2002年8月


 
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■2002/08/01 (木) (旧暦 水無月二十三日)
 
 
 ニュースを観ていて、杉並区に引っ越したくなったよ。今からじゃ、手遅れだけど。
 あんな制度、小泉内閣の国民に対する暴挙なんだから。
 
 
 
 
 
 も一つニュースから。
 
 
 ブラジルにて、子供への虐待の映像を地元TVで公開された悪のベビー・シッターが、それを観た市民たちの制裁を受け、町から出ていかざるをえなくなったってヤツ。
 
 
 日本の放送局も、見習うべきなんだよ。これ。
 モザイクなんかかけずにサ。
 
 やってる事が明らかに悪事なら、それを撮影した画像は、どんどん公表すべき。そして「こいつがやったんだぞ、やってるんだぞ」ってコトを広く知らしめるべきなのだ。
 
 おバカな人権論者とかは、あーだーこーだと文句をほざくだろうが、善人ばかりが損するのは、いいかげんやめにしてほしい。
 
 
 住宅地にゴミの山を平気で築く輩。
 ぼーそーぞく。
 悪徳商人。
 無人販売などでの踏み倒し。
 
 …………などなど。
 
 
 告発番組こさえといて、もっともらしいこと言いながら、けっきょく肝心の悪人の顔にモザイクはないでしょ? 放送局さん?
 
 
 
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 話題変わって。
 
 
 ちょっと欲しかったりする、これ
 
 


 
■2002/08/02 (金) (旧暦 水無月二十四日)
 
 
 お札が新しなるんやてー。
 なんと、20年ぶりやて。そんなになるかー。刻の過ぎるんは早いもんやなー。
 
 
 でやな。
 樋口一葉はんと、野口英世先生が新人やねん。福沢はんは残留や。
 
 やっと女の人の登場や。遅かったーゆー感じやなー。
 
 
 デザイン新しなったら、また隠し絵とか不思議な絵とか、あんねやろか?
 今の五千円札の、湖に映っとう山が実は富士山ちゃうとか。
 おそれおおい菊の紋所を大胆に真っ二つにしとうとか。
 
 なんや楽しみやなー。
 
 
 
 そーいえば二千円札て、どこいったん?
 
 


 
■2002/08/03 (土) (旧暦 水無月二十五日)
 
 
 こんな研究結果が出た、なぁんて、偉そーに言われてもなー。
 
 こんなん、“犬飼い”にとったら、とっくに常識やん。
 普段から接しとったら、飼い主のほーが犬から、よーさんよーさん教えられるんよねー。
 
 ゆーことは、この“研究者”さんってや、犬、個人的に飼ったことあらへんねやろか?
 
 そらまあ“家族”と“研究対象”とやったら、どっちが犬さんが本音でぶつかってきてくれるか、自明やなー。
 
 
 
 ああ。
 もう“犬飼い”ちゃうねんなぁ、私…………。
 
 


 
■2002/08/04 (日) (旧暦 水無月二十六日)
 
 
『サイボーグ009』
 
 
 
 実は先週、観逃したのだ。
 
 今日のオープニングでは、前回のダイジェストを流していたようだ。
 
 
 それで気づいた。
 
 先週は、またも酷い作画だったのだと…………。
 
 
 
 かなり雑だ。
 もう少し、下請けを選べないものなのだろうか。
 
 
 ちなみに、現在の“ミュータント編”のストーリーについてはコメントする気にもならない。
 
 
 
 もはや、今作品が二十年前の作品を越えることはできないと確信してしまったのであった。
 
 始まった当初は期待してたんだけどねぇ。
 
 


 
■2002/08/04 (日) 妖怪警報
 
 
 今夜はなー、百鬼夜行ねんでー♪
 
 楽しみやなー♪♪
 
 


 
■2002/08/05 (月) (旧暦 水無月二十七日)
 
 
 またもフリー・ウェア収集癖が復活しつつある。
 
 
 有名所の「Pixia」と新しくなった「Pict Bear」、そして「Terragen」というのを入手して、少しばかり遊んでいる。
 どれもフル・カラーのお絵描き用だ。
 
 妖之佑のよーな下手っぴのお絵描きには「D-Pixed」でも充分すぎるのだが、これは256色専用。ちとフル・カラー用が欲しくてねぇ。
 要は「Terragen」を使いたくて、それの補助にフル・カラーのペイント・ソフトが要るかなーってコトなのだよ。
 
 
 で、その「Terragen」なのだが。
 比較的簡単(とはいえすべて英語なので、まだまだ操作そのものが判らない段階なのだが……)に美麗な自然の背景画をこしらえることができるのだ。
 
 これを使えるよーになれば、自分でバナーなんか作れちゃったりして♪
 
 などと己の画力も省みずに、わくわくしてたりする。
 
 
 だが、面白いソフトなのは間違いない。
 
「窓の杜」さんの イメージ・グラフィック>3D CG の頁にて入手できますので、興味のあるかたはお試しになってはいかがかと。
 
 


