2009年12月


 
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■2009/12/01 (火) 下弦 (旧暦 神無月十五日)
 
 
 残り一ヶ月を切ってもた。
 
 今年も進展無し。
 
 さすがに。
 
 もう、あかんかも。
 
 


 
■2009/12/02 (水) 望 (旧暦 神無月十六日)
 
 
 今夜のNHK『クローズアップ現代』は興味深い、と言いますか複雑な心境で観ましたよ。
 
http://www.nhk.or.jp/gendai
/kiroku2009/0912-1.html#wed
 
 要するに、落ち目になった田舎の活性化に萌えキャラが大活躍、というわけですが。
 
 これ、カンフル剤として有効なのは、もちろん判りますし、地域活性化の一手法として充分に納得・理解できるものなのですが。
 肝心の中身、つまり土地そのものに何か「売り」がない限り、いずれふたたび衰退することは必定なんですよね。なにせ、一時的勢いでブームになったものは、バブルなIT企業同様、ピークを過ぎると一気に急降下するものですから。
 はっきり言いまして、あんなコスプレ姿のまま外を練り歩くような阿呆な連中(この手の愚か者どもの跳梁跋扈は、一時期、博物館明治村でも問題になりました)は、しょせんは軽薄な浮気者です。次に目新しいものが出てくれば、あっさりそっちに移動します。二度と戻ってはきません。
 
 阿呆どもの落とすお金に頼り切らず、萌えブームを生存猶予期間として、その間にどう基礎体力を養うか。
 が、その土地その土地の勝負処でしょうね。
 
 
 お米やお酒のパッケージに萌え系美少女キャラ、で売る手法を見るにつけ。
 昨今のライトノベルと共通するものを感じました。
 ラノベの読者は往々にして中身である文章よりも外面を見て選ぶ。つまり「イラスト買い」をするそうですから。
 イラストがきっかけで中身に目を向けてくれれば、というのが書き手さんたちの本音なのでしょうが。
 でも、ぶっちゃけイラストにおんぶにだっこなものも少なくないことを考えると……ラノベというジャンルそのものにも疑問を持ちつつあることは、正直なところなんですよね(ラノベが悪いと言っているわけではありませんよ。念のため)。
 
 要は中身。
 しかしながら、中身そっちのけのユーザーが少なからず存在する。
 このジレンマは、特にラノベにとって重たいものなのかもしれませんね。
 
 


 
■2009/12/03 (木) (旧暦 神無月十七日)
 
 
 Google 日本語入力という代物は、ハンパなく凄いらしい(一部の偏った嗜好の愛すべき者どもにとって♪)。
 
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/
20091203_google_japanese_input/

 
 
 
 試してみたいけど、ATOK をわざわざ外すのも何だしなぁ……。
 
 


 
■2009/12/03 (木) 百鬼夜行
 
 
 今宵は、そうなのです。
 
 


 
■2009/12/04 (金) (旧暦 神無月十八日)
 
 
 小学館の『小学五年生』『小学六年生』休刊に続き。
 今度は学研の『学習』と『科学』が休刊と知り、もう何だか、やるせなくなってきました。
 
 もちろん最近のこれらの誌面内容は知りませんが。
 
 少なくとも妖之佑ご幼少のみぎり、『学習』は質の高い学習雑誌でした。
 適度に面白く適度に高度な知識が盛り込まれている。ぶっちゃけ、堅苦しい教科書や授業で学ぶより、この誌面から吸収したことのほうが多かったですね。
(『科学』のほうは実は定期購読していませんでした。『科学』は理科に限定していた分、見た目に派手で付録も魅力的でしたが、網羅する範囲が多岐に渡る『学習』のほうが結果的に飽きがこなかったという印象です)
 戦国時代三英傑の相関関係、伊能忠敬という優れた測量地図師の存在、空気を入れたチューブ式タイヤの発明、原油がいったんナフサというものに分解されて後にガソリン・軽油・灯油・プラスティック等の石油製品に再構成されること、などなどなどなど。妖之佑は『学習』で理解しましたよ。特に、社会科(歴史)嫌いの妖之佑が、なぜか三英傑についてだけやたら詳しくなったのは『学習』のおかげです。教科書では興味すら持たなかったと思います。
 
 今は様々なコンテンツ……というよりは娯楽が無数に氾濫しているせいで、『学習』や『科学』のようなものを面白いと感じる機会が無いのかもしれません。
 でも、こういった良質コンテンツが受けない、という状況は黄色信号が灯っているのと同義な気がしてならないのです。
 
 この先、日本は大丈夫か?
 マジで、そう思います。
 
 


 
■2009/12/05 (土) 納めの水天宮、十方暮入 (旧暦 神無月十九日)
 
 
 今日は走り書き。(コラっ
 
 
 
『DARKER THAN BLACK 流星の双子』episode 8「夏の日、太陽はゆれて…」
 
 黒(ヘイ)の大喰い完全復活♪ これは嬉しい。
 特急カシオペアを止めてしまうGの大群は……どこのパニックホラーですか!!!!
 次々と登場人物が容赦なく血を流して“退場”させられる。これぞDTBです。もっとやれー。
 紫苑の能力は蘇芳と同じ? それともコピー能力? そう言えば、紫苑の横にいるパパは、どうやらパチもん臭いですしね。
 
