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■2003/01/01 (水) 元日、初日の出、若水迎え、直会、初詣、恵方参り、年賀、歳旦祭、修正会 (旧暦 霜月廿九日)
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしく御願い申し上げます。
というわけで新年である。
んがっ。
元旦早々、風邪気味という体たらくであったりする。
それでも、当初の予定どおり、やる事をやる。
何かというと。
Web友の皆さんへの年賀状書き。
葉書の年賀状はギリギリ31日に投函できたのだが、その反動で、Web年賀状にまで手が回らず、年明けの着手となった。
しかも、ちぃとも進まん。
そう。ネタがなかなか出てこないのである。(だから個別に書き分けるのはやめとけ言うたのに……)
とにかく、少しずつでも進み、七草までには終えたい。(← をいっ)
それを過ぎても来ないぞーっ、というかた。
妖之佑@うっかり天狗が出した気になっていると思われますので、こそっとでもおおっぴらにでも、お叱りくださいませ。
よろしくどうぞ。
にしても、年のはじめからこんなんでは、今年も不安だわねぇ。
■2003/01/02 (木) 初夢、物始め (旧暦 霜月晦日)
去年もここで触れた記憶がある初夢。
一月二日に見る夢だというが。
いまだに世間では意見が分かれているようだ。
つまり。
一月二日の夜ということなのか。
厳格に一月二日という意味なのか。
ってコト。
去年、言ったのは。
昔は日暮れを一日の始まりとした説から。
一月一日の日没から“一月二日”という日が始まるのだから、その夜の夢が初夢になる。
という妖之佑の主張。
で。
今年は。
とある占い師のかたのご意見をラジオで耳にして。
それは、正確には、一月一日の夜から二日の朝までに見た夢が初夢だというご意見。
勇気づけられたねー。これに。
考えてみれば。
そもそも夢ってのは一晩に何度も見るものらしい。眠りのサイクルがだいたい90分周期なので、そのサイクルの回数分見るのだと。
で、憶えているのは起床前の最後に見た夢のみなのだそうだ。それ以前のは忘れてるとのこと。
なら、記憶に残るたいがいの夢って、一般的には早朝、つまり午前中に見てるワケだから元日に「おやすみなさい」して見た夢が初夢でいいんじゃない。
ってコトで。
結論出たことにしちゃう。
ちなみに妖之佑の初夢だが。
とてもここでは申せませんの。(*^-^*)
■2003/01/03 (金) (旧暦、師走朔日)
昨日に引き続き、みょ〜な夢見ちゃったよ。
とてもここでは申せませんが……。(*^-^*)
さて。
メニュー・ページに掲げていた“JPEG問題”に対する怒りの文を降ろした。
理由は、件の会社の権利主張は世間の大半にはさほど相手にされていないっぽい情勢だから、ってコト。
少なくとも日本では、その会社がJPEGに関する特許を主張できる法的根拠は皆無だそうだ。
ので、いつまでも怒りモードを貼り付けとくのもアレなんで、年があらたまったのをタイミングとして、降ろした。
もちろん、意見を下げたつもりはない。今後もこのような問題は起こりうるのだから、いずれ、それなりのページを設けたいと思う。
ってか。
予定・計画ばっか先行して、実行が伴わないのは、相変わらずだねぇ。
Web年賀状もまだ出し終わってないしー。
(;^_^A
■2003/01/04 (土) (旧暦 師走二日)
喉の不快感が治まらない。
鼻詰まりが取れない。
頭が微妙に、ぼ〜っとしている。
むー。
とある素敵なおかたのお言葉(どなたかは、ウチのBBSで明らかだったりするが……)にならい、“一日一創作”を今年のモットーにしようと決意してたのだが。
三日までは、何とかできた。かなりくだらないブツではあるが、とにかく創作し続けた。
が。
四日は、あかん。
こんな、ぼ〜っとした頭では、ネタが浮かばん。
今日創ったモノといえば――せいぜい厚焼き玉子ぐらいだ……。
というわけで。
まだ妖之佑からのWeb年賀状が来てない、というかた。ごめんなさい。
何とか小正月までには。はい。
(さりげなぁく、自己〆切りが一週間延びてるというのは秘密事項とする)
今年もこんな調子なんやろかねぇ…………。
■2003/01/05 (日) 初水天宮、小つち (旧暦 師走三日)
思い出してみてほしひ。
新幹線とかでトンネルに入った瞬間の、あの耳の感じ。
今の妖之佑が、そーゆー状態なのだ。
風邪のせいで耳管(っていうよね?)が詰まってるワケ。
強引に“耳抜き”すると少しだけましになるけど、すぐにまた詰まる。
おかげで、音の聞こえかたが、ずーっと変。
当然、頭の働きも変。
ちぃとしつこそうだ。
今度の風邪。
■2003/01/06 (月) 六日年越、小寒、高崎だるま市 (旧暦 師走四日)
雪、雪、雪。
降ったね。
積もったね。
寒かったね。
これを純粋に「綺麗」とか「風流」とかって楽しむには、ゆとりがないといけないワケよね。いろんな意味で。
だって、すぐに考えちゃうのは。
電車とかバスとかが止まる・遅れる、とか。
車のタイヤ替えてない、とか。
道が混むぅ、とか。
こんな野暮なことばっか。
悲しいねー、空しいねー。
どっかの田舎で。
広い縁側とか、渡り廊下とかで。
火鉢(今流行りのハロゲン・ヒーターでも可)をお供に、日がな一日、お庭の雪景色を愉しむ。
なーんて生活、憧れるんだけどねー。
で――
目指せ。
夢の印税生活。
って。
けっきょく、こーゆー俗物的な考えに至るワケね。
ああ、汚れてるわん。
■2003/01/06 (月) 妖怪警報
今宵は百鬼夜行が行われる模様。
■2003/01/07 (火) 七草、初山神、大宰府うそ替え (旧暦 師走五日)
警告。
ついてこれないかたは、容赦なく置いてきます♪
お正月の三ヶ日に玩具屋さんで目にした、触手の動いたモノ。
デビルガンダムの初期形態(新設定の下半身パーツ付き)。
ガンダムヘブンズソード(これは放送時から、その美麗さが好きなデザインだった)。
グランドガンダム(デビルガンダムもだが、まさかこんなバカバカしくずんぐりしたものが商品化されるとは思わなんだ)。
ウォルターガンダム(これは放送時、牙をむく“玉ガンダム”って姿に、笑ったものだ。ハロが化けたかと思ったぐらいだっしー♪)。
要は、マスターガンダム&風雲再起以外のDG側のメカたちなワケ(どれかのパッケージに、デスアーミーも同梱されてたっけ)。
ウォルターガンダムのみ、現物にはお目にかかれなかった。
ただ、これには大大大好きなライジングガンダムが同梱されているとのことなので、かなり欲しひ。
それと――
超合金魂シリーズの、ボスボロット・黒ヴァージョン。
まさか、これまで黒化するとは思わなかった。
主役メカだけだったからねぇ、今までは。
しっかし、似合わねー。
黒って、主役級にしかあかんと思ったね。
バンダイさんもそれが判ってて、パートナー・ロボ(アフロダイA、ダイアナンA、ミネルバX、ビューナスA)は黒にしなかった、とばっか思ってたのだが。
超合金の色といえば、昨年、ゲッターロボ練習機(メタリック色)が出たときは、かなりいいと思ったね。
実際、レギュラー色とどっちにしようか迷ったんだよねー。買う際。
両方は無理だから、レギュラーのほうにしたのだが、今になって、メタリックが気になったりしている。
だからって、両方はとてもじゃないけど買えまへん。
王蛇さまのベノバイザーは、クリスマス商戦を最後に、見かけなくなっちゃった。
お正月商戦でも間に合うと思ってたのが、アテが外れてしまったワケ。
『龍騎』の放送もあと二話だからねー。こと王蛇さまに関してはあと一話だしー。
もう出荷数も期待できないかな。
というわけで。
メーカーさん(ってゆーか、バンダイさん)の目論見にしっかり振り回されているおめでたい妖之佑でした。
■2003/01/08 (水) 初薬師 (旧暦 師走六日)
コニカとミノルタが合併!!!!
