すべきなんですが♪)。
後は、大晦日SPと新春映画、ですか。
映画はなあ……近場で、やってくんないんだよなあ。
○2024-12-21 庚申待ち
もしも、こんな時期に庚申待ちの集まりなんてやったら、もはや忘年会と変わらんぞ。
○2024-12-22 庚申 (旧暦 霜月廿二日)
妖之佑の「ねんがんのあいてむ」は、いろいろあるのですが。
↓も、その一つ。

ソニー最後手前の、まともなアナログ式短波ラジオ。
ICF-SW22 。
ま、実際はソニーでなく十和田オーディオ製の名品ですが。
初代の SW20 から長いこと気になってて。
でも買う踏ん切りがつかなくて。
気づけば、海外向け最終型 SW22(JE) も国内最終型 SW23 も生産終了しちまってて。
しかも中古品がバカみたく高騰してて。
そんなこんなで数年経ち、ようやく価格も少しおちついてきたので、まだチョイ高かったけど、はい。
カセットケース(令和の今では、この表現も通用しにくいか……)と同寸のコンパクトなサイズに、海外短波放送を受信する必要充分な機能・性能を詰め込んだ逸品。
スカイセンサーから連綿と続いてきたアナログ式ソニーの集大成と言っても過言ではありません。
その小ささ故、欲張り満載せず、割り切った構成にしたところがデカい。小さいけどデカい。
短波帯域すべてを網羅するのではなく、正規の放送局が割り振られているメーター・バンド域だけを切り取って受信範囲とする、スプレッド・バンド方式。
短波受信時には回路がデュアル・コンバージョン(ダブル・スーパー・ヘテロダイン)になる。
そして選局メカには糸かけプーリーでなくギア・ドライブを採用。
言っちまうと。
極小スピーカから聞こえる音声はシャカシャカだとか。
単三電池が二本だけでは頼りないとか。
固定ストラップでなく、ストラップ用のフックだけにしてほしかったとか。
粗を探せば、なくはない。
でも、小型であることを最優先にしてるので、これらは別に欠点ではないです。
キャンプ用ツール・ナイフで例えるなら、オールマイティな十三徳ではなく四徳くらいに抑えてる。その我慢が良いんです。
十和田オーディオはソニーとの関係解消後に、アイワのブランド名を買い取って“新生アイワ”として再スタートさせたわけですが。
それで、アイワの自社開発製品で楽しませてくれるかと思いきや。
新アイワのラジオは、中華製に「aiwa」と付けただけの代物で、正直がっかり(10キー式の海外短波用ラジオを試しに一つ買ったけど、実につまらん出来です。待機電力喰うから単三電池三本が、すぐ空になるし)。
SW20系、S71 、EX5 、防災ラジオ三兄弟などなどのアナログ名品に並ばないまでも追随する品くらい出してくれないと、せっかくの「aiwa」が泣きますよ。
SW77 みたいなデジタルでもいいからさ。作ってくださいよ。
でも、できれば思いきった通信機型とか欲しい(笑)。今さらにアナログ選局でディスクリート回路で図体デカいヤツ(爆)。
○2024-12-23 下弦 (旧暦 霜月廿三日)
ヘッド奈々に申し上げたい。
取説は飛ばし読みせず、ちゃんと読みましょう。
と。
最新型のお高い炊飯器で炊いたご飯が美味しくない?
それまでの使い古したヤツのほうが美味しい?
それが本当なら、メーカーの面目丸潰れじゃないですか。
KBNR32 より箱スカGT-R のほうが速い、みたいな話になるじゃないですか。
んなわきゃーないょ。
高級炊飯器なら、単純に炊くだけでなく、いろいろな焚き加減を選べるはずです。それ使ってます? 駆使してます?
例えば、話題のスチームIH炊飯器って、使うための作業が従来機より一手間ありますよ。
何も考えず「標準」みたいので炊くだけなら。
プラシーボ効果の逆が起きている可能性もあります。
『美味しんぼ』で、やってたでしょ。天麩羅屋の二代目が先代に迫るレベルなのに、常連客からは「味が落ちた」と閑古鳥だった話。期待が大きすぎるために、その反動で「先代のほうが遙かに美味しかった」となっちまってた。
これと同じ心理現象が起こった可能性も大だと思います。
とりま。
搭載機能を最大限に駆使してからにしましょうよ、結論は。
せっかくの高額買い物なのですから。
○2024-12-24 納めの地蔵 (旧暦 霜月廿四日)
で結局のところ。
悪天候下にて、フォグランプは黄色と白色、どっちが良いねん?
