U.K.ブース2



 
戻る
 
 
 
 このブースでは、TOMYさんの「トミカ」ブランドのミニ・クーパ二種を展示しています。
 詳しくは各キャプションでどうぞ。
 

© TOMY
 
 
トミカ1 トミカ2
トミカ3 トミカ4
 トミカの中ではダントツの超ロング・セラー(シャシーの西暦刻印をご覧あれ)となった「ミニ・クーパ」です。それゆえに、かなりの数のヴァリエーションが出たそうです。ユニオン・ジャック仕様や、ルーフ・キャリア付きなど、いろいろと。
 写真のカラーリングは最終版のもので、ボンネットの白ストライプからしますと、BMC最後のミニとなったローバのミニ・クーパを再現しているようです。
 スケールはトミカでは大きめの“1/50”。これは実車のミニ自体が小さいためでしょうね。基本的にトミカは、タイヤのパーツを車種をまたがって共用しますから。
 サイズがサイズですから、かなり簡素な模型です。ドアは開きません。内装はシンプル。ホイールもトミカの標準パーツです。
 シャシーは金属製です。最終版ミニ・クーパですので「MADE IN CHINA」と刻印されていますが、パッケージの「No.88」に対して、刻印は以前のトミカ外国車シリーズの「NO.F8」のままとなっています。超ロング・セラー故なのです。
 
 トミカのミニ・クーパの欠点として、ルーフに塗料を厚塗りしているためか、経年変化からくる塗料の“ひけ”によるヒビ割れが宿命になっているそうです。妖之佑所有のこれも(写真に写るほど深くはないものの)しっかりとヒビ割れが生じています。例えるなら真冬の諏訪湖で恒例の「御神渡(おみわたり)」みたいなモンですか。(違っ)

 
 
ダンディ1 ダンディ2
 こちらは、トミカよりも大きな「トミカ・ダンディ」シリーズにある「モーリス・ミニ・クーパS Mk-I」です。スケールは“1/43”。
 ヘッド・ランプはメッキ・パーツです。
 足回りは、ミニの街乗り用としては定番の(と妖之佑が勝手に決めている)「Cosmic Mk.1」アルミ・ホイールを再現しているように見えます(間違ってるかも)。
 ルーム・ミラーはフロント・ガラスのパーツにモールドで再現されているだけです。
 
ダンディ3
 ドアが開きます。
 センター・メーターも、ちゃんとあります。
 リア・コンビネーション・ランプは彩色のクリア・パーツです。
 
ダンディ4
 実は――
ダンディ5
 トランクも開くのです!
 
ダンディ6 ダンディ7
 ボンネットを開くとA型エンジンが鎮座しています。
 ボディだけでなく、シャシーも金属製です。刻印には「MADE IN JAPAN」の文字が。

 

 残念ながら「トミカ」のミニ・クーパは既に生産終了です。また、「トミカ・ダンディ」はシリーズそのものが廃止されています。両者とも、どこかで現物を見かけた場合は「お財布と相談の上」という条件付きで「買い」です。
 現在展開中の「トミカリミテッド」と「トミカリミテッド Sシリーズ」へのミニ・クーパの参戦を期待したいところですね。

 
 
逆路 順路

 
 
庭に出る
Copyright © 2005 Ayanosuke.  
All rights reserved.