嘘っ!?
と思った。我が目・我が耳を疑った。
どっちも古いメーカーさん。
特にコニカは古くは「小西六」、もっと古くは「小西屋六兵衛店」として商いをしてきた、日本でも老舗の所だ。たしか、フィルムはともかく、創業自体はコダックよりも古かったと思う。
ミノルタもかつては「千代田光学」って名前で戦後、二眼レフのメーカーとして躍進(オートコードは大ヒット物)。また、SR-1などの一眼レフで活躍されたプロ・カメラマンのかたも多い。さらには、ハイ・マチックはアメリカの、α-8700i はソ連の、それぞれの宇宙計画に参加したカメラだし。あのライカとの技術提携も、ミノルタの技術力の賜物だと思う。
合併後も、いちおう両ブランド名は残すつもりのようだが。
でも気になる点が一つ。
「フィルムのコニカと、カメラのミノルタの名は残す」って、言いかたなんだよね。
ちょっと待ってよー。
コニカさんって、優れたカメラ・メーカーさんでもあるんだけどなー。
古いところでは、「Pearl」という名のブローニー用蛇腹カメラは今でも愛用者が少なくない。
35mm用のII型、III型もいい味出している。
「ぴっかりコニカ」って名前も流行らなかったっけ?
「Big Mini」ってユニークな名のカメラも、コンパクトの一翼だったはずだし。
「現場監督」は、日常生活防水カメラという「腕時計なら常識なのに、なんで今までカメラになかったの?」ってトコを突いてきた素晴らしい実用品。
妖之佑愛用の旧式速写用カメラ「KONICA Press」(かなり重たひ)は、珠玉の出来だと信じている(これ、長ぁいこと探してた代物なのよねー。買えた時は、そりゃあ嬉しかった♪ それなりのお値段だったけど……)。
最近の優れモノだと、「HEXAR RF」があるね。超久々に復活した国産のレンズ交換できるレンジ・ファインダー式カメラ。
少なくとも、似たコンセプトの京セラ・コンタックスGシリーズよりはずっと優れてると思う。ついでに、ただ高いだけの超ブランド品・ライカM6よか、この「HEXAR RF」を選ぶほうが、ずーっとお利巧な買い物になるはず。
お金に余裕があれば欲しかったカメラだよ。ってか、欲しい。
だいたい。
コニカの「ヘキサー」や「ヘキサノン」って言えば、オリンパスの「ズイコー」、ミノルタの「ロッコール」、ペンタックスの「タクマー」等に匹敵するレンズ・ブランドだったんだからー(さすがに「ニッコール」に匹敵、とまでは言えなひ……)。
カメラ・メーカーとしてのコニカが消えるとなると、かなり痛いし淋しい。
これは、プリンスが日産に吸収されるのに相当するほどの衝撃だよ。
生き残るための合理化としては仕方ないんだろうが……きついなぁ。
ということで。
フィルム派でお金のある人は、「HEXAR RF」と交換レンズ一式とか「現場監督」シリーズ、今のうちに買っとけ。
変わって明るい話題。
マツダのRX-8(製品版)の姿が北米で公開された。
かなりいけてない?
コンセプトの頃から、「4ドア・クーペ」というので、かなーり不安だったのだよ。
なにせマツダには、かつて「アスティナ」という名の、実にユニーク(ってゆーか、そのボディ形状があまりに中途半端すぎて用途不明)なファミリア4ドア・クーペを出してコケた前科があったからねぇ。
だが、写真で見る限りはこのRX-8、名車RX-7の後継車としてのイメージは壊していないんじゃないかな。
実物見ないと何とも言えないけどね。
ふっふっふっ♪
だいたい、ロータリー・エンジンっちゅーのは、排ガス規制喰らうたんびに進化していくのだよん。
RX-3からRX-7への時がそうだった。
ともかく。
RX-7の生産終了からこっち、ロータリー車が消滅しているワケだから、北米はともかく、日本国内での発売が待ち遠しい。
ああ、楽しみだね。ロータリー・エンジンの復活♪
っても、妖之佑が買うワケじゃないけど…………。
■2003/01/09 (木) 宵戎、凧揚げ (旧暦 師走七日)
再度の警告。
今日も、ついてこれないかたは、容赦なく置いてきます♪♪
押井守監督作品『アヴァロン』。
お正月の深夜に放送してたので、ようやくのこと、観た(レンタルを利用しない人なもので)。
相変わらずの“押井節”全開。
ついでに言えば、相変わらずの“押井流夢落ち”作品。
面白かった。
これならDVDを買って、じっくり観なおしてもいいかな、とも思う。
少なくとも同氏の『攻殻機動隊』や『ケルベロス ――地獄の番犬』、そして『機動警察パトレイバー2』よりは出来がいいと感じた(イマイチと思いながら全部LD持ってるのが困りもの)。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『紅い眼鏡』、『機動警察パトレイバー』と共に、押井監督作品の殿堂に入るかな、これ。
押井守氏って、“夢落ち”系が多いのよねー。
ざっと挙げてみると――
映画では『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『紅い眼鏡』、『トーキング・ヘッド』、『アヴァロン』。
OVAでは『迷宮物件 FILE538』、『機動警察パトレイバー 第4巻 Lの悲劇』、『御先祖様万々歳! 第6巻 胡蝶の夢』。
氏のコンテを、もりやまゆうじ氏が作画なさったコミック『とどのつまり…』。
そして、それらすべての原点と妖之佑が勝手に決めつけているのがTV版『うる星やつら 第101話 みじめ! 愛とさすらいの母!?』なのだ。
必ずしも“夢”そのものではないが。
ともかくどれもが、夢なり仮想現実なり嘘なり、それらと現実とが交錯してしまった物語。
ついでに言うと、この押井氏の“夢落ち”作品には、“うろつく少女”が欠かせなかったりもする。もちろん『アヴァロン』にも、ちゃんといた。
『みじめ! 愛とさすらいの母!?』(このサブ・タイトルは滅茶ヘボいが……)は、TV版『うる星』の中での異色中の異色作。
あたるの母を主人公に、彼女が夢から夢へと飛ばされ続け、どこから夢でどこからが現実なのか判らなくなる。
常にあたるの母につきまとう狐目の女の子の存在も不可思議で……。
これには、放送当時、かなり衝撃を受けたものだ。
そして、その放送の九ヶ月後に公開されたのが『ビューティフル・ドリーマー』だった。
観てすぐに、実験作であった『愛とさすらいの母』の進化・完成形態だと思ったね。これ。
主人公は(当然ながら)ラムに変更されてはいるものの。夢邪鬼の作り出した夢の世界をうろつくデカ帽子の謎の(でもないか……)女の子の存在もあり。
両作品が酷似していると感じるのは、妖之佑だけではあるまい。
“夢落ち”と断言できなかったので上では挙げなかったが、かの天野喜孝氏をキャラクター・デザインに起用したOVA『天使のたまご』にも、不思議な少女(声は兵頭まこ氏。ちなみにどーでもいいことだが、この人、『Vガンダム』でウッソのお母さん――首がぁ〜!――をなさってたりする)が登場する。