 
 
『とある科学の超電磁砲』第9話「マジョリティ・リポート」
 
 黄泉お姉ちゃんをブレザーに着替えさせて日本刀からベースに持ち替えさせると澪になり。
 澪からベースを取り上げてセーラー服に戻り髪飾りも追加すれば佐天さんになる。
 というのは冗談として(キャラクター・デザインって、たいへんですね〜)。
 自分だけで悶々としていただけでもアレなのが、友達を巻き込むという展開はマジでシャレにならないって、佐天さん。
 
 
 
『けんぷファー』第9話「恋の熱帯低気圧」
 
 沙倉楓の本性が垣間見えてきた、ということでOK?
 つか、あれが芝居でないなら最悪の女でしょ? 男子の前と女子の前とで態度が豹変するって、性悪すぎ。「合わせてやってる」って何様だァ!?
 あんなの目の当たりにしてもなお、ナツルが目を覚まさないのが不思議ですな(まあ、落ち込むのに忙しかったのでしょうが……)。
 沙倉は白のケンプファーたちと意思疎通をはかっているようですし。そもそもメッセンジャーである臓物アニマルたちを配った張本人という点で、モデレーターに最も近い人物の可能性濃厚でしたからね。
 にしても嫌な女だ!
 
 


 
■2009/12/06 (日) (旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払い)
 
 
『仮面ライダーW』第13話「レディオでQ/狙われたプリンセス」
 
 
 さぁて。
 今回のバイオレンス・ドーパント、その正体は?
 
 本命:親切な先輩DJ
 対抗:蹴られて殴られるばかりのジャーマネ
 おさえ:偏執的なファン
 大穴:未登場の誰か(を
 
 
『W』が面白い一因は、ここにあるんですよね。
 つまり、怪人たちに明確な意志・個性がある、ということ。
 
 アンノウン、ミラーモンスター、アンデッド、魔化魍、ワーム……等々。平成ライダーの怪人は喋らないほうが多いのですが。
『W』のドーパントは基本的に人がガイアメモリで変身するため、本人の意志がその行動にストレートに反映されます。だから面白い。
 つまらない代表選手の『555』や『キバ』であっても、オルフェノクやファンガイアの人間形態をきちんと描いた回に限っては面白かったことを考えても、これは重要事項だと思います。
 
 思えば、シリーズ第一作『仮面ライダー』の初期ショッカー怪人たちには、この“意志”がありました。
 サソリ男は、本郷猛のライバル・早瀬五郎が、自分がいつも勝てない本郷を見返し復讐するために、自ら進んでショッカーの改造手術を受けた、というもの凄い事情でした。
 ナチスの秘宝を手に入れるよう首領に命じられた死神カメレオンは、実は個人的にも秘宝に強い興味を持っており、「いよいよ秘宝の入った箱が!」というときには部下を押しのけ自分の手で土を掘り返しましたし、ライダーキックに敗れた際「頼む、教えてくれ。ナチスの秘宝は、あったのか?」とライダーに懇願もしました。
 蜂女と、その手下でメガネ屋に化けた中年戦闘員との間には、小さな諍いもありました。蜂女に粛正されるときに戦闘員が言った「おまえも、いずれ同じ目にあうんだ」という捨て台詞は印象的でしたね。
 仕事熱心なサボテグロンは出世欲も強く。
 厳しさで知られるゾル大佐が日本支部に着任する際の、地獄サンダーと戦闘員たちの憂鬱そうな姿も面白かったです♪
 
『仮面ライダー』も後半になると、そして『V3』以降も怪人の個性が薄くなり、こういった面白さに欠けてくるわけです。酷いのは『Black』のゴルゴム怪人ですかね。基本、喋らないし(笑)。
 平成に入っても、喋らない怪人ばかりで閉口してましたよ。
 
 キャラクターってのは大切です。
 
 


 
■2009/12/07 (月) 大雪 (旧暦 神無月廿一日)
 
 
 鳩山総理の八方美人ぶりは、かつての中曽根総理@風見鶏より酷いですが。
 それでも、密約が公の元に晒されつつあるだけでも、政権交代の意義はあったと思います。
 
 つか。
 歴代の総理(=自民党総裁)には、国民に大嘘をついた責任を取ってもらいたいですね。
 
 密約の必要性は理解できなくはありません。
 日本が核の傘で守られているのも事実ですし。
 
 ですが。
 国民に嘘をついてまで密約を交わすなら、それ相応の用意や強い意志が欲しいです。
「俺が墓まで持って行く」くらいの周到な布石をしておくとか。
 もしもバレたときには詰め腹を斬る、くらいの覚悟をするとか。
 有権者を欺く行為なのですから、それくらいでないと、やってもらっては困ります。
 まして今回の密約は「国家存亡の危機を防ぐため」とかいう高尚な理由ではなく、けっきょくは自民の「政権を失いたくない」という軽薄なエゴでのみ国民に対し隠され続けてきたわけですから、なおさら歴代総理の罪は大きいと思います。
 
 それとね。
 政権交代したとたん、あっさりと事実を吐露する元官僚たちの尻軽な姿勢にも、「なんだかな〜」と思いますよ。
 これもまた、密約の密約たる理由が国益ではなく、しょせんは自民だけの都合によるものだったことを証明しているのでしょうが、ね。
 
