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■2001/04/01 (日) (旧暦 弥生八日)
ついに四月である。一年の四分の一が過ぎてしまった。
なんにも進んでないことに、そろそろ焦りはじめている。なんにもない=0×4は、結局は0! つまり、このままいくと、今年もなんにも進まずに終わってしまうやもしれないのだ。
な、なんとかしなくちゃ……。
そう考えながらも、今日もまた無為に過ごしてしまった。
ああ、自己嫌悪。
にしても、寒いねぇ。
■2001/04/02 (月) (旧暦 弥生九日)
最近、昔のゲームにはまっている。
往年の銘ゲームの体験版五種が、ドリキャス用ブラウザ、「ドリームパスポート3」に入っていることに気づいたのだ。今まで知らなかったことが情けない。
体験版なので十数分で強制終了してしまうのだが、暇潰しには充分である。
考えてみれば、妖之佑はファミコンもスーファミも、メガドラも知らないのだ。プレステから入ったからなー、ゲーム。それも値下げしたあたり。
時代に乗り遅れるのが得意なのだから、これは仕方ない。
ふざけたことに、サターンなど、ドリキャスよりも後に買った(新古品で安かったから)ぐらいなのだ。我ながら、何考えてんだと、時々自問する。
で、ゲームだが、自分の反射神経のなさに自己嫌悪になりかかっている。「ぷよぷよ」が全然ダメなのだ。すぐにパニクッてしまい、自滅パターン。悔しいから再起動させて何度もチャレンジ。結局はまってしまっている。
安上がりな生き物なのかもしれないな、妖之佑は。
■2001/04/04 (水) (旧暦 弥生十一日)
不覚にも昨日は寝入ってしまった。まったくオン・ラインしなかったのはひさかたぶりだった。
さて、ひさかたぶりと言えば、ずーっと積んだままになってた本をひさかたぶりに読んだ。
岩本隆雄氏の『イーシャの舟』と『鵺姫真話』(ともにソノラマ文庫)の二冊だ。
氏の処女作『星虫』のリメイク版(これもソノラマ文庫)は去年のうちに読んでいたのだが、残り二冊は買ってはいたものの、ズルズルと日延べしてしまっていた。
しかし、凄い作品である。三冊ともに。
なんてゆーのか……心に「グッとくる」のである。
ある意味、青臭い感じはぬぐえず、そこが人によっては受け入れがたい部分になるかもしれないが、妖之佑は正直、こーゆー純真なのに弱い。精神年齢が幼いからだろうか。
そう、これらの作品は純粋なのだと思う。照れくさいほどに。
その照れくさいことをしっかりと書き込んでしまうこの著者は、やはり凄いのである。なんで「十年寝太郎」してたのかな? この人。
ただ、三部作と称されているわりには『鵺姫真話』のみ、浮いている印象はいなめない。
いや、決して面白くないと言っているのではない。十年前に書かれた『星虫』と『イーシャの舟』ほどには関連性を必要としていないのだ。なら無理にリンクさせなくても……という感想を持ってしまう。独立した作品として、充分に完成されているのだから。
しかし、考えてみれば妖之佑はタイム・リンクものには弱い。
マンガ『サイレントメビウス』での彩弧由紀のエピソードしかり、アニメ『機動戦艦ナデシコ』の最終回しかり、どーしてもグッときてしまう……。古いところでは、高橋留美子氏の『炎トリッパー』も同テーマを扱ってたっけ。
にしても……こういう凄い小説を読んでしまうと、どうしても落ち込んでしまう。「自分になんて絶対無理だぁ!」って。
ホント、「作家でごはん」を食べるなんて夢物語、諦めちゃおうか……って考えてしまう。だって自分には無理なんだもん、あんなの。悔しいけど。
あーあ、ホント、落ち込むなぁ……。
■2001/04/05 (木) 清明 (旧暦 弥生十二日)
JAVAスクリプトって、そんなに便利なものなのだろうか?