 
■2002/08/06 (火) (旧暦 水無月二十八日)
 
 
 妖之佑のメイン・ブラウザ「Mozilla 1.0」に、かなり深刻なバグが見つかっている。三つも。
 
 一番目のは、「設定」をちょこっといじってやるだけですんだのだが、今度の二つは、そう簡単でもなさげ。
 
 とりあえず「Mozilla 1.1β」をダウンロードだけはしたんだけど、悩むのだよ。
 
 モジラってば、アップ・グレードできないんだよねー。一旦アンインストールしないといけない。
 それに「1.1」は開発版だから不安定だし。有志のかたがたによる日本語版も出る予定ないし。この二ヶ月分のメールなんかはどーすりゃいいのか(ファイルの居所はみつけているが、「1.1」に載せ替えが効くのかどーか)。
 
 対策済のはずの「1.0.1」か「1.1正式版」のリリースを待つのがいいのかもしれないなー。だって、改良されるたんびに前のをアンインストールは、めんどいから。
 などと思い、インストール作業にかかれずにいるワケ。
 
 
 当面、ネスケかオペラでつなぐのがいいかもしれない。
 
 
 
 こーゆー時は、その都度パッチを出してくれる某MS社のやりかたに軍配が上がるね。
 
 


 
■2002/08/07 (水) (旧暦 水無月二十九日)
 
 
 クーラーのよぉく効いた部屋にいて、気分が悪くなった。
 吐き気すらしてきた。
 
 
 
「これはいかん!」
 
 
 
と思い、クーラーのない場所へ移動。
 
 
 しかしっ!
 
 
 ああ、なんということか!?
 
 気温摂氏35度を体感できなくなっていた。いつまで経ってもまったく暑くないのだ。
 当然、汗も出ない。
 
 だからといって、吐き気が治まる気配もなし。
 
 
 
「これはいかん!!」
 
 
 
と、ふたたび思った。
 
 体のフィード・バックが狂っている。
 そう気づいた。
 
 
 あれだ。
 冷房病。
 自律神経失調症の一つ。
 
 
 
 とにかく、発汗を促すしかない。
 
 
 というわけで、今日一日は、クーラーから離れてたわさ。吐き気のせいもあって昼飯喰わずに。
 
 夕方近くなって、ようやく汗をかくようになってきて、ひと安心。
 
 
 これからは、もっと気をつけよっと。
 
 


 
■2002/08/08 (木) 立秋、天しや (旧暦 水無月晦日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 四週間が過ぎた。
 
 あれから四週間。
 
 ひと月には少し少ないが……でも、木曜日だ。
 水曜の深夜、木曜の早朝。
 
 こびりついている。
 
 目の当たりにした光景が。
 
 
 メチャ口惜しかったと思う。
 ムチャクチャ苦しかったと思う。
 
 
 何もしてやれなかった自分が、こうしてのほほんと生きているのが。
 なんだか、腹が立つ。
 
 
 お線香なんか、あげたくない。
 
 
 そんなのより、お肉やお菓子を。
 
 
 
 あげたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
■2002/08/09 (金) 朔 (旧暦 文月朔日)
 
 
「Mozilla 1.1β」をインストールした。
 
 なんのことはない。
 インストーラー版を使わなきゃ、先住の「1.0」に影響しなかったんだよね。
 
 で、あらためてzip圧縮版を入手、好き勝手なフォルダに展開しちゃったワケ。
 
 
 英語版なので、セキュリティ設定などで少しとまどう。
「1.0」の日本語版と見比べて、おんなじ位置のチェック・ボックスを捜すという状況。
 
 
 使い勝手はほぼ同じ。
 
「ほぼ」というのは、安定版である「1.0」と比較して、開発版「1.1」はスタイルシートについて、すこーし厳格かな。って感じ。
 
 あと、HTML上のディフォルトの日本語フォントが明朝体になっているのが、しっくりこない。
 I.E.もネスケもオペラも、そして「1.0」もディフォルトがゴシック体だけにねー。
 
 
 正式版ってのが出れば、日本語版の期待もできるんだろうけど。
 
 まあ、今はこれで充分かな。
 
 
 
 にしても……。
 
 これで、入れてるブラウザ、五つだわ。
 な〜にやってんだか。
 
 


 
■2002/08/09 (金) 妖怪警報
 
 
 旧暦の文月においては、戌の日が百鬼夜行に当たります。
 
 したがって、一日の始まりを日没とした場合、今宵がその百鬼夜行となります。
 
 
 地方にもよりますが、百鬼夜行の夜には、諸々の妖怪ばかりでなく、この“行事”の管理役ともいえる“夜行さん(やぎょうさん)”というお名前の一つ目鬼が、首無し馬に乗って徘徊なさいます。あるいは、首無し馬単独で徘徊するか、馬の首のみがうろつく場合もあります。
 
 そして、この夜行さんに出会いますと、痛い目にあわされますので、なるべくなら百鬼夜行の夜は外出を避けるべきなのです。
 
 どうしても外に用事がある、そして不運にも夜行さんに出遭ってしまった時は、大名行列の要領でやりすごしてください。
 草履を頭に載せて、ひれ伏しておくのです。
 
 
 夜行さんは、妖怪というよりは、神に近い存在と考えられますので、とにかく無礼・タブーをおかさないのが大切なのです。
 
 


 
■2002/08/10 (土) 末伏 (旧暦 文月二日)
 
 
 創作で食べていきたい!
 
