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■2002/01/01 (火) 元旦、元日、己巳 (旧暦 霜月十八日)
あけましておめでとうございます。
この日記自体はまだ一年経ってはおりませんが、とにかく新年ということで、一つの節目を経たと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
で、新年一発目、すでにネタがない…………。
いいのか、こんなで。
あ。
そうそう。
ミラー側の編集画面に入ったら、使用量が「5555KB」だったりした。
ちと嬉し。
で、ちょいといじったら残り容量が「14444KB」になった。
いとおかし。
で、もちっといじったら、ゾロ目は消えた。
…………。
さ。
次、いってみよーか。
■2002/01/02 (水) 物始め、大つち (旧暦 霜月十九日)
「物始め」。
要するに書き初め、初荷、初夢……等々のこと。
昔っから気になってたこととして、なぜに初夢が一月二日なのか?
感覚的には、一日の夜に見るのが初夢だと思うのだが、暦には初夢は一月二日とある。
実は諸説あるらしい。
妖之佑独自(ってゆーほどご大層なものじゃございませんが)の考えは次のとおり。
実は昔(具体的時代は不明確、ごめん)は一日の始まりを日没に設定していた場合があるようなのだ。つまり、一日とは、日没から次の日没までの一巡りって考え方。
例えばひと晩徹夜する庚申待ちの行事。
これは当然、庚申(かのえさる)の日に行うのだが、正式には庚申の日の前日の日没から、庚申の日の日の出までを指すらしい。
妖之佑はこの考えに乗っ取って、庚申の夜と百鬼夜行の夜を設定、夜歩きを控える(をいをい)ように心がけていたりする。うん。いっぺん、古庫裡婆に出くわしたことあったもんなー……。
つまり、夜のイベントは、今の日付の前夜にしているワケ。
この説を流用すれば、一月二日の初夢とは、すなわち、今の暦で言えば、一月一日の夜から二日の朝にかけて見る夢を指すと考えられる訳なのだ。
これだと頷けて、なかなかだと思うのだが。
どなたか、初夢に関して詳しくご存じのかた、おられませんか?
よろしければ、ご教授くださいませ。
* * * * * * * *
ところで、あの番組、久々なのは嬉しいんだけど。
主宰の交代は、マイナスだよねぇ。諸般の事情というヤツなんだろーけどサ。
まあ、あのキャラクターには某「タイ*ショ*ク」で会えるから、いいといえばいいんだけども……。
ついでに言うが。
妖之佑ってば、信用できない芸能人を測る物差しとして、あの番組の審査員を引き受ける人、というのを設定している。
だからレギュラー審査員なんて、妖之佑から見ればロクなもんじゃない。(ファンがいらしたら、ごめんね。でも、胡散臭いコメント、多いっしょ?)
■2002/01/03 (木) (旧暦 霜月二十日)
雪 雪 雪 雪 雪 雪 ゆきぃぃぃっ!