もっとも、この『天たま』は未だに理解できていないのだが……。
押井作品のもう一つの特徴である、オヤジが主役というモノで『迷宮物件 FILE538』があるが、これも広い意味で“夢落ち”なんだな。
ついでに、これにもキー・パーソンとしての女の子が登場。おまけに声は兵頭まこ氏だったしー。
押井氏初の実写作品『紅い眼鏡』では、氏は丸々2時間、やりたい放題だったね。
企画段階で全貌が判ってたらスポンサー、絶対つかなかっただろー、ってなブツ♪
千葉繁氏(『うる星』のメガネ&『パトレイバー』のシゲさん)演ずる主人公・都々目紅一が延々と夢の世界をさまようお話……ってか、「話」にもなってないほどに不条理すぎ。
もちろん、それを傍観する謎の美少女(当然だが、演ずるのは兵頭まこ氏)もきっちり居る。
話の内容とは関係ないが、この作品には、『うる星』でもご活躍の古川登志夫氏(諸星あたる)、平野文氏(ラム)、鷲尾真知子氏(サクラさん)、田中秀幸氏(案山子の三四郎君。それよりは『ドカベン』の山田♪)、玄田哲章氏(ウンババの哲、他色々。それよりは『ドカベン』の岩鬼だね)、西村智博氏(コタツ猫)、そして永井一郎氏(錯乱坊)という豪華声優陣と、さらには天本英世氏(『仮面ライダー』の死神博士ね)とか、大塚康生監督(第一期TVシリーズ『ルパン三世』の人。劇場版第一作、通称“ルパン vs 複製人間”にも関わっておられる)とかの大御所もご出演で、かなりぜーたくな作りをしてたのだよ。うん。
ちなみに、これのいちおうの続編となる『ケルベロス ――地獄の番犬』は、まったく夢落ちではない。
そも、『紅い眼鏡』や『ケルベロス』と同じく特殊武装機動警備大隊「特機」の面々を描いたコミック『犬狼伝説』(作画:藤原カムイ氏)も、そうなのだ。夢落ちとは、ほど遠い。
順番が前後するかもしれないが。
コミックとして発表された『とどのつまり…』(作画:もりやまゆうじ氏)も、「アリス」と呼称される謎の女の子(こっちは美少女でなく、むしろ小汚いイメージ)と、それに振り回されるダサいアニメーター(おそらく押井氏ご自身がモデルだね)の、訳判らん物語が展開している。
『パトレイバー 第4巻 Lの悲劇』は、夢ではないものの、野明や遊馬たちが大嘘に騙され翻弄される、つまり“仮想現実”をさまようという点では“夢落ち”なのだ。
あー、そー言えば、この話の軸となる女の子も、兵頭まこ氏だったわ、声。
『御先祖様万々歳! 第6巻 胡蝶の夢』。
これは、このOVAシリーズの最終巻としては、取ってつけたように違和感があった。無理に“夢落ち”モノにしなくてもよかったよーにも思うのだが……。
面白いことは面白いのだが、ね。
ちなみにこのシリーズを再編集し、劇場版化した『麿呂子』は観ていないので悪しからず。
で。
ふたたび千葉繁氏が主役をなさった実写作品『トーキング・ヘッド』。
『紅い眼鏡』と、ほぼおんなじ展開だったね、これ。主人公が延々と迷路をさ迷うの。で、ラストは、これまたお約束。
うろつく“傍観者”を演じるのは、やっぱ兵頭まこ氏。ただし、さすがにこの作品の時点では、もはや“少女”ではなかったな。あはは。
脇役の立木文彦氏(『エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ、ね♪)が、いい味出してたなー。
『WXIII 機動警察パトレイバー』および、「特機」シリーズ最新作の『人狼』はまだ観ていないので、これらが押井系“夢落ち”に属するかどうかは不明……(それで押井ファンと言えるのか? というツッコミは却下)。
なお。
『うる星やつら オンリー・ユー』、『機動警察パトレイバー』、『機動警察パトレイバー2』、『攻殻機動隊』は、まったく“夢落ち”には入らない。
もっとも、士郎正宗氏原作の『攻殻機動隊』は、電脳世界と現実世界とのはざまを描いているので、その点で夢落ち好きな押井監督の欲望を動かしたのかなー、とは思うが。
『愛とさすらいの母』&『ビューティフル・ドリーマー』からこっち、ずっと、あーゆー不条理劇を描けたらなー、って思ってるんだよねー。
基礎がしっかりしてないと、単なる支離滅裂なゴミになるのが目に見えてるから、着手できないんだけどネ。
でも、いつかは、やってみたい。
そう言えば、押井氏のごくごく初期のOVA作品『ダロス』も訳判んなかったなー。
でー。
押井守監督とくれば、宮崎駿監督に触れない訳にはいかない。
なぜなら、この二つの名前は、対極として扱われるからだ。
いや。
宮崎ファン側は、押井守などという“野良犬”は相手にしていない。下手すりゃ、その存在を認識すらしていないだろう。
だが、押井ファン側は、比較対照として宮崎アニメに触れるのである。
これはある意味、因縁だ。
なぜなら。
『ビューティフル・ドリーマー』公開の同時期、同じアニメ映画の分野で競争相手として公開されていたのが、あの『風の谷のナウシカ』だったのだから。
当時、両方を観た妖之佑は、『ナウシカ』には「ふ〜ん」という感想を持ち、『ビューティフル・ドリーマー』には衝撃を受け完全にはまってしまったのだ。
対照的に、妖之佑の友人は『ナウシカ』にどっぷりはまり、それ以前の『ルパン三世 カリオストロの城』の影響と相まって宮崎信者となり、現在に至っている。当然、押井作品など相手にしていない。
元々、二人とも『宇宙戦艦ヤマト』にはまってたってのに、ここでその嗜好が分かれてしまったのだ。
宮崎信者となった友人は、押井作品には一度として興味を示したことがない。
対して、押井好きな妖之佑は、宮崎作品をチェックしなければならない。どうしてもね。
で、そんな友人にある日訊いてみた。宮崎作品のベスト1を。
即答で『ナウシカ』だったね。
意外だった。てっきり『カリオストロの城』か『となりのトトロ』あたりだろうと予想していたので。
実際、妖之佑的にはこの二つが最も優れた宮崎作品だと思ってるからねぇ。
もっとも、『カリオストロの城』は『ルパン三世』ファンからは、けっこう陰口を叩かれ続けている。「あれは『ルパン』じゃないっ」と。
が、妖之佑に言わせれば、あれはやっぱり『ルパン』なのだ。第一期TVシリーズ後半の“軽〜い”『ルパン』そのものなのだ。
これはまったくのアテ推量なのだが。『カリオストロの城』の陰口叩いてる人って、第二期TVシリーズ『ルパン』のファンなんじゃないのかなぁ……とか思ってみたり。
余談だが――
押井監督で『ルパン三世』を、って企画もあったんだそうだ。
もし実現してようものなら、それこそメッタクタにこき下ろされていたであろふことかな。
話を戻して。
なぜ『カリオストロの城』と『トトロ』が“ベスト宮崎”なのか、だが。
まず、『カリオストロの城』は宮崎監督の原点そのものだから。きっと。