 


 
■2009/12/08 (火) 納めの薬師 (旧暦 神無月廿二日)
 
 
 それにしてもです。
 小沢さんは鳩山さんを後ろからリモコンしていないんですかねぇ。
 政治献金問題にしても、普天間移設問題にしても、手際が悪すぎる印象です。
 
 しかも。
 亀井、福島両名に言いたい放題言わせてる……。
 国民新党も社民党も、その議席数とは桁違いの発言力なのが不思議でなりません。亀井氏なんて「けっきょくは国民新党の言うとおりになるんだよ」とまで豪語してますし(つか、こんなこと言わせちゃあかんでしょ、民主は)。
 
 少数派の声にも耳を傾ける、と言えば聞こえは良いですが。
 あくまでも第一党である民主が連立政権の舵取りをしないなら、それこそ有権者に対する裏切りとなるんですけどねぇ。
 
 国民新党に対しても社民党に対しても、もっと毅然とした態度を取っていいと思います。しょせんは違う政党なんですから。
 今のままじゃ、ただただダダっ子二人に振り回されてるという、実に情けない印象です。
 
 


 
■2009/12/09 (水) 下弦、漱石忌 (旧暦 神無月廿三日)
 
 
 共生型介護を取り上げたNHK『クローズアップ現代』を観てまして。
 縦割り行政の紋切り型な対応が最大の敵だと判りますね。
 はっきり言いまして、「決まり事だから」を盾にして新たな試みを台無しにするばかりの役人など不要です。そんな奴らは首を刎ねてしまえばいい。
 誰のための制度なのかを見失った役人の存在は、百害あって一利無しです。そんな阿呆な連中の給料に税金を使われることには断固反対します。
 
 現場を知らん輩に口出しさせるのが、あかんのだよなぁ。
 
 
 
 
 
 明治村サブレ
 もう一つ、お土産があったのを忘れてた。
 
 明治村サブレ
 明治村サブレ。
 
 明治村サブレ
 コーヒーに合った♪
 たぶん、紅茶にもよく合うと思う♪♪

 


 
■2009/12/10 (木) 納めの金比羅 (旧暦 神無月廿四日)
 
 
 何度でも言いますが。
 自民には、鳩山総理の政治献金問題を責める権利も資格もありません。
 
 鳩山攻撃をしたいなら。
 まずは自浄が先ではないでしょうか。
 
 どうして二階氏が党内処分されないんですかね? 違法な献金処理があったと確定していない状況は、鳩山総理のほうも同じだと言うのにねぇ。
 谷垣総裁も、しょせんは口だけの人でしたか……(判ってましたけどね。けっ)。
 
 二階元経産相は、かの悪法“PSE法”を推進させた、つまり少なからぬ中古家電販売業者を廃業に追いやった責任があるにもかかわらず、経産省がPSE法の実行に誤りがあったと認めて以降もなお自らの非を認めていないので、個人的にはその人格に疑問を抱いている灰色な人物です。
 つか、はっきり言って嫌いな政治家の中でもトップクラスに鎮座してますよ、こやつは。
 
 


 
■2009/12/11 (金) 三隣亡 (旧暦 神無月廿五日)
 
 
 健康な体を、わざわざいじった挙げ句の不幸では、浮かばれないと思います。
 
http://www.asahi.com/national/update
/1211/TKY200912110241.html

 
 そもそも、「美容」の文句を看板に掲げる施設を「病院」とすることに大きな問題があると、常々思っています。
 excite.辞書にある大辞林で調べますと。
 
 医師は「医師法に基づき、傷病の診察・治療を職業とする人。医者。」
 医者は「病気や傷の診察・治療を職業とする人。医師。」
 病院は「患者を収容して診察・治療に当たる、規模の大きな医療機関。」
 医院は「病気の診察・治療を行う所。普通、個人経営の小規模のものをいう。」
 
 と、あります。
 これらを見る限り、鼻を高くしたり、二重まぶたにしたり、顎を細く削ったりする施設を病院と呼ぶのも、そこに務める人を医師と呼ぶのも、そこで行われる処置を治療と呼ぶのも、おかしいことになりますね。
 脂肪吸引についても、「これ以上体重が増えると命に関わる」という人に対してのみ治療となるでしょうから、美容のための脂肪吸引は医療行為ではないと思います。当然、その措置を行う連中も医者とは呼べますまい。依頼人を患者と呼ぶのも、おかしな話です。
 
「美容」と名の付く施設にいる、医師免許を持った人たちは、怪我や病気の患者を診る経験が無い(あっても少ない)わけですから、体をいじらせるのはリスクが高すぎます。
 そういった点を、かかる本人が認識すべきですし、厚労省も周知すべきではないかと。
 
 脂肪吸引だけでなく、美顔とか、近視のレーザー矯正とかも、いろいろ問題が多いようですし。
 見た目を気にする気持ちも判らなくはないですが。健康体を大金払ってわざわざ壊すこともないでしょう。
 少なくとも、自分の体を委ねようとする相手が、実は人の命を預かる気概などサラサラないことだけは覚悟しておくべきでしょうね。「美容」なんですから。
 