使っている所は多いようだが、ドリキャス・ユーザーの妖之佑は、その有用性が理解できずにいる。ってゆーか、JAVAスクリプトを使ってるサイトさんでは、不便に感じることがあるワケ。
なぜなら、ドリームパスポート3はJAVAスクリプト 1.1 に対し、根を上げるみたいだから。つまり、サイトの管理人さんの意図されたものが実現されず、居心地の悪い場所にすら、なりかねないのだ。もちろん管理人さんに悪気はないのだし、仕方ないのだとも思う。ドリキャスも生産終わったしね。
古いブラウザは、やがて淘汰され、消えゆくのみ。
PNG画像を愛用している妖之佑は、そう考えていた。が、ここにきて、その言葉の実感がひしひしと伝わってくる。そう。ドリパスももはや「古いブラウザ」なのだ。たぶん。
ドリキャスでもHPを作ることができる所として知ったCOOLさんの無料スペースも、近々、ドリキャス・ユーザーには居心地のあまりよくない場所になろうとしている。広告表示にJAVAスクリプトを導入するそうなのだ。これもまた時の流れ。
有料会員になればいいと思われるだろうが、なんとなく相手の思惑どおりに事が進むよーな気がして、面白くない。
ヘソ曲がりな妖之佑としては、どーせ金払うなら、もっともっと居心地のいい所を見つけてやるぜ、ってな感じにつっぱってしまう。それまでは、居心地悪くとも、今の所に「住む」つもり。
となると、まあ、引っ越しの前にパソコンの入手ってコトになるよね。しかし、こればっかりはなあ……。
う〜ん、お金かけずにHPをって思ってたんだけどねえ。
■2001/04/07 (土) (旧暦 弥生十四日)
各更新作業をサボっている。日記も、巡回も。なぜかというと、掲示板の過去ログ作りに手をつけてしまったからだ。
これをドリキャスでやるのは、正直、手間である。
ドリキャスでは、コピーは、書き込みのできる画面(矢印が鉛筆に変わる所)でしかできないからなのだ。ために、せっかくの掲示板の過去ログ機能も役立てられない。
だからといって、せっかくの書き込みの数々を消えるがままに放っておくのは、もったいない!
とはゆーものの、既にかなりの分を失ってしまっている。ああ、もったいないお化けが出るぅ。
少しずつ、毎日やっときゃよかったな、写本。
■2001/04/08 (日) 潅仏会 (旧暦 弥生十五日)
巷では、桜が満開。
花粉で辛い身ではあるが、近場だけでも見ておこうと、自転車を駆って出かけた。
わりと近くに、地元ではそこそこ有名な神社がある。そこの参道が桜並木状態なのだ。
毎年、タイミングを外しているのだが、今日は当たりだった。
日曜日ということもあってか、写生大会が行われていた。酒盛りしてるよりも、ずっといい。桜も、おっさんどもに騒がれるよりは、子供たちに描かれるほうが嬉しいのではなかろうか。
今日はあえてカメラを持っていかなかった。
そのおかげで、改めて桜の花というものの綺麗さに気がついた。
いや、たいしたことではないのだが、桜の花の微妙な極極薄い赤の気配は、青空とベストのコントラストを見せてくれるのだ。
雲一つなかったおかげで、よく判った。
この色が、写真では出せないんだよなぁ。どうしても桜の色が変わってしまう。目で見ると、ホント、白にわずかに色が混ざっているような感じなんだよなー。
まあ、だからこそ、見に行く意味があるんだけどね。
ところで、今日って甘茶の日だっけ。あ、いえ、お釈迦さまの日、ね。
■2001/04/09 (月) (旧暦 弥生十六日)
う〜ん。燃えそこなったかな……。
今夜の新日。
テレビ朝日が、あんまりうまくない気がする。CMのタイミングがよろしくない。「民放の宿命」で逃げるのは、いいかげんよそうよ。地上波、見捨てられるよ。
ところで。
UFOの村上(あえて、呼び捨て)ってのは、なんだい、ありゃ。全然役立たずじゃない。
いちおう演出で悪ぶってるんだろうけど(でなくて地があれなら、単なるチンピラ!)、方向間違ってる。
村上がからむと、せっかくの期待のカードがいつも興ざめ、ぶち壊しになってしまうんだよなあ。
もしかして、噛ませ犬の役目をしているのかもしれないが、だとしたら、今夜の対戦相手のライガー選手に失礼である。
いずれにしても、使いようのないヤサグレであるなら、捨ててしまうがいい、UFOよ。
今夜の結果は、観客相手の興業としては、零点である。これがセミ・ファイナルだったりしたら、と思うとなおさら。
まさか、あんなのが「猪木イズム」だってんじゃないだろーね?