かつて氏が原画で参加なさっていた『長靴をはいた猫』(これは妖之佑的には日本アニメの横綱である)と『どうぶつ宝島』の二本の“まんが映画”。これを舞台に、ルパンたちを暴れさせたのが『カリオストロの城』なのだよ、極端に言ってしまえば。
機会があれば、そして興味を持たれたならば、このレトロな二本(『カリオストロの城』は観てらっしゃるでしょ? どーせ♪)をぜひ観ていただきたいと思う。妖之佑の言うことに納得していただけると思うし、何より、面白い作品だから。
もう一つの『トトロ』は? というと。
宮崎監督の“優しさ”・“暖かさ”のみで構成されているので、判りやすいし、納得しやすいのだ。
観たかたはご承知だろうが、『トトロ』には悪意は、そのカケラすら存在しない。人にしろ、オバケにしろ、善意しか存在しない理想郷なのだ。
そして、そんな理想郷でも一切の不都合なく物語が展開できる。
だからこそ、宮崎アニメの代表作と言っていいんじゃないかなー。
この二つ以外は、あえてきつく言うと、どれもこれも誤魔化し、欺瞞、そとづらの良さが鼻につく。
『トトロ』のような理想郷以外で、人間性善説にて物語を、それも“闘う物語”を展開されてもねぇ…………。
ついでに言うと、「優しい」と称される宮崎アニメは、その“そとづら”の良さで目隠しされてはいるものの、実はかなりの“人死に”モノなのだよ。
『ナウシカ』では、ブチ切れたナウシカはトルメキア兵を撲殺しまくっている(原作のコミックではもっともっと死人が出てるしね)。
『天空の城 ラピュタ』では、軍人たちがけっこー犠牲になってるしー。
『もののけ姫』は言わずもがな。
『魔女の宅急便』と『紅の豚』は人死にはないが、かといって理想郷にはほど遠い。つまりアンバランス。
ついでに『カリオストロの城』では、はっきり死んだと言えるのはカリオストロ伯爵と、巨大歯車に挟まれたザコ一人ぐらいだが、実際のところはねー。
次元大介扱うシモノフPTRS1941の対戦車徹甲弾を受けては、さすがにコンバット・マグナムの.357Magnum弾を跳ね返す「影ども」とて、無事ではすまないでしょ。
まあ、『ルパン三世』は死人が出て当たり前な世界だからいいの。元々が殺し屋のお話だから。
まとまりつかなくなりつつあるけど。
要するに。
善意のかたまりな人ばっかで構成したいなら、『トトロ』の世界で平和なお話をやるしかないんじゃない? ってコト。
少なくとも、機銃を使って金品強奪するよーな「空賊」どもが善人なワケないじゃん。ってコト。
これらの映画作品に比べりゃ、TVシリーズ『未来少年コナン』のモンスリー嬢やダイス船長たちの宗旨変えのほうが、はるかに納得がいく。まあ、この作品も性善説の上に成り立ってはいるけどね。
『ラピュタ』の公開当時、宮崎監督ってば、おっしゃってたんだよねー。
「セーラー服の女の子が機関銃を撃ちまくるようなアニメは、いいかげんやめてほしい」って。
闇に『プロジェクトA子』あたりを指してたのか? たぶん『うる星』も批判対象に入ってたと思う。当然、押井作品も。
大御所のお言葉だから誰も突っ込まなかったけどねー。
こんな偉そうにおっしゃるほどまでに宮崎氏の作品がずば抜けて優れているとは、とうてい思えないんだね。もちろん悪くはないけど。
上で言ったとおり。理想に走りすぎてて、その能天気な部分がつまらん。お金を払った一観客として言わせていただければ。
2004年公開予定の新作もまた、理想に走るのかしらん? 超ブランドだから成り立つんだろーねぇ。商売として。
まあ、ジブリの売り上げに貢献してる主流は、実は目の肥えたアニメ・ファンじゃないからねー。
安っぽい邦画やマンネリ化しつつある洋画に飽き飽きした人たちが、アニメ映画という未体験ゾーンに目を向け、しかもそれが力量のある(念のため補足しておくが、妖之佑は宮崎監督を下手っぴなどとは決して思っていない。むしろ、極めて優れたアニメーション演出家だと思っている)宮崎作品だったことでカルチャー・ショックを受けたってパターンが少なくないと見受けられる。実際、ジブリ作品以外のアニメーションは観ない、という人は多い。
とうの昔に邦画に見切りをつけているアニメ・ファンあたりは、もっと冷静で厳しい目で宮崎作品、あるいはジブリ作品を観てるんじゃないかな。
まあ、新作でもって、せいぜい日本経済への刺激になっていただきたい。ってか、妖之佑が今の宮崎氏に期待するのはその程度なのだ。
『千と千尋の神隠し』のDVD“赤問題”もあって、宮崎作品には見切りをつけてる妖之佑の愚痴でした。
むーん。
ダラダラと思うまんまに書くと、まとまりとか皆無になっちゃうね。
でも日記だから、ま、いっか。
ご静聴、ありがとうございました。
にしても、久々にこんだけわめくと、スッキリするわぁ。
どーだ。
ついてこれまい。
■2003/01/09 (木) 妖怪警報
明日は、旧暦の師走八日です。
この日は「事始め」、「事の八日」であります。
ですので地域によっては今宵は、目借り婆さん、または一つ目小僧が、家々に目を借りに来ます。
竹篭など、目のたくさんあるものを表に掲げておきますと、奴らを防ぐことができます。
じゃあ、そういうことで。
■2003/01/10 (金) 十日戎、初金毘羅、上弦 (旧暦 師走八日)
びっくりした!
ダカール・ラリーで篠塚さんが事故ったって!!
命に別状はないそうで、それは不幸中の幸いだったけど……。
びっくら、だわ。
たしかに、TVで観るだけでもハードさが伝わってくるほどに過酷なレースだからねぇ。あれは。
でも、篠塚さんが負傷ってのは……びっくらだわ、やっぱ。
追記:
重態らしい。むー。
さらに追記:
命には別状は無いとのことで。ひと安心。
さて。
常用のブラウザを「Mozilla 1.0.2」に替えた。「Netscape 7.01」のベースのブツだ。
ようやく、リリースしていただけたワケ。ってか、もう出ないと思って諦めてたから。
メーラーも、「1.0.1」から、こっちに切り替えた。めんどい作業だったけど。
ブラウザとして「1.0.1」からスペックが変わるわけではないので、見え方にも変化はない。
安定性・安全性が増した、ってコトね。
そのおかげか、快適だわ。
「1.1」や「1.2.1」よりも、やっぱ、こっちがお薦めよ。
インストーラー・タイプがいいなら、ネスケ 7.01 を。
Zip ファイルを展開するほうが安心なら、モジラ 1.0.2 を。
試す価値はあると思いまっせ。
■2003/01/11 (土) 鏡開き、蔵開き、鍬始め、十方暮入 (旧暦 師走九日)
不謹慎ではあるが。
他人のゴタゴタは蜜の味ってか。
つまり――
スクウェアさんとエニックスさんとの縁談に水が入ったってお話。
日経さんの。
ヤフーさんの。
ライコスさんの。
なんかさー。
もはや記憶から消えかかってた、あの幻の「セガバンダイ」を思い出しちったよ。
このまま、破談になっちゃうのかしらん?
