2018年3月


 
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□2018-03-02 望、天一天上 (旧暦 睦月十五日、小正月、上元)
 
 
 その後のヒトミGの具合。
 
 何と申しましょうか。
 良いような、よろしくないような(汗)。
 
 
 
 シャットダウンかけたときに、またも「ファイルが見つからねえからプログラム終了できねーぞてやんでバーロー!」と言ってきました。
「CLMLSvc_P2G8」なるものが原因のようで。
 
 ぐぐってみましたらば、CyberLink なる会社のプログラムとのこと。別に怪しい会社とかではなく、きちんとした所のようです。
 しかしながら、巷には削除したという声まであり、あまり歓迎されていない印象が……(苦笑)。
 
 なんでだろ?
 と、さらに、くぐりました。
 
 なるほど、そういうことでしたか。
 
 ともかく、あちこちで見つけた説明・体験談に従い、
 
 管理ツール→システム構成→スタートアップ
 
 と進み、一覧に「CyberLink」を探します。
 
 CyberLink MediaLibrary Service
 CyberLink Virtual Drive
 CyberLink YouCam Tray
 
 この三つがありました。
 
 中で、一番上に挙げた「CyberLink MediaLibrary Service」が「CLMLSvc_P2G8」に違いありません。
 巷の情報によると、これは円盤の読み書きに関係するものだそうです。
 あれ? ってことは、これ削除すると円盤が使えなくなる? それだと困るけど……そもそも Windows には WMP が入ってるし、円盤の読み書きに困ることはないはずなんですが?
 ともかく消すのは最終手段ということで、まずはスタートアップのチェックを外してみましょ。これで不具合が出るなら戻せばいい。
 つか、そもそも円盤の読み書きソフトが、なんでOSと一緒に起動して常駐する必要あるんですかね? 光学ドライヴ使うときだけ起動すればいいんじゃね? 普段は停止させておくほうが、OSの挙動は軽くなるはずですよね。つまりは、無駄なスタートアップと常駐。
 
 ついでに残り二つも調べてみました。
「CyberLink Virtual Drive」は、よく判りません。名前から想像すると仮想ドライヴに関係してそうです。しかしながら妖之佑は、そもそも仮想ドライヴを理解できてませんし、使っているとも思ってません。ので、これも停止。
「CyberLink YouCam Tray」は Webカメラ用のプログラムだそうです。なら、これも要らないな。なにせ顔認証なんて使わないし、顔出しのチャットとかも、やってませんから。つーか、そもそも妖之佑は用心のためPC内蔵カメラに目隠ししてるくらいです(爆)。
 
 それと。
「CyberLink YouCam Tray」に並んで「YouCam Mirage」なる代物もスタートアップのチェックが入ってたんですよね。でも、製造者名が「不明」ときたもんだ。怖っ。
 でも、すぐに判りました。「CyberLink YouCam Tray」のパーツみたいなものらしいです。なんで署名がないんでしょうかね紛らわしい。
 とにかく、これも停止です。
 
 
 
 その後、何度もシャットダウンしましたが、「てやんでバーロー」は出なくなりました。
 とは言え、円盤の読み書きを一度もやっていないので、まだ何とも言えません。(;^_^A
 
 
 ああ、そうそう。
 一連の不具合が出て以降、それまで多用していた「休止」をやめました。PCを止める際は基本、シャットダウンに統一しました。ちょいとそこのコンビニまで、とかの短時間の外出程度なら、つけっぱ。
 どのみち、シャットダウンだろうと休止だろうと、HDD をカリカリやることに変わりはないので、負担の面で大差ないんじゃないかと思えてきたものですから。それに、休止を重ねると不具合のカケラを積み重ねていきそうな気もしまして。
 
 


 
□2018-03-02 異界から、いろいろと。
 
 
 旧暦の小正月には、山から雪女が下りてくるそうな。
 
 また、なまはげ、あまめはぎ、すねか、などのかたがたも、本来は旧暦小正月に家々を戒めてお廻りになるそうな。
 
 


 
□2018-03-03 雛祭 (旧暦 睦月十六日)
 
 
 四月からの『ゲゲゲの鬼太郎』は、また、あれこれ設定変更されているようですね。
 鬼太郎のデザインも、かなり変わってるし。何より、ねこ娘が……おまえ誰だよレベル。
 その反面、目玉、ねずみ、砂かけ、子啼き、一反、塗りの六名は変化なく(笑)。
 
 鬼太郎の住み家が「ゲゲゲの森」にある、ということは。
 前作、高山みなみさん版の「妖怪横丁」は廃止になったのかな。まあ、あれは前作における黒歴史成分の一つだからなー。
 
 声優さんの変更については、毎度のことなので心配していませんが。
 戸田恵子さん版のユメコちゃんポジションに相当すると思われる新キャラを、ちゃんと動かせるかどうかで成否が決まるでしょうね。
 
 
 
 でも何だかんだで一番面白い鬼太郎は『墓場鬼太郎』なんだよな〜。
 
 


 
□2018-03-03 雛祭と言えば。
 
 
 亀有公園前派出所勤務の両津巡査長の誕生日でもあるんですよね、雛祭って。
 これをネタに大原巡査部長に、からかわれたことも♪
 
 ちなみに、その部長の誕生日はと言うと。
 驚愕の変動制だったりします(笑)。
 
 


 
□2018-03-04 (旧暦 睦月十七日)
 
 
『999』の新作?
 
 やめとけ爺さん。
 
 てのが一読者としての素直な感想。
 
 なにせ件の御仁、長編でまともに完結させたのが最初の『999』しかないからね。
『ハーロック』も『エメラルダス』も『999 エターナル』も『ニーベルングの指環も』、すべて放りっぱだからね。
 いちおうの完結を見た『000』は、たったの全四巻にも関わらず、一巻と四巻とで矛盾てんこ盛り状態……ありゃ打ち切り喰らってムリクリ風呂敷畳んだ形かもな。
『ミライザーバン』も終わったことは終わったけど、完結と言うより単なる尻切れトンボ。
『ガンフロンティア』は、はっきり言って駄作だし(というか『元祖大四畳半』同様に、掲載誌の関係でエロ目的なだけの作品だったからねぇ)。つか、これは長編とは言えないか。失礼。
 
 そも長編を完結させる能力・資質に欠けている。
 そこに自覚ないのが、この御仁の……いや、御仁に巻き込まれる者たちの不幸。
 
 この御仁の本領は読み切り短編、あるいは毎話完結型のシリーズ物でこそ発揮される。
 具体的には『戦場まんがシリーズ』であり『男おいどん』であり一作目『999』ね。
 ただし『999』のみ、ご大層な設定のほのめかしをした分、滑った感が否めない。メーテルの正体とか、毎話毎話コロコロ内容が変わる銀河鉄道運行規則とか。そこを排除して読み切り短編として読む限り、『999』には名エピソードが多い。
 要するに、『999』にSFっぽい伏線などないほうが良いということ。メーテルは謎の美女というだけでOK。女王の娘で人さらいでバケモノなんて設定は不要。そこをあえてスルーしてしまい、堂々と各停車駅でのエピソードに専念して、無限に旅を続ければいいだけのこと。イメージ的に例えるなら『キノの旅』みたいな感じ? 無理にSFっぽくしようとするからダメになる。そもそも、あの御仁にSF考証は無理だから、そんなスキルないから。
 しかも、そんな長編構成能力に欠けている御仁が、よりにもよってすべての自作品をリンクさせようとするから、さらに滅茶苦茶になる道理。
 
 いやほんまに。
 やめとけ爺さん。
 
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/23/news098.html
 
 記事では好意的に書かれているけど(そりゃそーだ)。
 でも載っているメーテルの顔を見る限り、下手クソになってね? つか作画崩壊してね?
 ぶっちゃけ、往年のファンは見限ってると思う。残っているのは洗脳された信者だけだろ。
 
 


 
□2018-03-05 (旧暦 睦月十八日)
 
