その12・ゆめ


 
道草に戻る
 
 
 
 
 こんな夢を見た。
 
 
 
 帰宅の途につく自分。
 
 腕時計を見ると、午後の九時。
 安心して駅のホームに出、焦っている人々をしり目に混み合った電車を一本見送る。
 
 が。
 
 次が来ない。
 
 腕時計を見る。
 なぜだかとうに午前零時を過ぎていた!
 さっき見送った電車が最終だった…………。
 
 なぜ?
 
 と問う相手もなく、ホームの照明も消え、やむなく外へ。
 
 歩いて帰ろう。
 そう決意して歩きだす。
 どういう訳か、建築中の骨組みだけのビルのてっぺんをだ!
 おまけに滅茶苦茶手抜きらしく、歩くたびに、ぐらんぐらん揺れる。
 
 やがて、地上につながっているスロープを見つけ、降りようとする。
 が、下手に歩を進めると、いきなり踏み抜いてしまう。
 腹這いになって、慎重に慎重に。
 
 ようやくのこと、地上に降り立つと、そこはなぜだか小さな飯屋の裏側。
「表に回ってくれ」
 との店主の言葉に、慌てて裏口から表側に。
 そこで注文したのが、ケチャップ・ライスとピータン(何屋さんなの?)。
 ちなみにケチャップの赤だけ、きっちり認識できた。
 
 
 で、食べようとしたところで覚醒。
 
 
 
 
 いったい何だったんだろーねぇ? あの夢…………。
 
 夢判断のできるかた、おられましたら、どーぞ、ご教授を♪
 
 
 
 
2002.02.12.の日記より

 
 
庭に出る

 
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