どーせなら、コニカさんとミノルタさんの縁談も流れてくれたらいいのに。
と思う私って、悪でしょうか?
■2003/01/12 (日) (旧暦 師走十日)
バカは*ななきゃ治らない〜♪
というわけで。
あんだけ楽しみにしてた回をしっかり観逃した愚か者にございます。
六時過ぎまでは記憶があるのよ〜。
念のため、目覚ましだってセットしてたのよ〜。
でも、気づいたら十時半回ってたのよ〜。
あ〜あ。
王蛇さまだけでもかなり痛いのに、ついでに『GA』まで観逃してしまうと、日曜日がそーとーつまんなくなるわん。
くすん…………。
■2003/01/13 (月) (旧暦 師走十一日)
昨年もおんなじ話題に触れた気がするが。
未だに納得いってないので、今年も触れることにする。
本日は法律によると「成人の日」だそうだ。
まあ、成人式そのものには興味がないから、どーでもいい。
問題なのは、本来休日だった「1月15日」が強制的に平日にさせられるという事実。
1月15日という日付は「成人の日」だから大切なのではない。
小正月という、元日に次いで重要な年始の行事の日、という意味で大切なのだ。
今はかなりすたれつつあると思うが。
小正月というのは、“子供たちの行事”という印象があるのだよ。
14日の「鳥追い」や「土竜送り」、15日の「左儀長」つまり「どんど」(土地によって日付は前後するが)。
これらは、大人よりも子供主体の行事なのである。
特に14日の夜というのは特別で。
子供たちが、この夜は夜更かしおっけー、というので嬉しい日。
地域によっては、この夜は子供たちだけの行列で家々を練り歩き、金品を貰って回るという、まるで「ハロウィン」のような行事があったり。
地域によっては、小正月のための小屋を大人が掛けてやり、子供たちだけで“お泊まり会”をする、というのもある。
こういったローカルな行事とて、翌15日が休日であればこそ、つまりたまたま小正月と成人の日が同じ日付だったからこそ、このせわしない現代でも可能だったと思う。
たまたまとはいえ、こういった状況は大切にすべきものだ。これまで、そのおかげで古の行事が成り立ってきていたのだから。
ところが!
今や15日は平日であり、子供たちは朝からガッコに行かねばならない。
とてもじゃないが夜更かしさせてやれる状況でもないだろう。
というわけで、おそらく行事の縮小・簡略化があちこちの土地で行われてるんじゃないかと、懸念している。
頭の悪い政治屋どもによる無神経・無思慮・無分別な法律によって、日本民俗文化が一つ破壊された、というのが言いすぎだということはあるまい。
ちなみに。
今、お盆は8月15日だが、これは正確には「月遅れ盆」である。
本当のお盆は7月15日。
だが、これではお盆がクソ暑い時、つまり夏休みに当たらずに、「盆帰り」が難しい。
ので、わざわざ月遅れにしたのであろう。
元々旧暦7月15日は、新暦では八月の中旬あたりなので、むかしむかしのお盆では、現代とほぼ同じタイミングでご先祖様の霊が“ご帰宅”なさっていたことになる。
太陰暦から太陽暦に切り替えたときに生じたお盆の時期のズレを解消するために「月遅れ盆」という発想が出てきたという推測は簡単に導き出せる(裏は取ってないが)。
つまり、ちょいと昔の人たちは、柔軟な思考を持っていた、ってコト。
そして頭が良かった、ってコト。
少なくとも「ハッピーマンデー」などという果てしなくバカバカしい制度を考え出した役人どもや、それを支持した政治屋どもよりは、はるかに素晴らしい発想・知恵・センスを持っておられたと断言する。
今からでも遅くはない。
こんな下らぬ制度は、即刻廃止してもらいたい。
「体育の日」だって「10月10日」だからこそ意味あんだろがぁ、おいごらぁっ!
■2003/01/14 (火) 松引き、十四日年越し、庭田植え、土竜送り、四天王寺どやどや (旧暦 師走十二日)
コンビニに入って。
お弁当のコーナーに突っ立って。
ぼ〜と商品棚を眺めてる図を想像しねえ。
食事のことを「ごはん」っつーぐらいだから、焼きソバとかスパゲッティとかは論外。
やっぱ、ごはんもんを……と。
とはいえ、カレーライスは何か違う。
鶏の唐揚げはなんとなく好かん。
ここは豚の生姜焼きか、あるいは牛丼弁当か。
あるいは、オムライスって選択も……。
いや、ここは思いきってオカズだけのパックにして、レトルトのごはんを別にすっか。
となれば、オムレツとハンバーグとソーセージの洋食セットかな。
と、ささやかな“贅沢”を楽しんでいる様子を、もう一人の冷静な自分が見て――
「それで贅沢? 淋しいんだー」
ひゅぅるる〜〜♪
■2003/01/15 (水) 小正月、左義長、祝棒、年占、鳥追い、成木責め、道祖神祭 (旧暦 師走十三日)
ラーメンだ。
ラーメンが食べたくなったので。
美味しいラーメン屋さんを探して、妖之佑を連れていってください。
そして。
胡麻豆腐だ。
胡麻豆腐が食べたくなったので。
美味しい胡麻豆腐を見つけて、妖之佑に届けてください。
あるいは。
妖之佑を京都萬福寺に連れてってください。
■2003/01/15 (水) 妖怪警報
旧暦師走十三日は、山姥の洗濯日。
未だに何の日なのか調べてません。
でも、「山姥」つーぐらいですから、山には入らないほうがいいのかもー。
■2003/01/16 (木) 薮入り、閻魔詣 (旧暦 師走十四日)
今夜のTV東京『TVチャンピォン/プロモデラー選手権』を観てて。
あれは“反則”だと思うよー。
“犬ネタ”はさー、あかんよー。
わし、弱いもん。
あれじゃあ、泣かされるってばー。
(T-T)
あのストーリーなら効かないワケないじゃん。
参りました。はい。
山田さんは技術はピカ一だけど、ジオラマの台本にインパクトが少ないのよね、いつも。
しみじみ系っていうのかな。あるいは大人向けっていうかな。
余談だが。
このシリーズでいつも審査員をなさるMAX渡辺氏。
はっきし言って、この人、山田さんの足元にも及ばない程度のモデラーに過ぎないんだけどねー。
いや、もちろんすごくお上手なことはお上手なんだけど……少なくとも“現役時”はね。
たぶん、今の渡辺氏が選手として出たら、ボロ負けだと思うな。
良識がおありなら、審査員なんかやめたほうがいいよ。
審査員をなさるようになってから、わしは渡辺氏の人格を疑っておるのだ。
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新年となり、早半月。
小正月も終わったので。
妖之佑の重たい尻も何とか動かし。
溜まっている宿題の数々に向け。
ただいま、鋭意執筆中。
期待して待てっ!