(ファッション性については一切合切無視する)
議論されてる場は、いっぱいありますが。
両色とも賛否両論+感情論で、話にならんのですわ。
個人的には、乗ってた車のこともあって黄色派ですけどね。実際、濃霧や霧雨のとき役立ちましたし。
白いフォグランプなんて、競技車気取りの増設ランプにしか見えんのよ。
白いフォグランプあったら黄色いバルブかレンズに交換したくなるわ。
メーカー純正が白一色になったのは、コストダウン絡みが絶対にあるから、白色優秀の根拠にはならないわけで。
明確な結論を導き出す論文があると助かるんですけどね。
○2024-12-25 終い天神、八專終わり、一粒万倍日 (旧暦 霜月廿五日)
今年は微妙な内容でした。
参加視聴者の質は、近年では平均より少し上かなーと。
無闇な引き延ばしで粘ったのも一人だけでしたし。
むしろ、さんまさんの素人いじりが劣化している印象を受けました。
↑の引き延ばし粘りの人に、さんまさんが根負けしたかのような「合格」。観ていて納得できません。
相槌のタイミングも悪く、素人さんの喋りを邪魔していたりと。
それにしても合格のネタが、どれもこれも、そこまで笑えない……これも世相を反映してる?
あと、スタッフが勝手に面白いと判断、二度目の登場となった、あの山形弁の人はねぇ。
面白いっちゃ面白いんだけど、あれは別の番組で、やってほしいよ。別局だけど『夜ふかし』みたいなヤツでさ。
生放送ではダメです絶対ダメ、あんなの。時間がどんどん浪費されてって、「やめろー、自分の番が回ってこない」とヤキモキしていた応募者、多かったと思いますよ。
そこを理解できないスタッフの質も、劣化していると言わざるを得ませんね。
芸能人枠も、ただただ、さんまさんの別番組を補完するだけの内容で。
ぶっちゃけ、やる意味なし。
正直、惰性でやってるだけの番組になりつつあると感じました。
そろそろ、やめてもいいかもですよ。
ただ。
あの番組が終わっちまうと、木田さんが困るかも、というのが唯一の懸念ですね。
あの人、年末にトナカイにならないと年越しできない体質になってると思うから♪
○2024-12-26 九星陽遁始め、天赦、甲子、一粒万倍日 (旧暦 霜月廿六日)
干支とは十干と十二支を合わせたものであって。
「今年の干支は?」
「辰年だよ」
という会話は、厳密には不成立となる。
「今年の干支は?」
という問いには、
「甲辰」
と答えるのが正しい。
と。
小うるさいことを言ってみる。
実際問題、干支と十二支をイコールに扱うのはダメだと思うよ。
○2024-12-27 御用納め (旧暦 霜月廿七日)
いちおう創作を目指す者(辛うじて、まだ諦めてないど)の端くれとしましては。
作り手・企画側と、それを享受する側との世代ギャップ。
という厄介な代物について無視することは、できないわけで。
例えば歌詞。
古い例えで恐縮ですが。
「汽車を待つ君の横で」
とか、
「花嫁は夜汽車に」
とかは、作詞した人の世代では汽車すなわちSLは普通だったでしょう。大志を抱いて地元から上京したときに乗ったのは夜汽車だったことでしょう。
しかしです。
その人が努力してメジャーになった頃に世に放った歌を聴く層にとっては、鉄道=電車です。「汽車」とか言われても困ります。
(※ 一説には当時は「列車」の意味で「汽車」を用いたとするが、聴く側にそれを理解してもらえない時点で言い訳にすらならない)
歌詞というか歌でもう一つ挙げるなら。
学校における行事、運動会とか卒業式セレモニーとかでの選曲センス、ですね。
教師たちが自分らの体験から行う選曲は、行事の主役である生徒さんたちの感覚と少なくとも一昔分はズレている。
しかも、その事実に教師側は気づいておらず「この曲に生徒たちも喜んでいる」と思い込んでいる。つまり愚かなる独善。
嗚呼この悲喜劇よ。
これも古い話ですが。
そう、古い古い漫画の話。それこそ、カツオとか、のび太くんとかが“現役”(笑)の頃の話。
その頃の作者さんたちの感覚には、戦後の食糧難の爪痕が残っています。
だからなのか、当時の漫画をひもといてみますと、子供キャラが喜ぶ一番のお土産が食べ物なんですよね。磯野家におけるカツオの活躍(=やらかし)が、たいてい食べ物絡みなのも、それが原因だと推測できます。
でも、これって今だと通じません。今の飽食な子供なら食べ物なんて見向きもしません。ゲームとかトレカとかに血眼になるでしょ?