 
 いや、それにしても。
 このニュースで初めて知ったんですが。脂肪吸引ってのは水圧で内臓脂肪を取り除くんですね。
 つまりあれです。ジャパネットたかたでイチオシのケルヒャー高圧洗浄機。あの理屈で脂肪を剥がすわけですよ。そりゃあ内臓も傷ついて当たり前。
 だからこそ、命に関わるほど太ってしまった人に対してのみ、使っていい方法なんじゃないかと。
 
 


 
■2009/12/12 (土) (旧暦 神無月廿六日)
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20091211-00000622-san-pol
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20091212-00000007-jij-pol

 あまり多くは語りませんが。
 
 自民党の幹事長も務められた野中広務さんが、かつて小沢一郎さんのことを「国を売るような男」と批判したことがありました。
 そのときは選挙報道の番組内での発言でしたし、選挙結果が出て後には、自民党と新進党とが手を組むことになったので、野中さんの言葉も単なるリップ・サービスかと思ったのですが。
 
 ↑の件や、民主の人たちが大挙して中国訪問をし国賓扱いを受けたことも考えるにつけ、野中さんの言葉が気になって気になってしかたありません(いや、一ヶ月ルールの無視も、鳩山総理の意志ではなく、明らかに小沢さんの意向でしょう)。
 
 この先も鳩山政権と民主党が中国にすり寄るような態度を取り続けるというのなら、再度の政権交代を希望せざるを得ませんし、民主党の存在そのものを許すこともできなくなります。
 
 怖いことが水面下で進行していないよう、祈ってますよ。
 
 


 
■2009/12/12 (土) もじら
 
 
 Firefox の非公式独自ビルド「泉州もじら」を出しておられる、とんさんが、新たに SeaMonkey をローカライズなさいました。
 その名を「府中もじら」。
 2.0 正式版がリリースされましたので、ご興味のおありなかたは。
 
http://www.freedom.ne.jp/mukkst/ja
/MOZCAPE/MAIDO-MOZ.html

 
(もろちん、この日記も府中もじらで書いてます♪)
 
 


 
■2009/12/13 (日) 松迎え (旧暦 神無月廿七日)
 
 
『仮面ライダーW』第14話「レディオでQ/生中継大パニック」
 
 
 なんと本命と対抗が同着一位。
 読みきれなかったのが口惜しい。
 
 本性を出した佐伯素子が怖すぎ。
 ガイアメモリの売人すらビビってましたね。
 
 思えば前回、若菜姫に求婚してあっさり消された男も、メモリの売人なんですね。
 あのマスカレード・ドーパント、劇場版にワラワラ出てきました。つまりミュージアムにおける戦闘員のようです。
 てことは霧彦さんも、かつてはマスカレード・ドーパントだったのか。それが今ではナスカ・ドーパント。そりゃ同僚から妬まれるわ。
 
 佐伯を始末できずに立ち去った若菜姫に代わり事を済ませた霧彦さんは、あたかも「仕置き人」のようですが。
 あのシーンは複雑な印象なんですよね。
 実行犯である上尾は司法によって裁かれるでしょうが。
 そそのかした佐伯が法で裁かれることは、たぶん無いんですよね。証拠がないですから。
 となると、彼女に罰を与えられるのは事情を知るミュージアムの人間でしかありえない。
 けど、霧彦さんの台詞にもあったとおり、それをする理由は口封じだけなんですよね。決して正義の鉄槌を下したわけではない。
 仕置き人のようでありながら、霧彦さんは実はこれで殺人者になってしまった(ぼかしてましたが、さすがに脅しだけでは済ませていないでしょう)。『キバ』の753のように後で良い人になる可能性が、これによって消えてしまいました。
 
 対照的に。
 クレイドールのメモリを捨てた若菜姫を見るパパの表情が思いっきり優しいのは、どういう意味なんでしょう。
 なんだか園咲パパが、テラー・ドーパントのときと比べて、それほど悪い人には見えないんですよ。
 ひょっとして悪事はすべて冴子が中心になって、やってる? つまり、
 
 パパ=デギン・ザビ
 冴子=キシリア・ザビ(+ギレン・ザビ)
 
 という立ち位置?
 ガイアメモリに人の感情・欲望を暴走させる効果があることは、今回、上尾の台詞からはっきりしましたし。
 
 ときに。
 スイーツ風麺を食べたいと思う人って、いるのかなぁ(「怖い物見たさ」ではアリだけどねぇ)。
 あれを食べるシーンは、懸賞生活で鍛えられたなすびさん以外には無理かも♪
 
 


 
■2009/12/14 (月) 天一天上 (旧暦 神無月廿八日)
 
 
 というわけで。
 
 妖之佑は負け組です。
 
 ええ、ええ。
 観てきたのですよ。
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』を。
 
 おかげで、夏からずーっとあったモヤモヤが、ようやく解消されました。
 形はどうあれ、『ディケイド』が結末を迎えてくれましたから。
 
 TV版最終回ラストシーンでディエンドがディケイドに銃口を向けた理由とか。
 最終回から劇場版冒頭までに、何がどうなったのかとか。
 鳴滝さんの素性とか。
 キバーラの目的とか。
 BPOも問題視したTV版最終回直後に流された予告画像が、どこにも一切合切出てこないとか。
 とか。
 とか。
 とか。
 かなりのものが放置されており、細かいことを言えばキリがないのも事実なのですが。
 映画としては満足しました。観てよかった。
 
 惜しむらくは、これをきちんとTV放送の中で完結させてくれなかったこと。一つのメディアの中で決着させるというのは、創作における最低限のルールだと思うんですよ。正味40分ほどの完結編では、すべてを回収するのは無理すぎますしね。
 そして、會川さんの脚本で〆られなかったことも、たいへんに残念です。
 Pの責任は大きいと思います。
 
 なお。
 岬ユリ子が電波人間タックルに変身後も含めてポニテなのは意表を突かれました!
 