ホント、去年の橋本vs小川戦にも水を差したし……。やつの選手としての存在そのものが不愉快だ!! (−−#
ヒールというのは、お客を興奮させる大切な存在なのだ。無意味に暴れてマッチそのものを台無しにしては、本末転倒。
その点、蝶野選手や武藤選手などは、盛り上げかたがうまい! アメリカのいいところを自分のものにしている。さすがだ。
プロレスとは演出(八百長じゃないよ)の必要な、実に不思議で面白い格闘技なのである。
■2001/04/10 (火) (旧暦 弥生十七日)
また一軒、時代の流れを見た。
以前は家電の量販店だった所が、リサイクルショップになってしまっていた。要するに潰れたワケ。
気になってるのは、新品を売る店が、中古品を扱う店に次々と凌駕されている今の状況。
物を大切にして使い回すことはいいことだと思うし、妖之佑自身、古道具とかリサイクル品は好きだ。
だが、新しい物が売れないという状態は、いいはずがない。それは物作りを追い詰めるからだ。
判りやすい例では、現在の郊外型古本屋、あるいは中古本屋というべきか。
コミックやヤング向け文庫は、新刊を扱う書店よりも、こういった古書店のほうが活気がある。特に小さな本屋さんは、かなり苦しいと聞いている。
確かに新刊で買えば一冊4〜500円のところを2〜300円、あるいは百円とかで入手できれば、得であろう。短期的には……。
だが、長い目で見れば、これは決していいことではないと妖之佑は考える。
なぜなら、古本が動くということは、一冊を次々と回し読みするということだからだ。何人が読んでも、実際に売れた本は一冊にすぎない。すなわち、著者や出版社には一冊分の利益しか入らない。これでは商売になりはしない。
このためか、現在のヤング向け文庫は、新刊時の一ヶ月のみの勝負という、雑誌並みの寿命の短さといっていい状況だ。一部の売れ筋を除き、初版で品切れ(実質、絶版)なのである。まさに雑誌である。
だとすれば、重版がないのだから、書き手にとって、あんまり美味しくない。この先、小説を書くことが職業として成り立たなくなるかもというのは、これを志望する者としては心配のしすぎだろうか?
物を作ることが利益につながらなければ、誰も物を作らなくなる。それは、物を作れなくなることになり、たいへんよろしくないことだと思う。
妖之佑はリサイクルショップとか古道具屋が好きだが、これは既に生産されていない物を入手するために利用しているのだ。古本屋もまたしかり。
現在生産・販売されている物については、極力新品を買うように心がけている。作った側に利益を回すためだ。ささやかではあるが、次の物を生み出す推進材にしてほしいからだ。
「安いほうがいいじゃん」と思ってるかた。ちょっとでいいから、考えてみてくれません?
■2001/04/11 (水) (旧暦 弥生十八日)
昨日の続き、というか、関連。
書評系サイトをあちこち見て回るのだが、そこの管理人の態度に、いささか腹が立つことがある。
どういうことかというと、「けなすのが目的か?」と訊きたくなるようなサイトのことなのである。
紹介する本紹介する本、殆どメタクソに扱き下ろしているのだ。作品だけならいざしらず、著者の人格までも……。
で、そーゆー管理人に限って、本は借りてか、古本で読んでいることが多い。実にふざけている。
たとえ微少であっても著者にお金を払ったなら、悪口を言うのもお客の権利ではあると思う(限度はあるが……)。
だが、借りたり、古本買いの場合は、著者にとって本当の意味でのお客とはいえないと思う。はっきり言えば「タダ読み」なのだ。ならば、根拠のある批判はともかく、悪口は遠慮するべきであろう。
ましてネット上で扱き下ろすなど言語道断である!
