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○2022-01-01 元日、初寅、不成就日、三隣亡 (旧暦 霜月廿九日)
餅喰ってたら、松重さんの新春挨拶観逃した。(;^_^A
んーで、昨夜のSP。
京都の日本海側から東京までを慣れぬMTとセンター・メーターの旧ミニで走破する。
年の瀬にこれは無理ゲーでしょ。
そうなんだよな。
ミニのコンパネはライト類のスイッチが同じ形でズラリ並んでるんだよな。家の壁にある「パチンッ」って照明スイッチと同じ形のヤツ。
だから、不本意にワイパーとか動いちまう。
対策として、特に前を見たまま操作する率の高いヘッドライトのスイッチに取り付ける延長パーツが専門店から出てたりするんですよね。
モノホンのトロロを鍋で煮ると溶けずに団子汁みたくなるんだよな。
スーパーで売ってる長芋じゃダメ。
ホテルの玄関にあったお飾りは「笑門」。伊勢の地方では定番の軒守り。
あれ、正月飾りではなく一年通して玄関や門に飾ります。有名な
「蘇民将来子孫家門」
と同じものなのです。
極論・暴言するけど(笑)。
お伊勢さんの内宮周辺でまともな食事しようと思ったら、伊勢うどんしか見つからないのだ。断言する。
高速使わないなら鳥羽→伊良湖のフェリーは正解ですけど。
伊良湖岬からの渥美半島縦断が、けっこう退屈なんですよね。道が単調で。
しかも豊橋に入ると、その反動でせわしくなりますし。何せ、そこからは国道一号線だぜ。
五郎さんは毎年毎年、年末に無茶振りされてますが。
あんな無責任な小薮(笑)との付き合いは、やめるほうが長い目で見ても得策だと思いますよ。
もしも自分なら、自身の手で責任をもって納車しない業者から車を買ったりはしません。怖くて、できません。
せめて、専門の輸送業者が陸送、という手配くらいしてくれないとね。なのに、デリケートな旧車をよりにもよって取り引きに無関係な第三者であり、なおかつ旧車にド素人の五郎さんに自走で納車させるなんて、ありえない。
つまり、どういう立場であれ小薮(笑)と関わると後々のトラブル必須。
ホント、この手の連中は自分が楽するために、断り辛い人に面倒な手間を丸投げするからなぁ。しかも、我が儘聞いてやってもロクな見返りがほとんど無い。それどころか万一、途中で事故にでもなったら責任すべて五郎さんに押し付けるのは目に見えてる、ときたもんだ。距離を取るのがベターなんだよなぁ。
年末SPに久住さん出演って、ありましたっけ?
いかん。年々、記憶が怪しくなってくる。orz
関係ないけど。
今日は初寅。
ということは、鞍馬寺は、えらいことになってるかな。
あけおめ。
○2022-01-02 初夢、初荷、書き初め、初卯 (旧暦 霜月丗日)
年明け早々に、何というニュースが!
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/01/news022.html
分割とは言え、4クール予定というのが凄い。
キャストを見ても、続編ではなくリメイクでしょうね。
つまり。
かつて、ぴえろとディーンが四年半かけて積み重ねてきた、あの「友引町」ではない。狂気のメガネも立ち喰いのプロも牛丼仮面もいない、築六十年木造モルタル二階建時計塔校舎も無い、サクラさんが「はらたま」と言わない、そんな友引町として令和の世に仕切り直す。
と思われ。
ノイタミナ枠だからクセの強い変化球を投げてきても不思議ではないけど。
『墓場鬼太郎』の前例からすると原作徹底準拠の可能性が、かなり高い。
そもそも、高橋留美子さんは押井色に染められた友引町がお嫌いでしょうから、リメイクするなら原作側の意向を受けて押井色完全排除になると読むのが本命ガチ◎かな。
とするならば、個人的には別に大歓迎するほどの企画じゃない。
自分は原作、アニメとも大好きな人ですから、かつてのTVアニメおよび劇場版を否定・黒歴史化する姿勢には、たとえ相手が原作者様であっても断固として逆らいます。
これもあって、押井監督卒業後の劇場版第三、四作は後任監督が中途半端に押井臭を醸しているため少々苦手だし、TV終了後のOVAと映画に至ってはすべて嫌いなんですよね。ぶっちゃけ語る価値すらないほどに嫌い。蛇足な駄作と断定します。
ノイタミナが、どう料理してくれるか、いちおう興味ありますよ。
だから観られるようなら、もちろん観ますよ。
○2022-01-02 百鬼夜行
鬼に金棒
この「金棒」とは金砕棒のことだそうで。
で、金砕棒というのは何かと言うと、要は打撃用の武器なのだそうな。
今なら金属バットや鉄パイプで殴りつけるようなもの。つまり鈍器。
思えば、戦国から明治まで、打撃用の武器は枚挙に暇がなかった。
鉢割り(兜割りとも呼ぶ。『我が輩は猫である』で迷亭くんの伯父さんが持ち歩いてた)や手慣らし鉄扇(閉じた扇の形をした鉄の塊)という小型のものだけでなく、「兜割り」と呼ばれた刀もあったと聞きます。これは斬るためでなく叩くための刀で、ために肉厚であり、しかもあえてきちんと研がない。これを遠心力を利用して敵の脳天に振り下ろすという……当たったら目から☆だな。て言うか上手く命中すると兜に切れ目が入ることもあるらしい。
つまりは敵味方入り乱れる戦場で悠長に斬るなんて、やってらんないんでしょう。だから打撃。
RPGで僧侶が持ってるメイスも、利用方法はこれだよなぁ。
いや冷静に考えると、僧侶が殴るとか、まして撲殺なんて考えたくもないんだが……(笑)。
鬼に金棒 僧侶にメイス
ということか。どちらも怒らせたらあかんと。
うぃ。
○2022-01-03 朔 (旧暦 師走朔日)
艦娘、城娘、陸自娘、けもフレ。ウルトラ怪獣やスパロボもかな。
で、ウマ娘(ゲームはやってないけど、年末に一気放送してたんだよ)ですか。
もう何でもありですな。
次は何娘が来るのか予想もつきませんが。
そのうちフェミニスト団体とやらの文化破壊集団が騒ぎ出しませんかね。
それだけが心配です。
ただでさえ「コンプライアンス」の旗印の許に表現・創作が弾圧されつつある昨今。
あんな炎上商法目的のキ印どもに負けたらあかんよ。
○2022-01-04 初巳、御用始め (旧暦 師走二日)
そうか、Adoさん、アルバムを出されるんですか。
そりゃそうですよね。勢いあるから。
動画公開が上手く作用してデビューに至った好例と言えるでしょうね。
ボカロPさんたちの参加も大きい。
であると同時に。
ラノベやコミックだけでなく、音楽の世界も、ますますネットが発信源となっていくんでしょうか。
つーか。
要するに実力のある人は、発表の場さえあればどうにかなる、ということの証明と捉えるべきかな。
門戸が広くても、実力ない者はお呼びでない、と。
うぐぅ。
○2022-01-05 小寒、初水天宮、三隣亡 (旧暦 師走三日)
組織が巨大で秘密主義な分、細分化されすぎていて、左手のしていることを右手が知らない状態になっていた。
だけでなく、とっくに頭部が消えているのに、それを知らない末端の指先は仕事を続けていた。カエルの実験であったよな。首を切り落としたカエルの背中に酸を含ませた紙を貼ると足がその紙を掻いて取り去る、ってヤツ。
『キノの旅』も思い出しましたよ。延々と線路を設置し続けている作業員と、延々と線路を磨き続けている作業員と、延々と線路を撤去し続けている作業員が、それぞれ互いの存在を知らない。という空しい話。
黒幕のヒントは、ちゃんと示されてたんですよね。
ホームズの言うとおり。爺さん爆殺の犯人は当時、署内にいた者に限定される。つまり、MI6 と同じだけスコットランド・ヤード職員も怪しいことになる。
十年前の事件の犯人は、ワトソンの見知った人物に絞ることができる。
でもって、覆面暗殺者の目。そしてその周囲の灰色の肌とシワ。似てるのは気づいてたんですよ、バカなオイラでもね。巷のアニヲタは声で確信してたようですが。
でもなー。
それはないよな。
と意識して排除してました。
レストレードという名は悪人に使っちゃあかんでしょ。
それは、ワトソンを悪役にしてはならないのと同レベルです。
ドイルのホームズ物において、ホームズの相棒は誰か?