 
 これはオイラも承伏できんわー。
 
https://togetter.com/li/1204207
 
 新聞記者が無知であり、しかもその自覚もなしに知ったかで大仰かつ断定的な記事を書く生き物なのは、とうの昔っから知ってはいます。
 実際、専門分野の記事とかで出鱈目も多いですし、特にサブカル関連はボロが出やすい。
 知らなくても仕方ないから、そこを責める気はない。ただ、ちゃんと裏を取ってから書けや、とは言いたいですね。
 
 つたない記憶を掘り起こし、時系列に沿ってザックリ列挙してみますと。
 
 一作目の本放送は低迷、丸一年予定だったものが 43話で打ち切り。
 すぐ後の再放送と口コミとアニメ誌の論評などで、炭火のごとくジワジワと人気が燃焼。
 この再放送中に、バンダイから 1/144 の赤ザクとガンダムが発売。鳴かず飛ばずながら、少しずつラインナップを増やす。
 模型誌にて、ガンプラをスケール物のミリタリーとして扱った作例が多々掲載。これがモデラーたちの魂に燃料投下。
 模型界の盛り上がりがアニメ・ファンにまで飛び火、異常事態とも言える状況に(無意味で稚拙なだけな怒り肩ザクの作例が玩具屋に展示されてたよな〜)。供給が追いつかず、デパートだかスーパーだかで殺到したお客の将棋倒し事故という悲劇にまで至る。不良在庫との抱き合わせ販売なんて店側のズルもあったよね。
 劇場版三部作の公開。
 矢継ぎ早に新作プラモがリリース。が、メカの種類が尽きたため、アニメ本編に存在しない独自解釈のMSVシリーズを展開(アッグ・シリーズも、この頃だったか?)。
 MSVが一段落したところで、バンダイは、さらなるオリジナル、MSXペズン計画のプラモ企画を立ち上げる。が、続編アニメの制作が決定したため中止。
 続編『Zガンダム』が放送開始。
 以降、長寿シリーズへの道を歩む。
 
 多少、前後のまちがいはあるかもですが、こんなあたりかな。
 一作目の本放送が「序章」だとする記事の説を否定はしませんが。
 社会現象という意味でのブームと言うなら、まちがいなくガンプラ人気の第一波と劇場三部作が最初でしょうね。
『Z』は、その大波に乗っかって誕生した作品であり、言わば二世タレントが親の七光りで売れたようなもの。ブームの立役者では断じてありません。
 
 ホント、ちょっと調べりゃ判ることなのにねぇ。
 これは論評だから、まあ見当違いなこと書いても、記者が笑いものになるだけで済むけど。社説なんて各紙で互いにケナし合ってるしサー。
 でもな。同じノリで報道記事まで書かれてたら怖いぞ、マジで。
 
 
 
 一期でなく続編がブームの火付け役になったアニメの代表は、たぶん『ルパン三世』じゃないかな。
 出来は一期のほうが遙かに優れているものの、商業的に言うと一期は失敗作で(だからこそ2クールで打ち切られた)。
 それでも、再放送を通してのファンの地味な支持を受けての二期で大ブレイク。丸三年のTV放映と、その間に劇場版が二作品も公開されたのだから、二期がブームを作ったと言っても叱られないと思う。
 出来はシリーズ中で一期がダントツだけどね。大事なことなので二度(ry
 
 同様に一期が打ち切られた『ヤマト』は、どうだろうなぁ。『ガンダム』と『ルパン』の中間くらいかなぁ。
 打ち切られながらも、その後も地味に支持されて劇場版二作品と二期につながるのは『ガンダム』の流れに近いけど、プラモなどの商品面でガンプラほどの力は到底なかった。つか、ヤマトのプラモは劇場版二作目『さらば』の時期に初めて、まともにリリースされたはず。
 あと、『ヤマト』で面倒なのは、当時の松本零士ブームと混ざってるという点。ヤマト好きと松本ファンとが、こんがらがってたからね。昭和における『ヤマト』が一期放送から完結編公開までのほぼ九年間をまっとうできた背景に松本零士さんの存在があったのは、紛れもない事実。並行して『999』や『ハーロック』も好調だったし。『1000年女王』は、つまらなかったけど、いちおう売れたのかなあれも。
 ああ、『ガンダム』のガンプラに相当するのが、『ヤマト』では松本零士さんなのか。
 
 打ち切られた作品が後々に長寿シリーズとなる。
 というのは面白い現象ですね。何事も数字だけでは判らんということかな。
 
 
 
 まったくの余談……でもないか。
 商売的に厳しかった『響鬼』も、無理な路線変更するより、スッパリ打ち切ったら良かったんじゃないかな。で、『レイズナー』のOVAみたく、後にVシネマあたりで完結編をやれば劣化もなかっただろうし。今ならあたりまえの手法(『電王』とか『ドライブ』とか『エグゼイド』が活発だったね)も、当時は対応策候補にすら上がらなかったのかな。そう思うと、ますます残念でなりませんね。もう年月が経ちすぎて、今さら撮ることもできないし……。
 そう言えば、明日夢くんの中の人は俳優業を引退なさるそうですね。家業を継ぐという前向きな引退のようで。お疲れ様でした。
 
 


 
□2018-03-06 啓蟄 (旧暦 睦月十九日)
 
 
 唐突に。
 
 またもオーディオ・チューナの話をしてみたりする。
 オチとか全然ないので、興味のないかたはスルー推奨。
 
 
 
 今や、ほぼシーラカンスとなりつつある、オーディオ・チューナ。つまり、FMラジオ放送をハイファイ・オーディオ・システムで鳴らすための品。
 電波の特性を考えれば音質面で中波放送はオマケでしかない。となれば、FMを聴くためには回路内にAM要素など不要で邪魔。結果としてFM専用チューナしか、ありえない。
 で、今はFM専用は一つだけ、かな? それも特殊な入手方法なので一般的な商品とは言えない。
 とすると、自作(笑)。あるいは往年の名機となる。それも、個人業者や器用な人でも修理できそうなアナログ機(ああ、いつものパターンだよ♪)。
 
 では、往年からササッと探してみると。
 
 誰でも一番に挙げそうなのがソニーの ST-5000F 。当時の定価が約十万円だったそうな。
 これを名機とする記事や評価が多かったような。
 
 個人的には松下大好きっ子なので、テクニクスの 30T が今でも気になって仕方ない。フラットアンプシリーズと銘打った商品展開の中のチューナで、定価八万円。売れてはいたと思うけど、いまだに使っていた人、使っている人に出会えていない。
 これより古いものに、ST-9700 というバケモノがあった。なんと定価が二十五万円。笑うしかねーぞ。
 オイラはお金なかったから、中波も入る 77T だったよ。(;^_^A
 
 ヤマハから出ていた T-2 が、なかなかに高評価だったような。定価は十三万円。アナログ機なのにデジタルでのサブ表示は余計だった気もするけどね。
 いかにも当時のヤマハ色なのが、CT-7000 。こっちゃ二十万円越えてたか。
 
 そして、チューナと言えば、元が通信機メーカーということでのダントツ信頼性のトリオ(ケンウッド)。
 ここだと、まずは KT-9900 が挙がるかな。定価二十万円。
 トリオでなくケンウッドとして展開する予兆と言えたのが、L-07TII という機種。デザインも後のケンウッド品を思わせる黒(余談だけど、松下 30T や、ヤマハ T-2 も同様の薄型&黒。当時の流行りかな?)。つか、これの前に L-07T があったはずなんだけど、記憶にない(汗)。
 で、満を持してのケンウッド・ブランド。L-01T は衝撃をもって迎えられた(と思う)。定価は十六万円。
 続いて出たのが定価三十万円の L-02T で、これがケンウッドのフラッグ・シップ機だと言える。これ以降、印象的にこいつを越えるチューナはケンウッドから出ていないからね。別分野で例えると、トヨタにおける初代ソアラの登場みたいなもんかな。
 さらに L-03T(十二万円)が出たものの、これはケンウッドとしてはお茶を濁すような品だった。なぜなら、実質的にはトリオ・ブランド KT-2200(¥99,800)の黒ver. だったから。もちろん価格差分のチューンナップは施されてるけどね。この L-03T(および KT-2200 )の問題点は、弟分である KT-1100(中波兼用機)からAM要素を取り除いた構造であるというところ。しかも完全には取りきっておらず、例えばバリコンはFM&中波兼用のパーツをそのまま使ってたりする。びっくりしたのは、ダイヤル・スケール(周波数目盛り)が両面テープ固定だったこと。十二万円の品で、これはさすがに……。性能面はともかく、こういった残念さがケンウッド好きからは嫌われたように思う(その微妙な不人気さを逆手に取り、妖之佑は例のPSE問題のとき急ぎこいつを手に入れて今でも使ってる。いや、02T なんて中古でも無理だよ買うの)。
 なお、ケンウッド(トリオ)は、この 03T を最後にバリコン機を終了。
 