寒いわけだわ。
でも一面の銀世界。
いいものです♪
■2002/01/04 (金) (旧暦 霜月二十一日)
むむむ。
電車のブレーキが効かないとゆーのは、はっきし言って怖いぞ。
乗客の皆さん、生きた心地しなかったろーなー。高架線の上だもんなー。
雪中での運転って、対策取ってなかったんかねぇ。鉄道会社さん。
摩擦係数低くなるのは自動車も電車もおんなじだと思うよねぇ。
他にも、いろいろ事故があったみたいで。
雪。
ゆめゆめなめてはなりませぬぞ。
■2002/01/05 (土) 小雪、初水天宮 (旧暦 霜月二十二日)
雪が止んで、晴れて、曇って、みぞれが降って、風が吹いて、晴れて、雪が融けてぬかるんで、曇って、みぞれが雨になって、止んで、晴れ間が見えて、かき曇って、みぞれが落ちて、雨が降って、びしょびしょになって、日が暮れて、寒かった。
■2002/01/06 (日) 下弦、六日年越 (旧暦 霜月二十三日)
とりあえず。
現状でやれることは、やった。
出来不出来については……怖いね。
第四話以降ができるといいのだが。
むぅ。
しばらくは、また停滞かな。
■2002/01/07 (月) 七草 (旧暦 霜月二十四日)
定判ではあるが、七草粥は外せない。
ちゃんと食べました。
よく言われるのは、お餅とおせち責めの胃を休めるためのお粥さんだってこと。
でも、むしろ、おまじないの意味のほうが強かったんだよね。
七草=薬草=魔よけ
加えて、お米も神聖な食品。
緊急事態には、お米を投げつけてバケモンを追い払う場合もあるぐらいだから。
薬草といえば、元日のお屠蘇もそう。
お酒に入れる屠蘇散なんて、薬そのものだもの。
いっぺん使ってみたら、まあ、キツいのなんの。
言っちゃなんだが、せっかくのお酒が台無しだったりする……。
(;^^A
以後、ウチではお屠蘇はいただかない。縁起物とはいえ、さすがにあれは…………。
ところで今気づいたけど、「屠蘇」ってば。
「屠殺」+「蘇生」だね。
■2002/01/08 (火) 初薬師 (旧暦 霜月二十五日)
文章が書けないと絵に逃げたりする。
まあ、前向きに解釈すれば気分転換なんだけどね。
で、絵が上手ければ言うことないんだけど……。
(;^^A
精進精進。
にしても、フリーウェアって、いいソフトいっぱいあんのねー。
妖之佑程度の腕にはもったいないほどのもの、ゴロゴロしてるんだもん。
ありがたやありがたや。
■2002/01/09 (水) 宵恵比寿 (旧暦 霜月二十六日)
ちと、身辺に変化あり。
むぅ。
今年は、なんとか前進したいし。
いい風が吹いてくれるといいのだが。
否。
風に頼らず、己の足で進まにゃ。
精進精進。
■2002/01/10 (木) 十日恵比寿、初金毘羅 (旧暦 霜月二十七日)
昨日までの寒さとうって変わっての気温。
とはいえ、油断大敵だからねぇ。
しかし、早いもので、明日はもう鏡開き。
ぼーっとしてたら、すぐに一月終わってしまうね。こりゃ。
なんたって、すでに一月の三分の一が過ぎたんだから。
一年の十二分の一も、あっという間ってこと。
そーいえば今年の三が日、とーとーLD観なかったな。
三日なんてあっという間だったわ、ホンマ。
■2002/01/11 (金) 鏡開き、蔵開き、鍬始め (旧暦 霜月二十八日)
鏡開き→ぜんざい→堅いクセに妙に粘るお餅→歯の詰め物が取れる→正月早々の歯医者通い
過去の体験より。
実は、キャラメルの次に物騒な食べ物だったりするのだ。
毎年、この日だけは性根を据えて食事している。
喰うことのみに集中。気の抜けない食事。
うむ。
是即禅也♪
全然別の話だけど。
「境内」に、くだらないものをさらに追加♪
妖之佑のバカさかげんを笑ってやっておくんなまし。
(なにげな宣伝)
■2002/01/11 (金) 妖怪警報
明日1月12日は、旧暦では霜月の辰の日に当たります。
よって今宵から明朝にかけては、百鬼夜行となります。
どなたさまも、なるべく夜間の外出はお控えになったほうがよろしゅうございます。
なお、やむを得ず外出し、万が一、百鬼夜行に出くわした場合。
草履を頭に載せ、平伏してやりすごしてくださいませ。
大名行列みたく。
さもないと夜行さんに、むんずと掴まれ、放り投げられてしまいますぞ。
■2002/01/12 (土) (旧暦 霜月晦日)
ショック!