ほとんどの人がワトソンと答えるでしょう。
でも違うんですよ。
ホームズにとってワトソンは無二の親友。
だからその流れで相棒的ポジションにワトソンは立っているけど、でも諮問探偵の仕事を手伝うには、ワトソンの実力が不足しすぎている。体術や射撃、観察・推理だけでなく、足は遅いし(戦地での古傷が原因)、嘘つくのも下手だし(純粋な心の持ち主だからね)。
と同時に、ホームズはワトソンを危険な目に遭わせたくないと常日頃から思っています。だから、重要な事件であればあるほど、ワトソンには知らせないまま捜査をしている。
では、相棒とは?
いや、相棒と言うのは適切ではないのですが。
ホームズが重要案件で協力を求めるのは、たいていがレストレード警部です。やはり餅は餅屋。捜査は警察。あたりまえのことです。
普段からホームズはレストレードのことを小犬のように騒がしいと小馬鹿にしてますが、それでも彼の仕事ぶりは評価しています。犯人を推理する知恵は無いが、事件の手がかりを教えてやると、それを見つけ出すだけの執念を持っている。それこそ、一度喰らい付いたら決して放さない小犬のごとくに。
貶しているようにも聞こえますが、ホームズにしては、かなりの褒め言葉ですよ。
そう。ホームズはレストレードをそれなりに評価・信頼しているのです。
だからなー。レストレードを名乗る刑事が事件の黒幕は……考えたくなかった。
個人的にはホームズ二重人格説を取ってたんですけどね。外したか。
ルパンを見送るシーンは『カリ城』のオマージュですね。
リリーの「追わなくていいんですか?」という質問に銭形が笑ったのは「いや、ヤツは何も盗んでいませんでした」ってことですよ。
モリアーティーは少年だった。
でも、ルパンは「古い知り合い」と言ってた。
歳取らない特異体質か? 見た目は子供、頭脳は……ってか? ルパンの知り合いの日本人に一人そーゆーのがいるが(爆)。
ホームズともども、第2クールにも出番があるといいですね。つか出るでしょ。端役にはありえないですから、中の人が。
○2022-01-06 六日年越し、出初式、高崎だるま市 (旧暦 師走四日)
オリジナルのキャストを集めるとは聞いてましたが。
https://news.yahoo.co.jp/articles /f321ebac9fed4378b2b2ff696ab51d0bbaecbbe6
まさかグリード陣まで揃えるとは!
本気度、パねえな。
○2022-01-06 庚申待ち
書き忘れましたわ。(;^_^A
○2022-01-07 七草、庚申、太宰府天満宮鷽替え鬼すべ (旧暦 師走五日)
年末に書けばよかったかな。
お正月のアイテムとして挙げられるものと言えば。
門松
注連飾り
鏡餅
餅花
御年玉
あたりでしょうか。
門松は、立派なお屋敷でもない限り、個人宅で飾るところは少ないと思いますが。
それもそのはずで、門松は豪華に進化した姿であって、もともとの形はシンプルに松です。門松のことを松飾りとも言うのは、その名残ですね。
元は、山から小さな松を抜いてきて門に飾った「根引き松」だそうです。師走の十三日が「松迎え」となっているのは、これのこと。
で、近くに山がないとか、抜くのが大変だからとかで、松の小枝を伐ったもので代用したのが、今ではホームセンターやスーパーなどでも売られるようになりました。
門松はデカすぎますからね。松だけでええやん。と思う。
注連飾りは判りやすい。注連縄が進化変形したものです。最近ではクリスマスのリースみたいなのもありますよね。『美の壺』で全国の注連飾りを紹介した回では、様々な形の注連飾りが紹介されていて面白かった。
だから、実は注連縄でいいんですよ、玄関に飾るのは。
つまりです。お正月の注連飾りは元々は、古くなって傷んだ注連縄を年越しにあたって掛け替える習慣(二見浦の夫婦岩とかで、やってますよね)が、長い年月のうちに元日限定アイテムに変化したものだと考えられます。
この間も言いましたが、お伊勢さんのお膝元で玄関に飾られている「笑門」や「蘇民将来」の木札が付いた注連縄は、お正月限定でなく一年通して飾られます。これこそが、本来の姿を連綿と受け継いでいると言えましょう。
余談ですが。昭和の時代、自動車のフロントに注連飾りを付ける風習がありました。変だ変だと思ってましたが、注連飾りイコール注連縄と考えると合点がいきます。ほら、神事などで馬や牛の首回りに注連縄を巻いたりするでしょ。あれと同じですよ。まあ、交通安全の面から、廃れて正解だとは思いますけどね。でも、低速で転がす程度のトラクターとかなら飾ってもいいんじゃないかな♪
鏡餅は言わずもがな。餅を鑑の形にした、神様へのお供え物です。
だからこそ、鏡開きでようやく家人が手を付けられる。つまり、おさがりですね。
神様への物ですから当然、家の最も良い場所に飾ります。一般的には座敷の床の間。
実は、床の間に飾るものが、もう一つあるのです。書籍で読んだだけですが。
食積(くいつみ)と呼ばれる縁起物で、蓬莱山に見立てたという説から関西では蓬莱飾りと呼ぶそうです。
三方の上に、あられや乾物などを山の形に積む。言ってしまえば、それだけのもので、来客が座敷に通されると、それをつまむ。まあ、食事というよりは儀礼的に口にするんでしょ。
この食積が進化して、おせち料理になった説もあるそうです。
また、鏡餅と食積が合体している地域もあるようで、中々に奥が深い。
餅花は地域によっては繭玉だったりします。
これも立派なお屋敷でないと飾らないと思います。
が、商店街や地下街などではプラ製のがズラリ飾られますよね年末年始。あれですあれ。
柳などの枝に紅白の餅や団子をあたかも咲いている花のように挿して、それを屋内に飾る。
繭玉のほうは、米粉を繭の形にして、同様に枝に挿す
ともに小正月、どんどの火で焼いて食べるそうな。
御年玉は本来、子供へのお小遣いではありません。
新年が明けると得意先や本家、家主、恩師、恩人などなど、日頃お世話になっている人の宅へ御挨拶に訪問します。年始廻りですね。
そこで渡されるのが年玉。つまり挨拶に来た目下の者に、訪問を受けた目上の人が下げ渡す性質のものです(訪問者が持参して差し上げるほうは年賀と言います)。
儀礼的・縁起担ぎ的な意味が強いので中身(年玉はたいてい木箱に入っている)に実用性はありません。妖之佑が知っているのは扇で、それを押し頂いた者は、その場で木箱を軽く揺する。するとカタカタと鳴るので、それで中身確認終了となります。ぶっちゃけ中身がただの木片でも問題ない(笑)。