 そう思い、そういった環境に恋焦がれる人のいかに多いことか。
 
 
 
 にもかかわらず、せっかくの環境を自らの愚行によって台無しにしてしまう大馬鹿者もいる。
 
 とはいえ、辛口風に言えば。
 食べていってるプロ連中が次々とこういうバカやってくれれば、予備軍が昇格するチャンスが増えるので、むしろ「ラッキー♪」というところなのかもしれないが。
 
 
 
 
 
 ところで、まさか冤罪じゃないよね? こないだのケースみたく。
 
 
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 こちらは別に悪い事をなさったわけではないが……。
 
 いささか言動・対処を誤った結果だろうね。
 
 まあ、いいよね、この人は。
 今までどーり“タレントさん”としてやってけばいいんだからサ。
 伝統芸能には向かないんだよ、きっと。
 
 


 
■2002/08/10 (土) こないだ言ってた3D CGソフト、
 
 
「Terragen」でお試し落書きをしてみた。
 
 こんな感じである。
 (注:150kBと90kBの二枚です)
 
 訳判らんままのいきあたりばったりで描いたものだ。なかなかいけてると思わない?
 
 早く使い方をマスターしたいものだわん。
 
 


 
■2002/08/11 (日) (旧暦 文月三日)
 
 
 ようやく、アインシュタインの呪縛から解かれる時が来たのかもしれない。
 
 元々が、光速度不変の法則なんてぇのは、アインシュタインが相対性理論を思考実験する際に必要だから前提に置いたってぇだけで、要は公式における「定数=a」でしかなかったんだよね。当時の光速の観測精度なんて、たかが知れてたはずだし。
 
 ところがその相対性理論が「すごいっ!」て認められてからというもの、物理学はずーっと、その“定数”をロクに吟味することもせず、盲信してたってワケ。
 ま、だいたいにおいて、科学者ってのは権威に弱く、保守的だからネ。火の玉好きな某石頭大学教授に顕著なよーに。(冷笑)
 
 私は、以前から「物理教」という宗教だととらえてたからねー。あいつらの主張・態度ってば。
 
 
 この観測結果が(頑固な物理教信者どもの妨害を乗り越えて)きちんと立証されるなら、アインシュタインからこっち停滞していた物理学は、ようやく前進を再開できるワケ。
 
 
 そうなると、あるいはタイムマシンやワープ航法ってのも、不可能じゃなくなるかもしれない。
 
 
 あ。
 光速度が不変でなくなったとしても、相対性理論すべてがダメになることはないと思うよ。
 現象としての“ウラシマ効果”とか“星の虹(スター・ボゥ)”とかは、ある程度立証されてるといっていいはずだから。
 それより何より、相対性理論から導き出されたものの一つ、「E=mc²」の公式は立証されちゃってるからねぇ。8月の6日と9日に……。
 
 
 しかし光速が不変という伝説が崩れれば、光速を超えることも不可能でなくなるワケだから、やっぱ、すんごく期待できちゃうんだよねー♪
 
 それに、そうなると頑固な連中がUFO(エイリアンズ・クラフト)を否定する際の第一根拠としているものが崩壊するんだわ。「光で何万年もかかるほどの遠くの異星からは生物が来られる訳がないのだから、あるはずがない」ってヤツ。
 いや、楽しいねー。
 
 
 早く崩れろ、下らん権威♪
 
 


 
■2002/08/12 (月) 八せん始め (旧暦 文月四日)
 
 

 今、月曜の早朝、ってか日曜の深夜。
 
 
 
 鈴虫が鳴いてる。
 
 去年の連中の二世だ。
 
 
 一昨日ぐらいから鳴き始めた。
 
 虫の命は短いものだが、こうして毎年次の世代が出てくるのなら、実はとても長い命を持っていると言えるのかもしれない。
 
 
 
 もし、あのコの子供がいたら、それは命が続いていることになったのだろうか……。
 
 少なくとも、避妊手術をせずにおき、そして仔犬を残してくれていたら、だいぶ気持ちも違ってきているのだろうな、と思う。
 
 
 
 なんか、今夜は少しだけ、秋の気配すら感じたりしている。
 
 
 