今はもう年金生活者にすら普及しまくったので大丈夫でしょうが。
少し前なら、何も考えず漫画のキャラにガラケー持たせちまう漫画家さんも、いたんじゃないかな。
もうそろそろ、登場人物に音楽CDや映画のBDを買わせないほうが、むしろ自然かもしれません。支払いに現金を使わせないほうが自然かもしれません。
自分らがそうだったからって、登場人物に同じ事させたら時代遅れになっちまう。
そうなるんです。
怖いんです。
○2024-12-28 納めの不動、三隣亡 (旧暦 霜月廿八日)
どうも、ここのところ神社界隈……と言うか神社に関して外野がヤイヤイと騒がしい様子ですね。
曰く。
神社参拝で二礼二拍一礼って、やんなくてよくね?
そんなん昔は無かったぞ。
とのこと。
言い出しっぺは、例の某氏らしい。
で、それに便乗してか、あちこちで同じ主張を、さも「解明された真相」のように、とうとうと語っている。
というのが現状。かな?
某氏は、元総理銃撃事件からこっち、Tーイツ問題についてご高説を述べてマスコミ界隈に復帰しておられますが。
あの御仁、毒瓦斯事件のとき毒瓦斯テロ団体を擁護・応援して、それで大学を実質的にクビとなった教授さんですからね。団体の怪しさMAXな施設内を見学して巨大なシヴァ神像(実は偽装用の即席な発泡スチロール製だった)を褒め称えたほどに、宗教学者としての見る目はフシアナですからね。そもそも佛教の原点を自称する団体がシヴァの巨大神像を祀るって、矛盾でしかないんだが? そこに気づかない時点で、原始経典ロクに読んでないのバレバレやん某氏(笑)。
後になって「私は騙された利用された」とおっしゃったのも、むしろ世論の流れを読んでの手のひら返しな印象で、なんだかな〜。
なので某氏の意見に耳を貸す価値は、あんまり無いと思ってます。もっとまともな学者さんは山ほどいますよ、きっと。
ただ。
某氏のおっしゃるとおり、二礼二拍一礼が一般的に普及したのは確かに三、四十年ほど前から、だいたい平成前後からだと思われます。
世間に広く拡散させたのは、たぶんTV。
某氏の意見を拡大解釈してなのか、出処が曖昧だから二礼二拍一礼なんて無視でいいと言う声が広がりつつあるようですが。
実のところ、二礼二拍一礼を始めとした作法あれこれの出自は明白です。神社神道の総元締めである神社本庁に決まってます。つか私、神社本庁が出した解説本を持ってますから。そこにちゃんと参拝や神棚の作法として載ってますから。で、これが 1990年の刊行。
それとは別に、学研が出していた『神道の本』でも二礼二拍一礼を推奨しているんですよね。こちらは 1992年刊行なので、↑の本を受けて、なのかもしれません。
ともかく、二礼二拍一礼が世間に広がったタイミングに限っては、某氏の主張が正しいと言えそうです。
これは、まったくの憶測になりますが。昭和天皇崩御に関する様々な事柄が、神社本庁が方針転換するきっかけになったかも?