帰宅しても開けたりはしません。じきに買い取り屋が近所を廻ってくるので、そのまま売り飛ばします(爆)。
買い取り屋は、それをそのまま、まだ年玉を出していない人の所に売りに行きます。売れなきゃ売れないで、年末まで取っておいて歳末セールで大売り出しすればいい。痛みが目立たない限りは、同じ物がグルグル巡回するのですね。見事なリサイクル。
つまり、本来の御年玉とは、例の「棒茄子を上げる」(@大原部長)と何ら変わらないほどの形式美なのです。
子供向けの行事になったのは、ずっと後のことで。
現金を入れるようになったのは、びっくりするほど近代のことだそうな。
番外として松竹梅があるかな。
これ、どこに入れるか、というか門飾りでもあり、玄関飾りでもあり、また座敷飾りでもありますからね。分類が難しい。
門飾り、すなわち松飾りと兼用になるケースが最も目立ちますか。門松の材料に竹だけでなく梅も入ってたりしますからね。また、松の小枝にも梅の小枝と笹を合わせて束にしたものがある。ともに松竹梅に違いありません。
玄関飾りなら、寄せ植えですね。大きな鉢を玄関に置くか、入ってすぐの所に盆栽的に飾るか。
そして床の間にも、これまた盆栽風の寄せ植え、あるいは花瓶に生ける用の切り花。
もっと言っちまうと、おせち料理用に年末に売られる、少しお高めの蒲鉾。あれ、金太郎飴方式の松竹梅三本セットだもんな〜。そうでなくても、おせちの飾りとして松と笹と梅花が入ってたりしますし(プラ製だけど)。
結論。松竹梅は神出鬼没で底が知れぬ。
○2022-01-08 初薬師 (旧暦 師走六日)
除夜の鐘を騒音扱いしてお寺にクレーム入れる奴等が初詣とか、馬鹿じゃね。
明治神宮や靖国神社に詣でて神様に願掛けしてるつもりとか、阿呆じゃね。
毎年ハワイで年越しして歳徳神を無視する芸能人が新作映画新曲発売などなどで弁天様あたりにヒット祈願するとか、頭壊れてね。
○2022-01-09 宵恵比寿 (旧暦 師走七日)
す……すげえ。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1378907.html
○2022-01-10 上弦、初金比羅、初亥、十日恵比須、八專終わり (旧暦 師走八日、事始め)
牛島家の謎もパパの謎も放置かよっ。
がっかり。
偽司令官が退場したかと思ったら、また超絶怪しい長官とやらが出てきたよ。
こうなるとフェニックスという組織そのものが怪しくなってきたな。実はデッドマンズの黒幕と裏で繋がってないかい?
『ウィザード』がそう。味方と思われた白い魔法使いと敵のボスであるワイズマンは同一人物だった。あのパターンかもしれない。
つか、去年のソードオブロゴスが、そうだったやん。つまり、もはや王道。
フリオの過去話。
やっぱり根っからの悪党じゃありませんでした。
ヲタク気質のためクラスで虐められていた。しかも、たった一人の親友にも裏切られた。
そりゃグレても仕方ない。
ギフスタンプは、人の中に棲む悪魔を呼び出すだけのそれまでのスタンプと違って、呼び出した悪魔に宿主である人間を喰わせて怪人として完成させる。らしい。
いよいよ、ファントムと同じになってきましたな。
これでは助けようがないだろ。それとも、喰われたというオルテカの言葉が嘘?
デッドマンズの信者たちは現世に絶望してるから、死ぬのも怖くないんだろうなぁ。洗脳カルトの怖さですな。
○2022-01-11 初子、鏡開き、蔵開き、九星陽遁始め、天赦、甲子、一粒万倍日 (旧暦 師走九日)
『姫様“拷問”の時間です 8』
春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス
動画よりライヴが良い。あたりまえのことです。
『こち亀』で、子供の運動会でも何でもカメラのファインダー越しにしか我が子の姿を見ていない録画マニアの父親を徹底的にディスってましたよね。
録画なんて少しでいい。どうせ全部観るなんて時間的に無理だから。
愛する子供の姿は「心のHDD」(@泥氏)にしっかり保存すれば良いのです。
「いつの間にか「おいしかったら秘密を話す」というルールが定着している」
いや、エクスさんに指摘されるまで、オイラも完全に失念してましたよ。
そうですよね。そもそも、この物語で言う“拷問”とは、美味しそうな物を目の前にぶら下げて、「さあさあ食べたかったら秘密をお話し」という、謂わば「おあずけ」の責め苦のはず。それが、いつの間に?
んー。記憶が曖昧ですが、ひょっとするとギルガの炒飯が分岐点かもな。魔剣の炎で炒めたアレ。
ロールケーキ丸かじり。
実は、やったことがある。楽しかったぞ。
「「いつか」っていつですか?」
これは本当に響く言葉。
だから最近、オイラもあれこれと我慢しなくなってます。老後の蓄えがあっても、病気とかで早死にしたら意味ないから。
と、考えが変化したのです。
無論、あるだけ全部、夢の実現に使いきるなんて馬鹿はしませんが。夢ったって、ロールケーキと同様のささやかなものですし。ええ。
ブルーゼさん、通勤時はスーツなんだ。
つまり、いつもの仰々しい格好は職場の制服という解釈でOK?
つか、ブルーゼさんだけでなく魔王様も通勤だったのか。城内にお住まいではなかったとは……。
牢屋にコンセントは警備上どうかと思うが……。
知恵の輪を引きちぎる姫様は、初期の本郷猛ですか。
バニラちゃんをさりげなくサポートする姫様が男前すぎます。よって、バニラちゃんパパも堕ちた模様(笑)。
そう言えば、バニラちゃんって一度も成功してませんよね拷問。まあ可愛いから、いいけど。
番外編のカナッジが、なんとなく若い♪
○2022-01-14 十四日年越し、一粒万倍日 (旧暦 師走十二日)
ずーっと抱いてる素朴な疑問。
そこそこ規模のある施設のトイレ。
あそこにたいていある、エアータオルとかジェットタオルとか言う機械。温風と風圧で手の水を乾かして飛ばしてくれるヤツね。
あれ、コロナ禍の今は、どこでも使用禁止になってますよね。電源切ってカバーもかけて使えなくしてある。
でもさ。
いや、全部とは言わないけどさ。
紫外線で殺菌する、というのを売り文句にしてた機種もあったんだよね。
それすらも使用禁止になってる。
ってことは、殺菌効果って嘘だったん?