こんぐらいおおっぴらに書いとかないと、ちぃっとも動かへんのよぉぉ、いつんなってもぉ。
■2003/01/17 (金) 土用 (旧暦 師走十五日)
16日のうちに、これ書いてるの。
早朝、5時半すぎには起きていようと思うんだ。
ん?
なんとなく、ね。
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『シックス・センス』を観た。
レンタルを利用しない人なので、ようやくであった。
口惜しい。
何がって?
観ながら、“落ち”を四通りぐらい想定してたのだが、あのラストは、まったく思いつかへんかった。
実に口惜しい。
妖之佑の発想力なんて、しょせんはそんな程度さ。
けっ。
■2003/01/18 (土) 初観音、望、浅草寺亡者送り (旧暦 師走十六日)
明日はずぇったいに観る。
観なきゃならん。
というわけで。
おやすみなさい。
■2003/01/18 (土) 妖怪警報
今宵は百鬼夜行でありんす。
■2003/01/19 (日) 臘日 (旧暦 師走十七日)
『仮面ライダー龍騎』が終わったワケだけど。
なんだったんだよ?
ってな最終回だった。
最終回を待たずに主人公が死ぬ、というのも言葉だけだと、とても画期的に思える。ってか、思えた。
が、ちょいと考えてみれば『龍騎』という作品は主役は一人じゃなかったので、そういう変則的演出も実は簡単に成立させられるワケ。
実際、最終回の主役は蓮君@ナイトだったワケだし。一年通してみても、主人公は龍騎とナイトの二人と言えるし、あるいは「これは愛する彼女を救うために闘う秋山蓮の物語だった」という見方も可能。
それはまあいいとして。
初期設定から大風呂敷を広げまくった結果があれでは、困りものではないか。
ってか、実は、ささやかれてたんだけどねー。あれだけハッタリかませちゃったら、けっきょくは収拾つかなくなって安直な“逃げ”に走って終わるんじゃないか、って。
的中だね。ホント。
いや、実は、あのラストへの持っていきようは、妖之佑も考えていた。もっとも簡単な方法として心配していた。
ついでに言えば、ゴローちゃんのあの行動も予想できたしー。
実際のところ、ああいった“ご破算に願いましては〜”的なエンディングは、巷に多いのだ。
タイム・パラドクスやら素粒子理論やら、あるいは仮想現実やら夢落ちやらを利用すれば簡単に(あるいは強引に)説明付けはできるから。
“STAR TREK”シリーズにも少なくなかったね、こーゆー手法。特に、宇宙艦ヴォイジャーなんて、何度粉々になったことやら……。
流れの面では違うものの、アニメ『ガルフォース』(一番最初のヤツ)のラスト・シーンともそっくりだし。
最強のはずのオーディンの最期も、あれではマヌケでしかない。一体全体何のためのラスボスなんだか……。
オーディンのゴルドバイザーにはサバイブ・カードを三枚(龍騎サバイブの“左翼”、ナイトサバイブの“右翼”、そしてオーディンの“胴体”の三つね)装填できて、それでフェニックスの絵を完成できるようになっているのだから、その究極シーンをTV最終回で見せなくて、どーすんの?
あるいは、ナイトサバイブに、今は亡き龍騎のサバイブ・カードを追加して、“オーディンサバイブ”(?)に太刀打ちできるような力を得させるとか、戦いをググーッと盛り上げる方法は何かあったと思う。
憶測だが。
終盤に来て話数が足りなくなって、やむなく力技で畳み込んだ、ってのが真相なんじゃないかなぁ。
途中の“遊び”のバカ話(令子さん誘拐されちゃった事件とか、北岡先生結婚詐欺疑惑とか……)なんか一切なしにして、あるいは佐野君@インペラーもカットして、その分量を本筋に回せば、きちんと消化できたかもしれなかったのに。
そう思うと、残念。
なお。
「不足分・不満分は劇場版できちんと補強している」という意見もあるだろうが、TVで表現しきれない分を映画で、というのは視聴者に対して失礼であるし、プロの製作者として卑怯だ。
映画は映画で独立した娯楽として完成させるべきであり、TVもまた、映画による補完を頼らずに、TVの中だけできちんとストーリーを消化すべきだと思う。
かの『新世紀エヴァンゲリオン』などは、その手の確信犯だったしねー。
あれって、ハナっから2クールで完結させるつもりはなかったってことらしいから。
ついでに劇場版まで二分割してくれちゃった上に、LD化で“新作”の25話&26話をリリースしたというしたたかさ。この商売上手め!
ちなみに、妖之佑は劇場版の『龍騎』は観ていないので悪しからず。
ともかく。
一年間観終わってみて。
せっかくの登場人物たち(真ちゃんなんて初登場シーンでいきなりトラックの運ちゃんにやられるほどに弱っちくて、普段はスクーターに乗ってて、一時はホームレスになっちゃって、ついでに借金背負って戦うライダーだったしー)と舞台設定が、これではもったいないなぁ、てのが感想。
ついでにツッコませてもらうと。
浅倉君に対するあれは、少なくとも“日本警察”のやることじゃないぜ。
彼、逃亡中で凶悪とはいえ、裁判も結審してない「被告」あるいは「容疑者」なんスよ。
あれじゃ、どっかの恐怖政権下の軍警察か何かだぜよ。
ったく、制作スタッフどもよぉ。
イライラさせるな。
それより俺を楽しませろ。
(♪)
■2003/01/20 (月) 大寒、天一天上 (旧暦 師走十八日)
実は。
今年は早々に花粉の襲来を受けている。
なんでこんなに早いの!?
(T-T)
そして、実は。
今年は早々にメジロさんたちの襲来を受けている。
なんでこんなに早いの?
(*^-^*)
でー。
とりあえず、お疲れ様でした。貴乃花関。
「たら」「れば」は言っちゃなんないのでしょうけど。
あの武蔵丸関との優勝決定戦(阿呆な小泉首相がいまだに「感動した」とほざいてるあれです)への強行出場さえなければ、力士寿命ももっと長かったのにと思うと、本当にもったいないですが…………。
ともかく。
ごゆっくりとお体をいたわってくださいませ。
でも。
億単位の功労金はともかく、一代年寄は、少し奮発しすぎじゃないかな? 日本相撲協会さん。
あともう一つ。
増岡さん。
ダカール・ラリー二連覇、おめでとうございます!