二礼二拍一礼のみならず。
鳥居を潜る際に一礼、とか。
参道の真ん中は神様の通り道だから、人間は端っこを歩く、とか。
といったあたりに対しても、マナー講師レベルで攻撃されつつありますね。全部でっち上げの嘘っぱちだからスルーしようぜ、と。
あの『パペポTV』にて。
二礼二拍一礼については、どうだったか記憶にありませんが。
上岡龍太郎師匠が「僕たち参拝者は参道の端を歩くものだ」と言っておられたのは、はっきり憶えています。
上岡師匠は上方の人ですからね。神社佛閣が身近に建ち並ぶ実体験からくるお声だったと解釈していますよ私は。
神社参拝の作法あれこれは、決してデマではない。何より神社本庁が言ってるんだから、神社神道としてまちがいなわけがない。マナー講師と一緒くたにしたらダメです。
某氏の受け売りのまま思考停止で無視したら、むしろ恥かきますよ。
まとめます。
二礼二拍一礼は神社神道として正しい専門的な作法。
これは昭和から平成になるあたりで、神社本庁が世間に浸透させる目的(?)で声を上げ、一般層にも広まった。
元々は専門知識なので、それを知らない世俗人が二礼二拍一礼しなくても失礼には、あたらない。
とは言え、知ってるのにやらないのは礼儀として、どうよ? まして「やるな」と断ずるのは、どうよ?
というあたりで締め括ってもいいんじゃないですかね。
某氏のは、巷を炎上させ、ご自身を売り込むのが目的? と邪推されても仕方ない姿勢だと感じます。
まあ、あれです。ネットとかで好評価だらけな店でも実際に行ったら残念仕様、なんてザラにあります。有名な人だからと盲目的に信じるのは損しかねませんよ。ということです。
なお、某氏に一円一銭たりとも渡したくないので、ご著書を購読する気は皆無でございます。悪しからず。
○2024-12-29 不成就日 (旧暦 霜月廿九日)
まるで、告白して断られた台詞みたいですな。
所謂「良い人ね」ってヤツ。
https://togetter.com/li/2485766
んでもさー。
真面目に受け取らないほうがいいと思うんだな。
理由は二つ。
一つ目。
これ、ただのテンプレな可能性が高い。
スレにも“敵”の思惑通りに感じた人がいるみたいだけど、「わざわざ理由を書いてくれる親切で良い会社」と思われたい。
そんなアピール目的でやってるだけで、実は全員に同じ文言が届いてるかもしれんのだわ(まったく同じでなく、数パータン用意してる中から適当に選んでる。ってのが正解かな)。
ということ。
二つ目。
ガチの本音が書かれてあるとしたら。
その会社は「真面目でコツコツ」な業務が嫌いで、一発ホームラン大博打しか狙っていないという証拠になる。
そんな会社、何か起きたら真っ先に沈むぞ。つか、何か起きそうになったら社長がカネ持って夜逃げするぞ。
なので、入らないのが無難。
ぶっちゃけ、短時間の面接ごときで人の本質なんて判るはずないやん。判ると思ってるなら、そんな面接官はクソだよ。
「残念ながら弊社の空気とは合わない」くらいにしとけば、いいのにな。相性の問題なら、誰も悪くないんだから。
よく「即戦力を求む」なんて求人コメントがありますけどね。
あれって「我が社は社員教育なんてしない。そんな暇も予算も無い」って白状してるのと同じなんですよ。
要するに傭兵を求めてるだけなのです。なので初日から最前線で“敵軍の銃撃”に晒されます。
んなトコ入った日にゃ、毎日を怒鳴りちらされるだけですよ。あるいはネチネチ嫌味言い続けられるばかり。で日付変わっても帰れない日々。
並みの人間なら精神が死ぬぞ? やめとけ。
○2024-12-30 (旧暦 霜月丗日)
三日三晩。
変な言葉じゃね?
と思うのです。
だって、三日と三晩って、三晩の分が多くね?
「三昼三晩」なら判るんですけどねえ。
○2024-12-31 朔、大晦日、己巳、男鹿なまはげ (旧暦 師走朔日)
ヴォイジャー1号が復活したとのこと。
そりゃ、今のタイミングで終わってもらっては困ります。
23世紀に「ヴィジャー」として地球へ帰還することになってるんですから……まあ、あいつは6号なんだが(笑)。
ちなみに、そんな劇場版一作目(T.N.P)のストーリは実のところ、TV一作目(T.O.S.)の「The Changeling(超小型宇宙船ノーマッドの謎)」を焼き直した代物なんですけどね。
だけでなく、劇場版四作目(T.V.H.)のストーリにも類似性が見受けられます。つか、事件の焦点が、まったく同じだったりする。
二度も劇場版で使うとは、余程ノーマッドを気に入ったのかなあ製作陣。
良いお年を。
★
庭に出る
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