長いこと乗っていない愛車(いちおう)のボンネットを開けた。
錆がぼろんぼろん落ちてきた。
内側の鉄板は、もはや鉄ではなかった…………。
いちおう車庫なんだけど、ノーズ部分のみ雨ざらしだったからねぇ……。
外装パーツは入手不可能だし。
そろそろ手放す時期が近づいてきたのかしらん。
ふぅ……。
で、なんでボンネットを開けたかというと、冬になってエンジンのかかりが悪くなったから。
火力の強いVプラグとかにすべく、念のため番号のチェックをしようとしたわけ。
今日はそれを探しに半日駆けずったんだけど、近頃のカー用品ショップって、満足にプラグを置いてないんだねぇ。
けっきょく、どこにもなかった。
最近の車って、ユーザーがプラグをいじりにくいデザインにエンジンを造ってるって聞いたことあるから、そのせいかしらん。
寂しいね。
ついでというわけでもないが。
リサイクル・ショップで目をつけてたものを買った。
『スレイヤーズ』(無印)のLDボックス。\9,800也。
笑ってください。妖之佑は馬鹿ですから♪
その際、とんでもないものを発見してしまった!
ニコンEM!!
ボディと取扱説明書で\15,000也。
安い! 安すぎぃっ!!
予算がないのが辛い、口惜しい、情けない。
絶対、お買い得だよぉ、あれ。
ね。
妖之佑って、馬鹿でしょ?
■2002/01/13 (日) 朔 (旧暦 師走朔日)
物騒な代物があるようです。
詳しくはこちらにて。
* * * * * * *
『サイボーグ009』
ここ三話ほど、オリジナル・ストーリーが続いている。
妖之佑的には、可もなく不可もなく…………かな?
ただ、最初からの流れが原作どーりなだけに、ちょいと。
次回は原作に戻る気配。
期待しませう。
■2002/01/14 (月) 十四日年越、松引 (旧暦 師走二日)
今年の成人式は、それなりに平穏だったみたい。
気に入らないのはテレビ欄、各ニュース番組の見出し。
あれじゃ「騒ぎよ、起きてくれ!」って言ってるよーなもんだっちゅーの。
ちょいと野暮用で駆けずり回り、体調悪し。
無理はいかんね。
■2002/01/15 (火) 小正月 (旧暦 師走三日)
左儀長(どんど)やら鳥追いやら土龍送りやら小豆粥やら……。
こーゆー行事って、いいんだけどねぇ。
大々的に復権しないかしらん。
ごく当たり前に、さ。
マンション住まいとかじゃ、無理かな、やっぱ。
目指せ! DASH!村。
な〜んて、ね。
■2002/01/16 (水) 藪入り、閻魔詣 (旧暦 師走四日)
ハロだってサ。面白そ♪
さて。
今日の大相撲。
結びの一番。
朝青龍×栃東
武蔵丸の休場の影響で、初の結びの一番となった式守伊之助さん、たいへんだったと思う。
なぜなら。
取り組みを中断させる事態になるなんて、妖之佑も初めて見たよ。
「水入り」とか「まわし待った」なら何度かあるけどね。
今日のは違うの。
栃東の鼻血がひどくて、止めたのだよ。
ボクシングとかK1とかであるでしょ? 怪我の診断に、中断するヤツ。
あれと同様の事態になったワケ。
一旦、両者が土俵から降りて、栃東の鼻血を止める手だてがとられた。
その後、位置を再現して、取り組み再開。
こーゆー珍事を目にできたのは、幸いだと思う。
ちなみに。
三段目の取り組みでは「たすき反り」という極めて珍しい決まり手があった。
これも珍事といえるね。
■2002/01/17 (木) 土用 (旧暦 師走五日)
05:46
思うところあって、こんな時刻に起きている。
もう七年経ったとはね…………。
七年前の今朝。
妖之佑はね、前日(月曜日で成人の日の振替休日だった)に風邪をひいてしまい、早くに寝てたんだけど。
なぜだか、そう、05:43ぐらいかな? 目が覚めたんだよ。
風邪のせいでちゃんと眠れないのだと思ってたら…………何かが来た。
神戸からは思いっきり遠い地なのだが、ひどく揺れた。しかも、長く。
驚くとかじゃなく、無反応だったかな? 訳判らなくて。
当然、TV。
