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2000年12月


 
12月30日
 
 
 今日(いや、昨日か)は『Gセイバー』を観た。
 内容はともかく、吹き替えに立腹。どーして? どーして声優さんじゃないの? 違和感てんこ盛りだよ。
 精一杯のお芝居してるタレントさんたちにはお疲れさまと言いたいけど、日本語版制作スタッフには、文句しか出ないっス。なんで過去の失敗例から学ばないのかなァ。あのお二人を起用したほうが、話題性ありとでも考えたのかな? そんな小手先なんて要らないのに。
 ぶ〜〜。
 
 



2001年1月



 
1月1日
 
 
 2001年、21世紀。
 
 うーん、所詮は人が勝手に線引きしたものにすぎないのだが、やっぱ「すっごーい♪」とか思ってしまふ。
 おお、除夜の鐘が鳴ってる。なんか、いいな。日本のお正月。
 今世紀、平和でありますように。うん。
 
 


 
1月2日
 
 
 21世紀の初日(テレホ等の関係で、この日記はその日の頭、つまり午前中に書いてるの)は、喰って寝て喰って寝てゲームして暮れた。
 一年の計は元旦にあるというのに、いいのか? 妖之佑! こんなことでは、世界制覇はいつになるのか……。
 明日(正確には今日)は、元日よりは活動的にしよう。うん。
 
 


 
1月3日
 
 
 予告どおり、2日は、少し活動的だった。
 近所のスーパーの初売りで、先着順に、干支(今年は巳)を型取った土鈴をくれるのだ。
 眠くて寒いが、出かけて並んだ。只で物を貰うのは、やっぱり嬉しい♪
 
 本日の活動は以上。
 いいのか? これで。(;^^A
 
 


 
1月4日
 
 
 3日は、東宝の『大怪獣バラン』を観た。
 二年前に購入していたLDの封をようやく切ったのだ。まさに "封切り" 。
 
 いや、なんというのか……。
 かなり昔(昭和33年)の作品なので、色々と考慮してあげるとしても、身分差別的な表現もなきにしもあらずな点など、平成の今の世では、TVでオン・エアはちょっち難しいかも。古い怪獣物、どんどん放映してほしいんですけどね。
 にしてもバランが可哀相でした。だって、なんにもしてないんだもん。
 冒頭での犠牲者だって、あれは事故ですよ。湖でひっそりと暮らしてただけなのに、いきなり追い出されて、追っかけられて、攻撃されて、退治されちゃうなんて……。バランに、ゴジラほどのたくましさがあれば、よかったのに――って、私、怪獣の味方してる。ああそうか、私って人じゃなかったのか。←納得するなぁ。
 
 


 
1月5日
 
 
 4日、5日の二日分を記入する。
 
 4日。
 三ヶ日が終わったのに、まだ初詣に行ってないバチ当たり。でも天候不安定なため、出不精。今年も思いやられるほどの、ものぐさぶりだ。
 
 5日。
 完全に正月ボケ。動きたくない。冬眠したい。そう体が言ってる。いいかげんにしろ! そろそろ世界制覇に向けて動き出すのだ、妖之佑よ。
 ……でも、あと2、3枚、LD観ときたいなー。
 
 


 
1月6日
 
 
 今日、ようやく初詣に行った。遅い。うむ、バチ当たりだよなー。
 帰りに知人のお店で和菓子を買う。美味しかったなー。って、やっぱ食欲かい?
 明日は七草粥だよなー。ああ、やっぱ食欲……。
 今年も同じなのかなあ、ふみゅ。ちょい疲れ気味ですな。なして?
 明日明後日の内に、なんとかあと2、3枚のLDを観ておきたい。うん。
 
 


 
1月7日 七草
 
 
 七草粥は悪くないね。ってゆーか、美味しい。聞けば、七つとも、薬草なんだそうだ。昔からの習慣は、嘗めたらあかん。
 
 で、今日は未開封LDの中から『地球が静止する日』を観た。1951年の作品。
 古い。でもよかった。
 これぞSF。今の映像技術が進みすぎてるんだよ。アナクロ&アナログな妖之佑には、これぐらいマイルドなのが丁度いい。ストーリーに多少の不満はあるものの、いい。
『宇宙水爆戦』とか『禁断の惑星』とか、50〜60年代の作品の持つ空気が好き。ただし『2001年宇宙の旅』は別枠。
 さて、明日は何を観ようかな。
 それよか、やることやれよ。おい。
 