おい。
何とか言わんかいメーカー。
○2022-01-14 百鬼夜行
う〜〜。
「鬼」ネタ、切れた。
○2022-01-15 小正月、臘日 (旧暦 師走十三日、松迎え、煤払い)
拳銃のグリップと言えば。(いきなりだな
その素材は樹脂、ゴム、木、貝、鹿角、象牙……などなど。
ポリマー銃が主流の今だと、ほぼすべて樹脂グリップですが。つか、レシーバーとグリップが一体化してるから樹脂必然。
で、モデルガンに話を移しまして。
デフォで付いてきたのは、たいていプラ。これが安っぽくて困ります。
しかも、かつてのコクサイなど、買った翌日に割れたりするのも少なくないので、本当に涙目。自分の体験からしますと、コクサイのは特にオイルに弱いらしく、シンプルな板の形でない立体的なヤツは、ほぼ百パー割れます。衝撃を与えずともオイルの浸食で自然に割れる……と言いますか、崩壊します。感覚的にはウレタンの加水分解に似てる。「バキッ」とか「パキン」とかじゃなく、「モロリ」って感じでもげます。妖之佑の所有している M19 、M29 、そしてパイソンと、みーんなもげましたよ。だから無理して木グリを買ったものです。
こんないい加減でも通用していた、あるいは顧客の優しさに胡座かいてたことも衰退の一因なんじゃないですかね、モデルガン業界。
「値段が高いクセに、まともに動かない」という一般ユーザーの声に対して、当時の『Gun』誌に連載を持っていたジャック天野(ネモ忠)氏は「モデルガンの製造現場を知らないから、そんな酷いことが言える。皆さん真剣に組み立てて調整しておられる」と反論してましたが。ネモ忠さんこそ、市販品の実態を知らずに語っていたわけですよ。金型が古すぎてパーツ同士がガタガタになってる物は山ほどありましたし。M19 と M29 で成功したコクサイが鳴り物入りで発売したパイソンが欠陥品だったのは周知の事実(シリンダー・ストッパーの強度不足で、すぐ摩耗する。結果、シリンダーの回転がちゃんと定位置に来ず、最悪ダブルアクションどころかシングルアクションもできなくなる。オイラも、これで泣いたクチだよ)。
ご自身はメーカーから出来の良い試供品を供給されていたから知らなかったのかもしれませんが、誌面上で断定的に言うなら、前提として自分の財布で店に並んでいる何丁かを買っていただきたかった。
閑話休題。
近年の十万円単位の限定生産高級品は別として。かつてのモデルガンにデフォのプラグリは話にならない。割れずとも安っぽいですからね。
そこで出番となるのが別に売られているグリップの数々です。モデルガン末期には原寸大の正確さにこだわった品が多かったので、実銃用のグリップが取り付けられるという「もっと早くこうしてほしかった」的な嬉しい状況でした。刻すでに遅しですが。
で話戻って、樹脂、ゴム、木、貝、鹿角、象牙。変わり種で金属ってのもあるか。
例えば、SAA(所謂ピースメーカー)の標準は硬質ゴム、ガバメントの純正はベークライト、P38 も標準はプラ、などなど意外と昔の銘銃たちも樹脂グリップを使ってました。
当時のカウボーイがそうしてたかどうかは知りませんが、日本のウエスタン好きは、プラに替えて、SAAのモデルガンに様々な材質のグリップを付け替えることで楽しんでいる。それが木であり貝であり鹿角であり象牙。
そう言う自分も、モデルガン全盛期にそれをやりたかったですね。SAAの各銃身長それぞれに別々のグリップを付けて並べる♪ お金無くて実現できませんでしたけど(涙)。
これがS&Wやコルトの大型ダブルアクション・リボルバとか、P38 などだと、そうはいかない。グリップが立体的構造をしていて、木以外だと強度的問題で再現しにくいんです。かと言って、いくら実銃用だからってパックマイヤーのラバーなんて御免ですし(汗っかきの天敵だよあれは)。
SAA以外でも、ガバやチーフなどなどシンプルな形のグリップだと自作できなくもない。切って削るのもですが、何より表面仕上げの技術が必須ですけどね。これができないと惨めな結果になる(汗)。
グリップを選択する感覚は、車のステアリングやシフトノブと似てるかな。木とか革巻きとかジュラコンとかとか。ウレタンは本当にダメだ、勘弁してくれ。
ともに、ビギナーに優しい初級カスタマイズというわけです。
○2022-01-15 山姥の洗濯日
令和の今なら山姥も洗濯機使ってて不思議じゃないと思う。
○2022-01-16 藪入り、己巳 (旧暦 師走十四日)
実態が判らない段階で、津波ではないが変則的に津波警報で対応した気象庁の姿勢は評価に値する。
前例に縛られなかったからね。
だがしかし。
前夜19時に「多少の潮位の変化があるだろう」と発表。
だけでなく「被害の心配はない」と言ってたよね。
で、深夜になって警報と注意報。
19時の発表で安心して就寝した人は、警報に気づかなかっただろう。
安心して出漁して大波に遭遇した漁船もあったかもしれない。
判らないのに、なぜ安心させるような発表をした?
深夜に開かれた気象庁の会見は、↑の責任回避をすべく言い訳に終始していた。
弁明だの何だのなんて後でやればいいのに。実に見苦しい。
NHKと民放各位は、そんな無意味な会見をダラダラ流してた。取材陣の質問も「緊急時の今それ訊く?」レベル。ともに時間の無駄。
テレ東だけが、会見の要約のみを報じ、太平洋側の津波到達時刻などの情報を重視してまとめていた。そして、その合間合間にしつこく避難を促してた。これが大正解。
重ねて言うが。
判らないのに希望的観測からくる安易な発表は無責任。
これについては、きっちり責任を取ってもらいたい。
判らないことは「判らない」と言えばいいのだ。
安いプライドなんか捨てろ。
「想定外」を言い訳にするなっ!
17日のことを考えますと、あえて神様が警鐘を鳴らしてくださったのかもなあ、と思えてなりません。
○2022-01-17 土用、大犯土、三隣亡 (旧暦 師走十五日)
自分、『ドカベン』では最初期の柔道編が一番大好きです。うん。暴言だと自覚してる。
味わいという面では『あぶさん』のほうが秀逸ですよねぇ。
『野球狂の詩』は実は、ほとんど読んでいない。
つか、そもそも野球が好きじゃないしオイラ。(;^_^A
この人の作品では、市井の人々もっと言うとドヤ街など底辺の生活者を描いたもののほうが魅力的だと思うのです。
埃臭さ、泥臭さ、汗臭さ、ですね。
読者の心に攻め込んでくる迫力とでも言うのかな。
合掌。
○2022-01-18 望、初観音 (旧暦 師走十六日)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2201/16/news037.html
『リン☆ドリ』ギリギリ入ってるのが何か嬉しい。
そこそこ課金したからなぁ。
まあ、それより何より、泥さんの書くストーリが面白かったからこそ打ち切りが残念なんですよ。はひ。
そもそもネトゲにあんまり課金しない方針の妖之佑ですから、実体験で知っているタイトル数も少ないものです。
それでも思うのは、ネトゲは終わると本当にすべて終わる何も残らない、ということ。モモンガさんみたくシステムごと転生しない限り、積み重ねたものすべて消え去る。
『リン☆ドリ』とか、せめてデータをローカルで楽しめる課金サービスを最後にリリースしてほしかったとマジで思いましたからねぇ。
今は販売版タイトルもネットに繋ぐ前提ですから、ますますもって、終了イコール世界の終わり、みたくなってるのかな。
知らんけど。
『あつ森』は興味あるんですよねー。
ハード買わないから遊ぶ予定もないですが。
○2022-01-19 (旧暦 師走十七日)
カリちゃんが謝罪するなんて、天地がひっくり返らないか!?
全身火傷は、あんなものではなく、ほぼ即死します。皮膚呼吸ができなくなりますからね。BJでもなければ助けられない。ドクターXはどうだろ?