 
『W』のほうも面白かったです。
 こっちは完全にTV版の中の一エピソードを映画でやった、という出来です。
 しかも、けっこう重要な伏線が敷かれてあったりして……映画を観ない人のために、後々TV本編で上手く補完してくれればいいのですが。そこだけが不安かな。
 
 鳴海壮吉@スカルは、もう言うことありませんね。カッコ良すぎます。
 合成無しの、帽子を投げるシーンは必見っす♪
 
 
 
 栄次郎さんと園咲パパが呑み友達とは思わんかった(笑)。
 まあ、世界から世界へと移動する光写真館ですから、あの時点では『W』の世界、つまり風都に在ったということですね。
 そして、まさかまさかのメモリの存在。でも、これで栄次郎さんが良い人確定で、ほっとしました。
 
 それにしても。
 ユウスケ、海東、キバーラは、それぞれの世界に帰らなくていいのだろうか……?

 


 
■2009/12/15 (火) (旧暦 神無月廿九日)
 
 
 普天間基地移設問題の先送り。
 
 U.S.A.の信用を完全に損なう。
 
 日米同盟の形骸化、そして解消。
 
 核の傘を失った日本に北が侵攻。
 
 同時に、日本救援を理由に中国も侵攻。
 
 施設等々の被害も少ないままに北を一掃(つまり、ほぼ出来レース)。
 
 その後、人民解放軍が恒久的に駐留。
 
 チベット、ウイグルに続き、日本は中国の管理下に置かれる。
 
「中国領日本自治区」の統治は小*一郎が務める。
 
 めでたしめでたし。
 
 
 
 ってのが小沢*郎&中国共産党共同執筆の台本でないことを祈ります。
 
 


 
■2009/12/16 (水) 朔 (旧暦 霜月朔日)
 
 
 というわけで。
 実は『ディケイド』第二話放送の時点で既に入手していたバンダイ「DXディケイドライバー」。
 
 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
 
 DXディケイドライバー
 
 平成ライダー十人のカードが付属。
(スマヌ。電王がキバの裏に隠れてしまってたよ……)
 
 DXディケイドライバー
 
 カメラをモチーフにしていると言われる、バックル部分。
 
 DXディケイドライバー
 
 左右のパーツを引っ張ると、こうして90度回転。
 
 DXディケイドライバー
 
 上を向いたスロットにカードを入れます。
 
 DXディケイドライバー
 
 入れると光って「カメンライド」の言葉と待機音が鳴ります。
 
 DXディケイドライバー
 
 左右のパーツを押し込むと90度回転して元に戻ります。
 このときも光って、カードごとの台詞と効果音が出ます。この場合は「ディケイド!」。
 
 DXディケイドライバー
 
 しばらくすると消灯。
 
 DXディケイドライバー
 
 このように、装填することでカードにある各ライダーごとの紋章が見えるようになっています。
 
 DXディケイドライバー
 
 電源スイッチは目立たないよう下側。
 光って鳴るのは、電源ON時、回転時(カードの有無、回転方向関係なく)、カード挿入時、カード取出時です。
 で、カードを挿入して回転させたときにのみ、カードに対応した個別の音声が出ます。
 
 DXディケイドライバー
 
 ベルトは後ろ側でも外せますが。
 
 DXディケイドライバー
 
 ここでの着脱が基本です。
 たぶんですが、これは『電王』で良太郎が見せた装着シーンから、このような仕様になったと思われます。少なくとも『カブト』のDXホッパーゼクターには、この着脱パーツはありませんでした。
 
 DXディケイドライバー
 
 バックル部も外せます。
「DXケータッチ」の追加販売が最初から想定されていた、ということですね(苦笑)。
 
 数年前のDXホッパーゼクターと比較して、驚くほどギミックのメカに精度を感じました。操作してガチャガチャした感触でなく、シャキッと回転します。
 玩具とは言え、技術の鍛錬が進んでいるんですねー。良いことです。
 
 DXディケイドライバー
 
 劇場窓口で貰った特製の大判ガンバライドカードと、その通常サイズのセット。先着順に貰えます。
 通常サイズには、DXディケイドライバーがちゃんと対応しました♪
 
「カメンライド」「ファイナルフォームライド」「ファイナルアタックライド」等々、全部で百数十種類のカードがあるそうですが。
 とてもじゃないけどコンプリートなんて無理です。
 ので、有志が解析なさったバーコードを収録したPDFファイルをWebで入手、プリントアウトして音だけでも確認するのが、経済的ですね。ただし、インクジェットだとダメだとか聞きますが、まだ試してません(汗)。
 
 