先のようなサイトでは「読む量が多いので古本屋で入手している」などという言い訳がましいことを述べてたりするが、けなす目的でなら、読むのをやめるがいい。
期待を裏切られたとしても、「自分にはつまらなかった」だけでいいはずだ。罵声を浴びせる権利など、タダ読み者にはない。
本が大好きで、読む冊数がハンパでないから古本で、というのは理解できるし、やむを得ないことだと思う。
が、せめて応援したい著者がいるのなら、その分だけでも、新品で買ってはいかがだろうか?
実際、大量の本を新品で購入してお読みになっている書評サイトの管理人さんもおられるのだ。
妖之佑も、応援とまではいかなくとも、借りるとか、書店で立ち読みとかして「面白い」と感じたら、ちゃんと購入する。一度読んだものでもだ。その上で、言いたい悪口も、たまには言う。(笑)
とにかく、楽しませていただいた分はきちんと払いたいし、払うべきだと思う。
次に楽しむためにも。ね。
■2001/04/12 (木) (旧暦 弥生十九日)
さぁっむ〜〜。
って思ってたら、天気予報。
霜注意報
待て待て待てーいっ!
なめとんのか、おー?
なんか、滅茶苦茶。
これでもひと月の平均気温とかだと、辻妻合ってたりするんだろーなー。こないだ暑かったから……。
■2001/04/13 (金) (旧暦 弥生二十日)
なんと13日の金曜日、仏滅の三隣亡だったりする。
だからって、どーってこともないのだ。クリスチャンじゃないし。
で、ふと思った。
吸血鬼もの。
クリスチャンでなくても襲われるよね。その場合、十字架って効くのかしら? 信者でなくても……。
お経の場合。
日頃から信心のない者が、幽霊さんに出喰わして、俄仕立てで般若心経を唱えたりすると、
そんなもので私を追い払えると思ってるの!?
と、かえって幽霊さまを怒らせる結果になるらしい。付け焼き刃では駄目ってこと(ただし、お題目だけは別格って、某宗派は言っておられますけどね。試したことはないけど)。
なんか吸血鬼ものの映画とかだと、十字架も聖書も聖水も、単なる対吸血鬼アイテムって感じで使われてるからなー。
ひょっとして、お守りやお数珠も、そんなふうに、受け取られつつあったりして……。
■2001/04/14 (土) (旧暦 弥生二十一日)
COOLさんのサポーター掲示板、荒れてるなあ。
無料会員の要望を書き込む所なんだけど。
原因は、今月中に行われる広告形式の変更。
前にも、日記に書いたよね。
ドリキャスでは大問題だって。
フレーム形式だと、画面全部が広告になっちゃう!
ポップ・アップ形式は、どうやら大丈夫そうなので、ひと安心なのだが、実際、自分の所が変更されてみないと、何ともいえない。
で、荒れてる掲示板。
多くの無料会員のかたが、下部広告をCOOL選択の第一理由になさっていたというのが、文句の出る根拠なんだな。
妖之佑も、その点が気に入ってたのは事実。だけど、広告収入という見地からすれば、いずれ上部広告に切り替わるだろーなー、とは思っていた。
ただ、単純な上部広告にせず、ポップ・アップ or フレーム形式にしたというのが混乱の元になってるようだ。確かに、フレームに問題があるのは前述のとーり(メールしたけど、反応なしなんだよね)。
ポップ・アップが嫌いな人も、かなり多いようだ。
そんなふうに苦情の寄せ集めで盛り上がってるところに、サポーター側(サポーターではないらしい)の人が賛成意見を書き込んだために、反対派のタコ殴り攻撃を受けてしまっている。それに対して、売り言葉に買い言葉。はっきりいって喧嘩腰。
某「G!」でもそうだけど、大きな所の掲示板って、どーしても乱れるもんだなー。
ウチはちっぽけで、ホントによかった。来てくださるかたたち、いい人ばっかだし♪
■2001/04/15 (日) (旧暦 弥生二十二日)
ぼやかせてくれい。
ヒノキの花粉のバカヤドーッ!!