なので病院のベッドに横たわる一輝の包帯まみれミイラ姿がギャグ漫画にしか見えません、残念ながら。まして、無理して動いて戦闘できるレベルじゃないんだよな。徹底的に妥協しても意識不明がいいトコ。
実際の炎でなく霊的なもの、地獄の業火とでもしておけば、まだ納得もできるんですけどねぇ。ま、その場合は物理的な火傷じゃなく原因不明の意識不明って感じになるかな。
フリオはオルテカに親友を殺され暴走。
それをリバイスが止めた結果、フリオの力もギフ様の元に。
力を失ったフリオにとどめを刺そうとするオルテカ。
そこに立ちはだかったアギレラ様は、まさにヒーロー、王道。
お二人の逃避行は、まだ続くようで。
まさか、フリオがいつも口にしてはアギレラ様にビンタされてた「スマイル」が、こんな重要キーワードだったとは。
ギフ様を見て怪しく微笑む長官の言う、
人間万事塞翁が馬
とは、要約すると「先の事なんざ判らない」。
つまり。
今が良くても後に悪くなるかも、今が悪くても後に良くなるかも。
喜んでいる者に対しても、悲しんでいる者に対しても、どちらにも使える便利な言葉ですが。
長官は、どういう意味で呟いたのか……?
言葉と意味が繋がらないので調べてみました。と同時に記憶が甦りました。ああ、そう言えば習ったな、と。
「人間」は厳密には「じんかん」と読み、世の中のこと。
「塞翁」は塞(とりで)に住む爺様のこと。
「馬」はそのまま。爺様の持ち馬。
つまり直訳すると「世の中すべては、塞翁の持つ馬のごとき」となります。
で、「塞翁が馬」に内包される意味が圧縮されすぎてて、まさに七転八起か七転八倒。だから言葉と意味が繋がらない。
ここから先は、ぐぐってくださいましな。漫画の展開みたいで、わりと面白いです。
変身強制解除が続くヒロミっちは肉体年齢八十歳越えになっとるそうで。そりゃ変身に耐えられんわな。
デモンズドライバ、やばいな。
○2022-01-20 大寒、二十日正月 (旧暦 師走十八日)
東京の七福神巡りだった『なんだコレ ミステリー』は、わりと楽しかったですね。
でも不満も少し言いたい。
一つは、例によって今戸神社の言。
今回、東京七福神巡りに参加している今戸神社を持ち上げる必要があることは理解できます。番組としては仕方なかろ。
でも、今戸神社の宮司さんの言葉は、そのまま受け入れるわけにはいかないですね。
「今戸の地にあった今戸焼の猫が招き猫の元祖である」
「昔、今戸に住んでいた婆様が猫の焼き物を売り始めた」
この二点は問題ないです。
問題なのは、今戸神社が今戸焼と関係なく、たまたま今戸焼と同じ地域だったという一点のみで「招き猫発祥の神社」と名乗るのは如何なものかと。そこですよ引っかかるのは。
前にも言いましたが、今戸焼の猫(丸〆猫)と婆様の話は浅草寺と浅草神社に関わる由来です。今戸神社は関係ない。
そもそも今戸神社が「招き猫発祥」を言い出したのは極々近年のこと。浅草どころか、豪徳寺の招き猫とも歴史が違いすぎます。
今戸神社の自称は、例えが失礼だとは思いますが、某危険国家が尖閣を自国の領土だとする暴言と本質的に違いません。
商売上手と言えば聞こえは良いですが。巨大な神社以外は経営が大変だという事情はお察ししますが。
仮にも神職が史実を歪める発言していいんですかね?
知らない人は信じちまいますよ(オイラもかつてはその仲間だった。勉強不足を猛省している)。
由緒正しい歴史のある神社だけに、この姿勢は残念でなりません。
もう一つは、待乳山の聖天さん。
あそこに山と積まれた大根の供物。
お寺の話としては「大根が体内の解毒に効くからだろうが、はっきりとした理由は判らない」とのことでしたが。立場上、そう言われたのだと思います。
聖天あるいは歓喜天、正しくは歓喜自在天。
そのルーツはガネーシャ。印度でもかなり怖い神様のお一方です。
そんな聖天さんの大好物が大根なんですよ。
元々は人肉を好む鬼神で。佛に帰依したことをきっかけに、人肉食をおやめになった。
代わりに嗜まれるのが大根です。曰く、人肉に似た味がするとのこと。
なので、供物としては二股大根がベストなんだそうな。シルエットが人を思わせるので、よりお喜びになるんだそうです。
まあ一説、ですけどね。
これに似たのが、鬼子母神にお供えする柘榴。
鬼子母神は、かつて鬼神だった頃、千いる我が子を育てるための滋養として、人の子を次々と攫って喰らっていた。
それを見咎めた御釈迦様が鬼子母神の末っ子を攫い、取り乱す鬼子母神に「千の中の一人でそれだけ悲しむのだ。人の悲しみは如何ほどのものか知れ」と諭したことで改心、以後は人の子を守護する神様になった。
ただ、人肉の味が忘れられないため、柘榴を代用食として嗜むように。何でも柘榴は人肉に近い味がするらしく。
また、子沢山の鬼子母神にかけている気もしますね、柘榴の実の様子が。つまり子宝の幸運アイテムでもある。
神様じゃないですが。
河童が胡瓜を好むのも、人肉の味がするという話があります。
人を襲っていた河童が霊能者にこらしめられて反省、以後は胡瓜で我慢することにした。要するにドラキュラさんのトマトジュースですな♪
大黒天も人の血肉が大好物とのことで。
荼吉尼天は寿命の近い人を寿命が尽きるまで守り、その代償として心臓を取るという、死神みたいな話もあります。
佛教天部の神々は、そのルーツが印度の神様ですからね。血生臭くて怖いかたが多いのですよ。
本気で崇拝するには「心臓を捧げよ」なんですね(苦笑)。
待乳山の大根では、ここらあたりに軽〜く少〜しだけ触れてほしかった。
七福神巡りは我が尾張國にも名古屋七福神巡りがありますね。
なので、わざわざ東京に行かずとも、各地元の七福神を巡礼するのがいいと思います。初詣を小さくとも地元の神社に詣でるべきなのと同じことだと思います。
そのうえで。
個人的には全国を股に掛けた七福神巡りとか、やりたいですね。
あくまでも個人的な独断選定ですが。
恵比寿……西宮神社
大黒天……円福山豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)
福禄寿……比叡山延暦寺別院赤山禅院
毘沙門天……鞍馬山鞍馬寺
布袋和尚……黄檗山萬福寺
寿老人……大道山長安寺
弁財天……江島神社あるいは天河大辨財天社(天河神社)
吉祥天……小田原山浄瑠璃寺または吉祥院天満宮吉祥院(吉祥天女社)
八福神になってますが。
説によっては、弁天さんの代わりに吉祥天だったり、福禄寿と寿老人を同一視するため吉祥天が加わったりですので、七福神となれば吉祥天も欠かせません。
○2022-01-21 初大師 (旧暦 師走十九日)
『ハクション大魔王2020』
録り溜めするにも程がある。一昨年だぜもう。
とは言え、『サイコパス3』も『進撃』3以降も録っただけのまんまなんだが……(汗)。