 パイオニアがエクスクルーシヴ・ブランドで出していた F3 という品が、何か凄くてね。デカいし(十六キログラム)、高いし(二十五万円)。
 木枠ということもあって、存在感ではダントツ。憧れの機種ではある。
 
 他にもいっぱいあったけど。
 まあ自分的には、こんなあたりかな。
 
 


 
□2018-03-07 (旧暦 睦月廿日、廿日正月)
 
 
 セバスさん、格好良すぎ(千葉さんの声がまたね、渋くて良い味出てますがな♪)。
 あれはツアレでなくても惚れる。
 
 でも、ソリュシャンの態度が不穏。
 密告を受けたアインズ様が、どう来るか。
 ですな。
 
 仰々しく登場、わざとらしいまでに強さを押し出してるハゲの大男は、たぶん噛ませ程度の実力でしかないと思う。つか、八本指そのものが噛ませ役だろうし。
 相手が悪すぎるよね相手が。
 
 EDでは闇を垣間見せていた姫が、ガチでヤバイ人のようで。
 小太りの殿下は知っていたからこその、あの皮肉な態度だったんだろうね。妹があんなサイコだと知ったら、そりゃね。ちょっとだけ小太り殿下に同情。
 
 


 
□2018-03-08 (旧暦 睦月廿一日)
 
 
 佐藤史生さんのSF作品に『ワン・ゼロ』というタイトルがあります。
 この物語の中で、主要キャラの一人アキラは、ハッキングした高性能コンピュータ「マニアック」を手なずける過程で、あえて音声入力をオフにして、キー入力のみで躾けをしていました。マニアックの能力的には楽勝なのだが、こちら側が言葉を制御しきれないというのが理由。主人公で友人のトキの台詞を借りるなら「こっちの会話であれこれ勝手に推測されても困る」と。
 
 公式の発表を信じるなら、↑の懸念が現実になったような出来事でしょうか。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/08/news062.html
 
 モノカキ志望なせいで、こんな単純な原因じゃなく、もっと裏があるんじゃないかと、ついつい勘ぐってしまうんですけどね。
 例えば、各家庭をスパイさせる目的のプログラムがバグでボロを出した、とかサー。
 
 アシモフはロボット三原則を世に問いかけました。
 AIが進化・発展する前に、AI三原則をきっちり作っておくべきではないかと思います。いや、かなり真剣に思います。
 つか、ロボット三原則も、実際にはロボットの頭脳であるAIに対して課せられるルールですからね。そこんとこ、AI開発者は理解してるのかな? かなり不安ですよ。
 世間のお気楽さに反して実は、スカイネットやエージェント・スミスは、もう目の前まで迫っているのかもしれません……。
 
 ちなみに『ワン・ゼロ』では、お利口になりすぎたマニアックがアキラに反旗を翻し人間監視に着手。
 その姿勢に対してアキラは「ビッグ・ブラザー」と皮肉りましたよ(判らない人は「ジョージ・オーウェル」で、ぐぐってな)。
 
 


 
□2018-03-08 百鬼夜行
 
 
 生麦生米生卵。
 生麦生米生卵。
 イェイ!
 
 


 
□2018-03-09 下弦 (旧暦 睦月廿二日)
 
 
 太すぎない低音が刻むリズム。
 カチッカチッと歯切れ良い変速機の操作音。
 四本出しマフラーはメッキを光らせ。
 独特の青緑色をしたタンク。
 
 紛れもなく、ドリームでした。
 
 綺麗にしてたなあ。
 運転も丁寧で。
 かなり大事に乗ってる印象。
 服装だけ超絶ダサかったのは玉に瑕、ご愛敬♪
 
 あーゆーライダーは素敵ですね。
 
 今さら限定解除する気は起きないけど。
 少し未練は出てくるね、あんな車を間近に見ると。
 まあ体力もお金もないから諦めてますが。
 
 にしても、路上を走るドリームは初めて見たかもしれんなオイラ。
 
 


 
□2018-03-10 (旧暦 睦月廿三日)
 
 
 チューナの話をしてしまうと。
 カセット・デッキの話もしたくなってしまう(笑)。
 
 もちろんオチとかないので、興味のないかたはスルー推奨。
 
 
 
 妖之佑自身は、お金の関係もあって順当にソニーで始まり、それが壊れたのでティアック、という流れでカセットテープの終焉までを過ごしましたよ。つまり買ったデッキは二台だけ。
 その代わり、粗大ゴミで見つけた稼働品があり、テクニクスが加わる。ティアックも拾ったな♪
 今じゃ、どいつも動かないけどなー。
 
 往年の名機の中で外せない品となると。
 別格すぎるナカミチの 1000ZXL(当時の価格が五十万円! 特別仕様品だと八十万円越え!!!!)は置いとくとして。たかがカセットテープの録音再生に……このメーカー、狂ってやがる(褒め言葉♪)。
 ティアック C-1 、テクニクス RS-690U 、そしてナカミチからは ZX-9 、DRAGON 、CR-70 の三機種。
 あたりが挙げられるかと。定価は二〜三十万円(乾笑)。
 ああ、悪いがソニーは入らないよ。これらに比べたら例えば名機と詠われた TC-K777 とてかなり格下だからね。だってソニーだし。
 
 所有などできるはずもなく、触った程度のことしか言えませんが。
 ナカミチはダントツでしたね。メカのカッチリ感が、とにかく凄い。構造面でも意欲的・独創的で(例えば、パッド・リフターとかね)、そもそもがポータブル録音のためだけに開発されたカセットテープを高音質で使うために、できることをすべてやったメーカー。車で言うなら、スーパーカーの造りです。
 粗大ゴミから発掘したのがティアックの C-3 という機種で、これは C-1 の弟分。3モーター構成の C-1 に対して C-3 は1モーターという廉価仕様ながら、ちゃんと3ヘッド構成で録音時のモニター再生ができるという、こだわり。スイッチやツマミ類も操作にきちんと反応してくれて、さすがティアックという感じでした。要は安物のパーツを使っていないということ(なぜかベルトはダメだけどなー)。このあたりがソニーとの違いですね。これからして、 C-1 の凄さも容易に想像できます。
 RS-690U は、ほとんど語れません。だいぶ下級に位置する RS-670U の粗大ゴミを拾って使っていたことがあるだけで、690U は高嶺の華すぎましたからね。触るのも怖いくらい。駆動部とアンプ部の二体構成というだけでも、さすが松下。存在感が無駄にデカい(爆)。
 
 どれか一つは欲しい、と思いながらもオイラになぞ買えるはずもなく。
 それでも DRAGON はロングセラーだったので最後の最後まで購入の夢は持ってましたよ。まーそんな分不相応な願望、しょせんは空中楼閣でしたけどね。
 
 世間の評価では、DRAGON がダントツで音が良いとされてますね。
 これ、リバース機なのにね。にもかかわらず一方通行の機種より音が良いと言われていた、いえ、言われているんですよ。そこも凄い。
 いやー、本当に欲しかった。まあ、今さら磁気テープで音楽を聴こうとは思いませんが。
 
 アンプやチューナと違い、テープ・デッキは駆動メカなので維持がより大変。しかも、ナカミチは倒産、松下やティアックなど大手は旧型の修理を受けないだろうし。
 お金持ちさんたちが、模型感覚ででも、これら名機をコレクション&動態保存してくれるといいなと思います。これも文化ですから、ぜひ後世に実物を伝えてほしいですね。
 
 