 
■2009/12/16 (水) Mozilla
 
 
 Firefox 3.5.6
 
 Firefox 3.0.16
 
 SeaMonkey 2.0.1
 
 それぞれ、リリースされました。
 
 


 
■2009/12/17 (木) 浅草寺歳の市羽子板市 (旧暦 霜月二日)
 
 
 小沢一郎氏こそ、日本国憲法をきちんとお読みなさい。
(あの場で「もちろん読んで理解していますとも」と小沢氏に言い返せない政治記者にも困ったものですがね)
 
 


 
■2009/12/17 (木) 和泉國♪
 
 
 Firefox と SeaMonkey のセキュリティ・アップデートを受け。
 
 独自非公式ビルドの泉州もじら 3.5.6 と 3.0.16 および、府中もじら 2.0.1 がリリースされました。
 
http://www.freedom.ne.jp/mukkst/ja
/MOZCAPE/MAIDO-MOZ.html

 
 


 
■2009/12/18 (金) 納めの観音 (旧暦 霜月三日)
 
 
 こんなん出るんですね。
 
http://www.dynaconnective.co.jp/products
/products01_013.html

 
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news
/20091211_335262.html

 
 かーなーり欲しいです。
 どなたか、妖之佑にクリスマス・プレゼントしてくれませんか?(けっこう本気でゆーとります♪)
 
 


 
■2009/12/19 (土) (旧暦 霜月四日)
 
 
 COP15 について、鳩山総理が「各国のエゴが出ているだけ」と切って捨てたのには、まったく同意します。
 
 例えると、こんな話なんですよ。
 
 ドンチャン騒ぎした挙げ句に沈没しかかっている船上で、「大酒を呑んだ先進国のせいで沈むんだ」と批判するばかりで、自分では水の掻い出しを一切しようとしないばかりか酒を呑み続ける発展途上国。
 特に中国とインドは今現在、大酒呑んでドンチャン騒ぎの真っ最中にも関わらず「自分たちに責任はない」と、バケツではなくコップで水を掻き出す程度だけで「必死にやってる」と言い張る。
 
 けっきょく、現実に国土が沈みかかっている諸島国家以外には、「宇宙船地球号が本当にヤバい」という実感がないんですね。
 しかも、その島国ですら、数字の誤魔化しをする中国を、なぜか応援しているという阿呆な状況。
 
 タイタニックの乗客が「俺のせいじゃない」と脱出も何もしないでいたら、どう考えても愚かすぎるんですがねぇ。
 各国の代表には、岡目八目、もう少し自分たちの姿を客観視していただきたいものです。
 
 まあ、中国にだけは、まともな思考や対応など期待できませんがね。しょせん、あいつらは既地外ですから(けっ)。
 COP15 の失敗は、中国に最大の責任がありますとも。
 
 


 
■2009/12/20 (日) (旧暦 霜月五日)
 
 
『DARKER THAN BLACK 流星の双子』episode 10「偽りの街角に君の微笑みを…」
 
 
 二年後の舞台でも健在だった漫才コンビによるお笑いで終わるかと思わせた前回のラスト。そこで明かされた衝撃の事実。
 蘇芳は八年前に死んでいる。
 つまり、今いる蘇芳は……?
 
 そして、まさかまさかの、ここでのメガネの“退場”。しかもハンパない殺されかた……(色々と裏事情を知ってそうなキャラだったので、この結末は意外でした)。
 無論、黒(ヘイ)がやったのでないことは確かですが。なら、誰?
 マダムか鎮目あたりか。あるいは、実は鎮目がマダムに雇われていた、とか。
 それでも、メガネの指先が潰れていたのは黒がやったのかなぁ。歯科医セットで尋問してたようだし……。
 にしても、容赦のないDTBですな。
 
 猫(マオ)の人間時の姿が出てくるとは驚きました。メッチャ、スケベそうやん(笑)。
 つまり、第一期の黒ネコは露西亜生まれだったんですね。そりゃあ、猫の記憶が消えて、ただのネコに戻ったとき驚いたでしょうな、空気が全然違うから(笑)。
 今でも元気にやってるといいのですが、フェルナンデス。
 
 大きな情報ばかりがバンバン押し寄せてきてますが。
 どうやっても、まとまらない気が……。
 第三期の予感が…………。
 
 


 
■2009/12/21 (月) 納めの大師 (旧暦 霜月六日)
 
 
『仮面ライダーW』第15話「Fの残光/強盗ライダー」
 
 
 予告状を送りつけ、決して人を傷つけずに盗む怪盗。
 そんなのまで出没する風都に、少しだけ住んでみたくなりました♪
 
「俺の名前を――」
 ↑の台詞と言い、鉄仮面と言い、アメリカンなバイクと言い、偽物ということと言い。
 どう見ても世紀末に現われた「七つの傷を持つ男」です(意識してるだろ、『W』のスタッフ)。
 
「最近、あの男とよく会っているようだね」
「あなたこそ、よく姿が消えるけど、サボタージュ?」
 まだ新婚のはずなのですが……終わってませんかねぇ、この夫婦。
 しかも、まさか霧彦さんの言う「目つきの悪い男」がアームズ・ドーパントだったとは。
 冴子さん、やり手すぎます。
 
「そろそろ新しいメモリも欲しいねえ」
「申し訳ありません。その件についても進行中です」
 そんな冴子さんもパパの前では借りてきた猫ですが。
 ちなみに、ここのやり取りの真意は劇場版にありました。TV本編でも明かされるんでしょうが。
 
 ついでに言いますと、フィリップが追い払った恐竜人形(みたいなもの)ですが。
 これも劇場版にて登場していました。
 
 左翔太郎に対し、フィリップの本名は来人(らいと)でしたか。
 これは判りやすい命名で。
 
 いや、それにしても。
 毎回、映画を意識したOP構成には閉口しますが。
 今回のOP映像は、特に映画のネタバレが酷くないですか?
 観に行く楽しみ、半減しませんか?
 