まあいい。
この作品のスピンオフは何度か制作されましたが、どれも正統続編ではなかった。
ために、カンちゃんと大魔王&アクビの涙の別れが消化されないのを理由に評価できませんでした。制作の姿勢が安直にしか思えなかった。ぶっちゃけ前作を踏みにじってるとしか。
『2020』はストレートな続編となっており、歳を経たカンちゃんも登場。五十年前のあの皆既月蝕の夜をきちんと引き継いでくれました。
2クールありましたが、自分的にはカンちゃん再登場の第14話と最終話だけが重要でしたね。他はまあ失礼ながら平均点ということで。
その第14話。
仕事で海外に移住しているカンちゃんが一時帰国で大魔王&アクビと涙の再会。これは泣かされます。
だって、五十年前に大大魔王様は「壺は百年、人の前から姿を消す」と宣言しましたからね。それはつまり魔王たちとカンちゃんとの永遠の別れを意味した。だからカンちゃんもパパもママも仲間たちも、魔王とアクビを回収しようとする壺に必死に逆らった。逆らって魔法の力に負けた。そして壺は月の彼方に消え去った。
二度と魔王にもアクビにも会えないと諦めていた五十年後のカンちゃんが、ホテルで魔王とアクビの姿を見たときの気持ちを想像するだけで泣けてくる。同様に、五十年ぶりにカンちゃんに会えた魔王とアクビの感情にも揺さぶられます。声優さんは五十年前とすべて違いますが、見事に演じてくださったと思います(ちなみに、当時のカンちゃんとアクビの中の人は、いまだに磯野家で元気にやってるぞ)。
大大魔王様から主権を引き継いだ大魔王がトップになった権限でルール変更して百年を五十年に短縮したというのは、ご都合主義と言えなくもないですが。まあ、いいじゃん♪ 律儀に百年後の話にしちまってカンちゃん没後を描くより、ずっと良い。魔王とアクビがカンちゃんの墓前で線香なんて観たくない。うん、やっぱり五十年で正解。大正解。
最終話は、ほぼ五十年前の再現でした。悲劇の再現ね。
プゥータの言うとおり「残酷」な結末でした。でも、この酷なところが『ハクション大魔王』なんですよ。だからいい。
空に浮かぶ壺を必死に走って追いかけるカンちゃん(カン太郎)は、五十年前に壺を追いかけたカンちゃん(かんいち)そのもの。そして壺が月の彼方に消え去るのも同じ。
こればっかりは大魔王でも、どうにもできない。さすがに別れを取りやめにはできない。
だったら、そもそも町の人たちと仲良くならなければいいのに、アクビもプゥータも町に溶け込んでしまう。責任者の自覚があるのか大魔王は冷静に距離を置いていたため、クールに淡々と仕事を進めてましたけど。だから悲劇。特にカン太郎はアクビに強い感情を抱いたがため……残酷だよな。
昨今の世情からすると、エピローグでやっちまうんじゃないかと心配してたんですよね。
涙の別れから数ヶ月、唐突にアクビがカン太郎の前に。で、「女王になったからルール替えちゃった。おとたまもやったから、いいよね♪」とか。
これやったら最悪だけど、今どきの作風って、こーゆー緩い甘ちゃんが多いからなぁ。不安だったんですよ。
でも、やらなかった。さすが『2020』のスタッフは判ってらっしゃる。
前作への敬意が強く感じられる良質な続編だったと思います。
新キャラのプゥータは別として。
五十年経ったから、アクビも成長したとして。
でも、なんで大魔王までスリムな美形になるん? 壺の中限定の姿ったって、前作では壺の中でも、あの二頭身だったというのに。
そこだけは納得いかんですよ。
美形アクビは、ねこ姉さんと良い勝負だ。立体化を希望する。
「何でも美化すりゃいいってもんじゃない」けど、ねこ姉さんとアクビだけは支持するものであります。
○2022-01-22 若草山焼き (旧暦 師走廿日)
剛くん、また声が潰れてるな。
風邪か? それとも呑んで騒いだか?
タモさん、あいかわらず民俗には興味なさげですね。
オイラなんて、石敢當ひとつで茶碗どころか丼三杯でもいける。
ちなみに、丁字路の突き当たりの塀などを抜けて家に入ってしまう厄のことを辻神と呼びます。
と言うか、そもそも辻神は辻に棲む魔物で、丁字路は連中からすれば、きちんと囲んだはずの敷地にある隙なんですね。
考えかたを変えるなら、辻神は直進しかできない。なので丁字路に行き当たると、そのまま突き抜けてしまい、結果として敷地内に侵入してしまう。
だからこそ、その箇所を守るべく石敢當があるワケ。玄関をシーサーが守っていても、辻に面した所を防御しないとダメということですね。
辻とは異界との境界でもあります。
だから、そこには魔物がいるし、不思議な力も漂っている。
例えば辻占は、そんな不可思議な力を利用する占いというわけです。
○2022-01-22 果ての廿日
熊野の果無山脈のどこかに家を建てたら、まさに「ポツンと一軒家」だな。
出くわすのは獣と妖怪だけ(毒虫とUFOは御免被る)。
それはそれで理想的な環境ではあります。
ネットだけは繋いでおきたいけど(笑)。
○2022-01-23 一粒万倍日 (旧暦 師走廿一日)
綺麗な司令官の出番があるとは思わなかった。しかも格好良い長台詞付きで。
回想シーンとは言え、中の人にとってはご褒美レベルでしょうね。
デモンズドライバが、人体内の細胞の働きあれこれを解説しそうな声で喋りだした。曰く、ヒロミっちの命を喰らうそうな。それで身体年齢八十越えになってたわけか。
今までデモンズに悪魔の存在感がなかったのは、この不穏さへの布石だったということか。
カリちゃんと長官の台詞からしても、ヒロミっちはハナっから生け贄要員の線が濃厚……長官はともかく、カリちゃんの立ち位置がサッバリ見えない。敵なのか味方なのか。
退院してきたパパさんはベタなギャグでごまかしてたけど、何か隠してるんだろうな。
カリちゃん同様、底が見えないキャラですし。
人を悪魔に喰わせるカルト教団への潜入捜査って「危険」なレベルをとっくに越えてる。
少しでも怪しまれたら即、餌だぞこれ。
まあ、その心配だけは、なかったわけですが。ホント、平成令和ライダーのゲスト女って、どいつもこいつも。
フリオあらため玉置は、とりあえずおちついてる模様。
こいつも底が見えないと言えば見えないんだよな。アギレラ様命なのは変わらないとして、「敵対する意志がない」という言葉をどこまで信用していいものか。親友とのあれこれはともかく、アギレラを助けるためなら五十嵐家を利用するくらい平気でやりそうなんだよな。
対して、アギレラは判りやすい。ギフ様しか勝たん。それ一筋のシンプル。
さくらが何とかする鍵は、アギレラが社会の何に絶望しているか、ってところだろうけど。少なくとも力押しではダメだぞ、さくら。
そんな、さくらの言動を監視する牛島息子も不穏そのもので。『リバイス』ってスパイ物なん?