 
□2018-03-10 信用できるはずもなく。
 
 
 財務省は土日返上で。
 証拠隠滅に勤しんでるのかな。(藁
 
 北は五月までに。
 急ピッチでミサイル完成かな。(笑えない
 
 


 
□2018-03-11 三隣亡 (旧暦 睦月廿四日)
 
 
 今年も実施されています。
 
https://fukko.yahoo.co.jp/
 
 


 
□2018-03-11 日本に一台だけ。
 
 
 が、我が愛知県に配備されていたのですね。
 
http://www.okazaki-renaissance.org/discover/show/23
 
 凄いと思うと同時に。
 もっと台数を増やせないものですかねぇ。さすがに一台だけでは、いくら高性能メカでも現場に間に合わないと思うのです。
 
 
 
(ちなみに、トミカにもなってます。欲を言えば、モーター駆動のプラモがあると、クローラーのアクションを楽しめると思う)
 
 


 
□2018-03-11 海難法師
 
 
 板子一枚下は地獄。
 
 カナヅチのオイラからすれば、マリン・スポーツなんて信じられんわ。
 
 


 
□2018-03-12 東大寺二月堂お水取り (旧暦 睦月廿五日)
 
 
 なんかサー。
「財務省の役人が勝手にやった」と内閣は言いたいようだけどサー。
 役人に忖度させたのは誰なんだい?
 ってトコが肝心で、自分たちに責任はないという内閣や与党の態度には呆れかえる。
「妻が関わっていたなら議員を辞める」と言っといて、それでも辞めないなら、国会での偽証にならんかな? まあ、奴が嘘つきなのは前々からだが。
 
 だいぶ前。
 残虐な大事件の数々を起こしながら、「弟子が勝手にやった」と言い逃れした挙げ句、死刑が確定した人物がいたよねぇ。
 ひょっとして奴は、あれの同類になりたいのかな? いや、元から同類かもな。
 
 


 
□2018-03-13 (旧暦 睦月廿六日)
 
 
 飲食店の禁煙化法案には賛成です。
 これで、味にこだわりたい店が堂々と「タバコは、おやめください」と、阿呆な客に言えますし。
 
 ただし、例外措置としての分煙には反対です。
 経験のある人も多いでしょう。分煙なんて無意味ですから。こっちに流れてきますから煙。
 
 それとね。
 屋外に煙を漏らさないというのを絶対条件として、スモーカー専用の飲食店経営は認めてもいいんじゃないかとは思うのですよ、店舗の規模に関係なく。新幹線の喫煙車両みたく、向こうが霞んで見える店があってもいいじゃない。私は嫌煙派なので、そんな店に行かないし、スモーカーが体を壊そうと知ったことじゃないですし。
 タバコの値上げ直前に必ず大量買いの人々が現れることから考えても、喫煙者の根と言うか業は深い。そんなニコチン中毒者たちが禁煙の店で騒ぎを起こさないよう、路上で火を点けないよう、囲い込みは必要だと思うんですよね。そのためにも、喫煙者向けの店(収容所)は存在すべきです。行き場を失った中毒者が暴走しないようにお願いしますよ、偉い人たち。
 
 


 
□2018-03-14 (旧暦 睦月廿七日)
 
 
 『少女終末旅行』
 『少女終末旅行』全六巻
  つくみず/バンチコミックス

 
 アニメが終わったチョイあとに原作も完結したなんて知りませんでした。
 で、最終巻が発売になったと聞き、慌てて全巻を購入です。
 いや〜、もっと長く続くものと思い警戒してたんですよね〜。二桁巻数になると買いそろえるのが、しんどいから。(;^_^A
 
 
 以下、感想を畳んでおきます。

 
 
 ケッテンクラートで近所のコンビニへ買い物に行きたいな。
 ナンバー取るとしたら、何になるんだろ? イセッタや KR200 みたいな立ち位置? それとも三輪バイクみたいなもの?
 もしも意外と容易に登録できるなら、どこかが作ってくれないかなレプリカ車を(250cc までなら法的手続きが簡単かも)。きっと好事家たちが買うであろうことかな。そしたら、ビンボな私にも乗れる機会が来るかも。
 さすがに町なかで転がしたら迷惑だろうけど、ペンギン村級の田舎道なら問題なかろ。耕耘機やトラクターもノロノロやってるし♪
 
 それとそれと。
 あのラジオやカメラ、どこかが製品化してくれないかな。
 もちろん、あんな超高性能である必要はないから、いちおう鳴るやつと写せるやつ。

 


 
□2018-03-15 (旧暦 睦月廿八日)
 
 
 あー、性格破綻した鹿目まどかに拷問されて死んだタレント持ちの男装か。
 なら、もちっと判りやすくしてほしかったですね。アインズ様は「似ている」って言ってますが、視聴者にはそこまで判んねー。つか似てねーだろ。
 
 
 んーでもって、セバス詰問シーン。
 気づかなかった!
 いや違和感はあったんだよ。アインズ様が噛む……つか言い間違いするとか、テレポーテーションがやたらとハイだとか。
 でも、その理由が判らなかった! 口惜しい。
 
 ええと、整理します。
 
 あの場面で想定し得る最悪のシナリオは。
 セバスが自らの意志でアインズ様を裏切っており(状態異常による造反ならNPCリストで確認できる)、なおかつ背後にワールド・アイテムが存在するケース。
 なんですよね。
 ヴィクティムが同席していたのは、リザードマンの村に挨拶に行ったとき同様、その最悪を警戒してのこと。セバスの奇襲への備えではなく(セバス一人に対しては戦闘できる階層守護者がデミさん、コキュートス、そしてあいつの合計三名もいるのだから充分)、あくまでもワールド・アイテム対策。デミさんがヴィクティムを抱っこしていたのは、その微笑ましい図柄に反し、喉元か腹に爪でもあてがっていたと思われ。一瞬で切り裂けるようにね……。
 
 デミさんの脚本、監修にアインズ様、そして主演は声なしの宮野(笑)。といったところでしょう。
 いや、芸が細かいですね。設定魔だというタブラさんって、実は原作者さんのことなんじゃないの?
 
 
 一方。
 堅太り王子は、実はかなりまともな人物だと思えてきました。野心は持ってるし善人というわけでもないが、普通に話の通ずる常識人。言葉や仕草の一つひとつが理にかなっていることに脱帽ですわー。
 姫は……もうアルベドさんと友だちになったら良いと思うよ。きっと話が合うことでしょう。
 登場当初は清楚で可憐な姫と嫌みで小者臭漂う兄、と見せておいてのこの逆転。上手いなあ。
 
 
 せっかく無罪放免なのに、ツアレ一人で留守番させるとか、セバスさん脇が甘すぎる。
 これで地雷を踏んだ八本指と六腕は、おしまいでしょう。姫側も動くようですし。
 デミさんは、どこに行ったのかな、かな(雑食性の羊ねぇ…………)。
 
 
 
 アベリオンシープと言い、噛み噛みでハイなアインズ様と言い、あるいはツアレを治療する際の「食べてしまう」というソリュシャンの台詞と言い、考えるための手がかりを充分に散りばめつつも、肝心な部分を明確に見せない手腕は巧みですね。さじ加減が難しいであろうことは容易に想像できます。
 こういった、視聴者(読者)の理解力に委ねる、いわゆる行間を読ませる演出は大好きです。
 
 


 
□2018-03-15 急いては事をし損じる。
 
 
 昨日、落ちてきた時点では、他にやることがいろいろあったので放置してたんですよね、Windows Update 。
 で、今日になって 5ch を見ると阿鼻叫喚の模様。
 
 KB4088878 を 32ビットの Windows 7 に適用すると悲惨な事態に陥るかも、ということだそうな。
 
 もちろん、ウチのメインとサブも 32ビット版7でございます。ああ、入れなくて本当に良かった。
 今日は取り下げられているので、MS社側でも把握しているようですね。ったく、未完成品を慌てて配信するなよな。天下のMS社も近年は質的低下が著しい、と言っても反論できまい。
 
 やっぱり、Windows Update は数日様子見してから入れる、が基本ですね。
 
 
 
 ちなみに聞くところによると、カタログから手動で落とすセキュリティのみの更新ファイルにもテレメトリを同梱してきたそうですね。
 どうあってもビッグ・ブラザーになりたいのかねMS社は。
 ウチは手動で切ってるけど、どこまで効果あるかは怪しいものですねぇ……。
 
 


 
□2018-03-16 (旧暦 睦月廿九日)
 
 
 一理ありますが。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/15/news088.html
 
 でもねぇ。
 なら、速達は? 書留は?
 って話に広がっていきませんかね?
 