 
■2002/08/12 (月) で、今は月曜の夜。
 
 
 ポップアップ広告の立場、いよいよ危うし、ってな感じかしらん。
 
 とはいえ、「Mozilla」使いの妖之佑にはかんけーなかったりする。
 
 
 なぜなら、「Mozilla」は設定画面でもってチェックを入れるだけで、意図しない新たな窓を開かないようにできるのだよ。
 
 
 したがって、今の妖之佑はポップアップというものをぜーんぜん見てないんだなー♪
 
 うん、便利便利。
 
 
 
 
 
 さて。
 
 今宵はペルセウス座流星群なのですが…………天気がねぇ。
 む〜ん。
 
 


 
■2002/08/13 (火) (旧暦 文月五日)
 
 
 とあるまぁるいおかたの日記を拝見し、口惜しかった(わけでもないが)のか、ふと思い立って押入れからLDを引っ張り出して、観た。
 
 
『ブラックマジック M-66』
 
 
 漫画家・士郎正宗氏の原作をご自身の絵コンテにてアニメ化された作品だ。15年ほど前の。
 
 
 
 いや、実は心配したのだよ。再生できるかどーか。
 なにせこの作品、CAV(標準)ディスクだもんで。
 
 なぜだか手持ちのCAVは、みんな面の終わりあたりが再生できなくなってきてるんだわ。
 原因不明。プレーヤが古いせいかも。
 ちなみにCLV(長時間)ディスクでは問題なし。
 
 ただ、片面を30分きっちり使ってなければ、なんとかなるみたい。要は最外周あたりで問題が生じるらしいのだ。
『M-66』は正味50分ぐらいだから、両面とも余裕があって、おっけーだった。ああ、よかった。
 
 
 
 で。
 
 絵柄はともかく、内容に古さは感じなかったね、やっぱ。
 まあ、自分が、これにどっぷり浸ってるってこともあるけどネ。
 
 
 古さといえば、一箇所、ミスとおぼしき部分を発見――ってか、かつて発見してたのを思い出した。
 
 序盤のあたりで、シーンのつながりが前後してるらしいんだよね。
 
 
 
 にしても。
 都市パニックものとしては、後のいろんな作品に影響を与えていると思ったね、あらためて。
 特に外画。
 
 だいたいが、90年代以降のハリウッドは、ジャパニメーションを元ネタにしてるのが少なくないから。
 
 
 あからさまだとは思うが、『プレデター2』は、モロパクだと思うよ。お肉の倉庫が♪
 
 
 
 榊原良子さん、やっぱ素敵だわん。
 
 若本紀昭さん、カッコいい芝居なさってるねー、この頃から。
 セル、機械伯爵を経て、今や“ちよちゃんのお父さん”だもんなー♪♪
 
 あ、フェリスってば横山智佐さんだったんだ。
 
 
 
 
 
 さあて。
『2001年宇宙の旅』とか『MIB』とか、その他いっぱいCAVディスクがあるもんなー。
 ぼちぼちと確認してかないと……。
 
 あ、劇場版『エヴァ』はアウトだったよ。ふにゅ。
 
 
 DVDへの移行も必要だが、手持ちのディスクを生かすためにも、LDプレーヤの新品が一つ欲しいものだ。
 
 


 
■2002/08/13 (火) とにかく、
 
 
命があってなによりでした。
 
 にしても、深夜に独り歩きしてらしたならともかく、昼間か、せいぜい夕方の出来事でしょう?
 日本というのは、実に物騒な国になったものだと、背筋が寒いです。
 
 
 ここはアレですね、私だけに護身用の銃器の携帯・使用許可をいただきたいものであります。
 
 私だけに!
 
 なぜ、「私だけ」か……。
 
 だって、相手が武装してたらヤだから。
 
 


 
■2002/08/15 (木) 上弦 (旧暦 文月七日)
 
 
 旧暦では今日が七夕だったりする。
 
 七夕さんが梅雨の雨で台無しなーんてのは、新暦のせいだったんだねぇ。
 
 


 
■2002/08/16 (金) 五山送り火 (旧暦 文月八日)
 
 
 新暦の、しかも月遅れだが、いちおうはお盆の送り火の日。
 
 実家に帰省していたご先祖さまたちが、あの世にお帰りになる。
 
 
 
 この頃ってば、日本にとっては、「死」というものを意識しないわけにはいかない時期なのだ。
 
 
 
 月遅れのお盆もだが、終戦記念日が15日、その前の6日と9日には、たくさんの人々が恐ろしい火によって、焼かれた。
 12日は、御巣鷹山の墜落事故だったし。
 
 
 
 それでも例年なら、そこまでは意識しないのだが。
 今年は、つい先日に母方の伯父が亡くなり、また、かけがえのない家族であるワン子が目の前で死んでしまったこともあり、「死」をどうしても意識してしまう。
 