ちくそー、去年まではスギだけで、ヒノキには少ししか反応しなかってんのに、今年はひどいひどい。苦しい辛いかゆい痛いうっとおしい。
あーッんもーっあーッんもーっあーッんもーっ。
■2001/04/17 (火) 土用 (旧暦 弥生二十四日)
相変わらず、COOLさんのとこ、問題山積み。
あちこちの「都市」でトラブルが出始めているのだ。きっとそのうち「奈良」にもその波が来るであろう。
また「Forbidden」かしらん。それだけですめばいいけど。
さて、広告変更により、脱COOL・引っ越し宣言する人が続々と出てきている。
まあ、確かにフレーム広告はあきれるほどに酷い。
ドリキャスではエラーのためにフレームが無限に出現するので、広告フレームが画面すべてを埋めつくす。最初見たときゃ、驚いたよ。ったく。
が、たとえ正常に表示されたとしても、ドリキャスでの画面で、上部四分の一を広告用スペースが常に占めてしまうのは、おいおいって感じ。この方式のみになってたら、COOLの無料スペースを使う人、ずぇったいゼロになってるね。
で、問題のポップ・アップ。
実は妖之佑にはどーゆー形なのか判らんのよ。
なぜなら――
これもエラーのためだと思うが、ドリキャスではCOOLさんのポップ・アップ広告は全く表示されないのだ。「千葉」で確かめたの。
フレームのことといい、広告バナーを制御している JavaScript に問題があるとしか思えない。
が、それはどうでもいい。
問題は、他の人、つまり訪問してくださるお客さんに、ポップ・アップがどう映るかなのだ。
COOLさんのサポーター掲示板での様子だと、かなりの嫌われ者のようである。このポップ・アップ形式。
だとすれば妖之佑も引っ越しを考えないといけないかもしれない。
でもなー、テキスト・データはともかく、画像データは、たいへんだぞー、こりゃ……。
どなたか、ポップ・アップ形式のこと、教えていただけます?
■2001/04/19 (木) (旧暦 弥生二十六日)
TVのお話。
『新車情報2001』が好き。
車の情報というと雑誌が多いが、はっきりいって、あんましアテになる記事はない。あまりにライターの目が幼稚だからだ(全部じゃないよ、念のため)。
TVでは長年続いた『カーグラフィックTV』が終了したので、妖之佑にとっては、この『新車情報』が唯一の情報源。
いや、『CGTV』は、車を趣味の観点から捉えるイメージ先行型ではあるが、これはこれで好きだった。
が、『新車情報』は、キャスターの三本和彦氏のスタンスが、車=道具と、はっきりとられているので、実に参考になる。説明も判りやすく、視点も的確で、信頼できる情報番組だと思う。
メーカー側の人物への鋭いツッコミも小気味良い。
自動車はまず道具。趣味の部分は、そのあと。これって大切だと思う。少なくともデザイン優先の車は、使い勝手はよくないもの。
妖之佑は、三本氏こそ、日本最高のモーター・ジャーナリストだと思っている。
『間違いだらけの……』で有名な某氏は、正直、妖之佑と美的センスがずれすぎてて、氏の意見は、少なくとも妖之佑にとっては参考にはならない。
あ、蛇足でした。
■2001/04/20 (金) 穀雨 (旧暦 弥生二十七日)
筍ごはんに姫皮のお椀。
今晩のおこんだて♪
筍ごはんはいいねえ。香りが好き。ちょっとトウモロコシにも似たあの香り。うん。今の季節の最高のメニュー。
姫皮も捨てちゃ、もったいない。
おだしに薄味をつけて、こいつを椀種にする。
あー、いいわ、これ。