 受取人不在で配達員さんの負担が増えてしまうというのは理解できるのですが。
 
 再配達が依頼必須とするならね。
 まずは、時間指定の荷物を全然違う時間帯に配達するの、やめてくれないかな? それで「依頼しないと再配達しない」なんてやられたら、ぶっちゃけ腹立つんですけど?
 
 ついでに言いますが。
 民営化からこっち、配達員の質が徐々に低下している印象なんですよね。
 最近なんて、住宅地を走る赤カブが面倒だからなのか何なのか荷物入れの蓋を開けたまま疾走してますから。右側通行やら歩道通行やらも平然とやってますし。公務員じゃなくなると、あんなものか。
 妖之佑がスマホ持ってたら、とっくに動画をアップしてるんだけどな〜(魔笑)。
 
 ちなみに他社の宅配便は、むしろ最近は丁寧な運転をしている印象(昔は酷かった)。
 まあ、ウチの近辺限定の話になりますけどね。
 
 


 
□2018-03-17 朔、社日 (旧暦 如月朔日)
 
 
 閣下がここまで怒りを露わにするのは、相当な理由があったんでしょうね。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00151359-nksports-ent
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00000121-sph-ent
 
 ただ単に無断でパロディされただけではないように思います。
 もっと裏側の事情があるんじゃないのかな。
 
 だって、そんなこと言ってたら『おそ松さん』なんて制作中止・放送禁止になっちまう(いや実際、第一期第一話は欠番になってますが)。原作者・赤塚さんの作品なんて、それこそパロディの群れですし。
 つか、それなら『怪物くん』や『Dr.スランプ』などはガチで発禁処分にしなきゃいかんでしょ、もう。『こち亀』や『キン肉マン』や『銀魂』も危ないんじゃね? 天下の『ブラック・ジャック』だって、けっこうヤバいカットありますよ。
 
 閣下の意見は正論なのですよ、まちがいなく。
 ただ、無断パロディを完全否定すると、それはそれで窮屈な創作表現社会になってしまいかねない。
 盗作で稼ぐ、なんてのはもちろん論外ですが。少なくとも、ちゃんと元ネタが判るようになっていれば、つまりパロディであることが明白な構成なら、グレー・ゾーンは大目に見るのが良いんじゃないかと思うのですよ。
 
 一つひとつ必ず許可を取れ、というのは本当に正論。正しいのです。
 でも……そこまでする? ディズニーやハリウッドみたく、がんじがらめの管理で、それで本当に良い方向に向く?(言わせてもらえば、そんな喧しいディズニーやハリウッドなんて、日本の作品からモロパ……おっと呼び鈴が)
 
 言いたくはないのですが。
 そもそも「聖飢魔II」なるヘヴィメタバンド自体、音楽性はともかく、そのヴィジュアル・コンセプトは KISS の真似なんですよね。では、構成員は KISS に許諾を求めたのか? 学生バンドでしたからね、取ってないっしょ。それがそのままメジャーになって今に至る。そこは、どうなのよ?
 さらに言うと、閣下のピン芸人としての持ちネタであるゴジラの鳴き真似。これ、東宝の許可取ってますか?
 と閣下に問いたくなる(取ってたら、ごめん)。
 
 現実に、これだけ長くやってこられて、すでに閣下の“素顔”は閣下ご本人の肖像だと思いますよ。
 今さら KISS 側から何か言われても困るだろうし。聖飢魔II は日本だけでなく海外でも活動していたので、それはないと思います。
 
 悪質な盗作・盗用でない限り、今回のようなケースは本来なら大目に見る案件なんだろうけど。
 やっぱり裏で他に何かあったんじゃないのかなぁ。
 でないとしたら、閣下が松本零士化しつつある? それは本気で嫌だな。
 
 にしても、この件。
 閣下の怒りに便乗した信者とアンチNHKの反応がヒステリックすぎて、ひきます。
 まるで、どこぞの大陸国家の愛国無罪みたいな進撃ぶりで気持ち悪い。大丈夫か日本?
 
 
 
 むしろ、日本のゲーム業界が酷いものですよね。やったもん勝ちなパクリ天国状態。
 あれで、なんで問題にならないのか不思議です。
 
 


 
□2018-03-18 彼岸入り (旧暦 如月二日、二日灸)
 
 
 うがっ。
 
『人体』第1集の再放送が昨日深夜にあったなんて……。
 これ、本放送も観逃してるんですよねぇ。
 なんでこうタイミングが合わないかな。orz
 
 は〜。
 もうチャンスは、ないかなぁ。
 
 


 
□2018-03-19 (旧暦 如月三日)
 
 
 そんな『人体』について「音が変じゃね?」と、ここでぼやいたのが、たしか前回放送のとき。
 今回、あらためて新聞のTV欄を見て「SS」という表記に気づきました。
 なんじゃこりゃ?
 ああ、「サラウンド・ステレオ」の略ですか。
 
 ということで疑問が一気に解決。
 2チャンネルしかない再生機で無理にサラウンド効果を出そうとすれば、そりゃ耳がおかしくなるってもんです。
 昔のラジオやラジオカセットにあったマトリクスみたいなものですね。あれも気持ち悪かった。
 変な小細工は、なくていいです。いやほんま。
 
 


 
□2018-03-20 (旧暦 如月四日)
 
 
 創作におけるマニアック分野の描写には、演出優先で、あえて嘘をつくことも多いと思います。
 
 例えば、魔法。
 小説、漫画、アニメやゲームの魔法発動シーン、大半は嘘ですから。
 嘘と言うと語弊があるな。その部分も含めて創作って意味ね。だから、その手の作品から得た情報を鵜呑みにしないほうがいい。下手すると恥かきますから。
 
 古い作品ですが、アニメ『カルラ舞う!』で早九字を攻撃魔法に使ってて、呆れたものでした(原作漫画は知らないです)。
 九字ってのは、要するに施術のための結界を張る作業ですからね。九字を結んで、何か儀式・呪術を行って、そして終わったらほどく。九字そのものにアクティブな力があるわけではないのです。
 九字の使いかたで、たぶん一番まともだったのは、TV『スケバン刑事 III』で般若がやってたやつ。印の結びが一部、違ってますが、おおよそあれが正解。ただし、ほどいてるシーンは一度もなかったな(笑)。
 ついでに言うと、九字は「結ぶ」のが正式。手で印を結ぶわけです。よく「九字を切る」と言うのは、実は早九字のことで、つまりは略式。
 
『悪魔くん』では、悪魔くんが魔法陣の外に立ってメフィストを陣の中心に召喚してました。
 で、後世の作品でも、魔法陣の中から魔物やモンスターが沸いてきます。ですが本来は、魔法陣の中心に術師が立ち、召喚の儀式を行います。つまり魔法陣は、魔物から術師を守る結界なのです。ここ、創作世界では逆になってんだよな〜。
『GS美神』連載前の読み切り単発が、魔法陣の使いかたとして正しいです。
 結界ついでに言いますと。『サイレントメビウス』で香津美が攻撃魔法発動前に唱える「我が前方にラファエル……」って呪文は、かなり正しいのです。魔法詠唱前に結界を張る作業なのですよね、あれが。
 
 本チャンの魔法については、妖之佑も詳しくは知りません。アブラメリンの魔術のやりかたを知識として読み知っているだけで。
 ただ、アレイスタ・クロウリーの言葉によると「おどろおどろしい髑髏や血肉など不要。重要なのは理論と形」とのことで。これを取り入れたのかどうか『ワン・ゼロ』では魔物を呼び出すための結界に、そのへんで買ってきたロープと拾ってきた小石を使ってました。術を施すルシャナの言うことにゃ「モノは何でもいい。大切なのはカタさ」ですと。佐藤史生さん凄いよな〜。
 