 


 
■2009/12/22 (火) 冬至 (旧暦 霜月七日、山神祭)
 
 
 今年も、そろそろ張っておきますか♪
 
http://www.noradsanta.org/
 
 


 
■2009/12/23 (水) 三隣亡 (旧暦 霜月八日、御火焚き、鞴祭)
 
 
 基本、産経が掲載する記事や寄稿文は露骨に右寄りなのですが。
 それでも、↓は正論だと思います。
 
http://sankei.jp.msn.com/politics
/policy/091222/plc0912220227001-n1.htm

MSN産経ニュースの記事)
 
 ところで、ガソリン暫定税率の廃止を謳ったマニフェスト実現を早々に民主が断念したことについて、谷垣さんが「詐欺だ」と嬉しそうに批判していますが。
 
http://sankei.jp.msn.com/politics
/situation/091222/stt0912221320004-n1.htm

MSN産経ニュースの記事)
 
 何度でも言いますが、自民の人間に、これを言う資格はないんですよ。
 選挙公約を選挙後に綺麗さっぱり忘れてしまうのは自民党議員の十八番じゃありませんか(特に「減税」を主張して当選すると、とたんに増税に走るとかね」)。
 公約をきっちり実行したのは唯一、小泉政権の郵政民営化くらいなものですよ。
 
 民主政権には既に失望しかありませんが。
 だからと言って、政権を自民に戻したところで、ロクなことにはならないと思ってますよ。ええ。
 自民、選挙の大敗をまともに反省していませんからねぇ……。
 
 政治献金や政党助成金が存在する限り、政党というものは腐るしかないのかもしれませんが。
 
 


 
■2009/12/23 (水) 今、
 
 
『超常現象マル秘Xファイル』を観ているのですが。
 
 毎回思いますが。
 
 否定派組の中で(大竹まこと氏は論外すぎるので除外して♪)、大槻教授が桁違いにバカなのだと再認識しました。
 この人の議論の進めかたって、田島教授と同じですね。自分の主張だけ言ってしまい、相手の言葉を「話にならない」と切って捨てるやりかた。そりゃ、討論が成立するはずもありませんや。
 知識だけたっぷりあっても、バカは所詮バカですね。
 
 まあ、番組の演出上の理由としてバカ役をなさっているのでしょうが(でなかったら、さすがに「教授」って肩書きがさー…………)。
 
 


 
■2009/12/24 (木) 納めの地蔵 (旧暦 霜月九日)
 
 
 12月24日は平日です。
 この日に何か特別な予定やイベント?
 あるはず、ありません。
 至って平穏・平凡な一日ですとも!
 それが何か?
 
 
 
 てなわけで。
 二つばかり、フツーな話題でも。
 
 
http://www.sanspo.com/shakai/news
/091223/sha0912230200001-n1.htm

SANSPO.COM の記事)
 
 これは見に行かねば♪
 
 
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/22/014/?rt=na
マイコミジャーナルの記事)
 
 一部報道によりますと、ってな印象ではありますが。
 ともかく、Firefox がここまで浸透してきたことは嬉しいですね。
 
 


 
■2009/12/24 (木) 百鬼夜行
 
 
 今宵は。
 赤くて髭面で割腹の良い妖精が闊歩して家宅侵入するだけでなく。
 百鬼夜行も執り行われるのでした。
 
 


 
■2009/12/25 (金) 今年も、
 
 
 座ってるよ。
 木田トナカイ♪
 
 


 
■2009/12/25 (金) 上弦、終い天神 (旧暦 霜月十日)
 
 
 メリー・クリスマス♪
 
 というわけで。↓
 
 クリスマスオペラ
 
 不二家の「クリスマスオペラ」。
 
 ブッシュ・ド・ノエル(ショコラ)
 
 同じく「ブッシュ・ド・ノエル(ショコラ)」。
 
 いやー。
 どーしても、一つに絞れなかったのです(笑)。
 
 ブッシュ・ド・ノエルは、お子様向けに甘〜く。
 クリスマスオペラは洋酒の香りが効いていて、大人向け。
 どちらも美味しかったですよ。
 
(写真を撮る際、周囲のビニール取るの忘れてた……)
 
 


 
■2009/12/28 (月) 納めの不動、仕事納め (旧暦 霜月十三日)
 