 


 
1月8日
 
 
 成人の日だそうだ。だが、1月15日ではない。
 ハッピー・マンデーだか何だかしらないが、意味のない法律を作ってくれる。他に仕事があるだろうが、政治家のジジババども。
 体育の日だってそうだ。10月10日という日付に意味があるというのに……。ったく。
 
 さて、大相撲一月場所が昨日から始まっているが、横綱曙は、恒例の膝の故障で休場。何だかな〜。
 面白かったのは、今日のNHK大相撲中継。我が敬愛するデーモン小暮閣下が、出演なさっていた(インタビューのVTRでだけど)。まさか、これには出演はないであろうと思っていたのが、さすが21世紀というとこか。うん。やるじゃない。NHK♪
 で、他の著名人の方々とともに、相撲協会への要求など述べられていたが、どれも筋の通った納得できるものばかり。一般のファンからの要望とも相通じている。
 ところが、これに対して正面解説の若松親方(元大関朝潮)の歯切れの悪いこと悪いこと。お立場もあろうが、あれでは相撲は21世紀、見放されますぞ。
 大関以上の同部屋対決、土俵の拡大、チケットの値下げ、これは私も望む。
 伝統はもちろん大切だが、お客あっての興業。これを忘れないでいただきたい。
 
 それにしても、もう小正月の行事、“どんど焼き”とか、祝日にできなくなったね。
 
 


 
1月9日
 
 
 今日の『ニュースステーション』で、久米宏さんが、あの国のことを「ビルマ」と呼んでいた。私も、そう呼んでいる。
 日本政府もマスコミ各社も、久米さんを見習ってほしい。
 
 今日は、これだけにしとこう。
 
 


 
1月10日
 
 
 一昨日の成人式で暴挙に及んだバカ者五人を、高松市が告訴したとのこと。
 まあ、これは当然だと思うけど、気に入らないのは、これを報じるテレビ朝日の態度。
 成人の日当日のニュース番組ではモザイクだったんだよね。
 なんで? どーゆーつもりで報道したのさ。悪いことだって言いたいんじゃないの? それとも放送局はあくまで中立? だったら、もっともらしい原稿、読ませるんじゃないよ。
 ちなみにさ、フジテレビは、モザイクなかったよ、朝日さん。
 で、今日、告訴したとたん、朝日もモザイク解いてやんの。よーするに自分では責任取りたくないってこと。
 今年最初のニュースステーションの中で、久米さんがおっしゃってたな〜。スタッフに東大卒が増えて、番組がつまらなくなったって。これも、その影響かも。
 けど、告訴したっつっても被告人名不詳のまなのよねー。結局、形だけ?
 
 ときに、来年の冬季オリンピックで正式種目になる「スケルトン」って競技、見てても怖いっス。選手の人、勇気あるな〜。
 
 


 
1月11日
 
 
 アメリカのモーター・ショーで、マツダがRX-7の後継車、RX-8を発表したそーな。
 ロータリー・エンジンを積んだ4ドアのクーペ・ボディ。なかなかよさげ。再来年ごろには発売予定とのこと。
 楽しみな反面、RX-7は? という気持ちもある。2ドア、4ドア併売すればいいのにね。
 でも私の欲しいのは、ロータリーを載せたスポーツ・セダンなのよねー。
 
 昨日高松市によって告訴されたバカ者の五名が警察に出頭したと報道されている。反省しているそうだが、そんなの法廷対策に決まってるやん。あるいはひょっとして、5人とも身替わりだったりしてね。
 どう考えても、連中、ガラの悪いグループつながりだと思うもんなー。ストリート・ギャング系とかかも。
 ホント、物騒になってきたなあ。日本ってば、アメリカの悪いトコだけ真似するんだよねー。いいところは一つも取り入れない。個人の権利には未だに鈍感。まあ、アメリカのは、いきすぎって感じもしなくもないけど……。
 