でもNHKさんも混乱気味。
やがて日が出て。画像が明るくなって。
愕然としたね。
あの横倒しの高速道路。
妖之佑の母上の実家は、あの県にある。父上の以前の実家もそう。
だから、あの県には、親戚ウジャウジャいるのよ。
とはいえ、連絡なんてつかないし。
NHKさんがFMも使ってのラジオでの消息放送も、
「**さんが**さんの安否を知りたがっています」
なんて、的外れもいいとこの放送しかしてないし。逆なんだよね。
「**さんは無事です」
ってのが知りたいのに。なんとか頑張って、こーゆーのを放送してほしかったと思う。
まあ、けっきょく我が家の親戚筋は無事だったんだけど。神戸からは距離もあったし。
イライラしたのは、ニュース番組。
「なぜ、こんな地震が起きたんです?」
「活断層というのがありまして…………」
んなこと、要らないのに。もっと必要な情報があったのに。
皮肉だったのは、救援・救助の一団よりも、報道陣のほうが遙かに早く現地入りしたって事実。
なんだかなー、って思った。
ただ。
東京から飛んだ女子アナさんが、怪我したお婆さんを目の前に言葉を失い泣いてしまい、インタビューもコメントもできなくなってたのには、逆にほっとしたよ。
マスコミ人にも、血の通う人がいたんだって。
避難所の学校のトイレが汚物の山になってるのを撮って放送したのは、妖之佑は正解だと思った。
嫌なものだが、あれぐらいでないと、伝わらないとも思うから。
いや、本当に都会ってのが、ライフ・ライン切れると「コンクリート砂漠」になってしまうというのを思い知らされた。
人の生きていくには、きつい所だ。
政府がモタモタしてる間に、在市の**組の人たちがいろんな物資を市民に配ってたのも印象的。
あの時、TVやラジオ番組ってもめたんだよね。レギュラーをどうするか。
よみうりTVの『PAPEPO TV』。
これ、上岡龍太郎さんと笑福亭鶴瓶さんのアホなトーク番組なんだけど、あえてそのままやったんだよね。
鶴瓶師匠の言葉が印象的だった。
「自分はお笑いの人間やから、こういう時こそ、笑わせるんや」
っていう意味だった。
ラジオでは、地元、AM神戸の『ハートフル・ステーション』。林原めぐみさんのアレ。
ここも、あえてレギュラーの形のまま放送したんだよね。
大ブーイングだったそうだ。ただし、県外からばかり。
肝心の地元からは、感謝の言葉が多かったという。
暗い報道ばかりの中、普段どおりの明るい放送は、心の支えになったとのこと。
当事者でないと判らない異様な状況なんだよね。
身も心も。
とても想像なんてつくはずもない。
もちろん体験なんてしたくない。
とにもかくにも。
今日も、ごくごくありきたりに平凡な夜明けが訪れますように。
■2002/01/18 (金) 初観音、亡者送り (旧暦 師走六日)
歩くザクとガンダムだそーな。
妖之佑的には、これから展開する予定の変形ギミックに期待かな。
ってか、たしか、とあるまぁるいおかたから教えていただいた記憶があるな。この情報……。
■2002/01/19 (土) (旧暦 師走七日)
ウォ…ウォルターさん、あなたまで…………。
にしても「死神」と「ちり紙」ってかけるか? フツー。
判るかたのみ、ついてきてくださいませ。(;^_^A
さて、その『ヘルシング』なのだが。
エンディングを観ていて気づいた。
「銃器設定 大日本技研」のクレジットに。
も…もしかして。
で、飛んでみたわけ。大日本技研さんの所に。
あったのだよ。
.454 Casull と Jackal が。
できてたんだねぇ。キット。
原作版だけど。
欲しくなっちゃったい。
■2002/01/19 (土) 妖怪警報
明日1月20日は、旧暦では師走の八日、つまり「事始め」、「事の八日」になります。
したがいまして、今夜から明朝にかけまして、目借り婆さん、もしくは一つ目小僧が皆様のお宅を訪問するかもしれません。目を借りに。
この際、何ら対策をとっておりませんと、これらの妖怪はお宅に上がり込み、ご一家の目という目を借りていってしまいます。