 まあ、今の創作における魔法の大半は、ほぼカメハメ波ですからなー。
 創作は創作として楽しめばいいのですよ。ええ。
 
 


 
□2018-03-20 百鬼夜行
 
 
 カエル、ピョコピョコ三ピョコピョコ。
 合わせてピョコピョコ六ピョコピョコ。
 イェイ♪
 
 


 
□2018-03-21 春分、彼岸中日、八せん始め (旧暦 如月五日)
 
 
 前回の続き。
 例えば、銃器。
 
 こちらは、まあね。
『シティー・ハンター』などでの超絶技巧は演出として皆が理解したうえで楽しんでいると思います。まさか冴羽や海坊主の銃さばきが現実に可能だと信じてる人は、いないよね?
 問題なのは、こういう作品の中に、ときどき出てくる蘊蓄めいた台詞やシーン。ここに罠がある。
 
 
 
 一つめ。
 かつてメッチャ巷に跋扈していた都市伝説である筒内破裂。
 
 現象を正確に表現する言葉としては「筒身破裂」と書くのが正しかろ。
 無論、こんなこと起こらないけどね。
 
 松本零士さんが戦場まんがシリーズで描いておられました。
 金属の塊である通常弾では「筒内破裂」など起こらない。ただ詰まるだけ。
 問題なのは榴弾という、弾の中に火薬を仕込んで爆発させる系の代物で。筒身内に異物が詰まったまま、この弾が発射されると最悪、筒内で爆発が起こる、と(「腔発」と呼ぶそうな)。
『999』などで、斜め上のトンデモ理論を展開するイカレた人なのに、この件については理路整然と「筒内破裂」の迷信を否定しておられて、感心させられたものです。
 余談ですが、松本さんは『ガンフロンティア』では、敵の殺し屋が筒内破裂で自滅、トチローとハーロックが助かるという展開を描いてますけどねー(苦笑)。
 
 かつて『月刊Gun』でも、この問題への解答となりそうな記事がいくつもあり。銃身に何か詰まっても余程の不良品・欠陥品でもない限り裂けるには至らない、という結論が導き出せます。妖之佑が読んだ記憶から引っ張り出しますと。
 小銃の銃口へ弾頭をハンマーで強引に叩き込み、それから普通に弾を装填して射撃したところ、銃身の先っぽだけがちぎれて飛んでいった。
 トンプソンで、たまたま火薬不足の不良弾一発が詰まって、そのまま次以降の弾が発射され続け(サブマシン・ガンだからね)、銃身を真っ二つに斬ったところ見事に弾頭が整列していた♪ 銃身は少し膨れた程度。
 M1917 とガバメントを水中で撃ったところ、まったくの無問題。
 わざと火薬を増やしたオーバー・ロード弾での実射にて、倍掛けでは問題なく、三倍掛けでようやく M1917 のシリンダが破裂、ガバメントのスライドとフレームが歪む。銃身に大きな影響はなかった。
 無知でアバウトなアメリカ人が大日本帝国軍の小銃(三八式だったか九九式だったか)を北米で流通している弾向けに改造したものの、銃身を替えてないため結果としてオーバー・サイズの弾を撃っていた。でも銃身は裂けず歪まず、反動だけが異常に強くなった(この反動に困って専門家に相談、無茶な改造が発覚した流れ)。
 
 つまり、「筒内破裂によって射手が顔や手に大怪我を負う」という小説や漫画は、すべて嘘。これは演出というより、作者が無知なのだと、あえて断定します。
 犬神明もバビル二世も、とんだハッタリ野郎でした。つか、それに引っかかったプロのはずのCIAが阿呆揃いだった(爆)。次元とルパンも、この迷信に騙されてたっけ。
 
 
 
 二つめ。
 ワン・オブ・サウザンド。いわゆる「千挺に一挺」。
 
 この名称と、この名称を頂く銃器は実在します。
 ただ、創作におけるワン・オブ・サウザンドは、誇張と誤解だけで成り立っている。『シティー・ハンター』とか特に酷かった。
 
 この名称を広く世に、特に日本に知らしめたのは『Winchester '73』という西部劇映画だと思われます。「One of One Thousand」と呼ばれる名銃を巡っての争奪物語。
 この映画に出てくる「One of One Thousand」は、西部劇ではおなじみのウィンチェスターM73 、いわゆるレバー・アクションのライフル銃です。コルトSAA(ピースメーカー)とともに、西部劇カウボーイの必需品でした。工場量産品ではあるのですが、時代が時代ですから、その精度は現代と比べれば……ねぇ。製品のバラツキは、かなりあったはずです。
 
 で、ここからは、どれが本当か確認が取れていないのですが。
 一つめの説は、それこそ都市伝説と同じく、大量生産する中で、偶然ごくまれに精度の優れた物が出来ることがある。これが市場に流れて「One of One Thousand」と呼びならわされ、珍重された。
 二つめの説は。偶然出来るまでは↑と同じだが。これがメーカー検品で見つかると別扱いにして「One of One Thousand」の銘を付けたうえで高値で卸した。
 三つめの説は。最初っからウィンチェスター社が「One of One Thousand」という製品を展開していた。工員の中から腕の良い人たちだけを集めて「One of One Thousand」専門のチームを編成。つまり、今で言う「リミテッド仕様」とか「特別限定バージョン」ね。
 この三つめは、実は実際に行われていました。西部開拓の時代からだいぶ後になりますが、M70 というボルト・アクションのライフル銃にて、ウィンチェスター社は「One of One Thousand」という商品企画を定期的にやっていたそうです。まさに特別限定生産という触れ込みで売っていたワケ。ただ、レバー・アクションでもやっていたのかどうかは、ネットで探しても資料っぽいものに出逢えません。
 
 それらを踏まえて。
 笑えるのは冴羽の蘊蓄でしたね。
 S&W M57 .41マグナム(だったかな?)を取り出して「量産品の中に偶然、どんな名工でも作れないほどの高精度の銃が生まれる。それがワン・オブ・サウザンドだ」と(意味的に、こんなとこでしたよね)。
 そも「One of One Thousand」はウィンチェスター銃に付けられた冠です。S&Wの、しかも 20世紀になってからの現代リボルバーに、その名は、ありえない。
 だいたい、名工の実力をバカにしすぎ。工業製品については、偶然の産物より、名工の手作業によるほうが良質に決まってます。カスタム専門の職人さんはパーツ選びから始めますからね。その厳選したパーツ群一つひとつに手をかけて調整する。工場で偶然に良パーツが集合するより、ずっと確実で精度も上がります。
 もっと言うと、命中精度に限っては冴羽が愛用しているパイソンのほうがS&Wよりも上。なので、「S&Wのワン・オブ・サウザンド」などと称する怪しいレア・アイテムを探すより、名工にパイソンのカスタマイズを依頼するほうが早くて安いよ。それもあって実際、「スマイソン」なる、お手軽カスタム銃も世に出たくらいですから♪
 
 
 
 冴羽ついでに、もう一つ(笑)。
 店内で、道に面した窓を背にした悪党を、冴羽が自分の手を減速に使い、弾を貫通させず悪党の体に盲管で済ませ、通行人に被害を及ぼさなかったアレ。
 そもそも新宿を拠点にする冴羽が普段からFMJ弾を入れているのが無茶苦茶。街なかでの撃ち合いでは流れ弾による二次被害を防ぐため軟性弾頭にするのが基本で、先進国の警察装備はこれに準じている。冴羽も本当ならシルバーチップでも入れておくべき。で、「生憎だが、俺は街ではホローポイントしか使わないんだ」とでも言わせれば、それだけでも格好良いと思う。手のひら撃ち抜く必要なんてゼロ。
 でもって、例えばユニオンのアジトに殴り込かけるときにFMJでもKTWでも、あるいは逆の発想で残酷なGSSあたりでも装填して、敵に「ホローポイントじゃないのかよ」と絶句させたらいい。次元の「今度のは、ただの弾じゃねえぞ」ですよ♪
 実際、リボルバー全盛の頃は、戦闘の段取りを想定してシリンダーに複数種の弾を入れておくテクもあったそうです。判りやすいところでは、初弾と二発目に牽制用のショット・シェル(散弾)を入れて、残りを命中目的の弾にする、とか。
 