 
 手元に、こんな封書が届きました。
 
紛争地で救命に尽力した、日本人ボランティア医師からの手紙を同封します。
 
 という題名です。
 中身は印刷された文面に、いかにもお涙頂戴な話を記したもので、いちおう署名はありました。
 
 が、送り主の一番送りたかったものは、金融機関の振り込み用紙でしょう。
 つまり、「カネ払え」ということですよ。
 
 いえ、別に振り込め詐欺とかではなく、正真正銘「国境なき医師団」からのものと思われます。
 ボランティア活動に資金が必要なことは理解できます。募金を募ることも同様。
 そこをどうこう言うつもりは一切ありません。苦しいであろう台所事情も、お察しします。国境なき医師団の活動内容にも何ら異議を唱えるつもりもありません。
 
 ただね。
 いきなりDMを送りつけてくるのは、さすがに不躾ではないでしょうか。
 しかも、紛争地域の子供たちの顔写真と私の住所氏名とを一緒くたに印刷したシール(「アドレスラベル」と言ってますがね)を同封するとは、どういう無神経さでしょうか。こんなものを「日々の通信に使え」とは、どういうセンスなんでしょうか。
 そもそも、どこで住所氏名の個人情報を入手したのでしょうか(まあ、市役所の住民票閲覧でしょうが)。
 
 このような押しつけがましい方法で募金を募っても、相手を嫌な気分にさせるだけで、反感を買う結果になると、どうしてお判りにならないのか不思議でなりません。
 私の住所氏名と子供たちの顔写真が一枚のシールにくっつけられている時点で「寄付しないのは悪だ」と決めつけられているような気持ちになるわけですよ。実に不愉快な嫌がらせでしかありません。
 
 慈善活動に協力しないことは社会悪だと決めつけんばかりの姿勢は、周囲がまともに見えていない証拠なのではないかとさえ思えてしまいます。いわゆる盲信状態ですね。
 そんな団体にお金を払って、はたしてまともに運用されるかどうか、疑問すら抱かざるをえないじゃありませんか。
 
 そもそも善意を求めるために相手に精神的プレッシャーを与えるやりかたに、当人たちがなぜ疑問を持たないのか。
 あるいは、ひょっとして確信犯的にやっているのか? もしそうなら、もはや狂信者的ですらあるのではないでしょうか。
 
 今の時期などによく見られますが。
 大型ショッピングモールなどで、出入り口すべてを幼いボーイスカウト&ガールスカウトの子供たちで固めてしまい、「お願いしまーす」攻撃を一斉に仕掛けてくるのも、同類の精神攻撃です。
 大人に言われて素直に従っているだけの子供たちが可哀想ですよ。
 
 善意を押しつければ、それはもはやボランティアでも奉仕でもありません。
 単なる強要です。
 そこのところを、ボランティア活動に携わっておられる理想に燃えたかたがたには、きちんと認識していただきたいと思います。
 
 なお、送られてきた封書は、年末のゴミと一緒に燃します。
 私の個人情報が刷られているので、資源ゴミには出せませんからね。
 
 


 
■2009/12/29 (火) 苦松、苦餅 (旧暦 霜月十四日)
 
 
 これは中国共産党による英国人殺人事件と言って過言ではないでしょう。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20091229-00000041-jij-int

 
 犯罪者が罰せられるのは当然ではありますが。
 問題は中国の野蛮極まりない刑事裁判制度です。本当に真剣に真実を追及するものではなく、始めに結果ありきな裁判しかしませんからね、あそこは。
 はっきり言って「人権」のことをロクに知らぬ中国政府に、少なくとも外国人を裁く権利など与えてはなりません。まして、取り返しのつかない死刑執行など、断じて許してはならないのです。
 
 中国を非難する U.K. 政府の姿勢は、自国民に対する責任としても当然の姿であり、ブラウン首相も一国の長として敬意に値します。
 日本人が中国政府に殺されたとき、はたして日本政府が毅然とした態度を取れるのか、はっきり言って不安でなりません。しかも今の民主政権、つーか実質的小沢政権では、中国に媚びへつらいそうでねぇ……。自国民を売るばかりな気がしますよ。
 
 あんな野蛮な国には一歩も足を踏み入れないのが、一番正解ですね。
 けっきょくのところ、中国共産党がくたばってくれれば、温室効果ガス問題も一気に解決に向かうでしょうし。
 神様が、どうにかしてくださいませんかねぇ。
 
 


 
■2009/12/30 (水) (旧暦 霜月十五日)
 
 
 年末のお買い物に近所の大型スーパーに行ったのですが。
 
 そこで聞こえてきた、商品をアピールする女性店員さんの声がね。
 もんのすごくアニメ声だったんですよ。
 
 見た目、普通に店員さん(しかも、そこそこのご年齢)ですが、声だけがやたらアニメ声で、はっきり言って浮いてました。
 店内によく通るのはメリットでしょうが、食品販売にマッチしているかどうかは……。
 
 このアニメ声な店員さんが十代〜二十歳チョイくらいで、なおかつポニーティルだったりしたら、別方面からのお客が殺到しそうですが(笑)。
 
 そんなこんなな年末の一コマでございました。
 
 


 
■2009/12/31 (木) 年越 (旧暦 霜月十六日)
 
 
 この期に及んで、未だに年賀状でバタバタしている妖之佑です。
 
 今年もまた、かような僻地にお運びいただき、ありがとうございました。
 ほとんど日記の更新のみな冷凍サイトですが、懲りずに来年もまた、ご来訪いただければ幸いです。
 
 どうぞ、どなたさまも良いお年を。
 
 

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