★ 戻る このブースでは、TOMYさんの「トミカ」ブランドのミニ・クーパ二種を展示しています。 |
トミカの中ではダントツの超ロング・セラー(シャシーの西暦刻印をご覧あれ)となった「ミニ・クーパ」です。それゆえに、かなりの数のヴァリエーションが出たそうです。ユニオン・ジャック仕様や、ルーフ・キャリア付きなど、いろいろと。 写真のカラーリングは最終版のもので、ボンネットの白ストライプからしますと、BMC最後のミニとなったローバのミニ・クーパを再現しているようです。 スケールはトミカでは大きめの“1/50”。これは実車のミニ自体が小さいためでしょうね。基本的にトミカは、タイヤのパーツを車種をまたがって共用しますから。 サイズがサイズですから、かなり簡素な模型です。ドアは開きません。内装はシンプル。ホイールもトミカの標準パーツです。 シャシーは金属製です。最終版ミニ・クーパですので「MADE IN CHINA」と刻印されていますが、パッケージの「No.88」に対して、刻印は以前のトミカ外国車シリーズの「NO.F8」のままとなっています。超ロング・セラー故なのです。 トミカのミニ・クーパの欠点として、ルーフに塗料を厚塗りしているためか、経年変化からくる塗料の“ひけ”によるヒビ割れが宿命になっているそうです。妖之佑所有のこれも(写真に写るほど深くはないものの)しっかりとヒビ割れが生じています。例えるなら真冬の諏訪湖で恒例の「御神渡(おみわたり)」みたいなモンですか。(違っ) |
こちらは、トミカよりも大きな「トミカ・ダンディ」シリーズにある「モーリス・ミニ・クーパS Mk-I」です。スケールは“1/43”。 ヘッド・ランプはメッキ・パーツです。 足回りは、ミニの街乗り用としては定番の(と妖之佑が勝手に決めている)「Cosmic Mk.1」アルミ・ホイールを再現しているように見えます(間違ってるかも)。 ルーム・ミラーはフロント・ガラスのパーツにモールドで再現されているだけです。 |
ドアが開きます。 センター・メーターも、ちゃんとあります。 リア・コンビネーション・ランプは彩色のクリア・パーツです。 |
実は―― |
トランクも開くのです! |
ボンネットを開くとA型エンジンが鎮座しています。 ボディだけでなく、シャシーも金属製です。刻印には「MADE IN JAPAN」の文字が。 |
残念ながら「トミカ」のミニ・クーパは既に生産終了です。また、「トミカ・ダンディ」はシリーズそのものが廃止されています。両者とも、どこかで現物を見かけた場合は「お財布と相談の上」という条件付きで「買い」です。
★ 庭に出る
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