 
 命ってあっけないと思うよ、いざとなると。
 
 しかも死んじゃうと、取り返しがつかないし。
 
 
 う〜ん……なんて言えばいいのか。
 
 ニュースとか見てると、簡単に人や動物を殺めすぎるよ。
 毎日だもん、殺人事件ってば。
 
 
 アメリカのブッシュ大統領は、イラクへの先制攻撃もありえる、とか何とか、過激発言だし。
 判ってるのだろうか、あのオヤジは。大統領という地位にいる人のひと言で、たくさんの人が死ぬってことを。
 
 そして、いつかは自衛隊もなし崩しに、米軍の援護、つまりは人殺しの手伝いをすることになるのだろうか。さらには、日本国民も、そんな自衛隊への協力を強制されることになるのか…………小泉総理は、そうさせたいらしいが。
 
 
 悪い奴ら(その定義はむつかしいが、閻魔大王様が認定なさるくらいの悪人としておく)はともかく、それ以外の人が死ぬのは嫌だ。
 
 
 ゲームじゃないんだよ、遊びじゃないんだよ。
 
 判ってる?
 死んだら、おしまいなんだよ、本当に。
 
 
 
 
 
 日付変わって、また一人、殺人事件の容疑者が捕まったらしい。
 コンクリートくくりつけて海に沈めるなんてこと、なぜできるのだろう。
 
 
 
 
 それと、ヨーロッパの大洪水のために、動物園の動物たちがたくさん“安楽死”させられたそうだね。オリから出てしまう危険を回避できないからって。
 シュノーケルみたく鼻を水から出してたゾウさんの姿が印象的だった。
 
 犬の収容所(“保護センター”なんて呼び名も許せない)でもそうだが。
 頼むから“安楽死”なんて誤魔化した言い方、しないでほしい。
 あれは人間側の勝手な都合による処分・殺戮なんだから。
 
 


 
■2002/08/17 (土) (旧暦 文月九日)
 
 
 ホントは日付、変わって日曜ですが。
 
 
 
 ちぃと、トラブル発生。
 
 某ソフトのアンインストール、あるいは、それ以外の対処が必要な模様。
 
 
 まずは、トラブルの正体を見極めなくては。
 
 
 
 で。
 今宵も徹夜になりそ。
 
 くうぅぅ〜……。
 
 


 
■2002/08/18 (日) (旧暦 文月十日)
 
 
「24時間テレビ」ってのは、あんまり好きではないのだが、今回は「いいなぁ」って企画があった。
 
 かのモスクワ五輪の日本側ボイコットによって幻となった、バレーボール日本女子vsソヴィエト女子の対戦を22年ぶりにやろう、というもの。
 
 当時「最強」とうたわれた全日本女子ティームの再結集は、素晴らしいと思った。
 
 
 いや、言ってしまえば“オバサン・チーム”なのだが、いざ試合が始まり、進行するにつれ、表情が若くなってくんだよね。皆さん。
 動きもどんどん良くなっていくし。
 
 特にボールへの執着はすごかった。
 
 
 年齢なんて関係ないね。
 要は気持ち。
 
 
 うん。
 いいもの見せてもらいました。
 
 


 
■2002/08/19 (月) (旧暦 文月十一日)
 
 
 一日に最低一度は、自分が救いようのない大バカ、とんでもない愚か者だと、自覚する。
 対して、自分が意外にデキる奴だなぁ、とか思うのは、ひと月に一度もありゃしない。
 
 ってことは、あれか。
 わしは、やっぱバカなんだろーねぇ。
 
 冷静に自分の行動を振り返ると、マジ、恥ずいよ。いつも。
 
 
 
 
 
 で、話変わって、一昨日のトラブル。
 めんどいから、ソフトウェアを削除しちゃって、も一度インストールしなおした。
 と、解決した模様。
 
 変だと思ったら、削除に限るね、プログラムってば。
 だって中身、さっぱり判んないもんねー。
 
 
 
 ところで、すんごい頁がありました。
 長年の疑問が解けたよ。ってか、わしには、あんな根気はない。
 
 


 
■2002/08/19 (月) 妖怪警報
 
 
 明日は庚申の日です。
 
 ですから今宵は庚申待ちとなります。
 
 
 百鬼夜行がありますので。はい。
 
 


 
■2002/08/20 (火) 庚申 (旧暦 文月十二日)
 
 
 まただよ。
 
 某Gの、今度はSo板…………。
 
 
 
 ったく、どいつもこいつも。
 
 いいかげんにしてくれよぉ〜。
 
 


 
■2002/08/21 (水) (旧暦 文月十三日、迎え火)
 
 
 デーニッシュ・タイプのカレーパンを喰った。
 
 
     !?
 
 
 変な味がした。
 パンの噛み跡を見ると、中身のカレーに真っ黒なカビが生えていた!
 