■2003/01/21 (火) 初大師、三隣亡 (旧暦 師走十九日)
アニメ『THE ビッグ・オー』のオープニングを観ていると。
『謎の円盤UFO』を観たくなってしまう。
ついでに。
シングル・エレメントの電動タイプライターが欲しくなってしまふ。
ヤフオクに時々出ることは出る。
とはいえ、買ってもしゃあないんだけどねぇ。故障のリスクも高いし…………。
さて。
メール・チェッカーを替えてみた。
メールが来てることを知らせるだけのヤツ。
アプティバくぅん以来ずっと使ってきたソフトが、なぜかここにきてトラブるようになったもので、少々サイズが大きくなるが、替えた。
今のところは、よさげ。
ついでに、こいつは音声ファイルをアラーム・メッセージに使う機能もある。使ってみたい。
ってことで、メッセージ用の音声をどこで仕入れるか、なのだが……。
ドリームパスポート3の音声部分を取り出す方法って、ないもんかねぇ。
だって、ドリパス3の声担当って、あのおかただからぁ…………。
■2003/01/22 (水) (旧暦 師走廿日)
某ヤフオクを冷やかしてると、時々、メッチャ重たいページに出喰わして、イライラする。
表示された品物の写真のプロパティを見てみると――フル・カラーのGIF画像(256色GIFと違って激重なのよ)だったりして、「この阿呆!」と、さらにイライラする。
あるいは。
JPEGはJPEGなんだけど。
たかがオークションで見せる程度の写真に高画質モードをそのまんま使ってるのか、200KB、300KBあたりまえ、なんて出品者もザラ。
中にはサイズだけはでっかいクセにザラザラの汚い写真もあって。
「なんで?」と思って試しに取り込んでみて「JPEG Cleaner」でお掃除してみると。
“予備領域”だの“未定義領域”だのの無駄な部分が半分以上を占めてたりする。
200KBもあった写真が、掃除後は90KBなかったってのも実際にあったよ。
こんなお間抜けな写真が三枚も四枚も貼り付けられてちゃ、そりゃ重たいわな。
こーゆー出品者ってのは、相手のこととかを想像して思いやるってコトができてないワケで(たぶん本人は高速の接続環境なのだろうがネ)。
そういった相手に、先払いで大切なおカネを渡す能天気さんってのは、どんくらいいるんだろ?
とか想像して。
こりゃ、トラブル絶えないワケだわさ。
とか失笑したりする。
ついでに。
あそこの出品者の決まり文句に――
「自分に品物の知識がないので、判るかたのみ入札を」
とか、
「ノークレーム、ノーリターンで」
とか、
「神経質なかたはお断り」
とか、
「初めてのかたはお断り」
とか、
「状態は悪くても希少品なので理解するかたのみ」
とか、
「他所でも扱っているので、そちらで売れた時点でオークション中止」
とか…………。
随分手前勝手な言い分ばかりが目立つ。
いやしくも、人様からおカネをちょうだいしよう、ってヤツがそんな態度でいいのか?
と思うワケ。
こんな甘やかされた場所でもけっこうプロが出入りしてるのだから、「商売」ってものが変わってきつつあるのか、とも思ってみたり。
店舗だったら、こんな高飛車な態度じゃ半年もたないって。
ホント。
■2003/01/22 (水) 妖怪警報
本日は旧暦では師走二十日となります。
この日は「果ての二十日」と呼ばれ、熊野の山では、一本ダタラという妖怪が山中をうろつくそうです。
ので。
この日は山には入らないほうが無難とされています。
■2003/01/23 (木) (旧暦 師走廿一日)
バカ小泉。
もはやフォローのしようがないね(いや。そもそもフォローする気などサラサラないが)。
「この程度の約束」
すら守れない程度の口先野郎が。
「もっと大きな約束」
なんか、守れるワケないじゃないの。
それってば、逆上がりもできないクセに、大車輪をしてみせる、って豪語するのとおんなじじゃん。
ここまでおバカでセンスがないとは思わなんだ。
言い訳するにしても、も少しヒネリを使えや。
どーせ、もう誰もあんたにゃ期待してないんだからサ。
■2003/01/24 (金) 初地蔵、亀戸天神うそ替え (旧暦 師走廿二日)
日付変わって今日、金曜日の夜には例の『千と千尋』が放送されるワケだが。
ここんトコずーっと流されてる予告編。
赤ぁいんだよね〜。
(;^_^A
そー言えば、劇場公開時のTVCFとか、映画のPR特番ってば、赤くなかったよーな記憶があるぞ。
さて、今夜の本編の放送は、どーなりますやら……。
--------------------------
赤かったっスね。
(;^_^A
例の“赤問題”発覚後に「夕方の赤を出したもの」とかって弁明があったけど、観た限り、そういった演出意図の上の赤さだとは、とてもじゃないが思えなかったよ。
作品そのものにはあんまりケチをつけたくないものの、そういった不透明な言い訳されると、シラけるねぇ。
■2003/01/25 (土) 初天神 (旧暦 師走廿三日)
昨日の続きということで。
『千と千尋』の赤、ね。
(以下、あくまでも妖之佑の個人的意見として)
あのDVDを出した側の主張は――
1:劇場での雰囲気を出すためにあの色調にした。
2:あの不思議な世界全体を夕方のイメージにした。
3:劇場のスクリーンと家庭でのDVD再生とで色調が違う、という苦情は、あくまでも受け取り方の違いにすぎない。DVDの色調はスクリーンのものと一致している。
4:DVDは再生機によって色調が変わる。
記憶では、こんくらいかと。
1と3は、言い訳にならない。
なぜなら、これまでジブリ作品に対して、ここまで大きく問題化したことはなかったから。
スクリーンとDVDがおんなじ色なら、苦情なんて出ないって。
2だが。
千尋たちが迷い込んだ世界がそうだと言われれば、反論のしようもないトコだけど。
迷い込む前、つまりフツーの世界のシーンでも、白くあるべき部分が白くなかった理由にはなんないと思うぞ。
異世界だから常に夕方的な色というのなら、赤くないシーンと切り替えてこそ伝わるんじゃないかなー。
4はねー……。
これに逃げるんだったら、観賞用としてのDVDはLDやテープに劣る、ってコトになんないかい?
で、けっきょく言い訳にしか聞こえないのは。
かつて、劇場公開のためのTVCFを観た時は、赤い印象ってちっともなかったのだよ。
それが今回の放映およびそれの予告CFは、しっかり赤かったってコト。
だからサー。
DVDの赤さを正当化するために、放送のヤツも赤くしたんちゃう?
って勘ぐりたくもなるワケ。
とにかくねー。
すっきりさせてくんない限り、ジブリのDVDは、買うとしても中古でしか買わないことを宣言しちゃうのである。
■2003/01/26 (日) (旧暦 師走廿四日)
米の企業は、カネのためならなりふりかまわないのですかいな? ってな阿呆らしくって嫌んな話でありんす。
ハイパー・リンク訴訟やJPEG問題に倣ったよーな、意地汚さに思えちゃうんですけどねー。
さてさて、フレームの次は何がターゲットになるのやら……。
なんだかなー。
------------------
伊勢神宮の外宮で火事ですと。
なんか、いやんな感じ。
日テレさんは、雲波な飲酒運転やら、DASHでの失火やら。
たるみまくってやしませんかい?
■2003/01/27 (月) (旧暦 師走廿五日)
某ヤフオクの出品いろいろ見てて、ずーっとイライラしてんだけど……。
「Canon」ってメーカーさんがあるじゃん。
カメラとかワープロとかFAXとかプリンタとかのメーカーさん。
あれってばねー。
「キャノン」じゃないのよ。
「キヤノン」なのだよぉ〜〜!!!!