 
 
 ディスってばかりもアレなので。
 冴羽がよく使う、物陰に隠れた敵を、弾を鉄柱にでもバウンドさせて倒すテクニック。
 あのレベルはさすがに創作ですが。現実に、跳弾を積極的に利用する研究は、なされていたと聞きます。実用に至ったかどうかまでは、知りませんが。
 
 
 
 筒内破裂は、ほぼ絶滅したようですが。
 ワン・オブ・サウザンドの超絶都市伝説も、そろそろ是正されてほしいところですね。
 どなたか、詳しいかたが研究結果とか出してくださることを期待します。いや、英語のできない妖之佑は、所詮は素人が二次情報あたりでウロウロしてる程度の愚かな小者ですから。はひ。
 
 蘊蓄と演出は別物。混ぜるな危険。
 創作者も読者も、ここは要注意。
 
 


 
□2018-03-22 (旧暦 如月六日)
 
 
 真打ちは最後に。
 まさに、モモンさぁーーーん無双を期待させる熱い登場。これは盛り上がる。
 
 これで、OPアニメーションの状況となったわけですね。
 あれを観たとき、二期はデミさんが造反するのか? と思ったものでした。あのお面が状態異常を引き起こすアイテムか何かで、とかね。
 
 でも、蓋を開けてみれば、デミさんの作戦みたいですね。「ゲヘナ」とか言ってましたっけ。セバスさんだけを退席させたあとに残りの皆に語ったやつ。
 あのお面はデミさんの自前? いやいや、きっとモモンガさんが何かのイベントで貰ったヤツですよ、ログインしただけで強制的に押しつけられた(笑)。
 
 こないだ、「私は殺人鬼ではありません」と微笑んだ人は、どこに行ったのか?
 ってほどにセバスさん容赦がない。全員、素手でマミるとは(やっぱり噛ませだったな)。残るはハゲだけか。あいつだけは少しは、できるのかな。
 
 表情ひとつ変えずに、女の膝を砕くマーレも怖いわ。足、反対方向に曲がってたよね……。
 まあ、麻薬の元締めに同情する気なんざ、サラサラありゃしませんが。
 
 そこまでは、よかったんだが。
 エントマが正体を現したあたりから、心情的に蒼の薔薇の側に立っちまいますよ、どうしたって。蒼の薔薇の人たちは善人で、相対するのが人肉喰う蟲ですから。ときどき忘れそうになるけど、ナザリックは凶悪なバケモノの集まりなんですよねぇ。善良なセバスさん、よく精神の均衡を保ててるよ。
 メンバーの中で一番小さい奴が一番強い。まるで『DB』みたいな法則ですが。イビルアイ、何者なんですかね。まさかユグドラシル・プレーヤー? さすがに、それはないか。
 
 


 
□2018-03-23 三隣亡 (旧暦 如月七日)
 
 
 前々から予定立ててた。wktkだった。
 そういった事情は、お察ししますが。
 
 それでもね。
 
 あえて、きつい言いかたをしますと。
 
 同情の余地もなし。
 
 あれだけ天気予報で「関東は雪」と言われていたにも関わらず、わざわざ関東に旅行に行く。
 で、観光地で立ち往生して取材を受けての言葉が「困った」ですと?
 
 バカ。
 
 毎夏、沖縄とかで台風の影響で飛行機が飛ばず立ち往生。「明日から仕事なのに」と嘆く阿呆どもが続出しますが。
 台風なんて何日も前から天気予報で動向が示されているのに、それでも旅行に行って予報どおり台風の直撃に遭遇。
 
 同類ですね。
 
 バカと言うか、もはや下等動物ですね。
 ただし、虫ケラではない。虫は、天候を読んで適切な行動を選びますから。
 つまり、あの連中は虫ケラ以下ということ。
 
 


 
□2018-03-24 彼岸明け (旧暦 如月八日、事納め)
 
 
 某光回線のTVCMで。
 自宅にネット回線を引こうかどうしようか悩む一家が登場しますが。
 
 これを観て。
 ああ、ガラケーやスマホからネットに入った層には、自宅回線でのインターネット経験が皆無って人もいるんだ。
 と気づいた次第です。
 
 そう言えば、ひと昔……いや、ふた昔前なら若い層ほどPC使えてあたりまえだったのが、今は若い層であればあるほどスマホの指使いが巧みな反面、PCは全然ダメってのも多いって話がありますね。小学校でPCの授業が導入されることで、また状況も変わってくるでしょうが。
 それでもまあ、ほとんどのネット利用がスマホでできるのなら、長期スパンで見るならPC使えるほうが少数派で特殊ってことになるのかもしれませんね。
 
 て言うか。
 CMの一家の場合、自宅に光回線引いたとしても、PCなんか買わずスマホを自宅Wi-Fi につなぐだけだな、たぶん。
 
 面白いというか、訳判らんというか。
 
 


 
□2018-03-25 上弦 (旧暦 如月九日)
 
 
『カバネリ』は劇場版。
『サイコパス』は劇場版三部作。
 
 ことごとく続編への期待を裏切ってくれる。
 オイラは、わざわざ映画館にまで行きたくねーんだよ。orz
 
『進撃』は、まさかのNHK総合。
 これは、地デジだからOKですが。
 それでも予想の斜め上でした(笑)。
 
 


 
□2018-03-26 (旧暦 如月十日)
 
 
 やたら知名度・注目度のある親方の、奇行を装った挑発行動に、ついにブチ切れる協会。
 つてを頼って、実力のある祈祷師に依頼。
 その祈祷師の怪しい術で操られた弟子が暴行事件を起こす。
 結果、親方は手のひら替えしで協会に屈服。
 
 
 
 ってな流れを妄想した。
 
 なお、「祈祷師の術」を「実弾」や「山吹色の菓子」に読み変えてもよし。
 
 


 
□2018-03-27 (旧暦 如月十一日、初午、田打ち)
 
 
 うわ。
 セイコーの公式サイトから「メカニカル」のページが消えてる。
 
 探したところ、比較的廉価な機械式は「プレザージュ」に移動したようですね。
 ただ、アルピニストは、どこにもない。
 これはつまり。アルピニストは生産終了した。ということになりそうですね。
 
 残念ですが、最近はセイコーの「メカニカル」ブランドそのものに魅力が欠けてたから仕方ないっしょ。アルピニストとて、名前だけで中身は 6R15 。先代の 4S15 からはグレード・ダウンに相当する心臓部だったしな〜(品質が悪いという意味ではない。念のため)。
 海外向け製品である「5」のほうがデザイン面での選択肢が多く、しかも逆輸入ゆえに安価。いいじゃありませんか。……まあ、カレンダーの曜日に日本語がないのは微妙で、裏スケルトンも余計な仕様ですがね。たぶん、メーカー保障の問題もあるし。
 
 気づけば、ただでさえ少ない国内正規流通品の日本ブランド機械式が、さらに激減しています。
 グランドセイコー等々、逆立ちしたって手の届かないのは置いといて(笑)。
 プレザージュ・ブランドに移動した四万円前後の品々が、どこまで生き残るか(ただしオイラは、フォーマルやビジネス・シーン向けの品に興味がない)。
 あとは、オリエントスターが、どこまで踏ん張ってくれるか。メカ好きとしてワールドタイムは欲しいですけど、何せ先立つものがねぇ。(;^_^A
 
 機械式を応援したい気持ちは昔っから強いものの、とにかく経済的に余裕がないと難しいですよ。
 貯め込んだ大枚をはたいてスイス時計を、というのは利口な行為ではない。メンテのことまで考えると大金持ちでなくとも、せめて小金持ちでないとね。
 オイラにできるのは、せいぜいが逆輸入のセイコー5を求めることくらいかな(国内への応援になっとりゃせんが……)。5は、そのうち本当に欲しい。
 