 すでに喰った分は喉を通過してしまっている。
 だからって、指を突っ込んで吐き出す芸当も持っていない。
 
 数時間、警戒態勢で様子を見ることにする。
 下痢程度ですめばいいが……。
 
 カビの種類なんて判らないからねぇ。
 猛毒でないことを祈る。
 
 かなり怖いカビ毒もあるらしいから、どうだろうか。
 
 
 
 どーも水曜日って、ヤなことの多い曜日だ。
 
 


 
■2002/08/21 (水) 妖怪警報  
 
 明日、8月22日は旧暦文月の戌の日です。
 
 つまりは今宵は百鬼夜行です。
 
 
 
 じゃあ、そういうことで。
 
 


 
■2002/08/22 (木) (旧暦 文月十四日)
 
 
 おはようございます。
 
 
 
 とりあえず今のところ、痛み等もなく、軽い下痢すらしていない。
 
 これだけ時間が経っているので、ひとまず大丈夫といったところか。
 少なくとも即効性の毒物はなかったものと見える。
 
 あとは遅効性の毒物だが、むしろ、こっちのほうが怖いかもしれない。
 
 
 
 実は昨夜のうちに、あちこちサイトを回ってみたのだが、カビそのものを喰っちゃった奴の症例とかは出てなかった。
 
 これって、自分が相当なお馬鹿ってコト?
 
 


 
■2002/08/23 (金) 処暑、望、中元、八せん終わり (旧暦、文月十五日、盂蘭盆)
 
 
 猫派のかたにはあるいは不愉快な文章になるかとも思いますが、それでもお読みいただけるとありがたいです。
 
 
 
 我が家のワン子が亡くなって、もうじき49日も来ようとしています。
 
 そのせいか、最近、ウチの庭をテリトリーと主張する猫が現われました。
 飼い猫なのか野良猫なのかは知りません。
 
 が、そのトラ猫(あるいは「ドラ猫」と言うべきか)が、ウチの今や唯一のペットである鳩ぴょんを狙っているのです!
 
 ってか、白昼堂々と狙われました。
 
 左脚をやられました。表皮がむけ、中の腱が露出した状態です。
 命が助かったのですから、これでも幸運と言うべきではありましょうが。
 籠の隙間からでも手を入れやがったのでしょう。
 
 
 
 実は、襲撃はこれが最初ではありません。
 
 
 ワン子が亡くなってちょうど一週間経った夜、事件は起こりました。
 熱帯夜だったため、夜間、籠を外に出していたのは、私の完全なるミスです。
 
 夜中、激しい羽音がするので出てみると、鳩ぴょんが血を流していました。
 屋内に入れて調べますと、喉をザックリとやられています! 喉の臓器(砂嚢ですか?)や首の腱が見えるのです!!
 それでも辛うじて紙一重で、喉笛をやられずに助かったのでした。
 
 翌日、獣医さんで縫合していただき、化膿止めのお薬もいただきました。
 
 
 喉の傷はそれですんだのですが、心の傷はたいへんです。
 それからしばらく、食事を摂りません。
 やむをえず、フォアグラ用のガチョウの扱いをしました。強制的に口に餌を押し込むのです。
 
 二週間ほどで自主的に食べてくれるようになりましたが、次なる問題が。
 
 自虐行為です。
 
 自分の羽毛を自分で毟り取ってしまうのです。
 これは未だに続いていて、現在、ハゲワシ状態なのです。
 
 
 それでも、喉の傷がまったく見えなくなり、ひと安心した時の今回の襲撃。
 鳩ぴょんは、今、ずっと震えています。
 可哀相ですが、外の空気に触れさせてやれません。
 
 昨日の母上の報告ですと、そのドラは、室内の鳩ぴょんを狙って網戸に張り付いていやがったそうです。
 
 
 
 
 前置きが長くなりました。
 
 そう。
 ここまでは、前置きです。
 
 妖之佑が申し上げたいのは、ここからです。
 
 
 
 犬を飼うには、鎖か檻が必須ですよね。狂犬病の関係からも条例で決められてますから。
 あるいは、猿やその他の生き物についても、檻の中で飼うこと、放し飼いにしないことを義務付けられています。
 ですが、条例以前に、鎖か檻は犬飼いさんのマナーともされてますよね。
 飼い犬が人を噛めば大事件。外に糞を放置するのだって非難の対象。
 
 なのに、なぜ猫の放し飼いは、咎められないのでしょうか?
 
 猫だって糞をします。
 人を引っ掻きます。
 そして、人のペットを傷つけ、殺します。
 でも、猫の放し飼いが批判されたことは妖之佑の知る限りありません。
 
 無論、それらは猫の本能からくるもので、その行動そのものを批判するつもりはありません。
 ですが、飼い主の責任という点では、どうでしょうか?
 