いつ返してくれるか判りません。
勝手に借りていかれては困る。
というのであれば、表に籠とかザルとかを掲げておいてくださいませ。
要するに「目」のたくさんあるものを表に出しておくのです。
これを見て、目借り婆さんは「目がたくさんある」と喜んで帰っていきます。
また、一つ目小僧の場合は、自分よりもはるかにたくさんの目を持っているものに驚いて逃げていってしまいます。
以上、事の八日の妖怪対策でした。
■2002/01/20 (日) 大寒、二十日正月 (旧暦 師走八日)
むぅ…………。
そろそろ、次の作品をアップしないと、見捨てられちゃうかも。
内心、焦ってたりする今日この頃。
■2002/01/21 (月) 初大師 (旧暦 師走九日)
昨日の、とある朝の番組で知った。
大相撲の現役力士に41歳のかたがおられるということを。
現在、序二段。
最高位は三段目。
失礼ながら、とてもじゃない実績…………。
なぜ、この人が未だに現役を続けておられるのかを考えると、何か痛くなってきた。
男の41歳といえば、本厄にあたる年齢。
人生で、そこそこの経歴をふまえてきての節目に当たるところだ。
しかし、この人の場合はどうなのだろう?
この年齢になるまで相撲を続けてきて、相撲でお金を稼げたことがない。
これをご自身、どう、とらえておいでなのだろう?
ご存じでないかたのために。
日本相撲協会に所属する力士の中で、協会から給与を貰えるのは、関取、つまり十両以上の力士だけなのだ。
ちなみに番付の格段は上から、
幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序の口
となっている。そして、幕下以下は、給金・給料は、ないのである。
ただし本場所で格段ごとの優勝をすれば、それなりの賞金は出る。
また、本場所に臨んでの手当が少額ながら出るには出る。
しかし、まっとうな収入からはほど遠い。
まあ、部屋に住み込みなので、衣食住の保証がある分、お笑いの若手芸人さんに比べれば遙かに良い待遇だとは思うが。
にしても、41歳。
色々考えることもおありだと思う。
長く勤めた人には、それなりの経歴というものがつくものだ。普通は。
だが、この場合はどうなのだろう?
これまたちなみに、うろ憶えで恐縮だが。
スポーツ選手が喧嘩をした場合、素手であるにもかかわらず「凶器を使用した」として検挙されることがある。
ボクサーとか空手の有段者とか…………。
大相撲では、この扱いを受けるのが、幕下以上だったと思う。
つまり。
三段目では、相手にされないのだ。世間では。
念のため。
協会に親方として残るには、幕内で一場所、もしくは十両で何場所(ごめんなさい。数字忘れた)かを皆勤という最低条件がある。
しかも年寄名跡には定員があるため、元三役ですら、下手すると親方になれずに協会を去る羽目になるのだ。
年寄名跡のない人には「若者頭」というポストもあるにはあるが、こちらの定員はもっと少ない。
いずれにしても、最高位三段目の力士には、引退後の席など、協会内にはどこにもないのである。
協会を去った(以前は「引退」と区別して「廃業」と言った)元力士によく見られる道は、ちゃんこ屋さんの経営。
そのために、しっかり貯蓄をしている人は多い。
しかし、この人の場合、そもそも給料がないのだ。
もちろん長く部屋にいる人だから、親方からの月々の志などは貰えているものと推察できる。
とはいえ、将来、何かをするための資金を蓄えられるレヴェルとも思いづらい。
失礼な邪推をさせていただくなら、他に食べていく方法が見つからないから、やむをえず部屋に居着いている、ともとれなくはない(ごめんなさい)。
支離滅裂だが。
自分がこうして「作家でごはん」を目指している状況に照らし合わせると、どうしても痛いのだ。
自分にも経歴・特技・実績・財力・地位・名声・超能力…………なんにもない。
にもかかわらず、不安定な道を目指している。
