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『仮面ライダー電王』の食玩としては初期に出たバンダイの「仮面ライダー電王 デンオウベルト」二種です。
光って鳴るということを知らず、発売時に完璧に逃してしまい半ば諦めていましたが、番組終了後に某オクでようやく入手できました(しかも、ありがたいことに適正価格で)。
© 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
まずは光るやつから。
バックル両脇の青い矢印マークと四色のボタンは、シールです。
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上から見たところ。「DEN-O」のロゴはシールではなく、本体へのプリントです。
バックル部分が微妙に浮いているのが判りますでしょうか?
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浮いているバックルを押すと、光が点滅します。つまりバックルが発光スイッチになっています。
まずは電王ソードフォームの赤い光。
もう一度押すと、ロッドフォームの青い光。
続いてアックスフォームの黄色、ガンフォームの紫色と、押すごとに色が変わります。
さらに押すと「赤→青→黄→紫→赤」の無限ループで点滅し続けます。
六回目の操作で発光停止。七回目で、ふたたび赤の点滅です。
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代わって、鳴るやつ。
バックルと上側の「DEN-O」ロゴはシールです。
向かって右側に操作ボタンがあり、これはシールではなく、ちゃんと造形・塗装されています。ただし四色四個のボタンがあるわけではなく全体で一つのスイッチになっています。もちろん、これが発声スイッチです。
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向かって左側には音声用の穴が空いています。矢印マークはシールではなく造形に塗装。
ボタンを押すと、劇中で良太郎がボタン操作するときと同じ効果音が、ここから発せられます。
一回押すと効果音に続いて「ソードフォーム」の音声と、さらにはマスクにパーツが装着されるときの走行音のような効果音が流れます。
二回続けて押すことで「ロッドフォーム」、三回押すと「アックスフォーム」、四回だと「ガンフォーム」の音声です。効果音は、どれも同じ。
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下側に電源スイッチです。
光るやつと位置が違うことには、実は大きな意味があります。
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バックルとベルト本体とが分割構造になっていることは、最初から気になっていました。
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こうして二つ並べますと、誰でも次の段階に思考が進むと思います。
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電源スイッチの位置が違うのは、こういう意味だったんですね。
この“合体仕様”では、すべて造形と塗装になり、シール部分はなくなります。これだけでも何か豪華。
しかも、これで光って鳴る変身ベルトの完成なのです♪
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残り物同士で組んでみました……さすがにショボい。とは言え、昔の食玩なんて、こんなものだったような気もしますよね。
ちなみに、この組み替え遊びについては、パッケージにもちゃんと記載されていました。
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二種とも電王パスが付いていますが、単にプラ板にシールを貼るだけのものです(しかも片面だけ)。ベルトの操作とは何の関係もありません。
ちなみに、腰に巻くベルト部分はあんまり意味ないので撮影していませんです。ただの樹脂製編みバンドですから。
最初っから、この“合体仕様”で売ってくれれば二個買いする必要ないんですけどねー。
とは言え、それだと千円近い食玩になってしまう? さすがに、それはまずいか。
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実は、「鳴る」ほうは、例のメロディが流れるものだと思い込んでいました。
でも、実際にはスイッチ操作の効果音と音声。そこだけは残念ですが、食玩ですから、しかたないと思います。
五百円の食玩ですから、むしろ合格点でしょう。前作『仮面ライダーカブト』の食玩カブトゼクターも五百円でしたし。
ただ、メロディが無いのなら、せめて「フルチャージ」の音声は欲しかったところですよね。ボタン五回押しとかで。
しかし、これを買ったために、今さらに「DXデンオウベルト」が欲しくなりそうで、困ります。
いえいえ、買いませんよ。今からじゃ探すのたいへんだし、あってもプレミア価格だろうし……。
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庭に出る
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