 
 猫飼いさんだって、少し想像すればお気づきになるはずなのです。
 自分の猫が、ひょっとして、人様に迷惑をかけているのではないか、と。
 
 実際、我が家では、母上がスーパーで買ってきたロールイカをさらわれ、父上の大切な盆栽の苗の上では昼寝をされ、台無しになった過去があります。
 池の金魚・鯉を一晩で全滅させられたことだってあります。
 庭には糞があり、妖之佑のボロ愛車はマーキングの対象です。自慢のワタナベのマグネシウム・ホイールが白く染まるほどに……。
 文鳥やセキセイインコも狙われました。
 
 
 ワン子のいたこの十年は、彼女のご威光にあやかり、被害は最小限度ですんでいました。
 ですが、奴らはここにきて攻勢をかけてきました。
 
 
 もちろん、すべてが飼い猫だとは申しません。むしろ野良のほうが多いでしょう。
 
 ですが、飼い猫を外に自由に出していれば、他人に迷惑をかける危険性がある、ということを認識していただきたいのです。
 猫飼いさんにも、猫好きさんにも。
 
 鈴をつけた猫が外を歩いていれば、それは飼い主さんの認識の低さ・甘さの証明です。
 
 もしも、これまで「そんなこと考えもしなかった」という猫派のかたがおられましたら、どうか考えてください。
 お願いします。
 
 なお、十何万円もするアメショだのペルシャだのを外に出さないというのとは、本質的に別問題だということは、言うまでもありません。
 
 
 
 
 
 あるいはこれをお読みになり、
 
「それは鳥や魚を飼っている飼い主が悪い。猫が獲物を襲うのはあたりまえだ。無防備なのが罪だ。猫は放し飼いするものだ」
 
と主張なさる猫派のかたもおられるでしょう。
 そうおしゃるかたは、きっとご自身や、ご自身の大切な人が、放れた飼い犬に噛まれても、噛まれたほうが悪いと、決して犬の飼い主さんを批判なさらないのですね?
 
 でないならば、妖之佑は、そんな自分勝手な猫派とは、決して相容れないということを、ここではっきりと申し上げておきます。
 
 
 
 猫は放し飼い。
 
 
 この“常識”は、いいかげん見直すべきではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 


 
■2002/08/24 (土) 甲子 (旧暦 文月十六日、送り火)
 
 
 とあるまぁるいおかたに強く強く薦められて、ってか、「読むべき」と断定されてしまい、逆らえなくて買いました。
 文庫版『姑獲鳥の夏』。
 こりゃたいへんそー。だって分厚いもん。
 まあ、ぼちぼちと…ね。
 
 
 
 で、おんなじ本屋さんで見つけたのが文庫版『かっこいいスキヤキ』っての。こっちは漫画ね、いちおー。
 随分以前にTVで紹介されてるのをちらっと見かけて捜してたんよねー、ずっと。
 
 ところがタイトルも憶えておらず、作者名も聞いてなく、出版社も判らず、版型も知らず……。
 諦めてたんよねー。
 
 それが文庫版となって、いきなり目の前に!
 即買い。
 
 こっちを先に読むんだろーねー。
 
 


 
■2002/08/25 (日) (旧暦 文月十七日)
 
 
 
 
    ふぎゃあっ!
 
 
 
 
 
 い…今、蛾が……キーボードの上にぃぃぃっ!!
 
 ヤダーっ!
 
 
 必死で吹き飛ばして、ティッシュで覆ってつぶしたよぉうん(小さいのです。でも苦手なのです)。
 
 
 ひと安心?
 
 とんでもなひ!
 
 キーボードには、おぞましき鱗粉がぁ。
 つぶしたティッシュからは卵らしき黄色く小さな粒々の群れがぁぁぁぁ(メスだったようだ)。
 
 
 
 ああ…………。なんて夜(午前中)だよ。
 **日なのにぃ……………………。
 
 
 
 
 
 
 
 それと――
 
 こんな情報がある。
 やっぱ、タバコは、やめたほーがえーよー。
 
 


 
■2002/08/26 (月) (旧暦 文月十八日)
 
 
 最近、日付変わってすぐに書く形が多いので、実質一日早いのだが、ま、いっか。
 
 
 
 で。
 
 長らく行方不明になっていた暦が出てきた。あんな簡単な所、なんで数ヶ月もの間、気づかなかったんだろ? 情けない。
 あとは地図帳だけだが…………むぅ。
 
 
 
 でー。
 
 某GのSo板、よーやくバカバカしいスレッドが削除されたよ。
 ああ、よかった。
 
 放置すればしぼむであろうものが、書き込む人がいるから、ますますおかしくなってしまう。
 おっきな所の管理人さんって、たいへんですよねー。
 
 


 
■2002/08/27 (火) (旧暦 文月十九日)
 
 
 
 
 
 
                  涙!
 