あとは、だしの取りかたをきちんとマスターできれば。でも、難しいんだなー、これが……。
■2001/04/21 (土) (旧暦 弥生二十八日)
また来た。
ライコス・メールさんのアドレスに無記名・無記入、31kBの添付ファイルのメール。20日付け。先月は24日だった。ちと早いな。
妖之佑同様、ネット初心者のかた、開かないようにね。読まずに食べる――じゃなくて、捨てちゃってくださいな。
にしても、何が楽しゅうて、あんなことすんのかねぇ。
**************************
さて、某「G!」が、またまた荒れている。
突き詰めれば、糾弾する側と濡れ衣と主張する側とのケンカ。
妖之佑には、どちらが正しいのかは判らない。
が。
松本サリン事件を思い出してしまった。
あの時、第一被害者の人は、警察に犯人扱いをされた。そして、マスコミもその人を犯人みたく報道した。
それを考えると、恐ろしい。
某「G!」で糾弾している人物の意見を鵜呑みにする人も少なくないのではと……。
その後の糾弾者氏の態度には問題がある。反対意見を述べる人たちの言葉に耳を貸さず、強行な態度に出ている。あるいは楽しんでいるのかもしれない。もしくは、引くに引けなくなっているのかも。
このよろしくない態度で、糾弾者氏への賛同者も減ったことだろうと思うし、この点では、妖之佑は糾弾された人に同情する。
じゃあ、なんでそこに書き込まないかって?
そりゃ、今の妖之佑が書き込んだら、火に油だからだよ。
正直、あの糾弾者氏の、別の書き込みにうんざりしてたとこだからねぇ。つまんねーこと次々と偉そーに書いてるんで、いいかげんムカついてたワケ。
まあ、ここは妖之佑が間借りしてる所だから、ちとキツイ書き込みについても責任取れると思うけど、余所さまでは、さすがにマズイから。
けど、妖之佑が被害者になったとき、いったいどーなるんだろ? 何ができるんだろ?
それを考えると、ネットって、やっぱ怖いのかも。
読んで不快になったかた、ごめんなさいね。
日記だから、こーゆー日もあるのよ、時には。
追記:
その糾弾者氏、別のスレッドで他の人も告発してたよ。よくよく攻撃したい性格なんだねえ。
■2001/04/22 (日) (旧暦 弥生二十九日)
忘れないうちに書き込み。
ラジオ番組、『林原めぐみのハートフルステーション』における興味深い投書。
(万が一、地区によってまだ聴いていない and 興味のある人がいる場合、すぐ目を閉じて、どこかへジャ〜ンプ)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ラジオをイヤホンで聴く時、これを鼻の穴に入れると口から音声が聞こえる、というもの。
阿呆な妖之佑は、どーしても試さずにおれなくなり、やってみた。
確かに。
音に厚みが出たような気がする。口の開き具合により、高低音のバランスが変わる。口を閉じると明らかに音が曇るのだから、頭蓋骨が音響効果を与えているのはあるようだ。
なかなか面白い。
さらに。
花粉症により、特に左の穴はひどくつまり気味なので、ややましな右の穴のほうが音が良かったことも付け加えておく。
ただし。
自分で聴いてみただけなので、効果の確かな評価はできない。
だからって。
人に頼むのは、おっとろしい。
しかし。
けっきょく普通に聴けばいいのだ。と、あとで気づいた。
何やってんだか。
■2001/04/23 (月) (旧暦 弥生晦日)
う〜ん。ネタ切れ。
しょーがないから、ってゆーか、いい機会だから?