しかも、逃げ場もなく。
正直言って、やり直しのきかない所まで来ていると、そう思う。
だから、先の人のことをTVで知って、痛い。
そして、怖い。
不安だ。
気にしてたら、こんな道を目指せるはずもないのだが。
ふと、己の立場を思い知らされる瞬間が、こうして時々訪れるものなのだ。
■2002/01/22 (火) 上弦 (旧暦 師走十日)
ちょいと今週、サイトと日記の更新、お休みしますね。
色々することがありますので。
メールのほうも、いただいたとしてもお返事、遅れるかと思います。
どうぞ、悪しからず。
日記は、後から追記しますけど。
口惜しいので、妖怪警報のみ、前もって書き込みしちゃいますね。
■2002/01/23 (水) 妖怪警報
明日1月24日は、旧暦では師走の辰の日に当たります。
ゆえに今夜から明朝にかけては「百鬼夜行」の夜となります。
なるべくならお出かけにならないほうがよろしいのですが、どうしてもという時は、草履をお忘れなく。
百鬼夜行に出喰わしたら、頭に載せて平伏ですよ。
■2002/01/23 (水) (旧暦 師走十一日)
某六角形マークの大企業の子会社。
たかが九百万円のために、随分とでっかな代償を払うことになりそうだねぇ。
消費者は、もー許さないと思うよ。
気の毒なのは、下っ端の社員さんたち。
しわ寄せは、いつも弱者に来るから。
まあ未検査の国産品を「輸入物」と偽って食卓に提供するよりは、ずっとましではあるけどね…………。
にしても、なんだかなぁ……。
■2002/01/24 (木) 臘日、初地蔵 (旧暦 師走十二日)
久々に『バブルガムクライシス』を観た。
数年前の新シリーズではない。
1987年からリリースされている東芝EMI版の旧シリーズだ。
これ、LD-BOX(ただしBOX版はBANDAI)持ってるんだよね♪
面白いわ。やっぱ。
絵柄など古くさいかなと思われるところもなくはないが、それでもいいものはいいと再認識。
ほぼ、OVAの黎明期のものといっていいと思う。
これより前というと、押井監督の『ダロス』ぐらいだろうか?
『ダロス』は、ちと不完全燃焼気味だからな〜。
妖之佑に影響を与えたシリーズ物OVAの初期のものというと、やっぱ、この『バブルガムクライシス』と、あとは『戦国奇譚 妖刀伝』ぐらいかな。
『ガルフォース』も悪くはなかったけど。
妖之佑が影響され、創作なるものに導かれた最初のものは、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』なんだよね。
で、上記のOVAたちは、それを膨らませてくれたといえるかな。
今はOVAの乱立状態。
はっきり言って、必ずしもいいものばかりとは限るまい。
出せばそこそこペイするって感じで、次々リリースしてる感触がぬぐえない。
対して『バブルガム』の頃は、失敗できないってゆー、プレッシャーとかがあったよーな気、するんだよね。
それゆえなのか、パワーを感じる。
多少、脚本に無理があったりするが、そんなのもパワーで乗り切ってしまってる。
だから、今観ても、古くさくないのかな。
当時、シリーズ物のOVAにするには、それなりのレヴェルに達している必要があったためか、外れは少なかったように思う。
が。
今の混乱期には、名作を発掘するのもひと苦労だ。
極度の玉石混合だからねぇ。
数出せばいいってもんじゃないよ。
聞いてる? 西島監督?
■2002/01/25 (金) 妖怪警報
本日、旧暦の師走十三日は「山姥の洗濯日」です。
実はどんな日なのか、よく知りません。(をい)
ともかく、山には入らないほうが賢明かと。
■2002/01/25 (金) 初天神 (旧暦 師走十三日)
言った。
言わない。
子供の喧嘩じゃあるまいし。
要は、嘘によってメリットがあるのはどちらか? 本当のことがバレると困るのはどちらか? ってこと。
それ考えりゃ、嘘つきの正体は明白だと思うんだけどねぇ。
今日泣いちゃった人、嘘つくメリットなんてないでしょ?