間違えないであげてほしひものだ。
■2003/01/28 (火) 初不動 (旧暦 師走廿六日)
メッチャ眠くて。
早いけど寝ちまうか。
そう思って。
それでも観たい番組があって。
なら、録っとくべか。
そう考えて。
でも、ここずーっと、VTRは使ってないから電源プラグ抜いたまんまで。
つないで時刻セット、そいからタイマー・セット。
思い出し思い出しやって。
テープを入れてタイマー・スタンバイ、おっけー。
んじゃ寝るかぁ。
…………。
ややこしいことしたせいで、目が覚めちまったい。
■2003/01/29 (水) (旧暦 師走廿七日)
日曜の話題を水曜の日付で、というのも、のんきかもだが。
新番組『仮面ライダー555』についてひと言。
また装着モンかい?
『龍騎』もだが、生身のフツーの人間がスーツ等を装着するってのは、“仮面ライダー”とは言いがたい。
改造人間なりミュータントなり、本人の肉体が強化されてこその“仮面ライダー”だと思うのだよ。
『アギト』はそうだったよね。人類の一種の進化型として「アギト化」を位置づけていた(『クウガ』は観てなかったので知りませぬ)。
しかし、ただアイテムを装着しさえすれば強くなるってのは、ライダーとは違う、と声を大にして言いたいのだよ(『龍騎』は「仮面ライダー」としては観てなかったからね、念のため)。
ついでにツッコみたいのだけど。
あれって、“ケータイ電話”だよねぇ。変身ベルトに装填するヤツ。
おまけに変形して銃にもなるっぽい。
すでに発売されてる玩具は、ギミック多くて壊れやすそ。
さてさて。
『龍騎』のように、内容・ストーリーで大化けしてくれるのだろうか。
でー。
用事があって行った先で、ふと立ち寄った玩具屋さんにて見つけてしまった。
超合金魂・ボスボロット。
今はブラック・ヴァージョン(ボロットには似合わねー)しか出てないが、見つけたのはアニメ・カラーのヤツ。
去年一回だけ目にしたときは、「そのうち」などと放置してしまい、それっきり品切になってたので、これはありがたかった。
でね。お店のお婆ちゃんがおっしゃってたのだが。
転売目的でいくつも買っていく(お店のかたは見抜いておられるのだね)お客が多いそうだ。やっぱり。
お店としては売らないワケにはいかないが、本当なら純粋に楽しんでくれる人に売りたいとおっしゃっていた。
妖之佑の見つけたボロットはパッケージが摩れていたために、そういう金儲け目的どもの魔の手から逃れることができたのだろう。箱に傷ありだと、プレミア付きにくいからねー、某ヤフオクでも。
楽しみたいから欲しい妖之佑は箱の摩れなど気にせず、買いましたとも。
これでマジンガーZ、アフロダイAと共に三役が揃ってひと安心。
問題は――飾るトコなんだよね〜…………。
ちなみに。
この予定外の買い物のため、デビルガンダムの購入が微妙になってきたのは内緒である。
ベノバイザーも、最早あかんっぽいし。
も一つ、ちなみに。
ガシャポンHG仮面ライダー・シリーズの“ゾル大佐”。やっとリリースされたショッカー最初の大幹部。
びみょーに似てて嬉しい。が、塗装が少々雑なのが残念だった。
このシリーズで一番似てるのは、やっぱ地獄大使かな。演じられた潮健児さんのお顔が特徴あるからなんだろうね♪
■2003/01/30 (木) (旧暦 師走廿八日)
先週末、世間……じゃなく世界を騒がせたワーム騒動について疑問に思ったことがある。
企業向けソフトを狙ったあのワーム。
そやつの狙い処、つまり標的となったソフトの脆弱性なのだが。なんでも、半年前には件のメーカーさんは、これに対する修正プログラムをちゃんと出しておられたとか。
ってことはだよ。
そんなにも前に既知なワームによって全世界的被害が出たということはだよ。
そんなにもウイルスやワームに無関心で未対策な、すなわち能天気で無知・無責任な企業がずらずらとあるってことか。
そう考えると、疑問であると同時に情けないし、さらには怖い。
今回のは増殖目的のワームだったらしいけど。
これが例えば情報を盗み出すタイプだったりしたら、それこそ大変なんじゃないの。
「完璧」ってのは、なかなか難しいとしても。
少なくとも“賊”の正体が知れてて、傾向と対策も公開されてて、それでも被害に遭う企業というのは。
これは看板に恥であり、近所迷惑だと感じるのは、妖之佑だけではないと思うぞ。
できれば、そーゆー信用できない所の名前、公開していただきたいものだわ。
いや、だからと言って、個人のPCが感染するのはしゃあない、って言ってるワケじゃないけどね。
時に。
四月に COOL さんが infoseek さんへ統合、というのはどうやら事実らしい。
詳細は不明なんだけどね。まあ「統合」っちゅーぐらいだから…………。
いいもん。モグラな妖之佑はとっくに動いてるんだから。
ぷにぷに。
■2003/01/30 (木) 妖怪警報
今宵は百鬼夜行であります。
■2003/01/31 (金) (旧暦 大晦日)
すっごいヤな事。
あるいは、とは思ってたけどねー。ホントに閉店に追いやられるとは。
実に情けない。
この国の国民は被害者でなく、ドロボーの味方をするのか?
あの事件はサー、要は万引きしたヤツが悪いってのは明白だと思うのだが……違うのかい?
なぜにこんな嫌がらせがまかり通ってしまうのだろう?
抗議した連中って、みんな万引き肯定派なの?
お店の人が万引き犯を捕まえて警察に引き渡す。
これのどこがいけないの?
まったく理解できない。
あえて(あくまでも「あえて」だよ)落ち度があったとすれば。
派出所だかに連れていく途中で相手に逃げられた警官には、ミスがあったとは言える。ってか、マヌケすぎ。
が、それでも相手が電車に跳ねられたことについての責任とはならない。
逃げて、遮断機の降りている踏み切りに強引に侵入した結果自らの命を落としたのは、厳しいようだが、本人自身の自業自得。
ご遺族にはたしかにお気の毒だとは思うが、それでも本人に対して同情するのは変だ。間違っている。
なのに。
何も悪いことをしていないお店側に批難が集中する。
「人殺し」などと、よくも言えるものだ。バカも休み休みにしてもらいたい。
本当に変だ。浪花節の向くべき方向が狂ってないか?
お店の人が万引き犯を手にかけたワケじゃないんだよ。
そしてまた、万引きは犯罪であって、商売をする人たちにとっては大問題なのだということ。これをきちんと理解してもらいたいものだ。
だいたいねー。
「万引きなんか大したことない」って思ってんだったら、堂々と捕まってればいいじゃない。
阿呆でおバカな芸能人とかが、「万引きなんて誰でもやる」みたく肯定するのも、いいかげんにしてもらいたい。
薄利多売ってのは、たいへんなのだぞ。判って物を言ってるのか?
ボーソーゾクを追跡してて、相手が勝手にコケて大怪我とか死んだとかしたら、追跡した警官のかたが批難されるのも、これとおんなじ歪みが見えるね。
マスコミも、ここぞと言わんばかりに警察を攻撃するもんねー。
自らを同類(ドロボーとかボーソーゾクとか)と認めるのなら、ともかく。
そうでないなら、自分たちの言ってることが変だって気づかないのだろうか。
ホント、変だと思うよ。
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庭に出る
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