某サイトの某隠し日記に触発されてのことを書く。興味のない人には全然面白くないガンプラの話だから、悪しからず。
実は押し入れに大量に(サイコガンダム以外すべて1/144)あるんだよね。未組み立てのまんま。
いや、最近のすんごい出来のヤツじゃなくって、『ZZ』ので、止まってるんだけどね。
手をつけたのは最初の『ガンダム』のシリーズだけだったりする。
凝りすぎたってほどでもないとは思うが、とにかく作るのが買うのに追い付かれて追い越されて、溜まってしまった。
それでも買い続けていたのだが、そのうち、スナップ式っていうの? 接着剤が要らなくて、しかも最初からカラーリングがされてるってシリーズが出ちゃって。
で、すーっと熱が冷めてしまい、そのまんま。だから、溜まってんのよ。
こないだお店で見たら、今はすんごいねー。キットの出来が。
自分、何してたんだろ? って思うよ。
旧ザクの胸パネルを切り抜いて赤ザクのヤツを移植、肩のトゲも流用、06Rの右手とマシンガンと角をくっつけて赤く塗ったシャア・ザク。
グフの右手の指を、ライナーを使って作りなおし。
ズゴックはモノ・アイ・レールをぜーんぶくり抜いて、裏側から黒塗装したプラ板を接着。
ゲルググの肩アーマーの可動化。
ジオングは、モノ・アイ用のガード・レールを削り取って、薄いプラ板で作りなおし、両手指を太めの針金と輪切りのストローでそれっぽく見せ、肘間接は完全自作、スカートも分割の上プラ板追加&封切りたての瞬間接着剤で強引に整形、なんとか見られる形にする。
そんな努力が空しいほどに、発達してたんだねー。離れてる間に。
まあ、今あるヤツを片付けてから、新しいのを買ってみますか――って、いつになるかいな?
とりあえずは、ウェーヴ・ライダーにするつもりで細かく解剖したまんまのZからかな?
そーいえば、キュベレイとジ・オもあったんだ! VOLKSさんのヤツ。どーしよ、あれ……。
■2001/04/26 (木) (旧暦 卯月三日)
COOLさんの広告変更。サポーター掲示板などを見るかぎり、旗色悪い。好意的意見は少数派。ネット環境によっても、かなり受け取りかたが違ってくるみたい。
例えば、Mac ユーザーは、かなりお怒り。
なんでも、ポップ・アップ・ウィンドゥが、リンクするたびにどんどん増えていって、たとえCOOLさん以外の余所のサイトさんへ飛んでも、つきまとってくるらしい。
COOLさんのサポーター掲示板に、うっとーしい! という声が出てきている。
ドリキャスで閲覧する場合、見た目は従来と同じ「下付き」広告なのだが、正体がポップ・アップのためか、ページがキャッシュされない。
履歴にURLは残るものの、ページ内容は、戻るたびに勝手にリロードしてしまう。ドリキャスの記憶容量知れてるだけに、きつい。
この影響で、これまでできていた、オフ・ラインにしての、閲覧済みのページの再閲覧が、COOLの無料スペースに関しては不可能になってしまった。
恐れていたとーり、ドリキャス・ユーザーには、居心地が悪くなりそうだ。Mac ユーザーさんにも…ね。
少数派には冷たいのね。
はふぅ……。
おまけに言うと、妖之佑は選択していないが、フレーム広告を選択すると、COOLさん以外のページへリンクした場合、枠が消えないまま、その余所さんのページがフレームの中に現れるそうだ。当然、COOLさんの広告がくっついて!