あると思う?
有権者ってのは、こーゆートコも憶えとかなきゃ。
あの組織の体質が見えた一幕だと思うよ。
ついでに言えば、総理の化けの皮も、いい加減はがれつくした感があるね。
息子さんがタレント・デビューしたからって、浮かれてる場合じゃないよ。
とはいえ、次の選挙まで、この国の有権者が、今回のよーなことを憶えてるかどーかは、はなはだ疑問。
政治のレヴェルの低さってのは、すなわち有権者の出来の悪さの反映だってこと、そろそろ気づいてほしいものだ。
とりあえず、自分の頭で考えようよ。
■2002/01/26 (土) (旧暦 師走十四日)
『これマジ』
堤さんってまだ「ゴーストハンターズ」やってらしたのねん……。
かなり前に笑わせていただいた記憶があるけど、ぜーんぜん変わってないじゃん。
あの人ってば、もともとダウジングの名人ってふれこみで売り出した人なんだよねー。
あんなのできたら便利だなー、って思ってたよなー。
わし、全然的中せぇへんもん。
また、トライしてみようかしらん。ダウジング。
■2002/01/27 (日) (旧暦 師走十五日)
松本零士氏の『銀河鉄道999』。
おそらくご存じのことと思うが。
この中に『ミーくんの命の館』というエピソードがある。
「ミーくん」というのは、松本氏の愛猫(氏の言葉では「大親友」)の名前。
氏のミーくんへの愛情は相当なものだったようだ。
ミーくんを主人公にした作品もあるほどなのだ。
だから、ミーくんと「お別れ」したときの氏の心情は、それは大変なものだっただろうと思う。
『ガン・フロンティア』という作品中に、氏ご自身が登場し、ミーくんとの「お別れ」について触れられているぐらいだから……。
で、この『ミーくんの命の館』という999号の停車駅だが。
飼い主と「お別れ」した動物たちが集う惑星なのだ。
その動物たちが心安らかに過ごせるように、穏やかで暖かな星。
だけど、悲しい星。
夜になると、動物たちは皆、飼い主を思い出して鳴く。
が、それでも動物たちは決して不幸じゃない。
飼い主が時々自分のことを思い出してくれる。それが彼らには、とっても嬉しい。
そして動物たちは、この「ミーくんの命の館」で、みんな仲良く、ずっとずっと幸せに暮らしていくのだろう。
鉄郎が涙して言う。
「こんな星があると思えばネコや犬と死に別れてもいくらか心がやすまるよなあ」
メーテルは言う。
「「ミーくんの命の館」は一説によると飼っていた動物と死に別れた子供たちの心の中にある星だともいわれているわ
だからとても悲しく見える星なんだって……」
たとえ心の中にある星だとしても、私はこの『ミーくんの命の館』のエピソードによって、当時、救われたクチだ。
だから信じている。「ミーくんの命の館」が宇宙のどこかにきっと存在すると。
みんな、そこで楽しく暮らしているにちがいないのだから。
(鉄郎とメーテルの台詞部分は、少年画報社刊『銀河鉄道999』第7巻より引用させていただきました)
■2002/01/28 (月) 初不動 (旧暦 師走十六日)
ふと思ったこと。
妖之佑ってば、ネット上で、いくつパスワード持ってるか?
プロバイダ「isao.net」さんのアカウントがドリキャス二台分、二個。
サイト用スペースが、COOLさん二軒、ジオさん一軒、トライポッドさん一軒の計四個。
レンタル掲示板が五つだから五個。
フリー・メールが眠ってるのも含めて五つ、ただしパスワードは三個。
この日記に一個。
その他、諸々のレンタル・ツールが三つで三個……か。
合計…………18個ォ!?