一輝が冴えすぎてる気もせんでもないが。あの場で真相に気づけるのは一輝かバイスしかいないからなぁ。
本当に、平成令和のゲスト女って、どいつもこいつも……。
そう言えば唐突に思ったけど、ジュダックって本当は、どっち側の人間だったんだろ?(関係ない話でスマヌ)
Wスパイのツーハンドはベレッタかな? 92 を両手持ちする女って、誰かを思い出しますな。シルバー仕上げだったら、ほぼ完璧(笑)。
そんな裏切り女の言う「フェニックスの真実」は、まだまだ引っ張るんでしょうね。
とは言え、仮にフェニックスが真っ黒だとしても、デットマンズが真っ白とはならない。女スパイがロクな末路を迎えないのは明らか。
オルテカもなかなかの悪党だけど、デットマンズのトップというわけでもなさそう。
デッドマンズとフェニックス、裏で繋がってる説が、やっぱり濃厚かな。悪魔騒動を起こして人間社会をどうにかするのが目的で、だからこそ白黒両方の組織を対立させる闘争の構図が必要、とかね。よくあるパターンだわ。
ところで、そろそろ一般隊員にも、もう少し力を与えてやってほしいですね。
敵雑魚と対等に喧嘩できる程度の力は必要じゃないかな。ライブが敵雑魚の群れだけを相手にするって戦力の無駄遣いに他なりません。
毒性をかなり薄めた量産型ドライバとか、あるいは隊員を少しだけ強化できる装甲スーツとか。
次回予告が危険すぎます。
ヒロミっちが「最期の変身」って。
「最後」じゃなく「最期」ってのがね…………。
○2022-01-24 初地蔵、不成就日、巣鴨とげぬき地蔵大祭 (旧暦 師走廿二日)
とある神社が、近所の商店相手に両替を始めた。
という記事を読みまして。
「神社が商売かよ」
などという否定意見がある一方。
「これは銀行に対する見事な挑戦」
という肯定的な声も多く。
妖之佑は肯定派・賛成派ですね。
神社佛閣は小銭が集まりすぎる。
商店は大量の釣り銭を必要とする。
需要と供給が一致します。だから両者の直接取引は効率が良い。
そこに割り入って少なくない手数料を両者から横取るのが金融機関なのですから、件の神社の姿勢は批判されるものではないと思います。
いえね。銀行の手間を考えると手数料も仕方ないとは思いますよ。
でも、それでも両替すると元本割れするってのは何か歪んでます歪みすぎてます。
なので、「これはキャッシュレスを目論む政府の陰謀ではないのか」という推論も、あながち外れてはいないのかもしれない、とまでね♪
そもそもチョンマゲ時代、両替商というのはお金を動かすたびにアブク銭が入ってくるウハウハな商売で、悪徳商人の鑑でした。
何も生産しないのに大量の稼ぎを得るうえ、武士も商人も頭が上がらない。あまっさえ幕府の発行した小判の質にケチを付けて両替率を勝手に決める(要は、小判を引き受けるときは買い叩く、小判で出すときは額面を優先する)のですから、世間から悪口言われて当然でしょう。
現代の金融機関がそう言われることのないよう願ってますよ。
とりま、件の神社に皆、続けー!
お札で賽銭出したくないケチな庶民でなおかつ賽銭の電子化が気に入らない人なもので。はい。
○2022-01-25 下弦、初天神、小犯土 (旧暦 師走廿三日)
そもそも、責任の所在が曖昧なシステムを利用する人の気が知れません。
配達された料理に運悪く不備があっても誰も責任を取らないのであれば、お金をドブに捨てるようなもの。
そんな元締めだから、交通事故でも責任回避に終始するわけで。
「配達員は個人事業者」などと、よくも言えたものです。
個人事業者が元締めのロゴを背負うんですか? 理解できないです。
個人事業者なら、めいめい勝手に名乗っていいじゃありませんか。ロゴなんて不要。
例えばフランチャイズの店長は個人事業者ですが、チェーン展開している手前、店にトラブルがあれば本部が(全面的でなくとも)一定の謝罪をするじゃありませんか。
なんで、それをやらないのか。出前事業は違うと言いたいのか。
裁判所が適切な判断をしてくれるものと信じてますし、そもそも件の屁理屈システムは日本社会にそぐわないと思います。
こちらは田舎なので、あの汚らしいロゴを今はまだ目にしませんが。そのうち浸食してきたら嫌だな。
まあ司法に頼らずとも。
個人個人が利用するしないをちゃんと考えれば、タチの悪いところは淘汰されるのが道理です。
少なくとも私は、店が直に配達する出前しか利用する気になれません。トラブルが起きたときの責任問題を考えると、あたりまえだと思うんですけどね。
ホント、素性も知れないド素人が配達した物をよく口にできるな。
その無邪気さが信じられんわ。
○2022-01-26 一粒万倍日 (旧暦 師走廿四日)
社会科の教員免許を持っているとて、別に日本史のマニアでも専門家でもない。
ましてや、あばれる君は芸人さん。何事についても現場Dの指示に従い口を噤むのは、某無人島脱出でも証明されたわけで。
なので、あの専門家氏の言いなりなのは当然であって、あばれる君がどうこうというつもりは皆無です。
まずは、そこをはっきりさせておきます。
そのうえで。
京の都を夜な夜な練り歩いた鬼どもの正体が疫病という説は頷けます。
当時の都は治安ばかりか衛生も最悪でしたからね。おまけに医学も未発達なので死体ゴロゴロも当然のこと。例えば妖怪「帷子が辻」などは、それを具体的に顕したものです。
ただ。
酒呑童子も同様に疫病だとする考えには同意できません。論理が飛躍しすぎです。
源頼光と四天王が酒呑童子に酒を振る舞ったのを「アルコール消毒」などとは、戯言も大概にしてほしい。
いや、確かに酒には邪気を払う効果があるとされますが。
でもね。酒をそう使うのは、あくまでも心霊系の専門家。霊能者つまりは僧侶や神職、そして何より当時なら陰陽師。番組で紹介されたのとは別の偉い人が夜道で鬼と出くわしかけたとき、早期警戒機のごとくに敵を認識して主に知らせたのは、かの安倍晴明ですし。
余談ですが、さらに別の偉い人のときは着衣に「佛頂尊勝陀羅尼」が縫い込まれてあったおかげで難を逃れた、とあります。
何より、源頼光と四天王は酒呑童子の他に、同じく都を脅かしていた土蜘蛛の一派も退治しています。こっちをどう説明しますかね?
源頼光と四天王は姿形を持った敵の討伐隊であり、刀や槍などを扱う実戦部隊ですよ。断じてゴーストバスターズでも医療チームでもない。
強い敵を旨い酒で酔い潰してから退治するのは、素戔嗚尊以来の日本伝統の必勝法であるだけでなく、オデュッセウスも使った手です。つまり教科書どおりの定番戦略。
そもそも「酒呑童子」の名の由来が「当人が大の酒好き」という話もあるのです。なのに、油断させるための酒盛りを「消毒」などとまあ、よくも言えたものだ。こじつけにも程がありますね。
そもそも酒呑童子の首塚が残されていること自体、酒呑童子が目に見える存在だったことの証明となります。
有名な将門伝説が最も知られた実例でしょう。平将門も実在した武将です。それが死後に祟り神みたく扱われている。
いや、日本三大悪霊すべて、そう。
都から太宰府に左遷されたことを終生恨んでいただろうと推測されたが故に悪鬼扱いされた菅原道真も同じく。
天皇家からは政権闘争の犠牲となった崇徳院がエントリーしておられますし。
お三方ともに今は神として祀られているわけで。
ですから酒呑童子の首塚が社にあるのは、むしろ自然です。で、酒呑童子は偉い人でなく賊なので、あのような淋しい社になっただけのこと。
ちなみに祇園祭が疫病対策の祈願祭を元とした説は正しくも不十分です。
その疫病の原因こそ、無念のまま亡くなった政権の重鎮たちが転じた怨霊である。という事情を無視しているのが減点対象。
つまり祇園祭は疫病対策であると同時に、その原因となった怨霊たちを鎮める意味もあり、むしろこっちのほうが重要。怒れる道真公を鎮めるべく天満宮を建立したのと同じ意味があるのです。
妖之佑のごときド素人にツッコミされるような穴だらけの説をドヤ顔で出してんじゃねーよ、『何だコレ ミステリー』のスタッフさんよぉ。
いや、面白いっちゃ面白い説ではありますけどね「酒呑童子=疫病」。
でもその面白さは「JFK暗殺の黒幕は MJ12 で目的はUFO情報の隠蔽だった。実行犯は実は大統領車の運転手だった」ってェ“矢追級”の面白さです。
件の学者さんは、あえて異端の説を唱えることで学会での存在感を維持しておられるのかもなぁ。
○2022-01-26 百鬼夜行
で、百鬼夜行。
これが執り行われる日程は予め暦で判ります。
なので、当夜に出歩くのは情弱か怖い物知らず。もしくは賊か無宿人ですね。
貴族の場合は、酒の勢いで、というのもあったかもしれません。
いずれにせよ「君子危うきに近寄らず」がベストですよ。
桑原桑原。
○2022-01-27 最乗寺道了尊大祭 (旧暦 師走廿五日)
呑み屋のダベりレベルで話します。
ですので無根拠で無責任な憶測に過ぎません。
そこんトコ、どうぞよしなに。m(_ _)m
試験問題流出事件。
単独犯とは思えないんだよなぁ。
誰かを……つか主犯を庇ってるんじゃないのかなぁ。
とすると惚れた男かなぁ。
ともあれ、上級国民には弱い日本警察だけど、一般庶民には強いので、主犯がいるならいずれ捕まるだろうね。
つまり、単独犯で幕引きなら主犯は上級国民ってことに……?