 


 
1月13日
 
 
 寒い。だから、食べ物が旨い。
 だが、世の人様を拝見すると、なんだかな〜って食べかたをなさっているのが、どーにも……。
 
 盛り蕎麦喰うのに、ツユをべったりつけるなぁ。
 刺身喰うのに、山葵を醤油に溶くなぁ。蕎麦ツユにもだぁ。
 おでんの大根は真打ち、"とり" だろうがぁ。先に喰うなぁ。
 ラーメン喰うのに、レンゲなんて使うなぁ。
 寿司喰うのに、箸なんて使うなぁ。だから寿司が崩れるんだぁ。
 お好み焼きには、箸じゃなくて、ヘラだろうがぁ。
 ケーキ喰うときのコーヒー・紅茶に砂糖なんて入れるなぁ。
 そして、なにより――メシ喰うときに、タバコなんてぇ吸うなぁぁぁぁ。
 
 ふぅ、ちょっと、スッキリ♪
 
 


 
1月17日
 
 
 お相撲の話題。
 
 昨日の取組でのこと。
 十両で、安美錦vs豊桜の一番。両力士が土俵下まで転落、そこに控えていた富風関の足と豊桜関の歯が、ごっつんこ! 富風関は元々痛めていた足を更に痛める結果に。
 一番はさんで土俵に上がった富風関の様子は明らかにつらそうだった。
 で、この取組、壽山vs富風の一番では壽山関が寄りきったのだが、たった今怪我をした富風関を気遣った壽山関が、勝った直後に相手をかばおうとして、自分の足首をひねってしまうという、なんとも嫌な出来事。
 今日、皆さん土俵に上がっていたようだが、つらいものである。
 
 控えの力士が怪我というと、古い話を思い出す。
 土俵上の三杉里関の巨体が落っこちてきたところに、控えの富士乃真関の足首があった。
 富士乃真関は、ずーっと両足首を痛めていて、その場所、ようやく調子が上がってきたところだったのだが、そのためにその日の取組を急遽、休場。翌日以降も休場となってしまった。
 しかも、翌日に予定されていた対戦相手が、なんと三杉里関だったというおまけつき。皮肉にも不戦勝となった三杉里関も、さぞ複雑だったことだろう。
 これ以後、富士乃真関は、足か回復することなく、番付を落とし、引退に至ったという不運な出来事である。
 力士は土俵の上でだけでなく、控えにいるときから土俵に集中すべしということであろうか。
 なんとも厳しい世界である。
 
 


 
1月18日
 
 
 むっふっふっ♪ 今日の妖之佑は機嫌が良いのだぁ。
 長年探し求めていたラジオ、東芝の“サウンド750”を発見、購入したのだよ。
 汚いし、本命の“GS”でなく“GTV”だったけど、でもいいの。このデザインが好きなんだもん♪ 安かったし、いちおう鳴るし。
 ホント、まめにチェックしないと、中古ものはダメだねー。今日探さなかったら、出会えなかったと思う。
 縁があったのね。あはは。
 焦らず慌てず、まったりと。やっぱ、これよねー。
 
 


 
1月21日
 
 
 大雪だったわりに、一夜明けると、あっさり融けてしまった。久しぶりに雪ダルマを作ろうかな〜とか思った不届き妖之佑だが、結局断念。
 まあ、あれは疲れるし、手がガチガチになるから、いいか。
 土日とセンター試験だったわけで、なんか、毎年このときは雪で交通が乱れる傾向にあるような気がする。天気の神様の意地悪か。
 
 話変わって大相撲も千秋楽。幕の内優勝には、すでに興味はない。
 それより、十両で寺尾関が勝ち越した♪ 西二枚目の位置での八勝七敗。返り入幕は微妙だが、負け越すのとは天と地の差。
 とにかく、よかったよかった。
 新十両の小緑関は、大きく負け越し。まあ、こんなものだろう。これからである。
 しかし、凄い四股名をもらったものだよ、この人。名前負けしないように、頑張れ!!
 