これって他社のサーバーさんに対して失礼そのもの。ってゆーか、サーバーさんによっては規約違反になる。例えば、COOL(無料)+ジオシティー、なんて組み合わせになったら、両方に対しての規約違反になる。両者の広告が一つの画面に一緒に載るのだから。
この現象はフレーム関係のタグで防ぐことはできるが、COOLサイドで設置するフレームなのだから、防止用タグも自動で付くようにすべきだと思う。
どうにも今回の一連のCOOLさんの対応のしかた(別件も含めて)には、首を傾げたくなるものが多い。まるで素人のような印象を持ってしまうほどに……。
でも、ま、慌てない慌てない。
も少し、様子見ね。
これ見たかた。ぜひ、ご意見を聞かせてくださいませ。
■2001/04/27 (金) 庚申 (旧暦 卯月四日)
今夜は庚申。夜更かし夜更かし♪
最近、ネットを徘徊していて思うこと。
ご自分で、まったく調べ物をなさらないかたの各掲示板への質問が目立つ。
例えば、「HP初心者です。画像の貼り付け方がぜんぜん判りません。どなたか教えて」とかいう質問。当然、ご丁寧に答えるお人好しなど、まずいない。
「img src タグでやってみたんですけど、うまくいきません。なぜなんでしょうか? どこが間違っているのでしょうか?」とかいう質問になら、たくさんの親切な返答が得られるものだ。
「HPスペースを借りたけど、なんにも判らないの。誰か一から教えてよ」なんてぇのには、もう呆れるしかない。ねえ、知識皆無で借りるのぉ?
自分のPCに入っている作成ソフトの説明なり、ネット上の基礎的解説なり、読んでから借りるのが普通だと思うのだが、違うのかいな?
妖之佑だって、ド素人の初心者。だから、毎日、ネットやタグに関する解説サイトさんの所に入り浸っている。
検索すれば、情報はいくらでもある、いや、ありすぎるのがネットの世界。情報不足ってことは、考えられないんだけどなあ……。
こっちは、ちと違うかもしれないが――
今回のCOOLさんの広告変更に関して、大憤慨の書き込みが目立つのだ。
「いきなり予告もなしに変更するなんて、裏切られた! ひどい!!」ってゆーの。
ところが、COOLさんはひと月以上も前から告知なさっている。COOLのホーム・ページでも、会員へのメールでも。
サーバーの情報にも目を向けず、ロクにメール・チェックもしない輩だからこその乱暴な書き込みなのかもしれないなー。
両者に共通するのは、自分で知ろうとしない、そして考えようとしない態度のように思う。頭使わずに人様に訊くだけ、そしてぶちまけるだけなら、確かに楽は楽かもしれないが。正直、こういう態度は不愉快だ。
そーゆー人って、頭使わないのはネット上だけではないのだろうから、周囲の人たちは、さぞたいへんなことだろうと同情したくなる。
どうも、最近、愚痴っぽいものが多い。
明日はなんとか明るい話題にするつもり。
■2001/04/29 (日) みどりの日(旧暦 卯月六日)
「カロ・ワイド」というカメラをご存じだろうか?
KOWA製の距離計連動式広角専用カメラである。
「カロ」とか「KOWA」で、「ああ、あれか」などとうなずいたあなたは、かなりのカメラ好きか、もしくはそれなりのご高齢である。
おそらくは三、四十年前のカメラだと思う。
その頃、コーワさんは、カメラやレンズも作っていたのだ。
え? まだお判りにならない?
「興和」さんよ。ほら、緑色のカエルの。
妖之佑は、これのデザインが気に入って、ずーっと探していたのだが、今回、いきなり出喰わすことができた。
細かいことははぶかせていただくが、中古カメラ市で発見したそのカロ・ワイドは一万円均一コーナーにあったのだ。しかも、純正革ケース付きで!
適当な想像だが、三万円〜 が相場の機種だと思う。
よって、一も二もなく購入。どーせ、こーゆー場合、品物の欠点は帰宅してからしか正体を現わさないものだから。
結果として、高速シャッターが少し不安定だったが、使える範囲内のものだと思う。お買い得だったワケ♪
長年憧れてたカメラなだけに、嬉し。
ついでに、ジャンク・コーナー(貧ちゃん妖之佑には、こっちが本命)で、ペンタックスME(ブラックだよ♪)のボディを三千円で購入。
これもお買い得だった。
帰宅後、以前に二千円だかで買ったSMC28mmレンズを装着して電池を入れてみると、露出計とシャッターは問題なく作動。
セルフ・タイマーのみ、いかれているだけのようである。まあ、写してみないとなんともいえないが、たぶん使えると思う。
こーして、またポンコツ・カメラが増えたのであった。あははは。
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庭に出る
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