 
 
 ついにこの日が来てしまった……。
 
 覚悟はできていたが。
 
 でも、やはり悲しい
 
 
 
 ああ、これから私はどないしたらええんやろ…………。
 
 
 
 
 


 
■2002/08/28 (水) (旧暦 文月二十日)
 
 
 Mozilla 1.1 がリリースされた。
 早速、Zip版をダウンロード、展開した。もちろん 1.1βは削除。
 
 見た目、βと変わらん。使ってるうちに判ってくるとは思うけど。
 
 あ、そーいえば、βで日本語が明朝になってしまうのがヤだ、と言っていたが、モロ、妖之佑の勉強不足だったことが発覚。
 ちゃあんと設定をいじってやれば、ゴシックその他にできるのだった。
 いや、1.1 をいじってて気づいたんだけどねー。βには失礼した。ぺこり。
 
 ただ、相変わらず、スタイルシートに対して厳しいのだ。この1.1。
 まあ、妖之佑のソースの書き方が間違ってるってコトなのだろうが……。
 だが、I.E.でもネスケでもオペラでも、同じMozillaの 1.0 でも問題ないにもかかわらず、1.1 であかんからって、構文ミスと言えるものなのだろうか?
 少し疑問。
 
 
 
 ネスケと言えば、ようやく Netscape 7.0 の正式版がリリースされたそうな。
 ユーザーからのフィードバックを前提にした Mozilla よりは安定しているはずだから、こちらのほうがお薦めかもしれない。
 エンジンは同じGeckoだから、使い勝手とかページの見え方に大差はないはずなんだよねー。
 
 妖之佑は当面、7を入れるつもりはない。
 今も言ったように見え方のチェックは Mozilla ですませられそうだし、むしろ Netscape6.2 でのチェックをしたいから。
 
 
 にしても、I.E.ユーザーの比率が全体の96%だとか……。
 つくづくマイナー好きやね、私って。
 
 


 
■2002/08/29 (木) 己巳 (旧暦 文月二十一日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 七週間が過ぎた。四十九日が明けたわけだ。
 早いものである。
 
 あいつがいないなんて考えられなかったのが、あいつがいないのが普通になってしまうということ。
 普段、忘れてしまっていることが多くなりつつある。それに気づいた時の寂しさ。
 
 仕方ないんだけどサ。
 
 
 あの晩とか火葬の時とか、あんなに泣いてやれたのが、涙が止まらなかったのが。
 今は、一番辛い瞬間を思い出さないと、たぶん泣けない。
 
 
 
 せめて、ちゃあんと旅立ってくれてるといいんだけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
■2002/08/30 (金) 大つち (旧暦 文月二十二日)
 
 
 
 
 
 
 実は…………………………………………。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 今――――――――――――――――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鼻水が止まらん!!

 
 
 
 
 
 
 稲穂のバカぁ。
 
 でも実らないと困るのねん。
 
 


 
■2002/08/31 (土) 下弦 (旧暦 文月二十三日)
 
 
 八月も、もう終わり。
 
 終わりと言えば、『STAR TREK VOYAGER』が終わった。(かなり強引な話題振りかもだが)
 まさか、あんなにきっちり終わるとは思わなかった。
 
 というのも――
 まあ、この程度ならネタバレでもないだろうから。
 
『VOYAGER』は、連邦宇宙艦ヴォイジャーが、異星人のハイ・テクノロジーによって地球から遙か彼方に飛ばされてしまい、孤立。そこから単独での帰還の途につくというのが大筋のお話なのだ。
 つまり、最終回は「おかえりなさい」か「ただいま」なワケ。
 ただし日本的発想なら……ね。
 
 ところがアメリカのTV番組ってのは、あまりきっちりした形で終わらせるってのは、妖之佑の知る限りではほとんどないのだ。どっちかというと、いつでも続編が作れるように、ぼかしたまんまいちおうの最終回、みたいなー。
 
 古い作品の話だが、『宇宙家族ロビンソン』(原題:Lost in Space)は、そうだった。ロビンソン一家は、地球にも帰っておらず、目的地のアルファ・セントリーにも着いていないはず。
『超人ハルク』も、たしかそう。体が元に戻るとか、あるいは正体がバレて捕まるとか射殺されるとかもない。
 
 もちろん『STAR TREK』も例外ではない。
 最初のシリーズは、エンタープライズの五年間の調査飛行を描いているが、任務終了は描かれていない(これは、打ち切られたという話もあるが)。
『The Next Generation』では、大層な盛り上がりで終わりはしたが、それでもエンタープライズDからピカード艦長が降りるとかの区切りはない。これなんかは、劇場版を作る前提が当初からあったからだろうけどねー。
 
 対して日本なら。
『家なき子』は二度作られているが、いちおうそれぞれでエピソードの終了にもってってるよね。
『探偵物語』は、きちんとラストシーンがあるし。
 
 もっと判りやすいのなら。
『ウルトラマン』などでは、主人公の正体がバレて、帰ってしまうとか、宿敵が滅んで役目が終わるとか。
 必ずケリがつくんだわ。
 
 アメリカは、ケリをつけたがらない。
 
 だから『VOYAGER』も、絶対に帰還できないと思ってたワケ。
 続けられる限り続けて、終了でも含みを持たせる、と。
 
 ところがちゃんと帰還したので、びっくらしたのだ。
 
 あるいは、スタッフが日本の作品とかに影響されまくった人たちなのかなぁ、とか考えてしまった。
 
 
 どーでもいいことなんだけどねー。
 
 

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