 


 
1月22日
 
 
 横綱、曙関が引退した。
 
 膝が限界というのは前からいわれていたこと。仕方ないといえば、そうなのだ。
 が。
 要は太りすぎなんだよね。重すぎる体重に、関節が耐えられなかった。
 あの人は足が長くて重心が高いから、なおさら負担も大きかったのだろう。
 それを予測して東関親方は、曙関が横綱になった頃から、体重に関して助言をなさっていたそうである。
 曙関のベスト体重は、大関、横綱へと勢いのついていた200〜210kgのあたり。それさえ維持できていればと、もったいなく思う。
 まあ横綱ともなれば、あちこちからのお呼ばれもあっただろうが、コンディションの管理もプロ・スポーツ選手のお仕事。
 その点、あれだけ病気などになりながらも今場所優勝した貴乃花関は、たいしたものだと思う。
 外野も、いつもうるさいだろうに。
 まあ、21世紀は、もっとメチャ強い横綱が出るといいなあ。うん。
 
 


 
1月24日
 
 
 昨夜から腹具合が悪い。
 何か変な物でも食べたのかと思っていたら、悪寒がした。さらに、各関節が痛みだした。
 これはあれか?
 どーにも嫌な感じだ。
 が、しなくてはならないことが山積み。熱がないのが、せめてもの幸いか。
 とにかく、早く治ってほしいものだ。
 そういえば今日は、旧暦では睦月の朔日なのだ。
 
 


 
1月25日(旧暦、睦月二日)
 
 
 多少治まったものの、腹具合は芳しくない。
 ごはんが食べられないと、元気が出ない。栄養が不足しているのだから、絶対、抵抗力も弱ってると思う。
 風邪は万病の元というが、ハライタこそ万病の元なのではと、本気で思っている。
 
 


 
1月26日(旧暦、睦月三日)
 
 
 体調不良のうえに天気も悪い。ああ、気が滅入る。
 
 NHKさんの『プロジェクトX』の録画分を観た。ゴジラの誕生秘話だ。
 よかった。先駆者というのは、いつの世でも辛いものなのだなあ。でも、その人たちあってこそ、世界でも有名な怪獣映画が存在しているわけだ。感謝。
 ついでに言えば、ゴジラを「ゲテモノ」と評した当時の新聞と、その記事を書いた記者氏。のちの世に大恥かいて、いい気味である。
 先駆者を笑っては、ならないのだ。
 
 


 
1月29日(旧暦、睦月六日)
 
 
 本を買うとき、いつも思うことなのだが、本屋さんは商品である本を大切に扱わないものである。
 特に文庫本。
 カヴァーには、たいてい爪の跡、ひどいものにははっきりした折れ目。各ページは耳が折れてたり、団体で曲がってたり、はたまたモロ汚れてたり……。
 私は、そんなに神経質なほうではないつもりだが、酷いときにはとことん酷い。平積みされている新刊すべてがキズもんだったことも、一度や二度ではない。
 たかが文庫本という考えがあるのだろうが、文庫だって蔵書になるのだから、目に余るような痛み具合は勘弁してほしい。
 だから古本屋の進行勢力に喰われるんだよ。
 
 教訓。
 単価の安い商品を軽視する店は、ダメダメ。
 
 


 
1月31日(旧暦、睦月八日)
 
 
『ラジオスターの悲劇』、バグルス。懐かしいナンバーだ。
 かつての名盤が廉価なCDになって、しかもそれが、ワゴンに載せられて割引セールの対象になっている。
 喜ぶべきなのか悲しむべきなのかは判らないが、とにかく安いからと購入。同時に、メン・アット・ワークのベスト盤も購入した。
 聴けば、買ってよかったと思ったワケ。
 トーマス・ドルビー、ハワード・ジョーンズ、ヴァンゲリス、イエス、アラン・パーソンズ・プロジェクト、スティックス、シカゴ、デュラン・デュラン、カジャグーグー、ベルリン、ジェネシス、ユーリズミックス、トンプソン・ツィンズ、カルチャー・クラブ……。
 うーん、懐かしい名前が浮かんでくる。
 なんだか、音楽CDを買いあさりたくなってきてしまった。
 
 


 

 
 
庭に出る

 
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