それはそれとして。
依頼されて解答を返信した東大生が馬鹿すぎる。まさに偏差値が高いだけの馬鹿者。
内容が明らかに試験問題レベルで、送信されてきたのが試験日当日。これで気づかないというのが想像力ゼロの証明。
純真無垢と言うよりは、「オレ頭いいんだぜ」アピールしたかっただけだろ。
そもそも家庭教師を求めている相手が解答を評価して決めるって変だろ。解答を評価できる時点で、その相手の偏差値レベルは高い。つまり家庭教師など不要なレベル。
なんで怪しまなかったかなーその矛盾点。
つまりさ。
ひょっとして真相に気づいてて判ってて解答を返信した学生もいたんじゃね? ってコトだよ。
毎年、不正行為のニュースを観て思うこと。
試験会場に電波が通らないように出来ないのかな? 遮蔽でもいいしジャミングでもいい。
昔は電車内で「携帯電話のご使用はおやめください」ってあったけど、言うより車両全体を遮蔽するほうが早いと思ったんだよね。
さすがに今だと通勤時間に車両内で情報収集するビジネスマンもいるから、電波遮断は虎の尾を踏むことになりそうだけど。
それができないなら、試験会場の入り口で所持品検査&ケータイ預かり、を徹底するしかないと思う。
あとは、問題内容を改革すること。かな。
昔々は年表や用語の丸暗記なんてあって、だからオイラは特に歴史大嫌いっ子だった。
でも、今ならデータに簡単にアクセスできるんだから、丸暗記の意味などない。年表を資料として見ながら思考すればいい。
つまり思考力のみを問う問題にする。
あるいは、いっそのこと試験は基礎力の確認だけにしたらどうだろ。
さすがに常用漢字の読み書きも九九もできないヤツを大学に入れる価値はないから、そこだけのフィルタリングをして。
大学の中で単位取得と特に卒業を厳しくして、ドンドンふるい落とせばいいんじゃなかろうか。
馬鹿な大卒を大量生産するよりも、はるかに「最高学府」の存在意義が守られると思うんだけどな。
幸か不幸か、今はもはや社会に出てから「四大卒」の肩書きが役に立たない時代だし。専攻を生かした専門職以外で「大卒」なんて不要だと思うぞ。
○2022-01-28 初不動 (旧暦 師走廿六日)
言わんでもいい余計な一言。
ってヤツですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles /4fee9c56421d6228d6963c7873c816923c6f8116
前にも他の作者さんの血の叫びがネットに出てたよなぁ。
ファンを自称していながら海賊サイトで読んだアピールする野郎がいる、と。
これはエセファンが無知すぎる馬鹿すぎるという扱いでしたが。
一方で。
記事のは「ごめんなさい」が添えられているので、古書が作者を潤わさないばかりか損害すら発生させている、という“お金の流れ”を理解していることになりますね。
これは「無自覚の悪意」と言っていいレベルかもしれん。
私も古本は買いますよ。別に罪悪感など抱かずに迷わず買いますよ。
でもそれは、絶版本だったり絶版でなくとも重版されなかったりという入手難の本に限ります。ああ、電子版は嫌いですし「購入」とは違うので論外です悪しからず。
他には、古書の存在などではびくともしない超売れっ子様をケナすために内容を知る場合、古書を買うか図書館で借りるに限りますね。糞野郎に一円たりとも渡したくないから(爆)。
まあ、出版元がプロモ目的で無料公開しているデジタル版は読みますよ。
で、かなり面白いと感じたものだけ紙の本で買う。平均点だと、申し訳ないけど買わない。
そんな感じかな。
「なろう」系出身の小説でもそうなんですが。
気に入ったものだと、読者は無料のウェヴ版だけでなく、ちゃんと本も買うんですよね。のみならずコミカライズも買うし、アニメ化されれば円盤も買う。
作者を応援する人は、ちゃんと応援している。
だからこそ、「ラノベは楽して儲かる」などという暴言を吐くTV局も出てくるわけで。
漫画、ラノベともサブカルに属するだけに、世間の扱いは微妙なのかなぁ。
でも、言ってしまうと音楽も似たような状況ですよね。無料配信で聴くのが主流になってて、特に物心ついた時点でスマホを手にしている世代では「音楽はタダで聴くもの」という考えかたになりつつある。
百年ほど経って創作文化が滅んだ頃に、ようやく世の中が気づくんだろうか。
でも、その頃には創作力のある人々は日本国内を「市場」とは考えず、スルーしている。
日本では愚にも付かない駄作しか生まれない。
そんな悪夢は御免ですね。
○2022-01-29 三隣亡 (旧暦 師走廿七日)
ほほぉ。
https://g-witch.net/
なぁんにも判らんなぁまだ。
○2022-01-31 十方暮入 (旧暦 師走廿九日、大祓え、苦松、苦餅)
バイスの口が実はマスクだったとは、やられた。
しかも食事のしかたが、どうやらホラー風だという(笑)。
裏切り女は、あっさり生け贄に。
そりゃそうでしょ。だってオルテカだし。
自分だけ特別扱いされると勝手に思い込んでたあたりが愚か愚か。
せめて、フェニックス内で見聞きしたその「真実」とやらをヒロミっちには伝えてほしかったですね。
そのヒロミっちは辛うじて助かる。
とは言え、体ズタボロなのは変わらずで。しかも次回予告がまた不穏で。
今回は安心させといて……って展開ですかねぇ。
まさかの一輝組とアギレラ組との共闘は楽しい。
ま、あくまでもオルテカという共通の敵がいるからという限定ジョイントでしょうが。
そのオルテカも分離され、悪魔はギフ様の元に。
しかし、フェニックスに捕まるのすらオルテカには予定どおりだったらしく。
そこで繋がるオルテカの過去。
承認欲求の極端に強い、こじらせガキだったと。
そこに目を付けた黒幕によってデットマンズに勧誘されたと。
シスの暗黒卿みたいなローブで顔を隠した黒幕、声と口元が誰かに似てるような似てないような。
フェニックスの長官は力を蓄えつつあるギフ様の様子に上機嫌だしなー。(棒
戦闘中にいきなり苦しみだしてたバイスのことも気になります。何かギフ様と連動してるっぽくて。
そ言や、虫歯のパパが煎餅囓っても痛くない、ってのも伏線かもな。
にしても今回の戦闘シーンは力入ってましたなぁ。
フォームも次々と出して、てんこ盛り。
ジャンヌのアクションも気合い入りまくり。
何より、ヒロミっち変身シーンの火薬量が!
んで、新たな敵組織ですか。いよいよ牛島家が動くのかな。
『アマゾン』や『ストロンガー』、そして『イナズマン』を思い出しますなー。
★
庭に出る
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