憶えられん訳だわ、こりゃ。
■2002/01/29 (火) 望 (旧暦 師走十七日)
あちこちの本屋で、山積みされっぱなしのものがある。
コミック版『新世紀エヴァンゲリオン』の第七巻、初回限定セットの緑版と赤版。
綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーそれぞれのサンタ・コスチュームのフィギアのついたアレだ。
昨年末、妖之佑も買ったヤツ。
クリスマス直前あたりには、品切れ店続出だったんだよね〜。
で、見切りのいい店は、それでおしまいにしてたんだけど。
「こりゃ売れる」という激しい勘違いをしたお店は、追加注文をしてたんだねぇ。
結果は、三が日の終わったあたりに品物が店頭に並ぶというていたらく♪
サンタのコスチュームがだよ。
いくらなんでも売れるかっつーの。
エヴァ・ファンの手には、とっくに行き渡ってるって。
で、未だに山積み……。
ちなみに。
某大手ネット・オークションにて検索かけると、あるわあるわ、売りたい奴らの出品♪
定価\1,200のそれに対して開始価格が\1,500だの\2,000だの……。
まだ本屋にあるって。
本屋さんにしろ、出品者たちにしろ、入札してる人たちにしろ…………。
久々に言いたくなってしまった。
バカばーっか。
(南央美氏の声希望♪)
■2002/01/30 (水) (旧暦 師走十八日)
近頃、LDプレーヤの調子がよろしくない。
いや、プレーヤのせいと言えるのかも怪しい。
CAVディスクがきちんと再生されないことが多いのだ。
昔のレコードで言うところの音飛び状態。
CLVディスクの時に問題ないのが不思議っちゃ不思議。
内周と外周とで回転速度を変えるCLVよりは、速度一定のCAVのほうが読み取りの安定性があるよーに思えるのだが……。
とにかく、今まで集めた中で、CAVにのみ再生異常が起こるのだ。
だから中古の『エヴァンゲリオン』のLD、買えないんだよねー。
あれって、CAVだから。
使ってるのがコンヴァーティブル・プレーヤなのが原因か(センター・スピンドルの直径による安定性の差)とも思ったりするので、LD専用機ってのもちらっとは考える。
が、現存する新品だと、LD-S9てことになる。高いよ。
在庫も心配だし……。
まあ、DVDに切り替えれば済むことなんだけどネ。
■2002/01/31 (木) (旧暦 師走十九日)
最近、ちと野暮用で、古本屋・中古本屋を巡っていた。
で、小さな古本屋さんで、面白いものを発見。
保育社・カラーブックス『ジプシー占い タロット入門』木星王
カラーブックスはそれなりにチェックをしていたつもりなのだが、このシリーズに木星王氏の著書があるとは知らなかった。
百円だったから、お買い得♪
妖之佑のタロット知識と占術(そーゆー趣味も、あったのよん♪)は、木星王氏の著書に、そのよりどころを持っている。
本屋さんにタロットおよびトランプ占いの解説本は数あれど、きちんとした解説書はほとんどない。
たいがい、適当な占法を一つ二つ載せて、あとはダラダラと実占結果の掲載に終始している。
が、木星王氏の著書の中には、驚くほど奥深い解説の載っているものがあるのだ。
始めにきちんとした解説書に触れられたおかげで、妖之佑のタロット知識は、それ相当のものだと自認してたりする。(← まぁ、偉そ♪)
そして、木星王氏は、タロットだけでなく、占い専用カードについても解説なさっており、おかげで妖之佑もずいぶんカードを買い集めた。
中でも、「プチ・ルノルマン」は使えるカードなので、気に入っている。
最近は、こーゆーカードを置いている店が少ないので、寂しいものだ。
海外旅行でもすれば、現地のカードとかを品定めできるのかな?
ちなみに、この木星王氏が中心の「魔女の家 BOOKS」。
ここから出ている(「出ていた」かな?)魔術書の翻訳本も、かなりお役立ち♪
なかなか、ちゃんとした本って、ないんだよね〜。
また、調べてみよっと。
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庭に出る
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