 最終的な憧れは機械式クロノグラフではあるのです。
 が、↑でも述べたようにメンテという現実問題が大きく立ちはだかりますからね。
 三針式でも、けっこう費用がかかるのに。クロノグラフみたいな複雑時計では分解整備だけで、どんだけかかることか。おまけに、日本メーカーには、まともな機械式クロノグラフがないという事実(一時期、ブライツ・アナンタがあったけど、いつの間にか消えてたよ)。いや、あっても高いから。
 つまり、小市民には過ぎた願望なのですよ。ええ。
 
 


 
□2018-03-28 (旧暦 如月十二日)
 
 
 ひょっとして作者さんって『子連れ狼』好きな人?
 だって、ブレインさんの武技がサー。
 
 ええと……踵落としで…………死んだ? 気絶だけ?
 ともかく、ハゲも噛ませでしたね。あのOPは何だったのかと小一時間。
 て言うか、相棒のメイド服姿が、しかも群れになるなんてトラウマ級だよ。orz
 
 盗賊のおっちゃんは良い味出してますね。
 まさに名バイプレイヤー。
 
 前回ラスト、格好良く登場したモモンさぁーーんは、まさかの何も知らずに駆けつけたパターン。
 で、デミさんとの咄嗟のアドリブ芝居でしたか。さすがの阿吽。
 
 ナーヴェさんの怒りは、ごもっともではあるのですが。
 蒼の薔薇にしてみれば、仲間が二人も犠牲になってるわけで。やっぱりナザリックは侵略者なんだよなぁ。
 
 イビルアイ(心臓が動いていないとか数百年とか、つまりアンデッドってこと?)は乙女回路を起動しちまう。お姫様だっこを期待してたら荷物扱いには噴いた♪ いや、だっこでは両手がふさがるから抱えて当然なのだが、それに気づかないまでポンコツになってるってことだね(笑)。
 姫は素敵な素顔を披露しちまう。クライムくんを寝たきりにし向けて介護という名の愛玩を楽しもうとか……怖すぎる。あるいは、某コトノハサマ級では?
 各員のキャラ崩壊、と言うかカミングアウトがドミノしてますなー。
 
 次回が最終回ですかね。
 どう落とすんでしょ。
 
 


 
□2018-03-28 庚申待ち
 
 
 スモモもモモもモモのうち。
 スモモもモモもモモのうち。
 イェイ!
 
 


 
□2018-03-29 庚申 (旧暦 如月十三日)
 
 
 なるほどと思わされる記事でした。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/14472565/
 
 数学で習った「期待値」ですね。宝くじやパチンコなどなど、すべての賭け事は俯瞰すれば胴元しか儲かっていない、ってヤツ(爆)。
 全部のプランを実行すれば、この数値がプラスになる、と。
 そりゃ、ラス・ヴェガスだって一つひとつの勝負をディーラーがいちいち恐れてたら稼げないわな。要は全体でプラスになれば良い。
 
 たしか、事務用品メーカーのキングジムが、これに近い方針じゃなかったかな。企画会議において役員の中で一人でも賛成したアイデアは、とりあえず商品化する。その姿勢がテプラやポメラを生んだ。
 一方で、大手であればあるほど役員の数が多くなり、その中で否定的意見を出した者全員を納得させるためにアイデアの個性がどんどん削られていき、最終的には何の変哲もない無難な代物になってしまう。そんなでは、いちおうペイする商品にはなっても、魅力的商品になど決してなりません(「オー人事」のTVCMに、そんなのがありますよね。企画にOKを貰うまでの道のりがメチャクチャ遠すぎるヤツ)。
 だいたい、ヒットした商品ってのは皆、どこか尖ってるものです。尖っているゆえ、企画会議の段階で強固に反対した幹部もいたはずです。でも、そこを乗り越えたからこそヒットにつながった。
 面白い話ですね。
 最近の車がつまらんのも、この無難路線のせいだろーなー。
 
 人づてに。
 とあるレーベルの編集部では、編集会議で全員が賛成しない限り、新作の企画は没になる。
 という噂を聞きました。
 道理で、そのレーベルに面白いものが少ないはずだと納得してしまいましたともさ♪

 


 
□2018-03-30 (旧暦 如月十四日)
 
 
 ちょいとした事情がありまして。
 チープカシオの金属ブレスレット仕様を買いました。
 
 通販なので、バンド調節は自分で都合つけるしかありません。
 とは言え、近所の時計屋さんに依頼しては、出費面で本末転倒となりかねない(爆)。
 つまり、自分で実行するの、ほぼ一択。
 
 やりかたをぐぐると、いくつも実践記事が見つかります。
 が、失礼ながら、どこも書きかたが要領を得ず、イマイチ判らん。(;^_^A
 
 あちこち探した結果、「くらしのふせん」さんの判りやすい記事に巡り会えました。
 
https://kurashinofusen.com/cheapcasio2
 
 おかげ様で、上手くいきました。m(_ _)m
 
 不器用なのでコマが傷だらけになっちまいましたけどね。
 ま……まあチプカシなので、いいっしょ。て言うか、チプカシの構造だから傷ついてしまうのかも。セイコーは自分でやって問題なかったからな〜。
 
 ちなみに、外すのにクッソ固かったブレスレットは中華製。
 時計本体はタイ製でした。タイなら工作精度に問題なしですね♪
 
 


 
□2018-03-31 望 (旧暦 如月十五日、涅槃会)
 
 
 先日、「日本メーカーには、まともな機械式クロノグラフがない」などと申しました。
 己の愚かさを猛省しつつ、謹んで戯れ言を撤回させていただきます。m(_ _)m
 
 いつものパターンですね。
 妖之佑のアンテナが低すぎるってこと。orz
 
 で。
 撤回した理由が↓。
 
http://knot-designs.com/
 
 Knot(ノット)というメーカーだそうです。
 ここに、発売されたばかりの機械式クロノグラフがありました。しかも十万円って!?
 目を疑いましたよ。つか失礼ながら、パチモンじゃね? と思いましたよ。
 
 ですが、調べてみると、志の高い社長さんによるベンチャー・ブランドのようです。
 創業から四年近く経っているので、軌道に乗っていると見ていいんじゃないでしょうか。数も出ていて巷での評価も良いようですし、例の安*カメラみたいな悲喜劇にはならないんじゃないかな。
 *原カメラは日本メーカーを名乗りながらも、中身ガチガチの中華でしたが。
 Knot は日本での組み立てですし、心臓部であるムーヴメントが日本メーカーのそれですから、安心できると思います。妖之佑が注目しているクロノグラフはセイコーの物を使っているそうです。
 
 え?
 他社の機械を使ってて、時計メーカーを名乗るのはいいのかって?
 
 いいんですよ。
 だって、腕時計生産の最大手であるスイス。あの国の時計会社の大半はムーヴメントなんて作ってませんから。余所が作ったムーヴメントを買い入れて、自分でデザインしたガワに入れるだけで、メーカー名乗ってるんですから。有名なオメガやタグ・ホイヤーも、そうですよ(製品すべてじゃないけどね)。
 なので、Knot がセイコーなどから機械の供給を受けることに何ら問題はありません。むしろ、セイコーの機械を使うことで信頼性アップですよ♪
 
 ムーヴメントの開発費が要らないというだけでもコストダウンになりますし。しかも中間マージンを徹底排除。
 それでも、よくもまー十万円でクロノグラフを出せるものだと感心します。
 
 しかし、安いと言っても十万円。今の妖之佑には、おいそれと買える代物ではありません。
 せめて、こんな僻地ででも名前を広めることに、ささやかながら協力させていただき、ここの時計が少しでも多く売れればいいなと。
 事業が成功すればするほど会社が成長、製品も長寿、そしていつか妖之佑も買える日が来るかもしれない、という期待を込めるわけです。はい。
 
 
 
 なお、セイコーのプレザージュにも、機械式クロノグラフが生き残ってました。
 こちらは二十万円と普通の価格ですが、それでも生存していることは嬉しいですね。
 まー、スイス時計となると平気で五十万、百万とかありますが、性能面で日本製と大差ないのですから、ほぼボッタクリ価格なんですよね(爆)。高いからこそ売れる、ってヤツでしょ。
 
 

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